平成21年村上市議会第2回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第2号 平成21年5月21日(木曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  議第71号 市有財産の無償貸付けについて                          議第72号 市有財産の無償貸付けについて                     第 4  議第73号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第74号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制            定について                                   議第75号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第76号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正す            る条例制定について                                                                       〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   21番   岩  倉  幸  治  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会計管理者      吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      佐   藤   健   吉   君        山北支所長      富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は29名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成21年第2回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆様、おはようございます。本日、平成21年村上市議会第2回臨時議会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しいところご出席いただきまして、まことにあり がとうございました。厚く御礼を申し上げます。   さて、本日提出いたしました議案は、市有財産の無償貸し付けの2件、人事院勧告に伴う関係条 例の一部改正4件の合わせて6件で、いずれも重要な案件でありますので、十分ご審議の上、原案ど おりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、本間清人君、22番、相馬エイさんを指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りします。本臨時会の会期は議会運営委員会を開き協議した結果、議案については委員会付 託を省略して本会議審査とし、本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 議第71号 市有財産の無償貸付けについて      議第72号 市有財産の無償貸付けについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第71号及び議第72号の2議案は、いずれも市有財産の無償貸し 付けについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第71号及び議第72号の2件について一括し て提案理由のご説明を申し上げます。   これら2議案は、ともに学校法人北都健勝学園に対する市有財産の無償貸し付けについて提案す るものであります。学校法人北都健勝学園は、4年制の新潟リハビリテーション大学の学部設置につ いて準備を進めているとのことであり、市に対し認可基準として運動場の確保についての要請があり ました。このため、地域の高等教育機関の充実と地域経済の活性化の観点から、議第71号では旧神納 中学校跡地を大学の運動場用地として無償で貸し付けるものであります。議第72号は、現在同専門学 校地として無償貸し付けをしている市有地について議第71号と同様の理由で大学の学校用地として改 めて無償で貸し付けるものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定を賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、議第71号についてちょっと確認させていただきたいのですけれども、 現状を私も見てまいりましたら、昔の技術室か何かみたいなのが、この図面にもついているのですけ れども、残っておりまして、現在窓越しに見ましたら遺跡か何かでも保管してあるのか、こういう棚、 ボックスみたいなのが置いてあったのですが、その辺のところはどんなふうにされているのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) その建物は、そのままにしておくつもりでございます。           〔「中は今使っていないんですか」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) いや、詳細については、遺跡のほうで使っていますので、詳細については部 課長から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(寺社四男君) この案件の建物につきましては、まだ特段の話は私も承っておりませんの で、今後の使用形態に基づいて検討してまいりたいと、こう思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それと、図面見ますと向ケ丘保育園が隣にありまして、この土地との境とい うのでしょうか、段差が3メートルぐらいあるのです。