平成27年第1回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成27年3月13日(金) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第64号 市道路線の認定について                            議第65号 市道路線の変更について                            議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定について            議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定               について                                   議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について              議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定について                議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について          議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)                議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)            議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)           議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)              議第 6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                  議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算                   議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算                  議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算                  議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算             4 協議会  陳情第3号 住宅リフォーム支援事業補助金制度創設に関する陳情               閉会中の所管事務調査事項について                     5 出席委員(8名)         1番  尾 形 修 平 君    2番  姫 路   敏 君         3番  平 山   耕 君    4番  山 田   勉 君         5番  齋 藤 信一郎 君    6番  竹 内 喜代嗣 君         7番  川 村 敏 晴 君    8番  片 野 鉄 雄 君 6 欠席委員         なし 7 委員外議員         鈴 木 いせ子 君   小 杉 和 也 君   木 村 貞 雄 君         相 馬 エ イ 君   大 滝 国 吉 君   大 滝 久 志 君 8 地方自治法第105条による出席者         議 長  板 垣 一 徳 君 9 オブザーバーとして出席した者         なし 10 説明のため出席した者         副市長            鈴 木 源左衛門君         農林水産課長         瀬 賀   功 君         同課農業振興室長       佐 藤 義 信 君(課長補佐)         同課農業振興室副参事     阿 部 正 昭 君         同課農業振興室係長      樋 木 義 昭 君         同課林業振興係長       森 山 治 人 君         同課水産振興係長       本 間 研 二 君         農業委員会事務局長      遠 山 昭 一 君         商工観光課長         佐 藤 憲 昭 君         同課観光交流室長       建 部 昌 文 君(課長補佐)         同課観光交流室副参事     小 池 一 栄 君         同課商工振興係副参事     佐 藤 克 也 君(係長事務取扱)         同課雇用促進係副参事     小 川 智 也 君(係長事務取扱)         都市整備課長         船 山 三喜雄 君         同課整備室長         伊与部 善 久 君(課長補佐)         同課管理室長         山 田 広 良 君(課長補佐)         同課管理室係長        鈴 木 義 貴 君         同課計画室長         小 田 正 浩 君(課長補佐)         下水道課長          中 村 則 彦 君         同課管理業務室長       早 川 明 男 君(課長補佐)         同課管理業務室係長      風 間 貴 志 君         水道局長           東海林 則 雄 君         同局工事係長         中 川 博 之 君         同局管理業務室長       三 須   淳 君(課長補佐)         同局管理業務室副参事     内 山 治 夫 君         同局管理業務室係長      宮 村   勉 君         村上水道事務所長       山 田 知 行 君(課長補佐)         荒川支所産業建設課長     小 川   剛 君         神林支所産業建設課長     遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長     齋 藤 泰 輝 君         山北支所産業建設課長     増 子 和 治 君 11 議会事務局職員               局  長    橋 邦 芳               書  記   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(片野鉄雄君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、審査日程どおりに進むことに異議なく、そのように決定する。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  議第64号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長(都市整備課長 船山三喜       雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 おはようございます。それでは、説明をさせていただく。議第64号 市道路線の認 定についてである。本案は、市長職務代理者から提案あったとおり、村上地区杉原地内における宅地 の開発行為によって、道路用地として市に帰属されたものにつきましての1点と、それから荒川地区 におきまして都市計画道路343東大通り線というものが今度県事業として施工される見込みとなっ てまいったので、県道から市道に移管すべき道路ということで、道路法第8条第2項の規定によって 認定をお願いするものである。次のページのほうに表と説明の資料がある。そちらのほうで説明させ ていただく。きょうお手元のほうに配付させていただいた図面のほうが大きくてわかりやすいと思う ので、こちらのほうを見てお願いしたいと思う。左のほうの1049、与力町13号線になるけれども、 それにつきましては起点が杉原1471番18、終点が同じく1471番11である。延長は、幅員が6メ ートル、延長が126.4メートルとなる。それから、同じく1048、与力町12号線のほうだが、起点 のほうが杉原1471番12、終点が1471番21、幅員は6メートルで変わりない。延長が84.2メート ルとなる。続きまして、次のページのほうに、少し拡大したためにぼやけたような図面で大変申しわ けないが、坂町停車場線2号線というふうなことで図面が載っている。ここにつきましては、今現在 県道坂町停車場線となっているけれども、ちょっと右のほうに計画線を入れなくて大変申しわけなか ったのだが、図面で上のほうの四角の表題の下あたりに下越発電管理所というふうなところがある。 そこの交差点からずっと真っすぐほぼ真下のほうに向かってきて、今現在ここに示してある矢印の先 のほう、終点になるけれども、そちらのほうに都市計画道路が計画されているが、現在の県道まで第 1期として県のほうで事業を起こしていただけるというふうになったものである。それで、現在ここ で示されている路線が県道から市道のほうに移管をするというふうなことが前提条件になっているの で、このたび市道の路線にお願いするものである。起点のほうが前のほうのページに戻って村上市藤 沢字前坪16番1、終点が坂町字大道端と言うのだそうだけれども、623番243である。幅員が6.5 メートルから12.3メートル、延長が938メートルである。以上よろしくお願いする。 (質 疑) 姫路  敏  この大きな地図もそうなのだけれども、これ何かちょっとうちの名前とか私わからな い、これ。一生懸命今頭働かして見ているのだけれども、場所が。これわかる人いるかな。その辺に 住んでいる人だったらわかるけれども。 (「どっちの図面」と呼ぶ者あり) 姫路  敏  これ新しい図面も。かえってこれのほうが何か・・・こうやって照らし合わせて見る のだけれども。もう少しこれちょっと今後もあれだけれども、うちに・・・うちの名前もついていな いでしょう。庚申堂どこにあるのだろう、庚申堂のあのお寺様。ここか。これは、ちょっとわかりに くいと思うけれども、いかがなものでしょうか。まあまあいい悪いの判定の前の話だけれども。 都市整備課長 大変申しわけない。それで大きい図面をつけたつもりなのだけれども、両方見ていた だくと大体位置関係がわかってもらえるかと思って出したのだが、もう少し皆さんにわかりやすい図 面を次からは提供させてもらいたいと思う。申しわけない。大きい図面の右斜め上のほうに上片町の 上と入ったあたりの大きい通りが今の北線になる。ちょうどその辺から上のところから点線があるけ れども、これが佐藤歯医者さんの小路になると思う。もともと石田園さんが茶畑として所有していた ところの開発で生じたところである。 姫路  敏  別に反対するものでもないけれども、もうちょっと名前を書いてもらえばありがたい なと、今後。お願いする。 都市整備課長 大変申しわけない。言いわけになるけれども、11月に私どもこの担当していた職員 が山北のほうに異動になって、新たにことし入ったばかりの担当の者がつくったところもあって、申 しわけない、目が届かずに。失礼した。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  もとになっている地図は、本当の最近の地図を使っているのか。 都市整備課長 もともとゼンリンさんという地図をつくっている会社の地図を前まで使っていたのだ けれども、それについては何か著作権のこともあってということで、市のほうで所有する図面をいろ いろ適するようなものを見ながらつくったわけだけれども、それでこの図面がちょっとぼけたりいろ んな形で見えるかと思う。申しわけない。 相馬 エイ  伺うが、たしか毎年地図民間の会社で売りにくるよね、新しくうち建ったとかを常に 補充して。ああいうものというのは、都市整備課あたりは毎年経費で求めているのか。 都市整備課長 毎年ではないけれども、何年に1遍かは新しい地図を買ったりはしている。ただ、そ れを公の場でこういうふうにコピーをしてやるというのはだめだよということで、ちょっとある図面 を使わせていただいたものでこういう形になってしまったようである。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第64号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第65号 市道路線の変更についてを議題とし、担当課長(都市整備課長 船山三喜       雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第65号 市道路線の変更についてである。本案は、神林地区飯岡地内 における袋小路状の道路、行きどまりの道路であるけれども、そこに一般交通の用に供しない部分が あって、そこについて払い下げの申請があったということで、道路法第8条第3項の規定によって変 更をお願いするものである。図面のほうとそれから終点、次のページにある。ごらんなっていただき たいと思うのだが、この図面も少し見にくいようなところがあるが、先ほどと同じようなことでちょ っと申しわけない。飯岡に住んでいない方はなかなかわかりにくいかもしれないけれども、申しわけ ない。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  変更だよね。理由を何か説明されたけれども、私聞き逃したような気がするのだけれ ども。 都市整備課長 この図面を見て説明させていただくと、点線の部分が変更前であって、実線が変更後 である。