平成27年村上市議会第2回定例会会議録(第3号) 〇議事日程 第3号 平成27年7月21日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     佐   藤   勝   則   君        税 務 課 長    加   藤   良   成 君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     建   部   昌   文   君        建 設 課 長    中   村 則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    米   山       聡   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いをいたします。                                              発言の訂正 〇議長(板垣一徳君) ここで、12番、川崎健二君から発言を求められておりますので、これを許 します。   12番、川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) 皆さん、おはようございます。   13日の私の一般質問の中で、新潟看護医療専門学校村上校の場所について、「松喜和」と申し 上げましたが、「八日市」に訂正いたします。よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ご了承ください。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、13番、木村貞雄君、25番、片野鉄雄君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、13日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は、2名を予定しております。ご了承願います。   最初に、2番、尾形修平君の一般質問を許します。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) 皆さん、おはようございます。高志会の尾形修平であります。私の一般質問 は、2項目であります。   初めに、ふるさと納税について、過去の一般質問において、ふるさと納税の返礼品に関しまして、 村上市の考え方を指摘してまいりました。そして、本年9月1日より返礼品実施に向けて取り組まれ るとホームページ等で告知されておりますが、その内容・制度設計等についてお尋ねいたします。   2項目め、本市における中小企業の振興策について、日本経済も大都市圏を中心に回復の傾向が 見られますが、地方においてはその波が届いているとはまだまだ感じられません。本市においても例 外ではなく、現在行っている施策に加え、さらに中小企業に対し支援が求められていると考えますが、 市長のお考えをお尋ねいたします。   市長答弁の後、再質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆さん、おはようございます。それでは、尾形議員の2項目のご質問につい て順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、ふるさと納税について、返礼品に関する内容及び制度設計等のお尋ねについ てでございますが、市はこれまでお礼品の贈呈については実施しておりませんでしたが、「越後村上 物産会」からの要望を受け、市の優良な特産品を全国にPRできるチャンスと捉え、本年9月1日か ら、ふるさと納税制度により、市外から1万円以上のご寄附をいただいた方に対し、特産品をお贈り できるよう現在準備を進めているところであります。特産品については、ご寄附いただいた金額に応 じて品物を選べるスタイルとし、「越後村上物産会」を通して特産品の全国配送を行うことといたし ております。現在品物の選定を終え、パンフレット等の作成作業に着手しており、完成次第、県人会 等のネットワークを活用し、配布してまいりますとともに、マスコミへの発表やホームページにより 全国に情報を発信してまいりたいと考えております。   また、新たな制度導入に伴い、民間のインターネット専用サイトによる受付やクレジットカード による納入も可能とし、この「ふるさと納税制度」を最大限に活用して、市の物産振興等に取り組ん でまいりたいと考えております。   次に、2項目め、中小企業の振興策について、景気回復の傾向が見られず現在の施策に加え、さ らなる支援が求められているのではないかとのお尋ねについてでございますが、私も市内景気は回復 しているようには思えず、いまだ厳しい状況にあると感じております。中小企業及び小規模企業者は、 安定した雇用を確保して市民生活を支えるとともに、地域経済の活性化や産業振興を図っていく上で、 その役割は重要であります。本市では、中小企業等の振興を目指し、中小企業等のみならず、市、関 係団体等を含む全体でその振興を図っていくため、(仮称)村上市中小企業振興基本条例を今年度中 に制定する予定であります。この条例は、関係団体等で構成する「産業振興懇談会」を設置し、懇談 会メンバーから意見をお伺いしながら、村上の特色を生かした内容にしたいと考えております。また、 この条例の制定とともに、具体的な中小企業等の支援策についても、現在、関係団体及び事業者を構 成メンバーとする「座談会」を設け、策定作業を進めている一方で、6月に市内の中小企業を対象に アンケート調査を実施し、現在集計及び分析作業を進めておりますので、この結果も反映したより実 効性のあるものにしていきたいと考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ご答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。   今市長答弁ありましたように、昨年まで前大滝市長のもと村上市はこのふるさと納税に関しまし て、返礼品は実施してこなかったわけであります。その中で、本年9月1日より実施に向けて、市の この事業に関してどういうふうなコンセプトで取り組まれるおつもりなのか、改めてお聞かせ願いた いと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまで納税の本来のあるべき姿というところで、なかなかこの制度活用、 拡充に取り組むことには至らなかったということでありますが、いずれにしましても、村上市の特産 品を広くPRするという大きな側面もあるものですから、そのことを主体的に捉えて、村上の特産品 を全国にしっかりと発信をしていくということ、これも必要だろうということでの取り組みでありま すので、そのような形でシフトしたということでございます。ちなみに実は、昨日東京県人会のほう にお邪魔をさせていただきまして、その中でも東京の方々、新潟県を非常に応援をしてくれています。 その中で、村上郷友会の皆さんとも懇談を深めてまいったわけでありますが、そのときにも非常にこ のふるさと納税、これが今後村上市でも特産品を全国にPRするスタイルで拡充されるということを 喜んでいらっしゃいました。村上郷友会の方だけでなく、他の市町村の方もそういった意味合いから 喜んでいらっしゃいましたので、私も意を強くしてこのことについてはしっかりと取り組みたいとい うふうに考えてきました。非常に効果のあるものだというふうに思われます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今市長ご答弁のとおり、確かに村上市の物産を発信する上で、非常にこのふ るさと納税の返礼品というのは全国に向けてPRできるツールであるというふうに私も思っておりま すし、そういうふうに主張してまいりました。ただ、本年度の予算決めのときに、村上市として本年 は500万を一応申し込み金額に設定しているわけであります。私が思うに、この500万という金額 は、事業実施に向けての姿勢としては余りにも消極的過ぎるのではないかなというふうに考えている のですけれども、その辺はいかがお考えなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 当初予算の500万につきましては、とりあえず今までこのふるさ と納税、ほかの自治体であれば返礼品を計画した形でやっていましたが、村上市は初めてなケースだ ったものですから、正確にどれぐらいが適当なのかという部分がわからないものですから、それでと りあえずこの金額で進ませてほしいという当初予算の計上でした。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それでは、先ほど市長答弁の中で、選定品が完了したということでありまし たけれども、その選定品の内容につきまして具体的にお知らせください。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) それでは、ふるさと納税の返礼品の概要でございますけれども、製 品としましては、酒製品、それから米、村上牛、それから肉の加工品、これハム、ソーセージ等でご ざいます。それから、お菓子、みそ、工芸品、堆朱とか、しな布の関係になります。それから、村上 茶、地酒等になってございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) この返礼品を選定する上で、どのような審査というか、プロセスがあったの か教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 選定の内容でございますけれども、村上で生産された農産物あるい はほかで生産されたものであったとしても、村上で加工されたものというふうなことで選定をいたし ております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ですから、私が聞きたかったのはこれを広く市内事業者に募集をかけて行っ たのかということをお聞きしたかったのです。