平成21年村上市議会第3回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成21年9月25日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願       第 3  請願第 9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地域の見直             しを求める請願                           第 4  請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願                     第 5  議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定について     第 6  議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について         第 7  議第127号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について            議第128号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について        第 8  議第129号 市道路線の認定について                       第 9  議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第131号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)             議第132号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第133号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)            議第134号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第135号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第136号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第137号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第138号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)           議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第3号)         第10  議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第142号 平成20年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第143号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第145号 平成20年度村上市蒲葡スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第146号 平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について      議第148号 平成20年度村上市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第150号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第152号 平成20年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第154号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第155号 平成20年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第156号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第157号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第158号 平成20年度村上市上水道事業会計歳入歳出決算認定について      第11  議第159号 村上地区デジタルテレビ購入契約の締結について            第12  議第160号 パソコン・電子黒板・実物投影機購入契約の締結について        第13  議員発議第 9号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について    第14  議員発議第10号 私立高校生が学費を心配せず安心して学べるようにするために、学費               軽減制度の拡充など私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出につ               いて                                   議員発議第11号 私立高校生が学費を心配せず安心して学べるようにするために、学費               軽減制度の拡充など私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出につ               いて                              第15  議員発議第12号 地域医療調査研究特別委員会の設置について            第16  閉会中の継続調査について                             第17  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君 15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君 28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって2番、鈴木いせ子さん、22番、相馬エイさんを指名 いたします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第8号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関 する請願を議題といたします。   本件は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長からなお慎重審査を 要するため、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続 審査の申し出があります。   お諮りします。請願第8号は総務常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付する ことに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第8号は閉会中の継続審査に付することに決定しました。                                              日程第3 請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは税率と賦課地            域の見直しを求める請願                   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第9号 現行の都市計画税を撤廃していただくか、若しくは 税率と賦課地域の見直しを求める請願を議題といたします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長からなお慎重審 査を要するため、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の 継続審査の申し出があります。   お諮りします。請願第9号は市民経済常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付 することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第9号は閉会中の継続審査に付することに決定しました。                                              日程第4 請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願                〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第10号 側溝縮小・改良に関する請願を議題といたします。   本件は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長からなお慎重審 査を要するため、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の 継続審査の申し出があります。   お諮りします。請願第10号は建設企業常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付 することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第10号は閉会中の継続審査に付することに決定しました。                                              日程第5 議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定につい             て                            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例 制定についてを議題といたします。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審査報 告書が議長あてに提出されております。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。ただいま上程されております議第125号の 審査の概要と経過につきましてご報告申し上げます。   去る9月8日午前10時から第1委員会室において、委員7名、副市長、担当部長、各支所長、担 当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   議第125号 村上市移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例制定についてを議題として、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、1世帯当たりあるいは個人として受益者負担額をどのくらいに考えてこの条例を制定 しているのかとの質疑に、この事業による一般市民の負担はありません。携帯電話を所有することに よって、その料金負担が生じることになりますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めましたがなく、起立採決の結果、起立全員で議第125号は原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第125号を起立により採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第125号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定につ いてを議題といたします。   本案は市民経済常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長あて提出されております。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。ただいま上程されました議第126号  村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について、審査のため、本委員会は去る9月の10日、 午前10時から第1委員会室において、委員8名全員、副市長及び担当部長並びに担当課長、議会事務 局長の出席をいただき、委員会を開会いたしました。その審査の概要と経過についてご報告を申し上 げます。   初めに、議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 部長から説明を受けた後、審査に入りました。   委員に質疑を求めましたが質疑もなく、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、賛成 全員で議第126号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第126号を起立により採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   法案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第126号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第127号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について  議第128号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第127号及び議第128号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、厚生文教常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) おはようございます。去る9月14日午前10時より、第1委員 会室において委員7名、副市長、教育長、関係部課長及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席の もとに委員会を開会しました。   ただいま上程されております議第127号及び議第128号の2議案について、審査の概要と経過を報 告いたします。担当部課長から説明を求めた後、質疑を行いました。   議第127号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、委員より、医学的管 理のもとで補償制度に参加している機関という説明がありましたが、医療機関に参加していない機関 はどういうものかとの問いに、厚生労働省ではすべての産科医院に加入してもらいたいと要望してい ます。全国的に見ると約98%の医療機関が、また新潟県ではすべての医療機関が参加しています。こ の制度に参加するにはさまざまな条件があり、医師、助産師、設備等をきちんととらえたところがこ の制度に加入できますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第127号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   続きまして、議第128号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について、委員より、 条例改正で7万円、5万円、3万円に改正する議案ですが、これについての人数は何名を考えている のかという問いに、7万円が約10名、5万円が約25名、3万円が約25名で、計60名程度を想定してい ますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第128号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) 訂正お願いします。   私、起立多数と言ったみたいですけれども、起立全員でございます。大変失礼しました。 〇議長(佐藤宮吉君) 質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第127号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第127号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第128号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第128号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第129号 市道路線の認定について                  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第129号 市道路線の認定についてを議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) おはようございます。