平成21年村上市議会第1回定例会会議録(第7号) 〇議事日程 第7号 平成21年3月26日(木曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任について             第 3  請願第1号 宿田神上り地区に防火用水槽と消火栓の新設を求める請願              請願第2号 非核平和都市宣言に関する請願                          請願第3号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願        第 4  請願第4号 市指定有形文化財「藤基神社」塀垣等改修工事に関する請願        第 5  議第25号 公の施設にかかる指定管理者の指定について                    議第26号 村上市情報通信施設条例制定について                       議第27号 村上市情報通信施設整備基金条例制定について                   議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第29号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第30号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について                          議第31号 村上市個人情報保護条例及び村上市統計調査条例の一部を改正する条例制定            について                                    議第32号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について               議第33号 村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定について          議第34号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について           議第35号 村上市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定            について                               第 6  議第36号 村上市環境基本条例制定について                         議第37号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について            議第38号 村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例制定について             議第39号 村上市墓地設置条例の一部を改正する条例制定について               議第40号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第41号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例制定について     第 7  議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について                議第43号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第44号 村上市国民健康保険診療所設置条例の一部を改正する条例制定について        議第45号 村上市デイサービスセンター条例制定について                   議第46号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について               議第47号 村上市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について              議第48号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について               議第49号 村上市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について              議第50号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          第 8  議第51号 市道路線の認定について                             議第52号 市道路線の変更について                             議第53号 市道路線の廃止について                             議第54号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について           議第55号 村上市里道等管理条例の一部を改正する条例制定について              議第56号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例の一部を改正する条例制定について  第 9  議第 7号 平成21年度村上市一般会計予算                         議第 8号 平成21年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 9号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第10号 平成21年度村上市みどりの里特別会計予算                    議第11号 平成21年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第12号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算                 議第13号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第14号 平成21年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算                議第15号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第16号 平成21年度村上市老人保健特別会計予算                     議第17号 平成21年度村上市介護保険特別会計予算                     議第18号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計予算                 議第19号 平成21年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第20号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第21号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第22号 平成21年度村上市上水道事業会計予算                 第10  議第57号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第7号)                  議第58号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)            議第59号 平成20年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)             議第60号 平成20年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)            議第61号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            議第62号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号)         議第63号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)           議第64号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第3号)              議第65号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第66号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)          議第67号 平成20年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)             議第68号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)            議第69号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)            議第70号 平成20年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)          第11  議員発議第1号 金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから雇用とくらしをまもる緊              急対策の強化を国に求める意見書の提出について           第12  議員発議第2号 新潟リハビリテーション大学の学部設置に関する要望決議       第13  閉会中の継続調査について                             第14  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君 16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君 18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君 20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君 23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君 25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君 27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   21番   岩  倉  幸  治  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    渡   辺   成   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     小   田       均   君        福祉保健部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福祉保健部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        産業観光部                   瀬   賀       功   君        商工観光課長        都市整備部長     須   田       徹   君        上下水道部長     鈴   木   文   雄   君 上下水道部 船   山   三 喜 雄   君 下水道課長 上下水道部 川   内   信   一   君 水道局長        会計管理者      吉   村   澄   子   君        選管委書記長        監 査 委 員    佐   藤   正   幸   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    小   野   泰   三   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      板   垣   一   弘   君        山北支所長      佐   藤   壮   一   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時01分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は29名です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって2番、鈴木いせ子さん、20番、小田信人君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任についてを 議題といたします。   村上市議会委員会条例第14条により山田勉議会運営委員から本日付で辞任届が提出され、議長に おいてこれを許可いたしました。その結果、議会運営委員に欠員が生じましたので、村上市議会委員 会条例第8条第1項の規定により小野七五三君を指名いたします。                                              日程第3 請願第1号 宿田神上り地区に防火用水槽と消火栓の新設を求める請願       請願第2号 非核平和都市宣言に関する請願                   請願第3号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第1号から請願第3号までを一括して議題といたします。   本件は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書が議 長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。ただいま上程されております請願第1号か ら請願第3号までについては、去る11日午前9時から委員7名出席のもと、総務常任委員会で審査を 行いました。その審査の概要と結果について報告いたします。   まず、請願第1号 宿田神上り地区に防火用水槽と消火栓の新設を求める請願を議題とし、紹介 議員から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑なし、討論を求めたが、討論なく、起立による採 決を行った結果、請願第1号 宿田神上り地区に防火用水槽と消火栓の新設を求める請願は起立全員 にて採択すべきものと決定しました。   次に、請願第2号 非核平和都市宣言に関する請願を議題とし、紹介議員から説明を受けた後、 質疑に入りました。質疑なし、討論を求めましたが、討論なく、起立による採決を行った結果、請願 第2号 非核平和都市宣言に関する請願は起立全員にて原案のとおり採択すべきものと決定いたしま した。   次に、請願第3号 津波等の災害時における緊急避難場所等の設置に関する請願について、当日 避難場所等の設置箇所図の差しかえがあり、最初に紹介議員から補足説明を受けた後、現地調査を実 施し、帰庁後に各委員に意見を求めました。   まず、差しかえのあった避難場所の地番の確認が問題となり、山北支所に照会したところ、場所 の地番が国土調査未実施の箇所であるとの回答がありました。このことを受け、委員からは場所の特 定ができなく、瑕疵の議決とならないかとの意見と、請願の趣旨は緊急避難場所等の設置であり、願 意が妥当であれば地番にこだわる必要はないとの意見がありました。また、地番表示を削除してはと の意見もありましたが、全国市議会議長会に照会した結果、請願の修正、変更は議会としてはできな いものであり、修正等を要する場合は請願者が修正の申請を行い、委員会ではなく議会において議決 の必要があるとのことでありました。   これを踏まえ、再度委員会に諮りましたが、賛成意見として、願意は十分賛同できるもので、提 出された請願を信ずるほかなく、採択でよいとの発言がありました。   反対意見として、願意に反対するものではないが、やはり場所の地番が特定できない。この請願 での採択は疑義があり、請願の修正、変更が必要ではないかとの意見が交わされ、本請願の審査結果 について正副委員長で協議の上、採択を示してほしいとのこととなりました。   したがって、審査を終え、正副委員長で協議した結果、原案不採択、修正のため継続審査などの 選択肢がありましたが、請願の趣旨は理解できるが、国土調査が実施されていない現時点では場所の 特定ができないことから、願意は妥当であるが、実現性や不確定要素が含まれていて確信が持てない が、不採択とすることもできないということなどにとられる方法である趣旨採択を提案し、討論を求 めたところ、趣旨採択に反対、賛成の討論があり、起立採決の結果、可否同数となり、委員長裁定に より、請願第3号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、採決いたします。   最初に、請願第1号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第1号は採択することに決定しました。   次に、請願第2号についての討論を行います。   原案に反対討論の通告がありませんので、原案に賛成の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 請願第2号 非核平和都市宣言に関する請願に対する賛成討論を行います。   日本国憲法には、世界に誇る第9条があります。請願の要望理由に「世界の恒久平和と安全確保 は人類共通の願であります。しかし、広島、長崎の惨禍による被爆者を始めとする全世界諸国民の核 兵器禁止、核戦争阻止の切なる願いにもかかわらず、世界に戦火は絶え間なく、人類の破滅につなが りかねない核戦争さえ危惧されています。私達は世界唯一の被爆国民として、非核平和を全世界に強 く訴える責務があると共に、先達から受け継ぎ守り育てた、自然をはじめとする貴重な財産を次の世 代に引き継ぐ使命があります」と訴えております。新市での太平洋戦争で亡くなられた方は、2,793 人もおられます。8月6日、8月9日がどのような日かも知らない子供たちもふえていると言われて おります。   昨年の9月議会で私が非核平和都市宣言をという質問を行いました。そのときの市長答弁でも、 市長は「戦後63年が経過し、戦争を知らない世代が多くなり、その悲惨さ、平和の尊さについて後世 に伝えることは、私たちにとっても大切な使命であると考えております。他の自治体の非核平和都市 宣言の状況は、本年8月1日現在、全国で1,495自治体、県内で21の自治体が宣言をやっております。 本市にふさわしい都市宣言を皆さんと連携し、前向きに検討してまいりたい、やりたい」と述べてお られました。村上市でも非核平和都市宣言を一日も早くやっていただきますよう、その思いから賛成 討論をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから、請願第2号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第2号は採択することに決定しました。   最後に、請願第3号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり趣旨採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第3号は趣旨採択することに決定しました。                                              日程第4 請願第4号 市指定有形文化財「藤基神社」塀垣等改修工事に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第4号 市指定有形文化財「藤基神社」塀垣等改修工事に関 する請願を議題といたします。   本件は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されました請願第4号 市指定有形文化財「藤 基神社」塀垣等改修工事に関する請願は、去る3月17日の厚生文教常任委員会において審査を行いま した。その審査概要と結果についてご報告いたします。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。審査では、歴史ある文化財という ことで、改修に賛成の意見や大変傷んでいる状態であるが、まだ改修が間に合うだろうということで 賛成の意見がありました。   また、改修費が十分なのかという質疑に、理事者側から業者から見積もりを徴した金額であると いう答弁でした。   また、補足で昨年11月に藤基神社の改修に対して補助金の申請があり、国の史跡であるというこ とで文化庁のほうに補助金の申請をしている最中であるという報告を受けました。   そのほか、質疑を行い、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願 第4号は採択すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第4号を起立により採決いたします。   本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第4号は採択することに決定しました。                                              日程第5 議第25号 公の施設にかかる指定管理者の指定について               議第26号 村上市情報通信施設条例制定について                  議第27号 村上市情報通信施設整備基金条例制定について              議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て                                  議第29号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第30号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について                議第31号 村上市個人情報保護条例及び村上市統計調査条例の一部を改正す            る条例制定について                          議第32号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について          議第33号 村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定につい            て                                  議第34号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について      議第35号 村上市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正す            る条例制定について                     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第25号から議第35号までの11議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議長あ て審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) 先ほど報告いたしました請願に引き続き、副市長、総務部長、企 画部長、消防庁、担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、ただいま上程されております議 第25号から議第35号までの審査概要について報告いたします。   議第25号 公の施設にかかる指定管理者の指定についてを議題とし、担当部長から説明を受けた 後、質疑に入りました。