例えば運動場で利用したときに何かボールが 行ったりとか、その辺のところの心配的なものというのは考えられなかったのか、どうでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 段差等については、これから考慮して整地等について考えていきたいと、そ のように考えておりますし、その向ケ丘保育園等とのいわゆる関係等については十分な注意、配慮を していきたいと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それと、結構立木もかなりあって、松なんか多分在校生の方はすごく思い入 れのあるような感じなのかと想像するのですけれども、その辺の立木的なことというのはどうでしょ う。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) その点につきまして副市長が話をしておりますので、副市長から答弁をいた させます。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの、ちょうど校庭の体育館のわきのほうに立木がございます。 その点につきましては、以前中庭的な公園、池も配置をしながらやっていたのですけれども、地元、 また議員さん、また地元の人たちにもお聞きしたところ、そこは特段、校門のわきにそういう跡地と いうような遺跡がありますので、そこは特段整地しても構わないというようなことで了解をいただい ております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 終わりますが、じっくり詰めて、お互いに詰めて貸していただきたいなと思 っております。よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) お疲れさまでございます。市有財産の無償貸し付けということで今その神納 中学校の跡地を予定されているわけですが、地域、その地区の方々の説明であるとか、またどうして この場所に決まったかということについての詳細はいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) その点につきまして、副市長から答弁をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) その点につきましては、以前から、以前といいますか、学校のほうか ら、専門学校のほうから大学の整地についてはグラウンドがどうしても必要だというようなことでい ろいろ、市有財産の中でいろいろ検討していたのですけれども、一番近い、またこれから使い勝手の あるというようなことでここが、10分以内ぐらいに学校から通えるというような利便性も考えてここ に設定したところであります。また、地域の皆さんにおかれまして、小出、指合、また殿岡ですか、 その区長さんにもお話をしながら、了解をとって、そこで承諾をしたところであります。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 以前に我々市議会が学校のほうにお邪魔をいたしまして、今のその学校の現 状等を議会の方にご説明を申し上げたいということで学校側から説明をいただきました。専門学校と して今生き残っていくにはなかなか難しいのだと、こういった類似する学校が全国に二百数十校あっ てなかなか新入生が入ってこない現状なのだという説明を受けました。4年制の大学にすれば本当に 生き残っていくかどうかもわからない今現状ではありますが、市側としては、もう既にこれ20年も長 期にわたって貸す契約、仮契約書が今できているわけですが、その先々の読みとしてちゃんと市とし て調べた上で、4年制の大学にすればその経営的にどうなのかということも踏まえた上で今回の契約 に至ろうとしているのか、その辺はいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ご承知のとおり、北都健勝学園新潟リハビリテーション専門学校はこの地域 に初めて専門学校として、あるいはまた大学院大学を設置した学校でございます。先ほど提案理由で 申し上げましたが、高等教育機関唯一の機関として、あるいはまた地域活性化という面からも非常に 大きなこの地域にとっては核となっていると私どもは考えておるわけでございます。大学になったら どうなるか、あるいは専門学校のままでいたらどうなるか、先はどうなるかというようなご質問でご ざいますが、それは私どもも4年制の大学になって学部を設置いたしまして、そして多くの生徒が来 ていただけるものと、そのように考えておりますが、それは理事者側の、学校側の運営を一生懸命に やっていただくというようなことに限ると思っておりますし、どうしても私ども市としましてはこの 地域に必要な施設、学校であるというふうに位置づけをしているということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この20年の設定につきましては、いささか私としては長いのではないかなと。 例えば状況を踏まえて12年ないしは10年、その設定の上で、その次の段階はどうするか、もしくは無 償で今まで貸し付けたが、今後は買い求めいただきたいというようなことも市側としては今後考えて いく必要があるのではないかと思いますが、その20年の設定についてはいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 恐らく20年ということについては何らかの規定、大学認可の……課長に答弁 をいたさせますので、お願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 政策推進課長。 