平成27年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成27年7月9日(木曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 1号 TPP交渉に関する請願書   第 5  請願第 2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書             の採択を求める請願   第 6  請願第 3号 「安全保障関連法」制定の中止を求める請願書   第 7  報第  3号 継続費繰越計算書の報告について   報第  4号 繰越明許費繰越計算書の報告について        報第  5号 繰越明許費繰越計算書の報告について        報第  6号 平成26年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について   第 8  報第  7号 専決処分の報告について   報第  8号 専決処分の報告について        報第  9号 専決処分の報告について   第 9  議第 92号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   第10  議第 93号 専決処分の承認を求めることについて        議第 94号 専決処分の承認を求めることについて        議第 95号 専決処分の承認を求めることについて   第11  議第 96号 専決処分の承認を求めることについて   議第 97号 専決処分の承認を求めることについて   議第 98号 専決処分の承認を求めることについて        議第 99号 専決処分の承認を求めることについて        議第100号 専決処分の承認を求めることについて        議第101号 専決処分の承認を求めることについて        議第102号 専決処分の承認を求めることについて   第12  議第103号 関川村との定住自立圏形成協定の締結について        議第104号 粟島浦村との定住自立圏形成協定の締結について   第13  議第105号 損害賠償の額を決定し和解することについて          議第106号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部             を改正する条例制定について   第14 議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号)                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     佐   藤   勝   則   君        税 務 課 長    加   藤   良   成 君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     建   部   昌   文   君        建 設 課 長    中   村 則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    米   山       聡   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前 9時59分  開 会 〇議長(板垣一徳君) 改めておはようございます。ただいまの出席議員数は25名、欠席の届け出 のある者ゼロです。定足数に達しておりますので、これから平成27年第2回定例会を開会をいたし ます。   市長から招集のご挨拶をお願いします。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆様、おはようございます。本日、平成27年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席をいただきまして、まことにありが とうございます。   大滝前市長の病気ご退任を受け、6月28日に執行されました市長選挙において、市民の皆様か ら信任を賜り、市長の重責を担わせていただくこととなりました。改めてその責任の重さを痛感して いるところであります。   私は、これまで広域行政機構の職員として、平成20年の市町村合併から村上市職員として、こ の地域のまちづくりに携わってきたわけでありますが、改めてこのたびの選挙を通じ、子供からお年 寄りまでの市民一人一人がここで暮らしていることをどのように感じているのか、また行政が思い描 くまちづくりが市民の皆様にしっかり届いているのだろうかということについても大いに考えさせら れました。   私たちが選択をいたしました市町村合併は、今後のまちづくりを進める上において、ここで暮ら す市民一人一人が安心して安全で誇りある生活を維持、継続するため、しっかりとした行財政基盤を 確立させるといった強い意思のもとの選択でありました。合併して7年が経過し、この間社会環境が 大きく変化する中において、本市においても合併時7万人であった人口が6万4,000人と減ってき ており、安定して維持継続できる行政運営を進める上において、人口減少問題への対策が喫緊の課題 であるとともに、最も重要な施策であると捉えております。   本市では、現在地方創生を進める中において、既に人口減少問題チャレンジプランを策定し、具 体的な取り組みに着手していることから、これらの効果を早急に発出させるとともに、第2次総合計 画の策定に着手し、市民一人一人がここで暮らすことに豊かさや幸せを感じながら、誇りある生活を 送ることができる定住の里づくりを実現するため、全力を傾注してまいる所存であります。ここに市 民の皆様のご理解とご協力、並びに議員各位の格段のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ る次第であります。   さて、本日提出いたしました議案は、報告7件、人事案件1件、専決処分の承認10件、協定の 締結2件、損害賠償の額を決定し和解する件1件、条例の一部改正1件、補正予算1件の合わせて 23件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、 招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、11番、平山耕君、23番、大滝久志君を指名をい たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期の日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願い をいたします。   議会運営委員長、大滝国吉君。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) それでは、会期日程及び議案の取り扱いについて申し上げます。   平成27年第2回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る7月2日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員全員、議長、各常任委員長、総務課長、総務課参事並びに議会 事務局長出席のもと、議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたし ます。   会期については、本日7月9日から31日までの23日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、残る 議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。   13日、21日、22日、23日の4日間は、本会議を開催し、一般質問を行います。   24日は総務文教常任委員会、27日は市民厚生常任委員会、28日は経済建設常任委員会を開催 し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   7月31日は本会議を開会し、各常任委員長からの委員会の審査報告を受けた後、採決を行いま す。なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、請 願第1号 TPP交渉に関する請願については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、経済 建設常任委員会へ付託いたします。   次に、請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担金制度2分の1復元に係る意見書 の採択を求める請願について並びに請願第3号 「安全保障関連法」制度の中止を求める請願書につ いては、それぞれ単独上程として紹介議員の説明を受けた後、いずれも総務文教常任委員会へ付託い たします。   