平成21年村上市議会第4回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成21年12月18日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する請             願                                 第 3  議第171号 市の境界変更について                             議第172号 字の変更について                               議第173号 村上市防災行政無線(同報系)設備デジタル化統合工事の工事請負変更契             約の締結について                          第 4  議第174号 村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定について               議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 5  議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 市道路線の変更について                       第 6  議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)                 議第180号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)           議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)            議第182号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)           議第183号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)          議第184号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第185号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)         議第186号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)            議第187号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)           議第188号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)           議第189号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)         第 7  議員発議第13号 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書の提出               について                            第 8  議員発議第14号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対す               る意見書の提出について                     第 9  議員発議第15号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書の提出について      第10  閉会中の継続調査について                                                                          〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、10番、齋藤信一郎君、18番、滝沢武司君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に             反対する請願                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第11号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FT Aの推進に反対する請願を議題といたします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して、休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。ただいま上程されました請願第11号  EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する請願について、その審査の概 要と経過についてご報告申し上げます。   本委員会では、去る12月11日午前10時から朝日支所において、委員8名全員、副市長及び担当部 長並びに担当課長、議会事務局長の出席のもとに委員会を開会いたしました。   請願第11号を議題とし、紹介議員から補足説明を求めましたが、特にありませんでしたので、委 員の質疑に入りました。   委員からは、FTAの請願であるが、2国間協定が10年以内に関税撤廃であると我が国の第1次 産業に大きな打撃があることから、この請願には大賛成であるとの意見でありました。   また、委員から、我が国の政権がかわっていろいろな農業政策も見えてきているが、この協定が 現実となると国でも農業は支え切れないと思う。この請願は、採択すべきものと思いますとの意見で ありました。   ほかに質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で請願第11号 は採択すべきものと決定をいたしました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第11号を起立により採決いたします。   本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第11号は採択することに決定しました。                                              日程第3 議第171号 市の境界変更について                        議第172号 字の変更について                          議第173号 村上市防災行政無線(同報系)設備デジタル化統合工事の工事             請負変更契約の締結について                〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第171号から議第173号までの3議案を一括して議題といたしま す。   本案は、総務常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。ただいま上程されております議第171号か ら議第173号までの3議案について、去る12月10日午前10時から荒川支所旧議場において、委員7名 全員、副市長、担当部長、担当課長、担当職員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしまし た。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第171号 市の境界変更についてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑 に入りました。   委員から、住宅は含まれていないようですが、自治体間で等価交換すると思うのだが、面積に相 違は生じるのかとの質疑に、面積を含めて等価交換をするのが一般的ですので、面積の変化はありま せんとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第171号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第172号 字の変更についてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り ましたが、質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第172号 は原案のとおり可決することに決定しました。   次に、議第173号 村上市防災行政無線(同報系)設備デジタル化統合工事の工事請負変更契約 の締結についてを議題として、担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、この工事をするに当たり、設計に問題はなかったのかとの質疑に、信越総合通信局と の協議による変更ですので、設計業者に問題があったとは思いませんとの答弁でした。   委員から、その設計業者の名前は何というのかとの質疑に、日本農村情報システム協会ですとの 答弁でした。   委員から、日本農村情報システム協会が自己破産したことを知っていますかとの質疑に、知って いますとの答弁でした。   日本農村情報システム協会が自己破産した後、市の対応はどうだったのかとの質疑に、設計監理 について平成20年、21年と委託していましたので、そのようなことになったので、新たな業者を選定 して業務を委託しましたとの答弁でした。   委員から、その業者の名前はテレコムですかとの質疑に、新潟市に住所があるテレコムシー・ア ンド・シーという会社ですとの答弁でした。   