平成21年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成21年8月28日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願       第 5  請願第 9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地域の見直             しを求める請願                           第 6  請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願                     第 7  報第 13号 専決処分の報告について                            報第 14号 専決処分の報告について                       第 8  議第121号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第122号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第123号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 9  議第124号 村上市非核平和都市宣言について                   第10  議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定について          議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について              議第127号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について            議第128号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について             議第129号 市道路線の認定について                       第11  議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第131号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)             議第132号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第133号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)            議第134号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第135号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第136号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第137号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第138号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)           議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第3号)         第12  議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第142号 平成20年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第143号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第145号 平成20年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第146号 平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について      議第148号 平成20年度村上市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第150号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第152号 平成20年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第154号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第155号 平成20年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第156号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第157号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第158号 平成20年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                       〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        監 査 委 員    種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成21年第3回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆様、おはようございます。本日、平成21年村上市議会第3回定例会を招集 いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがとう ございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告2件、人事案件3件、都市宣言1件、条例制定1件、 条例の一部改正3件、市道路線の認定1件、補正予算11件、平成20年度決算認定18件の合わせて40件 であります。いずれも重要な案件でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜ります ようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、12番、川崎健二君、17番、長谷川孝君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いい たします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成21年第3回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る8月21日午前10時から市役所第1委員会室において、委員全員、 正副議長、総務常任委員長、市民経済常任委員長、建設企業常任委員長、総務部長、総務課長及び議 会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたし ます。   会期については、本日8月28日から9月25日までの29日間といたします。   審議日程につきましては、本日の本会議で会期決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の 審議、採決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明を求め、質疑の後、各所管委員会へ付託い たします。   9月1日、2日、4日、7日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   常任委員会の開催につきましては、平成20年度一般会計及び各特別会計の決算審査を願う関係か ら、各2日間の開催といたします。   9月8日、9日は総務常任委員会、10日、11日は市民経済常任委員会、14、15日は厚生文教常任 委員会、16日、17日は建設企業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたし ます。   9月25日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提出議案の採決を行い ます。   なお、追加議案が上程された場合には、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、請願第8 号、第9号、第10号についてそれぞれ単独上程とし、各紹介議員から補足説明を受けた後、請願第8 号については総務常任委員会へ、請願第9号については市民経済常任委員会へ、請願第10号について は建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第13号、第14号は一括上 程とし、一括質疑の後報告を終わります。   議第121号から議第123号までの3議案は人事案件につき、一括上程、一括質疑の後、討論を省略、 即決といたします。   議第124号 村上市非核平和都市宣言については単独上程とし、質疑の後即決といたします。   議第125号から議第129号までの5議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第125号につ いては総務常任委員会へ、議第126号については市民経済常任委員会へ、議第127号から議第128号に ついては厚生文教常任委員会へ、議第129号については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたしま す。   