平成27年村上市議会第1回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成27年2月24日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会報第1号 定期監査結果報告について                      第 5  議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について                  第 6  報第 1号 専決処分の報告について                             報第 2号 専決処分の報告について                        第 7  議第 1号 村上市教育委員会委員の任命について                  第 8  議第 2号 専決処分の承認を求めることについて                  第 9  平成27年度村上市施政方針                            第10  議第 3号 平成27年度村上市一般会計予算                         議第 4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第 7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第 8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第 9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算                     議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算                 第11  議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                    議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更について                   議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定について                議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定について         議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定について                     議第19号 村上市まちづくり基本条例制定について                      議第20号 村上市総合計画審議会条例制定について                      議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定について              議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定について                   議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定について               議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴            う関係条例の整理に関する条例制定について                    議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定につい            て                                       議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定について               議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について                          議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定について             議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定について            議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定について           議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定について                議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定について              議第36号 村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定について            議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定について               議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定について             議第39号 市有財産の譲与について                             議第40号 市有財産の譲与について                             議第41号 市有財産の譲与について                             議第42号 市有財産の譲与について                             議第43号 市有財産の譲与について                             議第44号 市有財産の譲与について                             議第45号 市有財産の譲与について                             議第46号 市有財産の譲与について                        第12  議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例制定            について                                    議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定について        議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定について                  議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例制定            について                                    議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について                議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について             議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定について          議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について                議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について              議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について               議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準            を定める条例の一部を改正する条例制定について                  議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関            する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について              議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定について       議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第13  議第64号 市道路線の認定について                             議第65号 市道路線の変更について                             議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について             議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定について      議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について               議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について                 議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について      第14  議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)            第15  議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)              議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)            議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)             議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)                                                       〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  日程第 4  議会報第1号 定期監査結果報告について                    日程第 5  議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について                日程第 6  報第 1号 専決処分の報告について                             報第 2号 専決処分の報告について                      日程第 7  議第 1号 村上市教育委員会委員の任命について                日程第 8  議第 2号 専決処分の承認を求めることについて                日程第 9  平成27年度村上市施政方針                          日程第10  議第 3号 平成27年度村上市一般会計予算                         議第 4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第 7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第 8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第 9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算                     議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算               追加日程第1 一般会計予算審査特別委員会の設置について                   追加日程第2 一般会計予算審査特別委員会の委員の選任について                日程第11  議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                    議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更について                   議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定について                議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定について         議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定について                     議第19号 村上市まちづくり基本条例制定について                      議第20号 村上市総合計画審議会条例制定について                      議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定について              議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定について                   議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定について               議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行              に伴う関係条例の整理に関する条例制定について                  議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定に              ついて                                     議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定について               議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例              の一部を改正する条例制定について                        議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定              について                                    議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定について             議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定について            議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定について           議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定について                議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定について              議第36号 村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定について            議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定について               議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定について             議第39号 市有財産の譲与について                             議第40号 市有財産の譲与について                             議第41号 市有財産の譲与について                             議第42号 市有財産の譲与について                             議第43号 市有財産の譲与について                             議第44号 市有財産の譲与について                             議第45号 市有財産の譲与について                             議第46号 市有財産の譲与について                      日程第12  議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例              制定について                                  議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定について        議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定について                  議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例              制定について                                  議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について                議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について             議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定について          議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について                議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について              議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につ              