平成22年村上市議会第1回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年1月21日(木曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  議第1号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第7号)                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(2名)   13番   木  村  貞  雄  君    26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        山 北 支 所                   斎   藤   寿   昭   君        産 業 課 長        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名です。欠席の届け出のある者2名です。定足数 に達しておりますので、これから平成22年第1回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。新年明けましておめでとうございます。本年 もよろしくお願いをいたします。さきのハイチ大地震で被災された方々に対しましてお見舞いを申し 上げるとともに、一日も早い復興をお祈りを申し上げます。   本日、平成22年第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しいところ ご出席いただきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、一般会計補正予算1件でありますので、よろしくご審議の 上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のごあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、12番、川崎健二君、20番、小田信人君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本臨時会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成22年第1回臨時会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る1月14日午前10時から委員7名、議長、副議長、事務局長出席の もと、議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日1月21日からあす22日までの2日間といたします。審議日程については、 本日の本会議で議案となる平成21年度一般会計補正予算(第7号)の上程を行い、提案理由の説明を 求めた後、直ちに所管であります市民経済常任委員会へ付託、本日審査をお願いいたします。   あす22日は、10時から本会議を開催、市民経済常任委員長から委員会審査報告を受けた後、質疑、 討論、採決を行うことといたします。   なお、討論の通告は、先例で討論をしようとする者はあらかじめ議長に最終の委員会終了の翌日 正午まで発言通告書を提出するものとなっておりますが、臨時議会最終日に間に合わないため、第1 回臨時会における討論者の発言通告は不要といたしました。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長に申し上げますが、先ほど報告の中で直ちに、質疑をしないで直ちに 委員会付託と言いましたので、そこを訂正して、質疑はやることにしているはずなのですが、それこ こで訂正してください。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 訂正させていただきます。   「提案理由の説明を求めた後、直ちに所管であります市民経済常任委員会へ付託」と言いました けれども、「説明を求めた後、質疑を行い、その後所管であります市民経済常任委員会へ付託」とい うふうに訂正させていただきます。   よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日とあすの2日間としたい と思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は、本日とあすの2日間と決定いたしました。                                              日程第3 議第1号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第7号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第1号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第7号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第1号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、一般会計補正予算(第7号)であり、国の補助事業である森林・林業・木材産業づくり 交付金事業の認定を受け、新潟北部木材加工協同組合が実施する施設等の整備に対し、所用の補助金 を交付しようとするものであります。本事業については、事業主体である同組合の再生計画が決定さ れたことにより、補助事業の認定を受けたところであり、また事業の実施に当たり、一部の施設及び 機械の整備において年度内完了が見込めないため、事業繰り越しの申請期限である今月末までに予算 措置を講ずる必要があることから、このたび提案をするものであります。   同組合は、平成20年12月5日に民事再生法の適用を申請し、提出していた再生計画が民事再生法 第174条の規定に基づき昨年11月18日裁判所から認可され、異議申し立てがなかったことから、12月1 5日に確定をいたしました。このようなことから、同組合の再建により地域材の円滑な流通を促進し、 地域林業、木材製材業の振興を図るため、平成21年度から平成23年度までの3カ年計画により総事業 費5億2,500万円を擁し、計画的に組合で事業を行うものであります。   補正の内容は、再生計画に基づき再建に必要な乾燥加工用施設及び機械を整備するもので、平成 21年度事業費については3億1,500万円を予定しており、財源内訳は国費で約50%、1億4,933万3,00 0円、県費で約5%、1,520万円、市の補助金として約5%、1,500万円、事業主体は1億3,546万7,00 0円を負担し実施するものであり、国、県補助金及び市の補助金分を計上いたしました。