〇企画部政策推進課長(相馬正喜君) 今ご質問の20年の契約でございますけれども、今回大学の学 部の設置の申請をこの5月末までにする予定で進めておるわけでございますけれども、もととなりま す大学設置基準というのがございまして、先ほど市長が申し上げました運動場の用地等がこの基準を 満たすところにあります。そして、自己所有地でないところをその用地とするのだという土地には、 これまた寄附行為に関する審査基準というものがございまして、20年は確実に借りられる場所なのだ ということがそのクリアする基準の年限となっておりますので、これをお認めいただきたいというこ とで提案申し上げておるものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 71については3問終わりましたので、72について引き続き一括ですので、よ ろしいでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 一括なものですから、一応終わりです。 〇3番(本間清人君) 議案は別でも。 〇議長(佐藤宮吉君) はい、一括としてあれしました。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   最初にお聞きいたしますが、議第71号が学校用地の無償貸し付けですね、それから72号が宅地、 グラウンドの貸し付けになります。そこで、この貸借仮契約書は貸し付け物件として学校用地として グラウンドの用地を新たに契約をするという形で、私たちがいただきましたこの仮契約はグラウンド の契約になっておりますが、学校用地はもともとこれから貸すわけではなくて、前から無償貸し付け をしていたということもあるのでしょうが、ちょっとそれで疑問というか、素人ですので、ちょっと 専門的なことでご説明お願いしたいのですが、貸付期間が両方とも議会議決日、そしてその期間が平 成42年3月31日までと両方なっている。つまり学校用地に関しては、過去これまで過程があったとし ても新たにまた議会議決を得て20年間貸し付けをするという1枚のこの、71号からすればそういう形 になっていますね。そういう場合、この仮契約書がグラウンドだけということは、どういうことでこ の仮契約書、議会に出す仮契約書がグラウンドのものだけでよろしいのか、その辺の、ちょっと難し いのでしょうが、専門的なご説明をお聞きしたいと思います。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 本日議場で配付いたしました仮契約書、議第71号の仮契約書でご ざいます。実は72号につきましても同様の契約書を結んでおりまして、内容は全く同じでございます。 それを今回72号のものについては配付してございませんが、同等の内容ということでご理解いただけ ればよろしいかと思います。72号の仮契約書については、中身が同じだったので、配付いたしません でした。大変申しわけございませんでした。   それで、今ほど議員のほうから71号につきまして大学用地というお話ございましたが、運動場用 地で、逆でございましたので、お願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご説明で、やっぱり質問される前に、やっぱり行政としては当然事前に両方、 71号と72号出ていて、両方とも議決が必要で、そして無償貸し付けという物件があるわけですね。た とえ内容的に同じであっても貸し付け物件も違いますし、その住所も違うわけでしょう。たとえ内容 的に同じであってもやっぱりきちんと議会には2枚提出するというのが私は丁寧な議会への対応だと 思うのですが、市長、どうだったのでしょうか、これまで。1問目です。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ごもっともな意見だと思って聞いております。しかしながら、今ある建物の 用地等については今まで無償貸し付けをしているという事実がありますので、十分にご承知をしてい るものと思って私どもこういう処置をとったわけでございますが、議員おっしゃるとおり本来はやっ ぱり両方出すのが筋ではないかなと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 無償貸し付け20年、悪いことではないという立場から質問しているのですが、 やっぱり行政の仕事というのはきちんと法律に基づいて、そして議会で議決を必要なほど大事なもの なのですよね。市の財産を20年間もこういう法人に貸し付けるという。ですから、事務上の手続を省 略するというようなことは決してあってはいけないことだと思いますので、以後気をつけていただき たいと思います。   次の質問をいたします。先日全員協議会のときにちょっと報告がございましたが……           〔「いいですか」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ちょっと今総務部長から発言を求められております。 〇総務部長(小田吉雄君) ただいまご質問の中で、事務上の手落ちというようなお話があったよう に思いますけれども、市有財産の無償貸し付けの議案というのは皆さんに提示している議案のものが 議案として今まで出しているものでありまして、契約書というのは今まで配付はしていなかったと思 うのです。たまたま前に会議を開いたときに、そういう資料もあるなら出したらどうだということで 本日議場で配付させていただいたものでありまして、参考資料ということでとらえていただきたいと いうふうに考えますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 全員協議会のときに契約書等の、その甲と乙の覚え書き書みたいなのはある のでしょうと質問があったから、たまたま用意させていただきますと答えて今回ここに出てきたので あって、もしそのときに議員がうっかりその質問をしなかったとしたら本日この書類は出てこなかっ たかもしれないわけですよね。