平成21年村上市議会第6回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成21年11月27日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  議第162号 専決処分の承認を求めることについて                 第 4  議第163号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について    第 5  議第164号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例             制定について                            第 6  議第165号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                               第 7  議第166号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正             する条例制定について                        第 8  議第167号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第5号)                                                         〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君 23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時02分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成21年第6回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成21年第6回臨時会を招集いたしま したところ、議員皆様には公私とも大変お忙しいところご出席いただきまして、まことにありがとう ございました。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の承認1件、人事院勧告に伴う関係条例の一部改 正4件、一般会計補正予算1件の合わせて6件で、いずれも重要な案件でありますので、十分ご審議 の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のごあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、4番、板垣栄一君、24番、瀬賀秀雄君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員長と協議した結果、議案については委員会付託 を省略して本会議審査とし、本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 議第162号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第162号 専決処分の承認を求めることについてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第162号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、一般会計補正予算(第4号)で、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分 をいたしましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認をお願いするものであります。   補正内容は、本年7月豪雨により被災した林道元屋敷線に係る災害復旧に要する経費であります。 歳入歳出の予算の総額にそれぞれ2,500万円を追加し、予算の総額を312億8,520万円といたしました。 また、第2表、地方債の補正を行いました。   歳入として、第15款県支出金では1,495万5,000円を、第19款繰越金で364万5,000円を、同じく第 21款市債640万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出においては、第11款災害復旧費2,500万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ちょっとお伺いしたいのですけれども、7月の豪雨ということでしたけれど も、この辺の歳入の部分での補助率というのでしょうか。現場を確認して、現場の状態によって多少 補助率とかが変わってくるのかどうか、その辺のところお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 7月18、19にかけまして、高根地内で113ミリの豪雨を観測したわ けでございます。9月24日、国の査定を受けまして事業費決定し、今回専決をお願いしたものでござ いまして、事業費の増減は査定結果後にはありません。           〔「補助率」と呼ぶ者あり〕 〇産業観光部長(増子太平君) 補助率は、65%を予定しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この工事はいつごろ完成したのか、するのか、その辺のところ。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) この工事につきましては、発注後県、国に対して繰り越しをお願い する予定でございます。来春完成の予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 一刻も早い復旧をお願いして終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   災害復旧の対象になっている場所、例えば前から地元から改善を要求されていた場所なのでしょ うか。それとも、そういうものは全然対象になっていない場所が急に被害が出たということなのでし ょうか。どちらでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) これにつきましては、豪雨によって路肩が30メーター崩壊したとい うようなことで、あくまでも雨によるもので、地元から改修とかの要望はなかった場所でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、想定されるような場所ではなかったということですので、7 月18、19日と同じような豪雨が起きればまた同じようなことが発生することもあり得る地域なのでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) ちょうど路肩の部分に斜面から水落ちるような状況になっていまし たので、この場所については災害出たわけでございますが、ほかの場所については少々の雨でも大丈 夫だということでございます。