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) これについては、これまで村上の物産を振興するために支援してお りました越後村上物産会のほうに発注をお願いしたというものでございます。これは、ふるさと納税 につきましては、今回初めてだったということで、まず間違いのないようにふるさと納税をした方に 迷惑をかけないようにということで、越後村上物産会のほうに発注をお願いしたというものでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) これ越後村上物産会さん、たしか会員数が76社だったと思いますけれども、 その中で今お聞きした品数を見ると、そう何社も対象企業がないのではないかというふうな感じがす るのですけれども、具体的に対象企業として何社エントリーされたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 越後村上物産会は、議員おっしゃるとおり76社ほどございますけ れども、一応全社のほうにふるさと納税の発注を希望するかどうかということで案内文書を出しまし て、そのうち28社から申し込みがあったということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) そうすると、越後物産会に加入している76社の企業の方は、この制度につ いて認知していたわけですけれども、市内の事業所1,000社以上ある中で、うちもそういうのであ れば物産登録をしたいというような企業が出てきた場合、どのように扱われますか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 周知につきましては、5月に商工会議所と4商工会のほうには越後 村上物産会さんのほうに発注しますということで文書は出しました。ただ、先ほども申し上げました けれども、今回初めてやるというふうなことで、どれくらい来るかわからなかったわけでございます し、相当な数来た場合、非常に事務的なものも煩雑になるのではないかということも危惧されました ので、当面間違いのないようにということで、越後村上物産会さんのほうに発注をお願いするという ことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) わかりました。昨年の第3回定例会のときに、大滝市長より指針を捨ててこ の事業には取り組んでいくというようなお話をいただきました。その中で、前市長のお考えとして、 品物を贈るというよりも、できれば村上に来ていただけるような方策を考えたいのだというようなお 話があったかと思うのですけれども、その辺に関しては今回の事業の中に盛り込まれたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 今回の計画は、あくまでも物産ということで計画しました。ただ、 今後につきましては、物産だけでいいのかという部分も検討していかなければいけないと思いますの で、その辺も含めまして、常に検討し、見直しはされていくものというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今市長の答弁の中で、このインターネットを使ったポータルサイトの事業者 のほうに委託するのだというようなお話があったかと思うのですけれども、私も以前の議会で発言し たことがあるのですけれども、一番大きいポータルサイトとして、ふるさとチョイスというような会 社があって、そこに村上市も登録するのだというふうには伺ったのですけれども、そのふるさとチョ イスを運営する株式会社トラストバンクという会社だと思うのですけれども、そことどのような市は 契約をなさったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 市がお願いしたのは、主に寄附金の申し込みのフォームというので しょうか、申し込みに対応する部分と、それからクレジット決済をする場合のヤフー決済の部分、そ れから管理システム等をトラストバンクのほうにお願いしました。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) この一番大きいふるさとチョイスというポータルサイトですと、全国で一番 寄附金が大きかった自治体、商工観光課長ご存じでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 済みません。ちょっと市町村名まではわからなかったのですけれど も、たしか九州のほうの多分町だったかなというふうに記憶してございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 長崎県の平戸市というところであります。金額で言うと、私さっき申し上げ た昨年の3回目の定例会のときに10億と申し上げましたけれども、よくよく調べると、14億8,000 万円ほどふるさと納税で寄附をいただいているということであります。ちなみにベストファイブの中 に、隣の山形県の天童市が入っております。天童市でも7億8,000万のふるさと納税をいただいて いるということであります。   それと、もう一点質問したいのは、このふるさと納税の返礼品に関しまして、人気のランキング が出ているのです。その人気のランキング商工観光課長ご存じでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 詳しくは存じ上げていないのですけれども、牛肉とか、あと米とか、 そういったものが上位にあったかというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) そのとおりであります。1番は肉製品、2番がお米、3番が観光施設などに 対する宿泊券、そういうものが上位3位を占めているわけであります。私が一番最初に市のコンセプ トお聞きしたのは、この事業を始めるに当たって、ただ単にやればいいというものではなくて、やっ ぱり村上市の特産品がこれだけあるわけですから、いかに特産品を返礼していくか、いかに寄附金を いただけるような仕組みをつくるかというようなものにもうちょっと積極的になってもいいのではな いかという意味で最初のコンセプトの質問をさせていただいたのですけれども、どうも今の話聞いて いると、そのような情熱が伝わってきません。やっぱりやる限りには、ある程度の目標設定をして、 ことしは初めての年なので500万でもしようがないのでしょうけれども、例えば来年以降5,000万 を目指すとか、再来年は1億を目指すとかというような思考がないと、ただ単にやっているのだとい うのでは、私は事業としてはいかがなものかなというふうに感じるのですけれども、市長いかがでし ょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先ほど来答弁差し上げているとおり、今回初めてのこういう形での取り組み なので、どういう状況になるかというのも見通しがなかなか出てこないというところもあります。そ れと、今回は越後村上物産会さんのほうにお願いをしているわけですけれども、それは業務のボリュ ームの中で、ではどのような形で対応できるのかということも、実はこの制度設計の中では検討され ました。ですから、その辺のところ大量にそういう納税事務が発生した場合に、どういうふうな対応 をするのかも含めて考えていくこと、これが大切なのだろうなというふうに思っております。せっか くそういう思いで納税をしていただいた方に何なのだというふうに思われることが非常にやっぱり怖 いわけでありますので、しっかりと村上のおもてなし、村上のサービスをお届けできるような、そう いう仕組みに育て上げていくことが大切だと思うので、スタートはそういう形で始まりますけれども、 しっかりとその辺のところ、今議員ご指摘の部分については検討しながら日々その辺の精度を向上さ せていきたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ちなみになのですけれども、この長崎県の平戸市というところは、返礼品の 品目を110種類用意しています。その中で、1万円いただくと4,000ポイントと、ポイントでその 返礼品を選べるわけになっているのですけれども、そのポイントが蓄積できるのです。ためていくこ とができるのです。だから、自分がある程度欲しい商品、この商品が欲しいなと思ったら、何年間か ためて使えるというような仕組みを考えているようなので、ぜひよその先進的な自治体の例をいっぱ い参考にしていただいて、村上市はトップになるべく鋭意努力していただきたいなというふうに思っ ております。   また、本年度より村上市ふるさと応援基金条例が施行されました。今までであれば寄附をしてい ただいた方の意向で、寄附金の活用メニューから選べたと思うのですけれども、今回この基金ができ たということは、それを積み立てていくというようなふうに私は受けとめているのですけれども、活 用方法とか、使途などは、どういうふうにお考えになっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) ふるさと応援基金の積み立ての件ですが、本年度の例から申し上げま すと、平成26年度に算入されたふるさと納税につきまして、今年度中に積み立てを行います。