平成20年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成20年9月1日(月曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする             教育予算の拡充」を求める請願                         請願第 6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願              第 5  報第  3号 平成20年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成19年度イヨボヤの             里開発公社決算の報告について                         報第  4号 平成20年度山北町産業振興公社事業計画及び平成19年度山北町産業振             興公社決算の報告について                      第 6  報第  5号 専決処分の報告について                            報第  6号 専決処分の報告について                       第 7  議第 61号 村上市副市長の選任について                     第 8  議第 62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 63号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 64号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 9  議第 65号 岩船地域土地開発公社定款の一部改正について             第10  議第 66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                  議第 67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制             定について                                  議第 68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第 69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について          議第 70号 市道路線の認定について                            議第 71号 市道路線の変更について                       第11  議第 72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)                 議第 73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第 74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第 75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)        議第 76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第 77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第 78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      第12  議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について               議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について              議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                     議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について                議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について              議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定             について                                   議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について      議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決             算認定について                                議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について                議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について              議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について          議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について          議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について           議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について                議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について              議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定について       議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                                                            〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  追加日程   議員発議第7号 村上市議会決算審査特別委員会の設置について          日程第 4  請願第 5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめと               する教育予算の拡充」を求める請願                       請願第 6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願            日程第 5  報第  3号 平成20年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成19年度イヨボ               ヤの里開発公社決算の報告について                       報第  4号 平成20年度山北町産業振興公社事業計画及び平成19年度山北町産               業振興公社決算の報告について                  日程第 6  報第  5号 専決処分の報告について                            報第  6号 専決処分の報告について                     日程第 7  議第 61号 村上市副市長の選任について                   日程第 8  議第 62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 63号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 64号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて        日程第 9  議第 65号 岩船地域土地開発公社定款の一部改正について           日程第10  議第 66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                  議第 67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条               例制定について                                議第 68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条               例の一部を改正する条例制定について                      議第 69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について          議第 70号 市道路線の認定について                            議第 71号 市道路線の変更について                     日程第11  議第 72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)                 議第 73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第 74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第 75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)        議第 76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第 77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第 78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    日程第12  議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について               議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について              議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定               について                                   議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について                議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について              議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出決算               認定について                                 議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳               出決算認定について                              議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について                議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について              議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について          議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について          議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について           議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について                議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について              議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決算認               定について                                                                        〇出席議員(30名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   21番   岩  倉  幸  治  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    渡   辺   成   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     小   田       均   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        産業観光部                   瀬   賀       功   君        商工観光課長        都市整備部長     須   田       徹   君        上下水道部長     鈴   木   文   雄   君        会計管理者      吉   村   澄   子   君        監 査 委 員    種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    佐   藤   正   幸   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    寺   社   四   男   君        教 育 部 長    小   野   泰   三   君        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      板   垣   一   弘   君        山北支所長      佐   藤   壮   一   君        山 北 支 所                   富   樫   昌   平   君        産 業 課 長        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は30名です。