続いて、理事者提案の議案の取り扱いについて、以下議案名の省略させていただきますが、報第 3号から報第6号までの継続費繰越計算書の報告1件、繰越明許費繰越計算書の報告2件及び上水道 事業会計予算繰越の報告1件の4議案については、一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   報第7号から報第9号までの損害賠償に係る専決処分の報告についての3議案は、一括上程、一 括質疑の後、報告を終わります。   次に、議第92号については、単独上程して人事案件につき、質疑の後、討論を省略し、ボタン 式投票による即決といたします。   次に、議第93号から議第95号までの条例の一部改正に係る専決処分の承認を求めることにつ いての3議案は、一括上程、一括質疑、討論の後、それぞれボタン式投票による即決といたします。   議第96号から議第102号までの平成26年度の一般会計及び各特別会計並びに事業会計の補正 予算に係る専決処分の承認を求めることについての7議案については、一括上程、一括質疑、討論の 後、それぞれボタン式投票による即決といたします。   次に、議第103号及び議第104号の定住自立圏形成協定の締結に係る2議案は、一括上程、一 括質疑、討論の後、それぞれボタン式投票による即決といたします。   議第105号及び議第106号の2議案については、一括上程、一括質疑の後、議第105号につい ては総務文教常任委員会へ、議第106号については市民厚生常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第107号、平成27年村上市一般会計補正予算(第3号)については、単独上程、質疑の後、 3常任委員会に分割付託をいたします。   次に、一般質問の通告は、7月6日の正午で締め切ったところ、15名の通告がありましたので、 13日は5名、21日は2名、22日は5名、23日は3名が4日間の日程で本会議において一般質問を 行うことといたします。   最後に、討論の通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は7月29日、その他の意見書の提 出期限は7月23日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終了いたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から7月31日までの23日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から7月31日までの23日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成27年第1回定例会でご報告申し上げました以後、配 付報告書のとおり火災は建物火災8件、その他4件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。なお、本年2月に大阪市の和光純薬工業株式会社から金屋保育園駐車場用 地といたしまして1,322平方メートルの土地を寄附していただきましたので、村上市ほう賞条例に 基づき感謝状をお送りをいたしました。また、児童手当法第20条の規定による寄附につきましては、 件数で1件、金額で4万円であります。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただき ます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第1号 TPP交渉に関する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第1号 TPP交渉に関する請願書を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   4番、鈴木いせ子さん。           〔4番 鈴木いせ子君登壇〕 〇4番(鈴木いせ子君) 皆さん、おはようございます。TPP交渉に関する請願は、文書のとおり であります。   この請願は、何度となく村上市議会から政府に提出してきましたが、今回はアメリカで6月29 日に大統領貿易促進権限のTPP法案が成立いたしました。それを受けて、環太平洋連盟協定、TP Pの交渉の閣僚会合をハワイのマウイ島で7月28日から31日に開くと発表がありました。交渉を 妥結する最終決着を目指す考えと思われます。   次に、請願の中にありますISD条項というのがありますが、これは投資家対国家の紛争解決の 略です。相手国の政策によって、企業や投資家が損失をこうむったと判断されたときに、談話、撤廃、 賠償を求めて、その国を訴えることができるという制度であります。国民の安全のため、規制制度で あっても海外企業や投資家に不利益になっていると判断されると訴えられて、裁判の結果、変更を迫 られるというものであります。   TPPは、農業問題だけでなく、医療、国民の健康、食の安全等をも含んでおります。農家は、 今でも3分の1の面積を減反しております。それに輪をかけて、アメリカの米の輸入枠は20万トン と日本の政府に迫ってきております。それよりも日本の胃袋を外国に預けるような食の安全の危険性 を含んでいるこのTPPを絶対にうまくやらなければなりません。   ぜひ皆様議員のご賛同をよろしくお願いいたします。終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第1号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり経済建設常任委員会に付託をします。                                              日程第5 請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係            る意見書の採択を求める請願                 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分 の1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ただいま上程されております請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費 国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願でございますが、こちらの請願につきま しては、毎たび村上市議会のほうに請願を出させていただきまして、採択をずっと受けている内容で ございます。いまだかつて政府のほうで実現いただけていないということで、再度また請願という形 になりました。   請願の事項といたしましては、1番目、少人数学級を推進すること、その際の学級規模はOEC D諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、30人以下とすること。2項目め、教育の機会均等と 水準の維持、向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元することとい うことでございます。   細かな内容につきましては、また所管の常任委員会審査の際、請願代表者であります新潟県教職 員組合村上市岩船郡支部執行委員長、中山久司さんのほうからご説明があるということでございます ので、私のほうからは細かな説明はいたしませんが、何とぞ議員の皆様のご審議を賜りまして、採択 いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第2号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をします。                                              日程第6 請願第3号 「安全保障関連法」制定の中止を求める請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、請願第3号 「安全保障関連法」制定の中止を求める請願書を議 題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) ただいま上程されました請願、「安全保障関連法」制定の中止を求める請 願書、この請願者はむらかみ9条の会の代表、高木伸二さん、住所、村上市羽黒町12―7、こちら から提出されたものでございます。   請願趣旨は、文章としてなっておりますが、ほんの少し皆様にお話をさせていただきます。   今各市等で、世論調査が行われております。この安全保障関連法の中止あるいは廃案を求める声、 そして余りにも急ぎ過ぎると、十分な議論を尽くすべきだという、この国会で制定するべきではない という方々を含め、8割の方々が急ぎ過ぎると、もっと慎重にという声が多く出ております。   