全額 ではありませんが、それぞれの目的を選んでいただきますので、その目的に応じた事業に平成28年 度以降充当していくような形で考えております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) だから、その活用目的とか、使途に関して質問させていただいたので、その 辺答弁願えますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 使途につきましては、従前から4項目ありましたけれども、まちづく りに関する事業を実施するということで、新しい事業も今後検討されますけれども、基本的には今ま での4つの項目を選んだまちづくりに関するもの、福祉とか、医療とかいろいろありますけれども、 そういうものに活用させていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ですから、その意味はわかっているのですけれども、寄附していただいた方 の意向が反映するのかどうかというのをお聞きしたかったのです。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 寄附していただくときに、その項目を選んでいただきますので、その 目的を尊重するという形になります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ありがとうございました。   それでは、次の中小企業の振興策につきまして再質問させていただきます。昨年の4月1日より 村上市企業設置条例の一部を改正しまして、企業の設備投資や雇用拡大の優遇措置が拡大されました が、現状はどのようになっていますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 村上市企業設置奨励条例、昨年の4月1日から改正いたしましたけ れども、奨励措置が適当であると指定した企業の数でございますが、平成26年度が4社、今年度が 2社予定しておりますし、ほかに1社から今相談を受けている段階でございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) その4社、昨年の実績だと4社、できれば企業名等をお聞かせいただければ と思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) これはユニアスさん、小海ネームプレートさん、サンエコーさん、 北都健勝学園さんでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) このように昨年度一部条例改正した目的は、市内の事業者また市外の事業者 に対して、より使いやすくということで、例えば新設の条件でありました資本金が5,000万だった のが3,000万円に下げるとかといってやったわけなのですけれども、今お聞きすると、市内の事業 者の方が利用されているというふうに私は感じ取れなかったのですけれども、そこら辺4社以外にこ とし2社の申し込みがあったということですけれども、担当課としていかがお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 議員おっしゃるとおり、企業設置奨励条例については、いわゆる資 本投下が3,000万以上ですとか、あるいは雇用人数が3人以上増加するとか、そういったことがあ りますので、小規模企業ですとか、そういった企業はなかなか適用が難しいのかなというふうに思っ ております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) だから、こういう目的として、人口減少の対策のチャレンジプランとしてや ったわけですけれども、結局よそから来ていただくのも大切ですし、よその企業さんも大切だけれど も、村上に旧来いる既存の中小企業さんの振興には、今回のこの一部条例を改正した件がなかなか使 われていないのではないかというふうに考えるわけです。ですから、私はこの基本要件、3つ基本要 件ありますけれども、基本要件のさらなる緩和が必要なのではないかというふうに考えるのです。そ の辺いかがお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 議員おっしゃるとおりだと思います。それで今回中小企業者、それ から小規模企業者の方に対しまして、アンケートをとっておりますので、そこら辺でどういった要望 とか、市の支援策について、そこら辺今集計中でございますけれども、そういったことを参考にしな がら、また新たな施策のほうを考えてまいりたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ぜひお願いしたいと思います。   次に、産業等の活性化支援補助制度、いわゆるこれ産業元気づくり事業とか、いわゆる小規模事 業者対象の事業でありますけれども、市の単独事業としてあるわけですけれども、これの活用状況は いかがなっていますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 産業元気づくり事業、産業等の活性化支援補助いろいろな事業がご ざいますけれども、産業元気づくり事業については、新品種や既製品の改良ということで、お茶の関 係で1件出てございますし、それから産業見本市等出展事業については、今年度3件予定してござい ます。その中に商店街賑わい創出支援事業については1件、それから観光イベント事業については2 件予定してございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) これ活性化事業の6つの事業あると思うのですけれども、私もできてからの やつ、実績見てみると、使われている方が本当に限られた方しか使われていないのではないかという ふうに私は感じているのです。さっき言われた観光イベント事業であれば、例えば商工会議所さんの 青年部の方が毎年のように出していますし、ですからこの事業あること自体も知らない企業さんもお られるでしょうし、もうちょっとハードル下がればうちも使えるのだがなというものが今それこそさ っき課長答弁いただいたアンケートの中で出てきて、改正できるのであれば私は改正してより多くの 地元企業さんに活用していただけるような補助制度でないと、制度の意味がないというふうに私は思 っているのです。ですから、この事業の恩恵を受ける人が裾野を広くするような取り組みも私は必要 なのではないかなと考えているのですけれども、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) これも議員おっしゃるとおりでございます。それで、先ほど市長答 弁申し上げましたけれども、市役所、商工会議所、観光協会の若手職員、それから事業者の方で座談 会を今設けておりまして、産業等の活性化支援補助制度についてはやはり使い勝手が悪いという話も ありますので、そこら辺今見直しを図っているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 市内の中小企業の振興策として、例えば市内に村上市が所有するいわゆる普 通財産、土地等を事業者に貸し付けているというようなこともあると思うのですけれども、件数的に どのぐらいになっていますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 今の普通財産の有償の貸し付けの件でありますが、大半が個人の駐車 場敷地とかのケースが余計ですけれども、件数的には土地で118件、金額にしますと3,136万1,173 円になります。建物が7件で25万2,461円となります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今金額ベースでおっしゃられましたけれども、借地料多いところで年間幾ら ぐらい市のほうでいただいているものでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 多いところは、400万を超える額もあります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) では、聞き方変えて100万以上の借地料をいただいている企業さんはどの ぐらいありますか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) ちょっと詳しい集計ができていませんけれども、六、七件あります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それ期間にもよるのでしょうけれども、かなりの長期にわたる場合、ある程 度のそれこそ金額になっているかと思うのですけれども、その辺の集計なんかはできていますでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 今の貸し付けが平成27年4月1日に更新していまして、ほぼ3年間 の契約になっております。それで、ちょっとずっと以前から借りている方もいらっしゃいますけれど も、そこまで出発点が細かく合併前のものが多くて、実際には調べないという状況であります。です から、相当期間数、10年とか十何年、20年のものもあります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) これ以前同僚議員が山北町の徳洲会さんが年間2,000万円以上村上市に納 税しているのだというふうなお話を伺いまして、私もちょっと調べさせていただきました。そうする と、徳洲会さんの場合ですと、借地料だけで年間450万払っています、村上市に。