質疑なし、討論を求めたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立 全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第26号 村上市情報通信施設条例制定についてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質 疑に入りました。   委員より、昨年朝日地区を見ましたが、マスター機械は山北地区も同じものなのかとの質疑に、 大きな違いはありませんとの答弁でした。   朝日、山北のBフレッツの加入状況はどうなっていますかとの質疑に、朝日36%、山北19%とな っているとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第27号 村上市情報通信施設整備基金条例制定についてを議題として、担当部長から説 明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立による採決 を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし て、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、4キロメートル未満から60キロメートル以上と大きな差になっているが、市職員の平 均通勤距離はどのくらいと思いますかとの質疑に、4キロメートル以上6キロメートル未満と思いま すとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原 案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第29号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題と して、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めたが、討論 なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第30号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例制定についてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員 より質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第31号 村上市個人情報保護条例及び村上市統計調査条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を 求めましたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第32号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、担当部 長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立に よる採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第33号 村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし て、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、21年度予算に反映されるのかとの質疑に、そうなりますので、下がった額で計上しま したとの答弁でした。   委員よりほかに質疑なく、討論を求めましたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立 全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第34号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めたが、討論なく、 起立による採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第35号 村上市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題として、消防長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求 めたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定い たしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第25号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第26号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第26号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第27号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第27号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第28号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第28号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第29号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第29号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第30号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第30号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第31号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第31号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第32号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第32号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第33号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第33号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第34号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第34号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第35号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第35号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第36号 村上市環境基本条例制定について                    議第37号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について       議第38号 村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例制定について        議第39号 村上市墓地設置条例の一部を改正する条例制定について          議第40号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第41号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例制定につい            て                             〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第36号から議第41号までの6議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。ただいま上程されました議第36号 村 上市環境基本条例制定についてから議第41号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例 制定についての6議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   本委員会では、去る3月13日午前10時から第1委員会室において委員8名全員、副市長及び議会 事務局長並びに担当部長、担当課長の出席のもとに委員会を開催いたしました。   初めに、議第36号 村上市環境基本条例制定についてを議題とし、担当部長から詳細に説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員から、今の現状からして当然な条例制定だと思うが、市民への啓発はどのように考えている かとの質疑に、市と市民と業者も含めて一体となって進める必要がある。市報などの周知を徹底して いくとの答弁でした。   委員から、特に産業廃棄物等の問題が多いと思うが、事業者に対しては個々に啓発していくのか との質疑に、個々に対応したいとの答弁でした。   また、委員から、不法投棄や不燃物の焼却など見聞きするが、その実態把握はどうなっているか の質疑に、通報のあったものについてはその都度対応している。また、時期的に野焼きや不法投棄も 見られることから、その都度対応している。産業廃棄物等は、事業者にもPRしているとの答弁でし た。   また、委員から、せっかく環境条例を制定するわけだから、区長等を通じてもっと実態把握に努 めるべきと思うがとの質疑に、PRや通報等もお願いしているが、今後さらに強化していくとの答弁 でした。   また、委員から、環境条例の条文の中の14条に経済的助成の措置を講ずると、今回の予算にはと の質疑に、生ごみ処理機の助成など予算化しているとの答弁でした。   ほかに委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員 により議第36号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第37号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、盗難等もあることから、朝等の整備に担当者はいるのかとの質疑に、村上駅では実施 しているが、この3カ所についてはやっていないとの答弁でした。   また、委員から、その3カ所の駐車場の面積はとの質疑に、府屋駅での借地面積は101平方メー トル、勝木駅は44平方メートル、寒川駅では82平方メートルとの答弁でした。   また、委員から、盗難等の届け出はないのかという質疑に、現状では把握していないとの答弁で ありました。   ほかに委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第37号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第38号 村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、自転車はリサイクルにならないのかとの質疑に、現在のリサイクル法には入っていな いとの答弁でした。   ほかに委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第38号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第39号 村上市墓地設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当部長 から説明を受けた後、質疑に入りました。委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論も なく、起立採決の結果、起立全員により議第39号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第40号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、施設は集落センターと思うが、どのような資金で実施した事業なのかという質疑に、 地元負担が36.25%の事業で、電源立地地域対策交付金を活用したものとの答弁でした。   ほかに委員からの質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員に より議第40号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第41号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、 討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第41号は原案のとおり可決すべきものと決定いたし ました。   以上報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 委員長、どうもご苦労さまでございます。   環境条例の条文につきまして、その審査の内容でございますが、今生ごみ処理機に対する市は助 成、その購入に対して助成を行うということですが、その条例の中にその文面の明記、そして助成率 というか、そういったものまではこの条例の中にはのってこないのですけれども、その辺の何か質疑 はございませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) お答えいたします。   条例そのものには出てこないのでありますけれども、従来、昨年同様の事業実施というふうに承 っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それで、環境条例というのは産業廃棄物、生ごみ、そういったものだけでは なくて、例えば東京千代田区ですとたばこポイ捨てした場合には2,000円の罰金とか、そういったも のは環境条例の中に多分制定されているものと思いますが、そういったところまでは今回質疑等には、 この条例の中には入ってきませんけれども、今後そういった考えもあるとか、そういったところまで の突っ込んだ質疑、応答はなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 委員会では別段そこまで踏み込んだ話はしていないのであり ますが、説明の中で20名の審議委員がおられるということで、そういった中での市全体での進め方を やっているということでありました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 最後になりますが、行政でございますので、司法とは違いますから、懲罰と いうことに関しては条例の中にのせていいものかどうかわかりませんが、例えばそういった不法投棄 をした際に対する懲罰的なものはこの条例の中にものってきませんけれども、そういったものは条例 とは全く関係ないところなのだと、そういう質疑はございませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 別段そういった議論はしていないのでありますけれども、条 例の中にそれぞれ市の責務、あるいは市民の責務、あるいは事業者の責務という形でうたってござい ますので、そういった内容等につきましてはまた審議会のほうでというふうに理解をしております。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第36号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第36号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第37号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第37号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第38号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第38号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第39号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第39号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第40号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第40号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第41号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第41号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について           議第43号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第44号 村上市国民健康保険診療所設置条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第45号 村上市デイサービスセンター条例制定について              議第46号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第47号 村上市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について         議第48号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について          議第49号 村上市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について         議第50号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第42号から議第50号までの9議案を一括して議題とします。   本案は、いずれも厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第42号から議第50号までの審 査の概要と経過について報告いたします。   去る3月17日、18日の両日、午前10時より第1委員会室において委員7名、副市長、教育長、関 係部課長及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席のもとに委員会を開会しました。担当部長から 説明を求めた後、質疑を行いました。   初めに、議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について、委員より、みのり保 育園のほかにどういう名前が挙がったかの問いに、お幕場保育園、砂山保育園、みのり保育園の3点 に絞り、全員一致でみのり保育園に決定したという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第42号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第43号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、委員より、 この条例が通らなかった場合、21年度の予算に何らかの影響があるのかの問いに、県内全部この方法 でいくが、だめだということになれば村上市だけ考えなければならないという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第43号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第44号 村上市国民健康保険診療所設置条例の一部を改正する条例制定について、委員 から、関口診療所閉鎖に当たって関係集落の説明はどのようにされたかの問いに、朝日支所の担当課 長から関口集落の区長さんへ説明したり、利用している方が大体固定しているそうなので、その方々 にも説明したと聞いておりますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第44号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第45号 村上市デイサービスセンター条例制定について、委員から、9条の休館日につ いて、上海府、瀬波、山辺里は休館日は設けないが、統一する点ではどのような課題があったかの問 いに、日曜日を希望される利用者が少なかったこととそれにかかわる職員の配置上の問題でお断りし た経緯がありました。新たに新市になったところで社会福祉協議会で今後日曜日、年末年始について も旧村上市と同じように利用者が必要ならば社会福祉協議会側でも受け入れのことについても検討を 進めていきたいという答弁でした。   委員から、結果的には希望者が少なかったから、こういう形になったのだと思うが、例えば旧町 村のデイサービスでアンケートをとっても希望者がいなかったのかという問いに、アンケートについ ては特段とったとは聞いていません。年に何回かは預かっていただけないかという打診はありました という答弁でした。   委員から、今の9条ですが、社会福祉協議会との懇談会で問題になった部分です。今後社会福祉 協議会がすべて指定管理者を半永久的に受けられるということはできない。そうすると、提案型にな った場合、民間が正月であれお盆であろうと営業しますよといった場合、利用者側にマッチしておれ ばそちらのほうにとらざるを得ないということになるわけで、それと同時に旧村上市のときに社会福 祉協議会に指定管理者にする場合にこういうような形で頑張りますというのを聞き、その中身を聞い て、では任せようという形になったのですが、この前の社会福祉協議会の事務局長の話を聞いている と残念でしようがない。合併して1つになったのだから、同じ目的、同じ目標で歩んでもらいたいの が普通だが、こんな条例の出し方はおかしいのではないか。同じ人が働いて同じ条件で同じ給料をも らっているのだったら同じ目的、同じ目標を持つべきではないか。その辺について理事者側として社 会福祉協議会に物は申し上げないでそのまま受け入れたのかという問いに、社会福祉協議会に1つに なったのだから、民間と競合する中で意識を改めていただいて、旧町村のこれまでの経過もあるので、 対応が難しい中で意識を改めてもらって、旧村上と同じような形で年間365日営業できるように対応 してもらいたいということを話しさせていただきましたという答弁でした。   委員から、民間もデイサービスを経営していますし、この管内にはものすごくデイサービスが多 く、競争の時代だと思う。そういう中で出発するというのは、相当な民間感覚を職員全員が持ってい く感覚がなければ民間に負けてしまう。常に社会福祉協議会の関係者とデイサービスの責任者と議論 する姿勢は今後持っていってもらいたい。この件に関しましては、今後強く要望していきたいと思い ますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第45号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第46号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、委員から、神林の住 民は一挙に600円も上がるわけですが、丁寧に説明しなければ苦情が来ると思うのですが、どう考え ているのかという問いに、神林の支所と話し合って対応を考えていきたいと思いますという答弁でし た。