議第130号から議第140号までの平成21年度各会計補正予算11議案については一括上程とし、一括 質疑の後、議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)については、4常任委員会へ 分割付託いたします。議第131号から議第132号までの2議案については総務常任委員会へ、議第133 号については市民経済常任委員会へ、議第134号から議第137号までの4議案については厚生文教常任 委員会へ、議第138号から議第140号までの3議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いた します。   議第141号から議第158号までの18議案、平成20年度村上市各会計歳入歳出決算認定については一 括上程とし、一括質疑の後、議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については、 4常任委員会へ分割付託いたします。議第142号から議第143号までの2議案については総務常任委員 会へ、議第144号から議第147号までの4議案については市民経済常任委員会へ、議第148号から議第1 54号までの7議案については厚生文教常任委員会へ、議第155号から議第158号までの4議案について は建設企業常任委員会へそれぞれ付託、審査をお願いいたします。   次に、一般質問の通告は、8月25日正午で締め切ったところ、13名の通告があり、9月1日5名、 2日4名、4日2名、7日2名が本会議において一般質問を行うことといたしました。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は9月18日、その他の意見書提出期限は9 月7日のそれぞれ正午までとなっております。よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、先日行われました8月21日の議運のときでは、一般質問の予定者が16人ということ で、日程も4日間ということになっていました。ところが、質問通告日の25日の朝、1人の議員から 取り消しの連絡がありましたので、15人になりますという形で5、4、4、2というふうに4日間を 割り振りますという連絡が来ました。しかし、実際本日いただきました、またご報告されましたこの 日程と人数の割合が5、4、2、2ということでマイナス2人、さらに2人の方が質問を出さなかっ たという、こういう今までにないちょっと異常な事態が出ているのですが、このマイナス、マイナス というか、最終の8月28日の2人の方は取り消しますという通告はあったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) あったと思います。ということは、我々の場合には2日前の夕 方までに通告者の数を各代表から教えていただいて、それで議会運営委員会でその人数を協議すると いうことになっております。その後で通告者が取り消したりすることに関しては、個人的な事情なの ではないかと思います。それで、そういう2人また個人的な事情で一般質問をしないということは、 事務局長から私には連絡がありました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 私は、8月25日ぎりぎりまでいた4人のうちの一人なのですよ。ぎりぎりま でなかったのですね。今そういう連絡があったかもしれませんが、ぎりぎりまでなかったのです。で すから、質問するという形で通告しておいて、そして通告をしないのだったら事務局のほうにしっか りと連絡するということを今後議運のほうから議員の皆さんにやっぱりその点ではしっかりと今後何 かの折を見て伝えていただきたいと思います。もうぎりぎりまで大変な状況があったのですよ。最後 までいた4人のうちの一人ですので、それは私がここではっきりと申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 2番目の質問をさせていただきます。   それで、8月15日のお知らせ版の市報に、4日は空白になっておりましたよね。ところが、私ど も議員に配られました議会の日程の8月14日現在の日程にも4日が空白になっていました。しかし、 8月21日議運の資料2のところには、4日が本会議の質問という形に埋まっております。この変化、 それはなぜこういう形に流れていったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 市報等に掲載されてあります予定案というのは事務局案であり ますね。それで、議会運営委員会が開催される前に正副議長及び正副議会運営委員長で協議、打ち合 わせしました結果そういうような形になったということで理解してください。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議運で決まったことを市民に知らせるという方法は非常に少ないのだと思う のですよね。その前に既に8月15日付の市報で4日は議会がないというふうに空白、ということはそ の前の1、2は一般質問と書いてあって4日が空白になっているということは、市民の人は議会は、 本会議はないというふうに判断しますよね。ですから、では何のための市報なのかと、市報は間違っ た報告をしても平気なのかというそのことがまた問われることになるのだろうと思うので、こういう おかしいというか、この中身は私よくわかりませんが、どういう経過でこういうことになったのかわ かりませんが、やっぱり市民に知らせるというものを、この市報というのがいかに真実性があるかと いうことのほうが私は本当の意味で大事なのだと思うのです。ですから、そういう意味では、市民の 皆さんに市報を通じてにせのお知らせをしたということになる、にせというかね、やっぱりそれは1 つ今回反省すべき事態ではないのかなと、そんなふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 市報でもやはりこれは案で日程は変わるというふうに書いてあ ると私は理解するのです。ですから、最終的には議会運営委員会で、開いて、それで日程の最終的な 議決というのは本会議のきょうやるわけですので、そういうような形で市報で誤解を招いた点に関し てはこれから一応検討していきたいというふうに考えております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 議運の委員長にお伺いします。   私のお聞きしたいのは、今相馬議員がお話しされた部分とダブります。8月25日だったですか、 議会から4日間ののが最初は5、4、4、2ということでファクスをもらいました。言われるような 連絡ですね。それが今のようないろいろな事情からやめられる方がいるということで、今提案のあっ たのは5、4、2、2という提案でした。これは、どなたが第3日目の人数を変えるということをお 決めになったのですか。何か議会運営委員会を開いたとも聞いていませんので、その辺のところをま ずお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 私に事務局長のほうから話が来まして、そういうような形でや むを得ないのでないかというふうな考え方をいたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ちょっとおかしいのですよね。事務局長から話があったから、私が決めたと。 そうすると、何か事務局長に全部その責任をかぶせるような私は受けとめしかできないと。   しかも、もう一つ、今も話があったのですが、9月4日、これは今市報にもそうです、それから 8月15日に出た議会だよりも9月4日は抜いた日程を掲載しています。なぜ9月4日を市のほうでも 議会、これは議会、市からの来た、市でないかな、議会からのいろいろな関係で出ているのだと思う のだけれども、この9月4日というのは瀬波祭りですよね、おわかりのように。この日をやっぱり地 域の行事として私は意図的に抜けた部分があるのだというふうにこれまでも受け取ってきました。と ころが、いわゆる4日間一般質問をやるということにしているものだから、もうそれに縛られている ものだから、恐らく9月4日にも入れなければならんと、こういう形をやると、日にちが決まってい て一般質問の人数をそこに充てていくということ、これは一般質問の通告が何人いますかと各会派に 尋ねる必要のない手法だと私は思うのですよ。そういったことから、今回の場合はできないことでは ない、9月4日を今まで広報したとおり抜けてもできる条件が今回はあるのですよ。9月7日に2名 と割り当てたところを4名にすればいい。第2日も4名、第1日も5名やっているのですから、何も 2、2にして4日のところをふさぐ必要はないと。これは、おわかりのように9月4日というのは当 該地域の学校、村上第一中学校、瀬波小学校、学校を休みにしているのですよ。ところが、その日は 議会ありますよということになると、全くそういう地域の皆さんの気持ちを議会が本当に受けとめて 議会運営をするのかと疑問を持たれると。その辺は考えられなかったのか、お伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 先ほど相馬議員のほうにもお話ししたように、議会運営委員会 の日程は決める日が21日の日のときには各会派長から16名の方が通告ありましたということで、全部 合わせて16名ということで議会日程を立てるわけです。ですから、そのときに何人が事情があったに せよやめるということを前提に日程を立てたのではないということで理解していただかなければだめ だというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) それは、議会運営委員長の提案であります。