平成20年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成20年12月2日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 7号 荒川河口公園(仮称)の整備に関する請願               第 5  請願第 8号 村上駅西側と村上駅前を結ぶ自由通路の設置に関する請願        第 6  報第  7号 専決処分の報告について                            報第  8号 専決処分の報告について                            報第  9号 専決処分の報告について                            報第 10号 専決処分の報告について                            報第 11号 専決処分の報告について                            報第 12号 専決処分の報告について                       第 7  議第135号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第136号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第137号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 8  議第138号 専決処分の承認を求めることについて                 第 9  議第139号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第140号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第141号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第142号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第143号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第144号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第148号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第149号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第150号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第151号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第152号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第153号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第154号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第155号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第156号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第158号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第159号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第169号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第170号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第171号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第172号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第173号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第181号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第182号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第183号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第184号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第186号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第10  議第187号 字の変更について                               議第188号 字の変更について                               議第189号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第190号 村上市地域福祉振興基金条例の一部を改正する条例制定について          議第191号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第192号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について              議第193号 村上市奨学金貸与条例制定について                       議第194号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について              議第195号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について            議第196号 村上市公共下水道村上浄化センター汚泥脱水機増設工事委託に関する協定             の一部を変更する協定の締結について                      議第197号 市道路線の認定について                            議第198号 市道路線の廃止について                       第11  議第199号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第200号 平成20年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)             議第201号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第202号 平成20年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)            議第203号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1号)         議第204号 平成20年度村上市奨学資金特別会計補正予算(第1号)             議第205号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第206号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第2号)             議第207号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第208号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)         議第209号 平成20年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第210号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)           議第211号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)           議第212号 平成20年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)                                                      〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(3名)   16番   姫  路     敏  君    21番   岩  倉  幸  治  君   27番   大  滝  久  志  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    渡   辺   成   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     小   田       均   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        産業観光部                   瀬   賀       功   君        商工観光課長        都市整備部長     須   田       徹   君        上下水道部長     鈴   木   文   雄   君        上下水道部                   船   山   三 喜 雄   君        下水道課長        会計管理者      吉   村   澄   子   君        選管委書記長        監 査 委 員    佐   藤   正   幸   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    小   野   泰   三   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        教  育  部                   斎   藤   敏   夫   君        スポーツ振興課長        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      板   垣   一   弘   君        山北支所長      佐   藤   壮   一   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名です。欠席の届け出のある者3名です。定足数 に達しておりますので、これから平成20年第3回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) おはようございます。