そのほかに固定 資産税として1,600万払っています。そうすると、年間約2,100万市のほうに納めていただいてい るわけなのですけれども、例えば徳洲会さんも平成10年にたしか来られて、もう17年、薄ら20年 近くなると思うのですけれども、450万を20年払っていると、約1億になります。ですから、あの 土地見て、評価でやっているのでしょうけれども、ある程度の減免というか、市の条例67号の村上 市有財産の無償貸付等に関する条例及び普通財産の貸付事務取扱要綱なんかを見ると、なかなかでき ないというのは私も承知しております。ただ、今市内の状況を見ると、一例徳洲会さんの例申し上げ ましたけれども、やっぱり人口減によって患者数が減る中で、固定費いわゆる借地料なんかは固定費 に当たるわけですから、固定費を捻出していくのが非常に苦しいのだというようなお話も伺ってきま した。また、岩船にある鮮魚センターさんなんかも年間400万近いお金を払っていて、あそこはも う二十何年以上たっているわけですから、約1億以上の借地料を村上市に納めているわけであります。 あの土地をでは1億かというと、1億では今多分売買はできないような金額になっている、下がって いるわけなので、何とかそういう市内の業者を育成する観点からでも、村上市が業者に貸与している 土地の減免措置なんかも私は積極的に考えていけば、支援策につながるのではないかというふうに私 考えるのですけれども、市長のお考えをお伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在市の市有地そのもの、公共の用に供していないために普通財産にして今 貸し付けているということ、これはあくまでも市の財産でありますので、それを有効に活用していく。 それを対価として適正な価格を設定しているということなのだと思います。ただ、今議員おっしゃる とおり、地元業者育成の観点から、そういうところが例えば企業の経営に少なからず影響を及ぼして いる部分があって、それが改善されると経営状況そのものについても好景況を及ぼすという、そうい う可能性があるものについては、積極的に検討はするべきだろうなというふうに思っております。そ れぞれの事業者さんがそれぞれのなりわいでいろんな分野にあるわけでありますので、それがどうい う状況で市の公共の用に供するに近い状態になっているのかとか、そういうことも少し検討、研究を させていただきたいと思います。その結果、できることについては積極的に取り組んでいきたいとい うふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今市長答弁いただきましたように、本当にそういうふうな取り組みでいって いただきたいと思いますし、今村上市からお借りしているこの118件以外にも、これから事業を起 こしていくのに土地を求めてはなかなかできないけれども、市有地を安価な価格で借りられるのであ れば事業を起こしたいというような方も中にはおられるかと思うのです。これだけ広大な面積を有し ている村上市ですから、余っている土地という言い方すれば失礼だかもしれないけれども、使ってお らない土地がたくさんあるわけなので、ぜひそういう活用を行政のほうも積極的に考えていただきた いなというふうに思っております。   それでは、次に進みます。平成26年1月20日に施行された産業競争力強化法に基づきさまざ まな支援が打ち出されました。その一つとして、創業支援事業がありますが、この事業を利用するた めには、市区町村が中心となって、地域で連携する創業支援事業者と、創業支援事業計画を策定し、 これを国が容認することで補助金を初めとした関係各省庁の各種施策のメリットを活用することがで きるようになっておるのですけれども、商工観光課長ご存じでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 創業促進補助金については存じ上げているのですけれども、本市に おいてはまだ計画を策定していない状況でございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 確かにされていません。県内で昨年の1月20日から第4回の認定が行われ ているのですけれども、新潟市、長岡市、三条市、柏崎市、燕市、上越市の6市が平成26年度に認 定されました。本年の平成27年度5月までにさらに十日町市、見附市、妙高市、魚沼市、南魚沼市 の5市が事前協議の申請書を提出しました。本市は、今課長おっしゃったようにいまだ検討されてお らないようでありますけれども、例えば先般この事業をやって、村上市で創業したいのだというよう な方が実は相談に行ったのだそうであります。ところが、村上市はまだ認定市町村になっていないと いうことで、門前払いを食らったのだそうであります。その辺につきまして市長どうお考えでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 既に6市が策定をし、5市が現在準備段階に入っているということでありま すので、当然ながらそれを策定する、そういう立場にある市としては、速やかに策定してしかるべき ものだろうというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) これ意地悪で聞くわけではないのですけれども、全国でいわゆる開業率とい うかな、新しく商売を起こされる方の率が〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕新潟県は47 都道府県のうち最下位でありました。私もびっくりしたのですけれども、その中で今言った11市を 見ると、やっぱり上越、中越が先行しているのかなと。まして47都道府県の最下位のうち、この下 越地方はいわゆる創業に向けて取り組みが非常に遅いというふうに私は感じたわけであります。一市 民というか、一事業者が同じ権利でやりたいと思っても、市の行政の怠慢という言い方すれば失礼だ かもしれないのだけれども、それがあったがために、このメリットを受けれなかったというのは、私 非常にやっぱり行政が活性化しないというか、積極的でないというふうに受けとめたのですけれども、 その辺市長もう一度いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先ほども申し上げましたとおり、やっているところあるわけですから、でき ないわけではない。また、地方創生の今流れの中で、積極的にそれに取り組むものについては、しっ かりと国も支援するということでありますから、行政がやはり地元も含めて、そこに暮らす人たち、 またそこをなりわいにして事業を行っている方々、これをしっかり支援していくというのは、最も基 本にあらなければならない部分だと思いますので、これから早速取り組みをスピード感を持ってやり たいなというふうに思っておりますし、少なからず今議員おっしゃるとおり、そのこと、市にその計 画がないがゆえに門前払いを食らったという事業者があったというお話でありますけれども、大変申 しわけないことをしたなと、そういう思いであります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ありがとうございます。いわゆる人口減少のチャレンジプランで、企業誘致 とか、既存企業の雇用拡大も私は大事な施策の一つだなというふうには感じているのですけれども、 ただ単に雇用を拡大するというだけではなくて、やっぱりこれからの若い人たちに地元で創業してい ただくというのが私は未来が開けるのではないかなというふうに思っておりますし、例えば今言った 創業支援事業は、創業だけではなくて、例えば今やっている既存の商売をやめて次の業種に転換する といったときにも、さまざまな恩典が受けられるのです。そういうのを活用して、やっぱり地域の活 性化というのは私は必要になっていくのではないかというふうに思うのですけれども、最後に市長の ご見解をお聞かせ願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員おっしゃるとおり今こういう状況でありますので、なかなか新たな企業 を起こすというこの勇気、また一歩足を踏み出すということがなかなかしにくい状況にあると思いま す。ただ、これをしっかりとした支援策で後押しするということも、これは可能なのだと思うのです。 現在市の中にも新たに事業に参入をして、また自分で新しく起こしているという若い世代もいっぱい います。そういう方々をしっかりでは支援していけているのかという部分もありますので、それをこ れからしっかり取り組みたいというふうに思います。また、現在企業として、事業者としてここでな りわいを行っている皆さん方につきましても、さらにそれを例えば横に広げたり、先に伸ばしたりと かといういろいろな切り口はあると思うのです。ですから、今回中小企業振興基本条例を策定する中 で、より実態に即した座談会形式の中でのご意見も徴することにしていますので、その辺のところが 少しずつ出てくると、ああ、なるほどこういうところをポイントとして手を加えていくと、そこが刺 激になって広がるのだなということが見えてくるのだろうなというふうに思っております。ですから、 そんなことも含めてこれからしっかりと取り組みを進めさせていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ありがとうございました。市長のこれからの積極的な施策の実現に向けてや っていっていただきたいことを祈念申し上げまして、私の一般質問を終わらさせていただきます。あ りがとうございました。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) これで尾形修平君の一般質問を終わります。   