このため、 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億7,953万3,000円を追加し、予算の総額を317億3,303万3,000円に しようとするものであります。歳入として、第15款県支出金では1億6,453万3,000円を、第19款繰越 金で1,500万円を追加いたしました。歳出においては、第6款農林水産業費に1億7,953万3,000円を 追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 質疑させていただきます。   前回この議案につきましては時期的に県議会が通ってすぐその上程をしないとだめなのだという ようなお話を部長からいただきましたけれども、県議会ではいつこのことにつきまして採決通ったの でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 県の議会におきましては、今年度の当初予算で予算は計上されてお ります。ただ、民事再生期間中でございますので、これを確定した後でないと実際の事務事業はでき ないというようなことでございまして、今回再生がきちっとしたというようなことで、私どものほう では12月21日付で計画書を提出し、近いうちに県から内示を受ける予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) まだ県からの内示も受けていないうちにこの今市議会のほうにでは上程をし ているという理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 県からは19日付で内示いただいているということで、これを受けて 補助金交付申請しながら、2月1日付で今度繰り越しの関係で県にお願いする予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市の割合が5%、それを繰越金ということで1,500万ほど今上がっているわ けでありますが、例えば車を、同じ例えばカローラとか、そういう車種を買う場合に、そのお店によ って値段はいろいろ、これだけ値引きするよとかいろいろあると思うのですが、この今やろうとして いる事業の中でいわゆる乾燥室をつくり、その中でのボイラーを燃料費がかかるので端材である木材 を今度燃料化にするのだというようなことのご説明は受けました。その機械にしても建物にしても例 えばいろいろな業者からの見積もりをとって一番安いやつに当然するのでしょうけれども、そういっ た審査をきちっと市のほうでも確認した上でその1,500万をつけるということでやっていらっしゃる のでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 事業主体につきましては、市の入札行為と同等のもので私どもは指 導しながら入札執行させていくということで、議員おっしゃるとおり市の現状を十分働かせた中で指 導していくと。それで、最終的には実績によって補助金を交付するという。だから、言ってみれば入 札差額が出た、安くなりましたということになれば、補助金については当然県、国あるいは市の部分 も減ってくるわけでございます。そんなことで、市と同じような執行で事業体が事業を進めていくと いうことで指導をしていく予定でございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。質疑いたします。   今回の補助金と前回までの補助金との決定的な違いという部分なのですが、前回までというのは 組合、事業所等ということで3事業体というか、そういった形でのいわゆる経営基盤の足腰を鍛える という意味での補助金1,200万という意味での出していた部分ございますけれども、今回で一番違う 部分というのは事業所が特定されている。つまりどういうことかというと、新潟北部木材加工協同組 合、すなわちスギトピア岩船に対しての補助金であると。行政の税が執行される場合は、広義の意味、 広義、広い意味、広い意味では公共の利益を損なわないように平等性を確保してやるべきだろうとい うところはありますけれども、一番望まれない補助金の出し方なのです、実を言うと。狭義の意味で す。狭い意味で。そういう部分からすると、決定的な違いはそこにあるのだろうと思いますので、こ れは恐らく委員会の中でもそういうところを踏まえて審査されるべき問題ではないかなとは思います。   そこで、私11月の末に個人として情報公開条例に基づいてスギトピア岩船さんに対してのいわゆ る設備関係の公開してくれないかと、いわゆる平成12年、13年、14年度に実施された補助金として約 14億円がそこに入ったわけですが、それの情報公開を求めました。そして、12月の3日でしたか、5 日でしたか、ちょっと忘れましたが、そのときにその内容を私としても見させていただいて、12年、 13年、14年の総額、21億5,712万9,000円の内訳を機械設備として見させていただきました。何を言い たいのかというと、固定資産税、これ全部今回も設備にかかっていくわけですが、この事業所の固定 資産税、19年度、20年度、21年度分の状況を教えていただきたい。つまりこれは何を先ほど以来言っ ているかというと、ただ単に多くの人が対象にされる補助金ではないのです。その事業所に向けての 設備に対する補助金なのです。私は、これ以上はもう目いっぱいだろうというとこまで来ていますが、 ただし民事再生法という形の中で社長もかわり、代表もかわりやっていくということであれば、その 今までかけたお金に対して、設備に対してのどんなふうに行政としてそれが戻されているのか、いわ ゆる固定資産税として、という意味で、それを知らないことには今度の設備に対して、はい、いいで すよ、はい、どうぞというわけにも私はいかんだろうと、こういうふうに思いますが、19年度、20年 度、21年度分の我が当市に入っているスギトピアからの固定資産税の状況についてお聞かせいただき たい。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 税額等について私手元に持っておりませんけれども、個々の税額につい て特定した分でこの場で申し上げるというのは控えさせていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、それちょっとおかしいと思うのですけども。19年度、20年度、21年度 分の固定資産税の納付状況はきちんと出してもらわないと。また設備の補助金にするわけですよ。時 間かかってもいいから、それ出してください。当たり前の話ですよ。