本日、平成20年村上市議会第3回定例会を招集いたし ましたところ、議員の皆様には公私ともお忙しい中ご出席をいただきまして、まことにありがとうご ざいます。   そして、ただいまは板垣一徳議員さんにおかれましては、総務大臣表彰まことにおめでとうござ います。思い起こせば板垣議員さんは、昭和59年、私と同時に当選をさせていただきまして、長い議 員活動をいたしております。感慨ひとしおのものが私にもございます。本当におめでとうございます。   さて、本日提出しました議案は、報告6件、人事案件3件、専決処分の承認1件、公の施設に係 る指定管理者の指定48件、字の変更2件、条例の一部改正6件、条例の制定1件、協定の一部変更1 件、市道路線の認定及び廃止2件、補正予算関係14件の合わせて84件で、いずれも重要な案件であり ますので、十分ご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のごあい さつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、本間清人君、20番、小田信人君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成20年第3回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る11月25日午前10時から市役所第1委員会室において、委員7名、 正副議長、4常任委員長、総務部長、総務課長、議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いた しました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日12月2日から19日までの18日間といたしました。   審議日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、残る 議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。   5日、8日、9日、10日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   11日は総務常任委員会、12日は市民経済常任委員会、15日は厚生文教常任委員会、16日は建設企 業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   12月19日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行い ます。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係の議案についてですが、請願第 7号、第8号についてそれぞれ単独上程とし、各紹介議員の補足説明を受けた後、請願第7号につい ては建設企業常任委員会へ、請願第8号については総務常任委員会へそれぞれ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第7号から報第12号まで は一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   議第135号から議第137号までの3議案、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては 一括上程とし、一括質疑の後、討論を省略し、起立による採決といたします。   議第138号 一般会計補正予算(第2号)専決処分の承認を求めることについては単独上程とし、 質疑の後、討論を省略し、即決といたします。   議第139号から議第186号までの48議案、公の施設に係る指定管理者の指定については一括上程と し、一括質疑の後、議第139号から議第164号までの26議案については総務常任委員会へ、議第165号 から議第181号までの17議案については市民経済常任委員会へ、議第182号から議第186号までの5議 案については厚生文教常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第187号から議第198号までの12議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第187号 字 の変更についてから議第190号 村上市地域福祉振興基金条例の一部を改正する条例制定についてま での4議案については総務常任委員会へ、議第191号 村上市税条例の一部を改正する条例制定につ いては市民経済常任委員会へ、議第192号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について から議第195号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてまでの4議案について は厚生文教常任委員会へ、議第196号 村上市公共下水道村上浄化センター汚泥脱水機増設工事委託 に関する協定の一部を変更する協定締結についてから議第198号 市道路線の廃止についてまでの3 議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第199号から議第212号までの14議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第199号 平 成20年度村上市一般会計補正予算(第3号)については4常任委員会へ分割付託いたします。議第20 0号から議第201号までの2議案については総務常任委員会へ、議第202号から203号までの2議案につ いては市民経済常任委員会へ、議第204号から議第208号までの5議案については厚生文教常任委員会 へ、議第209号から議第212号までの4議案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は、11月27日正午で締め切ったところ、20名の通告があり、先ほど会期の ところで述べました4日間に、本会議において質問を行うことといたします。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は12月17日、その他の意見書の提出期限は 12月10日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ございませんか。   18番。 〇18番(滝沢武司君) 1点だけお伺いします。   議案の取り扱いについてでありますが、請願第8号 村上駅西側と村上駅前を結ぶ自由通路の設 置に関する請願が総務常任委員会に付託されるということになっていますが、この陳情の趣旨からい くと、私は総務委員会が適当なのかどうかということは非常に疑問であります。というのは、町並み の、あるいは駅前の活性化とかいろんなことを考えると、市民経済常任委員会あるいは都市計画、あ るいは道路関係ということであれば建設企業常任委員会というのが、この趣旨からいくと当てはまっ ているのではないだろうかと。最後にちょっと防災のことがついていますから、あるいは総務常任委 員会に付託したのかなと思われるのですが、こういった意味合いから総務常任委員会に付託すること になった理由をはっきりしていただかないと、常任委員会としての審査も非常に容易ではありません ので、お聞かせください。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) これについては、私のほうからも委員の皆さんにこれでいいの かという話をしたのですが、別にそういうような話にはなりませんで、一応そのまま了承してもらっ たということになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そこでは問題ないのかもしれませんが、非常に請願の趣旨からいくと総務常 任委員会でやるにはやりにくい部分なのだろうというふうに思いますから、その辺再度検討していた だかないと、総務委員会、では防災関係とか、あるいは市の予算とかということでこの問題を取り上 げるのであればできますけれども、むしろ変えたほうがいいのかなということをお話しして私の質問 を終わりますが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 私も実はこれでいいのかという話はしたのですけれども、委員 の皆さんからこれで異議がなかったので、このままということで了解していただきたいと思いますけ れども。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 検討の余地があったら検討していただきたいということを議会運営委員会の 委員皆さんにお話をして、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から12月19日までの18日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から12月19日までの18日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初の災害の発生状況であります。第2回定例会でご報告申し上げました以降、配付報告書のと おり、火災は建物火災4件、林野火災1件であります。また、9月25日から26日にかけて豪雨災害が 発生し、林道3路線の4カ所において路肩やのり面が崩壊したため、国の災害査定を受け、現在その 復旧に向けて準備を進めているところであります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては配付報告書のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第7号 荒川河口公園(仮称)の整備に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第7号 荒川河口公園(仮称)の整備に関する請願を議題と いたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) おはようございます。ただいま上程をされました請願第7号につきまして、 若干補足説明をさせていただきます。   お手元に請願第7号の写しが配付されていると思います。本請願は、旧神林村砂山小学校区、こ こに関係する5つの集落の区長様方から連名で提出をされたものであります。この問題に関しては、 旧神林村議会においても長年にわたり該当地区から港湾整備及び河川整備の請願が出されておりまし た。関係省庁及び予算等の関係もあり、なかなか要望どおりの形には至っていない次第であります。 今回改めて5つの集落の区長様方より再請願という格好で新市に出された次第であります。   内容に関しては、請願理由にも述べられておりますので、何とぞ議員各位のご理解を賜りますよ うお願いを申し上げます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第7号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第5 請願第8号 村上駅西側と村上駅前を結ぶ自由通路の設置に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第8号 村上駅西側と村上駅前を結ぶ自由通路の設置に関す る請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   11番、平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) 請願第8号の趣旨について申し述べたいと思います。   