平成27年村上市議会第1回定例会会議録(第7号) 〇議事日程 第7号 平成27年3月19日(木曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                 議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更について                議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定について             議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定について        議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定について                  議第19号 村上市まちづくり基本条例制定について                   議第20号 村上市総合計画審議会条例制定について                   議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定について           議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定について                議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定について            議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴            う関係条例の整理に関する条例制定について          議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定につい            て          議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定について            議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について          議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について          議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて          議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定について          議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定について         議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定について        議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定について             議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定について           議第36号 村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定について         議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定について            議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定について          議第39号 市有財産の譲与について          議第40号 市有財産の譲与について          議第41号 市有財産の譲与について          議第42号 市有財産の譲与について          議第43号 市有財産の譲与について          議第44号 市有財産の譲与について          議第45号 市有財産の譲与について          議第46号 市有財産の譲与について     第 3  議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例制定            について          議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定について        議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定について              議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例制定            について          議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について             議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について          議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定について        議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について             議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について           議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について            議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準            を定める条例の一部を改正する条例制定について          議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関            する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定について       議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について     第 4  議第64号 市道路線の認定について                   議第65号 市道路線の変更について                   議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について          議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定について      議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について          議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について          議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について   第 5  議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)              議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)           議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)         議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)        議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)           議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)          議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)         議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)       第 6  議第 3号 平成27年度村上市一般会計予算                      議第 4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算                  議第 5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算                議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                議第 7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算                議第 8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算               議第 9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算                  議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算                 議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算                議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算                議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算              第 7  議第79号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第15号)            第 8  議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について       第 9  閉会中の継続調査について   第10  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市長職務代理者 鈴   木   源左衛門    君        副  市  長        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農 業 委 員 会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選 管 ・ 監 査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、21番、相馬エイさんを指 名をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について               議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更について              議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定について           議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定につ            いて        議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定について                議第19号 村上市まちづくり基本条例制定について                 議第20号 村上市総合計画審議会条例制定について                 議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定について         議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定について              議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定について          議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律            の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について        議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例            制定について        議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定について          議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について        議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て        議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条            例制定について        議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定について        議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定について       議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定について      議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定について           議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定について         議第36号 村上市情報通信施設整備基金条例を廃止する条例制定について       議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定について          議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定について        議第39号 市有財産の譲与について        議第40号 市有財産の譲与について        議第41号 市有財産の譲与について        議第42号 市有財産の譲与について        議第43号 市有財産の譲与について        議第44号 市有財産の譲与について        議第45号 市有財産の譲与について        議第46号 市有財産の譲与について   〇議長(板垣一徳君) 日程第2、議第14号から議第46号までの33議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されております 議第14号から議第46号までの33議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げま す。   去る3月11日の午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長及び教育長のほか理 事者説明員の出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第14号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第15号 村上市辺地に係る総合整備計画の変更についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第15号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第16号 村上市教育長の勤務時間等に関する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、教育長の勤務時間、休暇等を定めたことにより、福利厚生や待遇面で変わるところは あるのかとの質疑に、待遇面で変わるところはないとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立 全員で議第16号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第17号 村上市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、教育長の職務に専念する義務の特例により免除される具体的な例は何かとの質疑に、 人間ドック受診や通信教育などの研修が該当するとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第17号は原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第18号 村上市ふるさと応援基金条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めたところ、この応援基金でこういう形あるものができたとか使い方をはっ きり示されるようにしてほしいと賛成の討論が1件あり、起立採決の結果、起立全員で議第18号は 原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第19号 村上市まちづくり基本条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、このまちづくり基本条例をどのように市民に周知するのかとの質疑に、当面は市報と 市ホームページでPRしたいとの答弁。   