11時まで休憩をします。           午前10時46分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、21番、相馬エイさんの一般質問を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) これより私の一般質問をさせていただきます。   1つ目は、村上市社会福祉協議会の職員採用についてであります。2つ目は、岩船沖洋上風力発 電についてであります。   最初の村上市社会福祉協議会の職員採用について、社会福祉協議会とは社会福祉法第109条の 規定に基づき、地域福祉を推進する中核的な団体として誰もが安心して暮らすことができる福祉のま ちづくりの推進を図ることを目的とした団体です。市民や多くの社会福祉関係団体が参加する公共性 の高い非営利・民間の福祉団体です。村上市社会福祉協議会では、市民の皆さんや団体・企業等の会 費、寄附金、行政からの寄附金等によりさまざまな地域福祉事業を行っています。社協むらかみ40 を41と直していただきたいと思います。社協むらかみ第41号で職員募集のお知らせが載りました が、次について伺います。   @、市の監督部署はどこですか。   A、どのように募集がなされて、どのように採用を決定されたのでしょうか。   2、岩船沖洋上風力発電について、岩船沖洋上風力発電については、市民に対して説明不足、疑 問や不安が多くあるのになぜ急ぐのかの声が聞こえてきますので、以下について伺います。   @、去る4月21日の「村上市岩船沖洋上風力発電推進委員会」で、事業予定者から事業スケジ ュール変更の説明がありましたが、変更の理由はどのようなことからですか。   A、平成27年度のスケジュールでは、6月30日はシンポジウムの予定でしたが、講演会に変 更されましたが、なぜ変更されたのでしょうか、伺います。   答弁をお聞きした後、再質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、相馬議員の2項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、村上市社会福祉協議会の職員採用についての1点目、市の監督部署はどこか とのお尋ねについてでございますが、社会福祉法人村上市社会福祉協議会につきましては、福祉課が 所管をいたしております。   次に、2点目、どのように募集がなされて、どのように採用を決定されたのかとのお尋ねについ てでございますが、社会福祉協議会の職員採用については、平成26年12月15日発行の社協むらか み第41号に社会福祉協議会職員募集ということで公募されました。募集人員については、若干名と いうことで実施されたとのことであり、試験の結果を踏まえ、試験委員5名で合議判定の結果、2名 の職員が採用されております。   次に、2項目め、岩船沖洋上風力発電についての1点目、4月21日の村上市岩船沖洋上風力発 電推進委員会で、事業予定者から事業スケジュール変更の説明があり、その理由は何かとのお尋ねに ついてでありますが、4月21日に開催されました村上岩船沖洋上風力発電推進委員会におきまして、 事業予定者の日立造船株式会社から事業スケジュールを変更したいとの説明がありました。その変更 理由でございますが、風況観測につきまして、当初胎内市沖合の油ガス田での風況データを利用する 予定でありましたが、事業採算性を評価するために、より正確なデータが必要と判断し、対象海域と なる岩船港近傍で新たに1年間調査をするというものでありました。事業スケジュールの変更が推進 委員会で承認され、その結果、当初の企画提案書より1年間延長となり、着工予定年月が平成33年 4月、試験運転が平成37年4月に変更となったものであります。   次に、2点目、平成27年度のスケジュールでは、6月30日はシンポジウムの予定であったが、 講演会に変更されたのはなぜかとのお尋ねについてでございますが、6月30日は市民講演会として 「地球温暖化と洋上風力発電を考える」といたしまして、2人の講師を招き、2部構成の講演会を開 催したところでございます。当初は、講演会のほか、パネルディスカッションも含め、シンポジウム を視野に入れて開催することとしておりましたが、地球温暖化の現状と洋上風力発電について、もっ と基礎的な部分で市民に理解していただく意味から、今回は2部構成の講演会とし、シンポジウムの 名称を使わず、市民講演会としてご案内を申し上げたものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご答弁ありがとうございました。   最初に、社会福祉協議会のほうからお伺いいたします。先ほどの市長のご答弁ですと、若干名と いうことで、2名の採用になったということであります。そこで伺いますが、5名で合議により決定 いたしましたとありますが、その5名とはどなただったのでしょうか。課長わかりますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 済みません。5名ということは承知しておりましたが、どなたがこの委 員になっているということは特に聞いておりませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 休憩を求めます。大事なことですので、こういうことは市長答弁で書いて あるわけですから、当然再質問でこの辺は聞かれるかなという思いで準備されているのが当然ではな いでしょうか。休憩を求めます。調べてください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) あくまでも社会福祉法人村上社会福祉協議会さんが主体的にみずからの意思 で職員を採用いたしているわけでありますので、そこの試験員は5名だったというお話は聞いており ますけれども、その内容までこちらのほうからお答えする立場にはないと思うのであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 確かにそれはわかります。わかりますけれども、これからいろいろと質問 させていただきます。   では伺います。社会福祉協議会の職員が採用されました。そして、その試験のやり方というか、 方法についてはどなたが責任があるのでしょうか。その辺はどのようにつかんでおりますか。どちら に聞けばいいですか、市長でよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 試験のやり方につきましては、会長、副会長また事務局長相談した上で 要項を制定してやっておるということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 要項というか、採用に当たってのこういう何人で受験資格はどうのという、 確かにそれはそうだと思うのですけれども、その試験にかかわる部署がどういう部署でとかというこ とについてのしっかりとした文書はあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 会長、副会長、事務局長でございますので、本庁の総務課にあると思い ます。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この件につきましては、社会福祉協議会の中でいろいろ内規を設定し て、その中でその要項等そういうのもやっておりますので、私どもはそこまで細かいことは把握はし ておりません。あくまでも社会福祉協議会の中でどういう形になるか、その辺までちょっと詳細には 存じ上げてございません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 確かに入れる部分と入れない部分があると思うのですけれども、ではそこ で伺います。   村上市は、村上市社会福祉協議会に補助金、交付金を出しております。指定管理の対象にもして おります。それから、市民から会費、募金も集めて運営されております。市民の中には、今回の採用 に当たって今までのこういう公募でしっかりと社会福祉協議会のたよりに出した内容の採用と、それ から臨時の方を採用するというのを一緒にやっているのです。そういう採用の2つの種類のものが一 緒にされたということをつかんでいらっしゃらないでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 私どものほうにも実はそういった匿名の文書が届いておりまして、その 件につきましてはいろいろお話聞いておるものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 私も調査をいたしました。そして、確かに一般の社会福祉協議会のお知ら せ、そして募集資格内容については、社会福祉協議会にもらいに来てくださいということで、受験資 格で昭和55年4月2日以降に生まれた人で、大学卒もしくは平成27年3月末日卒業見込みの者、 社会福祉士資格を有する者または平成27年3月31日までに取得見込みの者が望ましい。イとして、 昭和55年4月2日以降に生まれた人で、介護福祉士資格を有する者または平成27年3月31日まで に取得見込みの者という形で事務職若干名という形になっております。そういうことで、今私が読み 上げましたのは、社会福祉協議会に行かないともらえない要項であります。それで、しかし一般の市 民の皆さんには、社会福祉協議会でお話ししていますように、契約職員、デイサービス介護職員1名 という形で公にお知らせをしているわけです。