その変更後と変更前のその差の分だけ今回一般の道路として供していないというふうなこと でこの近隣の方から払い下げ申請があったことからこの部分を市道から外すということで変更させて いただくものである。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第65号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例制定についてを議題とし、       担当課長(都市整備課長 船山三喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第66号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例についてであ る。本案は、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律第5条に基づいて、村上市歴史的 風致維持向上計画を作成するに当たって、幅広い視点から検討、審議を行う必要がある。それで、策 定委員会を設置しようとするために上程をさせていただいている。次のページのほうに条文があるの で、ごらんいただきたいと思う。基本的には、昨年度、おととしからか、村上駅周辺まちづくりプラ ン等策定委員会の条例と似たつくりになっている。第1条に設置の意味合い、第2条には市長の諮問 として調査、審議することなど所掌事務を定めている。第3条にその組織について20名以内とする こと、学識経験者、関係団体の行政機関の者など市長が委嘱するというふうなことを書いてある。全 部説明すると時間かかるので、あとつくりは大体同じようなものになっているので、見ていただけれ ばと思う。何とぞご理解の上、ご審議のほどお願いする。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。組織のところで関係団体を代表する者とあるが、これはどのような団体を指し ているのか。 都市整備課長 まだ正確に決めているわけではないが、私ども事務レベルでは旧武家町の地区の代表 の方、区長さんになるのかもしれないけれども、それから旧の町人町の代表の方、それから村上まつ り保存会の方、そういったような方々にお願いしたらどうかというふうなことで今のところ話し合っ ているところである。 相馬 エイ  団体を代表するとなっているので、会議にはその代表する方が出ていろいろご意見等 おっしゃるのはそれは結構なのだが、それぞれの団体の意向とかそういうものに対しての取りまとめ あるいは参考に意見を聞くみたいなことはこの委員会と並行してされるのか。 都市整備課長 ワークショップ的なものも一緒に考えているので、いろんな方々の意見というものは そちらのほうでも聞き取れるようなそういう形で考えていこうと思っている。そういったワークショ ップでまとまったようなものをこの策定委員会のほうに持ってきて、策定委員会のほうでそれをさら にまた審議するというふうな形をとってまいりたいと思う。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第66号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第67号 朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例制定につい       てを議題とし、担当課長(商工観光課長 佐藤憲昭君)から説明を受けた後、質疑に       入る。 (説 明) 商工観光課長 議第67号は、朝日みどりの里屋根付き多目的広場条例の一部を改正する条例である。 なお、条例の新旧対照表につきましては100Pをごらんください。朝日みどりの里屋根付多目場の改 修に伴って施設を一新することから、利用者の要望を受けてさらに利用しやすい施設とするため、使 用料、使用時間を変更するものである。なお、完了予定日は3月26日を予定している。コートにつ きましては、ゲートボールコート3面、それからテニスコート1面、フットサルコート1面、そのほ か外周ランニングコースとして全天候型のゴムラバーを仕上げていて、雪の降った日、雨の日とか市 民がそこでランニングを自由にできるというふうに考えている。なお、3月29日はこけら落としを 予定していて、スポーツ少年団、サッカー少年団と親との親睦会、ミニゲームであるが、これを現在 予定している。以上である。 (質 疑) 山田  勉  このスポーツ以外というのは、どんなスポーツのことを言うのか。 商工観光課長 以外のスポーツというご質問か。 (「はい」と呼ぶ者あり) 商工観光課長 ゲートボール、テニス、それからフットサル以外、例えば中でバドミントンをすると かそういったことで、コートによらないスポーツを行う場合ということでご理解いただきたいと思う。 姫路  敏  例えばフットサルとかといったら何面ぐらいできるのか、フットサル。 商工観光課長 正式なフットサルコートであって、1面だけだ。 姫路  敏  例えばそこで何かちょっとした催し物をすると。練習だけではなくて催し物をすると いうことになると、これ1時間でしょう。ふれあいセンターでもそうなのだけれども、翌日の例えば 9時に開会してなどと、そうすれば半日そういう大会をするということになれば、その分全部ずっと 借りてねばならないようになるのか、そこら辺どうなのか。そういうものというのはあると思うのだ、 一応、ゲートボールも。ゲートボールだって何面になるのか、その辺も含めてちょっと。 商工観光課長 ゲートボールにつきましては、正式ではないが、要望によって3面を設置した。ただ、 本来であれば二重コートというか、次打つ人がたまっている待機圏があるのだが、それはなしという ことで、コートだけ3面。ただ、第1、第2、第3ゴールの距離は正式な距離で行うと。それから、 今姫路委員おっしゃった事前の準備のための使用料をどうするのかということであるが、これにつき ましては・・・多分それでよろしいか、事前の準備のための使用時間の利用料とか。 姫路  敏  要するに、日曜日にいわゆるゲートボールの大会をするということになって、では雨 降っても何にしてもここであればできるからということで決定されるではないか。ということになれ ば、前の日に来てちょっと準備だの何だのとすると思うのだ、いろんな意味で。そうすると、そこか ら占有してしまうわけだ、コートそのものを。そうやって考えたときに、ではその占有したときから の値段を全部これ1時間当たり掛けることの何ぼで決めるのか。それでいいのか。 商工観光課長 それでは、観光交流室の副参事に答弁いたさせる。 観光交流室副参事 条例のほうにも備考のほうに書いてあるが、利用時間に係る準備、片づけの時間 も含まれるものとするということで書いてあるが、あくまでも利用できる時間ということなので、夜 間9時から朝の9時までは入っていない。 山田  勉  スポーツ以外の関係でも3,000というのはほかと全然額が違うのだが、先ほど以外 はバドミントンと言うけれども、バドミントンそんなに場所とる、3,000円も。 (何事か呼ぶ者あり) 商工観光課長 先ほどは、以外のスポーツということでお話をしたが、一番下のスポーツ以外につき ましては、例えば中で何か展示品をして物販をするとか、それから何かイベント的に使うとかいうこ とで料金が少しお高くなっている。ただし、この条例後規則を制定するので、公共性のあるもの、そ れから地元住民の福祉厚生に使うものにつきましては、減免措置を講じたいというふうに考えている。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  ちょっと利用したことがないというかでちょっと仕組みがわからないのでお伺いする が、私が例えばテニスをすると。それで、借りたいと。その場合、この使用料とその使用したいとい う申し込みとかはどの場所に行ってお金を払ったり手続するのか。 商工観光課長 当然この多目的広場につきましては、指定管理者である株式会社まほろば様が管理す るので、そちらのほうに申し込みをお願いしとうございます。朝日みどりの里だ。 相馬 エイ  そうすると、朝日みどりの里のあの事務所にということか。 商工観光課長 はい、事務所である。 小杉 和也  この備考のところの料金を徴収する場合は3倍と、営業の目的で利用する場合は3倍 と、両方とも兼ねるような場合が想定されたときの倍率は。 商工観光課長 兼ねる場合であっても3倍ということで。 (「3倍以上にはならぬということですか」と呼ぶ者あり) 商工観光課長 ならないということだ。 小杉 和也  それから、この備考の3の市外の者が利用する場合とあるのだが、これは申請者が市 内の場合であればこの正規の値段なのか。その辺のところどうか。1人の人が市内の人申請したのだ けれども、大部分が市外だったとか、そういう場合の想定はいかがか。 商工観光課長 では、担当の副参事から答弁いたさせる。 観光交流室副参事 3番の市外の者が利用する場合1.5倍ということだが、事前に管理者のまほろば のほうと協議してまいった。10人のうち1人の方が市内の人でチームで申請するという場合も考え られる。ただ、そのときに10人全員が市内の者か確認して1.5倍取るよということが果たして現実 的かどうかということで協議して、代表者があくまでも市内の人であれば市内の料金で適用しようと いうふうに協議してまいった。 (「了解しました」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第67号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第68号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当       課長(農林水産課長 瀬賀 功君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 農林水産課長 次に、議第68号である。村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてで ある。本案につきましては、県営圃場整備事業荒川第3地区工事で創設した中倉農村公園用地をゲー トボール場や集落行事等の使用に供するための整備工事が今年度完成しので、中倉農村公園を追加し ようというものである。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第68号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長       (都市整備課長 船山三喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第69号 村上市公園条例の一部を改正する条例制定についてである。 本案は、山北地区の北中芭蕉公園を本条例に追加しようというものである。当公園につきましては、 これまで地元住民で組織する奥の細道歩む会が主に地域住民の憩いの場として清掃等管理をしてきた ところであるが、今後は当公園において地域おこしのイベントや交流事業等を行うというふうなこと で広くPRし、地域活性化につなげたいというふうなことで本条例に追加し、あわせて適正な管理を 行うというものである。条例の中身としては、第2表に北中芭蕉公園をという名称と位置を追加する ものである。新旧対照表では102Pにある。以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第69号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第7  議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定についてを議題と       し、担当課長(都市整備課長 船山三喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第70号 村上市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例制定につ いてである。本案は、平成27年度から新潟県におきまして道路占用料を改定するという情報が入っ ている。それに伴って本市におきましても新潟県に準拠して改正をするものである。これまでは県も 市も国に準拠してきたけれども、国が平成26年4月から1年早く改正している。県のほうでもこの 平成27年の4月から改正するというふうなことになったので、それに合わせて市でも改正するもの である。中身としては、条例の別表にあるように、占用物件ごとに占用料を改めるもの、それから新 旧対照表103Pから109Pをごらんになればおわかりなのだが、全体的に占用料が値下げとなってい る。以上だ。 (質 疑) 姫路  敏  これ今までもお祭りなどのときにこれ料金取っていたのか。お祭りだの何だのという そういう占有されるわけだから、市の土地とか道路とかに。 都市整備課長 一時占用的に取っているものもあるということである。詳しいところは室長に。 管理 室長  道路占用料におきましては、通年占用しているものと一時的に占用しているものがあ って、それぞれの期間に応じて占用料を定めている。今委員言われた祭りのようなものだと一時的な ものに当たるので、そういった場合もある。 姫路  敏  だから、それお金取っていたのというの。取っていたのか。 管理 室長  その目的によって免除されるということにもなるので、免除申請されるようなものを 出していただければ無料となっている。 姫路  敏  だから、お祭りにお金取っていたのかと聞いているのだ。