委員より、この条例をどのような経緯でつくり上げたのかとの質疑に、この条例は市民憲章等審 議会でつくり上げたものだが、審議会委員は充て職ではなく、各地区から直接お願いをして集まって いただいた方々である。たたき台の素案は行政サイドで示したが、役所の文言ではなく、市民誰が見 てもわかりやすい条例文にするべきだとの指摘を受け、夜遅くまで審議会で議論を尽くし、かなり修 正し、今回の提案に至ったとの答弁。   委員より、各地区、各地域でまちづくり協議会の活動が活発だが、まちづくり協議会それぞれに 方針、目的がある。この条例との関係性はどうかとの質疑に、市民憲章等審議会では、市民憲章があ るのになぜまちづくり基本条例が必要なのかといった議論もあった。各まちづくり協議会が目標を掲 げているので、この条例はあくまでも村上市全体の基本姿勢であり、市民協働のまちづくりを進める ための指針という位置づけにしたとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立 全員で議第19号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第20号 村上市総合計画審議会条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第20号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第21号 村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この審議会の委員構成はとの質疑に、学識経験者や村上市の住民のほか、関川村の方、 粟島浦村の方にも村上市の非常勤特別職として委員になっていただく。3市村が定住自立圏というこ とで地域の問題に対処していくため、地域交通、産業振興、医療、福祉、介護などさまざまな分野の 関係団体に属している方から委員になってもらい、いろいろな意見をいただきたいとの答弁。   委員より、共生ビジョンの期限は5年間だが、再任は妨げないものの、委員の任期は2年以内と なっているが、どういうことかとの質疑に、毎年前年度のビジョンの実績を示し、この審議会を毎年 開催して振り返りを行い、来年度の予算に反映させる。委員の任期は2年以内となっているが、審議 会自体は5年間設置するとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起 立全員で議第21号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第22号 村上市いじめ問題調査委員会条例制定についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、いじめ防止対策推進法は平成25年度に成立したので、平成26年度に条例が制定さ れてもよかったのではないかとの質疑に、県内20市のうちまだ6から7市はこの委員会条例が制定 されていない。早いにこしたことはなかったが、さまざまな調整があり、今回提案させてもらったと の答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起 立全員で議第22号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第23号 村上市いじめ問題調査結果審査委員会条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、いじめ問題調査結果審査委員会委員はどのようなメンバーかとの質疑に、精神保健、 心理学、法律、教育など青少年の健全育成等に見識を持つさまざまな方6名以内で組織し、いじめ問 題調査委員会の委員とは兼ねることができないとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起 立全員で議第23号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴 う関係条例の整理に関する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入り ました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第24号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第25号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例制定につい てを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第25号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第26号 村上市行政手続条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第26号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第27号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第27号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第28号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第28号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第29号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、消防職給与表の備考に併任職員には適用しないとあるが、併任職員とはどういうもの を指しているのかとの質疑に、一般行政職で消防に携わっている人で、例えば事務職で消防事務につ いている人を指すとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第29号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第30号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定を議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、合併前の朝日村及び山北町の区域並びに岩船郡関川村が寒冷地として手当の支給対象 地になるが、該当職員が住んでいる場所なのか、勤務地なのかとの質疑に、あくまでも勤務地が対象 になるとの答弁でした。   委員より、市でもこの支給対象地を検討したのかとの質疑に、新潟県の人事委員会が気象データ をもとに決めたものであり、該当地区の名称も県の基準に準じているとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起 立全員で議第30号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第31号 村上市土地開発基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第31号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第32号 村上市奨学金貸与条例の一部を改正する等の条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第32号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第33号 村上市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で 議第33号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第34号 村上市庁舎管理基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第34号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第35号 村上市ふるさと創生基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第35号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第36号 村上市教育通信施設整備基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、山北地区、朝日地区、神林地区の情報告知端末の整備が終了したので、この基金を廃 止しようとしているが、村上地区、荒川地区では行政防災無線が整備されているとはいえ、他地区と の情報格差があるのではないかとの質疑に、村上地区と荒川地区の計画は今のところないので、この 基金を充てて整備する必要がなくなったということで、情報通信施設整備基金は廃止ということで提 案した。今後村上地区、荒川地区の情報化計画ができた時点でさまざまな財源を充てて事業化してい くとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ、村上地区、荒川地区のきちん とした計画が整備できるまでは、この条例は存続すべきという反対の討論が1件あり、起立採決の結 果、起立多数で議第36号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第37号 村上市文化財保護基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で 議第37号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第38号 村上市文化会館建設等基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第38号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第39号から議第46号までの市有財産の譲与について8議案を一括して議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   議第39号について、委員より、荒川の河川敷にある市有財産を金屋区に譲与する議案だが、そ の経緯はとの質疑に、金屋の集落の共有地であったものを正式に金屋区という認可支援団体の管理と するために譲与するものとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、議第39号から議第46号まで順に討論を求めたと ころいずれも討論なく、それぞれの議案について起立採決を行った結果、いずれも起立全員で議第 39号から議第46号までの8議案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   ちょっと市有財産の譲渡についての部分なのですが、議何号かちょっと忘れましたけれども、資 料なくて申しわけないですが、私初日に中津原の集落センターを、それは市有財産から中津原の集落 のほうに譲渡するということがありまして、そこに関して水害、いわゆる勝木川からの水が上がって きてもう手元まで来るという状況で、それでそれがちょうどゲートボール場を昔やっていたところに は既にもう上がってくると。その集落がセンター集落会館が、しかもその部分が避難所になっている という状態で、そんなような状態のところを集落に譲渡していいものなのだろうかと私は疑問を感じ て支所長にちょっと聞いてみたところ、支所長はその状況は理解しているということで、もう一度そ れを検討してどういう対策がいいのか考えていくという前向きな答弁はいただいてはおるのですが、 その状況においてその集落にそこの部分をやるということは、非常にいわゆる感慨深いところがたく さんあります。そういうところを全然なかったのですか、その質疑とかそういうことに関して。不思 議でしようがないのですけれども、なかったのですが。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の審査の中ではございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) できれば、委員長に今後ちょっとお願いしたいことは、議会初日に私所管 外なものですから、質疑の回数も限られておりますので、そういうところをちょっと委員長のほうで キャッチしていただいて、できれば少しそういうところを理事者側のほうに促していただいて、どう なのだと、そういう質疑が初日にあったので、どうだろうということのやりとりぐらいは、議事録に 残る状況の中で形成しておいてもらいたいというのが私の思いなのですが、いかがですか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の中ではなかったですけれども、委員長といえ質疑で きますので、今後そういった配慮はちょっとしていくべきかなと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 初日の質疑は、所管外が多く出されると思います。所管の部分は、私なん か経済建設常任委員会でいろいろともう突っ込んでできますので、委員会の中で。ぜひそういうとこ ろを少しキャッチしながら、委員会のときにもし出ないようであれば、委員長のほうから促していた だきたいと、こういうふうに思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 今後そのように配慮していきたいと思います。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) どうも委員長、ご苦労さまでございます。   議第32号の村上市奨学金の貸与条例の件でちょっとお聞きしたいのですが、今までその基金か ら貸し付け行ったやつを廃止して、新年度からは一般会計予算からということで、その一般会計の中 に奨学金の貸付制度、貸付金が1億4,568万円ということで、どこの項目に入っているのかなと思 いますと、教育委員会の事務局経費という中に入っているわけですが、この事業は教育委員会でやっ ている事業ではないわけなのにもかかわらず、なぜ教育委員会の事務局経費の中に入っていたかとい うの、そういった質疑はなかったでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の中ではございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) あとなかったということであれば、今後そういった中もちょっと委員会の中 でご確認いただければと思いますし、またその1億4,680万という中で、今後今返済も当然2年ぐ らい前でしょうか、始まっているかと思います。   この一般会計予算書にこういった形で載ってきますと、当然決算には入りのほうで返済の金額も 入ってくるわけです。その返済の金額の中で、本当にきちんと払えればいいのですが、今までのいろ んな社会状況やら収入不安定の中で当然滞納されている方も出てくると思うのです。これ税金の滞納 と同じで、そうなった場合には負の部分も出てくるわけですが、そういったものの書き方とか、例え ばそれに関して滞納金みたいに延滞金として利息がつくわけでもないわけですから、そういったもの が今後どういうふうな形で一般会計上にのってくるのかというようなことについても、なかったです わね。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) あくまでもこれは条例の部分の議案ですので、そういったこ とはなかったです。 〇5番(本間清人君) わかりました。   