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第46号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第47号 村上市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例制定について、委員から、交付金 はどんな形の算出で来るのかという問いに、3%の上昇分の半分の額ということで4,185万何がしを 算出していますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第47号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第48号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について、委員から、私立も国 立も試験は終わったが、見込みに対して申し込み等は順調かという問いに、合計で41名、内訳につい ては大学生が31名、短大生4名、専門学校6名でございますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第48号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第49号 村上市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について、委員から、村上東 小学校と山辺里小学校に最終的には決まったと聞きましたが、投票か何かで山辺里小学校になったの かという問いに、皆さんの意見を聞き、最終的に満場一致で山辺里小学校に決定したという答弁でし た。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第49号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第50号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について、委員から、漏れてい たと簡単に言うが、合併協議の中で資産等の確認を行わなかったのかという問いに、本来であれば教 育財産等に載っていれば引き継ぎがあるので、把握できるわけですが、大もとのリストがなかったの で、いろいろ調べていったらこの部分が見えてきた。無償譲渡を県から受けた段階できちんとやって いればこういうことにはならなかったと思いますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第50号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午前11時10分まで休憩します。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第42号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第42号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第43号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第43号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第44号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第44号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第45号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第46号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第46号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、反対の 討論を行います。   今回の条例改正は、3年ごとに見直される第4期介護保険事業計画によるものです。認知症対応 型共同生活介護4ユニット36人分、小規模多機能型居住介護1カ所の整備を計上しています。現在の 介護保険は、利用者がふえたり、労働条件を改善したり、施設を充実したりすれば直ちに保険料、利 用料が連動して値上げされるという根本矛盾を抱えています。   今回の計画は、介護保険料基準額の引き上げであります。第3期介護保険料基準額3,954円を第 4期介護保険料基準額4,200円にするものです。旧自治体での第3期介護保険料月額との比較は、村 上市は4,200円が4,200円に、荒川町は3,900円が4,200円になり300円増、神林村は3,600円が4,200円 で600円増、朝日村は3,900円が4,200円で300円増、山北町は3,700円が4,200円で500円増になり、旧 町村の引き上げ率が高くなっています。市民への周知は、市報で知らせるとのことでありますが、引 き上げになるのにもっと市民に十分な説明が必要なのではないでしょうか。   家族介護から社会で支える介護という当初の看板に反して介護保険は繰り返し改悪され、負担増 や認定も厳しくなり、介護取り上げが進められてきました。在宅での生活は、ますます難しくなり、 施設の順番待ちも深刻です。準備基金を1億5,200万円取り崩しをし、値上げ額を抑えてはいますが、 この不況の中、市民への負担増に対しては反対です。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第46号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第46号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第47号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第47号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第48号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第48号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第49号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第50号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第51号 市道路線の認定について                        議第52号 市道路線の変更について                        議第53号 市道路線の廃止について                        議第54号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について      議第55号 村上市里道等管理条例の一部を改正する条例制定について         議第56号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例の一部を改正する条例制定            について                          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第51号から議第56号までの6議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第51号から議第56号までの6 議案につきましては、去る3月19日午前10時から第1委員会室において、委員7名、副市長、担当部 課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、建設企業常任委員会を開催し、審査を行いました。そ の審査の概要と結果について報告いたします。   最初に、議第51号 市道路線の認定についてを議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を 行いましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第51号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   次に、議第52号 市道路線の変更についてを議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を行 いましたが、さしたる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議 第52号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第53号 市道路線の廃止についてを議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を行 いましたが、さしたる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議 第53号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第54号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、 担当部長に説明を求めた後、審査を行いましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて 議第54号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第55号 村上市里道等管理条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、担当 部長に説明を求めた後、審査を行いましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第 55号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第56号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例の一部を改正する条例制定についてを議 題として、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、基金から振り出すときの制限はあるのか。答弁、施設整備基金につきましては、簡易水道 の施設整備に当たり設けた基金であります。   1つ、剰余金が出た場合の基金積み立てがなくなると議会に対しての説明が軽視されるのではな いか。答弁、基金に積み立てる場合は、歳出予算に基金積立金という項目を設けますし、基金から取 り崩す場合も歳入に基金繰入金という項目がありまして、予算化し、議会に諮ってそこに繰り入れる ものであります。   1つ、簡易水道事業において剰余金の2分の1を基金として積み立てなければならなかった経緯 について伺います。答弁、次の事業へのステップにしてきたものであると考えます。徐々に整備が整 ってきたので、今回の改正をお願いするものであります。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対討論がありましたが、起立採決の結果、起立多 数で議第56号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第51号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第51号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第52号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第52号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第53号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第53号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第54号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第54号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第55号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第55号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第56号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第 7号 平成21年度村上市一般会計予算                    議第 8号 平成21年度村上市土地取得特別会計予算                議第 9号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第10号 平成21年度村上市みどりの里特別会計予算               議第11号 平成21年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第12号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算            議第13号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第14号 平成21年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算           議第15号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第16号 平成21年度村上市老人保健特別会計予算                議第17号 平成21年度村上市介護保険特別会計予算                議第18号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計予算            議第19号 平成21年度村上市下水道事業特別会計予算               議第20号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第21号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第22号 平成21年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第7号から議第22号までの16議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第7号から議第9号までは、11日 に引き続き12日も審査が続きました。その審査の概要と経過につきまして、ご報告いたします。   議第7号 平成21年度村上市一般会計予算、歳入全款について財政課長から説明を受けた後、質 疑に入りました。   委員より、市税の収納見込みが重要となってくると思うが、この経済状況下でどのような変化が 考えられますかとの質疑に、現在は収納見込みを95%見ておりますが、来年度は94%ぐらいに下がる ように思われますとの答弁でした。   委員より、収納場所は本庁だけですかとの質疑に、100%ではありませんが、大体そのようにな っております。山北地域の一部で範囲が広いことから、集めてもらっているところもあります。   委員より、副市長に本庁の分煙化に対しどう思いますかとの質疑に、これだけの税収があるので、 適当な場所が見つかれば考える必要があろうと思いますとの答弁でした。   委員より、資源ごみ等売り払い料ですが、もっとよく分別すれば売り上げが多くなり、ごみが減 少する。行政として考える必要はないのかとの質疑に、本来の姿はそうでありましょうけれども、現 実には行っておりませんでした。   委員よりほかに質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員 で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第7号の歳出中第1款議会費から第6条歳出予算の流用までを一括して議題とし、担当 部長、議会事務局長、担当課長等の説明を受けた後、質疑に入りました。第1款議会費の質疑を求め ましたが、ありませんでした。   次に、第2款総務費、委員より、一般管理費、職員人件費が昨年と比べて約8,000万円ほど減少 となっておるのはなぜかとの質疑に、前年より職員数が27名減少し、93名となったためですとの答弁 でした。   次に、人件費で大きいのは退職金引当金だと思いますが、何人退職されるのですかとの質疑に、 49名ですとの答弁でした。   退職金額は幾らぐらいですかとの質疑に、おおよそ12億円ぐらいと思いますとの答弁でした。   本庁区長連絡経費、各区・区長協力報償、集落運営費補助金等々があり、地域によってまちまち となっているが、調整する必要はないのかとの質疑に、合併協議会において3年をかけて直すことに なっているので、努力したいと思いますとの答弁でした。   委員より、本市の選挙投票時間が郡部は大体統一されているが、旧村上市はまちまちとなってい ます。直す必要はないのかとの質疑に、9月の衆議院選挙までは難しいと思いますが、県議会議員選 挙までには間に合わせたいと思いますとの答弁でした。   委員より、現在まで公用車は何台あるのかとの質疑に、マイクロバスを含めて211台となってお りますとの答弁でした。   これは、昨年と比べて多くなっているのか減っているのかとの質疑に、廃車がありますので、少 し減ると思いますとの答弁でした。   副市長の公用車が廃車となっていると聞いていますが、リースしてはどうでしょうかとの質疑に、 使用頻度に応じて考えたいとの答弁でした。   委員より、銘板改修業務委託料231万2,000円で全部でき上がるのかとの質疑に、市内全域を精査 しまして、85カ所を直せば大体よくなるとの答弁でした。   電算管理費の賠償金1,521万円の内容についての質疑に、これは旧市町村で使用していたシステ ムを3月末日までで契約を打ち切り、業者に引き取ってもらうもので、残りのリース代などでありま すとの答弁でした。   委員より、山北地域でやっている縁むすび推進員は何人かとの質疑に、1人ですとの答弁でした。   どんな仕事の内容で、常駐ですかとの質疑に、結婚問題の助言をしたり、それに携わる仕事をし ており、常駐ですとの答弁でした。   委員より、選挙費において投票人名簿調整システム構築業務委託料が新規に計上されましたが、 内容について少し詳しく話してくださいとの質疑に、これは憲法改正国民投票法が平成19年5月に成 立しました。それにより平成21年から投票人名簿の調整を図り、平成22年の5月施行に間に合わせる。 2年にわたるものでありますとの答弁でした。   委員より、無線システム条件不利地域解消事業経費がのっていますが、これで携帯電話の不感地 帯はなくなりますかとの質疑に、大栗田集落が残りますとの答弁でした。   昨年実施した山北地域の場合は、予算が一括で計上されていたと思いますが、どうして上下に区 別されたのかとの質疑に、上部と下部とを区別することによって競争原理が働き、NTTでなくても これに契約参入できる利点が生まれると考えますとの答弁でした。   委員より、各支所の一般管理経費の記載項目を統一してわかりやすくしてはどうかとの質疑に、 平成20年度予算に比べれば随分よくなっていると思いますが、すべて統一されたとは思っておりませ んので、引き続き検討していきたいとの答弁でした。   山北支所の魅力ある集落づくり事業について、その内容はどうかとの質疑に、平成2年から始め た事業で、環境整備、ごみ処理問題、公園整備、昔の祭りの復活などがありますとの答弁。   各集落平均に出すのですかとの質疑に、前もって数年間の計画を出してもらい、その後単年度計 画を出し、その計画に合わせて補助金を出しておりますので、集落によって異なりますとの答弁でし た。   委員より、国体課の体制と人数、推進員の任期についての質疑に、国体課は職員10人、推進員1 人で、山北支所に本課を置き、職員7人で主に実質競技予算の積み上げを行っており、消防署2階に 分室を設け、職員3人、推進員1人の4人体制で主に広報文書やPR活動を行っています。なお、推 進員の任期は7カ月ですとの答弁でした。   このメンバーだけでは実質的に国体は動かないと思います。ボランティア、市民の理解と協力が 1,000人以上必要と思いますが、その予算配分はどこに計上されているのかとの質疑に、国体実行委 員会補助金として1億5,500万円の中に含まれます。民間のボランティアや市民の協力者に対しては、 弁当、ジャンパー、ICチップなどが支給されますが、市の職員は自前の弁当となりますとの答弁で した。   委員より、国体という大きなイベントを機会に市長も村上市を全国に発信しようとしております が、その経済効果をどのように見ているのかとの質疑に、県でもそれに注目しており、県が中心にな ったチームをつくるか、民間に委託するかは別として、当市の総額が出ないと計算できません。しか し、先催県での例を見ますと、平成12年から平成18年までの経済波及効果は1.66倍となっているとの 答弁でした。   次に、第9款消防費、委員より、非常備消防の使用料及び賃借料でありますが、説明ではホース だそうですが、これは各方面隊からの合計されたものかとの質疑に、そのとおりです。限られた予算 でありますので、年次計画的にやっていきたいとの答弁でした。   1,000万円の予算配分は、各方面隊ごとにできましたかの質疑に、今各方面隊ごとに整理に入っ ているところですとの答弁でした。   荒川の常備消防防災施設整備経費で新築された建物の竣工式と供用開始は何月何日ですかとの質 疑に、竣工式は3月30日、供用開始は4月1日ですとの答弁でした。   3月30日が竣工式だそうですが、何かセレモニーを考えているのかとの質疑に、関係議員、区長、 関係消防団をお招きしてささやかなお披露目をしたいと考えているとの答弁でした。   消防緊急通信指令装置は、消防本部の2階にあり、火災の場合電話でも有線放送でもその場所が 確定できますが、携帯電話でも場所の確定ができますかとの質疑に、GPS機能を有していれば確定 できますが、そうでない場合は誤差が生じますとの答弁でした。   委員より、旧村上市はどんな水利となっているのかとの質疑に、井戸が104本、消火栓502本、防 火水槽120となっていますとの答弁でした。   委員より、自主防災組織は現在どうなっているのかとの質疑に、今115組織されており、初年度 の補助は5万円であり、次年度より2万円となるとの答弁でした。   委員より、地域自主防災の望ましい姿をどう考えているのかとの質疑に、自主防災組織計画では 100%を組織することが望ましいとなっておりますので、これが望ましいと思っております。   委員より、今年度防火水槽の予定はどうなっているのかとの質疑に、坂町駅前に1基と平林集落 に計画していますとの答弁でした。   次に、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費を一括して議題としました。委員より質疑 なし。   次に、第2条、2表、継続費、第3条、第3表、債務負担行為、第4条、地方債、第5条、一時 借入金、第6条、歳出予算の流用までを一括して議題といたしました。   質疑なく、討論を求めたところ、委員より、各支所が活性化できるように要望します。   委員より、歳入で稼げるところがあると思うので、努力をしていただき、歳入をふやすようにし ていただきたいとの要望がありました。   以上で討論を終わり、議第7号について起立採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第8号 平成21年度村上市土地取得特別会計予算を議題として、担当部長に説明を受け た後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めたが、討論なく、起立採決による採決を行 った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第9号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計予算を議題として担当部長に説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、この事業の主たるものは何か、その中身について説明してくださいという質疑に、情 報ネットワークの使用料3,719万4,000円が朝日と山北の合計収入になります。