定足数に達しておりますので、これから 平成20年第2回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成20年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告4件、人事案件4件、公社定款の一部改正1件、計画 の策定1件、条例の一部改正3件、市道路線の認定及び変更2件、補正予算関係7件、合併前市町村 並びに旧岩船地域広域事務組合にかかる平成19年度一般会計等の決算認定55件の合わせて77件で、い ずれも重要な案件でありますので、十分ご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願いを申し 上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。   ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、10番、齋藤信一郎君、27番、大滝久志君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告を願います。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成20年第2回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る8月25日午前10時から市役所第1委員会室において、委員7名、 正副議長、4常任委員長、総務部長、議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。 その協議内容と結果についてご報告いたします。   会期については、本日9月1日から26日までの26日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審議、 採決の後、残る議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求め、各所管常任委員会へ付託いたします。 なお、平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定ほか54各会計歳入歳出決算認定については、決算 審査特別委員会に付託、審査を願うことといたします。   5日、8日、9日、10日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   11日、12日、16日の3日間は決算審査特別委員会を開催、付託されました平成19年度55各会計歳 入歳出決算認定審査をお願いいたします。   17日は総務常任委員会、18日は市民経済常任委員会、19日は厚生文教常任委員会、22日は建設企 業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   9月24日、25日は、委員長事務整理日とし、休会といたします。   9月26日は本会議を開催、各常任委員長、決算審査特別委員長の委員会審査報告を受けた後、提 案議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決とします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係の議案取り扱いについてですが、 請願第5号、第6号については一括上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、厚生文教常任委員会 へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第3号及び報第4号につ いては一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   報第5号及び報第6号についても一括上程とし、質疑の後、報告を終わります。   議第61号は村上市副市長の選任に関する人事案件につき、単独上程とし、質疑を行った後、討論 を省略して、無記名投票による即決といたします。   議第62号から議第64号までの3議案、人権擁護委員の推薦につき意見を求める各議案については、 一括上程とし、一括質疑の後、討論を省略し、起立による即決といたします。   議第65号については単独上程とし、質疑の後、討論を省略し、起立による即決といたします。   議第66号から議第71号までの6議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第66号から議第 69号までの4議案は総務常任委員会に、議第70号から71号までの2議案は建設企業常任委員会へそれ ぞれ付託し、休会中の審査をお願いいたします。   議第72号から議第78号までの7議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第72号 平成20 年度一般会計補正予算(第1号)については、各常任委員会へ分割付託、議第73号は総務常任委員会、 議第74号から77号までの4議案については厚生文教常任委員会、議第78号は建設企業常任委員会へそ れぞれ付託し、休会中の審査をお願いいたします。   次に、議第79号から議第133号までの55議案については、平成19年度歳入歳出決算認定でありま すが、議長発議による決算審査特別委員会設置の日程追加、議会運営委員会から提案理由の説明、質 疑、討論の後、起立採決を行い、議長の委員指名、その後暫時休憩し、決算審査特別委員会を開催、 正副委員長を選出の後、設置された決算審査特別委員会へ審査をお願いするものといたします。   次に、一般質問の通告は、8月27日正午で締め切ったところ、20名の通告があり、先ほど会期の ところで述べました4日間に、本会議において質問を行うことといたします。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は9月24日の正午まで、その他の意見書提 出期限は9月10日正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お 手元に配付の日程表により、本日から9月26日までの26日間としたいと思います。これにご異議ござ いませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月26日までの26日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。配付報告書のとおり、建物火災4件、その他火災3件であ ります。特に7月13日午前2時前、仲間町で発生しました住宅火災は、消防団の必死の消火活動によ り延焼を免れたところでありますが、不幸にも焼け跡からお2人のご遺体が発見され、大変お気の毒 なことでありました。衷心よりご冥福をお祈りいたします。   また、7月8日の豪雨により、山北地区で市道が冠水し、住宅への浸水防止作業のため、消防団 員が出動しました。   次に、寄附の申し出についてであります。第1回定例会でご報告申し上げました以後の寄附につ きましては、配付報告書のとおりであり、多くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとと もに、有効に活用させていただきます。特に、この中でふるさとを応援したいという納税者の思いを 実現するため、地方公共団体に寄附した場合に個人住民税、所得税が一定額まで控除される、いわゆ るふるさと納税制度が本年4月からスタートしました。これに伴い、市ではふるさと村上応援寄附金 を設置し、7月28日からふるさと納税の受け入れを開始し、市のホームページの掲載や市内全世帯及 びふるさと会会員等にチラシを配布し、全国市内外に向けて本制度の周知、広報を進めてまいりまし た。8月26日現在で5件の寄附金の申し出があり、総額62万円の寄附をいただきました。寄附をいた だきました方々の思いにこたえるよう、今後ふるさと村上のまちづくりのために有効に活用してまい りたいと考えております。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              追加日程 議員発議第7号 村上市議会決算審査特別委員会の設置について 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま瀬賀秀雄君から7名の賛成者とともに、議員発議第7号 村上市議 会決算審査特別委員会の設置についてが提出されました。   この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございません か。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員発議第7号は日程に追加し、審議することに決定しました。   議員発議第7号 村上市議会決算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。   事務局から議案を配付させます。           〔議案配付〕 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者から提案理由の説明をお願いします。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) ただいま議題となりました議員発議第7号 村上市議会決算審査特別委員会 の設置について、提案理由の説明を申し上げます。   村上市議会決算審査特別委員会については、平成19年度村上市、荒川町、神林村、朝日村、山北 町、岩船地域広域事務組合各一般会計、各特別会計、各企業会計の決算審査のため、設置しようとす るものです。   特別委員会の名称、委員の定数、期間はお手元に配付のとおりであります。   賛成者は石嶋修平議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、本間清人議員、山田勉議員、板垣一徳 議員、長谷川孝議員、提出者は私、瀬賀秀雄であります。   ご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第7号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第7号は原案のとおり可決されました。   続いて、特別委員会委員の選任を行います。   ただいま設置されました村上市議会決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例 第8条第1項の規定によって、小杉和也君、本間清人君、姫路敏君、相馬エイさん、長谷川孝君、冨 樫宇栄一君、川村敏晴君、小野七五三君、瀬賀秀雄君、鈴木いせ子さん、板垣千代子さん、齋藤信一 郎君、大滝久志君、大滝国吉君、以上14名の諸君を指名いたします。   これから決算審査特別委員会の正副委員長互選のため、委員会を開会いたしますので、暫時休憩 いたします。           午前10時19分  休 憩                                                        午前10時53分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。   その結果、委員長に姫路敏君、副委員長に齋藤信一郎君が選任された旨報告がありました。   委員長から就任のごあいさつをお願いいたします。   姫路敏村上市議会決算審査特別委員長。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 改めましておはようございます。   決算審査の特別委員会、第1回目行われて、委員長に就任することになりました。短い期間では ございますが、もう自治体、5市町村解散いたしておりますが、その事業の経緯等についてしっかり と決算の内容を見ていきたいと思います。よろしくお願いします。   どうもありがとうございました。                                              日程第4 請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじ            めとする教育予算の拡充」を求める請願      請願第6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の 堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める請願及び請願第6号 「後期高齢者医療制度の廃止」 を求める請願、以上2件を一括して議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま上程されました請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国 庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める請願についてでありますが、請願者は新 潟県教職員組合村上市岩船郡支部執行委員長、大滝英俊さんですが、紹介議員の私滝沢から若干の補 足説明をさせていただきます。   この請願は、各議員ご承知のように、これまで毎年各市町村の6月あるいは9月議会に請願や陳 情として提出されたものと同様の趣旨であり、今年度も国の来年度予算編成を目前にして、村上市議 会に請願として審査意見書の提出をお願いするものであります。請願の趣旨あるいは請願事項はプリ ントに記載のとおりでありますが、今学校教育が抱える多くの問題は、深刻な社会現象にまで発展し、 市民、保護者、地域住民にとって一日も早い解決が望まれている問題であります。学校で学ぶ子供た ちが、明るく心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り組むためには、現在の1学級40人編成を30人 以下の学級に改善し、児童生徒と学級担任や教職員がよりきずなを深くし、真剣にぶつかり合い、心 を通わせることができる、一人一人が大切にされる教育環境をつくることが最も大切だと考えます。   現在、国、地方とも財政的には非常に厳しい状況ではありますが、国、地方の将来を担う児童生 徒の現状をより多く育てるため、全国の子供たちが等しく教育を受ける権利を保障されるための学級 編成基準の改善であり、また先年3分の1に引き下げられ、地方財政に大きな負担を強いていること に関して、特に財政力の弱い本県にあっては、国の義務教育国庫負担制度を堅持し、国庫負担率を2 分の1に回復させることの大切さを特に訴えていく必要があり、本請願となったものであります。   なお、この件については、関川村議会、粟島浦村議会においてはさきの6月議会において願意が 了承され、意見書が既に提出されていることをつけ加えて補足説明といたします。   続いて、請願第6号 後期高齢者医療制度の廃止を求める請願は、連合新潟村上地域高齢者協議 会、村上市大欠13の44、同団体会長伊藤一さんからの提出でありますが、若干補足させていただきま す。   この制度は、2006年、平成18年の健康保険法の一部を改正する法律として、混乱する国会の中で 強行採決されたものであり、70歳以上74歳以下の被保険者の窓口1割負担を2割に、75歳以上の被保 険者は国民健康保険制度から切り離し、新たに後期高齢者医療制度を創設し、保険料を特別徴収とい う名目で年金から天引きをするなどとした制度で、本年4月から実施されていることは議員各位が既 にご承知のとおりであります。   この4月実施を前に、法改正の是非、徴収方法のあり方、低所得者への大きな負担、医療内容の 制限等から全国的にも大きな問題提起があり、反対運動が起こり、現在国は一時的な実施延期や減免 措置の検討を行っておりますが、法律そのものの本旨は変えようとする様子は見当たりません。請願 を出した村上地域高齢者協議会は、この高齢者にかかわる新たな医療保険制度の実施を前に、昨年12 月に当時の郡市内7市町村長及び7市町村議会に医療制度の充実を求める要望書を提出し、後期高齢 者医療制度を含めた各種保険料負担の大幅引き上げ等に対して、この問題点の改善や廃止を訴える意 見書の提出をお願いしてきたことは、議員にも記憶に新しいことかと思います。今回は本請願書と同 様の趣旨で関川村、粟島浦村、両村長、両議会にも意見書の提出をお願いしておりますし、先日も大 滝市長にこの団体の代表が趣旨を理解していただき、関係省庁に要望書を提出していただくようお願 いの要請面接を行ったところであります。   