平成21年村上市議会第4回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成21年12月2日(水曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願       第 5  請願第 9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地域の見直             しを求める請願                           第 6  請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する請             願                                 第 7  報第 15号 専決処分の報告について                            報第 16号 専決処分の報告について                            報第 17号 専決処分の報告について                            報第 18号 専決処分の報告について                       第 8  議第168号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第169号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 9  議第170号 村上市基本構想の制定について                         議第171号 市の境界変更について                             議第172号 字の変更について                               議第173号 村上市防災行政無線(同報系)設備デジタル化統合工事の工事請負変更契             約の締結について                               議第174号 村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定について               議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 市道路線の変更について                       第10  議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)                 議第180号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)           議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)            議第182号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)           議第183号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)          議第184号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第185号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)         議第186号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)            議第187号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)           議第188号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)           議第189号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)                                                      〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   29番   板  垣  一  徳  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        教  育  部                   百   武   勇   一   君        生涯学習課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成21年第4回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成21年村上市議会第4回定例会を招 集いたしましたところ、議員の皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありが とうございます。   本日提出いたしました議案は、専決処分の報告4件、人事案件2件、基本構想の制定1件、境界 変更1件、字の変更1件、工事請負変更契約の締結1件、条例の一部改正1件、指定管理者の指定3 件、市道路線の変更1件、補正予算11件の合わせて26件であります。いずれも重要な案件であります ので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつ といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、5番、川村敏晴君、25番、小野七五三君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成21年第4回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る11月25日午前10時から市役所第1委員会室において、委員7名、 議長、4常任委員長、総務部長、総務課長及び議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたし ました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日12月2日から12月18日までの17日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明を求め、質疑の後、各委員会へ付託いたしま す。   12月4日、7日、8日、9日は一般質問を行います。   なお、9日は一般質問が1名のため、質問終了後本会議において議第170号 村上市基本構想の 制定についての審議をお願いすることといたします。第1次村上市総合計画基本構想については、8 年間の将来にわたる重要案件であり、慎重審議が予想されることから、各常任委員長に了解をいただ き、16日の本会議も予定に入れてありますので、議員皆様の活発な審議を期待いたします。   この審議方法については、11月25日の議会運営委員会において次のように決定いたしました。質 疑の回数制限はしない、質疑時間は一般質問の例により、答弁を含め50分以内とする、質問席から退 席後の再質疑はできない、以上です。この決定事項については、11月25日議会運営委員会終了後、会 派代表者に連絡いたしてありますので、ご協力をお願いいたします。   なお、一般質問同様に、質問時間終了5分前にブザーで予告することといたします。   12月10日、11日、14日、15日は、各支所旧議場を使用して各常任委員会を開催いたします。   10日は荒川支所で総務常任委員会、11日は朝日支所で市民経済常任委員会、14日は神林支所で厚 生文教常任委員会、そして15日は山北支所で建設企業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会 中審査をお願いすることといたします。   12月18日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提出議案の採決を行い ます。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、総務常任 委員会及び市民経済常任委員会でそれぞれ閉会中に審査となっておりました請願第8号及び請願第9 号はそれぞれ単独上程とし、各委員長より審査結果報告を受け、質疑、討論の後、採決といたします。   なお、請願第8号は、審査結果が一部採択であることから、請願事項ごとに採決することになり ますので、ご注意ください。   今定例会の請願第11号については単独上程とし、紹介議員から補足説明を受けた後、市民経済常 任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名は省略させていただきますが、報第15号から報第18号につ いては一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   議第168号、議第169号は人事案件につき一括上程、一括質疑の後、討論を省略、即決といたしま す。   議第170号から議第178号の9議案については一括上程し、議第170号については先ほどの報告の とおり9日、16日の本会議において質疑、討論、採決をお願いいたします。議第170号を除く8議案 について一括質疑の後、議第171号から議第173号までの3議案については総務常任委員会へ、議第17 4号から議第176号までの3議案については市民経済常任委員会へ、議第177号から議第178号までの2 議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第179号から議第189号までの11議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第179号 平 成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)については、4常任委員会へ分割付託いたします。議第 180号については総務常任委員会へ、議第181号については市民経済常任委員会へ、議第182号から議 第185号までの4議案については厚生文教常任委員会へ、議第186号から議第189号までの4議案につ いては建設企業常任委員会へそれぞれ付託、審査をお願いいたします。   次に、一般質問の通告は、11月27日正午で締め切ったところ、16名の通告があり、12月4日、7 日、8日にそれぞれ5名、9日に1名が本会議において一般質問を行うことといたしました。