一般会計繰入金につい ては、職員人件費などで雑入の光伝送路等貸付料の1,554万円は、NTTにBフレッツを貸している 収入ですとの答弁でした。   委員より、山北地区はでき上がったばかりなのに500万円の修繕料があるが、どういうことにな っているのかとの質疑に、NTTや東北電力などの電柱移転にかかわるものだとの答弁でした。   工事補修等材料費として900万円があるが、その内容について説明してくださいとの質疑に、最 先端の情報通信ですので、例えば部品が壊れた場合など、早いものでも1カ月、長くなりますと4カ 月もかかりますので、それらをストックしておくものですとの答弁でした。   委員よりほかに質疑なく、討論を求めましたが、討論なく、起立により採決を行った結果、起立 全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   ちょっと1点、私聞き違いかもしれませんので、確認したいのですけれども、総務常任委員会と して歳入の全款もいわゆる審査の対象となさったということで、委員長の報告だと歳入全款終わった ところで起立採決を求めたというような、たしか何かそういう報告を聞いたような私気がするのです が、どうですか、その辺。そういう行為だったわけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) そう申し上げたのだとすれば間違いだと思います、私の。間違っ た報告だと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、起立採決ということではなく、全款についての審査を終えたという解 釈でよろしいわけですよね。 〇総務常任委員長(大滝久志君) はい。申しわけありません。 〇16番(姫路 敏君) それともう一つ。都市計画税というのが歳入の中にございます、1億6,000 万何がしかで。その点について見れば、委員とのやりとりの中では、委員会の中でのやりとりは全く なかったという解釈でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) そのとおりであります。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほか質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時48分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されました議第7号 平成21年度村上市一般会 計予算当委員会所管部分について並びに議第10号 平成21年度村上市みどりの里特別会計予算から議 第12号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算までの4議案についてを議第41号に引き続 き審査を実施いたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第7号 平成21年度村上市一般会計予算所管部分を議題とし、それぞれの担当部長、 担当課長等に説明を受けた後、質疑に入りました。質疑は、款ごとに行いました。   第2款総務費関係では、防犯灯の設置について各地域の対応に大きな差があるというが、今回の 対応はとの質疑に、まだまだ大きな差があり、地域ごとに対応している。今回は、150万円で計上し た。22年度からは統一したいとの答弁でありました。   委員から、防犯灯の工事費は各旧市町村の積み上げで計上したと理解してよいかとの質疑に、そ のとおりですとの答弁でありました。   また、委員から、その工事の対応は旧市町村ごとに対応していくのかという質疑に、内容として はそのとおりですとの答弁でありました。   委員から、カーブミラーの修繕費が昨年より減額されているがとの質疑に、箇所数を限定して予 算見積もりをしたという答弁でございました。   また、委員からは、カーブミラーの新設要望はとの質疑に、それぞれの支所から要望6カ所を計 上したとの答弁でした。   次に、第3款民生費関係では、委員に質疑を伺いましたが、ありませんでした。   次に、第4款衛生費関係では、委員から、ごみ収集業者は何社かとの質疑に、村上地域で3社、 ほかの地域はそれぞれ1社ずつであるとの答弁でした。   委員から、ごみ収集料金は統一されているのかという質疑に、統一をとりつつあるが、若干違う との答弁でした。今後1日当たりの単価は統一したいが、距離的なものもあり、理解をいただきたい との答弁であります。   また、委員から、水質検査委託の内容はとの質疑に、市で実施する検査委託すべてでありますと の答弁でありました。   また、委員から、火葬場の指定管理は村上、荒川、それぞれに指定管理と思うがとの質疑に、村 上、荒川、それぞれを管理を委託している。村上は、管理費が無料であるとの答弁でありました。   また、委員から、公害対策の機械器具購入費はとの質疑に、臭気測定器でありますとの答弁であ りました。   委員から、臭気測定器の貸し出しはできるのかという質疑に、貸し出しは考えていないし、職員 で対応したいとの答弁であります。   委員から、個別浄化槽助成とはどういうことかという質疑に、旧朝日地域で下水道事業地域に指 定されていない地域の3基の浄化槽助成であるとの答弁であります。   また、委員から、個別浄化槽助成の補助率はとの質疑に、国、県の補助残全額であるとの答弁で ありました。   また、委員から、朝日地域の事業であるとの説明であるが、ほかの地域からの要望はとの質疑に、 下水道事業地域に指定されていない地域から要望があれば下水道部局と検討したいとの答弁でありま す。   また、委員から、公害と言われるものに対し、臭気測定器を使うのに職員の資格はどうかという 質疑に、測定するための機械操作に資格は必要ないと考えているとの答弁であります。   委員から、職員が測定した数値は公に通用するのかという質疑に、発生源の指導のための数値化 であり、公表するものではないとの答弁でありました。   また、委員から、国が認定する臭気鑑定技師の資格を有する職員はとの質疑に、現在資格のある 職員はおりませんとの答弁でありました。   また、委員から、施設の場所で臭気を採取し、資格のある団体に委託するということかとの質疑 に、施設の改善命令等出すときには公的機関に委託することになりますとの答弁でありました。   また、委員から、村上地区は悪臭防止地域の指定管理地域となっているが、ほかの地域も同一に 準ずる方向と思うがとの質疑に、そうした対応が必要と思うが、21年度は審議会等で審議したいとの 答弁でありました。   また、委員から、下越清掃組合負担金とあるが、下水道が普及すると運営も難しくなる。将来的 にどのように考えているのかという質疑に、荒川地区の加入であるが、下越清掃組合を立ち上げたと きの契約が生きていると思うので、新たな立ち上げまでは現状のままでやむを得ないと思うと副市長 の答弁でありました。   次に、第5款労働費関係では、委員から質疑がございませんでした。   第6款農林水産業費では、委員から、緊急雇用の時期はとの質疑に、5月から10月までの6カ月 間であるとの答弁であります。   また、委員から、緊急雇用は単年度事業かとの質疑に、対策も含めて3年くらいを予定している との答弁でありました。   また、委員から、三面川左岸用水路改修事業は水路全般の改修かとの質疑に、新屋地区下野堰堤 から七湊までの幹線用水路の20年度の調査の終わった悪い部分であるとの答弁であります。   また、委員から、村上牛素牛導入利子補給とあるが、内容はとの質疑に、市単独事業であり、21 年度の新規事業であるとの答弁でありました。   委員から、村上牛にとりましても大変な時期であり、もっと大きくやってもいいと思うがとの質 疑に、今出荷頭数が480頭であり、頭数が減少していくと村上牛としての位置づけも難しくなる。村 上ブランドとして村上牛も含めて今後検討していきたいとの副市長の答弁でありました。   次に、第7款商工費関係では、委員から、露店市場の収入はあるのかという質疑に、露店市場使 用料として249万8,000円を計上してありますとの答弁でありました。   委員から、それぞれ地域の商工団体も窮地に追い込まれている状態であるが、補助の見直しには 慎重にとの質疑に、補助金が組合員1人当たりにすると大きな差があります。減額だけが見直しでは ありませんが、実施した事業補助の指導もしていきたいとの答弁でありました。   また、委員から、恋人たち聖地モニュメント建設事業の内容はとの質疑に、全国で64カ所指定さ れたものであり、瀬波温泉に記念モニュメントをつくる事業費が500万であります。その3分の1を 補助したいとの答弁でありました。   委員から、モニュメントの完成がなされたらイベント等あるのかという質疑に、セレモニーはあ ると思うし、地域の活性化に大きく貢献するものと期待しているとの答弁でありました。   また、委員から、信用保証料の詳細はとの質疑に、預託資金ごとに説明があり、保証料は実費で 算出したものであり、50%負担で1,187万程度でありました。4月から100%負担とすると2,310万程 度となるとの答弁でありました。   委員から、村上を売り出すためにももっとめり張りをつけた成果の出るような方策をとの質疑に、 観光協会との連携の中で産業活性化支援補助制度や展示会参加支援など、今後検証しながら検討した いとの答弁でありました。   第8款のうち公園費関係では、委員から、講師指導員謝礼とはとの質疑に、旧神林村にある天体 観測のための講師謝礼であるとの答弁でありました。   また、委員から、どのようなイベントかという質疑に、天体観測について19年度は750人ほど参 加がございましたとの答弁であります。   また、委員から、お幕場公園経費で施設維持管理料として305万、現場作業員賃金190万ほどであ るがとの質疑に、施設維持管理料は道路周辺整備であり、現場作業員は樹木の清掃であるとの答弁で ありました。   また、委員から、南大平公園の機械器具購入費とは何かとの質疑に、望遠鏡制御用のコンピュー ターに係るものとの答弁でありました。   第11款災害復旧費関係では、委員から質疑がございませんでした。   以上で議第7号 村上市一般会計予算の所管部分について質疑を終了し、討論を求めましたが、 討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第7号は原案のとおり可決すべきものと決定いたし ました。   次に、議第10号 平成21年度村上市みどりの里特別会計予算を議題とし、担当部長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員から、賄い料2,300万ほどあるが、地産地消の率はとの質疑に、米、野菜等は全量、魚関係 はできないものもあるとの答弁でありました。   また、委員から、警備委託費が200万近くと高額であるがとの質疑に、前年と同額との答弁であ りました。   委員から、警備委託は常駐警備か機械警備かとの質疑に、主に機械警備であるが、夜巡回してい るとの答弁でありました。   委員から、体験交流施設の浴槽用品の借り上げとは何かとの質疑に、浴衣、タオル等の借り上げ であるとの答弁でありました。   そのほか委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第10号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第11号 平成21年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、スキー場安全対策連絡協議会の内容はとの質疑に、村上総合病院長、朝日スキー連盟 会長や消防団代表など15名で構成され、スキー場オープン前に1回の会議で運営しているとの答弁で ありました。   また、委員から、借地料274万円とあるが、何ヘクタールの借地かという質疑に、ゲレンデ及び 駐車場合わせて20ヘクタール余りであるとの答弁であります。   また、委員から、通年契約での全面積借地かとの質疑に、そのとおりですとの答弁であります。   また、委員から、通年契約とあるが、夏場の活用は考えているのかという質疑に、ゲレンデは急 斜面で、夏場の使用は考えていない。駐車場は、工事用資材置き場等に貸し出すことは考えていると の答弁でありました。   また、委員から、地元で食堂の経営をしているが、スキー場に対する地元の意欲はどのように感 じているかとの質疑に、どうしてもこの市営スキー場として存続を希望されているとの答弁でありま した。   また、委員から、メインワイヤーの取りかえとあるが、その基準はあるのかという質疑に、基準 はあります。陸運局の許可制であるとの答弁でありました。   また、委員から、子供の活用はどのくらいかとの質疑に、山北、朝日を中心に1,781名の利用で あります。今後レンタル用品の拡充など検討したいとの答弁でありました。   また、委員から、スキー場のイベント内容はとの質疑に、スノーフェスティバルなど地域を挙げ たイベントに取り組んでいるとの答弁でありました。   そのほか委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立 全員により議第11号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第12号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算を議題とし、担当部長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、昨年度の平日の実績はとの質疑に、細かい資料は持ち合わせていないが、全体で1万 1,100名ほどの利用でありましたとの答弁であります。   また、委員から、平日があいていることから、予防介護等の面からも例えば平日の格安通年券な どの発行は考えられないかとの質疑に、ほかの地域の状況も見ながら考えてみたいとの答弁でありま す。   そのほか委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第12号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   ちょっとお聞きしたいのですが、第6款の農業費の中の林業総務費の中で、木材業育成の補助金 として昨年同様1,253万1,000円というのが本年度の予算でも上がっております。これは、昨年度私は いわゆるそれ修正案出したり、あるいは12月にはその予算の執行を一時控えてもらいたいという議員 発議がございました。それほどいわゆる議員の中から注目されている予算がまた計上されていること に関して、委員会の議員の中から何ら問題視というか、質疑されるようなことはなかったわけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) その件につきましては、担当部長から詳細な説明をいただき ましたし、委員からは特段質問はございませんでした。ただ、説明の中でそういった事業については 3つの事業がまとまったものと、そのうち1つを市の事業として取り入れたというふうに説明を伺い ました。木材を300立方ですか、以上の供給事業、3社を対象としている事業であるというふうな認 識であります。また、委員会委員からもそういった発言はあったのでありますけれども、そういった 答弁をしたというふうに記憶しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと確認ですけれども、3つの事業というか、いわゆるスギトピア岩船 も関連して3つの事業体に対する木材の取引量に対しての補助金だというふうに私は認識しておるの ですが、今の委員長の答弁だと3つの事業の中の一つだというふうに私はとらえましたけれども、そ の辺いかがですか。どういう説明だったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) それぞれ事業がございまして、県の事業とリンクした形の事 業であります。その事業の中には3つの事業がありまして、それぞれあるのでありますが、2つの事 業についてはそれぞれの団体から直接木材連合会といいますか、そっちのほうに申請をしていただく ということで、1つの事業だけが市の事業に取り組んでいるという状況だと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 3つの事業体、組合がございます。その3つの事業の組合に対して、それぞ れの木材の取引量の度合いに応じて県のほうの木材組合のほうに出したものがそこから市のほうに入 りまして、市がそれを見きわめて量に応じて助成を交付していくという私は判断に立っておりますけ れども、この根本的なところが違うとちょっと困るのですけれども、議長、どうしたらよろしいです か。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) この事業には、木材業製材業人材育成事業、そしてまた木材 需要拡大対策事業、そしてまた越後杉安定確保支援事業と、この3つの事業があるわけであります。 先般問題となりました人材育成であるとか、あるいはコンサルうんぬんというのはこの市の事業から は外れていると。越後杉安定確保支援事業と、このものをとり上げた事業であるというふうに理解し ています。 〇16番(姫路 敏君) それ今委員長言われているのは、私の言っているのは137ページの木材業製 材業育成振興事業補助金のことをまず聞いているわけなのですが、この事業に至っては木材の材木の 取引量の度合いによって補助金を交付していくものだと。それは、スギトピア岩船だけではないのだ と。3事業体があるので、その3事業体が対象になっているのだという認識でおりますけれども、こ れちょっと、議長、3回で終わりですけれども…… 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) そのとおりですけれども、事業といいますか、対象となる事 業者は3社ですよね。対象となる事業所は、3社でいいですよね。その中で越後杉安定確保のための 事業に取り組んでいると。それを事業者から市のほうに実績報告をしていただいて補助していく。そ の補助は、定額で1,014円、計算しますと千二百幾らになるのだけれども、実績に応じてやっている と。20年度の実績からすれば、先般説明あったように三百数十万円ですという内容だと。 〇16番(姫路 敏君) いいです。わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) お疲れさまでございます。議第10号、11号、12号、この辺についてちょっと 質問させていただきます。   特別会計予算の中で、一般会計からの繰入金、それを合わせますと、今みどりの里のほうに5,30 0万、葡萄スキー場に1,700万、あらかわゴルフ場に860万、合計しましてこの3つの特別会計だけで も一般会計からの繰出金が約8,000万、一般会計よりの繰り入れになっているわけですが、これが毎 年毎年そういった形で一般会計からの繰出金がどんどん、どんどんふえていくような状況、去年との 比較にしても多分一般会計の繰入金がことしの分がふえているわけですが、そういったことに関して の何か委員会、また理事者側との協議というのはなされませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 特段そういった理事者との協議の場というのは設けなかった のでありますけれども、おっしゃられるように年々増大していると。ただ、委員会の中では一部施設 についてかなり多額の赤字運営というふうに位置づけられていまして、それらの使い方によっては、 あるいは学校教育といったものまで拡大していったらという提案もあったわけでありますので、そう いったことも含めて今後さらに検討したいというふうに思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 例えば特別会計の中で、いろいろな各自治体の中で、例えば富山市なんかで すとライトレールという、都電みたいに今走っています。それはワンコインで、それも一般会計から かなりの繰り出しはしているのですが、市民の足ということで赤字だからとか黒字だからとかという ことでの判断だけではないと思うのですが、例えばこのあらかわゴルフ場なんかにしてみれば市民全 部のための施設になるのかというと、ゴルフ人口から考えて、では市民の方にどれだけのサービスが できるのかというと、やっぱり市民一部だと思うのです。そこのこれからの委員会の協議の中でぜひ ともそういった物件を管理委託をするとか、もしくは例えばどこかのゴルフ場にもうすべて譲渡をし て民間での経営委託にするのだというようなご協議まではなされませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) そこまでは検討しておりません。ただ、ゴルフ場につきまし ても、先ほど申し上げましたように、やはり土日というのは比較的頻度が高いのかなという思いから の発言だと思うのでありますが、平日あいているといえばちょっと言葉悪いですけれども、あいてい るときに格安でもいいから、使えるような、そういった施設運営をしたらどうかといったような提案 もしてあるわけでありますので、そういったことも含めて検討していきたい。 〇3番(本間清人君) 最後、委員長にこれもお願いというか、要望なのですけれども、委員会の所 管でもありますので、そういった建物の施設運営に関しまして今後どういった方向性でいくのかとい うこともぜひとも今後協議の中に入れていただいて、見直しなどの検討も進めていただければと思い ますので、よろしくお願いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 先ほど委員長の報告の中ですと、3事業体、スギトピアと村上製材協同組 合、そしてもう一つ、北部木材ですか、何か3事業体にそれぞれ企画の素材を地域できちんとあれし て、材木に対する補助をするということはわかるのですが、先ほど越後杉の安定確保支援事業だけの 1,253万1,000円なのだということで、先ほどの報告で理解しているのですけれども、そういう説明で したよね、今の説明は。それで間違いないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) そのとおりです。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 実は、今回の補正で400万近くこの部分に関しては減額になっているわけ です。それが1,253万1,000円そのまま同じ予算、これは実質的には人材育成の188万1,000円も加えて の話ですから、実質的には増加になっているのですけれども、そういうようなことは委員会では何も 質疑等はございませんでしたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) 委員会でそこまでの議論はされませんでした。 〇17番(長谷川 孝君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第7号 平成21年度村上市一 般会計予算のうち厚生文教常任委員会所管分及び議第13号から議第18号までの6議案について、審査 の概要と経過について報告いたします。   去る3月18日午前10時より第1委員会室において、委員7名、副市長、教育長、関係部課長及び 担当職員、議会議長、議会事務局長の出席のもとに委員会を開会しました。担当部課長から説明を求 めた後、質疑を行いました。   初めに、第3款民生費について、委員から、荒川いこいの家と寿山荘の件の問いに、寿山荘の件 につきましては現在の建物を改修、補強ということによって安全性を確保できるという設計業者の報 告がありましたという答弁でした。   委員より、荒川いこいの家に関しましては合併前に浴槽を直しているのですが、2年か3年の間 に建てかえをしなければならないということは相当無駄な経費を使ったのではないですかという問い に、平成16年にトイレと休憩所、おふろを改修しました。その後平成19年11月に床下の換気扇工事を 実施したところ、シロアリ被害と基礎土台部分の腐食が発見され、安全性に問題が出てきたというこ とで建てかえをお願いしたものでございますという答弁でした。   