平成20年村上市議会第2回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成20年9月26日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする             教育予算の拡充」を求める請願                         請願第 6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願              第 3  議第 66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                  議第 67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制             定について                                  議第 68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第 69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について     第 4  議第 70号 市道路線の認定について                            議第 71号 市道路線の変更について                       第 5  議第 72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)                 議第 73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第 74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第 75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)        議第 76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第 77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第 78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      第 6  議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について               議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について              議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                     議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について                議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について              議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定             について                                   議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について      議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決             算認定について                                議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について                議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について              議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について          議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について          議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について           議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について                議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について              議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定について       議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                    議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳出決算認             定について                                  議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               第 7  議第134号 町の区域及び名称の変更について                   第 8  議員発議第 8号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について       第 9  議員発議第 9号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の               提出について                          第10  議員発議第10号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめと               する教育予算の拡充」を求める意見書の提出について        第11  議員発議第11号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める意見書の提出について    第12  議員発議第12号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにするために、私               学助成の増額・拡充を求める意見書の提出について              議員発議第13号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにするために、私               学助成の増額・拡充を求める意見書の提出について         第13  議員発議第14号 道路特定財源の一般財源化に伴う地方の道路予算確保に関する意見書               の提出について                         第14  閉会中の継続調査について                             第15  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  請願第 5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめと               する教育予算の拡充」を求める請願                       請願第 6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願            日程第 3  議第 66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                  議第 67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条               例制定について                                議第 68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条               例の一部を改正する条例制定について                      議第 69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について   日程第 4  議第 70号 市道路線の認定について                            議第 71号 市道路線の変更について                     日程第 5  議第 72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)                 議第 73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第 74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第 75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)        議第 76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第 77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第 78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    日程第 6  議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について               議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について              議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定               について                                   議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について                議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について              議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出決算               認定について                                 議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて                                     議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳               出決算認定について                              議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について                議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について              議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について          議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について          議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について           議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について                議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について              議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決算認               定について                                  議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳出決               算認定について                                議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決算認               定について                           日程第 7  議第134号 町の区域及び名称の変更について                 日程第 8  議員発議第 8号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について     日程第 9  議員発議第 9号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見                 書の提出について                      日程第10  議員発議第10号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじ                 めとする教育予算の拡充」を求める意見書の提出について    日程第11  議員発議第11号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める意見書の提出について  日程第12  議員発議第12号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにするために、                 私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出について             議員発議第13号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにするために、                 私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出について      日程第13  議員発議第14号 道路特定財源の一般財源化に伴う地方の道路予算確保に関する意                 見書の提出について                     追加日程   議員発議第15号 地方税の徴収及び延滞金に係る違法確認等に関する不正疑惑調査                 特別委員会の設置について                  日程第14  閉会中の継続調査について                           日程第15  議員派遣の件                                                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君 15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   21番   岩  倉  幸  治  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君 27番   大  滝  久  志  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名) 28番   山  田     勉  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君 副  市  長    鈴   木   源左衛門 君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    渡   辺   成   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君 市民部市民課長    須   貝   伸   一   君        福祉保健部長     小   田       均   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     須   田       徹   君        上下水道部長     鈴   木   文   雄   君        会計管理者      吉   村   澄   子   君        選管委書記長        監査委員       佐   藤   正   幸   君        事 務 局 長        農業委員会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長 教  育  長 寺   社   四   男   君        教 育 部 長    小   野   泰   三   君        荒川支所長      平   野   俊   之   君        神林支所長      田   村       豊   君        朝日支所長      板   垣   一   弘   君        山北支所長      佐   藤   壮   一   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は29名です。欠席の届け出ある者1名です。定足数に 達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって2番、鈴木いせ子さん、19番、小林重平君を指名い たします。ご了承願います。                                              市長の発言 〇議長(佐藤宮吉君) 市長より発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) おはようございます。大変ご苦労さまでございます。ただいま議長のお許し をいただきましたので、市政報告を申し上げます。   決算審査特別委員会等でご議論をいただきました徴収猶予の件につきましては、さきにご報告い たしましたが、その後の経過についてご報告を申し上げます。   徴収を猶予していた固定資産税につきましては、督促手数料を含めた本税全額を9月24日に支払 っていただきました。この件につきましては、議員の皆様からいろいろと貴重なご意見をいただいた ことを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしていく所存でございます。   また、議員の皆様には多大なるご心配をおかけいたしまして、まことに申しわけなく、深くおわ びを申し上げます。                                              日程第2 請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじ            めとする教育予算の拡充」を求める請願                 請願第6号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める請願          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第5号及び請願第6号を一括して議題といたします。   本件は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あてに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) おはようございます。ただいま上程されております請願第5 号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求め る請願並びに請願第6号 「後期高齢者医療制度の廃止」についての請願の2件は、去る19日、委員 6名のもと、厚生文教常任委員会で審査を行いました。その審査概要と結果についてご報告いたしま す。   最初に、請願第5号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅持をはじめとする教 育予算の拡充」について、紹介議員から補足説明を受けた後、審査に入りました。   以前から出ている請願ですし、将来を背負っていく子供たちのためにもということで審査を終え、 討論を求めたところ、討論もなく、起立採決の結果、全員起立で請願第5号は採択すべきものと決定 しました。   引き続きまして請願第6号 「後期高齢者医療制度の廃止」について請願審査を行いました。   審査に先立ち、紹介議員から補足説明を求めたところ、市民の皆様から後期高齢者の医療制度に ついては、いろいろな考えや意見を聞いています。見直しや手直し程度では該当する人たちの気持ち は変わらないという説明でした。   審査を求めたところ、賛成意見、反対意見がありました。   討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立多数で請願第6号は採択すべきものと決 定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、請願第5号を採決いたします。   本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第5号は採択することに決定しました。   次に、請願第6号についての討論を行います。   原案に反対の討論通告がありませんので、原案に賛成の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 賛成討論をさせていただきます。   高齢者はお荷物なのでしょうか。長生きしてはいけないのでしょうか。いや、そうではありませ ん。戦争中、大変な戦争の体験をし、そしてふるさとに帰り、大変な生活の中、子供を必死に育て、 地域の今日までの発展に頑張ってこられた方々、それが今のお年寄りであります。この制度こそ、長 生きさせてはいけない制度ではないのでしょうか。人はだれでも必ず年をとります。つまり私たち自 身のこの制度は問題でもあるのではないのでしょうか。   後期高齢者医療制度は、小泉内閣当時に自民、公明の強行採決で決められた法律であります。国 民に十分な説明もされず、4月1日よりスタートいたしました。しかし、制度の中身が十分に周知さ れない中での出発であったため、そして問題が余りにも多いため、毎日のように朝のワイド番組では、 ほっとけない、我慢ができない、後期高齢者医療制度という形で番組が続けられております。   まず、この制度の問題は、保険料は75歳以上の全員が支払う。今まで国民健康保険や扶養家族と して健康保険に入っていた人も、新制度に移らなければなりません。保険料は75歳以上の全員が支払 うことになります。現役世代も支援金の名目で負担増となり、高齢者と現役世代を分断するやり方で あります。65歳から74歳までの寝たきりの方、障害認定を受けている方も対象になります。   また、滞納者は保険証を取り上げられます。従来75歳以上の高齢者は、障害者や被爆者などと同 じく、保険料を滞納しても保険証を取り上げてはならないとされてきましたが、滞納者はこれから保 険証を取り上げられ、短期保険証、資格証が発行されます。   年金から保険料は天引きです。年金からの天引きは年金月額1万5,000円以上の人が対象、年金 月額1万5,000円未満の人は保険料を自分で納めることになります。保険料は2年ごとに改定され、 自動的にお年寄りが多くなればなるほど自動的に引き上げられる仕組みとなっております。先の見え ない欠陥制度です。   この制度がもたらすのは、利用する患者の困窮と運営や担当を任されている行政や医療機関の困 難だけであり、政府与党は小手先の見直しではなく、国民の命と健康を守るために中止、撤回すべき では、またそして廃止すべきではないのでしょうか。お年寄りが後期高齢者医療制度、この制度、難 しい名前でありますが、長寿医療制度と名前を変えたとしても、この制度がいかにお年寄りを差別す る大変な制度であることは、今日多くの国民、そして地域の住民が知ってきております。   私はこの制度は、この村上の市議会からも廃止、この声を大きく盛り上げること、このことが今 何よりも大事と思っております。賛成の討論をさせていただきました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから請願第6号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第6号は採択することに決定しました。                                              日程第3 議第66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について              議第67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正す            る条例制定について                          議第68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について                議第69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第66号から議第69号までの4議案を一括して議題といたします。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審査報 告書が議長あて提出されております。   委員長から審査の概要について報告を願います。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。ただいま上程されております議第66号、議 第67号、議第68号、議第69号につきまして、審査の概要と経過につきましてご報告申し上げます。去 る9月17日午前10時から第1委員会室において、委員7名、総務部長、企画部長、担当課長及び担当 職員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第66号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題として、担当部長より 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、過疎対策法と辺地総合計画との関連はどうかとの質疑に、辺地総合計画は地域間格差 をなくすため、公共施設等の設備に対して特別な財政支援をする法律であり、過疎対策法は過疎を脱 却するという大きな視点で、どのような事業を展開したらよいかを計画するものですとの答弁でした。   委員より、辺地で生活するのは大変ですが、地域の度合いを点数によってあらわしているのかと の質疑に、この法には一定の基準があり、辺地に該当するのは総合トータルで100点を超える地域を 辺地としており、全体数は45集落で、そのうち13集落をこの事業によって整備を進めるものですとの 答弁でした。   委員より、新村上市ではこの事業によって携帯電話の不感地帯はなくなるのかとの質疑に、旧山 北地域はなくなります。旧村上市では大栗田集落が残りますとの答弁でした。   委員より、市道葛平線の改良工事はことしで完成するのかとの質疑に、平成20年度、21年度の2 カ年で完成する予定ですとの答弁でした。   