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は12月16日、その他の意見書の提出期限は 12月9日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。おはようございます。継続になっていたこの請願の付託委 員会のやつの採択はいつ。           〔「採択は」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) 採択というのは、議会での採択。           〔「きょうです。きょうですね」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) きょうやる。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) きょうの日程に載ってましたか。すみません。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) すみません、違うのを見てた。ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から12月18日までの17日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から12月18日までの17日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。第3回定例会でご報告を申し上げた以後、配付報告書のと おり、火災は建物火災5件、その他1件でありました。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては配付報告書のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。特にこ のたびは松原町1丁目の故塚田コト様からは多額のご寄附をいただいたところであり、故人のご遺志 に沿うよう市の教育、福祉の向上のために活用させていただくための方法について検討中であります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   11月12日、医療法人佐藤医院様からミュージカル「火の鳥」のチケット大人券、子供券50枚ずつ ご寄附がされたようであります。朝日チャンネルを通じて朝日地区の小中学生と保護者を対象にとい うことで先着順50名様無料贈呈いたしますというお知らせをしたようでありますが、この当日相当な 方が「火の鳥」を見て盛大に終わったようでありますが、この合わせて100枚、これの券の消化はど のようだったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇教育部生涯学習課長(百武勇一君) 券の消化についてですが、まだ今整理中でございますが、大 体30名程度と、30組ということで中間的な報告はいただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご厚意ですので、それを無駄なく処理するということは大事なことだったの だと思うのですけれども、市民の多くの方がこの「火の鳥」の券では販売に協力をしていたと、その 同じ教育委員会で寄附をしていただいたからということで、朝日地区の子供たちにこういう形で無料 で配付をするという行為があったという点では、やっぱり一部の券を扱っていた方々から配慮が足り なかったのではないかなという声も聞こえておりますが、耳にしているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇教育部生涯学習課長(百武勇一君) ただいまの件は、こちらのほうに耳に聞いております。確か にそういうご寄附に沿うために告知した部分と、それから一般的に販売をお願いしている方とのその 辺のところの配慮がちょっと足りなかったという点についてはおわび申し上げます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 寄附金のことについてちょっとご質問させていただきたいのですが、このた び5,000万という非常に多額の寄附をいただきまして、非常に市としてはありがたいことだとは思う のですが、こういう寄附金をいただいた際、多額だろうが少額だろうが同じ寄附金の、お返しという のは別にないのでしょうけれども、例えばそういった市のほうから何か規定みたいな、感謝状をやる とか、何かそういったものというのは、これ寄附金行為の場合は何かそういう規定はあるのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 市のほう賞条例の中で、100万以上の寄附をいただいた方には感 謝状を贈呈する規定になってございます。 〇3番(本間清人君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関 する請願を議題といたします。   本件は、総務常任委員会に付託して閉会中継続審査願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。9月定例会で継続審査となっておりました 請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願について、10月15日午後2 時より委員全員の出席をいただき、理事者側と議会事務局長出席のもと第1委員会室において審査を 行いました。その結果、要望事項の1、大滝徳弥氏宅裏側にある山林の平たん部に避難場所を設置し ていただきたい、は採択、要望事項の2、夕日会館の南側駐車場周辺と大滝徳弥氏宅周辺間に踏切ま たは地下道の設置を進めていただきたい、要望事項の3、上記避難場所と踏切または地下道間に避難 道を設置していいただきたい、の2項目については不採択と決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。紹介議員の立場からちょっとお話を聞きたいのですが、 3月に同様のもののいわゆる請願を出されて、委員会としての判断は趣旨採択ということでした。そ のときに指摘された事項として、地番があやふやであると。ということは、私確認したのは、地番が なければいいのかということには賛同されていたのですよ。委員会として。ところが、では地番をと って出そうという行為をいわゆる9月にされたわけですが、3月のすぐ6月ではあれなのでというこ とで9月にされたわけ。ところが今度矛先が違ってきて、いわゆる2番、3番というのは不採択すべ きものという判断は、それは慎重審議されたのでしょうけれども、ではそれとの兼ね合いはどういう ふうにお考えですか、委員長として。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) この点につきましては、委員会の皆様方とご相談をいたしました 結果、1の部分については住民、あるいはまた観光客等ございますので、避難場所の確保については 問題はないという意味から採択となったわけでございますが、2と3についてはJR側の方針、JR としての考え方が示されない以上、委員会としてもその判断をすることが難しいのではないかという ような観点から、私個人でJR東日本新潟支社に行ってまいりました。その結果、委員会の方々にこ ういうふうなお話でしたということで私のつくった文章をそのままJR東日本に送っていただいて、 これで間違いないでしょうか、会談の内容はこれでよかったでしょうかということを問い合わせをし た結果、一部修正されてあなたと協議した結果はこういうことですというものが返送されてまいりま して、そのものについても委員会の皆さんに配付をした結果、委員会としてJRとの交渉とか、そう いうような面についてなかなか難しい面があるのではないかというような観点から不採択と、直接で きるものとできないものとがあるのではないかというようなことからそのような判断をいたしたと思 います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、私のちょっと聞いているのと少しちょっとずれているのですけれど も、いわゆる同じ文面なのですよ、すべて。同じ文面で、すべて同じ文面で、抜いてあるのは地番の ところなのですよ。つまり3月の委員会の審査の中では、その今いわゆる委員長の言われているのは 何ら問題になっていないのですよ。何ら問題になっていない。議事録見てもおわかりです。何の審査 もされていない、それは。ならば、そういうのも私がそこの3月の委員会のときに紹介議員での話も 聞いた中でそういうところも指摘されるべきだっただろうと私は思うのです。やみくもに請願を上げ てくるわけではないので、恐らくそこの地域住民の声なのだろうと、地域住民だけでJRと交渉して いてもはかいかないと、だから行政が窓口になってJRとも交渉していただきたいということがその 思いの中にあったのだろうと私は推測いたします。だから、動いていただきたい、行政に、動いてい ただきたいためには議会に了解してもらいたいという請願の趣旨がそこにあったのだろうと。今この 内容について見れば、慎重に委員会で審査されて、またその紹介議員としてそこで説明したという経 緯もございますので、これは委員会としての審査なので、それをどうだこうだと言っても始まりませ んが、ただその思いだけは委員長にも何とか伝わっていただきたいと思います。いかがですか、最後 に。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) 確かにおっしゃるとおりでございまして、3月の定例会におきま して趣旨採択といたしましたゆえんは、地番がはっきりしないというようなことだけれども、先ほど 申し上げたとおり住民、観光客の避難場所を確保することはいいのではないかという意味合いで趣旨 採択としたものであり、2と3とを全部ひっくるめての趣旨採択であったというふうに明記はされて いないはずですし、なお項目ごとに、では何と何がどういうふうなのかということについては、やは りJRとだれかが行って話を聞いてこなければ進展しない問題ではないかというような意味合いもあ って、2と3不採択と、一部採択になったというふうにご理解をいただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 一つでも採択されればよしと考えておりますが、とりあえずそういう住民サ イドの思いを委員会としてもちょっととらえていただきたかったというのがあります。   以上ですが。