委員から、議会に対して日本農村情報システム協会が自己破産し、テレコムに管理委託しました と報告する気持ちはなかったのかとの質疑に、議会に報告するつもりでいましたが、その機会を逸し てしまいましたとの答弁でした。   委員から、管理費でその他の諸経費として512万6,000円ふえているが、この内容がわかりにくい との質疑に、人員の飯場の設置、輸送などにかかる経費ですとの答弁でした。   委員から、設計内容が工期である3月31日までに間に合わないように聞こえてならないのですが、 どうなのかとの質疑に、その内容が増嵩になっています。工期に間に合うよう全力を注いで努力し、 供用開始したい。既存のものを撤去するものも含むと遅れる可能性がありますとの答弁でした。   委員から、工期に間に合わない場合はペナルティーはあるのかとの質疑に、工期進捗に全力を注 いでいきますので、遅れについては考えていませんとの答弁でした。   委員から、設計変更の理由は何か。最初の調査をしっかりやっていれば、このように2回の変更 をしなくてよかったと思うがとの質疑に、平成20年の設計で山北地区、朝日地区をカバーするには蒲 萄山の山頂に鉄塔を立ててやるつもりで電波試験をしましたが、信越通信局と協議したところ粟島に 中継局を設置したほうがよいということになり、試験を実施した結果、山北地区、朝日地区において 12カ所で電波が微弱であったので、内容の変更をせざるを得なかったとの答弁でした。   委員から、変更理由について諸上寺山、粟島中継局となっているが、諸上寺山はボーリング調査 をしたのではないかとの質疑に、工事発注後にボーリング調査をいたしました。そのときにパイル打 ちをして地盤を強化する必要があり、内容変更となりましたとの答弁でした。   委員から、電波に問題があって変更したのでしょうが、残り4カ月少々となりましたが、この工 事の現在の進捗状況はどうなっているのかとの質疑に、機器製作と外に見える子局、支柱、親局の機 器の製作等などで、外から見えるものと工場内で進めているものとがあります。この議案が原案どお りに通過させてもらえるならば諸上寺山、粟島に1月中に鉄塔を立てたいと考えていますとの答弁で した。   委員から、電波という特殊なものですが、村上市の職員だけで精査し、管理できる体制になって いるかとの質疑に、専門分野になると完全に把握できるかどうか問題があると思っていますが、第三 者を加えて今後対応していきたいと考えていますとの答弁でした。   委員から、自己破産した日本農村情報システム協会への設計委託料の支払いはどうなっているの かとの質疑に、平成20年度に実施計画をお願いしています。この時点で自己破産をしておりませんの で、その対価は支払いましたとの答弁でした。   委員から、支払った年月日とその金額は幾らかとの質疑に、支払い日は平成20年12月26日、部分 払いで1,420万円、平成21年2月20日、295万です。合計金額は、1,715万となりますとの答弁でした。   委員から、自己破産した日本農村情報システム協会、これとの当初の設計委託料等々の資料を提 出できますかとの質疑に、できますとの答弁でした。   そのほか質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決を求めようとしたところ、委員の手が 挙がりました。委員から、午前中からずっと質疑してきたが、今回の変更の理由、内容もなかなかつ かみきれない。判断するに迷うことが非常に多い。できたらもう少し検討する時間はないか。総務委 員会で検討する事項が残っていると思う。今回採決を留保して、臨時の委員会を開会してはどうか。   委員から、私たちに鮮明にわかるような資料を提出していただきたい。16日は議会が休会となっ ている。その日を充ててはどうかとの発言がありました。   そこで、委員皆さんにお諮りしたところ、全員異議なしで16日に再度委員会を開くことに決定し て、議第173号についてはきょう採決を保留し、16日午前10時からこの問題について委員会を開くこ とに決定しました。   次に、16日の報告に入ります。午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長、総務部 長、担当課長、職員、議会事務局長出席のもと、保留していました議第173号について審査いたしま した。   村上市防災行政無線デジタル化統合事業の経過資料、入札公表兼結果調査書資料等々の資料説明 の後、質疑に入りました。   委員から、当初契約した日本農村情報システム協会が自己破産してからその業務を引き継ぐよう な形でテレコムシー・アンド・シーに139万9,000円で委託しましたが、その根拠は何かとの質疑に、 システム協会が破綻してしまったので、その後の設計監理は専門的な工事ですので、どうしても管理 する業者が必要なことから、その中からシステム協会で設計監理変更業者への技術的なアドバイスで すので、見積もってもらい、発注しましたとの答弁でした。   委員から、平成21年6月26日契約解除通知があり、7月1日にテレコムシーアンドシーと契約し ているが、中5日間という早わざですが、どういうことかとの質疑に、システム協会から6月9日に 電話連絡があり、翌日新聞にも報道されましたので、その時点から業者の選定に心がけていましたと の答弁でした。   委員から、先日の委員会で平成21年3月31日の竣工期限に間に合わないというニュアンスの発言 がありました。契約後の打ち合わせに時間がかかり過ぎて、工期に間に合わないのかとの質疑に、現 実的に打ち合わせができない状態が1カ月ぐらいあり、空白ができてしまいましたとの答弁でした。   委員から、工期の3月31日までの間に打ち合わせできなかったのかとの質疑に、工期が3月31日 ですので、工程等について打ち合わせを設計監理業者と話し合いを進めてまいりましたが、その間電 波試験の実施、総合通信局との協議に時間がかかり、最終的に変更内容も当初と変わってきている。 工事量の増嵩と既存の施設も組まれていますので、厳しくなっているとの答弁でした。   委員から、前回の委員会にも話しましたが、電波の調査ですが、平成21年11月12日付で信越総合 通信局との協議結果が出ているが、終わっているのではないかとの質疑に、システムの構築について は協議して了解を得ているが、粟島からの電波試験は行っていないので、信越総合通信局からするよ うに指示されましたので、追加させていただきましたとの答弁でした。   委員から、粟島から電波試験も行わないで信越通信局との協議が終わったということかとの質疑 に、システム全体の流れは了解を得ているが、電波試験を行っていないので、その結果を提出するよ うに言われましたので、実施した結果も報告しました。   委員から、きょうまで三菱・平山特定JVで工事を進めているが、その内容はどうかとの質疑に、 外部のスピーカーは朝日は増設、神林地区は新設で支柱の鉄塔はできました。機器は、その後に取り つけることになります。諸上寺山、粟島の鉄塔と岩ケ崎の反射板ができるとかなりの進捗状況になり ますとの答弁でした。   委員から、工事は来年3月31日となっているが、延長もあり得るとのニュアンスでありますが、 このJVで工期に完了するのかとの質疑に、業者と詰めた話はしていない。業者も工期に完成すると も言っていない。現時点では厳しいと思うので、業者と詰めていきたいと思いますとの答弁でした。   委員から、工期が間に合わないで延期する場合、契約変更だけで議会にかける必要はないのかと の質疑に、年度をまたぐことになるので、繰り越しの問題がありますので、議会の承認が必要となり ますとの答弁でした。   委員から、2日間にわたる審議です。この事項は、新市になってからの仕事ですから、新市の責 任であるにもかかわらず、議会に対してこのような問題を一度も報告していない。行政に対して大き な不信感を持つ原因ともなっている。今後どのように対処するつもりかとの質疑に、議会に対してこ のような重要な案件はどのように説明するのかも含めて、早目に対応したいと思いますし、重く受け とめていますとの答弁でした。   委員から、このような問題は上水道、下水道でも起こっている。このようなことが再三再四起こ る。この原因はどこにあるのかとの質疑に、電波という特殊なもので、専門用語も多く、私どもでは 理解できないところもあります。そのため、コンサルを利用していますが、勉強不足もあったと思っ ていますとの答弁でした。   委員から、工事を発注した段階で変更しなければならない。これが繰り返されると市としてどの ような調査をしたのか疑問に思う。今後どのように対応するのか、新しく改めるところはないのかと の質疑に、電波監理局に免許を与える権限があります。20年の段階から電波監理局から指示事項があ り、変更せざるを得なかった。そのため、発注してからも変更の指示があり、特殊性のある業務遂行 の仕方に異質性を感じました。しかし、これが電波監理局の通常のやり方だと聞きましたとの答弁で した。   委員から、市として特殊性のある仕事だからと理解しているようだが、このような問題の教訓を 全庁的にどのように生かしていくか、考えがあったらお聞きしたいとの質疑に、大きな額を出された ことが問題だったと思う。今後このようなケースに限らず、どのように議会対応をするか、早目に検 討して提出していきたいと思いますとの答弁でした。   委員から、工事金額が大きい割に事前調査がずさんだったのではないかと思うが、どうかとの質 疑に、大きな工事に大きな額の変更ですので、この問題を糧として全庁的に設計のあり方、発注のあ り方を考えていきたいと思いますとの答弁でした。   副市長から、委員会大変ご苦労さまでした。今回のこの件に関しまして、皆様のご意義あるご指 導を肝に銘じながら、今後の対応としてどういう契約方式、また検証方式等を含めて今後十分この反 省を踏まえて全庁的にいい形での報告ができるように努力していきたいので、よろしくお願いします との発言がありました。   