平成21年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成21年6月9日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議員発議第3号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について        第 5  請願第 5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする             教育予算の拡充」を求める請願                    第 6  請願第 6号 市道 殿岡南大平線の道路改良を求める請願              第 7  請願第 7号 荒川右岸防災連絡道路の新設を求める請願               第 8  報第  3号 平成21事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成20事業年度岩             船地域土地開発公社決算の報告について                     報第  4号 平成21年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成20年度イヨボヤの             里開発公社決算の報告について                         報第  5号 平成21年度山北町産業振興公社事業計画及び平成20年度山北町産業振             興公社決算の報告について                      第 9  報第  6号 継続費繰越計算書の報告について                        報第  7号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  8号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  9号 平成20年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について       第10  報第 10号 専決処分の報告について                            報第 11号 専決処分の報告について                            報第 12号 専決処分の報告について                       第11  議第 77号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第12  議第 78号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 79号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 80号 専決処分の承認を求めることについて                 第13  議第 81号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 82号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 83号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 84号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 85号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 86号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 87号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 88号 専決処分の承認を求めることについて                 第14  議第 89号 水槽付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について                議第 90号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について             議第 91号 辺地に係る総合整備計画の策定について                     議第 92号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第 93号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第 94号 村上市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について       議第 95号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につい             て                                      議第 96号 村上市心身障害者福祉金支給条例の一部を改正する条例制定について        議第 97号 村上市精神障害者通所授産施設条例の一部を改正する条例制定について       議第 98号 村上市公共下水道村上浄化センター水処理施設増設工事委託に関する協定             の一部を変更する協定の締結について                      議第 99号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関す             る協定の締結について                             議第100号 市道路線の認定について                            議第101号 市道路線の変更について                            議第102号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について     第15  議第103号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第1号)                 議第104号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第105号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          議第106号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)         議第107号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第108号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)           議第109号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第110号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)                                                      〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   21番   岩  倉  幸  治  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        産 業 観 光 部                   瀬   賀       功   君        商工観光課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会計管理者      吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      佐   藤   健   吉   君        山北支所長      富   樫   昌   平   君        山 北 支 所                   斎   藤   寿   昭   君        産 業 課 長        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は29名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成21年第2回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成21年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   本日提出いたしました議案は、報告10件、人事案件1件、専決処分の承認11件、契約の締結2件、 計画の策定1件、条例の一部改正7件、協定の一部変更1件、協定の締結1件、市道路線の認定1件、 市道路線の変更1件、補正予算8件の合わせて44件であります。いずれも重要な案件でありますので、 よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつとい たします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、4番、板垣栄一君、23番、大滝国吉君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成21年村上市議会第2回定例会の会期 日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る6月2日午前10時から市役所第1委員会室において、 委員全員、正副議長、各常任委員長、総務部長、総務課長、議会事務局長出席のもと議会運営委員会 を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日6月9日から25日までの17日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審議、 採決の後、残る議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。   11日、12日、15日、16日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   17日は総務常任委員会、18日は市民経済常任委員会、19日は厚生文教常任委員会、22日は建設企 業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   なお、今回の各常任委員会開催は、総務常任委員会、山北支所、市民経済常任委員会、荒川支所、 厚生文教常任委員会、朝日支所、建設企業常任委員会、神林支所の旧議場で開催することといたしま した。開かれた議会の試みとして、傍聴者も予想されることから、より一層の慎重審査をお願いいた します。   25日の本会議最終日は、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行いま す。   追加議案が上程された場合は、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、議員発議 第3号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定については単独上程とし、質疑、討論の後、 即決といたします。   請願第5号、第6号、第7号については、それぞれ単独上程とし、各紹介議員の補足説明を受け た後、請願第5号については厚生文教常任委員会へ、請願第6号、第7号については建設企業常任委 員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案について、以下議案名を省略させていただきますが、報第3号から報第 5号までの各公社の決算の報告については一括上程とし、一括質疑の後、報告を終了いたします。   報第6号 継続費繰越計算書の報告についてから報第12号 損害賠償の専決処分の報告について までは……失礼しました。第6号から第9号までを一括上程とし、一括質疑の後、報告を終了いたし ます。   10号から12号についてまでを一括上程とし、一括質疑の後、報告を終了いたします。   議第77号は、人事案件につき単独上程とし、質疑の後、討論を省略、起立による即決といたしま す。   議第78号から議第80号までの条例制定について専決処分を求める3議案については一括上程とし、 一括質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   議第81号から議第88号までの平成20年度村上市一般会計及び特別会計補正予算の専決処分を求め る8議案については一括上程、一括質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   続いて、議第89号から議第102号までの契約締結、条例制定、市道認定などの14議案については 一括上程とし、一括質疑の後、議第89号から議第93号までの5議案については総務常任委員会へ、議 第94号については市民経済常任委員会へ、議第95号から議第97号までの3議案については厚生文教常 任委員会へ、議第98号から議第102号までの5議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託い たします。   最後に、議第103号から議第110号までの平成21年度各会計補正予算については一括上程とし、一 括質疑の後、議第103号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第1号)については4常任委員会へ 分割付託いたします。