県営林道で開設した林道でございますので、幅員も4メーターの大き な林道でございますので、大丈夫かと思われます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第162号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第162号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第4 議第163号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                           〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第163号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条 例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第163号について提案理由のご説明を申し 上げます。   人事院は、8月11日、国会及び内閣に対し、国家公務員給与の改定を勧告いたしました。昨今の 厳しい経済、雇用情勢において公務員と民間の給与比較において月例給、ボーナスのいずれも民間が 下回っていることの調査結果を踏まえ、国家公務員の月例給、期末勤勉手当の引き下げ、自宅に係る 住居手当の廃止などがその内容であります。また、新潟県人事委員会では10月9日、国家公務員を対 象とした人事院勧告に準じた内容での勧告をいたしました。人事委員会の置いていない市町村につい ては、都道府県の人事委員会の勧告内容を参考に適切に改定するよう指導がなされておりますので、 本市におきましてはこれまで対応してきたとおりこのたびの新潟県人事委員会の勧告に準拠して、本 条例の改正を提案するものであります。   改正内容でありますが、1つ目は若年層を除き、給料月額平均0.2%の引き下げ、2つ目は期末 手当及び勤勉手当について本年6月の凍結分も含め、期末手当を0.25月、勤勉手当を0.10月それぞれ 引き下げます。3つ目は、自宅に係る住居手当の廃止、4つ目は60キロメートルを越える遠距離通勤 者に対する通勤区分の新設であります。なお、これら給与改定等に伴う職員1人当たりの年間給与額 への影響について申し上げますと平均2.4%の減、金額では約12万7,000円の減額となります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   職員相当な人数いるわけですが、この条例改正に当たって事前にどのような話し合いをされて、 ある程度の合意はされましたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 職員組合との協議についてでありますが、11月2日、組合の書記 長、書記次長に対しまして人事院勧告等に伴う市の対応方針について説明をさせていただきました。 その後11月20日に組合から回答がございまして、執行委員長よりいたし方ないということでご理解を いただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今回の改正により職員総人数でどのぐらいの金額が減になるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 今回の減額の改定の対象人数でありますが、若年層、いわゆる若 い職員を除くということになっておりまして、全体の745人、79%の職員が給与改定、減額改定の対 象となります。それに伴いまして、給与の影響額につきましては総額1億5,900万余りでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 職員の給料が全体的に1億5,000万減るということは、つまりその分この地 域に与える経済的な影響面でも何も影響はないというものではなくて、逆に消費面での影響は大きい ものがあると思います。しかし、社会の雇用状況等いろいろ考えますと今回このような条例改正に踏 み切ったという点では、それこそ職員の組合の皆さんではありませんが、認めざるを得ないのかなと、 そんなふうに思っています。答弁要りません。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ただいまの提案の163号から166号までの提案の意図についてお伺いしたいの ですが、よろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) はい。 〇18番(滝沢武司君) 今議長からお許しが出たように今回の内容でなくて、この4本の提案がきょ う審議をされるというその意図がちょっとわからないのです。この前の11月16日も教育委員の選任に 当たってのときにもなぜこの時期にこの議案が提出されるのかという意向を伺いました。それと全く 今回のも同じですが、私は今回の提案について若干疑義があるものですから、11月27日、きょうこの 提案をされる意図をまずお伺いしたいのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回臨時議会を開いてまでお願いをしなければならない理由ですけれども、 12月の10日には期末手当が支給されるわけでございますので、当然それらに対処すべき、準備をして おかなければならないということで今回お願いしたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 提案が12月1日実施ということですから、当然今のことは私も理解できます。 ところが、私は議会と理事者をつなぐパイプ役、総務部長やっていますわね。きょうなぜという変な 質問をするのだなと思うと思うのですけれども、本日議決されたとしたら、それをもとに12月、第4 回定例会での補正予算にかかわるというふうに考えるともう既に2日から始まる第4回定例会の議案 はおととい配られています。配られている中にはこのことがもう既に折り込み済みという、そういう 議案の決定と次の審査の関係が非常に理解できない。12月議会の補正第6号にこの給与改定の分も含 めて、これは市長から一般職員まで、議員も全部見ましたらもう既にそこで提案されていると、決ま っていないのに。そこがわからない。それで、なぜきょうここに臨時会を開くのかということを聞く わけです。もっと先にやっておかないと12月の補正予算は提案できないのではないかと、決まってい ないことをなぜもう決まったかのごとく第4回定例会の補正にもう提案されているのかと、そこが私 わからない。総務部長、どうです。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) ただいまの質問ごもっともだと思います。それで、各市の状況見ますと やはり条例改正案と補正案と同時に提案しているところもございますし、本日の日報紙上でもありま したように燕市などはやはりうちと同じに補正の予算の提案はしていないところもございました。