この問題は、合併協議会の中でもさまざまな議論を呼んだことであります。そして、村上市民の、 特に緑町または浜新田、松山、温泉のほうの方の悲願でもあったことであります。難しい問題は多々 はらんでおりますけれども、この問題を解決しなければやはり村上の発展はないだろうということは 重々考えられます。どうかひとつ皆様方の温かいご理解をもって、この請願を受け付け願いたいと思 います。よろしくお願いします。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君)ただいま議題となっています請願第8号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 報第 7号 専決処分の報告について      報第 8号 専決処分の報告について      報第 9号 専決処分の報告について      報第10号 専決処分の報告について      報第11号 専決処分の報告について      報第12号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、報第7号から報第12号まではいずれも専決処分の報告についてで あります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました報第7号から報第12号までの6件についてご報 告申し上げます。   これらについては、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分いたしたものであります。事 故の状況については記載のとおりでありますが、報第7号は、平林中学校校舎3階のコンピューター 室の窓に取りつけられたブラインドが風にあおられ、ブラインド下部に取りつけられたおもりが落下 し、駐車場に駐車していた車両を損傷させたものであります。   報第8号は、神納中学校駐車場で草刈り作業を行っていたところ、草刈り払い機が石をはね上げ、 駐車していた相手方所有の車両に当たり損傷させたものであります。   報第9号は、市道保内線の歩道境界ブロック及びのり面の除草をするため除草剤を散布していた ところ、除草剤が隣接する水田に飛散し、被害を発生させたものであり、相手方は2名で、その被害 面積は1,046平方メートルであります。   報第10号は、岩船小学校の児童が昼休み中、校庭で打ったボールがバックネットを越え、相手方 の家屋の換気扇外部フードに当たり損傷を与えたものであります。   報第11号は、村上東中学校の駐車場で草刈り作業を行っていたところ、草刈り払い機が石をはね 上げ、駐車していた相手方所有の車両に当たり損傷させたものであります。   報第12号は、相手方が市道を自転車で走行中、グレーチングふたの合わせ目のすき間に自転車の 車輪がはまり転倒し、受傷したものであります。   これら6件の損害賠償については、いずれも示談が成立し、このたび報告するものでありますが、 職員の不注意によるものについては文書をもって厳重に注意を行ったところであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 議第135号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第136号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第137号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第135号から議第137号までの3議案は、いずれも人権擁護委員 の推薦につき意見を求めることについてであります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第135号から議第137号までの3議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案は、いずれも人権擁護委員の推薦につき意見を求めるものであります。   本市区域におかれております人権擁護委員のうち、富樫勇巳氏、佐藤弘氏、川村千賀子氏につき ましては、平成21年6月30日をもってそれぞれ任期満了となります。つきましては、議第135号、議 第136号及び議第137号でお示しのとおり、3名の方は適任と考え、引き続き人権擁護委員に推薦する ものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで起立により順次採決いたします。   最初に、議第135号を採決いたします。   本件に同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第135号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第136号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第136号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第137号を採決いたします。   本件に同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第137号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第8 議第138号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第138号 専決処分の承認を求めることについてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第138号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本件は、平成20年度村上市一般会計の補正予算(第2号)について、地方自治法第179条第1項 の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認をお願いする ものであります。   補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億円を追加し、予算の総額を302億4,660万円とい たしました。   補正予算の内容は、市内中小企業者のために緊急不況対策として、中小企業振興資金預託金1億 円を計上したものであります。財源は、預託金の返還金を充てております。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   22番、相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 質疑をさせていただきます。   今の大変な経済状況の中、こういう形で専決で市内の中小業者、商店を守るという立場で英断さ れたということに対しては、非常に自治体の仕事のあり方として立派なことだったなと、それまず最 初に申し上げます。   質疑させていただきます。市内幾つかの金融機関に行政としてお金を制度として預けているわけ ですが、固有名詞はよろしいですので、預けているお金に対してどれだけの貸し出し率があるかとい うパーセントがそれぞれの銀行で出されていると思うので、その多いところと低いところを2つ、名 前はよろしいですので教えていただけますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ちょっと数字的なことでございますので、担当部局から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) それでは、お答え申し上げます。   まず、産業育成資金でございますが、全体で1億6,800万円預託しまして、総金額で枠としては 5億400万、中で一番大きなのは約428%と、4倍くらいの協調されている部分があります。それから、 預託したけれども、まだ申し込みされ、貸し付け実行なっていないのは15%という銀行もあります。 合わせて総体見ますと89%、産業育成資金につきましては89%の貸し付け率でございます。   それから、今補正をお願いしました中小企業の不況対策の関係でございますが、当初2億2,000 万、今専決で1億お願いしまして、9億6,000万の預託枠をつくったわけでございます。これの貸し 付け実行率については59.8%ということで、この大きなものについては90.2%という銀行ございます し、あるいは最低であれば35.6%というのが銀行で低い貸し付け率になっているものでございます。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 私どものところに議長から行政として中小企業金融不況対策予算の専決処分 についてというファクスで報告がありました。その中にです、「なお、資金の実行については、村上 市中小企業振興資金融資規定第6条において(取り扱い金融機関は振興資金の貸し付けに当たっては 市長及び委員会)村上市制度融資委員会の決定を尊重するものとする」と規定されておりますので申 し添えますという、こういう文書があるのですが、具体的には銀行に対してどのような態度で臨んだ のか、そこをお聞きしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 銀行サイドには、このような時期にこういうような取り扱いをいたしました ので、決して貸し渋りとか貸しはがし等のないように零細中小企業を助けていただきたい、そのよう に申し添えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 行政の姿勢は、確かに即決があったし、大事な姿勢だったと思うのですが、 いざ銀行に申し込みしたりして、多くの方が申し込みして断れられる方もあるかもしれません。しか し、その経過というのでしょうか、報告というのでしょうか、本当にこの緊急の融資制度が市民の暮 らしを守る立場で生かされているのかどうかは、やっぱり途中でしっかりと経過状況つかむというか、 そういうことをしなければ本当の意味で生きないだろうと思うのです。そういう点ではどのようなこ とをしようとしているのか、もししようと考えていなかったのなら、やっぱり途中の経過報告をきち んと銀行から数字で報告させるとか、ある意味ではきちんとした指導をしていくという、いつもと違 いますよと、行政の姿勢も違いますよというようなところをしっかりと金融機関に見せることなくし て、やっぱりこの時世、金融機関そのものも厳しいこの経済状況の中で、貸し渋り、貸しはがしは出 てくるのではないか、その点ではどういう姿勢で臨みますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいまお話あった、そのとおりだと思っております。先ほど来申し上げて おりますように、あくまでもお金を貸し付けるのは金融機関でございます。