簡単な答えではないか。 管理 室長  通常そのようなものについては無料としている。 姫路  敏  あと荒川地区のほうの山本さん、瀬賀さんの後ろの土地が公道になったと思うのだけ れども、あそこにずっと、この前1週間前俺写真撮ってきたもの見せようかと思うのだけれども、は しごずっと置いてあるのだ、そこの公道になったところに、はしごみたいなもの。あれは占有料取っ たほういいよね。そこのうちの人に何回も警告しているのに、はしごずらさなければそこ通られない でしょう、リヤカーでも何でも。何でああいうことしているのかというところだけれども、それは占 有料取ったほういいと思うのだけれども、いかがか。 荒川支所産業建設課長 今姫路委員が言われた用地は、昨年度取得した用地である。取得前に土地の 所有者が利用していた部分、すぐ撤去していただければよろしいのだけれども、速やかにということ でお願いしているところである。まだ現在冬囲いの道具とかは置かれていると思う。今後も雪解けに なったので、冬囲い等撤去されるときに訪問してお願いつもりである。 姫路  敏  あそこのところの土地は公道になって、それでいろいろもめたところだから、公道に なった限りはやっぱりきちんとしないとまたそこでもめごとが発生するということがあるので、そう いうところはやっぱり行政の指導のもとにきちんとこういう占有料できているのだから、しっかりと 伝えてもらいたいと、こういうふうに思うけれども、いかがか。 荒川支所産業建設課長 おっしゃるとおりであるので、努力してまいりたいと思う。 尾形 修平  今回この条例の改正によって昨年までよりどれだけ減収になるのか試算されていると 思うけれども、教えてください。 都市整備課長 新年度予算のところでもあったかと思うが、約去年よりも6割ぐらいになって、4割 ぐらいが減っているような形になろうかと思う。 (「金額出しているの」と呼ぶ者あり) 管理 室長  通年ベースでの見込みであるが、今回の改正によって約27%、647万4,568円とい うふうに想定している。減額である。 姫路  敏  減額されて647万円になるということか。 管理 室長  今度改正によっての平成26年度との比較である。減収分である。 姫路  敏  では、幾らになるのだ。何かわかりにくいのだ、山田さんのその説明が。 管理 室長  平成26年度での見込みというかが約2,380万円を見込んでいて、それが改正によっ て1,740万円と見込んでいる。 都市整備課長 私さっき4割減と言ったけれども、そうすると27%だったので、申しわけない。 〔委員外議員〕 木村 貞雄  この電柱のことでお伺いするけれども、都市整備課長に聞いたほうがいいのか、副市 長のほうがいいかもしれないけれども、これ今ほど値下げというような格好なのだけれども、市では かなり電柱の共架料という金を取られているわけだ。それで、この値下げと一緒に共架料金も下げて もらうように交渉はできないのか。 副 市 長  今の件だけれども、今現在はちょっと交渉はしていないということである。東北電力 なりNTTなり、それらが国がこうなったのでということであるので、私どももそれに準じてどうな るかというような、向こうでも多分下げてくると思うので、それらどうなっているか実態を調査しな がら、もしそういう実態に合わない状況になったら私どもも下げてくれるような交渉はさせていただ く。 木村 貞雄  ぜひとも交渉お願いする。 都市整備課長 木村委員がおっしゃる意味がちょっとあれなのだけれども、共架電線、その他上空に 設ける線類というふうなものも一覧にあるのだけれども、それも6円から1メートルにつき4円に引 き下げになっているので、そういったことでよろしいのか。 木村 貞雄  いや、いや、そういうことでない。ほかの部署でも共架料というものを取られている よね、柱1本にそこにテーブルをセットすれば。それは、逆にこっちのほうから占用料安くするから、 そういう交渉をしてくださいということなのだ。黙っていれば絶対・・・ 都市整備課長 申しわけない。そういったことであれば、先ほど副市長がおっしゃったような形にな ると思う。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第70号につい ては起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第8  議第71号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第14号)のうち経済建設常任委員       会所管分を議題とし、担当課長(農林水産課長 瀬賀 功君、商工観光課長 佐藤憲昭       君、都市整備課長 船山三喜雄君、水道局長 東海林則雄君)から議案の説明を受けた       後、質疑に入る。 歳入 第12款 分担金及び負担金 (説 明) 農林水産課長 10、11Pをごらんください。12款1項1目農林水産業費分担金の1節農業費分担金 の1、農業施設分担金10万8,000円であるけれども、瀬波浜新田の下田堤漏水管改修工事の受益者 分担金として工事費の5%分10万8,000円を計上した。 第14款 国庫支出金 (説 明) 都市整備課長 その下のほうに、同じく11Pなのだが、14款国庫支出金、1項国庫負担金、3目の 災害復旧費国庫負担金だが、災害復旧費の国庫負担金112万8,000円を追加させてもらっている。 これにつきましては、普通河川、山田沢川、これは山北の北中になるが、そこの災害復旧の国庫負担 金が確定となったもので、ここに収入を入れさせていただいたものである。以上だ。 第15款 県支出金 (説 明) 農林水産課長 その下の15款2項5目1の県単農業農村整備事業補助金1,073万4,000円であるが、 皆様にお配りした投資的経費一覧に掲載してある蛇川排水路設計業務委託料外4件の県補助金である。 次に、2の農地面的集積促進事業補助金1,768万6,000円につきましては、事業費が確定したため に補正をお願いするものであって、100%国の事業である。内容につきましては、経営転換協力金と いうことで、0.5ヘクタール以下を貸し付けた場合30万円が出る。18戸で540万円。0.5ヘクター ル以上2ヘクタール以下を貸し付けた場合、52戸で2,600万円、それから2ヘクタール以上貸し付 けた場合は70万円が出る。10戸で700万円。それから、耕作者協力金ということで10アール当た り2万円が出るが、172アールで34万4,000円。それから、地域集積協力金ということで、10アー ル当たり2万8,000円の1,421アールで397万8,000円が出るということで、合計で4,272万3,000 円であって、当初予算額2,503万6,000円を差し引いた額が今回の補正額ということである。2の 林業費補助金、マイナスの381万6,000円である。その中の1の森林病害虫等防除事業補助金、マ イナスの196万6,000円である。請け差及び事業区域の見直しということである。2の民有林造林 事業補助金65万7,000円であるが、補助対象経費の再積算による増ということである。3の森林整 備地域活動支援交付金、マイナス250万7,000円につきましては、事業量の減によるということで ある。その次のページであるが、3節の水産業費補助金、1の農林水産業総合振興事業費補助金であ る。マイナスの200万であるけれども、三面川鮭産漁業協同組合で第1ふ化場の給水設備工事をや りたいということだったのだが、取りやめたいと、取りやめるということで減額したということであ る。 第20款 諸収入 (説 明) 農林水産課長 14、15Pでは、20款6項6目5節農林水産業費、雑入である。1の木材業製材業育 成振興事業交付金50万2,000円であるけれども、これは対象事業量の増ということで増額というこ とで計上した。 歳入について、一括して質疑を行う。 歳入 第12款 分担金及び負担金、第14款 国庫支出金、第15款 県支出金、第20款 諸収入 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。11Pの林業費補助金の1、区域の見直しというご説明があったが、これはど のような見直しだったのか。 農林水産課長 担当の林業の係の係長のほうからご説明する。 林業振興係長 ご説明する。お幕場森林公園内の松くい虫防除予算、歳出の予算にも計上して対応さ せていただいているわけだけれども、一部当初樹幹注入だとか補助対象の事業を予定していたのだけ れども、なかなか最寄りの施設の関係であるとか実施の現地の状況を確認してそれの補助対象の事業 ができないということで、伐倒薫蒸などのいわゆる補助の助成対象にならないような作業に事業内容 を変更したということでの事業料の精算ということで補助金の減額になった次第である。以上だ。 相馬 エイ  次のページの第1次ふ化場の工事というか計画を取りやめたというのは、どのような 理由で取りやめにしたのか。 農林水産課長 実は、これ三面川鮭産漁業協同組合、その第1ふ化場というものは寺尾の下にあるふ 化場である。大体今マスをふ化増殖しているのであるだけれども、当初鮭産漁協のほうで見積もって きた金額がこの市の400万ぐらいだったのだけれども、その半分は県単だから、見積もってきたの だけれども、それが非常にもっとかかると、井戸を掘りかえるような計画であったのであるけれども、 経費がかかり過ぎてとても負担できないということで取りやめさせてくれということで県のほうにも やめますということで取りやめた次第である。 歳出 第4款 衛生費 (説 明) 水道 局長  それでは、水道局所管分について説明させていただく。20、21Pをお願いする。第 4款衛生費、1項1目保健衛生総務費の繰出金である。簡易水道事業の特別会計繰出金を210万円 減額するものである。内容につきましては、簡易水道事業特別会計の補正予算で説明させていただく ので、よろしくお願いする。以上だ。 第5款 労働費 (説 明) 商工観光課長 同じページ一番下になる。5款1項2目の労働施設費、勤労青少年ホームの職員人件 費であるが、これは1月1日付の人事異動による増である。以上だ。 第6款 農林水産業費 (説 明) 農林水産課長 そうしたら、その次に22、23P、6款1項3目農業振興費の19節負担金、補助及 び交付金1,768万7,000円につきましては、今ほど歳入で申し上げたとおりである。次に、4目畜 産業費の負担金、補助及び交付金6万3,000円につきましては、村上牛素牛導入資金の利子補給金 の増になったということであるので、増にさせていただいた。5目農地費の1、農地等経費2,786 万4,000円につきましては、測量設計等委託料及び工事請負費につきましては、先ほど歳入でもご 説明申し上げたように、これだけの地域の事業を今予算計上した。後で申し上げるけれども、これに つきましては繰り越しと、県単であって、県のほうで少し金があるということで、今追加すれば来年 度は確かだということで今追加してこのまま繰り越すということのことであって、後で繰越明許のほ うでもご説明申し上げるが、このものがそのまま繰り越されるということであるので、よろしくお願 いする。それから、2項1目林業総務費の職員人件費につきましては、職員の子供が生まれたという ことで、その関係の増額と。2目林業振興費の1、市行分収造林事業委託料、マイナスの160万 8,000円につきましては、立ち木成立本数の減及び請け差であるし、2の木材業製材業育成振興経費 97万1,000円につきましては、事業量の増ということで先ほど申し上げたとおりである。3の間伐 推進経費613万8,000円につきましては、作業路開設延長が延びたことなどによる増である。4の 森林整備地域活動支援交付金、マイナスの334万3,000円につきましては、主に減になったものに つきましては施業集約化対象森林の変更による作業路改良箇所の見送りによるものということである。 次に、3項1目水産業総務費の県農林水産業総合振興事業費補助金、先ほど申し上げた減の200万 円につきましては、丸々トンネルのマイナスということである。2目水産業振興費の1、イヨボヤ会 館経費の土地購入費239万6,000円につきましては、このたび全部土地会計から土地開発公社から の買い戻しということで、これも鮭公園用地を土地開発公社で先行取得していたということであって、 その買い戻しということで計上した。 第7款 商工費 (説 明) 商工観光課長 7款1項6目観光費である。24P、25Pをお開きください。同じく観光費、職員人 件費であるが、同じく1月1日付で技能員1名増員されたので、その人件費である。以上だ。 第8款 土木費 (説 明) 都市整備課長 同じページ、その下おりてもらって8款1項1目の土木総務費である。土木総務費の 職員人件費であるが、先ほど11月に人事異動があったというふうなことをお伝え申したが、その関 係で児童手当3万5,000円を減額とさせていただいている。続きまして、2項2目道路維持費のと ころで工事請負金2,200万円を減ということでさせてもらっている。これにつきましては、当初神 林地区の南大平11号線のところで地すべり防止工事として計上していたところ、委託の調査結果、 もう少し検討をする必要があるというふうなことでこの工事を取りやめさせていただいている。それ で、それが主なものとして2,200万円減とさせてもらったものである。同じく3目の道路新設改良 費、1番目の市道整備事業経費におきまして、土地購入費として土地開発基金から買い戻しのため、 これ財政課のほうから既に話があったかと思うが、1億6,205万8,000円を追加させていただいて いる。それから、下相川16号線舗装新設工事に伴う電柱移転等の補償料を見ていたものがあったが、 そういったものが不要となったということで補償費のほうを減額とさせていただいている。