では、今後ともよろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第14号について採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第15号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第20号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第22号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第23号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第23号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第24号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第24号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第25号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第26号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第26号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第27号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第27号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第28号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第28号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第29号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第29号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第30号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第30号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第31号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第31号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第32号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第32号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第33号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第33号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第34号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第34号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第35号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第35号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第36号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第36号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第37号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第37号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第38号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第38号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第39号から議第46号までの8議案を一括採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第39号から議第46号までの8議案はいずれも委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第3 議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定め            る条例制定について        議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定に            ついて        議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定について            議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関す            る条例制定について        議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について           議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について        議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定につい            て        議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について           議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について         議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制            定について        議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に            関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について        議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定につ            いて                 議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定            について           議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について   〇議長(板垣一徳君) 日程第3、議第47号から議第63号までの17議案を一括議題といたします。   本案は、いずれも市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第47号から議第63号まで の17議案につきまして、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月12日午前10時から市役所第1委員会室において、委員9名、副市長、担当課長及び 担当職員、副議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第47号 村上市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例制 定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、これは要支援1、2が地域支援事業に関係するということで、職員の条例を定めると いうことかとの質疑に、そうではなく第3次一括法により条例で定めることになりましたとの答弁で した。   委員より、地域包括支援センター運営協議会のメンバーはとの質疑に、20人で構成されていま す。村上市介護保険運営協議会の福祉関係者、医療関係者、介護保険サービス事業所、学識経験者、 被保険者代表から11人の互選ですとの答弁でした。   委員より、その協議会の協議内容はどのように知ることができるのかとの質疑に、基本的にホー ムページ等で知らせますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第47号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第48号 村上市指定介護予防支援事業に関する基準等を定める条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定介護支援予防事業者は村上市には幾つかあるのかとの質疑に、地域包括支援セン ター1カ所でありますとの答弁でした。   委員より、要支援1、2の方が今までと同じサービスが受けられるのかとの質疑に、予防支援事 業はケアマネジメントの計画をつくるものでありますので、要支援1、2の方にも対応できると考え ていますとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第48号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第49号 村上市地域福祉計画策定委員会条例制定についてを議題とし、担当課長の説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、ほかの自治体では既に福祉計画は進んでいるのに、村上市がおくれた原因は何かとの 質疑に、本来であれば福祉計画から始まるのかもしれませんが、各方面のほうが早く進んでいまして、 福祉計画が若干おくれぎみになったという事情ですとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第49号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   次に、議第50号 村上市子どものための教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例制定 についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、後に出てきます保育園条例の中に保育料の減免がなくなりましたが、その兼ね合いで 本条例が制定されるのかとの質疑に、議第50号の条例は、公立の保育園のほか小規模保育事業所あ るいは事業所内保育事業所等を利用する利用者負担額を定めるもので、公立の保育園は従来の利用者 負担額を減額、減免の対象にしていましたが、議第54号の保育園条例では国の定めた額を保育料と 定めることから、これらの保育園も利用者負担額を減免すべきと定めたものでありますとの答弁でし た。   委員より、対象となる事業所はとの質疑に、新制度に移行する私立の保育園としてはいずみ幼稚 園、認定こども園としてはこひつじ保育園、家庭的に保育事業所としては託児所マイマイ、ゆりかご 保育園、そして杏園の事業所内保育所になりますとの答弁でした。   委員より、今までは小規模保育園や家庭的保育所などは、園児1人当たり約3万円ぐらいで預か っていましたが、今後は国の補助はどのくらい出るのかとの質疑に、今まではその保育料のみで運営 していましたが、新制度に移行した場合は国の給付金が充てられますので、確かな金額ではありませ んが、3万円よりは高額になりますし、年齢が低くなるほど国の基準単価が高く設定していますとの 答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第50号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第51号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立 全員で議第51号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第52号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、 起立全員で議第52号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第53号 村上市ごみ処理場建設基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題と し、担当課長の説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の 結果、起立全員で議第53号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、保育時間の延長により国の給付などあるのかとの質疑に、それぞれの標準時間で決ま っていますので、入ってきますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第54号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第55号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、低学年だけでなくなったというのはいいことだと思います。実際のそれぞれの学童保 育所の定員と利用者の人数はとの質疑に、2月13日現在の申し込み人数は392名であり、二之町学 童保育所が50人に対し30人、南町学童保育所が40人に対して34人、南小クラブが50人に対し 17人、瀬波学童保育所が60人に対して60人、岩船学童保育所が45人に対し35人、山辺里学童保 育所は45人に対し40人、保内学童保育所が60人に対し54人、金屋学童保育所が20人に対して 12人、神林学童保育所が45人に対し37人、朝日学童保育所が40人に対し39人、やまゆり学童保 育所が60人に対し12人、はまゆり学童保育所が15人に対して22人でありますとの答弁でした。   委員より、瀬波学童保育所は60人に対して60人ですが、指導員は何人かとの質疑に、平成27 年度は6人の採用予定ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第55号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第56号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について を議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、一部自己負担金の金額はとの質疑に、1回530円で月に4回、5回目以降は無料で す。入院は1日1,200円ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第56号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、7段階から10段階の対象の人数はとの質疑に、平成27年度予算での保険料の人数 ですが、7段階が2,224名、8段階が950名、9段階が462名、10段階が142名でありますとの答 弁でした。   委員より、村上市はこのようになりますが、県内の自治体の様子はどうかとの質疑に、2月現在 ですが、9段階が17団体、10段階が3団体、11段階が7団体、14段階が1団体、15段階が2団 体ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ、反対の討論あり、起立採決の結果、起立多数で 議第57号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第58号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を 定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後に質疑に入り ました。   委員より、定員25名を29名まで可能にするとなった背景はとの質疑に、社会保障審議会のほ うでの回答ですとの答弁でした。   委員より、平成28年度に小規模多機能型居宅介護施設で50人の登録とありますが、25人以下 が29人にふえるということは、何人ふやしてもいいということかとの質疑に、平成28年度の計画 は2事業者を予定していますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第58号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第59号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関す る基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第59号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第60号 村上市国民健康保険高額療養費貸付基金条例を廃止する条例制定についてを 議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起 立採決の結果、起立全員で議第60号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第61号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理者となる団体が村上市社会福祉協議会となりますが、山北地区には社会福祉 協議会があるのだから、ゆり花会館の実際の運営はそちらでやるのかとの質疑に、各支所に協議会の 支所がありますので、引き続き山北支所にお願いするということになろうかという答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第61号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第62号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、茶の間リーダー研修とはとの質疑に、村上市レクリエーション協会会長の内山さんが 施設内で講師になり、研修会などを行うものですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第62号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第63号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、観光協会との連携を図るとなっておりますが、どのように連携するのかとの質疑に、 施設には村上市の観光ガイドのパンフレットも置いてありますし、職員も観光ガイドができるように していますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第63号は原案のとおり 可決するべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 私の委員会なのですが、議第48号、ちょっと最後のほうよく聞こえなかっ たのですが、賛成多数とおっしゃいましたよね。           