いて                                      議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について               議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する              基準を定める条例の一部を改正する条例制定について                議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等              に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について            議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定につい              て                                       議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について              日程第13  議第64号 市道路線の認定について                             議第65号 市道路線の変更について                             議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について             議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定につ              いて                                      議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について               議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について                 議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について    日程第14  議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)          日程第15  議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)              議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)            議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)             議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)                                                     〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市長職務代理者                   鈴   木   源左衛門    君        副  市  長            教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農 業 委 員 会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選 管 ・ 監 査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時01分  開 会 〇議長(板垣一徳君) 改めておはようございます。ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達 しておりますので、これから平成27年第1回定例会を開会をいたします。   市長職務代理者から招集のご挨拶をお願いをいたします。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) 皆さん、おはようございます。本日平成27年村上 市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員皆さんには公私ともにお忙しい中ご出席をいた だきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の報告2件、専決処分の承認1件、人事案件1件、 過疎計画の変更1件、辺地計画の変更1件、条例の制定14件、条例の廃止6件、条例の一部改正22 件、市有財産の譲与8件、指定管理者の指定3件、市道路線の認定1件、市道路線の変更1件、各会 計当初予算11件、補正予算8件の合わせて80件であります。よろしくご審議の上、原案どおり決 定賜りますようお願い申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、板垣千代子さん、15番、小池晃君を指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長、大滝国吉君。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) おはようございます。それでは、私から報告させていただきます。 平成27年村上市議会第1回定例会の会期日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る2月の17 日午前10時から議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日2月24日から3月19日までの24日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決を行い、その後市長職務代理者より平成27年度村上市施政方針について発言があります。 続いて、議第3号から議第13号までの平成27年度村上市各会計予算について一括上程し、本日は 提案理由の説明を受けるにとどめます。また、昨年と同様に平成27年度村上市一般会計予算及び各 特別会計予算については、残る議第14号から議第78号までの65議案の上程、提案理由の説明、質 疑、委員会付託を終了の後、本会議を協議会に切りかえ、平成27年度各会計当初予算の概要につい て財政課長から補足説明を受けることにいたします。なお、この説明については、質疑はできません ので、ご承知おきください。   また、今定例会から一般会計当初予算にかかわる審査については特別委員会を設置し、これを審 査することにしていますので、よろしくお願いします。   あす25日の本会議では、施政方針及び議第3号から議第13号までの11議案に対して、各会派 代表から代表質問を行い、その後この11議案については一般会計予算特別審査委員会及び各常任委 員会へ付託いたします。代表質問の順序及び質問時間については、1番、鷲ヶ巣会、54分、2番、 市民クラブ、3番、清流会、それぞれ38分、4番、日本共産党、5番、市政クラブ、6番、凜政の 風村上未来、7番、高志会は、それぞれ30分といたします。   2月27日から3月2日、3日、4日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   3月5日、9日、10日及び16日の4日間は、一般会計予算審査特別委員会を開催し、付託議案 の審査をお願いいたします。一般会計予算審査特別委員会の審査の方法については、付託議案のうち、 各常任委員会所管部分にかかわる審査を十分尽くすため、それぞれの所管部分を担当する分科会を設 置して審査を願うことといたします。したがいまして、各分科会での審査を総括するため4日目には 全体会を開催し、一般会計予算審査特別委員会の審査を決定いただきたいと思います。これにより3 月5日は総務文教分科会、9日は市民厚生分科会、10日は経済建設分科会を開催し、それぞれ付託 議案の所管部分について休会中の審査をお願いいたします。16日は一般会計予算審査特別委員会の 全体会を開催し、各分科会長から分科会の審査報告を受けた後、採決を行います。   次に、11日は総務文教常任委員会、12日は市民厚生常任委員会、13日は経済建設常任委員会 を開催し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   3月19日の本会議最終日は、各委員長から委員会審査の報告を受けた後、採決を行います。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、議 会報第1号、第2号については、それぞれ単独上程、質疑の後、報告を終わります。   次に、理事者関係議案についてでありますが、報第1号及び報第2号は、一括上程、一括質疑の 後、報告を終わります。   議第1号、教育委員会の任命については単独上程、質疑の後、討論を省略し、無記名投票による 即決といたします。   議第2号、平成26年度一般会計補正予算にかかわる専決処分の承認を求めることについては、 単独上程、質疑、討論を行い、ボタン式投票により即決といたします。   その後市長職務代理者より平成27年度村上市施政方針について発言があります。   続いて、議第3号から議第13号までの平成27年度村上市一般会計予算及び特別会計予算の11 議案については一括上程とし、議会先例第60の規定に基づき、本日は提案理由の説明を受けるにと どめ、あす25日の本会議において、施政方針及び11議案についての代表質問を行った後、11議案 については一般会計予算審査特別委員会並びに各常任委員会へ付託いたします。   議第14号から議第46号までの33議案、議第47号から議第63号までの17議案、議第64号 から議第70号までの7議案については、それぞれ一括上程、一括質疑の後、各常任委員会へ付託い たします。議第71号は、単独上程、質疑の後、3常任委員会に付託といたします。議第72号から 議第78号までの7議案については、一括上程、一括質疑の後、各常任委員会に付託いたします。   次に、議案の付託について申し上げます。議第3号、平成27年度一般会計予算については、今 定例会から設置する一般会計予算審査特別委員会へ、議第4号から議第13号までの10議案は、平 成27年度各会計予算に関する議案のうち、議第4号、議第5号は総務文教常任委員会へ、議第6号 は経済建設常任委員会へ、議第7号から議第9号までの3議案については市民厚生常任委員会へ、議 第10号から議第13号までの4議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。審 査をお願いいたします。   次に、議第14号から議第46号までの33議案については総務文教常任委員会へ、議第47号か ら議第63号までの17議案については市民厚生常任委員会へ、議第64号から議第70号までの7議 案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託し、審査をお願いいたします。   次に、議第71号については、先ほど申し上げましたとおり、3常任委員会への分割付託といた します。議第72号、議第73号については総務文教常任委員会へ、議第74号、議第75号について は市民厚生常任委員会へ、議第76号から議第78号までの3議案については経済建設常任委員会へ それぞれ付託し、審査をお願いいたします。   また、一般質問の通告は、2月19日の正午までに締め切ったところ、17名の通告がありました。 2月27日、5名、3月2日、5名、3月3日、5名、3月4日、2名が一般質問を行うことといた します。   討論及び請願、陳情などに伴う意見書の提出期限は3月17日、その他の意見書提出期限は3月 4日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまでございます。まず、最初に今議会は市長職務代理者で行うと いう宣言は、この議会始まるときに議長から、そして議員に了承をとった上で行うべきだと思うので す。議会運営として一番大事なことは、この12日の日に全員協議会、私ちょっと欠席しましたが、 全員協議会のときにみんなに周知していると、これは。全員協議会の場ですよ、私は欠席しておりま したが。それとあと報道でやられているとおりなので、もう既にみんな知っているだろうということ を前提に全部組まれておりますが、これは私は違うと思います。やっぱり定例会冒頭に議長あるいは 職務代理者からそれなりの宣言があって、そして議員の了承をとってから今議会の定例会に関してみ れば職務代理者で行うということがあって始まりということに、私はそのように今議会予算委員会で すから、特にそこを強く思うのですが、議事録ではそういうのは全く出てこないですよね、今後ずっ と先に。やっぱりその辺のところをしっかりと宣言すべきなのだろうなと。どうですか、その辺議会 運営委員会の委員長として。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 議会運営委員会の中ではその発言はありませんでした。ただ、私 はこの立場で私の意見を言うということは、きょうは議会運営委員会の報告会ということであります ので、避けたいと思いますが、ただ姫路さんも今おっしゃられましたが、12日に全員協議会でお示 しをし、16日に職務代理の宣言をするということで、議長も我々もそういう認識した中でこの議会 が始まっているのだろうなと、そのように認識しておりますので、そのあたり我々は議会であります ので、その形で進めていると、私は認識しております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、議会運営の頭は議長でございますけれども、私はやっぱり議長から そういった旨のことを宣言していただいて、皆さんに了承をとった上で議会が始まるべきものだと、 私はそういうふうに考えておりますが、議長、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 今議会運営委員会の委員長がおっしゃるとおり、12日に皆さんにお示しを して、そして15日に市長職務代理として副市長に権限が移譲しているわけですから、私どもとすれ ば今のままでよかったのではなかろうかなというふうに思っています。 〇16番(姫路 敏君) 私は何も難しいことを言っている、困難なことを言っているというわけで はございません。何も今の議会運営委員会の内容に盾突くものでも何でもないのです。12日は全員 協議会です。任意です。これは公式です。したがいまして、本定例会は市長職務代理者として行うと いう宣言を議長が最初に発してから行うべきだと私は思いますけれども、議会運営委員会でちょっと もんでいただけませんか。今のまま、何もないままにもう既に決まったことだからといっていくのは、 私は違うと思います。いかがでしょうか、議長、それでいいんであれば、もう私はこれ以上言いませ んが。 〇議長(板垣一徳君) そのまま暫時休憩します。           午前10時19分  休 憩                                                        午前10時24分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議会運営委員会のオブザーバーで出ていたわけですけれども、私代表質問 についての審議の持っていき方なのですが、委員長のほうで今回よき計らいで、いわゆる代表質問を しなくてもいいのではないかが3名、いやしたほうがいいよというのが3名、3対3になりまして、 最終的に委員長のほうがあるものをなくすということはちょっとあれなので、恐らくするということ に決めたのでしょうけれども、私はそれ采配よかったと思うのですが、基本的に議会運営委員会とい うのは少数派の意見をいかに取り込めるかも含めて、全会一致ということに少し非常に重く受けとめ ながら進めていくというのが、私は本当は基本的なスタイルだと思うのですが、委員長はその辺いか がでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝国吉君) できれば私も議会が円満に進むことを望んでおります。ただ、ど うしても採決、決めなければならないときはあろうかと思います。そのときに私は議会運営委員会の 委員一人一人が平等な立場でやはり物事を言っているものと私は認識して、最後にはやはり全会一致 よりも多数派が多いときにはそっちのほうの意見を決めていかなければならないというふうな、私は それがこの議会の民主主義であろうかと思っておりますので、そういう方向で私が委員長の限りは進 めてまいりたいと、このように思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 最後です。委員長、それでいいのですけれども、乱発にならないように、 何でも決め方として議会運営委員会の中で賛成多数というか、そういった形で推し進めようと思うと、 完璧に少数の意見が消し去られるという可能性もあるので、乱発しないように慎重に行っていただき たいなと、これが私の今回の代表質問のあるかないかの見ててのことでございますが、よろしくお願 いしたいのですが、最後にいかがでしょうか。 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 承知しております。私はすぐ幾ら多数派であっても決めようとは 思っていません。やはりある程度皆さんの議論を尽くした中において最終的な決断をもう一回皆さん にお伝えしながら、問いかけながら決めさせていただきたいと、慎重にさせていただきたいと思いま す。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   それでは、今ほど姫路議員からるるお話がございましたが、実は2月の12日に私から議長名で 議員の皆さん方に文書で市長職務代理者についての通知を配付しております。それに基づきまして、 今定例会の運営については市長職務代理者によって運営を行いますので、議員の皆さん方にはよろし くお願いをしたいとこう思いますが、よろしくお願いします。   それではお諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程 表により、本日から3月19日までの24日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から3月19日までの24日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成26年第4回定例会でご報告申し上げた以後、配付報 告書のとおり火災は建物火災2件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附については、配付資料のとおりであり、多くの善 意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては、件数で8件、金額で73万 5,000円であり、児童手当法第22条の2の規定による寄附につきましては、件数で1件、金額で4 万円であります。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会報第1号 定期監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議会報第1号 定期監査結果報告についてを議題といたします。   