この後議第173号を起立による採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   以上で議第171号から議第173号までの報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) どうも委員長、ご苦労さまでございます。また、2日間にわたった審査、私 も委員外議員として審査をちょっと聞いておりまして、何点かご質問させていただきたいと思います。   その部分に関しましては議第173号の村上市防災行政無線のデジタル化統合工事なのですが、委 員の中から確かに議会への報告がその都度市のほうからなされてなかったという部分に関しては、非 常にこれは議会としては議会軽視であり、遺憾であるということで、私はそこは思います。しかし、 この問題に関しまして、設計を担当していた社団法人日本農村情報システム協会というところはその 説明書き、会社の内容を先日資料でもらった中に農林水産省、そして総務省、経済産業省の3省が所 管する公益法人として設立されたと、その会員としては1種会員に施設を設置運営している地方公共 団体や農協等、そして2次会員にはその機器のメーカー及び賛助会員というような形で形成されてい るわけです。そうすると、私は逆に考えれば、村上市も逆の立場では被害者なのだろうと。これは、 100%ほとんどが事業費を交付金として国のほうからこういった形の優遇措置、交付金があるので、 村上市さん、今のうちこういう形で使ったらどうだろうと、多分そういったものが何かしらの形で市 に来たのだろうと。市もそういった形での事業であれば、ではやりましょうということで受けた。今 問題になっている八ツ場ダムみたいに、三百何十億にもなった事業が今実際に何十年もかかってきて 何千億にもなっているというような、単なる国の資金を地方を利用したような形での、ここだって1 つは天下り法人でしかないのではないかというような部分を感じるのですが、そういった質疑がちょ っと少しなかったようには思います。その中でいろいろな2日間にわたった審査の中で、委員長とし てはその辺はどのように感じていらっしゃいますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) 今議員おっしゃるとおり、確かに委員の中からはそのような話が ございませんでしたが、委員外議員のほうからこの事業については過疎債が利用されているので、こ のようなことになっているのではないかというような話がございましたが、その時点で理事者側から そのようなことはないというようなきっちりとした答弁もございましたし、私自身委員から出なかっ たのがよかったのか悪かったのか自分で判断する領域ではございませんが、確かにそのような発言等 についてはございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 確かに議会に対しての報告、そういったものが市のほうからいつもいつも後 手後手というか、ものが起きてから大分たっていつもこういった形で議会のほうに上程されると。そ の部分に関しては、多分市のほうも今反省しているということで、この間の委員会の中でもおっしゃ っていました。ただ、交付金措置、国からの税金を市が受けてその中でやる事業ということになりま すと、市も本当は矛盾している部分は感じているのだろうと。ただ、それを農林水産省や総務省、ま たはそういった所管の省庁に直接抗議といっても、こっちの持っているものでやっている事業でない ものですから、なかなか違う、理屈はわかるのだけれども、向こうからいただいているお金でやる事 業なものだから、なかなか直接市としても何なのだよというようなことが言えないという部分がある と思うのです。そういったことをやはりぜひ今後とも逆に議会のほうでそういったことを精査しなが ら議会が抗議するというか、今も日本の国の中で政治が変わって、政治主導なのだという今方式にな っているわけですから、ぜひとも地方議会としてもそういった中のものがあれば何とか間違った方向 を正す…… 〇議長(佐藤宮吉君) 本間議員に申し上げます。意見が多いようですので。 〇3番(本間清人君) 失礼しました。そういったような部分を少し委員会のほうでも今後は考えて いただきたいなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) 確かに国の行き方、あるいはテレビ等で拝見をいたしております とそのようになっておりますし、委員会としましてもいろいろな角度からこの問題等々いろいろ含め て対処してまいりたい、そのように考えております。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   委員長、ご苦労さまでした。ちょっと私も番外議員で出席していたのですが、ちょっとわからな いところがあるので、再度お伺いいたします。16日の日にいただきました資料の中で、最初に日本農 村情報システム協会と契約したのが20年の4月18日というのが工程表の中で載っています。4月18日 といいますと合併選挙前でありましたし、正規の市長もまだ選任されない1カ月間の中のちょうど真 ん中ごろの4月18日に防災行政無線デジタル化統合事業が急いで契約をしなければならなかったとい う説明は、理事者側からどのような説明がされましたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) その問題について委員からの発言、どういうふうにしてこのよう な時期にこういう形で出てきたのかというような具体的な質問はございませんでしたので、私として 答弁するわけにはいきません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それと、工事契約が21年の2月3日に企業体で契約されているのですが、そ して今回の変更理由の中に諸上寺中継局のボーリング調査の結果、地盤が軟弱とか、粟島中継局の地 盤が岩盤質であるとかという形で、その改善というような形で理由に載っているのですが、以前工事 の契約のときにいただいた資料の中に平成20年11月12日、電波局と協議という形で載っているのです。 ですから、電波局が鉄塔立てるには地盤が軟弱だというか、弱いというか、そういう指摘はこの工事 の契約する2月3日前にわかったのでないかという、流れの中からそんなふうに疑問を感じるのです が、そういうようなことはちょっと議論は出てこなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) 先ほどの報告の中で申し上げましたとおり、発注後にボーリング 調査をいたしましたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、工事始まってから9カ月。そして、12月にこういう形で変更 理由ということでいろいろ出てまいりました。そうしますと、この9カ月間の間にもう少し早く議会 に変更の届けをする機会はなかったのか、どうしてもこの12月議会なのか、その辺ではどんな形で議 論されていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) この問題につきましても先ほどの報告の中に織りまぜてございま すが、残り4カ月余りのところまで来て、なぜ今になってこのような変更になり、以前にこのような ことを議会あるいは委員会等に報告できなかったのかというような質疑もございまして、理事者側か ら報告しようと思ってはおりましたが、その機会を逸しましたというお話がございました。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第171号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第171号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第172号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第172号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第173号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第173号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第174号 村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定について      議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第174号から議第176号までの3議案を一括して議題といたしま す。   本案は、市民経済常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報 告書が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されました議第174号、議第175号及び議第176 号について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。去る12月11日午前10時から朝日支 所において開催しました市民経済常任委員において、請願第11号に引き続き、審査を実施いたしまし た。   