議第104号から議第106号までの3議案については厚生文教常任委員会へ、議第 107号から議第110号までの4議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   一般質問の通告は、6月4日正午で締め切ったところ、17名の通告があり、11日、4名、12日、 5名、15日、5名、16日、3名が本会議において質問を行うことといたします。   なお、討論通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は6月23日、その他の意見書の提出期限 は6月16日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ご苦労さまです。日程の中で、17日から22日まで委員会を各支所で行うわけ ですけれども、委員長のわかる範囲でいいのですが、会場的な部分の体制とか、その辺はきっちりと なっておられるのか、その辺わかりますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 以前に議会運営委員会で各支所を視察に回って、全部このよう な形でやればいいのでないかということで、体制は整っているというふうになっておりますので、ご 安心ください。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 開かれた議会ということで、大変いいことだと思いますので、ぜひ多くの方 に傍聴に来ていただきたいなと思っております。   よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月25日までの17日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月25日までの17日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、休暇中の消防本部職員の遭難事件について、大変ご心配をおかけしましたことをおわび 申し上げます。ご承知のとおり、5月25日、消防本部職員が秋田県と岩手県の県境にある乳頭山に登 山に行き、濃霧のため下山できず、遭難する事件が発生しました。翌日無事下山することができまし たが、その間現地の消防署、警察署等の関係者に大変なご迷惑をおかけいたしました。プライベート な行動であれ、改めて自分の職責を見詰め直し、責任ある行動をとるよう厳重注意を行ったところで あります。   次に、災害の発生状況であります。第1回定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書のと おり、火災は建物火災4件、その他4件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議員発議第3号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議員発議第3号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定 についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明を願います。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) おはようございます。ただいま議題となりました議員発議第3号 村上市議 会会議規則の一部を改正する規則制定について、提案理由の説明を申し上げます。   議員発議第3号については、地方自治法の改正により、同法第100条第12項で、議会は、会議規 則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けるこ とができると規定されました。これにより、これまで公務外の活動とされてきた全員協議会等が公務 として認められるようになりました。本議案は、この規定により村上市議会として必要と考えられる 全員協議会及び会派代表者会議を協議または調整を行うための場として会議規則に定めることを提案 するものであります。   賛成者は長谷川孝議員、石嶋修平議員、冨樫宇栄一議員、本間清人議員、板垣一徳議員、小野七 五三議員、大滝国吉議員、提出者は私、瀬賀秀雄であります。   ご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第3号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員発議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第5 請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじ            めとする教育予算の拡充」を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の 堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま上程されました請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国 庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める請願についてでありますが、請願者は新 潟県教職員組合村上市岩船郡支部執行委員長、五十嵐正之さんですが、紹介議員の私滝沢から若干の 補足説明をさせていただきます。   この請願は、各議員ご承知のように、昨年9月定例会に提出され、議員各位のご賛同によって全 会一致で議決いただいたものと同趣旨のものであります。今年度も国の来年度予算編成に向けて本市 議会に審査及び意見書の提出をお願いするものであります。請願の趣旨及び請願事項についてはプリ ントにあるとおりでありますが、今学校教育が抱える多くの問題は、深刻な社会現象にまで発展し、 市民、保護者、地域住民にとって一日も早い解決が望まれている多くの課題を含んでおります。学校 で学ぶ児童生徒が明るく心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り組むためには、当市学校教育にお いて現在最も望まれている1学級40人編制の基準を何としても30人以下の学級編制に改善し、児童生 徒と学級担任や教職員がよりきずなを深くし、真剣にぶつかり合い、心を通わせることができ、一人 一人が大切にされる教育環境をつくることにあります。   現在、国、地方とも財政的には厳しい状況下に置かれていることは十分承知しておりますが、国、 地方の将来を担う児童生徒の現在の状況をよりよくするため、また全国の子供たちが等しく教育を受 ける権利が保障されるための学級編制基準の改善要求であります。また、財政力の弱い本県及び本市 にあっては、何としても文部科学行政において義務教育国庫負担制度を堅持するとともに、さきに3 分の1に引き下げられた国庫負担率を2分の1に回復させることの大切さを特に訴えていく必要から、 本請願となったものであります。   以上、学校教育に対する期待や要望が格段に広がっており、学校教育や児童生徒に課せられてい る各種教育内容の拡大している今日、ぜひ児童生徒一人一人に行き届いた学校教育ができるよう、当 市議会議員各位の大きなご理解とご支援をお願いするものであります。   なお、本請願書と同様の趣旨で関川村議会、粟島浦村議会においても本議会と同様に議決してい ただくよう要請中でありますことをつけ加えて補足説明を終わります。ぜひ皆様方のご理解とご賛同 をよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第5号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 請願第6号 市道 殿岡南大平線の道路改良を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第6号 市道 殿岡南大平線の道路改良を求める請願を議題 といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) それでは、請願第6号 市道 殿岡南大平線の道路改良を求める請願につき まして、紹介議員である私板垣が補足説明をさせていただきます。   請願者は、殿岡、菅原建與区長、指合、佐藤勝雄区長、南大平、大矢幸雄区長であります。   請願の趣旨につきましては、文書等で皆様方に既に配付のとおりではございますが、加えて申し 上げますならば、この道路改良に伴う用地は、圃場整備事業によって創設された、既に確保されてあ る用地でございます。殿岡、指合間につきましては、平成9年度の圃場整備事業で確保されておりま して、既に10年以上が経過しておる現状にございます。目的を持って創設された改良用地がいまだそ の目的を果たせず現在に至っている、これは住民の方々に大変なご不便をおかけしているところでご ざいますし、地域住民の強い願いもあわせてご理解をいただきまして、ご賛同賜りますようよろしく お願いを申し上げます。   また、正誤表が皆様方のお手元に届いているかと思いますが、指合、南大平間につきましては5, 161平米ではなく、5,369平米の誤りでございます。訂正をさせていただきます。   よろしくご理解をいただきながら、ご審議して、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。   補足を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第6号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第7 請願第7号 荒川右岸防災連絡道路の新設を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、請願第7号 荒川右岸防災連絡道路の新設を求める請願を議題と いたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   25番、小野七五三君。           〔25番 小野七五三君登壇〕 〇25番(小野七五三君) 請願第7号 荒川右岸防災連絡道路の新設を求める請願について、3名の 紹介議員を代表し、補足説明を行います。   ことしもまた梅雨の時期を迎えようとしておりますが、私たちの地域の人々に多くの恵を与えて くれている荒川。しかしながら、毎年のようにこの時期、荒川は増水し、時には警戒水位に達するこ ともあり、数年前には旧神林村においては一部の集落に避難準備が発令され、また上流の関川村にお いては避難勧告が出されております。JR羽越線により遮断されている堤防道路、立体交差、または ボックス等を設置することで、上流から下流、下流から上流へと通行が可能となり、増水時における 状況の把握と防災上の早期対策がとれるものでもあります。荒川右岸近隣13集落の区長さんが連名で 請願したものでもあります。   議員各位におかれましては、以上の点をご理解くださいまして、採択くださいますよう心からお 願いを申し上げ、補足説明といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第7号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第8 報第3号 平成21事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成20事業           年度岩船地域土地開発公社決算の報告について      報第4号 平成21年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成20年度イヨ           ボヤの里開発公社決算の報告について      報第5号 平成21年度山北町産業振興公社事業計画及び平成20年度山北町           産業振興公社決算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、報第3号から報第5号までの3議案は、各公社の事業計画及び決 算の報告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第3号から報第5号までについてご報告申 し上げます。   これら3件は、村上市が出資をしております3法人について、地方自治法第243条の3第2項の 規定により、ご報告を申し上げるものであります。   報第3号は、岩船地域土地開発公社についてであります。平成21事業年度の事業計画については、 新規の用地取得がありませんので、これまでに用地取得した土地の償還であります。   また、平成20事業年度の実績については、新規の用地取得事業はなく、償還により荒川町農村公 園整備事業と統合保育園等建設用地取得事業の2件が完結となっております。   次に、報第4号は財団法人イヨボヤの里開発公社についてであります。当公社は、平成6年度に 旧村上市において自然、伝統文化、歴史的遺産、物産等に関する観光資源を掘り起こし、維持保存し、 またはこれを有効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興を図り、も って観光文化都市の建設による創造性豊かで活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営し ております。また、18年度からは同公社を市が指定管理者として管理運営をお願いしております。   平成21年度の事業計画は、同公社の寄附行為、第4条の規定による観光資源調査研究発掘事業、 特産品開発宣伝事業、歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、事業費として総額1億6,86 4万5,000円であります。   平成20年度の事業実績では、計画されました観光資源調査研究発掘事業、特産品開発宣伝事業、 歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、それぞれ事業目的に沿って実施し、その収支は配 付の事業実績報告書のとおりであります。   次に、第5号は財団法人山北町産業振興公社についてであります。当公社は担い手公社として平 成10年2月に設立し、農林漁業の作業支援や農地の保全を図るとともに、地域資源を活用して農林漁 業を主体としながら、幅広く地域産業への支援と振興を図ることを目的に運営しております。