先ほどののはね。まだ決定した ことでもないと。これは確かですよね。すると、私は今のような条件から9月4日を外しても議会運 営というかな、議会運営委員会の意図したこの会期中の運営はできるというふうに思いますので、し かも委員長が独断で議長と相談はされたのかもしれません、お二人とも同じ会派ですから、いろいろ 折衝はされたのだと思うのだけれども、私はもう一度議会運営委員会を開いてこの件について検討を していただきたい、再提案をお願いしたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) わかりました。では、そういう形で一応協議させてもらいます。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございます。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 暫時休憩します。           〔「議長、質問を全部受けてからでもいいんじゃないですか」と呼             ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。ご苦労さまです。私も瀬波の出身の人間ですので、ち ょっと今の件でお伺いしたいのですけれども、9月4日の日程は8月のたよりではなかったと、それ は21日の議会運営委員会にいわゆる委員長として議長とお話しして、委員のメンバーに出したときに は9月4日の日は一般質問日程になっていたという判断をしておりますけれども、つまり9月4日の 日をあの日程を一般質問に入れたというのは、いわゆる正副議長、正副委員長の判断で4日の日は一 般質問に入れると、そしてそれを議会運営委員会に諮ったという解釈でおりますけれども、それでよ ろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) はい、それでよろしいです。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。  〇16番(姫路 敏君) これ大事なことなので、日程等は当初一般質問の予定は1日、2日、何か聞 くところによると3日は市長さんの用事等もございまして、3日は休会にしなきゃないという話も事 前に聞いております。4日は、瀬波のお祭りなので、とりあえず休会という形をとりながら、7、8 に一般質問が日程が入っていたと。当初の日程ですね、7、8と。そして、議会が国体ありますが、 日程的にはそれでおさまるという日程が作成されておったわけです。つまり9月の4日を抜けても1 日、2日、そしていわゆる月曜日ですから、7日、8日を一般質問に充てても特別国体に響くような 日程ではなかったという判断のもとで当初披露されておりましたけれども、その上をもってでも、そ の上をもってでも4日の日に一般質問を入れなくてはいけなかったという理由はどこにありますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 25日を最終日にしますと、先例の43にあります委員長事務整理 日期間、委員長事務整理日は土日、祝日を除き2日間という先例があります。これは、平成20年5月 14日に全員協議会、新しい議員の皆さんで諮ってあれした先例43というのがあります。それを適用し ますと、建設企業常任委員長の委員長事務整理日は1日しかないということになります。そのために 最初の事務局長案では、議会運営はちょっと無理なのでないかということでそういうふうにいたしま した。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。  〇16番(姫路 敏君) わかりました。19、20、21、22、23ってずっと休みなのですよね、ちなみに。 いいのです、それは。議会運営委員会に出された資料には、4日の日は入っていた資料をみんなで見 ながらやっていたということがわかれば私はそれでいいのですけれども。   最後に1つ、3点目です。これは今合併したので大きくなりましたが、旧村上市議会のときから 屋台、おしゃぎりの引き回し等のお祭りというのは非常に込んでくるというか、町内挙げて、そして また先ほど滝沢議員もおっしゃったように小学校、中学校も休みにして取りかかる、朝から、という 行事でございます。それで、今回見ると4日の日は大事な相馬エイ議員の一般質問、そしてさらに大 事な小杉和也議員の一般質問がございます。すべて我々市民にとってみれば大事なことでございます。 恐らくそのときには瀬波の住民、あわせて瀬波の区長さん方々は恐らく足を運べない状態であろうと いうのが想像つきます。私は、やっぱりその辺も議会としてできるならばそれだけ大きな行事の中で のお祭りごとであれば今後少し譲歩をしていただいた上で議会運営の日程を作成する上で少しその辺 を感じていってもらいたいと、このように思いますが、この辺は運営委員長としていかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 今姫路議員の言われたように、子供の皆さんも学校を休んで地 域挙げてお祭りに取り組むということは各地区の伝統、文化を守っていく意味では非常に大事なこと だというふうに思います。今回の場合には国体等があるために議会の本会議初日も8月という今まで にない開催日となりました。そういうのを踏まえた中で、町村にもそれぞれのお祭り、町内、集落ご とにお祭りもあるわけですから、それらの整合性もとりながら、きちんとした形で極力各地区のお祭 りに影響を与えないように議会運営委員会では誠意努力を重ねていきたいというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。  〇16番(姫路 敏君) そういうことでよろしくお願いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) それでは、暫時休憩します。           午前10時29分  休 憩                                                        午前11時08分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に議会運営委員会を開催し、取り扱いについてご協議いただきましたので、議会運営委員 長からその協議の結果についてご報告をお願いします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 一般質問通告の人数が3名減となったことなどの特別な理由が あり、日程が混乱いたしましたことから、ただいま4日、7日の4名の一般質問者の了解をいただき まして、4日の本会議を休会とし、一般質問の日程を9月1日、2日、7日といたしまして、皆様に 配付いたしました通告順のとおり、質問者を1日5名、2日5名、7日3名といたしました。ご了承 ください。 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から9月25日までの29日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月25日までの29日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。第2回定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書の とおり、火災は建物火災3件でありました。   また、7月18日未明の大雨により、高根地内の林道元屋敷線で路肩の決壊、のり面の崩落等が発 生しましたので、現在国の災害査定を受けるべくその準備を進めているところであります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   次に、日本海沿岸東北自動車道についてでありますが、荒川・胎内インターチェンジから(仮 称)朝日インターチェンジの間で神林地区の牧目地内と村上地区の下相川地内、朝日地区の大場沢地 内の3カ所で地域活性化インターチェンジ設置の申請をしておりましたが、6月30日付で認可となり ました。このことにより、既に決定しております(仮称)村上インターチェンジ、(仮称)朝日イン ターチェンジとあわせて5カ所のインターチェンジが設置され、より便利に高速道路が利用できるこ とになります。   また、高速道路の開通予定についてでありますが、荒川インターチェンジから(仮称)神林イン ターチェンジ間が平成21年度中に開通予定、(仮称)神林インターチェンジから(仮称)朝日イン ターチェンジ間が平成22年度中に開通予定で工事を進めているとの国交省から連絡ありましたので、 あわせてご報告を申し上げます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関 する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   12番、川崎健二君。           〔12番 川崎健二君登壇〕 〇12番(川崎健二君) 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願。   要望理由。桑川駅周辺と桑川駅北一帯は、海抜が5から8.5メートルと低く、避難場所となる高 台が近くにないため、大津波等が発生した場合大惨事になる可能性が大きく、集落住民は不安と恐怖 におびえながら生活しております。また、この地域を訪れる観光客もこのことに不安を抱いており、 避難場所等が設置されない場合、観光、商業、漁業など地元産業に深刻な影響を及ぼすことになるの ではないかと危惧しております。この請願は、平成21年3月定例会で趣旨採択となっておりましたが、 当時の委員会審査にて懸案とされておりました山林の地番については、このたび削除させていただく ことといたしました。