その他、質疑、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第66号は原案のとおり可決 すべきものと決定いたしました。   次に、議第67号 村上市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題として、総務部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、公益法人と公益的法人との違いは何かとの質疑に、法の改正により、新たな法によっ て5年以内に認定を受けたものを公益法人等とし、受けなかったものを公益的法人とするものですと の答弁でした。   その他、質疑、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第67号は原案のとおり可決 すべきものと決定いたしました。   次に、議第68号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例制定についてを議題とし、総務部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この法律はいつ公布になったのかとの質疑に、平成20年6月11日に公布となり、9月 18日より施行となりますとの答弁でした。   そのほか質疑、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第68号は原案のとおり可決 すべきものと決定いたしました。   次に、議第69号 村上市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、 総務部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、地縁団体は現在幾つあるのかとの質疑に、平成20年3月31日現在で123団体あります。 全町内では275団体あり、44.7%の組織率となっていますとの答弁でした。   そのほか、質疑、討論もなく、起立採決を求めたところ起立全員で、議第69号は原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第66号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   法案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第66号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第67号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第67号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第68号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第68号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第69号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第69号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第70号 市道路線の認定について                         議第71号 市道路線の変更について                    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第70号及び議第71号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長あてに提出されております。   委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) おはようございます。ただいま上程されております議第70号 及び議第71号の2議案について、去る9月の22日午前10時から第1委員会室において、委員7名、副 市長及び担当部課長、議会事務局長の出席のもと、建設企業常任委員会を開会いたしました。その審 査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第70号 市道路線の認定についてを議題とし、担当部長に説明を求めた後、審査を行 いましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第70号につきましては、原案のとお り可決すべきものと決定しました。   次に、議第71号 市道路線の変更についてを議題とし、担当部長に説明を求めた後、審査を行い ましたが、質疑、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第71号につきましては、原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第70号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第70号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第71号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第71号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)              議第73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)        議第74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)      議第76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)          議第77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)          議第78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第72号から議第78号までの7議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第72号 平成20年度村上市一般会 計補正予算(第1号)のうち、当委員会所管分について及び議第73号について、先ほどご報告いたし ました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過につきましてご報告申し上げます。   初めに、議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)の歳入全款について担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、費用弁償が208万と高額になっているがどうかとの質疑に、例年ですとバイクのナン バーの紛失とか軽微なものはありますが、今回は消火栓2基の破損によるもので、特別のものですと の答弁でした。   委員より、日沿道の救急車退出路の負担割合はどうなっているかとの質疑に、村上市64%、胎内 市30%、関川村6%との答弁でした。   委員より、越後杉ブランド安定供給モデル事業の内容はどうかとの質疑に、事業実施団体は山北 森林組合、作業路再造林、岩船森林組合は再造林となっているとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当部長、担当課長に説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、日沿道の救急車の退出路の場所はどの辺かとの質疑に、新発田インターの少し手前、 加治川を渡ったすぐのところですとの答弁でした。   次に、第14款予備費、第2条第2表地方債補正についてを議題としましたが、質疑、討論もなく、 議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち、当所管分について起立採決を求め たところ、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第73号 平成20年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、企画 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、山北地区の総事業費は幾らになったのかとの質疑に、10億1,600万ほどになりますと の答弁でした。   委員より、神林地区情報通信事業を21年度に実施する計画を立て、予算づけをすることはできな いのかとの質疑に、現時点において来年度の予算づけはできませんとの答弁でした。   委員より、神林地区の施設を利用すると維持管理が安く、ネットワークも構築できる。市長の情 報格差はつくらないとする考えからしてどうかとの質疑に、新村上市としては地域情報格差を是正す るために、地域情報化基本計画策定委員会で検討しており、それに従い、実施していきたいとの答弁 でした。   そのほか、質疑、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で、議第73号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) すみません。20年度の一般会計補正予算のたしか総務費の中の賦課徴収のと ころで、徴収猶予された税金に対しての延滞金についての質問が、番外からですが、あったのですが、 そこは記録されておりませんが、それはどういうご答弁だったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) そのような質疑はありませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさんに申し上げます。   番外というあれですので、お聞きするという形になっても、その点でとどめていただきたいと思 います。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。   ありませんでしたではなくて、番外からあったという答弁をしていただきたいと思います。   以上、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。それでは、報告いたします。ただいま 上程されております議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち、市民経済常任 委員会の所管部分について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。本委員会では、去 る9月の18日、午前10時から第1委員会室において、委員8名全員、副市長及び担当部長並びに担当 課長、議会事務局長の出席のもと委員会を開催いたしました。   初めに、議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)の所管部分についてを議題と し、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。その概要を申し上げます。   第2款総務費関係では、委員から収納推進員を10月から1名の増員であるが、今現在何名で、そ の体制はという質疑に、現在3名の体制で、1名が荒川地域、神林地域を担当し、1名が村上地域、 1名が朝日地域を担当していると。1名の増員は山北地域を担当するものである。もう1名増員すれ ば、各地区1名ずつの担当となるので、今後検討していきたいとの答弁でありました。   また、委員からは村上地区は徴収件数も膨大なものと思うが、その辺は考慮しているのかという 質疑に、将来的には各地区1名ずつの収納推進員では足りないと思うし、来年度に向けて滞納世帯数 によって収納推進員の増員を考えていきたいとの答弁でありました。   また、委員から収納推進員での収納目標は考えているのかという質疑に、収納推進員3名で5,00 0万円を目標としていますが、現在6,000万ぐらいになると思うし、1名当たり2,000万くらい積算で きるのではないかとの答弁でありました。   また、委員から、朝日地域では昨年までの納税組合制度から、今年度新たに口座振替制度に変わ ったが、収納率はどうかという質疑に、納税組合制度から7割の方から口座振替制度の変更があった と。収納率は確かに落ちている。もう少し丁寧に口座振替制度への変更をお願いしていきたいとの答 弁でありました。   次に、第4款衛生費関係、また第5款労働費関係では、委員に質疑を伺いましたが、ございませ んでした。   第6款農林水産業費関係では、委員から農業振興費経費の中に小規模農家等集落営農支援事業補 助金、稲作農家経営強化対策事業補助金、県農林水産業総合振興事業費補助金についての中身はとい う質疑に、小規模農家等集落営農支援事業とは、県費にかかる朝日中野における集落営農推進支援で あります。また、稲作農家経営強化対策事業は、県費で朝日大須戸の大地農産による園芸導入支援事 業に対する補助です。また、県農林水産業総合振興事業は、県単の第2次配分で神林での機械導入で あるとの答弁でありました。   次に、第7款商工費関係では、委員から瀬波観光案内物産センターの指定管理料として上がって いるがとの質疑に、案内施設のドアやトイレの窓ガラス等の破損修理費であります。指定管理契約に 2分の1を支払うこととなっているのでとの答弁でありました。   また、委員からは温泉の検査は通常何種類ぐらいの検査が必要かとの質疑に、今補正予算でお願 いしているメタンガスの検査は、10月からの新しく義務づけられたものであり、その他のものにつき ましては4種類、10年間に1度の検査であるとの答弁でございました。   次に、第11款災害復旧費関係では、委員に質疑を伺いましたが、ございませんでした。   以上ですべての質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、賛成全員で議 第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち、市民経済常任委員会の所管部分につ いて、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第72号 平成20年度村上市一 般会計補正予算(第1号)のうち、厚生文教常任委員会所管分及び議第74号から議第77号までの5議 案について審査の概要と経過についてご報告いたします。去る9月19日、第1委員会室において、委 員6名、教育長はじめ関係部課長及び担当職員、議会事務局長出席のもとに委員会を開会しました。   最初に、議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会所管分を議 題とし、担当部課長から説明を求めた後、質疑を行いました。その詳細については省略させていただ きますが、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、民生費、委員より、社会福祉費の数字の訂正があったが、どのような間違いか。地域介 護福祉空間整備事業等補助金について、特定財源に1,500万円が上がるところ、この計上が起きてい なかったという分です。   次に、第4款衛生費について質疑なし。   第8款土木費について、委員より、パルパークの工事の請負費について、作業門扉を新しくつく るということだが、ウオータースライダーの工事をしない部分をここに当てるのか。また、門扉の総 額は。そのとおりです。門扉の予定している価格は、作業門扉、入場門扉合わせて578万円で、内訳 は入場門扉140万、作業門扉440万くらいかかります。   第10款教育費について、委員より、費用弁償が多いが、なぜ今回出てきたのか。これに対して、 合併時の混乱における漏れの部分です。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第72号のうち、当委員会所管分 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第74号 平成20年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、 委員より、病床転換支援金等事業の病床転換は余り聞きなれない言葉なので説明願いますということ で、医療法改正があり、療養病床を転換して、長期入院の者から在宅介護とか老人保健施設のほうへ 病床を転換するものである。費用の一部を各保険者が加入者数に応じて払うものである。   以上、質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第74号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   続きまして、議第75号 平成20年度村上市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)につ いて、賃金の計上漏れは勤務休憩か何かの計算間違いかということに対しまして、診療所のほうでは 用務員に早朝から来てもらい、時間単位でお願いしていますが、4月、6月で計上するのを漏れてい たということでした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第75号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   続きまして、議第76号 平成20年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、委員 より、予想より大勢の人が受診したということですが、予想はどのくらいか。2万5,428件の方が受 診するだろうということで、2カ月分見込んでいたのですが、1件の委託料が32円55銭ですので、足 りない部分をお願いしました。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第76号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   続きまして、議第77号 平成20年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、委員 から、9月の補正後の介護の準備基金残は幾らかということに対して、8月31日で1億5,376万ほど あります。補正で9,350万を超えると、2億4,730万円となる見込みです。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第77号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第72号のうち、当委員会所管 分及び議第78号の2議案につきまして、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査を行いました。 その詳細については省略させていただきますが、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第72号 平成20年度村上市一般会計補正予算(第1号)所管分につきましては、第8 款土木費について、1つ、土木総務職員人件費について、当初予算が50万円で、このたび補正が130 万円と、補正が大きいのはどういうことか。答弁、当初予算編成につきましては、合併協議会の専門 部会で積み上げたものを要求したわけですので、合併後に支所と本庁での事務調整を行った結果、本 庁のほうに事務量が集中したものであります。   1つ、道路橋梁一般管理費の道路照明の補正が174万円と大きいのはなぜか。答弁、これにつき ましても合併協議会で組み立てた予算をそのまま当初予算に計上したもので、実績として不足が生じ たものです。   1つ、下水道維持管理費のフェンス交換について詳細を伺います。答弁、肴町裏手にある下水路 に、昭和53年ごろに設置されたものであり、30年も経過し、フェンスが損傷しております。市街地で もあり、転落防止のため、フェンスの交換をするものであります。   1つ、ほかにもそういった場所はないか。答弁、都市下水路事業におきましては、このほか大欠 と松山にありますが、ほかの2カ所はいずれも農道のわきにあるものです。   1つ、除雪対策費の中で機械借上料3台分が出ておりますが、期間はどのくらいか。答弁、12月 から3月までの4カ月間です。   1つ、合併して除雪区域の変更はないか。答弁、非常事態のときは考えなければならないが、通 常は旧市町村単位で行っていくことになります。   1つ、除雪経費について、少雪だった場合の待機料について、今年度の計画はどうか。答弁、旧 村上市のやり方で検討していますが、はっきりとした方針は決定しておりません。   1つ、除雪経費の料金は、旧村上市に準ずるとなった場合、全体的にプラスになるのか、マイナ スになるのか。答弁、旧村上市の場合、県の標準単価で行っていました。各市町村も同等であると聞 いております。詳細については、これから精査していかなければなりません。   次に、第11款災害復旧費について、1つ、市道のり面の修繕の補正が出ておりますが、もし民家 などがあり、のり面の崩壊とともに民家に影響が出た場合、行政の責任はないか。答弁、原因が市の 管理不足にあるのか、災害の状況など、ケース・バイ・ケースで対応は異なってくるものと考えます。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第72号のうち、当委員会所管 分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第78号 平成20年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまし ては、さしたる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第78号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第72号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第72号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第73号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第73号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第74号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第74号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第75号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第75号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第76号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第76号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第77号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第77号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第78号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第78号は委員長報告のとおり可決されました。   11時15分まで休憩します。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第 79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について          議第 80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について      議第 81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                議第 82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定             について                               議第 83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第 84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第 85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について      議第 86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議第 87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定             について                               議第 88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について           議第 89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について          議第 90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第 91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について      議第 92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                                議第 93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議第 94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定             について                               議第 95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算             認定について                             議第 96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について            議第 97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について          議第 98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第 99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について      議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出             決算認定について                           議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定             について                               議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳             出決算認定について                          議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定             