それでは、ただいま上程されておりま す議第129号 市道路線の認定については、去る9月16日午前10時から、第1委員会室において委員 7名、副市長、担当部課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、建設企業常任委員会を開催し、 審査を行いました。その審査の概要と結果について報告いたします。   1つ、県道に接する部分の隅切りは必要条件なのか。答弁、絶対条件ではありませんが、指導を 行っております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第129号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第129号を起立により採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   法案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第129号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)             議第131号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)         議第132号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第133号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)        議第134号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議第135号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)         議第136号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)         議第137号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)      議第138号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第3号)     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第130号から議第140号までの11議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、各 委員長から審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第130号から議第132号までの審査 の概要についてご報告申し上げます。   議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分を議題とし、 最初に歳入全款について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、先ほど制定された分担金徴収条例についてで、雑入金に計上されたもの、123万5,000 円が分担金に置きかえられて計上されているのは理解できるが、190万9,000円に増額計上されている のはなぜかとの質疑に、当初予算では村上市上山田地区に移動通信用施設の負担金として123万5,000 円が、9月補正で大栗田にも移動通信用施設ができますので、その負担金67万4,000円が新規分とし て増額計上となり、190万9,000円となりましたとの答弁でした。   ほかに質疑なく、歳出に移り、担当部長、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、先ほど行われました防災訓練のときに、村上方面隊は1部から6部まであるが、ポン プ車両間の双方通信ができないと聞いたが、有事の場合、特に問題があろうと思います。実情と今後 の対応についての質疑があり、村上方面隊の場合は一方通行通信となっており、今年度小型無線機、 自動車用積載型も含めて、新規に235台を購入して、双方通信ができるよう改善していくとの答弁で した。   委員より、非常備消防の消火栓の工事負担金の場所と口径はどのくらいかとの質疑に、場所は上 町地内で65ミリの口径ですとの答弁でした。   委員より、前回塩町において残念ながら全焼という火災がありました。旧村上地区では消火栓の 付近にホース、筒先等の設置がなく、市民が消火栓を使用できない結果、全焼したと聞いている。市 民が初期消火に参加していれば、被害額が少なくて済んだという声もありました。市民による初期消 火をどのように考えているのかとの質疑に、村上地区の消防団には経歴があります。もともとは常備 消防がそろっていた地域であり、村上地区の人口に比例して、5部までしかありません。本町には消 防団はありません。そして、消火栓には平均にして4キロの圧力がかかっており、危険性があること。 もともと自衛消防団がなかった地域ですので、その辺の教育から始めないと、消防団以外の市民が初 期消火に参加するのにはまだまだ研究する必要がありますとの答弁でした。   次に、第13款諸支出金、第14款予備費、第2条第2表を一括審査としました。   委員より、質疑なく、討論を求めましたがなく、議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予 算(第3号)のうち、当委員会所管分について起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第131号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)を議題として、担当 課長に説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より質疑なく、討論を求めましたがなく、議第131号を起立により採決を求めたところ、起 立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第132号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、本予算が通ったとして、今後の工事計画を含めて、供用開始までのタイムスケジュー ルはどうなっているのかとの質疑に、国の経済対策により実施するもので、21年度から22年度にわた っての工事となると思います。神林地区全域を整備するのは、21年度の単年度事業では物理的に無理 があります。速やかに事務手続をし、できるだけ早い発注をして、22年12月ごろには工事を完成し、 試験放送を行い、23年の4月より供用を開始したいとの答弁でした。   委員より、工事請負費で6億円弱となっていますが、神林地区に導入を計画しているのは、朝日、 山北と同じものかとの質疑に、防災情報を含む行政広報と有線放送にかわるサービス、IPテレビ電 話による相互間の通話、朝日、山北ではテレビ再送信を行っていますが、神林地区については地デジ の不感地帯はないと思いますので、これを行わない予定にしていますとの答弁でした。   委員より、神林地区において地デジテレビ再送信サービスは行わないとのことだが、この地域で 地デジの不感地帯があることを知っているかとの質疑に、神林地区は他の地区と比べて、テレビ放送 の不感地帯はほとんどない状態です。2カ所ほど共同アンテナを設置していますが、これについては、 地デジ対応ができているので、各家庭でアンテナを立てることによって問題はないと考えていること から、地デジのテレビ再送信サービスは行わないと考えていますとの答弁でした。   委員より、神林地区において地デジが受信できない場所があることを調査したことはあるのかと の質疑に、一般的に受信できない箇所はないという認識ですので、調査はいたしておりませんとの答 弁でした。   委員より、地デジ再送信サービスを組み入れた場合、今の予算よりどのぐらいの増額になるのか との質疑に、地デジ再送信サービスについては、いろいろな手法が考えられると思いますが、朝日、 山北地区と同等なものだとすると、本当に概算ですが、4,000万から5,000万円ほどの増額となると考 えますとの答弁でした。   委員より、神林地区には農協の有線放送施設があり、それとの関連について、この事業をどのよ うに進めていこうと考えているのかとの質疑に、昨年より神林農協には行政として情報通信事業計画 を持っている旨を伝えてあります。現実に朝日地区の施設を見てもらっています。そして、9月には 情報通信事業予算を上げることも伝えてありますので、十分理解が得られているものと考えています との答弁でした。   委員より、2年度にわたって工事をし、整備をすると聞いています。今回8億円弱となっている が、全体の工事費かとの質疑に、この交付金は単年度のものでありますので、工事が完了するまでの 全体の額を計上しております。現実的に来年3月までの完了はできないことから、工事は繰り越すこ とになると思いますが、来年度においては事務費程度が増額になると考えられますとの答弁でした。   委員より、8億円もの予算ができたことは、神林地区としてラッキーだったと思いますが、残る 村上、荒川地区についてはどのように考えているのかとの質疑に、神林地区は現在ある有線放送施設 と一般業者が参入しにくい部分があったので、行政が早急に取り組まねばならないと考えていたとこ ろ、国の経済対策によってできるようになったのはよかったと考えています。残る村上、荒川につい ては、市街化区域が大きいため、一般業者が参入可能な地域と考えていますとの答弁でした。   委員より、村上、荒川地区の人たちは勝手にやってくださいとしか受け取れません。市政として、 市内全域の条件整備を進めていくという考え方はとられないのかとの質疑に、村上、荒川地域は市街 化区域が大きいので、通信事業者の参入が十分可能であります。荒川地区も村上の旧山辺里地区にお いても説明会を開いています。市と地域の皆さんが一緒になって通信事業者に働きかけを強めていき たいと考えていますとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めましたがなく、起立採決の結果、起立全員で議第132号は原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されております議第130号 村上市一般会計補 正予算(第3号)のうち、市民経済常任委員会所管部分について及び議第133号 平成21年度村上市 みどりの里特別会計補正予算(第2号)について、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げ ます。   去る9月10日午前10時から第1委員会室において開催しました市民経済常任委員会において、議 第126号に引き続き議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち、市民経済常任 委員会所管部分を議題とし、担当部長から説明を受けた後、款ごとに質疑に入りました。   第2款総務費関係では、委員から交通安全対策費の防犯灯6基とはどこかとの質疑に、要望が上 がってきている中でのものであるが、場所の特定はまだしていないとの答弁でありました。   第4款衛生費関係では、委員から高平の土捨て場のさくとはどんなものかとの質疑に、延長159 メートルになるが、単管を組み合わせたものになるとの答弁でありました。   委員から、その現地はあと何年くらいの利用が可能かとの質疑に、面積は50アールほどあります が、まだ試算はしていないとの答弁でありました。   次に、第6款農林水産業費関係では、委員から猿害について、秋の収穫期を迎え、かなりの被害 と聞くが、10万5,000円の補正予算で十分かとの質疑に、今6名の委託者で猿の行動形態を調査して いるが、この補正金額は猿の天敵と言われるオオカミの尿の実証圃を5カ所設定するものであるとの 答弁でありました。   また、委員から、今現在の猿の被害はどうなるのかという質疑に、猟友会に駆除を委託している ので、ご理解いただきたいとの答弁でした。   また、委員から、林道開設事業費、新保岳の5,000万円とあるが、現在林道の進捗率はどうかと の質疑に、総延長18キロメートルでありますが、20年度末で山北地区60.2%、朝日地区93.3%、全体 では74.4%の進捗であるとの答弁でした。   委員から、近年ハクビシンの被害が急増しているし、農作物被害のみならず住宅の屋根裏までに 住みついたりしているがとの質疑に、現在箱わな等でのハクビシンの捕獲の許可を出しているが、今 後さらに他地域にも検討していきたいとの答弁でした。   また委員から、猿だけでなく、カラス、ハクビシンといった鳥獣被害も多くなっていると思うが、 被害の実態だけでなく、その対策が重要であるとの意見が出されました。   また、委員から、農林水産業費関係では、国の経済対策に頼るところが大きいが、国の政権がか わり、凍結等の影響はないのかという質疑に、この内容は交付金事業で処理しており、議会の承認を 得れば執行されるものであるとの答弁でした。   第7款商工費関係では、委員から見本市等出展事業費8万2,000円の計上があるがとの質疑に、 旧荒川町にあるマツウラセイキが第14回高度技術技能展に出品するための経費の2分の1の助成であ るとの答弁でした。   以上で議第130号のすべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、 賛成全員で議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち、市民経済常任委員会 の所管部分について、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第133号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、山ブドウのワインを製造しているが、製造量はとの質疑に、本年度750ミリリットル 分810本ぐらいの予定ですとの答弁でした。   また、委員から、昨年のワイン販売状況はとの質疑に、750ミリリットル瓶250本くらいの製造で したが、予約販売形式でしたので、3日間程度で完売でしたとの答弁でした。   委員から、ことしの販売範囲はとの質疑に、みどりの里だけの販売で、新聞等でPRしていきた いとの答弁でした。   以上ですべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、賛成全員で原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第130号のうち、厚生文教常 任委員会所管分、議第134号から議第137号までの5議案について質疑を行いました。その概要と経過 を報告いたします。   議第130号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち、厚生文教常任委員会分につ いて報告いたします。   初めに、民生費について、委員より、緊急雇用創出事業の災害時の援護者等のデータ管理に関し まして、最近の個人情報の管理についてはとの問いに、区長には毎年2回、要援護者名簿を渡してい ますが、誓約書を交わしておりますし、民生委員につきましては、守秘義務が定められております。 個人情報の管理につきましては、厳重にカバーできるものと考えております。   続いて、第4款衛生費について、委員より、第1項第2目の予防費について、かかった金額が少 なかったので返還した要因はとの問いに、前年度インフルエンザが流行し、当初増額を見込んでおり ましたが、結果的に増額につながらなかったため返還いたしましたという答弁でした。   続きまして、第10款教育費について、委員より、下越地区特別支援教育研究大会村上岩船大会負 担金15万円の内容はどのようなもので、何名が対象となっているかの問いに、11月18日に村上市のふ れあいセンターを会場に行われるもので、下越地区の各学校の特別支援教育関係者及び保護者150名 程度で、教育支援のあり方について研修を行うものです。負担金につきましては、毎回各地区持ち回 りで、今回は村上、岩船地区が担当に当たり、村上市が15万円、関川村が2万円、粟島浦村が2,000 円で実施される予定です。