同じくそ の下の2、幹線道路整備事業経費であるが、市道桃川牧目線の道路改良の工事委託料、これにつきま してはJRに工事を委託していたけれども、それが確定した。それで、その712万2,000円を委託 料から工事費のほうに組み替えて工事を進めようということでこのたび計上させてもらっている。工 事費のほうをふやしていただいている。これを繰り越しというふうなことでお願いをしたいというこ とである。その下のほうに土地購入費として、布部高南線等の用地買収費も確定したので、37万 3,000円を減額とさせていただいている。それで、行っていいか、繰越明許のほうに。 片野委員長  それもお願いする。 第2表 繰越明許費 (説 明) 農林水産課長 4Pと5Pに戻っていただけるか。4Pになる。第2表、繰越明許である。6番の農 林水産業費、1の農業費、農地等経費である。先ほどから申し上げているように、皆様にお配りした 投資的経費一覧の部分が全て繰り越しになるということであるし、その下段、3の水産業費、漁港施 設整備経費である。これにつきましては、桑川漁港の防潮施設工事等の繰り越しということで計上さ せていただいた。 都市整備課長 その下に土木費の道路橋りょう費、幹線道路整備事業経費として738万9,000円を 繰り越すというふうなことで、先ほど説明申し上げた桃川牧目線のJRの委託分を工事費に置きかえ て、それと請負差額等でまだ残っているものを合わせて新年度への繰り越しをさせていただくという ものである。よろしくお願いする。 片野委員長  これから歳出についての質疑を行うが、お諮りします。款ごとに行ったほうがいいか、 全款で行ったほうがいいか。 (「全款で」と呼ぶ者あり) 片野委員長  それでよろしいか。 (「はい」と呼ぶ者あり) 片野委員長  それでは、質疑は当委員会所管全款について行う。 歳出 第4款 衛生費、第5款 労働費、第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第8款 土木費、 第2表 繰越明許費 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 木村 貞雄  25Pの関係で、今ほど道路対策事業経費の2,200万の減額の話聞いたのだけれども、 そういう見直しするということで新年度予算で測量してやるというそういうあれなのか。 都市整備課長 整備室長のほうからちょっと答弁させる。 整備 室長  先ほど課長のほうからもちょっと説明したが、これ神林支所で行っている事業なのだ が、平成25年度に路肩が崩れてきているからということで調査設計を概略の設計をやって、本年度 工事やる予定でいたのだが、のり尻からの水の量が多いとか路肩の崩れがちょっと少し余計だという ことで再度ボーリング調査して実施設計やらないといけないということで、今年度神林支所ほうで調 査設計をやった。そうしたら、のり面がかなり長いところにある、上にある道路なのだけれども、円 弧すべりのちょっと傾向があって水も多いからということで、当初考えていた工法ではちょっとでき ないということで、これについても億単位のちょっとお金がかかるということで、今年度については 上からの水を防ぐということでオーバーレイの施工をして、一旦まずちょっと様子を見て、これ以上 の動きがあるようであればまた国の交付金とかを利用して進めていかないといけないということで、 今回そのオーバーレイの経費を引いたものについて減額させてもらったものである。 木村 貞雄  もう一点、その下の幹線道路の関係で、桃川牧目線繰越明許になるということなのだ が、終了するのはいつごろのめどにしているか。 整備 室長  今回のその700万ほどの繰越明許については、先ほどの説明あったとおり、JRの 委託工事の分が精算されたことによって、交付金なので今年度で委託できないので工事費に組み替え て次年度で工事を行うということにしているが、来年度につきましてはインターから国道7号までの 間、JRの踏切の拡幅工事とあわせて残り150メートルほど工事残っているのだが、それを来年度 中に完了させたいということで考えている。 相馬 エイ  伺う。25P、市道整備事業経費の土地購入費1億6,200万のっている。うち取得と の関係ということだとは思うのだけれども、他の課との関係で、ちょっと金額が大きいので、件数が 何件・・・箇所か、何カ所分で、一番古いその箇所は昭和何年だったのか。 都市整備課長 一番古いのでいくと昭和59年のものがある。全部で件数といたしては12件になる かと思う。 相馬 エイ  前の23Pの畜産振興経費で6万3,000円出ている。利子補給となっているが、これ は平成26年度の分の一部だと思うのだけれども、平成26年度でこの利子補給は何件で、金額が幾 ら利用されているのか。 農業振興室係長 今の質問にお答えする。今回のこの利子補給事業だが、当初予算40万円組んでい た。実際今回実施された方についてなのだが、件数で6件で、該当の頭数は163頭分になっている。 以上だ。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第71号のうち 当委員会所管分については、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前11時01分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前11時15分) ──────────────────────────────────────────── 日程第9  議第76号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、 担       当課長(下水道課長 中村則彦君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第76号の補正予算案(第3号)について概要説明させていただく。予 算書2Pの第1表をごらんいただきたいと思う。第1款下水道費、第2項下水道建設費の公共下水道 改築更新経費におきまして3,950万円を翌年度への繰り越しをお願いするものである。対象となる 工事につきましては、瀬波第1中継ポンプ場改築更新工事になる。本工事につきましては、日本下水 道事業団に委託して土木建築工事と機械電気設備工事を実施しているものである。ポンプ場は、瀬波 温泉2丁目海岸の海水浴場付近に立地している。脇には宿泊施設が近接する。宿泊施設は、ホテル汐 美荘様である。工事には、屋根の防水工事が含まれているが、宿泊施設の大浴場の真下の工事になる ことから、営業に支障を与えないようにということで、工事の施工方法及び工事時期を打ち合わせし てきたわけであるが、この関係で平成27年度への繰り越しをお願いするものである。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第76号は、起 立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第10  議第77号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、       担当課長(水道局長 東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、説明させていただく。第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の 総額にそれぞれ210万円減額して、総額を6億7,630万円とするものである。内容につきましては、 9、10Pをお願いする。歳出で、1款総務費、1項1目一般管理費で消費税及び地方消費税の本年 度支出予定額が確定したことによって225万円を減額として、2款施設費、1項1目施設建設費で は、例年雪解けに多く見られる漏水復旧に対する経費として時間外勤務手当を15万円増額させてい ただくものである。以上である。よろしくお願いする。 (質 疑) 姫路  敏  消費税どのぐらい年間払っているのか。 水道 局長  済みません、ちょっと数字持ってこなかったので、ちょっと担当係長から説明しても らう。 水道局管理業務室係長 簡易水道事業の消費税につきましては、本年度、あくまでも特別会計という ものは年度支出の現金を支出した分なので、本年確定分とあとは来年度に伴う中間の部分、この2つ を払うということになるので、その年その年で支出額というものは大きな変動があるが、今回につき ましては大体50万程度平成26年度については支出予定というふうなことになる。 姫路  敏  消費税50万なの、この事業は。簡易水道事業として年間の消費税幾ら払うのだと聞 いているのだ。今回がそうだとか前回がそうだなどというのではなくて、簡易水道事業としてどのぐ らい消費税払うのかなと、それを。 水道局管理業務室係長 申告納税というふうな形で、確定申告額としては400万程度簡易水道事業 としては消費税額としてはかかるのだが、支出額としては前の年の還付分、あとはその年の中間の部 分ということで、申告納税額と支出額というものは大きな開きが出るというふうなことになる。 姫路  敏  だから、消費税は幾ら払うのと言っている。前年度幾らだった。そして、ことしは大 体このぐらいになる中のこれだけバックするというそういう。それ言っていることわかるのだよね。 400万払うのか。 水道局管理業務室係長 確定申告額、先ほど申し上げたとおり400万程度ということになる。若干 この一般会計、特別会計の市役所のいわゆる公会計の支出の仕方というものが民間企業さんと若干異 なるものだから、非常に表現紛らわしくて申しわけないのだが。 姫路  敏  水道事業のお客様からいただく、市民のお客様からいただいた分に対しての消費税だ よね。要するに、例えばいろんな何とか負担とかいろいろあるけれども、そういうものではないわけ だよね、これ。それでいいのだね。それで約400万ぐらい年間払っているということでいいのだね。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第77号は、起 立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第11  議第78号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、担当       課長(水道局長 東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、説明させていただく。第2条、収益的収入及び支出の補正で、1款水道事 業費、1項営業費用を50万円増額し、収益的収支の予算を10億298万2,000円とするものである。 内容につきましては、2、3Pをお願いする。1款水道事業費用、1項2目配水及び給水費で、簡易 水道と同様に例年雪解け時に多く見られる漏水復旧に対する経費として時間外勤務手当を50万円増 額させていただくものである。以上である。よろしくお願いする。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第78号は、起 立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第12  議第6号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算を議題とし、担当課長(商工       観光課長 佐藤憲昭君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 議第6号は、蒲萄スキー場特別会計の予算案である。予算書、266P、267Pをまず お開きください。予算の総額は6,800万円。前年度比2,070万の減額である。歳入では、使用料及 び手数料で1,016万円を、繰入金で5,549万9,000円を、諸収入で204万円をそれぞれ計上した。 なお、平成27年度の目標数値の設定であるが、入場者数を8,700人、対前年比600人増、それから スキー事業入場者数2,200人、対前年度比700人増、それから売り上げ目標としては1,250万円、 前年比150万円の増として考えている。それでは、歳出の主なものをご説明申し上げる。268P、 269Pをお開きください。まず、268P、前年度比の比較であるが、先ほど申し上げたように2,070 万円減額している。この主な原因は、平成26年度に圧雪車を購入しているので、このたび平成27 年度においては圧雪車の購入分が要らないということで主な原因で2,070万円減額になった。それ では、269Pであるが、1の蒲萄スキー場一般経費であるけれども、これが合計で95万2,000円、 平成26年度の予算が122万6,000円であった。これは、減額の主な理由はスキー場活性化等の提案 書の作成費等が減額したものである。それから、2の蒲萄スキー場運営経費である。この中で一番下 から2つ目あるが、工事請負費があるが、この内容であるが、第2リフトの修繕工事、これが1,300 万ほど、それから握索機の修繕工事270万ほどある。それから、山麓トイレの改修工事1,180万程 度、それから人工芝の施設工事120万円ほどである。それから、その下、機械器具の購入費である が、救急搬出用のボードを1基購入したいと考えている。以上だ。 (質 疑) 姫路  敏  土地代金、これ去年より減っているのかな、272万円というのは。 商工観光課長 平成26年度の予算が274万4,000円であって、2万4,000円ほど減額になっている。 これは、看板2カ所の撤去に伴う土地代金不要になった部分である。 姫路  敏  何か蒲萄スキー場を今後やっていくときに、いわゆる皆さんでの共有地の値段につい て見れば、今後下げてもいいと、蒲萄の土地としての部分はと。