特に中 山間地の条件不利地域の農作業を受託するなど、山北地域の農業振興に大きく寄与しているところで あります。   平成21年度事業計画についてでありますが、19年度から加入した水田経営所得安定対策事業をは じめ農業経営基盤強化促進法の改正により、耕作から出荷、販売まで一貫した生産活動が可能となる 特定法人貸し付け事業を利用しての本格的な農業経営参入や圃場に適した作物の試作などに取り組む 予定であります。   平成20年度事業実績では、事業収入全体が予算額に対し118.3%、約667万円の増収となりました。 しかし、内容的には米の増収、作業受託の増加に起因するものではなく、前年あるいは前々年産米の 追加支払いによるものでした。一方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の節 減に努めましたが、その収支は配付の事業報告書のとおりであります。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   ご苦労さまでございます。詳しいことは、この関係の公社の方々との交流会がございますので、 そこでお聞きすることといたしまして、まず最初にイヨボヤの里開発公社からお伺いいたします。数 年前から旧村上市議会では、公社の関係の方々との交流を意見交換を行ってまいりました。その中で、 率直な意見交換をされる中、非常に関係する職員の方々の意識も変わって、前向きな本当に市民から 喜ばれるような活動をやっている点では、本当にご苦労さまと申し上げます。   そこで、5ページの公社役員名簿のところでちょっとお聞きしたいのですが、それで役員名簿の 規則というのでしょうか、決まり事というのでしょうか、それは何年以上の方はかえていくとかと、 そういう項目はないのでしょうか。そして、工藤泰則氏、理事の中に入っておられますが、この工藤 さんはどういう立場からの理事として参加されているのか、それお聞きしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) 5ページでございますが、それぞれ役員と評議員の名簿 がございます。それぞれの就任期間につきましては、何年という定めはございません。   それから、工藤泰則議員につきましては、教育委員として前任者の後任として選任させていただ きました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 一括質疑ですので、次に山北町の産業振興公社についてお伺いをいたします。   ページで言いますと3ページ、同じく公社役員名簿の中でお伺いをいたしますが、この役員の中 に現議員の方もお名前も見られます。村上市では、数年前にたしか評議員として議員が出ておりまし たが、旧の村上では議員は出ないほうがいいということで出なくなったのですが、この評議員と役員 とはまた立場が違うのだろうと思うのですが、そういう点で平成10年度から任についていられますが、 こういう点でご意見とか、そういうのは評議員会等では出ないのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(斎藤寿昭君) 議員の立場の方の件でございますけれども、元議長としての公 社の設立当時から参画いただいておりますので、特に問題等は出ておりませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それと、同じく3つ目になりますが、長い方、ごく最近かわられた方もそう ですが,長い方もいらっしゃいます。そういう点では、地域の活性を図るという意味では、やっぱり 多くの方にこういう仕事に携わってもらう。そして、年齢も人生経験は豊かでしょうが、年齢的に高 齢の方ばかりではなく、やっぱり振興発展という立場から若い方も大事だというような気がするので すが、そういう点で何年以上の方は交代するとか、そういう規定はあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 規定は、特に制限ございません。この理事、役員評議員につきましては、そ れぞれの産業団体の長、理事長とかそういう方々が役職で入っている方々が非常に多いわけでござい ます。評議員もその団体の事務局長等が兼任しているということでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 1点だけお伺いしたいと思います。   報第4号のイヨボヤの里開発公社の関係なのですが、今提案された説明の中にも平成18年度に指 定管理者として指定されているというお話がありました。その指定管理者としてのいろいろな決算あ るいは事業計画、予算、そういったものが報告される。もちろん市の一般会計から大変多くのお金が 出ていますから、もちろん非常にかかわりの深い、しかも大きな問題だとは思うのですけれども、指 定管理者として指定した団体からのこういう報告がイヨボヤの里開発公社だけは別なのだという、そ の報告しなければならない理由といいますか、理事者としての見解、そういったものを、これ去年も やはり6月議会にあったと思うのですけれども、そういったことでやはり私としては指定管理者いっ ぱいことありますから、これ1つを出すのであればほかのも出さなければならぬ指定されたものもあ るのでないかと思うのですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) 公社につきましては、法的に条文ちょっとあれなのです が、報告しなければならないということで決まってございまして、指定管理者であっても報告はさせ ていただいているという状況ございます。 〇18番(滝沢武司君) 公共……もう一回。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) 法的な公社につきましては、報告しなければならないと いうことで報告しているという状況でございます。 〇18番(滝沢武司君) 仮に指定されていたとしても公社は別だと。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) 公社でございますので、報告させていただいております。 〇18番(滝沢武司君) そこまでの説明なくて、前回も20年度の分もあったものですから、これだけ 何で入ってくるのかなということで、そうすると報第5号もそういう理由で報告はあるのだという理 解でいいわけですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(斎藤寿昭君) そのとおりでございます。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) 確認ですけれども、山北町産業振興公社の3ページです。評議員の一番上に 渡辺健一さんという方、名前載っているのですけれども、これ板屋越になっていますけれども、板屋 越というのはたしか旧朝日村ですけれども、これ板屋沢の間違いではないかとは思うのですけれども、 このままでいいのですか。よろしいのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(斎藤寿昭君) 農協の職員でございますので、この表記で間違いございません。 〇12番(川崎健二君) はい、わかりました。ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) ちょっと確認なのですけれども、山北町の産業振興の関係なのですけれども、 この1ページ、事業報告の中の20年度の事業報告の中の下から5行目ですけれども、この除雪等作業 受託となっているこの関係、市道等整備受託ではないのですか、その辺お伺いしたいと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 市道の除雪の経費でございます。を委託していると。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) この名称のですけれども。除雪ももちろん入っていますけれども、この名目 が除雪等作業受託となっていますけれども、市道等整備受託ではないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(斎藤寿昭君) 大変失礼いたしました。ご指摘のとおり、市道等整備受託作業 収入の誤りでございました。訂正しておわびいたします。失礼しました。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) すみません。先ほど公社を報告案件にするということの 条文申し上げなかったのですが、それぞれ報第4号の表題のほうに地方自治法第243条の3第2項と いうことで、その規定によりまして報告しているということでございますので、ご訂正申し上げます。 すみません。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 報第6号 継続費繰越計算書の報告について      報第7号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第8号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第9号 平成20年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、報第6号から報第9号までの4議案は、いずれも繰越計算書の報 告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第6号から報第9号までについてご報告申 し上げます。   これら4件は、いずれもさきの3月定例市議会において議決いただいた継続費及び繰越明許費に つきまして、平成21年度に繰り越すべき額が確定しましたので、地方自治法施行令第145条第1項及 び第146条第2項の規定により議会に報告するものであります。   報第6号は、一般会計の継続費繰越計算書の報告で、統合保育園等建設事業に係るものでありま す。   報第7号及び報第8号は、一般会計と後期高齢者医療特別会計の繰越明許費の報告であります。 一般会計では、定額給付金給付事業等にかかわるもの、後期高齢者医療特別会計では総務管理費に関 する繰り越しであります。   報第9号は、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しであります。   以上、ご報告申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 報第10号 専決処分の報告について       報第11号 専決処分の報告について       報第12号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、報第10号から報第12号までの3議案は、いずれも専決処分の報告 についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第10号から報第12号までについてご報告申 し上げます。   これらについては、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分いたしたものであります。事 故の状況については、記載のとおりでありますが、報第10号は公用車両が県道塩谷福田線上で送迎の ため児童を乗せ、方向転換のため後退した際、道路わきに設置してあった塩谷区所有のごみステーシ ョンに車両後部が接触し、損傷させたものであります。   報第11号は、消防本部署員が防火対象物使用開始届け出による調査を実施中、対象施設の風除室 の閉まっていたガラス戸に衝突し、ガラスを破損させたものであります。   報第12号は、市道山辺里26号線の信号機のない交差点に直進で進入した際、左方向から直進で進 入してきた相手方車両の右前部に公用車両の左側面が接触し、損傷させたものであります。   これらはいずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。特に交通事故防止について は、機会あるごとに注意を喚起しており、このたびも当事者を含め管理者に対し文書にて厳重に注意 を行ったところであり、今後も徹底してまいりますので、よろしくお願いをいたします。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) これは、毎回報告事項でこういう損害賠償の専決処分出てくるわけでござい ますが、確認をさせていただきたいのですが、こういう損害賠償の財源はどういう項目から出される のでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 支出項目は修繕費だと思いますけれども、その支出の補てんにつきまし ては、自動車が災害共済から補てんをさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 例えば今の報告にありました報第11号の専決処分についてでございますが、 当然公務中のことでございますので、その公務のご本人はガラスを割るつもりで当然割ったわけでは ないとは思います。ただし、小学生ですとか中学生とかもクラブ活動等で例えば何か物をぶつけてガ ラスを割った場合に、一部負担だったり全額負担だったりということで、その割った生徒のほうが支 払うというケースが多うございます。例えばこの場合も確かに公務中ではありますので、ご本人には 大変申しわけないのですけれども、それをどの程度まで市が損害賠償として保障しなければいけない のかというような規定はあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 今言われるような規定はございませんけれども、こういう不測の事態に 備えましてそれぞれの保険に加入しているわけでございますので、以前にもそういう市長からの答弁 があったと思いますが、総合保障ということで対応していっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それは、何か総合保障ということは、当然市のほうで掛けている保険という ところから補てんを今されるというような答弁でしたけれども、そうするとそれはもう例えば年払い とか月払いとかって結構まとまった金額で支出されているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 今のところ保険が3種類ございます。