そういう中で、先日行われました衆議院の憲法審査会で、参考人の3人の学者の方々がはっきり と憲法違反と表明いたしました。そしてまた、別な日に行われました衆議院安保法制特別委員会で宮 崎、阪田、両元内閣法制局長官、そして小林節慶應大学名誉教授が法案について違憲、逸脱と主張し ております。   労働者、それから文化人、俳優、学者、あらゆる分野の方々がこの政府が提出している安全保障 関連法は、憲法9条を持った日本がアメリカと一緒に戦争に参加する危険な道であるということを訴 えております。そして、アメリカが起こす戦争に自衛隊が戦闘地域まで行き、そして武器を持って一 緒に軍事支援をする、つまり殺し殺される国に変わろうとするということ、後方支援という言葉を政 府は使っておりますが、後方支援とは一番兵たんとは戦闘と一体不可分のものであり、そして一番攻 撃される危険な部署だということを戦争を体験した方はしっかりと知っています。   先日、国会前で行われました集会に93歳の瀬戸内寂聴さんが参加をされて、次のように訴えら れました。1年間寝たきりの生活をしていたそうです。しかし、新聞、ニュースを見るたび、聞くた びにじっとしていられない。自分は、戦争を体験をしたと、そしていかに悲惨なものだったかという ことを集会に集まっている皆さんに訴えたいと、よい戦争なんてないのですと、つまり戦争とは殺し、 殺される、人殺しになるのですよというようなことを訴えられました。そして、私はこの場でたとえ 倒れようとも安倍首相に訴えたいのですということで、1年間寝たきりの生活をしていらっしゃった 瀬戸内寂聴さんは、ご自分の健康、命をかけてその集会に参加して、集会に集まった多くの方々に心 から本当に訴えられたということでございます。このことは、新聞記事、そして週刊誌等にも多く報 道されております。   この村上市でも、さきの戦争で多くの方々が犠牲になられました。そして、父、家族の方が戦死 されたご家庭では、その後大変なご苦労があったと聞いております。私たちが今政府が何としても通 そうとしているこの安全保障関連法を真剣に考えてみるということは、私は大事なことなのだろうと 考えております。   ぜひ委員会でも皆さんの慎重な、そして真剣な議論を期待いたしまして、紹介議員としての訴え を終わらせていただきます。そして、請願事項は安全保障関連法制定中止の意見書を提出してくださ いということです。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第3号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をします。                                              日程第7 報第3号 継続費繰越計算書の報告について 報第4号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第5号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第6号 平成26年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第3号から報第6号までの4議案は、いずれも繰越計算書の報 告及び上水道事業会計の予算繰越の報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました報第3号から報第6号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、報第3号は、一般会計の継続費についてであります。平成27年度に繰り越すべき額が 確定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものであります。   次に、報第4号及び報第5号の2議案は、一般会計、下水道事業特別会計の繰越明許費について であります。平成27年度に繰り越すべき額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第 2項の規定により報告するものであります。   次に、報第6号は、上水道事業会計についてであります。地方公営企業法第26条第1項の規定 による建設改良費の繰越額を、同条第3項の規定により議会に報告するものであります。   内容を申し上げますと、報第3号は一般会計継続費の繰越計算書の報告であり、第9款消防費の 消防救急無線整備事業に関するものであります。   報第4号の一般会計繰越明許費では、第2款総務費の総合計画策定経費のほか、19件に関する ものであります。   報第5号の下水道事業特別会計繰越明許費では、公共下水道改築工事に関するものであります。   最後に、報第6号の上水道事業会計予算繰越では、拡張事業費、村上地区第4次拡張事業のほか 1件に関するものであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第7号 専決処分の報告について 報第8号 専決処分の報告について      報第9号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、報第7号から報第9号までの3議案は、いずれも損害賠償の専決 処分の報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第7号から報第9号までの3議案について ご報告申し上げます。   これらは、いずれも50万円以下の損害賠償で議会の委任事項のため、専決処分をしたものであ ります。   最初に、報第7号は、平成27年2月3日、南田中の小野宅を訪問した際、降車時にギアをパー キングにせず降車したため、車両が自走し、相手方宅の車庫シャッターに接触、損傷をさせたもので あります。   次に、報第8号は、平成26年12月6日、村上市本町字田口の市有地内の杉が前日からの強風 と大雪により倒れ、新潟日産自動車株式会社村上支店の倉庫の窓枠及び車両を破損させたものであり ます。   最後に、報第9号、平成26年12月14日、第一中学校体育館入り口付近で投票に来た小林氏が 老朽化いたしました集水ますのふたに乗ったところ、ふたが抜け落ち、膝と腰を受傷したものであり ます。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これまでもその都度職員に対し注意 を促してきたところでありますが、改めて施設管理の徹底、車両の乗降の際は周囲に対する配慮と細 心の注意を払うよう指示したところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 報第8号なのですが、以前にちょっとこれらの事例とは違いますけれども、 旧山北町の中浜の会社で株式会社エメニクスさん、訴訟事例になって裏の土砂災害みたいな形ありま した。あれは、県の事業だったようでありますが、訴訟に至っていると。こういった損害賠償、よく 今専決処分で来ます。いわゆる市の土地との境、そういった会社の裏山、境から当然木も私有地のほ うに、市の土地から個人のお持ちの土地に出ていたりとかいろいろあると思うのです。そういった管 理というのは、何か定期的に例えば今建設課と都市計画課と2つに分かれたわけでありますが、そう いったものは定期的な検査、確認、そういった境界線とか、そういうふうな何か定期的なのをやって いるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) 私どものほうの特に道路管理について、こういうようなことがあるかと 思います。先般の雪でもかなり被害を与えたわけでございますけれども、前もってそういうふうな状 況にあるようなところは勝手に樹木を伐採するわけにもいきませんものですから、地権者にお話しさ せてもらって、緊急時には私どものほうで伐採するような手法をとってございます。先般羽黒町でも 歩道にかなり樹木が押し寄せてきたものですから、緊急というようなことで地権者のほうに電話了解 とった上、直営班でもって伐採してございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 緊急なときとか何かあったとき、それは私も何度か木、これは切ってくれな いかとかと頼んだこともあります。そうではなくて、このような今書いてある事故状況が市有地内の 杉が前日からの強風と大雪により倒れと書いてあるわけではないですか。そのような箇所、例えば市 有地と個人が、今の場合は日産という会社なわけですが、その境とかそういったものの管理とか維持、 そういったものの確認とかはしていませんですかということです。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 全てではありませんけれども、私ども財政課のほうは普通財産等は預 かりしておりますが、定期的にというまでにはいかないかもしれませんけれども、確認は草を刈りに 行ったりとか、いろいろ作業もしますので、その中で確認は行っている部分もあります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、よろしくお願いします。   