個々について見れば、ちょっと何と も言えないけれどもという話があったよね。それがどういうふうに実行されるのか、しないのか、こ の辺だよね。 商工観光課長 平成25年6月21日だったと思うのだが、経済建設常任委員会で一応会長からその 共有地48万円分は減額しても結構だよと、構わないよというふうな返事があったというふうには聞 いている。当課として、この対応について蒲萄区等と具体的な協議というか、協議に入ったわけでは ないのだが、平成27年度の方針としては、土地借地料については変更しないと。なぜしないのかと いうと、実は蒲萄スキー場の休止に至った原因につきましては、市の施設管理の不行き届きから中止 に至ったということがまず1点であるし、それから蒲萄スキー場活性化のために蒲萄区の皆様方はか なりご尽力いただいて、フェアの活動とかご支援をいただいているわけである。なおかつ学校事業に 対して、学校生徒の昼食場の会場として無料で公民館の提供を行っていただいているということを鑑 みると、やはり減額をすべきではないのではなかろうかという結論になっている。また、フェアの後 蒲萄区の方々と懇親を持ったわけだが、その際、人口減少に悩む集落であるし、空き家もかなり多く ある。そこで、スキー場と絡めて蒲萄区の活性をどうしたらいいのかということで、若い人たち等中 心になって議論を重ねて、今後蒲萄スキー場の活性化策とあわせて検討してまいりたいということで 意思疎通図ったわけであるが、そのやはり資金としても共有地の借地料についてはそのままがよろし いのではなかろうかというふうな結論に至ったわけである。どうかご理解をいただきたいと思う。 姫路  敏  わかった。それで、小学生とか小中学生の利用関係、これは学校教育にもなってくる のでしょうけれども、とりあえずこの会計の中ではどんな位置づけで見ているのか。そしてまた、そ れにかわってこの売り上げの増にどういうふうに貢献させていきたいのかという部分ちょっとお聞か せ願えるか。 商工観光課長 まず、位置づけであるが、蒲萄スキー場、市内の唯一のスキー場であるので、その蒲 萄スキー場でスキーをすることによって郷土愛を助長していただきたいということがまず1点。それ から、運営のほうであるが、当然ながら蒲萄スキー場の教室については料金はいただいていない。で あるが、たしか先般の商工会ニュースに載っていたと思うのだが、瀬波小学校のある子供が非常に楽 しくて、その翌週親御さんと一緒になってスキー場に来て5回ほどリフトに乗って楽しかったと、ま た来年も来たいという記事が載っていた。そういうことで、リピーターの、大きくなってからもリピ ーターの向上に努めていきたいということである。ちなみに、平成26年度の学校スキー場の実績で あるが、合計で15校49回、人数にして、延べ人数だが、2,656人ほどおいでになった。平成27年 度の予定だが、1校ふえて、1校ふえたというか、2校ふえるのであるが、村上小学校と砂山小学校 がふえるわけであるが、ただ平林小学校様がスキーパイロット事業の終了ということで、今のところ 申し込みがないということで、16校52回を計画している。 姫路  敏  蒲萄スキー場は、数年前にいろいろと問題があって、そしてまた再開に向けて地元の 人も一生懸命になってやって今に至っているのでしょうけれども、方向性としてみれば、学校の教育 も含めて、子供たちのいわゆるスキー場としてのその価値観も教育面でも行うということで今動いて いる部分が多々、また今年度もそういう形で動くのだろうし、私はもうちょっとお金を突っ込んでも いいから、変な話突っ込んでいいからと私は思うのだ。もうちょっと小中学生に教育委員会ともお話 しして広く、もっと広く使えるようにすれば非常に活性化になると思うのだ。だから、そういう形の 中で蒲萄の方々が交わっていければここで一つ成果が出てくるような気がするのだけれども、その辺 いかがか。 商工観光課長 大変ありがたいご意見であるので、検討させていただきたいと思う。なお、10年ぶ りに平成26年度におきましては1万人を超えたので、これも議員皆様方のご理解とご尽力のおかげ と思っている。ありがとうございました。 〔委員外議員〕 小杉 和也  先ほど入場者とか前向きなプラス数字並んでいたけれども、今シーズンの入り込みが 1万人超えたということだけれども、その辺のところの数字はまだ把握できていないので、この予算 組みのときに例えばその増の見通しというのか、その辺のところの積算的な根拠的なことというのは どんなふうにして判断してあれなのか。予算にちょっと反映してくるのかなと思うので、その見込み 人数というのは。 商工観光課長 残念ながら予算編成した段階でその実績については3月8日までの実績であったので、 予算には反映はしていないが、このプラスの方向についての方向性は何ら変わっていないわけである ので、十分今回の平成26年の実績を平成27年度のほうに反映していきたいというふうに思ってい る。 小杉 和也  いや、いや、そうではなくて。増の見込みでこの予算組みしているわけではないか、 入り込みがふえるというその増の見込みで。その増の見込みというのはどこから来るのかというよう なことを聞きたかった。平成25年度シーズンの実績とか方向性とかなのかということなのだ。 商工観光課長 大変失礼した。平成25年度の実績によって見込みを立てている。 小杉 和也  増の見込みを立てていったということ。 商工観光課長 そうである。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第6号は、起立 全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第13  議第10号 平成27年度村上市下水道事業特別会計予算を議題とし、担当課長(下水       道課長 中村則彦君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第10号の平成27年度村上市下水道事業特別会計予算について、その 概要を説明させていただく。予算書は359Pになる。第1条で歳入歳出の総額を49億8,600万円と 定めさせていただいた。平成27年度予算総額は、昨年度より11.4%、5億990万の増である。引き 続き、歳入歳出の主な内容につきまして説明書によりご説明申し上げる。367、368Pをごらんいた だきたいと思う。初めに、歳入である。第1款1項1目の都市計画下水道負担金である。現年度分と して6,000万円を、滞納繰越分として300万円を計上させていただいた。現年度分の受益者負担金 の内訳につきましては、村上地区5,100万円、荒川地区900万円になっている。第2款1項1目下 水道使用料になる。現年度分6億2,100万円、滞納繰越分として300万円を計上した。第3款1項 1目下水道事業費国庫補助金である。下水道事業費国庫補助金の5億3,900万につきましては、主 に村上地区で整備を進めている下水道の環境整備と長寿命化計画に基づく改築更新などの対象となる 交付金であって、社会資本整備交付金事業になる、社会整備事業の交付金になる。第4款1項1目一 般会計繰入金である。繰入金につきましては、下水道事業分として19億4,059万2,000円を計上し た。369P、370Pをお開きいただきたいと思う。7款1項の1目下水道事業債である。公共下水道 建設に伴う事業債として、公共下水道債と特例分、資本費平準化債、借換債合わせて17億7,820万 円を計上させていただいている。次に、歳出についてご説明させていただくので、371P、372Pを お開きいただきたいと思う。第1款1項の1目総務管理費である。説明欄をごらんいただきたいと思 う。1の公共下水道事業総務管理費になるが、これは庶務的な経費であって、3,548万5,000円を計 上した。2の下水道事業排水設備等整備資金預託金につきましては、下水道に接続するための宅地内 の排水設備などの工事に関しての貸し付けの預託金であって、継続分を12件、新規分を10件とし て600万円を見込んでいる。3の公共下水道事業職員人件費につきましては、総務管理職員9名の 人件費になっている。1項2目の施設管理費である。この施設管理につきましては、浄化センターや ポンプ場、マンホールポンプなどの各種処理施設の維持管理費になる。額の多いものについて説明さ せていただく。1の公共下水道事業の施設維持管理経費であって、需用費の消耗品費240万円につ きましては、浄化センターで使用する薬剤等の購入費になる。 (何事か呼ぶ者あり) 下水道課長  失礼した。2,400万である。光熱水費の1億1,330万円につきましては、同じく浄化 センターやポンプ場などの電気料、水道料である。修繕料1,060万円であるが、これは同じく浄化 センターなどの下水道施設の機械、機器の修繕費を計上していて、内訳として計画修繕が8件、267 万円、不時修繕が793万円になっている。次に、廃棄物処理手数料である。1,200万円につきまして は、新年度から供用する下水の汚泥の新ごみ処理場での処分手数料になる。次のページの373、374 Pをごらんいただきたいと思う。委託料であるが、説明欄の上段から2項目めである。施設維持保全 業務委託料3億1,127万5,000円につきましては、各浄化センターやポンプ場、マンホールポンプ の運転管理の維持管理業務委託料になる。次の汚泥等収集運搬・処分業務委託料につきましては、 7,610万4,000円を計上いたしている。これにつきましては、各浄化センターから発生する下水汚泥 の処分場までの運搬と産業廃棄物処分料になる。工事請負費5,406万円であるが、これにつきまし ては浄化センターやポンプ場などの下水道施設の修繕的な工事であって、老朽化に伴うポンプの交換、 オーバーホールなど20件の工事費を計上いたしている。内容につきましては、浄化センターの電気、 計装設備、機械設備などが多く、16件であって、4,553万円、マンホールポンプ等のオーバーホー ルなどが4件853万円である。次に、2項1目の下水道建設費について説明させていただく。これ についての説明欄をごらんいただきたいと思う。1、公共下水道建設経費である。これは、主に下水 道の管渠整備に伴う経費であって、中ほどの測量設計等委託料1億720万円につきましては、管渠 の実施設計8.3キロ、ボーリングなどの地質調査6カ所のほか水準測量、設計書作成業務委託料等を 計上した。実施設計の委託場所につきましては、主に山辺里大橋通りである、コメリさんの近くのと ころであるけれども。そこと、国道7号沿線の神林境までを行いたいと思っている。工事請負費9億 5,300万であるが、これにつきましては公共下水道の村上処理区と特定環境保全、通称特環と呼ぶけ れども、この朝日地区の管渠布設工事費に伴う経費を計上いたしている。初めに、村上地区の管渠の 整備区域であるが、国道7号より西側の駅寄りの市街地のほうでは、朝日寄り、門前川寄りでは、北 線沿いで上片町、石原、堀片、神林寄りのほうでは羽黒口羽黒町等の整備を行って、これらの工事に よって平成27年度で国道7号より西側の市街地側はほぼ完成する見込みとしている。そして、国道 より東側であるが、来年度は国道7号を横断して坪根、仲間町の整備に新規に着手したいと考えてい る。これらの工事による汚水管渠の全体の布設延長は、来年度で6キロメートルである。面積的には 26ヘクタールの処理区域を拡大する予定にしている。なお、工事箇所につきましては、配付させて いただいた投資的経費一覧表に記載させていただいている。そして、図面であるが、委員会室入り口 の左側のほうに国道7号沿線と東側の工事区域の予定年度を記載した図面を掲載しているので、後ほ ど見ていただきたいと思う。このほかに朝日地区において、猿沢集落、これ杏園さん付近であるが、 そこで流下能力が不足している排水区域におきましてバイパス管の設置工事490メートル、そして 四日市、小川集落内で山辺里地区の農業集落排水の朝日処理区への統合に伴って圧送管の布設350 メートルを予定している。説明欄の2の公共下水道改築更新経費である。これにつきましては、ポン プ場や管渠などの改築や更新に伴う経費であって、測量設計等委託料5,550万円につきましては、 浄化センターの、村上浄化センターである、耐震補強実施設計。そして、村上処理区の管渠の耐震の 調査。それと、府屋地内であるが、橋梁添架の老朽化に伴って圧送管の改築更新のための設計委託費 を計上いたしている。工事委託料の1億4,700万であるが、これにつきましては施設の長寿命化計 画に基づいての改築更新と耐震補強工事の委託料になる。平成26年度、27年度、2カ年で現在瀬波 第1中継ポンプ場、これ汐美荘様脇のポンプ場である。この工事を進めているが、平成27年度、新 年度からは新たに瀬波の第2中継ポンプ場、これは浜新田地内であって、龍泉様の近くである。この 第2中継ポンプ場につきましても、日本下水道事業団に委託して2カ年での改築更新工事と耐震補強 工事を行うものである。委託料につきましては、平成27年度分の第1中継ポンプ場と第2中継ポン プ場の合計額を計上している。本件につきましては、362Pで第2表、債務負担で再度説明させてい ただく。次に、工事請負費の7,920万円であるが、これにつきましては瀬波1号幹線。これは、瀬 波病院脇の浜新田から瀬波温泉を抜ける保安林に埋設する圧送管であって、この更新工事と同じく汐 美荘の脇に布設されている圧送管の老朽化に伴う布設替えを考えている。それと、山北、朝日地内の 国道7号の改良工事で支障になる下水道管の移設工事と老朽化したマンホールぶたの交換工事等もこ こで計上いたしている。公共下水道建設事業職員人件費につきましては、建設職員7名の人件費であ る。375P、376Pをごらんいただきたいと思う。第2款1項公債費である。