〔「賛成多数」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) そうですよね。   ちょっとその辺よく聞こえなかったもので、済みません、ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   それでは、区切りがよろしゅうございますので、午前11時10分まで休憩します。           午前10時54分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第47号について採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第47号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第48号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第48号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第49号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第50号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第51号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第51号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第52号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第52号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、第53号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第53号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第54号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第54号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について、反対の 立場で意見を申し上げます。   第1条中、「保育の実施」を「保育の利用」に改められます。この改正は、国の子ども・子育て 支援新制度のもとでの条例改正です。新制度は、介護保険制度をモデルにしており、最大の特徴はこ れまでの市町村の責任によって保育を提供する現物給付の制度を改め、利用者と事業者の直接契約を 起点にする現金給付の仕組みへの変更です。市町村は、保育の契約に介入することはできないため、 市町村の責任が後退し、保育の市場化に道が開かれることになります。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第54号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第54号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第55号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第55号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第56号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第57号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第57号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、反対 の立場で意見を申し上げます。   介護保険料改定では、第5期では第6段階でしたが、第6期では第10段階と細分化され、低所 得者層への配慮がされました。しかし、改定により第7段階で2,224人、第8段階で950人、第9 段階で462人、第10段階で142人が増額対象となる見込みだそうであります。   そして、附則には介護予防日常生活支援総合事業は、平成27年4月1日から平成28年3月31 日までは行わず、その翌日から行うものとするとあります。平成28年4月1日からは、国が強行し た医療介護総合法により、要支援者の訪問介護、デイサービスを介護保険給付から外し、市町村の地 域支援事業に移行させられます。これまでのサービスが確保できるのかと不安が広がっています。介 護事業者に支払われる介護報酬が2.27%も引き下げられることになりました。政府は、介護職員の 賃金は引き上げるといいますが、事務職員や理学療法士など介護職員以外の職種は対象となっていま せん。介護事業者の経営は、ますます深刻さを増していきます。保険料を取られて介護なしの実態は、 市民の深刻な悩みとなっていくのでしょう。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第57号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第57号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第58号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第58号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第59号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第59号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第60号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第60号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第61号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第61号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第62号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第62号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第63号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第63号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第64号 市道路線の認定について                 議第65号 市道路線の変更について                 議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について        議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制            定について        議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について        議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について        議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第64号から議第70号までの7議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第64号から議第70号までの審 査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月12日午前10時より市役所第1委員会室において、委員8名、理事者側より副市長ほ か所管課長、水道局長及び説明員出席のもとに経済建設常任委員会を開会いたしました。   議第64号 市道路線の認定について及び議第65号 市道路線の変更については、それぞれ所 管課長の説明を受けた後、質疑に入りましたが、いずれもさしたる質疑なく、また討論なく、起立に よる採決を求めた結果、議第64号及び議第65号はそれぞれ起立全員で原案のとおり可決すべきも のと決しました。   議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について、所管課長の説明を受 けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第66号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定について、所管 課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、利用区分表の中のスポーツ以外のスポーツとはどんなスポーツかとの質疑に、課長よ り、ゲートボール、テニス、フットサル以外、例えば中でバドミントンをするとか、コートによらな いスポーツを行うときとの答弁。   委員より、前の日に事前の準備をする場合の使用料はとの質疑に、観光交流室副参事より、あく までも利用できる時間なので、夜9時から朝9時までは入っていないとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員にて議第67号は 可決すべきものと決しました。   議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について、所管課長の説明を受けた 後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員で議第68号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について、所管課長の説明を受けた後、 質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員で議第69号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について、所管課長の説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今までもお祭りのときに料金を取っていたのかの質疑に、都市整備管理室長より、通 年占用と一時的占用がある。お祭りの場合は取っていないとの答弁。   委員より、荒川地区のほうで公道にはしごがずっと置いてあるところがある。占用料を取ってい るのかとの質疑に、荒川支所産業建設課長より、昨年度取得した用地であり、取得前に土地の所有者 が利用していた部分。速やかにお願いしているところであり、今後冬囲い等撤去するとき訪問してお 願いをしていくとの答弁。   委員より、条例の改正により昨年よりどれだけ減収になるかとの質疑に、都市整備管理室長より、 27%減、約647万円減収となるとの答弁。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第 70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第64号について採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第64号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第65号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第65号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第66号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第66号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第67号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第67号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第68号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第68号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第69号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第69号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第70号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第70号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)            議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)         議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)       議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)     〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第71号から議第78号までの8議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されております議第71号 平成26年度村上 市一般会計補正予算(第14号)のうち、当委員会所管分、議第72号 平成26年度村上市土地取得 特別会計補正予算(第1号)、議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第 4号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査いたしました。その審査の概要と経過につ いてご報告申し上げます。   議第71号は、初めに歳入全款について款ごとに各担当課長から説明を受けた後、質疑に入りま した。   歳出について質疑なく、次に歳出について款ごとに担当課長から説明を求めた後、質疑に入りま したが、質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第71号のうち当 委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第72号 平成26年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第72号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第73号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第73号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第71号 平成26年度村上 市一般会計補正予算(第14号)のうち、当委員会所管分について、先ほど報告いたしました議案に 引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   初めに、歳入全款について、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、第14款国庫支出金の衛生費国庫補助金で、名称の変更で長い名前になったというの はどういうことかとの質疑に、従来ありましたがん検診推進事業補助金は乳がん、子宮がん、大腸が ん無料検診を対象としていましたが、乳がんと子宮がんにつきましては、5年を経過して対象の年齢 の方が予定どおり無料検診も終わり、さらに未実施の方に積極的な勧奨をしようと別な事業として行 うものですとの答弁でした。   ほかにさしたる質疑なく、歳出全款について、担当課長から説明を受けた後、款ごとの質疑に入 りました。   第2款総務費では、委員より、交通安全対策費で駐車場用地を購入したのはいつのことかとの質 疑に、藤沢の自転車置き場で昭和54年8月でありますとの答弁でした。   第3款民生費では、質疑なく、第4款衛生費では、委員より、新ごみ処理場の職員に学校の用務 員が多く異動するようですが、業務内容が違うのに何らかの研修とかはするのかとの質疑に、小学校 1名、中学校2名おります。いずれも1月1日からでありますので、3カ月間職員からいろいろ教え ていただき、研修をしていますとの答弁でした。   第3条(第3表 債務負担行為補正)では、質疑なく、ここで質疑を終結し、討論を求めました が討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第71号のうち市民厚生常任委員会所管分につきまして は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続きまして、議第74号と議第75号の2議案につきまして、その審査の概要と経過につきまし てご報告申し上げます。   