幾ら私どもがいい制度を つくって門戸を広げても、企業の内容によっては当然貸すことができない企業もあるわけでございま すので、それらについて私どもは銀行に対して、これは特別な融資制度なのだからお願いしたいとい う旨も申し上げております。   そして、議員もご承知かと思いますが、最近の傾向としては、銀行よりも信用保証協会のほうが もっと厳しい現状があります。よって、銀行たりとも企業でございますので、お貸しして返済できな い企業には当然貸し出しはできないわけでございますので、その点は別といたしましても、これは制 度資金でありますので、特段のご配慮をお願いしたいと、そのような銀行に対して要請をしてまいり ますし、また中間にはどのような状況かということを部局を通じて詳細を調査させると考えています。 〇22番(相馬エイ君) はい、わかりました。よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 3番、本間清人君。 〇3番(本間清人君) 二、三お伺いさせていただきます。   今相馬議員がおっしゃったように、私もその趣旨ですとか、この目的に関しては非常にいいこと だと思いますし、地場産業、また中小企業のためにも第一歩であるかとは思います。ただ、先週です か、議長からファクスが議員各位に多分届いたとは思うのですけれども、すぐここで定例会があるに もかかわらず、その専決をしたという理由を教えていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 年末を控えて非常に資金需要があると私どもは考えておりましたし、またこ こに来て非常にこの地域の経済が悪化しているというようなことで、一日も早くそういう手当をする 必要があると、そのように考えて専決をさせていただいた、そのようにご理解をいただきたいと思っ ています。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それでは、その専決の金額が1億円だという、その金額の根拠はどういった 根拠なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 根拠でございますけれども、1億の預託に対して貸出金の枠があるわけでご ざいますので、1億円あれば十分に対応できるのではないかなと、そのような判断のもとに行いまし た。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 例えば商工会議所の制度つきの融資などを受ける場合には、例えば商工会議 所の会員の法人企業の場合です、商工会議所の推薦などをいただいて融資の申し込みをする、その際 には当然納税証明書やら会社の登記簿謄本等をつけて申し込みをするわけですが、今回のこの1億円 の融資に関しては、市長先ほどほかの融資制度とは違って緊急対策なのだから少しやわらかくしてい ただきたい、ただ審査するのは信用保証協会であり、銀行側なのだから、貸せない企業も出てくると いうことではありますが、来たファクスにはどうもその条例の改正がちょっとありまして、市長の認 可を得たものに限るみたいな、ちょっと私きょう持って、忘れてきてしまったのであれなのですが、 ということは市長が商工会議所みたいなかわりにその企業に対しての推薦状みたいな形で今回の融資 を実行するということですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そういうことではないので、詳細については部長から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) それでは、お答えします。   今回の制度については、枠の拡充、1億に対して2倍協調の、総枠では3億の枠をつくりました と。それから、中小企業者に対して、今国が中小企業法で定めている業種、約680業種くらいあるわ けですが、これに該当しない業種もこの地域にあるわけでございます。例えば弱電子の関係とか、そ れに該当しないものもあるというようなことで、それらも全部事業を、この不況対策の資金としては 対象にしていこうと。   なおかつもう一点は、納税証明書を添付させているわけでございますが、これにかわる分納証明 でも一応納税証明扱いでいいのだというようなことで緩和措置を考えたわけでございます。   なお、各市町村ばらばらでございますけれども、納税証明書をどうしても添付しなければならな いというのは義務づけている市町村もありますし、そうでない、県内には市町村もあるわけですが、 うちのほうでは納税証明書にかわるべきものとして分納証明も生かしていきたいというようなことで 緩和措置をとったものでございます。   審査会は今までどおりで、今現在7つの資金あるわけでございますが、この中小企業振興資金の 不況対策資金を大枠3億に広げたということでございます。   以上でございますが。 〇3番(本間清人君) はい、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 先ほど相馬議員のほうから、銀行のほうは確かに貸しはがし等の傾向が見 られるというような話の答弁をいただいたのですけれども、実際市税を分納する、先ほど条例と言い ましたが、規約の一部改正ということなのですが、銀行関係は先ほどの答弁で理解できたのですけれ ども、地場産業等、地元の中小企業がどれほど困っているのかということが、分納しなければだめな ぐらい、市税も払えないぐらい大変なのだというような現状がどのように把握しているのかについて ちょっとお答え願いたいと思いますけれども。言っている意味わかりませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 余り言っている意味がわかりませんけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 銀行関係のことは、先ほど相馬議員に答弁していただいたのでわかりまし たが、地元の企業が納税を分納しなければだめなぐらいの企業が現実的にどのぐらいあるのか、つま り1億円をふやさなければだめなような状況がどのように把握しているのかについてお伺いしたいと いうことです。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そういう企業はこの地域に何社あるとか、どういうような種類のものがどの くらいあるというような数字的なものは当然把握できないわけでございますが、しかしながら、総体 として非常にこの地域の経済状況が悪化していると、企業が疲弊している現状であるということは十 分わかっておりますので、ですから税金についても分納をやるというような誓約書等があれば、それ は納付したこととして融資をしていくというような、そういうような措置をとったということでござ います。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私も別に商売やっていた時期もありますから、困るときは本当に困るので す。分納というやり方は、今まででも非常に景気悪かった時期というのは、バブルが壊れたときはも っとひどい時期もあったわけなのですけれども、そういう分納措置をしたというような実例というの は今まであるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳細については、そこまで把握、私はしていませんので、担当部局もそこま でわかるかどうかは別といたしまして、担当部局から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) 納税証明書にかわって分納誓約書というのは、私どもとしては、例 えば今月末に納付期限だと。だけれども、もう一カ月たたないとめどが立ちませんというものについ ては、やっぱり分納誓約書というようなことで正当な計画書を市に出した場合、市長が認めたときは、 それは納税証明にかわってもいいというようなことで委員会で協議した結果、柔軟な対応をとるよう な措置にしたわけでございます。   なお、先ほどの金額でございますが、その不況対策では2億2,000万当初お願いして預託しまし た。それが3倍協調で6億6,000万の窓口でございました。それが11月末の実行で5億7,000万ほど貸 し出ししているというような現状から、これはどうしても1億追加して3億の枠をつくってこの年末 の対応したいというようなことで、額についてはそんなことで決定したわけでございます。 〇17番(長谷川 孝君) 分納証明出したものがあるかどうか。 〇産業観光部長(増子太平君) 現在は、分納証明はまだ出しておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇産業観光部商工観光課長(瀬賀 功君) 今部長が申し上げたとおりでございますが、今の始まっ てからはございませんが、きょう来ておりませんが、税務課長に確認したところによりますと、企業 については今まで分納誓約を出したところはないということでございますが、一般人につきましては 数十件あるということをお聞きしております。 〇17番(長谷川 孝君) はい、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第138号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第138号は原案のとおり承認することに決定しました。   11時まで休憩します。           午前10時47分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                                              日程第9 