ですから、議員が質問しようがしまいが、こういう市の財産をきちん と無償貸し付けとするような場合は丁寧過ぎるぐらいやっぱり議会対応は必要だろうと、つまりそれ が仕事の仕方として市民に説明するにも十分に値するという点で私は先ほど申し上げましたので、事 務的な、何と言いましたっけ、私、自分で言っていて忘れたのもおかしい話でありますが、事務的ミ スという表現をしたとしたらそれは言葉をかえさせていただきますが、やっぱり丁寧過ぎるぐらい議 会に対応するということはつまり住民に対して丁寧な対応をするということだということを言わせて いただきます。終わります。   次に、次の質問ですよ。先日の協議会のときに、そのグラウンドに関係する住民の集落の区長さ ん、代表の方にはお話を申し上げますということでありました。その後、その区長さんから関係する 地域の住民の方にはどのような形でこのグラウンドに関して報告、あるいはご説明がされたとつかん でいるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 区長さん方に、指合、殿岡、小出、有明の各集落の区長さんにお話を させていただきました。この住民までのその説明というのは、今のところ区長さんで対応をしていた だきますので、そこまでは考えておりません。いろいろまた問題点があればまたいろいろ協議をする と思うのですけれども、区長さん方からはそういう何か問題あるということの提示もなされませんで したので、区長さんの了解を得て説明にかえた次第であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それでは不十分だと思うのですよ。区長さんに話申し上げましたので、住民 への説明はしておりますでは、やっぱり議会で通って、そして何らかの形で初めて住民が知るでは、 それは失礼な話だろうと。区長さんに話をしたときに、やっぱり住民の皆さんにも何らかの集会等の 機会でも結構ですので、ご説明をしていただきたいと、そのぐらい一言つけ加えなければやっぱり。 急に聞くわけですよ、議会通ってから。それではちょっと住民への説明というか、対応はちょっと弱 過ぎるのではないかと思います。   それとあわせて、協議会のときに隣にある保育所の関係者にはどのようなご説明をしていますか と聞きましたときに、これまた3番目として一緒に聞かせて……           〔「質疑がおかしいじゃないですか、大体」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさんに申し上げますが、一応3問に、もう終わって…… 〇22番(相馬エイ君) ええ。3問ですので、終わりますが、保育所の対応はあの段階でまだしてお りませんという話でありました。隣に接している保育所に何の話もしていない、そういうこともやっ ぱり市の対応としては非常におかしいのではないかということを申し上げまして、私の質問を終わり ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。ちょっと議長に。この臨時会開く前に議運、議会運営 委員会もちろん開催なさったと思うのですけれども、今相馬議員、あるいは本間議員からも一括質疑 ではないのかとかいろいろありますけれども、その辺は議運で諮られたから、要するにどういう資料 が出てくるのかももう1週間前、その前に議運が開かれて了解していることなのだと思うので、私は そういうふうに認識しておりますけれども、それでよろしいのですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) そのとおりです。 〇16番(姫路 敏君) それでは、ちょっと質問いたしますけれども、いい判断で、大学という形で 来年度から北都健勝学園が進んでいくという後押しを行政が支援するということは大変喜ばしいこと だと思うのです。それで、条例的にちょっと調べてみましたら、7編の財務の5章の財産、第1節の 財産管理というところの4条に該当するところに従いましてこの契約がなされていくのだろうなとは 思うのですけれども、面積もさることながら広い面積を持っているわけですから、例えば今後この北 都健勝学園以外にも例えばの話大学ではなくても専門学校、あるいはその教育面での進出してくる企 業、あるかないかわかりませんが、そういうことを考えた場合、1つこれはこれに伴っての条例を1 つ制定してやっていくように心がけたらよろしいのではないかなとは思うのですが、今後の対応とし て、その辺市長、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 姫路議員がおっしゃっている条例とは、どういう条例、例えばよその学校が、 例えばよその進出する企業ないしそういうような学校法人、あるいは組合法人が来たときにどういう ふうな対応をするかというのを条文化しろということですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) すべてが今の条例でいくと1坪貸すも今みたいに1,000坪貸すも、建物の大 きなものを貸すもそこのいわゆるちょっとした曲がり角の用地を貸すも同じなのですよ。つまりそれ に従っての条例に伴ってのやり方をとっていくわけです。どういうことがあるかというと、こういう 大きな土地を貸すときは、それも長い年月で貸すのであれば、それ相当の対応できるような条例を今 後考えておけば、制定しておけば、それに伴うことでその条例の中に、条例制定の中に合意、例えば 契約合意は議会の議決を得るとか。今は議会の議決要らないわけですよ、この契約書に関してみれば。 