この制度への高齢者をはじめとした多くの国民の反対を受け、国では長寿保健制度などとネーミ ングを変え、鎮静化に努めているようでありますが、この制度は本当に誇れる医療保険制度であれば 何も名称を変える必要はなく、堂々とやるべきことでしょう。現在、やかましい声が頭の上を通り過 ぎるのを待つかのような対処や姿を感じるのは大変残念であります。   また、この制度の実施によって、高齢者だけでなく、現役世代の健康保険税の増額や先日の新聞 報道によれば、大企業が独自に行ってきた企業等健康保険制度が医療保険制度の改定によって、健保 組合財政に大きな負担が強いられることになることから、独自の保険制度を廃止し、政府管掌保険制 度に移行せざるを得ないというように、この医療保険制度改正は国民全体に大きな影響を与えており ます。   私は戦前、戦中、戦後を通して、現在の日本の発展を築き、支えてきた高齢者が、高齢者になっ たがゆえに、高齢で医療費負担が多くなるがゆえに、本来の医療制度の本旨から切り離され、差別に も似た措置がとられることに大きな憤りさえも感ずるこの医療制度を廃止するために、議員各位のご 理解をいただき、政府関係省庁に意見書の提出を強くお願いして、補足説明とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第5号及び第6号については、会議規則の 規定により、請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第5 報第3号 平成20年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成19年度イヨ           ボヤの里開発公社決算の報告について      報第4号 平成20年度山北町産業振興公社事業計画及び平成19年度山北町           産業振興公社決算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、報第3号 平成20年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成19 年度イヨボヤの里開発公社決算の報告について並びに報第4号 平成20年度山北町産業振興公社事業 計画及び平成19年度山北町産業振興公社決算の報告について、理事者から発言を求められていますの で、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第3号及び報第4号につきましてご報告を 申し上げます。   これら2件は、村上市が出資をしております2法人について、地方自治法第243条の3第2項の 規定により、ご報告を申し上げるものであります。   報第3号は、財団法人イヨボヤの里開発公社についてであります。当公社は平成6年度に旧村上 市において、自然、伝統文化、歴史的遺産、物産等に関する観光資源を掘り起こし、維持保存し、ま たはこれを有効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興を図り、もっ て観光文化都市の建築による創造性豊かで活力ある地域社会の実現を寄与することを目的に運営して おります。また、平成18年度からは同公社を市が指定管理者として指定管理運営をお願いしておりま す。   平成20年度の事業計画は、同公社の寄附行為、第4条の規定による観光資源調査研究事業、特産 品開発宣伝事業、歴史的景観保存事業、公共施設管理運営事業など、事業費として総額1億6,807万7, 000円であります。   平成19年度の事業実績では、計画されました観光資源調査研究事業、特産品開発宣伝事業、歴史 的景観保全事業、公共施設管理運営受託事業など、それぞれの事業目的に沿って実施し、その収支は 配付の事業実績報告のとおりであります。   次に、報第4号は財団法人山北町産業振興公社についてであります。当公社は担い手公社として 平成10年2月に設立し、農林漁業の作業支援や農地の保全を図るとともに、地域資源を活用して農林 漁業を主体としながら幅広く地域産業への支援と振興を図ることを目的に運営しております。特に中 山間地の条件不利地域の農作業を受託するなど、山北地域の農業振興に大きく寄与しているところで あります。   最初に、平成20年度事業計画についてでありますが、前年度から加入した品目横断的経営安定対 策事業をはじめ農業経営基盤強化促進法の改正により、耕作から出荷、販売まで一貫した生産活動が 可能となる特定法人貸し付け事業を利用しての本格的な農業経営参入や春カブの試験栽培、圃場に適 した作物の試作などに取り組む予定であります。   次に、平成19年度事業実績では、事業収入全体が予算額に対し90.3%、約372万円の減収となり、 特に農業受託作業においては生産量の増加はあったものの、大幅な米価の下落が大きく影響しており ます。一方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の節減に努めましたが、その 収支は配付の事業報告のとおりであります。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   報第4号について伺いますが、7ページの貸借対照表のところですね。監査が終わっております ので、多分この議会に報告する資料提出の段階で漏れがあったのではないかと思いますが、そこでお 伺いいたします。7ページの上から資産の部、1、流動資産の3番目の経営安定積立金(預け金)、 これが前年度がゼロで、当年度が61万2,295円、それで増減ですので、当然61万2,295円がふえている ということで、ここに数字が来なければならないのだろうと思うのですが、ここが空白になっていま すね。   それで、その下の流動資産合計のマイナスの170万4,168円は、その上の今指摘しました61万2,29 5円があった数字としてこのマイナス170万4,000円の数字はでき上がっているのです。それと同じよ うに、ずっと下に来まして、2の負債の部の流動負債のところにもどういう意味でしょうか、同じ経 営安定積立金(預け金)というのがありまして、これも増減のところに数字がないと。そして、その 負債合計のところは合計が増減の合計で427万6,541円が増減のところの数字となっておりますが、こ れは前年度の数字と同じでありまして、ここはマイナス2万6,994円の数字が来ないと、このプラス マイナスは合わないということなのですが、この辺転記するときの間違いなのでしょうか、その辺ち ょっとお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳細につきましては、担当部長から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 山北支所産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) ただいまの件につきましてはご指摘のとおりでございます。転 記間違い等、相馬議員ご指摘のとおり訂正しなければならないと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 多分監査しておりますので、転記間違いだろうとは思うのですけれども、議 会にこういう資料として提出するからには、一応数字を追って、プラスマイナスこれで合っているか という点で、しっかりとやっぱり数字を合わせ、漏れがないかという点までするのが議会への報告と いう立場上の仕事の責任ではないかと思います。その点を指摘しておきます。   それと、もう一つちょっとよく意味がわからないので教えていただきたいのですが、今指摘しま した61万2,295円というのは、資産の部にもありますし、負債の部にもあります。そして、経営安定 積立金(預け金)というものが両方の部にあるという点で、ちょっとよく理解できないので、これは どういうものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 山北支所産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) ただいまのご質問にお答えいたします。   経営安定対策積立金、預け金なのですけれども、経営安定対策に今昨年度から加入いたしまして、 その掛金相当分というようなことでの貸借対照表への計上でございます。資産の部に上げてあります し、また負債の部にも貸借対照表の関係で掲載しているものと私は理解しております。 〇22番(相馬エイ君) 答弁、と理解していますというのはこういうことで間違いないということで 受けとめてよろしいのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) 一応私も貸借対照表はよく承知はしておりませんが、一応こう いった資産の部、負債の部に計上するものというふうに報告も受けておりますし、そのものというこ とで理解しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議会に報告するのに非常にあいまいな、ましてや監査がされているものを提 出してきた段階で、やっぱりもう少し、私1人がわからないのかもしれませんが、その辺はちょっと もう少ししっかりと担当に聞いて、答弁席に座っている以上はその責任があるのではないかと私は思 います。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長に申し上げますが、もう少し明快に答えてください。   産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) この件につきましては、一応貸借対照表上そういったことで私 自身理解しているわけなのですが、これが果たして今お答えしたことが間違いないかどうかについて は、正直なところちょっとわかりかねるところもありますので……。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 時間とって、ちょっとそこははっきりとしていただきたいと思います。   それともう一つ、最後に聞きますが、財団法人山北町産業振興公社の代表はどなたになっている のでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私でございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 暫時休憩します。           午前11時15分  休 憩                                                        午前11時24分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   山北支所産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) ただいまの件について再度お答えいたしたいと思います。   貸借対照表のルール上、資産の部に計上したものについては、負債の部に計上して、そして正味 財産の部で一致するというような計上でありまして、ここに貸借対照表上げたとおり、経営安定積立 金(預け金)61万2,295円につきましては、負債の部についても同じ61万2,295円を計上して、間違い ございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん、よろしゅうございますね。 〇22番(相馬エイ君) 声が小さくてよく聞こえなかったのですが、関係者から今休憩の間に聞きま して、理解しました。 〇議長(佐藤宮吉君) 了解しました。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今の山北の産業振興の公社の件なのですが、4ページ、5ページのところで ちょっとご質問をさせていただきたいと思います。   産業振興につきましては、大変こういったものを私はやっていく必要が当然あるとは思っており ますが、ただ経営の中身の中でちょっとご質問させていただきたいのは、今期に限りましてかなりの 赤字額を見たと。ただ、5ページの3番の雑収入の中に各種助成金というのがございまして、これが 昨年度は18万しか助成を受けていないのですが、当年度に限りましては118万2,454円という助成を受 けながらも、160万8,000円ほどの赤字が出ている。この助成がなければ、恐らくその下の各種雑収入 も若干ふえておりますので、300万近いほどの実質の赤字になっているのではないかなということが うかがえるのですが、この各種助成、補助金みたいな助成金というのはどういった補助金なのでしょ うか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) お答えします。   主立ったもののみお答えさせていただきたいと思いますが、各種雑収入というような意味合いで ございまして、農林水産関係がございまして、まず1つは支援の漁港がありますが、そこに冬季、し けのため流木が流れてくるわけなのですけれども、そういった流木関係の処理、こういったものも産 業振興公社にお願いしておりまして、それらが10万1,000円ほどになります。   それから、カーブミラーの補修的なようなことも産業振興公社にお願いしているということでご ざいまして、それらが12万5,643円ほどの収入になります。   それから、スクールバスでございますが、345号線沿線の、冬季にはスクールバスの待合室の囲 いしなければならないわけなのですけれども、そういった囲いの作業等も公社にお願いしておりまし て、そういったものが約15万4,000円ほどということになっております。   そういったところが今主な雑収入の中の収入でございます。今申し上げたのが助成金というよう な形でここに計上してあるということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ですから、その助成金ということは、どこかから収入が入ったわけですけれ ども、その助成金というのは、そのカーブミラーつけただの何だのはどうでもいいのですが、どこか らそのお金が入ったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) これらについては、旧山北町でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その2番の事業収益を見ますと、昨年度から比べますとそんなに変わりはな いというか、逆に言ったら当年度のほうが作業収入のほうは伸びているにもかかわらず、これだけの 赤字が出てしまったという主なる原因はどういったものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業課長。 〇山北支所産業課長(富樫昌平君) 先ほど市長から提案理由にも申し上げましたように、米価の下 落等が一番の要因でございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 最初に議長になのですが、イヨボヤの里開発公社もそうなのでしょうし、ま たその今今期初めて出てきている財団法人山北町産業振興公社、すべてこの2つも公社の扱いで、旧 村上市のときに、例えばここに座られている方に……ここに座られている方というと、課長さん、部 長さん方々に公社の内容的なところを聞いても答弁にならないのです。これは我々も経験しているの です。要するに公社がこの補助金はどうしたのだ、どう使うのだ、こう使うのだということ、公社に 携わっていない人間がここにいることがまずあるのです。したがいまして、公社の話はどういう手段 をとっていたかというと、いわゆる議会のときは、これは今は報告でやっているわけでございます。 したがいまして、その報告は聞きおきながら、しっかりとした説明を協議会の場などで理事者側に求 めて、しっかりとその詳細について説明を聞いていくと。こういう流れを議会のほうと理事者側のほ うで確立さえしておけば、今のようえな問題はなくなってくるのかなとは思います。   