それと、報第9号のほうなのですけれども、投票に来た相手方が老朽化した集水ますのふたに乗 ってふたが抜け落ちたと、そういうことなのでしょうけれども、例えば我々議員としても、この地域 の例えば除雪してくれというふうなことを電話しますと、区の区長さんを通して言ってくれと、よく 今そんな感じになっていますよね。であれば、例えば自治防災組織とかも各町内とかにもあるわけで すので、このような管理、町内でのそういう危険箇所なんかは、やはり自主防災組織であるとか、町 内の方にもやっぱりお願いするべきだろうと。例えば1カ月に1遍ないしは2遍でもいい、その危険 箇所区域、いろんな要望、区長からも多分出ていると思うのです。私も区長さんとか評議員の方から、 南町の町内でこういう危険箇所あるのだけれども、何とかしてくれないのかという要望ありますよね。 各町内からいっぱいあると思います、その要望事項。その中での優先順位としても、こういったもの がいまだにまだ残っているということ自体やはりおかしいのではないでしょうか、危機管理として。 その辺は、どのような感じになっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) お答えします。   この件に関しては、道路敷地内ではないのでございますけれども、道路敷地内につきまして申し 上げます。実は、先般も私もこういうふうなことで危機感を持っていまして、考えておりまして、市 の職員全員の協力体制をとろうというふうなことで、市職員道路安全安心パトロールサポート隊、こ の結成をいたしました。職員一人一人が2つの目で道路の危険性を感じるわけでございますので、そ れなりの効果があるというようなことで早速取り組みを実施しているところでございまして、職員の 皆様方から側溝のふたがあいているとか、そういうふうな情報をいただいて、その都度修繕に努めて いるところでございます。 〇5番(本間清人君) ぜひよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、報第7号で伺います。降車時にギアをパーキングにせず降車したと。自動車の運転 の基本中の基本を慌てたのか、考え事をしていたのか、そのためにこういう損害賠償が起きたわけで す。それで伺います。毎回何らかの形でこういう損害賠償が出るときに、朝のミーティング、やっぱ り車を使って出る、それから市民との関係のある仕事をしている人たちですので、やっぱり朝のミー ティングのときにしっかりとそのことが徹底されるかどうかというのがその日一日、車の運転等、そ れからいろんなことにも気をつけて、きょう一日仕事をしようということになるのだろうと思うので す。それで課長が言って、その課の全員がはい、はい、はいという形で聞いているのか、それともそ れぞれの島というのでしょうか、部署の幹部が自分の後輩にしっかりと位置づけをしているのか、そ の点ではどのような体制になっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) お答えいたしますが、まず朝のミーティングにおいては、各係長、各職 員から、きょうはこういうことで外に出ますというふうなことで報告を受けます。その際に、各担当 課長が事故について、交通安全についてはくれぐれも徹底を図っていただきたいということを申し上 げますし、また各室においてはその後、室内において交通安全関係についての意識の向上を図ってい るということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次に、9号について伺います。   先ほど課長は、道路敷地内ではありませんとおっしゃいましたが、つまりどのような場所だった のでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) 投票所でしたので、学校敷地内でした。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今回治療費と通院費及び慰謝料として約4万、これが頭を打ったとか何か になった場合、一生その方が体ご不自由なまま生活することになって、このような金額では済まない わけですよね。ですから、先ほどサポート隊をつくって市職員全体に協力体制をつくったといいます けれども、やっぱりそれは道路だけではなくて、学校の管理者あるいはそれぞれの観光施設、あるい はいろんな市が責任を負わなければならない施設がいっぱいあると思うのですけれども、とにかく全 てにかかわる職員がここで何かあったときは自分たちの責任が問われるのだという意識を常日ごろも っと植えつけるという表現は申しわけないのですけれども、しっかりとすとんと落ちるようにやっぱ り仕組みをする、そして常にそういうことを話をしていくという、そのような気風のある村上市にし ていかないと、毎回このような損害賠償が出るのが悪いというのでもないのですけれども、自然災害 で出る場合もありますけれども、人的な場合とか、ちょっと心配りをすれば防げたようなことが今ま で何回もあるのです。ですから、毎回毎回今後改善しますという答弁ではなく、やっぱり市全体、そ して市の職員全体がこういうところにも細かいようだけども意識をしっかりと持って、市民の安全、 観光客の安全に心がけて対応していくというものをつくり上げていく必要があるのだと思うのです。 そこで新しくなられた市長にお伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然なことでありまして、毎たび毎たび改善というよりは、当たり前のこと でありますので、注意喚起に努めて繰り返すことのないように指導をしていきたいというふうに思っ ております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 議第92号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第92号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについ てを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第92号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に置かれてお ります人権擁護委員のうち、渡辺幸雄氏につきましては、平成27年12月31日をもって任期満了と なります。つきましては、議第92号でお示しのとおり、同氏を適任と考え、引き続き人権擁護委員 に推薦するものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決をしたいと思い ます。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、ボタン式投票により採決をいたします。   これから議第92号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第92号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第10 議第93号 専決処分の承認を求めることについて       議第94号 専決処分の承認を求めることについて       議第95号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第93号から議第95号までの3議案は、いずれも条例の一部 を改正する条例制定についての専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第93号から議第95号までの3議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定及び議第94号 村上市国民健康保険税条 例の一部を改正する条例制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令 等の一部を改正する政令が平成27年3月31日に公布されたことに伴うものであります。   また、議第95号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定につきましては、国民健 康保険法施行令及び国民健康保険の国庫負担金等の算定に関する政令の一部を改正する政令が公布さ れたことに伴うものであり、いずれも施行期日が平成27年4月1日のため、専決処分により対応し たものであります。   村上市税条例の改正内容といたしましては、法人市民税均等割の現行の税率区分の基準である資 本金の額に無償増減等の額を加減算する措置を講ずるとともに、当該資本金等の額が資本金に資本準 備金を加えた額を下回る場合、当該額を均等割の税率区分とするもので、法人市民税均等割の税率区 分の基準である資本金等の額を法人事業税資本割の課税標準に統一するものであります。   