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第130号のうち、厚生文教常任 委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第134号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、 委員より、基金の繰入金は約3,366万円ですが、基金の残高は2億2,000万円にプラスした残高分でし ょうかとの問いに、基金の残高は現在5億78万7,986円で、ほかの市と比較しても見劣りしない金額 ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立結果の結果、起立全員で議第134号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   続きまして、議第135号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、質 疑及び討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第135号は原案のとおり可決すべきものと決定し ました。   続きまして、議第136号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、委 員より、6款1項3目の返還金は確定のための戻りか、あるいは誤差が生じて出た数字なのかの問い に、返還金については介護予防事業と包括的任意事業、いわゆる地域包括支援センター事業の人件費 等にかかる経費で、交付金の額の確定による戻し分ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第136号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第137号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)について、 委員より、修繕費でエアコン算出分として、今までもほかの会計等でもほとんどが冷暖房の故障との ことですが、それについてはどのように考えているのかの問いに、入れかえ時期が同じころに重なっ ており、老朽化していて緊急度を要するものを優先していますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第137号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第130号 平成21年度村上市 一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分及び議第138号から議第140号までの4議案につ きまして、先ほど報告しました議案に引き続き審査を行いました。その詳細については省略させてい ただきますが、その概要と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第130号のうち、当委員会所管分を議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を 行いました。   1つ、今回の補正予算の中で、県への負担金は含まれているか。答弁、今回の補正予算には含ま れておりません。   1つ、高速道路の追加インターについて、工事の発注形式に疑問が残るが。答弁、高速道路が完 成した後に後づけで発注する場合であれば、市単独で事業を計画しなければならないわけですが、今 回の場合は同時施工なものですから、国交省への業務委託となるものです。   1つ、河川維持管理費の県支出金の減額補正の内容について。答弁、当初予算では村上地区、朝 日地区、山北地区の3地区の予算を計上していましたが、そのうち朝日地区の場合、直接報償費とし て県から業務委託を受けることになり、減額するものであります。   1つ、港湾費の補正で、南極観測船しらせのスクリューの無償貸与について詳細を伺います。答 弁、南極観測船しらせには3軸のスクリューがあり、1つの軸のスクリューには4枚の羽がついてお り、それを4等分にし、無償貸与してくださるとのことです。   1つ、展示方法についてどのように考えているのか。答弁、スクリューを被膜して屋外展示を予 定しております。   1つ、新旧のスクリューを屋外で管理するのは非常に難しいものと思います。管理方法の見直し は考えられないか。答弁、今後利用促進協議会とも相談してまいりたいと思います。   1つ、笹川流れの夕日会館について劣化調査を行うということは、かなり大きく劣化していると いう判断なのか。答弁、道の駅の登録は平成5年でありまして、海のそばで16年も経過しますとかな り劣化が進んでいるものと思います。今後指定管理者制度への移行を考えて行うものであります。   以上で質疑を終結し、討論なく起立採決の結果、起立全員にて議第130号のうち、当委員会所管 分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第138号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、引き続き 議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)及び議第140号 平成21年度 村上市上水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたしまして、担当部長に説明を求めた後、審査 を行いましたが、いずれもさしたる質疑なく、討論なく、起立決算の結果、いずれも起立全員にて議 第138号、議第139号及び議第140号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   11時10分まで休憩します。           午前10時58分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第130号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第130号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第131号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第131号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第132号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第132号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第133号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第133号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第134号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第134号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第135号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第135号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第136号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第136号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第137号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第137号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第138号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第138号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第139号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第139号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第140号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第140号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第10 議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について          議第142号 平成20年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                  議第143号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                 議第145号 平成20年度村上市蒲葡スキー場特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第146号 平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認              定について                              議第148号 平成20年度村上市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                  議第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第150号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算              認定について                             議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について                               議第152号 平成20年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                  議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                  議第154号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認              定について                              議第155号 平成20年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                 議第156号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第157号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                                議第158号 平成20年度村上市上水道事業会計歳入歳出決算認定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第141号から議第158号までの18議案は、平成20年度各会計の決 算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、各 委員長から審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第141号から議第143号までは、9 月8日、9日の両日にわたり、審査いたしました。その概要についてご報告申し上げます。   議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、当委員会所管分を議 題として、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、都市計画税の収納率はどのくらいになっているのかとの質疑に、都市計画税の収納率 は滞納繰り越し分を含めて89.8%となっていますとの答弁でした。   委員より、固定資産税と都市計画税は同じに徴収されているはずだが、固定資産税の徴収率は93. 4%、都市計画税の収納率は89.8%と大きな差があるが、その理由は何かとの質疑に、固定資産税の 収納率は予想に近いものであった。それは固定資産税だけ課税されている区域と、固定資産税と都市 計画税の両方が課税されている地区に収納率の差があることから、同じに徴収されていますが、収納 率に差が出たものと考えていますとの答弁でした。   委員より、市民税にしろ、固定資産税にしろ、その収納率が問題で、予算のときに想定した収納 率と決算においての収納率に大きな差が出た部分はどこかとの質疑に、滞納繰り越し分の部分が多く なっていること、入湯税の減少、経済不況による法人市民税の減少が考えられますとの答弁でした。   委員より、延滞金が当初133万3,000円で、実績が市民税延滞金として899万1,000円と大きくなっ ているが、その理由は何かとの質疑に、19年度は打ち切り決算であったため、滞納繰り越しに入って いる延滞金の部分もふえている。旧市町村から引き継いだ滞納分についても、かなり処分しています。 それに伴うものが大きいと考えますとの答弁でした。   委員より、今まで延滞金が余りなかったと思うが、新市になって収納期間が変わったのかとの質 疑に、新市では納期を過ぎて20日になると督促を出します。1カ月以内であれば7.3%、それが過ぎ ると14.6%の延滞金となります。基本的にはすべて延滞金として納めてもらうことになると考えてい ますとの答弁でした。   委員より、旧市町村の場合は延滞金は免除していた部分があったと思うが、新市においてはきっ ちりと収納するということですかとの質疑に、基本的にはそうであるが、やむを得ない事情がある場 合は延滞金の減免をする場合もあり得ると考えますとの答弁でした。   委員より、滞納繰り越し分の処分で差し押さえをした件数は幾つか。処分した金額は幾らかとの 質疑に、差し押さえ件数は270件、看過したものは111件、金額にして1,750万円となっていますとの 答弁でした。   委員より、不納欠損額は19年度と20年度を比較してどのように推移したかとの質疑に、19年度の トータル決算で6,600万円ほどの欠損で、20年度は3,800万円ほどとなっていますとの答弁でした。   ほかに質疑なく、次に歳出の審査に入りました。歳出全款について、担当部長の説明を受けた後、 質疑に入りました。   質疑は款ごとに行い、第1款議会費について質疑を諮りましたがなく、第2款総務費に移りまし た。   委員より、賠償費ですが、自動車の事故のようなものか、それとも別のものか、その内容につい ての質疑があり、交通事故ばかりでなく、ほかにもありますが、合計で11件の補償料ですとの答弁で した。   委員より、定額給付金について、当初より問題が指摘されておりました。例えば各世帯に給付と なるのに事情があって別居しているような場合、どのように対応したかとの質疑に、今回の定額給付 金については、2月1日現在で既にDVとして自分で申請したものについて救済する制度でありまし たが、それ以後は認めないとするものです。本市においては、そのような問い合わせはありませんで したとの答弁でした。   委員より、通信運搬費について、郵便局も株式会社となったし、宅配業者もあります。競争の時 代でありますが、比較したことはあるのかとの質疑に、現在郵便と宅配の両方を利用している。宅配 は親書の配達ができないことになっております。市から発送するのは親書ですので郵便を利用してお ります。そのほかについては宅配を利用する場合もあるとの答弁でした。   委員より、不用額多いのが二、三見られますが、当初予算に振り込んだものは本来消化すべきも のと考えていますがどうかとの質疑に、審議会とか委員会とかは年3回とか4回とかの組み立てがあ ります。固定資産評価委員会は定例会もあります。問題があって開く場合もありますので、ある程度 の回数をもって当初予算に組みます。12月、3月でめどが立った時点で補正させてもらっていますが、 今回のように不用額として残ることもありますとの答弁でした。   委員より、公用車購入の場合、国県からの補助金がある場合は購入でしょうし、効率的な面から 考えるとリースが最良と思いますが、どのように考えているのかとの質疑に、庁用車管理経費の中に リース料があります。基本的には補助金的なものがある場合は買い取りで対応しています。単年度の 支出を抑えるにはリースがよいと思うので、一般庁用車もリースとしています。どっちがいいか比較 し、決定していきたいと考えていますとの答弁でした。   委員より、国体の関係ですが、期限つきの大きな大会ですが、人的配置、経費の関係も含めて十 分であったかの質疑に、20年度の事業として正式競技2種目をやりました。昨年は人的配置は国体推 進員を含めて9名でした。その中では参加人数も少なく、皆様の協力が得られましたので、リハーサ ル大会は経費を含めて目的を達したと考えていますとの答弁でした。   