どうか我々集落住民と観光客の生命を守るため、下記要望事項について一日も 早くこの請願が議員皆様のご理解のもと採択されますようにお願い申し上げるものです。   避難場所、避難道の位置につきましては、目安とするものであります。詳細につきましては、別 途村上市との協議が必要であると考えております。別紙をご参照ください。 記   要望事項。1、大滝徳弥宅(桑川881番地)裏側にある山林の平たん部に避難場所を設置してい ただきたい。   2、夕日会館の南側駐車場周辺と大滝徳弥宅周辺間に踏切、または地下道の設置を進めていただ きたい。   3、上記避難場所と踏切、または地下道間に避難道を設置していただきたい。   平成21年8月17日。村上市議会議長佐藤宮吉君様。郵便番号959―3665、村上市桑川800番地、桑 川集落総代本間敏夫。連絡先は79―2137。紹介議員、川崎健二と姫路敏。   以上でございます。よろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第8号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務常任委員会に付託いたします。                                              日程第5 請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地            域の見直しを求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは 税率と賦課地域の見直しを求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。それでは、現行の都市計画税を撤廃していただくか、 若しくは税率と賦課地域の見直しを求める請願の紹介者として、紹介議員として皆様にご説明申し上 げます。   請願者は、村上地区区長会長板垣様、そして岩船地区区長会長の磯部様、それと瀬波地区区長会 長の大西様でございます。そのほか55名の区長さん方々が署名をされております。   要望の理由として、この都市計画税は、旧村上市において昭和51年度から市街地を中心として賦 課されたものでございます。税率は課税標準額の0.2%であり、現在では課税対象人数が約1万500人、 徴収金額は平成19年度旧村上市決算書によると収入済額の実績では約1億7,606万円と計上されてお ります。また、平成21年度の村上市予算では、1億6,393万円が計上されております。   そもそも都市計画税とは、市街地に住んでいる人がそれ以外の地域に住んでいる人よりも都市開 発行為を主として恵まれた行政サービスを受けることができるように受益者負担、または応益者負担 という発想を土台として法定外普通税の目的税化という賦課方式を採用したものであります。当然の ことですが、目的税を納税している市民は納税していない市民と比較して「明確な便益を受けている こと」が課税条件の前提となることは言うまでもございません。ところが、徴収された都市計画税の ほとんどが下水道事業に使われているということであるならば、課税対象地域の住民にとって今さら 下水道の恩恵が他の区域と比べて「明確な便益を受けている」ことにはなりません。しかも、都市計 画税を納入しているにもかかわらず、行政の下水道布設工事がいまだ進んでいない市街地では、下水 道の恩恵を受けたくても受けられない市民までおられます。   合併した村上市において、一部の地域だけに都市計画税を賦課することは大変不公平な税制度で あると思います。財政状況厳しいことは十分承知しておりますが、合併した新村上市の均衡ある発展 のためにも納税者が納得できる税の賦課制度を達成していただきたくお願いいたします。このことに 伴い、現行の都市計画税を撤廃していただくか、もしくは税率と賦課地域の見直しをしていただきた く、村上市に要望するものでございます。我々の要望に対して、村上市議会としてのご理解とご協力 をお願い申し上げます。   要望の事項は、現行の都市計画税を撤廃していただくか、もしくは税率と賦課地域を見直してい ただきたくお願い申し上げますというものでございます。皆さんもご存じのように、ちょうど境目、 例えばこれ区長さんからもよく言われるのですけれども、例えばの話ですけれども、新保屋家具さん の側のほうは都市計画税かかっているのですが、その向かい側のアークベルさんのほうはかかってい ない。しかしながら、何も別にどこも変わっていないような状況、その辺も考えてみるともう少し賦 課地域もあわせて見直しをしていただきたいというのが趣旨でございます。当初撤廃ということだけ であったこともありますが、私はじめ紹介議員も含めて区長さん方々とお話しした上でこれは見直し ということも柱として考えるべきではないのだろうかということでこのような請願にになりました。 ぜひこの区長さん方々の思いを達成していただきたく、なお村上市の予定を見ると随分もう見直しし ていくよという方向性も出ていることは出ております。恐らく合併して3年ということなので、来年 度からは無理にしても来年度いっぱいぐらいでよくよく考えていただきたいという思いを議会から行 政に伝えていただきたいと、こういう趣旨でございます。つたない説明ですが、よろしくお願いいた します。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第9号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり市民経済常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   9番、山田昭夫君。           〔9番 山田昭夫君登壇〕 〇9番(山田昭夫君) それでは、請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願について紹介議員を代 表して若干の補足説明をさせていただきます。   請願者の代表者は、村上市飯野3丁目6番31号、成田幸男さんであります。   請願の場所は、飯野中道線の道路側溝であります。この側溝は、請願文書にもあるとおり、昭和 40年の前半に地域に住む人たちにより下水組合を組織し、基金を拠出して業者に工事委託され、現場 において型枠を組み立て、コンクリートを流し込んだいわゆる現場打ち側溝であります。もう40年近 くにもなり、老化による摩耗やひび割れが見受けられるようになっていることや、特に側溝清掃にお いては近年の少子高齢化により作業に出てくる人はほとんど高齢者になりました。そのために、この 側溝にかかるふた、70キロくらいの側溝のふたでありますが、これをはぐのにも大変苦労しているの が現状であります。けが等が起きないうちに安全に作業ができるよう、またふたのでこぼこ等により 子供たちが転んでけがの起きないうちに小さな側溝に入れかえをお願いするものであります。   皆様方のご理解とご賛同をよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第10号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第7 報第13号 専決処分の報告について      報第14号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、報第13号及び報第14号はいずれも専決処分の報告についてであり ます。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第13号及び報第14号についてご報告申し上 げます。   これらについては、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況につきましては記載のとおりでありますが、報第13号は公用車両が生きがい活動支援通所サービ スの送迎時に相手方宅の敷地内で方向転換のため後退した際、相手方所有の土蔵に取りつけてあるひ さしに車両後方上部が接触し、損傷をさせたものであります。   報第14号は、コンビニエンスストア駐車場内で相手方車両が駐車箇所からバックしようとした際、 駐車場内の後方を通過する公用車両と接触したものであります。これらはいずれも示談が成立し、こ のたび報告するものであります。   職員に対しては再度注意を喚起したところであります。また、報第13号に関係したシルバー人材 センターにつきましては、改めて文書により事故防止の徹底をお願いしたところであり、今後とも徹 底してまいります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 議第121号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第122号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第123号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第121号から議第123号までの3議案はいずれも人権擁護委員の 推薦につき意見を求めることについてであります。   これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第121号から議第123号までの3議案につい て一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案はいずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。   