最初に、議第174号 村上市火葬場条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当部 長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員からさしたる質疑もなく、討論も求めましたが、討 論もなく、起立採決の結果、議第174号は起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしまし た。   次に、議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当部長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、指定の期間が物によっては10年間とあるが、これは3年間となっている。なぜかとの 質疑に、期間等については政策推進課の取りまとめであるが、全体的に3年間の期間で指定している。 5年、10年という期間は今後の課題であるとの答弁でありました。   また、委員から旧町村では指定で長期のものがあるが、その対応はとの質疑に、全体の指定管理 方法の中で協議されていくものと思いますとの答弁でありました。   また、委員から指定管理の資料に公募とあるが、何社の申し込みかとの質疑に、2社の申し込み があったとの答弁でありました。   ほかに質疑もなく、討論も求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第175号 は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当部長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、これは旧山北町と旧温海町にかかわる火葬場かとの質疑に、そのとおりですが、平成 22年4月から村上市の管理となり、旧温海町は管外扱いとなります。今まで処理料金が1万5,000円 だったものが3万円に変わりますとの答弁でありました。   また、委員から旧温海町が抜けると指定管理料が高くなるのかとの質疑に、旧温海町が管外にな っても利用状況は大きくは変わらないと思いますが、指定管理料は若干高くなると思っていますとの 答弁でありました。   また、委員から今まで広域での運営と思うが、債務等はなかったのかとの質疑に、平成元年4月 の協定書において財産の帰属については山北町のものであり、現在債務はありませんとの答弁であり ました。   また、委員から旧山北町と旧温海町の利用数の割合はとの質疑に、平成20年度は旧山北町が102 件、旧温海町が140件、合計242件の利用で、ほぼこの水準で経過しているとの答弁でありました。   ほかに質疑もなく、討論も求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第176号 は可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第174号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第174号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第175号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第175号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第176号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第176号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第178号 市道路線の変更について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第177号及び議第178号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第177号 公の施設に係る指 定管理者の指定について及び議第178号 市道路線の変更については、去る12月15日午前10時から山 北支所旧議場において、委員7名、副市長、担当部課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、建 設企業常任委員会を開催し、審査を行いました。その審査の経過と結果について報告いたします。   最初に、議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について、引き続き議第178号 市道路線 の変更について、担当部長に説明を求めた後、審査を行いましたが、いずれもさしたる質疑なく、審 査を終了し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第177号及び議第178号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第177号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第177号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第178号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第178号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時10分まで休憩します。           午前10時56分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)            議第180号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)      議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)       議第182号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議第183号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第184号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第185号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3             号)                                議第186号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       議第187号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議第188号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)      議第189号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第179号から議第189号までの11議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、各 委員長から審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第179号 平成21年度村上市一般 会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分について及び議第180号 平成21年度村上市情報通 信事業特別会計補正予算(第3号)についてを審査いたしました。その審査の概要と経過をご報告申 し上げます。   初めに、議第179号 村上市一般会計補正予算、歳入全款について、担当課長から説明を受けた 後、質疑に入りました。   委員から、市税のうち個人市民税が率にして8.15%増、金額にして1億6,300万円を補正してい る。その内容はとの質疑に、平成20年度の決算が出ました。平成21年度の当初予算を立てるに当たり、 10%の落ち込みを見込んでいましたが、2%より落ちなかった。現年度1億5,900万円、過年度分400 万円で、合計1億6,300万円の増額補正となりましたとの答弁でした。   委員から、法人市民税について、20年度より21年度当初予算で8,000万円を落として計上されて いるが、さらに7,000万円減額したのはどうしてかとの質疑に、法人税について当初予算では10%の 落ち込みを見て組みました。11月まで申告が終わった実績で、予想以上に法人の収益の悪化が大きく、 7,000万円を減額しましたとの答弁でした。   委員から、農林水産業費県補助金3,185万5,000円についての内容はとの質疑に、美しい森づくり 基盤整備交付金50%の補助金400万円、門前谷線です。荒川いこいの家を木造で建築するので、国の 第1次補正と県の基金としての補助金合わせて2,785万5,000円ですとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当部長に説明を求めた後、質疑に入りました。   委員から、一般管理費の人事考課制度導入ですが、当初予算には上がっていなかったが、年度途 中でなぜ出てきたのかとの質疑に、制度の構築を行いたいので、補正でお願いしましたとの答弁でし た。   委員から、総務費の人件費ですが、当初予算の5%増の4,200万円となっている。職員の増員も あるのであろうが、その要因はどこにあるのかとの質疑に、大きな要因は国体課の増員によるもので す。4月に5名増員しました。他の課から5名総務課に配属してもらい、合計10名の増になったこと によるものですとの答弁でした。   