ただし、ここに入っている数字の間違いは、これは絶対許されませんので、この分について見れ ば何とか市長の采配のもとに、きょうあるいは今議会終わりまでの間にきちんと正誤表をつくった上 で提出していただいて、それを改めてもらうと。これはやってもらわなければいけない作業だと思い ますが、市長どうですか、その辺。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そのとおりにいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ぜひ私はこれで終わりますが、よろしくお願いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 報第5号 専決処分の報告について      報第6号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、報第5号及び報第6号はいずれも専決処分の報告についてであり ます。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました報第5号及び報第6号についてご報告を申し上 げます。   市長が専決処分にすることができる事項の規定に基づき、2件の損害賠償を専決いたしました。 事故の状況はそれぞれ記載のとおりでありますが、報第5号は公用車が市役所敷地から市道へ右折す る際、相手方の車両と接触したもので、職員の確認が不十分であったため発生した事故であります。   また、報第6号は市のマイクロバスが保育園児を送迎後、給油所で給油後に出ようとしたとき、 ハンドル操作を誤り、車両右側後部が給油機に接触した事故であります。このような事故につきまし ては、ちょっとした不注意によるもので、十分防げるものでありますので、改めて安全運転の励行に 努めるよう指示したところであります。   なお、当事者及び管理職員につきましては、文書をもって厳重に注意を行ったところであり、さ らに徹底してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では伺いますが、あってはならないことというのは本当にあると思います。 しかしながら、合併していろんな車両を今度、なれない車を運転しているという場合もあるのかなと 思うのですが、この一件はなれない車での事故だったのかどうか、その辺のところ聞かせてください。 運転者がいつも運転していないで別な車を運転したとか、なれない車での事故だったのか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 報第5号の建設課の事故につきましては、通常運転している車でござい ます。   それから、その次の報第6号のマイクロバスについても委託をしております車でありますので、 なれない車ではないというふうに判断しています。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、なれない車も今度運転するようになったと思うのですけれども、なれ ない車でまず何かトラブル的なものが今までなかったのかどうか、その辺のところはどうでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) トラブル的というか、車両のトラブルというのは余り存じておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 議第61号 村上市副市長の選任について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第61号 村上市副市長の選任についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第61号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、村上市副市長に鈴木源左衛門氏を選任したいので、地方自治法第162条の規定により、 議会の同意を求めるものであります。   同氏の略歴につきましては、お手元のとおりであり、朝日村議会議員を7年余り、朝日村森林組 合並び岩船森林組合の組合長を6年余り、その後朝日村収入役を歴任し、本年3月までは朝日村長と して約7年間、地域の発展のためにご尽力されてこられた方であります。   このような経歴の方でありますので、行政組織にも十分精通しており、また住民ニーズに対しま しても的確に対応していただけるものと思っております。   さらには、村長として私と5市町村の合併協議に加わり、新市の誕生に携わってきた一人でもあ り、新市の実情や取り組むべき課題について深く認識されておる方でもあります。この点からも、鈴 木氏は私を補佐し、副市長の職務を遂行できるものと確信をいたしており、積極的に住民福祉の向上 のため、ともに各施策の実現に向けてご努力いただけるものと考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市長の方に前回の臨時議会の際にいろいろな方、いろいろな議員さんからご 質問が出されたと思います。条例で、1名という条例に関しましては全会一致ということで可決をし まして、それを受けての今回副市長の指名だとは思います。しかしながら、今回の合併では村上市と 旧村長、岩船郡との何か変てこな構図の中から生まれた合併ではございましたが、市長が当選をされ て、その執行部である3役がすべて、政治畑である首長さんが3人並ぶという事態というのは、極め て私としては大変遺憾であり、市長の人選的なものがどうかなということを考えているわけでござい ます。前回いろいろな議員さんから、そのことについても市長にいろいろお話をさせていただきなが ら人選という形になったわけですが、その辺は全く考えず、最初から最後までこの方の……この方自 身をどうのこうのというわけではありませんが、推してきた理由をもう一度お聞きしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 提案した経緯につきましては、今ここに書いてあるとおりでございます。私 たちの市は合併して1つの市になりました。1つの市になって、これから新村上市として新しいス タートを切るわけでございます。そして、市長がどの地域から出ようが、副市長がどの地域から出よ うが、議会議員が地域によって多い、少ない、そういうことを問わず、地域の均衡ある発展を期して いかなければならないと私は強い意思で今臨んでおります。そして、市長に当選以来、いろいろな 方々からいろいろなご意見、そして議会からもいろいろなご意見をいただいて、そして最終的に私は 鈴木源左衛門氏が新しい新市を皆さんとともに、そして私とともに行政運営をしていくのに一番ふさ わしい、そういう強い信念のもとにご提案をさせていただいたと、そういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それはいろいろ今までの中でもお聞きしてきました。ところが、いろいろな 雑誌並びに新聞等でも論功行賞の1つであり、市長の選挙期間中、副本部長を務められた方であると いうような、新聞にも出ておりました。そのこともずっと今まで言われてきたわけでございますが、 そのことはいろいろな市民の方にも多分根強い、何でこういう人選になるのだろうというようなこと が、議会側からではなくても、市民の中からも多分声が出ていると思います。そういう市民の声につ きましては、市長は何も考えずに、自分の考えのみで今通されておりますが、その方々にはどういっ たご説明というか、市民に対しての配慮、そういったものは考えていなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 市民の声を聞いたかということでございますが、十分に私も聞いております。 そして、ここにも書かせていただきました。私は若いときから彼と行動をともにし、第1次産業を考 えたこともあります。そして、議会議員も村議と町議という立場ではありましたが、同じ圏域の議会 議員としてこの圏域をどうしていこう。同じ考えをもって進んでまいりました。そして、大きくもめ た合併問題につきましても、先ほども申し上げましたが、当初から私どもは合併の必要性をともに共 通認識と持ち、そして基本計画作成に携わり、同じ考えのもとに、同じ新市をスタートさせていこう、 そしてこの市を発展させていこう、そうやって私どもはやってまいりました。それがなぜ論功行賞な のでしょう。同じ考えを持って、同じく志す人が、同じ戦いをするのがごく自然なことではないです か。多くの市民の声も謙虚に受けとめてまいりました。その結果、私はこの鈴木源左衛門氏を新しい 新市の副市長としてご提案を申し上げたと、そういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 副市長というその職務的なものについてでございますが、市長、今広い圏域 の中で自分の側近として、また自分と同じ意をしてきた人間だということでのご説明であります。と ころが、私が考えるには、副市長は例えば付託された委員会にも出席をされます。それで、いろいろ な説明並びに我々の質疑にもお答えをすると。できれば私としては、副市長というのはあくまで行政 をずっと、いろいろな所管の課を通じてわかっている方、また行政を経験されて、事務方として職員 を経験されたような方、そういった方が私は適任ではないかなと。例えば合併をともにして、協議も ずっとしてきた人でありますから、この人材だというご説明ではありましたが、そういうのであれば 合併協議会をずっと進めてきたその職員の中から選任をされるとか、そういった事務方として本当に 行政の中身をきちっと知られている方、この職責を見ますと、ずっと議員、長、長と、いわゆる全く 首長としての経験しかない方を副市長というポストでは、私はいかがなものかと存じます。その辺は いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私も議会議員を長く経験いたしまして、そして町長を経験し、今市長にさせ ていただいております。私どもこの長い間の経験の中で、行政組織を知らないということはあり得ま せん。職員とともに地域をつくり、どういうまちをつくっていくのだ、どういう地域をつくっていく のだということで激論を交わして、そして意見交換をしてやってまいりました。ですから、私どもは 長という名前ではありますが、十二分とはいかないまでも、行政的な知識も身につけている。そう考 えております。そして、行政マンは行政マンでしかできない仕事もあります。行政マンでなくて、市 長、副市長あるいはそのほかの特別職でなければできない仕事もいっぱいあるのです。それを今やら せていただきたい。   そして、私も4月28日から就任いたしまして、5カ月足らずやってまいりましたが、どうしても わきに副市長を置いて、そして皆さんと約束した新市のスタートを切るに当たってのこれからの新市 のねらいづくりをしていく必要がある。行動がとれない。もちろん行政内部の人たちにもしっかりと 行政内部を守っていただきたい、そういうことをお願いしながら、最良の私は人事としてご提案を申 し上げておりますので、ご理解をいただきたい。そのようにお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) これで終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   先日の臨時議会で、副市長2人の条例でなくて、1人ということで条例を提出なさいました。そ のときに、私は人物に対しては意中の人か、それともこれから考えるのですかという私は質問いたし ました、市長に。そのときに、いや、これからですと答えられましたね。しかし、前回の2人の方を 提出してきたうちの1人の元朝日村長の鈴木源左衛門さんを、今回もこのような形で提案なされまし た。意中の人かと私が聞いたときに、はいと言ったのだったらやっぱりそうかと考えられますが、い や、これからですと議場で答えられました。にもかかわらず、前回お2人名前を出したうちのお1人、 まさに意中の人を出してきた。それは、それほど市長にとって、行政経験に長けて、どういう部分が 特にすぐれているから副市長に任命したいという思いで今回議場に提案なさったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 言葉じりをとれば、意中の人ですか、あるいはこれからですかと。当然前回 の6月定例議会におきまして、私は2人必要だということでご提案申し上げました。議会の皆さんか ら、財政困難のとき、1人でいいのではないかという結論を得ましたので、私は1人で頑張っていか なければならないなと。そして、今1人を提案させていただいた。当然2人を提案させていただいた ときに、私としてはこのお2人は、これからの市にとって最良の人だと思ってご提案をさせていただ いたわけでございます。そして、それから2人制を否決されましたので、1人にするときにではだれ がいいか、それからもまた一生懸命に考えました。いろんな人と相談もいたしました。そして、また ご提案を申し上げたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 市長もご存じと思いますが、地方自治法の167条に副知事及び副市町村長は 普通地方公共団体の長を補佐し、普通地方公共団体の長の命を受け、政策及び企画をつかさどり、そ の補助機関である職員の担任する事務を監督し、別に定めるところにより、普通地方公共団体の長の 職務を代理するとあります。そういう意味では、非常に職員を本当にまとめるというか、そしてここ にも特に言葉として載っています政策及び企画をつかさどりとあります。確かにそれぞれの部署は部 長がいらっしゃいます。しかし、それぞれ何人かいる部長をしっかりとまとめ、そしてその部を本当 に円滑に、持っている計画を進めて、この村上をどう発展させるかという部分では、長よりもまさに 実務的な面では副市長によるところの影響が非常に大きいと、私はこの167条を見まして実感してお ります。   そういう意味で、今本間議員も意見として述べられましたが、議員、収入役、そして森林組合長、 そして村長という、長の仕事は確かに経験されていらっしゃいます。しかし、この新しい村上市にな りまして、約900人以内でしょうか、ちゃんとした数字はちょっと今はっきりつかんでおりませんが、 その職員のまとめ役として、この重責を担う大変な仕事を、村長さん、収入役さんを経験した方が本 当に果たせるのだろうかという私は危惧を持っています。そういう点ではどのように考えられますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほどもお答えいたしました。民間企業もそうです。会社の社長は全部の職 員から管理職まで、まとめるのが社長です。私たち市町村長も、ただ単にその辺にいて、会合へ出た り、あるいはまた要望行動に行ったり、それだけで市町村長の資質が務まるわけありません。大きな 1つの仕事に、その自治体の職員をまとめていくという能力がなければ市町村長とはいえないのでは ないですか。何のあれでもそうです、組合でも。私はそういう意味で、市町村長の仕事というのは自 治体をまとめる、計画立案する知識がもちろん必要です。長だからといって職員をまとめられない、 そんな人は選挙に受かってきませんよ。ですから、私は市町村長の役割、市町村長を果たしたあるい はどこかの長を経験した人というのは、それだけの私は見識と実力を持っている人であると、そのよ うに認識しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後の質問になります。   職員をまとめるというか、言葉は簡単にまとめると言っておりますが、そういう意味では市の職 員は地方公務員でありまして、この村上市には職員倫理条例というものがございます。職員が遵守す べき職務にかかる倫理原則というものがありまして、全体の奉仕者であり、第3条に市民の一部に対 してのみの奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について、市民の一部に対してのみ有 利な取り扱いをする等、市民に対し不当な差別的取り扱いをしてはならぬ。