また、固定資産税につきましては、子ども・子育て支援法などが施行されたことに伴い、認定こ ども園及び小規模保育事業の用に供する固定資産について非課税とする措置を講ずる関係で、法律の 条ずれが生じたもの、新築のサービスつき高齢者向け賃貸住宅等に係る税額の減額措置は、我がまち 特例を導入した上、適用期限を2年間延長するもの、土地に係る固定資産税の負担調整措置を継続す るものであります。   個人住民税につきましては、住宅ローン減税制度の適用延長を行うもの、ふるさと納税の申告に ついて、確定申告を必要とする現在の申告手続を当分の間の措置として、確定申告が不必要な給与所 得者等が地方公共団体に寄附を行う場合は、ワンストップで控除を受けられるふるさと納税ワンスト ップ特例制度が創設されたものであります。   軽自動車税につきましては、一定の環境性能を有する四輪車等について、その燃費性能に応じた グリーン化特例の導入をするもの、昨年9月の定例会で議決いただきました二輪車等に係る税率の引 き上げ時期を平成27年4月1日から平成28年4月1日に1年間延長するものであります。   村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、国民健康保険税の基礎課税額に係る課 税限度額を51万円から52万円に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を16万円から17 万円に、介護納付金課税額に係る課税限度額を14万円から16万円にするものであります。また、 国民健康保険税の軽減措置について、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定の所得の算定における被 保険者数に乗ずべき金額を1万5,000円引き上げ26万円に、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定 所得の算定における被保険者数に乗ずべき金額を2万円引き上げ47万円に、その他文言の整理修正 を行うものであります。   村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、引用もとであります診療報酬の算定方 法の番号を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   議第93号について伺います。「市税条例等の一部を改正する条例」と簡単に1行になっており ますけれども、非常に難しい表現であり、いろんな分野にまたがっております。それで先ほどご説明 のあったふるさと納税のワンストップ納税というものについて、ちょっともう少しわかりやすくご説 明していただけるとありがたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(加藤良成君) 今までですと、税務署で確定申告をして控除を受けていたのですけれど も、それがなくなりまして、税務署に行かなくても寄附をした自治体、市町村等になりますけれども、 そちらのほうに行って特例の申告書を提出すれば、税務署に申告しなくても控除を受けられるという ふうになりました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) その次の議第94号のこの村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、 金額の上限がそれぞれ引き上げになっているのですけれども、これの対象世帯というのでしょうか、 対象についてどのような変化が生じるのか、ご説明をお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(加藤良成君) まず、限度額のほうですけれども、医療分というようなことで51万か ら52万に引き上げられたわけですが、これはあくまでも当初、平成27年度の当初予算の比較です が、限度額を超える世帯が3世帯減りまして123世帯、それから支援金分ですが、これも20世帯減 りまして123世帯、それから介護のほうですが、これが23世帯減りまして50世帯となる見込みで おります。それから、軽減のほうですが、5割軽減の該当になる世帯ですが、85世帯当初予算より もふえまして1,570世帯、それから2割軽減ですけれども、これが27世帯ふえまして1,298世帯に なる予定です。これは、あくまでも医療分の比較ということでお願いしたいと思います。 〇21番(相馬エイ君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第93号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第93号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第93号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第94号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第94号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第94号は原案のとおり承認することに決定をしました。   最後に、議第95号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第95号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第95号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第11 議第 96号 専決処分の承認を求めることについて 議第 97号 専決処分の承認を求めることについて  議第 98号 専決処分の承認を求めることについて       議第 99号 専決処分の承認を求めることについて       議第100号 専決処分の承認を求めることについて       議第101号 専決処分の承認を求めることについて       議第102号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第96号から議第102号までの7議案は、いずれも平成26年 に係る専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第96号から議第102号までの7議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成26年度村上市一般会計及び各特別会計予算について、地方自治法第179 条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法、同条第3項の規定に基づき議会の承認を求 めるものであります。   最初に、議第96号は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第16号)についてで、各課にわ たり事業費の確定などによる所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,990万円を減 額し、予算の規模を348億6,490万円といたしました。補正の主な内容として、歳入におきまして は、第2款地方譲与税から第17款寄附金までについて、交付額等の確定による精算処理を行いまし た。第18款繰入金では5,390万円を、第21款市債では4億7,730万円をそれぞれ減額し、所要の 調整を行いました。また、歳出におきましては、第2款総務費で地域おこし推進事業などで事業費の 確定により63万1,000円を、第3款民生費では児童手当等支給額の確定などにより4,268万9,000 円を、第4款衛生費では乳幼児・児童生徒予防接種委託料及びし尿収集委託料の確定などにより 8,269万2,000円を、第6款農林水産業費では県農林水産総合振興事業などで事業費の確定により 3,824万4,000円を、第7款商工費では信用保証料補給金と蒲萄スキー場特別会計繰出金などの確定 により2,081万5,000円を、第8款土木費では下水道事業特別会計繰出金と耐震改修促進事業で事 業費の確定などにより6,372万円を、第9款消防費では消火栓工事負担金などで事業費の確定によ り1,857万6,000円を、第10款教育費では要・準要保護児童就学援助費扶助費などの事業費の確定 により3,252万2,000円をそれぞれ減額いたしました。第13款諸支出金では、財政調整基金に2億 円の積み立てを計上したところでございます。なお、第2表、地方債補正は、それぞれの起債につい て借入額の確定により限度額を変更し、河川海岸債については借り入れを行うこととしたため、廃止 するものであります。   