1目元金、2目利子で あって、23節の元金、利子につきましては、起債の元金償還分21億3,604万5,000円と利子の償還 分5億9,278万円である。次に、362Pにお戻りいただきたいと思う。第2表の債務負担行為である。 上段の瀬波第2中継ポンプ場の工事委託であるが、これにつきましては平成27年度、28年度2カ年 で継続して工事を実施するために債務負担行為をお願いするものである。また、その下の下水道の汚 泥収集運搬及び処分委託料につきましては、各浄化センターから発生する下水汚泥の処分場までの運 搬と産業廃棄物処理費につきまして債務負担をお願いするものである。この業務につきましては、い ずれも平成28年度、来年度4月1日から業務開始される関係があって、平成27年度中に業者選定 を行う必要があるものであるから、毎年この債務負担をお願いしているものである。次に、363P、 3表、地方債であるが、地方自治法の規定によって、起債の目的は下水道事業のため借入金額と借り 入れ方法及び利率を定めている。以上で説明を終わらせていただく。よろしくお願いする。 (質 疑) 姫路  敏  ちょっと教えてもらたいのだけれども、370Pの借換債、資本費平準化債ということ で借りかえるわけだ、これ。借りかえるために、いわゆる市中銀行などから借りて、それで利息の安 いところを目がけて借りかえていこうということだよね。この1億3,870万円のお金は、この支出 の部分のどこに来ているのかなとわからないのだけれども。176Pの公債費の支出のどこに出てくる。 下水道課長  これは、借換債につきましては、資本費平準化債であって、この借りかえのその期限 というものは最長で20年である。20年なのだけれども、10年間で毎月その20分の1をお支払いし て、最後の10年目に一括して残りの分半分をお支払いするわけだけれども、そのお支払いする際に なおもう一度10年分市中銀行から借り入れを起こして、そしてその借り入れでもって払うという非 常に複雑なやり方である。歳出の分につきましては、376Pのほうのこちらのほうのここのほうの資 本費平準化債のほうに入っている。 姫路  敏  どこか、それ。5,361万。 下水道課長  平準化債償還金の5億8,297万、こちらのほうに入っている、含まれている。 姫路  敏  これ、383P見ていただけるか。そこに本年度の償還見込額の金額がそれそのままの っているわけだ、5億8,297万円と。これは、資本費平準化債ということで、これでいいのだろう けれども、あと公共下水道事業債がまた15億4,455万円ということで、それを償還見込額でついて いるのだけれども、借りた金が借りかえされているということで、借りる金がそのまま支出に出てこ ないとこれおかしい。例えば借りた金でものしようというのならここに出てこなくてもいいわけだ。 借りた金をそのまま返そうというのであれば、借りた金がそのままここのところの支出のところに出 てきて返されるということではないとおかしいのではないか、会計そのものが。 下水道課長  借りた金・・・借りる金。 姫路  敏  もう一回ちゃんと説明する。私が間違っているのかわからない。370Pに1億3,870 万円借りかえるために借りると。そうすれば、その借りかえるために借りた金は公債費のほうにどん と同じ金額で出てこないとおかしいでしょうということを言うわけ、何かにものに使うために借りた わけではないのだから。 下水道課長  その額が2の資本費平準化債の償還のほうにこちらのほうに含まれて5億8,297万 というふうな形になっている。以前のものも含まれている。入で借りたものも入っているし、以前の ものも入っているという合体されているような形。 (「5億の中に入っている」と呼ぶ者あり) 下水道課長  はい、そこに。 姫路  敏  ということは、5億8,297万円の中にこの1億3,870万円が入っているということ ね。それを分けないとわからない、これ。借りた金がどこ行ったのかわからないのでは・・・それで、 そのほかの・・・ (「委員長」と呼ぶ者あり) 姫路  敏  そうしたら、それ分けた上で、そのほかの部分の平準化債というものはどういう項目 でそれが減るのかということを教えてもらえるか。 下水道課長  1回に分類すると、平準化債の借りかえの部分が1億3,870万であって、それ以外 の通常の分が4億4,427万である。合計で今ここに記載されている金額になっている。 姫路  敏  ちゃんと借りた金の分をここにきちんとのせて、そしてこれを償還終わらせるという ことにちゃんと書いておいたほうがいい。わかりやすい。あと平準化債で減っていくのはこれだけと いうのがわかるわけだ、まず。そういうことだよね。だから、そうすればこの383Pの資本費平準化 債というものは、まだ前年度末というか、今年度終わっても53億8,600万円残るということではな い。それでいいわけだよね。そういうふうに今後書いてもらえるか。 下水道課長  こちらの説明欄のところをもう少しわかりやすく工夫させてもらいたいと思う。 姫路  敏  もう一つ、376Pの一時借入金に利子というところあるではないか、300万。これ何 だ、一時借り入れて、その利息が300万とのっているけれども。 下水道課長  これにつきましては、うちのほうの私どものほうで支出、工事に伴う支出等あるけれ ども、財源が不足するような場合は一時借り入れを起こさなくてはならないものだから、その分の利 息、ここで運用上の借り入れの利息を計上している。これは、会計課のほうと協議して毎年借り入れ 限度額を定めていて、その分の利子をここに計上させている。 姫路  敏  そうすれば、よし、何かあって運営上金足りない、ちょっと銀行から引っ張ってこよ うといったときに、それは、ではそのときは利息はここから出していくから要らないということ。 下水道課長  私ども補助金が入ってくれば、当然その補助金で払えるわけだけれども、入ってこな い間一時期立てかえしなくてはならないという部分がある。その分をこの利息から補填。ほとんどな いけれども、何年かに1回それが発生する場合もある。 尾形 修平  372Pの先ほど私のほう聞き漏らしたのかもしれないけれども、一番下、産業廃棄物 処理手数料1,200万、あとその次のページの汚泥等収集運搬・処分業務委託料。これは、新ごみ処 理場に運ぶというようなふうにさっき聞いたのだけれども、それでいいのか。 下水道課長  全部全量新ごみ処理場に運ぶのではなくて、新ごみ処理場に運ぶのが・・・ちょっと お待ちください、今出す。新ごみ処理場のほうに1,000トン運ぶ。そのほかに市内の民間の処分場 に1,400トン、それと市外のほうに756トン、合計で3,156トンがあるけれども、手数料として処 分費用をお支払いするのはこの新ごみ処理場のほうの1,000トンのみである。残りは委託費の中に 委託料として処分料が入っている。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午後0時01分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午後1時10分) 姫路  敏  374Pの鶴岡市公共下水道管理費負担金だけれども、これ伊呉野集落のことにかかわ るものだよね、これ。 下水道課長  この負担金につきましては、伊呉野集落を山形県の鶴岡市の温海処理区のほうに水を 送って、そちらのほうで処理している関係で、その負担金を支払っているものである。 姫路  敏  これは、水道も電話も電気も全部鶴岡だという話聞いたのだけれども、鶴岡のほうの やっぱりこういう場合も負担金は払っていかなくてはいけないわけか、鶴岡のほうの料金払っている わけだから。やっぱり発生するわけか。 下水道課長  下水を普通だと市内の処理場のほうにパイプから流れて浄化しているわけだけれども、 この場合だと鶴岡の浄化センターのほうに運んでいって処理している。その処理費用をお支払いして いるわけである。電気とか水道は、私のところではちょっとわからないのだけれども。 姫路  敏  まあまあわかった。あそこ全部鶴岡なのだ。私も行ってたまげたのだけれども、避難 センターも一緒なのだ、鼠ヶ関と一緒になっているみたいであれなのだけれども。まあまあわかった。 いい。 山田  勉  滞納繰越分が300万、下水道使用料滞納分、人数的にはどのぐらいで、今後の見通 し教えてもらいたい。 下水道課長  この滞納繰越分につきましては、3カ年の決算状況をちょっと確認して300万とい う数字を予算計上している。人数的には、毎年その状況が変わっていて、一概に何人というふうなこ とはないのだけれども、400人程度はあるかな、300万で400人程度。そんなふうな認識している。 山田  勉  これからもやっぱり当然滞納部分に関しては引き続いてやるわけだよね、これから。 下水道課長  滞納がないように努力しているわけであるけれども、やはり毎年このぐらいの金額は 滞納者が翌年度にお支払いいただく予定にして続いている。 平山  耕  村上地域の下水道工事なのだけれども、いつまでかかるのか。 下水道課長  平成30年度計画している区域の工事を終わらせようというふうなことで整備スケジ ュール組んでいる。今現在国道7号より西側の区域やっているが、もう少しで国道7号、先ほども説 明したけれども、7号の区域から西のほうは終わる。来年度からいよいよ仲間町のほうに入ってきて、 今度は7号沿線、神林境のほうに下って工事を進めていって、平成30年度に終わらせるというふう な工事スケジュールで年次計画を組んで進めていきたいと考えている。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第10号は、起 立多数にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第14  議第11号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計予算を議題とし、担当課長(下       水道課長 中村則彦君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第11号の予算案について説明させていただく。予算書の384Pをお開 きいただきたいと思う。第1条で、歳入歳出の予算総額を11億3,000万円と定めさせていただいた。 昨年度比につきましては、プラス6%、6,420万円の増である。引き続き、歳入歳出の主なものにつ きまして説明書よりご説明する。391P、392Pをお開きしていただきたいと思う。歳入になる。第 1款1項1目の農業集落排水事業分担金である。説明欄をごらんいただきたいと思う。受益者分担金、 現年度分の84万円だが、これにつきましては瀬波地区滝の前集落の受益者分担金を計上させていた だいている。対象世帯は37世帯である。第2款1項使用料である。1目の農業集落排水施設使用料 と3目個別浄化槽施設使用料であるが、現年度分の使用料収入として、1目農業集落排水施設使用料 1億7,484万8,000円と3目個別浄化槽施設使用料96万4,000円を計上させていただいた。第3款 1項の1目農業集落排水事業県補助金である。集落排水事業の県補助金7,274万8,000円につきま しては、瀬波地区滝の前集落の整備に伴う農業集落排水事業費補助金、補助率50%である。3,050 万円と起債償還に伴う県の補助金4,224万8,000円を計上した。第4款1項の1目一般会計繰入金 である。集落排水事業分として5億5,296万7,000円を計上いたしている。393P、394Pをお開き いただきたいと思う。第7款1項の1目集落排水事業債である。集落排水事業債2億9,400万円に つきましては、農業集落排水事業の建設に要する事業債として4,160万円と資本費平準化債2億 5,240万円、同じく借換債1,770万円を計上させていただいている。395P、396Pをお開きいただ きたいと思う。次に、歳出である。第1款1項の1目農業集落排水事業の総務管理費である。説明欄 をごらんいただきたいと思う。農業集落排水事業総務管理経費である。総務管理費は、総務的な経費 になる。2,187万円を計上した。2の集落排水事業排水設備整備資金預託金である。預託金の451万 円につきましては、下水道に接続するための排水設備、個人のお宅の排水設備などの設置に伴う貸し 付け資金の銀行への預託金である。継続分が5件と新規分を10件見て17件分を計上いたしている。 3の集落排水事業職員人件費は、職員4名である。続いて、1項4目の農業集落排水施設管理費であ る。施設管理費は、処理場などの施設の維持管理費になる。説明欄の1である。農業集落排水事業施 設維持管理経費であるが、これも大きいものを説明、金額の大きい額のものを説明するが、光熱水費 5,158万9,000円につきましては、同じく処理場、ポンプ場などの電気料、水道料になる。修繕料 1,140万円につきましては、施設の機械器具等の修繕費を計上いたしている。その内訳につきまして は、計画的な修繕が207件で240万円、不時の修繕費として900万円を計上いたしている。397P、 398Pごらんいただきたいと思う。上段の施設維持保全業務委託料5,800万3,000円につきましては、 処理場17カ所ある。マンホールポンプなどの運転管理費の委託費になる。設備保守点検業務委託料 800万5,000円につきましては、処理場の電気設備、消防設備などの点検業務の委託料になる。汚泥 等収集運搬・処分業務委託料4,462万9,000円につきましては、各処理場から発生する汚泥の搬出、 処分の委託業務になっている。次に、1項6目個別浄化槽の施設管理費である。これにつきましては、 河内の浄化槽の点検及び修繕等の費用を計上していて、設備保守点検業務委託料の107万2,000円 につきましては、小型合併処理浄化槽の保守点検と管理業務に伴う費用である。次に、2項集落排水 建設費である。