それで、事実として臨時職員の方に対しても試験を受 ける資格が特に与えられたという、そういう2つの種類の試験が一緒に行われた結果、こういう疑問、 市民から社会福祉協議会の仕事の目的からこのようなことが行われていいのかという疑問が持たれて いるわけです。そういうところで、いろんなまず市民からの信頼なくしては、この社会福祉協議会の 活動、運営はできない部署だと思うのです。そこがこのような職員採用に当たって2つの採用が一緒 に行われたということは、決してあってはいけないことだと思うのです。そこで、市としてはどのよ うに考えていらっしゃるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この件につきまして、私が市長職務代理の時期にこういう案件が発生 したということでありますので、私のほうから答弁をさせていただきます。   補足については、福祉課長のほうでしていただきますけれども、今回の相馬議員の一般質問の中 で市民の方から投書ということもありましたけれども、それが市に4月3日に匿名の手紙が届きまし た。その中で職員採用について不正があったのではないかなということの投書でありました。それを 私どももこちらのほうに来たものですから、やはりどういう経緯で、どういう形で採用されたのか、 その経緯をしっかりと調査をするようにということを指示をさせていただきました。その中で、いろ いろ聞き取りをさせていただいて、その中で誤解を招くようなそういう職員採用のあれがあったとい う事実はございます。ただ、やはりいろいろ時間的な余裕のない、またその中で公募による採用と臨 時職員の任用を同時にしてしまったということで、いろいろ反省する点もあるというふうなことで、 その辺のことを私どももこういう市民に誤解のないようにというふうなことで、私のほうから指示と いいますか、そういう文書も差し上げて今後このようなことのないようにということの文書を差し上 げております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこで、私一つ確認とりたいのは、臨時職員の人たちに対して、試験を受 けなさいという、どのように徹底されたのかと、そのことはつかんでおられますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 臨時職員の皆さんの広報につきましては、私どもこの法人の内部の実に かかわることですので、細かなことは証左しておりません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) されていないのです。されていればいたで私はそれなりの流れがあったの だろうというふうに受けとめられるのですけれども、されていないのです。ですから、市民から疑惑 というか、おかしいのではないかという指摘がされるのです。   そこで伺います。今市民からこういうふうに疑問が持たれていて、そして副市長が答弁されまし た。今後市として補助金、交付金等も出しているわけですし、指導、監督強化をするべきだと、今後 も何もしないつもりでいらっしゃいますか。当然指導、監督強化をすべきだと思うのですが、その点 についてはどのようにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この件につきましては、5月11日付で職員採用における透明性の確 保というふうなことで、社会福祉協議会会長宛てに私のほうで文書を差し上げております。今のいろ いろ経緯もありますので、疑念を抱かれる事案については、市民から期待され、注目を集める社会福 祉協議会の社会的使命を再認識され、このたびのような市民からの疑惑を抱かれないような事実が二 度と生じないよう、職員採用における透明性の確保について万全を期すように求めますというような ことを文書を差し上げております。その中で、内部の問題としてどういう是正があるのか、その辺は あれですけれども、ただこの職員募集についての件については、県にもいろいろ照会をさせていただ きましたけれども、そういう指導までするということは好ましくないといいますか、そこまでする必 要はないというような県の照会もあります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 村上市の社会福祉法人村上市社会福祉協議会補助金交付要綱の中に、もし 市民から疑惑が持たれるようなことが起きた場合、補助金の取り消し条例みたいなのはありますか。 総務課長、その辺は実態はどうなっているのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 村上市の社会福祉法人村上市社会福祉協議会補助金交付要綱のことを指 しているのだと思いますが、その中には補助金の取り消しだとかという条項は一切ございません。た だ、他市においては精査した結果、交付が不適当と思われる場合は、交付はしないというふうな厳し い要綱になっている自治体もございます。ただ、県内の自治体については、恐らく憲法で言うところ の公序良俗に反しない程度ということが要綱の定めになっていると認識しております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今の私の質問と副市長との答弁との中で、補助金、それから指定管理にも なっていて、相当のお金が指定管理として委託されていると。にもかかわらず実際に市民の皆さんか らはわからないところで2つの採用が同時にされたと。それは、どう説明をされようとも、市民に対 してごまかしたということには間違いないのです。ですから、補助金取り消しとかの要綱がないとい うことは、今後多分自治体ではあるところもあるわけです。ですから、そこをしっかりと研究して、 当然村上市でも今後の指導、監督の強化の立場から、何かがあったときには補助金取り消しもありま すよという条項をしっかりとつくるべきだと考えますが、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 少なからず社会福祉協議会の任務、役割というのは、議員が先ほど来お話を されているとおりでありますので、市民からそういうふうな形での捉え方をされたということは非常 にこれは遺憾に思っているところであります。しかしながら、採用事務に関しましては、あくまでも 法人格を有する社会福祉協議会のお立場でやられることでありますので、その件に関しては、その法 人格を侵してまで市がそこに関与をすることはできないということにもなるわけでありますので、そ の辺は慎重にさせていただきたいと思います。   それと、当然職員の採用については、今回公募によるものと、当然内部で内部登用の職員採用の 方法、これは自治体でも同様でございますけれども、あるわけでありますので、それはそれでその都 度その役員の方々がご判断をされてやっているということでありますので、そこが全て疑惑だと思わ れるのもいかがなものかなと思いますが、少なからずそういうふうに市民に映ること自体がやはり社 会福祉協議会の本旨に掲げております内容、これをやっぱり著しく汚すものにもつながるおそれがあ りますので、その辺のところを先ほど5月11日に市長職務代理者の名前でお渡しをしたということ であります。   また、今回の交付要綱につきましては、当然議員ご指摘のとおり村上市が補助金を交付する団体 については、当然補助金の目的にそぐわないものについては、全額もしくは部分的な返還またそれな りのことを措置しているわけでありますので、この交付要綱につきましても、社会福祉協議会補助金 交付要綱に定めるもののほか、村上市補助金交付規則これに定めるものによるというふうになってい るわけでありますから、当然そっち側の規則でその辺の対応はこれからもしかるべき措置として対応 していくことになると思っております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 長く答弁されましたけれども、つまり取り消し項目とか、そういうことの 今後の研究する課題にしていくのかという点では、ちょっと答弁なかったような気がするのですけれ ども。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 既に村上市補助金等交付基準及び村上市補助金等交付規則に定めるもののほ かこの要綱に定めるということになっておりますから、既にその措置は終わっております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) では、何かがあったときに取り消しというか、そういう例えば言葉は悪い ですけれども、処分ということも可能だと捉えればいいのですか、今言葉で説明されましたけれども。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然補助金を交付する際には、こういう目的でこの補助金を交付します。そ れの補助目的でない場合については、そういう形で措置を行うということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) さすが行政マンですから、答弁はうまくて私いっぱいしゃべられると記憶 というか、覚え切れないので、ちょっと重なったようなところもありますけれども、とにかく今回こ の一連の流れはやっぱり事務局長が責任があると思うのです。私も直接本人に会っていろいろ調査を いたしました。いろいろと確かに2つの試験を一緒にやりましたとおっしゃいました。しかし、市民 の方、そして応募された人は、まるっきりわからない。応募して、そして採用されなかった人は、物 すごく不信感を持ったと思うのです、実際、年齢制限があったのですから。その辺も含めて、これで おしまいということではなく、やっぱり監督をしっかりとしていただきたい。