について                               議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳             入歳出決算認定について                        議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について            議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について          議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決             算認定について                            議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決             算認定について                            議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について      議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について      議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                  議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について       議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について            議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について          議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                  議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について      議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について      議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                 議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定に             ついて                                議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決             算認定について                            議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳             出決算認定について                          議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳             出決算認定について                          議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳             出決算認定について                          議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決             算認定について                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第79号から議第133号までの55議案は、平成19年度各会計の決 算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、決算審査特別委員会に付託して、休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   決算審査特別委員長から審査の概要について報告をお願いします。   決算審査特別委員長。           〔決算審査特別委員長 姫路 敏君登壇〕 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) それでは、報告いたします。   ただいま上程されております議第79号から議第133号までの55議案は、今定例会において設置さ れました決算審査特別委員会に付託された案件でございます。これら55議案は、合併前の旧村上市、 旧山北町、旧朝日村、旧神林村、旧荒川町の5市町村並びに旧岩船地域広域事務組合において、平成 20年3月31日付の打ち切り決算の審査でございます。審査日程は平成20年9月11日を第1日目として、 旧村上市分と旧岩船地域広域事務組合分を審査し、9月12日を2日目として、旧荒川町分と旧神林村 分を審査し、9月16日の3日目には旧朝日村分と旧山北町分を審査いたしました。いずれも当委員会 委員と理事者側は担当職員並びに副市長に出席していただき、審査いたしました。   審査の方法は、最初に担当職員から歳入全款について、特に説明する箇所がある場合のみ簡潔に 説明をしていただき、その後に歳入歳出について順次質疑を行いました。これからその質疑で主なも のをご紹介し、審査結果をご報告いたします。   初日は村上市分、議第79号から議第88号までの10議案と、岩船地域広域事務組合分、議第128号 から議第133号までの6議案、合わせて16議案の審査を行いました。その審査結果からご報告いたし ます。なお、初日の委員会は午前10時から午後6時とし、1時間延長して審査を行いました。出席委 員数は14名中13名でした。   それでは、議第79号 平成19年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてからご報告いたしま す。   最初に、担当職員の説明の後に歳入についての質疑を行いました。   委員より、収納率はどれくらいかの質疑に、市税全体で収納率18年度93.4%に比べ、19年度は92. 8%と若干落ちている。しかし、これが打ち切り決算でなく、2カ月ベースの換算では上がっている とのことになり、5月までの収納を考えたときには上向き傾向にあるといえるとの答弁。   委員より、固定資産税の収入未済額は1億1,785万3,000円となっているが、滞納繰り越し分につ いてはどのような手法で回収するのかの質疑に、最初に文書催告を行う。それは事案によっては数回 行うものもある。それでも反応がない場合は、電話催告を行う。それでも納めない場合は滞納処分を 計画して執行するとの答弁。   委員より、徴収猶予をすることはないのかの質疑に、村上市の場合、今まで使ったことがない。 ただ、徴収猶予をするためには条件があるので、その条件を満たす必要があるとの答弁。   委員より、臨時財政対策債2億8,550万円と地域再生事業債7,850万円とあるが、これはどのよう なものか。また、退職手当債2億円は市中銀行かという質疑に、臨時財政対策債は地方交付税の振り 替え分である地域再生事業債とはさまざまな建設事業のうち、一般単独事業債の充当残で、例えば交 付税の充当率75%や80%の場合があるが、その差額分を埋めるものである。また、退職手当債は銀行 債であるとの答弁。   委員より、財務状況によって自主財源利率はどれくらいになるのかの質疑に、平成18年度は45.4 %であり、平成19年度は50.5%であるとの答弁。   そのほか歳入についてさしたる質疑はございませんでしたので、歳入の質疑を終え、歳出の質疑 に入りました。   歳出の質疑は款ごとに行いました。第2款総務費では、委員より、職員の教養及び研修費86万1, 838円とあるが、市民からは窓口対応が悪いなどのクレームも届く場合がある。研修の効果はあった のかという質疑に、職員研修の内容は項目的な研修、各課での専門的な研修など、さまざまな研修を 実施している。また、この決算金額にあらわれないが、十分職員研修に値するような部分も多々ある。 なお、市民からクレームなどの指摘がされないように充実させていくとの答弁。   委員より、生活交通確保対策補助金2,968万7,000円とあるが、この内容と将来的にバス会社に運 行を委託するのではなく、市独自でコミュニティバスなどの運行をすることも考えたことはないのか の質疑に、この補助金のうち、500万円はルネサンス事業として県から補助をいただき、残りの分8 割は特別交付税として国の支援が受けられている。また、市独自でコミュニティバスの運行について は、以前に話はあったが、計画段階には至っていないとの答弁。   第3款民生費では、委員より、高齢者の生活支援事業費661万6,376円とあるが、予算段階では1, 317万9,000円となっており、大きく半減されている。どうしてこのような状態になったのか、その理 由を説明していただきたいの質疑に、利用者が当初見込んだ人数より下回ったことによるものである。 特に軽度生活支援サービスを受けられる方が少なくなり、その分介護保険に移行されたと考えられる。 また、給食サービスの利用者も少なくなったこともある。これは平成18年度まで給食サービス事業を 老人クラブへも委託していたが、平成19年度からは老人クラブの委託をやめたことも要因になってい るとも考えられるとの答弁。   委員より、生活保護の申請者はどれくらいか。また、最近の傾向として、若い人の生活保護相談 が目立つと聞いているが、昨年の実績としてはどうかの質疑に、平成19年度は生活保護申請者は21名 中18名が受けられることになった。また、若い人が相談に来るというが、確かに傾向としてはある。 それは仕事がないというよりは、精神的なストレスなどによるうつ的な症状で仕事につけないという 人が多いようであるとの答弁。   第4款衛生費では、委員より、アスベストごみ収集委託料149万3,778円とあるが、これは今でも 上海府にある隧道に保管しているのかの質疑に、そうであるとの答弁。   第6款農林水産業費では、委員より、村上茶生産拡大事業費30万3,765円とあるが、これまでの 拡大面積はどれくらいかの質疑に、場所は羽下ヶ渕地内であり、18年度から実施されている事業であ るが、19年度は0.4ヘクタールであった。18年度も同程度であったとの答弁。   第7款商工費では、委員より、観光協会は現在村上市に3つあるが、今後どのように組織を形成 しようとしているのか、一本化を考えているのかの質疑に、現村上市観光協会では民間として独立の 方向性を受けて、昨年度より検討委員会を立ち上げ協議をしてきた。その結果、数年をかけて市役所 から離れ、独自の事業所を立ち上げるということになった。とりあえずは職員が手伝っていた仕事を 年次的に移行し、それらの仕事も観光協会独自でできるようにしようと動いている。ただ、村上市観 光協会と、旧朝日村と旧山北町の2つの観光協会とは設立の経緯が違うことや、会費についても違う ので、すぐに1つの組織にまとめることは難しい。今後研究していくとの答弁。   委員より、海水浴場管理運営事業費の人夫賃金179万9,380円とあるが、監視員の賃金だと思うが、 人数的に大丈夫なのか。今後の体制も含め聞きたいという質疑に、現在は大観荘下の海岸整備も進み、 以前に比べ海水浴のできる範囲が相当広がっているのが現状である。今後は監視員の人数の増員も含 め、監視体制を強化する必要はあると考える。昨年の実績では例年どおりの予算執行になっていると の答弁。   第8款土木費では、委員より、海王丸寄港歓迎事業委託料450万円とあるが、この金額の内訳に ついて聞きたいとの質疑に、この事業は委託事業として実施したものであり、委託先は海王丸寄港歓 迎実行委員会である。決算として総額615万の経費がかかった。そのうち村上市が450万円を負担した。 その内訳は会場設営費に約320万円、運営セレモニーに約70万円、出入港時の引き船等の経費に約190 万円、その他ポスター作成などに約35万円の経費がかかったとの答弁。   第10款教育費では、委員より、小学校の外壁工事が削減されているが、どうしたのかの質疑に、 村上小学校の外壁工事は設計に手間取り、19年度は見送ったが、本年8月の夏休み期間中に実施し、 終了している。また、南小学校の外壁工事は5カ年計画の中に組み替え、外壁工事をすることとし、 19年度は見送ったとの答弁。   一般会計では、ほかにも多くの活発な質疑がございましたが、ここではその主なものをご報告さ せていただきました。   質疑を終了し、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた結果、起立多数で議第79 号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第80号 平成19年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第80号 は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第81号 平成19年度村上市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   委員より、終末処理施設増設実施計画委託料4,430万円と、終末処理場汚泥処理施設増設工事委 託料8,100万円は、設計料が高過ぎると思うが、発注先はどこかという質疑に、発注先は日本下水道 事業団であるとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた 結果、起立多数で議第81号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第82号 平成19年度村上市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第82号は認定す べきものと決定いたしました。   次に、議第83号 平成19年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について審査いたし ましたので、ご報告いたします。   消火栓新設工事75万1,800円とあるが、消火栓の新設工事は一般会計の消防費などで行うのでは ないのか。それとも簡易水道事業で実施するのかとの質疑に、一般会計から負担金をいただき、簡易 水道事業で行うとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた 結果、起立全員で議第83号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第84号 平成19年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたし ましたので、ご報告いたします。   委員より、平成19年度の納税において、差し押さえ件数と金額は幾らかの質疑に、市税全般では 118件、約4,700万円となり、そのうち国民健康保険は38件で約240万円となるとの答弁。   委員より、差し押さえに至るまでの経緯はどうなのかの質疑に、基本的には19年度のみで滞納が あるから差し押さえをするわけではない。2から3年分の滞納がたまってきた方に対して行う。ただ し、いきなり差し押さえるわけではなく、その都度、その間何度も催告を行っての結果であるとの答 弁。   委員より、この差し押さえ、何度も催告をしても聞き届けない方だとは思うが、払いたくても払 えない経済状況にある方には酷な話ではないのかの質疑に、納税意欲があり、納税相談に来られる方 は差し押さえの対象にはならないとの答弁。   委員より、国民健康保険における収納推進員は何名であるのか。また、その方々の報酬は幾らな のか。そして、どのような仕事をしているのかの質疑に、市税全般で収納推進員は2名である。報酬 は会計上の措置として、一般会計から1名分、国民健康保険特別会計から1名分となっている。その 方々の報酬は月額14万4,000円である。主な仕事は、納税相談に来られた市民に向けての徴収作業と あわせて、納税者に対して口座振替の推進を行っているとの答弁。   委員より、収納推進員が行う実績についてどうかの質疑に、平成19年度で2名の収納推進員が行 った仕事は、口座振替とあわせて約3,800万円の徴収をしてきている。そのうち訪問徴収は約1,500万 円であったとの答弁。   そのほかにも多くの質疑がございましたが、ここではその主なものをご報告させていただきまし た。   質疑を終了し、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた結果、起立多数で議第84 号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第85号 平成19年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   委員より、この老人保健特別会計は後期高齢者保険制度が確立したら、将来廃止されると考えら れるが、いつまで続くのかの質疑に、現在のところ平成23年度までこの老人保健特別会計を続けるこ とになっているとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第85号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第86号 平成19年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   委員より、保険料収入未済額613万3,904円とあるが、その件数について聞きたいとの質疑に、80 件である。また、不納欠損額は53万5,000円で、実人数で18人であるとの答弁。   委員より、介護サービス事業で職員間の意見交換などはされているのかの質疑に、地域包括支援 センターを中心に、1年間の介護予防事業などの評価をしている。その中で、各事業の実績をヒアリ ングし、事業内容の改善も含め、翌年に生かせるように積極的に意見交換を行っているとの答弁。   その他にも多くの質疑がございましたが、ここではその主なものを報告させていただきました。   質疑を終了し、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた結果、起立多数で議第86 号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第87号 平成19年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について審査い たしましたので、ご報告いたします。   さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第87号 は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第88号 平成19年度村上市上水道事業会計決算認定について審査いたしましたので、ご 報告いたします。   委員より、配水量のうち、有効率が96.4%と他町村よりも高いが、要因は何かの質疑に、下水道 工事を進める段階で、同時に上水道の配管交換工事も進めており、管が新しくなっている。そのため に漏水が減り、有効率の上昇につながっているとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立多数で議 第88号は認定すべきものと決定いたしました。   以上で、旧村上市分10議案すべての審査を終了し、すべて認定すべきものと決定いたしました。   続きまして、旧岩船地域広域事務組合分の議第128号から議第133号までの6議案について審査い たしましたので、順次ご報告いたします。   最初に、議第128号 平成19年度岩船地域広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定について審査 いたしましたので、ご報告申し上げます。   委員より、先般火事があったときに、二之町集会所付近という放送が防災無線から流された。と ころが、場所が違っていた経緯がある。このような間違いがなぜ起きるのか。それは通信指令装置 データ変更委託料298万2,000円に当たるものかの質疑に、このデータ変更委託料は市町村合併に伴う ものであり、火事の放送との間違いとは関係がない。放送の間違いは入力切りかえミスである。二之 町集会所の場所が移動された時点で目標となる建物のランドマークを変えるところを入力変更してい なかったことに原因がある。直ちに改善しているとの答弁。   委員より、図書館図書購入費、当初予算で836万6,531円とあったが、打ち切り決算の影響のため か、不用額が43万3,469円となっている。これは図書を購入していなかったということなのかの質疑 に、19年度は打ち切り決算のために最終支払いを4月に38万7,506円実施している。最終的に残高は 4万5,963円となり、予算どおり図書の購入を実施したとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第128号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第129号 平成19年度岩船広域ふるさと市町村圏事業特別会計歳入歳出決算認定につい て審査いたしましたので、ご報告申し上げます。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第129号は認定 すべきものと決定いたしました。   次に、議第130号 平成19年度岩船地域広域事務組合介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定に ついて審査いたしましたので、ご報告申し上げます。   委員より、認定審査のドクターは確保できているのかの質疑に、当初ドクターは1人だったが、 現在2人のドクターが交代で行っている。なお、ドクターの選定に当たっては医師会にお願いしてい るとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第130号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第131号 平成19年度岩船地域広域事務組合ごみ処理事業特別会計歳入歳出決算認定に ついて審査いたしましたので、ご報告申し上げます。   委員より、板屋越の施設は数年前に県の指導のもと、運転停止となっているにもかかわらず、板 屋越埋立地管理委託料28万2,000円とあるが、今後も安全確保のためなのか、管理料が必要になって くるのかの質疑に、板屋越の施設閉鎖工事については、平成15年、16年で完了している。しかし、そ の後の管理料については、引き続き発生するとの答弁。   委員より、荒川郷施設管理費477万8,000円とあるが、この施設はダイオキシンの問題もあり、使 用していない。今後この建物は老朽化していくと同時に、荒川の下流に住んでいる方々はダイオキシ ンの汚染に不安を感じている。その対策はできているのか。また、最終処分場は何年ごろまで埋め立 て事業を稼働していくのかの質疑に、この施設はごみ更新計画の中では平成24年に取り壊す予定にな っている。また、最終処分場の埋め立て物であるごみの量が現在のまま推移すると、完了するのが平 成26年ころになる予定であるとの答弁。   ごみ処理場関係の質疑に至っては、大変多くの質疑がございましたが、ここではその主なものを ご報告させていただきました。   これで質疑を終了し、討論を求めましたが討論なく、起立により採決を求めた結果、起立全員で 議第131号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第132号 平成19年度岩船地域広域事務組合し尿処理事業特別会計歳入歳出決算認定に ついて審査いたしましたので、ご報告申し上げます。質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立 採決を求めた結果、起立全員で議第132号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第133号 平成19年度岩船地域広域事務組合斎場事業特別会計歳入歳出決算認定につい て審査いたしましたので、ご報告申し上げます。   委員より、指定管理委託料として1,086万5,000円となっているが、村上市日下の斎場と指定管理 者としての契約内容が違う。今後指定管理者の契約内容も統一する必要があると思う。また、指定管 理者として運営する限り、行政からのつけ足しが多いようでも困る。今後どのように考えていくのか との質疑に、当然指定管理者としての契約内容が各行政区によって違っていたのは確かである。今後 は今指定されたことも含めて検討していくとの指摘されたことも含めて検討していくとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第133号は認定すべきものと決定いたしました。   以上をもちまして、村上市分、議第79号から議第88号までの10議案と、岩船地域広域事務組合分、 議第128号から議第133号までの6議案、合わせて16議案の審査を終え、初日の委員会を解散いたしま した。   それでは、委員会2日目の審査についてご説明いたします。2日目は旧荒川町分、議第89号から 議第96号までの8議案と、旧神林村分、議第97号から議第106号までの10議案、合わせて18議案を審 査いたしました。その審査結果と主な質疑内容についてご報告いたします。   最初に、議第89号 平成19年度荒川町一般会計歳入歳出決算認定について審査いたしましたので、 ご報告いたします。   最初に、歳入について質疑をいたしましたので、その主なものをご報告いたします。   委員より、地方税法第15条の7第5項、直ちに消滅5件、125万2,727円とあるが、これは会社の 倒産などにより、徴収できなかった分をいうのかの質疑に、そうである。会社倒産によって差し押さ える財産もなく、現実に徴収できないものをいうとの答弁。   委員より、地方税法第18条第1項、時効消滅34件、226万30円は5年たっても納まらない税につ いて消滅させたことなのかの質疑に、そうである。5年間何もしていないのではない。分納なども含 めてさまざまな方法で徴収している。   委員より、徴収猶予者はいるのかの質疑に、地方税法15条に基づく本人申請による徴収猶予者は いないとの答弁。   委員より、打ち切り決算にもかかわらず収納率が96.1%と、昨年96.9%に比べてもそんなに大差 なく収納され、納税されている。すばらしいことだと考えるが、その要素になっていることは何かの 質疑に、旧荒川町では3年前より2名の徴収専門職員を配置づけている。その職員が死に物狂いで徴 収作業に当たった成果だと思う。なお、平成19年度分は現年度の収納率を上げることを柱として取り 組んだことも影響しているとの答弁。   歳入について、他にも多くの質疑がございましたが、主なものだけをご報告いたしました。   続きまして、歳出の質疑で主なものをご報告いたします。   第2款総務費では、委員より、閉町記念品としてふろしきを配ったが、それはどの項目に記載さ れているのか。そして、内容はどのようになっているのかの質疑に、閉町記念品のふろしき代金は企 画費の需用費で、消耗品費225万1,839円に含まれている。そのうちふろしきの単価は600円で、3,500 枚制作し、合計金額は210万円であったとの答弁。   委員より、あらかわ町営ゴルフ場に932万5,000円の繰り越しをしているが、監査委員の意見書で は632万5,000円となっているが、この金額の違いは何かの質疑に、監査委員の数字記載ミスである。 申しわけないとの答弁。   委員より、そのようなことでは困る。しっかりとした監査意見の作成に努めるようにとの意見に、 監査意見書には決算書の内容を審査した結果、監査委員から上がってくるもので、その後の数字的な チェックはしていない。監査委員に伝えておくとの答弁。   委員より、一般会計から町営ゴルフ場に繰り出した金額の過去からの実績を聞きたいとの質疑に、 町営ゴルフ場としてオープンは平成14年4月からであり、繰出金は平成14年度、15年度は300万円で あった。平成16年度は3,546万8,645円、平成17年度、18年度は300万円であり、そして平成19年度が9 32万5,000円である。