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件に対する委員長報告は、要望事項の1が採択、要望事項の2及び3が不採択です。よって、 要望事項ごとに起立により採決いたします。   最初に、請願第8号のうち、要望事項の1、大滝徳弥宅内(桑川881番地)裏側にある山林の平 たん部に避難場所を設置していただきたいという部分を採決いたします。   要望事項の1に対する委員長報告は採択です。要望事項の1は委員長報告のとおり決定すること に賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第8号のうち、要望事項の1は採択することに決定しました。   次に、請願第8号のうち、要望事項の2、夕日会館の南側駐車場周辺と大滝徳弥宅周辺間に踏切 または地下道の設置を進めていただきたいという部分を採決いたします。   要望事項の2に対する委員長報告は不採択です。要望事項の2を原案のとおり採択することに賛 成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立少数です。   よって、請願第8号のうち、要望事項の2は不採択とすることに決定しました。   最後に、請願第8号のうち、要望事項の3、上記避難場所と踏切または地下道間に避難道を設置 していただきたいという部分を採決いたします。   要望事項の3に対する委員長報告は不採択です。要望事項の3を原案のとおり採択することに賛 成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立少数です。   よって、請願第8号のうち、要望事項の3は不採択とすることに決定しました。                                              日程第5 請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地            域の見直しを求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは 税率と賦課地域の見直しを求める請願を議題といたします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して閉会中継続審査願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。ただいま上程されました9月議会で継 続審査となっておりました請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦 課地域の見直しを求める請願の審査のために、本委員会は去る11月10日午後2時から第1委員会室に おいて委員8名全員、副市長及び市民部長並びに都市整備部長、担当課長、議会事務局長の出席のも とに委員会を開催しました。   審査結果から申し上げますが、審査結果については趣旨採択すべきものと決定した次第でありま す。   その審査の概要と経過について申し上げます。最初に、請願第9号を議題とし、担当部長及び課 長から補足説明を受けた後、審査を行いました。委員からは、都市計画税は昭和51年度の創設以来、 平成2年、平成5年、平成14年と拡大と改正の経緯があるが、当然用途地域のインフラ整備が必要と して導入されたと思うが、その経緯は、との質疑に、旧村上市では50年代に入り都市計画街路事業や 都市公園事業及び都市下水路事業などが盛んに進められ、その事業費に充当するということで実施さ れてきたものと思うとの答弁であります。   また、委員から、現在の課税区域は国道7号で仕切られているが、現在に至るまでにこの区切り 方について検討されたことがあるのかとの質疑に、都市計画税の課税区域は用途地域に昭和51年度か ら指定されている国道7号から西側になっている地域で、事業採択された地域であるとの答弁であり ました。   また、委員からは、この市民経済常任委員会は税がいいのか、悪いのか、または税の減額をする といった決定権はあるのかという質疑に、決定権はないが、委員会で審査をし、委員会としての意見 を本会議に諮るものであると答弁をいたしました。   また、委員から、請願の中で都市計画税の撤廃と見直しの言葉を切り離すことができないのかと の質疑に、議会本会議で市民経済常任委員会に付託されたものであり、切り離すことはできませんと の答弁をいたしました。   また、委員から、どういう税であっても公平感は必要である、都市計画税の検討プロジェクト会 議が開催されているようだが、その作業進度はとの質疑に、10月21日に第1回の会議を開催し、問題 提起や課題及び方針案等を検討した。11月27日の第2回の会議では、これら問題や課題を整理し、税 率の検討なども予定している。さらに、第3回目の会議を経て議会にも報告をし、3月に方針を打ち 出し、平成23年度からの実施に向けて進めていきたいとの答弁でした。   また、委員から、現在0.2%の一律課税であるが、課税標準額の多さによって税率の免除はでき るのかとの質疑に、最高標準税率は0.3%と決まっているが、村上市では標準税率0.2%としている。 課税標準額が多いからといって税率の免除は税法上できないとの答弁でありました。   また、委員から、村上市として目的税であるこの都市計画税がどのように使われてきているのか という質疑に、都市計画事業費として全体で使っているが、平成20年度では都市計画事業費総額7億 6,392万であり、そのうち23%に当たる1億7,500万円余りが都市計画税であり、残りは普通の税収か ら充当しているとの答弁でした。   委員から、現在の村上市としてこの都市計画税徴収を可とするものか、不可とするものか、その 考え方はとの質疑に、大変難しい問題であるが、今まで旧村上市内で可として都市整備事業や街路事 業、下水道事業等に充ててきた財源であります。今回合併によって不公平感があると言われているこ とも承知しています。今後検討委員会で重要な財源であることも含め、市民の一体感を求めて検討し てまいりたいとの答弁でした。   また、委員から、今までの事業実施から考え、撤廃は無理だと思うが、見直しを求める趣旨には 賛成であるとの意見でした。   また、委員から、都市計画税を撤廃することによって都市計画事業に遅れが出る懸念があるし、 また都市計画区域の見直しが進められている中で、撤廃ではなく見直しを求める趣旨には賛成である との意見でした。   また、現在検討プロジェクト会議が開催されているさなかであるが、より公平感の持てる税体系 を望み、撤廃ではなく見直しを求める趣旨には賛成であるとの意見でした。   以上で意見を求めましたが意見もなく、審査を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採 決の結果、請願第9号は報告しましたとおり起立全員で趣旨採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 委員長、お疲れさまでございます。この請願に関しまして、上がってきてい るその方々のお名前が区長の連名で上がってきたわけですが、今回のその都市計画税にかかわる地域 の区長様全員のご署名がされていましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 詳細に照会をしたわけではございませんが、全員という形で はなかったのかなというふうに思っております。村上市の、旧村上市ですか、の区長さん方それぞれ の集落ごとの区長の名前はなかったのかなというふうに思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 当然税金ですから、国も県も市も町もすべてそういう税金で事業をなされる わけです。今回の請願に関して、その請願の趣旨だけを当然審査をするわけでありますが、税金を取 られているのは別に区長様だけではなくて、そこに住んでいる住民全員が取られているわけでありま す。例えば回覧等でその住民の方に区長会としてはこういった内容で議会のほうに提出をしたいと思 うが、各住民の方でも賛同いただける方は署名をしていただきたいというようなことがあればもっと 住民の方にも知らされていく請願になったのだろうと。そういったことは、委員長のほうでは何か審 査、もしくはお考えございませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 継続審査という流れの中で、その期間中私も私なりに聞いた 経緯があるわけでありますが、やはり当初こういった形で用途地域を指定し、そしてまたそれがある ために事業採択になったという意識の方も何名かおられました。そんなことで、このものについては 当時はやむを得ないことと、事業を進めていく中で一刻も早くという思いのほうがあったという認識 もいたしました。ただ、先ほど申し上げましたように、合併をし、ほかの地域との比較もできること から、この税への不公平感というものが増大されたと委員会の中でもそういったご意見もございまし たし、あくまでも税は公平でなければならないという建前のもとに、この見直しの趣旨には大賛成で あるという意見でありました。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。1つ目なのですが、請願の文章の件なのですが、委員長の 報告の中には撤廃という言葉が少し気になるところもあったように、審査の中ではあったのだと思う けれども、AもしくはBということ、AオアBというように文章は成立していると思うのです。Aオ アBということは、AかBかということをお願いしたいという文章なのです。当然それが一体化にな っているので、最初のいわゆる撤廃していただけないかというところは賛同できないよね、でも見直 しをするというところは賛同できるよねというのであれば採択なのです、普通。文章的には。ところ が、何かAアンドBみたいに文章をやられておるのかと。AもBも、AとBではない、だから私的に 言えば、文章のあり方の問題もあるのでしょうけれども、撤廃していただきたいという気持ちは表に 何歩も進んでいるんだろうと思います。ただ、委員会として見れば、撤廃ということになれば少し財 源的なところもあるし、今の事業がどうだということもあるのだろうしということで撤廃をはねたと いうことなのでしょうけれども、撤廃という言葉がなくなれば思い切って採択できたように感じられ ますが、いかがですか、その辺。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 撤廃、あるいは見直しということも委員会の中でも議論され ました。姫路議員おっしゃられるように、撤廃がなければという思いの方も何名かおられたように私 は感じております。