委員から、国体が終わってから、まだ二、三カ月よりたっていないので、最終的な決算は出てい ないと思うが、補正の現況はどうなっているのかとの質疑に、県の補助金の精算が終わったばかりで 県とのヒアリングをしていないので、3月補正で計上します。実行委員会の精算は、来年の2月に総 会を開きますので、そのときが最終報告となります。   委員から、消防費において公用車リース料とあるが、どんな使われ方をしているのかとの質疑に、 緊急雇用創出事業において消火栓、防火水槽などの状況などを確認し、消防施設等のデータを整備す るのに利用する車をリースするものですとの答弁でした。   委員から、消防機材、器具購入費の減額は何かとの質疑に、荒川分署に配属される消防車、本署 の高規格救急車の入札差額が減額となりましたとの答弁でした。   委員から、防災無線修理ですが、場所と内容についての質疑があり、山北地域の海岸部で潮風等 によって拡声機、支柱等の腐食によるもので、これを修繕するものです。新しい無線施設ができれば 撤去されるものですとの答弁でした。   次に、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費、第2条第2表、債務負担行為、第3条第 3表、地方債補正は一括質疑といたしました。   委員から、第2表の債務負担行為補正ですが、学校給食調理業務委託料ですが、今まで市の職員 がやっていたのか、それとも別に委託するのかとの質疑に、山北の調理場は今まで人材派遣でお願い をしていました。他の学校と同じように調理全般を4月より委託したいので、債務負担行為補正に計 上しましたとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第180号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)を議題として、 担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、施設管理費が山北地区と朝日地区とありますが、その内容についての質疑に、山北地 区の寒川集落で東北電力とNTTの柱を一本化するもの、その他中継、山熊田、脇川の柱の立てかえ、 テレビ共同アンテナの放送サービスへ移行するものです。朝日地区においては、21年9月4日に落雷 がありました。その被害を修繕するものです。   そのほか質疑なく、討論を求めたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されました議第179号、議第181号について、そ の審査の概要と経過についてご報告申し上げます。去る12月11日開催されました市民経済常任委員会 において、議第176号に引き続き審査を実施いたしました。   最初に、議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、市民経済常任委員 会所管部分を議題とし、担当部長から説明を受けた後、款ごとに質疑に入りました。   第2款総務費、第3款民生費、第4款衛生費関係では、委員に質疑を伺いましたが、ございませ んでした。   第6款農林水産業費関係では、委員から農業委員会事務局人件費が減額となっているが、どうい うことかという質疑に、各支所で産業課職員との兼務で対応しているので、理解してほしいとの答弁 でありました。   また、委員から圏域3森林組合の合併の話は当分ないのかとの質疑に、関川村については途中で 合併を断念しました。岩船と山北との森林組合の合併を試みましたが、最終段階で合意に至らなかっ た。行政では、いずれは合併をというふうに考えておりますとの答弁でありました。   次に、第7款商工費関係では、委員から信用保証5,000万の増額補正であるが、今後の推移はど うかとの質疑に、月1,000万円の保証料と、また3月には2,000万円の保証料を見込んだとの答弁であ りました。   また、委員から情報通信技術利活用の活性化事業、国庫事業の採択がかなわなかった減額補正で あるが、この事業は来年度もあるのかという質疑に、この事業は総務省の21年度の経済対策事業であ るが、基本部分だけでも実施したいという思いと観光情報戦略会議を立ち上げ、関係機関の協力を得 ながら情報発信していきたいとの答弁でありました。   以上ですべての質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、賛成全員で 議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、市民経済常任委員会の所管部分 について原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、きれい館の修理費等増額補正であるがとの質疑に、この内容は換気扇の取りかえや男 女浴室の手すりの新設及びポンプ制御盤の取りかえであるとの答弁でありました。   また、委員からロボットの購入とあるが、どんなものかとの質疑に、水中での掃除機のようなも のです。水中で砂とか水を吸い込み、フィルターを通してきれいにするもので、夜自動制御で稼働す るものですとの答弁でありました。   また、委員からそのロボットの耐用年数は何年かとの質疑に、5年から10年とありますが、使用 頻度によって大きく違い、今までのものは平成11年に購入したものですとの答弁でありました。   また、委員からそのロボットの定期点検はあるのかという質疑に、法定点検はありませんが、自 主的に1年に1回点検をしていますとの答弁でありました。   以上ですべての質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で 議第181号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第179号 平成21年度村上市 一般会計補正予算(第6号)のうち、厚生文教常任委員会所管分及び議第182号から議第185号までの 計5議案について、去る12月14日、神林支所旧議場において、委員7名、副市長、教育長はじめ関係 部課長及び関係職員、議会事務局長出席のもとに委員会を開催しました。その詳細については省略さ せていただきますが、その審査の概要と経過について主なものをご報告申し上げます。   最初に、議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分を 議題とし、担当部課長から説明を求めた後、質疑を行いました。   最初に、第3款民生費について、委員よりひとり親家庭等医療費助成経費の医療助成費扶助で2 回目のインフルエンザの助成ということで89万3,000円が上がっていますが、対象者数は何人かとの 問いに、昨年の実績で対象延べ人数が1万5,510名おりました。今年度もインフルエンザの関係で、 昨年度と同規模の人数を見込みましたという答弁でした。   次に、衛生費について、休日診療所については村上地区、朝日地区、神林地区の人は利用してい たが、合併してからは山北地区、荒川地区の人たちの利用はどうかとの問いに、利用については村上 の市街地の方、朝日、神林の方で、合併する以前とほとんど変わっていないという答弁でした。   合併後利用のPRはという問いに、利用者数が1日18人くらいで少ないということで、広報等で PRをしている。   合併前と合併後で利用者数の変化はあるかとの問いに、合併後8月ぐらいまで利用者の変化はな かったが、インフルエンザの流行により11月以降多いときには90名を超える状況であるとの答弁でし た。   次に、第5款労働費について、勤労青少年ホーム運営経費で消火器が15本購入というのがあった が、全体で何本の消火器が設置されているのかとの問いに、消火器15本全部である。これは、今まで のものは製造から十六、七年経過しており、中身の入れかえはしていたが、今回消防設備点検等の指 摘もあり、買いかえをお願いするものであるとの答弁でした。   次に、第10款教育費について、耐震が未整備で、きちんと対応していないのが結構あったが、今 後の予定はという問いに、平成21年度以降について、校舎では村上小学校、岩船小学校、瀬波小学校、 平林小学校、三面小学校、神納小学校の6校である。中学校では村上第一中学校、岩船中学校、平林 中学校の3校である。体育館については、小学校は岩船小学校、三面小学校、さんぽく北小学校、神 納小学校の4校で、中学校については平林中学校の1校だけである。校舎については9校、体育館に ついては5校であるという答弁でした。次年度から対策については耐震診断をお願いしているところ であるが、まだ判定委員会の判定が下っていないので、危険性の高いものから整備をしていきたいと いう答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第179号のうち、当委員会所管 分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第182号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、 担当部長から説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の一般被保険者国民健康保険税の4つの節のうち、3つの節で減額になっている が、その根拠はとの問いに、現年度分については当初の収納率に対し、今までの収納実績、それと20 年度の決算が出ているので、それらを加味して収納率の見直しをしたものが減額になっている。過年 度分については当初1,000円の計上だったので、今回過年度において修正申告や社会保険の離脱等で 修正された結果、増額になっている。