なお、平成16年度は災害による復旧のため、繰出金がふえているとの答弁。   委員より、区長報償費1,269万168円とあるが、区長は何名で平均報酬は幾らぐらいになるのかの 質疑に、区長人数30名で平均すると年額報償額が1人平均約42万3,000円となるとの答弁。   委員より、旧村上市の区長は年額10万円そこそこであるが、仕事の内容は違うのかもしれないが、 余りにも差が大きいのではないのか。これこそ均衡あるまちづくりに逆行するのではないか。このま まではいけないと思う。今後どのように対処していくのかの質疑に、副市長より、区長報償の金額の 差だけで判断するわけにはいかないが、各行政区ごとに今まで積み上げてきた実績もある。このこと も尊重しながら、区長の仕事の内容も精査した上で調整する必要があると考えている。市長も均衡あ るまちづくりを提唱しているわけであるので、そのことも十分認識して調整するとの答弁。   第4款衛生費では、委員より、食生活改善地区活動費補助金24万5,000円の内容はの質疑に、荒 川町食生活改善推進員協議会のメンバーは60名いて、食生活の改善指導を各地域に出向いて行ってい るが、その活動に対する補助金である。これは1回ごとの補助金でなく、年一括の補助である。   第7款商工費では、委員より、建築組合補助金60万円とあるが、中身について聞きたい。また、 今後の補助をしていくのかの質疑に、合併と同時に平成20年度には廃止している。なお、今まで建築 組合の研修は先進地視察事業などに補助してきたとの答弁。   第8款土木費では、委員より、除雪費5,535万7,000円とあるが、旧荒川町の除雪作業は余りうま くなかったと記憶している。これは直接除雪費との関係はないかもしれないが、合併をしたので、そ の辺のところを今後改めるべきではないかという質疑に、旧荒川町の除雪車出動は平成18年度まで15 センチの積雪で実施していたが、19年度からは10センチに変更した。そのことによって、住民からの 苦情が減った経緯はある。また、旧朝日村の場合は山間地であり、冬場はほとんど毎日除雪作業のた め、除雪車を出動してきている。旧荒川町は平場が多く、積雪から見て時々の出動である。つまり旧 朝日村の場合は除雪車の運転手も出動回数も多く、除雪作業になれてくる。自然と除雪作業の技術力 もついてくる。予算とはさほど関係ないが、その辺の技術力の差が住民からのクレームになる場合も ある。そうならないように配慮していくとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第89号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第90号 平成19年度荒川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたし ましたので、ご報告いたします。   委員より、出産育児一時金525万円とあるが、何人分かの質疑に、15名分であるとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第90号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第91号 平成19年度荒川町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第91号は認定す べきものと決定いたしました。   次に、議第92号 平成19年度荒川町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について審査いた しましたので、ご報告いたします。   委員より、分担金及び負担金の滞納者は何人か。普及率はどれくらいかの質疑に、38件である。 普及率は66.7%であるとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第92号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第93号 平成19年度荒川町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   委員より、介護保険料の滞納者は何人になるのかの質疑に、40人であるとの答弁。委員より、介 護予防サービスに3,000万円くらいかけているが、その効果は出ているのかの質疑に、介護予防サー ビスは認定者をふやさないことを目的に行っているが、その認定者がふえていないので、効果はある といえる。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第93号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第94号 平成19年度荒川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第94号は認定す べきものと決定いたしました。   次に、議第95号 平成19年度荒川町あらかわ町営ゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について審 査いたしましたので、ご報告いたします。   委員より、あらかわ町営ゴルフ場施設整備基金で18年度末残高が496万5,931円となっており、年 度中に5,089円増加し、496万8,216円減少している。つまり19年度中に約500万円近い資金が基金から ゴルフ場の会計に繰り入れられたことになるのに、決算書では172万6,000円だけになっている。これ はどういうことかの質疑に、本来5月も出納整理期間中である。したがって、5月に出入りさせたお 金が決算上では平成18年度分であったが、出納帳では平成19年度分の出入金となっていて、期限に差 が出ているとの答弁。   委員より、副市長へ毎年の決算内容を精査すると1,000万円近い赤字が出ているゴルフ場である。 今後はどのような打開策があるのかの質疑に、これから市長とよく協議し、地元の方の意見も反映さ れるように、財政を見ながら考えていきたい。   委員より、指定管理者導入のときには今のような話はなかったのかの質疑に、荒川町として当時 考え、調査もしたが、指定管理者の導入はしなかったとの答弁。   委員より、副市長へゴルフ場の運営をレジャーだけではなく、教育上の一環として行うことも考 えてみたらどうなのかという質疑に、確かにいい提言だと思う。地元のゴルフ場として、子供たちに も興味を持ってもらうことも大事であると思う。将来プロを目指す子供も出てきたらすばらしいこと だと思う。教育委員会とも協議してみるとの答弁。   委員長より、副市長へ決算本文では数字の間違いはないが、決算報告書では何カ所かの数字の間 違いも見当たる。このことについて、監査委員へ伝えておくようにしていただきたい。また、歳出で は何々へ流用という記載が多くあり、予算が流用という言葉で右から左に容易に移動されている。本 来、補正予算などで都度議会へ組み替えを上程するべき行為である。したがって、通常では考えられ ない記載内容である。今後新市ではこのような決算報告にならないように心がけていただきたい。そ の旨を副市長に伝えました。副市長から、各行政区によって決算記載内容が違っているが、今後は決 算書をつくる際、今言われていることも参考にして、わかりやすくつくるように検討するとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第95号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第96号 平成19年度荒川町水道事業会計決算認定について審査いたしましたので、ご報 告申し上げます。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第96号は認定す べきものと決定いたしました。   以上により、旧荒川町分、議第89号から議第96号までの8議案の審査を終了いたしました。   次に、旧神林村分で議第97号から議第106号までの10議案を審査いたしましたので、ご報告いた します。   最初に、議第97号 平成19年度神林村一般会計歳入歳出決算認定について審査いたしましたので、 ご報告いたします。   歳入全款について質疑いたしました。委員より、旧神林村において固定資産税について徴収猶予 をした経緯はあるのかの質疑に、ありませんという答弁。   委員より、市町村合併を前にして基金の取り崩しが非常に目立ったが、なぜこのようになってい るのかの質疑に、合併前は合併するに当たって、地域事業は極力着手しておくべきであり、特に校舎 の壊れている部分は修繕をできるだけ多く進め、新市に預けるべきであるという判断、そこへ合併に かかる電算システムの購入も重なり、最終的に約7億円という大きな基金の取り崩しになったという 答弁。   歳入では、ほかにさしたる質疑なく、引き続き歳出の質疑に移りました。その主な質疑をご報告 いたします。   第4款衛生費では、委員より、幼児医療費助成事業である881万6,855円とあるが、入院、通院は どれくらいあったのかの質疑に、乳児医療が入院51件、通院855件、乳児医療については入院が36件、 通院が5,539件であったとの答弁。   第6款農林水産業費では、委員より、有機資源リサイクルセンター管理経費3,592万5円とある が、どのような効果が得られたのかの質疑に、この施設は平成19年度から運営を行った。圃場整備も 終わったわけであるが、最近では地力低下が叫ばれていた。したがって、地力向上を目指して有機資 源を水田に還元しているとの答弁。   委員より、畜産費より1,132万3,015円という大きな金額が流用されているが、何に使ったのかと いう質疑に、洗車場と換気設備に大きな金額がかかった。緊急性があったので、畜産費から流用した との答弁。   委員より、今後この施設は指定管理者制度で運営されていくと思うが、今後年間どれくらいの指 定管理料が必要になるのかの質疑に、指定管理料として今年度は280万円である。21年度は210万円、 22年度は140万円、23年度は70万円となっている。少しずつ減っていくが、これらの金額を上限とし て指定管理をする予定であるとの答弁。   第10款教育費では、委員より、小学校の校舎営繕工事費5,585万3,700円となっているが、この内 訳についてどのようになっているのかの質疑に、東小学校の非常階段取りつけが770万円、砂山小学 校のプール防水改修工事550万円、平林小学校の軒先修理が340万円という答弁。   委員より、小学校からの校舎修繕要望について、どれくらいの頻度で修繕に応じたのかの質疑に、 校舎修理については合併前に直せるところは直しておくという考え方で進めてきた。学校からの要望 が少しでもかなうように予算をつけてきたが、緊急性のある部分を優先的に実施した。要望にどれだ けかなったかわからないが、まだまだ要望は多くあるとの答弁。   委員より、小学校では地元産コシヒカリ給食助成金33万4,009円とあるが、また中学校にも同じ ような項目があるが、これはどのようなことかの質疑に、子供たちの地元産のコシヒカリを給食で食 べてもらおうと、一般のコシヒカリと岩船産コシヒカリとの価格差分をそれぞれ学校に向けて、村と 農協が2分の1ずつ補助しているという答弁。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第97号は認定すべきものと決定いたしました。   次に……。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長に申し上げます。   時間がまだ大分あるようですので、午後からということに、その辺で一度。97号でとめていただ いて……。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) では、午後からは第98号からでよろしいでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) そういうことでお願いします。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) わかりました。   ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 都合によって、1時30分まで休憩します。           午後 零時01分  休 憩                                                        午後 1時29分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 決算審査特別委員長、議第98号からお願いします。           〔決算審査特別委員長 姫路 敏君登壇〕 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) それでは、休憩前に引き続きご報告いたします。   議第98号 平成19年度神林村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしました ので、ご報告いたします。   委員より、不納欠損額などの人数はどれくらいかの質疑に、不納欠損額で現年度分が13件である。 収入未済額では現年度分165件であり、過年度分で460件である。   ほかにさしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議 第98号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第99号 平成19年度神林村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第99号は認定す べきものと決定いたしました。   次に、議第100号 平成19年度神林村南大平・指合地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定につ いて審査いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第100号は認定 すべきものと決定いたしました。   次に、議第101号 平成19年度神林村河内地区簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について審査 いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第101号は認定 すべきものと決定いたしました。   次に、議第102号 平成19年度神林村特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に ついて審査いたしましたので、ご報告いたします。   委員より、コンビニ収納代行手数料6,000円とあるが、とてもよいことであるが、いつからやり 出したのかの質疑に、平成19年度の8月から実施したとの答弁。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第102号 は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第103号 平成19年度神林村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について審査 いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第103号は認定 すべきものと決定いたしました。   次に、議第104号 平成19年度神林村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしま したので、ご報告いたします。   委員より、収入未済額81万5,400円の内容についてはの質疑に、現年度分139件、過年度分につい ては82件であるとの答弁。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第104号 は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第105号 平成19年度神林村河内地区個別浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認 定について審査いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第105号は認定 すべきものと決定いたしました。   次に、議第106号 平成19年度神林村水道事業会計決算認定について審査いたしましたので、ご 報告いたします。   さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第106 号は認定すべきものと決定いたしました。   以上で旧神林村分の議第97号から議第106号までの10議案の審査を終わりました。   これで、2日目の旧荒川町分と旧神林村分の決算審査を終わりました。すべて認定すべきものと 決定いたしました。   次に、3日目でございます。3日目の審査について説明をいたします。3日目、最終日の審査は 午前9時より開会して行いました。審査対象は、旧朝日村分として議第107号から議第117号までの11 議案、そして旧山北町分として議第118号から議第127号までの10議案です。   最初に、旧朝日村分です。議第107号 平成19年度朝日村一般会計歳入歳出決算認定について審 査いたしましたので、ご報告いたします。   歳入全款では、委員より、他市町村に比べ収納率が高く、大変すばらしいことだと思うが、何か 秘訣があるのか。また、徴収猶予はなかったのかの質疑に、朝日村の場合は差し押さえや財産の処分 も含め、税の取り立てには厳しい姿勢で臨んできた。そのことが村民の納税意識にもあらわれたと思 う。そして、昨年は3年間税の収納率上昇ということで、県から表彰もされている。また、徴収猶予 などというものはなかったとの答弁。   委員より、県営発電所所在市町村地域振興助成金993万7,000円とあるが何かの質疑に、これは水 力発電を設置している市町村に交付される地域振興事業のための補助金である。旧朝日村では、奥三 面発電所、猿田発電所、三面発電所の3カ所がある。これらの補助金は旧朝日村へ過去10年間で8,67 4万1,000円が補助金として交付されているとの答弁。   委員より、この補助金の内容として使える制限はあるのか。また、使えるエリア、例えば川沿い 何キロ以内などの制限があるのかの質疑に、特別補助事業の制限はされていない。地域振興のためさ まざまな事業に使える。また、エリアなどの制限はなく、旧朝日村の全土が対象となっていたとの答 弁。   歳入に対する質疑を終え、次に歳出の質疑をいたしましたので、その主なものをご報告いたしま す。   第2款総務費では、委員より、チャイルドシート購入費補助金とあるが、どのようなことかの質 疑に、この事業は平成12年からやっている。平成19年度は46件で52万4,000円であった。1万5,000円 を限度として半額補助をしている。事業当初から348件の申請があったとの答弁。   委員より、このチャイルドシートの補助は旧朝日村の単独事業だったのかの質疑に、この事業は 単独事業であるとの答弁。   委員より、朝日地区として総合情報ネットワークシステムの工事が完了したが、今後の課題は何 かの質疑に、現在総合情報ネットワークへの加入状況は93%となっており、住民への端末利用への理 解は得られたと考えている。また、NTTであるが、インターネットのBフレッツ加入世帯は今後は 伸びてくると考えられる。現在は朝日チャンネルで自治放送として1日に4回地域のニュースを放送 し、その間に音楽番組、健康に関するものを1日に2回放送している。これからは災害時の救援に対 する要援護者などの安否確認などにも利用できるようにしたいとの答弁。   委員より、普通財産解体工事費2,824万8,000円とあるが、何を解体したのか。別な方法で何かに 利用できなかったのかの質疑に、廃校になった校舎や使われなくなった診療所である。金額の大きい 順に旧塩野町中学校の体育館の解体工事976万5,000円、農業研修会館927万7,000円、蒲萄小学校教員 住宅320万円、高根へき地診療所や関口診療所の蒲萄出張所とあわせて、医師住宅など8棟の解体工 事を実施した。いずれも年数がたっていて、維持することが大変困難であったので解体に踏み切った との答弁。   委員より、給与計算電算委託料などに183万1,000円をかけているが、なぜこのようなことを委託 するのか。庁舎内職員でできないのかの質疑に、給与計算電算委託料56万700円の委託先は第四コン ピューターサービス株式会社である。職員各種健診委託料45万1,395円の委託先は、財団法人健康医 学予防協会である。給与支払報告書の源泉徴収票作成業務委託料29万8,200円の委託先は、株式会社 BSNアイネットである。職員厚生事業委託料30万円の委託先は、朝日村役場職員会に対する職員厚 生事業の委託である。これらの委託は職員で実施するよりも、外部委託したほうがコスト的に安くつ くとの判断で行ったとの答弁。   委員より、嘱託委員報酬、いわゆる区長報酬が2,014万7,850円となっているが、何人で平均幾ら かの質疑に、46集落に平均基本報酬として、1集落に10万7,300円を支払っている。そこにプラスし て、その他集落ごとに世帯数が違うが、1世帯当たり4,900円を支払っている。平均1集落当たり約4 3万8,000円となっている。   委員より、副市長へ合併した旧市町村ごと、区長報酬に大差がある。新市となったので、仕事内 容も統一し、区長報酬についても統一する方向を出さなければならない。また、区長としての仕事、 そして報酬もしっかりと市民に公開されなければならないと思うがどうかの質疑に、そのとおりであ る。早いうちに決めなければならないと考えているとの答弁。   委員より、集落活性化再チャレンジ事業費補助金173万円とあるが、どのような事業なのかの質 疑に、魅力ある集落づくりとして、平成16年度から旧朝日村の単独事業として導入された事業であり、 平成19年度では18集落の応募があり、事業を実施しているが、ハード面として上限10万円、ソフト面 では上限を5万円として、事業費の2分の1を助成するものであるとの答弁。   次に、民生費では、委員より、保育業務委託料5,090万2,941円とあるが、どういうことかの質疑 に、保育士について正規職員の採用を行わず、旧朝日村出身の退職者を対象に業務委託をする方法を とっている。保育園5カ所で総員17名である。なお、委託先は大新東という会社であるとの答弁。   委員より、寿山荘管理委託料59万7,078円とあるが、現在使われていないのではないか。今後は どうするのかの質疑に、寿山荘はお湯をくみ上げる機械が故障中で一時的に休んでいたが、昨年の12 月に再開した。ところが、再開後にシロアリに汚染されているのが見つかり、耐震診断調査を実施し た結果、補強が必要だということになり、本年9月1日から休止中である。工事費もかかるので、今 後の見通しについては検討中である。   委員より、過去では1年間の利用客数はどれぐらいになるのかの質疑に、平成17年度は250日稼 働で6,676人、平成18年度は168日稼働で4,148人、平成19年度は77日稼働で2,295人となっている。   委員より、副市長にこの施設は運営方法によっては1万人くらいの集客が可能であると思う。た だ、修繕工事費にどれぐらいかかるのか。また、瀬波温泉など周辺の市町村との兼ね合いもあるが、 せっかくの施設なので復旧できるようにするべきだと思うがの質疑に、修繕費なども含めて検討した いとの答弁。   6款農林水産業費では、委員より、農業生産資材安全環境調査委託料1,581万3,000円とあり、実 績では前年度200%増となっているが、どのようなことなのかの質疑に、これは昭和46年ごろに埋設 した農薬を無毒化する委託料である。平成16年度、17年度ではどれくらいの量がどの場所に埋まって いるのか調査した。その調査に基づいて、平成19年度に掘り起こして、無毒化作業を実施したもので あるとの答弁。   10款学校教育費では、委員より、児童生徒送迎業務委託料2,003万6,100円、スクールバス運転業 務委託料1,022万5,530円、そしてスクールバス借上料1,352万5,260円とあるが、それぞれについて説 明をとの質疑に、児童生徒送迎業務委託料は冬期間に児童生徒の安全確保のため、8台のバスを民間 に委託運行する。11月の第2月曜から3月の第3金曜日までとなっている。スクールバス運転業務委 託料については、旧朝日村でスクールバスを臨時バスも含めて12台所有している。そのうち4台につ いて運転業務を委託している。この運転手は非常勤特別職として雇用して行っている。スクールバス 借上料については、8台のバスのリース料であるとの答弁。   一般会計では、ほかにも多くの質疑がございましたが、ここでは主なものをご報告いたしました。   そして、質疑を終え、討論を求めましたが討論がなく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 107号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第108号 平成19年度朝日村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いた しましたので、ご報告いたします。   さしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全 員で議第108号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第109号 平成19年度朝日村国民健康保険関口診療所特別会計歳入歳出決算認定につい て審査いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 109号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第110号 平成19年度朝日村国民健康保険布部診療所特別会計歳入歳出決算認定につい て審査いたしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 110号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第111号 平成19年度朝日村老人医療特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしま したので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 111号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第112号 平成19年度朝日村簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしま したので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 112号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第113号 平成19年度朝日村みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について審査いたし ましたので、ご報告いたします。   委員より、歳入合計2億3,295万3,000円のうち、一般会計からの繰入金が5,774万1,000円とある が、これがなかったら赤字になっているのかの質疑に、いろいろ努力はしてみたが、結果的にはそう いうことになる。   委員より、今まで民間委託とか指定管理者制度の導入などの方向性はなかったのか。また、民間 からの話はなかったのかの質疑に、みどりの里運営委員会などで話し合った中では、民間委託も今後 は考えていかなければならないなどの意見も出されていた。しかし、施設の光熱費などは一括して管 理されているので、民間委託をするならば一括になる。そうすると難しくなるとの意見もあった。現 在のところ、民間業者から話をいただいたことはないとの答弁。   委員より、この会計にかかわるところの職員数はどのようになっているのかの質疑に、平成19年 度は商工観光課職員6名配置されているが、みどりの里専属の一般職員が2名、技能職員が6名、臨 時職員は男性が5名、女性が16名で、合わせて21名となっている。   委員より、売り上げにかかわるところの収入がすべて減額補正されている。その分予算編成当時 4,192万8,000円だった一般会計からの繰入金が、決算では5,774万1,000円となって、1,581万3,000円 も多くの一般会計からの繰入金が必要になっている。