議第121号は、現在人権擁護委員の小田寛三氏が平成22年3月31日に任期満了となりますが、同 氏を適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   議第122号は、現在人権擁護委員の高野マサ子氏が平成22年3月31日に任期満了となりますが、 同氏を適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。 議第123号は、本間芙美子氏が平成22年3月31日に任期満了となるため、その後任委員として菅 原尚子氏を人権擁護委員に推薦しようとするものであります。   新任の方の略歴につきましては、お示しのとおりであり、人権擁護委員として適任と考えており ます。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで起立により順次採決いたします。   最初に議第121号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第121号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第122号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第122号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第123号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第123号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第9 議第124号 村上市非核平和都市宣言について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第124号 村上市非核平和都市宣言についてを議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明と宣言文の朗読を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第124号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、さきの6月定例会で議員発議により村上市非核平和都市宣言に関する決議が採決された ことを受けまして、このたび村上市において非核平和都市宣言を行うものであります。宣言文の朗読 をもって提案とさせていただきます。 村上市非核平和都市宣言   市民の願いは、豊かな自然や伝統・文化を守り、協調的で人情あふれる豊かな人づくりと、活力 があり元気に暮らせる地方田園都市を目指す、安心・安全・平和な暮らしです。   しかし、この願いに反し、世界各地では、戦争や紛争で傷つき、命を失い、家族を奪われるなど、 今なお戦禍は尽きません。   わが国は、世界唯一の核被爆国として、地球規模の破壊を招く核兵器は持たず、作らず、持ち込 ませずの「非核三原則」を掲げ、このかけがえのない美しい地球と、これまで人類が築き上げた偉大 な遺産を後世へ引き継がなければなりません。   私たち村上市民は、戦争の惨禍を二度と繰り返すことのない社会と人類の恒久平和を一日も早く 実現するために、非核平和を願う全ての国の人々と手を携えることを誓い、ここに「非核平和都市」 を宣言します。   平成21年8月28日                                   新 潟 県 村 上 市   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) お聞きいたします。   議会の可決を受けて、こういう形で行政側が提出してくださったことに対しては本当にありがた いと思っております。   そこでお伺いいたしますが、自治体のこの宣言というものがそれぞれの自治体でいろんな宣言が あるわけですが、自治体が行う宣言というものと、それからその自治体が執行する事業というか、方 向性とか、そういうものとの兼ね合いはどういう位置づけになっているか、その辺お聞きしたいので すが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ちょっと質問が難しくて理解できないのですけれども、この非核平和都市宣 言とこれから村上市が行う行政としての事業とどういうかかわりを持っていくかという質問でござい ますか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 当然これを宣言いたしましたので、村上市はこの中にもありますように核は 持たず、つくらず、持ち込ませずと、この原則によって非核平和都市を守っていくということであり ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) つまり宣言をしたということは、その精神、その目指すものを大事にして、 いろんな自治体の仕事を水がしみ入るような形でとにかく大事にしていくという、そういうとらえ方 でよろしいですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 繰り返しになりますが、持たず、つくらず、持ち込ませずと非核平和宣言を したわけですので、その趣旨にのって行政運営をしていくと、そういうことであります。 〇22番(相馬エイ君) わかっているのですけれども、自治体の仕事と宣言というのの位置づけをち ょっともう少し明確にお聞きしたかったのです。   わかります。ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第124号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第124号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定につ              いて                                議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について         議第127号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について       議第128号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について        議第129号 市道路線の認定について                 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第125号から議第129号までの5議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第125号から議第129号までの5議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第125号の村上市移動用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定についてであります。 本市の事業により、携帯電話用鉄塔施設の整備を行い、工事完了後当該事業に要する経費の額から市 長が定めた額を電気通信業者から分担金として徴収するため、条例を制定するものであります。   次に、議第126号の村上市農村公園条例の一部改正についてであります。本案は、大須戸ため池 農村公園が平成3年度に県営ため池等整備事業で建設され、平成7年度に旧朝日村に譲与されたもの であり、既に供用開始しているところでありますが、当該敷地内に未買収地が存在し、現在に至るま で財産取得並びに登記及び設置条例の提案がなされておりませんでした。このたび買収及び登記が完 了したことにより、村上市農村公園条例第2条の表に市の財産として当施設を加えるもので、地方自 治法第96条第1項第1号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。   次に、議第127号の国民健康保険条例の一部改正についてであります。改正の内容についてであ りますが、国民健康保険、出産育児一時金の額改定に係る改正であります。従来は、一律38万円の支 給でありましたが、この支給額には産科医療補償制度に加入している医療機関で出産した場合に対す る加算額3万円が含まれております。村上市内及び近隣市町村に産科医療補償制度に加入していない 医療機関はありませんが、従来の規定では流産、人工流産の場合の支給額にも3万円が加算されて支 給されるため、出産の際にのみ3万円が加算されるよう条例規定を整備するものであります。   また、国の時限政策による支給額の加算により、平成21年10月1日から平成23年3月31日までに 出産したときに支給する出産育児一時金については、「35万円」を「39万円」と読みかえる規定を追 加いたしました。   次に、議第128号の奨学金貸与条例の一部改正についてであります。奨学金資金制度については、 本年4月から大学、短期大学及び専修学校に在学している方を対象として貸与を行っており、その奨 学金の額については大学の場合と短期大学、専修学校の場合とでは金額を異にしておりました。しか しながら、それぞれの学生生活費等の大きな違いがないことから、利用者の利便性を考慮し、奨学金 の額についてはいずれにおいても月額3万円、5万円及び7万円のうちから個々の経済状況等により 選択することが可能となるよう改正を行うものであります。   次に、議第129号の市道路線の認定についてであります。道路用地の寄附をいただいた1路線を 新たに市道認定しようとするものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第126号の村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてなので すが、この大須戸ため池農村公園を旧朝日村の時点でもその土地が旧町の土地になっていなかったと いうその理由はどういった理由なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 個人から買収を得られなかったというようなことでございます。