村 上市がなぜできなかったかということになりますけれども、同時に特別職の条例の改正の提案もして ございます。報酬審議会の答申が11月16日に出てございました。それで、臨時会の議案の送付日が11 月20日でございましたので、頑張ってもちょっと期間的に無理でございました。それで、前回の5月 の提案どおり12月に補正予算については提案したいということで、もろもろの人事にかかわる補正予 算と同時に計上していただいて、今回の臨時会につきましては先ほど市長が申しましたように12月1 日が基準日でございますので、各市でも12月1日以前に議会の議決をいただいているというような状 況でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先般の第5回臨時会でもお話ししましたように、一般的なことと今度臨時会 を開くということというのは意味合いがやっぱり今のところは違うと思うのです。今のようないろい ろな事情はある。しかし、11月27日に臨時会を開くというのは相当前から、私の記憶だと10月の終わ りころもう既にこの日にやるよというような意向は議員の皆さん方にも何らかの形で伝えられてきた。 ただ、11月16日の第5回臨時会は、これは突然その間にあったということでありますけれども、最初 からもう11月27日に臨時会をやって、給与改定についての審議を行うというような方向は相当前から 出ていたのでないかと思うのです。そうであれば、私はこういうきょう審議をしていることがもう既 に議案配付されている定例会の議案、何だ、これと。これだったらもう議会あってもなくてもいいで はないかと、極端に言えば。もう既に折り込み済みで定例会の議案が出ているのだから、そういうや り方は私はよくない。やっぱり議会の議決を大事にするならば、議会の議決をやって、そしてそれに 基づいて、これは期間はいろいろあるでしょう、提案までの期間は。提案、あるいは議案の配付まで の時間はあるでしょうけれども、そういう普通のだれが考えてもノーマルな形をとるのが私はいいと 思うのですが、やっぱり今の説明を聞いても審議会の関係、先やればいいのです。そうでしょう。10 月9日にもう県の人勧が出ているわけですから、あるいはこれに伴って報酬等特別委員会の審議も必 要だなと思えば早目に設定をすればいいわけだ。その段取りがうまくないからといって、ここにきょ う議会を開くというのは、私は議会軽視と言われても仕方がないのでないかというふうに思うのです。 その辺のスケジュールの設定についてもう一度、これでいいのかどうか、こういうことがあってもい いのかどうか。議会が決めないうちにもう既に折り込み済みで提案されていると、こういう状態がい いのかどうかについての見解を伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) あくまでも議会提案、形式上でありますけれども、初日が議会提案日と いうことになりますので、それ以前は議案の送付日で、議案のなるべきものを参考資料としてお上げ しているというのが議会での形だと思います。今回は…… 〇18番(滝沢武司君) こういう形がいいのかどうかなのです。今後も出てくるかもしれないから、 こういう形が。だから、これでいいのかどうかの答えさえ伺えば、私は質問を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) やはり同時提案が正しいものだと思っております。それが今回はいろん な条件があって、できなかったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、こういう形はいいというふうに今考えているわけですね。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。給料の改定ということになりますけれども、たしか今 年度はこれ1回目でしたっけ、2回目でしたっけ。その辺ちょっとお聞きしたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 5月に期末手当の改正をしておりますので、2回目になります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私、非常に目先だけで、先のことのない給料改定を、これまた何かが出てき て、人事院勧告か何かで12月、今改定。例えば1月ぐらいにいや、もっと景気が悪くなったから、ま た改定なんていうのも、それはわからないところにあるわけです。でもね、市長、私思うのですけれ ども、こういう給料改定の人事院勧告を出された。出されたから、すぐ村上市も県に従ってもうやら ねばねというような形をとらずに、これを来年の4月から施行しようという。スパンの中ではすぐあ ったから、来月からしようというのではなくて、そういうことあったら来年の4月からはこういうふ うに給与改定していきますよというのも、審査をするのは。そうすると12月の定例議会でいいわけで す、まず簡単に言えば。こういうのあったから、こういうふうにしますよと、それで来年の4月から やりますよと。そうすれば、やっぱり給料を下げられるほうからすれば、平均12万とかと言っていま すけれども、来月から下がっていくわけです。やっぱり職員も人間である限り、生活を賄っている限 りは、たとえ500円でも1,000円でも2,000円でも下がるということはやっぱりそれなりに計画も立て なければないだろうし、そうやって考えれば人事院勧告からされた。だから、すぐ臨時議会開いて議 会承認得て、すぐ来月からしなければないという拙速な考え方せずに、できれば来年の4月から適用 しましょうよと、そういうことの思惑の中でやっていただければなと思うのです。そうすれば、予算 的にもそういうことを踏まえて来年の予算編成もできるし、そういうようなことも踏まえて今後参考 のために検討していただきたいなと。今出たのは出たのとして審査しますけれども、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いろいろなお考えがあって当然だと思っております。私ども先ほど提案理由 で申し上げましたとおり人事院を持っていないために国、県の人事院勧告に従っているわけでござい ます。今姫路議員がおっしゃったような考え方もありますし、また逆になぜすぐやらないのだと、何 カ月も置いてやるのだというようなご意見もあろうかと思っておりますので、これからは今の意見も 踏まえて慎重に対処してまいりたい、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) できればそのようにしてもらえれば、今滝沢議員の言ったことの一部でも改 善の方向に向かうのでないかなと思いますけれども、例えば年の半分まで以上行った場合はそういう ふうにしようとか、年末に慌ててががっと下げないで年頭からやっていこうとか、そういうようなこ とができ上がれば今の問題もクリアできるかなと思いますので、ご検討ください。   以上です。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 動議ですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 何の動議ですか。           