次に、9款消防費に移り、委員より、消防防災職員の人件費は、本来非常備消防に入るべきもの が常備消防にのっているのはなぜかとの質疑に、ご指摘のとおりでありますので、新年度から直して 非常備消防費にのせたいと考えていますとの答弁でした。   委員より、非常備消防の予備費充当38万7,000円があります。本来補正に組むべきところだと思 いますが、どうしてこのようになったのかとの質疑に、これは県の消防大会にポンプ操法競技出場経 費として、1チーム分を当初予算で組みましたが、村上市消防団から2チームが出場することになっ たので、補正で間に合わないことから、予備費より支出しましたとの答弁でした。   ほかに質疑なく、次に第12款公債費から財産に関する調書までを一括して議題といたしました。   委員より、公債費に関連して、財政指数表に示されている公債費比率15.9%、起債制限比率11.4 %でありますが、村上市の財政は健全財政といえるのかとの質疑に、平成20年度は合併後初めての決 算ですので興味がありました。合併当初に考えていたより、数字的にはよかったと思っている。今後 の推移は公債費比率が上がってくると思う。新市としての新規事業を展開していない時点であります ので、経常経費を落としながら余裕を持っていかないと、新規事業はなかなか難しい数値であろうと 考えていますとの答弁でした。   委員より、合併当初の年度として、経常収支比率84.3%にも触れて話したと思いますが、数値5 項目を見て、まずまずの数値であったとの結論ですかとの質疑に、20年度においてはそのように思っ ています。合併に伴って財源の手当を手厚くしてもらっているのが大きいと考えていますとの答弁で した。   委員より、予備費に関して、以前には予備費から充当はなかったと思いますが、今回40項目にも わたって上がってくる理由と、今後もこのようなことが続くのかとの質疑に、議会の審議を経ないで 流用することになるので、そのような危惧が想定されます。特殊事情として、合併して財政当局とし ても完全に把握できなかったこと。職員においても想定できなかったものが予備費の流用の多さにあ らわれていると考えます。今後はこれらを資料として、合併2年後、3年後には予備費の流用をでき るだけ避けたいというのが財政当局の基本的な姿勢ですとの答弁でした。   その他、さしたる質疑なく、討論を求めましたがなく、起立採決の結果、起立全員で議第141号 のうち、総務常任委員会所管分については認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第142号 平成20年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定を議題として、担当部 長から説明を受けた後質疑に入りました。質疑なく、討論を求めたがなく、起立採決の結果、起立全 員で議第142号は認定すべきものと決定しました。   次に、議第143号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定を議題として、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入において収入未済の部分ですが、始まってまだ間もないのに受益者個人の収入未 済と思うが、どういうことかとの質疑に、発足したばかりなのに未収金ですが、全体で37万2,000円 です。30万9,000円という大きなものがあります。NTTに料金の代行回収をお願いしています。N TTは年3回料金の回収を行っています。そのうち2回では納まらず、3回目が6月に入ったことか ら、このようになったとの答弁でした。   委員より、歳入ですが、雑入の収入未済額はどういうことかとの質疑に、朝日の場合、宅内に引 き込みをしたときは有料です。利用者に理解が得られず、残ったものが6万3,000円です。NTTへ の光伝送路貸付料61万円ですが、NTTとの連絡ミスによるもので、口座には5月末日に振り込みが ありましたが、口座から会計管理者へ移ったのが6月となったためですとの答弁でした。   委員より、歳出4款諸支出金、旧市町村借入金補てん金として1億8,900万円ほどありますが、 これは個人なのか金融機関なのかとの質疑に、19年度の打ち切り決算の関係によるものです。この金 額は旧山北町の建設事業費に対する国の交付金の額です。3月で打ち切りとなるので、この額を金融 機関から借り入れをして決算しました。国から4月になって国庫支出金として1億8,800万円が入り ましたので、金融機関への利子9万3,000円を加えた額を返済いたしましたとの答弁でした。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたがなく、起立採決の結果、起立全員で議第143号は 認定すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されております議第141号、144号、145号、146 号、147号について、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   去る9月の10日午前10時から第1委員会室において開催しました市民経済常任委員会において、 議第133号に引き続き議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、市民 経済常任委員会所管部分を議題とし、担当部長から説明を受けた後、款ごとに質疑に入りました。   第2款総務費関係では、委員から防犯灯経費のうち4,294円の使用料並びに修繕費53万500円はど このものかという質疑に、まだ統一されていないものであり、使用料は山辺里地区内のものであり、 修繕費は山北地区46集落分で、3分の1の負担であるとの答弁でした。   民生費関係では、委員に質疑を求めましたが質疑はありませんでした。   第4款衛生費関係では、委員から臭気測定機を貸し出しできないかとの質疑に、難しい問題もあ り、現在対応していないとの答弁でありました。   また委員から、不法投棄委託とはとの質疑に、荒川地区で月2回の巡回パトロールを委託してい るものであるとの答弁でした。   委員から、不法投棄は年々増加していると思うが、荒川地区の巡回の効果はとの質疑に、県との 連携したパトロールは効果があると思うし、住民の監視等、今後圏域にも広げていきたいとの答弁で した。   また委員から、下越清掃センター負担金の割合はとの質疑に、下越清掃センターへの投入量の実 績によって決定しているとの答弁でした。   委員から、薬剤費の不用額は下水道の加入率の減によるものかとの質疑に、加入率の減ではなく、 水質管理基準をクリアしながらも、薬剤の購入減によるものであるとの答弁でした。   第5款労働費関係では、委員から質疑を求めましたが質疑はございませんでした。   第6款農林水産業費関係では、委員から家畜の頭羽数はという質疑に、毎年2月1日に頭羽数の 取りまとめを実施しているが、乳牛6件で202頭、肉用牛26戸で851頭、豚が28戸で3万8,475頭、鶏 が6戸の218万3,860羽との答弁でした。   また委員から、農業委員の数が減少し、仕事がふえて報酬が少ないと思うが、実態はとの質疑に、 報酬は会長7万円、職務代理4万2,500円、部会長4万1,500円、一般委員3万9,400円と、県内でも 高いほうであるが、適正かどうかはわからないとの答弁でした。   委員から、特に農業委員会の会長、職務代理は相当数の会議等があるが、報酬審議会など、行政 側での考えはとの質疑に、報酬審議会は今年度開催の予定であるが、農業委員の報酬等については報 酬審議会に諮るものかどうかはわからない。したがって、行政側で検討したいとの答弁でした。   第7款商工費関係では、委員から質疑を求めましたが質疑はございませんでした。   第8款土木費関係でも、委員から質疑を求めましたが質疑はございませんでした。   第11款災害復旧費関係でも委員からの質疑はございませんでした。   以上で議第141号のすべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、 賛成全員で議第141号 平成20年度村上市一般会計決算認定のうち、市民経済常任委員会の所管部分 について、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から質疑を求めましたが、質疑はございませんでした。   以上で144号のすべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、賛成 全員で議第144号 平成20年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり 認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第145号 平成20年度村上市蒲葡スキー場特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、朝日中学校の利用がなかったと。その理由はとの質疑に、小中体連にスキー授業をお 願いしているが、学校の都合という答弁でございました。   以上で議第145号のすべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、 賛成全員で議第145号 平成20年度村上市蒲葡スキー場特別会計歳入歳出決算認定について、原案の とおり認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第146号 平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、委員からは質疑がございませんでした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、全員賛成で議第146号  平成20年度村上市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定すべきもの と決定いたしました。   次に、議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、施設の老朽化も進んでいると思うが、今後の対応はとの質疑に、運営委員会では平成 23年度から指定管理に移行したい話もありますが、老朽化したものについては改善、更新をし、完全 なもので移行したいとの答弁でした。   また委員から、回数の多いプレイヤーには村上ブランド品の贈呈や、高齢者には平日優待策など の考えはとの質疑に、いろいろ問題もあるが、今後検討をしていきたいとの答弁でした。   また委員から、新しい道路も完成し、荒川道路にも看板設置はどうかとの質疑に、今県に設置を 申請する準備を進めているとの答弁でした。   以上で議第147号のすべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、 賛成全員で議第147号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について、原 案のとおり認定すべきものと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第141号のうち、厚生文教常 任委員会所管分、議第148号から議第154号までの8議案について質疑を行いました。その概要と経過 について報告いたします。   平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定のうち、当委員会所管分について、初めに第3款民 生費について、委員より、民生費全体で1億4,000万円余りの不用額が出た原因は何かの問いに、社 会福祉総務費の中でも扶助費が多数を占めています。内訳として、ひとり親、地域活動費、障害福祉 の扶助費が一番の要因で、児童措置費の保育園運営費の中では需用費、賄い材料費、通園バス関係の 措置が大きかった。   続いて、第4款衛生費について、委員より、20年度の決算を終えて、どのように分析しているか の問いに、健康づくりに入っている項目の部分については、食生活改善推進の部分が一番大きな部分 になっており、食生活改善推進委員の方は現在366名で、各地域で調理伝達、文化祭等でバランス食 などを展示して活発に活躍していますという答弁でした。   続いて、第5款労働費について、委員より、サポステの報告の中で、若者でも引きこもりの多い 中、宣伝費がまだまだ足りないと思うが、今後の展開はとの問いに、サポステの事業に関しては、毎 月市報などで宣伝しています。職業を求めて行くハローワークが一番の中心になろうかと思うし、ま た運営委員の中にも企業の方が入っているので連携をとり、PRに努めたいという答弁でした。   続いて、第8款土木費については、特に質疑はございませんでした。   続いて、第10款教育費について、委員より、学校給食用自主流通米負担金で、当初350万円見込 んで266万円に減った理由は何かの問いに、負担金については地元米コシヒカリと一般米の差額につ いて、JAと市で2分の1ずつ負担していますが、11月から新米となり、予算編成時に単価が不明な ため、想定で予算を計上されています。前年度については、差額キロ当たりの額が前半65.3円、後半 54円と、想定した金額よりも少なくなってきていますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、反対討論がありましたが、起立採決の結果、起立多数で議第141号は原案 のとおり認定すべきものと決定しました。   続きまして、議第148号 平成20年度村上市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、委員 より、非常によい制度なので、これからも大いに利用していただきたいのですが、それについての工 夫はとの問いに、検討してまいりますが、何かよい案があれば皆様方からもご指導お願いしますとい う答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第148号は原案のとおり認定す べきものと決定しました。   続きまして、第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、委 員より、国民健康保険税で減免されている方が何名かいると思いますが、その現状と傾向はとの問い に、減免の申請があった方が8名です。これを採択しまして、96万4,800円を減免しています。傾向 としては、病気が4件、火事が4件ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、反対討論がありましたが、起立採決の結果、起立多数で議第149号は原案 のとおり認定すべきものと決定しました。   続きまして、150号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定について、 委員より、2款1項2目の需用費3万6,000円のうち、1万8,543円執行で不用額1万7,457円とあり ますが、これは消耗品で使ったということですが、支出額と同額程度の不用額が出たのかとの問いに、 主にレントゲンの現像液になりますが、前年度使用の残りが比較的多目に残っていたため不用額が出 たものですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第150号は原案のとおり認定す べきものと決定しました。   次に、議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、委員 より、収入未収額が普通徴収保険料で305万7,900円とありますが、この内容はとの問いに、滞納分で 162人分ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第151号は原案のとおり認定す べきものと決定しました。   続きまして、議第152号 平成20年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、委員 より、医療費の増減について何か変化はあるのかの問いに、それほどの変化はございませんという答 弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第152号は原案のとおり認定す べきものと決定しました。   続きまして、議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、委員 より、介護保険料の徴収未収額の件数はとの問いに、310件ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、反対討論がありましたが、起立採決の結果、起立多数で議第153号は原案 のとおり認定すべきものと決定しました。   最後に、議第154号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、 委員より、利用料負担金未収入の4名の方に再交付しているということですが、理由はとの問いに、 ほとんどの方が月遅れにはなっていますが、入っておりますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第154号は原案のとおり認定す べきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時57分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第141号 平成20年度村上市 一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、当委員会所管分及び議第155号から議第158号までの5議 案につきまして、先ほど報告しました議案に引き続き審査を行いました。