このような事業計画そのものに問題があると思 う。今後は民間委託も含め、方向性を出していただきたいとの質疑に、運営委員会ともよく協議し、 検討していくとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第113号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第114号 平成19年度朝日村蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について審査いた しましたので、ご報告いたします。   委員より、スキー場の稼働状況はどうだったのかの質疑に、当初オープンは12月22日を予定し、 3月9日までの78日間であったが、天候の都合で1月16日から3月9日までの54日間となった。   委員より、当初予算組みのときには稼働日数で売り上げ予想を立てていたのか。それとも実績で 立てたのかの質疑に、平成17年度、平成18年度の実績をもとにして売り上げを組んだとの答弁。   委員より、土地借上料274万2,901円とはどこの場所かの質疑に、ゲレンデ内17万8,370平方メー トルで、駐車場として1万3,069平方メートルであるとの答弁。   委員より、土地の借り上げは年間であるのか、夏場の利用を考えなかったのかの質疑に、土地の 借り上げは年間契約である。夏場の利用について検討はしてみたが、余り効果的ではないと考えてい るとの答弁。   委員より、一般会計からの繰入金が2,055万4,000円となっているが、これだけ経費を冬場でかけ るのは大変きついと思う。しかし、教育の面でプラスになるようなものがあるとか、このスキー場か ら得られるものをもっと引き出していくように努力すれば、その赤字分を解消できると思う。何かよ い対策は考えていないのかとの質疑に、合併したメリットを生かして、瀬波温泉との協力体制も含め 検討中である。なお、合併して学校の数もふえたので、旧朝日村だけでなく、広く使えるように学校 向けには教育委員会を通して教育向けに活用できるように各学校に申し入れているとの答弁。   委員より、スキー場人夫賃金752万2,600円の内訳はの質疑に、この人夫とはすべて旧朝日村の中 核農家の方々である。リフトは3班編成で15名、券売り場に女性2名、ローテーションを組んで張り つけているとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第114号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第115号 平成19年度朝日村下水道特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしまし たので、ご報告いたします。   委員より、普及率はどれくらいか。また、滞納者はどのようになっているのかの質疑に、普及率 63.2%である。収入未済額現年度分で41万8,024円の59名である。過年度分は3万3,805円の2名であ る。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第115号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第116号 平成19年度朝日村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について審査いたしま したので、ご報告いたします。   委員より、給食サービス利用者負担金として91万4,640円の収入を得ているが、その詳細につい て聞きたいとの答弁。給食サービスの利用実績は19年度の実人数で55人、3,085食であった。料金の 設定は1食300円で提供している。おかずだけでよいという方には1食270円で提供しているとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第116号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第117号 平成19年度朝日村水道事業会計決算認定について審査いたしましたので、ご 報告いたします。   委員より、有収率が82.1%とかなり低いがどうしてかの質疑に、広い地形の中で有収率が低くな っている。過去からの課題ではあったが、よい対処方法がなかったとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第117号は認定すべきものと決定いたしました。   以上で旧朝日村分の決算審査、議第107号から議第117号までの11議案は終了いたしました。   続きまして、旧山北町分として議第118号から議第127号までの10議案を審査いたしましたので、 ご報告いたします。   最初に、議第118号 平成19年度山北町一般会計歳入歳出決算認定について審査いたしましたの で、ご報告いたします。   歳入全款では、委員より、固定資産税の徴収猶予はあるのか。その期日はの質疑に、都市猶予は ある。許可した日付は平成20年3月21日であるとの答弁。   委員より、平成18年度と19年度の2年分、1,924万円について徴収猶予の申請が出され、許可を したということでいいのかの質疑に、そのとおりである。   委員より、地方税法の徴収猶予にするための要件があるが、どの部分で徴収猶予をしたのか聞き たいとの質疑に、地方税法第15条の3に、納税者または特別徴収義務者がその事業を廃止し、または 休止したときがあり、そして最後の5の部分に前各号の1に該当する事実に類する事実があったとき と記載されている。実際には事業を廃止や休止していないが、経営的に苦しく、再生を検討している ということで、3、そして5に該当するということで判断したとの答弁。   委員より、地方税法によると徴収猶予を許可するためには原則50万円以上は担保をとらなければ ならないようになっているが、なぜ担保をとらなかったのか。知らなかったのかの質疑に、確かに地 方税法第16条にそのことが載っていることは知っていた。しかし、ただし書きに担保が徴収できない 特別な事情がある場合はこの限りでないという条文がある。また、大変苦しい経営状態であったので、 特別な事情があった場合を当てはめたとの答弁。   委員より、今までの説明の中では徴収猶予に当てはまる要件には至っていない。つまり地方税法 第15条の3のその事業を廃止し、または休止したときといっても、実際には営業しているのではない か。また、地方税法第15条の5では、前各号の1に該当する事実に類する事実があったときとは解釈 の違いかもしれないが、そのようなことにも当てはまる事実もない。また、地方税法第16条の50万円 以上の場合は担保をとることを原則としているにもかかわらず、そのことも実行していない。つまり この団体は徴収猶予を受ける要件を満たしていない団体であると判断せざるを得ない。このような見 解からいくと、当時の山北町は法律違反をしてまで、組合とはいえ一民間団体に優遇するような措置 をなぜとったのか、疑問でならない。一部の企業団体や一部の住民だけが優遇される税の徴収方法は、 公平、公正さに欠けるものである。これは問題である。また、他市町村に比べ、旧山北町の税の徴収 率が89.1%と極めて低い。他市町村では徴収推進員や納税組合などを通して徴収に努力しているが、 旧山北町にはそのような努力が見当たらない。どのように考えているのかの質疑に、副市長より、長 谷川議員の一般質問でも答弁したように、副市長としての立場としてどうのこうの言える立場ではな い。今後どのように推移していくのか、その事業所が軌道に乗るような事業展開について一生懸命に なっていただきたい。この件に関して、法律的なことも踏まえてまだ理解が不足しているので、ここ までの答弁しかできないとの答弁。   委員より、この団体は第三セクターでもない。公社のように職員が派遣されている団体でもない。 つまり民間企業である。そのような団体で、税の徴収猶予を受けている企業に対して、6月に村上市 として補助金を支給することを決めているわけである。しかし、この事実を知った限り、議会として 黙っているわけにはいかない。これが職員が勝手にやってしまったことで知らなかったとか、合併が ゆえに失職した前の首長がやってしまったことで知らなかったとかであればまだ追及のしようもない が、その許可を出した首長が現在の村上市長であるからなおさら問題である。しかも、許可を出した のがことしの3月21日であるならば、市町村合併前にすべり込みで許可をして、また自分の選挙絡み になっているのではないのかと言われてもしようがないのではないか。そして、議会としてももう一 つの問題は、このような税の徴収猶予の問題が表面化している企業に、6月議会で多くの議員が知っ ていたら、平成20年度予算の取り扱いも違っていたと考えられるとの意見も出された。   委員より、徴収猶予を申請してきたのはいつかの質疑に、平成20年3月18日であるとの答弁。   委員より、3月18日に申請してきて、それを3月21日に許可を出すことができるのか。通常では 考えられない。どのようなルートで許可が出たのかの質疑に、担当課に申請が上がってきて、担当課 長、そして旧山北町では助役、収入役がおりませんので、そのまま町長が決裁ということになる。   委員より、ということは、そのような徴収猶予という大事な申請を審査するような委員会などは なく、そのまま担当として、そして担当課長を経て町長ということになるのかの質疑に、そのとおり であるとの答弁。   委員より、徴収猶予はいつまでの期限か。また、今後の対応策はあるのかの質疑に、猶予期限は 平成21年2月28日までである。なお、現在はこのスギトピア岩船については、県と協力し合って事業 再生中である。再生に向けて努力している最中であるとの答弁。   スギトピア岩船にかかる歳入歳出の部分の質疑は絶えることなく行われるため、議事進行の都合 上、この時点でスギトピア岩船の質疑につきましては、この会計の最後に一括して質疑をすることと し、その他の部分について質疑をし、質疑を求め、委員会審査を進めることにしました。   その後、歳入全款の質疑に戻りましたが、その他さしたる質疑なく、質疑を終えました。   歳出についての質疑もまた、スギトピア岩船には最後に一括質疑として、それ以外についての質 疑を款ごとに進めることといたしました。   第2款総務費では、委員より、集落嘱託員1,433万6,400円の内訳はの質疑に、集落の区長は年間 の基本報酬が7万6,000円であり、1世帯当たり4,300円がプラスされることになる。現在、集落区長 49名が対象となっているとの答弁。   委員より、役場庁舎建設基金積立金2,879円とあるが、現在は幾らあるのかの質疑に、現在基金 として102万1,365円が積み立てられているとの答弁。   第3款民生費では、委員より、配食サービス事業委託料6万9,930円とあるが、どのようなこと かの質疑に、NPO法人お助け山北に委託している。65歳未満で障害者の方が2人いて、その方々に 配食を行ったということであるとの答弁。   第4款衛生費では、委員より、医療費助成費439万5,704円の乳児医療給付費58万9,842円、乳児 医療給付費380万5,862円の人数的にどのようになっているのかの質疑に、乳児については356人、幼 児については367人との答弁。   第10款教育費では、委員より、教員住宅管理経費として12万9,374円とあるが、現在何人が利用 しているのかの質疑に、教員用住宅の勝木では単身用5戸のうち2戸入居、世帯用2戸のうち2戸入 居、そして大川谷では単身用5戸ですべて入居、世帯用2戸で2戸入居であるとの答弁。   委員より、いじめ対策委員会委員5万5,200円とあるが、いじめが原因で不登校につながってい る場合が多いが、山北地区での不登校の人数はどのようになっているのかの質疑に、不登校の関係で は30日以上は中学生8人、小学生3人となっている。   その他さしたる質疑なく、ここで委員会審査当初に議論がありましたスギトピア岩船の件を審査 の対象として取り扱うこととしました。なお、審査の内容が企業名、個人名などが名指しで出される 可能性があるため、委員了承のもと、委員会審査から一たん協議会に切りかえ、協議をすることにな りました。したがいまして、協議の詳細についてはご報告いたしませんが、協議された概要について、 ポイントをご紹介いたします。   1つ目、徴収猶予許可は許可をする条件に事実関係として該当するところがなく、また担保もと っていない。これは地方税法に抵触していると考えられること。   2つ目、徴収猶予許可が本年3月31日であり、市町村合併前、つまり旧山北町が解散する前すれ すれに出されていることと同時に、本年4月27日に実施された市長選挙との選挙運動との関係も指摘 されること。   3つ目、スギトピア岩船に対して徴収猶予許可を出した山北町の当該首長が現在の村上市長であ り、その事実を知りながら、6月議会でスギトピア岩船に対する補助金支出の議案を上程しているこ と。   4つ目、一民間企業だけが優遇されるような公平、公正性に欠ける税の徴収方法は、一生懸命納 税義務を果たしている企業や市民の納税意欲を低下させるだけでなく、一生懸命徴収作業に当たって いる職員の就業意欲まで欠落させてしまうことになる。このような行為はリーダーとしての人格に欠 けること。   5つ目、スギトピア岩船の決算内容も含め、議会から問題視され始めて資料が出される。みずか らこの問題を問題として取り上げようとしない姿勢に問題があること。概略このような内容で協議会 で協議が進められましたことをご紹介します。   なお、協議会は約1時間半にも及びましたが、何ら決着つかず、委員長として採決をどのように したらよいのか迷いました。   そこで、委員に対してスギトピア岩船の内容については、決算審査特別委員会として議長並びに 議会運営委員長に対して調査特別委員会を立ち上げることを考えていただきたい旨を申し入れること を前提として、つまりこの会計決算審査は附帯決議として採決を諮ることを委員に諮りました。その 結果、委員全員の賛同が得られました。   そのことを前提として討論を求めました。反対討論として、委員より、今回のような徴収猶予は 旧村上市においてもあり得ないことでした。また、今回スギトピア岩船の不明朗な決算というものも 見えてきた。調べていけば調べるほど、非常にわかりにくい内容であり、国県の補助金についても取 り扱いに不明朗な点も多い。歳入では1,924万円もの滞納をしているにもかかわらず、何ら説明も不 明朗である。したがって、反対するとの討論。   委員より、行政の仕事は地域の住民にとって公平でなければならない。この審査を通じて、行政 手続の問題やその判断についても問題が多過ぎる。今まで議員として長年にわたり決算を見てきたが、 このような決算は初めてであり、到底考えられないようなことが起きている。地方財政法では、地方 自治体の長は住民から公平に納税された税を財政において正しく運用する責務があると明記されてい る。そのような観点からも、まだまだ解決されなければならない問題点もたくさんあると思うという ことで反対するとの討論。   次に、賛成討論として、委員より、反対討論を行った委員の方々の意見も十分にわかる。先ほど 委員長から採決する中で、調査特別委員会の設置を議長並びに議会運営委員会委員長に申し入れて、 そこでなお進んだ議論をしていただこうという委員長の裁定に賛成をいたしますので、これを賛成討 論とするとの討論。   委員より、さきの賛成討論者と同様の意見である。スギトピア岩船にはいろいろな諸問題がある。 この問題が決してうやむやにならないように、そこで委員長が議長に対して調査特別委員会なるもの を立ち上げ、進めるように申し入れるということを言っている。それについて我々決算特別委員会の 委員もそのことを強く申し入れて、必ず調査特別委員会を立ち上げて、その中で問題を追及していた だくことを前提に、この会計決算には賛成するとの討論。   ほかに討論なく、起立採決を求めた結果、起立多数で議第118号は認定すべきものと決定いたし ました。   次に、議第119号 平成19年度山北町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 119号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第120号 平成19年度山北町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 120号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第121号 平成19年度山北町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査いた しましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 121号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第122号 平成19年度山北町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についてを審査いたし ましたので、ご報告いたします。   委員より、奨学金を利用した方で、実際に旧山北町に住まれている方は何人いるのかの質疑に、 この制度は昭和56年から行っている。その経緯の中で、この奨学資金を利用された方が旧山北町にど れだけ住まれて活躍しているかは把握していない。   委員より、奨学金の貸出金の回収はうまくいっているのかの質疑に、現在のところうまくいって いるとの答弁。   ほかに質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員 で議第122号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第123号 平成19年度山北町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを審査いたし ましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 123号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第124号 平成19年度山北町集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で、議 第124号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第125号 平成19年度山北町工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   さしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全 員で議第125号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第126号 平成19年度山北町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを審査いたし ましたので、ご報告いたします。   委員より、配食サービスの委託形態と人数についてどうかとの質疑に、人数は延べ499人分であ る。1食630円で、NPO法人お助け山北に事業委託をしている。3,987食分である。   委員より、副市長へ、5市町村によって配食サービスの形態が全く違う。これは今後に向けて地 域性も含め、一番よい方法をとらえて検討すべきだと思うがどうかとの質疑に、地域の実情に合った サービスを考えて継続していく。今後も検討していくとの答弁。   ほかにさしたる質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、 起立全員で議第126号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第127号 平成19年度山北町情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定についてを審査い たしましたので、ご報告いたします。   質疑なく、質疑を終え、討論を求めましたが討論なく、起立採決を求めた結果、起立全員で議第 127号は認定すべきものと決定いたしました。   以上をもちまして、旧山北町の議第118号から議第127号までの10議案を審査し、終了いたしまし た。   これで決算審査特別委員会に付託された55議案すべての審査が終了し、すべてが認定すべきもの と決定いたしました。   このたびの決算審査を進める段階で、これまでの旧市町村で同じような事業を展開していても、 委託料が全く違っていたり、また委託形態も全く違っていたりする部分がかなり見受けられました。 これらの問題点は早急に解決しなければならない課題だと指摘いたします。決算審査を通して、同じ 村上市にいながら、地域間格差が既に大きく生じている事実を改めて確認いたしました。財政の健全 化を第一として、この地域間格差是正に努めていただきたいと思います。今回の決算審査が来年度以 降の理事者側の予算編成並びに事業作成に大きく貢献することを切に望むものであります。   以上、55議案の報告を終わります。ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 大変長時間にわたる報告、委員長はじめ決算特別委員会の皆さん方にまず、 本当にそのご苦労に感謝をしたいというふうに思います。   大変もう55本の議案でありますから、幾つかあるのですが、あっちこっち飛んでもうまくありま せんので、最後のほうに報告された議第118号について3点お伺いいたします。   まず、第1点は、いろいろ特別委員会での討議の結果、さらに問題を追及したり、あるいは不明 な点を論議する場として決算認定は賛成をされた方も一緒に、調査特別委員会の設置を議長及び議運 に申し入れるということで、今報告は承認されたというふうに聞いたのですが、そうすると議長及び 議運に調査特別委員会を設置してほしいという条件つきでの認定と理解していいわけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) これは委員長として採決をしようと考えた中で、本来はあっ てはいけないことなのでしょうけれども、議論が絶えないので、いわゆる先ほど報告したように、ス ギトピアの件に関してみれば、これは調査特別委員会を立ち上げていただきたいということを協議す るというか、そういう形で私が持っていったと。実を言うと、気持ち的には調査特別委員会をもう少 し歯切れよく、立ち上げることを前提としてという強い表現で臨めばよかったのでしょうけれども、 委員の方々から後でちょっとブーイング出た部分もございますが、私としてみれば立ち上げていただ きたいという思いでは、そこを抜けて、したがってそこを議長、議会運営委員会に対して立ち上げて いただきたいという思いで、それをもって決裁していただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) なかなかわかりにくい、しかもその118だけでなくて、一番最後に以上で55 本の議案全体を認定すると、そこにもひっかかってくるものですから、今お聞きしました。   その結果、きのうの新聞報道によると、結局特別委員会が申し入れた調査特別委員会の設置とい うのは、結局結論が出なかったというように報道されていますが、決算特別委員会の皆さんが本当に 一生懸命に討議したこの申し入れについて、議長あるいは議会運営委員長からどのような理由でこの 設置ができないのだというふうに連絡というか、報告を受けておりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) 議会運営委員会に申し入れた内容については、特別議会運営 委員会の委員長並びに議長からは報告は受けておりません。しかしながら、私も説明員としてそこに 居合わせたわけでございます。その中では、議会運営委員会ではいろいろな議論はございましたが、 意見の一致を見なかったということで私は判断しておりますし、また本来であれば申し入れた限りは、 それは私どもの決算特別委員会のほうに戻された上で、そういうことだったということを本来は委員 会を開いた上で、そして再度採決に踏み切るという手法もあったのかもしれません。   ところが、時間的に余裕がないということ1つと、もう一つは最終的には委員会で決を出したと しても、最終本会議、きょうこの場での採決となることがわかっておりましたので、それは私は特別 報告を自分から請求しようとは思いませんでした。内容がわかっておりましたので、きょうの私のこ の報告のもとでの採決に踏み切った中で可決されるか、あるいは否決されるかはわかりませんが、一 応そのことを状況をもって、各議員に対応していただきたいということで考えておりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今の答弁の中段にあった、その決算特別委員会に戻されて、決算特別委員会 でではどういうふうな対応をするかということを協議する私は必要があったのだなというふうに思い ながら今聞いたのですよ。というのは、これは予算、決算、いわゆるどこにでも出てくる問題、今後 も。今回5市町村のが一括して特別委員会をつくって審査認定をするということだけでなくて、今後 もあり得ることだから、この決算特別委員会の申し入れたことに、私はもう少し特別委員長としては こだわってほしかったということも含めて質問終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほか。   冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 今、決算委員長からかなり詳しく報告がありましたけれども、委員長報告 の一部に承服しかねる分もありますので、このことについて委員長としての委員会の采配について疑 義を持つので、お聞きいたします。   議第118号は起立多数で認定すべきものという結論で、報告でありましたけれども、先ほどから 委員長報告の中にもありましたように、いろいろ議論が紛糾をして、そして最終的に委員長の裁定と いう形でそれを了とするというのが多数であったという結論でありますけれども、当然のことながら 調査特別委員会を設置を求めるということは、当然その問題についてまた改めて深く議論がされるも のというふうに我々は受け取ったわけでありますが、今の委員長の答弁ではそこまではっきりしなか ったという言い方もされておりますけれども、我々から素直に聞いてみれば、確かに今回の決算審査 というのは3日間で、5市町村並びに広域の決算を全部やったわけでありますから、相当大変だった ということはわかりますし、委員長の強力なリーダーシップでぐんぐん委員会を進めてこなければで きなかったという面はあるとは思いますけれども、しかし我々とすれば最終日の午後からになりまし たこの第118号については、あのときの議論からすれば、ちょっとこれはこのままではなかなか結論 が出ないなというふうに私らも思いました。そして、時間延長は当然のことながら覚悟してやったわ けでありますけれども、それは委員長の先ほどの言ったような見解で、私たちは当然特別委員会が設 置されるもの、そこで問題点は解明されるものと、こういう受けとめをして、それに私も賛成をした ということでありまして、結果的には賛成多数で認定をするというふうに、起立多数で認定すべきも のという結論になりましたけれども、あのときの雰囲気からすれば、場合によっては認定多数になら なかったのではないかという感じさえも私は印象として受けたわけでありまして、とても今の委員長 報告について、すんなり了承するというふうにはできないと。強引な委員長のやり方、ああいうやり 方ちょっと問題があるのではないかという、非常に私は思っておりますので、ちょっと委員長の見解 をお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) その点に対してみれば、さっきの滝沢議員からもご指摘のあ ったように、本来附帯させての決議に持っていくことそのものがふさわしくないということは認識し ておりました。ただ、言われるように冒頭の歳入の質疑でも相当な議論がございました。なおかつ進 めていく間では、歳出の中でも相当出てくるのも予測できました。出てきたわけでございます。それ で、協議会に切りかえて、さまざまと休憩も挟みながらお話しした中では、私は今回のこの採決に至 っては、とりあえず議長、そして議会運営委員会のほうにその調査をしていただきたいという気持ち たっぷりで申し入れたのですが、ご存じのように議会運営委員会では一致見なかったと。