常に公正な職務の執行に 当たらなければならないと倫理条例の第3条には書いてあります。そういう立場の職員をしっかりと まとめる副市長、まさにいろいろなところで言われております選挙の選対の幹部だったという、その 方を提案してきたという点では、この職員の倫理条例のトップに立っての職員を監督するという点で、 私は市民がいろんな点で不安を感じるのは仕方ないことなのだろうと思うのです。論功行賞ではない とはっきりおっしゃいますが、論功行賞だからゆえに、この人でなければならないという思いが、私 は市長には強いのだろうと思います。そういう点で、これから投票になりますが、それほど鈴木源左 衛門氏を思い、そしてこの人しかないという思いで市長は提案されてきているのでしょうけれども、 私は今申し上げましたような観点から、非常に危惧を持っておりますし、市民から論功行賞相ならぬ という批判の声が出たとしても、それは仕方のないことではないのかということを申し上げて終わり といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 市長が町長就任時代から助役、あと副町長ですか、置いていないので、そう いう副の立場がどういうものかというのがおわかりなのかどうか、ちょっと私も疑問に思うところあ るのですけれども、1,000人からの職員が今いらっしゃいます。それで、市長はまとめていく実力は あるのだと、この方に。そうですけれども、もう少し、この方政治経験がやっぱり長いのですよ。行 政経験が長ければ、もう少し市長の政策をスムーズにやってくれるのでないか。もっと市民のために どんどん市長の政策を進めてくれるのではないか、私はそんなふうに思うのですけれども、候補者、 市長はいろいろ考えた、いろんな方の声も聞いたと言っております。候補者は大体何名くらいおった のでしょうか、その副市長としての。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 候補者は合併した市民全員でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 静かに願います。静かに願います。静かに願います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) いろんなところ出るだけではないと。職員のこともちゃんとわかっている人 だと。この方は、もう一度確認します。1,000人の職員の方をきちっとまとめていける方だと思って 提案されたものなのか。ほかにはいなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私がこの厳しい議会に、あるいは新市のスタートする7万人の市民に対して、 大滝平正市長は副市長として鈴木源左衛門氏をお願いしたいので、出すにはそれ相当の人と相談し、 熟慮に熟慮を重ねて提案しているわけでございます。その点をご理解いただきたい。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、市長の政策をスムーズにやってくれる人だと。私は市長的な人が2人 いてもしようがないと思います。副市長というのは、あくまでも補佐的で中をまとめる、そういう方 がいいと思うのですけれども、政策はスムーズに実行できると自信がおありなのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然でございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと質問いたしますが、副市長という配置そのものというのは、市長か らとってみれば、これは家庭で言えば女房役というのですか、そういう部分から言えば本当に必要で、 この方しかいられない、この方なのだという方が鈴木源左衛門氏だというふうに今の答弁の中で、私 もここまではいいと思うのです、それで。   それで、今から議会で判断、審査されていくわけですけれども、やっぱり市長、こういう環境の 中で、議会の全員ということではないのですが、大半が市長の人事案件に賛成できるような環境を、 いわゆる市長は議会に対してその人事だよということで、よしわかったと。納得、説得のできるよう なものがいま一度私は欠けているような気がするのです。   それで、どういうことかというと、市長の施政方針にもございます。ちょっときょう再度見てき た。合併への不安の解消、市民はこれからどうなっていくのだろうと。それを解消することが第1番 目だよと。   それともう一つは、市長が言うている、均衡ある地域づくりということで市長は述べられており ます。恐らく私は旧村上市民でございます。これは考え方、それは仕方ないだろう、そうだろうと言 われるかもしれませんが、私としてみれば今同じ旧村上市議会議員というのは9名か。そしてまた議 長は旧村上市議会の議長経験者でございます。大した議長でございます。それで、そうやって3役、 4役に旧村上市だった人間という人がだれもいなくなるというのは、非常に私は寂しい限りです。だ から反対するというわけではないのですが、反対になるのです、立場は。だからどうだということで はないのですが、やっぱりそうやって考えると、市民感情をもう少しとらえていただきたいというの があります。   それで、市長は論功行賞ではないと。私も論功行賞でないという部分に少し疑問を抱いておるの ですが、論功行賞だということを、逆にしっかりと論功行賞なのだと言ってもらったほうがすっきり すると思うのですよ。論功行賞だと思うのです、私は。市長の選挙のときのパンフレットには、各旧 町村長だった方々がしっかりと出ております。そして、手を握り合っております。という選挙をやら れたのです、市長は。そして、そこに出てきているのが今この教育長になられている寺社四男様、そ れとあと今度今人事案件で出てきている鈴木源左衛門氏ということになれば、だれがどう考えてもこ れは論功行賞としか言いようがないのです。それをしっかりと受けとめた上で、市長のほうでその人 事を出してもらったほうが実にすっきりする。私を選挙で支えた人間を副市長にしたいのだと、こう 言ってもらったほうがよっぽどすっきりする。そういうふうに私は思うのですが、ひとつここで市長 にお聞きしたいのですが、この鈴木源左衛門氏が、今出されている議案が、市長が市長に当選する前 から、市長が選挙戦やっておりますね。その前から選挙に関してはやっぱりいろいろな集会を持って きただろうし、その前からお話し合いができていたものなのか。市長の選挙をする前から、あるいは そうではない、後なのだよと。私にはいろいろな資料を提供してくれる方がいらっしゃいます。市長 は選挙戦の前から、源左衛門氏はおれが市長になったら副市長に任命したいのだということを、市長 選挙の前から言っていたのかそうではないのか。大事な部分なのです、これ。これは私にも資料を相 当いただいておりますので、後でしっかりと読ませて、議事録等にも今後読み返していきたいと思い ますが、市長の選挙の前からもう鈴木源左衛門氏は副市長として自分は気持ちにあったのだと。それ とも、市長選挙終わって市長就任してから、さあだれと考えて、鈴木源左衛門氏が出てきたのか。こ こだけ聞かせてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 非常に激しい選挙戦の中で、当選できるかできないかもわからない現状の中 で、市長になったらだれだれを何々にするというようなうぬぼれた、おごった考えはありませんでし た。それはそういうようなことを言う人もいらっしゃるかもしれませんが、私が当選できるかできな いかもわからない現状の中で、当選したらあなたなのですよ、当選したらあなたなのですよというよ うなことは、考える余地もなかったです。当選して、非常に広い圏域の市、そして合併して混乱が予 想されるだろうという中で、いろいろな方々と何度も申し上げておりますが、相談をし、ご意見をお 聞きしながら、そして議会に2人制をお願いして、1人でいいのではないかと。そのときに私はこう 申し上げました。議会制民主主義ですと。議会の意向は十分に尊重してまいります。そのように申し 上げて1人制を提案をいたしました。そして、人事案件もそうです。私がよしとしたものに対して議 会がノーと言えば終わりなのです。それはしっかりと、いかなる結果になろうとも私は受けとめて対 処していくというような気持ちでいます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、ここは質問者は私なのです。市長は答弁者なのです。悲しいことにそ うなのです。市長の意見を聞く場でないのです。簡潔にお願いいたします。   もう一つ、2つ目ですね。私は鈴木源左衛門氏を知りません。顔は知っております。容姿は知っ ております。朝日村の村長だったことも知っております。過去に二、三度話ししたことはございます。 しかし、知りません。略歴の中で、経歴の中で書かれた文言は、私は今示されて読んでわかっており ます。私は何が言いたいかというと、市長からそういう説明もいいのですが、副市長に任命されよう とする、選任されようとする源左衛門氏がどのような考え方をしているのか。   これは、例えば前の前の旧村上市の市長さんで、佐藤順氏という方がいらっしゃいました。彼は 全国的に、あのときは助役なのですが、助役配置の中で公募をなされました。公募をするときには公 募委員会というのを持って、そしてそれに応募してきた人の中から何人かを公募委員会で推薦して、 そしてそれをもって助役というのが決まる経緯をたどったことがございます。その中では、議会でも いろんな質問を……議会に出る前ですよ、前にどんな人なのだということで、知りたいということで 場を設けて、そしてこういう人なのだ、ああいう人なのだと。論文も書いていただきました、彼には。 どういう気持ちでどういうことがいいのかと、論文も書いてもらいました。私は市の政策をも左右で きる、左右するような人事の今選考をやっているわけですから、少なくとも鈴木源左衛門氏には思い をつづった論文なんかを事前に出していただいて、自分が副市長になったら市長を支え、こういうふ うな立場で臨みたいのだと。私はそういうところもしっかりとあるべきではないかなと思います。   つまりどういうことかというと、できれば何名かの方に選んでいただいて、市長は当初2名の方 を挙げられておりました。1名でいいと言われて1名になったのでしょうけれども、そのもう1名の 方にもしっかりと逆に論文を書いていただいて、どうですか、議会の皆さん、この2方のうちという ぐらいにやられる市長がいてくれたら、非常に私は公明正大で、しかも市長に心を寄せる議員が全会 一致で副市長を選べるようなことに変わるのではないかなと。懸念されるのは、半々でやっとこ通る ような、そういう副市長の配置ではなくて、しかも議会も納得してできるような市長の演出に私は期 待したいのですよ。本当そういう人選をしていただきたい。そういうことは考えませんでしたか。ち ょっと聞きたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ご意見としては大変すばらしい立派なご意見だと思いますが、残念ながら私 はそういうことは今回は考えるに至りませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 最後に1つ。鈴木源左衛門氏が副市長ということになる人事の件で、一生懸 命私には来ませんでしたが、ほかの議員さんにも頼むよという行為をしていたということを耳にしま した。これは一生懸命やられるのは結構なのですが、そういったようなことはよろしいものなのだろ うかどうか。その辺市長の判断、どうですか。市長にはそういうことが届いていませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私はそういうことは聞き及んでいませんが、それがいいか悪いかといえば、 そんな決していいことではないのではないかなと、そのように思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、市長にはそんな話もないし、届いていないと。余りいいことではない と判断すると、こういうことでよろしいですね。   わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 岩倉幸治君。 〇21番(岩倉幸治君) 二、三ですか、お聞きしたいと思いますけれども、今市長が答弁している中 において、どうも我々、私というよりも我々議員もどうも判断基準の違うところがあるのではないか なというふうに思ったものですから、少しお聞きしたいのですけれども、この副市長を選任するに当 たって、当選前から住民ニーズについて十分意見交換を行い、その中から今鈴木源左衛門さんをお願 いしているというようなこと。そして、その間において熟慮に熟慮を繰り返して、そしてやってきた と。それと同時に、選挙前からこの方を副市長にというふうには考えていなくて、当選後考えたとい うような話があるわけですけれども、どうも市民の皆さんの意見を聞くとそうではないのではないか という意見が私のところにも多く来るのですよ。選挙期間中、12月の20日過ぎですか、朝日村でも集 会以来、ずっとこの話は続いてきて、そしてその中において論功行賞という声がだんだん、だんだん 強くなってきて、現在にも至っているわけでありますけれども、この今言っていることと市長がやっ てきていることとの間には、どうも事実確認が不可能な面があるわけですよね。その辺についてどの ようにお考えになりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど来私が答弁しているのが事実でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 岩倉幸治君。 〇21番(岩倉幸治君) そういうのであれば、このまま採決を待つほかないのでしょうけれども、そ れと同時に、今私の前の質問者から、そのご本人から議会側に対していろいろと働きかけがあると、 そういうことはどう考えますかということに対して、いいことではないと。やはりそんな選挙活動と 違いますから、そういうことはすべきではないというふうに私も思うし、今までの村上市議会の中に おいてもそういうふうにあったわけですけれども、でも不思議なことがこの春にあったのですね、5 月に。この5月に提出された教育委員会の委員選出に当たって、ご本人から電話が来ているのですよ。 働きかけなのですよ。鈴木さんではないですよ。それ以外の……名前言っては悪いからあれですけれ ども、そういうことからしていっても、どうも市長が理想としている今回の選出の提案理由の中とは 大分離れているのではないかということと、そして論功行賞ではないということは、何ぼ言ってもそ うですけれども、これ論功行賞そのものなのですよ。戦国時代の戦いと一緒なのですよ。前もって約 束しているのですからね。それと同時に、やっぱりここに市民が一番疑問に持つのは、市長は論功行 賞でないということを証明しなければならないし、そのためには、私は教育委員会の人事案件を再度 練り直してまで、そこまでしてなおかつ鈴木源左衛門氏を副市長にしたいという熱意まであるのか。 そこら辺はいかがでありますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほどから何度も何度も同じことを申し上げております。論功行賞という観 点が違うのです。最初に申し上げましたでしょう。私は若いときから、だから論功行賞ではないとい うことです。説明をしないでいいというのであれば、論功行賞という考え方の違いであります。私は 論功行賞人事ではないとはっきりと言わせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 岩倉幸治君。 〇21番(岩倉幸治君) そこはどうしてもそう言っていかざるを得ないのだろうけれども、と思うの です。ただ、トップに立つ人間として、多くの市民、選挙のときは3分の2の方は大滝市長には入れ ない。その後の流れの中において、私のところに届いている声の多くは、それ以上にこの人事案件、 5月の人事案件、そして今回の人事案件については、大変疑問に思っているのですよ。