議第74号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後に質疑に入りました。   委員より、保健事業経費で湯ったり塾業務委託料が121万円増となっていますが、利用者がふ えたということかとの質疑に、この事業につきましては、国保会計で当初予算計上していましたが、 約9割ほどが後期高齢者が利用しているということで、補正を上げてさせていただきましたとの答弁 でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第74号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第75号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題と して、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑もなく、討論もなく、起立採決の結 果、起立全員で議第75号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第71号のうち、当委員会所管分、 議第76号から議第78号までの審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   3月12日先ほどの審査に引き続き市役所第1委員会室において経済建設常任委員会を開会いた しました。議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)所管分を議題とし、歳入歳 出について所管課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員で議第71号当委員会所 管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。   議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、下水道課長 に説明を求めた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員で議第76号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について、水道局長 より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、簡易水道事業の消費税を年間どれぐらい払っているのかとの質疑に、水道局管理業務 室係長より、申告納税額は400万程度であるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立による採決の結果、議第77号は 起立全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。   議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)について、水道局長より説 明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立全員で議第78号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第71号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第71号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第72号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第72号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第73号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第73号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第74号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第74号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第75号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第75号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第76号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第76号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第77号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第77号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第78号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第78号は委員長報告のとおり可決されました。   午後1時まで休憩します。           午前11時46分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第 3号 平成27年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算                議第 5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第 7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第 8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第 9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算                議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算               議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第3号から議第13号まで11議案を一括して議題といたしま す。  本案は一般会計予算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して、休会中ご審査願った ものですが、各委員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、一般会計予算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   一般会計予算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第3号 平成27年 度村上市一般会計予算について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月16日の午前10時から第1委員会室において、委員全員、議長、議会事務局長の出席 のもと委員会を開会いたしました。   議第3号 平成27年度村上市一般会計予算については、今定例会から一般会計予算審査特別委 員会で審査することにしたわけですが、その審査については、当特別委員会に総務文教、市民厚生並 びに経済建設の各分科会を設置し、審査していただいたところであります。特別委員会の最終日には 全体会を開催し、各分科会長から審査の概要について詳細にご報告いただき、採決をしたところであ りますが、私からその審査の経過について若干ご報告申し上げます。   総務文教分科会長からは、歳入において、県支出金の電源立地地域対策交付金についての質疑に 対し、猿田発電所、三面発電所に伴うものであり、充当先については朝日地区の三面地区を中心に事 業を実施しているとの説明があり、諸収入の高速道救急業務支弁金では、支弁金の減少に対する質疑 に対し、減額とはなっているが、今後も継続する。なお、平成27年度は出動率も影響するので、か なり減額になるとの説明でした。   歳出については、定住自立圏競争ビジョン審議会委員についての質疑に対し、委員には村上市の 委員のほか関川村、粟島浦村の委員も入り、委員報酬は中心地の村上市が負担する。また、地域おこ し協力隊員については、朝日地区には20代の女性が、山北地区には30代の女性が決定したとの説 明でした。   学校給食施設経費の工事請負費の内訳については、朝日地区高南学校給食共同調理場の工事分が 大きく、耐震補強工事、排水改善工事、空調工事でほかに6カ所の営繕工事を行うとの説明でした。   各地区の体育館の老朽化に伴う対策や予算対応については、荒川総合体育館の耐震診断を行うが、 雨漏りの件については、関係職員が十分留意していきたいとの説明でした。   市民厚生分科会長からは、歳入において、固定資産税の企業設置奨励条例の減免は4社で、うち 1社が新規事業者で、減額の半分以上がこの新規事業者との説明でした。   個人番号カード交付事業費補助金については、平成27年10月から12けたの個人番号が通知さ れ、平成28年1月から希望する方に個人番号カードを発行するとの説明でした。   歳出については、空き家管理不全防止対策経費についての質疑に対し、住宅ではことしは雪で倒 壊した家が朝日地区の瑞雲と関口で2件あり、固定資産の関係で住宅では特定空き家に指定されると、 建物を取り壊さなくても建物がないものとして課税されるとの説明でした。   生活困窮者自立支援事業経費についての質疑に対し、委託条件に社会福祉士の資格を持つ職員の 配置を入れてあり、平成27年4月1日から開始との説明でした。   岩船沖洋上風力発電推進事業経費についての質疑に対し、今後のスケジュールとしては、6月に シンポジウムを開催予定との説明でした。   経済建設分科会長からは、歳入において、露天市場出店許可手数料についての質疑に対し、出店 者が減少しているので、要件を緩和して神林道の駅に出店している方たちにも来てもらうことについ ては、市場の組合とも協議していきたいとの説明でした。   木造住宅耐震診断事業費補助金の実績と見込みについての質疑に対し、昨年の実績が3件、こと しは6件の見込みがあるとの説明でした。   歳出については、青年就農給付金の内訳についての質疑に対し、45歳までの13人分、年間1人 150万円で5年間の給付する制度との説明でした。   ふるさと納税寄附者記念品代について返礼率の質疑に対しては、越後村上物産館に委託し、 50%以下を考えている。今後は、体験交流も視野に入れ、特産品の消費拡大に活用したいとの説明 でした。   日本海沿岸東北自動車道整備推進事業経費について、国土交通省と市との役割分担としては本線 は国、ロングランプも国、ロングランプから道の駅までは市がやるとの説明でした。   歴史的風致維持向上計画関連業務経費の取り組みについては、条例で策定委員会を設置し、同委 員会とコンサル業者と議員とで素案をつくり、議員とやりとりしながら計画案を仕上げていくとの説 明でした。   以上、質疑終結後の賛否態度の発言については、経済建設分科会で賛成の態度の発言が1件あり、 総務文教分科会並びに経済建設分科会で起立全員、市民厚生分科会で起立多数で、いずれも原案のと おり可決すべきものと態度を決定したとの報告でした。   以上、当委員会の審査については質疑なく、討論を求めたところ、反対の討論が1件あり、起立 採決の結果、議第3号については起立多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で一般会計予算審査特別委員会の審査の概要と経過についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されております議第4号 平成27年度村上市 土地取得特別会計、議第5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算について、さきに報告 しました議案に引き続き審査いたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第4号 平成27年度村上市土地取得特別会計予算についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第4号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第5号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計予算についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第5号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第7号から議第9号までの3 議案について、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査いたしました。その審査の概要と経過に ついてご報告申し上げます。   初めに、議第7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算を議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の一般被保険者国民健康保険税で医療、後期高齢者、介護の滞納繰越金として入 る見込みが上がっていますが、実態はどうかとの質疑に、それぞれ滞納繰越分を見込んでいますが、 平成26年度決算見込みから考慮した上で見込んでおります。ただ、実際の収納率については、この 2カ年の平均を採用しておりますとの答弁でした。   委員より、滞納者の人数はとの質疑に、平成25年度分までですが、2月18日現在で1,013人 の3億677万3,765円になりますとの答弁でした。   委員より、収納推進員の方々のご努力には感謝しますが、新発田市にあります徴収機構などにお 願いする傾向がふえているのかとの質疑に、平成25年度では83件、平成26年度では66件、平成 27年度は調整中ですが、昨年と同様の件数になると思いますとの答弁でした。   委員より、温泉活用の事業で保険証を持っているだけでよくなって、今までのチケット制より評 判がいいようですが、利用状況はとの質疑に、平成25年度から行っていまして、平成25年度は前 年度比で微増、平成26年度はまだ出ていませんが、今のところ昨年より減少傾向です。しかし、利 便性がよくなったと好評は得ていますとの答弁でした。   委員より、温泉を抱える村上市ですので、350円で温泉が利用できることは健康にもいいことで すが、知らない人も多いようですので、もっと利用していただくように考えてはとの質疑に、年間を 通して行えばいいのですが、現在は冬期間だけで夏場は観光客が多く、駐車場がいっぱいになるので、 お断りされている状況です。啓発活動については、再度検討させていただくとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ、反対の討論あり、起立採決の結果、起立多数で 議第7号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、担当課長から説 明を受けた後に質疑に入りました。   委員より、平成27年度より湯っくり・湯ったり事業が全て国保から後期高齢者医療事業に移動 したとの説明ですが、国保にも12万9,000円計上されていますが、どのような積算かとの質疑に、 同じ事業で国保加入者と後期高齢者医療加入者がいまして、約9割が後期高齢者医療加入者で、1割 は国民健康保険加入者という割合で計上していますとの答弁でした。   委員より、収入が少なく滞納している方への自治体としての援助の制度などはないのかとの質疑 に、決められた減免の要綱とかありますので、それに当てはまれば減額、減免いたしますが、年金収 入などで算出しておりますので、それ以外はないとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第8号は原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、運営協議会経費が減額されていますが、余り回数的に必要がないという理解でいいの かとの質疑に、平成26年度につきましては、第6期の介護保険事業計画に当たって4回ほど開催し ましたが、平成27年度は1回あるいは2回程度を予定していますとの答弁でした。   委員より、在宅寝たきり重度障害者等介護手当扶助で1,412万1,000円とありますが、何人を 想定しているのかとの質疑に、442人の12カ月分で、延べ5,340人ですとの答弁でした。   委員より、配食サービス事業委託料の1,350万円は、昨年の延べ人数ぐらいかとの質疑に、平 成27年度は202人を見込んでいます。平成25年度の実績は205人でしたとの答弁でした。   委員より、介護保険事業サービスの施設利用についてもっとわかりやすく市報等に掲載できない かとの質疑に、この介護保険事業だけでなく、我々職員は利用者にわかりやすくするのを心がけない といけませんので、できる限りわかりやすく説明できるようにしていきたいとの答弁でした。   委員より、介護報酬が引き下げになりますが、事業者はもっと厳しい運営になると思います。職 員の報酬が上がるとはいえ、事務職員や理学療法士など介護職員以外の人は対象外ですので、事業者 は大変だと思いますが、どのように考えるかとの質疑に、特別養護老人ホームなどでは5%、10% の引き下げで非常に厳しいと思います。民営福祉会という地域で介護サービス事業を営む事業者もい ますが、その意見交換の場などでは、やはり人がいないというお話がありました。