その結果、節単位では減額となったという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第182号については原案のとお り可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第183号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につい て、担当部長から説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の後期高齢者医療保険料の特別徴収、普通徴収の現年度で、特に普通徴収で減額 が多いようだが、現状を教えてほしいとの問いに、当初の精算については昨年10月、現在のデータを もとに広域連合で積算をして各市町村に通知をした。その後変更があり、今後も変更あることを加味 した数字であるが、一番大きいのが平成21年度に9割軽減というのが創設された。その対象者が2,03 0人いて、その減額が大きいとの答弁でした。   ほかに障害者手帳を持った人で、65歳になると国民健康保険か後期高齢者医療保険かのどちらか を選択できるが、その通知はきちんとされているのかとの問いに、その年齢に該当する方で障害者手 帳を持った人には連絡してありますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、議第183号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   続きまして、議第184号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、担 当部長から説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、通所型介護予防事業経費が減額になっているが、この中身はという問いに、制度改正 に伴う包括支援システムがあるが、修正作業分について委託業務で計上していたが、CD―ROMを 消耗品で買い取って、包括支援センターの職員が直接指示に従って対応したため、消耗品を計上し、 委託料を減額したという答弁でした。   そのほかに補正額の財源内容の欄について伺うが、財源の比率は定められているのかという問い に、保険給付費については法律で定められている。居宅介護サービスについては国が20%、県と市が 12.5%、調整交付金で5%、2号保険者の支払基金相当分が30%、残りの20%が介護保険料になる。 施設サービスについては国が15%、県が17.5%、市が12.5%、調整交付金が50%、2号保険者の支払 基金相当分が30%、残りの20%が介護保険料で充当されているという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、議第184号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   続きまして、議第185号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)につ いて、担当部長から説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、上海府デイサービスセンターのおふろについてはどのような要望が出ているのかとの 問いに、入浴設備についてはこれから指定管理を公募することも来年度控えているので、これから検 討していきたいと思いますという答弁でした。   以上、質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、議第185号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 委員長、大変ご苦労さまです。私も委員なので、内容については問題視す るわけではないのですけれども、起立採決の結果、起立全員とか、起立多数とかという部分が抜けて いたような気がするのですが、ちょっとどうでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 厚生文教常任委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) 第179号については、起立採決の結果、起立全員ということ でありますけれども。 〇17番(長谷川 孝君) それはあるのですが、183、184、185号あたり報告を聞いていますとちょ っと抜けたように私は聞いていたのですけれども、もしあれでしたら。 〇議長(佐藤宮吉君) 厚生文教常任委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) すみません。確かに抜けておりました。今後気をつけます。 〇17番(長谷川 孝君) ということは、起立全員で全議案が採択になったということで理解してい いわけですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 厚生文教常任委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) あなたも知っているとおり、そのとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第179号 平成21年度村上市 一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分及び議第186号から議第189号までの5議案につ きましては、先ほど報告しました議案に引き続き審査を行いました。その詳細については省略させて いただきますが、その経過と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第179号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分を 議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、経済危機対策臨時交付金事業の進捗状況はどうか。答弁、12月現在で大体のものは発注し ております。12月定例会後に3月完成をめどに発注するものが16カ所ぐらいあります。   1つ、きょうはことし初めての除雪になるような雪が降っていますが、今年度の除雪体制は万全 か。答弁、山北、朝日地区は12月1日より、ほかは12月15日より業務委託ということで準備は整って おります。   1つ、除雪対策費の除雪維持管理費を固定費として今年度から支払うことになったとの説明です が、除雪費については国から補助があるのか。答弁、除雪経費については交付金事業として国からあ る一定の補助があります。   1つ、除雪対策費固定費分として5,500万円が計上されているが、内訳はどうなっているのか。 答弁、今回計上させていただきました5,500万円は不足分としてであり、全体では約7,000万円ぐらい かかるものであります。内訳は、民間への委託機械が95台で、村上市から貸与機械が53台であります。   1つ、桃川牧目線道路改良について、用地買収は終了したと聞いているが、完成年度はいつにな るのか。答弁、高速インターまでは今年度中に開通となりますが、国道7号までは平成25年度を目標 にしております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第179号のうち、当委員会所 管分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第186号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてを 議題といたしまして、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、旧村上市の場合面積割で下水道の受益者負担金が決定されているが、条例の改正はできな いものか。答弁、合併協定書の中に受益者負担金については下水道料金が統一される平成26年4月ま では現行のままで行うことが決められているので、無理であると思います。   1つ、面積割で大口負担金を求められている企業の不公平感を精査するため、所管で委員会を立 ち上げる考えはないか。答弁、前向きに検討してまいりたいと思います。   1つ、朝日地区で井戸メーターの取りつけについて、何世帯ぐらいあるのか。答弁、843世帯で あります。   1つ、このたびの補正予算にも含まれているのか。答弁、このたびの64万は旧村上市の井戸メー ターの取りつけのものです。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第186号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   続きまして、議第187号 村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたしまし て、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、旧神林地区の合併処理浄化槽の維持管理費はこの会計で処理されているのか。答弁、今回 の補正部分ではありませんが、会計上はここに計上されるものです。   1つ、料金システムは具体的にどうなっているのか伺います。答弁、一般的な下水道料金と同じ 徴収をいたしております。   1つ、ほかの地区の合併処理浄化槽についても神林方式にならないか。答弁、今後検討してまい ります。   1つ、農集排事業で施設ごとに管理費の支出があるが。答弁、施設ごとに管理組合をつくってい ただき、年間数万円程度の支出をさせていただいております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第187号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   続きまして、議第188号 村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたしまし て、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、経費削減のため、貯水池の統合は考えられないか。