理事者側の判断です、すべて。貸すか、貸さないか、無償貸し付けしますよという同意は議会には得 るけれども、内容について見ればこれは理事者の判断です。そういうのではなくて、大きなものの動 くときには条例を、この範囲外として見て条例を制定しておけば今のようなさまざまな問題というの は回避できるわけです。回避というのはどういうことかというと、理事者側から見ての回避です。だ から、したがってどういうことかというと、指合の大きな土地を貸すよということ、そういう大きな 土地を貸す、それも教育的な公共的目的に応じるものに関してみればやっていきましょうということ であれば、それに応じた条例を制定しておけば無理がない。今赤ちゃんも年寄りも一緒の中での、今 生まれた人も、それで人生経験長くした人も同じ条例の中でくくっているので、そこを1つ制定する 余地があればそういうふうにしていただきたいなと、これ機に検討していただきたいと思います。学 校関係は教育関係ですばらしいと思いますので、どんどん行政を後押しするべきであろうというふう に思いますが、その一つのワンポイントとしてお願いしたいなと、こういうことです。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) ただいまの条例なのですが、合併時に、今まで旧村上市にはなかったの ですが、財産の交換、譲与、無償貸付に関する条例というのが制定されておりまして、公共的な使い 方である場合はこの条例に基づいて貸し付けるということで定められております。ただ、今回のは公 共的団体には当てはまらないだろうということで、自治法による無償貸し付けという、議会の議決事 件の中の要綱というふうにとらえて今回議会の議案を提案させていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その条例の中にそれ一言踏まえればいいのですよ。入れれば。教育等の目的 等とか、そういうことを踏まえていけばそれが使えるようになるのですよ。だから、そういう改正を 条例で先手打って議会に通しておけばさまざまな意味で、先手打ってというか、変な言い方ですけれ ども、そうすると無理ないその条例に沿った契約の手法もできてくるし、そういうところも今後考え ていただきたいと。今説明あったように、20年間以上の長期にわたって借りられる土地を持っていな い限り大学としての許可が非常に難しいということであれば、それで21年になっているわけですね、 これ。20年ではなくて。その1年上回って21年の。だから、そうやって考えてみると、その辺のとこ ろも踏まえて今後検討していただきたいなと思います。どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 大変参考な意見でございますので、検討させていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) あと、最後に1問ですけれども、今指合とかその辺の集落の区長さんにご説 明申し上げたと。当然議会同意得るまではその体制でよろしいかと思います。議会同意は得てもいな いのにしますというのは大変失礼な話に変わってきますので、今ここで議会同意が得られたとするな らば、今後支所を中心にしてそういういわゆる住民への周知も含めてうまく今言われた、相馬議員の 言われた、そしてまた本間議員の言われたようなことが完成できるような手法をとっていただきたい なとは思いますけれども、この辺いかがですか。副市長は先ほど答弁していましたけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この議決をいただいて北都健勝学園さんに無償貸し付けをしますということ になれば何らかの形で周知をする必要があると考えておりますので、周知をしたいと、そのように考 えています。 〇16番(姫路 敏君) はい、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) 申しわけございませんが、この市有財産の使用の契約書、私のところにない ので、1枚ください。 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後起立により採決いたします。   最初に、議第71号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第71号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第71号は原案のとおり可決されました。   次に、議第72号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第72号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第72号は原案のとおり可決されました。                                              日程第4 議第73号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て      議第74号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正            する条例制定について      議第75号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条            例制定について      議第76号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一            部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第73号から議第76号までの4議案は、いずれも条例の一部改正 についてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第73号から議第76号までの4議案について一 括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第73号の村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。