県のほうで平成 27年度からは基金を設けて人材確保の支援をするのが決まっていまして、そのようなことをお知ら せしたり、国県の事業ですが、金額的にも十分なのか検証する必要があると思いますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第9号は原案のとおり可 決するべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第6号及び議第10号から議第13 号までの審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   3月12日市役所第1委員会室において、引き続き経済建設常任委員会を開会いたしました。   議第6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算について、商工観光課長より説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、共有地の土地代金については値下げしてもよいという話もあったが、どうかという質 疑に、課長より、蒲萄区の皆さんに尽力してもらい支援をいただいている。また、学校授業のときも 公民館を無料で提供してもらっている。人口減少対策、蒲萄区の活性化のためにも、共有地の借地料 についてはそのまま変更しない。ご理解をいただきたいとの答弁。   委員より、小中学生の利用についてはどうかとの質疑に、課長より、位置づけとしては市内唯一 のスキー場であり、郷土愛を助長する。運営については無料であるが、大人になってからリピーター の向上に努めていきたい。平成26年度は15校49回で延べ2,656人、平成27年度は16校52回を 計画している。平成26年は、10年ぶりに1万人を超えたとの答弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立による採決の結果、起立全員で議第6 号は原案のとおり可決するべきものと決しました。   議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算について、下水道課長の説明を受けた 後、質疑に入りました。   委員より、一時借入金利子300万についての質疑に、課長より、運営上補助金が入ってこなく 財源の不足になる場合、会計課と協議し、対処するものであるが、ほとんどそういうことはないとの 答弁。   委員より、廃棄物処理手数料1,200万についての質疑に、課長より、手数料として支払いをす るのは新ごみ処理場の1,000トンの分のみで、市内民間処分場への1,400トンと市外への756トン の分は委託金の中に含まれるとの答弁。   委員より、鶴岡市公共下水道管理費負担金137万7,000円について、いずれの集落にかかわる ものかとの質疑に、課長より、鶴岡市温海処理区のほうに水を送って処理をしている関係で、その負 担金を支払っているとの答弁。   下水道使用料の滞納繰越金300万について、委員より、人数的にどれぐらいか。また、今後見 通しはの質疑に、課長より、3カ年の決算状況を確認し、計上している。人数的には毎年変わるが、 400人程度であるとの答弁。   委員より、村上地域の下水道工事はいつまでかかるのかとの質疑に、課長より、平成30年度に 今の計画区域を終わらせる予定との答弁。   その他質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立多数で議第10号は原案のとお り可決すべきものと決しました。   議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算について、下水道課長の説明を受け た後、質疑に入りました。   施設維持保全業務委託料5,800万3,000円について、委員より、マンホールの修繕の中身はと の質疑に、課長より、下水道工事の場合本管を入れた後仮舗装し、1年ぐらい車を通し路面を沈下さ せた後、新しい舗装に塗りかえる。周辺の地盤が下がる場合は、後で道路を上げるようにしている。 また、除雪の場合は、マンホールとの落差のあるところは道路管理者と協議をして補修をするように しているとの答弁。   委員より、現地からは幾ら言っても改善されないという苦情が多いがとの質疑に、課長より、各 支所から話があれば現地を確認し、安全に努めていきたいとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を求めたところ、起立多数にて議第11号 は原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算について、水道局長より説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、簡易水道はどのぐらいの施設があるのかの質疑に、水道局長より、山北地区14、朝 日地区5、村上地区2、神林地区2、荒川地区なしとの答弁。   委員より、村上地区統合できないか。技術的にはどうかの質疑に、水道局長より、下渡、羽下ケ 渕、滝の前は統合し、瀬波上海府地区とした。統合の計画はない。三面川を上水道の水管橋で渡すこ とになり、関係機関と協議しないと即答はできないとの答弁。   公課費について、委員より、過誤納還付金はの質疑に、水道局管理業務室副参事より、会計年度 は3月までだが、5月まで出納整理期間がある。過年度分の還付や現年で支出しなければならなくな る場合があるので、このような項目を設けているとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を求めた結果、起立多数にて議第12号は 原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算について、水道局長より説明を受け た後、質疑に入りました。   水道施設緊急修理待機委託料について、委員より、年間の件数また材料費は別かの質疑に、局長 より、待機料のほかに修繕料は別である。水道局管理業務室係長より、大概1年間に350から400 件であるとの答弁。   委員より、委託先の管工事組合から安過ぎてできないという話が聞こえてくるがとの質疑に、水 道局長より、今年度から若干上がる予定。管工事組合とは、待機料以外にもメーターの取りかえ手数 料なども含め協議をしているところであり、理解を求めていきたいとの答弁。   委員より、石綿管改良工事について、残りはまだ多くあるのかとの質疑に、水道局長より、約 11キロメートルほど残りがある。年次計画を立ててやっているが、ほとんどのところは下水道工事 と一緒に改修をしているとの答弁。   委員より、荒川第2排水機撤去工事は、荒島地区の部分かとの質疑に、水道局長より、荒島地区 の従来あるものを撤去し、同じところに新しいものをつくるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を求めたところ、起立多数にて議第13号 は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第3号について、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第3号 平成27年度村上市一般会計予算について、反対の立場で意見を 申し上げます。   地方自治体は、国政の方針決定によって大きく影響されます。昨年4月には、消費税が5%から 8%に引き上げられました。そして、経済の動向によらず安倍首相は10%引き上げを明言しており ます。安倍政権は、社会保障費の削減、生活保護の削減(生活扶助)に加え、住宅扶助、冬期加算の 削減、病床削減の推進などストレートに自治体の福祉政策に大きく影響してきております。住民を守 る防波堤になれるのかがまさに今問われております。   平成27年度の予算の中を見てみますと、職員の研修費の新設、子どもの医療費助成、入院、通 院とも18歳までの3月31日まで拡充、人間ドック助成の実施、中小企業の振興を図るための条例 制定や産業等の活性化、補助制度の拡充など、数多くの前向きの事業が行われることはありがたいこ とです。施政方針から項目にございます1つ、支え合い、安心して暮らせる思いやりのまちづくり、 1つ、自然と景観を守る環境に優しいまちづくり、1つ、活気に満ちた輝くにぎわいのまちづくり、 1つ、安全で快適な住みよいまちづくり、1つ、豊かな心と文化を育むふれあいのまちづくり、1つ、 簡素で効率のよい行政経営、1つ、市民と行政の協働による行政経営、すばらしい言葉です。しかし、 言葉だけで終わってはいないでしょうか。   施政方針のはじめにには幾つかの載っておりますが、厚生連村上総合病院の新築移転に伴う村上 駅周辺の整備、村上駅周辺まちづくりプラン基本構想が総事業費約90億円でまとめられました。地 域温暖化対策や地域経済等への効果が期待されると、岩船沖洋上風力発電事業の導入実現と市として の活用手法等、将来のまちづくりを大きく左右する事業について具体的な検討に着手することとなり ますとあります。村上市から村上総合病院新築移転に伴う支援として土地代、インフラ整備、建設費 を含めて約20億円でした。しかし、まちづくりプランの基本構想約90億円も、村上市として村上 総合病院に当初から案として提示していたのではないかという疑問が市民から起きております。岩船 沖洋上風力発電事業については、平成25年6月、7月ごろから名古屋大学の安田教授、本間組職員 の菅原さんらの来庁から始まっています。庁内で政策調整会議が数回開かれ、そこでは市民への健康 への影響、鮭、マスを初めとする自然環境への影響、景観への影響など数多くの心配、課題が話され ておりました。その後研究会がつくられ、そして推進協議会がつくられ、業者が決定をいたしました。 市民が主人公でなければならない市政、まちづくりが一部の関係者でつくられたまちづくり策定委員 会、そして海に関係する周辺団体の人たちでつくられた推進協議会でどんどんと進められております。 行政のすることに間違いはないと、市民軽視の行政主導で開発事業中心のまちづくりが行われようと しております。村上市は、財政がそんなに豊かなのでしょうか。   市民まちづくり条例も策定され、そして市民と協働のまちづくりの事業も進められております。 あるときには、市民と協働のまちづくりという表現をしながら、実際にこの大型開発事業中心のまち づくりを行われようとする行政主導のこの仕事の仕方、こういう大滝市政でいいのでしょうか。市民 が主人公という言葉を行政の職員の皆さんはどれほど重くお考えでしょうか。人口減がどこの自治体 でも課題となっています。人口減少の本当の原因は何なのかの分析が本当に村上市ではつくられてい るのでしょうか。地方創生、まち・ひと・しごと創生のこの政策は、村上市をしっかりと足元から見 ること、そして将来を見据えて考えることから始めなければなりません。村上の未来は、まさに職員 の政策能力にかかっております。地域が豊かになるとは、住民一人一人の生活が維持され、向上する ことです。自治体本来の役割を今こそしっかりと見直し、そして市民が主人公の村上市を築いていく、 それは議会、行政の職員、そして市民が一緒になって築かなければならないと思っております。   以上、申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 私は、賛成の立場で平成27年度一般会計予算の討論を行いたいと思います。   今我が国は、危機的な状況下にあります。それは何か。少子高齢化、人口減少問題が急激に進ん でおるからであります。しかしながら、このことについては、国民も我が村上市民もそれほど危機感 は持っていないのが現状であろうかと思っております。特に人口減少問題は、全国地方自治体の約 49.6%、864の地方自治体がこのまんまでいれば消滅するということが発表されております。これに 慌てたのが国であります。そのために、地方創生という対策事業を始めたのが現実であろうと思って おります。   また、そんな中よく言われる3割自治、4割自治という地方自治体は、毎年この時期になると予 算編成に大変な思いで取り組んでいるのを伺っております。我が村上市も、その自治体の一つでござ います。私の考え、ちょっと意見を言わせてもらいますけれども、本市の産業実態はどうなっている のか。はっきり申し上げて、どの業種も大変に疲弊をしております。アベノミクスの効果も、それほ ど我々の地域には及んでおりません。そして、先ほど反対意見の中にもございましたが、3%上げた 消費税の影響が大きく、この辺の村上地域の経済が低迷しているというのが実態であろうと思います。 特に地場産業の一つである農業は、米消費量が半額となり、そして米価も下落等により農業経営は言 葉では言いあらわせないほどの苦労をしているのが実態であります。聞くところによれば、改良区費 も納めるのが大変であったというのが実態でございます。また、この地域の経済を支えてきた建設業 も、公共事業の減少で仕事が激減しております。そのために、各事業所は社員を減らし、設備等も減 らして何とか経営に当たっているのが現実でございます。その他、林業、漁業、商業もしかりであり ます。それから、村上市の一番大切なものは何か。私は、教育であろうと思います。しかし、その教 育の予算においてもハード面、ソフト面において予算の配分が少なく、現場の先生方は工夫をし、節 約をしながら子供たちの指導に当たっているのがこれまた現実であろうと思います。もう少し何とか ゆとりのある予算をつけて教育に取り組んでもらえるようなことができないのか、そう思っている次 第でございます。また、村上市は観光面においても大変新潟県でも有力な地域でございますが、ご承 知のとおり北陸新幹線の開通により新潟県の観光客は激減が進むだろうと言われております。既にこ の地域においては、この観光客の減少が見られているそうであります。これらの対策も、至急考えて いかなければならないものと思っております。また、福祉の関係予算でございますが、これも毎年医 療費を含めて、介護費等も含めてふえ続けております。一番心配なのは、団塊の世代と言われる人た ちが10年後、後期高齢者に入ります。このときが一番大変であろうと私は思っております。そして、 介護においては、待機者が平成26年8月1日のあれでは587人もいるそうであります。また、各地 区からの、区長会からの要望、各種団体からの要望も数多くあり、その要望に応えることができない ことで市民の皆さんから不満の声もあるのも事実であります。   今私が述べたように、そのような中で職員の皆さんは、限られた財政予算の中で知恵を絞り、鉛 筆をなめながら、少しでも市民のためにと予算を組んでくれました。心から感謝をしたいと思います。 今後人口減少が進む中で、安定した税収が求められます。そのためには、我が村上市の子供たちが高 校、専門学校、大学を出てふるさと村上で働く職場が必要となってきます。そのために、工場誘致、 市内の企業の育成を進めていかなければなりません。そんな中で、昨年名古屋大学の安田教授が洋上 風力の調査研究した結果、根室半島から能登半島までの間の中で岩船沖が適しているというお話を村 上市に持ってきてくれました。そして、地元住民、漁業組合、観光協会等に説明をし、理解をいただ き、そして期待もされております。確かに市民の中には不安視する声もあります。これは、3年間か けて環境アセスを進めていくわけでありますから、当然のことながら情報公開を求めていかなければ ならない、私はそう思っておる次第でございます。そして、何といっても約1,500億円という大事 業であり、雇用も見込まれます。これにより関連する企業等の進出も見込まれるわけであります。そ して、恐らく観光客もふえると私は思っております。そして、何よりも村上市にとっては、この洋上 風力事業が決定する、やることによって大きな税収が見込まれるということであります。私は、議員 として村上市のために、市民のために決断をしなければならないときがあります。それがこの今の洋 上風力の事業であろうと思っております。私は、大げさではありますが、我が議会人生命をかけて、 我が命を賭してもこの事業の推進にしっかりと取り組んで邁進することを申し上げながら賛成するも のであります。   以上であります。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第3号を採決をいたします。   本案に対する特別委員会委員長の報告はいずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第3号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第4号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第4号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第5号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第5号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第6号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第6号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第7号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第7号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計予算の反対の立場から 意見を申し上げます。   国民健康保険は、健康保険など他の被用者保険に加入していない労働者や農業民、自営業者、無 職の人などを加入対象としています。昨年4月からの消費税引き上げで市民の暮らしは厳しくなって います。聞くところによりますと、少ない体制の中で日夜を問わず徴収活動、分納相談活動にと努力 され、徴収率を引き上げてきているとのことです。そして、厳しい国保会計運営に努力したと。特別 調整交付金が約3,900万円入ったということは、ありがたいことだと思っております。