続きまして、第4款衛生費について、委員から、休日診療の件で前年から比べると4,700万も減 っているが、要因はなぜかという問いに、平成20年度の予算は19年度の診療分約1,000万円のマイナ スで、病院群輪番制負担金が1,542万5,000円の減額で、この負担金はほかの項目に移した。厚生連の 施設整備補助金の2,100万円が落ちたためであるという答弁でした。   第5款労働費について、委員から、若者自立支援で国として今後もサポートステーションを継続 していくのかという問いに、サポートステーションの事業は3年目をめどに毎年受託会社に国に対し て企画書を提出してもらい年ごとに行うものであるという答弁でした。   続いて、第10款教育費、これは3時間弱かかりました。生涯学習センター用地費について、委員 より、県から依頼はあったのかという問いに、平成20年に打診はあったが、財政的に無理であるとい う回答をしているという答弁でした。   委員より、具体的な生涯学習センターの整備計画や村上地区公民館の跡地利用計画もはっきりと しない段階で1億円以上かけて購入するのではなく、本年12月に示される総合計画の策定後でもよい のではないかという問いに、県が20年度にとの話を1年待ってもらった経緯もあり、県も財政事情か ら遊休地の処分を急いでいるという答弁でした。   委員より、市で購入の意思表示をすれば県から借地という手段はとれないのかという問いに、県 には1年待ってもらったもので、貸し付けという考えはないと考えるという答弁でした。   委員より、総合計画策定後具体的に議論をしてからでも遅くはないのではないかという問いに、 生涯学習センターの計画は平成16年度ころから当時の広域事務組合であったもので、住民からの要望 でもあった。また、新市建設計画が平成24年か25年であることから、ほこり対策や水たまり対策のた め最小限度の簡易舗装は必要と考えるという答弁でした。   委員から、県からの打診はいつごろあったのかという問いに、県からは地元の意向を大事にする とのことから、売却の打診が平成20年2月ごろに市長あてに購入計画の照会があり、6月ごろまでに 回答をしてほしいとのことであった。その後財政的に内部で検討し、平成21年度での購入を計画した もので、8月末に市として跡地利用計画がある旨教育長名で回答したところであるという答弁でした。   委員から、県の担当課はどこで、また教育長名で回答したということであるが、最終決裁はどう なっているのかという問いに、県の担当課は県警警務部装備施設課である。最終決裁は、市長であり、 副市長も承知しているとのことだったという答弁でした。   委員から、用地取得の計画が議会に提示されたのは本年2月18日の全員協議会であり、昨年に取 得の意思が決定されているということは議会軽視ではないかという問いに、確かに議会への説明は遅 かったことに対してはおわび申し上げたいという答弁でした。   委員から、市の意向は反映されているのか、また市民の要望を受けて予算計上したのかという問 いに、合併協議会の住民説明の際に説明しており、市民の意向の反映、市民の要望を受けたものであ ると考えるという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、賛成と反対の討論がありました。起立採決の結果、 起立多数で議第7号のうち厚生文教常任委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定 しました。   続きまして、議第13号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計予算について、委員から、出産 育児一時金で国保では年間60人、このくらいより予定していないのですかという問いに、若い人は勤 め先や会社員とかでそちらのほうの保険を使うので、農家の人とか自営業の方とかに生まれる赤ちゃ ん分ですということで60人です。ちなみに、平成20年度、これからあと何日かありますが、43人でご ざいましたという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の討論がありました。起立採決の結果、起立多 数で議第13号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第14号 平成21年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算について、委員から、関口診療所 は借りていたのだと思いますが、建物は自前ではないのかという問いに、建物は自前のものでござい ますが、長く建っているので、雨漏れの状態ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第14号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第15号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計予算について、委員から、普通徴収保険料 の滞納分みたいのは書いていないのですが、それでいいのですかという問いに、現在のところ100% 徴収できるというようなことでこんな感じになりましたという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の討論がありました。起立採決の結果、起立多 数で議第15号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第16号 平成21年度村上市老人保健特別会計予算について、委員から、一般管理費の被用者老 人データ提供委託料はどういうものかという問いに、今後どのくらいの人が出てくるか予想できない が、仮に1件、2件出てきた場合でも、それがデータが出てきた場合でも負担が生じる額でして最低 限の金額しか計上していませんという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第16号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第17号 村上市介護保険特別会計予算、委員から、地域自立生活支援事業経費の配食サービス 事業委託料は民間に委託されているわけですが、傾向としてはふえているのかという問いに、昨年よ り何十名かふえていると把握していますという答弁でした。   以上で質疑を終結し、起立採決の結果、起立多数で議第17号は原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   議第18号 村上市介護サービス事業特別会計予算について、委員から、介護予防サービス計画費 の介護支援専門員報酬ですが、何人でどういうことの数字ですかという問いに、要支援者に対する介 護予防プランを作成するものとして、事業所の指定を受けているものとして介護支援者を1人、非常 勤の特別職に係る費用ですという答弁でした。   以上で質疑を終結し、起立採決の結果、起立全員で議第18号は原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   ちょっとお聞きしたいのですけれども、生涯学習センターの建設にかかわる土地の用地取得の件 なのですが、県との協議の中で、今年度でなくもう少し先、あるいは今年度だったとしてももう少し 近隣住民、あるいは関係者などの意見を聞いた上で進めたほうがいいというような意見等は委員会の 中では出ていなかったですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) 委員会では出ていました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   やっぱりそれだけの金額を出して計画を進めていくわけですから、今財政的に大変厳しい状況で すから、委員会の中でも十分な審議はされたとは思うのですが、どんなような内容か、の中は委員長 からの報告で大体わかるのですが、一応私的にも後でちょっと討論いたしますので、確認の意味で聞 きました。ありがとうございます。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) あといいですか。 〇16番(姫路 敏君) いいです。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) お疲れさまでございます。   今同じ問題でちょっと1つお聞きしたいのですが、20年の2月の時点で打診があったということ は、現市長ではなく、前市長のときに土地の問題で打診があったと思います。ただし、警察署は今南 町のほうに移転をしておりまして、そこの建設当初から恐らく県側と市の協議の中でその跡地利用は 市のほうに使っていただきたいというような前約束みたいなのが当然その当時あったのかどうかとい うことについて、委員会では確認されましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) これは、そのころ私も神林のほうにいましたので、結果的に はあなた方がよく知っていると思うのですけれども、確かにあったとは思うのです。だけれども、こ の件に関してもう3時間もいろいろあっちこっち聞いていたら、あったと思うのですけれども、余り 深いあれでなかったような感じもしましたので、記憶にないというか、記憶にあるのだな。記憶にあ るのだけれども、ちょっとはっきりわかりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 県のほうでは、保有財産処分ということで検討していきたいのでという先ほ どの委員長の説明でありましたが、というのであれば市の財産をいわゆる処分する意味で、例えば市 の今遊んでいる遊休地を県に、今県の土地を市にということですから、そういった交換条件になるよ うなお話、協議はされませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) そういう話は、ございませんでした。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第7号のうち当委員会所管分 及び議第19号から議第22号までの5議案につきまして、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査 を行いました。その詳細については省略させていただきますが、その概要と経過についてご報告申し 上げます。   最初に、議第7号 平成21年度村上市一般会計所管分につきましては、1つ、国土調査の旧市町 村別の進捗率はどうか。答弁、旧荒川町は終了しております。旧神林村は、86.8%であります。旧村 上市は、山林を除き、終了した時点で休止をしており、現在34.5%であります。旧山北町は24.1%、 旧朝日村は12.9%であります。   1つ、国土調査について新年度予算は増額されているが、対象面積が減っているのはどういうこ とか。答弁、換算面積で説明したものですから、面積の食い違いが出たものであります。国土調査を やる場合、さまざまな工程があり、工程ごとの作業面積をカウントしたものを述べさせていただきま した。昨年の説明不足もあったと思います。   1つ、橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託料の詳細について。答弁、現状ですと事が起きて から取り組む形だったわけですが、1歩進んで予防的な見地から対策を講ずるべきではないかという ことで、新年度から3カ年計画で調査を行うものであります。   1つ、すべての橋が調査対象になるのか。答弁、すべての橋が対象になるわけではなくて、橋の 長さが14.5メーター以上が調査対象となっております。   1つ、河川維持管理費の委託料について、今年度より減額されているのはどうしてか。答弁、委 託料を直接県から業者へ支払う方向になったためであり、作業量自体が減っているものではありませ ん。   1つ、街路事業費の具体的な路線名はどこか。答弁、泉町羽黒町線と岩船港線の2路線でありま す。   1つ、県への負担金があると思いますが、工事の総額は幾らか。答弁、率にして8%であり、両 方合わせて約5億8,000万ぐらいの工事費となっております。   1つ、除雪対策費について、今年度は暖冬で除雪費が余ってくるように思うがどうか。答弁、合 併初年度で若干少な目に当初予算を編成したものですから、足りなくなったのが現状です。   1つ、都市計画総務費減額の内容について。答弁、都市計画業務委託料が700万ほど減額になっ ているものが要因と考えます。   1つ、岩船港湾事業負担金について、割合はどうなっているのか。答弁、国の補助事業と県単事 業では市の負担割合は異なるわけで、国の補助事業で5%、県単で25%であります。   1つ、負担金について、地元の要望でつくるものと県が単独でやる事業の負担割合が同じ25%で あるということには納得いかないところがあるが。答弁、県のほうから毎年度負担率の照会がありま す。ここ何年来負担率については変更されておりません。要望された箇所以外の事業もあると思いま すが、市の施設として機能していく性格のものでありますので、一定の負担はやむを得ないものと思 います。   1つ、県に対して地元要請の事業と県独自の事業に対しての負担割合の見直しを要望すべきと思 うが、どうか。答弁、基本的に市民の要望、安心、安全を守るために事業を行っているもので、県が 独自でやっているものは見当たらないと思っています。もしそういうものがあれば要請してまいりた いと思います。   1つ、岩船港は地域特定重要港湾になっていると思いますが、優遇措置はどういうものがあるか。 答弁、地域特定重要港湾につきましては、それぞれのテーマによって14港が選ばれているもので、岩 船港につきましては観光というテーマにおいて選ばれたものであります。港を中心にどのように活性 化していくかということで、振興ビジョンの作成が義務づけられていました。1つは港湾緑地の整備、 2つ目は瀬波温泉の海岸整備、3つ目はボートパークの係留施設となっています。また、南極観測船 「しらせ」のスクリューをいただきまして、展示するという計画もあります。   1つ、中川原住宅につきましては老朽化が見られるが、入居募集は継続していくのか。答弁、中 川原住宅につきましては、家賃が安いため、希望される方が多いのが現状です。昭和40年代につくら れたもので、将来は建てかえなければなりませんが、しばらくは修繕をかけながらもたせていきたい と思っております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第7号 平成21年度村上市一 般会計所管分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第19号 平成21年度村上市下水道事業特別会計予算を議題として、担当部長に説明を求 めた後、審査を行いました。   1つ、排水設備等貸付金について、歳入歳出に記載されているが、詳細について伺いたい。答弁、 年度当初に今年度予想される貸付金の4割を金融機関に預託するもので、1年間を終わりますと一た ん引き上げるものであります。   1つ、貸付制度の利用率を上げていかないと下水道の普及につながっていかないのではないか。 答弁、新規の貸し付けが減っている状況はありますが、金融機関に相談に行きますとよりよい融資制 度のお話があり、利便性からそれらの利用が多いものと考えます。   1つ、不況と言われる今日、市が下水道のつなぎ込みを後押しするような経済効果のある施策は 考えられないものか。答弁、不況にある経済の活性化を図られるような貸付制度については、今後の 検討課題とさせていただきたいと思います。   1つ、瀬波に建設中の処理場について、住民説明はどうなっているのか。答弁、地元の区長さん にお話をして回覧を回していただきました。場所が宅地から離れており、場内での作業が大半である ため、周知の仕方が簡単になってしまいました。苦情があるならば反省しなければならないと思って います。   1つ、朝日地区の井戸メーターの取りつけについて詳細を伺いたい。答弁、現在朝日地区では基 本料金プラス人数割で料金設定を行っているわけですが、設置に当たっては集落に出向き、説明を行 い、設置場所等の要望にこたえながら年次計画で行ってまいりたいと考えております。   1つ、合併による統一料金を図るならば、不公平感を解消するため基準を定め、負担金を戻す方 法は考えられないものか。答弁、新年度から下水道料金検討委員会を設置いたしまして、不公平感の ないような統一料金を目指し、今後の検討課題とさせていただきます。   1つ、下水道の接続数は今現在何世帯ぐらい増加しているのか。答弁、排水設備の受け付け件数 で2月末現在で680世帯ぐらいが増加しております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第19号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第20号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計予算を議題として、担当部長に説明を 求めた後、審査を行いましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第20号は原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第21号 平成21年度簡易水道事業特別会計を議題として、担当部長に説明を求めた後、 審査 を行いました。   1つ、基金は今どれくらいあるのか。答弁、今回の2,000万を繰り出すと残金は968万7,000円程 度になります。   1つ、簡易水道のほかに山水、沢水を利用している地区の場合、メーターの取りつけは行うのか。 答弁、基本的にはメーターを取りつけて算定するのですが、山水や沢水の場合目詰まり等が考えられ、 メーター取りつけが無理な場合、認定という方式で1人当たりの平均立米数を算定していく方法が考 えられます。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第21号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第22号 平成21年度村上市上水道事業会計予算を議題として、担当部長に説明を求めた 後、審査を行いました。   1つ、水道施設緊急修理待機料について、旧市町村の足並みがそろっていない事実を把握してい るか。答弁、直接管工事組合からの要望や意見は伺っておりません。   1つ、待機料の単価に旧市町村単位で格差があり、問題になっていると聞いているが、どうか。 答弁、待機料の委託先が管工事組合ですので、待機料の計算の仕方は検討していかなければならない と考えております。   1つ、職員の対応が同じであれば待機料の格差は何が原因か。答弁、管工事組合に事情を聴取し て、平成22年度予算に検討してまいりたいと考えております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、全員起立にて議第22号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 委員長、ご苦労さまでした。   私は、20年6月の20年度一般会計のときにもこの1点についてどうも承服できないということで 反対討論を行ったわけなのですが、それにかかわって今年度はどういうふうになっているかというこ とで若干委員長にお伺いしたいというふうに思います。委員会で委員の皆さんからは話が出なかった 部分もあるかもしれませんが、理事者の説明等でもしそのことでおわかりでしたらお答えをいただき たいと思います。   第1点目は、8款6項に都市計画費というのがありまして、その3目に公園費というのがありま す。これが今年度の予算審議の中では建設企業常任委員会から市民経済常任委員会のほうに移ってい るように、審査の付託がされていますが、その辺について特に説明等ございましたらお聞かせくださ い。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) そういう理事者側からの説明もありませんでしたし、私ども はっきり言いますと気づかなかった面もあるかもしれません。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 第2点目は、昨年のやっぱり審査のときにこの都市計画税と都市計画費との かかわりの中では、都市計画税というのはことしは1億6,000万何がしありますが、昨年もほぼ同額。 この使途については、財政課長から大部分は公共下水道のほうにいくのだと、だから都市計画費のほ うではこれだけで済ませているのだという答弁があったのですが、ことし、では都市計画費プラス公 共下水道、これは公共下水道も同じ所管の関係もあるものですから、そういったことで特に都市計画 税のうち、これは都市計画費に、この部分は公共下水道費のほうに回ったというような話はございま せんでしたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) そういう議論は、ありませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) この都市計画費全体を見ますと、先ほど市民経済常任委員長からも報告あり ましたように、南大平ダム、あるいはお幕場、いわゆるそこでのイベントや維持管理にこの都市計画 費が使われているということに今のようになるわけですけれども、それは私も昨年反対したところな のですけれども、1点はそれを除くといわゆる建設企業常任委員会に付託されている都市計画費の大 体半分くらいが人件費になりますが、詳しく言えば45%になっているのですが、この都市計画事業を やるのに約40%から45%も人件費に充てられているという点については、委員の皆さん方から何かお 話はございませんでしたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) そういう内容の話は、ございませんでした。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。まだたくさんあるようでしたら休憩しますが。   そのほかありますか。   では、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 岩船の港の観光のことで、南極観測船の「しらせ」の話が出たということ なので、ちょっとお聞きしたいのですけれども、岩船の港に今「しらせ」のスクリューを持ってきた いという話で盛り上がっているのですけれども、その中でどの辺までの話を委員会でされたのか、ち ょっと私ちょうどその日都合悪くて委員外議員で傍聴できなかったので、内容についてもう少し詳し く教えていただければと思うのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) 私ども詳しい話は聞いておりませんが、副市長のほうからそ ういう提案があったということだけです。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 副市長のほうから提案があったということは、何とか「しらせ」のスクリ ュー4枚のうち1枚を岩船港に持ってきたいという気持ちがあったというふうに理解していいのでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) 私のあれでは、持ってくると、そういうふうに理解しました。 〇17番(長谷川 孝君) わかりました、ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後2時30分まで休憩します。           午後 2時13分  休 憩                                                        午後 2時30分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第7号について、原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第7号 平成21年度村上市一般会計予算に対して反対の討論を行います。   村上市施政方針では、「予算編成にあたり実施する事業は、今まで以上に「あれも、これも」か ら「あれか、これか」の選択と優先度を吟味し、市民の生命財産を守り、活力あるまちづくりの創造 のため、メリハリのある編成を行ったところであります」と述べておられます。一般会計総額で290 億9,000万円、市税では69億1,535万円、23.8%を占めています。自主財源としては98億1,892万円で、 33.8%を占めております。依存財源は192億7,107万円、66.2%になっております。