5月1日付で、人事院においては今回実施した特別調査の結果、民間企業における本年の夏期一 時金は、昨年の夏期一時金に比べ大きく減少することがうかがわれることから、特例処置として平成 21年6月に支給する期末手当及び勤勉手当に関し、支給の一部凍結の勧告がありました。人事委員会 を置いていない市町村については、都道府県の人事委員会の勧告内容を参考に適切な改定を行うよう 指導がなされておりますので、このたびの新潟県人事委員会の勧告に準拠して6月に支給される期末 勤勉手当については0.2月分を凍結するものであります。なお、人事院では、今回の特例処置による 凍結分に相当する支給割合の取り扱いについては、今後の職種別民間給与実態調査において例年どお り年間の給与状況の調査の上、本年夏に必要な勧告をすることとしていますので、12月に支給される 割合で調整することとなります。   次に、議第74号の村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正、議第75号の村 上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正、議第76号の村上市教育委員会教育長の給与及 び勤務時間等に関する条例の一部改正については、一般職員の改正と同様に市議会議員及び市長、副 市長及び教育長の6月に支給される期末手当について0.15月分を凍結するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   議第73号の件なのですが、今の市長の説明ですと県の人事委員会の勧告を参考にしてこういった 議案を出してきたという説明ですけれども、新聞報道によりますと全国の中では足並みが必ずしもそ ろっていないというような状況があるのですけれども、県のほうはそういうような勧告を出して参考 にしたということですが、新潟県内の市でこのような減額をしないというようなところはあるのでし ょうか。そういう動きがあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 新聞にも出ておりましたけれども、私ども村上市議会よりも早く議会を開い て減額したところもございますし、よその市はわかりませんけれども、当然私どもはこういうような 経済不況の中で職員、そして私どもについても勧告どおりお願いをしてまいりたいと、そのように職 員にもお話をしているところでございます。ほかの市は、やるかやらないかはそれは私の判断すると ころでございませんので、聞いておりません。           〔「総務部長あたり」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 5月1日現在で調査したものがございます。その中では、6月支給に反 映させるために今月中に議会を開催する団体が19団体ございます。そのほか検討中、あるいは専決と いうような形でやる団体もございますので、ほとんどの自治体については改正をするというふうに承 っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 国の勧告、県の勧告がありまして、こういうような額になったと思うのです が、兵庫県のある市の総務局のほうで出している資料あるのですけれども、給与の減額、手当とかの 減額の部分で役職によって違いをつけたような案を検討されたところもあるのですよ。それで、今回 の減額で最大どのくらい、一番多い方でどのくらいの減額額になるのか、少ない方でどのくらいの減 額額になるのか、その辺のところわかりましたら。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 金額等については、担当部課長から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 個々の算出はしていないのですが、平均で申し上げますと職員837人で 平均6万7,354円が……           〔「金額言ってください」と呼ぶ者あり〕 〇総務部長(小田吉雄君) 6万7,354円。の1人当たりの減額ということになります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   最初に、73号についてお伺いいたします。職員組合の方、職員組合といいますか、職員の関係者 とは、この議案を出す前にどのような対応をされましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 5月以前、要するにこの議案の提出前ですが、職員組合と相談しました。 それから、5月の18日同じく交渉を持ちまして、総務部長ほか総務課長と組合三役、今委員長おりま せんから、委員長代理と、それから書記長、書記次長と協議をしました。そのことについて提案をす るということで報告をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次に、74号、村上市議会のこの案件、議案書に出す前に総務部としては議会 にどのような対応をされましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 議運でお話ししただけでございます。特にこれに対しての説明は、新潟 県の人事委員会の勧告が非常に遅く出ましたので、そのいとまがなかったということでお話はしてお りません。