その声が強く なってくるのですよ。ご自身もよく考えていただければ、私は一挙にここで大滝市政を立て直すため にも、そういう意味ではこの3役、4役の人事案件の中身で、再構築するための最後の機会だと思っ ているのですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全くそのような考えはございません。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決いたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は議長を除き29名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めます。           〔投票箱点検〕 〇議長(佐藤宮吉君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否の表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、10番、齋 藤信一郎君、27番、大滝久志君を指名します。   両者の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票の結果を報告します。   投票総数29票。   うち、賛成  18票      反対  11票   以上のとおりであります。   よって、議第61号は原案のとおり同意することに決定しました。   午後1時30分まで休憩します。           午後 零時27分  休 憩                                                        午後 1時29分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              会議録署名議員の追加指名 〇議長(佐藤宮吉君) 会議録署名議員の追加指名を行います。   本日の会議録署名議員として、27番、大滝久志君を指名しましたが、早退届の提出がありました ので、本日の会議録署名議員として、28番、山田勉君を追加指名いたします。   ご了承願います。                                              日程第8 議第62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第63号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第64号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第62号から議第64号までの3議案はいずれも人権擁護委員の推 薦につき意見を求めることについてであります。   これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いたしました議第62号から議第64号までの3議案について一括 して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案はいずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。   議第62号においては、現在人権擁護委員の細野忠行氏が平成21年3月31日に任期満了となります が、同氏を適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   議第63号においては、藤木順子氏が平成20年12月31日に任期満了となるため、その後任委員とし て小川ミエ氏を、また議第64号においては高橋光男氏が平成21年3月31日で任期満了となるため、そ の後任委員として和田勝義氏をそれぞれ人権擁護委員に推薦しようとするものであります。新任のお 2人の略歴につきましては、お示しのとおりであり、人権擁護委員として適任と考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで起立により順次採決いたします。   最初に議第62号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第62号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第63号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第63号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第64号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第64号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第9 議第65号 岩船地域土地開発公社定款の一部改正について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第65号 岩船地域土地開発公社定款の一部改正についてを議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いたしました議第65号議案について、提案理由のご説明を申し 上げます。   議第65号は岩船地域土地開発公社定款の一部改正についてであります。岩船地域土地開発公社定 款第7条第5項に規定する監事の職務につきましては、民法第59条の規定によるところとしておりま すが、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関 する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成20年12月1日に施行されることにより、 民法第59条の規定が削除されるかわりに、公有地の拡大の推進に関する法律が一部改正され、同法律 第16条第8項において、監事の職務が規定されることによる定款の一部改正であります。   また、総務省の土地開発公社経理基準要綱の改正により、財務諸表として新たにキャッシュフ ロー計算書が導入されたことに伴う定款の一部改正をあわせて行うものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおり決定いただきますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第65号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第65号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について       議第67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正             する条例制定について       議第68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関             する条例の一部を改正する条例制定について       議第69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定につい             て       議第70号 市道路線の認定について       議第71号 市道路線の変更について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第66号から議第71号までの6議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第66号から議第71号までの6議案について、 一括して提案理由を申し上げます。   最初に、議第66号は村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。辺地総合整備計 画は、辺地に係る公共施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の適用を受けるために 必要となる計画であり、従前には旧朝日村、旧神林村及び旧山北町でそれぞれに策定していましたが、 新市として同法律の適用を受けるために、辺地総合整備計画を策定するものであります。ついては、 同法法律第3条第1項に基づき、新市としての辺地総合整備計画を定めるものであり、計画作成に当 たっては、事前に県との協議を行い、同意を得て議案を上程するものであります。   次に、議案第67号は村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定 についてであります。本案は一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益 財団法人の認定等に関する法律が平成20年12月1日に施行することに伴い、本条例の名称の中で「公 益法人等」を「公益的法人等」に改めるものであります。   次に、議第68号は村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例制定についてであります。本案は地方自治法の改正により、議会議員と他の行政委員 会委員にかかる報酬の支給方法等に関する規定を分離することに改められました。本市の条例では、 それぞれ別々に定めており、改めて分離する必要性はありませんが、この法律改正により、議会議員 以外の委員報酬に関する任用条項を改めるものであります。   次に、議第69号は村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定についてであります。 先ほどの議第67号でも触れましたように、平成20年12月1日に一般社団法人及び一般財団法人に関す る法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関 する法律が施行されることに伴い、地方自治法の地縁による団体の規定も改正されるため、該当部分 について所要の改正を行うものであります。   次に、議第70号は市道路線の認定についてであります。道路用地の寄附をいただいた5路線につ いて、新たに認定しようというものであります。   次に、議第71号は市道路線の変更についてであります。県道岩船町停車場線、有明線、笛吹バイ パスの立体交差事業による路線延長の変更と起点の変更であります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第67号につきまして質問をさせていただきます。   この文言の中に、今市長の趣旨説明のほうで、法律の改正に伴うということでございましたが、 「公益法人等」を「公益的法人等」に改めるというこの的と的がつかなかった部分で、どういった部 分が変わってくるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 細部について部課長から説明いたさせます。   総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 公益法人の等のついた場合、公益的法人という形で改正がされて おりますが、従前の公益法人等については、法人の組織がえというのですか、5年間この法律により まして、従前の財団法人等につきまして公益的な法人として存続するか、一般法人として存続するか、 または解散をするかというような形で、5年間の中でこの法律の中で検討をして対応するということ になっておりまして、総称してこの法律に伴いまして公益的という「的」が文言の中につけ加えられ ているということでございます。 〇3番(本間清人君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第66号から議第71号までの6議案については、議案付託表のと おり会議規則の規定によって、各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第11 議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)       議第73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)       議第74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第             1号)       議第76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)       議第77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議第78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第72号から議第78号までの7議案は、いずれも平成20年度各会 計補正予算であります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第72号から議第78号までの7議案につきまし て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   この案件は、平成20年度村上市一般会計及び各特別会計の補正予算案であります。議72号は一般 会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億6,660万円を追加し、予算 の規模を301億4,660万円にしようというものであります。   補正の主な内容を申し上げます。歳入の第1款市税では、国有資産等所在市町村納付金を322万3, 000円減額し、第9款地方特例交付金では、今年度の交付額確定に伴い573万6,000円減額いたしまし た。第10款地方交付税でも、普通地方交付税の今年度交付額が確定しましたので2億2,700万円を追 加計上し、第12款分担金及び負担金では、社会福祉費負担金の老人ホーム入所者負担金を二重計上に より、2,392万4,000円減額いたしました。また、消防費負担金では日東道の救急車退出路門扉等設置 費負担金180万円を新たに計上しております。第14款国庫支出金では、社会福祉費補助金で地域介 護・福祉空間整備等交付金1,500万円を新規計上いたしました。これは山北地区の府屋地内に認知症 の方を対象としたグループホームを設置する事業者に対して交付されるものであります。道路橋りょ う費補助金では、補助率が上がった地方道路整備臨時交付金を1,150万円追加し、第15款県支出金で は、農業費補助金で農林水産業総合振興事業費補助金162万円を追加し、林業費補助金では越後杉ブ ランド安定供給モデル事業補助金233万8,000円を新たに計上、消防費補助金では日東道の救急車退出 路門扉設置費に対する地域プロジェクト事業補助金500万円を新規計上いたしました。第18款繰入金 では、特別会計繰入金1,745万6,000円を追加し、第20款諸収入では、教育費貸付金元利収入でコミュ ニティ施設設備資金元利収入243万5,000円を追加、弁償費では消火栓破損弁償金208万円を追加し、 総務雑入では交通災害共済事務取扱交付金の確定分103万4,000円を追加いたしました。第21款市債で は、事業費や補助率の変更により、総額で930万円を追加いたしました。   次に、歳出について申し上げます。第2款総務費では、一般管理費の特別職の人件費を1,809万7, 000円減額し、支所費の朝日支所一般管理費経費で二重計上となっていました自動車借上料197万2,00 0円を減額、荒川支所庁舎管理経費においても同様に委託料を減額し、新たに玄関ポーチ補強工事費9 4万1,000円を計上いたしました。電算管理費では庁舎情報システム管理経費として公的年金電子申請 審査システム導入費などの委託料1,150万円を追加、税務総務費経費では収納推進員1名を増員する ための経費97万1,000円と、賦課徴収費の賦課徴収経費で過誤納還付金500万円を追加し、選挙費では 市長選挙経費及び市議会議員一般選挙経費が確定しましたので、それぞれ減額いたしました。   