直ちに質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでございました。   では伺います。3ページの定期監査結果報告書、最初の3ページ、Bとして支出事務についてと、 全体の伝票数からすれば少数ではあるが、支払いの遅れ、請求書の受領の遅れなどが見られたと、文 章でございますが、何件ぐらいで、そこは何課の仕事だったのでしょうか、伺います。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) お答えいたします。   4月から11月まででございまして、全体で3万9,854件でございました。そのうちここに報告 させていただいたというようなことで指摘をさせていただきましたのが、100件でございます。それ から、どこの課というお話がございましたけれども、いろんな課にわたっておりまして、どこという 資料を今現在持ち合わせておりませんので、よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) なぜ今この質問をしたかと言いますと、2番目の質問に入る前に、以前業 者からの請求書を受け取っていたにもかかわらず、支払いをためていたという、ちょっと職員のたし か不祥事が発生したことがございます。ですから、行政のお金の出し入れというのでしょうか、そう いうのが遅れとかそういうことがあっては決していいことではないと、そういう点でこういう具体的 な何課という報告はされておりませんが、その後きちんとそのことについて監査委員のほうからしっ かりと教育あるいはご指摘をされているものと想像いたしまして、されているのでしょうけれども、 今そのことを確認しますと、2つ目の質問になりますので、されているか、そのことをしっかりと後 で確認させていただきます。   2つ目の質問に入ります。4ページ、税務課のところで12月末現在の市税の収納率は、現年度 分が市税87.60%ということと、その下のほうに国保、後期高齢、介護の現年度分の収納率が載って おります。平年の12月末現在の収納率としてはどのような実態にあるのか、そこについてお伺いを いたします。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 数字につきましては、報告をさせていただいたとおりでございまし て、ここに書かせていただきましたのは、それぞれ収納率が向上しておりますということで、それは 前年度と比較をした上でそういう文言で書かせていただいております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 最後に伺います。   6ページ目の下水道課についての指摘がございます。その中で現年度分の収納率が低いのは、納 期が9月と3月の2回に分かれているためであるという言葉がございます。収納率が低いのはこれが 原因だというふうにはっきり書かれているわけですが、収納率を上げるための納期の改善というよう なことは考えられているのでしょうか、それとも数年前からこういうやり方でやっているからという ことで、納期の2回に分けるというやり方は最後まで改善はできませんということなのでしょうか、 その辺について監査は下水道課との関係でどのような指摘、話し合いがされているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 2回ということが今までやっておられたわけですけれども、監査委 員のほうとしてはその回数を変更するとかということは考えておりませんでした。 〇21番(相馬エイ君) 3回目ですから終わりますが、考えていなくてもこのことについて監査と して担当課と話を、今後の課題ではないかというようなことで指摘するのも監査の大事な仕事と思い ます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第5 議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議会報第2号 財政援助団体監査結果報告についてを議題といた します。   直ちに質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 報第1号 専決処分の報告について      報第2号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第1号及び報第2号を一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました報第1号及び第2号 の2件につきまして一括してご報告申し上げます。   これら2件は、いずれも議会の委任事項であります損害賠償について専決処分をしたもので、示 談が成立し、このたび報告するものであります。   最初に、報第1号についてであります。事故の状況については記載のとおりでありますが、平成 26年12月17日から18日にかけて発生した大型低気圧により、村上市岩船縦新町地内の保安林の 松の木が強風により倒れ、相手方の所有するパイプ車庫を破損させたものであります。   次に、報第2号についてであります。事故の状況については記載のとおりでありますが、平成 26年12月6日、村上市上助渕地内の市道上助渕51号線において案内標識に積もった雪が落下し、 走行中の相手方車両の屋根部分をへこませたものであります。   以上、一括してご報告申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   報第2号のほうでお伺いをいたします。案内標識に積もった湿った雪が落下して車の屋根前方部 分を破損させたということで、賠償金額24万9,740円。破損させるぐらいですから、相当大きな塊 が案内標識の上に、それ凍っていたのでしょうか。ちょっとこういう事例、余り聞くことがないので 伺います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) これ市道を管理している私どものほうの標識の上に、ここに書い てありますけれども、雪が12月の8日、どさっと降ったわけですけれども、そのときの雪がたまっ ていまして、それが運悪くと申しますか、車に落ちてきたというふうなことであります。事例という のは本当に私も初めてですし、県内こういったことで保険の対象になるのかどうかとか、ちょっとそ の辺も気になって尋ねてみたのですが、なかなかこれと同じようなことはございません。ただ、歩道 橋のところから雪が落ちたとか、そういったようなケースはあったようでありますが、そういったこ とでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 確かに12月上旬のあの大雪にはあちこちで大変な目に遭ったわけですけれ ども、こういうことが大雪のたびに出てくるというか、考えられるわけですよね、たまたま雪が積も ったのが落ちたということは。そういう道路の管理というのですか、たしかあのときは除雪とかいろ いろな対応をしなければならないから、こういうところまで気が回らないといえばそうなのでしょう けれども、こういうことが起きてしまったのは、それは仕方ないとして、今後大雪が降ったときには また考えられるわけです。そういうことの対策とか、どういうところに気をつけようとか、集落との 協力関係とか、どのような対策を担当課として考えられたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 確かにおっしゃるとおり、こういったケースが発生したわけです ので、今後も発生しないとは限らないというふうなことでありまして、ほかいろいろ調べてはみたの ですが、大きい幹線国道とかそういったところの大型の標識であれば、三角の屋根をつけて雪が積も らない対策とかとられています。今回のところはたまたま県道だった部分が市道に格落ちしてなった 部分でありまして、大分古い時代のものでありますので、そういった対応がなされておりません。今 後そういったところを全てそういうふうな屋根をつけるとかというふうなことになると、これまた非 常に大変な話でありますし、今のところは注意喚起を促すというところで、たまたま今事故が発生し ましたところには落雪注意みたいなものは一応立ててございます。あと根本的な解決策をどうしよう かというところまでは今のところまだ至っておりません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目は言いませんが、たまたま発生したという受けとめ方をしている限 り、今後またこういう損害賠償は発生するのだろうということで、きちんとした対策を考えるべきと いうことを言って終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 議第1号 村上市教育委員会委員の任命について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第1号 村上市教育委員会委員の任命についてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第1号について提 案理由のご説明を申し上げます。   本案は、村上市教育委員会委員の任命につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律 第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。   ことし5月20日で任期満了となる教育委員会委員、鈴木信雄氏の後任委員といたしまして、新 たに勝間修二氏を教育委員会委員として任命しようとするものであります。   略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては4年間となっております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに無記名投票により採決 をしたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決をいたします。   議場の閉鎖をします。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は議長を除き25名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投 票は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、3番、 板垣千代子さん、15番、小池晃君を指名をします。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告します。   投票総数25票。これは先ほどの出席議員数に符合しています。   そのうち、賛成25票、反対ゼロ票、以上のとおりであります。   よって、議第1号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第8 議第2号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第2号について提 案理由の説明を申し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第13号)について、地方自治法第179条第1 項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるもの であります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億600万円を追加し、予算の規模を338億5,480万円といた しました。補正の内容は、除排雪経費において年度末までの執行見込額を算出いたしましたところ、 現行予算額では不足を生じるため追加したものであります。また、国のまち・ひと・しごと創生総合 戦略に対応するため、当市における地方版総合戦略及び地方人口ビジョンの策定に早急に着手しなけ ればならないことから、総合計画の見直しに係る経費を計上したものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおり決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 除雪対策経費のことでお聞きしたいのですが、3億9,100万円の今回補正 上がっております。この補正額を入れますと、平成26年度の除雪対策経費は総額どのぐらいになり ましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 8億5,850万円程度になるかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ことしは意外と少雪で除雪車、私の家の前なんかはことし多分2回ぐらいし か入っていないかなという感じがするのですが、ただ雪が降る降らないにかかわらず、業者の方に委 託をしているわけですから、メンテナンス費用だとかまたはいつ来るかわからない部分待機をさせて いるという分があるものですから、やはり出動するしないにかかわらずある程度の経費というのは当 然最低限必要だと思うのです。その中で村上市は当初予算等で決める場合に、例えば出動何回で何十 社という委託業者あるわけですけれども、最低のラインでは大体村上市の当初予算でどのぐらいの回 数とかというのが基準とかありますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 事細かな基準というふうなものは設けていないと思いますが、過 去の実績等を照らし合わせながら予算を組んでいるという状況であります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ことしの総額8億5,850万ほどという今ご答弁でありましたが、二、三年 前の大雪のときにもすごい経費かかったわけですが、それと比べると正直少雪とはいえどもかなりの 経費かかっているなという感じがするのですけれども、その辺のあれはどういった部分でこんなにか かるのか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 今本間議員おっしゃるとおり、意外と何か最近雪が少なくなって いるような気がするのですが、山のほうはデータを見ますと、やっぱり平場と比べて去年よりも降っ ているというふうなこともありますし、ちょっと本題から外れたようですけれども、そういったこと でちょっと私どもも、私も海岸のほうの住まいなものですからあれなのですが、実際にはそういった ことで経費もかかっております。当然固定費もかかっておりますので、そういう結果になっておりま す。 〇5番(本間清人君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それではお伺いをいたします。   地方交付税の補正が行われたわけですよね。それでお聞きしたいのは、私昨年の7月に自治体問 題研究所が主催する自治体学校に出席いたしまして、そのときにちょうど開催中に総務省から地方交 付税の税額を決定をされて、各自治体に通知された、送達というのですか、ということをお聞きいた しました。そこで今回3月議会やっておりますので、補正予算の14号も出るわけですが、しかしな がら最終的な決定額についてお聞きをしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 平成26年度の普通交付税の決定額は128億2,379万円でございます。 今まで予算化してきたものと、今回専決で4億600万円を追加すると、あと残るのが3億7,200万 ほど専決時点で予算化されていない金額となります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) ちょっと私回転数弱くなっているものですから、そうすると財政課長、 議案書に載っている補正14号を補正しても3億残るのでしょうか、どのぐらい残るかお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 14号補正では61万4,000円ほど交付税を出しておりますので、14号 補正した後も3億7,200万ほど予算化されていない交付税が残っているということでございます。 〇10番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 18番、滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 10ページのところで質問したいのですが、総合計画策定経費として1,500 万円というのが計上されています。村上市の総合計画、平成28年度まで継続をするということに決 まっているわけですけれども、それと今回つくろうとする総合計画とのかかわりについて若干ご説明 していただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡寞ヤ也君) さきの市議会全員協議会の席でもご説明申し上げましたが、国のま ち・ひと・しごと創生法の中で地方版総合戦略を策定することになっております。これにつきまして は、平成27年中に策定をするということなものですから、その計画期間が平成27年度から平成31 年度までの5カ年ということでございます。その中に今ご指摘の総合計画の部分もございますので、 これにつきましては当然整合性をとりながら進める必要があるということで、このたび同時並行的に 策定検討を進めていきたいということで、今予算の計上をさせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 全員協議会等で議会に説明あったとしても、市民の皆さんが総合計画ある のにまた総合計画をつくるのかというような、やっぱり疑問を持たれると思うのです。そういったこ との説明をしっかりとしておかないと、なんで1,500万円もまた使うのだということになりますの で、今お聞きしました。   この1,500万円、いわゆる外部委託をするという経費と受けとめていいわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡寞ヤ也君) このたびの予算では総額1,500万ということでございますが、内 容的には総合計画等の策定業務ということで計上させていただいております。内容的には2本ござい まして、今議員ご指摘の総合計画の部分と、それからもう一点は総合戦略の部分ということで、内容 的には2つに分かれております。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) この数年いろいろな計画を、福祉とか介護とかいろいろなセクションで計 画等をつくるのですが、ほとんど外部へ委託をすると。若干担当課がやるのはいろいろなアンケート をとるとかということでの市民とのかかわりを持ちながらということなのですけれども、最終的には 行政の皆さん方のところへは外で決められたといいますか、お願いをしたのが、そのまま計画に移さ れていくと。以前はこうでなかったと思うのです。例えば総合計画をつくる、最初の平成21年につ くるときにもやっぱり相当内部でもみながら、大きな柱はきちっと庁内でやって、細かい文章とかそ ういったことはあるいは任せることがあったのかもしれませんが、みんな頭から尻尾まで、表現が悪 いですかね、そういったのみんな計画を外部に委託する。今回1,500万円も使ってということなの ですから、この辺が庁内でできない。