市債は31億3,800 万円を計上し、市債の平成21年度末見込額は368億8,469万円となり、一般会計総額を大きく上回る見 込みであります。ほかにも継続費、債務負担行為による支出予定額も多額になり、市の財政はさらに 深刻な状況になることは間違いございません。世界、日本国内の深刻な経済状況から、市税の納入は さらに厳しくなることでしょう。   このような厳しい現実から、地方自治体としての仕事をしなければなりません。村上市は、村上 で最大の企業という意識を全職員が持たなければなりません。人件費は、予算の性質別で69億9,133 万円で、全体の24%にもなっております。職員の政策能力向上、意識改革のための予算づけ、取り組 みが見当たりません。大滝平正市長を船長とする村上丸のかじ取りは大丈夫なのでしょうか。新村上 市の自然、産業、文化など多くの宝物をより生かしながら、この地域がさらに発展するための努力、 そのための職員の姿を市民にもっともっと見せていくこと、市民要望にこたえていく積極的な姿勢が さらに求められております。市、そして市職員への信頼、期待を今築く努力こそが何よりも大切なの ではないのでしょうか。   予算の中身において、におい公害に対してにおい測定のための機器購入費、妊婦健診を5回から 14回に拡大、不況対策資金の信用保証料全額100%補給などをはじめとするそれぞれの課の住民要望 にこたえようとする姿勢、対応は数多くあり、ありがたく思っております。   しかし、次の点では反対をさせていただきます。総務費の中に載っております投票人名簿調製シ ステム構築業務委託料555万円が計上されております。国民投票法による予算だそうでございます。 国民投票法は、9条改悪の条件づくりとして反対です。   教育費の中に生涯学習センター整備事業経費1億3,343万円、工事請負費800万円、土地購入費1 億2,543万円が載っております。教育情報センター裏の元村上警察署跡地を購入する予算であります。 去る2月18日、全員協議会において担当課より次のような報告がございました。県から村上市で買っ てほしいと要請されている。中央公民館も古くなっているので、生涯学習センターゾーンとしてあの 土地を生かしたい。計画に当たっては、市民、議員からも意見を聞きながら慎重に検討していくとの ことでありました。面積は、3,390.49平方メートル、約1,027.42坪、地目は宅地、第1種住居地域、 建ぺい率60%、容積率200%という資料があります。しかし、厚生文教常任委員会での委員の質疑か ら明らかになったことは、去年の2月、県から土地の購入の打診があり、6月ごろまでに考えを示し てほしいとのことだったそうです。しかし、合併前であり、市長選挙もあったので、待ってもらった とのこと。8月末に市長決裁後に教育長名で用地を市で求めたいという正式文書を県に提出していた ことが明らかになりました。それなのに正式に県に返事を出す前になぜ議会に報告しなかったのでし ょうか。9月議会、12月議会にも何も報告せず財政の裏づけができたからと2月18日になって初めて 議会に報告しました。そして、2月26日、議会運営委員会、そのときには平成21年度当初の予算がつ くられており、この事業の予算も盛り込まれておりました。教育情報センターの駐車場が狭いこと、 何年後かに公民館機能を持った生涯学習センター整備をするという方向性も理解はしております。し かし、教育情報センターと元警察署跡地を結ぶにしても、この土地は複雑で細長く、形が余りよくあ りません。そこだけでいいのかなどの疑問もあります。行政が自治体としての仕事をするとき、議会 を軽視するということは市民を軽視していると同じことであります。1億3,000万円という金額は、 大きい金額です。ですから、過程が何よりも大事と考えます。議員に早い時期に十分に説明し、理解 してもらうことが何よりも大事だったのではないのでしょうか。県に文書をもって教育長名で市長の 決裁も仰ぎながら返事をしておきながら、ぎりぎりまで議会に知らせず、予算に盛り込んでから、さ あ、認めてください、県は村上市が購入しなければ民間に売ると言っておりますでは余りにも仕事の 仕方が強引です。行政マンとしての謙虚さは、どこにあるのでしょうか。おごりがあったのではない のでしょうか。これからもこのような仕事のやり方を繰り返すのでしょうか。副市長は、常任委員会 の席で繰り返しこのようなことはいたしませんと謝りました。しかし、最後に謝ったからといって行 政がやったこのような仕事のやり方は決して許されるものではございません。市民は、見ています。 私は、このやり方に対して厳しく批判をし、反対討論とするものであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、原案に対し、賛成討論の通告がありませんので、原案に反対の討論を 許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 平成21年度の一般会計予算に反対の立場で討論いたします。   最初に申し上げますが、10年間議員活動しておりまして、年度当初の一般会計予算の原案に反対 するのは今回が初めてでございます。昨年は、予算では原案に対してスギトピア関連の補助金を削除 する修正案を出させていただきましたが、今回は納得のいかない点も多々ありまして、原案そのもの に反対するという立場で臨ませていただきます。   それでは、私が反対する理由を申し上げます。3点ございますので、お聞きください。最初に、 都市計画税でございます。今年度1億6,393万円が計上されておりますが、この税金は目的税として 旧村上市民の一部だけに課税されております。その範囲は、国道7号を境にして新町側の村上市街地 側、山辺里橋を境にして片町側の村上市街地側、三面川を境にして瀬波上町側の瀬波地区側、そして 緑町や松山、浜新田などを含めた瀬波温泉地区並びに岩船地区にお住まいの方々が対象になっており ます。その中で、課税対象者数は約1万500人となっております。   そもそも都市計画税とは、目的税であるはずなのに固定資産税と同じに徴収されております。こ のように徴収事務作業1つとっても、目的税としての性格が確立されていないことが確認できます。 本来目的税とは、住民税や固定資産税などの一般的な市民税とは別に会計事務の取り扱いを区別した らよろしいところなのですが、同じ取り扱いで同じ口座に集約していること自体目的税としての独立 性を欠いていることになります。このように徴収名目が目的税としているはずなのに会計事務が区別 されないまま市税として一括に集約され、不透明に徴収され続けている金額が毎年1億7,000万円前 後も発生しております。瀬波温泉のホテル、旅館では、少なくとも年間に100万円前後から400万円程 度の税負担を強いられております。年間です。一般家庭でも1万円前後から5万円相当で年間徴収さ れ続けております。そして、どのように支出されているのか。行政側の説明によると、ほとんどが下 水道事業への繰出金として特別会計に回されております。これは、国土交通省所管の公共下水道事業 と農林水産省所管の集落排水事業における国策の違いから発生している問題でもあるとは思いますが、 下水道事業における国の補助率の違いから起きるものであるとも考えられます。そこに住んでいる住 民には何ら関係のないことであり、不公平な税負担になっているのです。具体的に申し上げますと、 岩船町に住んでいる人には都市計画税が課税されます。しかし、隣の神林地区のほんの近くの松喜和 に住んでいる人には都市計画税はかかっておりません。また、村上の新町に住んでいる人には都市計 画税が課税されておりますが、仲間町に住んでいる人には課税されていません。だれが考えても不公 平な課税であり、納得のいかないところです。同じ国土に住み、同じ村上市に住んでいる住民がたま たま住むところだけの違いで、例えば水洗トイレで流す水が公共下水道の水なのか、あるいは集落排 水の水なのかの違いで利用料金のほかに税が課せられているということは極めて不公平なことであり ます。しかも、いまだ下水道の恩恵を受けていない市民までもが、新町、片町、この辺の方々は都市 計画税の徴収だけを受け続けております。このような課税制度は、即刻廃止していただきたく思いま す。   なお、都市計画税が撤廃されると税収の減少につながることも考えられますが、これは改めて環 境税という新たな制度を創設していただき、市民7万人を対象として広く多くの方々から少額ずつ税 負担を協力していただき、生活環境向上のために支出すべきものと考えます。そのような形で税収の 減少分を補てんしていただくことも考えられます。   私は、都市計画税について合併協議会の場でも提言してまいりました。そのときの執行部からの 答弁では、合併してから考えます、今はこのような形で合併事務調整をさせていただきたいとの回答 でした。このことは、当時の合併協議会の副会長でもありました大滝市長も承知しているはずです。 しかし、このたびの予算ではそのことが反映されておりません。また、どの時期に改善されるのかの 質問にも明確な答弁を市長から聞くことはできませんでした。積極的な対応をお願いしたいものです。   次に、予算書137ページ、林業振興一般経費の中の木材業製材業育成振興事業補助金の1,253万1, 000円ですが、昨年と同様に計上されております。民事再生法の実行中であります新潟北部木材加工 協同組合、スギトピア岩船を含む3事業体向けの木材取引量、越後杉の取引量に対する補助金だと説 明を聞きましたが、どのような形であれ、民事再生法を実行している企業に補助金を交付するべきで はないと私は考えております。例えば行政から発生する公共事業は、民事再生法や会社更生法の実行 中の企業では入札に参加することすらできません。なぜなら企業としての経営が不安定なところに公 共事業を発注するなど、税金投入はできないという当たり前のルールがございます。そのことと考え は同じでございます。つまり民事再生法がしっかりと完了し、裁判所の手から独立し、自立したこと を確認した上で補助金の交付を行うべきだと考えます。したがいまして、年度当初予算で計上するの ではなく、何回も申し上げましたが、そのことが確認できた時点で補正予算として対応すべきだと考 えます。   なお、このことにつきましては、昨年来一貫して提言していることでもございます。そのことか らいっても、市長に全く耳を傾けていただけないという判断が伝わってまいります。この不況の中、 多くの企業が受注量の減少に苦しみ、日々努力し、何とか生きていこう、必死でございます、どの企 業も。中には努力報われず挫折していく企業もございます。私は、このような企業全員に公平に補助 金を出すのなら大賛成です。しかし、民事再生法実行中の、しかも一部の企業に補助金を出す行為は、 どんな理由をもって当ててもほかの企業から、そして市民から指示されることはありません。少なく とも私が企業回りを実施した中では、事業主からは怒りの声さえ聞こえてまいります。この声は、市 長に届いているのでしょうか。不思議でなりません。もはやこのことは、村上市のトップリーダーで あります大滝市長のコンプライアンスの問題であると私は認識しております。   次に、予算書205ページ、生涯学習センター整備事業経費1億3,343万円、土地購入費として1億 2,543万円、そして舗装費として800万円は、合併基本計画登載候補事業に記載されている平成24年度 工事着工予定の生涯学習センター、図書館ネットワーク建設を約7億円で実施することへの前段で土 地購入と舗装を行うものと聞いております。そして、その財源は合併交付金としての県支出金4億円 から充当されるとの説明もございました。合併交付金4億円は、平成20年度から5年間で合併に伴う 事業に充当させることになっております。つまり今回の土地購入費に無理やり充てなくても、もっと 有意義なところに充てることができるはずだと考えております。   そもそも私は、生涯学習センターの建設には反対しております。これからの行財政運営は、箱物 建設には特に慎重にならなければなりません。新築する前に既存の建物を有効利用することができる かどうか検討するべきだと思います。今回は、統合山辺里小学校が平成23年度に開校予定として進行 中でございます。既存の山辺里小学校が平成23年度に空き校舎となります。既存の山辺里小学校は、 鉄筋コンクリート3階建てでありまして、生涯学習センターとして十分に利用可能な校舎です。それ こそ今回の合併交付金を利用して耐震補強を施すことにより、すばらしい施設に生まれ変わると思い ます。財政面でも有効に機能することと考えられます。いま一度考えるべきだと思います。   また、現在の約3,390平米、約1,000坪の旧村上警察署跡地は、住宅開発を前提として県が民間事 業者に払い下げられたほうが住宅建設などの促進も踏まえて利用価値も上がり、経済活性化にもつな がると考えます。あの土地の周辺では、村上市課税標準額が1平米当たり約2万856円、1坪当たり 約6万9,000円になっております。参考までに私の知り合いの不動産関連業者の見解によると、住宅 開発が行われた場合、6メートル道路を敷いても13区画が販売可能であるとの所見もいただいており ます。その考え方を前提として将来の固定資産税を計算すると、旧村上警察署跡地から毎年約230万 円相当の固定資産税が村上市に納税され、税収アップにもつながります。新しい施設は、古い施設よ りも確かに使い勝手はすぐれておりますし、皆さんも欲しがるのも当たり前です。しかし、古い施設 には古いなりによいところもたくさんございます。使い勝手は、少々悪いかもしれませんが、利用さ れる方々にご協力をいただき、今は既存の施設を十分に利用することを考えるべきではないでしょう か。また、現在の情報センターの会議室などの施設の稼働率は、5割に満たないほどです。このこと を村上地区公民館の施設利用実態と照らし合わせた上で、先に情報センターとの協力体制を確立すべ きであると考えます。情報センターと村上地区公民館がお互いに協力し合い、意見交換をして情報セ ンター施設稼働率アップをねらうことが今行政に求められることではないでしょうか。   最後に、議員が議案に反対するということは、大変勇気の要ることでございます。それだけに行 政側の説明も踏まえて納得のいかないところを明確にする必要があります。つまり何々であるが、も っとこうするべきである、だから反対であるということが求められることになります。恐らく行政側、 特に市長の立場からしてみれば、私などは厄介な議員であるとしか見えないかもしれません。しかし、 私は選挙の公約として予算、決算をしっかりとチェックします、市民生活向上のために行政運営をし っかりとチェックしますと掲げて市議会議員に当選させていただきました。自分の生活もお金も、議 員としての知識力向上のために大学に通うことさえも選挙民に問いて理解を得て、すべて公約として 掲げ、実行しております。これからも公約達成のために全力を尽くさなければなりません。   市議会は、行政の予算執行のための手続機関ではございません。村上市民の代議員として、そし て議案を審査し、結論を出すことが求められるのです。北海道の夕張市が破綻したのは、行政運営だ けに問題があったのではございません。議会が議会としての本来のチェック機能を十分に果たしてい なかったことも大きな要因となっていることも皆さんご承知のとおりです。議員には是は是、時には 否は否として判断することが望まれることもあろうかと思います。   この演壇で私姫路が今話していることは、会議録だけでなく、現在傍聴で傍聴されている方々、 そして市役所ロビーでテレビ中継をごらんいただいている方々、朝日、山北では光ファイバー設置に よるテレビ中継をごらんいただいている方々、また何よりも現在の村上市ホームページは議会を検索 し、定例会の録画記録をクリックすると議会の様子が生の迫力でごらんいただけるようになっており ます。したがいまして、今回の討論も後日すべて見ることができます。後日改めて討論をごらんいた だける市民の皆様へも平成21年度予算に反対したことをしっかりと確認していただきたいと思います。   恐らく私がこの場で反対討論を申し上げても、予算は議員各位大勢の賛成多数で可決されること と思います。今話した討論内容、議員皆様には1度吟味していただいて、賛同できるようでございま したら着席のまま反対していただきますようお願い申し上げますが、なお一般会計予算に反対すると いうことは、ほかの事業予算にも反対することになり、なかなか困難が伴います。修正案として対応 しようと思いましたが、数が多いために今回は反対という立場で討論をいたしました。このことが末 代まで動画として残ることを祈念いたしまして、反対討論といたします。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第7号を採決いたします。   本案に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案は各委員長報告のとおり決定することに 賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第7号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第8号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第8号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第9号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第9号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第10号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第10号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第11号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第13号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第13号 平成21年度国民健康保険特別会計に対する反対討論を行います。   社会保障及び国民保険の向上を目的として、住民に医療を保証するための制度である国民健康保 険、払いたくても払えない、この現実に多くの市民が苦しんでおります。平成20年度12月での滞納額 は、約3億8,000万円にもなっております。最近の数字で短期証発行者1,281人、資格証発行者122人 となっております。村上市では、滞納者との納税相談を重視し、子供のいる家庭、病人のいる家庭な どへの配慮をされておりますが、全国的には保険証を取り上げられた人が病院にかかれず、重症化、 死亡する事件も続発しております。こうした事態を招いた元凶は、歴代政権の社会保障切り捨て政治 であります。自民党政治は、1984年の国保法改悪で国保への国庫負担率を医療費の45%から38.5%に 削減し、その後も事務費や保険料軽減措置などへの国の財政支出を廃止、削減してきました。また、 この間大企業の雇用破壊により、失業者や非正規労働者が大量に国保にも入っております。また、自 営業や農林漁業者の経営難も加速しております。払いたくても払えない、こういう住民が今後さらに ふえるのは間違いございません。ぜひ義務的経費以外の一般会計繰り入れ、そして基金取り崩しなど、 少しでも保険料引き下げへの行政の努力をお願いをいたしまして、反対討論といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第13号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第14号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第15号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第15号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計予算に対して反対の討 論をいたします。   歳入の6億8,060万円のうち4億4,563万円、65.47%が保険料で占められております。75歳以上 が加入する後期高齢者医療制度では、原則として保険料の滞納が1年続くと保険証が取り上げられ、 医療費を窓口で一たん全額負担しなければならない資格証明書が発行されます。制度導入前は、老人 保健法により75歳以上の保険証取り上げはされておりませんでした。命と健康にかかわることだから であります。年金が月1万5,000円以下の人は、直接保険料を納めます。現在7カ月滞納者は、275人 いるそうであります。   日本共産党は、2006年に後期高齢者医療制度が審議されていたときから参議院、厚生労働委員会 において、小池晃議員が保険証取り上げを血も涙もないやり方である、断じて許されないと厳しく批 判をしてまいりました。08年12月にも小池議員は、高齢者から保険料を奪えば死に直結すると指摘す るなど、保険証取り上げをやめることを強く主張し続けてまいりました。わずかな年金収入しかない 高齢者にとって、保険料負担は重く、制度開始から1年となる4月以降さらに深刻な状態が生まれる ことが懸念されます。   以上、反対討論とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第15号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第17号 平成21年度村上市介護保険特別会計予算に対して反対の討論を行 います。   予算では、第4期介護保険事業計画を反映し、介護保険料を算定しております。条例改正に対す る反対討論でも申しましたが、第4期介護保険料基準額が月額4,200円に統一されます。旧町村住民 の値上げ率は高くなります。20年12月末現在の介護保険料の滞納額は約700万円です。介護保険10年 目を迎えますが、だれもが安心して利用でき、安心して働ける介護制度とはほど遠い介護保険の実態 となっております。この間介護サービスの総量はふえていますが、社会保障切り捨ての構造改革のも とで負担増、介護取り上げが進み、家族介護の負担は今も重く、全国的には1年間で14万人が家族の 介護などのために仕事をやめています。老老介護での悲劇のニュース、最近では介護退職という実態 もあるそうであります。   介護保険制度で国民の負担が重い最大の原因は、介護保険制度が始まったときにそれまで介護費 用の50%だった国庫負担割合が25%とされ、三位一体改革により22.8%、09年度予算まで引き下げら れているからであります。日本共産党は、国庫負担割合を全国市長会と全国町村会も要求しているよ うに、直ちに5%引き上げ、さらに給付費の50%まで計画的に引き上げることを求めております。保 険料あって介護なしと言われない介護保険制度の充実のためには、もっともっと国も自治体もさらな る知恵が必要なのではないのでしょうか。   以上で終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第20号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第22号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   暫時休憩いたします。           午後 3時13分  休 憩                                                        午後 3時20分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ここで理事者に申し上げます。合併してまだ1年ということもありますが、お互いに注意を払っ ていれば防げる初歩的なミスが多いような気がしますので、今後はこのようなことのないよう事務処 理の強化に万全を期されますよう議長として申し入れます。                                              