次に、議第97号は、村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳 入歳出予算総額からそれぞれ810万円を減額し、予算の規模を8,060万円といたしました。補正の 主な内容として、歳入におきましては、第1款売上金でスキー場売上金20万円を追加し、第2款使 用料及び手数料で一般使用料57万1,000円を、第3款繰入金では一般会計繰入金1,089万6,000円 をそれぞれ減額し、第4款繰越金では前年度繰越金188万8,000円を、第5款諸収入ではスキー貸 出料127万9,000円をそれぞれ追加いたしました。また、歳出におきましては、第1款総務費で蒲 萄スキー場運営経費810万円を決算見込みにより減額いたしました。   次に、議第98号は、村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ1億4,600万円を減額し、予算の規模を74億4,460万円といたしま した。補正の主な内容として、歳入におきましては、第1款国民健康保険税では軽減対象者の拡大に より3,030万2,000円を減額し、第4款国庫支出金から第9款共同事業交付金までについて決算見 込みにより所要の調整を行い、第11款繰入金では国民健康保険給付等準備基金繰入金1億4,854万 8,000円を減額し、第12款繰越金では前年度繰越金1億2,859万2,000円を追加いたしました。ま た、歳出におきましては、第1款総務費で賦課徴税経費などで202万円を、第2款保険給付費で一 般被保険者診療報酬費などで7,840万円を、第7款共同事業拠出金で保険財政共同安定化事業拠出 金など6,557万7,000円をそれぞれ決算見込みにより減額いたしました。   次に、議第99号は、村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入 歳出予算の総額からそれぞれ8,280万円を減額し、予算の規模を43億8,460万円といたしました。 補正の主な内容として、歳入におきましては、第4款繰入金で一般会計繰入金6,083万6,000円を、 第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入などで1,726万4,000円を、第7款市債では470 万円を事業費の確定によりそれぞれ減額いたしました。また、歳出におきましては、第1款下水道費 で公共下水道事業施設維持管理経費などで7,972万7,000円を、第2款公債費で一時借入金利子300 万円を事業費の確定などによりそれぞれ減額いたしました。なお、第2表、地方債補正は借入額の確 定により限度額を変更するものであります。   次に、議第100号は、村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額からそれぞれ850万円を減額し、予算の規模を10億7,080万円といたしました。 補正の主な内容として、歳入におきましては、第4款繰入金では一般会計繰入金106万6,000円を、 第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入などで743万4,000円を決算見込みによりそれぞ れ減額いたしました。また、歳出におきましては、第1款集落排水費で集落排水事業排水設備整備資 金預託金などで842万1,000円を決算見込みにより減額いたしました。   次に、議第101号は村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ4,060万円を減額し、予算の規模を6億3,570万円といたしました。 補正の主な内容として、歳入におきましては、第2款使用料及び手数料では、水道使用料現年度分で 400万円を、第3款国庫支出金では簡易水道統合整備事業補助金で事業費の確定により1,804万 3,000円をそれぞれ減額し、第4款繰入金では一般会計繰入金で394万3,000円を追加し、第7款市 債では事業費の確定により2,250万円を減額いたしました。   また、歳出におきましては、第2款施設費で簡易水道建設改良費などで決算見込みにより4,054 万1,000円を減額いたしました。なお、第2表、地方債補正は、借入額の確定により限度額を変更 するものであります。   最後に、議第102号は、村上市上水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。収益 的収入及び支出におきましては、支出で消費税及び地方消費税の本年度支出予定額が確定したことに より、第2項営業外費用に1,037万9,000円を追加し、総額10億1,336万1,000円といたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 議員の皆さん、一括質疑を受ける前に休憩したいと思いますが、どうですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) それでは、午前11時20分まで休憩します。   午前11時20分まで休憩します。           午前10時54分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   21ページの商工費の中で、中小企業金融制度経費の信用保証料補給金マイナス1,071万減額に なっております。平成26年度の最終補正だということはわかっているのですけれども、この減額、 最終補正で減額が出たという、その実態についてちょっとお聞きしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 中小企業の信用保証料の補給金が減額になった理由でございますけ れども、昨年のやはり4月に消費税が上がったということで、中小企業の方が景況の状況を見ていた のではないかなというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 23ページの消防費のところでお伺いいたします。   消火栓の工事負担金、同じくマイナス1,005万5,000円減額になっておりますが、これはどの ようなところから出た減額なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 当初予定していた消火栓の工事ができなかったということでございます。 ちなみに、実施箇所は19カ所でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次の25ページの教育費についてお伺いいたします。   小中学校の就学援助経費、それぞれ約1,000万減額になっておりますが、なぜこのような最終 補正で減額の金額が生じたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 当初、平成26年度当初ですが、平成25年度に比べまして認定基 準額というのを平成25年度は政府の基準額と同じ金額を見ていたのですが、他市町村に合わせると いうことで、1.3掛けの基準額にさせていただいて、それによります見込みをしていたわけですけれ ども、実際に申請を受けましたところ、このように小学校で164名、中学校で133名の当初予算見 込みより少なくなったということでこのような金額になっております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第98号の村上市国民健康保険特別会計補正予算なのですが、こちらのほ うで歳入のほうなのですけれども、基金の繰入金がゼロでなっていまして、その歳入合計も1億 4,600万ほど減になっているということであります。2年ぐらい前でしたでしょうか、国民健康保険 税を上げまして、今後基金のほうも底をつくので何とかしなければいけないという説明を1回受けた ことありました。しかし、このような今補正で見てみますと、基金を使わず逆に繰越金がその分同額 程度近いものがあって、今後の状態はどのような状況になっていくのかなということをお聞きしたい のですが。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 繰越金の件ですが、これはどういうふうな状況と考えていらっしゃ るかという質問でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうではなくて、全体を通して2年ぐらい前に国民健康保険税を上げて、一 般会計からの繰り入れなども結局国民健康保険税を納めていない方もいるわけだから、本当はこれっ ていかがなものかななんていう議論もあったと思うのですが、その中で基金のほうも底ついていくの で、今回値上げに踏み切られたというようなご説明いただきました。しかしながら、今この状況を見 ますと、基金の繰入金は使っていないわけですよね。