ただ、私個人的には都市計画税の見直しという表題の中で、そういった要望、請 願事項1、撤廃、2、見直しと、もちろん見直しの中には撤廃も含めるのでしょうけれども、そうい った形であれば先ほどの報告のように2は採択といったことになるのでしょうけれども、今までの事 業の流れがあるわけでありますから、この事業実施によって採択された事業もそれぞれあるわけであ りますから、撤廃ということにはちょっと抵抗があるということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 税の公平性から言うと、今までの旧村上市の場合ですといわゆる人口の多い ところは税金、税収も多いわけですよ。税収も多い。村上市の範囲の中で、その中でいわゆるかかっ ていないところの当時の集落というか、エリアもございましたが、それはいわゆる人口的には密集し ているところよりも少なかった。それで、事業をやっていくのにお金的に大変だろうということで、 そこで賦課をかける。それが都市計画税という形で変わっていただくと。それだけでは足りないので、 いただく。それは、旧村上市民の中では了承されていったのだと。ところが、合併しました、当然そ れがなくても、いいですか、それがなくても人口密度の高いところからは税はいっぱい取れているの ですよ。だから、税の公平性から言うと、それがなくとも税はそれに還元してやらなくてはいけない、 基本的に。そうなるとバランスがとれなくなる。つまり集落の、遠い集落に行けば税の徴収以上に、 税が上がってくる以上にお金を税金をかけなければいけない。という状況を考えてみると、その税が なくても当然税が上がってくるところにはそれだけのものを与えなければないのですよ。ところが、 その税を与えるところが、集落のほうが取っているところよりも広くなってしまっている、今。だか ら、見直しをしてくれということなのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路議員に申し上げます。意見が大分入っているようでありますので、あく まで委員長に対する…… 〇16番(姫路 敏君) わかりました。ちょっと長くなりました。了解。   いうことなので、趣旨採択で結構でございます。とりあえず委員の皆さんにはご苦労さまでござ いました。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第9号を起立により採決いたします。   本件に対する委員長報告は趣旨採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の 起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第9号は趣旨採択することに決定しました。                                              日程第6 請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に             反対する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FT Aの推進に反対する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら発言を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) ただいま上程されました請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求 め、日米FTAの推進に反対する請願。請願者は、農民運動新潟県連合会、代表者町田擴さんであり ます。住所、新潟市北区葛塚3316。   請願趣旨を読ませていただきまして、説明にかえさせていただきます。   FAO(国連食糧農業機関)は、先般、飢餓人口が10億人を突破したことを公表し、「金融危機 が途上国を含む多くの国の農業に悪影響を及ぼし、食糧危機は、今後ますます深まる恐れがある」と する警告をしています。農水省も、「世界の食糧は、穀物等の在庫水準が低く需給がひっ迫した状態 が継続する。食料価格は2006年以前に比べて高い水準で、かつ、上昇傾向で推移する」と分析してい ます(「2018年における食糧需給見通し」09.1.16)。   現に、昨年の大暴騰以降、一時、下落傾向にあった穀物の国際相場が再高騰の流れにあり、世界 の食糧需給は以前としてひっ迫した状況にあります。   こうしたなかで明らかなのは、これまでの輸入自由化万能論の立場では、深刻な世界の食糧問題 は解決できず、それぞれの国が主要食糧の増産をはかり、食糧自給率を向上させる以外に打開できな いということです。   こういう事態は、農産物貿易の全面自由化と生産刺激的な農業補助金の削減・廃止を世界の農業 に押し付けたWTO農業協定路線の見直しを強く求めています。   また、WTO路線を前提にした2国間・地域間の協定であるEPA・FTA路線も同様に見直さ なければなりません。   前政権は、2010年に向けたEPA工程表を打ち出し、既にメキシコ、タイ、フィリピンなどとの 協定を発効させ、オーストラリア等との交渉を行ってきました。また、現政権を担う民主党は、日米 FTA交渉の促進を総選挙マニフェストで打ち出しています。   日豪、日米のEPA・FTAは、日本農業に壊滅的打撃をもたらすことは明らかであり、到底、 容認できません。特に日米FTAについて民主党は、主要農産物を「除外する」といいますが、相手 国のねらいは農産物の関税を撤廃することであり、一旦、交渉が始まったら取り返しのつかない事態 を招くことが懸念されます。   今、求められることは、食糧をさらに外国に依存する政策と決別し、世界の深刻な食糧需給に正 面から向き合い、40%程度に過ぎない食料自給率を向上させる方向に大きく踏み出すことと考えます。   以上の趣旨から下記の事項についての意見書を政府関係機関に提出することを請願いたします。   請願事項。これまでのEPA・FTA推進路線を見直すとともに、アメリカとのFTAは交渉は 行わないこと。   皆さんの十分なご審議を期待しております。紹介議員、私、相馬エイであります。どうぞよろし くお願いいたします。           〔「すみません」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) どうぞ。議事運営。           〔「議事運営」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) どうぞ。発言を許します。 〇18番(滝沢武司君) 議長の指示は、補足説明があったらという指示だったと思うのです。今聞い てみますと、そのまま本文どおりということだったら何ら補足でも何でもないという形になるのです けれども、この辺の取り扱いについては議会運営委員会でもう一度しっかりと討議をしてもらいたい という要望を兼ねて議事運営についての要望といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 今後検討をさせていただきます。   ただいま議題となっています請願第11号については、会議規則の規定により請願文書表のとおり 市民経済常任委員会に付託いたします。   午前11時10分まで休憩します。           午前10時54分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                                              日程第7 報第15号 専決処分の報告について      報第16号 専決処分の報告について      報第17号 専決処分の報告について      報第18号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、報第15号から報第18号まではいずれも専決処分の報告についてで あります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第15号から報第18号までの4件についてご 報告申し上げます。   これらについては、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分いたしたものであります。事 故の状況については記載のとおりでありますが、報第15号は水道料金徴収業務中、庄内町地内T字路 で左折車両の進路確保のためバックした際、後方に停車中の相手方車両に公用車両の後部が接触し、 損傷させたものであります。   報第16号は、救助出動のため救助工作車が笹川地内で発生した交通事故の現場に向かう途中、道 路左側に寄り過ぎて道路わきのデリネータポールに接触したものであります。   報第17号は、塩谷地内において消火栓の表示板が腐食のため根元で折れ、路上に駐車中の相手方 車両に倒れ、損傷させたものであります。   報第18号は、坂町地内の市道南大通り線の街路樹、ヤマボウシにすす病が感染し、その菌が街路 樹わきに飛散し、相手方の展示車両に付着したものであります。   これらはいずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。特に職員には車の運転と事 故防止については機会あるごとに注意を喚起してきており、このたびも当事者も含め管理職員に対し 厳重に注意を行ったところであり、さらに徹底してまいります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) それでは、伺います。   初めに、報第17号ですけれども、これは塩谷地区に起きた事故なのですが、この損害賠償の請求 に関してですけれども、例えば証人とか写真とか、それらの関係でどんなふうに請求が来るのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 神林支所長。 〇神林支所長(田村 豊君) 具体的なことのようでございますので、私のほうから答弁を申し上げ ます。   この件につきましては、風による、根元が腐食しておったということで、風により倒れたもので ございまして、当日すぐ私どものほうに連絡がございまして、そのときは消防、塩谷の消防団のほう で確認をしていただきまして、その後私どものほうで現場に行きまして、写真等で車のところに倒れ ておったところを確認して写真等を撮ってきております。賠償のほうにつきましては、すぐ当事者と その場でどういうふうな形で修理いたしましょうかということで話し合いをしたところでありまして、 地元の修理屋さんにお願いして処理しております。