答弁、国のほうでは平成28年度をめど に上水道に統合するようにと通達が来ております。神林地区で河内地区と大平地区については、上水 道に統合できるのではないかなど検討を進めているところであります。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第188号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第189号 村上市上水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたしまして、担当部長 に説明を求めた後、審査を行いましたが、質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、 起立全員にて議第189号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第179号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第179号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第180号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第180号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第181号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第181号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第182号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第182号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第183号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第183号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第184号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第184号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第185号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第185号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第186号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第186号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第187号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第187号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第188号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第188号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第189号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第189号は委員長報告のとおり可決されました。   午後1時まで休憩します。           午前11時58分  休 憩                                                        午後 1時01分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第7 議員発議第13号 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意               見書の提出について                  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議員発議第13号 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等 を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   15番、小池晃君。           〔15番 小池 晃君登壇〕 〇15番(小池 晃君) ただいま上程されました議員発議第13号 電源立地地域対策交付金制度の交 付期間延長等を求める意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る12月10日に開催されました総務常任委員会協議会で了承された意見書の提出につい てであります。   賛成者は、滝沢武司議員、瀬賀秀雄議員、小野七五三議員、石嶋修平議員、大滝久志議員、そし て提出者は私小池晃でございます。   この意見書は、平成22年度末をもって当市をはじめ多くの関係市町村で交付期限を迎える水力交 付金について、平成23年度以降は恒久的な制度とすること並びに原子力発電交付金との格差を踏まえ た交付金の最高限度額及び最低保証額の引き上げなどを交付条件の改善や事務手続の簡素化を要望す るものです。詳細についてはお手元に配付した意見書案のとおりでありますので、説明は省略させて いただきます。   提出先は、経済産業大臣、経済産業副大臣、経済産業政務官、財務大臣、財務副大臣、財務政務 官、総務大臣、総務副大臣、総務政務官であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第13号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第13号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議員発議第14号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推               進に反対する意見書の提出について           〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議員発議第14号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米 FTAの推進に反対する意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明を願います。   23番、大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) ただいま上程されました議員発議第14号 FPA・FTA推進路線の見直し を求め、日米FTAの推進に反対する意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いた します。   本案は、去る12月11日に開催されました市民経済常任委員会で審査され、採択すべきものと決定 された請願に基づく意見書の提出であります。   賛成者は、鈴木いせ子議員、山田勉議員、山田昭夫議員、板垣栄一議員、三田敏秋議員、齋藤信 一郎議員、中山悌一議員、そして提出者は私大滝国吉でございます。   この意見書は、日本農業に壊滅的打撃をもたらすことが明らかであるEPA、FTA推進路線を 見直すとともに、アメリカとのFTA交渉は行わないことを求めるものです。詳細についてはお手元 に配付の意見書のとおりであります。説明は、省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。請願私は起立していないので、反対の立場でいたのですが、 大滝議員も副委員長の立場で恐らく今回の意見書の提出になるのでしょうけれども、午前中はという か、議案もそんなによく見ていない私がいて大変申しわけなかったところあるのですが、よくよく見 てまいりますと副委員長ご存じだと思いますが、FPA、FTAというのは何なのだろうかと、ここ なのです、問題が。それは、FPAというのはどういうことかというと例えばFPAだと世界の経済 連携協定。そして、FTAというのは自由貿易協定。さまざまなどこの国もそういったところに参加 をして自国の主張を出し合い、そしてそれぞれの中で提携し合う。いわゆる国際路線では大事な機関 なのです。これよく見てください。EPA、FTAのことは何もさわっておりません、この意見書で は。FAOなんていうものが出てきて、何にも関係ないFAOなんていうものが冒頭に出てきて、W TOというのが我々日本にとってみればいつも農業問題で頭悩ますところが来て、その後に今のEP A、FTAという路線もなんていうのが付録でついてくるようなことなのです。これは、前政権時代 からも引き続き経済産業省で推進しながら、その協定の中で、その交渉の中で農業問題をそこから外 せるように、我が国の主張を認めてもらえるような交渉がずっとなされてきたのです。