第3款民生費では、社会福祉総務費の障害福祉費一般経費で、心身障害者福祉金を769万円追加、 地域生活支援経費では地域活動支援センター事業委託料215万1,000円と、国県への返還金107万5,000 円を追加し、障害者自立支援経費でも同様な返還金を1,065万2,000円追加、老人福祉費では歳入でも 申し上げましたグループホーム設置事業者に対する地域介護・福祉空間整備事業等補助金1,500万円 を新たに計上し、介護保険特別会計繰出金を2億671万3,000円追加、老人福祉施設費では老人ホーム 運営経費で計上誤りの調理員賃金を1,422万円減額し、児童措置費では通園バス運行経費で保育士賃 金と添乗員のその他賃金の組み替えを行い、学童保育費では県への返還金を157万1,000円計上いたし ました。   第5款労働費では、二重計上となっておりました雇用対策協議会補助金100万円を減額し、第6 款農林水産業費では農業費の農業総務費で職員の時間外勤務手当120万円を追加、農業振興費の農業 振興経費では新たに採択された3つの事業補助金195万6,000円を計上し、農地費の農地等経費で荒川 左岸地区県営圃場整備事業地元負担金補助金及び神林地区の総合事業負担金で2,205万8,000円を追加 いたしました。林業総務費では、林業振興一般経費で山北町森林組合と岩船森林組合が事業主体とな る越後杉ブランド安定供給モデル事業補助金233万8,000円を新たに計上し、林業振興費と林道維持費 では県未整備森林緊急公的整備導入モデル事業間伐委託料の組み替えを行い、水産業総務費の水産業 振興一般経費ではヤナギガレイブランド化推進協議会を発足させ、その補助金25万円を計上いたしま した。   第7款商工費では、露天市場費の露天市場運営経費で、村上大祭及び岩船大祭にかかる電灯設置 管理委託料など121万6,000円を追加し、工業団地費では二重計上の工事請負費525万円を減額いたし ました。   第8款土木費では、土木総務費で職員の時間外勤務手当を130万円追加し、道路橋りょう総務費 の道路橋りょう一般管理経費では道路照明電気料を174万円追加、道路維持費の除雪対策経費では除 雪機械の借上料を104万円追加、道路新設改良費の市道新設改良経費で測量設計等委託料300万円を追 加し、地方道路交付金経費では所要の組み替えを行い、職員人件費では時間外勤務手当を130万円追 加、河川改良費の河川整備促進経費では神林地区の滝矢川改修工事費など2,895万円を追加し、下水 道維持費の下水道維持経費では肴町地内の都市下水道防護ネット改修工事費315万円を計上いたしま した。   第9款消防費では、常備消防費で日本海東北自動車道救急車退出路門扉等設置事業経費1,000万 円を新規計上し、消防防災職員人件費で時間外勤務手当100万円を追加、消防施設費の非常備消防施 設経費では事故で壊された消火栓の工事負担金を200万円追加いたしました。   第10款教育費では、文化財保護費の神林支所高速道路インター関連発掘調査費で所要の組み替え を行い、社会教育施設費の生涯学習施設経費では村上地区館にかかる事務補助員賃金と社会保険料を 他の事業費から支出するため193万8,000円減額いたしました。   第11款災害復旧費では、7月8日の集中豪雨による被災箇所の修繕料や機械借上料など、農林水 産施設災害復旧費と公共土木施設災害復旧費にそれぞれ計上いたしました。   第2条の地方債の補正は、事業費や補助率の変更に伴い、限度額を変更するものであります。   議第73号は、情報通信事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ704万6,000円を追加し、予算の規模を6億5,874万6,000円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第4款諸収入で消費税の還付金など704万6,000円を追加いたしまし た。   歳出では、第1款総務費の施設管理費では施設の修繕料や電算業務委託料を355万1,000円追加し、 第2款事業費の施設建設費では施設整備経費331万5,000円を追加いたしました。   議第74号は、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ4,628万4,000円を追加し、予算の規模を85億2,628万4,000円にしようとするものであります。   補正の主なものは、第4款国庫支出金の病床転換支援金負担金11万5,000円、療養給付費等交付 金の過年度精算追加交付分の3,319万1,000円、第5款支払基金からの療養給付費等交付金の過年度精 算交付分の1,252万8,000円、諸収入に5万円をそれぞれ追加計上いたしました。   歳出では、第3款後期高齢者支援金等に51万2,000円、第4款前期高齢者納付金等に40万9,000円、 諸支出金で国庫支出金支払基金交付金の翌年度精算に伴い償還金が発生したことにより、4,536万3,0 00円を追加計上いたしました。   議第75号は、国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ11万6,000円を追加し、予算の規模を3,371万6,000円にしようとするものであります。   歳入といたしましては、診療収入に11万6,000円を追加計上いたしました。   歳出では、第1款総務費で用務員及び看護師賃金、光熱水費に不足が生じたことにより、11万6, 000円を追加計上いたしました。   議第76号は、老人保健特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ 63万2,000円を追加し、予算の規模を13億6,083万2,000円にしようとするものであります。   補正の内容は、歳出で電算業務委託料63万2,000円を追加し、その財源として一般会計からの事 務費等繰入金を歳入に追加いたしました。   議第77号は、介護保険特別会計の補正(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2 億688万7,000円を追加し、予算の規模を64億9,818万7,000円にしようとするものであります。   歳入では、当初予算にて前年度剰余金による一般事務等繰入金の減額調整額及び総務費補正額相 当額を第8款繰入金2億671万3,000円として追加いたしました。   歳出では、介護保険システムの改修のため、第1款総務費に309万7,000円を計上いたしました。 また、平成19年度分に当たる介護給付費や地域支援事業費等の確定に伴い、第5款基金積立金に9,35 8万円、第7款諸支出金に1億894万6,000円を追加いたしました。   議第78号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ1,100万円を追加し、予算の規模を7億1,700万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳出で来年度に実施する工事の実施設計委託料1,100万円を計上し、歳入ではそ の財源として簡易水道事業債1,100万円を追加いたしました。   第2条の地方債の補正は、簡易水道事業債の限度額を変更するものであります。   以上、補正関係の7議案について説明申し上げました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では伺いますけれども、議第72号での説明の中で、一般会計補正予算の中で、 二重計上という言葉が何回か出てきて、私今まで聞いたことないのですけれども、この辺はどういっ た経緯でこんななっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(渡辺成一君) 大変申しわけございません。当初予算の中で、昨年度といいます か、予算の中で例年と違います予算要求をやりました。各分科会で予算要求をやりました。その中で、 分科会ごとの横の連絡がとれてなかったというものもありますし、同じ数字が2カ所から計上になっ ている部分もございました。それらの何カ所かあって、今回その誤りを発見したものについて、この 補正予算でもって修正をさせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、合併があったためにいろいろと調整がうまくいかなくてこういう計上 になったということでいいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(渡辺成一君) 簡単に申し上げればそのとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) もうほかのはないのですね。全部ですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(渡辺成一君) すべて出し切ったということでは、これから出てくるかちょっと わかりませんけれども、今までに今回の補正でもって発見したものについては、すべて修正をさせて いただきました。 〇8番(小杉和也君) ないことを期待します。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第72号から議第78号までの7議案については、予算付託表のと おり会議規則の規定によってそれぞれの所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第12 議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について       議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認              定について       議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算              認定について       議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算              認定について       議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について       議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について       議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認              定について       議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算              認定について       議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出              決算認定について       議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について       議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について       議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入              歳出決算認定について       議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算              認定について       議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳              入歳出決算認定について       議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算              認定について       議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会              計歳入歳出決算認定について       議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について       議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について       議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳              出決算認定について       議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳              出決算認定について       議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定に              ついて       議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について       議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定につい              て       議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について       議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について       議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて       議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認              定について       議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳              出決算認定について       議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳              入歳出決算認定について       議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳              入歳出決算認定について       議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳              入歳出決算認定について       議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳              出決算認定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第79号から議第133号までの55議案は、いずれも平成19年度村 上市、荒川町、神林村、朝日村、山北町及び岩船地域広域事務組合各会計決算認定についてでありま す。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議79号から議第133号までの55議案について一 括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの案件は、合併5市町村と岩船地域広域事務組合の平成19年度一般会計及び各特別会計の 決算認定についてであります。合併5市町村と広域事務組合の平成19年度各会計は、平成20年3月31 日をもって収支を打ち切り、決算を行っております。