本来そこで もう一度決算特別委員会、この報告が終わるまでは継続しているわけですから、再度開催して、その 趣旨を皆様にお知らせして、そして委員皆さんにお知らせして、再度そのことを附帯を除いた上で、 附帯決議の附帯する部分を除いた部分でどうかというのを私は今になって採決に臨んでおけばよかっ たと、強く反省するところでございます。したがいまして、恐らくもう一度、再度採決し直せば、委 員会としてはもしかして否決というか、決定されないという可能性も十分にあり得た問題だったなと は、今ごろになって私反省しております。   したがいまして、きょうこの場で採決になろうかと思いますが、そのときに皆様の方向性を態度 であらわしていただければとは思いますが、一応そこまでしか言いようがございませんが、よろしい ですか、こういう説明で。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 終わったことでありますから、今さら差し戻しだとかいうふうには、これ はできませんけれども、当然のことながら私は、議会運営委員会の私も委員でありますので、その中 で、議論で通るのかなと。あるいはきょうは最後に議長のほうから追加議案としてあるのかなという ふうに思ってはいたわけでありますけれども、そういうものがないところを見ると、委員長の判断が ちょっと間違ったのではないかという、また私らの受けとめ方も問題はそれはあるかもしれませんけ れども、どうもその委員長の采配について、まだいまだもってすっきりしないものがあるということ だけを申し上げて終わりたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) これは議会の権限の中で、今回は例えば98条というのは検査 権でございます、検査権。検査権と、100条の調査権がございます。通常は決算審査委員会が付託さ れるときに、98条も附帯事項としてついていくべきだろうと思いました、今回。そうすれば、決算審 査委員会のところで、98条を行使できるようになると。98条というのは、つまりが監査委員に来てい ただいて、出席していただいてお話を聞くとか、あるいはもう少し詳細な行政側の資料を閲覧すると か、そういう行為そのものが98条でございます。98条の委員会なんていうのはあり得ない委員会では ございますが、98条を行使する決算特別委員会というのはあり得ます。そういう中でやればよかった のだろうなと、こういうふうに思います。そして、なおかつ附帯の決議をした中で、議会運営委員会 の様子、私もオブザーバーで同席していたので、それを見届けた上で、すぐに決算の審査特別委員会 を招集すればよかったなと反省しております。今後はこういうことのないようにやりますので、よろ しくお願いいたします。   以上です。 〇6番(冨樫宇栄一君) 了解しました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかありませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   お疲れさまでした。今ほど2人の議員さんから扱いについての質疑がございました。そこでお伺 いしたいのですが、3日間、冨樫議員もおっしゃいましたが、本当にうち帰ればエネルギーが何にも なくなるぐらい、自分がかかわらなかった自治体の決算に臨んで、そして今問題になっております山 北町の一般会計につきましては、本当に真剣に皆さん討議をしました。その中でいろんな問題が出て きた決算特別委員会の中身ですね。   それで、委員長にお伺いしたいのですが、決算を審査する特別委員会のその重みと、そしてその 議運の重みというのでしょうか、非常に何かこう扱いがちょっと違った、間違ったと言えばいいので しょうか、決算に関して疑問ある、それは特別委員会で本当は決めることなのではないか。それが議 運に持っていったというところに、私はきょうのような議論が出てくるもとをつくったような気がい たします。決算の特別委員会というのは、やっぱりただ名前を出しなさいと言ったわけではなく、本 会議場できっちりと承認をもらった委員会でありますし、そこの委員がしっかりと審議をした、その 上でこのままでは非常に難しいものがいっぱいあるということで、先ほどから委員長が説明があるよ うな、もっともっと審査をするべきだという流れにいったのではなかったのでしょうか。その点では、 決算審査特別委員会の重みと、議運の重みというのでしょうか、そこはどのようにお考えであのよう な采配を振ったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇決算審査特別委員長(姫路 敏君) 恐らく今岩倉議員がわきに行ってお話ししているのは、決算 特別委員会の委員なのに、委員会の委員長の報告をした後に質疑することがおかしいのではないかと いうようなことがあろうかと思います。これは恐らく今相馬議員さんも、そしてまた冨樫宇栄一さん も、決算特別委員会にいたから承服できない内容だと思うのですよ。私もわかります。決算特別委員 会で、姫路敏議員の委員長の采配のもとでやっているのに、何でこんなおかしな采配をとるのだとい うことに不満があって、それで質疑をしていると思うのです。私もなるほど今思いまして、私の委員 会の采配には非常に私は残念な、失敗したと、今反省十分しております。   それで、本当に言われるように、今後決算特別委員会が立ち上がるときには、地方自治法の第98 条も踏まえて、それをしっかりと同時に与えてあげることによって、決算特別委員会をもし設置する ならば、そうすれば今のような問題も相当解決するのではないかなと、このように私は思っておりま す。したがいまして、今回の再度もう一度招集して、決算委員の皆様にお諮りするという行為をしな かった私の行為に対してみれば、自分も十分反省しておりますし、なお委員の皆様には委員の皆様だ からこそ質疑があるのだろうと思いますが、ご理解願いたいと、こういうふうに思います。   以上です。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。 〇21番(岩倉幸治君) 休憩動議出して、会派制とっているものですから、休憩の中で相談していた だいて、すべていい方向に持っていくように事務整理の時間いただけませんか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 暫時休憩します。           午後 2時34分  休 憩                                                        午後 2時49分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) あと、委員長に対するあれはございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   議会運営委員長から発言を求められておりますので、これを許します。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 決算審査特別委員会委員長の申し入れを受け、去る9月24日午 後1時30分より、委員7名出席のもと、議会運営委員会を開催、調査特別委員会設置について協議を いたしました。その協議概要と結果についてご報告申し上げます。   最初に、姫路敏決算審査特別委員会委員長より、調査特別委員会設置の申し入れに至る報告を受 けた後、全委員から意見を伺ったところ、調査特別委員会設置については異論はないが、設置するこ とにより、スギトピア岩船について県が進めている経営肩がわりが期待できるスポンサーが逃げてし まう可能性もあり、何とか設置期日を延ばすことができないかとの意見と、徴収猶予について担保を とらなかったことなど、違法性があることから、今後このようなことがあってはならない。きちんと 調査することが必要であるとの意見の2つに分かれ、何度も協議いたしましたが、協議は平行線をた どり、結論が出ませんでした。   最後に、議長、副議長、議会運営委員長、副委員長に一任していただき、4人の協議の結果、次 の4つに集約、調整し、委員全員に提示いたしました。@、本会議の最終日に98条による調査特別委 員会の設置を議会運営委員会委員全員で委員発議をする。A、調査特別委員会名称を納税適正化調査 特別委員会とする。B、調査特別委員会委員を議会運営委員会委員と4常任委員会委員長、計12名と する。C、設置日は本日26日とし、開催については議会運営委員会正副委員長に一任する。   以上の調整案について協議をいたしましたところ、1人の委員が反対されたため、意見の一致を 見るに至りませんでした。議会運営委員会は全会一致が原則のため、協議を打ち切り、調査特別委員 会設置について合意を得ることができなかったというのが結論であります。   以上、ご報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの議会運営委員長の発言に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第79号から議第133号までの55議案について、順次採決いたします。   最初に、議第79号を採決いたします。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議があるようですので、起立により採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第79号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第80号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第80号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第81号を採決いたします。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第81号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第82号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第82号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第83号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第83号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第84号を採決いたします。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第84号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第85号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第85号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第86号を採決いたします。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第86号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第87号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第87号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第88号を採決いたします。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第88号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第89号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第89号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第90号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第90号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第91号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第91号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第92号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第92号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第93号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第93号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第94号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第94号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第95号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第95号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第96号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第96号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第97号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第97号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第98号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第98号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第99号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第99号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第100号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第100号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第101号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第101号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第102号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第102号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第103号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第103号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第104号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第104号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第105号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第105号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第106号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第106号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第107号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第107号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第108号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第108号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第109号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第109号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第110号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第110号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第111号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第111号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第112号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第112号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第113号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第113号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第114号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第114号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第115号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第115号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第116号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第116号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第117号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第117号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第118号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第118号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第119号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第119号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第120号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第120号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第121号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第121号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第122号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第122号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第123号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第123号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第124号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第124号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第125号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第125号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第126号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第126号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第127号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第127号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第128号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第128号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第129号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第129号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第130号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第130号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第131号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第131号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第132号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第132号は原案のとおり認定することに決定しました。   最後に、議第133号を採決いたします。   本案は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第133号は原案のとおり認定することに決定しました。                                              日程第7 議第134号 町の区域及び名称の変更について               〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第134号 町の区域及び名称の変更についてを議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第134号について提案理由の説明を申し上 げます。   本件は6月定例会で議決いただきました町の区域及び名称について、前回の議会への提案後に分 筆登記が行われていたことが判明し、変更ができなかった地番が生じたもののほか、前回の変更調書 に誤って記載した地番が確認されたため、変更をお願いするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定くださいますようお願いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今の市長の報告では、間違って記載がされたためというご報告でありましたが、間違いたまたま あるものでありますが、なぜそのような間違いが生じたのか、もっと詳細に教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳細につきましては、担当部課長から説明をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) それでは、お手元に配付の図面がございますが、赤い部分、これが五丁 目ということで、先回の議会でご承認いただいた件でございます。その際に、青く塗られている部分、 この横に大きい地番がございますが、この3558の1番から6月の20日に分筆されていたということで、 法務局のほうからご連絡ありまして、先回の議会にはこの違うというのが載っていなかったのです。 そういうことで、この中を精査したら、やはり分筆されたところが3筆ほどあったということで、本 来五丁目として表示すべきものが、この青いところでございます。それから、4筆ですね、これが五 丁目とすべきところでございます。それから、左上のほうに3筆ございますが、この部分につきまし てもその報告を受けて、本来一丁目とすべきところを五丁目ということで、先回の議会に間違って出 したということで、今回一緒に訂正させていただくということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 図面で左側の上のほうにありますこの訂正区域には、現に住居というのです か、住んでいる方等は関係はない場所なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(阿部正一君) 住宅もしくは全然建っておりません。今、これが写真でございますけれ ども、草の状態でなっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 直接関係はないかと思うのですが、先日あるマスコミの記事に、市長がここ の開発の竣工セレモニーに出席という記事を見たのですが、市長はどのような立場で出席されたので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 市長という立場で出席しました。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第134号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第134号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議員発議第8号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議員発議第8号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出 についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   15番、小池晃君。           〔15番 小池 晃君登壇〕 〇15番(小池 晃君) ただいま上程されました議員発議第8号 新たな過疎対策法の制定に関する 意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る9月17日に開催されました総務常任委員会協議会で了承された意見書の提出であり ます。   賛成者は、滝沢武司議員、瀬賀秀雄議員、小野七五三議員、石嶋修平議員、大滝久志議員、岩倉 幸治議員、そして提出者は私小池晃でございます。   