そうでなければ社会福 祉協議会の仕事をする職員としての意識、社会福祉協議会としての役割、市民から疑惑を持たれるよ うな社会福祉協議会であってはなりません。このことを申し上げて次の質問に移ります。   先ほど経緯について説明がされました。そこで伺いたいのですが、この村上に洋上風力発電のこ の事業をやっていただけませんかという話を持ってくる以前に、平成11年安田教授は、石川県の輪 島市の沖合で漁業協調型大規模ウインドファームの実現に向けてという形で、地域で講演をされてい ます。その事実は知っていますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 安田先生は、全国各地で洋上風力を促進させるために活動しているとい うことで承知しております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そして、そこの実際の経緯、今の実態はどのようになっているのでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) そこの具体的な経緯につきましては承知しておりませんけれども、今岩 船沖が一番進んでいるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこは、継続中なのですか、それとも中断したのですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) ちょっと記憶が定かでないのですけれども、中断しているようには聞い ております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 中断している。理由は何ですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 洋上風力を推進するに当たりまして、地元漁協さんとの調整が整理され ていないというふうに聞いておりますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこで、安田先生のお話の中には、観測塔の設置という文章があるのです。 観測塔の設置、つまり風の状況を調べるということなのだろうと思うのです。たしか今太平洋側の銚 子沖、それから福岡のほうのところで洋上風力発電がたしか国の事業で実証実験がされようとしてい る。もう既にされているのかな。そこでは、1基洋上風力を建て、その脇に風況調査塔というのを建 てて、1基で風の調査をしっかりして、そして実際実現できるのかどうかという段取りになっている のです。それは調べれば課長もおわかりだと思うのです。それで、石川県の輪島沖でのこのお話のと きにも、観測塔の設置というふうなことを言っていますが、村上の場合は風況調査の観測塔なんて話 は今まで一回も聞いたことがないのですけれども、そしてもろに洋上風力着床式で建てるという今ま での説明でありましたが、なぜ村上では風況観測塔というものの話が出てこなかったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 風況につきましては、全国的にこの付近が風が強いというようなデータ は、国のほうで持っております。その中で岩船沖が選定されているわけですけれども、実際ここで事 業を行おうとした場合、事業者としてはやはり正式な風況が欲しいということで、これから1年間か けて風況のデータをとると。その風況塔を建てるということになろうかと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 先ほどのご説明では、油田関係の風況調査を今までそれで大丈夫だろうと いうことであったけれども、それでは心もとないということで、しっかりとした調査をしたいという ことですが、なぜ最初からしっかりとした調査をするという姿勢にならなかったのですか。担当課と しては、疑問に思わなかったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 私どもは、胎内沖のところにある石油リグですか、ここで高さがそれな りの高さのところで風況をとられるということであれば、胎内沖も岩船沖も風的には私どもとしては 変わらないというふうに理解しておりますけれども、実際これをやろうとする民間事業者のコンソー シアムの中で、やはり実際風力発電を建てようする場所でとるべきだという話し合いがなされたとい うことに聞いておりますので、やむを得ないのかなというふうには感じております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それ行け、それ行けと私余りにも急ぎ過ぎるとこの場で何回も何回も言っ てきたのですが、これだけの大プロジェクトの大事業をやるからに、科学的なデータもない中で油田 のときのそれを行政からもらって、それで事業をやるという進め方、もっときちんとした分析、そし て科学的な観測データと、そういうのがあって初めてあれだけの事業を確実にやれるのだということ になるのではないですか。違います。村上市議会も大いにやってくださいと推進決議を上げました。 行政も記者発表してまでも村上市として支援していく、大いにやっていただきたいと前市長は全国に 向けて発信をいたしました。しかし、ここに来てしっかりとした風のデータがないと、しっかりとし た風況のデータを調べさせていただくというようなこと、余りにもおかしいです。普通科学的なしっ かりとしたデータに基づいて何事も進めるべきではありませんか、そう思いませんか。一言暇そうで すので、どうぞ。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然科学的なデータが必要だから今回油田側でなくて実際に建てるところで 風況の調査をしたいということだと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこで伺います。   今までの経緯を見てきますと、安田教授は県に行って日本海側で大規模な洋上風力発電の事業化 を計画したい。県内に導入が可能な候補地はありませんかと問い合わせ、そして県が村上市と粟島浦 村を紹介したという経緯になってきております。それが6月10日です。そして、その後6月28日 岩船港の漁業関係者と市、そして多分安田教授も入ってでしょう。意見交換をしています。可能性の あるエリアの指示を依頼ということで、7月10日には洋上風力発電の可能性があると考えられるエ リア素案を提示していただきたいということで、漁業組合幹部と協議をしたとあります。そういう科 学的なデータもない中で、ここからここだったらいいだろうというようなことで、漁業関係者と担当 課、そして安田教授でそんないとも簡単に三面河口から荒川の河口まで観光客が来る日本海の夕日は すばらしいと手を合わせて拝む観光客もいる中で、いとも簡単に決められたのでしょうか。その辺の 経緯をお話しください。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 経緯でございますけれども、今ほど相馬議員おっしゃったようにこれは 6月の28日ですか、粟島浦村と岩船の漁協の関係者のほうにこの地域での風力発電の事業の可能性 がないかをこれから調べていきたいということが発端でございますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そのときに漁業関係者と補償の話はどのような形でされたのですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 具体的な補償の話はありませんでしたけれども、やはり漁場がなくなる ということに関しましては、そういう補償という名前は出たかどうかはちょっとあれですけれども、 そういうのはあり得るという話で進んでおります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 議員にたしか去年の2月でしたでしょうか、その前でしたか、とにかく議 会に対して安田教授が初めて講演というか、お話、説明をされたときに、私は先生は青森から能登半 島まで日本海は物すごく洋上風力に適しているとおっしゃいました。それなのになぜこの三面河口か ら岩船河口までのこの岩船沖なのでしょうかと素朴な質問をいたしました。そうしましたら、新潟県 の漁業組合の代表であります小田政市さんとの出会いがこの場所を決めさせていただきましたという 先生のお話でした。議事録に載っております。つまりどこでもよかったのです。この事業を持ってき て、安田教授は。本当にこの場所が洋上風力に適している場所だという点でいろんな調査に基づいて、 その資料をもってぜひお願いしたいという訪問ではなかったのです。   そこで伺います。この地域は、3つの大きな懸念する留意点、課題がございます。瀬波、笹川流 れ、粟島県立自然公園、鳥獣保護区、保安林に指定されている観光地であるということ、2つ目には、 粟島にはオオミズナギドリ、ウミウの繁殖地があり、国の天然記念物に指定されていること、3つ目、 三面川と荒川はサケの遡上が有名で、地元の産業として重要であるという、そのほかにもいっぱいあ りますが、これらの大きな課題を村上市はどのようにクリアしてこの岩船沖洋上風力発電を市として 支援していくとお考えなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然今議員おっしゃられた懸念材料につきまして、市も承知をしているとこ ろでありますので、それを科学的にきっちりと根拠づけをした上で、これを進めるということになろ うかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 7月18日取扱注意という政策調整会議が行われました。