その詳細については省略さ せていただきますが、その概要と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第141号のうち、当委員会所管分を議題といたしまして、担当部長に説明を求めた後、 審査を行いました。1つ、旧神林川部の道路改良工事について、指名競争入札制度になっているが間 違いないか。答弁、昨年の10月いっぱいまでは各地区の入札制度を踏襲することになっていましたの で、間違いないと思います。   1つ、その工事の請負業者から伺った話では、行政の指導のもとで作成した図面の設計料を支払 わないまま工事の発注を行ったとのことだが、事実か。答弁、その工事の請負業者が参りまして話を 伺った中で、詳細についてはわかりませんが、測量を手伝ってもらったという経緯がございました。   1つ、工事の図面を作成したところに仕事を発注するとはいかがなものかと思うがどうか。また、 設計料の支払いがことしになってからとはどういうことか。答弁、今年度に入りましてから、担当者 が概算見積もりを作成するに当たり、図面まで要求していたことが判明しました。その積算で20年度 の工事を発注したわけですが、その支払いを忘れておりました。今年度になって、その経緯がわかり ましたので、昨年度分と今年度分を合わせて支払いをしたものであります。今後こういうことのない ようにということで、職員に文書を配付し、徹底したところであります。   1つ、入札のランクづけはどうなっているのか。答弁、昨年の11月からはランクづけを厳格に適 用しており、工事の金額によって明確に分けております。   1つ、入札のあり方については何ら問題ないと思うが、なぜ今年度になってから設計料として50 万円支払ったのか。答弁、ことしの6月になってから外注に出して図面を引いてもらったことが判明 したものですから、対価を支払ったものです。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、議第141号のうち、当委員会所管分について は起立多数で認定すべきものと決定しました。   なお、議第141号のうち、当委員会所管分については認定すべきものと決定しましたが、市道川 部17号線拡幅工事については、説明不足の点があり、詳細についてさらに調査すべきと当委員会で決 定しましたので、調査委員会の立ち上げ等について、議長に対し申し入れを行いました。このことに ついては、議会運営委員会でも諮られましたが、理事者側からも議長に対し、十分な説明をいたした いとの申し出があったことから、けさ建設企業常任委員会を開催し、当委員会において継続調査を行 うことといたしました。   次に、議第155号 平成20年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題と し、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、汚泥を肥料化して無償で配付するという広報を見たのですが、販売状況はどうか。答弁、 大変好評でありまして、月に720キログラムほどできるわけですが、すべて完売であり、順番待ちの 状況であります。   1つ、旧村上市の場合、住宅を建てるには狭過ぎるような土地にも下水道負担金をお願いしてい ると聞くがどうか。答弁、公共ますの負担金という考えではなく、宅地の面積により、負担をお願い しています。   1つ、何平米までは幾らといった基準があったと思いますが。答弁、100平米から1,000平米まで の負担金が20万で、100平米以下は平米に2,000円を掛けた負担金をお願いしております。また、1,00 0平米以上を超えたものに対しては、平米200円をお願いしております。   1つ、下水道の未収金が2,900万円、不納欠損が160万円ほど計上されていますが、どのような対 策を立てているのか。答弁、本人がいるところには勧告なり督促を行っております。また、使用料金 については3カ月以上連絡なく納めない場合は、水道をとめるといった措置をとっていきたいと思い ます。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第155号は認定すべきものと 決定しました。   次に、議第156号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、引き続 き議第157号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、担当 部長に説明を求めた後、審査を行いましたが、いずれも質疑、討論なく、起立採決の結果、議第156 号及び議第157号につきましては、いずれも起立全員にて認定すべきものと決定しました。   次に、議第158号 平成20年度村上市上水道事業会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、担 当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、水道事業会計の借り入れ残高はどのくらいになるのか。答弁、52億8,183万円となってお ります。   1つ、借入金の今後の状況はどうなっていくのか。答弁、資本投資がまだ終わっていません。上 水道事業につきましては、補助事業がありませんので、起債に頼るところが多く、しばらくは続くも のと考えています。   1つ、借入金について、利率の低い金利に借りかえはできないものか。答弁、全然できないとい うことではないのですが、私どもの都合で勝手に借りかえることはできません。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第158号は認定すべきものと 決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでした。委員長にお伺いいたします。   市道川部17号線拡幅工事のご説明、丁寧な一問一答のご報告がありました。9月17日付に議長あ てに、副市長より再度資料不足等もあり、皆さんに十分なご説明をしたいというお願いの文書が届い たようですが、そこでお伺いしたいのは、今議場でご報告なされた点は、結構丁寧なご報告だったと 受けとめているのですが、資料不足等もありという文章になっておりますので、次会の委員の会議の ときにはその資料等も提示してのお話を伺うということになるのでしょうか。そのようにお聞きして いますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) 基本的には、副市長さんのほうからそういう説明の申し入れ があったわけですので、それを聞いて、詳細についてはそれからだと思いますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 資料不足等もありという文書になっているものですから、では今度のときに は資料等も提示されるというふうに委員長には伝わっておりますかと再度お聞きしますが、その点で は。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) 私述べた中で資料不足という言葉をおれ述べていないと思う のですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 確かに委員長の報告には資料不足という言葉はありませんでした。しかし、 副市長から資料不足等もありということで、再度引き続きご説明する場を設けていただきたいという 要望があったので、そのときには資料が出ると聞いているのかというのであって、聞いていなければ 私は聞いておりませんと答えてくれればそれで結構です。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) 私そういうことは聞いておりませんし、私資料不足と言った 覚えはないのですが。 〇22番(相馬エイ君) ちょっとずれているようですので、いいです。お戻りください。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかは質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第141号について、通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第141号 平成20年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、反対討 論を行います。   予算編成が合併した自治体の予算の組み方、事業のやり方などばらばらでした。合併の建設計画、 事業の継続や各事業の継続が主体となった予算編成でありました。決算は市税の収納率は94.4%、収 入未済額は4億352万5,847円、不納欠損額3,854万3,908円、収入未済額の内訳は市民税個人1,975人 と42事業者、法人43社、固定資産税1,774人、軽自動車税747人、入湯税2社となっています。いかに 市民の生活が日本経済の長引く不況のもと、深刻になっているかがわかります。担当課職員、収納推 進員の日夜の滞納克服へのご努力にはありがたく、ご苦労さまでございますと申し上げます。   重点施策として、合併の不安解消を掲げておりました。この間、何人かの議員が各種の活性化を 取り上げていました。今年度は支所長を地域振興課長兼務にしましたが、さきに合併した自治体から 学び、研究することが求められております。未来を担う人づくりを掲げておりました奨学金制度を実 現させましたが、申し込み資格の1番目に保護者が市税を滞納していないこととありますが、制度の 目的と矛盾があります。   教育委員会についてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条、会議には、 教育委員会の会議は公開するとあります。村上市教育委員会傍聴人規則もあります。しかし、市民に は傍聴できるという知らせはどこにもありませんでした。教育委員会がいつどこでどのような会議が されたのかの報告もありません。教育委員会がベールに包まれているのと同じです。改善を求めます。   学びの場が安心、安全な場でなければなりません。平成20年度予算、21年度予算、そして補正で も修繕等はたくさんされておりますが、各学校からの修繕要望の半分にもなっておらず、予算化し、 整備することは何よりも急がれなければなりません。また、学習支援にかかわる指導員等の増員など は大事なことでした。しかし、幾つかの小学校の5、6年生に問題が起こっております。学校が楽し く、勉強がわかり、学ぶことの喜びを知り、友人と仲よく学校生活が過ごせる、このような環境にな っているのでしょうか。楽しく学べる学校づくりの責任は、学校関係者はもちろんのことですが、教 育委員会としても現場に足を運び、現状をしっかりとらえ、問題解決のために学校関係者と協力し、 すぐ手を打つ姿勢と強化がさらに求められております。ごく最近ですが、すぐに対応していただき、 指導員1名増員のためにお骨折りいただきましたことはありがたく、子供たち、保護者にかわってお 礼を申し上げます。   子育て支援からの学童保育所についても、環境や施設の改善について何回も質問してまいりまし た。村上南小プレイルームを借りての南町学童保育所、南小クラブの環境改善、定員の約2倍に近い 子供たちがひしめいている二之町学童保育所の改善などは、課題として残っております。合併になり、 利用料は5,000円に統一されているのに、施設の環境に大いに違いがあるのはおかしいことではない でしょうか。旧瀬波保育園を利用していた瀬波学童保育所については、今年度の補正で移転、新築が されることになり、関係者のご尽力にお礼を申し上げます。   行財政改革の徹底と健全財政の堅持ですが、平成20年度の決算性質別分類表から、人件費は69億 8,011万5,000円、構成比23.6%、これからのまちづくりはまさに人づくりです。市民との協働のまち づくりをどう発展させていくのか。職員の意識改革、政策能力向上のためには、他の自治体からもっ ともっと多くのことを学ぶべきです。県内一広い面積の地で、市民がふるさとに誇りを持ち、地域の 活性化のために頑張っています。たくさんの宝物を生かしてのこれからの村上市の発展、市民の暮ら しを守っていく。そのために市職員一人一人が自己研さんを積み、他自治体から学ぼうとする姿勢が どう高まっていくかがまさに問われています。県内一すばらしい市となるための人件費であってほし いと思っています。このことは、私だけでなく、市民全体の願いでもあります。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   最初に、議第141号について採決いたします。   本案は各常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第141号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第142号を採決いたします。   本案は総務常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第142号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第143号を採決いたします。   本案は総務常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第143号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第144号を採決いたします。   本案は市民経済常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第144号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第145号を採決いたします。   本案は市民経済常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第145号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第146号を採決いたします。   本案は市民経済常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第146号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第147号を採決いたします。   本案は市民経済常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第147号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第148号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第148号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第149号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第149号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ いて、反対討論を行います。   国民健康保険は1958年の国民健康保険法によって、健康で文化的な最低限度の生活を保障する日 本国憲法第25条を医療面で具体化し、国民皆保険制度を実現するものとして制度化されました。現在 国民健康保険加入者の状況は、高齢者がふえ、不況のもとでの失業者、さらに青年の非正規雇用者の 加入などもふえています。そのため、国民健康保険の被保険者は低所得の世帯が多く、国民健康保険 税を払いたくとも払えなく、滞納者が年々ふえています。   決算では保険税の収納率は75.9%で、保険税の収入未済額は延べ1,822人で、4億6,903万3,230 円、不納欠損額は305件で2,795万4,376円となっております。短期保険証発行530世帯、1,147人、資 格証発行165世帯、261人となっています。児童のいる世帯や、病気の人がいる世帯などへの配慮がさ れていることはありがたいことです。   保険料減免も平成20年度は病気4人、火災4人と8人でしたが、平成21年度の傾向は変わってお ります。8月30日現在、失業、廃業で9人が減免対象となっております。担当課の職員をはじめ収納 推進員の方々の日夜を分かたぬご努力で成果も上がっているようですが、収納推進員の増員はもっと もっと必要ではないでしょうか。納税相談の向上もさらに工夫をし、求められております。   昨年10月からは65歳以上の公的年金受給者からの特別徴収が始まり、後期高齢者医療制度の導入 に便乗し、前期高齢者65歳から74歳の国民健康保険税を年金から天引きとなりました。月額1万5,00 0円以上の年金を受給する国保世帯の世帯主が対象となり、約2,500世帯であります。