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) こういった事故、3月議会でもカーブミラーの柱が折れて車に当たったとい うような事故があったと思いますけれども、こういうことは合併前だと町村部ではもう考えられない ような事故なのですけれども、というのは区長さんはじめ役員方々が常に管理に徹底しているという ようなことで、今回は消防施設、消防団の範囲内ですけれども、結局は市の責任になるというふうな わけでありますが、余談になりますけれども、私合併前に総務文教常任委員会に所属していまして、 この消防施設回ったことあるのですけれども、というのは消火栓の格納、ホースを格納している箱を どういうふうに設置しているか確認して回ったのですけれども、各集落で、やはりかなり差があって、 この塩谷地区はやっぱり何といいますか、よその集落よりも箱の設置の仕方も何かうまくないという ようなことで、私どもの集落ですと今の新しいやり方で単管を立ち上げて、それでクランプで組んで、 そこに箱をがっちり固定するというようなやり方なのですが、余談になりましたけれども、そういっ た常にやっぱりそういうきちんとしているところはやはり見回り等もきちんとしていますし、今そう いった関係で区の嘱託員の報酬の件で見直しかかっていますけれども、かなりもめているような話聞 きますけれども、そういったことで報酬は報酬だし、やはり管理をある程度徹底してもらいたいとい うような、私も経験した中で話ししているのですけれども、このたび村上市も行政改革大綱でき上が りまして、これからの行政と市民の協働のまちづくりということで計画されていますけれども、その ほかにまた総合計画のほうもまちづくりに力を、協働のまちづくりに力を入れていくと、そのような 観点から政策推進課長にお伺いしますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村議員に申し上げます。簡潔に願います。 〇13番(木村貞雄君) この協働のまちづくりを考えた上で、こういったあちこちで事故が起きるの ですけれども、どういうふうに考えていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) これは、今の事故のあれとは直接関係ありませんので。質疑にしてください。 〇13番(木村貞雄君) それと、もう一点、報第18号ですけれども、これヤマボウシの病気というこ とで書かれておりますけれども、その下に賠償理由の中にこの街路樹に害虫が寄生したため発生した と、こう書かれておりますけれども、この事故状況を見ますと病気の、要するにすす病に感染した、 恐らくその菌、黒い菌だと思うのですけれども、ただこの賠償理由のところに2つの違うこと書かれ ているのですよね。要するに害虫、虫と病気は違うのですけれども、この虫がついたためにその菌が できたのか、その辺何かわからないので聞きますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 白い車両が真っ黒になったということで、原因を調べましたらす す病ということで、当然害虫がつくことによってすす病は発生するというふうに聞いておりましたの で、そういうふうに報告させていただきました。   以上で終わります。 〇13番(木村貞雄君) はい、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   報第17号の事故状況が消火栓の表示板が老朽化のため根元で折れとなっております。こういう消 火栓の表示板の老朽化等の点検は、地域の消防団の人が任務としてやっているのでしょうか、それと もその地域の集落の責任者がやっているのでしょうか。どちらがこういう点検というか、そういうも のがされているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 神林支所長。 〇神林支所長(田村 豊君) 基本的には消防団で行っております。消防施設のものは消防団で毎月 1度くらい行っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) これから冬になりますと突風等吹きますので、今まで以上にこういう老朽化 になっている箇所がありますとこれから危険が増してきます。今回は相手が車でありますが、例えば 子供にぶつかったということになりますとこの金額で済まないわけですので、冬場に向けて一層の点 検体制が強化されるべきと考えますが、その点ではどのような対応がされているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 神林支所長。 〇神林支所長(田村 豊君) 事故が消火栓の表示板が倒れたとき、その抑止でございますけれども、 すぐに塩谷の消防団のほうに全部地区内の、これに限らずほかのものも点検を指示しております。そ れで、ご承知のとおり塩谷地区というのは沿岸部でございますので、塩によるやはり腐食が進むとこ ろでございます。それで、そのときも二、三カ所ちょっと危ないところがあったということで、それ も撤去して別なものに取りかえる準備をしております。また、今後もこれから冬に向かって今月の6 日に消防の幹部会議ということで予定されておりますので、その中でも、これことしばかりではござ いません、毎年こういうふうなことには注意するようにということで指示する予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議会のたびにこういう形で専決処分の報告がされております。注意はしてい るのでしょうけれども、こういう形で発生いたしますが、平成20年度に入ってから何件で賠償金額は 合計どのぐらいになっているか、つかんでいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 大変申しわけありません。詳細については承知しておりませんで した。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これらの損害賠償のお金というのは、車であれば、車両であれば車両の保険 から出ていくのでしょうけれども、建物等突起物、掲示物が倒れてということになると、そのような 保険から改修になっているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 全国総合賠償保険に市として加入しておりますので、そちらのほ うからの補てんがされております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということになると、いわゆる被害を受けられた方というか、その方々との 交渉、金額、それらの交渉、そして慰謝料を含めて今後、わかりませんよね、物倒れてきて子供に当 たって子供が亡くなったと、村上市の看板が倒れて子供に当たって子供が亡くなったと、これ損害賠 償、はい、1億8,000万ですとか、まあまあわからないですけれども、そういうことになった場合と いうものを含めれば、保険屋さんが全部やるわけですか。いわゆる相手方との折衝ですね。それとも、 市の職員が行って話ししてくるのですか。そこら辺大事なところだと思うのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 保険屋さんといいますか、共済とのやりとりは市の担当者で行う ことになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) いや、この今相馬議員からもちょっと質問出て、それは答えられなかったの ですけれども、相当な賠償金額というのは年間あると思うのですよ。そうすると、保険等を適用され てやるのであればやるのでいいのでしょうし、保険料も高くなるのです。その次にそうすれば。保険 のいわゆるプロフッショナルがやっぱりそこの市民と十分お話ししてやるべきだろうと思うのですよ、 職員が行ってお話を聞いてくるというよりも。一度市長考えてみたらいかがですかね、この賠償につ いても。市長。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回は軽微なものでありますので、これから今おっしゃるとおり人身的なも のになりますとそれ相当の補償金額の交渉になるわけですので、そういう場合については当然のこと ながら素人ではなくて、しっかりとした体制のもとに交渉に入っていかなければならないと、そのよ うに考えています。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。保険屋さんとよく相談しておいていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 議第168号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第169号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第168号及び議第169号の2議案は、いずれも人権擁護委員の推 薦につき意見を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第168号及び議第169号の2議案について一括 して提案理由のご説明を申し上げます。   これら2議案は、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の同意を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、お二人が平成22年6月30日をもって任期満了 となりますので、議第168号においては小島正人氏を、議第169号では橋晴二氏をそれぞれ適任と考 え、引き続き推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで起立により順次採決いたします。   