そこの中では、さ すが市民の暮らし、市民の健康、まちの発展に責任を持つそれぞれの課長さんですから、やっぱり本 音で心配は心配として声を出して会議をやられているという様子がこの情報公開の取り寄せた文書で わかります。   そこで1つ、この後仕事面での効果はあるのか。維持補修でSPC会社が行うのかどうか。それ ほどの採用があるのか不明ということも話されております。それから、低周波振動が心配、海岸から 1キロメートル離れている。心配のないレベルと思うと。それから、風の強さ問題はないのか。風が 強くなると風車はとまるようにできている。風況調査について以前のデータを大学に送ったが、若干 弱いと感じる。それから、塩谷海岸の侵食問題への影響は、影響はあると思う。風車にエネルギーを とられると、風は弱くなると言われている。ただ、塩谷海岸の侵食の原因は、岩船港の突堤脇を通る 潮の流れが原因ともされているというようなことで、塩谷地区は白砂青松の景観を大切にしている。 海岸侵食の影響など住民に反対されればだめになるのではないかというような心配もされています。 仮に建設が可能だとして、企業が来ることが担保されているのか。来るかどうかはわからないという ようなことで、さすが市民の暮らし、健康に責任を持つ部署でお仕事をしていらっしゃる課長さんた ちが本当に生での政策調整会議だったなと、これを見る限りは私も判断いたします。   そこで伺います。なぜか途中から岩船沖から2キロメートルに建設するということになりました が、それはどのような理由で2キロメートルに変わったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 当初地元のほうで説明会というか、安田先生の講演会をさせていただい て、塩谷、岩船〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕瀬波、上海府ということでさせていただ きました。その中でやはり1キロメートルということでお話は進めてきたわけですけれども、若干や はり1キロだと近いというようなイメージのご意見がございましたので、その後2キロということで 訂正させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 低周波の問題は、洋上風力だけではなくて、陸地の山地に建っている風力 発電による低周波によって、健康被害で本当に大変な目に遭っているという方たちが今全国的に多く なっていらっしゃいます。ですから、日本弁護士連合会でも環境省に対してそういう事例があちこち で出ているから、環境省としても風力発電と人間の健康についてのしっかりとした規制、それから調 査をするべきではないかと全国弁護士会では申し入れをしております。   そこで伺います。塩谷海岸の侵食対策についてで、風力発電ができて、そして海岸の侵食につい てのいい方向にいったという事例はないのかというどなたかの質問で、国内ではないというふうに多 分先生なのでしょうか、答えていらっしゃいます。未知の問題なのです、つまり。未知の問題を村上 市は科学的なデータで本当にその資料がまだ出ない中でやってくださいと支援する姿勢であります。 その辺は非常に私は心配しております。   そこで伺います。あと時間も少なくなりましたが、日立造船株式会社から前市長宛てに事業実現 に向けての協議の調整等をお願いしたいということで、大きな項目3つ、そして細かい項目で幾つか の要望がされております。そこで航路位置及び航路幅の決定のための調整という項目がございますが、 この点については、どこと、そしていつ、どのような協議がされているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) これから実施に向けてあるいは来年度の事業採算性を確認した形での確 認に向けて、いろんな個別調整会議が必要ということで認識しておりまして、その中の第1弾の部分 が航路の調整ということで考えております。4月から航路の調整会議をいろいろやっております。現 在もやっているというところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それと幾つかのいろんな懸念がある中で、委員会の中で鮭産漁協の組合長 さんから本当にサケへの影響がないのかという質問もされております。そこで、もしこの事業が進み、 サケ遡上の青砥武平治の偉大な功績、そして村上市がサケのまちとして産業も栄えて、そして今日ま で来ておりますが、もしも海流の変化とか、いろんな影響によってサケが上ってこないまちになった ときには、関係者はどのような補償ということも考えているのでしょうか。それは洋上風力が原因で はないと逃げ切るつもりなのでしょうか、副市長その辺どのように受けとめられていらっしゃいます か。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) そういう懸念はあるということはよく承知をしております。ただ、や はり建ってみないとわからないところもございますので、科学的にいろいろデータもあるのでしょう けれども、実際やはり建ってみたいとわからないというところもございます。その中でどう調整する か、またその後のあるとかないとか、そういう問題も発生する可能性も否定できないわけであります ので、その辺は先の問題としてこれから十分調整をして、やはりそういうのもクリアされてくるので はないかなと感じております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) やっぱり副市長の〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕そういう今の 答弁の姿勢では、住民の暮らしとか、この村上は守れないのです、やってみなければわからないみた いな。とにかく事業者はどういう課題があろうとも、そこに配慮しますとか、留意しますとかという ようなことで逃げ切るのです、風況調査で1年間延びましたけれども。そして、44基もしかしたら もう少しふえるかもしれない。あんな美しい瀬波温泉、この日本海ににょきにょきとお城山より高い 朱鷺メッセのような巨大な風力発電が50基近く並ぶ、何かの映画で日本海から何かが攻めてくるよ うな威圧感が観光客は持つと思います。その景色がいいという人もいるというようなことで、安田教 授は確かに今日まで説明されてきました。しかし、1基でさえも建てるに当たって海を荒らすのです。 そして、20メートル、30メートル深く巨大な風力発電を埋め込むのです。それが1基ではありませ ん。40基以上50基近い44基と今まで言われてきましたので、44基としましょう。自然は破壊され て後戻りはできないのです。村上の人々は、先人は自然豊かなこのまちで自然とともに生き、そして 自然に生かされ、そして自然に感謝をしながら産業を守り育ててきたのです。それを今の行政を預か る幹部の皆さんは、本当に考えていただきたい。自然というものは、一旦壊されれば後には戻らない。 その負の遺産というか、それは恐ろしいことです。いろんな自然に与える影響、そしてこのまちがサ ケが来るから、アユのとれる川と全国の人々から、本当に観光客もいらっしゃいます。まちの発展に そのことが大きな力になってきました。そのことを考えたときに、安田教授が言って持ち込んだその 話をそのことだけでうのみにして、日本の全国のゼネコンがやろうとしている事業にいとも簡単に手 をかそうとする村上市の姿勢、私はもっと真剣に考えていただきたいと言いたいです。市民の暮らし、 市民の健康、そしてまちの発展が取り返しのないことになる可能性だってあるのです。   安田教授たち確かに大学の先生です。ですけれども、なぜ村上に話を持ってくる前に石川県の輪 島でしたか、輪島市できちんと事業化の話もしている。そこでだめになったから村上市に来たのでは ないですか。なぜ三面川河口と荒川の河口が設置場所に決められたのですか。山北でもいいはずです し、もっと中条のほうでもいいはずです。一番観光にとってまずい場所になぜ44基もの風車が建つ、 それを村上市は力をかそうとしている。真剣に考えていただきたい。時間がありません。最後に新市 長として気持ちでいいです。本当に気持ちでいいですから、一言述べていただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 私もサケ、アユ、恵みの三面川の脇に暮らしているわけでありますので、そ のことは十分承知をしております。これまでもそういう村上市にとっての大きな財産、これにダメー ジを与えてまでなかなかそういうところには踏み込めないというお話もさせていただいております。 ですから、先ほど来申し上げましたとおり、科学的な調査に基づいてしっかりとそれを担保しながら 進めていく。また、人口減少に対する側面もあるわけでありますから、その一方向だけでなく、これ からのことも踏まえて村上市の環境をどういうふうに位置づけていくかということも大切だと思いま すので、それを踏まえて進めます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今人口増につながるとおっしゃいました。人口増には絶対つながりません。 自然壊して人口増になるのだったら、行政の長としては何をしたのかと後世に問われるでしょう。終 わります。 〇議長(板垣一徳君) これで相馬エイさんの一般質問を終わります。                                              〇議長(板垣一徳君) 本日はこれで散会をいたします。   また、明日も午前10時から一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午前11時50分  散 会