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 質問に入ります前に、4月から新たに説明員として議場に入られました部課 長の皆さん、これからもひとつよろしくお願いします。また、討論にわたるような部分、あるいは背 景説明についてはできるだけ避けながら質問をしたいと思いますが、何せ非常に大きな問題なもので すから、これを一括3問までということになりますと非常に質問のしにくい部分があるのです。   まず、73号の職員の関係ですが、今相馬議員からお話があったようにやはりこの問題は職員にと っても非常に大きな問題だというふうに私も理解しております。何月何日に、あるいは何月ころ交渉、 交渉というのかな、職員組合の三役と話をしたというだけではやっぱり理解のしにくい部分がありま すので、そこでの職員組合の理解といいますか、この問題についての認識、あるいはこれについての 納得の仕方といいますか、そういったものはどのように感じ取られていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 県職の県の労働組合の意見が日報紙上に載っておりましたが、やはり県 の自治体の関係の組合の方針では、やはりまだ調査が行き届いていないので、その支給方法について はもう少し検討したらどうだというようなことが出ておりました。しかし、今回提案をするというこ とで、合意を得られるものではございませんけれども、協議をさせていただいたということで、納得 したという段階ではございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) その辺が非常に難しい問題で、しかも今話があったようによそよりも先行し て議決しようとするような要素の中で、今の点はやっぱりもう少し考えていただかないといかんかな というふうに思います。   74号、75号の関係でお伺いします。ご承知のように、けさの日報に上越市の例が出ていました。 内容は、内容というかな、提案は村上市と同じような内容のようですが、ここに1つ市の特別職報酬 等審議会に諮ってという文言があります。74号、75号、この関係で、その条例の中には特にこういう 場合も報酬等審議会に答申を得るということにはなっていないようですけれども、この上越市のとっ た例と村上が今こうやって、恐らく報酬等審議会にはかけていないのだろうと思うのですけれども、 その違いをどのように我々は把握したらいいのか。何せ新しい市になって初めての例ですので、今後 こういうことがあるいは起こるかもしれないということを想定しますと、きちんと見解を承っておく 必要があるだろうというふうに思いますので、質問します。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 特別職の報酬の決め方としては、報酬額につきましては報酬等審議会を 開催して決定をいただくということが原則だと思います。今回の期末手当の支給率の改定でございま すが、以前も支給率の改定について報酬等審議会を開催して定めたという例はございません。なぜか といいますと、この期末手当の支給率というのは国家公務員の指定職の率を用いております。全国一 律でございますが。6月に1.6、それから12月に1.7というのは、大体どこの市町村もこの率を用いて おります。今回国家公務員人事院勧告によりまして、指定職の勧告の減額が0.15ということで勧告を されております。それから、新潟県の人事委員会につきましては、特別職については触れられており ません。ですが、5月の15日現在で県内の各市を調べたところ、報酬等審議会を開催すると、検討す るというところはけさほどの上越市と佐渡市の2市でございます。それで、上越市につきましては、 諮問をするのでなくて報告をすると、6月の定例会に提案するということでの報告であったようでご ざいます。佐渡市についてはちょっと不明でございますが、その他は審議会を開かないで提案をする というふうに調べてございますが、当市もちょっと、もともとこの臨時会がこの給与手当の、期末手 当の改正で設定をしていたわけではございませんけれども、臨時会が開催されるということで人事委 員会の決定がなされました。それで、県の人事委員会の勧告をこれまで準拠してきた経緯から、提案 をできるだろうということで提案をさせたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 村上市の立場については今説明のとおりだというふうに思いますけれども、 やはり急ぐ必要があるということで今回の提案されたのだろうというふうに思いますので、やはり取 り扱いについては非常に慎重を期する必要があるのではないかと、ちょっと討論の部分になりました ので、申しわけありませんが、そういったふうに感じます。恐らく今回のこの議案が通りますと、6 月の、あの金額が先ほど総務部長が話ししたのによりますと職員全体で約5,000万から5,500万くらい 当初予算で予定しなかった部分が歳出減になると、6月に恐らくこういった関係での補正が、この財 源をもとにしたその他も含めて補正予算が出るのかなと思いますけれども、今の金額、総額と、それ からこれをどのように活用していこうかという試みがあったら、現段階では決まっていないのかもし れませんが、民間の比較との関係で今回0.2カ月というのがありますので、そういったことの一般の 人に理解してもらうためにこの予算はこんなふうに使いたいのだがというような試みがあったらお伺 いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 一般職員の減額につきましては、5,600万ほど減額となります。ただ、 補正予算として6月にというようなお話がございましたが、例年人件費につきましては12月の定例会 で調整をさせていただきました。