〔「よろしいですか」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) はい。 〇22番(相馬エイ君) 案件に反対とか賛成とかというのではありませんが、滝沢議員が今質疑しま したようにやっぱりきょう議決、そして既に25日の本会議の議案の中に折り込まれているというのは 日程的に仕方がないにしても、もっと行政側でそれなりに議会に対してしっかりとした説明があるべ きだったのだろうと思いますし、その点ではもっと丁寧な、私は議運の中においてせめて丁寧な説明 を行政側からするべきではないのかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 意見として聞きおきます。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 滝沢議員の今質問に対しまして、ちょっと補足というか、つけ加えてご質問 させていただきたいのですが、この議会、新市村上になりまして副市長複数制という議案を出された ときもその後にすぐそのお二人のお名前が掲載をされていて、結局その議案は廃案の手続をとるとい う定例会あったかと思います。そのときにも多分同じようなことを議会の中で質疑をされたのではな いかなと記憶にありますが、例えば今回12月1日時点での期末手当、そして12月10日に支給をされる わけですから、きょうこの議案につきまして提出されるのは私は何ら構わないと思います。ただ、12 月の定例会の議案書の中にそのことが盛り込まれなくても、補正を12月ではなくたって別によかった のではないかなということについてはどうでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) やはり12月1日が基準日でございますので、その給与の改正はやはり予 算を伴うものでございますので、12月の定例会で議決をいただくというものがセオリーだと思ってお ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうですね。すみません。私の勘違いで。そうしないと結局10日の支給に間 に合わないから、その議案に盛り込むということでした。すみません。   それと、ちょっと1点、新旧の対照表の中に例えば単身赴任をされている方の配偶者が居住する ための住宅借り受けの月額1万2,000円を超える家賃を支払っている者、またはこれらのものと何ら か上必要があるものと認められるものとして規則で定めるものというような文言が書いておりますが、 例えば市の職員で単身赴任をされている方。例えば今これだけ大きい圏域になりましたので、例えば 市内でも冬の間、例えば山北の遠い地区から村上市内でアパートを借りて、ちょっと通うのも大変な ので。そういうのも単身赴任という形の扱いになるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 住居手当の支給でありますので、住所地に対して勤務地からの距 離、住居を新築とか、自宅とか、それから借家とかというものに対する手当でございますので、こち らのほうで例えばアパートを借りるとか、新築を市街地に建てるとかいうようなものに対する手当と 認識しておりますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 最後のところちょっとわからなかったです。ちょっと最後のところわからな かったのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 住居手当につきましては、持ち家とか、それからもちろん住所地 においての新築、持ち家、それから借家に対する住居手当というものに対して支給されるということ でなっております。 〇3番(本間清人君) ですから、質問の意味が要は単身赴任手当を支給される職員で配偶者が住居 するための住宅を借り受け、月額1万2,000円を超える家賃を支払っている者、またはと書いてある わけですから、単身赴任者は市内でも、例えば冬の期間通えないから、村上市内にアパートを借りた と。それも単身赴任の扱いになるのですかということを言っているのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 単身赴任者の該当者はいないと思うのですが、それから2号の改正はし ていないので、内容の改正はしていませんので、その答え、中身の今の住居手当の廃止の条例とは若 干違うと思いますが、ご質問の中が。 〇3番(本間清人君) ですから、単身赴任に該当される方は、ではどういう人が単身赴任に該当さ れるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 10条の2の内容については若干調べておりませんので、後日お答えして よろしいでしょうか。 〇3番(本間清人君) はい。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第163号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第163号は原案のとおり可決されました。                                              日程第5 議第164号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第164号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例 の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第164号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、新潟県人事委員会の勧告に伴い、市議会議員に支給される期末手当の支給月数について 6月凍結分も含め、0.25月引き下げるほか、村上市特別職報酬等審議会からの答申を踏まえ、議長、 副議長及び議員の月額報酬について一般職の給料月額の引き下げ相当額分をそれぞれ引き下げる内容 であります。   なお、村上市特別職報酬等審議会の開催に当たりましては、市長、副市長、教育長及び市議会議 員の給料、報酬の額については合併時において現行市町村の最高額を上限として調整し、その後は新 市の市長が設置する特別職報酬等審議会の意見を聞いて新市で調整することが合併協定書に明記され ておりますので、1つには合併時に調整した市議会議員の報酬並びに市長及び副市長の給料月額につ いて、2つには一般職の給与改定予定に伴う特別職の報酬等の取り扱いについての諮問を行い、ご審 議をいただいた結果、お手元の写しのとおり11月16日付で答申をいただいたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、質問いたします。質疑します。   非常に心外でございます。議会に対して、これは報酬審議会に諮問をするということへの連絡、 あるいは議会に対してのアプローチ、それは何らなかったように感じます。そうでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 昨年から議長のほうには言われておりまして、合併後新市になったら特 別職報酬審議会を開催してというふうに合併の協定書になっておりますので、そのお話を議長のほう にはお話ししていました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それは違います。もう決まって、その報酬で動いているのです、もう合併し てから。我々の報酬は我々の報酬として、議員として。そして、人事院勧告がこのたびあったからと いって、議会に何の相談もなく報酬審議会にかける。逆を返せば議会費が多いということをまず市長 が考えた場合、では議員の定数を2名減らすとかを考えて提案すると同じことなのです、これは。何 で議会にその相談をせずにやったか。報酬審議会にかけたか。そして、減らされるところ、はっきり 申し上げまして一般議員にして500円。もしかして議会で審査すれば1,000円になったかもしれません。 議会議員がわからないところで我々の給料審査が査定され、そして審査をされ、出てくるというのは 私は非常に憤慨です。その辺の考え方は、議会無視としか考えられません。いかがでしょうか、この 考え方は。なぜ議会に相談しないのか、最初に。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 皆さんの配付資料の中に特別職報酬審議会の条例も載せてありますが、 審議会条例でもって報酬審議会を開いて、それで特別職の報酬については審議しなさいということに なっておりますので、その辺のところはそれに従ってやったものでございます。   それから、審議会の開催につきましては先ほど申しましたように合併後協定の中でそういうふう に開くことがうたわれておりますので、それに従ったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私は、その手続のことを言っているのではない。手続は正常だと思うのです。 議会と行政のあり方の問題を説いているのです。これは、市長に答弁していただきたいです。これ3 問目ですから、市長に答弁していただきたい。なぜ議会に人事院勧告がこうなったので、ぜひちょっ と協議していただきたいという一言がなかったのか。議会無視としか私は考えられません。これは、 私は賛成しません、これには。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど総務部長が答弁しておりますとおり合併協定書に明記されておるわけ でございまして、この報酬等審議会開く前には議長にこういう審議会を開かせていただきますという ような申し出をしているということであります。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。もう話になりません、それでは。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 市長にお聞きしますけれども、合併後まず村上市の議員報酬に合わせて、 そして速やかに非常勤特別職の審議会を開くということに対して合併して1年7カ月たった11月12日 付で、いつ報酬審議会開いたのかはちょっとここに書いていないですけれども、11月12日付で答申を いただいたということをこの長い時期、1年7カ月たって、今11月に報酬審議会を開いたという、そ の時期がそれでよかったのかどうかということをちょっと答えていただきたいというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 冒頭の提案理由で申し上げましたけれども、現況の経済状況をかんがみたと きに公務員と、あるいは私どもも含めまして民間経済との格差の是正をしなければならない時期だと いうようなことでありますので、私どももその時期に合わせて報酬等審議会を開かせていただきまし て、そしてそこで十分に審議をしていただいて、適正な報酬金額を答申をいただきたいということで 今の時期に開かせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今の市長の答弁は、ちょっと違うのでないかと思う。答弁になっていない のではないか。1年7カ月、つまり合併して速やかに、新設合併ですから、例えば魚沼市とか南魚沼 市あたりみたいに30万と新設合併で新しく決めたという時期が、合併して早々にある程度審議会を開 いてやったという経緯があります。何でその人事院勧告等に伴って、今の経済状況の時期に、この時 期からしたらやっぱり下げなければだめだというふうにある程度審議委員の皆さんは思うでしょう。 私が言っているのは、合併して、この広い地域に旧村上市の市議会議員の報酬が適正なのかどうかと いうことを審議してもらいたいために速やかに開いてもらいたいと、これ前々から議長を通して話し していました。市長が審議会を開くのの諮問するわけですから、何で1年7カ月たった今の経済状況 の悪い時期に合併後初めて開いたのかを答弁していただきたいということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほどから申し上げましているとおり、合併時においては現行の市町村の最 高額を限度として決めたわけです。それが適当かどうかというのは、そんなに早い時期に私は報酬審 議会を開いて、合併協議会で決めたものがいいかどうか審議していただきたいというものではないと。 ある程度のやっぱり時期を置いて、そして報酬等審議会を開いていただいて、そこで審議していただ いて答申をいただくべきものであると私はそういうふうに判断いたしまして、今の時期にやったとい うことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 最後ですから、ではもう一度お聞きします。   では、今のこの時期が、1年7カ月たった今の時期が適当な時期だと思われておりますでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 時期としては適当な時期だと思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今回の提案についての手続上のことについては先ほどお聞きしました。私は、 こういう形はあってはならないと、議会の議決を得てから次の提案がなされるべきだというふうに思 っておりますが、ここの11月16日に特別職の報酬等の額についてという答申が審議会から出されまし た。この文面を見ますとなるほど、月例給といいますか、毎月の報酬については若干下げなさいとい うのはあります。しかし、期末手当等についてのことは何ら触れていないと。ところが、この提案の 中では条例の第1条の100分の170を160にすると、こういうふうに提案されているわけです。報酬等 審議会の答申にない部分が今回の提案ではなされていると。そうすると、一体特別職、これは市長、 副市長、教育長、議員すべてにそういう形で出ていますけれども、では本当にないことまで提案でき るのかどうか、審議会をつくっている以上。