であれば、今後はどんなものなのでしょうかと いう、もうどんどんたまる一方なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) そんなどんどんたまっているというものはないのですが、税率を上 げたのは平成23年でした。繰入金に関しては、やっぱり基金として突発的な感染症とか、そういう ところに賄わなければいけないわけなので、やはり安易には崩せないということで基金のほうに取り 崩さないでやっております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) この中で、繰入金がない部分の明細見ますと、詳細見ますと、国民健康保険 給付等準備基金の繰入金は使っていないということでありますが、前年度の繰越金が1億2,859万 2,000円ほどあると。この前年度の繰越金、この同額程度でできているというこの前年度の繰越金は、 でも一般会計からも繰り入れしているわけですよね。そうすると、この分というのは一般会計にまた 戻すとかというような仕組みにはならないわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 一般会計から法定内の繰り入れということでやっております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 法定内の繰り入れ、それは当然やっているわけですが、ですのでその余った 場合は、やはり前年度の繰越金として、これが今後はではどういう状況になっていくのでしょう。こ れはまた、来年度の決算時期になってこの6月の時期に、来年度の例えば平成27年度に関しても同 じようなこういう状況になっていくのですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) ちょっと現時点ではわからないです。済みません。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。   10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、お伺いをいたします。   今の議論の続きになるわけですけれども、議第98号の2ページ、第1表の予算補正表があるわ けですけれども、今の同僚議員の質問のように、繰越金が当初7,900万余り、それが今回の補正で 2億円余りにもなるということです。ただ、これは3月末の時点でございますので、6月で会計閉鎖 したわけでありますから、おおむね課長、歳入歳出の結論が出ているかと思うのですが、今の同僚議 員の質問のように、これは単純に繰り越して平成27年度の会計予算のほうに繰り入れてしまえば収 入が多くなるわけですから、保険税の引き下げが可能になるかと思いますけれども、閉めた状態での 繰越金の見通し額、教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) まだ決算書を調整中でありますが、国民健康保険の平成26年度の決 算見込みは収入、支出差し引き2億289万8,161円になる見込みであります。 〇10番(竹内喜代嗣君) ありがとうございます。   ぜひ平成27年度の補正におきまして、国民健康保険税の補正におきまして、引き下げが可能か と思いますので、検討をお願いして質問を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第96号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第96号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第96号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第97号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第97号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第97号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第98号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第98号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第98号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第99号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第99号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第99号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第100号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第100号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第100号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第101号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第101号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第101号は原案のとおり承認することに決定をしました。   最後に、議第102号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第102号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第102号は原案のとおり承認することに決定をしました。                                              日程第12 議第103号 関川村との定住自立圏形成協定の締結について       議第104号 粟島浦村との定住自立圏形成協定の締結について 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第103号及び議第104号の2議案は、いずれも定住自立圏形 成協定の締結についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第103号及び議第104号の2議案につい て一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第103号 関川村との定住自立圏形成協定の締結及び議第104号 粟島浦村との定住自立圏 形成協定の締結につきましては、村上岩船定住自立圏の形成に向けて村上市議会の議決すべき事件を 定める条例により議決を求めるものであります。   なお、両議案につきましては、本年10月までの強制ビジョンの策定に向け、調印式、審議会等 の開催を速やかに進める必要があるため、本日ご議決をお願いするものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第103号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第103号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第103号は原案のとおり可決されました。   次に、議第104号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第104号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第104号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議第105号 損害賠償の額を決定し和解することについて        議第106号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め              る条例の一部を改正する条例制定について   〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第105号及び議第106号の2議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第105号及び議第106号の2議案につい て一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第105号の損害賠償の額を決定し和解することについてであります。なお、本案は 損害賠償の額が50万円を超えることから、専決処分の報告ではなく、議案としてご提案をするもの であります。