しかし、払 いたくても払えない市民はまだ多く、平成25年2月18日当時の実数で滞納者1,013人、約3億 677万円、その後は数字は流動的に動いているそうであります。現在短期証実人数573人、資格証 183人、平成26年度の差し押さえ108件となっているようであります。2014年度は、同年度に70 歳になる人の負担が1割から2割に上がりましたが、2015年度は対象が70歳、71歳に拡大されま す。分納相談のさらなる充実に窓口でも一部負担金減免についての市民への周知徹底に努力していた だきたいです。滞納者分の執行停止など、実情をしっかりと聞き、緩和措置なども行っていただきた いです。18歳未満の子供にも均等割3万5,900円がかかります。この数字は、県内で3番目に高い 数字となています。減免への努力を要望いたします。政府に対しても、国庫負担増をしっかりと事あ る、機会あるたびに訴えていただきたいと思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 私は、賛成の立場で討論を行いたいと思います。   今私が言おうと思っておりましたけれども、数字的なことは相馬エイさんが全て述べてくれまし たので、大変助かっております。予算も、例年どおりでありますが、大変厳しい予算であることは間 違いのないことであります。一般会計から繰り出しながらの国保運営であることは間違いございませ ん。市民の健康、それを願いながら運営をしているわけでございますが、その中でことしから、平成 27年度から新しい政策として市民の健康のために人間ドックの予算を計上していただいたことは、 大変ありがたいことだと思っております。これからも担当職員の皆さん、しっかりと市民の健康を願 いながら仕事に励んでいただきたいということをお願い申し上げまして、賛成といたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第7号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第7号は委員長報告のとおり可決をされました。   次に、議第8号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第8号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計予算に対し、反対の 立場で意見を申し上げます。   この制度は、平成20年4月から新設されました。70歳から74歳の患者負担も2割に引き上げ られ、必要な医療が抑制される危険は避けられません。平成25年の2月18日現在での滞納繰り越 しの実人数78人で約218万8,000円、その後は流動的に動いているとのことであります。高齢で年 額18万円未満の年金受給者が80人近くもいらっしゃるということ、分納相談などに力を入れてい ただき、慎重な、丁寧な対応をお願いいたします。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第8号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第8号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第9号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第9号 平成27年度村上市介護保険特別会計予算について、反対の立場 で意見を申し上げます。   第6期で保険料の改定があります。第10段階と細分化され、低所得者への配慮はされましたが、 第7段階、本人が市民税課税で合計所得金額120万円以上190万円未満以上の人は負担増となりま す。昨年も申し上げましたが、介護保険の改悪が行われております。1つ、要支援の高齢者への介護 保険給付の打ち切り、要支援者が利用するサービスのうち6割を占める訪問介護と通所介護は、市町 村が実施する事業に丸投げされます。サービスの内容や人員、単価など国が定める一律の基準はなく なり、市町村が柔軟に対応することになります。費用を削減するために、ボランティアや民間企業の 活用も可能となります。現在の介護報酬以下の単価を設定することを求めており、現在との同質のサ ービス提供を行うとすれば、介護事業者は減収となってしまいます。利用料は、要介護者の利用者負 担割合を下回らないこととしており、自治体の判断で負担割合を1割以上にすることはできても、引 き下げることはできません。利用者には、サービスの質は落ちたのに負担は重いままとになりかねま せん。第2は、特養ホームの入所要件を要介護3以上に重点化します。新たに入所する場合、原則以 上介護1、2では認知症、障がいを抱えているなどやむを得ない事情がある場合のみ特例的に入所を 認められるとなっております。第3に、利用者負担の強化です。年間所得が160万以上高齢者の利 用料負担を2割に引き上げられます。   このように、介護保険はどんどんと大変な状況になっております。平成25年2月18日までの 滞納繰り越し実人数202人の約136万2,000円、その後は若干の変化があるそうでございます。普 通徴収の方で年金が月1万5,000円に満たない方で口座振替や納付書で直接納付する方、そして第 1号被保険者65以上の方がこのような実態となっております。保険料取られてサービスなし、そし て介護難民という言葉も現に出ておりますし、現実に40代、50代の若者が親の介護のために職場を やめている実例がこの村上市でも起きております。以上のような介護保険の実態に対して、反対の立 場で意見を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 賛成の立場で討論をさせていただきます。   介護保険特別会計も、一般会計から繰り出して例年どおりの予算になっておりますが、大変厳し い予算編成であろうかと思っております。そんな中で、村上市の被保険者の各所得階層が全国平均よ り低いために、多段化や市民税課税層に国の標準より0.05上乗せし、低所得者の負担を軽減を図っ ていただいております。大変にありがたいことだと思っております。   そして、先ほども申し上げましたが、入居待機者が恐らく現在では600人ぐらいなっているの でしょう。そんな中で、本人はもとより家族の方の苦労は大変だと思っております。解決方法は簡単 なのです、施設をつくればいいのですから。ですけれども、施設をつくるということは介護保険料が 高くなる。そうすれば、当然それは市民に負担がかかるという悪循環になるわけであります。今国で は、在宅介護の方向で進めるようでございます。そう聞いております。しかしながら、これもはっき り申し上げまして国の政策が悪かった分があります。それは何か。国がみずから核家族を進めたので す。我々農業地帯の農家でも、かなり核家族が進んでおります。ですから、昔と違って子供が、兄弟 が親を面倒見るというこういう親子のきずなはなくなっている。それがゆえに、こういう問題が起き てきているのだろうと私は思っております。村上市も、これから当然国の方向に従いながら取り組ん でいかなければなりませんが、それよりも今私が申し上げましたように、今言われる家族のきずな、 これをしっかりと政策の中に盛り込んでいただきたい。そうすることによって、子供が自分の親を、 じいちゃん、ばあちゃんを家庭で介護することができるのであります。どうか市長職務代理者、お願 いいたします。これも政策の中に取り組んでいただきたいと思います。   また、ことしから要支援事業が地方自治体のほうに移譲されます。我が村上市は、来年度からに なるそうでありますけれども、この介護特別会計予算も、厳しい財政の中で本当に配慮された予算だ と思っております。感謝をしながら賛成といたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第9号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第9号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第10号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第10号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第11号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第13号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、議案に反対する討論を行わせていただきます。   私は一昨年、2013年の12月議会で当時の水道局長並びに市長と議論をいたしました。その際 に、最高裁の判決について水道局長と確認をいたしました。最高裁では、地方自治法上の観点から、 ある自治体の水道料金の改定に当たり、料金の大きな格差が生じたことについて違法としました。な お、水道法では公平な水道料金の確保、差別的取り扱いの禁止などが定められております。昨年の条 例改定で平成30年度の基本料金の統一を目指して今動いているわけでありますが、改めて問題点を 指摘をしておきたいと思います。   平成25年度の料金では、朝日が30立方メートルで計算いたしますと5,550円、荒川地区が 3,200円であります。これも、5年後には山北地区が30立方メートルで3,400円、朝日地区が一番 高くて5,100円ということであります。つまり3割以上の格差が相変わらず続くと。山北地区につ いては、引き下がるわけでありますけれども、朝日地区は相変わらず一番高い水準に置かれたままで あります。3割以上もの格差があるということは、合併して10年もたつわけでありますから、これ は問題ではないかなと思います。その5年後には検討委員会を設けて改定を図るというような答弁で はありますが、10年もほっておくべきではないと私は考えます。   以上の問題点を再度議員の皆様に、そして市民の皆様に指摘を、判断を委ねまして、私の反対討 論といたします。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第13号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第79号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第15号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第79号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第15号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長職務代理者。           〔市長職務代理者 副市長 鈴木源左衛門君登壇〕 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) ただいま上程をいただきました議第79号 平成26 年度一般会計補正予算(第15号)について、提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成26年度地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金事業実施に伴う補正予算並び に制度改正に伴う保育園運営委託経費、農地費県事業負担金の追加と除雪対策経費の不足分を追加す るものであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億7,700万円を追加し、予算の規模を349億6,480万円にし ようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第10款地方交付税で5,295万7,000 円を、第14款国庫支出金で地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金2億4,404万3,000円を追 加いたしました。   歳出におきましては、第2款総務費では婚活支援事業などで650万円を、第3款民生費では生 活保護事業などで1億1,801万6,000円を、第4款衛生費では洋上風力発電推進事業などで556万 5,000円を、第5款労働費では若者就労支援事業で335万5,000円を、第6款農林水産業費では地場 産品販路拡大事業などで1,944万1,000円を、第7款商工費ではプレミアム付商品券販売事業など で1億312万9,000円を、第8款土木費では除排雪委託料1,700万円を、第10款教育費では若者ふ れあい応援事業400万円を追加いたしました。   第2条、繰越明許費は、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金にかかわる各種事業14件 を追加するとともに、農地等経費において金額変更が1件翌年度に繰り越して使用できる経費を計上 しております。   なお、平成27年度一般会計当初予算に計上しております事業のうち、本補正予算により前倒し で実施することになります婚活支援事業交付金など10件の事業につきましては、6月定例会の補正 予算において全額を減額措置させていただく予定であります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 前倒しということで、前倒しというか予算からこっちに、交付金事業に前 倒しということなのですが、ちょっと聞きたいので。   17ページのこれは、婚活という目線でいくのか、若者ふれあい事業ということで400万という ことになっておりますが、婚活に値するのか、その辺がよくわからないのですが、ちょっと具体的に 教えていただけますか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) これにつきましては、今現在は政策推進課のほうが主になってNP O法人に委託をして、流れといたしましては婚活というよりは若者が集い集まるというところを中心 に今現在実施しておりまして、結果として婚活につながればさらにありがたいというところでありま すが、今はまだ若者がとにかくまちづくりとか町おこし、どんなことができるかというところを一緒 に語り合おうという、そういう語り合う場を設定しているという状況でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうすれば、どこかのNPO法人あるいはそれに類したような法人がいわ ゆるそういう若者の場ということで何か婚活という、婚活になるのでしょうけれども、そういうイベ ントとかをやることに対しての補助をするようなという考え方を持っていていいわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) これからどんなことができるのかを含めて、とにかくまず今昔のよ うな青年団が集まるというような場面がないものですから、とりあえずコーヒーを飲みながら集まっ ておしゃべりをするところからいろいろ考えていこうということで、そういった全体の企画、募集を 含めた企画運営をお任せしているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) いいですか。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) この今回の前倒し交付金事業なのですが、ほかの自治体もいろいろ工夫され て、6億円だったりいろいろ地方創生で経済を底上げするためにやっておるわけですが、この3月の 時期に急にこういうのを緊急にやれと。でも、結局は平成26年度の予算で前倒し予算で事業のこの 交付金事業としてやるわけですが、結局執行されるのは平成27年度に入ってしまうと。   国としては、平成27年度に合うやつを今度また平成27年度の6月に補正起こしてそれを減額 にすると。何か物すごく変なやり方、別にそのまま平成27年度の予算で執行してしまって、同じ予 算の中に入っているわけだからいいはずなのに、わざわざそれを組み替えして平成26年度に前倒し するというのは、平成27年度予算でそのまま当初予算でやりますと、例えば来年度の1月、2月、 3月でも平成27年度なのだから、早目にそういった地方創生の経済の底上げを指数として示したい がためにやってくれというような意図なのかということについてはいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡寞ヤ也君) 確かに国のほうでは昨年のこれからこういった方針を出しまして、 全国市町村にやれそれつくれ、つくれというような形での指示というのですかを出しているわけでご ざいます。   今回特に急いでおります中身につきましては、平成26年度の補正対応ですか、各市町村が予算 化したものについて対象とする。今回に関しては、交付金対象とするというような形になっています ので、平成27年度に入ってからではもう遅いというような状況であります。計画自体は、特に先行 型については総合戦略も含め平成27年度1年でつくりなさいということでありますが、今回の消費 喚起、生活保護費も含め先行型については、今回の補正対応でもって予算化したものについて申請で きると、このような形でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今の春闘の中で例えば大手企業のベアがかなり上がっていますね。トヨタさ んなんかは、今まで最高のベア6,000円だとか、大手電機でも4,000円、3,000円と出ています。   大手の場合は、法人税引き上げされていますし、消費税に関しましては輸出産業に関しまして、 初めは納付しても輸出業に関しましては全て全額還付されるわけですから大手はそれでいいのだけれ ども、こういう地方の中小企業どうなのだということに関しては、この間のニュースでも全然地方の そういう中小企業で給料を上げるということはなかなか難しいと。こういう中で、このような地方創 生でたとえ商品券をばらまいたり、やれ、保育園であるとか、やれ、おむつ代だとかと今までもやっ てきた中で、今までもいろいろなそういった事業をやってきたわけです、ここまで大型で国からのや れよというみたいなことではないにしても。