1目の農業集落排水建設費の説明欄の1、農業集落排水建設事業経費である。これに つきましては、瀬波地区滝の前集落の管渠整備に伴う費用を計上している。工事費7,300万につき ましては、管渠布設の工事費になる。概要を申し上げると、全体延長は滝の前集落1,000メートル であるが、平成26年度、今年度であるが、600メートルの管渠を布設される見込みである。来年度 平成27年度につきましては、残りの400メートルの管渠布設工事とマンホールポンプ1カ所、それ と舗装復旧工事を行って平成27年度に事業を完了させたいと考えている。補助金300万円につきま しては、下水管の工事に必要となります水道管の移設補償費になる。配付させていただいた投資的経 費一覧表にも記載しているので、後ほどごらんいただきたいと思う。説明欄2の集落排水改築更新経 費である。改築更新経費につきましては、老朽化した施設の改築更新に伴う費用になって、工事請負 費、それ70万円につきましては、道路改良などに伴うマンホールのかさ上げ費用を8カ所分計上い たしている。説明欄の3、集落排水改築更新の職員人件費であるが、2名分の人件費を計上させてい ただいている。399P、400Pをごらんいただきたいと思う。第2款1項の公債費である。1目元金、 2目の利子であって、元金及び利子につきましては、起債の元金償還分6億2,036万3,000円と利 子償還分1億6,675万8,000円を計上いたしている。以上で説明を終わる。よろしくお願いする。 (質 疑) 姫路  敏  398Pなのだが、施設維持保全業務委託料とかいろいろ出てくるけれども、マンホー ルの修繕というのがよくこれ出てくる。これどういうことか。マンホールのふたをかえるとか直すと かということか。 下水道課長  市道の場合だとやはりマンホールの部分が下がったとか舗装とのマンホールに段差が できたとかあるいはマンホールががたつきがあるとかこういう場合補修するし、県道も同じようなこ とがある。そのほかに道路改良で例えば県道で舗装を上げるからというようなことでマンホールを上 げざるを得ない場合は、私どものほうの負担でもってその工事に合わせてマンホールを5センチ、 10センチ上げたりなんかする。その費用を計上している。 姫路  敏  マンホールのふたと舗装との状況をよくよく言うと、除雪のときに非常にマンホール のふたが邪魔で、邪魔というか、邪魔なわけではないけれども、ふたなのだからあれだけれども、舗 装よりの路面より上がっていたりすると非常に除雪も危険だし、そういうことでふたがおかしくなっ たり。ですから、よくよく言うのは、舗装とマンホールのというのをしっかりと整備できるような方 法とはないものか。行く行くぼこぼこに舗装しているところにマンホールだけがすとんとあってふた のあたりがちょこっと飛び出ていてかたがっていて、除雪するとそれまたおかしくなると。だから、 その辺のところを下水道の工事の部分だけでないのだろうけれども、市道も含めての舗装工事も含ま れてのことなのでしょうけれども、その辺の考え方というのはどんなものなの。そういうふうにきれ いな舗装というか、できればそういう100%にはいかないにしても、そういうことがやっぱり必要な のでないだろうか。下水道だけ直していくたびにマンホールだけ何だか。下水道のところだけがぼこ ぼこ、ぼこぼことなって何かこんなになってしまってマンホールが。集落、町内行くとよく言うのだ、 それは。もうちょっとちゃんと舗装してくれないかと、終わった後もみたいな話出てくるけれども、 その辺いかがか。 下水道課長  下水道工事の場合は、本管を入れていくと最初仮舗装といってとりあえずは路面を舗 装する。そして、車を往来させて自然沈下を待って1年ぐらい、車を通して1年後ぐらいにその舗装 をはいでもう一回新しい舗装をして路面状況を安定させる。マンホールとも合わせる。しかしながら、 数年たってマンホールは固定されて下がらないのだけれども、周辺の地盤が弱くて沈下する。そうす ると、マンホールが若干高くなるとふうなこういう現象も起きる。そのような場合は、後で道路を逆 に上げるような対策とっていて、除雪の前には点検をして排土板にひっかかって危険なような状態の あるマンホールにつきましては、道路管理者と協議の上、除雪前に補修をしている。なお、今後もそ ういうふうなパトロール等によってマンホールの落差あるところにつきましては道路管理者と協議し ながら安全に努めてまいりたいと思う。 姫路  敏  集落の区長とかそういった方々からそういう話は支所などにも上がってくるでしょう。 何ぼ言っても直らないのだという話がしょっちゅう出てくるのだ。その話いっぱい出てくるのだ。何 ぼ言っても、見には行くけれども、わかったと言うけれども、その後全然進んでいないと。それはわ かったのではないので、わかっていないのだという話がいっぱい出てくるのだ、とにかく。これは、 やっぱり市挙げて何かやらないとまずいのだろうなと思うのだ。だから、考え方が集落の長とよく話 したほうがいいのではないか、そこをいつも使っている、走っているような人たちと。 下水道課長  私どものほうは、そういうふうなお話をいただければ、現地確認して補修するような 形とっているけれども、各産業建設課の課長のほうに話をちょっと答弁させてもらってよろしいか。 荒川支所産業建設課長 私どもの地区では、仮舗装の段階で道路との段差があると、それでいつ直し てくれるのだとかそういう問い合わせはあるけれども、本舗装後の段差で困っているという話は最近 はなかったと思っている。ただ、除雪でひっかけて壊したというのは今季は1回あった。 神林支所産業建設課長 私どもは、先ほど下水道課長がおっしゃったけれども、除雪の前に除雪業者 がみんな路線をパトロールする。それで上がってくるし、私どもの担当のほうも路線を点検して、そ れでひっかかりそうなところは補修している。下水道工事は、もう既に終わって、一時岩石運搬でそ のようなところがあったのだけれども、それも・・・それは集落から来たのではあるが、集落から来 て直したり、こちらからやはり定期的に直したということがある。 朝日支所産業建設課長 朝日地区も下水道の整備は既に終えていて、どちらかといえば道路の状況を 直す、ふたを直すほうなのだが、たまにそういうご意見来たりして道路補修したりする事例あるが、 ちょくちょく出てくるという感じではないと思っている。 山北支所産業建設課長 山北地区におきましても、除雪の前に一応業者に支障になるようなところを ちょっと確認をお願いしているし、あと集落から最近は極端にそういうところがあるという情報は私 受けていないけれども、確かに回ってみると消雪しているところで水がたまるとかそういうところも あるし、平らでないところは多分にあると思うけれども、ことしの冬も除雪でひっかけたとかそうい うことは報告は受けていない。 姫路  敏  はい、わかった。とりあえず集落からさまざま言っても直らないとかそういうことで もあるのかなと。言ってみれば結構あるというのは私実感している。それで、滝の前のほうの工事の 先ほど言った測量設計等委託料で、今年度にというか平成27年度に全部終わるということだけれど も、あそこ何件ぐらい下水道のほうに入り込もうとしているか。 下水道課長  負担金として37件いただいている。 姫路  敏  では、その後つなげるということに関しての意見等の話というのは聞いているか。 下水道課長  私のほう説明会等で3年以内に接続してくださいというお願いはしている。ただ、実 際個々にすぐつなぐとかそれではつなげないとか、そういうふうなご意見は今のところ伺っていない。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第11号は、起 立多数にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第15  議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算を議題とし、担当課長(水       道局長 東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、議第12号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計予算につきまして 説明させていただく。予算書の407Pをお願いする。第1条で、歳入歳出予算の総額を9億2,700万 円と定めた。前年比に比べて39.3%、金額で2億6,160万円の増である。主な要因としては、神林 地区の南大平・指合・河内地区簡易水道統合整備事業で2億531万円の増、蒲萄地区簡易水道統合 整備事業で3,460万円の増によるものである。2条では、地方債の借り入れ限度額を定めている。 内容は、410Pに記載しているが、簡易水道統合整備事業と建設改良費に充当するための起債であり、 限度額を4億2,240万円とし、借り入れ方法につきましては410Pに記載のとおりである。続きまし て、歳入歳出の主なものを説明させていただく。414、415Pをお願いする。初めに、歳入である。 第1款1項1目工事請負費780万円は、消火栓の新設1基、修繕10基の工事予定に伴う負担金であ る。2款1項1目水道使用料は、現年度分として1億9,285万5,000円を計上した。3款1項1目 簡易水道事業国庫補助金1億577万1,000円は、蒲萄地区及び南大平・指合・河内地区の簡易水道 統合整備事業の補助金である。4款1項1目一般会計繰入金1億8,838万4,000円は、交付税に算 入される地方債元利償還金の50%相当分1億885万円と収入不足の補填分として7,953万4,000円 をお願いするものである。416、417Pをお願いする。7款1項1目簡易水道事業債4億2,240万円 につきましては、蒲萄地区及び南大平・指合・河内地区簡易水道統合整備事業と配水管建設及び改良 事業に伴い借り入れるものである。続きまして、歳出である。418、419Pをお願いする。第1款1 項1目一般管理費である。11節需用費401万円は、検定期間が満了したメーターの取りかえに係る メーター経費及び取りかえ時の修繕料などである。13節委託料2,435万8,000円は、水質検査及び メーター検針などの委託料である。19節負担金、補助金及び交付金123万2,000円は、収納事務委 託料として上水道会計に支払う負担金等である。27節の公課費253万1,000円につきましては、平 成26年度分の消費税の確定申告税額と平成27年度分消費税の中間申告税額及び自動車重量税であ る。次に、2目の施設管理費は、各地区の簡易水道施設の維持管理費で、11節需用費4,780万 3,000円につきましては、施設の電気料や修繕料などである。13節委託料2,111万2,000円につき ましては、施設の保守点検や維持管理等の費用である。次に、420、421Pをお願いする。2款1項 1目施設建設費である。13節委託料1,510万1,000円は、坪根、府屋地区の配水管改良工事の詳細 設計及び南大平・指合・河内地区簡易水道統合整備事業に伴う用地の測量及び補償算定費用である。 15節工事請負費5億2,748万9,000円は、滝の前、府屋、坪根地内の配水管改良工事、蒲萄地区の 国道7号の推進工事、南大平、指合地区の配水管改良工事等の費用である。19節負担金、補助金及 び交付金847万7,000円は、滝の前及び坪根地内の下水道との共同埋設に係る工事負担金である。 次に、3款1項公債費の2億1,770万2,000円は、起債の償還元金1億6,551万5,000円と借り入 れ分の償還利子5,218万7,000円である。次に、424P以降につきましては、給与費の明細等を記載 している。なお、資料として平成27年度の投資的経費一覧表を本日配付させていただいた。説明は 省略させていただく。以上で説明を終わらせていただく。よろしくお願いする。 (質 疑) 姫路  敏  簡易水道の施設というのは、今南大平とかは上水道にすると。そこを使わなくなると。 いわゆる蒲萄もそうだと。上水道にすると。そうなってくると、どのぐらい施設あるか。 水道 局長  山北地区には14施設ある。朝日に5地区、村上に2地区、神林に2地区である。 姫路  敏  山北は何。 片野委員長  最初からお願いする。 水道 局長  山北で14地区である。 姫路  敏  14。もっと大きな声でぴしっと、こう。 水道 局長  済みません。朝日は5地区ある。村上は2地区ある。神林も2地区ある。荒川はない。 以上だ。 姫路  敏  では、これはそうすると神林は残ったのが2地区あるということでよろしいよね。今 の南大平、河内地区のものは抜けての話だよね。 水道 局長  南大平、河内地区を入れてであるので、今回整備が終わると2地区はなくなる。 姫路  敏  そうすると、南大平、河内地区まで上水道が伸ばせるということであれば、もう一つ はどこか、神林であれば。 水道 局長  神林は、指合と南大平合わせて1地区であるので・・・ 姫路  敏  なくなるということ。 水道 局長  はい、全部なくなる。 姫路  敏  村上のほう2地区となっているけれども、これは羽下ヶ渕とかあと山辺里のほうか。 水道 局長  はい、そのとおりである。 姫路  敏  それも統合できないものか。技術的にどういうものか。 水道 局長  下渡、羽下ヶ渕、滝の前と上海府につきましては合併後簡水で、本来は瀬波地区とい うことで下渡、羽下ヶ渕と別になっていたのだけれども、下渡は下渡の井戸、羽下ヶ渕は羽下ヶ渕の 井戸というようなばらばらになっていたのだけれども、それを統合して瀬波上海府地区簡易水道とい うことにして事業を起こしていたので、今のところは上水道に統合するというような計画はない。 姫路  敏  だから、今のところはそういう計画ないことは重々承知している。それもしなくして 上水道に連結できないか、技術的にどうなのだろうということを聞いているわけだ。 