もう既にこれ専決ですから、落としてあることなのだろうと思 うのですけれども、内部でできない理由は何ですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡寞ヤ也君) 先般の全員協議会でお話申し上げましたが、決して全て、言葉悪い ですが、丸投げ的な委託ではなくて、時間もないという中でより議員ご指摘の内部での議論、それか ら市民の皆さんの意見を十分にお聞きしたいということで、市民アンケートの実施だとか集計だとか、 資料の作成だとか会議録の取りまとめとか、職員がより市民の皆様方のご意見だとか、それから知恵 を絞ったりする部分に時間を割きたいということで、委託できる部分、いわゆる後方支援的な部分で コンサルさんのご支援をいただくということでございます。 〇18番(滝沢武司君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第2号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第2号は原案のとおり承認することに決定をしました。   午前11時20分まで休憩します。           午前11時09分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 平成27年度村上市施政方針 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、平成27年度村上市施政方針について、市長職務代理者の発言を 許します。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) 平成27年度村上市施政方針について、市長にかわ りまして私職務代理の副市長でありますが、市長にかわりまして私から述べさせていただきますので、 よろしくお願いいたします。   平成27年村上市議会第1回定例会の開催にあたり、新年度の市政運営について、私の所信を申 し述べ、議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。   昨年成立しました「まち・ひと・しごと創生法」により、全国の地方自治体で「地方創生」を合 言葉に、地方の創意と工夫を結集する「地方版総合戦略」の策定作業が進んでおります。   本市は、平成20年4月の合併以降、「定住の里づくり」を重点戦略に掲げた「第1次村上市総 合計画」に基づき、まちづくりを進めてまいりましたが、この「地方版総合戦略」の策定に合わせ、 総合計画の見直し作業に着手することといたしました。   見直しにあたっては、地域間競争に勝ち抜き、そして若い人たちが明るく、生きがいのある未来 を抱くことのできるような、思い切った施策を盛り込んでまいりたいと考えております。   また、日本海沿岸東北自動車道の全線開通後を見据えた魅力あるまちづくり、厚生連村上総合病 院の新築移転に伴う村上駅周辺の整備、地球温暖化対策や地域経済等への効果が期待される岩船沖洋 上風力発電事業の導入実現と市としての活用手法等、将来のまちづくりを大きく左右する事業につい て、具体的な検討に着手することとなります。   同時に、米価下落と生産資材高騰の影響が懸念される農業への支援や、実質賃金の低下により消 費の低迷が続く中小企業者に対する振興施策を推進しながら、市民の皆さまが安心して生活できる郷 土づくりを基本に総合計画の見直し作業を進めてまいります。   なお、本年1月21日に本市が中心となり、関川村及び粟島浦村と連携してまちづくりを進める 「村上岩船定住自立圏」の形成に向けた「中心市宣言」を行いました。本年10月までに「共生ビジ ョン」を策定し、本市を含め広域的な視点で地域活性化に向けた取組を展開してまいります。   次に、本年度一般会計の概要と主要事業の取組につきまして申し上げます。   予算編成におきましては、総合計画後期実施計画を基本とし、平成26年度予算との比較では、 新ごみ処理場建設事業完了による減や、保内学童保育所の建設、市道桃川牧目道路改良などの継続事 業の早期完成に向けた取組のほか、住民生活や経済対策に配慮した新規事業を盛り込み予算編成を行 ったところであります。   本年度の予算規模は、一般会計総額で316億6,000万円、主要財源は、市税で65億1,890万円、 地方交付税で126億2,000万円、国県支出金47億1,112万円、市債31億440万円を見積もりまし た。   次に、主要事業の取組につきまして、本市総合計画の基本目標に沿ってご説明申し上げます。   はじめに、支え合い安心して暮らせる思いやりのまちづくりであります。   まず、保健・医療の充実につきましては、本年度からスタートする「第2次健康むらかみ21計 画及び村上市食育推進計画」に基づき、各種健診、健康教育事業等を実施してまいりますとともに、 「歯科保健計画」に基づき、新たに歯科衛生士を配置するほか、3歳6か月児の歯科健診を実施する など、きめ細かな歯科保健事業を積極的に展開してまいります。また、昨年度策定いたしました「自 殺予防行動計画」に基づく対策事業を総合的に推進してまいります。   この地域で安心して暮らせるために、地域医療体制の確保が重要な課題となっており、特に医師 確保につきまして、今後も粘り強く、県当局へ要望活動を行ってまいります。   国民健康保険事業につきましては、医療費の抑制に一層努めるとともに、本年度から新たに人間 ドック助成を実施いたします。   地域福祉の形成につきましては、誰もが地域で自立し、安心して生活できるよう、地域住民や民 間組織等と連携をしながら、地域の支え合いによる福祉を推進するため、「村上市地域福祉計画」を 策定いたします。   次に、高齢者支援の充実についてであります。   平成27年度から29年度を計画期間とする「高齢者保健福祉計画」及び「第6期介護保険事業 計画」に基づき、在宅医療・介護連携及び認知症支援施策の推進を重点的に進めてまいりますととも に、地域密着型介護老人福祉施設、認知症対応型共同生活介護施設等につきまして、平成28年度以 降の開設に向け、事業者選定作業に着手いたします。   また、利用しやすい外出支援サービスへの変更や、給食サービス、除雪費援助事業等の継続実施 により、高齢者生活支援事業の充実を図ってまいります。   障がい者支援の充実につきましては、「障害者総合支援法」の理念に基づき、関係機関等との連 携を強化し、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援してまいりますとともに、平成28年 4月1日から施行されます「障害者差別解消法」のスムーズな実施に向けた体制づくりに努めてまい ります。   続きまして、子育て支援の充実についてであります。   昨年度「村上市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、本市が今後進めていく、子育て支援施 策の方向性や目標等を定めましたので、本計画を中心に、人口減少対策の大きな柱となる子育て支援 施策を着実に展開してまいります。   妊娠期から出産後の支援といたしましては、妊婦健診費用助成や妊婦無料歯科健診、こんにちは 赤ちゃん訪問事業等を継続してまいります。   保育支援では、新たに小規模保育事業、事業所内保育事業を実施し、特にニーズの高い3歳未満 児の受け入れを拡充するほか、神林子育て支援センターの土曜開所、保内学童保育所の建て替え工事 を実施します。   また、子ども医療費助成の対象範囲を、本年9月から満18歳に達する年度の3月31日までに 拡充いたします。   生活支援の充実につきましては、生活保護受給者は依然増加傾向にあり、適切な保護実施に努め るとともに、本年4月から施行される「生活困窮者自立支援法」に伴い、新たに生活保護に至る前段 階の自立支援策を講じてまいります。   平等社会の推進につきましては、昨年度策定いたしました「人権教育・啓発推進計画」に基づく 各事業を着実に展開し、一人ひとりの人権が尊重される村上市の実現を目指してまいります。   次に、自然と景観を守る環境に優しいまちづくりについてであります。   まず、自然環境の保全についてであります。   本年度は、「環境基本計画」が計画期間の中間年度を迎えることから、環境意識アンケート調査 を実施し、社会情勢や新たな環境問題に応じた、効果的・効率的な計画の見直しを実施するほか、環 境フェスタなどの各種イベントを開催し、市民、事業者、行政が一体となり、環境の保全に取り組ん でまいります。   地球温暖化対策の推進につきましては、住宅用太陽光発電システム及び木質バイオマスストーブ 設置補助を引き続き実施し、新エネルギーの導入促進を図ります。   また、岩船沖洋上風力発電事業につきましては、事業予定者が決定したことから、「岩船沖洋上 風力発電推進委員会」において、地域関係者らと協議を重ね、国内初のモデルケースとなる大規模な 再生可能エネルギーの導入実現を目指します。   次に、生活環境衛生の確保についてであります。   平成24年度以降、工事を続けてまいりました新ごみ処理場が、地元関係者の皆さまのご協力を いただきようやく完成いたしました。   この場をお借りしましてお礼申し上げます。   今後は、本施設を最大限に活用する中で、分別収集の徹底、リサイクル率の向上を図り、環境負 荷の少ない循環型社会の実現を目指してまいります。   なお、既存施設の解体につきましても、計画的に推進してまいります。   次に、上水道整備の推進についてであります。   上水道事業につきましては、村上地区第4次拡張事業と荒川地区第3次拡張事業を継続してまい りますとともに、引き続き瀬波温泉地区の配水管改良工事など、老朽施設の改修を推進してまいりま す。   簡易水道事業につきましては、蒲萄地区、南大平・指合地区及び河内地区の上水道統合整備事業 を継続してまいりますとともに、引き続き府屋地区の配水管改良工事など、老朽施設の改修を推進し てまいります。   次に、汚水処理対策の推進についてであります。   公共下水道事業では、村上市街地の管渠整備を引き続き推進するとともに、国道7号東側の仲間 町及び坪根集落等の整備に着手し、処理区域の拡大を図ります。   農業集落排水事業では、本年度の事業完了に向け、滝の前集落の管渠布設工事を実施いたします。   また、下水道施設の長寿命化及び耐震対策、水洗化率向上に向けた普及啓発活動を積極的に進め てまいりますほか、下水道整備区域外の合併処理浄化槽の設置及び維持管理経費に対する助成を継続 して実施いたします。   次に、活気に満ちた輝くにぎわいのまちづくりであります。   はじめに、農業の振興についてであります。   農地中間管理機構の創設、経営所得安定対策の見直し、水田フル活用と米政策の見直し、そして 日本型直接支払制度の創設の4つの改革を柱とした新たな農業・農村政策が始まりましたので、村上 市「地域農業活性化」検討会におきまして、地域間競争に勝ち抜くことができる、本市における農業 のあり方を昨年に引き続き検討してまいりますとともに、農作物に対する「村上ブランド育成拡大支 援事業補助金」を創設いたします。   また、人・農地プランによる耕作放棄地対策や、農地・農業用水等の保全管理活動等を着実に推 進してまいりますとともに、サルによる農作物被害を防止する電気柵設置支援や、有害鳥獣の捕獲免 許取得・更新への助成拡充等、鳥獣被害防止対策を強化してまいります。   林業の振興につきましては、施業集約化による造林作業の効率化と木材生産コストの抑制に取り 組むと同時に、森林作業道の開設を含めた支援、松くい虫被害対策に取り組んでまいります。   また、創設以来、多くの市民の皆さまにご利用いただき、林業活性化の一翼を担っている「村上 市産材利用住宅等建築奨励事業」につきまして、継続実施してまいりますとともに、合併前から検討 され、昨年度から取組を本格化した(仮)岩船東部線の県営林道事業につきましても、地元及び関係 機関と連携し、早期事業化に向けた取組を継続いたします。   水産業の振興につきましては、桑川漁港における清浄海水導入施設の整備、桑川及び脇川漁港の 機能保全計画の策定に取り組みます。   また、稚魚購入・放流事業に対する補助や、漁港及び直売所の活性化に向けた取組を実施してま いりますとともに、農林水産省から認定された「食のモデル地域構築計画」による、水産物のブラン ド化及び消費拡大を目指す取組を積極的に支援してまいります。   次に、商工業の振興についてであります。   市内の景況は、消費増税の反動や円安など、中小企業にとってのマイナス要因から足踏みが続い ており、中小企業の多い本市の商工業は、依然厳しい状況が続いております。   本年度は「産業振興懇談会」を開催し、中小企業の振興を図るための条例制定や、産業等の活性 化補助制度の拡充等、中小企業をはじめとした商工業全体の振興策について、活発な議論を展開して まいりたいと考えております。   企業誘致の推進につきましては、「企業設置奨励条例」や「企業立地促進法」に基づく優遇措置 等を活用しながら、新規立地はもとより、既存企業に対する支援に力を入れてまいります。   制度資金につきましては、信用保証料の補給及び不況対策資金の全額保証を継続実施するほか、 商工会議所及び各商工会が実施する経営指導事業や地域活性化事業を引き続き支援してまいります。   また、国の伝統的工芸品である村上木彫堆朱及び羽越しな布につきましては、関係団体と連携し ながら、普及啓発及び振興を図ってまいります。   次に、観光の振興についてであります。   3月14日に北陸新幹線が金沢まで開業し、関東の観光客が北陸へ流れることが危惧される一方、 関西方面から本県へのアクセスがよくなり、本県観光への関心が高まることが予想されますので、新 潟県観光協会が主催する関西での観光商談会に参加するなど、本市の持つ魅力ある観光情報の発信に 努め誘客を図ってまいります。   物産の振興では、本市へふるさと納税をいただいた方に、お礼として本市特産品を贈呈する事業 を本年9月から実施してまいりますとともに、越後村上物産会と連携し、首都圏等でのイベント参加 による販路の拡大を目指してまいります。   次に、就業・雇用支援についてであります。   市内の雇用情勢は持ち直しの動きが続いているものの、雇用のミスマッチの解消や一部業種では 労働者不足などの課題も出てきておりますので、岩船郡村上市雇用対策協議会やハローワーク村上等 の関係機関との連携を図りながら、マッチングや人材確保の支援に取り組んでまいります。   また、若者の就業支援についても、地域若者サポートステーションとの協力体制の下、支援の強 化に努めてまいります。   次に、安全で快適な住みよいまちづくりについてであります。   まず、道路の整備であります。   日本海沿岸東北自動車道「朝日温海道路」につきましては、工事が円滑に進むよう支援・協力を 進めるとともに、インターチェンジ周辺の土地利用に関する基本構想等の策定業務を実施いたします。 また、近隣の関係団体と連携し、1日も早く事業が完了するよう、国に強く要望してまいります。   幹線交通網の整備といたしまして、市道桃川牧目線の国道7号までの完成を目指してまいります ほか、狭あい道路の路肩拡幅や通学路の整備、市道橋の修繕工事等を計画的に進めてまいります。   次に、河川・排水路の整備推進についてであります。   滝矢川及び岩船備前屋排水路の整備を、継続して進めてまいりますとともに、転落防止柵設置等 の適正な維持管理に努めてまいります。   次に、港の活性化の推進についてであります。   岩船港につきましては、岩船沖洋上風力発電事業の動向を見ながら、地域の活性化に?がる整備 の方向性を検討してまいりますとともに、埋没土砂の撤去や浸食対策について、引き続き国・県に要 望を重ねてまいります。   次に、安全なまちづくりの推進についてであります。   交通安全対策の推進につきましては、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶等を関係機関、団 体等と連携しながら、引き続き取り組んでまいります。   防犯対策の推進につきましては、警察署及び関係機関・団体等と連携し、地域の防犯意識の高揚 を図ってまいりますとともに、防犯灯の維持管理及び整備に引き続き取り組んでまいります。   また、空き家等の適正管理につきましては、国の支援やガイドライン等の動向を注視しながら、 引き続き所有者等に適正な管理の指導等を行ってまいります。   防災対策の推進につきましては、津波対策といたしまして、避難路の整備や看板の設置等を進め てまいりますとともに、防災士の育成、出前講座などを通じて、地域の防災意識の向上を図ってまい ります。   常備消防では、消防救急無線デジタル化工事が本年度で完了し、運用を開始いたします。また、 救急救命士の養成、消防士の高度教育の実施、幼年消防クラブや女性防火クラブの育成、消防フェス ティバルなどを実施いたします。   非常備消防につきましては、引き続き消防水利や消防資機材の整備・充実を図るとともに、消防 団の組織及び定員の見直しを検討しながら、団員の確保に努めてまいります。   消費者の自立支援につきましては、消費生活センターを中心に、各種相談や出前講座、市報等に より、契約に関するトラブル等の未然防止に努めてまいります。   次に、高度情報化の推進についてであります。   地域情報化の推進につきましては、山北地区の情報基盤告知端末機の更新を実施します。   行政情報化の推進につきましては、昨年度に引き続き「社会保障・税番号制度」に対応するため のシステム改修を進めてまいります。   また、本年度は、国勢調査が行われますので、市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げ ます。   次、良好なまちづくりの推進についてであります。   本年度も引き続き、都市計画の変更作業を進めてまいりますとともに、荒川地区において、都市 計画道路「南中央線」の街路事業に着手いたします。   また、木造一戸建て住宅の耐震化に対する支援を継続して実施してまいりますとともに、厚生連 瀬波病院への耐震診断助成を新規に実施するほか、長寿命化計画による公営住宅の適正な維持・保全 を実施してまいります。   景観の保全・活用の推進につきましては、昨年度制定した「村上市景観条例」による適正な指導 を実施するほか、村上地区において「歴史まちづくり法」による「歴史的風致維持向上計画」の策定 作業に着手いたします。   次に、公共交通の充実についてであります。   好評を得ています「市内路線バス学生運賃半額社会実験」及び「あべっ車」をはじめとする巡回 バスの運行について継続して実施してまいりますほか、デマンドタクシーの利用状況の分析を行い、 将来的に持続可能な運行形態を確実なものとするよう努めてまいります。   次に、豊かな心と文化を育むふれあいのまちづくりについてであります。   まず、学校教育の充実についてであります。   児童・生徒の豊かな人間性や社会性を育むためには、地域と密接に連携した学校づくりが必要不 可欠でありますので、「郷育会議」を中心とし、学校、家庭、地域を結ぶ取組の強化を図り、引き続 き、地域全体の教育力の向上に努めてまいります。   個を伸ばす学校教育の充実につきましては、児童及び生徒の基礎学力の徹底、教材、教具、図書 等の学校環境整備、さらには、外国語指導助手、教育補助員の配置により学力の向上を目指してまい りますほか、キャリア・スタート・ウィーク事業を継続してまいります。   また、特別支援教育における介助員の適正配置、ことばとこころの相談室の充実、いじめ・不登 校問題への対応、人権教育の充実等に継続して取り組んでまいります。   小・中学校の望ましい教育環境整備につきましては、国の考え方を見据え、「村上市立小・中学 校望ましい教育環境整備検討委員会」において、本年度中の答申に向けた検討を進めてまいります。   学校施設の耐震化工事につきましては、本年度の工事により、全て完了となる予定であります。   次に、生涯学習の充実についてであります。   生涯学習の推進につきましては、「村上市生涯学習推進計画後期実施計画」に基づき、公民館事 業における多種多様な講座の開催による学習機会の提供や、青少年健全育成事業における家庭教育支 援事業、青少年の居場所づくり等を積極的に実施し、総合的な生涯学習の推進を図ってまいります。   