1 筆だけでございますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その分筆者は何名ぐらいいらっしゃったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 1人でございます。それで、21年度に用地買収に応じていただきま したので、1筆264平米ほど買収終わりましたので、今回条例改正をお願いするものでございます。 〇3番(本間清人君) はい、わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   議第128号、私の所管の条例制定なのですが、ちょっと大事なことなので、ここでちょっと聞か せていただきます。   第3条の金額を自由にというのは条例改正で提案されました。そこで、申し込み資格がいろいろ あるわけですが、これが緩和されようとしている、その方向はわかるのですが、こういう納税に際し 分納等で対応されている方はご相談くださいという形でチラシには出ております。そして、A、Bも 括弧づけがあるわけですが、実際このような仕事、審査をするというか、そういう仕事をしたり、チ ラシをつくったりするのは何に基づいてこういうチラシを作成し、そして申し込み資格の中身を把握 したり、審査したりするというのは何に基づいて担当部局では仕事をするのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) 先般の所管の厚生文教委員会でもお話し申し上げておりますが、要は今議 員おっしゃるように条例にふさわしいものの改正をお願いするわけであります。その後の運用につき ましては、要綱、規則等もあるわけでありますけれども、ここで制度についてのこの申し込みの皆さ んに配付する中に丁寧に説明することによって、目的は学業成績優秀でまだまだ志学精神がある方で も非常に経済的に困難だという方に広くご利用いただこうというその趣旨には変わりないわけであり ますので、十分これで対応できるだろうと。   それから、おっしゃるように税の滞納の関係でありますけれども、確かに奨学生本人が返すとき には滞納、親御さんは滞納あっても本人はないというような点もありますので、その辺を踏まえなが ら、要は滞納されている方でも分納等で今後の、それぞれのケースが非常に数多くありますので、そ ういうものも要綱、あるいは規則等にきちんと定めるというのはちょっとふさわしくないのでないか と。要は奨学生の皆さんにしっかりと周知をしながら対応できていけばよかろうというようなことで、 教育委員会のほうにも説明をいただいてご了承いただきながら次年度以降できるだけ広く対象となる 皆さんにしていただこうというようなことで、別にこのもの自体が根拠、こういう法に基づいてこう だとか、そういうふうなことではなくて、運用面で対応してまいろうと、こういうことであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 詳しくは委員会で質疑いたします。ただし、自治体の職員はちゃんとした条 例、その次には規則、そしてその次には実施要綱というのがあって、そういうものに基づいて実際自 治体の職員として仕事をするというのがあるのではないかと思いまして、チラシによって仕事をする のではないのだろうというふうに思いますので、その点につきましては委員会で再度質疑したいと思 います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第125号から議第129号までの5議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって、各所管常任委員会に付託いたします。   午後1時まで休憩します。           午前11時50分  休 憩                                                        午後 零時59分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第11 議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)      議第131号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)        議第132号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第133号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)       議第134号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議第135号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)        議第136号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第137号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              2号)                               議第138号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第3号)   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第130号から議第140号までの11議案は、いずれも平成21年度各 会計補正予算についてであります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第130号から議第140号までの11議案につい て一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成21年度の村上市一般会計及び各特別会計の補正予算であります。議第130号は、一 般会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額に10億6,750万円を追加し、予算の規模 を312億6,020万円にしようとするものであります。   初めに、歳入の主なものを申し上げます。歳入の第12款分担金及び負担金で190万9,000円追加し、 第14款国庫支出金では8億6,711万6,000円追加し、第15款県支出金では、各種事業補助金等を4,030 万5,000円追加いたしました。   また、第18款繰入金では、2,345万4,000円減額し、第19款繰越金では、前年度繰越金として1億 1,545万1,000円を追加し、第20款諸収入については、527万円を減額し、第21款市債では6,670万円を 追加いたしました。   続きまして、歳出について主な項目について申し上げます。第2款総務費では、情報通信事業特 別会計繰出金をはじめ4億9,547万円を、第3款民生費では瀬波学童保育所整備等として1億1,221万 円を追加いたしました。   第4款衛生費では、火葬場経費など1,090万8,000円を、第6款農林水産業費では、漁業資料館バ リアフリー等2億1,259万1,000円を追加いたしました。   第7款商工費では、中小企業金融制度をはじめとして、1億293万5,000円を追加し、第8款土木 費では高速道路経費など7,359万3,000円を追加し、第10款教育費では学力向上支援をはじめ、5,977 万円を追加計上いたしました。   第2条の地方債の補正は、事業費の変更に伴い、限度額を変更するものであります。   議第131号は、土地取得特別会計補正予算(第1号)であります。土地開発基金からの繰り入れ 及び一般会計への繰り出しを取りやめることにより、歳入歳出それぞれ2,345万4,000円を減額し、総 額を34万5,000円にしようとするものであります。   議第132号は、情報通信事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ8億600万円を追加し、予算規模を9億1,540万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金4億4,640万円、第4款繰越金100万円を増額し、第6 款国庫支出金2億4,800万円、第7款市債1億1,060万円を追加いたしました。   歳出では、第5款事業費8億600万円を神林地区情報通信基盤整備費として追加しました。   第2条地方債は、情報通信基盤整備事業債であり、1億1,060万円を計上いたしました。   議第133号は、みどりの里特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ1,390万円を追加し、予算の規模を2億5,100万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第1款売上金を200万円、第3款繰入金の経済危機対策分として1,1 90万円追加いたしました。   歳出では、第1款総務費で山ぶどうワイン醸造関係経費として200万円、第2款事業費では多目 的広場の改修経費として1,190万円を計上いたしました。   