この決算について、地方自治法施行令第5条第 3項の規定により、事務を承継した新市の長が監査委員の監査に付し、その意見をつけて議会の認定 をお願いするものであります。   最初に、村上市の各会計決算について申し上げます。議第79号は一般会計決算であります。歳入 総額113億7,010万3,380円、歳出総額113億1,295万9,369円で、形式収支は5,714万4,011円の黒字であ ります。   議第80号の土地取得特別会計決算は、歳入総額歳出総額ともに18万5,253円であります。   議第81号の公共下水道事業特別会計決算は、歳入総額21億7,783万8,259円、歳出総額は21億5,49 0万6,724円で、形式収支は2,293万1,535円の黒字であります。   議第82号の農業集落排水事業特別会計決算は、歳入総額7億6,891万4,044円、歳出総額7億5,42 2万618円で、形式収支は1,469万3,426円の黒字であります。   議第83号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額3億2,600万6,019円、歳出総額3億2,276万5, 703円で、形式収支は324万316円の黒字であります。   議第84号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額31億7,962万631円、歳出総額31億6,806万5,5 95円で、形式収支は1,155万5,036円の黒字であります。   議第85号の老人保健特別会計決算は、歳入総額29億8,771万6,334円、歳出総額29億2,672万8,685 円で、形式収支は6,098万7,659円の黒字であります。   議第86号の介護保険特別会計決算は、歳入総額22億9,159万8,833円、歳出総額21億2,099万1,250 円で、形式収支は1億7,060万7,583円の黒字であります。   議第87号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額1億4,955万4,484円、歳出総額1億4,69 4万2,341円で、形式収支は261万2,143円の黒字であります。   議第88号は上水道事業会計決算であります。業務量は給水量388万1,905立方メートルとなり、対 前年度比5万5,470立方メートル、1.4%の減となりました。経営状況は税抜きの損益計算書では総収 入で5億3,336万4,146円、総費用4億3,086万1,388円となり、差し引き1億250万2,758円の前年度純 利益となりました。資本的収支では企業債、工事補償金等による収入額2億5,868万5,650円に対し、 建設改良費に3億1,648万5,486円、企業債の償還金に2億1,238万4,482円、支出全体で5億2,886万9, 968円となり、差し引き2億7,018万4,318円の不足となりました。この不足に対する額を当年度消費 税及び地方消費税資本的収支調整額1,188万113円、当年度分損益勘定留保資金1億5,050万5,616円、 減債積立金600万円、建設改良積立金1億179万8,589円で補てんいたしました。   次に、荒川町の各会計決算についてご説明申し上げます。議第89号の一般会計決算は、歳入総額 42億6,866万5,961円、歳出総額41億5,052万5,216円で、形式収支は1億1,814万745円の黒字でありま す。   議第90号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額11億400万1,152円、歳出総額10億9,897万9,9 44円で、形式収支は502万1,208円の黒字であります。   議第91号の老人保健特別会計決算は、歳入総額10億5,677万2,758円、歳出総額10億2,032万8,836 円で、形式収支は3,644万3,922円の黒字であります。   議第92号の公共下水道事業特別会計決算は、歳入総額10億712万7,365円、歳出総額10億582万5,8 82円で、形式収支は130万1,483円の黒字であります。   議第93号の介護保険特別会計決算は、歳入総額7億6,556万6,305円、歳出総額7億644万128円で、 形式収支は5,912万6,177円の黒字であります。   議第94号の農業集落排水事業特別会計決算は、歳入総額2,307万9,193円、歳出総額2,206万3,650 円で、形式収支は101万5,543円の黒字であります。   議第95号のあらかわ町営ゴルフ場特別会計決算は、歳入総額5,401万3,951円、歳出総額5,076万3, 929円で、形式収支は325万22円の黒字であります。   議第96号は水道事業会計決算であります。業務量は給水量122万1,133立方メートルとなり、対前 年度比1万4,129立方メートル、1.1%の減となりました。経営状況は税抜きの損益計算では総収入で 1億4,466万7,908円、総費用1億2,365万4,053円となり、差し引き2,101万3,855円の当年度純利益と なりました。資本的収支では、企業債、工事負担金等による収入額1億1,391万4,460円に対し、建設 改良費に1億6,817万1,220円、企業債の償還金に3,107万75円、支出全体で1億9,924万1,295円とな り、差し引き8,532万6,835円の不足となりました。この不足に対する額を過年度及び当年度消費税及 び地方消費税、資本的収支調整額1,576万4,354円、当年度分損益勘定留保資金3,391万9,500円、建設 改良積立金3,564万2,981円で補てんいたしました。   次に、神林村の各会計決算についてご説明申し上げます。議第97号の一般会計決算は、歳入総額 52億234万6,846円、歳出総額50億7,701万1,409円で、形式収支は1億2,533万5,437円の黒字でありま す。   議第98号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額9億207万8,228円、歳出総額8億8,951万3,6 59円で、形式収支は1,256万4,569円の黒字であります。   議第99号の老人保健特別会計決算は、歳入総額11億1,227万4,593円、歳出総額は10億1,948万2,2 59円で、形式収支は9,279万2,334円の黒字であります。   議第100号の南大平・指合地区簡易水道特別会計決算は、歳入総額1,100万105円、歳出総額1,046 万6,126円で、形式収支は53万3,979円の黒字であります。   議第101号の河内地区簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額422万9,384円、歳出総額396万7,86 0円で、形式収支は26万1,524円の黒字であります。   議第102号の特定環境保全公共下水道事業特別会計決算は、歳入総額2億7,538万3,615円、歳出 総額2億7,471万3,977円で、形式収支は66万9,638円の黒字であります。   議第103号の農業集落排水事業特別会計決算は、歳入総額3億9,686万8,535円、歳出総額3億9,5 75万6,361円で、形式収支は111万2,174円の黒字であります。   議第104号の介護保険特別会計決算は、歳入総額7億8,016万9,121円、歳出総額7億754万2,389 円で、形式収支は7,262万6,732円の黒字であります。   議第105号の河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計決算は、歳入総額128万3,645円、歳出総 額107万5,314円で、形式収支は20万8,331円の黒字であります。   議第106号は、神林村水道事業会計決算であります。業務量は給水量103万4,188立方メートルと なり、対前年比2万3,854立方メートル、2.3%の減となりました。経営状況は税抜きの損益計算では、 総収入で2億708万8,988円、総費用1億5,058万3,918円となり、差し引き5,650万5,070円の当年度純 利益となりました。資本的収支では工事負担金等による収入額72万2,206円に対し、建設改良費に3,7 65万3,526円、企業債の償還金に4,985万2,421円、支出全体で8,750万5,947円となり、差し引き8,678 万3,741円の不足となりました。この不足に対する額を過年度分損益勘定留保資金944万7,075円、減 債積立金4,985万2,421円、建設改良積立金2,748万4,245円で補てんいたしました。   次に、朝日村の各会計決算についてご説明申し上げます。議第107号の一般会計決算は、歳入総 額61億8,221万5,023円、歳出総額60億7,502万4,466円で、形式収支は1億619万557円の黒字でありま す。   議第108号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額10億5,836万845円、歳出総額10億2,852万4, 549円で、形式収支は2,983万6,296円の黒字であります。   議第109号の関口診療所特別会計決算は、歳入総額1,091万5,414円、歳出総額1,027万4,794円で、 形式収支は64万620円の黒字であります。   議第110号の布部診療所特別会計決算は、歳入総額1,914万6,930円、歳出総額1,874万6,497円で、 形式収支は40万433円の黒字であります。   議第111号の老人医療特別会計決算は、歳入総額11億6,800万1,495円、歳出総額11億1,577万4円 で、形式収支は5,223万1,491円の黒字であります。   議第112号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7,415万1,200円、歳出総額7,256万8,480円 で、形式収支は158万2,720円の黒字であります。   議第113号のみどりの里特別会計決算は、歳入総額2億2,628万8,042円、歳出総額は2億1,180万 7,068円で、形式収支は1,448万974円の黒字であります。   議第114号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額2,941万6,651円、歳出総額は2,525万5,894 円で、形式収支は416万757円の黒字であります。   議第115号の下水道事業会計決算は、歳入総額6億8,582万7,456円、歳出総額6億6,817万4,554 円で、形式収支は1,765万2,902円の黒字であります。   議第116号の介護保険特別会計決算は、歳入総額9億9,170万2,381円、歳出総額9億1,261万8,90 5円で、形式収支は7,908万3,476円の黒字であります。   議第117号は、朝日村水道事業会計決算であります。業務量は給水量72万8,558立方メートルとな り、対前年度比3万1,259立方メートル、4.1%の減となりました。経営状況は税抜きの損益計算では、 総収入で1億4,927万2,533円、総費用1億5,396万9,915円となり、差し引き469万7,382円の当年度純 損失となりました。資本的収支では工事負担金等による収入額666万9,046円に対し、建設改良費に6, 082万6,500円、企業債の償還金に5,564万7,293円、支出全体で1億1,647万3,793円となり、差し引き 1億980万4,747円の不足となりました。この不足に対する額を当年度消費税及び地方消費税、資本的 収支調整額272万3,000円、過年度分損益勘定留保資金1億708万1,747円で補てんいたしました。   次に、山北町の各会計決算について説明を申し上げます。議第118号の一般会計決算は、歳入総 額44億10万3,533円、歳出総額43億1,341万1,213円で、形式収支は8,669万2,320円の黒字であります。   議第119号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額8億2,766万7,449円、歳出総額8億6,085万 1,937円で、形式収支は3,318万4,488円の赤字であります。この歳入不足額は合併の事由により生じ たもので、一時借入金を充当して処理しております。   議第120号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額3億1,047万6,384円、歳出総額は3億808万 4,984円で、形式収支は239万1,400円の黒字であります。   議第121号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額9億8,366万9,216円、歳出総額9億7,554万1, 852円で、形式収支は812万7,364円の黒字であります。   議第122号の奨学資金特別会計決算は、歳入総額8,137万9,682円、歳出総額8,010万円で、形式収 支は127万9,682円の黒字であります。   議第123号の老人保健特別会計決算は、歳入総額9億4,988万6,750円、歳出総額8億9,688万698 円で、形式収支は5,300万6,052円の黒字であります。   議第124号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額7,256万5,879円、歳出総額6,999万7,983円 で、形式収支は256万7,896円の黒字であります。   議第125号の工業団地特別事業会計決算は、歳入総額2,179万2,391円、歳出総額2,179万615円で、 形式収支は1,776円の黒字であります。   議第126号の介護保険特別会計決算は、歳入総額7億6,112万5,332円、歳出総額7億3,436万9,32 6円で、形式収支は2,675万6,006円の黒字であります。   議第127号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額4億6,245万7,000円、歳出総額6億5,109万 3,107円で、形式収支は1億8,863万6,107円の赤字であります。この歳入不足額は合併の事由により 生じたもので、一時借入金を充用して処理しております。   次に、岩船地域広域事務組合の各会計決算についてご説明申し上げます。議第128号の一般会計 決算は、歳入総額17億1,419万8,450円、歳出総額16億7,950万2,835円で、形式収支は3,469万5,615円 の黒字であります。   議第129号のふるさと市町村圏事業特別会計決算は、歳入総額899万4,252円、歳出総額683万2,52 6円で、形式収支は216万1,726円の黒字であります。   議第130号の介護保険事業特別会計決算は、歳入総額2,987万3,878円、歳出総額2,861万431円で、 形式収支は126万3,447円の黒字であります。   議第131号のごみ処理事業特別会計決算は、歳入総額7億9,977万1,319円、歳出総額7億4,232万 5,429円で、形式収支は5,744万5,890円の黒字であります。   議第132号のし尿処理事業特別会計決算は、歳入総額2億3,207万2,930円、歳出総額2億2,386万 5,780円で、形式収支は820万7,150円の黒字であります。   議第133号の斎場事業特別会計決算は、歳入総額1,508万7,030円、歳出総額は1,335万8,163円で、 形式収支は172万8,867円の黒字であります。   以上、5市町村及び岩船地域広域事務組合の各決算について申し上げました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定を賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第79号から議第133号までの55議案については、決算付託表の とおり、会議規則の規定によって、決算審査特別委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、5日及び8日から10日までは本会議を開き、一般質問を行いますので定刻までにご参集く ださい。   大変ご苦労さまでした。           午後 2時23分  散 会