また、昨年度着手した「村上市子ども読書推進計画」を策定し、子どもたちへの読書奨励活動を 促進してまいります。   次に、文化・芸術の充実についてであります。   文化及び芸術の振興につきましては、村上市美術展覧会や大須戸能薪能を開催するとともに、 「村上まつり」の保存・伝承を進めるため、引き続き、無形民俗文化財調査を実施し、本年度は調査 報告書を作成いたします。   村上城跡では、計画的に整備を進めるとともに、「史跡村上城跡保存管理計画」について平成 29年度策定を目指し作業を進めてまいります。   平林城跡では、殿屋敷の発掘調査を実施し、調査報告書を作成するとともに、整備に努めてまい ります。   次に、スポーツの振興についてであります。   市内全地区に発足した総合型地域スポーツクラブは、地域でのスポーツ推進に大きな役割を果た しておりますので、引き続き各クラブと連携し、市民のニーズにあった、きめ細かな事業に取り組ん でまいります。   また、トップレベルの選手育成を目指した地域ジュニア競技クラブやスポーツ少年団への支援を 実施するほか、競技スポーツの強化、指導者の養成、スポーツ推進委員体制の充実を図り、施設を含 めたスポーツ環境の整備に努めてまいります。   次に、簡素で効率の良い行政経営についてであります。   合併以降「職員定員適正化計画」に基づき、組織の再編と職員数の削減を計画的に実施し、その 効果は大きなものとなっております。   しかしながら、めまぐるしく増加する行政需要への対応も必要なため、本年度は、本市の財政基 盤、提供すべき行政サービス、職員の事務量等を勘案したうえ、更なる組織再編の要否と併せ、適正 な職員数を確保してまいります。同時に、職員の企画・立案、政策能力向上のため、各種研修を実施 し、引き続き職員の資質向上に努めてまいります。   また、施設見直し計画に基づいた計画的な指定管理者制度の導入や未利用財産の利活用を引き続 き進めてまいりますほか、市民目線による外部評価を含めた行政評価制度の構築に着手いたします。   最後に、市民と行政の協働による行政経営についてであります。   市民協働のまちづくりにつきましては、各地域まちづくり組織の発足から3年が経過し、その活 動は地域に着実に根差したものとなってきております。   関係者の皆さまの継続的なご努力に対し、感謝申し上げます。   引き続き、その活動を支援してまいりますとともに、地域活性化の起爆剤として、また、地域の 新たな担い手として期待されます「地域おこし協力隊」の導入についても、継続して取り組んでまい ります。   以上が私の市政運営にあたっての所信と平成27年度の主要な事業概要であります。『元気“e まち”村上市』の実現に向け、「愛郷無限」の想いを大切にし、誠心誠意取り組んでまいります。   市民の皆さまと議員各位におかれましては、特段のご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願 いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 以上で平成27年度村上市施政方針を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時56分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第10 議第 3号 平成27年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算                議第 5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第 7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第 8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第 9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算                議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算               議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算           〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第3号から議第13号までの11議案を一括して議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第3号から議第 13号までの11議案について一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成27年度の村上市各会計予算案であります。施政方針の冒頭にも触れまし たように、本年度予算の編成におきましては、総合計画後期実施計画に基づき、小中学校耐震化事業 や市道桃川牧目線道路改良などの継続事業の早期完成に向けた取り組みのほか、住民生活や経済対策 に配慮した新規事業を盛り込み、予算編成を行ったところであります。   平成27年度当初予算案の規模を申し上げますと、一般会計は316億6,000万円、特別会計は9 会計で233億8,206万円、企業会計は21億6,217万2,000円、全会計合計では572億423万2,000 円となります。   それでは、各会計の予算案の内容について順次申し上げます。最初に、議第3号は一般会計の予 算案であります。予算の総額は316億6,000万円、前年度当初予算と比較すると、予算総額ではマ イナス0.3%、9,000万円の減額となりますが、減額となった理由は、新ごみ処理場建設事業の終了 により15億8,623万円減額となったことが主たる要因であります。また、投資的経費では市道桃川 牧目線道路改良工事や、岩船備前屋排水路改修工事などのインフラ整備のほか、消防救急デジタル無 線整備事業や防災行政無線デジタル化事業、小中学校の耐震化事業などで34億3,871万円を計上し ておりますが、これも新ごみ処理場建設事業の終了により前年度比マイナス25.8%、11億9,687万 円の減額となっております。また、職員人件費では、引き続き退職者数の3割補充による職員体制を 進めており、前年度比マイナス3.5%、1億8,119万9,000円の減額で、50億1,712万9,000円とな っております。   また、第2条では債務負担行為、第3条では地方債の目的及び限度額等を、第4条では一時借入 金の借り入れ最高額を30億円に定めたところであります。   それでは、予算の概要から主なものを前年度と比較して申し上げます。歳入では、第1款市税を 固定資産税の評価替え、土地の下落による減額からマイナス1.1%、65億1,890万4,000円を見込 みました。第10款地方交付税ではプラス0.4%、126億2,000万円を、第14款国庫支出金では小中 学校耐震化事業交付金などの増によりプラス11.5%で27億7,341万2,000円を、第21款市債では ごみ処理場建設事業債の減によりマイナス22.1%、31億440万円をそれぞれ計上いたしました。   次に、歳出では第3款民生費85億3,036万5,000円、学童保育所整備事業などの増によりプラ ス7.7%、6億1,112万6,000円の増額。第4款衛生費24億1,415万5,000円、新ごみ処理場建設 事業費の減などによりマイナス37.2%、14億2,961万4,000円の減額。第6款農林水産業費23億 9,884万7,000円、農地・水保全管理支払い経費の増などによりプラス16.2%、3億3,477万4,000 円の増額。第9款消防費22億3,360万3,000円、防災行政無線デジタル化及び消防救急デジタル無 線整備事業費の減によりマイナス12.1%、3億852万7,000円の減額。第10款教育費36億6,727 万2,000円、小中学校耐震化事業費の増などによりプラス18.8%、5億8,055万9,000円の増額と いたしました。   続きまして、特別会計の予算案について申し上げます。議第4号は、土地取得特別会計の予算案 であります。予算の総額は前年度と同額の6万円であります。歳入では第1款財産収入で5万8,000 円、歳出では第2款諸支出金で土地開発基金積立金を同額計上いたしました。   次に、議第5号は、情報通信事業特別会計の予算案であります。予算の総額は4億4,900万円 とし、前年比マイナス1.3%、600万円の減額であります。歳入では、第1款分担金及び負担金で情 報通信施設負担金50万円を、第2款使用料及び手数料で、情報通信施設使用料5,591万7,000円を、 第3款繰入金で一般会計繰入金3億6,545万円を、第5款諸収入で光伝送路等貸付料など2,713万 2,000円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第1款総務費で前年度比プラス14.4%、2,876万 1,000円の増の5億2,899万2,000円を計上いたしました。これは山北地区における告知システム更 新事業の平成27年度の所要額として1,538万1,000円を計上しております。第2款公債費は、起債 の元利償還金2億1,700万8,000円を計上いたしました。   次に、議第6号は、蒲萄スキー場特別会計の予算案であります。予算の総額は6,800万円、前 年度比2,070万円の減額であります。歳入では、第2款使用料及び手数料で1,016万円を、第3款 繰入金で5,549万9,000円を、第5款諸収入では204万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、 蒲萄スキー場運営経費を含んだ第1款総務費で6,780万円を、第2款予備費で20万円をそれぞれ計 上いたしました。   次に、議第7号は、国民健康保険特別会計の予算案であります。予算の総額は79億9,100万円 とし、前年比プラス7%、5億2,200万円の増額であります。歳入では、第1款国民健康保険税で 13億90万9,000円を、第4款国庫支出金で16億6,012万2,000円を、第6款前期高齢者交付金で 19億5,616万9,000円を、第9款共同事業交付金で17億4,246万円を、第11款繰入金で5億 6,816万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第2款保険給付費で49億2,415万2,000円を、 第3款後期高齢者支援金等で8億3,639万1,000円を、第6款介護納付金で2億9,093万1,000円 を、第7款共同事業拠出金で17億2,243万2,000円を、第8款保健事業費で7,829万円をそれぞれ 計上いたしました。   次に、議第8号は、後期高齢者医療特別会計の予算案であります。予算の総額は6億4,200万 円とし、前年比マイナス0.2%、100万円の減額であります。歳入では、第1款後期高齢者医療保険 料で4億1,791万2,000円を、第3款繰入金で2億1,990万4,000円をそれぞれ計上いたしました。 歳出では、第1款総務費で1,662万3,000円を、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で6億2,109 万5,000円をそれぞれ計上いたしました。   次に、議第9号は、村上市介護保険特別会計の予算案であります。予算の総額は71億8,900万 円とし、前年比マイナス2.2%、1億6,000万円の減額であります。歳入では、第1款保険料で13 億8,781万8,000円を、第4款国庫支出金で保険給付費、地域支援事業費の歳出見込み額により負 担割合に応じて17億7,404万4,000円を、第5款支払基金交付金で19億2,619万円を、第6款県 支出金で10億2,897万1,000円を、第8款繰入金で事務費等繰入金を含め10億6,331万9,000円 をそれぞれ計上いたしました。歳出では、介護報酬改定を考慮し、第2款保険給付費で68億3,069 万2,000円を、第3款地域支援事業費で介護予防事業などで1億5,300万8,000円をそれぞれ計上 いたしました。   次に、議第10号は、下水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は49億8,600万円 とし、昨年度比プラス11.4%、5億990万円の増額であります。歳入では、第1款分担金及び負担 金の受益者負担金、第2款使用料及び手数料の下水道使用料、第3款国庫補助金などで12億2,720 万5,000円を、第4款繰入金の一般会計繰入金で19億4,059万2,000円を、第7款市債で17億 7,820万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第1款下水道費の下水道管理費で7億8,192万 7,000円、下水道建設費で14億7,274万8,000円を、第2款公債費で27億2,882万5,000円をそれ ぞれ計上いたしました。これらの予算のもと、村上地域において約6キロメートルの管渠整備により、 処理区域を26ヘクタール拡大する予定としているとともに、下水道施設の老朽化や耐震対策のため、 長寿命化計画に基づき瀬波第1、第2中継ポンプ場の再構築工事を実施いたします。また、下水道施 設の適正な管理運営を行い、引き続き水洗化率の向上に努めて、使用料徴収の確保を図ってまいりま す。   次に、議第11号は、集落排水事業特別会計の予算案であります。予算の総額は11億3,000万 円とし、前年度比プラス6.0%、6,420万円の増額であります。歳入では、第1款分担金及び負担金 の受益者分担金、第2款使用料及び手数料の使用料、第3款県支出金の県補助金などで2億4,982 万円を、第4款繰入金の一般会計繰入金5億5,296万7,000円を、第7款市債で3億1,170万円を それぞれ計上いたしました。歳出では、第1款集落排水費の集落排水管理費で2億4,253万3,000 円、集落排水建設費で9,784万6,000円、第2款公債費で7億8,712万1,000円をそれぞれ計上い たしました。これらの予算のもと、今年度の完成に向け滝の前集落の管渠整備を実施するとともに、 集落排水事業につきましても施設の適正な管理運営を図り、水洗化率の向上に努めてまいります。   次に、議第12号は、簡易水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は9億2,700万円 とし、前年度比プラス39.2%、2億6,160万円の増額であります。簡易水道事業の業務予定量は、 給水戸数4,456戸、年間総給水量115万6,000立方メートルを予定しております。歳入では、第2 款使用料及び手数料で水道使用料などで1億9,404万6,000円を、第3款国庫支出金の国庫補助金 で1億577万1,000円、第4款繰入金の一般会計繰入金で1億8,838万4,000円、第7款市債で4 億2,240万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第2款施設費の施設建設費で5億6,918万 4,000円を、第3款公債費で2億1,770万2,000円をそれぞれ計上いたしました。主な事業といたし ましては、蒲萄地区、南大平、指合、河内地区における上水道事業への統合事業であります。   次に、議第13号は、上水道事業会計予算案であります。業務の予定量は、給水戸数2万512戸、 年間総給水量を633万3,262立方メートルと定めました。収益的収支予算では、事業収益を11億 3,027万1,000円とし、事業費用を10億5,403万4,000円とし、利益は7,623万7,000円を見込ん でおります。資本的収支予算では、資本的収入を3億7,882万1,000円、資本的支出を11億813万 8,000円とし、主な事業といたしましては、拡張事業として村上地区の第4次拡張事業で配水管改良 工事等の実施、荒川地区の第3次拡張事業で第2配水池築造工事等を実施いたします。また、各地区 において、下水道及び道路改良事業に伴う配水管布設替え、村上及び荒川地区において石綿管の改良 などの老朽管改良を実施いたします。収支差し引き不足額7億2,931万7,000円は、当年度分消費 税等資本収支調整額5,861万5,000円、当年度分損益勘定留保資金3億9,466万1,000円、減債積 立金5,000万円及び建設改良積立金2億2,604万1,000円で補填しようとするものであります。   以上、平成27年度の村上市各会計予算について一括してご説明申し上げました。よろしくご審 議の上、原案のとおりご決定賜りたく、お願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 以上で議第3号から議第13号までの提案理由の説明を終わります。                                              追加日程第1 一般会計予算審査特別委員会の設置について 〇議長(板垣一徳君) お諮りします。   この際、ただいま議題となっております平成27年度村上市一般会計予算の審査を行うため、お 手元に配付の資料のとおり、一般会計予算審査特別委員会を設置し、審査を行うこととしたいと思い ます。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題といたしたいと思い ます。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。   お諮りします。平成27年度村上市一般会計予算の審査を行うため、一般会計予算審査特別委員 会を設置をしたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置については決定をされました。                                              追加日程第2 一般会計予算審査特別委員会の委員の選任について 〇議長(板垣一徳君) お諮りします。   ただいま設置されました一般会計予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8 条第1項の規定により、お手元に配付の資料のとおり、議長において議長を除く全議員を指名をいた します。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名をいたしました諸君は、一般会計予算審査特別委員会の委員に選任をされ ました。   これから一般会計予算審査特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩をいたします。           午後 1時23分  休 憩                                                        午後 1時38分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   休憩中一般会計予算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選の結果、委員長に平山耕君、 副委員長に小杉和也君が選任をされた旨、報告がありました。   委員長から就任のご挨拶をお願いします。   平山耕君。           〔一般会計予算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま一般会計予算審査特別委員会委員長に選任 されました平山耕です。村上市議会としては昨年の決算特別委員会に続いてでありますが、予算審査 としては初めてのケースになります。