議第134号は、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ3,280万円を追加し、予算の総額を72億3,280万円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入では第4款国庫支出金で、介護従事者処遇改善臨時特例交付金の交付額確定 により541万3,000円増額し、第10款繰入金では平成20年度の決算見込みにより繰越金の一部が確定で きましたので、法定外繰入金が不要となり、また基金繰入金も一部不要となることから、1億66万8, 000円減額しました。   第11款繰越金では、平成20年度の決算見込みにより繰越金の一部が確定できましたので、1億2, 500万3,000円を追加しました。   第12款諸収入では、第三者納付金等の納付実績に基づき、305万2,000円を追加しました。   歳出では、第1款総務費で、退職者の振り替え業務等に係るコンピューターシステムの改修経費 等で、298万1,000円を追加しました。   第8款保健事業費では、6万4,000円減額しました。   第11款諸支出金では、平成20年度の療養給付費交付金の精算により、2,988万3,000円の精算返還 金が生じましたので、追加しました。   議第135号は、老人保健特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞ れ130万2,000円を追加し、予算規模を2,580万2,000円にしようとするものであります。   補正の主たるものは、歳入では第4款一般会計からの繰入金82万円を追加し、第5款繰越金48万 2,000円を追加しました。   歳出では、第3款諸支出金を130万2,000円追加しました。   議第136号は、介護保険特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ5,128万円を追加し、予算の規模を61億528万円にしようとするものであります。   歳入では、前年度の介護給付費の国庫負担金等の確定に伴い、第4款の国庫負担金に1,616万9,0 00円、第5款の支払基金交付金に371万9,000円、第6款の県負担金に1,245万円をそれぞれ追加しま した。   また、第9款の繰越金には1,894万2,000円を追加しました。   歳出では、第4款基金積立金に2,927万6,000円、第6款の諸支出金に前年度地域支援事業費の交 付金の確定による国、県への返還金2,200万4,000円をそれぞれ追加しました。   議第137号は、介護サービス事業特別会計の補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ340万円を追加し、予算の規模を6,720万円にしようとするものであります。   歳入では、第2款の繰入金に一般会計からの繰入金170万円、第3款の繰越金に170万円をそれぞ れ追加しました。   歳出では、第2款サービス事業費の居宅介護サービス事業費について340万円追加しました。   議第138号は、下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額に170万 円を追加し、予算の規模を52億3,600万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では前年度繰越金を170万円追加し、歳出では山北地区の中継ポンプ場施設 の老朽化により維持補修修繕料等170万円を追加しました。   議第139号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ630万円を追加し、予算の規模を7億9,720万円にしようとするものであります。   歳入では、第5款繰入金では426万3,000円を、第6款繰越金で203万7,000円を追加いたしました。   歳出では、第2款施設費で630万円追加いたしました。   議第140号は、上水道事業会計補正予算(第3号)であります。資本収支及び支出において、支 出では建設事業費の工事費等負担金570万円を減額し、改良事業費の工事費等負担金2,450万円を追加 し、総額を12億2,552万3,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の増額分1,880 万円は当年度分損益勘定留保資金で補てんしようとするものであります。   補正の内容は、県道小揚猿沢線橋梁建設に伴う債務負担行為の設定及びそれによる工事費等負担 金570万円の減額であります。   また、下水道工事に伴う工事費負担金2,450万円を新たに計上いたしました。   第4条の企業債の補正は、償還方法のうち機構改革に伴い名称変更となった「地方公営企業等金 融機構」を「地方公共団体金融機構」に改めるものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第130号の21年度村上市一般会計補正予算(第3号)なのですが、ページ 数でいきますと22ページの衛生費、こちらで火葬場運営費のほうが村上荒川火葬場経費、そして山北 火葬場の経費ということで、両方合わせまして約600万ほどの増額という形になっております。こち ら指定管理者制度をとりまして、入札による指定管理になっていたと思うのですが、それがどうして こういう増額という形になってくるのか、教えていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 村上荒川火葬場の経費につきましては工事の請負費ということで、これ については下水道の接続工事のものでございます。   それから、そこには加入負担金ということで計上してございます。   それから、山北火葬場経費でございますが、これにつきましては修繕料、壁のクロス、壁紙の張 りかえ、それからふすま、それから天井の修理と畳の入れかえということで、ここに修繕料というこ とで60万ほど計上してございます。   それから、施設の維持管理委託料でございますが、これについては天井、壁の清掃分、それから 立木の伐採をここに計上させてもらっております。   それから、工事の請負費といたしましては、塩害による既設の空調設備を撤去して新しいエアコ ンをここに設置するという内容でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。   ということは、これはその指定管理委託料とはまず別のものだということでよろしいわけですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) はい、そのとおりでございます。 〇3番(本間清人君) はい、すみませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第130号から議第140号までの11議案については、予算付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第12 議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第142号 平成20年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第143号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第145号 平成20年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第146号 平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算              認定について                            議第148号 平成20年度村上市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第150号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決              算認定について                           議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について                             議第152号 平成20年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第154号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算              認定について                            議第155号 平成20年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第156号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第157号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第158号 平成20年度村上市上水道事業会計決算認定について    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第141号から議第158号までの18議案は、いずれも平成20年度各 会計決算認定についてであります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第141号から議第158号までの18議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成20年度村上市一般会計及び各特別会計の決算認定についてであります。上水道事業 会計を除く平成20年度の村上市一般会計及び各特別会計については、平成21年5月31日に出納を閉鎖 し、会計管理者によって決算が調整された上、市長あて提出されました。