問答無用の天引 きは高齢者の生活を脅かしています。高過ぎる保険税の原因は、1984年以来の国保財政への国庫負担 の削減です。医療費の45%から38.5%に削減し、その後も事務費、保険料軽減措置などへの国の財政 支出を廃止、削減してきました。国は、国民健康保険を真に社会保障として存続させ、加入者が安心 して必要な医療が受けられるようにするために、国庫負担を見直し、増額をすべきであります。市は あらゆる機会を通じ、常にこれらのことに対しても声を大きくして要望していくべきであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第149号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第149号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第150号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第150号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第151号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第151号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に ついて、反対の討論をいたします。   75歳になると、有無を言わさず後期高齢者医療制度に加入させられる。ある年齢以上の人だけを 別の保険制度に加入させる例は世界にありません。年金収入が月額1万5,000円以上の人は、保険料 が年金から天引きに、年金額がそれ以下の人は納付書や口座振替で納入、普通徴収となります。しか し、滞納すれば保険証が取り上げられます。決算では普通徴収保険料の収入未済額は305万7,900円で、 対象は162人でした。   3月議会での私の質問での老人保健法では70歳以上の高齢者は資格証発行対象者から除外されて おりました。命と健康にかかわること、機械的な保険証取り上げはするべきではありませんという質 問に対し、市長はしっかりと見きわめ、医療への需要を奪うようなことがないようにしていきますと 答弁されておりますが、この言葉は守ってほしいことです。   高齢者の医療の確保に関する法律第111条、保険料の減免等、そこには後期高齢者医療広域連合 は条例の定めるところにより、特別の理由があるものに対し、保険料を減免し、またその徴収を猶予 することができるとあります。実施を望みます。   この制度は、安上がりに医療を差別することです。法律で2年ごとに引き上げを決め、75歳以上 の人口増に応じて保険料を上げるため、際限ない引き上げにつながります。患者が担当医を1人選ぶ と、どんなに検査や診断をしても、担当医には一定額、月1回6,000円しか支払われない仕組みです。 保険の効く医療に上限がつき、後期高齢者に手厚い治療を行う病院は赤字となってしまいます。40歳 以上ならだれでも受けられた住民基本検診は、75歳以上は努力義務の特定健診に格下げになりました。 40から74歳のメタボ検診に基づく罰則もあり、受診料やメタボ改善状況が悪い保険者は医療費をふや したとみなされ、後期高齢者医療制度への支援金を増額されます。この制度は抜本的な欠陥を持った 制度です。存続させればさせるほど、国民に深刻な被害を広げます。廃止の声が日本じゅうに広がっ ております。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第151号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第151号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第152号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第152号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第153号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第153号 平成20年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、 反対の立場で意見を申し上げます。   介護保険は介護の社会化の理念を掲げてスタートしました。しかし、国による給付抑制が徹底さ れる中、この理念自体が今やほとんど顧みられなくなっているのが現実です。   介護の充実は安心して老後を送りたいというすべての高齢者、市民の願いです。保険あって介護 なしと危惧されてきた介護保険、第1号被保険者、65歳以上の人の年金が月額1万5,000円に満たな い人は、金融機関の口座振替、納付書による直接納付、普通徴収によって納められます。収入未済額 の実態は678万3,025円で、310人、そのうち滞納繰り越し分は465万1,464円となっております。   村上市介護保険条例の第12条、保険料の減免の5号には、その他生活困難のため、減免を必要と すると認めるものとあります。市民への周知不足ではないでしょうか。もっともっとこの部分を市民 に知らせるべきだと考えます。   介護サービス利用者負担金でも4名の方が27万1,443円の20年度の決算で、収入未済額が発生し ております。今後この利用者負担の収入未済額はふえていくのではないのでしょうか。自立や予防を 口実に、軽度と認定された高齢者から介護取り上げが進んでおります。特別養護老人ホーム等の施設 の申し込み希望者は6月末で580人、家族介護も限界に達し、共倒れになりかねない老老介護や、介 護疲れによるうつ病発生、介護退職など、深刻な事態となっております。   高齢者保健福祉計画第4期介護保険事業計画には、2015年は第1次ベビーブーム世代が65歳に到 達する時期であることから、人口構造の急激な変化が予想されます。高齢者人口が急増することによ り、それに伴う要介護高齢者の増加と認知症高齢者の増加が予想されることから、介護予防施策や認 知症高齢者に対応したケアの確立が重要課題となってきますと書いてあります。保険あって介護なし とならぬよう、地域や利用者の実態、要求をしっかりとらえた基盤整備計画が求められております。   介護保険制度で国民の負担が重い最大の原因は、介護保険制度が始まったときに、それまで介護 費用の50%だった国庫負担割合が25%とされ、三位一体改革により、さらに22.8%まで引き下げられ たからです。地方自治体からも国庫負担割合の引き上げを要求すべきではないでしょうか。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第153号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第153号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第154号を採決いたします。   本案は厚生文教常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第154号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第155号を採決いたします。   本案は建設企業常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第155号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第156号を採決いたします。   本案は建設企業常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第156号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第157号を採決いたします。   本案は建設企業常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第157号は原案のとおり認定することに決定しました。   最後に、議第158号を採決いたします。   本案は建設企業常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第158号は原案のとおり認定することに決定しました。                                              日程第11 議第159号 村上地区デジタルテレビ購入契約の締結について      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第159号 村上地区デジタルテレビ購入契約の締結についてを 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 大変ご苦労さまでございます。ただいま上程をいただきました議第159号に ついて提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、村上市財務規則第133条第2項第1号の規定に基づき、学校ICT環境整備事業村上地 区デジタルテレビの購入契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の 議決をお願いするものであります。   契約金額は2,268万円、契約の相手方は株式会社サクマであります。このデジタルテレビの購入 に当たっては、合併市町村ごとに地区を分けて指名競争入札を行ったところであり、2,000万円を超 える村上地区について議決をいただくものであります。ほかの地区につきましては、配付資料のとお りであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   学校の環境整備が行われることは非常にありがたいことだなと思っているのですけれども、50イ ンチというとかなり大きなものですよね。それで、学校ICT環境整備事業の基準に該当するテレビ であること、将来的に電子黒板として活用ができることということでこのような大きさになっている と思うのですが、かなり大きなものなので、学校の教室によっては非常に邪魔になるとまでは言いま せんけれども、かなり大きなものが入るということで、設置方法について4つの方法がありまして、 学校ごとにかなりばらつきがあるのですが、この辺は各学校に聞き取りをして、要望を十分反映させ たものでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) 担当課長から答弁させます。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今小杉さんおっしゃいましたように、50インチということで かなり大きなものでございます。そんな関係で、狭い教室もございます。そんな関係で、各学校のほ うにどんな形が一番いいのかということで、一応希望をとって、それぞれの天つりとか壁かけあるい は置くような状態のものというようなことで設置を考えているところであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それから、設置場所の部分で、業者のほうが現場を見たのか図面を見たのか わかりませんけれども、こちらの仕様書のところで補強工事が必要となった場合は別途協議するとい うのがあるのですが、補強工事が結構出てくるような危惧があるのですけれども、その辺のところは 大丈夫なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) この据えつけの部分については、耐震等を十分考慮したよう な形にはなっておりますが、たまたま教室の壁の状態とかが悪くてというような部分については協議 をいただいて、補強なりをしてするというふうなことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 耐震とか転倒がやっぱり一番心配されると思うのですが、具体的にどのよう なことを想定されているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 当然のことでありますが、壁かけ等につきましては、通常の 器具のほかに補強したような形で、落下とかそういうことのないようなことで設置をするということ で、それぞれ天つり等についても同様の考え方で設置をさせていただくということで考えております。 〇8番(小杉和也君) 3問なので終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 3点ほどお伺いさせていただきます。   今回の村上地区に関しましては、2,000万円以上ですので議会の承認が要ると。ほかの4地区に しましては、2,000万以下ですので議会の承認が要らないので、参考資料としてついてきたわけです が、よく見ますと、その業者がどうだこうだ、とった業者、また高く入れた業者がどうだこうだとい うつもりはありませんが、その入札のやり方等についてちょっとだけ確認をさせていただきたいと思 うのですが、結局この5地区、全部とった業者がいわゆる同一業者で1つの、全地区全部1業者が占 めた今回の結果になっているわけでありますが、村上地区だけちょっと見てみますと、今回この入札 の予定価格が3,028万6,000円という金額に対しまして、落札した金額が2,160万と。これが106台のテ レビでございますので、それを単純に、施工費なども当然ありますが、その1台の単価を計算します と、契約した落札業者は1台につき20万3,773円という金額が出てきます。ところが、予定価格は1 台28万5,716円という金額で予定価格を見ているわけであります。まして一番この23社、この入札に 指名されておりまして、4社が指名を受けましたけれども辞退、そして19社がこの入札に参加してお りますが、一番高い金額を入れている業者の1台の単価でいきますと、31万2,349円と。非常にその 格差が激しい。これは物品販売の契約でございますから、たとえ1円で入れようが、昔何かそういっ たのがどこかでありましたけれども、それでも別に構わないといえば構わない契約なのかもしれませ んが、そういった内容について、今仕様書でいきますとその学校ICT環境整備事業の基準に該当す るテレビであること。そして、国内メーカー品であること。現行生産品であることなどというその仕 様書、そういったものは事前に調査した上でこの入札、その札の金額の出し入れだけではなくて、そ ういったものをきちっと調査した上で入札決定されたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) まず、単価的なものについて、かなり格差があるという部分 でございますけれども、これについては議員ご承知のとおり将来的には電子黒板にもなるものという ことでありますし、一番の目的については2013年度から始まる地デジ対応のテレビ、これらの学校を 初めとした公共施設への普及というふうなことでございまして、単価につきましては国のほうから1 台30万円、これは設置込みというふうなことで示されてございます。   それで、各業者の方にも若干聞いてはみたのですけれども、なかなかその見積もりが難しいとい うようなことでございましたので、私どものほうも先に進んでおります新潟市さんとか、その辺に一 応どんな形でしますかというようなことで協議もさせていただきました。新潟市さんはじめ進んでい るところについても、なかなか業者さんの見積もりが難しいということで、国の示した単価で実施す るというふうなことで回答をいただいております。   なお、この基準等につきましては、これにつきましてまだ国のほうからQ&Aというような形で 示されてございます。内容につきましては今ここに記載されている、例えば50型以上であるとか、そ のようなことを細々と定められたものが国のほうから参っておりますので、それにのっとりまして仕 様書等を作成をさせていただいたものであります。なお、これらにつきましても、他町村のものもち ょうだいしながら決めさせていただいたところでございます。   以上でありますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今のご答弁いただきました中に、国の基準が30万というようなお話でありま した。今その契約した業者に関しましては、いわゆるその3分の2の金額で今契約しているわけです。 それについて、国からそういう今指示を受けて見積もりをして予定価格を決めているということをお っしゃっているにもかかわらず、そういった金額の業者に当然これは入札ですから、一番安ければ落 札になるわけですけれども、ただ安かろうできちっとその内容、精査、商品、そういったものの細か い資料をほかの業者、この19業者ですか、すべてその金額を入れた業者が同じ品物で多分当然入札見 ているものが、片やは例えば東芝製品ですよ、片やは日立製品ですよ、片やはシャープですよ、いろ んな多分製品の中で見積もりは持ってきているはずなのです。その50インチ、もしくは52型、そうい ったことで多分なっている。では、我々一般の方がこの金額でそのテレビをどこかで買えるかといっ たら、買えるような金額ではとってもないわけですよ。