最初に、議第168号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第168号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第169号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第169号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第9 議第170号 村上市基本構想の制定について                         議第171号 市の境界変更について                             議第172号 字の変更について                               議第173号 村上市防災行政無線(同報系)設備デジタル化統合工事の工事                  請負変更契約の締結について                          議第174号 村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定について               議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 市道路線の変更について                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第170号から議第178号までの9議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第170号から議第178号までの9議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第170号は、地方自治法第2条第4項の規定に基づく村上市基本構想の制定について であります。同法には「市町村は、その事務を処理するに当たっては議会の議決を経て、その地域に おける総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなけ ればならない」とされており、合併後の新市としては初めてとなる基本構想を制定するものでありま す。豊かな自然や伝統、文化を守り、市民等の交流を大切にし、協調的で人情あふれる豊かな人づく りに重点を置きながら、かつ活力があり、元気で安全で安心に暮らせる地方田園都市を目指そうとす るものであります。   次に、議第171号は、市の境界変更についてであります。土地改良事業の施行に伴い、村上市と 胎内市の境界を変更し、整理を行うものであります。事業主体は新潟県、事業名は県営圃場整備事業、 地区名は近江新地区であり、換地処分は平成22年6月を予定しております。本議会及び胎内市議会に おいてそれぞれ議決をいただいた後、両市あわせて県知事への申請を行い、県議会においても同様の 議決を経た後に国へ届け出ることにしております。   なお、境界変更による総面積、総人口の異同はございません。   次に、議第172号は、圃場整備による字界の変更についてであります。平成7年度に着工いたし ました山辺里地区県営圃場整備事業が今年度事業完了年度となっており、現在換地処分の手続を進め ているところであります。この圃場整備の実施による区画の整形等地区内形状の変化に伴う字界の変 更を生じましたので、地方自治法第260条第1項の規定により議決をお願いするものであります。   次に、議第173号は、村上市防災行政無線(同報系)設置デジタル化統合工事の工事請負変更契 約の締結についてであります。本工事の請負契約については、本年2月3日に議決をいただき、三 菱・平山特定共同企業体と締結し、合併前の旧市町村ごとの異なるシステムの統合と、あわせて現在 国が進める無線のデジタル化への対応も行うとともに、神林地区に新たに屋外拡声子局を設置するこ とにより、市全体での防災行政無線の整備を図ることとして工事を進めてきたところであります。こ のたびの変更につきましては、工事を進めるに当たり設計どおりの伝搬能力が確保されているかどう かの確認を行う実地調査の結果、一部山間地域等において電波の微弱なエリアが存在しました。この ことから、主な変更内容といたしましては、無線伝搬能力の適正な確保を図るため、信越総合通信局 との協議に基づき、電波の微弱なエリアを解消するため、多重無線装置の機能強化を図るとともに、 屋外拡声子局の送受信感度の向上を図るため、アンテナの一部を3粒子から5粒子に変更しておりま す。加えて、より確実に無線伝搬を確保するため、再送信子局を追加してシステムの機能アップを図 ることとしたものであります。また、中継局について諸上寺中継局のボーリング調査の結果、地盤が 軟弱であることから、地盤改良工事が必要となったものでありますし、これにあわせて鉄塔の構造変 更を行い、粟島中継局についてはその設置予定地の地盤が岩盤質であることから、落雷の際の接地抵 抗の基準値が得られない状況でありましたので、これに係る設置改善工事を行うものなどであります。   次に、議第174号は、村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定についてであります。山形県 鶴岡市から山北火葬場事務委託について平成21年度限りで終了する旨の申し出があり、現在管内扱い としている鶴岡市温海地域を平成22年度から管外扱いとすることに伴う改正であります。   次に、議第175号から議第177号までの3議案については、ともに公の施設に係る指定管理者の指 定についてであります。議第175号の村上火葬場無相院と議第177号の村上市ふれあい広場「町屋広 場」の2施設は、平成22年3月31日をもって指定期間の満了を迎える公の施設であり、議第176号の 山北火葬場は平成22年度から新たに指定しようとするものであります。指定に当たっては、火葬場の 2施設については公募によるもので、指定期間は3年間となっており、ふれあい広場については公募 によらないもので、指定期間は10年であります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   次に、議第178号は、市道路線の変更についてであります。山北地区の市道勝木上大鳥線改良工 事に伴う経路変更及び延長の変更であります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(佐藤宮吉君) これから議第170号を除く議第171号から議第178号までの8議案について一 括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案のうち、議第170号については12月9日及び16日に本会議で 議案審議を行います。また、議第171号から議第178号までの8議案については、議案付託表のとおり 会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第10 議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)            議第180号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)       議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)       議第182号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議第183号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2              号)                                議第184号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第185号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              3号)                               議第186号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       議第187号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)       議第188号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) 議第189号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第179号から議第189号までの11議案は、いずれも平成21年度各 会計の補正予算であります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第179号から議第189号までの11議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成21年度の村上市一般会計、各特別会計及び上水道事業会計の補正予算であ ります。議第179号は、村上市一般会計補正予算の第6号であります。歳入歳出予算の総額に2億1,0 80万円を追加し、予算の規模を315億5,350万円にするとともに、債務負担行為及び地方債の補正をし ようとするものであります。   初めに、歳入の主な項目について申し上げます。第1款市税では、市民税、固定資産税及び都市 計画税の収入増と市たばこ税の収入減をそれぞれ計上し、1億1,565万9,000円を追加いたしました。   第14款国庫支出金では、4,991万4,000円を追加し、第15款県支出金では各種事業負担金補助金等 を4,763万8,000円追加いたしました。   第20款諸収入においては、雑入等の増加で3,257万8,000円を追加し、第21款市債では1億1,720 万円を減額いたしました。   続きまして、歳出について主な項目について申し上げます。第1款議会費では、報酬及び人件費 の減額で804万9,000円、第2款総務費では4,932万円を追加いたしました。   第3款民生費では、900万1,000円を減額し、第4款衛生費では、353万5,000円を追加いたしまし た。   第6款農林水産業費では、6,769万9,000円を減額いたしました。   第7款商工費では、264万3,000円を減額し、第8款土木費では、9,064万5,000円追加いたしまし た。   第9款消防費では、5,978万8,000円を減額し、第10款教育費では、1億8,067万4,000円を追加し、 第13款諸支出金では、4,200万2,000円を追加計上いたしました。   議第180号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出の予算の 総額にそれぞれ389万1,000円を追加し、予算規模を9億1,929万1,000円にしようとするものでありま す。   補正の主なものは、歳入では第1款分担金及び負担金60万円を追加し、繰入金26万円を減額し、 第4款繰入金258万5,000円、第5款諸収入95万3,000円を追加し、第8款財産収入1万3,000円を追加 しました。   歳出では、第1款総務費を379万7,000円、第2款基金積立金を1万3,000円、第3款公債費8万1, 000円を追加計上いたしました。   