議第139号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第140号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第141号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第142号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第143号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第144号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第148号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第149号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第150号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第151号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第152号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第153号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第154号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第155号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第156号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第158号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第159号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第169号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第170号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第171号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第172号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第173号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第181号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第182号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第183号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第184号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第186号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第139号から議第186号までの48議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第139号から議第186号までの48議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成21年3月31日をもって指定期間の満了を迎える公の施設63施設及び新規指 定として村上地域の体育施設等13施設、合わせて76施設に係る指定管理者の指定について議会の議決 をお願いするものであります。   指定については、公募による施設が1件、そのほかは公募によらない施設で、主に各集落の集会 施設やイヨボヤ会館、郷土資料館、デイサービスセンター、体育館などの運動場などであり、平成21 年4月1日から平成24年3月31日までの3年間の指定期間であります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。ございませんか。   3番、本間清人君。 〇3番(本間清人君) このたびの指定管理の期限が切れるということでございますが、例えばその 集落でありますとか町内の、今村上市内、新市になりまして多分280ぐらいの各町村集落になったか と思います。その中で指定管理者制度というのは、いわゆる公の施設をプロポーザル方式や総合方式 などでその指定管理の候補の団体を選択し、施設を所有する地方公共団体の議会の議決を得ることで、 最終的に選ばれた管理者に対し管理運営の委任をすることができるということで、今回公募によらな い施設は、当然その地域、地域の集会所でありますとか、そういうのは地域の方がほとんど使うわけ でありまして、そこに任せるというのは別に何ら問題ないのですが、例えば今この議案に上がってお ります中でです、いろんな公園、あと村上職業訓練校、あとふれあいセンター、いろいろ利益という か、入館料だとか、また学費だとかという形でのお金を納める公共施設もあるわけです。今葬祭場は、 公募によって多分やられたと思うのですが、そのほかでもまだ公募をかければ、例えば公園なんか、 高知県なんかですと、公園はほとんど株式会社何々とか、そういった営利でやっていらっしゃる方々 が管理者になっているほうもあろうかと思うのですけれども、その辺何で今回これ公募によらないで やるのか、期限が切れたのであれば、ほかに例えば職業訓練校にしたって、学校法人とかがうちでそ の経営をやってもいいというようなところも出てくるのではないかなとは思うのですが、その辺はい かがなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) プロポーザル方式とか公募とか、今回お願いしたのは、いわゆる公の施設と して市と密接な関係にある施設でありますので、指定管理者として引き続きお願いをしたほうがより ベターであるというような判断のもとにこのような措置をとったわけでございます。将来的には今お っしゃるように、運動公園がいいのか別といたしましても、ある程度やはりプロポーザルによって選 択の幅を広げていくような、そういうようなことも視野に入れながら取り組みをしていく必要があろ うと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今後議会でもんでというのも、ただ決められたことを出されて、議会でただ 承認をしてくれということではなく、できればその内容自体も付託される委員会等もあるわけですか ら、先にその委員会で何か事前審査にはなるわけではないと思いますので、何かそういったものも議 会できちっともめるような仕組みもつくればどうかなとも思います。   それと、今これだけ上がっている指定管理者の施設にも当然無人の施設もあろうかと思いますし、 また現にそこで携わって、その施設で生活を営んでいる方々もいらっしゃるかと思います。そういっ た施設の方々には、事前にこういった形で期限が来ている、議会にこういった形でまた提出をすると いうようなことのご説明とか、また今後指定管理がもしかしたら公募によって変わるかもしれないと か、そういったことはその勤めている方、またその施設にいらっしゃる方等には事前の説明というの はあるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 説明も当然いたしておりますし、いわゆるその施設の方々から今までどおり にやっていただきたいというような要望、意見も多く寄せられているということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) あと今指定管理者制度の中で、今一番多いのが各町内の集会所、集落の集会 所が多いわけですが、現在まだ指定管理、これはもう期限切れであるとか、その時期が来たというこ との説明でしたが、まだまだ指定管理になっていないような集会所というのは多くあるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ちょっと数のことですので、私は掌握していませんので、部局から説明をい たさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 政策推進課長。 〇企画部政策推進課長(相馬正喜君) 各集落の集会施設につきましては企画部が担当しております ので、私のほうから説明をいたします。   今回提案いたしましたものについては、提案のとおり指定期間の満了した施設でございますが、 このほか旧市町村の時代の条例に従いまして、平成18年の指定管理をスタートするときに、10年間の 期間という定めでスタートした集落の施設ございます。まだ7年残っているわけでございますので、 それはそのままいっておりますが、全体でたしか70を超えた集落の施設になろうかと思います。今回 提案してあるのは、主に旧朝日村で指定管理をお願いしたところをそれぞれの集落にまたお願いする というものであります。   それから、前の質問でございますけれども、以前行革の取り組みの中で、市が抱える施設につき ましては大小合わせて600を超えるというような話をいたしました。当然この指定管理を今現在して いるもの、また直営でやっているもの、すべてテーブルに上げまして、今後どう管理すればいいかと いうところを行革の施設部会というところで議論しまして、この結果を出そうとするのが21年度でご ざいますので、その中では今現在指定管理をお願いしている集落の施設等について、今後こうあるべ きだとか、それからいろんなところでその施設の管理、または市が今後も市の施設として持っていな ければならないものかというようなのも踏まえて全部検証していくというようなつもりでおります。   今回提案している公益法人等に、また再度限定でお願いしたいというところは、公益法人自体が 今後5年間のうちに公益法人として残るのか、一般の会社のような形で変わっていくのかというよう なところも求められている期間でもありますので、今回はノウハウを持っているところに3年間限定 でお願いしたいという提案をしているものであります。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。資料のほうの52ページ見ているのですが、デイサービスセンター に関しての指定管理者についてお伺いさせていただきます。   選定委員会の意見の中にです、「これまでの指定管理による運営面での実績、特に地域住民との かかわりを重視した取り組みを評価するとともに、今後さらに事業の成果を上げるよう期待する」と いう意見がついておりました。そこで、お伺いいたします。イヨボヤの里開発公社に関しましては、 旧村上市議会は報告書を議会に資料として出していただいて、率直な意見交換をしてずっときたので す。そして、そこで出た意見とか感想とかがその後の事業に率直に取り入れられて改善されてきたと いう、その経過がございます。それで、このデイサービスセンターに関しての行政の担当部署との意 見交換みたいなのは現にされるのか、それともされてきたのか、その辺について伺いたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳細については担当部局から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(小田 均君) 今のご質問はあれでしょうか、地域住民との話し合いということで はなくて、利用者とかとですか。 