水道 局長  技術的には可能かとは思うけれども、上水を向こうに持っていくためには三面川の大 きな川を水管橋で渡していくような形になるし、河川協議、県道の協議等含めながら関係機関と協議 を進めていかないとできるかできないというところまではちょっと今即答できないが、もしそうする ことであれば瀬波のほうから瀬波橋を渡って向こうに行くというようなことを考えることもできる。 姫路  敏  わかった。上水道に連結してやれば会計も1つになるし、施設管理というのもまずポ ンプだけの話になってくるからいけるなと思って、飲み水は送ってやるほうだから、吸い込みないか ら。わかった。 尾形 修平  419P、一般管理経費の中で、さっき下水道でも出てきたのだけれども、過誤納還付 金とあるね。これちょっと説明してもらえるか。 水道 局長  年度をまたぐときの還付金なので、詳細について管理の担当のほうから説明してもら う。 水道局管理業務室副参事 過誤納還付金につきましては、会計年度は3月だけれども、5月まで出納 整理期間がある。そこを過ぎてからの過年度分の還付だとか、また減免とかでもお金を払わなければ ならないような場合、そのようなときに現年からお支払いも会計が閉まっている関係上こういった項 目を設けて支払いしている。 尾形 修平  下水道であれば8万、こっちの簡水であれば今7万5,000円。毎年そのぐらいの金 額が発生するということなのか。 水道局管理業務室副参事 例年同様の金額を計上させていただいているが、ほとんど支払いは少額で ある。 姫路  敏  簡易水道の施設なのだけれども、急速ろ過と緩速ろ過というふうな形で施設というの は2つの方法があるのだけれども、村上市の場合はどちらでやっているか。 水道 局長  簡水の急速ろ過については、山北のほうで2地区あるし、あとは原水引いて砂ろ過等 の緩速ろ過でやっているので、急速ろ過は山北に2カ所ほどある。 姫路  敏  では、そうすればみんな緩速、ほとんどが緩速ろ過ということでいいの。 水道 局長  はい、さようである。 姫路  敏  わかった。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第12号は、起 立多数にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第16  議第13号 平成27年度村上市上水道事業会計予算を議題とし、担当課長(水道局長       東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、説明させていただく。予算書の430Pをお願いする。第2条では、給水戸 数、年間給水量等の業務の予定量を定め、第3条では収益的収入及び支出の予定額を定めている。第 1款水道事業収益では11億3,027万1,000円、水道事業費用では10億5,403万4,000円を計上し、 利益は7,623万円を見込んでいる。続きまして、予算の概要について説明させていただく。441P、 442Pをお願いする。収益的収入及び支出は、施設の運転管理などの水道事業の運営経費と財源内訳 を示すものである。最初に、収入についてである。第1款1項1目給水収益は、水道の料金収入であ り、9億6,350万1,000円を見込んでいる。2目受託工事収益では、消火栓の新設、修繕などの一 般会計負担分として1,840万円を計上した。3目その他営業収益の2,545万6,000円につきまして は、主に下水道使用料等収納事務委託負担金及び雑収入として村上、朝日地区の上水施設管理業務委 託費の簡易水道事業負担分の収入である。2項2目長期前受金戻入1億2,071万6,000円につきま しては、固定資産の取得等に伴い交付される補助金、負担金等につきまして、長期前受金として減価 償却分を収益化する戻し入れ額である。次に、443P、444Pをお願いする。支出についてである。 第1款1項1目原水及び浄水費1億2,738万8,000円は、上水施設の管理、電気保安業務、滅菌器 の保守点検等の業務及び水質検査、施設の修繕、浄水場等の動力費である。2目配水及び給水費1億 1,544万円につきましては、職員4人分の人件費のほか、給水関係の維持経費及び水道施設の緊急修 繕の待機料、検定期間満了メーター等の取りかえ費用である。445、446Pをお願いする。4目総係 費1億4,857万9,000円につきましては、12人分の人件費などの事務経費である。447、448Pをお 願いする。6目資産減耗費3,700万円につきましては、配水管改良工事による除却費と荒川地区配 水池の撤去工事費である。続きまして、449、450Pをお願いする。2項1目営業外費用で、支払利 息及び企業債取扱諸費の企業債償還利息1億869万7,000円につきましては、財務省財政融資資金、 公営企業金融公庫及び平成26年度の借り入れ分である。続きまして、451、452Pをお願いする。資 本的収入及び支出は、施設の建設、整備に係る費用と財源内訳を示したものである。最初に、収入に ついてである。第1款1項1目企業債3億2,200万円につきましては、村上、荒川地区の拡張事業 にかかわる工事費、委託費に充当するもので、工事費等の95%を見込んでいる。2項1目工事補償 金5,682万円につきましては、下水道工事及び配水路工事に伴う配水管改良工事の補償金である。 次に、453、454Pをお願いする。支出についてである。第1款1項1目拡張事業費3億6,672万円 は、荒川第3次拡張と村上4次拡張に係る事業費で、給与等は職員1人分の人件費である。委託料 2,630万円は、荒川3次拡張事業での浄水場の基本設計委託及び村上4次拡張での地質調査及び建築、 電気工事、施設管理委託である。工事費3億3,240万円につきましては、荒川3次拡張の第2配水 池の築造とそれに伴う場内配管工事及び村上の4次拡張の愛宕山の上からふもとの市道交差点までの 配水管改良工事及び南町地内の増圧ポンプの築造とそれに伴う機械、電気、計装工事等である。2目 建設事業費9,080万円につきましては、金屋地内及び天神岡地内の配水管建設工事である。3目改 良事業費3億8,970万円につきましては、委託料500万円。これは、山辺里地区の上水道統合計画 策定業務委託費である。工事請負費3億5,350万円のうち配水管改良工事につきましては、下水道 工事及び市道改良工事などに伴う工事費である。石綿管改良工事につきましては、瀬波温泉2丁目か ら3丁目地内及び坂町の駅前地内の工事費である。施設改修工事につきましては、朝日地区岩沢浄水 場の送水ポンプ取りかえ工事費である。なお、負担金3,120万円につきましては、公共下水道事業 に伴う工事負担金である。5目固定資産購入費888万7,000円につきましては、2トンの給水トラ ック1台、軽自動車1台及び漏水時の対応するための圧着機などの購入費である。6目リース債務支 払額354万4,000円につきましては、料金収納で使用するパソコンと携帯の検針器の支払い額であ る。455P以降につきましては、予算に関する説明の注記、給与費の明細書、予定損益計算書などを 添付している。なお、簡水と同じように投資的経費の一覧表を配らせていただいた。以上で説明を終 わらせていただく。 (質 疑) 尾形 修平  446Pの一番上段になるのだけれども、水道施設緊急修理待機委託料ということ で・・・いいか。446Pの一番上、待機料に関しては、さっき補正の中でも出てきたけれども、時間 外のやつで、これ当番の管工事屋さんに対する支払いだと思うのだけれども、年間どのぐらいあって、 それでこの1,014万の中には、これ固定費だよね。このほかに例えば材料使ったり何使ったりとな ればまたふえてくるわけだ。ではないのか。 水道 局長  この待機料とあと直したときの経費はまた別個であるので、待機料のほかに修繕料と いうことになる。 尾形 修平  年間これだけのお金払うのだろうけれども、件数として、言ってみて平常時ではなく、 夜間とか祝日とかというものに関してどのぐらいの件数があるものか。 水道 局長  済みません、管理の係長のほうから説明していただく。 水道局管理業務室係長 夜間休日限定というとなかなか今数字は持っていないけれども、緊急修繕、 水道管の緊急修繕の件数で言うと、おおむね1年間350件から400件が上水道事業会計で支払って いる件数である。 姫路  敏  今のところなのだけれども、委託先というものは管工事組合か。 水道 局長  管工事組合と委託している。 姫路  敏  これ、管工事組合からやめさせてくれという話出ているか。何か安過ぎてとてもでき ないというか、何か人を1人雇って一晩中置いておかねばならないという状態であって、そういう話 をしたとかという話聞こえてきたのだけれども、もうちょっと高くしてくれと。でなければ、組合の 中でやるところがなくなってきているという話なのだけれども、その辺わかる、そんな話。 水道 局長  ことしの春水道局行ったときそういう話あった。それは、以前から組合と水道局のほ うでいろいろ話があって、組合に投げかけて役員会で話をしてもらったり、それと今年度からは若干 だが上がる、少しだけれども。 姫路  敏  それで、私に二、三の方がちょっとお話あったのだけれども、簡単に言えば何の技術 も持たない、例えば男女間であれば女性の方をただ電話番で置いておくのとはわけが違うのだと。破 裂した何だとなればすぐその連中が飛んでいって直さなければならないような状況の中において、技 術的なことの工事のできる人間も置いておけば時給700円やそこらでとてもでないがやっていけな いと。だから、そこのところをもしあれだったら改善していただきたいと。でなければ、もう撤退せ ざるを得ないと。村上市の職員でやってくれということまで強く何か要望しているみたいなところあ ったのだが、その辺今後いかがに捉えているか。副市長と言いたいのだけれども、いない、副市長み たいな人そこにいるけれども。 水道 局長  管工事組合とは、その待機料ばかりでなくて、メーターが期間が満了したときの取り かえの手数料であるとかその辺も含めて、たまたまことしからは代表の方もかわって3度ほど話し合 いしたりしていて、今後のことなんかもいろいろ含めながら、検針も同じことなのだが、その辺も含 めて協議しているところではあるが、まだ結論に至っていないので、組合ともまた協議を進めながら 理解を求めていきたいと考えている。 平山  耕  454Pの石綿管改良工事とあった。これはまだ多くあるのか、今回2カ所だけれども。 水道 局長  先般の一般質問でもあったし、9月の竹内議員の質問にもお答えしたように、約台帳 上12キロほどある。それで、石綿管につきましては、老朽管と同じような扱いにして年次計画で改 良しているところである。ほとんどにつきましては、下水道工事と一緒にもう改修していたのだが、 例えば県道の横断だとか下水道工事が入らなかったところの区間だとかそういうところについてピッ クアップされていて、予算の範囲内で毎年改良しているところである。 平山  耕  そうしたら、どの地区が一番多いのか、神林は多分ないと思うのだけれども。 水道 局長  地区につきましては、神林は石綿管全部改良終わっていて、朝日地区も終わっている。 こっちへ行くと、荒川地区につきましては今ことし予定している駅前地区だとか、あとは下水道が入 らなかった大津から金屋に行く市道であるとか、あとは村上地区につきましては松山から浜新田行く ところの250というような大きな管が残っている。あと山北につきましては、簡水だけれども、今 今年度と来年度で府屋浄水場近くの県道のところ終わるので、その他の各地区の石綿管と老朽管とあ わせて、石綿管も大切なのだが、やはり漏水のあるような箇所につきましては優先して整備を進めて いるような状況である。 川村 敏晴  448P、地元なのでちょっと聞かせてもらえるか。荒川第2配水池撤去工事、これい わゆる荒島地区の部分だと思うのだが、間違いないか。 水道 局長  そうである。あの上の配水池のところに、ご存じだと思うのだが、2つ池あったのだ が、今1個改修終わって来年度もう一個やるということである。 川村 敏晴  これ撤去だから、廃棄するのだと思うのだが、山の中に、新しくできたものは上部に かさ上げしてつくるようなタイプだったけれども、旧来のものは穴をあけているのだが、その部分に ついては水がなくなると空洞のままになると思うのだけれども、そこは土を埋め戻すとかそういう形 になるのか。 水道 局長  現在の配水池につきましては、従来は地下で掘って水槽であったけれども、今1基改 築するときに地盤を全部下げて、従来つくった水槽は上に浮いているような形になっている。山を削 って平場になったところに今今年度緊急遮断弁室と新しい配水池が完了したところである。 川村 敏晴  それは見てわかるのだけれども、要は旧来のものをこれ撤去工事になっているので、 従来あったものをもう使用しないわけだよね、今度。あれを空洞のままにしておくのか埋め戻してし まった、切り取って平らにするということだね。 水道 局長  従来のものは、全部撤去してなくなる。同じところに新しいものができる形をイメー ジしていただければいいかと思う。 川村 敏晴  ちょっと私そうしたら勘違いしていたのだけれども、もう一基同じところにできると いうことか、水タンクが。 水道 局長  はい、そのとおりである。 川村 敏晴  ありがとうございます。それなら理解できる。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第13号は、起 立多数にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを決  め閉会する。 委員長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午後2時08分)