議第181号は、村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 をそれぞれ250万円減額し、予算の規模を2億4,850万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金を250万円減額いたしました。   歳出では、第1款総務費で、職員人件費関係経費として679万4,000円を減額いたしました。   第2款事業費では、1目物産会館事業費で米、酒等の消耗品費等で65万6,000円を追加し、2目 食堂事業費ではおぜん、食器等の消耗品費等で49万7,000円を追加、5目保養センター事業費では、 源泉送湯ポンプ交換修繕等で66万7,000円追加、8目温泉活用健康増進施設事業費では、清掃用プー ルロボット購入費等で247万4,000円を追加計上いたしました。   議第182号は、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ1億9,570万円を追加し、予算の総額を74億2,850万円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入では、第1款国民健康保険税で、その後の徴収率の傾向が把握できたことに より、103万3,000円追加いたしました。   第5款療養給付費等交付金では、退職者の医療費の増加により、1億3,299万9,000円追加いたし ました。   第9款財産収入では、給付準備基金の利息収入により、31万7,000円追加いたしました。   第10款繰入金では、職員人件費の補正に伴い、一般会計からの繰入金に不用額が生ずることから、 984万8,000円減額いたしました。   第11款繰越金では、前年度からの繰越金を7,119万9,000円追加計上いたしました。歳出では、第 1款総務費で、人事異動等に伴う人件費の再計算により、1,063万3,000円を減額いたしました。   第2款保険給付費では、一般被保険者から退職被保険者への振り替え額が増加したことにより、 2億547万6,000円追加しました。   第9款基金積立金では、31万7,000円追加し、第11款諸支出金では、保険税還付加算金の増額な どにより、54万円追加いたしました。   議第183号は、村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ4,032万8,000円を減額し、予算規模を6億4,277万2,000円にしようとするものであ ります。   歳入では、第1款後期高齢者医療保険料を4,175万7,000円を減額し、第3款繰入金の315万4,000 円を減額し、第4款繰越金458万3,000円計上いたしました。   歳出では、第1款総務費の62万8,000円を減額し、第2款後期高齢者医療広域連合給付金納付金 を3,970万円減額いたしました。   議第184号は、村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額に それぞれ1億433万7,000円を追加し、予算の規模を62億961万7,000円にしようとするものであります。   歳入では、第1款の介護保険料を収納見込額により、360万円追加いたしました。保険給付費の 増額及び地域支援事業費の補正に伴い、第4款国庫支出金を2,939万5,000円、第5款支払基金交付金 に3,883万3,000円、第6款県支出金に1,674万3,000円をそれぞれ追加いたしました。また、介護従事 者処遇改善臨時特例基金繰入金等の追加により、第8款の繰入金を1,306万4,000円追加しました。   歳出では、第1款総務費及び第3款の地域支援事業費の人件費をそれぞれ調整しました。また、 本年度の支出額を見込み、第2款の保険給付費に1億3,000万円、第4款基金積立金に914万9,000円、 第6款諸支出金に160万1,000円をそれぞれ追加しました。   議第185号は、村上市介護サービス事業特別会計の補正予算(第3号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ710万6,000円を追加し、予算の規模を7,430万6,000円にしようとするものであり ます。   歳入では、第3款繰越金に710万6,000円を追加いたしました。   歳出では、第2款サービス事業費の上海府デイサービスセンター運営事業経費について、支払見 込額により710万6,000円を追加しました。   議第186号は、下水道事業特別会計の補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ2,802万円を追加し、予算の規模を52億6,402万円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入では、第1款分担金及び負担金では都市計画下水道負担金を1,200万円追加 し、第3款国庫支出金で3,288万円の減額をいたしました。また、第5款繰越金を700万円追加、第7 款市債では事業の追加に伴い、下水道事業費を4,490万円追加いたしました。   歳出では、第1款下水道費で2,802万2,000円を追加し、第2款公債費で2,000円減額いたしまし た。   第2表地方債の補正では、事業費の追加に伴う限度額及び償還方法の変更をお願いするものであ ります。   議第187号は、集落排水事業特別会計の補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額に それぞれ112万円を追加し、予算の規模を21億2,432万円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入で主なものは第7款諸収入で、県道改修に伴う移設補償金を110万円追加す るものであります。   歳出では、第1款集落排水費で87万3,000円追加し、第2款基金積立金で2万円を、第3款公債 費を22万7,000円追加計上いたしました。   議第188号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ420万円を追加し、予算の規模を8億140万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では、第1款分担金及び負担金の工事負担金を420万円追加いたしまし た。   歳出では、第1款総務費で410万3,000円を追加し、第2款施設費で3万4,000円、第5款予備費 で6万3,000円追加計上いたしました。   第2条の債務負担行為の補正につきましては、村上地区上水施設管理業務を平成22年度から包括 的に委託するに当たり、業者選定を今年度行うために債務負担行為の設定をするものであります。   議第189号は、上水道事業会計補正予算(第4号)であります。収益的収入及び支出において、 収入では営業収益の雑収入で、村上地区浄水場建設工事に伴う仮設費電気料として160万円を追加し、 総額を9億9,345万7,000円としました。   支出では、営業費用で職員人件費を1,310万8,000円を減額しました。営業外費用では、消費税及 び地方消費税の予定納税分として1,052万2,000円を計上し、総額8億4,938万2,000円といたしました。   資本的収入及び支出において、支出では職員人件費を18万円減額し、総額を12億2,534万3,000円 といたしました。   第4条の債務負担行為の補正につきましては、簡易水道事業特別会計と同様の内容で設定するも のであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 3点お伺いします。   第1点目は、今市長の179号の補正6号の関係では、この前27日に行われた臨時会でも若干触れ ていたようですけれども、5月に臨時会を開いて、夏の手当についての減額の議案が出たかと思うの ですが、それと、そのものと今回の27日に行われた年末手当等のいわゆる人勧による給与関係の引き 下げ、これが一緒になって今回は提案されているというふうに理解していいわけですね。特に説明が なかったものですから。その辺どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 5月の期末手当等の凍結分を含めまして、さきに議決いただきま した給与の減額改定等も含めて今回減額の補正をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) はい、わかりました。   2点目は、今の179号と、それから先日行われた第6回臨時議会の163号から166号の関係で、私 が給与条例の議決以前に補正予算が送付されている関係をただしましたが、それについて総務部長は、 質問はもっともだと思うけれども、条例改正案と補正予算案は同時に提出することもあるということ、 それから議案送付はあくまでも議会提案の形式上の問題であって、議会の初日が議会への提案であっ て、それ以前の議案送付は議案となるべきものを参考資料として送付しているものだというふうな見 解を示されました。私は、今回の一連の、特に179号の関係では、後から瑕疵があったとか、あるい は瑕疵のある議案を審議したということにならない、あるいはそういう意識を持つことのないように きちんとこの辺を整理しておきたいというふうに思って質問をするわけですけれども、もし……同時 提案ということが私は非常にひっかかるわけです、今までなかったものですから。いわゆる給与条例 と、それから補正との関係でそういう提案ということは私の経験ではなかったものですから、果たし てそういうことがいい方法なのか、あるいはできるのかという点をちょっと危惧するものですから、 その辺をお伺いしたいと思うのです。やはりそういう場合もあるのだということで確認をして、議案 と補正予算の関係はもし否決された場合その後の処理が違うものですから、その辺のところを再度お 伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) ただいまの質問でございますけれども、議会の事務提要なんかを見ます とやはり条例案で予算に絡むものは同時提案が好ましいというふうに記載をされております。   あと、その条例案が否決された場合、その予算案のその審議をどうするのかいうような場合が出 てくると思いますけれども、その部分につきましてはやはりその時点で修正するなり、変更をする行 為が必要になってくるかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、今回の提案については特に瑕疵のある提案ではないというふう な思いでおっしゃられているのだと思うのですが。