自動車共済保険、それから建物火 災とかそういう部分の建物の総合共済保険、それから市が事業を行っています、例えば健診とか、あ るいはスポーツイベントとか、そういう部分の保障、これ前の総合賠償保険、町村会の総合賠償保険 ということで加入しておりますけれども、これにつきましては年間600万ほど納入をしております。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 報第12号についてお伺いしますけれども、この損害賠償の文章を読んでみま すと、相手側が前方のほうで公用車が横っ腹ですか、そういう関係で、文章を見ると何か逆に少しだ け公用車のほうが先に行ったような感じ受けますけれども、その辺公用車だから多少配慮したのか、 その辺示談終わったのですけれども、お伺いしたいと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 実際は都市整備関係の事故でございましたけれども、信号機のない細い 小路の交差点の事故でございます。出合い頭の事故で、過失相殺が6対4ということで、市のほうが 60%の過失割合ということで処理をさせていただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) この内容はわかりますけれども、私言っているのは公用車のほうが先行った から横に当たったという、そういう観点から見ますと、普通事故の場合はどっちが有利かというよう な、それは相談して最終的にいろいろな配慮をしながら決めるわけですけれども、私の質問したのは そういう、この文章の内容でなくて。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 事故形態当然ございますけれども、これ保険会社で事故のその形態、判 例タイムズというのがございますけれども、当然当方が直進して左から来た車、左方優先でございま すので、信号機のない交差点では左方優先が基本でございます。それで、当方が60、相手が40という ことでございます。ただ、スピードの違いもございますので、その辺がぶつかった形態が若干違うか もしれません。 〇13番(木村貞雄君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この報第10から10、11、12、この3件、3件とも理由の中に確認あるいは注意が十分でなかった という表現になっております。そこで伺いますが、この3件とも1人で公用車に乗車していたときの 交通事故なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 何名で乗っていたかという確認はしておりませんけれども、資料見ます と2人、あるいは先ほどのマイクロバスというのは当然子供が乗っているわけですし、もう一件のガ ラス戸は複数で行っていますし、あとは庁用車の事故は複数だというふうに確認をしておりますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 何でこういう質問をしたかといいますと、市の職員の方は何かいろいろ調査 のとき等に2人で来るのだよねとよく聞いたことがあるのです。それは、確認とかそういう聞き違い とかをしないで2人で確認というような場合は、多分2人で来たりするのだろうと思うのですけれど も、複数で乗っていたときというのは意外と注意が中に散漫するのではないかという気がするのです。 ですから、例えばちょっと危険かなと思ったら、やっぱり中にだれかがいたのだったらおりて誘導す るとか、そういうことも複数で乗っていたのだったら当然バックするとき誘導するとか、そういうこ とのお互い協力があれば、またぶつけた、後ろの確認が十分でなかったというようなことはないのだ ろうと。私は、この文章を見た限りは1人で運転して、そしてぶつけたのかなという気もあったから こういう質問をしたのですが、結果的にはだけれども、運転してきた人の責任になりますよね、わき に乗っていた人は乗せてもらっていただけですので。ですから、これからももしかしたら出てくるか もしれません。何百人の人がいますので、こういう事故が起きないということは絶対保証はないと思 うのですけれども、やっぱり市の職員、そして公用車に乗っての仕事だという、それでどんなときに も注意は十分払うという、やっぱり職員に対しての意識づけを常にやっぱりしていくという。各課で 朝の朝礼をやっています。その場面をよく見ます。そのときにもやっぱり外に出るときには一言注意 をするようにと、中でしゃべっていたりして気を散らないようにと、そのことが大事なのだよと一言 やっぱり上司の皆さん、職員の方に今後言ってもらうということ大事だと思うのですが、そういうこ とはされているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 個々の課、そういう部分についてはちょっと存じ上げてはおりませんけ れども、各庁議では必ずそういうことで事故がある場合、その都度注意をして、それなりにまた処分 をしております。また、毎日のことでありますので、恐らくそういうことはやっているというふうに 考えておりますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後。例えば新しくなりましたので、やっぱりこういう事故の起きない課は 起きないのだろうという気がするのです。職員体制も厳しい中、忙しいからどうしても事故は起きて しまう場合もあるかもしれませんが、やっぱりもし数が多い課がありましたら、部がありましたら、 そこの上司の皆さんは特にやっぱり気を引き締めて運転するようにという、その一言があるかないか がこういうことをこれだけ今後極力減らす方向になるのだろうと思います。その点ではいかがでしょ うか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいまのご質問のご意見でございますが、庁議がありますので、庁議があ る都度私からも交通事故あるいは市職員としての態度等については十分に自覚するようにということ を申し上げておりますので、今後についても徹底した指導をしていきたいと、そのように考えており ます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時02分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第11 議第77号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第77号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第77号について提案理由の説明を申し上げま す。   本案は、人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、小田百枝氏につきましては、平成21年12月31 日をもって任期満了となりますが、同氏を適任と考え、引き続き人権擁護委員に推薦しようとするも のであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに起立により採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第77号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第12 議第78号 専決処分の承認を求めることについて       議第79号 専決処分の承認を求めることについて       議第80号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第78号から議第80号までの3議案は、いずれも専決処分の承認 を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第78号から議題80号までの3件について提案 理由のご説明を申し上げます。   これら3議案は、いずれも平成21年度地方税法の一部改正に伴うもので、市税条例等関係条例を 改正する必要がありまして、専決処分をさせていただいたものであります。   議第78号は、村上市税条例の一部改正についてでありますが、個人の市民税における住宅ローン 特別控除と土地等の長期譲渡所得に係る特別控除の規定に新たに設けるとともに、現行の上場株式等 の配当所得及び譲渡所得等に係る軽減税率を平成23年度まで継続し、寄附金税額控除に係る控除対象 寄附金を改正するものであります。また、土地に係る現行の固定資産税の負担調整措置等の仕組みを 平成23年度まで継続するなどの改正内容であります。   次に、議第79号の都市計画税条例の一部改正についてでありますが、村上市税条例等の一部を改 正する条例の固定資産税に係るものと同様、土地に係る現行の都市計画税の負担調整措置等の仕組み を平成23年度まで継続するものであります。   次に、議第80号の国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険税の第2 号被保険者が納める介護納付金課税額の課税限度額を現行の9万円から10万円に引き上げるものであ ります。また、国民健康保険税の2割軽減の対象となるものについて、軽減所得基準の条件を除き、 一律軽減の対象とするなどの改正内容であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   78、79、80、この3つの中で78と79号、それぞれの一部改正の中で市民生活の中で特に変化のあ るのをちょっとわかりやすく、特徴的なので結構ですが、ご説明お願いしたいのですが。この文章だ け見ていては、もう法律的な言葉が多くて中身がよく理解できないと、そういう点で失礼で申しわけ ございませんが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) それでは、今の提案理由、市長のほうから申し上げましたとおりではご ざいますが、細部につきましては78号につきましては21年3月31日交付のものでございますが、市民 税に関する改正、主に住宅ローン特別控除の創設ということで、中低所得者層の負担を軽減するとい うのが創設されてございます。今まで所得税から控除し切れなかった住宅ローンの控除額を翌年度に 個人市民税から控除するというのが具体的な例でございます。それで、入所につきましては、21年か ら25年までに入所したものということでございますし、減収額につきましては、減収補てん特別交付 金ということで補てんされるということになってございます。参考までに20年度の建築分、21年度の 課税分でございますが、新築では162棟、増築では67棟ございます。   それから、この中に、78号の中には土地譲渡所得の特別控除の創設ということでございますので、 これにつきましても所有期間5年を超えるものについては、譲渡所得から1,000万の限度額で控除す るということの内容でございますし、それから3点目としましては、上場株式等の配当、譲渡益に係 る軽減税率の継続、これは金融市場の活性化ということで、21年から23年まで引き続き10%の軽減税 率で継続していくということでございます。21年度の軽減想定数というのが28名おると考えておりま す。   それから、4点目には寄附金税額控除に係る特別対象寄附金の改正ということでございます。地 方税法等の整合性の全部改正ということでございますので、これについて控除を行うと。先般の条例 改正の際にもお願いしたとおり、5,000円を超える寄附金の所得割額の控除ということで、県と市双 方指定寄附金の10%を控除するという内容でございます。これが主な78号の専決の税条例の改正理由 でございます。   それから、79号につきましては、固定資産税、都市計画税に関する改正でございますが、これに つきましては現行の税の負担調整措置等の仕組みを23年度まで継続するという内容が主な改正でござ います。この土地の評価、前年度課税標準額との差、これが負担水準ということでございますが、こ の均衡化を引き続き23年度まで継続をするということで、たとえ差が大きい土地についても税負担を なだらかに引き上げて調整をするという内容がまず1点目でございます。   それから、2点目としましては、非課税等の特別措置の創設ということでございます。社会医療 法人の実施の救急医療等の非営利性の国の基準に適合した県知事の認定したものについて、それらに 特別措置が創設されるということでございます。これについては、医療関係者の要請上、例えば看護 師、医学療法士、それから教育用に供する固定資産等に係るもの、これらについて特別措置として非 課税をとるというのが2点目、79号の主な改正点でございます。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ありがとうございました。   次に、議第80号の改正ですが、この改正をすることによって予想される対象人数、どのぐらいに なるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 今お話、19年度該当者が申請者で1,608人でございます。19年度までは 個人より申請をいただくというのが軽減する理由でございましたけれども、今回の改正におきまして 20年度該当者は申請不要になって、一律に軽減するという内容が改正点でございますが、20年度の該 当者としては1,538人ということで予想してございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) いや、すみません。ご丁寧な説明ありがとうございました。実は、私の質問 は介護保険金課税額9万を10万にすると予想される対象人数はということでお聞きしたのですが、そ の点では何人ぐらいが対象になるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 今の軽減の該当者ではなくてでございましょうか。 〇22番(相馬エイ君) はい。 〇市民部長(阿部正一君) 9万から10万の限度額の関係でございますか。