そういったところもきちっと調べて、安かろ う悪かろうという言葉もありますように、安くて入札したのはいいのだけれども、保証期間は1年で す。では、2年目に故障したときには保証期間過ぎていますから、全額また市で払わねばないという ようなことになりかねない商品かどうかということを、市としては調べているのかということなので す。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 単価につきましては、おっしゃるとおり入札の結果でござい ます。私ども考えるにかなりの台数がそろっておりますので、その部分でも割安になるのかなという ふうな気はしてございます。   それと、では品質についてはどうかということでありますが、その辺につきましては先ほど申し 上げましたように、国のほうの基準等をいただきまして、仕様書を作成して、これに要するに準じた ものというふうなことで、メーカー指定は当然はできないわけでありますので、業者が特定されると いうようなことで、これと同等あるいはそれ以上の製品というふうなことで見積もりをお願いしたと ころでございます。そんなことで、当然納入の際にはそれらに対する検査もございますけれども、こ の仕様書にのっとった形で納品をいただくというふうなことでございますので、よろしくお願いした いと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 最後、財政課長ちょっとお聞きしますが、この5つの地区の合計の予定価格 は全部で7,543万1,000円なのです。それで、この落札をされた業者、5地区ともすべて落札しており まして、合計が5,453万円で、全部合計落札をしております。その差額でいきますと2,090万1,000円、 これだけの差額が生じているのです。今言ったように、その商品、物の入札ですから、例えば携帯電 話で、機種は、その機械はゼロ円でいいですよ、でもうちの例えばモバイルで契約してくださいとい うような、それも同じようなものだと思うのですが、本当にこういった契約内容でずっと入札をこれ からしていっても、恐らく電気設備等はやはりこの地域はものすごく入札基準が低いわけですよ。そ こからいつになっても脱却できないというような状況がずっと続いていくと思うのですが、その辺は 何か今後やっぱり改革というか、改正をするような何か準備とかがこれからあるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 確かに物品等につきましては、下限が工事等とまた違いまして、 下限の価格というのが設定ございませんので、議員のおっしゃったようなことが起こり得るわけでご ざいますが、入札制度の中で今後改善していくべき点があれば、こういった事例を積み重ねながら改 善すべき点を直していきたいというふうには考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 質問は3問ですのでこれで終わりますが、私もこの入札に関しては一般質問 で結構やらせていただいておりまして、それで新潟ですとか、結局最高で入れたところと最低で入れ たところをはじいた残りの例えば平均をとって、掛ける85%とか、そういったので入札を入れるから、 一番安いところが決してこの物件のチャンピオンをとるのではないのだという入札方法を今進めてい る自治体は多いはずなのです。ぜひ市長、2,000万以上は市長の予定価格、また市長が決定権あるわ けですから、市長もぜひその辺を十分に考えていただいて、これからきちっとした入札なのでしょう けれども、ぜひとも一考にしていただければと思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この村上地区デジタルテレビ購入の参考というこの表、そしてあと各地区の表の参考の各地区の デジタルテレビ購入、ちょっと素朴な質問で申しわけございませんが、落札業者、一番上位にござい ますよね。その次の業者が各地区同じく2番目についているという、こういうことって普通品物の入 札の場合、あり得ることなのでしょうか。ちょっとその辺私、こういう入札とかに関しては、よく余 り詳しくありませんので、こういうことってあり得ることなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 1台当たりの単価を割り出していくと、大体同じ業者さんは同じ メーカーのものを使っていますので、単価が大体同一になるはずでございますので、こういった結果 はあり得ると思います。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかありませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと村上地区の入札が2,160万でしたので、今回契約の議案としてのっ てきたと。これが1,980万であれば、今回の議案はないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 予定価格で判断しておりますので、予定価格が2,000万以上とい うことで議決をいただくことになります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。では、予定価格が3,028万6,000円だったので、これは1,000 万でも800万でも500万でも、議案としてはのるのだよという考え方でよろしいかなと思いますが、1 つ問題なのは、これすべて同じことの地区で、いわゆるテレビを入れるわけですけれども、こういっ たときというのは、予算づけをつけるときというのは、予算の予定価格のときには7,550万ぐらい、7, 543万1,000円あったわけですよね、事業としてみれば。これらが例えば分割されていって、たまたま 予定価格が村上地区は3,000万にのっていたからいわゆるこういったような議案が出てくるけれども、 もしかすると、もしかの話ですよ。1,800万ぐらいずつばんばん、ばんばん分けていったらねこれは 出てこないわけですよね、この議案そのものが。私はここに疑問を感じるわけですよ。参考資料とし て荒川地区、神林地区、朝日地区、山北地区の、これはあくまで参考資料としていただいております が、契約そのものというのは、もうこれは議案としてはのってこない議案がここに参考資料であるわ けです。これはやっぱり契約自体は各地区ごとにやる契約なのですが、やることは一緒であれば、こ れは一括した中で、まずいわゆる5地区の契約としてのせるべきだろうと。そして、我々議会に審査 を受けていただく。これが私はこれからの1つの契約の手法としてはあり得る話だと思うのですよ。 たまたまこういうぐあいで村上地区だけひっかかっているから……ひっかかったという表現はおかし いですけれども、これではちょっと今後の考え方としてみれば、一応参考までにそういう方向性も検 討していただきたいなと思うのです。多々あると思うのですよ、これから。例えば神林地区、村上地 区、地区ごとの問題として出てきたときに、その辺のところも踏まえてちょっと検討してもらいたい のですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) この契約を出す前段として、私どもも今議員がおっしゃったよう なことを議論いたしました。5地区に分けるときに、議会の議決が要らない形ということになる、い わゆることも検討いたしましたので、今後の課題といたしまして、私どもの中で今どういう形で提出 できるのかということは検討させていただきたいと思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そういうふうにしてちょっと検討していただきたいなと思います。これは同 じ今、たまたまテレビでこのような形で、今わかりやすい表現だったのでこういうふうに言ってわか っていただけるところあろうかと思いますが、すべて例えば建築関係の施設建設関係でも、ばらばに 分けてしまえば何ら議会に対して、この契約についての審査というのはなくてもできるという、変な 言い方ですけれども、そういうことまでなろうかと思いますので、今後ちょっと検討していただきた いなと市長、思うのですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今建築の話で出ましたので、建築をばらばらにするという発注の仕方は考え られませんので、こういう物品等についてはそういうことができればそういうふうに検討させていき ますし、建築について建物をばらばらにして発注して、議会の議決を経ないようにするということは あり得ない話なので、例えば建築であれば建築本体、電気、機械器具あるいは附帯設備と、そういう ような分け方をして発注をしているという現状でありますので、それを一本化にして発注をするとい うことになってきますと、いろいろな建築本体あるいは電気、業種がいっぱいありますので、その 方々の入札参加が奪われるという結果にもなりかねませんので、そういう発注の仕方はいかがかなと、 そのように考えています。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 発注の話をしているのではないのですよ。私契約の話ししているのですよ。 何をそうずれていることを言われるかわからないのですけれども、1つの建物1億で建てるとすれば、 電気とか例えば機械とかいろいろさまざまなのありますよね。その契約が例えば2,000万を超えない 中での契約を1つ1つなされていけば、それはそれでもう1つの事業で終わってしまうではないです か。そうではなくて、そういうのを全部組み立てればそれだけの事業の予算が出てくるのであれば、 そういう1つ1つもやっぱり検討される材料になるのではないかということを申し上げているのです よ。ばらばらしてどうせいとかということを言っているのでないのです、私は。これは議論していて もしようがないのですけれども、一応まず参考にしてください。一応そういうことです。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第159号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第159号は原案のとおり可決されました。   2時15分まで休憩します。           午後 2時07分  休 憩                                                        午後 2時20分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                                              日程第12 議第160号 パソコン・電子黒板・実物投影機購入契約の締結について  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第160号 パソコン・電子黒板・実物投影機購入契約の締結に ついてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第160号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、村上市財務規則第133条第2項第1号の規定に基づき、学校ICT環境整備事業、パソ コン・電子黒板・実物投影機の購入契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定によ り、議会の議決をお願いするものであります。   契約金額は5,607万円、契約の相手方は有限会社小泉屋村上出張所であります。   なお、議第159号と同様に、地区別の入札執行の検討を行ったところでありますが、地区ごとで はそれぞれの入札参加業者が数社程度しか見込まれないため、全市一括での指名競争入札を執行した ものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) お聞きします。   先ほどの159号の入札の際には、電子黒板を使えるようにというか、将来的にその電子黒板対応 という形での契約になっていたはずですが、このたび全部で58台のこの電子黒板を別にまた入札をし なければならなかったという理由を教えていただきたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) それでは、担当課長のほうから説明をさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 確かに先ほどテレビのほうでも電子黒板機能つきというよう なことでございましたが、ご承知のようにテレビですといろいろな表とかの書き込みとか、説明する 中で先生が書き込みとかができないわけでありますが、電子黒板であればこの仕様書の中にもござい ますけれども、ペンで書き込みができるというようなことで、細かな部分について子供たちに説明が 可能だというふうなことで、各学校2台ずつでありますけれども、実物投影機とあわせた形で電子黒 板をお願いしたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、この今回のパソコン契約が各小中学校合わせて385台購入する設置 台数になっているわけですが、このパソコンは今消現状例えば使っているパソコンが使えなくなった からこれだけの台数のパソコンを一気に入れなければいけないのか。それとも、この電子黒板を対応 するためにすべて新しい機器に変えなければいけないのか。また、これだけの学校によって台数が違 うわけですが、この電子黒板だけに対応するのであれば当然2台だけでいいわけでしょうし、その辺 をちょっとご説明いただきたいなと。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今回385台ということで、大変多くのパソコン台数をお願い したわけでございます。これについては、先ほどテレビのほうが普通教室と特別支援教室の部分、全 面移行をお願いしたわけでありますし、またここで電子黒板についても58台というようなことで、全 体で58台というようなことでお願いしてございます。このパソコンにつきましては、先ほどのテレビ あるいは電子黒板と接続した形で事業をやれるようにというふうなことで、その部分でお願いしたも のであります。   なお、若干多くなっておりますが、これについては特別教室、理科室等についても設置をお願い したいということで、全体で385台というふうなことでお願いしたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今回の入札に関しましても、落札した業者と最高金額で入れた業者の違いは 相当な違いでございます。倍以上違うわけであります。予定価格にしましても9,100万円である…… 約9,200万でしょうか、その予定価格が5,300万と非常に落差がある。これは先ほどの答弁でもいただ きましたので、そういったところは結構ですが、先ほど地区別に入札をしなかった理由としては、そ の地域にそういった業者が少ないものですから指名できないので、一緒くたに全市でこの入札はした ということでございますが、先ほど入ってきた23社かな、その業者はここに同じく入札の資格はでは ないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 入札の選定の基準といたしまして、事務OA機器の物品登録をし ていると、パソコン等の取り扱いができる業者というようなことで区分がございますので、それに登 録されていない業者は今回選定していないという基準の違いでございます。 〇3番(本間清人君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺います。   納品期限の絡みでちょっとお伺いしたいのですけれども、3のLAN配線ありますよね。これが 学校によっては工事をこれから実施するところもありというふうに書いてあるのですが、これはどう いった学校でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 既にLAN工事終わっているところもございますけれども、 まだLAN工事実施していないのが14校ございます。村上地区の小学校、それから一部荒川地区、そ れから神林地区というようなことで、中学校で4校、残り10校は小学校でございます。それらについ てはこれとは別個にLAN工事をさせていただく予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) その辺の入札とか何かというのは済んでいるのでしょうか。見込みはどうで しょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) この工事につきましては、今準備を進めているところでござ います。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そうしますと、協議を行うとあるのですが、遅くても新学期には必ず間に合 うというような理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) このパソコン納入時期といいますか、その前に工事をできれ ば終わらせたいというようなことで考えております。