意見書案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土 交通大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第8号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第8号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第9号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める              意見書の提出について                  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議員発議第9号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな 制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   23番、大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) ただいま上程されました議員発議第9号 「協同労働の協同組合法(仮 称)」の速やかな制定を求める意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る9月18日に開催されました市民経済常任委員会協議会で審査され、願意了承された 陳情に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、中山悌一議員、鈴木いせ子議員、板垣栄一議員、山田昭夫議員、山田勉議員、三田敏 秋議員、齋藤信一郎議員、そして提出者は私大滝国吉でございます。   意見書はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、お示しのとおりでございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第9号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第10号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度の堅                持をはじめとする教育予算の拡充」を求める意見書の提                出について                     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議員発議第10号 「30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制 度の堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第10号 「30人以下学級の実現、義務教育 費国庫負担制度の堅持をはじめとする教育予算の拡充」を求める意見書の提出についてを会議規則第 14条の規定により提出いたします。   本案は、去る9月19日に開催されました厚生文教常任委員会で審査され、採択すべきものと決定 された請願に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、川崎健二議員、そし て提出者は私川村敏晴でございます。   意見書(案)はお手元の配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第10号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第11号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める意見書の提出に                ついて                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員発議第11号 「後期高齢者医療制度の廃止」を求める意見書 の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   8番、小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) ただいま上程されました議員発議第11号は、「後期高齢者医療制度の廃止」 を求める意見書の提出であり、この意見書案を会議規則第14条の規定により提出させていただくもの です。   本案は、去る9月19日に開催されました厚生文教常任委員会で審査され、採択すべきものとして 決定された請願に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、長谷川孝議員、相馬エイ議員、そして提出者は私小杉和也であります。   なお、本文は既に配付のとおりでありますので、詳細は省略させていただきますが、補足説明で もありましたように、2006年に健康保険法の一部を改正する法律として成立し、2008年4月から70歳 以上、74歳以下の被保険者の窓口1割負担を2割に、75歳以上の被保険者は国民健康保険制度から切 り離し、新たに後期高齢者制度を創設し、保険料を年金から天引きするといった制度は世論調査でも 多くの反対のあるところです。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。   議員皆様の賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。   板垣千代子さん。           〔1番 板垣千代子君登壇〕 〇1番(板垣千代子君) 反対意見を述べさせていただきます。   我が国は世界最長の長寿国です。平均寿命は男性79歳、女性86歳です。現在、75歳以上の方は約 1,300万人、100歳以上の方は約3万2,000人の方がいらっしゃいます。このことは、日本が世界に誇 れるすばらしいことと喜んでおります。また、ほかの国に比べ、日本がいかに安心、安全な国である かがおわかりになるものと思います。   しかし、少子高齢化が急速に進む我が国では、75歳以上の医療費が増大し続けております。65歳 未満の方の1人当たりの医療費は14万円、65歳以上74歳未満の方の1人当たりの医療費は51万円、75 歳以上の方の1人当たりの医療費は78万5,000円となっております。すべての国民が安心して医療が 受けられる国民皆保険制度を維持するため、国民みんなでしっかりと支え合う制度です。後期高齢者 医療制度を廃止し、従来の老人保健制度に戻すだけでは何ら問題の改善にはならず、かえって混乱を 増すだけです。なぜなら2000年の参院国民福祉委員会で、新たな高齢者医療制度の創設などを求める 附帯決議を、共産党を除く与野党で可決しているのです。その当時、既に老人保健制度は高齢者社会 の進展の中で、安心の医療が確保できないということが与野党の共通認識でした。   今回、4月からの後期高齢者医療制度の導入に当たり、高齢者の皆様に配慮した説明や準備が不 足していただけでなく、保険料の徴収ミスが起きるなど、制度本来の趣旨に関係のない部分で多くの 皆様にご迷惑をかけ、誤解を与えてしまったことは残念でなりません。また、福田前総理も高齢者の 方々の気持ちを心ならずも傷つけた、率直におわびしたいと申し上げておりました。また、現麻生総 理、舛添厚生労働大臣も制度はよいが、見直し、改善に取り組んでいくとのことでありますので、廃 止には反対いたします。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議員発議第11号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第12号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにす                るために、私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出                について                            議員発議第13号 子どもたちが学費を心配せず私立高校で学べるようにす                るために、私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出                について                      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第12号及び議員発議第13号の2議案についてを一括して 議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第12号及び第13号は、いずれも子どもたち が学費を心配せず私立高校で学べるようにするために、私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出 についてであり、会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る9月19日に開催されました厚生文教常任委員会協議会で審査され、願意了承された 陳情に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、いずれも板垣千代子議員、小杉和也議員、相馬エイ議員、長谷川孝議員、川崎健二議 員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   意見書案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   議員発議第12号の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、総務大臣、 経済産業大臣。   議員発議第13号の提出先は、新潟県知事であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第12号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第12号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第13号について討論を行います。   討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第13号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第13号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第14号 道路特定財源の一般財源化に伴う地方の道路予算確保に                関する意見書の提出について             〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議員発議第14号 道路特定財源の一般財源化に伴う地方の道路予 算確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   11番、平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) ただいま上程されました議員発議第14号 道路特定財源の一般財源化に伴う 地方の道路予算確保に関する意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、本間清人議員、姫路敏議員、冨樫宇栄一議員、板垣一徳議員、木村貞雄議員、小田信 人議員、そして提出者は私平山耕でございます。   意見書の案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、経済 財政政策担当大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第14号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第14号は原案のとおり可決されました。                                              追加日程 議員発議第15号 地方税の徴収及び延滞金に係る違法確認等に関する不正疑               惑調査特別委員会の設置について 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま本間清人君から3名の賛成者とともに議員発議第15号 地方税の徴 収及び延滞金に係る違法確認等に関する不正疑惑調査特別委員会の設置について提出されました。   この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございません か。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員発議第15号は日程に追加し、審議することに決定しました。   議員発議第15号 地方税の徴収及び延滞金に係る違法確認等に関する不正疑惑調査特別委員会の 設置についてを議題といたします。   事務局から議案を配付させます。           〔議案配付〕 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) ただいま上程されました議員発議第15号 地方税の徴収及び延滞金に係る違 法確認等に関する不正疑惑調査特別委員会の設置について、上記の議案を別記のとおり会議規則第14 条の規定により、提出をいたします。   賛成者は冨樫宇栄一議員、小杉和也議員、小池晃議員、そして私提出者本間清人でございます。   提出内容は、1、調査事項といたしまして、地方税の徴収及び延滞金に係る違法確認等に関する 事務調査でございます。   2、調査の方法、(1)、特別委員会を設置し、委員14名により本件調査が終了するまで閉会中 も継続して調査を行う。   (2)、本件の調査は、地方自治法第100条第1項の規定により、選挙人その他の関係人の出頭 及び証言並びに記録の提出を請求する権限並びに同条第10項の規定により団体等に対し照会をし又は 記録の送付を求める権限を本特別委員会に委任する。   (3)、本件の調査は、地方自治法第98条第1項の規定により、1に掲げる事項に関する書類及 び計算書を検閲し、市長その他の執行機関の報告を請求して当該事務の管理、議決の執行及び出納を 検査する権限を本特別委員会に委任する。   (4)、本件の調査は、地方自治法第98条第2項の規定により、監査委員に対し、1に掲げる事 項に関する監査を求め、監査の結果に関する報告を請求する権限を本特別委員会に委任する。   3、本特別委員会に要する経費は、本年度において15万円以内とする。   以上が提出内容でございます。   このたび今回の定例会におきまして、村上市民はこのたびの税金滞納には大変関心が大きいと思 います。それは村上にあらゆる市民や企業、皆様が税金を払うのも大変厳しい生活環境、経済環境の 中で、汗をかきながら税金だけは払わなければということで頑張っているわけでございます。そのこ とを市長は本当にわかっていらっしゃるのでしょうか。   このたび問題になりました企業に関しましては、長谷川議員の一般質問や決算審査で表面化いた しました。市長は税金滞納、また猶予に関して市民には申しわけなかったという言葉すらありません でした。本日の朝の冒頭では、議員にはご迷惑をかけたというあいさつではございますが、議員も一 市民、県民、国民でございます。市民、県民まで今この問題が新聞にも大きく報道されている。そう いう謝罪の言葉がない。市長の態度、また今市長の考えを問いただすものでございます。   また、滞納問題がこのたびいろいろな方面から報道関係、また風聞、いろんな問題を今起こして おるわけでございますが、その問題とされる企業は、報道が出た途端、即日税金を完納した。その辺 に関しましても、非常に私はおかしいことだと思っております。払えば済む問題ではない。市長は、 払えば済むといいと思っているのかどうか。このスギトピアに関しましては、山北町時代に消費税も 立て替えた記憶があると前山北町議の方が話しておりました。大滝市長は山北の町長時代、そういっ た記憶があるのでしょうか。   もう一つ、この企業に関しまして、ある理事から破産をすると補助金の十数億が山北町で返還を しなければならないという風聞を聞きました。そうすると、山北町は破産する。町長も同じだ。早く 合併をして、村上市に借金を押しつけたほうがいい。本当にそういう話が、事実は近いうちに明らか になることだと思います。   また、このたびの審査の中で見せていただいた決算書も、私は実におかしい、そのように感じま す。市長も商業科の卒業であれば、かなり帳簿のほうもわかるはずだと思います。私の直感では、扮 飾決裁、二重帳簿、いろんな問題も本当になければいいのですが、本当にあった場合には非常に困る 話になるのではないでしょうか。   こんないろいろな問題がありますこのたびの企業、まして多額の補助金を導入した事業でありま す。事業の成功と産業の進展には、ここで議会がしっかりと私はチェックしなければ、だれのための 議員かと言われることは間違いありません。圧力をかけられた議員さんも中にはいることでしょう。 私は市民から選ばれた議員です。汗をかいた市民の税金がどう使われているか、税金がどう生かされ ているか、しっかりと百条委員会を立ち上げて調査し、市民に公表する責任があるのではないでしょ うか。   私はまだまだ新人の若僧議員ではございますが、何年も、何十年も大先輩の議員さん、ぜひ公正、 公平な判断をいただきますようお願いを申し上げまして、この百条委員会の設置を議案として提案い たす次第でございます。   よろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまでございます。私もその発議には賛成しているのですが、ちょっ と確認しておきたいことが何点かございます。   先般の議会運営委員会の中でも、委員の方々の中でいろいろ協議されて発言のあった内容なので すが、百条委員会を今すぐ設置しないほうがよいと、こういう発言がございました。そういう発言、 意見が議会運営委員の中から出されて、その理由としてせっかく事業を資金的にも面倒見てくれる会 社が見つかりそうなのだと。商談が決まりそうなのだと。そんなときに、議会が百条委員会というふ うに騒ぎ立てると、この取引がうまくいかなくなるとか、そういったことが出てくるのだよと。例え ば買うほうの立場になってみなさいよと。資金協力を含めて再生しようという取引会社の立場だった ら、引いてしまうではないかと。こんなことを議会がしていいのかと。このようなことを言われてい る委員の方がいらっしゃいました。   今発議されている提案者の本間議員のほうでは、こういったような発言に対してみれば、同じ議 会運営委員会の委員でその当時あったのでしょうけれども、とりあえずこの提出者、提案者としてち ょっと聞いてみたいと思いますが、お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) いろいろな議員の考え方の違いはあろうかと思います。私も当然その審査の 中にいた一員としていろいろ発言もさせていただきました。そういった企業を買う立場の側として見 れば、逆にこういった公の場でその事業内容が明らかになり、また今その事業が抱えている問題を公 の場で確認していただけることに関しましては、逆に私はありがたいことなのではないかなと感じて おります。   その議員さんの考え方いろいろありますが、そのおっしゃられた議員さんも、やっぱり臭い物に ふたをして、きれいなものだけを表面に見せて、それをさあ、どうだということではなくて、やっぱ り洗いざらいというか、すべてを本当にさらした状態でそのスポンサーの方、そういった方に協議を し、後で問題が発覚したときに、何倍にもはね返ってくるような問題をやはり背負わせるわけにはい かないと私は逆に思います。そういった意味で、きちっとこの議会での調査が必要ではないかと感じ ております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私も今の提案者と同感的なところがございます。確かに騒ぎ立てるという視 点で見ればそうなのかもしれないですが、逆に後でそんなことが発覚して、おいおいおい、信頼関係 でせっかく投資、大きなお金をかけて買ったのに、そして引き受けたのに、こんな問題があったのか と。逆に後から出てきたら大変なことになります。さきにきちんと調べておくべきだろうと、私もこ ういうふうに思います。   あともう一つは、これも議会運営委員会の中で私が聞いている中でのことですけれども、調査特 別委員会、調査するのはいいのだろうと。ただ、所管の常任委員会があるではないかと。常任委員会 でもう一度、再度、常任委員会で何かスギトピアさんのほうに視察に行っているみたいなのですが、 もう一回常任委員会でそれを調べた上で、必要があれば調査委員会というやり方のほうがいいのでは ないかと、こういうような意見もございました。私的にもそれはちょっと違うのではないかなとは、 私はそう思ったのですが、これは発議者のほうでは、これはどういうふうにとらえておりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 確かに所管する常任委員会という意見もございました。内容をどのように調 査をしていくかというものを見えていないところで、なかなか調査のしようが私はないのではないか なと。決算審査特別委員会でも発見されたいろいろな問題が今回出てきたわけでございますから、そ ういった問題点を検査したり、また調査したりすることを常任委員会と、また特別委員会を設置する ということとは、私は全く内容が違うことと認識をしております。   姫路議員も決算審査の委員長をやられていて、その中で発言をされてきたかと思います。本来決 算審査の特別委員会で決算審査をするときには、通常地方自治法98条の検査権を行使をして、一緒に 付託されていることが通例だというようなことを申しておりましたが、したがいまして、その決算委 員会で地方自治法の98条を行使し、監査委員の監査請求、または行政側に必要書類の検閲など、検査 権を活用するべきであったのではないかと私は考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 最後になりますが、3問目ですので。   今回の調査特別委員会が立ち上がった限りは、何かしらのやっぱり効果がなければいけないと思 います。私はここでスギトピアがしっかりと身の潔白を明かす、その場だと思うのですよ。いわゆる 調査委員会がしっかりと調査しても、何もなかったではないの、正しかったよと言われて初めて市民 に対して胸を張ってはねつけることのできるような林業振興が必要なのだろうと。そのための調査だ ろうと。先ほど臭い物にふたをしてという言い方しておりましたけれども、本当にそういうことで、 そのものを長引かせていいのか。逆に身の潔白を明かす場として百条委員会をあえて受けて立つのが 本来のあり方だろうと、このように思いますが、これは発議者はどういうふうに考えておりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 先ほども申し上げましたように、私も議員である前に一市民、一県民、そし て国民でございます。国県という補助金等も使っている関係もございます。できることであればこの 調査委員会の中で、きちっと明白にいろんなものをさらけ出して、今言われたように身の潔白を証明 することができれば、それにこしたことはないわけでございます。私もこの調査委員会を設置する議 案提出に当たりまして、何もその問題ある企業をどうのこうのしようということではございません。 逆に行政側の長たる現市長が、その違法的な、違法の疑惑がある徴収猶予をしたということに関して、 私は一番問題視にしていきたいと思っております。そのことも含めて、この調査委員会できちっと明 白にすることが市民に対して、またもう新聞報道あれだけ出ましたので、堂々と県民に対しても、国 県に対しても、身の潔白を証明する、そういった機会ではないかと私は感じております。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。   ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。   最初に、議員発議第15号に反対の討論を許します。   大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) 反対討論をさせていただきます。   本件に対しては、先般の本議会及び決算委員会でも再三執行部側の説明がありました。そのとお り、本件は税法に基づいて処理されたものと私は理解しております。地域林業の振興や雇用の確保か ら考えてみれば、当時の山北町が処理した本事案については、妥当な判断、処理であったと私は考え ます。先ほど市長から報告のとおり、本件に関する税は既に納税済みでもあります。ただ、これで全 部解決したとは私も思ってはおりません。よりよい地域づくりのためにいろいろな議論、調査をする ことは大切なことと私も考えます。でも、本件について、百条委員会を設置してまで調査する必要性 は私は認められないと思います。   それによって、私は本発議に対して反対をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成のある方、どうぞ。   冨樫宇栄一君。           〔6番 冨樫宇栄一君登壇〕 〇6番(冨樫宇栄一君) 私は賛成の立場で意見を述べさせていただきたいと思います。   けさ方も市長からもご報告がありましたように、24日をもって滞納、全額納入されたという報告 がございましたけれども、私たちが問題にしているのは、猶予を取り消せだとか、早く納入せよとか、 そういうことを言っているわけでもないわけでありまして、猶予が許可されたのですから、期限まで に納入していただければそれはそれとして結構なことだというふうに思うわけであります。   問題なのは、その許可が法にのっとって正しく処理されているのかどうかと、ここが問題であっ て、極めて行政の問題だということであるわけです。ただいまの反対討論で大滝議員のほうから税法 に基づいて処理されたもので、雇用等を考えても妥当な処理だというふうにおっしゃっておりました けれども、そうであるならば我々にも納得できるような説明の場をぜひとも設けていただきたいとい うことなのです。   先ほども決算について意見を述べましたけれども、この決算委員会の中で問題になってきたのは、 地方税法の条文に適合していないのでないかというのが私も含めて決算委員会の中での大方の意見だ ったわけです。我々は素人でありますから、行政の執行者側がプロでありますから、プロの判断が正 しいのかどうなのか、私らのほうは素人考えで、今はいろいろインターネットだとか便利なものがあ りまして、地方税法何条がどうなっているかだとか、そういうものはすぐ調べられるような時代であ りまして、ご丁寧に解説までしてくれているところもあるものですから、私たちも何となくわかった ような気がして、それに基づいて判断をしている面が多くあるわけです。本当に執行者側が法に照ら して正しいというふうに思ったのでありましたら、もっと我々に対して説明をする義務があるのだろ うというふうに思うわけです。そして、この猶予を申請をしてきた当該の会社も法律にのっとって正 しく処理されているのだとするならば、その理由をきちんと説明をすることが必要であるというふう に思うわけであります。   私も素人でありますけれども、一般の市民の方は大部分が行政、法律については素人であります。 しかし、税金を払っているのは素人の大方の市民なわけであります。税金はまさに国の土台であり、 地方自治体の土台であり、基盤であるわけです。この徴収については、国民の義務等が課せられてい るわけです。我々が理由もなく滞納すれば、滞納処分がされるわけであります。今回の決算でも滞納 額がかなりの額に上っておりますし、督促状も何百通も発送をされているということが決算の中で明 らかになっているわけです。   そういう厳しい状況に今ある中で、ある特定の企業、ある特定の会社だけが特別な扱いをされる ということに対しては、まさに税法に対する不信感あるいはそれを執行している行政に対する不信感 が市民の中に広がっていく、そのことが一番懸念をするわけであります。したがって、決算委員会の 中でもう少し議論がされればまた解明されたのかもしれませんけれども、残念ながら委員長集約のす る形で決算委員会が処理をされましたので、その処理に基づいた特別委員会の設置もなかったわけで ありますから、ここで改めて特別委員会を設置をして、この中身、事実関係についてしっかりと明ら かにして、正しいのだったら正しいことを全市民に向かって胸を張って言えるようにするべきだとい うふうに思います。