答申にないことにまで触れた理由は何ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 5月の期末手当のときにもご説明申し上げましたが、特別職の期末手当 の支給月数については国の指定職のものを取り入れて行っております。今回の報酬審議会の審議の内 容として、条例の中では月例給だけの審議をすることになっておりますので、月齢給についての答申 をいただいたわけです。それから、期末手当の改正につきましては人事院勧告に基づいた改正を行っ たということで、2通りでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そこで問題になるのは人事院勧告と特別職の報酬とのかかわりなのです。人 事院勧告は変わりますと。では、すぐ特別職の報酬にそのことは連動するのかと。連動するのだった ら審議会要らぬわけでしょう。違いますか。私は、そういうふうに思うのです。これ6月の期末手当 かな、あのときも人勧で0.2を下げるのだから、特別職も0.2そのまま下げる。ストレートに来たから、 変だなと思ったのだけれども、今回このようにきちんと連動する。片一方では審議会をやって、その 答申を受けた。答申のないことも人事院勧告にあるから、ここの部分は0.2減らすのだと。ここのと ころが私ちょっと頭悪いせいか、理解できないのです。審議会で審議をすることがきちんとしたルー ルなのだというのか、審議会にかかろうがかかるまいが、人勧があれば特別職も連動するのだと、こ の辺はどういうふうに考えていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 先ほど申しましたとおり、審議会の条例で所掌事項の中で市議会議員の 報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額に関する条例を議会に提出するときということでうたわれ ておりますので、手当についての記載はございません。審議会では報酬の額を審議をしていただくこ とになっております。手当の支給月数につきましては、やはり国の指定職という部分の期末手当の支 給月数を見習っておりますので、これは全国同じでございますけれども、それを人事院で変わったか ら、同じ額を改正をさせていただくという提案でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、報酬について、議員あるいは特別職の報酬、あるいは給料月額 について人事院勧告が出たから、そのことを特別職等報酬審議会にかける必要ないのではないですか。 なるほど、手当は別だと。違いますか。そこのところがわからない。都合のいいところだけをとって こういう形で出してくるというふうにしか見えないから、私はこの問題についてはなぜでは報酬、あ るいは特別職の給料が人勧が出たから、答申をしたというような言い方、考え方については納得でき ないのですが、その辺もう少し丁寧に説明してもらわないと今後のことありますので、お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 何度も同じことになってしまいますが、報酬額の審議については報酬審 議会の条例で審議会で定めるように定めてございます。それから、手当の額、手当を支給する月数に ついては先ほど言いましたように国の指定職というものの月数を見習ってございます。それで、今回 は報酬額の答申は月例給の改正ということで提案しておりますし、手当の額については人事院勧告に 基づいた手当の額の改正ということで、2通りの改正でございます。 〇18番(滝沢武司君) 総務部長、同じような答弁だと言いますが、私も同じようなことしか聞けな いわけです。この問題については、またゆっくりお話をお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この本会議場でいろいろ提案の仕方とか、いろいろこの議案を出すに当たっての経緯等でいろい ろとこの場でこういう形で質疑されるとは多分行政側思っていなかったのだろうと思うのですけれど も、やっぱり手順というのでしょうか、やっぱりそこに省略があるのだろうという気がしているので す。面倒くさがらずにやっぱり理解してもらうためにはそれなりの配慮というのですか、相手に気を 使うというか、そういう点でちょっと行政側は配慮が足りなかったのではないかと思いますが、その 点ではどうなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いろいろご意見を先ほどからいただいております。執行部側で議会に対する 配慮が足りなかったのではないかというような今ご意見ですけれども、そういうことであれば今後私 どもは配慮を十分にいたすような努力をしてまいりたい、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 164号で、私は職員の人に対してはどのように説明をして、そしてどのよう な合意というのでしょうか、ある程度理解をしてもらったのですかと質問しました、前段。つまりそ れと同じように、すみません。163号ですか、163号で職員の対応について聞いたわけです。そして、 次、164号で議員の件が出てきているわけです。そうしますと、たとえ人数が小さくとも、金額が小 さくとも、やっぱり対応というのですか、扱いというか、それは同じようにされるべきだと考えます。 なぜならば、私たちは市民から選ばれて、ここで議員として活動する、働く、そういう立場におりま すので、議員に対しても認めてもらいたいと思ったらやっぱりそれなりの説明なり、全員協議会まで いかないにしても、それなりのしっかりとした説明を省略することなく、私はしっかりと説明をして 道筋をつけておく。そういうのがないから、ここでいろいろと手順等に対しての質問も出てくるのだ と思うので、これからこういうことがもしかしたらまた出てくるのかもしれませんが、そのときには しっかりとした対応をお願いして、答弁要りません。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第164号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第164号は原案のとおり可決されました。   午前11時10分まで休憩します。           午前11時01分  休 憩                                                        午前11時11分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第165号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する             条例制定について                     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第165号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部 を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第165号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、新潟県人事委員会の勧告に伴い、市長及び副市長に支給される期末手当の支給月数につ いて6月凍結分も含め、0.25月引き下げるほか、村上市特別職等審議会からの答申を踏まえ、市長及 び副市長の給料月額について一般職の給料月額の引き下げ相当額分をそれぞれ引き下げる内容であり ます。