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 今調べるうんぬんよりも、個人的なそのものについて私のほうから申し 上げることはできませんということでお願いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) ということでありますので。 〇16番(姫路 敏君) 議長、これ質問というよりも動議いたします。この件に関してみれば。動議 いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 動議の内容を言ってください。 〇16番(姫路 敏君) しっかりと行政が…… 〇議長(佐藤宮吉君) 動議の内容を具体的に。 〇16番(姫路 敏君) 固定資産税の19年度分、20年度分、21年度分、過去3年間にわたる、今年度 分も含めて、それをしっかりと提示していただきたいということを動議いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただ今の動議に賛成する方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 〇議長(佐藤宮吉君) 暫時休憩します。議会運営委員は議長室にご参集願います。           午前10時19分  休 憩                                                        午前11時09分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 休憩中に議会運営委員会を開催し、本動議の取り扱いについてご協議いただ きましたので、議会運営委員長からその協議の結果についてご報告願います。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 議会運営委員会の協議結果についてご報告申し上げます。   ただいまの姫路議員の動議については、個人情報の保護の面から市民部長が答弁できないもので あります。この議案は、市民経済常任委員会に既に付託することとしたことから、委員会の中で審査 することとなります。ただいまは質疑ですので、審査の段階での議論とすべきものと結論となりまし た。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 質疑ございますか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでした。ちょっとお伺いいたします。そして、確認させていただ きます。   個人情報保護から市民部長答弁できず、委員会に付託されておりますので委員会で審査をという ようなことのたしか報告だったと受けとめたのですが、つまり委員会だったら担当部長あるいは担当 課長が答弁できるということなのですか。それとも、委員会でも個人保護の関係から担当部長、担当 課長は委員会であっても回答はできませんということなのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 理事者側のほうから組合のほうにこういうような情報について 公表してもいいかという許可をいただいて、了承してもらったらある程度のことは公表できるという ことになるのではないかというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、委員会の審査の中で委員から補助を申請している、そういっ た補助の対象になっているところのやっぱり実務状況をしっかりと財政状況を知りたいというような ことで委員会の委員からその要望が出て、それがそうしていただきたいという声が一致すれば、それ は組合に担当から連絡をとって、そしてオーケーが出ればそこで回答ができると受けとめてよろしい のですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) そのとおりです。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ありがとうございました。突然私のほうで動議という形で出したも のですから、バタバタしたとは思いますけれども。   私の気持ちだけひとつあれなのですけれども、2年ぐらい前に補助金出したときに、当時スギト ピアでは究極な状態だったわけですよね。そこで、固定資産税も滞納していたところに我々議会は補 助金をということを決めたわけです。ですから、つまり私の言いたいことは、そのときの状況を繰り 返してはいけない議会が必要だという意味合いで直近の状況というのを聞かせていただきたいという 意味を申し上げたのです。部長、課長のほうからは、委員会付託までに取りそろえられる状況と、あ と資料が出せればという思いで動議かけましたので、長いこと大変申しわけございませんでした。私 も了解いたしましたので。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   そのほか補正予算の質疑ございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) すみません、1つ目の質疑でごたごた言いまして申しわけございませんでし た。   質疑2点目です。これらの設備を補助して設置して今後復活、復興していただきたいという思い が私にもございます。ただ、その補助金そのものが設備で使われていくとするならば、今後2年、3 年、4年、5年、そこまではあれですけれども、固定資産税というのがそのいわゆる行政として補助 金は出すけれども、ただそういう部分についての設備、固定資産税として幾らぐらいずつ上がってく るのか、試算の状況を教えていただきたいなと思います。約このぐらいずつ毎年補助金出していたけ れども、このぐらい上がってくると、事業税も含めてですね、その辺ちょっと教えていただけますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今のこの3年間の計画で設備をする、それに対して固定資産税がどのくらい 上がってくるかということですか。税務課のほうで大体パーセンテージがあると思いますので、答え させます。 〇16番(姫路 敏君) 委員会のときまででちょっと試算してもらえばいいですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) では、委員会のときまでということの質疑でありますから。よろしいですね。   市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 今の税額についてということでございますが、税額についてもその範疇、 先ほどお話しした範疇、地方税法の知り得たものということに合致しますので、税額についても私の ほうから申し上げるということは控えさせていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 部長、パーセントなのです。