私もそのことがはっきりしないことには、議員としての責任は十分に果たせない なということで、今回の設置について賛成をするわけであります。   個々の問題についてはいろいろあります。これはその委員会の中ではっきりすればいいことであ りますけれども、まさに税法あるいは法律に基づいて行政がしっかり正しく処理をしたのかどうか、 このことを市民に明らかにするということがどうしても必要だということで、この特別委員会の設置 について賛成をするわけであります。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の意見のある方。   大滝久志君。           〔27番 大滝久志君登壇〕 〇27番(大滝久志君) それでは、反対討論をさせていただきます。   地方税の徴収及び延滞金に係る違法確認等に関する不正疑惑調査特別委員会の設置については、 先ほど申し上げましたとおり反対でございます。   まず、この調査特別委員会の名称についてでありますが、地方税の徴収及び延滞金に係る違法確 認とありますが、このたびの指摘は地方税、具体的には固定資産税に係る執行猶予と、担保を徴さな かった、そのことが指摘されております。   徴収については、納税者が経営の再生を目指し、事業を継続すべく関係機関と協議を進めていた 時期だったと記憶しております。このような状況が納税者においてその事実を廃止、または中止した と類する事実があったと判断されたものであり、出資者の私にしても、十分理解がいくものでござい ます。   また、担保の徴収については、先ほど申し上げた納税者の経営状態を特別の事情として徴収しな かったとのことであり、いずれも制度的に認められた範囲での対応と私は認識いたしております。こ のことがなぜ不正疑惑につながるのでしょうか。不正疑惑とは一体何を指しているのでしょうか。徴 収を猶予したことや、担保を徴収しなかったということが不正なことなのでしょうか。大変理解に苦 しむところであります。もし憶測やうやむやの中で、その中での話であるならば大変おかしなことで あります。   私も一般質問で林業を含む第1次産業が低迷し続けている状況にあることは申し上げました。ス ギトピアは何とかこの現状を打開し、村上、岩船地域の林業を活性させるための中核的な施設として、 その必要性を国に訴え、自由化されたものであります。私を含め、組合関係者は経済的な負担を負い ながらも、林業の灯を絶やすことのないように懸命な努力を続けております。私も林業に携わってき た一人として、林業の重要性は痛いほどわかっておりますし、たとえ林業に従事していなくても、森 林整備の必要性と森林の持つ意義は十分に皆様方に認識していただいていると思っております。   猶予をした固定資産税がこのたび納められたと市長からも同僚議員も話をされておりました。苦 しい経営の中で、資金のやりくりが行われ、このたび納められたものでありましょう。経営の維持に 懸命な努力を続けている人の中で、あたかも不正があったかのような風評が広がり、もし取引に大き な影響が生じ、さらに経営が悪化するようなことになれば大変なことであります。その場合、この責 任はだれが負うのでしょうか。市議会は全く無関係なのでしょうか。   一日も早く経営再建にめどがつき、地域の発展、そして林業の発展にますます寄与されることを 期待し、反対討論とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成討論の。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 賛成討論をさせていただきます。   まず、その前に賛成討論はいたしますが、今回のこの委員会設置の名前、果たしてこの名前でい いのかという、少しながらの、非常に長い名前ですし、きちんと焦点に合っているのかなという点で は、私は名前に関してはちょっと危惧を持っております。   賛成討論をさせていただきます。まず、9月16日、旧山北町の一般会計の審査がされました。そ こで、18年度、19年度の固定資産税1,924万円が猶予されているという議論がされたわけであります。 そこで、傍聴していたマスコミが、次の日に報道をいたしました。そうしましたら、その日のうちに、 新聞報道によりますと、幹部が17日、村上市役所を訪れ、徴収を猶予されていた2006年度と07年度の 2年分の固定資産税を支払う意向を表明、滞納分のうち1,000万円を振り込み、残金も25日までに納 付すると説明したということであります。まさに新聞報道のその日であります。今この景気が大変に 悪くて、1,000万円を用意し、そして残金の約900万、約合わせますと2,000万になりますが、その大 きな2,000万のお金を1週間のうちに用意する。どこの銀行が貸したか、どなたが貸したかわかりま せんが、本当に今のこの情勢の中で、大変なことなのだろうと思うのです。しかし、1日にして用意 ができるならば、なぜ合併前の3月18日に申請をし、そして21日に当時の町長が決裁をしたか。私は そのことに非常におかしいというか、そんなに余裕があったらなぜ滞納猶予を申請したのだろうと、 素朴な疑問を持っております。   そして、その滞納額は支払われました。しかし、先日議運の最後にでしたでしょうか。局長から 報告がされました件は、本税1,923万7,700円、本税。そして、310万800円が延滞税、すべて完納いた しましたと、たしか。もし私の耳がちょっと聞きにくくて、私の聞き違いでなければ、そのように局 長から報告されたのですが、きょうの朝、市長から報告されました件は、本税金額1,924万納められ ましたということでありますので、局長が私どもにご説明した内容と、きょうの朝の市長のご報告と ……。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬議員に申し上げます。   それは議長が報告しました。 〇22番(相馬エイ君) ああ、そうですか。そのこと聞いておりませんでしたので、ちょっとここで 触れさせていただきました。とにかくちょっと違うなと、そんなふうに思っております。   それで、決算審査の中に関係する組合より、6期、7期、8期の決算報告書が私どもに審査の関 係資料として提出をされました。しかし、その決算資料を見てみますと、6期、7期には確かに未払 金の中に固定資産税らしき金額が載っております。ところが、8期の損益計算書の中には、未払金の 中に滞納を猶予されている固定資産税の数字がありませんでした。そのことを関係職員に聞きまして も、しっかりとした、私どもがわかったといえるようなご説明はなかったのであります。そして、3 月21日に決裁をし、そして関係の組合の決算報告は3月31日をもって締め、そして関係の方々に総会 でご報告がされております。   とにかく6月議会、県の補助金も足して、この村上市から金額的にはそんなに大きいお金では確 かにありませんが、補助金が申請され、そして議会で賛成多数で可決をされて補助金が出されるとい うところにいっておりますが、果たしてそういう補助金を出すに当たって、そこの関係の組合の経営 がどのようだかということをしっかりと私どもがつかむということは、議員である以上、そして市民 から税金を納めてもらい、そしてその税金をいろんな形でこの市政運営のために使われるという立場 から、やっぱりあいまいにすべきではないのではないか。私は決算審査を終えまして、まだまだ未解 決な部分、わからない部分がいっぱいある、そういう点はもっともっと議員である立場上、しっかり と調査をすることは大事なことと考えまして、賛成討論とさせていただきます。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対討論を許します。   板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) 私はただいまの発言に対し、反対の立場で討論させていただきます。   山北地区にあるスギトピアに関する税の徴収猶予に対しての調査特別委員会の設置をめぐり、議 論がなされておりますが、そもそもスギトピアが何を目的として執行された事業なのか。これはとり もなおさず、管内第1次産業の中の林業振興、これが最大の目的であると認識をいたしております。 県内でも大変優良な林産材の産地として知られる当地区でありますが、世情によりまして輸入材、そ してまた国内産地との厳しい競争を強いられている中、その事業運営が大変なものであることは十分 に推察されているわけであります。かかる時点での調査特別委員会の設置は、その業務の事業推進、 営業面においても少なからず影響が発生するものと考えられます。皆様方はいかがお考えでしょうか。   現時点での調査特別委員会を設置することにより、当該事業所の社会的信用が低下し、事業運営 が立ち行かなくなるようなことは絶対に避けなければなりません。もしもそんなことになれば、立ち 上げられた事業の趣旨なんぞは一瞬にして消し飛んでしまうことは想像できるところであります。結 果、林家の経営はますます疲弊し、今まで営々としてはぐくまれてきた優良な林地は荒廃し、将来に 向けての担い手確保さえもままならない状況になることは目に見えております。   もしも税の徴収について誤りがあるとすれば、これはただしていかなければならないと思ってお ります。それが私ども議員の使命でもあります。当たり前のことであります。   先ほどの発議者のお話を伺いますと、議会が今直ちに調査しなければ、スポンサーにもしかする と被害が及ぶような、そんな言い方をなさっておられましたが、多分スギトピアを引き受けていただ きますスポンサーにつきましても、プロでありますから、十分その辺については調査委員会立ち上げ る上げないにかかわらず、当然のことのように調査をされるものと思っております。スギトピアのス ポンサーが決定し、方向づけができましてから、調査委員会を設置するほうが大事な目的を持って立 ち上げられた事業の趣旨を尊重することになると、私はそのように考えております。   よって、私はこの発議に対し、反対するものであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論を許します。   姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 賛成の立場で討論をいたします。   私はなぜ反対するのかがちょっと理解に苦しむところが多々ございまして、今の討論を聞いてい ても多々ございます。林業振興のために、今こそこの騒がれているスギトピア岩船はどうあるべきか、 これをしっかりと調べるのが議会議員の仕事だと思います。何で拒むのか、私にはさっぱりわかりま せん。   それでは、これから3つのポイントについて皆様に私の意見、討論としてご説明申し上げます。   1つ目、徴収猶予の許可を出したわけですけれども、決算委員会でも問題になっておりました。 法律違反ではないのかという部分が出てきたのですよ。これが取りざたされたのです。   2つ目、税の滞納がある会社に、税が滞納していたのですよ。その会社に補助金を支出すること を6月議会で決めているのですよ、我々議会は。それは適切な行為だったのかどうか。これみんな決 算特別委員会で出てきたものですよ。   3つ目、市民の切実な声として、公平な税の徴収と運用に心がけるべきであろうと。みんな聞い てきていることを発言しているのですよ、決算特別委員会で。当たり前のことを当たり前のように。 この3つのポイントは、議会議員が監視しなければならない最も大切な責務なのです。責務なのです、 それが我々の。   1つ目の徴収猶予の許可は法律違反ではないのかという部分なのですが、決算審査特別委員会の 審査でスギトピア岩船の徴収猶予の許可が地方税法の15条と16条に抵触している可能性が、事実関係 として発覚したのですよ。その委員会の傍聴でもしていればよくわかります。それを議会が行政側に 説明を求めても、不明朗な答えしか返ってこなかったのですよ。それであれだけ決算委員会ではもめ たのです。この問題をうやむやにしていいのかという部分なのです。   2つ目の税の滞納がある会社に補助金を支出することは適切だったのか。スギトピア岩船に本年 3月31日付で徴収猶予の許可を前の山北町長である現市長が出したわけです。スギトピア岩船は税金 を滞納している事実がわかっている。わかっているのですよ、現市長は。そうでしょう。3月21日に 徴収猶予をスギトピア岩船に出したのですよ。それが今の現市長なのです。その市長は納まっていな い税金があることをわかる事業所に対して、1,250万円ほどの税金を補助金として支給するべきだと いう議案上程をしてきたのです、6月に。皆さんもおわかりのとおりです。私は修正議案出して違う のではないかと言いましたが、皆さん賛成して、それは議会を通ったのです。わからなかったという ことは言いわけに過ぎません、それは。   3つ目の市民の切実な声として、公平な税徴収と運用に心がけるべきである。多くの市民が、そ して企業が、この原油高で、物価高の影響を受けて、不景気に苦しみながらも一生懸命税金を払って いるのですよ、義務として、責任として。精いっぱい資金繰りをしながら生計を立てているのですよ、 市民は。スギトピアだけではないのよ。みんななのよ。私は議員として、頑張ってくれて納税してく れる市民の企業に、幸せになってもらいたい企業の公平、公正のもと、必ず幸せになってもらいたい、 その方々に報いたいだけなのです。そうなのです。この3つを私はポイントとして今回の討論の中で は賛成していきたいと思います。   よく考えてみてください。今回該当させた地方税法15条の扱いをして、許可をして、スギトピア 岩船に出したということは、本来法律が求める15条だったのだろうか。地方税法の15条が本来のそこ に目的だったのだろうかというと、私は違うと思います。そのひずみが出ます、必ず。必ず出てきま す。どういうふうに出てくるか。この村上市に籍を置く市民、例えば事業所が、経営が苦しいから固 定資産税払えないから徴収猶予を使わせてくださいと言ってきたらどうしますか。だめだと言えます か、スギトピアにオーケーしておいて。それを受け入れなければならない村上市がひずみとして出て きたのですよ、もう既にここに。あしたにでももしかしてそういうことを言ってくる事業所があるか もしれない。許可出さなければならないですよ、それは同じく。   また一般市民からも生活が苦しいから固定資産税の徴収猶予をさせてください、スギトピアだけ ではない、私もあした首つらなければならない、どうしますか、させてください徴収猶予と申し出て きた人たちに、だめと言えますか。言えなくなるのですよ。これがひずみなのですよ。どうしますか。 固定資産税の50万円以上のものに関してみれば、事業所、市民にも担保をとらなければいけないと書 かれているのです。そういう方が出てきたときに、担保とりますと言えますか。いや、とらないでく ださい、スギトピア岩船と同じ扱いをしてくださいと言ったらどうします。せざるを得ないですよ、 それは。当たり前です。   私はこれほど重大な問題を議会が発見しているわけです。この問題を議会は絶対に無視はできま せん。もし無視するなら、それどうしても理解できない。よく考えてみてください。市民にとって平 等な行政であってもらいたい。行政は市長個人の所有物ではないのですよ。ここがいいから徴収猶予 をさせる。ここはおまえはいいよとかと言われるようなものではないのですよ。この村上市の行政運 営は7万人市民の平等に機能しなければいけないのです。そこなのですよ。平等に機能しなければい けない。苦しいのはスギトピアだけではない、みんな苦しいの。この問題を荒立てるなとか、穏便に とか、スギトピア岩船で一生懸命働いている人たちがスギトピアの中にいるではないかと。かわいそ うではないかと。もしそのような理由の中で、この事実関係を明確にしないまま進めたら、これは 我々にとって到底市民からおしかりを受ける部分につながってくると思います。   私は議員の仕事は壊すのではなく、ただすものだと思います。壊すのではないのです。ただすの です。そして、いい方向に持っていってもらいたい。復活してもらいたい、スギトピア岩船がしっか りと。身の潔白をしっかりとして。元町長の大滝平正現市長にも謝ってもらいたい。だれも追い詰め ようなんて思ってないのですよ。そういう謙虚な姿勢こそがこの村上市民7万人の気持ちを固めるの です。   どうかこの議会、私は今回いろいろなことがありますが、私も決算委員長で大きな段取りの間違 いをしてしまいました。これも反省の1つです。申しわけないと思っております。本当にこの調査委 員会を立ち上げて、議会議員としてしっかりと調査して、そして何でもなかったということを言いま しょうよ、皆さんで。調べた上で。それが私は議員の仕事だと思います。これはねつけてやらなかっ たら、またどんどん疑惑がわいてくるのです。どうかわかっていただきたいと思います。   したがいまして、これをもちまして賛成討論としたいと思います。   ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対討論ございませんか。   平山耕君。                                              会議時間の延長 〇議長(佐藤宮吉君) ここでお諮りします。   会議規則第9条第2項の規定によって、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを 延長したいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本日の会議時間を延長することに決定しました。                                                        〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) ただいまの発議に関しての反対討論いたします。短くしますので、お許しく ださい。   この問題については、本会議の冒頭、市長より滞納されていた固定資産税は9月24日に全額納付 されたという報告がありました。確かに固定資産税を未納付していたということは、ゆゆしき問題で ありまして、許されるものではありません。また、納付したからといって、それで一件落着したとは 思いません。しかし、事実として納付された以上、これを深く追及していてもどれほどの意味がある のか、理解できかねます。百条委員会を設置してまでも調査すべき問題とも思いません。それこそ権 力の乱用ではないかと。より公益性の高いスギトピア岩船は、地域の重要な産業を担う事業所の1つ でもあります。存続して事業を続けてもらうことにこそ、またその方策を支援することこそが我々議 員に課せられた務めであると考えます。   したがって、この問題をこれ以上訴追すべきではないと考え、この発議には反対をいたします。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論を許します。   長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) ただいま4名の方が反対討論をされました。   確かにスギトピア岩船、これは地場産業で、これを何とかしなければだめだという気持ちは確か にわかります。しかし、それだからといって徴収猶予、これに関してをそれと一緒にくっつけて、こ れでいいのだと。ここで一件落着すべきでないかというような問題ではないのです。   これは、徴収猶予というのは皆さん担保をとっていないということは市長答弁でわかりました。 とっていない場合には、保証人の保証が必要なのです。保証人の保証もとっていないと。このような ことは、法律違反の何物でもないのです。これは県の市町村課がきちんと明確にいっております。つ まりはこの調査権というのは、決してスギトピア岩船をいじめるとか、つぶすとか、そういう問題で はなく、市の市政運営にかかわる税の根本の問題がこれでいいのかということにつながるわけです。   先ほど姫路議員が賛成討論の中で言いました。もしこれが穏便に済まされるなら、また出てきた 場合に市長は徴収猶予をしなければだめになる。そうしますと、違反していることをまた繰り返すと。 このようなことは断じて議会として、皆さん議員として許すわけにはいかないと。私はそのように考 えております。その結果、今回の補助金の問題が、本当にこういう滞納している納税義務者に補助金 を出していいのかという問題にもつながります。そして、最終的には国県に補助金の返還ということ もあり得るかもしれない。これらのことを議会が黙視してこのままいいのかということにつながると 思います。ですから、ぜひとも議員の皆さん、この調査権に対してきちんと皆さんの気持ちを1つに して、議会として調査特別委員会を設置したいというふうに思っております。   よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の討論を許します。   川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) 私はただいまの調査特別委員会の設置についての発議に対しては反対の意見 を述べさせていただきます。   まずは、前山北町において当該法人に対してこの徴収猶予の要件についての是非についてでござ いますが、まずこの件について、この事業の本質を考えまするに、この事業は国の肝いりとして行わ れ、国産杉材の国内流通を図りながら、国内山林の健全育成を促し、ひいては日本森林資源育成と自 然環境の保護、維持を確保することも期待をされた事業であったと私は考えております。しかし、国 はその運営を地域の組合法人等にゆだねる手法をもって、国内18カ所に事業展開をしたと。その中の 1つが、今問題になっております山北の当該法人であると、このように聞いているわけでありますが、 このような国の肝いり事業であるがために、該当する県や地方自治体の支援を義務づけているわけで ないでしょうか。いわば国が日本の山林整備と、その周辺の自然環境保護の目的を持ちながらも、本 来国営で運営管理すべきことを、この山林整備、環境保護の活動をこれらの地域自治体に、そしてま た地場産業の育成、このような名称としてその地域の組合法人等にゆだねてきたとも考えられるので はないでしょうか。そのために、国は巨額の国費を投じて行ってきた事業であります。   林業事業の継続には長い年月と多大な労力、そして経費が伴うと聞き及んでおります。そして、 木材の国内需要が外国産材へどんどんと流れている現在、国内林業事業の継承がとても困難な時代と なっております。全国の林業事業が崩壊することは日本の自然環境と日本人の生活環境の健全な維持、 継続にとって大きな危機を生じることになりかねないと私は危惧をしております。そんな時代にやは り新村上市としてもその地域の面積の多くを山林が占めているわけでありますが、合併前の山北町と もなれば、その比率はさらに高まってまいります。国の下請的事業であるこの当該法人の経営維持は、 当該自治体であった前山北町にとっては、国や県、そして関連自治体に対してもその責務の重さを強 く感じていたことと推察をされます。そんな環境下で、合併前に当該自治体の責任として、この地方 税、固定資産税の徴収を猶予する判断を下すことは、地方自治法第15条に適合する判断であったと理 解をいたしております。   また、今回決算特別委員会におきまして、この問題を議長と議運の委員長に調査特別委員会の設 置についての判断をゆだねたところであります。このことによりまして、この当該法人の企業努力が 促進され、税金の納入に向かわせたことは皆さん周知のことであります。このことが議会の機能とし て大きな成果を果たしたと、こんなふうに私は感じております。そして、これからもこの議会の強い 監視の目が続くことがこれら企業経営に与える前向きな影響力を発揮していくことと考えております。   今、このような状況の中で百条委員会をもって調査することは、当該法人の経営に多大なる悪影 響をもたらすものであり、ひいてはこの地域の林業事業や森林整備、自然保護に対してプラスにはな らないと思っております。今後は当該法人の経営管理に対して、当議会としても十分と注視をしてい くことが我々30人の議員に課せられた義務と考え、今回のこの特別委員会の設置に、発議に対しては 反対を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) 賛成の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 反対の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議員発議第15号を会議規則第72条の規定により、記名投票により採決いたします。   投票の方法について、事務局長から説明いたさせます。 〇事務局長(忠 隆司君) それでは、投票方法についてご説明申し上げます。   皆さんには点呼に応じて前に出てきていただきます。事務局職員が白票、白い札、青票、青い札 の2枚をお渡しいたしますので、賛成の方は白、反対の方は青を投票箱に入れていただきます。投票 後、残りました札につきましては、事務局職員にお渡しをいただきたいと思います。   以上でございます。           〔「もう一度」と呼ぶ者あり〕 〇事務局長(忠 隆司君) 原案に対して賛成の方は白、反対の方は青でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は、議長を除き28名です。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(佐藤宮吉君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする諸君は白票を、否とする諸君は青票を、点呼に応 じて順次投票願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票を行います。   開票立会人は、会議規則第31条第2項の規定によって、2番、鈴木いせ子さん、19番、小林重平 君を指名します。   両者の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票の結果を報告します。   投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合しています。   そのうち、賛成11票、反対17票、以上のとおりです。   よって、議員発議第15号は否決されました。                                                  賛成 11票        本  間  清  人  君     冨  樫  宇 栄 一  君        小  杉  和  也  君     齋  藤  信 一 郎  君        小  池     晃  君     姫  路     敏  君        長 谷 川     孝  君     滝  沢  武  司  君        岩  倉  幸  治  君     相  馬  エ  イ  君        小  野  七 五 三  君     反対 17票        板  垣  千 代 子  君     鈴  木  い せ 子  君        板  垣  栄  一  君     川  村  敏  晴  君        中  山  悌  一  君     山  田  昭  夫  君        平  山     耕  君     川  崎  健  二  君        木  村  貞  雄  君     三  田  敏  秋  君        小  林  重  平  君     小  田  信  人  君        大  滝  国  吉  君     瀬  賀  秀  雄  君        石  嶋  修  平  君     大  滝  久  志  君        板  垣  一  徳  君                                              日程第14 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ております。   お諮りいたします。各委員会の所管事務調査にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長 申し出のとおり決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              日程第15 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成20年第2回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでした。           午後 4時58分  閉 会