ただし、副市長の給料月額については市長の給料月額との均衡を考慮し、現行62万5,000円を6 0万5,000円に引き下げることが適当であるとの答申でありますので、あわせて改正を行っております。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第165号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第165号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 議第166号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の             一部を改正する条例制定について              〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第166号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関 する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第166号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、新潟県人事委員会の勧告に伴い、教育長に支給される期末手当の支給月数について6月 凍結分も含め、0.25月引き下げるほか、村上市特別職報酬等審議会からの答申を踏まえ、市長、副市 長に準じ、教育長の給料月額についても一般職の給料月額引き下げ相当額分を引き下げるものであり ます。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 質疑いたします。   教育長の給料、報酬53万6,200円を53万5,000円ということで、教育長、53万5,000円。今まで教 育委員長のときは、もう少し、ちょっと少なかったと思いますけれども、高いと思いませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 委員長のときには月額手取り5万8,000円くらいでありました。今このよ うに初めてわかったのでありますが、高いか低いかということにつきましては今度は毎日勤務という ことになりますし、県の人事委員会の勧告にものっとってこのような提案を出してくれたのだと思い ますので、それでよいのではないかなと私自身は考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 村上市も財政相当厳しいということで、わかりました。ありがとうございま した。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第166号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第166号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議第167号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第5号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第167号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第5号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第167号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、村上市一般会計補正予算(第5号)であります。補正内容は、新型インフルエンザ対策 の予防接種費用に対する助成であり、接種助成対象者は国県の支援のもとに市民税非課税世帯と生活 保護世帯のほか、市独自の助成として満1歳から中学3年生及び妊婦を予定しております。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ5,750万円を追加し、予算の総額を313億4,270万円にしようというものであり ます。   歳入として、第15款県支出金では1,937万2,000円を追加し、同じく第19款繰越金3,812万8,000円 を追加いたしました。   歳出においては、第4款衛生費で5,750万円追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) インフルエンザワクチンに対しての補助金の説明がされました。この1,937 万2,000円、この金額のもとになる対象人数、どのような根拠があって、この数字になっているので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) ただいま質問されました金額について、どの金額か再度お聞きしま すが。すみません。今ほど質問された金額でございますが、どちらのほうの金額か確認をさせていた だきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 補助金1,937万2,000円、これをこういう方を対象にいたしますと今市長から 報告があったでしょう。つまりこの数字が出るには根拠になるこういう非課税世帯は何人とか、妊婦 さんは何人という根拠になる対象人数があるわけでしょう。それをお聞きしたいと質問いたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 大変失礼をいたしました。歳入のほうの補助金の金額の人数だと思 いますが、歳入のほうにつきましては市長からも説明ありましたとおり生活保護世帯、それと非課税 世帯の人数でありますね。おおむね4,200人を想定してございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この4,200人というのは全体で4,200人なのですね。ですから、結局もとにな る数字を持っているわけでしょう。生活保護世帯何人掛ける何ぼ、それから、どう説明すればいいの かな。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) この歳入の部分は、国、県からいただく補助金の部分が この歳入に上がっております。   それから、全体の対象者としましては非課税世帯と生活保護世帯で4,200人、それから1年生か ら6年生につきまして6,200人、中学生につきまして2,100人、妊婦さんを200人ということで、優先 接種対象者でございますが、1万2,700人を見込んでおります。 