これにつきましては、限 度額の引き上げでございますが、これは40歳から64歳の所得のある人が引き上げられるということで ございますので、低所得者には不利にならないということでございますが、平成20年度賦課から対象 者は247名と推察してございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第78号 村上市税条例の改正についてちょっとご質問させていただきます。   せんだっての議会の際に、大工町にあります教職員組合の固定資産税がずっと徴収され続けて市 のほうで返還をするということが起こりましたが、その条例等にもこの部分に入ってくるのだろうと。 その後の問題ではございますけれども、行政側としてそれに該当するような組合、またそういったも のの調査、また今までの過去に対して調べてはいらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 新市になりまして、その後まだあるかということで調査をいたしました 結果、ございませんでした。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第78号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第78号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第79号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第79号は原案のとおり承認することに決定しました。   最後に、議第80号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第80号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第13 議第81号 専決処分の承認を求めることについて       議第82号 専決処分の承認を求めることについて       議第83号 専決処分の承認を求めることについて       議第84号 専決処分の承認を求めることについて       議第85号 専決処分の承認を求めることについて       議第86号 専決処分の承認を求めることについて       議第87号 専決処分の承認を求めることについて       議第88号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議第81号から議第88号までの8議案は、いずれも専決処分の承認 を求めることについてであります。これを一括して議題とします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第81号から議第88号までの8件について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら8議案は、平成20年度村上市一般会計及び7つの特別会計について、地方自治法第179条 第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認を求めるも のであります。   議第81号は、村上市一般会計の補正予算(第8号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ 5,380万円を追加し、予算の総額を320億3,077万7,000円といたしました。歳入の主なものとしては、 第1款市税では市民税及び市たばこ税を6,483万8,000円減額し、第2款地方譲与税の確定により7,84 0万5,000円追加し、同じく第10款地方交付税の確定により1億8,765万7,000円を追加いたしました。 第21款市債では、9,610万円を減額いたしました。歳出においては、第2款総務費で不用額の調整で3, 516万4,000円を減額し、第3款民生費では介護保険特別会計繰出金等により6,537万8,000円の減額、 同じく第8款土木費においては、下水道事業特別会計繰出金等により6,302万1,000円を減額し、第9 款消防費では常備消防防災施設整備経費の精算等で5,276万3,000円を減額いたしました。   次に、議第82号は村上市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ4,623万4,000円を減額し、予算の規模を81億9,847万8,000円といたしました。補正 の内容は、歳入では第1款国民健康保険税の収納率低下などにより1,393万8,000円減額し、第4款国 庫支出金では調整交付金の増額により2億2,843万4,000円増額いたしました。第5款療養給付費等交 付金では、退職者の給付実績が低下したことにより、1億5,914万8,000円減額し、第7款県支出金で は後期高齢者支援金に係る県調整交付金が増額されたことなどにより5,445万2,000円増額いたしまし た。第8款連合会支出金では99万9,000円、第11款繰入金では1億9,999万9,000円減額し、第13款諸 収入では返納金等の増加により4,496万4,000円増加したものであります。歳出では、第1款総務費で は、一般管理費及び徴税費の支出実績に伴い679万8,000円、第2款保険給付費では1,780万8,000円、 第3款後期高齢者支援金等で92万3,000円、第8款保健事業費では精算により952万9,000円、第11款 諸支出金では実績等により1,117万6,000円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第83号は村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出 予算の総額からそれぞれ102万2,000円を減額し、予算の規模を3,286万1,000円といたしました。補正 の内容は、歳入では第1款診療収入を194万6,000円減額、第3款繰入金を92万4,000円増額し、歳出 では第1款総務費で診療委託料を102万2,000円減額いたしました。   次に、議第84号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ7,746万2,000円を減額し、予算規模を5億9,488万2,000円といたしました。補正 の主たるものは、歳入では第1款後期高齢者医療保険料で7,600万円、第3款繰入金で146万2,000円 をそれぞれ減額いたしました。歳出では、第1款総務費で146万2,000円を、第2款後期高齢者医療広 域連合納付金で7,600万円を減額いたしました。   次に、議第85号は村上市介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ1億7,427万7,000円を減額し、予算の規模を64億8,525万5,000円といたしました。補正 の主たるものは、歳入では第1款保険料を693万7,000円、第2款分担金及び負担金を308万円それぞ れ減額いたしました。また、交付額の確定により第4款国庫支出金を4,110万4,000円、第5款支払基 金交付金を4,477万円、第6款県支出金を3,037万5,000円それぞれ減額し、歳出見込額により第8款 繰入金を4,815万1,000円減額いたしました。歳出では、第1款総務費を423万5,000円減額し、保険者 負担額歳出見込額により第2款保険給付費を1億3,372万3,000円減額いたしました。また、歳出見込 額により第4款地域支援事業費を2,020万1,000円減額、歳入見込額及び歳出見込額により第5款基金 積立金を1,603万6,000円減額いたしました。   次に、議第86号は村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ250万円を減額し、予算の規模を1億8,093万2,000円といたしました。歳入で は、第1款サービス収入のうち居宅介護サービス費収入の通所介護収入について、利用者数等の増加 により1,092万7,000円を追加、これにより第2款繰入金の一般会計からの繰入金を1,092万7,000円減 額、同じく第1款サービス収入の介護予防サービス計画費収入を250万円減額いたしました。歳出で は、第2款サービス事業費の介護予防サービス計画書について、介護予防サービス計画策定の委託件 数の減により委託料を250万円減額いたしました。   次に、議第87号は村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ1億5,800万円を減額し、予算の規模を51億5,100万円にするとともに、地方債の補正 を行いました。補正の主なものについて申し上げます。歳入では、第4款繰入金で一般会計繰入金を 2,950万円、第6款諸収入で排水設備等設置資金貸付金収入340万円をそれぞれ実績にあわせ減額した ほか、第7款市債で下水道事業債を1億2,510万円減額いたしました。歳出でありますが、第1款下 水道費で下水道管理費2,480万円、下水道建設費1億3,020万円を事業実績にあわせそれぞれ減額した ほか、第2款公債費で一時借入金利子300万円減額いたしました。   次に、議第88号は村上市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ6,240万円を減額し、予算の規模を20億1,479万3,000円にするとともに、地方債の 補正を行いました。補正の主なものについて申し上げます。歳入では、第6款繰入金で一般会計繰入 金を900万円、第8款諸収入で排水設備等設置資金貸付金収入200万円をそれぞれ実績にあわせ減額し たほか、第9款市債で集落排水事業債を5,140万円減額いたしました。歳出でありますが、第1款集 落排水費で集落排水管理費1,310万2,000円、集落排水建設費4,929万8,000円事業実績にあわせて減額 をいたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 1点だけお伺いしますが、議第81号の11ページになりますけれども、その一 番上の消防費負担金ですけれども、これは関川の分ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) そのとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 運営費負担金、これ合併前と合併してから同じような計算方式でやっている とのことですけれども、これはこの476万6,000円についてはどこまでの分なのか、その辺お聞かせ願 いたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 通常の消防費の負担金ということで考えていただければよろしい と思います。 〇13番(木村貞雄君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   8ページ、国民健康保険税の補正のところでまず最初お伺いいたします。国民健康保険税の金額 の減額が今回補正で出ております。この7、8です。いいのですよね、一括だから。国民健康保険の 補正の7と8。議第82号の歳入のところ、第1款。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 徴収率、収納率の関係だと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) いや、そう言われてしまえば、当たり前だから減額になったのであって、や っぱりその背景には何か特徴があるからこれだけの金額の保険料の減額をしたのだろうと思うのです が。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) この減額の理由でございますけれども、第一には国民健康保険対象者の 中から後期高齢者医療保険料に変わったということで、当然収納率のいい方が特別徴収されるもので すから、これについては国保会計のほうから除かれたということで、収納率ががくっと落ちたという のが主な原因だと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次に、後期高齢者医療制度のところでのページ8、9、この歳入の後期高齢 者医療保険料、この特別徴収保険料が減、1億3,920万5,000円、それから普通徴収保険料は減になっ ておりませんが、この普通徴収保険料のこの減の理由は何でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 特別徴収につきましては、20年度の決算では徴収率が100%ということ でございますけれども、普通徴収の場合は97.32ということでございます。そういうことで、収納率 の関係から減額したということで承知してございます。 〇22番(相馬エイ君) こうして中途半端な説明をされますと、そこを補充するためにもう一回私質 問しなければならないのです。そうしますと、結局委員会に回されるのだったら詳しいことを聞くの は…… 〇議長(佐藤宮吉君) もう一問どうぞ。 〇22番(相馬エイ君) はい。はい、わかりましたといって委員会で質問できるのですけれども、こ れは即決なのです。そうすれば、中途半端で、ああ、そうですかと帰れないのです。ですから、先ほ どだって1番目の質問がちょっと中途半端だったからもう一回したので、やっぱり減額になったり大 きな数字の変化のときには必ず背景があるのでしょうから、そこをしっかりと説明していただかない と、即決の議案に対してはやっぱり丁寧な説明をお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 1問どうぞ。ありませんか。 〇22番(相馬エイ君) いや、あるのです。 〇議長(佐藤宮吉君) では、1問だけ許します。 〇22番(相馬エイ君) もう一問ね。では、今、後期高齢で言われましたので、次に介護保険料でも 同じく保険料の関係で減額になった原因はどのような背景があるのか、お聞きいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 介護保険料につきましても、特別徴収については100%ということでご ざいますけれども、普通徴収に関しましては81.96ということで、これは滞納繰り越し分も含めてで ございますけれども、現年度の課税分につきましては90.29というような徴収率になってございます。 