自分としては精いっぱい努める所存ですが、議員諸兄において も議事がよりスムーズに流れますよう、でき得る限りのご協力をお願い申し上げまして、就任と挨拶 とします。   よろしくどうぞお願いします。                                              日程第11 議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について               議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更について              議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定について           議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定に             ついて                                 議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定について                議第19号 村上市まちづくり基本条例制定について                 議第20号 村上市総合計画審議会条例制定について                 議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定について         議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定について              議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定について          議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法             律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について         議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条             例制定について                            議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定について          議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関             する条例の一部を改正する条例制定について               議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                 議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する             条例制定について                           議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定について        議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定について       議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定につい             て                                  議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定について           議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定について         議第36号 村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定について       議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定について          議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定について        議第39号 市有財産の譲与について                        議第40号 市有財産の譲与について                        議第41号 市有財産の譲与について                        議第42号 市有財産の譲与について                        議第43号 市有財産の譲与について                        議第44号 市有財産の譲与について                        議第45号 市有財産の譲与について                        議第46号 市有財産の譲与について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第14号から議第46号までの33議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程いただきました議第14号から議第46 号までの33議案について一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第14号は、村上市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。本計画は、過 疎地域自立促進特別措置法に基づき、財政上の特別措置等を受けるため、その計画期間を平成22年 度から平成27年度までの6年間として策定したものであります。このたびの変更内容につきまして は、除雪機械整備事業の追加登載を行い、新たに過疎債の適用を受けようとするものであり、国から 示されております過疎地域自立支援法第6条第7項の規定により、議会の議決を求めるものでありま す。   なお、この計画変更につきましては、新潟県との協議手続を既に終えております。   次に、議第15号は、村上市辺地に係る総合整備計画の変更についてであります。本計画は、今 回変更する蒲萄辺地に係る総合整備計画につきましては、蒲萄地区簡易水道統合整備事業として、平 成24年度から平成26年度の3カ年計画で議決をいただいているところでありますが、国道7号の 横断に係る工事方法を変更する必要が生じたため、計画期間及び事業費について変更するものであり ます。変更に当たり、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の 第3条第8項に基づき議会の議決を求めるものであります。   なお、この計画変更につきましては、新潟県との協議手続を既に終えております。   次に、議第16号は、村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定についてであります。本案は、 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により、教育委員会の委員長の廃止 や教育長は特別職の身分となる等の改正が平成27年4月1日から施行されます。新たな教育長につ いては、具体的な事務を執行すること等、その職責、職務内容に鑑み常勤とすること、勤務時間中の 職務の専念義務が課せられることとされており、教育長の具体的な始業時間、終業時間等、勤務時間 を特定しなければ具体的に職務に専念すべき範囲が明確にならないため、本条例により新教育長の勤 務時間を定めるものであります。これに伴い、現行村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に 関する条例は廃止します。   次に、議第17号は、村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定についてであ ります。本案は、先ほど議第16号とあわせ新たな教育長については具体的な事務を執行すること等、 その職責、職務内容に鑑み常勤とすること、勤務時間中の職務専念義務が課せられることとされてお り、本条例により具体的な職務に専念すべき範囲を定めるものであります。   次に、議第18号は、村上市ふるさと応援基金条例制定についてであります。本案は、ふるさと 納税により本市を応援する寄附金について、寄附された方自身が選択した事業の次年度予算に充当す るため、基金を創設するものであります。   なお、このたび本定例会におきましては、各種基金の整理、再編のため、本案を含め関係条例を 11件提案しております。基金の廃止が7件、改正3件、新設1件であります。本市の各基金は合併 時に5市町村から全て新市に引き継がれましたが、合併から7年を経て、また社会経済情勢の大きな 変化により既にその役割を終えたものもあり、これを見直し、喫緊の行政課題に対応し、優先度の高 い施策に基金から機動的な財源充当が可能になるよう、基金の整理、再編を行うものであります。   次に、議第19号は、村上市まちづくり基本条例制定についてであります。本案は、本市が進め る市民協働のまちづくりをさらに推進し、市民、行政、そして多くのまちづくりを進める団体などが 村上市のまちづくりを進める上での基本理念とするために制定するものであります。平成25年5月 28日に村上市市民憲章の制定とあわせ、村上市市民憲章等審議会に諮問を行ったものでありますが、 同審議会で慎重に議論をいただき、審議をいただき、このたび答申をいただいたことから、提案する ものであります。   次に、議第20号は、村上市総合計画審議会条例制定についてであります。本案は、村上市総合 計画の計画内容について審議いただく附属機関を設置するため制定するものであります。委員の構成 といたしましては、学識経験を有する者、関係団体に属する者、公募による者等であり、市民の目線 での審議をいただくものであります。   次に、議第21号は、村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定についてであります。本 案は、村上市、関川村、粟島浦村で構成する村上岩船定住自立圏での具体的な取り組み等を掲載する 村上岩船定住自立圏共生ビジョンの策定または変更に当たり、国の定める定住自立圏推進要綱に基づ き附属機関を設置するため制定するものであります。   次に、議第22号は、村上市いじめ問題調査委員会条例制定についてであります。本案は、いじ め防止対策推進法第28条第1項の規定に基づく組織として、市立小中学校において発生したいじめ の重大事案に係る調査を行うため、教育委員会の附属機関としての委員会の設置が可能となるよう条 例を整備するものであります。   次に、議第23号は、村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定についてであります。本案 についても議第22号と同様、いじめ防止対策推進法第30条第2項の規定に基づく組織として、い じめの重大事案に係る教育委員会の附属機関が行った調査結果を受け、市長が再調査の必要を認めた 場合、その調査結果を審査するため、市長の所属機関として委員会の設置が可能となるよう条例を整 備するものであります。   次に、議第24号は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に 伴う関係条例の整理に関する条例制定についてであります。本案は、地方教育行政の組織及び運営に 関する法律の一部を改正する法律により、教育委員会の委員長の廃止や教育長の特別職の身分への改 正等が平成27年4月1日から施行されることに関連する条例の改正を一括して行うものであります。 内容といたしましては、1点目は教育長が一般職の職員から特別職の職員となることによる村上市特 別職報酬等審議会条例、村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例及び村上市倫理条例の改正であ ります。第2点目は、法の一部改正に伴う条ずれが生ずることによる村上市公告式条例の改正であり ます。3点目は、改正法では改正前の規定による教育長は教育委員会の委員としての任期中に限り、 なお従前の例により在職できるものとしていることなど、必要な経過措置規定の設置であります。   なお、この法改正に伴う改正が必要な村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償 に関する条例及び村上市青少年問題協議会条例については、この改正法によるもの以外にも改正すべ き箇所があることから、本整理条例とは別に一部改正条例を提案しております。   次に、議第25号は、村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定につ いてであります。本案は、地方自治法第96条第2項に基づき村上市議会で議決を要する事項を条例 で定めるもので、第4号の村上市総合計画基本構想については平成23年5月の地方自治法の一部を 改正する法律の公布により、その施策及び議会議決の義務がなくなりましたが、本市では引き続き議 決を要する事項とするために提案するものであります。また、第5号の定住自立圏形成協定の締結、 変更又は廃止に関することについては、国の定住自立圏構想推進要綱により関係市町村の議会議決を 必要とすることから提案するものであります。   次に、議第26号は、村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定についてであります。行政 手続法が平成26年6月に改正され、本年4月1日から施行されることに合わせ、法以外の条例に根 拠を置く手続や行政処分についても改正する必要があるため、本条例の一部を改正するものでありま す。改正内容といたしましては、行政指導の方式、行政指導の中止等の求め、処分等の求めについて 新たに規定するほか、用語の整理を行うものであります。   次に、議第27号は、村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、平成21年度に定めた村上市行政改革大綱の施設見直し計画に基づき、中津原集落開発セン ターほか6施設を地元集落へ譲与することに伴い、これら施設を条例から削るものであります。   次に、議第28号は、村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例制定についてであります。改正内容といたしましては、1点目は議第24号 地 方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により、教育委員会の委員長の廃止等 の改正が平成27年4月1日から施行されることに伴い、条例別表から教育委員会の委員長を削るも のであります。2点目は、家庭児童相談室の体制強化に伴い、家庭児童相談員の報酬月額を改定する ものであります。3点目は、有害鳥獣捕獲事業の担い手確保のための鳥獣被害対策実施隊を設置する ことに伴い、同隊員の報酬額を新たに加えるものであります。   次に、議第29号は、村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。新潟県人事委員会では昨年10月10日、県議会及び知事に対し給与改定を勧告いたしました。 この中で給料表や諸手当のあり方を含めた給与制度の総合的見直しを実施することを適当と勧告した ものであります。本市を含め人事委員会を設置していない市町村にあっては、国家公務員の給与制度 を基本とし、その水準は地域の民間給与をより重視する均衡の原則を適用し、地域間、地域民間水準 を適切に反映することが適当とされているため、県人事委員会からの勧告内容を参考に適切に改正す るよう県から指導されております。勧告を受けて、本市職員の給与改定に当たっては、これまでの対 応どおり、新潟県人事委員会の勧告によって決定することが適当な給与水準を保証するものと考えて おりますので、今回の県人事委員会の勧告に準じて本条例の改正を提案するものであります。   主な改正内容といたしましては、1点目は給与表の改定であります。50歳代後半層では公務員 給与が民間給与を上回っていることや同勧告の内容を踏まえ最大3.4%、平均1.4%の引き下げ改定 を行うものであります。なお、激減緩和のため、新旧給料額の差額を支給する経過措置を設けるもの であります。2点目は、地域手当の新設であります。民間賃金水準を反映させることを考慮すべき地 域に勤務する職員へ支給するものでありますが、本市職員のうち派遣等により新潟市内で勤務する職 員について支給するものであります。3点目は、単身赴任手当の引き上げであります。民間における 処置状況を踏まえ、基礎額を現行「2万3,000円」から「3万円」に、また加算額を現行「4万 5,000円」から「7万円」にそれぞれ引き上げるものであります。なお、現在本市職員で単身赴任手 当を支給されている職員はおりません。4点目は、管理職員特別勤務手当の見直しであります。管理 監督職員が臨時または緊急の必要のほか他の公務の運営の必要により週休日または休日等に勤務した 場合に限らず、災害への対処等の臨時緊急の必要により、やむを得ず平日深夜午前零時から午前5時 までに勤務した場合も支給できるとするものであります。   次に、議第30号は、村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてであります。寒冷地手当については、新潟県人事委員会は新たな気象データに基づき支給地域 の改定を行う勧告をいたしました。勧告では県内の実態を踏まえ、支給地域の単位となる市町村につ いては、市町村合併の影響を踏まえ、地域の気象状況をより的確に反映させるため、平成16年4月 1日における市町村の名称及び区域によることとされ、これにより合併前の山北町及び朝日村の区域 並びに岩船郡関川村が支給区域とされました。これに準じて新たに合併前の朝日村の区域及び消防本 部の分署を置いている岩船郡関川村を支給区域とするため、本条例の一部を改正するものであります。                       次に、議第31号は、村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、本基金について財政上必要があると認めるときは予算の定めるところにより基金の一部を処 分することができることとし、基金の適正化を図るものであります。   次に、議第32号は、村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定についてであります。 本案は、年々多額となる奨学金の管理運用の観点から奨学基金を廃止し、それに伴う関係条例の一部 を改正するものであります。   次に、議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の施行に伴う地方 青少年問題協議会法が改正され、青少年問題協議会委員の委嘱の要件が廃止となり、地方公共団体で 何らかの委嘱の要件が必要な場合においては条例で定める必要があるとされたことから、本条例の一 部を改正するものであります。改正内容といたしましては、委員の定数を20人以内とし、委員は市 議会議員、関係行政機関の職員、青少年関係団体の代表者、学識経験者の中から市長が任命し、また 委嘱するものであります。   次に、議第34号は、村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定についてであります。