額でなくて。 〇16番(姫路 敏君) いいですか。この設備決まっているのですよ。1年目高温乾燥機、低温乾燥 機とかというのが値段が決まっているでしょう。これを補助するのですよ。この機械のために。そう すればこれが出てくるでしょうというの。スギトピア岩船の全体の固定資産税を聞かせてくれと言っ ているのでないのですよ。このいわゆる狭義の意味での設備を提供していくわけですよ、1団体に。 そうすればこの設備が償却するまでの間、固定資産税として我々出した税金がどのように戻ってくる のかという、それが何でここに、個人情報保護に当たるのですか。そんなのはちゃんと委員会のとき までに出してくださいよ。どうですか、部長。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) はい、範囲内で調べて報告します。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 最後の3点目。   スギトピアのこの前の状況の中で、社長の口からも出ておりました。というのは、毎月、毎年の 仕入れと販売の状況から追っていくと非常に仕入れる材木のその金額が、いわゆる商売ですから低く 抑えて、そして高く売ると。ところが、疑問に思ったのが、地元産の杉はどのぐらい使っていますか という答弁の中で、3割、3割弱という言葉を出していました。いいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路議員に申し上げます。質疑の段階でありますから、その点考慮して。 〇16番(姫路 敏君) 質疑している、だから。聞いているのです。したがって、そのいわゆる補助 金を出してこれだけの設備をする中で、我々の税金、使った税金が生かされる部分でも地元産杉が10 0%に近いような状態に持っていこうというのは行政から最大限いわゆる指導していただきたい。山 北の杉、これが100%に近い状態に仕入れて使われていくことをやっていただきたいと。どうですか。 それだけ最後に答えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 素材等級については、私どもとしても全部県産材あるいは市産材と いうことで先般12月に等級会議も開いておりますし、各森林組合にも要請し、新しい単価表も今組合 が交渉して、これで買い取るからというようなことで対応しますので、これからは間伐材含めて私ど もは一生懸命やる予定でございます。 〇16番(姫路 敏君) お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) お伺いいたします。   現在補助金について今ここ議会で審議中ですけれども、この例えば補助金が21年度の申請ですよ ね、対象ですよね。そうした場合、一般的にはちょっとこの、補助金といいますと前年度にある程度、 計画がある程度出されて、そして当初予算で予算づけして、そしてその予算、当初予算が通りますと その後正式な補助申請が出されて、そして1年間のその事業の内容を見て、1年間過ぎて、そして最 終的には交付決定をして3月末ぐらいに交付金を払うというのが補助金の多分一般的な私の受けとめ 方なのですが、今回の場合は設備機械というのが対象のようですが、その流れは一般的なそういう流 れとはまた異質というのでしょうか、特別的な扱いがされているものなのでしょうか。その辺ちょっ とご説明お願いしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 本来であれば議員おっしゃるとおりのスケジュールでございます。 ただ、この事業体につきましては民事再生というような経緯がございまして、一応5月からさまざま 検討し、12月に申請し、決定になったわけでございますけれども、再生中には補助事業というものは これはうまくないというので県から指導を受けていまして、再生終わった後、再生化計画にのっとっ たものをすべきだというようなことで、今の計画の中にも設備投資の再生計画の中にも盛り込まれて いるわけでございますので、裁判所で再生を認めるということから今スタートしたものですから今の 予算をお願いしているわけでございますし、3月まで履行できる部分と、それから翌年度に繰り越す 部分と、これらはまた事業内容によって翌年度に繰り越しというようなものも県のほうへお願いする 予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 交付金、ですからこれがもし通れば、対象のこの北部木材加工協同組合に対 して交付金はですからいつ執行になるのですか。その過程として。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 事業完了後でございますから、今年の6月あるいは7月ころ、事業 を全部検査した結果交付するようなことになります。3月までの交付は部分的にリフト、フォークリ フトなんかは3月に購入できますけれども、建物は翌年度、22年度にまたがる事業申請をするわけで ございますので、本年の6月か7月ころの交付になるというようなことでございます。 〇22番(相馬エイ君) はい、3番目ね。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、今説明のようにコーフリフトって言いましたっけ、フォーク リフトね、それは当然あるのを買えばいいわけなのでしょうけれども、そうだったら例えば当初予算 の段階でのその補助金申請、申請というか、対象にこういう形で臨時会でこの時期にこういう審査を 議会でどうしてもしねばないという理由は何です。例えば当初予算の中に組み入れるということは不 可能だったのでしょうか。その辺ちょっとどうなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 本事業は、21年度計画の部分でございます。そういうことで今回直 訴お願いして、今月末に県のほうへ事業の繰り越し申請をするということで、22年度の当初予算では 国の予算も21年度、県も21年度、市も21年度だということで21年度の、22年の当初予算にはだめだと いうことで事業認定を受けているものでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第1号については、予算付託表のとおり、会議規則の規定によ って市民経済常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれで散会いたします。 あすも本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午前11時25分  散 会