今政権がかわ り、自民党から民主党にもかわり、民主党もその路線の中でFTAの推進という言葉が民主党にちょ っとつきましたけれども、同じ立場の中で我が国の農業を守ろうとしてやろうとしていることをこの 意見書の最後でいうとFTAの交渉は行わないこと、行わなかったら、これ大変なことになるのです。 これを村上市議会で本当に意見書として国に上げていいものなのだろうか、こういうことなのです。   私も議案書最初から全部びっちりちょっと読み込んでなかったという部分で何なのだよ、今ごろ になってという部分があるかもしれませんけれども、まだ間に合います。何とかこういう部分で提出 者のほう、恐らく副委員長という立場で提出者にかわってやっているのでしょうけれども、ちょっと その辺についてご感想お願いしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇23番(大滝国吉君) 我々の委員会で話し合われたとき、今姫路さんも言われていましたけれども、 WTO路線を前提とした2国間の地域協定がEPAというもので開かれると。あくまでも我々の日本 の農業は、WTOで守られているものと私は考えております。その中でEPAと2国間の協定をここ で推進しないというのは、WTOで守られているものがある前提の中で日米FTAというのはその2 国間だけで話し合いが、関税とかそういうのがそれ以外で決まってしまうということの交渉をしない ということだろうと私は認識しておりますので、日本の農業を守るにはやはりWTOを中心としたも のがあって守られていくのだろうということから、我々はそういうふうな考えに至った委員会だと私 は認識しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 副委員長、WTO全く関係ないのです。WTO全く関係ないのだ、これ。も し委員会の中でWTOが先に出て、WTOというのがあって助かっている部分というか、WTOとい う国際協議の場があって、日本の主張がそこで言えるという場があるのです。これが交渉を行わない ということになったら大変なことになるのです。だから、そこをもう少し地方自治体でもよくよく議 員の皆さんと協議した上でやらないと政府も前政権、今もそうでしょうし、それにのっとりながら交 渉をまとめていくというのが本来の仕事でございます。ぜひご理解していただきたいなと、こういう ふうに思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。ここに21年8月12日、日比谷野外音楽堂で行われ ました日米FTA断固阻止緊急国民集会、全国から農業にかかわっている方たち、またいろんな農業 に関係する団体の方々が集まって、緊急国民集会が開かれました。それで、そこで宣言では、とにか く最後、消費者をはじめ農林漁業団体の参加を得て、緊急国民集会を開催した。我々は、日本の食だ けではなく、地域経済を守るため、国民の理解と支持を得ながら国民運動として日米FTA断固阻止 に向けて運動していくことを宣言するという大会宣言をつくっています。それで、農協等をお訪ねし ましても、農協の方々はこれが通ったら本当に打撃は大きいということで、FTA断固阻止の署名運 動等も農協の方々の中では相当広がっているようでございます。その点で、提出者はなぜ農協の方々 もこのことに対して不安をお持ちになっているのだろうとお考えでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇23番(大滝国吉君) 今の農業の将来を見通してのことだと私は思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そういう点で日米FTAというのが本当に通っていくならば、非常に今でも 大変な農業関係者の打撃は一層大きいという点で、不安を感じているという点で私は受けとめていま すが、どんなふうに提出者は受けとめていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇23番(大滝国吉君) 私もそのとおりです。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。   姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。反対討論を行います。   これ交渉を行わなくなったら大変なことになるのです。皆さんよく気づいてください、ここ。こ れは、交渉の場において我々の日本国の優位性を保つのです。私は、恐らくWTOの中での方向性の 中で、勘違いされているところが恐らく委員会の中にも多分あったのだろうと思います。これは、日 本の立場としてみればEPA、FTA、つまり自由貿易協定、そして経済連携協定と申し上げます、 2つを。世界に先駆けてやらなければいけないことなのです。そこの中で今言われた農業を守ってい けるかどうかなのです。自民党も一生懸命これをやっていたのです。引き継いだ民主党もそれをやろ うとしている。そして、その中で話を、皆さん、ここ最後、アメリカとのFTA交渉は行わないこと となったら、これ大変なことになるのです。ぜひご理解していただいて、まだ間に合います。ご理解 していただいて、請願は請願です。違う議案でございます。この意見書が内閣はじめ農林のほうに村 上市から上がってきたということにならないようにご理解をいただきたいと思います。   以上、反対討論を終わらせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 賛成の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 反対の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議員発議第14号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第14号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第15号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書の提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議員発議第15号 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書の提 出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第15号 後期高齢者医療制度の廃止を求め る意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る12月14日に開催されました厚生文教常任委員会協議会で審査され、願意了承された 陳情に基づく意見書の提出であります。   賛成者は、板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、小林重平議員、相馬エイ議員、川崎 健二議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   この意見書は、高齢者の医療を差別する制度である後期高齢者医療制度の廃止及び医療に使う国 の予算をふやして高齢者、国民が安心して医療を受けられるようにすることを求めるものです。詳細 についてはお手元に配付の意見書案のとおりでありますので、説明は省略をさせていただきます。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣であり ます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) ご苦労さまでございます。これ合併をする前、市町村議会の中で多分決定さ れる際に当時自由民主党の政権等でほとんどが賛成ということで通ってきた案件ではないかなと思い ます。今ここに来てすぐに廃止をしろという意見書でございますが、民主党の今マニフェストの中で も後期高齢者制度に関しましては廃止の方向でうたってはおります。でも、今報道やニュースの中で、 多分提出者もわかると思いますが、それには恐らく4年程度の時間はかかるだろうということを言わ れています。今政府、また党の間でもそういった協議を進め、4年間ぐらいはかかるだろうという、 今それに向けてやっている最中でございますので、それに向けての即刻廃止という意見書については どういう意味というか、提出者としてはその辺はどういうふうにお考えでございますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇5番(川村敏晴君) おっしゃるとおりでございます。委員会のほうでも話、意見が出ましたが、 現政権がこの制度の廃止を主張しておる中で、やはり一日も早くこの制度を廃止の方向に持っていき たいというふうな意見が多かったということでございまして、意見として出しておくことはいいこと だろうという判断であると思います。 〇3番(本間清人君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第15号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第15号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ております。   お諮りいたします。各委員会にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり 決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第4回 定例会を閉会します。   長期間にわたりまして、大変ご苦労さまでした。           午後 1時26分  閉 会