それで、では地方の喚起が本当に上がってきているのか なというふうに関しては、実感としてどうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長職務代理者。 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) 確かに中央では、そういういろんな大企業は非常に いい結果でありますけれども、まだまだこういう地域、地方にはそういう恩恵といいますか、そうい うのが出てこないことでございます。   ただ、国のいろいろメニューの中で、一番メインとしては、やはりプレミアム商品券による地域 活性化というのが一つの目玉といいますか、そういう示されたメニューでありますので、その辺を十 分に活用しながら、本当に時間のない中でいろいろ組まなければいけない、そういう予算編成の難し さもありましたので、こういう形にさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ちょっと何か意味がわからない、違うのではないかなと思うのですが、いい です。3問目行きます。   今そのプレミアム商品券ですから、いわゆる例えば15歳以下の子供をお持ちのところに関しま しては、5,000円の商品券でしたっけ、それを持っていきますと1万円の倍額にかえるのだか、1万 円を2万円だったかちょっと忘れましたけれども、引きかえさせていただくということで、その後得 になりますよと、今もそういうのやっていますよね。その中で、プレミアム商品券ですから、当然村 上市内の商店であるとか業者さんにしか使えないわけです。それの使えるでは業者、商店、そういっ たものは村上市内に何軒ほどあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 軒数は、今ちょっと持ち合わせておりませんが、このプレミアム商 品券、今本間議員おっしゃるように、子供を持つ世帯、子育て支援の方策としましては、1万円の商 品券を5,000円をお出ししていただければ1万円のプレミアム商品券を買われる。   それから、失礼な言い方になるかもしれませんが、生活に困窮なされている家庭につきましては、 最高たしか8,000円までの本当の商品券をお配りすると。それから、その2つの商品券等につきま しては市内の小売店、企業、地元の企業で買っていただきたいということを考えておりますし、一般 のプレミアム商品券につきましては、市内の商店、企業、それからそのほか市外から来ておられる例 えばイオングループですとか、そういった大きいスーパーでも買う、その2種類に分けて発行する予 定でございます。   なお、このプレミアム商品券につきましては、例年ですとといいましょうか、今までのプレミア ム商品券ですと、換金をする手数料として1%を取っていたわけでございますが、その1%について は行政というのでしょうか、公金で賄うということで、その1%の換金手数料を取らなくても結構で すというふうになりますので、かなり多くの店舗の方々が募集応募してくるのではなかろうかという ふうに思っております。 〇5番(本間清人君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 15ページ、今ございましたプレミアム商品券なのですけれども、昨年まで 3,000万の発行額を今回5,000万ということで、2,000万弱上積みしたわけでありますが、これはあ くまでも地域消費喚起・生活支援型の交付金事業であります。   そんな中で、今般11ページにあります空き家改修事業というのが新たにできました。これも、 空き家活用の推進事業ということで、経済対策とすれば、これだけの予算を使うのであれば、今回陳 情でも出ております住宅リフォーム支援事業等を考えてもよかったのではないかなというふうに私思 うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長職務代理者。 〇市長職務代理者 副市長(鈴木源左衛門君) この件は、政策的な面もありますので、私のほうか ら答弁をさせていただきます。   住宅リフォーム補助制度につきましては、議会でも何回か取り上げられておりますが、今ほど議 員おっしゃるように、今回村上市建設組合から制度創設を求める陳情初め、いろんな団体から要望が 来ております。その中で、下水道事業、下水道整備も広がってきておりますし、そのつなぎ込み工事 の支援制度も必要ではないかなという考えてきております。また、平成28年度消費税の10%の実施 前の消費喚起につきまして、そういう意味でも新たな住宅等リフォーム補助制度の仕組みづくりも必 要ではないかなと考えているところであります。来年度の補正の中でできるだけ早く補正組むように 私から指示をしたところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今ほど職務代理のほうからそういう前向きなご答弁いただきましたけれども、 できれば本当に早い段階での制度設計をしていただいて、これ経済建設の委員会でも出たのですけれ ども、他市と比較するともう数周回おくれ、早いところだと平成22年から事業が始まっていますの で、4年も5年もおくれて事業が開始されるわけですから、ぜひとも他市に負けないような立派な制 度を確立していただきたいということをお願いしまして終わります。 〇議長(板垣一徳君) 小林重平君。 〇19番(小林重平君) 私は、今のプレミアム商品券のことについてお伺いいたします。   11月でしたか、全員協議会の中でこの地方創生の補助金の関係で村上市もいろいろ政策を練っ て出しております。そのときに私が申し上げたのは、村上市はいつもよその他の市町村より一歩おく れて政策に取り組んでおる。石橋をたたいても渡らない政策なような気がするわけであります。そん な中で、私が言いたいのは、この際村上だなと言われるものは、やはり今回のこのプレミアム商品券、 出雲崎でもやっております。あそこは2割補助をしておりますけれども、村上はそれを超えて3割ぐ らい出すぐらいのことをやれば、村上というものが県下にその名をとどめるのだろうと思いますが、 担当課長いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 大変力強いご意見ありがとうございました。   このプレミアム率につきましては、市が独自で決定というよりは村上商工会議所ほか4商工会と 協議いたしまして、20%、30%という案もあったわけでございます。また、国からの指導もござい まして、余り率はいかがなものかというふうな指導もございまして、最終的には10%ということに 落ちついたわけでございます。でありますので、今回5億でございますので、5,000万の支出になる わけでございますが、ただその協議の中で1回の買い物について、今まで1回使えるから55万でご ざいましたが、リフォームについては165万が限度でございました。話し合いの中で、合わせて1 回に使える限度額は200万でいったらどうかということで話を今調整中でございます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 小林重平君。 〇19番(小林重平君) 200万まで買える人というのはそういないです。私も買いたいですけれど も、借金がいっぱいあるので、なかなか手が出せないのです。ですから、それよりもやっぱり2割、 3割の補助のほうがいいのです。   国からのいろいろな指導がある。それも、当然私も知っております。ですけれども、それは法律 でも条例でも規則でもこれは東大出の官僚であろうが、人間がつくったものなのです。ですから、必 ず逃げ道があるのです。だから、担当課長はその辺をしっかりとやって国とやり合うぐらいの気持ち で取り組んでいただきたい。今度総務課長になるそうでございますけれども、おめでとうございます と申し上げますが、今度なる商工観光課長はここにおられませんね。それらをしっかり引き継いで、 やはり今言ったように、私が言いたいのは何回も申し上げますが、村上は一歩おくれて何でもやって いる、そういうイメージを払拭して、ああ、村上市は県下でその名をとどめるという政策をこの際思 い切ってやっていただきたい、どうかそのようにお願い申し上げまして、質問を終わります。 〇議長(板垣一徳君) 13番、木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 農林水産課長にお伺いしますけれども、12、13ページの農地費の負担金、 これ農業用河川工作物、この負担金ですけれども、当初予算に予算化しないということで、今上がっ てきたのはどういうわけであれなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) この経費につきましては、県のほうの事業でございまして、県のほ うで3,600万円の繰越予算を今組んでおります、県会で。   その地元負担ということで、市のほうで3%の負担ということで108万円の負担金を生じて、 これもそのまま繰り越すということでありまして、箇所につきましては荒川右岸、古川排水樋管と岩 鼻排水樋管、山王排…… 〇13番(木村貞雄君) いや、中身はいいです。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) そういうことであります。 〇議長(板垣一徳君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 毎年当初予算で上がってくるのですけれども、どうして、そうする理由な のです。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 市といたしましても、いきなり今の2月県会ですか、県会に出たと いうことで連絡が入りまして、恐らく国の配分があって繰り越しで組んだということだと思います。   補助率も、国と県の負担、残りは負担でございますので、そんな形で組まれております。 〇議長(板垣一徳君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「賛成討論」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 反対討論なの。           〔「賛成討論」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 賛成討論。   では、反対討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) いや、反対討論あるものだと思って、賛成討論用意してきましたので、 賛成討論を行います。   議第79号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第15号)について、賛成の立場で討論いた します。今回の補正予算については、国の交付金事業として地域の消費喚起などにスピード感を持っ て対応する地域消費喚起・生活支援型、そして仕事づくりなど、地方が直面する構造的な課題への実 効ある取り組みを通じて地方の活性化を促す地方創生先行型の事業が多く含まれております。これら の事業については、職員から提案のあった事業を精査して事業の絞り込みを行い、国と調整を行った 事業と理解しております。国の長期ビジョン2060年に1億人程度の人口を確保するため、地方にお いても地方人口ビジョン、各地域の人口動向や将来推計の分析、中長期の将来展望の提示、そして地 方版総合戦略として各地域の人口動向や産業実態などを踏まえ、2015年から2019年度(5カ年) の政策目標施策を策定しなければならない。つまり地方の政策立案能力が試されることとなります。 これらを考慮した中で、今回の補正予算の事業は若者の支援、応援、出産、子育てサポートなど重要 な施策が組まれております。今後は、職場等事業者と連携をとりながら若者の出会い、そして結婚、 子供を産み育てる環境づくりなど、ワンステップ上げた本市の施策をお願いしたいところです。観光、 起業、産業の活性化、地場産業販売拡大事業にも期待しているところです。若者が地元に残るための どうすればいいかという必要性をその成果を期待しているところです。   私は、これらの事業の中でも特に洋上風力発電推進に村上市の未来に大きな夢を描いている一人 です。現在事業候補者が10社によるコンソーシアムに決定して、株式会社ジャテックスの岩船沖油 ガス田の海上90メートルの高さで計測されるデータを活用して、今秋11月をめどに事業性評価の 調査に入っております。事業の実現可能性が確認された場合、特別目的会社を設立、事業を推進する こととなります。新エネルギー産業技術総合開発機構の風強データによれば、この海域では年平均毎 年風速5から6メートルの風が吹き、洋上風力発電の適地とされておりますので、その期待は大きい ものがあります。このことから、市ではこの補正予算、地方創生先行型交付金を活用してシンポジウ ムや関係地域及び市全体を対象に地元説明会及び意見交換会などを開催していくとのことであります。 この洋上風力発電計画については、説明が不足しているとの一部市民の不安を払拭する意味で多くの 市民に参加していただきたいものです。そして、慎重かつ時間をかけて行う環境アセスメントや二十 数項目の法律をクリアしなければならない時間を要する計画でありますが、地元住民の生活環境に対 する配慮や自然環境の保全と調和に努めながら、村上市の未来につながるこの事業推進が実現するこ とを願い、賛成討論とさせていただきます。   以上です。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) ほかに反対の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 賛成の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第79号をボタン式投票により採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第79号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制 定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) ただいま上程されました議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改 正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。   本条例は、平成26年12月17日公布の行政組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例によ り、村上市行政組織条例に所要の改正が行われ、都市整備課については平成27年4月1日から建設 課と都市計画課に2分されることに伴い、常任委員会の所管について所要の改正を行うものです。   加えて、平成27年4月1日施行の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する 法律において地方自治法の改正が行われ、市長等の議会への出席説明を規定する地方自治法第121 条において、教育委員会の委員長が教育委員会の教育長に改められたことから、本市議会委員会条例 について所要の改正を行うものです。   なお、改正法では、改正前の規定による教育長が任期中である場合は、その教育委員会の委員と しての在任中に限りなお従前の例により在職できるものとしていることから、必要な経過措置を規定 するものです。   改正の内容につきましては、議案書別記及び新旧対照表をごらんいただきたいと思います。   このたびの議案提出に当たっての賛成者は、川村敏晴議員、大滝久志議員、長谷川孝議員、相馬 エイ議員、本間清人議員、三田敏秋議員、大滝国吉議員であります。そして、提出者は、私尾形修平 であります。   以上、会議規則第14条の規定により提出するものであります。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第1号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 閉会中の継続調査について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第111条の規定によって、お手元に配付の申し出が議長宛て提出さ れております。   お諮りいたします。各委員会にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり 決定することにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定をいたしました。                                              日程第10 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に 配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣をしたいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議はございま せんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定をいたしました。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成27年第1回 定例会を閉会をいたします。   長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。   また、この3月の末をもって退職される職員の皆様には、長い間大変ご苦労さまでございました。 議会を代表しまして厚く御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。(拍手)           午後 2時45分  閉 会