〇22番(相馬エイ君) そうではなくて、運営者というのでしょうか、仕事に携わる人と担当部署と いうか…… 〇福祉保健部長(小田 均君) 当然ですね、実は社会福祉協議会の中でもこれらの施設があるわけ でありますので、その部署と、部局の担当は介護高齢課というところでございますけれども、その話 し合いは定期的にもちろんされておりまして、いろいろ問題点等も聞いたり、こちらからの要望等も お話しさせてもらったり、そういったやりとりは常時やらせていただいているというふうに聞いてお ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 当然イヨボヤの里開発公社と議会がやっていますような形で率直な報告資料 を見せていただいて、意見交換というのは議会との関係では今後可能なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(小田 均君) 委員会のほうで、例えばそういった施設を調査したいとか、いわゆ る話し合いしたいという、そういったことについては十分可能だろうというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 市内にも民間のデイサービスセンターも多くできておりますし、そういう点 ではまさに競争の時代だと思いますので、そういう点でやっぱり議会としても関心を持っていくとい うこともある意味ではこれからはひとつ大事なことかなと思っておりますので、ちょっと質問させて いただきました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第139号から議第186号までの48議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第10 議第187号 字の変更について       議第188号 字の変更について       議第189号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正す              る条例制定について       議第190号 村上市地域福祉振興基金条例の一部を改正する条例制定につ              いて       議第191号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について       議第192号 村上市奨学基金条例の一部を改正する条例制定について       議第193号 村上市奨学金貸与条例制定について       議第194号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について       議第195号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について       議第196号 村上市公共下水道村上浄化センター汚泥脱水機増設工事委託              に関する協定の一部を変更する協定の締結について       議第197号 市道路線の認定について       議第198号 市道路線の廃止について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第187号から議第198号までの12議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第187号から議第198号までの12件について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第187号は、神林松喜和に係る字の変更についてであります。本案は、行政区として 使用されています松喜和について、添付しております字変更区域図でお示しのとおり、以前より字変 更の要望があり、このたび関係集落内において協議が調いましたので、牧目と北新保の一部を村上市 松喜和とする字の変更を提案するものであります。   なお、松喜和に変更となる筆数と面積ですが、牧目からは712筆、17万2,797.19平米、北新保か らは8筆、1万2,444平米、合わせて720筆、18万5,241.19平米を有する区域となります。   次に、議第188号は、神林指合地区経営体育成基盤整備事業の係る字の変更についてであります。 平成15年度より着工いたしました県営経営体育成基盤整備事業指合地区は、今年度が事業完了年度と なっており、換地処分の手続を進めているところでありますが、圃場整備実施による区画の成形等地 区内形状の変化に伴い、実施地区内における部分の字界の変更を行うものであります。   次に、議第189号は、村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてであります。本条例第12条は、年次有給休暇を定めているもので、同条第1項第3号では地方 公営企業等労働関係の法律の適用を受ける職員についての取り扱いを規定しており、この中で農林漁 業金融公庫、中小企業金融公庫など5つの金融公庫も含まれていましたが、このたび株式会社日本政 策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、沖縄振興開発金融公庫を除き 関係する金融公庫が統廃合され、新たに日本政策金融公庫がスタートしたたため、第3号中の公庫の 予算及び決算に関する法律第1条に規定する公庫を「沖縄振興開発金融公庫」に改めるものでありま す。   議第190号は、村上市地域福祉振興基金条例の一部を改正する条例制定についてであります。村 上市地域福祉振興基金と村上市福祉施設整備基金の2つの基金を統合し、題名を「村上市社会福祉基 金」に改正するものであります。   次に、議第191号は、村上市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。住民税の控 除対象寄附金に係る規定を整備し、新潟県税条例と同様の内容に改正するものであります。   次に、議第192号は、村上市奨学基金の条例の一部を改正する条例制定についてであります。基 金の額を定額から予算で定める額に改め、あわせて基金の繰り替え運用ができるよう改正するもので あります。   次に、議第193号は、村上市奨学金貸与条例の制定についてであります。平成21年4月から大学、 短大、専修学校等に在学する者で、経済的理由により就学困難な者に対し、奨学金を貸与するため条 例を制定するものであります。   次に、議第194号は、村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。指定 管理者制度の導入に伴い、地方自治法第244条の2第4項の規定に基づき、施設の利用許可に関する 業務を加えるとともに、所要の改正を行うものであります。   次に、議第195号は、村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。 平成21年1月1日より産科医療補償制度が開始されることに伴い、保険料分が出産費用に転嫁される ことが予測されているため、厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会では、出産育児一時金を3万 円引き上げることが了承されました。このため出産費用の負担軽減により、安心して出産できる環境 を整え、子育て支援を図るため、現行35万円の出産育児一時金を3万円増額し、38万円に改めるもの であります。   次に、議第196号は、村上市公共下水道村上浄化センター汚泥脱水機増設工事委託に関する協定 の一部を変更する協定の締結についてであります。本工事委託に関する協定については、平成19年5 月14日に旧村上市議会で債務負担行為の議決を経て、日本下水道事業団と締結したものであります。 平成19年度と20年度の2カ年事業で汚泥脱水機の増設工事を進めてまいりましたが、このたび事業費 が確定したことにより、現協定第7条第1項に規定する協定金額を減額変更するものであります。   なお、去る11月4日付で日本下水道事業団と仮協定を締結しております。   次に、議第197号は、市道路線の認定についてでありますが、神林地内で高速道路への追加イン ターチェンジとして連結するための4路線を新たに認定するものであります。   次に、議第198号は、市道路線の廃止でありますが、新設道路の開通などで本来の道路機能を果 たしていない4路線を廃止するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げま す。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第187号から議第198号までの12議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第11 議第199号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第3号)       議第200号 平成20年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)       議第201号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第202号 平成20年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)       議第203号 平成20年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第              1号)       議第204号 平成20年度村上市奨学資金特別会計補正予算(第1号)       議第205号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議第206号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第2号)       議第207号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議第208号 平成20年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              1号)       議第209号 平成20年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第210号 平成20年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議第211号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第212号 平成20年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第199号から議第212号までの14議案は、いずれも平成20年度各 会計の補正予算であります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第199号から議第212号までの14議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの案件は、平成20年度の村上市一般会計及び各特別会計の補正予算案であります。議第19 9号は、一般会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,900万円を追加し、 予算の規模を303億2,560万円にするとともに、継続費及び債務負担行為、並びに地方債の補正をしよ うというものであります。   補正予算の主な内容を申し上げます。歳入の第9款地方特例交付金では、ガソリン税の暫定税率 が切れた期間の補てん分として、地方税等減収補てん臨時交付金の自動車取得税減収補てん臨時交付 金582万6,000円と、地方道路譲与税減収補てん臨時交付金213万1,000円を新規計上し、第10款地方交 付税では、普通地方交付税を400万円追加。   第13款使用料及び手数料では、総務手数料で戸籍謄抄本交付手数料860万円と、印鑑証明等手数 料207万円を追加し、衛生手数料ではごみ処理手数料を1,070万円減額いたしました。   第14款国庫支出金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金368万8,000円を追加す るとともに、国の第1次経済対策に伴う地域活性化・緊急安全安心総合対策交付金2,120万円を新た に計上。