本基金 は、合併時に旧山北町役場庁舎建設基金条例に基づく基金を引き継いだものでありますが、平成24 年12月に山北支所庁舎の建設が終了し、基金設置の目的は果たしたことから、本条例を廃止するも のであります。   次に、議第35号は、村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定についてであります。本 基金は、旧村上市及び旧朝日村において国のふるさと創生事業により交付された1億円を積み立て、 各事業に充当後の残金について新市に引き継がれたものでありますが、既にその制定目的を達し、今 後も充当事業はないことから、このほど本条例を廃止するものであります。   次に、議第36号は、村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定についてであります。 本基金は、情報通信施設整備に充てることを目的に設置されたものでありますが、朝日、山北、神林 の各地域では情報通信施設の整備が終了いたしました。また、平成25年度には朝日地区において告 知システムの更新を行いましたが、更新機器類はリースレンタル方式で導入し、今後更新が必要とな る山北、神林の2地区においても同様の方式で更新を行う計画であることから、現状基金を充てるほ どの投資的事業の計画がなくなり、基金設置の目的は達したことから、条例を廃止するものでありま す。   次に、議第37号は、村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定についてであります。文化 財保護基金は、旧村上市が文化財保護活動に充てるために設置したものでありますが、これについて も基金を充てるまでもなく、指定文化財の維持管理を行っており、この基金の当初の目的は達したこ とから、条例を廃止するものであります。   次に、議第38号は、村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定についてであります。 文化会館建設等基金は、旧村上市が文化会館建設または文化施設設備整備の資金に充てるために設置 したものであります。合併により現在は新たな文化会館の建設計画はなく、基金を充てるまでもなく 総合文化会館等の維持管理を行っており、この基金の当初の目的は達したことから条例を廃止するも のであります。   次に、議第39号から議第46号までの8議案は、市有財産の譲与についてであります。これら の議案は市有地を支援団体管理地とするために移譲するものが1件、先ほどの議第27号でも申し上 げました中津原集落開発センター等集落集会施設を支援団体に移譲するものが朝日地区1件、山北地 区6件となっております。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますよう お願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第46号なのですが、市有財産の譲渡のところなのですが、中津原のとこ ろに今までのものを集落に譲渡するということなのでしょうけれども、中津原のところのいわゆる今 の公民館、中津原集落開発センター、あそこが避難所になっていて、それでそこが一番川の水が上が ってきて危険な場所になっているのだということで、相当前から訴えているのですが、わかっただけ で先に進んでいないということが集落住民からあるのですが、それの場所を、集落センターをそのま ま集落の方々に譲渡していくということそのものは、避難所としてもそうなのでしょうけれども、ど うなのでしょうか。そういうのは区長さんとよくよく、住民と話しした上での結論でこういった提案 出てくるのでしょうか。その辺教えていただきたいのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) この譲与につきましては、集落に担当が出向きまして順次譲渡すると いうことでお話し合いはさせていただいております。ただいまの避難所としての件につきましては、 あの集落一帯が非常に盆地といいますか、川と谷に挟まれているものですから、改めて避難所のこと につきましてはもう一度至急会合をさせていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私が言うのは、この図面見ればおわかりのように、勝木川かな、川が流れ ていっていますよね。そのカーブのところで水が今上がってきて、すぐそこまで水浸しになるときが 何度かあると。かえって住宅のあるほうが安全だと思う、川から離れて。なのにそこに集めるという ことになっていて、そこのところの開発センターのところをそのまま譲渡するということですから、 今議案としてみれば譲渡ということでやっていくのでしょうけれども、やっぱりその辺のところを今 後解決をしていかないと、そのままやってしまって行政の管理できちんとしておいたほうがいいなと 私は思うのですが、その辺支所長としてもちょっとシビアに住民と話をして、水の上がりとかよくよ く注意しておかないといけないなと思うのですけれども、いかがですか、そこは。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) 従来も前も堰が水があふれて大変な事態もございましたので、今時点 では移譲と避難所の関係切り離した部署でやっておりましたので、ただいまのご提言を避難所の関係 で改めて、その視点での関係でどうすればいいのか、協議させていただきます。 〇16番(姫路 敏君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今回の議案の中でかなり基金の廃止について出てきているわけでありますが、 先般全員協議会で財政課長のほうからいろいろご説明を受けました。結論として全ての基金がゼロで はなくて、当然残高あるわけでありますが、その残高は全て廃止された場合ということについて何か ご説明なかったと思うのですが、全て財政調整基金のほうに繰り入れるという理解でよろしいのでし ょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 廃止した基金のそれぞれおっしゃるとおり残高ございます。その残高に つきましては、今回の補正予算14号のほうで財政調整基金のほうに積み立てるというような補正予 算を計上してございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) わかりました。   今村上総合病院が20億の財政調整基金を崩して財政支援するということを約束しているわけで ありますが、それだけ今度財政調整基金がふえるわけですので、20億を30億にするので西口に建て てくれなんていうことにはならないですよね。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 財政調整基金につきましては、議員がおっしゃるとおり、その中の20 億分は村上総合病院の支援の分だというふうに位置づけされております。それで残る今36億ぐらい ございましょうか。国、県の指導ですと、およそ村上市の場合は市の規模に、市の財政規模とかに応 じておよそ20億ぐらいは準備しておくのが適当だろうという指導がございます。そういう意味では 今現在病院の分が20億だとなると、40億ぐらいあっても適正な財政調整基金の残高になるのではな いかなというふうに考えております。ですから、あくまでも今現在村上総合病院のほうは20億とい う考え方でございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第14号から議第46号までの33議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって総務文教常任委員会に付託をいたします。   午後2時25分まで休憩いたします。           午後 2時13分  休 憩                                                        午後 2時25分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第12 議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定             める条例制定について                         議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定             について                               議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定について             議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関             する条例制定について                         議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について           議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について        議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                 議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について           議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について         議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例             制定について                             議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等             に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について       議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及             び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定             について                               議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制             定について                              議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第47号から議第63号までの17議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程いただきました議第47号から議第63 号までの17議案について一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第47号は、村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例 制定についてであります。本案は、地域の自主性及び自立性を高めるため改革の推進を図るための関 係法律の整備に関する法律、いわゆる一括法が施行されたことに伴い、介護保険法が改正され、これ まで厚生労働省令で定められていた地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準について条例 で定めることとされたため、新たに制定するものであります。   次に、議第48号は、村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定についてで あります。本案は、先ほどの議第47号と同様、一括法が施行されたことに伴い、介護保険法が改正 され、これまで厚生労働省令で定められていた指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定 介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準について条例で定めること とされたため、新たに制定するものであります。   次に、議第49号は、村上市地域福祉計画策定委員会条例制定についてであります。本案は、地 域福祉法第107条に基づき、本市が地域福祉の推進に関する事項を一体的に定める計画である地域 福祉計画を策定するに当たり、地域福祉の推進について広く市民の意見を反映させるため、同計画の 策定委員会を設置するものであります。   次に、議第50号は、村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例制 定についてであります。本案は、子ども・子育て支援法の施行及び児童福祉法の一部改正に伴い、特 定教育、保育施設及び特定地域型保育事業等の利用者負担額に関して必要な事項を定めるものであり ます。   次に、議第51号は、村上市手数料条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 平成27年4月1日に新潟県から受胎調節指導員の指定等に関する事務の移譲を受けることに伴い、 必要な手数料について規定するものであります。   次に、議第52号は、村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関 する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う児童手当法 の改正により、所要の改正をする必要があることから提案するものであります。   次に、議第53号は、村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。ごみ処理場建設に伴い、村上市ごみ処理場建設基金を設置いたしましたが、建設工事は3月 22日竣工予定であり、基金の残高は約15億円になります。今後旧荒川郷ごみ処理場や桧原のごみ処 理場解体のほか、桧原ごみ処理場用地内の埋設残渣の撤去や最終処分場関連事業など多額の経費を要 する事業が計画されております。これらに対応した健全な財政運営を行うため、現在ある「村上市ご み処理場建設基金条例」を「村上市環境衛生基金」として管理するため条例改正するものであります。   次に、議第54号は、村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律 の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う児童福祉法の改正によ り、保育の実施基準の条例委任規定が削除されたことや、保育の実施という表現が保育の利用とされ たことなどに伴い、所要の改正をするものであります。   次に、議第55号は、村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、児童福祉法の改正により、放課後児童健全育成事業の利用対象年齢が小学校全学年に拡大され たほか、利用料の日割計算の規定を加えるなど所要の改正をするものであります。   議第56号は、村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。本案は、少子化対策の一環として、これまで満15歳到達年度までであった医療費助成対象 期間を、満18歳到達年度までに拡充することに伴い、条例改正するものであります。   次に、議第57号は、村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、平成27年度から平成29年度までの第6期介護保険事業計画作成に伴い、同期間中の介護保険 料を改正するものであります。また、介護予防、日常生活支援総合事業等について準備や周知に一定 の期間を要することから、経過措置を規定するものであります。   次に、議第58号は、村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基 準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、介護保険法、介護保険法施 行規則及び厚生労働省令の一部が改正されたことにより、所要の改正を行うものであります。主な内 容といたしましては、複合型サービスのうち、訪問看護及び小規模多機能型居宅介護の組み合わせに より提供されるサービスを、看護小規模多機能型居宅介護と変更すること、小規模多機能型居宅介護 事業所の登録定員及び利用定員の改正並びに文言の修正であります。   次に、議第59号は、村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に 関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、先ほどの議第58 号と同様、介護保険法、介護保険法施行規則及び厚生労働省令の一部改正により所要の改正を行うも のであります。主な内容といたしましては、介護予防小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員、利 用定員の改正及び文言の修正であります。   次に、議第60号は、村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定について であります。本案は、平成24年4月1日から高額療養費制度の改正により、従来の入院療養に加え、 外来療養についても限度額を超える分を窓口で支払う必要がなくなったこと及びこの条例に基づく利 用者がいないことから、本条例を廃止するものであります。   次に、議第61号から議第63号までの3議案につきましては、いずれも公の施設の指定管理の 指定についてであります。指定については、いずれも公募によらず指定しようとするものであり、指 定期間を5年間としております。議第61号の福祉センターゆり花会館、議第62号の神林いこいの 家及び議第63号の村上市コミュニティデイホームについては、いずれも平成27年度から指定しよ うとする施設であり、現指定機関に引き続いて指定管理を行うものであります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る仕様でお示しをさせていただいております。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 所管外なのでちょっと聞いておきます。   議第56号なのですが、子どもの医療費助成に関する条例、このたび18歳までということにな るのでしょうけれども、施行するのは9月1日となっておりますが、なぜ4月1日ではなかったので すか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 子ども医療費の引き上げ9月1日からということでございますけれども、 これには理由がありまして、県の補助要綱に記入する理由ということで、県のほうの補助要綱に基づ きまして私どものほうでこれから上げたということになりますと、施行日のほうが平成27年の9月 1日からというふうになることから、1つは9月1日という日にちを設定したものです。