日程第10 議第57号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第7号)             議第58号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)       議第59号 平成20年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)        議第60号 平成20年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)       議第61号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議第62号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第             2号)                                議第63号 平成20年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議第64号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第3号)         議第65号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第66号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2             号)                                 議第67号 平成20年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第68号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議第69号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)       議第70号 平成20年度村上市上水道事業会計補正予算(第4号)    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第57号から議第70号までの14議案を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 大変ご苦労さまでございます。   ただいま上程いただきました議第57号から議第70号までの14議案について、一括して提案理由の ご説明を申し上げます。   本件は、平成20年度の村上市一般会計及び各特別会計の補正予算であります。   議第57号は、一般会計補正予算(第7号)であります。歳入歳出予算の総額に13億6,000万円を 追加し、予算の規模を319億7,697万7,000円にしようというものであります。   7号補正予算の内容は、国の2次補正予算に伴うものがその多くを占めているところであります が、歳入歳出それぞれ各款にわたり、決算見込み等により調整をいたしました。   初めに、歳入から申し上げます。歳入の第10款地方交付税では、普通地方交付税を3億9,860万 円追加し、第14款国庫支出金では、国の2次補正予算に伴い、総務費国庫補助金で定額給付金事業費 補助金を10億9,530万円、民生費国庫補助金では、子育て応援特別手当事業取扱交付金を3,060万円、 土木費国庫補助金で、地域活性化・生活対策臨時交付金を2億6,000万円、教育費国庫補助金では、 安全・安心な学校づくり事業交付金6,660万7,000円、地域活性化・生活対策臨時交付金を小学校費で 1億1,300万円、中学校費で4,400万円をそれぞれ計上し、消防費国庫補助金でも地域活性化・生活対 策臨時交付金を7,396万6,000円計上いたしました。   第15款県支出金では、民生費県負担金で交付額確定により保険基盤安定負担金を5,465万5,000円、 後期高齢者医療基盤安定負担金を1,832万3,000円それぞれ減額、衛生費県補助金でも同様に子どもの 医療費助成事業補助金を3,005万3,000円を減額いたしました。   第16款財産収入の不動産売払収入では、土地売払収入を3,509万9,000円減額、第18款繰入金では、 特別会計からの繰入金を1億2,561万7,000円追加し、基金繰入金では、平成20年度当初予算で計上し てありました各基金繰入金を全額減額いたしました。   第21款市債では、今年度事業費が確定したことにより調整を行い、総額で1億7,580万円を減額 いたしました。   続きまして、歳出について申し上げます。第2款総務費では、企画費の公共交通一般経費で、生 活交通確保対策バス運行事業費補助金を565万3,000円追加し、移動通信鉄塔施設整備事業経費では、 事業費の確定に伴い、2,891万9,000円減額、国の2次補正に伴う地域活性化・生活対策臨時交付金事 業の公共施設地デジ整備では800万円を追加、定額給付金給付事業の定額給付金給付事業経費では、 給付金10億9,530万円を計上いたしました。   第3款民生費では、社会福祉総務費の障害福祉費一般経費で1,396万8,000円、特別障害者手当等 経費で1,104万4,000円それぞれ減額し、障害者自立支援経費では1,799万2,000円追加し、国民健康保 険繰出金を3,462万6,000円減額、後期高齢者医療費では、後期高齢者医療特別会計繰出金を2,236万6, 000円減額、児童福祉費の児童福祉総務費では、児童手当支給経費2,821万5,000円減額、児童措置費 の子育て応援特別手当経費では、手当を3,006万円計上し、児童福祉施設費の統合保育園建設事業経 費では、請負差額5,600万円を減額、生活保護費の扶助費では、生活保護扶助費を2,332万6,000円追 加いたしました。   第4款衛生費では、保健衛生総務費で簡易水道事業特別会計繰出金を1,480万円追加し、予防費 では各種事業の実績によりそれぞれ減額、し尿処理費でもし尿処理施設管理運営費を1,250万減額い たしました。   第6款農林水産業費では、農地費の農地等経費で各種負担金及び補助金を実績等により減額し、 林業総務費の林業振興一般経費でも各補助金を実績に合わせそれぞれ減額、第7款商工費では、商工 業振興費の中小企業金融制度経費で、信用保証料補給金1,700万円と信用保証料補助金遡及分2,000万 円を合わせて3,700万円追加いたしました。補給金の1,700万円につきましては、昨年10月31日の国の 安心実現のための緊急総合対策、原材料価格高騰対応等緊急保証制度が創設され、融資対象業種が拡 大され、不況対策資金の融資額がふえたことにより増額になったもので、補給割合は市が50%信用保 証協会に支払うものであります。また、遡及分2,000万円につきましては、昨年度に予定しておりま す信用保証料補給金を市が不況対策資金に限って100%補給することに伴い、今年度補給した分との 均衡をもたせるため、今ほど申し上げました原材料価格高騰対応等緊急保証制度の創設に合わせ、昨 年10月31日にさかのぼって借り入れ者が支払った信用保証料を補助しようとするものであります。   第8款土木費では、土木総務費で地域活性化・生活対策臨時交付金事業、道路等整備費を2億6, 100万円追加し、道路橋りょう総務費の道路橋りょう一般管理費で、県道改良事業費負担金を1,864万 8,000円減額、道路維持費の除雪対策経費では、除排雪委託料など5,571万2,000円を追加し、道路新 設改良費の高速道路アクセス道路整備事業経費を今年度事業見込みにより5,991万9,000円減額いたし ました。   第9款消防費では、災害対策費の防災行政無線管理経費で防災行政無線統合工事費の請負差額分 6,788万5,000円を減額し、新たに国の2次補正に伴う地域活性化・生活対策臨時交付金事業、防災施 設整備費7,705万2,000円を計上いたしました。事業内容は、防火水槽及び消防小屋の補修費、防災無 線、移動系無線の整備、災害時の備蓄品整備などであります。   第10款教育費では、小学校費の学校建設費で地域活性化・生活対策臨時交付金事業、小学校施設 耐震化等整備費2億294万8,000円を新規に計上いたしました。事業内容は、さんぽく北小学校校舎、 平林小学校屋体の耐震補強工事と学校施設の耐震診断業務委託等を行うものであります。また、中学 校費の学校建設費でも同様に山北中学校体育館屋根修繕工事費など5,600万円を新たに計上いたしま した。   第13款諸支出金では、基金費の基金積立金に1億1,932万円を追加いたしました。これは、老人 保健医療制度が後期高齢者医療制度に移行したことに伴う仮清算分を老人保健特別会計から繰り入れ を受けて財政調整基金に積み立てるものであります。   第2条の継続費の補正は、統合保育園建設事業経費と防災行政無線統合工事費を変更するもので、 第3条の繰越明許費は、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用できる経 費を計上いたしました。内容は、第3表に記載の12事業費を翌年度に繰り越すものであります。   第4条の地方債の補正は、各事業費の確定に伴い、変更するものであります。   なお、本補正予算案の一部に誤りがありましたので、正誤表を提出させていただきましたが、先 ほど議長からもご注意がありましたように、大変深くおわびを申し上げる次第でございます。今後は、 職員に対し、徹底的に指導してまいる所存でございますので、よろしくお願いをいたします。   次に、議第58号は、情報通信事業特別会計の補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ397万8,000円を追加し、予算の規模を6億6,730万8,000円にしようとするものでありま す。   補正予算の主なものは、歳入では、第3款繰入金を184万2,000円減額し、第4款諸収入を962万 円追加、第5款市債では、380万円を減額しました。   歳出では、第1款総務費で223万7,000円、第2款事業費で641万9,000円、第4款諸支出金で146 万6,000円をそれぞれ減額し、第6款基金積立金を1,410万円追加いたしました。   第2条の地方債の補正は、事業費が確定したことに伴い、限度額を変更するものであります。   次に、議第59号は、みどりの里特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出の総額からそ れぞれ1,452万4,000円を減額し、予算の規模を2億3,347万6,000円にしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では、第1款売上金を570万円減額し、第2款使用料及び手数料で は、施設使用料を930万円減額、第3款繰入金では、一般会計繰入金を150万6,000円増額、第5款諸 収入では、雑入を103万円減額いたしました。   歳出では、第1款総務費の一般管理費を137万5,000円減額し、第2款事業費の物産会館事業費で 103万1,000円、食堂事業費で72万5,000円、保養センター事業費で165万1,000円、温泉活用健康増進 施設事業費で974万2,000円それぞれ減額いたしました。   次に、議第60号は、葡萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ320万円を減額し、予算の規模を2,570万円にしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では、第2款使用料及び手数料を630万円減額し、第3款繰入金を3 40万円追加、第5款諸収入を30万円減額いたしました。   歳出では、第1款総務費を320万円減額いたしました。   次に、議第61号は、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ3億126万1,000円を減額し、予算規模を82億4,471万2,000円にしようとするものであり ます。   補正の主なものは、歳入では、第2款分担金及び負担金で特定健診一部負担金222万4,000円を減 額し、第4款国庫支出金の高額医療費共同事業負担金を941万9,000円減額いたしました。   第6款前期高齢者交付金で9,750万3,000円減額、第7款県支出金では、高額医療費共同事業負担 金1,555万5,000円減額し、特定健康審査等負担金622万1,000円を計上、第9款共同事業交付金で、高 額医療費共同事業交付金を2,540万1,000円増額、保険財政共同安定化事業交付金を1億7,453万8,000 円減額いたしました。   第11款繰入金では、保険基盤安定繰入金で8,386万1,000円、出産育児一時金等で1,034万1,000円 それぞれ減額、財政安定化支援事業で2,020万3,000円、事務費分繰入金で3,937万3,000円それぞれ増 額するものであります。   歳出では、第2款保険給付費で一般被保険者療養給付費に不足が生じ、3億4,526万4,000円を増 額し、退職被保険者療養給付費では3億1,147万2,000円の不用が生じ、減額いたしました。また、出 産育児一時金で1,551万円、葬祭費で2,570万円を減額し、第5款では、老人保健拠出金で1,485万円、 第6款では、介護納付金で8,934万円、第7款共同事業拠出金では1億8,997万7,000円が不用になり、 減額するものであります。   次に、議第62号は、国民健康保険診療所特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ16万7,000円を追加し、予算の規模を3,388万3,000円にしようとするものでありま す。   補正の内容は、歳入では、第3款繰入金を16万7,000円増額し、歳出では、第1款総務費で修繕 料を16万7,000円増額するものであります。この補正は、落雷により破損した空調機器を修理するも ので、全額火災保険で補てんされるものであります。   次に、第63号は、後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ2,005万6,000円を減額し、予算の規模を6億7,234万4,000円にしようとするものであり ます。   補正の主なものは、歳入では、保険基盤安定制度負担額の減により第3款繰入金を2,236万6,000 円減額いたしました。   歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金を2,442万8,000円減額いたしました。年度当初 は、暫定賦課で見込んでいた保険料に対し予算化しておりましたが、現在見込める保険料が大幅に下 がったためであります。各種保険料軽減対策に充てる基盤安定制度の負担金、県4分の3、市4分の 1に係る部分の予算減を修正していますが、保険料そのものは最終的にはまだ未確定のため、今補正 には加えておりません。   第2条の繰越明許費は、基幹システムの改修費等について翌年度に繰り越すものであります。   次に、議第64号は、老人保健特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額から それぞれ2,395万4,000円減額し、予算の規模を13億3,652万1,000円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では、第1款支払基金交付金5,023万3,000円の減、第2款国庫支出金2, 941万3,000円の増、第3款県支出金614万9,000円の減、第4款繰入金572万7,000円の減であります。   歳出では、第2款医療諸費1億34万4,000円の減、第3款諸支出金では、償還金を4,257万1,000 円減額、繰出金で一般会計への繰出金を1億1,932万円追加し、総額で7,674万9,000円の増でありま す。   老人保健特別会計は、実質の清算処理が2カ年度にわたり処理を必要とし、過年度分、平成19年 度清算を含んだ部分で補正額としてあらわれております。老保事務は、平成21年度においても第三者 行為や過誤の一部事務が予想されますが、会計閉鎖時期は翌年平成22年度末を予定しております。   次に、議第65号は、介護保険特別会計の補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額に それぞれ1億1,321万9,000円を追加し、予算の規模を66億5,953万2,000円にしようとするものであり ます。   歳入では、保険給付費の増額等に伴い、第4款款国庫負担金を995万8,000円、調整交付金を466 万2,000円、第5款支払基金交付金を2,070万7,000円、第6款県支出金を1,175万円、第8款繰入金を 1,929万円追加いたしました。また、介護従事者処遇改善臨時特例交付金4,605万4,000円を計上いた しました。   歳出では、支出額を見込み、第2款保険給付費6,830万円を追加いたしました。また、介護従事 者処遇改善臨時特例積立金4,605万4,000円を計上いたしました。   次に、議第66号は、介護サービス事業特別会計の補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ167万6,000円を追加し、予算の規模を1億8,343万2,000円にしようとするものであ ります。   歳入では、第1款のサービス収入に通所介護費収入167万6,000円を追加し、歳出では、第2款 サービス事業費について、居宅介護サービス事業経費に90万5,000円、上海府デイサービスセンター 運営事業経費に77万1,000円をそれぞれ追加いたしました。   次に、議第67号は、下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ3,700万円を減額し、予算の総額を53億900万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では、賦課区域の見直しによる都市計画下水道負担金等の減額に伴い、 第1款分担金及び負担金を2,021万3,000円減額したほか、第2款使用料及び手数料で600万円の減額、 第6款諸収入では、排水設備等設置資金貸付金等の収入を1,078万7,000円減額するものであります。   歳出では、第1款下水道費において事業の確定等により総務管理費で1,258万7,000円を、施設管 理費で1,081万3,000円を、建設費で1,360万円を減額するものであります。   次に、議第68号は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ8,100万円を減額し、予算の総額を20億7,719万3,000円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入歳出とも移設補償金により行う下水道工事が確定したことによる減額が主で、 そのほかは清算により減額をするものであります。   次に、議第69号は、簡易水道事業特別会計の補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ240万2,000円を減額し、予算の規模を7億2,507万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では、第1款分担金及び負担金で、工事負担金250万円を減額し、第2 款使用料及び手数料では、水道使用料が合併に伴い、検針月を統一したことにより調停月にずれが生 じたため1,480万円を減額いたしました。   第5款繰入金では、一般会計繰入金を1,480万円追加いたしました。   歳出では、第2款第1項第1目施設建設費の簡易水道建設改良経費で、工事請負費を250万円事 業実績に合わせて減額いたしました。   次に、議第70号は、上水道事業会計の補正予算(第4号)であります。収益的収入及び支出にお いて、収入では、営業収益の給水収益で議第69号 簡易水道事業特別会計補正予算の水道使用料減額 と同様の理由から4,580万円を減額し、総額を9億4,969万4,000円といたしました。   支出では、営業費用で水質検査手数料を400万円、修繕料2,000万円をそれぞれ減額し、営業外費 用で消費税及び地方消費税を850万円追加し、総額を8億5,570万3,000円といたしました。   資本的収入及び支出においては、収入で企業債借り入れを1億5,190万円減額し、総額を3億8,8 78万9,000円といたしました。支出では、拡張事業費の浄水池建設工事請負費など1,600万円を、改良 事業費の工事請負費で9,000万円をそれぞれ事業実績に合わせ減額し、総額を8億8,839万5,000円と いたしました。   以上、14議案について一括してご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、原案のとおりご 決定賜りますようお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市長どうもご苦労さまでございます。   57号、一般会計の補正予算の中の3款2項4目の児童福祉施設費の中で、このたび統合保育園建 設事業経費、減額として工事請負費が5,600万円減額となっていると。これは、当然入札の差額金額 だとは思うのですけれども、5,600万円というと相当な差額になりますが、この予定価格に対しては、 そうすると入札した業者さんは何%の入札率というか、金額でこれは入札されたのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 入札をした段階でご説明を申し上げ、また資料も恐らく提出されていると思 いますが、詳しくは担当部局から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(小田 均君) 今入札率ちょっと資料持っていないので、はっきり申し上げられま せん。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この工事は、当然先ほどみのり保育園という名前に変わったあの統合保育園 のことだと思うのですけれども、あれは結局請負金額合計で幾らの工事だったのでしたっけ。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(小田 均君) 当初の契約では、20年度は3億8,442万5,000円でございます。その 後変更契約がなされております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、もう一点お聞きいたします。   10款の教育費の中で、これが3項3目、今回新規の事業として地域活性化・生活対策臨時交付金 事業、これがちょうど5,600万計上されております。この5,600万計上した理由は、国庫補助金が4,40 0万円新規でその分の補助金が国のほうからついたので、このたびはこの中学校の耐震の整備等にそ の事業費を充てようということでの新規事業でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) そのとおりでございます。前に申し上げましたけれども、各 学校の耐震等につきましてはほとんどが1次診断ということで、最終的な診断、2次診断を急いで行 う必要があるということから今回お願いをしたものでございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 一般会計の34ページの、先ほども質疑したのですけれども、木材製材業育 成振興事業補助金が383万ばかり減額となっているのですけれども、これ検査確定後交付するという ことで前からお聞きしているのですけれども、それぞれの供給立方メートルと、それから補助金の金 額というのを、3事業体の、教えていただけないでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) それでは、お答え申し上げます。   新潟北部木材加工協同組合3,336.76の予定でございます。金額では、1,000円単位で申し上げま すが、県と市合わせて523万9,000円ということでございます。それから、山北町の木材加工協同組合 1,538立方になる予定でございます。223万9,000円になる見込みでございます。それから、村上製材 協同組合737で、102万程度というようなことで、今見込みで挙げていますが、実際こんな格好で出て くるのかなということで、出た段階で検査して払う予定でございます。ちなみに、県費では580万、 それから市のつけ足し分は290万1,000円というような額になります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そこで、私が前々から12月等の一般質問で納得できないというのが1つあ るのです。ということは、前12月議会のときに産業観光部長は、この3事業体に出すお金だけが1,25 3万1,000円で、あとの事業はやめましたと、コンサルとかそういうのはやめたという答弁がありまし た。それで、1,253万1,000円のうち県と市の補助金188万1,000円というのがコンサルとかの補助金な わけです。そうしますと、その分を引くと年間集荷7,000立方と算出した補助金というのは1,065万な わけです。すると、1,065万に対して800万が見込みだと、今。私の考え方です。1,065万に対して800 万見込みだとなれば、このマイナス分の383万というのが結果的にはコンサルの減額分も含んでとい う意味になりますよね。それでよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 議員おっしゃるとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) それで、先ほどの問題と一緒になるのですけれども、ということは予算だ から、これはもう補正予算で21年度の予算と関係ないと言われればそれまでなのですけれども、1,25 3万1,000円を同じ金額で上げてくるというのは、どう考えても私はおかしいと思います。この3事業 体に対する補助金というのは、1,065万なのだということを12月議会のときに部長は言われている。 そのやめた経営コンサルタントの分も平成21年度の予算に入っていると。そんな予算の立て方は、議 会にとってみればちょっとおかしいと言わざるを得ません。それ答弁要りませんけれども、今後もこ れは検証していかなければだめな問題なので、予算を立てるときはきちんとやっぱり議員にも納得で きるような、そういうような予算の立て方をお願いして終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 一般会計の32ページのし尿処理費の関係でお伺いしますけれども、し尿収集 委託料も減額になっているわけですけれども、その下のし尿処理施設管理運営費の中の消耗品費、こ れも大幅に減額ということで、普通委託料が減額になりますとどうしても下水道に加入ということで 下がっているとは思うのですけれども、その中で前から言われております新しいし尿処理場において、 当初メーカーからの処理薬品ということで使っていたのですが、その後ほかのメーカーも安い薬品を 使うというようなことで、その辺のことをお伺いしたいと思いますが、この減額に対しての。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) この減額でございますが、消耗品費の中に処理薬品ということで主に活 性炭の購入量の減ということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) わかりました。   34ページの中ほどにあります説明欄の農地等経費の中の中ほどに地域農業水利施設ストックマ ネージメント事業の関係なのですけれども、これは土地改良施設の老朽化に対するための事業という ことで、県の土地改良団体連合会の技術者の指導というような恐らく中身だと思うのですけれども、 この73万というのはどんなふうなあれなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 73万円荒川沿岸土地改良区に補助金出したいと。中身では、開田2 号支線用水路の工事の負担金10%分でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) もう一点お伺いします。   38ページの高速道路アクセス道路の整備事業経費なのですが、これも大幅に減額ということで、 登記料、測量設計等委託料、全額減ですけれども、土地購入費についてもほとんど減額というような 関係で、中身についてお伺いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(須田 徹君) お答え申し上げます。   これは、追加インターチェンジを平成20年度には着工できるだろうという見込みで予算を組ませ ていただきましたが、残念ながら取りつけ関係の申請ができなかったということで、このたび減額を するものです。 〇13番(木村貞雄君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   一般会計のほうともちょっと絡んでくるのですけれども、議第61号の国民健康保険の特別会計の ほうなのですが、こちらの10ページ、一般会計から繰り入れるお金が3,462万6,000円ほど戻るのです けれども、この金額は例年に比べて何か多いとか少ないとか、そういったことはあるのでしょうか。 その辺お伺いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) こちらのほうの一般会計の繰入金のほうですが、基盤安 定のほうは少し下がりました。それから、出産一時金のほうも赤ちゃんが少なかったので、下がりま したが、財政安定化支援事業繰入金が思ったよりもいっぱい入ってきたということと、それから事務 費のほうで一般会計のほうから少し余計いただきました。3,937万3,000円ほど繰り入れていただきま した。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そうしますと、この辺を考慮して計上したと思うのですが、この辺はかなり 毎年の決算というか、締めの段階である程度変わってくるということの理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 私どものほうでは、大体これぐらいいただけるものとい うふうに国の場合は想定しますし、ですけれども、実際何回かの変更申請がありまして、これしか入 らないという状況になって、変更あります。それから、そうなったときに一般会計のほうからも足り ないと思われる分を少し入れていただくということになります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 出産の一時金、こんなのは戻せないぐらい払えれば本当はいいのでしょうけ れども、かなり戻っているのですが、計上の段階ではきちっとした計上の仕方だったのだけれども、 ある程度思ったよりも少なかったということでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 昨年度は、19年度は四百六十何人だかの赤ちゃんが生ま れていますが、ことし20年度の1月から12月までの間に395人だと思いましたが、赤ちゃんの数が思 ったよりも少なくて、私どもも去年と同じぐらい生まれると思って予算計上しておりましたので、下 がった状況でございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   一般会計の36ページ、商工費の中小企業金融制度経費、ご説明がありました。大体内容的には理 解したのですが、ここに出ている金額の対象件数を教えていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) それでは、答弁申し上げます。   信用保証料の50%分につきましては、従来の補助率でございますが、これが1,700万ということ でございます。それと、信用保証分の遡及分、これ10月31日までさかのぼって100%にしたいという 部分が2,000万と。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇産業観光部長(増子太平君) 企業名。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇産業観光部長(増子太平君) 数は197と、遡及に対する分が145でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ありがとうございました。   次に、38ページの除雪対策経費のうちの除排雪委託料5,475万3,000円上がっておりますが、これ は何業者が請け負ったものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(須田 徹君) 総業者数で77社であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次に、上水道事業会計の中のページで5ページ、そこに企業債、1億5,190 万円の企業債借入更正減とございますが、これの理由を詳しくご説明していただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 水道局長。 〇上下水道部水道局長(川内信一君) お答えします。   これにつきましては、事業費の実績という部分と、それからあと下水道関係の部分で補償工事等 がありますとその部分については対象にならないというようなこともありまして、そういったところ での減額ということになります。 〇22番(相馬エイ君) ちょっと後でまた詳しく聞きに行きます、その答弁では私の能力ではちょっ と理解できませんので。ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第57号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第57号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第57号は原案のとおり可決されました。   次に、議第58号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第58号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第58号は原案のとおり可決されました。   次に、議第59号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第59号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第59号は原案のとおり可決されました。   次に、議第60号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第60号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第60号は原案のとおり可決されました。   次に、議第61号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第61号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第61号は原案のとおり可決されました。   次に、議第62号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第62号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第62号は原案のとおり可決されました。   次に、議第63号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第63号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第63号は原案のとおり可決されました。   次に、議第64号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第64号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第64号は原案のとおり可決されました。   次に、議第65号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第65号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第65号は原案のとおり可決されました。   次に、議第66号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第66号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第66号は原案のとおり可決されました。   次に、議第67号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第67号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第67号は原案のとおり可決されました。   次に、議第68号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第68号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第68号は原案のとおり可決されました。   次に、議第69号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第69号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第69号は原案のとおり可決されました。   最後に、議第70号についての討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第70号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第70号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第1号 金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから雇用とくら               しをまもる緊急対策の強化を国に求める意見書の提出につ               いて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員発議第1号 金融危機に端を発する大量解雇・雇い止めから 雇用とくらしをまもる緊急対策の強化を国に求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   23番、大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) ただいま上程されました議員発議第1号 金融危機に端を発する大量解雇・ 雇い止めから雇用とくらしをまもる緊急対策の強化を国に求める意見書の提出についてを会議規則第 14条の規定により提出いたします。   本案は、去る3月13日に開催されました市民経済常任委員会協議会で審査され、了承された陳情 に基づく意見書の提出であります。   賛成者は、中山悌一議員、鈴木いせ子議員、板垣栄一議員、山田昭夫議員、山田勉議員、三田敏 秋議員、齋藤信一郎議員、そして提出者は私大滝国吉でございます。   意見書案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。   ご審議の上ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第1号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第2号 新潟リハビリテーション大学の学部設置に関する要望決議 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第2号 新潟リハビリテーション大学の学部設置に関す る要望決議を議題といたします。   提出者に提案理由の説明を求めます。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) ただいま上程されております議員発議第2号は、厚生文教常任委員会で協 議を行い、全委員が提出者となっているものです。   全国的に大学への進学が増加傾向にあるのに比べ、平成16年度をピークに専門学校への進学は減 少傾向にあり、新潟リハビリテーション専門学校においても同様の状況となっております。今後の少 子化を見据え、医療系大学として生き残りをかける学校を地域が積極的に応援しているその声を文部 科学省に届けるため、村上市議会において要望決議をお願いするものであります。   賛成者は、川崎健二議員、川村敏晴議員、板垣千代子議員、小杉和也議員、小林重平議員、相馬 エイ議員、そして提出者は私長谷川孝です。   要望決議案を朗読させていただきます。   近年、高齢化・過疎化が深刻になり医療従事者の育成強化が益々重要になるとともに、全国的な 社会基盤の揺らぎから医療系の大学志望が一段と高まっています。反面少子化や都市集中が進むなど 社会が大きく変革している昨今、時代に即応した施策を講じ、地域に根ざしたより質の高い魅力的教 育機関が必要とされています。   新潟リハビリテーション専門学校(新潟県村上市上の山2番16号)は、「理学療法士」「作業療 法士」「言語療法士」の養成施設として平成7年4月に開校しましたが、当時の村上市において、現 在地である旧村上海員学校校地を無償貸付、同学校校舎を無償譲渡し、専門学校設置に対しても、補 助金の支出を行ったところであります。   また、一昨年の新潟リハビリテーション大学院大学の開学に際しても、県北でのより高度な研 究・教育機関の設置と地域の活性化を図る意味から、当時の村上市、岩船郡6市町村で賛同書を提出 し、側面からの支援を行ったところであります。   14年前、県北村上市の地に医療従事者の育成を図るため4年制の専門学校が立上げられ、2年前 には念願の大学院大学が創設され、以来、1千名余りの卒業生を輩出し、地域医療で活躍する人材の 育成と社会貢献を果たしてきたことは、周知のとおりであります。   地区の活性化を図る手段としての大学設置は、地域経済に与える効果のみならず、今後のまちづ くりの拠点として最も有効であり、かつ、地域の将来的発展に大きな可能性を秘めており、村上市民 にとって、「この県北の地に大学を」との熱き思いは悲願でもあります。   このことから、村上市議会は、大学院を基盤とした新潟リハビリテーション大学の学部設置を目 指し、文部科学省に新潟リハビリテーション大学の設置を認可されるよう強く要望するものでありま す。   以上決議いたします。   平成21年3月26日。村上市議会。   全議員のご賛同をよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) お疲れさまでございます。   この問題は、去る2月26日の午前中に全員協議会として議員さん全員が現地に行きまして、学校 側の説明を聞いた案件だったと思いますが、あの説明の中に今の建物建っている旧海員学校跡地のも のをすべて譲渡していただきたいと。それに際して、また大学を設置するに当たってはグラウンドが 必要なのだと。そのグラウンドの用地を市に何とかしていただきたいという要望のものもあったかと 思います。このリハビリの大学学部設置に関する要望には何も反対するものではないのですが、ただ これを議会として要望決議をしてしまいますと、その向こうの条件も議会としては容認せざるを得な いということになろうかと思います。その辺は、どんなお考えをお持ちですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇17番(長谷川 孝君) 土地の譲渡とかグラウンドに関しては、理事者側の考え方が、議会として はまた違う分野で考えなければだめだということで、地域の要望が、非常に熱望されているのだった ら議会としても、市民の代表でありますので、その辺についてぜひとも学校側が要望書等を上げても らえないかという熱意がありましたので、今回議会に提案させていただいたということであります。 ですから、土地の無償譲渡等に関しては、大学になった後でも決して遅くはないということでありま すので、まずグラウンドの件が一番の問題なので、その件については理事者側もある程度の考え方は 持っているというふうにお聞きしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) では、そうすればあくまでこの要望書はその大学の学部設置に関する地域住 民の声も聞いた中で議会として要望します。ただ、向こうからこの間提示を受けたことに関してはま た別の問題ですよという理解でよろしいわけですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇17番(長谷川 孝君) 議会としてもある程度理解はしているのだけれども、結果的には理事者側 の考え方一つという部分もありますので、議会として一番今やらなければだめなのは、文部科学省が 一番認可しやすいような環境をつくるには、やっぱり地元の住民の代表である議会が積極的に動いて いただきたいという気持ちが一番だということなので、このような要望決議にしたわけであります。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。   決議に特別反対するものでもないのですけれども、1つ今の関連になりますが、リハビリテーシ ョンでの説明会のときに私もリハビリテーションの学校側にお話ししたのですが、議会はそういった ようないわゆる推進の立場でやっていくのは一向構わないのですが、要するに今発議者言われるよう に理事者側の動向で決まるわけで、すべてが、具体的には。だから、そこら辺のところを理事者側に 対して要望していくというところの後押しであれば幾らでもできますよというようなことは言った経 緯があるのですけれども、そういった内容でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇17番(長谷川 孝君) 理事者側は、副市長が窓口になって大学と具体的な中身については煮詰め ていくというふうに考えているということなので、我々としてはやはり一番不安だったのは、全員協 議会で学校側に言っても本気で今回大学の設置要望があるのだかということはちょっと不安な面も見 られたので、その後議長室に呼びまして、それでもっときちんとした確認をとったり、それから地元 のやはり人たちも心配だということで、大学の学長を呼んで、それで懇談会等をやって真意について 確かめたりもしていますので、ある程度の地域の要望、熱意があれば大学にはなるのでないかという ふうに私は思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうなると、先ほどの本間議員のことと今答えられたこととあわせると、新 潟リハビリテーション大学の学部設置に関する要望決議というのは少しちょっとクエスチョンマーク なのです。どういうことかというと、要は新潟リハビリテーション大学の学部設置を推進する決議と いうことにしておかないと、いわゆるリハビリテーションからの要望すべてを議会は了解していると いうことにこれ勘違いされるのではないかなと思うのです、議会は我々の要望を全部理解、了解して 決議したのだと、要望を決議してくれたのだと。いわゆる具体的なところは、この前の説明会のとき にもあったようになってきます、グラウンドを占用したいというところから始まって。これは、議会 がやる仕事ではなくて、市町村のものはよく考えていただいて、リハビリテーションとのお話し合い になってくるのだろうとは思いますけれども、そうやって考えてみると学部に関する要望決議ではな くて、いわゆる学部設置を推進する決議というふうに私は頭の中で読みかえようと思いますが、いか がですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇17番(長谷川 孝君) 何か5月中に文部科学省に行くときにこの決議文等に関してももし議会の 決議になった場合に一緒に持っていくということなので、議会としてはやっぱり地域住民の代表とし て強く熱望してもらえたのだという部分だけで理解して結構だというふうに私は思います。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから、議員発議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ています。   お諮りいたします。各委員会にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり 決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              日程第14 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございません か。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定いたしました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第1回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたりまして、大変ご苦労さまでございました。   なお、この3月末をもって退職される職員の皆様には長い間大変ご苦労さまでございました。議 会を代表しまして、厚く御礼を申し上げます。           午後 4時32分  閉 会