〇22番(相馬エイ君) いいです。ちょっと残念なのですけれども、今後ぜひ即決の場合は丁寧な回 答をしていただきたいと。仕事をしてきた結果の答弁ですので、やっぱりそこは本当に私たちが十分 わかるような答弁を…… 〇議長(佐藤宮吉君) 質疑ですから。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますが、議第81号の件でですが、26ページの消防費でいろいろと 機械器具費というのが減額されているのですが、これは単純に請け差で台数とか仕様とかは変更がな いのかどうか、その辺のところ伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) おっしゃるとおり、予定どおりの購入をいたしまして、その入札 の差額による減額でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 同じページで26ページの教育費の部分ですけれども、全国診断別学力検査手 数料150万減額ですが、これは例えば回数が減ったのか、金額が下がったのか、その辺のところはど うなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) 小学校は年度内に実施したのでありますが、中学校は4月にまたがったと いうようなことで、この年度は減額ということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、数字には出てこないけれども、中学校では計画どおり行われたという 理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) そのとおりであります。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第81号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第81号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第82号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第82号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第83号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第83号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第84号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第84号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第85号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第85号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第86号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第86号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第87号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第87号は原案のとおり承認することに決定しました。   最後に、議第88号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第88号は原案のとおり承認することに決定しました。   午後1時まで休憩します。           午前11時53分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第14 議第 89号 水槽付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について       議第 90号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について       議第 91号 辺地に係る総合整備計画の策定について       議第 92号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正す              る条例制定について       議第 93号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例              制定について       議第 94号 村上市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制              定について       議第 95号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条              例制定について       議第 96号 村上市心身障害者福祉金支給条例の一部を改正する条例制定              について       議第 97号 村上市精神障害者通所授産施設条例の一部を改正する条例制              定について       議第 98号 村上市公共下水道村上浄化センター水処理施設増設工事委託              に関する協定の一部を変更する協定の締結について       議第 99号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工              事委託に関する協定の締結について       議第100号 市道路線の認定について       議第101号 市道路線の変更について       議第102号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につ              いて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議第89号から議第102号までの14議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第89号から議第102号までの14件について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第89号は、村上消防署荒川分署に配備する水槽付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について であります。購入予定の水槽付消防ポンプ自動車は、添付資料にお示しのとおり、1,500リットルの 水槽、救助資機材を装備した消防ポンプ自動車1台であり、このたび更新時期を迎えたもので、日本 海沿岸東北自動車道荒川胎内インターが間もなく開通することに伴い、高速道路の車両火災、交通事 故による救助事案等に対応するための資機材を装備した水槽付消防ポンプ自動車を消防署荒川分署に 配備しようとするものであります。入札に当たっては、専門的で特殊な技術を要することから、消防 ポンプ車専門メーカー5社による通常型指名競争入札を5月28日に執行し、新潟ラビットポンプ株式 会社と5,137万6,500円で契約しようとするもので、同日仮契約を締結したものであります。   次に、議第90号は村上市消防団に配備する消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結につ いてであります。購入予定の消防物品の内容等については、添付資料にお示しのとおりであり、普通 積載車を1台、軽積載車はポンプつき4台を含めて6台、合わせて購入予定の車両は7台であり、こ のほか小型動力ポンプを9台予定しております。これらは、更新時期を迎えたもののほかに、軽積載 車については荒川地区で2台が、神林地区で2台が、山北地区で1台の合わせて5台が新規の配備と なります。なお、更新車両は普通積載車が1台、軽積載車が1台であります。入札に当たりましては、 専門的で特殊な技術を要することから、消防ポンプ車専門メーカー5社による通常型指名競争入札を 5月28日に執行し、新潟ラビットポンプ株式会社と4,798万5,000円で契約しようとするもので、同日 仮契約を締結したものであります。   次に、議第91号の辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。辺地総合整備計画は、辺 地に係る公共施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の適用を受けるために必要とな る計画であり、平成20年度に13地区を定めたところであります。本年度において桑川地区簡易水道施 設増改築事業を予定しており、同法の適用を受けるためには新たに桑川地区の辺地総合整備計画を策 定する必要があります。ついては、同法第3条第1項に基づき辺地総合整備計画を定めるものであり、 計画策定に当たって事前に県との協議を行い、同意を得て議案を上程するものであります。   次に、議第92号の村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、職員の勤務時間について、現行1日8時間、週40時間を1日7時間45分、週38時間45分に改 正しようとするものであります。昨年の8月の人事院勧告に基づき、平成21年4月1日から国家公務 員の勤務時間が改正されました。また、新潟県では昨年10月の新潟県人事院会からの勧告の中で、国 同様に勤務の短縮についての報告があったため、本年4月1日から実施しております。このようなこ とから、当市では人事院並びに新潟県人事院会の勧告を尊重し、このたび提案するものであります。 なお、市民への周知期間を考慮し、施行日は10月1日を予定しております。   次に、議第93号の村上市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてであります。議第92 号で提案しております勤務時間の改正に伴い、本条例についても関係条文を改めるものであります。   次に、議第94号の村上市税条例の一部改正についてであります。平成21年度地方税法等の一部改 正に伴うもので、個人の市民税における住宅ローン特別控除の規定を追加するとともに、寄附金税額 に係る控除対象寄附金についての改正であり、施行期日は公布の日から施行となります。   次に、議第95号の村上市子ども医療費助成に関する条例の一部改正についてであります。新潟県 の子ども医療費助成事業の改正に伴い、子供の通院医療費助成の拡充を図るため、3人以上の子を有 する保護者にあっては、満9歳に達する以後の3月31日までとすることを加え、平成21年9月1日よ り実施するものであります。   次に、議第96号の村上市心身障害者福祉金支給条例の一部改正についてであります。本案は、福 祉金受給者の課税状況や公的年金受給の確認に時間を要することから、支給の時期を7月から8月に 改正すること、受給資格の消滅及び届け出義務に生活保護受給者について規定がないため、新たに加 えたものであります。   次に、議第97号の村上市精神障害者通所授産施設条例の一部改正についてであります。精神障害 者通所授産施設やまびこの家の開所時間については、職員の勤務時間に合わせて本条例第9条に定め ておりますが、議第92号で職員の勤務時間を改正しようとする提案をしているところでありますので、 当該施設の開所時間についても現行8時30分から午後5時30分を午前8時30分から午後5時15分に改 め、施行日を平成21年10月1日に予定しているものであります。   次に、議第98号の村上市公共下水道村上浄化センター水処理施設増設工事委託に関する協定の一 部変更についてであります。本案は、村上市財務規則第133条第3項第2号の規定に基づき、村上市 公共下水道村上浄化センター水処理施設増設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結につ いて、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものであります。当初の 協定は、平成20年6月定例会で債務負担行為の議決を経て日本下水道事業団と仮協定し、平成20年8 月8日の平成20年第2回臨時会において議決いただいたものであります。本協定により平成20年度、 平成21年度の2カ年事業で水処理施設の増設工事を進めてまいりましたが、平成20年9月に工事発注 のための積算により、鋼材価格上昇等により協定額の不足が発生しましたが、工期に制約があること から建築工事、建築機械電気工事を除き協定額の範囲内で工事を発注しております。不足額について 平成21年2月3日の平成21年第1回臨時会において債務負担行為補正の承認議決、当初3億1,800万 円から変更3億8,000万円を経て現在建設中の土木構造物の上部に建築するものであり、構造上同時 施工することが適切であることから、このたび現協定第7条第1項の協定額を変更するもので、平成 21年5月22日に日本下水道事業団と仮協定を締結いたしました。議会の議決を経たときに本協定とみ なす旨の仮協定でありますので、議会の議決後に本協定を締結いたしたく、提案した次第であります。   次に、議第99号の村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関する協 定の締結についてであります。本案は、村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工 事委託に関する協定の締結について、村上市財務規則第133条第3項第2号の規定に基づき、平成21 年5月27日に日本下水道事業団と随意契約をした村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設 備増設工事委託に関する協定の締結について、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議 決を求めるものであります。