そのほか私 どものほうの事務手続ですとか、あとは各医療機関等へのいろいろな連絡等、どうしても時間必要に なってきますので、前回の中学生卒業時までとあわせまして9月1日とさせていただいたものでござ います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうすれば、決めた時期の問題もあるのかなと。医療費助成を18歳まで引 き上げようという決断を市長さんが下したときと、それで実際は4月からやろうと思っても、手続上 の問題が生じてということで9月1日という解釈でよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) そのようなことで間違いありません。こういう結論を出した時期が若干 遅くなっておりまして、9月1日というふうな時期にいったものでございますけれども、ただ県のほ うの補助要綱につきましては、やはり9月1日からということになっておりますので、そちらのほう をのせていくというふうなことを考えたときに、9月1日がやはり私どもとしては一番いい日だと考 えております。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) お聞きします。   議第53号、ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定について説明ございましたけれ ども、荒川の現在稼働していない荒川郷のごみ処理場について解体をするというような計画、お話、 説明ございました。それで12月議会で環境課長に放流水のダイオキシン濃度の格差、北部と荒川郷 の最終処分場のデータが1万倍もの格差があると。なおかつ新発田の広域事務組合の放流水ではゼロ だということで、このことの原因について調査をお願いしたところでありました。そのときに調査を しますというふうに回答されていました。そのことについて議会の本会議の場でお聞きをしたので、 本会議の場でお答えをお願いしたいと思います。お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 荒川郷のごみ最終処分場のダイオキシンの数字は0.14でありました。 荒沢の最終処分場のダイオキシンの濃度は0.000016で、確かに議員さんおっしゃるとおり8,750倍 になります。ところが、基準値が10でありますので、10以上になりますと当然問題がありますけれ ども、10の基準値に対しまして荒川郷は0.14でありますので、ずっと基準値より低いので、特に問 題ないと。また、新発田がゼロだというのは数字のあらわし方でありまして、荒沢が0.000016であ りますので、多分端数切り捨てれば荒沢もゼロというような表示になるのではないかなと、そのよう な形で理解しております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) この問題について調査をしてくださるというふうに回答をくださったわ けですけれども、その見解については訂正なさるのでしょうか。もう一度お答えください。   もう一回説明します。言っていることがわからないみたいなので。データは基準値内というのは 以前にまたお聞きして、9月の議会ですか、それは聞いているわけですけれども、格差があるのは何 でかということで調査をお願いしますと言ったら、調べますというふうに回答くださったものですか ら、そのことについてお答えくださいということです。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) その件につきましては、機械のシステムの関係だそうであります。性能 の問題だということであります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) システムの問題、正確に言えば性能の問題だと思うのですが、それでよ ろしいのですか。最新の性能を持つような設備にしていただきたいことを指摘いたしまして、終わり ます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第47号から議第63号までの17議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第13 議第64号 市道路線の認定について       議第65号 市道路線の変更について       議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について        議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例             制定について       議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について       議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について       議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定につい             て 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第64号から議第70号までの7議案についてを一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程いただきました議第64号から議第70 号までの7議案について一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第64号は、市道路線の認定についてであります。1件目は、村上地区杉原地内にお いて住宅の開発行為により、道路用地として市に帰属されたものについて2路線を新たに認定するも のであります。2件目は、荒川地区における都市計画道路343東大通り線が県施工として事業化さ れるに当たり、現在県道坂町停車場線となっている藤沢地内から坂町地内までの区間が本市に移管さ れるため認定するものであります。   次に、議第65号は、市道路線の変更についてであります。本案は、神林地区飯岡地内における 袋小路の路線において、一般交通の要に供する必要が消滅した箇所について払い下げ申請があること から、路線の最終地点を変更するものであります。   次に、議第66号は、村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定についてであります。 本案は、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律第5条に基づき、村上市歴史的風致維 持向上計画を策定するに当たり、幅広い観点から検討審議を行う必要があるため、策定委員会を設置 しようとするものであります。   次に、議第67号は、朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定につい てであります。本案は、朝日緑の里屋根付き多目的広場改修工事に伴い、施設を一新することから利 用者の要望を受け、さらに利用しやすい施設とするため、使用料を利用目的及び利用時間単位の設定 に変更するものであります。   次に、議第68号は、村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、県営圃場整備事業荒川第3地区工事で創設した中倉農村公園用地をゲートボール場や集落行事等 の使用に供するための整備工事が竣工し、本年4月1日から中倉農村公園として供用を開始したいと いうことから、本条例に追加しようとするものであります。   次に、議第69号は、村上市公園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 山北地区の北中芭蕉公園を本条例に追加しようとするものであります。当公園はこれまで地元住民で 組織する奥の細道歩む会が主に地域住民の憩いの場として清掃等管理してきましたが、今後は当公園 において地域おこしのイベントや交流事業等を行うなど広くPRし、地域活性化につなげるべく本条 例に追加し、あわせて適正な管理を行うものであります。   次に、議第70号は、村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。本案は、平成26年4月1日に国が占用料の算定単価を改正したことに伴い、新潟県においても 平成27年4月1日に占用料の算定単価を改正することから、新潟県の算定単価に準拠して本条例を 改正するものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第64号から議第70号までの7議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第71号について 提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成26年度一般会計補正予算(第14号)についてであります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ8億3,300万円を追加し、予算の規模を346億8,780万円にしようとするものでありま す。   主な内容といたしましては、各事務事業において精算及び精算見込みによる調整を行うとともに、 各種基金の見直しにより廃止となる基金の処理や土地開発基金から土地の購入経費を計上いたしまし た。歳入におきましては、第1款市税では法人市民税の増により1億2,500万円を、第18款繰入金 では土地取得特別会計からの繰入金などで4億5,233万6,000円を、第21款市債ではごみ処理施設 建設事業債などで2億3,210万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出におきましては、第2款総務費では土地開発基金からの荒川支所車庫の土地購入費などで 4,049万1,000円を、第3款民生費では土地開発基金からの保育園用地購入費などで1億2,018万 1,000円を、第6款農林水産業費では農地費関係県単事業の追加配分などで4,822万4,000円を、第 8款土木費では土地開発基金からの市道用地購入費などで1億3,505万円を、第10款教育費では土 地開発基金から体育施設用地購入費などで1億1,152万1,000円を、第13款諸支出金では土地開発 基金からの普通財産土地取得経費などで3億9,748万1,000円を追加いたしました。   第2条、繰越明許費は、総合計画策定経費など翌年度に繰り越して使用できる経費を計上してお ります。   第3条、債務負担行為の補正は、指定管理料の追加であります。   第4条、地方債の補正は、災害復旧事業債の追加及び清掃債などの変更であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 15ページの市債のところで、生活交通確保対策事業債ということで500万 ですけれども、支出の部分、どういったところに充てていくわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 今回500万円追加して生活交通対策事業債は3,700万となります。こ の起債は公共交通のまちなか循環バスとか、それらの経費に充当になっております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 支出のどこに出てくる。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 支出のほうは17ページになりますが、中段に企画費の中に生活交通確 保対策事業経費ありますが、減額になっておりますが、歳入はその分過疎のソフトが追加配分があっ たので500万追加になっていると。ただ、歳出は当初予算で余計見ていますので、今回減額になっ たのは実績で減額になったのですが、その経費自体はいっぱいあるということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) だから私支出の部分でこれかなと思うところが減額補正していて、減額補 正していて借り入れを起こしているというのが、どうも私はおかしいなと思ったものだから質問して いるのですけれども。それにはそういうわけがあるのでしょうけれども、所管外なので、番外でまた 委員会のときにでも聞かせてもらいますが、一応よろしくお願いします。わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第71号については、平成26年度予算付託表のとおり会議規 則の規定によって、各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第15 議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)       議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)       議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)       議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第72号から議第78号までの8議案についてを一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第72号から議第 78号までの7議案について一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成26年度の各特別会計及び上水道事業会計の補正予算であります。   最初に、議第72号は、土地取得特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予 算の総額に歳入歳出それぞれ10億4,868万8,000円を追加し、予算の規模を10億4,874万8,000 円にしようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第1款財産収入で土地売払収入5億 2,434万4,000円を、第4款繰入金で土地開発基金繰入金5億2,434万4,000円をそれぞれ追加いた しました。   歳出におきましては、第2款諸支出金で一般会計繰出金などで10億4,868万8,000円を追加い たしました。   次に、議第73号は、情報通信事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入歳出 予算の総額に歳入歳出それぞれ2,650万円を追加し、予算の規模を5億230万円にしようとするも のであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第4款繰入金で一般会計繰入金442万 2,000円を減額するほか、村上市情報通信施設整備基金の廃止に伴い、情報通信施設整備基金繰入金 3,109万3,000円を追加いたしました。   歳出におきましては、第1款総務費では一般管理費の著作権使用料19万9,000円を、施設管理 費の山北地区施設維持管理経費で光熱水費35万5,000円をそれぞれ追加し、朝日地区施設維持管理 経費で工事請負費450万円を減額いたしました。第2款事業費で契約実績に伴い測量設計等委託料 65万6,000円を減額いたしました。第6款諸支出金では、一般会計繰出金3,109万3,000円を追加 いたしました。   次に、議第74号は、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳 出予算の総額に歳入歳出それぞれ280万円を追加し、予算の規模を6億4,590万円にしようとする ものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第4款繰越金で238万1,000円を、第 5款諸収入で41万9,000円をそれぞれ追加いたしました。   歳出におきましては、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で224万4,000円を、第3款保健 事業費で58万9,000円をそれぞれ追加いたしました。   次に、議第75号は、介護保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ9,780万円を追加し、予算の規模を74億4,170万円にしようとするものでありま す。   補正の主な内容といたしましては、歳入では過年度の介護給付費及び地域支援事業費の実績報告 に伴う国、県の負担金の追加交付分として、第4款国庫支出金で1,194万9,000円を、第6款県支 出金で66万8,000円を追加いたしました。第8款繰入金では3,745万6,000円を減額し、第9款繰 越金では1億2,205万1,000円を追加いたしました。   歳出におきましては、第1款総務費で介護認定審査会費90万円を、第6款諸支出金で過年度の 介護給付費及び地域支援事業費の実績報告に伴う返還額などで9,633万4,000円をそれぞれ追加い たしました。   次に、議第76号は、下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。補正の主な 内容といたしましては、繰越明許費について公共下水道改築更新経費の工事委託料3,950万円を、 ポンプ場に隣接する宿泊施設との工事の施工方法並びに施工時期の調整が必要となったため、翌年度 へ繰り越しをお願いするものであります。   次に、議第77号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出 予算の総額からそれぞれ210万円減額し、予算の規模を6億7,630万円にしようとするものであり ます。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第4款繰入金で210万円減額いたしま した。   歳出におきましては、第1款総務費の一般管理費で消費税及び地方消費税の本年度支出予定額が 確定したことにより、225万円を減額いたしました。   次に、議第78号は、上水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。収益的収入及び 支出におきましては、支出では例年雪解け時に多く見受けられる漏水復旧に対する経費として時間外 勤務手当50万円を追加し、支出総額10億298万2,000円といたしました。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案のとおり決定賜りますようお 願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第72号から議第78号までの7議案については、平成26年度 予算付託表のとおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。   これから議第3号から議第13号までの平成27年度各会計予算の補足説明を受けるため、暫時 休憩し、直ちに協議会に切りかえます。           午後 3時05分  休 憩                                                        午後 3時27分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、明日は午前10時から施政方針並びに議第3号から議第13号までの平成27年度一般会計 及び特別会計予算に対する代表質問を行いますので、定刻までにご参集をください。   長時間大変ご苦労さまでございました。           午後 3時27分  散 会