〇22番(相馬エイ君) 議場は、こういう数字を出すからにはやっぱりもとがあって数字が出てくる のですよね。私たち、はい、わかりました、ワクチン1,937万補助金出るのですねだけではやっぱり 議員としてだめなのです。対象人数がどのぐらいなのかというのも一応やっぱり知っておく必要があ るという点では、やっぱりこれからはご準備よろしくお願いいたします。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今新型インフルエンザ対策事業経費ということで、総額5,750万円の金額が 上がっているわけでありますが、今まだ国の交付金、交付税に関しましてはまだ一元化がされており ませんので、いわゆるひもつき交付金という形になるわけで、今回もその内訳を見ますと特定財源が 1,937万2,000円、そして一般財源が3,812万8,000円となっております。今答弁にありましたように今 予定をする補助対象者が1万2,700人ということではありますが、例えばもう新型インフルエンザに かかって発症した子供もしくはその対象者はワクチンの接種が必要ではなくなるわけですから、恐ら くこの人数よりは結局来年3月いっぱいで上がった時点で少なくなるのだろうと。そうすれば、結局 また補正を起こして減額の補正が必ず出てくるのだろうと思うのですが、そのときにはこの特定財源 を減額するのか、それとも一般財源を減額するのか、どちらになるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 確かに今補正をお願いしているのは、すべての方が接種した場合の 想定でお願いしてございます。あくまでも接種は任意でございますので、ここから減額になるという ことは想定されます。補助金に該当する分、つまり生活保護世帯、それから非課税世帯の方々が接種 が少なくなればこの補助金が減額になるということになります。それから、市単独で実施する1歳か ら中学生あるいは妊婦の方、この方が接種の人が少なくなれば一般財源が減額になるということにな ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 本間議員、勘違いしないでいただきたいのですが、もう新型インフルエンザ にかかって接種を受けた対象者についても補助をする予定でいますので、その点もご理解していただ きたい。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 接種された方もさかのぼって補助をするのはいいのですが、例えばワクチン を受けなくてももう発症された子供、例えばうちの子なんかもかかったわけですけれども、新型イン フルエンザに発症した場合にはもうワクチンの接種は必要ないわけです。それを言っているのです。 受ける必要ないわけではないですか、予防接種を。だから、人数はやっぱりこれより下がるでしょう という。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   歳出のところで市報折り込み手数料というのがありまして、多分こちらだと思うのですが、この 市報折り込み手数料というのはどこにどういう経緯で、なぜ支出されているのかお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 市報折り込み手数料ですが、先日の議会で報告しまして、新聞折り 込みはさせていただきました。ただし、村上市の全世帯が新聞をとっているわけではないというふう なことから、市報への折り込みも結果としてあるということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そうしますと、市報に、今までですと市報なんかにいろいろ折り込んだ場合 に手数料とかかかっていたのかどうか。それとも、この場合だけ特別なのかどうか、その辺のところ はいかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 全世帯に早急にいろんな情報を流すためには最新の情報 をチラシとしてつくりまして、それを全戸配布する必要があります。今までも数回チラシを全戸配布 させてもらいましたが、このときの手数料は業者のほうにお願いしまして、1軒何ぼということで急 いで配布してもらうというような方法をとっておる場合もありますので、今後そのような場合も想定 されるということで予算計上させてもらっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 普通の配布の文書ですと各区長様にお願いして、市報の中に折り込んでもら うのが普通ですよね。そういった場合とこの業者に頼む場合の境目というのでしょうか。何日か前に 書類がそろえば入れてくださいということで下の袋の中入れますよね。その後に急に折り込みが出て きたのか、その辺のところはどうなのでしょう。その経緯、線引き。ですから、こういう手数料をか ける場合とかけない場合の線引きというのを今後どうしていくのかということをお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回の新型インフルエンザについて、市はどういう補助をするのかとか問い 合わせが来ている場合が非常に多かったと聞いておりますので、市報に挟む場合は通常のやつ、通常 の刊行物だと思っていただきたいと思っておりますし、緊急を要する場合、市報に挟むにはまだ日に ちが、市報の発行日があるとか、その前に市民に知らせなければならないといったようなときにそう いうような対応をとっているということでご理解していただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) いいですか。市報にまず入れてもらいたい場合は、市報配布の少し前に世帯 数の分だけ区の袋があって、そこにまず総務に手続をとって入れさせていただくのですよね。今の場 合はどうだったのか、その辺の流れからするとその基準というのも少し、私が質問した基準というの も見えてくると思うのですが、どうだったのですか。チラシはいつ入れたのか。業者に頼んで入れて もらったわけなのでしょう。違うのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 今後急いで、状況が変わったりした場合に急いで印刷を して、そして入れなければならない事態があるのではないかということで、この4回分を予算計上さ せていただいております。 〇8番(小杉和也君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第167号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第167号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第6回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前11時31分  閉 会