この事業は、下水道整備区域の拡大に伴い、汚水処理量が増加し、現在 の施設処理能力を超えることが見込まれることから、既に平成20年度、平成21年度の2カ年継続で水 処理施設の土木建築工事を実施しております。本件は、土木建築工事に引き続き平成21年度、平成22 年度の2カ年で水処理施設の機械・電気設備増設工事を実施するものであります。協定の内容は、昨 年度と同様に日本下水道事業団に工事の発注業務から精算報告までの事務の全部を委託するもので、 平成21年5月27日に日本下水道事業団と仮契約を締結いたしました。議会の議決を経たときに本協定 とみなす旨の仮協定でありますので、議会の議決後に本協定を締結いたしたく、提案した次第であり ます。   次に、議第100号の市道路線の認定についてであります。道路用地の寄附をいただいた2路線と 里道1路線、村上駅西土地区画整理事業に伴う新設道路6路線、合わせて9路線を新たに市道認定し ようとするものであります。   次に、議第101号の市道の変更についてであります。村上駅西土地区画整理事業に伴う路線延長 の変更及び起終点の変更で2路線を変更しようとするものであります。   次に、議第102号の村上市集落排水処理施設条例の一部改正についてであります。本案は、平成2 1年4月から門前・鋳物師地区農業集落排水処理施設の通水が可能になり、今後機能調整を行い、こ としの10月に供用開始を予定しており、名称、位置及び処理区域を定めた第2条に処理施設を追加す るものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げま す。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第95号の村上市子ども医療費助成に関する条例改正なのですが、この新し い条文の中の第5条に、「なお、3人以上の児童を監護している場合の受給者証の交付については」 というふうに続いていきますが、3人以上、9歳までというか、その助成を引き延ばすということに 関しましては、大変子育て支援としてはいいことだと思うのですが、この文言なのですけれども、3 人以上の児童を監護という意味は、例えば戸籍上とかそういうのが実子でなくても、里親というか、 そういった形の子供でもそれに該当するという意味での文言なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) この監護という考え方は、扶養しているというふうにとらえており ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 扶養しているということは、里親とかも扶養という意味になりますね。例え ば実子とかそういう意味ではなくても、同居世帯であればいいということの意味合いでいいのでしょ うかね。 〇議長(佐藤宮吉君) 社会福祉課長。 〇福祉保健部社会福祉課長(斎藤 勉君) 大変申しわけございませんが、その点に関する資料をち ょっとお持ちしていなかったので、大変申しわけないのでございますけれども。 〇3番(本間清人君) 議長、では後ほどまたご答弁いただければと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   議第98号を伺います。今の説明、市長が早口だったのでちょっと聞き取れなかったのですが、増 減額6,200万の内容、委員会には当然回るのですが、何がどういうのが幾らかというのがちょっとわ からないのですが、そこはもう少し詳しく報告お願いしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 6,200万円協定額が増額になってございます。この内容といたしま しては、鋼材価格の値上がり分、高騰分でございます。それと、もう一つは既設の水槽のところと隣 り合わせで工事をやるものですから、その仮設工が当初の計画の中に入っていなかったのですが、そ の分も追加してございます。この部分が大きな増額の理由でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 当然委員会では、この6,200万の明細についての資料等は委員会で提出され るのだろうと思いますが、その説明の後段のちょっと2番目の質問ですが、水槽と隣り合わせの工事 が当初見ていなかったということなのですが、当初見ていなかったということは、20年の8月8日に 契約いたしていますよね。議会で議決していますよね。その前に20年の7月23日に仮契約しています。 そのときの設計の中に今説明されたのは、つまり矢板の設計が入っていなかったということですよね。 つまりそうしますと、そういう地震地域ですし、海岸線ですし、現に柏崎のほうの海岸のほうでも地 震が起きているわけですよね。それで、とにかくそういう場所にある建物の中で、当初の設計に入っ ていなかったということは、それは今さら入っていなかったので増額、そういうことはあり得るので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 8月に協定の議決をいただきまして、その後発注設計を行った段階 でこのことが判明したということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 3つ目になりますが、ですから工事をしていて気づいたというか、そしてこ ういうのが必要だという、専門の公団の人たちが市と契約をするわけですよね。そういうことがあり 得るのかどうか。詳しいことは委員会で皆さん質問されるのだろうと思うのですけれども、工事をし ていて、そしてやっている途中にこういうものが必要だなんていうのは、素人ではあるまいし、専門 の知識を持った専門の公団が市と億の金の契約を取り交わす段階で、当然そういうのはこの建物の地 域がどういう地域かということもはっきりと認識されているわけですし、当初見込まれていなかった というのは、当初の計画がどういう観点に基づいてつくられたのか、安全性をどうとらえて企画され たのか、そこはこういう事情で増額をお認めいただきたいというような簡単なのではないのだろうと 思うのです。その点ではいかがなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) おっしゃるとおりだと思います。確かにあの現場というものは、非 常に砂地でございまして、深く掘るものですから、専門家であればそういうことは当然おっしゃるよ うにわかるのだと思いますけれども、どういう事情だったのか私わかりませんけれども、下水道事業 団のほうには今議員おっしゃることについては強く申し上げていきたいと思っております。 〇22番(相馬エイ君) 3つしましたよね。終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 議第90号の件について伺いたいのですけれども、市長の説明では5社による 指名競争だということの説明があったのですけれども、これはエリア的には県内とかそういうものが あったのか、それとも全国であれしたのか、その辺のところどうなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 入札に参加した業者は、新潟市内が4社、胎内市が1社でござい ます。 〇8番(小杉和也君) 県内とかの縛りをつけたのですか、つけないのですか。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 県内を中心に選定いたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それから、更新時期に来ていたので更新して購入の契約を進めていったとい うような説明があったのですけれども、この辺消防用のポンプとかの積載車というのは、例えば耐用 年数をもとにした更新時期なのか、それともいろいろ不備が出てきたからというような更新なのか、 その辺のところを説明してください。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 基本的に管理の問題もあるかと思いますが、基本としては車両に つきましては20年、ポンプそのものについては15年を1つのめどとして更新を迎える時期になるとい うことで更新を行っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今基本的にということがあったのですが、では状態がよければもう少し延び ていくという可能性とか、20年にいかないのだけれども、非常に状態が悪いので更新していくという ことなのか、その辺のところいかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) おっしゃるとおり、1つの原則論としておりますので、状態に応 じて検討していくということになります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 質問いたしますが、これは後ほど常任委員会に付託されていきますので、私 のこれから聞くのは92号の8時間労働が7時間45分になるということに対してのちょっと質疑してお こうか。それは、総務のほうでやることになると思うのですが、1つはこの条例そのものが今市長の 説明ですと、国家公務員が4月からそのように時間短縮による業務をやっていると、そういうことで 法律が人事院勧告の中で変わっていると、国家公務員に対して。そして、それから県のほうもそれを 推進してやっていくということで、村上市もそれに右へ倣えでやるということになっておろうかと思 うのですけれども、これそのものがどうしても村上市でやらなくてはいけないものなのか、そしてま たそのものに対してみれば職員組合等のお話し合いはどんなふうになっているのかも含めてちょっと お聞きしたいなと、このように思いますが、お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 国家公務員の法律がございまして、一般職員の給与に関する法律が当然 改正になったわけですが、地方公務員法にもまた同様な規定がございまして、国家公務員の勤務時間 あるいは給与も含めますけれども、職員が均衡を失しないように調整をする必要があるということで 総務省からも通知が参っております。法律事項でございますので、全国一律にそういう時間帯の改正 を今進めていますし、県内でも13市が今終わっております。残りの7市についても今年中に改正をし たいというような意向で県のほうから連絡が参っておりますので、当市につきましてもそういうふう な改正をしたいということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、ちょっと答弁になっていないのですけれども、私はどうしても村上市 でしなければならない。今の総務部長のお答えは、市長から聞いた答弁のとおりなので、それはわか るのです。十分承知している上で聞いているのです。どうしても村上市でしなければならないものな のか、そして職員組合とはお話ししたのかということを聞いている。そこだけをお答えください。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 1点答弁漏れいたしましたが、先ほど言いましたように、その改正につ きましては今まで人事院勧告を尊重してきたわけでございますので、国の人事院勧告でなくて新潟県 の人事院会の勧告もそれを尊重しながら改正をしてまいりました。その人事院の勧告というのは、民 間との労働時間の差異があるということで、民間はもっと少ないということで、15分の短縮の勧告が 出ております。今まで勧告を尊重してきた経緯もございますので、そのとおり勧告を尊重したいとい うことと、その辺につきまして組合との協議ございましたが、5月18日になりましょうか、執行部と 相談いたしまして提案をしたということで、それについては特段その意見がございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 恐らく私みたいなことを聞くのが余りないと思うので、答弁にも困っている のでしょうけれども、1つは職員の給料、先ほど総務課長のほうに計算していただきましたので、市 長よく聞いていただきたいのですけれども、年間に給料、手当、ほか含めないで職員だけに給料、手 当として村上市民は、村上市民のことですよ。61億6,967万7,000円を支払っているのだよということ は計算でこれ出されております。その上で、8時間というベースを考えたときに、それ以上に仕事し ていくという部分を引き算いたします。それ以上の時間外手当、残業手当というのが1億6,587万1,0 00円ございます、それ以上のもの。したがいまして、それを引くと8時間の労働の時間の中で、職員 さん全員に払う村上市の純8時間の中での払う給料というのが60億380万円なのです。これ大事なこ となのです。そこで、これは我々市民が1日8時間、そして1日480分、秒に換算すれば2万8,800秒 を職員さんに働いてもらおうということで支払っている村上市民が職員さんに払っている金額なので す。その金額が15分短縮されるということになると、どういうことになるか。15分割る480分掛ける1 00で3.125%の時間が失われるということです。簡単ですね、計算は。3.125%の時間が失われる。時 間というのは、どういう換算をしていくかというと、労働量です。労働力。その分の15分の労働量に 換算します。それをお金にシフトさせます。15分という時間を1カ月1人ずつの職員さんが20日間働 いたとしてどのぐらいになるかというと、300分ではないですか。300分の時間が失われるわけです。 消えていく。それでも同じ住民へのサービスが維持できるのかどうかということです、1つは。その 金額は、では年間どのぐらいになるか。3.125%を掛け算すると、年額にして1億8,761万8,937円、 時間の労働量をお金に換算すると、失われる金額は今言った金額に変わるのです、村上市のボリュー ムとして。この金額を市民に納得できるだけの説得力を村上市は持っていなければいけない。これは、 私の所管ではないので、今後その常任委員会でお話し合いになるのでしょうけれども、5時半に上が る職員さんが、今まで、10月から5時15分に上がるということになれば、やっぱり市民は敏感に気づ きます。何なんだ、おいと、早いのと、どうなっているのだよと。