時間の関係もありますから。   もう一点は、7日前に議案を送付するのは単なる形式上の問題だというふうに答えられているの ですけれども、議会では議会運営委員会でこの7日間は議案の精読期間ということで位置づけていま す。しっかりそのことについて提案をよく読んで自分なりの質問なり見解なり、あるいはそれに対す る態度を決めることが議会としては要請されているのだろうということで議案精読日という非常に重 いやっぱり位置づけをされているのですけれども、部長の言うその形式上の問題で参考に送付するの だと、提案はもちろん今のように市長が本会議で提案する、このことはわかります、しかし細かい内 容についてはしっかりとした議員としての勉強をしなさいよという期間として与えられているという ことが形式上の問題であるというふうにすると、若干議会と理事者側とのこの期間に対する見解が違 うものですから、その辺はもう一度確認をしておきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) この件につきましても、以前私が発言したとおりやはり事務提要には議 長が提案したときが議案として受け付けるというふうに定められているはずであります。また、それ 以前に配付するのはまだ議案としてはなっていないけれども、参考資料だというふうに記載をされて います。ただ、参考資料といっても議案でありますので、当日になれば議案というふうに取り扱って おりますけれども、私の言ったその議会の事務提要、あるいはそういう部分ではあくまでもそういう ふうな形で提示をしているというふうに私読みとっていましたので、そういう話をいたしました。 〇18番(滝沢武司君) 3点ですからこれで終わりますけれども、今のところ若干私らの思いと違う こと、違う点がありますので、今後なお話をお聞かせいただきたいと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 一般会計の補正予算の件ですけれども、40ページ、新ごみ処理場建設事業経 費と、これございます。1,290万円ですか。これ先般27日の日に副市長がいらっしゃいまして議会の ほうに説明されて、私がちょっと質問しましたが、どういう質問したかというと、その機械のシステ ムその他については決まっているのですかと、方式、ではこれからですと、決まっていないですと、 しかも決まったなんていうことになればメーカーが決まるようなものでということまで出ていました。 ところが、きのうの新聞、びっくりしたのです、私。新潟日報。いいですか。ごみ処理場檜原へとい う部分です。最後のほうになりますけれども、周囲の環境に配慮するため、燃えかすが極力少なくな る溶融方式の設備を取り入れる計画と、こういうふうに出ているのですよ。これいわゆる合併前の事 務組合でも視察等行ってきたという経緯もございますが、その方式のことを言っているのですか。そ れお聞きしたいのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 広域事務組合で基本構想等を立てた、その中の方法として溶融方式と、 その中に細分化されたものがございますけれども、それについてはまだ決めていないというようなこ とで、溶融方式の中にはいろいろ方式がございますので、その細部については決定されていないとい うようなことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、答弁になっていないのです。視察に行ってきたところの溶融方式を決 めるのかという方式の中で物を考えているのかということなのです。視察に行ってきたのと違うので あれば違うと、そうであればそうであると。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 今お話ししているのは、広域事務組合の基本構想の中の溶融方式という ことで、視察の関係とは考えておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私もちょっと調べさせていただいたのですが、相当問題があるのですよ。い いですか。恐らく事務組合のときに議員さんがこぞって視察に行ってということをなされましたけれ ども、19年の11月に行っているのですか、視察に、新潟市鎧潟クリーンセンターというところに行っ ていると思います。非常に問題が発生しているのをご存じですか、市長は。どういう問題かというと、 ごみ処理のやり場がない。いわゆる埋め立て処分に非常に困っている。この直接溶融方式というのを 見てきたのですが、何でもかんでも燃える。燃えるのですが、ランニングコストが相当かかります。 コークス、石灰石、この部分が相当な経費にのってくるのです。そして、何でもかんでも溶かす。例 えば針とか、お医者さん使った針とか、こんなものもみんな溶かす、全部。鉄に分類できないから、 埋め立てが拒否される。条件に合わないのです。困っているのです、今大変。これを入れて。そして、 平成20年度のデータを見ると、ストーカ方式というのは全然そうなってくると考えられなくなってき ます。そのストーカ方式を採用しているのが自治体の73%ですよ。日本全国1,173施設のうち、861施 設がストーカ方式を採用している。なぜか。CO2も3分の1でいいのですよ、ストーカ方式だと。 選べる業者さんも5社以上になります。この直接溶融方式をやると、溶融方式をやると、今基本計画 これから立てていくわけですから大事なところなのですよ、この1,200万で立てていくわけですから、 やるとCO2が、いいですか、データによれば係数が150のところ450になる。3倍にはね上がるので す。CO2出る。ほとんど自治体使っていない。これをもし取り入れてやろうとしたら大変なことに なる。だから、私は言いたいのは、副市長にも言った、情報の公開をしながら業者さんでプレゼン テーションをしていただいて、市民参加のプレゼンテーションをしていただければいいのですよ。70 億もかける。この基本構想の中にはそういったものがのってくるのかどうか。いわゆる業者さんが、 メーカーさんがこぞって70億目指してくるでしょう、いろんないいものを、その中でどれを選ぶのか を市民参加型のプレゼンテーションができるのか、この構想の中に入ってくるのか。ここなのですよ。 副市長は、3月までに議会に説明することは言っていました、27日。言っていたのにもかかわらず、 きのうこういう新聞記事が出てくるから、私は今問いているのです。これから基本構想を補正予算で つくろうとしているのです。CO2が3倍になる、ランニングコストも相当かかる、こんなものを今 入れようともし考えるなら、これ間違っている。絶対間違っています。それは、そして見てきた、行 政視察で見てきたところの見てきた相手方が嘆いている、失敗したって。そのときはよかったのだろ うと。今かなり問題だと。その辺はどうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの質問でございますけれども、その溶融方式というのは平成 19年広域事務組合でまとめたそのときの方式をそういうことでということの報告書が出ております。 その中でいろんな、溶融方式にもさまざまな4つか5つぐらいの方式があるということであります。 また、平成19年と現在とのいろいろごみの処理量、またこれからCO2、そういう削減目標等も踏ま えてその量、またその方式についてもこれから検討していきたいということでありますので、それを 踏襲するということではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、繰り返します。直接溶融方式を採用するものではないという解釈で、 そこを見てきたのは行政の視察で議員さん方々も見てきました。新潟市と、あと福井県、勝山行政事 務組合、ビュークリーンおくえつというところに行ってきたと、これ報告で書いてあるのです。ビ ュークリーンおくえつ。ここでやっているのは、まさに直接溶融方式なの。溶融方式なのです。それ は採用しないのだよという考え方でいいのですか、それともそれを採用をした上で考え方に取り入れ るということなのですか。これだけって決まれば業者は2社しかないのですよ。業者は2社。言いま しょうか。新日鉄エンジニアリング株式会社とJFEエンジニアリング、この2社。もとの日本鋼管 です。この2社からやるしかなくなるわけ、選択の余地が。しかも、CO2を3倍も排出する機械を 取り入れるということになります。これは、全く市民とこの日本のやろうとしていることと逆行して いく。8割方は、日本全国のもう8割に達しようとしているらしいです、もう7割以上はそんな方式 はやめている。その他の部分でしかないの、5%の。それを取り入れようともし村上市がするとする なら、断固として反対していかなければないです、これは。だから、こういった70億もかけるような メーカーの機械に関して見れば、この基本構想の中で、基本計画を立てようとするこの補正今ついて いる中でしっかり市民が参加できて市民にプレゼンテーションできるようなシステムで市民から選ん でもらう、これこそが本来の私はごみ焼却場の設置に対するあり方だと思います。市長、どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) お話聞いていますと、いかにも直接溶融方式でやるというようなお考えのよ うでございますけれども、決してそうではないということであります。それは、先ほど部長が答弁し たようにいわゆる広域事務組合のときに、計画の段階で、その時点ではそれがベストだったかもしれ ないと、しかしこれはもう刻々、刻々進歩していますので、それらも含めてこれから恐らく委員会等 を設置しながら何が一番いいのかというようなことを行政、議会、市民の方々と本当に、70億以上の お金を使うのですから、今それが決まったということではないので、そういうことで考えておいてい ただきたい。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。   直接のやつだけは避けたほうがよろしいという提案も含めて質問いたしました。ありがとうござ います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第179号から議第189号までの11議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、4日、7日、8日は本会議を開き、一般質問を行います。また、9日は、一般質問及び議 第170号の議案審議を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 零時10分  散 会