事故は、平成25年2月8日、村上市下鍛冶屋地内において、国道7号から市道坂町腰 廻1号線へ左折したところ、ふたのない道路側溝が雪に覆われていたため、運転手から確認できず、 右側前後輪が脱輪し、車両を損傷したものであります。また、運転手は頸椎捻挫、両肩甲部痛を受傷 しております。本件は、道路管理上の瑕疵により発生したものであることから、道路管理者の村上市 がその責任を負うこととし、車両修理代として3万5,100円、慰謝料及び治療関係費として125万 7,319円の計129万2,419円を賠償することについての決定をお願いするものであります。   次に、議第106号は、村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一 部を改正する条例制定についてであります。本案は、児童福祉施設最低基準の一部を改正する省令及 び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の改正により、保育所等によ る保育士数の算定について、保育士または看護師に加え、准看護師も保育士とみなすこととされたこ とに伴い、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の見直しを行う必要があることからご提案 するものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第105号の件なのですが、別に私警察でもないのであれなのですけれど も、この状況からいきますと、国道7号から左折したのに、ふたのない道路が右側前後輪が脱輪した ということがどうも何か納得いかないのです。その辺どうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) それでは、事故の状況について説明いたします。   場所的には、今ほどちょっと若干話ありましたけれども、国道7号の原信さん、そしてスタンド のある交差点、ここから海側のほうに市道に入ったところでございます。当日吹雪で視界が悪くて、 前方がよく見えない状況の中で、どこが恐らく道路かなというようなところわからない状態の中で走 っていって、その中で前後についてはふたが設置されていましたけれども、約4メートル区間ぐらい ですけれども、そこにはふたが設置されていませんでした。そのために、本来ですと左側通行ですか ら、左側の側溝に落ちたのであればある程度理解いくのでしょうけれども、吹雪で視界が不良という ふうなことで右のほうに寄っていって、ふたのついていない約4メートル区間の側溝の中に脱輪した というふうな状況でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 先ほど賠償金額聞きましたら、車両のほうは3万数千円、慰謝料と治療費含 めて百二十数万円、それで交差点、今聞いたら吹雪で前も見えないような状況で、なおかつ中央もわ からないで右側の側溝に落ちていると、そんなスピードも上がっていないような状況の中で落ちて、 その明細はどうなっているのですか。例えば治療費何ぼの慰謝料幾らという部分は。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) それでは、明細を申し上げますが、治療費が166日かかっております。 それで合計で57万3,434円、それから通院費、これが2万745円、それから休業損害ということで 6万2,640円、当然ながら166日間通院してございますので、その分かかっております。それから、 傷害の精神的損害でございますが、これ計算で導き出されるわけでございますが、60万500円でご ざいます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 3問しかできないので、いろいろと聞きたいのだけれども、この辺に、ここ に相手方の名前も載っていますので、余り突っ込めない部分もありますので、この辺にしておきます が、恐らくそこ県道でありますよね……市道ですか。ごめんなさい。市道でしたらいいですね。   では、わかりました。あといいです。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありますか。   2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今の同僚議員の質問に関連してなのですけれども、私ども今の事故状況を聞 いても100%市のほうに瑕疵があるというふうには考えられないのです。慰謝料として約半額60万 円以上を出しているということは、市のほうで100%おりたのかなというふうに感じました。あと1 点、事故発生が約2年半前に起こっていて、通院等も今聞くと160日ぐらいであれば、示談した日 にちがいつ示談が成立したのか、伺いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) いろいろやりとりがありまして、最終的に平成27年、ことしの6月19 日に内諾をいただくことができたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 示談までにこれだけ日数がかかったという事例が過去にもあったのかどうか、 私承知していないのですけれども、今まであったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 私が覚えているといいましょうか、承知している範囲ではありません。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) では、なぜ今回のこの件に関して、これほど2年半という月日を要したのか、 お伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) 事故発生が2月8日でございまして、その後、翌日、被害者の方は病院 のほうで治療を受けております。その後、完治するまで非常に長い期間かかりまして、完治後、示談 交渉に応じてこれまでかかったというようなことで、通院に2年ほどかかったというのが長引いた原 因でございます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第105号及び議第106号の2議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によってそれぞれ議第105号については総務文教常任委員会に、議第106号 については市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第107号は、平成27年度村上市一般会計 補正予算(第3号)についてであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,530万円を追加し、予算の規模を317億6,470万円にしよう とするものであります。   補正の主な内容として、歳入におきましては、第15款県支出金では河川維持管理委託金、森林 整備加速化・林業再生交付金などで325万8,000円を、第19款繰越金では前年度繰越金1,075万円 を、第20款諸収入では全国町村会総合賠償保障保険金を129万2,000円追加いたしました。   歳出におきましては、第2款総務費では本庁舎管理経費などで652万4,000円を、第3款民生 費では老人介護施設経費などで609万円を追加いたしました。また、第4款衛生費では岩船沖洋上 風力発電推進事業経費で349万円を、第5款労働費では職業相談業務等委託料119万5,000円を、 第6款農林水産業費では村上ブランド育成拡大支援事業補助金などで225万2,000円を、第7款商 工費では新規雇用促進奨励金などで546万9,000円を減額いたしました。さらに、第8款土木費で は河川維持管理経費などで110万6,000円を、第9款消防費では防災対策費一般経費で1,614万 6,000円を追加し、第10款教育費ではむらかみ若者交流事業委託料216万円を減額いたしました。   なお、全体を通して平成26年度に前倒しした地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金事業に 係る村上市婚活支援事業交付金ほか8件の事業で、総額2,038万4,000円を減額しております。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第107号については、予算付託表のとおり会議規則の規定に よって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了しました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、13日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午前11時51分  散 会