そのことにつきましては、人事異動にかかわるそういう調整もござ いますので、まだはっきり出ていない部分がございまして、補正予算としては12月を予定をしている つもりでございます。ただ、どういうふうな使い方ということでございますけれども、人件費でござ いますので、一般財源ということで、振り替えるということでいろんな使用用途が出てきますが、そ の財源を当てにして12月までの補正を組んでいきたいというふうには考えておりますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 削減した金をどこに使うのかというようなご質問でございますが、当然まだ まだやらなければならない事業もありますし、住民サービス等についてもまだ不足なところがありま すので、それらを勘案しながら補正を組んでいきたい、それと同時に今国が出しております第1次補 正についてもお示しをしていきたいと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございました。   ぜひ、貴重な財源ですので、市民の皆さんが納得できるような使途を考え、執行してもらいたい と思います。   以上で終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、それも一括になるというのは、議長、あれは議運で承認されたの で、そういう認識でよろしいのですよね。議会運営委員会として承認したと。 〇議長(佐藤宮吉君) そうです。そのとおりです。 〇16番(姫路 敏君) それで、73、74、75、76ですか、これ4つの減額による金額教えてください。 個々に。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 73号につきましては、一般職員でございます、これにつきましては6,30 8万772円。6,308万772円が職員にかかわるものでございます。それから、議員にかかわるもの、これ が143万4,104円。143万4,104円。それから、ちょっとこれ三役、市長、副市長につきましては24万3, 743円。24万3,743円。それから、教育長にかかわるものは9万2,495円でございます。           〔「総額で」と呼ぶ者あり〕 〇総務部長(小田吉雄君) すべて合わせますと、六千三百……議員を除いて言わさせていただきま すが。           〔「全部」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 総額で申し上げますと、6,485万1,114円となります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それだけの金額が当初予算ではこれは見込んでいなかったわけですよね。減 額ということになりますので、それやっぱり先ほど滝沢議員言われるように下げるだけではなくて、 下げた分のこれをこんなふうに使うというやっぱり市民にメッセージを与えると非常にいい削減、逆 に効果ととらえられてもらえるのかなと逆に思います。   それと、もう一つは、国家公務員の人事院勧告でなされたからそれに従うという、慣例で来てい るのでしょうけれども、その辺も踏まえて今後はやっぱり独自性を持った中でやっていくのも一つか なとは思いますけれども、市長、どうですか、その辺。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今国というお話ありましたが、私どもは県の人事委員会の勧告に従ってやっ ているわけでございますので、大きな政令指定都市になりますと人事委員会を持っているところがあ るわけですが、私ども村上市は持っていないわけですよね。それで、県の人事院勧告に従っているわ けですが、これからでは市として人事委員会を設けて、その中でこういう場合審議するべきかどうか 等についてはこれから考えていく必要があると思いますが、非常に難しい面もあるだろうなと。ただ、 独自で、私どもが独自で提案して、委員会もないのにというようなわけにはいかないと考えています。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後起立により採決いたします。   最初に、議第73号についての討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   これから議第73号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第73号は原案のとおり可決されました。   次に、議第74号についての討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   これから議第74号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第74号は原案のとおり可決されました。   次に、議第75号についての討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   これから議第75号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第75号は原案のとおり可決されました。   最後に、議第76号についての討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   これから議第76号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第76号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第2回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前11時04分  閉 会