土木費国庫補助金では、除雪機械購入費の補助基準額の減により建設機械整備費補助金を45 6万6,000円減額し、公営住宅の火災警報器設置及びシステム改修分として地域住宅交付金171万9,000 円を新たに計上。教育費国庫補助金では、幼稚園就園奨励費補助金を190万9,000円減額、金屋小学校 体育館建設事業費等の補助率アップにより、安全・安心な学校づくり事業交付金を2,106万9,000円追 加、村上城跡保護整備事業等の減により、国宝重要文化財等保存整備費補助金を723万4,000円減額。 消防費国庫補助金では、民生費国庫補助金と同様に、国の第1次経済対策に伴う地域活性化・緊急安 全安心総合対策交付金880万円を新たに計上いたしました。   第15款県支出金では、農林水産業費県負担金で地籍調査事業費負担金を補助対象事業費の減によ り488万3,000円減額。総務費県補助金では、新潟国体競技別リハーサル大会補助金を550万円追加。 民生費県補助金では、今年度の各事業費の増減額見込みにより、重度心身障害者医療費助成事業補助 金など社会福祉費補助金を合わせて1,287万9,000円を追加、児童福祉費補助金でも同様に980万7,000 円を追加。農林水産業費県補助金では、農林水産業総合振興事業費補助金129万6,000円追加し、教育 費県補助金では国庫支出金と同様に、村上城跡保護整備事業費等の減により、国宝重要文化財等保存 整備費補助金を126万円減額。土木費委託金では、旧荒川町に係る分を県が直接地元に委託するため、 1級河川維持管理委託金290万円を減額。教育費県委託金でも、県が直接学校と契約するため、キャ リア・スタート・ウイーク事業委託金を102万2,000円減額いたしました。   第16款財産収入では、利子及び配当金で基金運用収入125万9,000円追加。   第17款寄附金では、10月までにいただいたふるさと納税寄附金106万4,000円を新たに計上し、教 育費寄附金でも新たに75万円を計上いたしました。   第18款繰入金では、特別会計繰入金で介護保険特別会計への返還金120万8,000円を計上し、第20 款諸収入では、市預託金利子として歳計現金預金利子313万4,000円を追加。雑入の衛生雑入では、古 紙等の資源ごみ等売捌料1,000万円と、ごみ処理場の有価物売却代金626万7,000円を追加し、第21款 市債では、補助対象事業費の増減等による調整を行い、総額で2,180万円減額いたしました。   次に、歳出について申し上げます。歳出は、各款にわたり燃油高騰などに伴う燃料費や電気、ガ ス料金等、光熱水費の追加計上を行い、人件費についても育児休暇や休職、各種手当の支給要件の移 動により調整を行っております。   第2款総務費では、一般管理費の一般管理経費で非常勤特別職に係る公務災害補償基金負担金の 不足分139万9,000円と、郵便料の不足分として通信運搬費870万を追加計上し、支所費の山北支所管 理経費では、宿日直業務等の施設管理業務委託料を105万円減額。電算管理費では、庁舎情報システ ム管理経費で固定資産税や市、県民税の税関係システム改修や、保険システム機能追加修正業務等に 対応するための電算業務委託料を2,879万7,000円追加し、パソコン及び電算機のリース料の不足分を それぞれ減額、またリース期間の延長により賠償金の不用額526万5,000円を減額いたしました。   税務総務費の税務総務費経費では、税の申告業務等で必要となる事務補助金を社会保険料を含め 163万9,000円追加し、戸籍住民基本台帳費の戸籍住民基本台帳経費では、不用が見込まれる印刷製本 費など354万7,000円を減額。   村上市農業委員会委員一般選挙費の農業委員会委員一般選挙経費では、事業費が確定しましたの で最終調整を行い、総額で1,438万9,000円を減額いたしました。   第3款民生費では、社会福祉総務費で国の第1次経済対策に伴う地域活性化・緊急安全安心総合 対策事業を新設し、災害発生時や避難の際援護が必要な人、世帯に対し、迅速かつ的確な援護が行え るようするための障害者等要支援名簿作成システム開発業務委託料129万7,000円と、要援護世帯に対 する灯油購入費助成として1,850万円を新たに計上し、地域生活支援経費では、不足が見込まれる地 域活動支援センター事業委託料207万6,000円と、日中一時支援委託料495万6,000円を追加し、障害者 自立支援特別対策事業経費では携帯用補聴器誘導システム機器購入費などの機械器具等417万8,000円 を計上、重度心身障害者医療費助成経費では、不足が見込まれる医療助成費1,467万円と、前年度の 県支出金返還金163万8,000円を計上し、国民健康保険繰出金では、特別会計に対する繰出金を1,968 万9,000円計上。   老人福祉費の高齢者生活支援費では、除雪費援助事業委託料192万円を新たに計上し、国の第1 次経済対策に伴う新規事業として地域活性化・緊急安全安心総合対策事業を設置し、65歳以上の虚弱、 または生命に危険のある持病を持つひとり暮らしの高齢者や、75歳以上の高齢者のみの世帯等に対す る緊急通報装置を貸与するための機械器具購入費と、機器取りつけ手数料を合わせて519万8,000円計 上。介護保険特別会計繰出金では、繰出金を869万7,000円追加し、児童措置費の保育園運営経費では、 臨時保育士賃金を139万6,000円追加。生活保護総務費の生活保護経費では、前年度の国庫負担金の返 還金1,621万8,000円を計上いたしました。   第4款衛生費では、保健衛生総務費で簡易水道事業特別会計繰出金を2,797万2,000円追加し、予 防費の子どもの医療費助成経費では、前年度県支出金の返還金125万6,000円を計上。塵芥処理費のご み処理場運営経費では、作業員賃金を社会保険料を含め189万3,000円減額、岩船北部最終処分場運営 経費では消耗品費の薬品代を260万円追加しました。   第6款農林水産業費では、農業振興費の農業振興経費で県農林水産業総合振興事業費補助金を12 9万6,000円追加。農地費の農地等経費では、大須戸地区の排水路補強工事費420万円と、三面川左岸 頭首工工事費補助金として、基幹水利施設ストックマネージメント事業補助金160万円を計上、地籍 調査経費では補助対象事業費の確定に伴い、合わせて571万3,000円を減額いたしました。   第7款商工費では、商工総務費にあらかわゴルフ場特別会計に対する繰出金を400万円追加し、 観光費のゆり花温泉施設経費では、送湯管等の洗浄を行うため修繕料189万円を追加いたしました。   第8款土木費では、土木総務費の広域道路整備一般経費で日東道建設促進村上圏期成同盟会負担 金を257万8,000円減額。道路維持費の除雪対策経費では、除雪ドーザー購入費の減により機械器具費 を645万7,000円を減額。道路新設改良費の道路整備交付金経費及び地方道路交付金経費では、所要の 組み替えを行い、河川海岸維持費の河川維持管理経費では旧荒川町分を県が直接委託するため290万 円を減額。下水道整備費(繰出金)の下水道事業特別会計繰出金では、繰出金を8,101万円減額いた しました。   第9款消防費では、常備消防費の常備消防総務一般管理経費で燃料費、光熱水費のほか、車両や 資機材の修繕料180万円と、朝日及び関川分署のLAN回線工事費129万1,000円を計上し、常備消防 防災施設整備経費では荒川分署庁舎移転建設に伴う測量設計等委託料を998万9,000円減額、分署庁用 器具購入費380万円を新たに計上したほか、消防用自動車の購入をリースに変更したことにより、機 械器具費を370万5,000円減額、消防本庁舎管理経費では老朽化した消防緊急通信指令装置をリースで 更新することとして、そのリース料165万9,000円を計上し、消防施設費の非常備消防施設経費では所 要の組み替えを行い、災害対策費では地域活性化・緊急安全安心総合対策事業を新設し、消防防災費 の備蓄倉庫及び備蓄品等の整備費と避難所案内看板設置工事費、合わせて910万円を新規計上いたし ました。   第10款教育費では、事務局費の幼児教育一般経費で私立幼稚園就園奨励費補助金を単価改正等に より741万円を減額、奨学資金特別会計繰出金では新年度からの貸し付けに備え、3,000万円繰り出す ことといたしました。   教育振興費のキャリア・スタート・ウイーク事業経費については、学校との直接契約のため全額 を減額し、小学校費の学校管理費では、小学校管理経費で不足が見込まれる消耗品費等を追加。教育 振興費の小学校特別教育支援経費では、介助員の賃金102万円を追加いたしました。   中学校費の学校管理費では、中学校管理経費で不足が見込まれる消耗品等を追加し、中学校特別 教育支援経費では不用が見込まれる介助員の賃金を229万8,000円減額。   図書館費の図書館ネットワーク等経費では、システム更新に係る保守料無償期間の増により機器 保守等委託料223万3,000円、移動図書館購入費の減により機械器具費を162万6,000円それぞれ減額。   文化財保護費の村上城跡保護整備経費では、補助事業費の減により、合わせて497万円減額し、 荒川支所個人住宅発掘調査経費、神林支所平林城跡等環境整備経費、市内遺跡確認調査経費でも同様 に事業費を減額。社会教育施設費の総合文化会館経費では、文化自主事業委託料の確定に伴い120万 円減額し、若林家住宅経費では庭園整備費に充てる寄附金を受けましたので、整備委託料76万円を計 上。学校給食費の学校給食経費では、不足が見込まれる調理員賃金138万1,000円を追加いたしました。   第12款公債費では、会計間の調整等により元金及び利子をそれぞれ減額し、第13款諸支出金では、 基金費で基金利子積立金168万2,000円を追加いたしました。   第2条の継続費の補正は、第9款消防費の防災行政無線統合工事費を追加するもので、第3条の 債務負担行為の補正は、村上小学校及び保内小学校給食共同調理場の調理業務委託と、消防本部の緊 急指令装置システムリース料を追加するものであります。   第4条の地方債の補正は、各事業費の変更と臨時財政対策債については、今年度の発行額が確定 しましたので変更するものであります。   次に、議第200号は、土地取得特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ26万6,000円を追加し、予算の規模を3,432万1,000円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳入の基金運用収入26万6,000円を歳出で同額積み立てるものであります。   次に、議第201号は、情報通信事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出の総額に それぞれ458万4,000円を追加し、予算の規模を6億6,333万円といたしました。   補正予算の主なものは、歳入では、第3款繰入金17万5,000円、第4款諸収入440万9,000円を追 加し、歳出では、第1款総務費393万1,000円、第2款事業費47万8,000円、第3款公債費17万5,000円 を追加いたしました。   次に、議第202号は、みどりの里特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 2億4,800万円は変更せずに、歳出予算の内訳を変更しようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳出で第1款総務費で6万円を減額し、第2款事業費で6万円を追加い たしました。   