いや、実は言うと、6月の議会で 議員も了解したではないかと、それでなっているのだと、国の人事院勧告がなって、県がなって、村 上市もそれに右倣えしたのだよ。これだけで今の時点では済まないのです、やっぱり。やっぱりそう いう中身について見れば、条例で決めていくことだから、市民にちゃんと説得、納得できることがで きるかどうか。   そこで聞きたいのですが、今後職員さんの今の給料は条例で決まっているわけです。減額か何か の予定はあるのでしょうか、今後。要するにそれだけ時間が短縮になって、これだけの時間、労働量 イコール金額が失われることになります。この分に対しての減額ということは今後出てくるのでしょ うか、そこら辺をちょっとお聞きしたいのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 減額は出てきません。ご承知のとおり、国の勧告、そして人事院勧告により まして、夏季の手当てについてはマイナス0.2カ月分、議員と私どもは0.15カ月分下げさせていただ きましたので、その分のこれからのこれに対する給与の削減は考えておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということになると、これは実質上の賃金アップにつながるのです。いいで すか。15分時間を短縮させるということは、事実上の賃金アップになってしまうのです。製造業で分 率20円で、1分間20円とか25円で取引するのです、製造業で取引会社と。ここは、サービスですから 違いますけれども。そうすると、製造業で1分、分率20円ですと、1時間1,200円売り上げるのです。 1日に9,800円。恐らく職人さんとかになってくると、分率35円ぐらい。失礼な言い方しますけれど も、芸者さんとかになると分率100円ぐらいになります。それだけで稼ぐのです、1分間に35円とか 決めて。そして、1日に1万6,800円とか、職人さんであれば最低限これぐらい稼がないと会社はや っていけないよと。そのことをしっかりと思ってもらいたいのです。15分削減することで、それだけ のイコールの労働量、つまりお金がなくなるのだということ。ただ15分早くなったのではない。しか らば村上市は、その分だけどういうだけの市民サービスの減があってはならぬということに対して考 慮していくのか。職員さんのスピードをアップさせるのか、あるいは仕事量を上手にこなしていける 手法はどこにあるのか、ここなのです、問題が。ただ一概に出たから右倣えで、はいではないと思う のです。これは、以後恐らく総務の中でしっかりと話し合われる内容ですが、私はこのことを取りと めて、つかまえて、しっかりと議論のできる議会であってもらいたいし、そして行政であってもらい たい、そのことをしっかりと含んだ上で。そして、市民に納得のできる説明をしていただきたいとい うことなのですが、市長どうですか、最後に。これで終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然15分短縮されて、市民サービスに支障があってはならないわけでござい ます。決して市民のサービスに支障がないような業務態勢を職員に命じていきたい、そのように考え ています。 〇16番(姫路 敏君) これで終わります。あとは常任委員会にお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 1点だけお伺いします。教育長にお伺いしますが、今ここにあるように、92 号にあるように、市の職員は7時間45分ということの提案です。かかわるのは、やっぱり学校なのだ と思うのです。教職員の場合は、まだ8時間という。そうすると、同じ屋根の下で片一方、市の職員 は7時間45分、まだ県は決まっていないでしょう。教職員決まっています。そこから聞きます。教職 員のほうは、どういうふうになっていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 3月30日の新潟県報で、4月1日から38時間45分に改正を県職員につい ては終わっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 所管というか、管轄は教育委員会だと思って教育長に聞いたのですが、そう するとかなり先生方が前にもお話ししたのだけれども、忙しいという中で7時間45分というのはなか なか守りにくいだろうというふうに、私は経験からして言えると思うのです。その辺のところをひと つ、この市の職員の皆さん方とのかかわりの中で考えても、村上市では学校の教職員についてはどの ように考えていったらいいのかなというようなこと今説明いただかなくても、何かの機会でお話しで きるような手だてをとっていただきたいというふうに思うのですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) 今議員おっしゃるとおり、これはほかの行政部もそうなのでしょうけれど も、特に今学校現場が時間的に大変だというのはおっしゃるとおりなのでありますが、今の段階では 各学校サイドでやっぱり終わりのほうの15分を決めたいと。一部朝というところもあるようでありま すけれども、大方は後詰めでやるというような報告は聞いておりますけれども、今後詰まった分の負 担といいますか、その辺を学校サイドで検討を重ねながら、大変なのでしょうけれども、子供たちに 影響のないような方向でそれぞれに努力をしていくというようなことで対応しているようであります。 〇18番(滝沢武司君) 私の所属の常任委員会でないものですから、関連してお聞きしました。何ら かの機会でまた細かい手だてをお伺いしたいと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第89号から議第102号までの14議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第15 議第103号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第1号)       議第104号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第105号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)       議第106号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              1号)       議第107号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第108号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議第109号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第110号 平成21年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議第103号から議第110号までの8議案は、いずれも平成21年度各 会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第103号から議第110号までの8件について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら8議案は、平成21年度村上市一般会計及び特別会計の補正予算であります。   議第103号は、村上市一般会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額に2億4,500 万円を追加し、予算の規模を293億3,500万円にしようとするものであります。初めに、歳入から申し 上げます。歳入の第14款国庫支出金では288万8,000円を追加し、第15款県支出金では各種事業補助金 等を201万8,000円追加いたしました。第20款諸収入において、中小企業振興資金預託金元金収入等2 億192万5,000円を追加し、第21款市債では210万円を追加いたしました。続きまして、歳出について 項目について申し上げます。第2款総務費では、大栗田共同受信施設改修補助金等1,082万1,000円を、 第6款農林水産業費では集落排水事業特別会計繰出金等797万5,000円追加いたしました。第7款商工 費では、中小企業振興資金預託金及び日本海きらきら羽越観光圏推進協議会負担金を2億135万3,000 円追加し、第10款教育費では集落集会施設整備補助金等として1,317万3,000円を追加計上いたしまし た。   次に、議第104号は国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ5,800万円を減額し、予算の規模を72億円にしようとするものであります。補正の内容 は、歳入では第1款国民健康保険税において項目を追加し、2,000円増額、第4款国庫支出金では療 養給付費負担金の概算交付額確定等により1,660万7,000円減額いたしました。第5款療養給付費等交 付金では、前期高齢者及び後期高齢者納付金等に係る加算額の確定などにより1億6,579万円増額し、 第6期前期高齢者交付金では平成21年度交付額が確定されたことにより85万3,000円減額し、第10款 繰入金では基金繰入額として2億633万2,000円減額いたしました。歳出では、第1款総務費でコンピ ューターシステムの改修等に係る経費として180万6,000円、第2款保険給付費では93万7,000円増額 いたしました。第3款後期高齢者支援金等では、支援金額の確定により142万5,000円増額します。第 4款前期高齢者納付金等では、納付金額の確定により29万7,000円、第5款老人保健拠出金では拠出 金額の確定により6,204万5,000円それぞれ減額いたしました。第8款保健事業費では7万4,000円、 第11款諸支出金では過誤納還付金と還付加算金の組み替えにより10万円増額いたしました。   次に、議第105号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ250万円を追加し、予算規模を6億8,310万円にしようとするものであります。補 正の主たるものは、歳入では第1款後期高齢者医療保険料で、普通徴収における滞納繰り越し103万4, 000円、第3款繰入金で146万2,000円、第5款諸収入で4,000円をそれぞれ増額いたしました。歳出で は、第1款総務費で146万2,000円を、第4款諸支出金で103万8,000円をそれぞれ増額いたしました。   次に、議第106号は介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ80万円を追加し、6,380万円にしようとするものであります。歳出では、第2款サー ビス事業費のうち居宅介護サービス事業費について、指定管理施設の瀬波デイサービスセンターの空 調機器の設置工事費に80万円を追加いたしました。歳入では、第2款繰入金に一般会計から繰入金80 万円を追加いたしました。   次に、議第107号は公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額に1億5,730万円を追加し、予算の規模を52億1,930万円にするとともに、地方債の補正をしようと いうものであります。補正予算の主なものは、歳入では事業費増加に伴い、第3款国庫支出金6,500 万円をはじめ第7款市債で9,230万円を増額いたしました。歳出では、第1款下水道費において補助 事業費の追加に伴い1億5,730万円を増額いたしました。   次に、議第108号は集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 に6,420万円を追加し、予算の総額を21億2,320万円にしようというものであります。補正の内容は、 歳入では第5款繰入金、一般会計繰入金で600万円をはじめ第7款諸収入で5,820万円を増額いたしま した。歳出では、当初予定していたしました2級河川、百川改修7号橋本接等工事として工事請負費 で計上しておりましたが、工期等の関係で第19款負担金補助及び交付金に2,021万円を組み替えるの と、県道岩船港線地域連携県道改築工事により、国道7号右、左折車線の拡幅工事で歩道部に埋設さ れている下水道管の移設工事が発生し、第13款委託料で100万円、工事請負費で4,299万円を増額いた しました。   次に、議第109号は村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ150万円を追加し、予算の規模を7億7,850万円にしようとするものであります。今 回の補正は、歳入では第5款繰入金の基金繰入金を150万円追加いたしました。歳出では、第2款施 設費で越沢配水池土どめ擁壁修繕工事の調査設計としての現場の状況により、ボーリング調査が必要 となったため、130万円を追加いたしました。また、同配水池が急勾配の林地内にあり、修繕工事施 工に当たり立木の伐採が必要となったため、その立木補償金を新規に20万円計上いたしました。   次に、議第110号は上水道事業会計補正予算(第1号)であります。資本的収入及び支出におい て、支出では建設事業費の工事費負担金600万円を増額し、総額を12億672万3,000円とし、資本的収 入額が資本的支出額に対し不足する額の増額分600万円は当年度分損益勘定留保資金で補てんしよう とするものであります。今回の補正は、国道7号、百川橋梁改修に伴う水道管の布設を当初工事請負 費で900万円を計上していたものを工期及び国の基準に合わせ施工管理に伴い、工事負担金への組み 替え及び600万円を増額し、1,500万円とするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第103号から議第110号までの8議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって、各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、11日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時49分  散 会