地方自治法第233条第2項 の規定により、決算書を監査委員の審査に付したところ、8月24日に決算審査意見書が市長に提出さ れましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第141号は、一般会計の決算であります。歳入総額304億8,242万8,736円、歳出総額29 4億8,931万6,545円で、差し引き9億9,311万2,191円を翌年度へ繰り越しました。   なお、継続費逓次繰越額717万8,750円及び繰越明許費繰越額9,853万5,566円を差し引いた実質収 支額は8億8,739万7,875円であります。   議第142号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに38万1,418円であります。   議第143号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額6億7,014万9,022円、歳出総額6億6,286万 6,112円で、差し引き728万2,914円を翌年度へ繰り越しました。   議第144号のみどりの里特別会計決算は、歳入総額2億2,997万843円、歳出総額2億2,731万9,62 8円で、差し引き265万1,215円を翌年度へ繰り越しました。   議第145号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額2,508万6,768円、歳出総額2,365万5,199円 で、差し引き143万1,569円を翌年度へ繰り越しました。   議第146号の工業団地事業特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに534万5,024円であります。   議第147号のあらかわゴルフ場特別会計決算は、歳入総額5,416万7,179円、歳出総額5,208万8,29 5円で、差し引き207万8,884円を翌年度へ繰り越しました。   議第148号の奨学資金特別会計決算は、歳入総額8,591万7,768円、歳出総額8,588万4,558円で、 差し引き3万3,210円を翌年度へ繰り越しました。   議第149号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額81億5,830万580円、歳出総額79億6,209万6, 164円で、差し引き1億9,620万4,416円を翌年度へ繰り越しました。   議第150号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額3,264万1,611円、歳出総額3,246万3, 970円で、差し引き17万7,641円を翌年度へ繰り越しました。   議第151号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額5億9,278万5,766円、歳出総額5億8,820 万1,231円で、差し引き458万4,535円を翌年度へ繰り越しました。   議第152号の老人保健特別会計決算は、歳入総額13億3,651万7,177円、歳出総額13億3,603万4,00 8円で、差し引き48万3,169円を翌年度へ繰り越しました。   議第153号の介護保険特別会計決算は、歳入総額64億7,256万5,807円、歳出総額64億5,362万2,06 9円で、差し引き1,894万3,738円を翌年度へ繰り越しました。   議第154号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額1億8,593万6,052円、歳出総額1億7,6 19万2,507円で、差し引き974万3,545円を翌年度へ繰り越しました。   議第155号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額51億5,728万3,154円、歳出総額51億3,358万1, 601円で、差し引き2,370万1,553円を翌年度へ繰り越しました。   議第156号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額20億1,680万2,934円、歳出総額20億498万6, 961円で、差し引き1,181万5,973円を翌年度へ繰り越しました。   議第157号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7億1,494万3,762円、歳出総額7億900万4, 901円で、差し引き593万8,861円を翌年度へ繰り越しました。   議第158号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後、決算を調整して、これを監査 委員の監査に付したところ、平成21年8月20日付をもって監査委員から決算審査意見書が提出されま したので、この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。   業務量は、給水量632万155立方メートルとなり、対前年比56万4,489立方メートル、8.2%の減と なりました。経営状況は、税抜きの損益計算では総収入で8億9,943万1,605円、総費用7億8,258万3, 103円となり、差し引き1億1,684万8,502円の当年度純利益を計上しました。資本的収支では、企業 債、工事補償金等による収入額4億618万2,436円に対し、建設改良費に5億2,896万2,576円、企業債 の償還金に2億5,573万9,634円、支出全体で7億8,470万2,210円となり、差し引き3億7,851万9,774 円の不足となりました。この不足する額を過年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億1,139 万1,347円、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,039万5,168円、過年度分損益勘定留保 資金2億4,673万3,259円で補てんをいたしました。   以上、18の会計の決算内容につきましては、当初予算、あるいは補正予算の審議の際にご説明申 し上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の 積極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この審査意見書の中からちょっとお伺いさせてもらいます。5ページの市税の状況が出ておりま す。それで、収納率が94.4%、収入未済額4億352万となっておりますが、この市税の収納率の状況、 当初予算を組んだ段階と比べましてどのような結果、予想外の状況だったのでしょうか、それとも予 想どおりだったのでしょうか。その辺はどう決算を見ているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 歳入の部でございますので、財政課のほうから答弁させていただ きます。   市税全体で75億でございます。合併の打ち切り予算等特殊な要因はございましたが、おおむね75 億という数字は非常に大きいのでないかなというふうには考えております。ただ、現在の状況も含め てお話ししますと、景気が非常に後退しておる時期が1年遅れで参っておりますので、そういった意 味では20年度の決算については景気の影響をさほど受けなかったという印象を持っております。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 同じくこの資料、意見書の中の23ページの国民健康保険税の収納状況、この 収納率が75.9%となっております。収入未済額も4億6,900万、収納率75.9%、この現状をどのよう に分析されているのでしょうか、この結果から。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 国保のほうの収納状況ですが、現年度分で見ますと91.1 %ぐらいになります。それで、この分につきましては滞納繰り越し分も含むということになりますと このような状況になっております。例年と比べますと、例えば平成19年度は78.25%でございますの で、下がっていると、大体2%ぐらい下がっているという状況でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) その次、6ページの市税全体の中で、市税よりも固定資産税の数字が非常に ……すみません、失礼いたしました。不納欠損の内訳の中で、固定資産税の不納欠損の対象になった 件数が368件ということで、金額的にも2,798万ということで、件数的には非常に多いこの現状ですね、 固定資産税が非常に市民にとっては厳しいという、この数字からうかがわれるのですが、この傾向と しては固定資産税がどのような傾向に、この不納欠損の数字からどのような傾向が出ているのでしょ うか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇22番(相馬エイ君) はい、よろしいです。   決算ですから、税に関係あるわけですから、申し上げますが、税務課の課長を本会議にやっぱり、 幾ら部長といえどもいろんな課の統括を部長はしているわけですので、こういう決算の審査の本会議 には税務課長も登場させるというか、それが本来当たり前のことなのではないかと思います。委員会 もありますので、そこで詳しくお聞きしましょう。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第141号から議第158号までの18議案については、決算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   9月1日、2日及び7日は本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 1時29分  散 会