この時期には間違いなく終わるということでご ざいますので、よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   落札した有限会社小泉屋村上出張所、住所、名割222番地とございます。村上出張所とあります が、本社はどちらの会社でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 新潟だったと思って……ごめんなさい、関川でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) こういう大きい金額、そして台数でも相当多い台数を扱うわけですが、当然 これまでに学校関係の落札あるいはということで、関係というのでしょうか、この業者がどういう業 者かというのは十分承知でいらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 物品納入の実績を考慮したということでございませんので、選定 業者につきましては先ほど本間機議員にもお答えいたしましたが、事務OA機器の物品登録している 業者、それから村上市に本店、営業所がある業者、Bとしてパソコン等の取り扱いができる業者とい う3つの要件を課しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後に伺います。   落札金額が予定価格の約半分ではありませんが、半分に近い数字で落としていると、そういうこ とですが、本社の従業員規模、相当大きい会社なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 申しわけございませんが、従業員等の規模につきましては、調べ てございません。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今政権かわりまして、何か電子黒板等は非常に要らないのではないかという 何か政府内で議論もあるみたいですけれども、その辺の影響あるいはお話等は地方のほうには、こち らのほうには来ていないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 政権がかわりまして、いわゆる補助事業等について見直したり、あるいは凍 結している現状でありますけれども、これらについては既に内示が来ている事業でありますので、そ んなに心配はいたしておりませんけれども、与党である政権がやることですから、いつ何事が起きる かわかりませんので、そのときにはそのときで対応をせざるを得ないという状況でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、契約内容のパソコン・電子黒板のノートパソコンなのですが、非 常にちょっと懸念する材料があるのですが、ウィンドウズのビスタとXPの話をしますね。ちょっと 専門的になるかもしれませんけれども、ビスタはハードディスクとの互換性が非常に悪い。したがい まして、もう製造していないぐらいです、メーカーで。いいですか。製造されていないと思いますよ、 調べてみれば。私もその詳細についてはわかりません。売れない、ビスタは全然。それで、XPとい うところで来て、互換性のいいXPがどんどんまだ売れている。これ見てください。ビスタ買って、 XPに……いいですか、言いますよ。C番、ダウングレードし、構築するということになっているの ですよ。なんでこんなことしなければならない。売れていないビスタをわざわざ入れて、XPにダウ ングレードしてやるというのは、在庫破棄していると同じですよ、私に言わせれば。そうでしょう。 XP買えばいい、最初から。ビスタは品質上も余り芳しくないという話も聞きます。この辺のところ をしっかりと押さえておかないと、子供たちが……子供たち使うのでしょう、これは恐らく。先生方 使うのではないですよね。やっぱりその辺のところをしっかり、わざわざグレード下げて、私も買う ときにXP買ったのですよ。メーカーのほうでビスタは余り芳しくないですねという話が来るからX P買うのだ、今でも。そんな話まで出ている。その辺のところ調べましたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) このパソコンにつきましては、原則として先生方が使用する ものでございます。   それで、今議員さんおっしゃった部分については、専門的な部分でございますので私ちょっと承 知してございませんけれども、この仕様書作成に当たりましては、私どもも素人でございますので、 県のほうの指導をいただきながら作成をさせていただいた部分でございます。なお、それにつきまし てはまた今後勉強させていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 大変大事なことなのですよ。この契約書の中で。それで、再セットアップす るときにはと書かれているでしょう、ここに。再セットアップの有償の場合は再セットアップ料金も 含むことということはそのときにはお金払わない。だから、ダウンを下げてくれと。わざわざそうや ってビスタを買う必要性がどこにあるのかが私はさっぱりわからない。もしかして県そろって、国そ ろってこんなことしていたら大変なことですよ、これは。売れないというと失礼ですけれども、なか なか売れあんばいはXPよりも振るわないものをこういうところに向けてきたともとられざるを得な い部分もあります。こうやって私に議論させれば。しっかりちょっとその辺のところを見ていただき たい、契約するのであれば。   もう一つ、保守サポート体制。この保守サポート体制のA番のメーカー保障のほかに5年間パー ツ(修理作業費、出張費は含まないとする)とありますよね。これは1年間過ぎたもの、パーツ、部 品について見れば買ってもらうけれども、直しに来る人の手間代はもらうのだよということですよね。 何で最初から5年間の保証にしておかないのかなと、不思議でしようがないのですよ。ほとんど部品 なんか壊れっこないですよ。常識的にもの考えていれば。だから、その単価は幾らなのかも契約に載 っていないのでしょう。つまり契約の中で何を言いたいかというと、この契約書の中で9,185万8,000 円と。今落札が5,340万で落札されたと。2年後、3年後に修理費が莫大にかかって、いつもいつも その人たちが学校に来ては何か何かいろいろやっているということになったら、この辺のところも含 めていくと、そういう保守体制についてもしっかりとメーカーさんというか、メーカーも含めた中で しょうけれども、ここの落札業者との話し合いが必要でないかと思います。この辺いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) これらにつきましても、一応県のほうと協議をさせていただ く部分でありますけれども、今ほどいただいたご意見等も参考にさせていただきながら、今後の保守 体制等につきましても協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 〇16番(姫路 敏君) これは3問目で、これで終わりますけれども、とりあえずメンテナンス関係 という、結構コンピューター関係の保守サービスには非常にお金がかかるという、皆さんもご存じの とおりなのです。その辺をしっかりじっくりと構えてやっていただきたいなと。ただ、コンピュー ターは入れて単価で終わりではないですから、その後のことがありますから、しっかりととらえてい ただきたいなと。その辺のところまで今度契約のときには見据えてやっていただきたいと思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第160号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第160号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第9号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出につ               いて                         〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議員発議第9号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書 の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   23番、大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) ただいま上程されました議員発議第9号 改正貸金業法の早期完全施行等を 求める意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により、提出いたします。   本案は、去る9月10日に開催されました市民経済常任委員会協議会で了承された意見書の提出に ついてであります。   賛成者は中山悌一議員、鈴木いせ子議員、板垣栄一議員、山田昭夫議員、三田敏秋議員、山田勉 議員、齋藤信一郎議員。そして、提出者は私大滝国吉でございます。   この意見書は、深刻な多重債務問題を解決するため、改正貸金業法の早期完全施行や、多重債務 相談体制拡充等の施策を国に対し求めるものであります。   詳細については、お手元に配付の意見書のとおりでありますので、省略させていただきます。   なお、先ほど差し戻しの件を資料でありましたけれども、それは資料の説明の1、2、3、4番 と書いてありますが、その2行上の、それで今般設置されたと。されるをされたに直したものでござ います。   提出先は衆議院議長、参議院議長、金融庁長官であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第9号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第14 議員発議第10号 私立高校生が学費を心配せず安心して学べるようにする                ために、学費軽減制度の拡充など私学助成の増額・拡充                を求める意見書の提出について                  議員発議第11号 私立高校生が学費を心配せず安心して学べるようにする                ために、学費軽減制度の拡充など私学助成の増額・拡充                を求める意見書の提出について            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員発議第10号及び議員発議第11号の2議案についてを一括して 議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第10号及び第11号は、いずれも私立高校生 が学費を心配せず安心して学べるようにするために、学費軽減制度の拡充など私学助成の増額・拡充 を求める意見書の提出についてであり、会議規則第14条の規定により、提出いたします。   本案は、去る9月15日に開催されました厚生文教常任委員会協議会で審査され、本意了承された 陳情に基づく意見書の提出であります。   賛成者はいずれも板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、小林重平議員、相馬エイ議員、 川崎健二議員。そして、提出者は私、川村敏晴でございます。   意見書の案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   議員発議第10号の提出先は内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参 議院議長、議員発議第11号の提出先は新潟県知事であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議員発議第10号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第10号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第11号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第11号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第15 議員発議第12号 地域医療調査研究特別委員会の設置について       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議員発議第12号 地域医療調査研究特別委員会の設置についてを 議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第12号 地域医療調査研究特別委員会の設 置についてを、会議規則第14条の規定により提出いたします。   地域医療調査研究特別委員会については、地域医療の問題及びあり方を調査研究することを目的 として設置しようとするものです。   委員会の名称、構成、期間はお手元に配付のとおりです。   賛成者は板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、小林重平議員、相馬エイ議員、川崎健 二議員。そして、提出者は私川村敏晴でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第12号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第12号は原案のとおり可決されました。   続いて、特別委員会委員の選任を行います。   ただいま設置されました地域医療調査研究特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第 8条第1項の規定によって、小杉和也君、長谷川孝君、相馬エイさん、川村敏晴君、小林重平君、平 山耕君、川崎健二君、板垣千代子さん、鈴木いせ子さん、小池晃君、大滝久志君、板垣一徳君、以上 12名の諸君を指名いたします。   これから地域医療調査研究特別委員会の正副委員長互選のため、委員会を開催いたしますので、 暫時休憩いたします。           午後 2時51分  休 憩                                                        午後 3時07分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 休憩中に特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。   その結果、委員長に板垣一徳君、副委員長に長谷川孝君が選任された旨報告がありました。委員 長から就任のごあいさつをお願いいたします。   板垣一徳地域医療調査研究特別委員長。           〔29番 板垣一徳君登壇〕 〇29番(板垣一徳君) 大変ご苦労さまでございます。   議長からお許しをいただきましたので、先ほど第1回目の地域医療調査研究特別委員会を開会い たしまして、不肖私が委員長の任をやれということで、満場によりまして委員長に選出していただき まして、大変ありがとうございました。   私も合併されましてから、ちょうど今回の定例会が6回目の定例会になろうと思いますが、議員 の皆さん、そして各会派の長さんから、この圏域の医療につきまして、再三再四の質問をされてきま した。私ども委員会は、議員の質問されたあるいはまたこの圏域の医療について、調査研究を行い、 そして7万人の市民がこの地域の医療はよくなった、本当に議会の力によって、あるいは行政の力に よってこの県北の医療は充実したと言われるような委員会で、この議論をしながら結論を出してまい りたいと考えております。   何分議員の皆様はじめ行政の皆さん方にはいろいろな面でお世話になりますが、今後ともご指導、 ご支援を賜りますよう高い席からではありますが、伏してお願いを申し上げまして、一言代表しての ごあいさつにさせていただきます。   大変ありがとうございました。                                              日程第16 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第16、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ております。   お諮りいたします。各委員会の所管事務調査にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長 申し出のとおり決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              日程第17 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第17、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第3回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 3時12分  閉 会