次に、議第203号は、あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ50万円を追加し、予算の規模を5,380万円にしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では、第1款使用料及び手数料を350万円減額し、第3款繰入金を4 00万円追加いたしました。歳出では、第1款ゴルフ場管理費を50万円追加いたしました。   次に、議第204号は、奨学資金特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額に それぞれ3,000万円を追加し、予算の規模を8,921万2,000円にしようとするものであります。   補正の内容につきましては、平成21年4月から大学、短大、専修学校に在学する者で、経済的事 由により就学困難な者に対し奨学金を貸与することとしており、年度内に事務手続等を行う必要があ るため、歳入では、第3款繰入金に3,000万円を追加し、歳出では、第1款教育費の積立金に3,000万 円を追加計いたしました。   次に、議第205号は、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ1,968万9,000円を追加し、予算の規模を85億4,597万3,000円といたしました。   補正の主なものは、歳入では、第11款繰入金に一般会計からの繰入金1,968万9,000円を追加しま した。歳出では、第1款総務費で38万5,000円を計上し、第11款諸支出金では国庫支出金の返還金1,9 30万4,000円を追加計上いたしました。   次に、議第206号は、老人保健特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ35万7,000円を減額し、予算の規模を13億6,047万5,000円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では、医療費適正化対策事業の廃止による第2款国庫補助金の35万7,00 0円の減額であります。歳出では、第1款総務費で5万円を増額、第2款医療諸費では医療給付費で1, 040万7,000円を減額、高額医療費では当初見込み件数より多くなったため1,000万円を追加計上いた しました。   次に、議第207号は、介護保険特別会計の補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ4,812万6,000円を追加し、予算の規模を65億4,631万3,000円にしようとするものでありま す。歳入では、保険給付費の増額に伴い、第4款国庫負担金700万円、国庫補助金296万7,000円、第 5款支払基金交付金1,317万5,000円、第6款県支出金681万2,000円を追加いたしました。また、総務 費等の増額に伴い、第8款繰入金1,714万6,000円を追加いたしました。歳出では、第1款総務費につ いて、介護認定審査会システムの改修のため203万7,000円、主治医意見書手数料13万5,000円、認定 調査委託料138万円をそれぞれ追加いたしました。また、支出額を見込み、第2款保険給付費4,250万 円を追加いたしました。   次に、議第208号は、介護サービス事業特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ95万6,000円を追加し、予算の規模を1億8,175万6,000円にしようとするもので あります。   補正の主なものは、歳入では、第1款サービス収入95万6,000円を追加し、歳出では、第2款 サービス事業費の第1項付託介護サービス事業費を95万6,000円追加いたしました。   次に、議第209号は、公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額に9,500万円を追加し、予算の規模を53億4,600万円にするとともに、債務負担行為の追加並びに 地方債の補正をしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では、事業費の追加に伴い、第3款国庫支出金1億3,170万6,000円 をはじめ、第6款諸収入で810万4,000円、第7款市債で3,620万円を増額し、その分を第4款繰入金 で8,101万円を減額いたしました。歳出では、第1款下水道費において補助事業費の追加と消費税の 確定並びに維持管理費の不足等を見込み、1億1,703万5,000円を追加し、第2款公債費において、起 債償還額の確定に伴い、2,203万5,000円を減額いたしました。   第2条の債務負担行為の補正は、朝日地区における県道小揚猿沢線橋梁建設に伴う負担金の債務 負担について、期間と限度額を新たに定めるものであります。   第3条の地方債の補正は、下水道建設費の増額に伴う下水道事業債の限度額を変更しようとする ものであります。   次に、議第210号は、農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ376万4,000円を追加し、予算の規模を21億5,676万4,000円にしようとするものであ ります。   補正の主なものは、歳入では、消費税の確定に伴う還付金を第8款諸収入で376万4,000円を増額 し、歳出では、第1款集落排水費において事業費の組み替えと消費税の確定、並びに維持管理費の不 足等を見込み、450万1,000円を追加。第2款基金積立金は3万円増額し、第3款公債費においては、 起債償還額の確定に伴い、76万7,000円を減額するものであります。   次に、議第211号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ697万2,000円を追加し、予算の規模を7億2,397万2,000円にしようとするものでありま す。   今回の補正は、下水道事業等に伴う補償工事の変更による事業費の減額、起債償還元金の予算組 み替えによる増額、事業費の変更に伴う地方債の増額であります。   補正の主なものは、歳入では、第1款分担金及び負担金を1,000万円減額し、第5款繰入金を3,2 97万2,000円追加、第7款諸収入を1,800万円減額し、第8款市債を200万円追加いたしました。歳出 では、第1款総務費で425万5,000円追加、第2款施設費では2,500万円を減額、第4款公債費を2,771 万7,000円追加いたしました。   第2条の地方債の補正は、簡易水道事業債の借り入れ限度額を1億2,400万円に変更するもので あります。   次に、議第212号は、上水道事業会計補正予算(第1号)であります。今回の補正は、職員手当 の調整と橋梁建設に伴う債務負担行為の設定であります。   予算第3条に定めた水道事業費の予定額を16万9,000円追加し、総額を8億7,120万3,000円とし、 予算第8条に定めた職員給与費の予定額を16万9,000円追加し、1億4,706万3,000円とするものであ ります。また、新たに県道小揚猿沢線橋梁建設負担金ほか2件の債務負担行為の設定をお願いするも のであります。   以上、14議案について一括してご説明を申し上げました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) それでは、お伺いします。   今回の補正は、新規の事業が国庫補助金の関係で、地域活性化・緊急安全安心総合対策交付金の 関係ですけれども、これは民生費、また消防費の関係ですけれども、この事業が実施計画を策定し、 申請すると思うのですけれども、すべてが国庫補助金の対象となるのでしょうか、その辺お伺いしま すが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 担当部局から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(渡辺成一君) お答えを申し上げます。   今回のこの事業につきましては、村上市には3,000万ほどの枠がございまして、すべて国の交付 金の対象でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) わかりました。   それでは、52ページの関係なのですけれども、教育費の社会教育施設費の関係で、先ほども指定 管理の関係でありましたのですが、5番目の若林家住宅経費、これについて今回補正、委託料が上が っておりますけれども、これは当初予算に計上していかなったわけですけれども、これはどうして指 定管理料、当初予算520万計上しているのですけれども、それと別個にしているということをお伺い したいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 若林家住宅経費76万のことですよね、これにつきましては提案理由で申し上 げましたとおり、管理をしていただきたいと、枝葉なんかが非常に景観を害するというようなことで ご寄附をいただいたということだと思いますが、詳しくは担当から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育部長。 〇教育部長(小野泰三君) 今ほど市長のほうからもご答弁申し上げましたが、今回の補正の部分に つきましては寄附金をいただいたということで、その目的的な部分で寄附をいただきましたので、庭 園の整備に充てさせていただくということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) はい、わかりました。   それと、もう一点ですけれども、特別会計のほうの14ページになるのですか、介護保険の13、14 ページ、この他会計繰出金、これについても当初予算に計上していないのですけれども、この辺もお 伺いしたいと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(小田 均君) 介護保険の特別会計につきましては、事務経費等について一般会計 のほうから繰り出しているわけです。済みません、正確に承知していないのでちょっとお待ちいただ けますか、後でよろしいですか。 〇13番(木村貞雄君) 後でもよろしいです。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(渡辺成一君) かわりましてお答えを申し上げます。   この一般会計の繰出金につきましては、平成19年度の決算において、合併前でございましたので、 打ち切り決算を行いました。その関係で赤字決算とならないようにということで、一般会計のほうか らこの120万8,000円ほど立て替えておいたというような形になっておりまして、今回それを返還して もらうということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第199号から議第212号までの14議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、5日、8日、9日、10日は本会議を開き、一般質問を行いますので定刻までにご参集くだ さい。   大変ご苦労さまでした。           午前11時54分  散 会