平成27年村上市議会第3回定例会会議録(第4号) 〇議事日程 第4号 平成27年9月9日(水曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(20名)    1番   渡  辺     昌  君     3番   板  垣  千 代 子  君    4番   鈴  木  い せ 子  君     5番   本  間  清  人  君    6番   川  村  敏  晴  君     7番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   齋  藤  信 一 郎  君   10番   竹  内  喜 代 嗣  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君 23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君 25番   片  野  鉄  雄  君    26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(4名)    2番   尾  形  修  平  君    11番   平  山     耕  君   19番   小  林  重  平  君 20番   佐  藤  重  陽  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長 鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     佐   藤   勝   則   君        税 務 課 長    加   藤   良   成 君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     建   部   昌   文   君        建 設 課 長    中   村 則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    米   山       聡   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長                   大   滝       寿   君        補     佐        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は20名です。欠席の届け出のある者4名。定足数に 達していますので、これから本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いいたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、22番、大滝国吉君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は4名を予定しております。ご了承願います。   最初に、18番、滝沢武司君の一般質問を許します。   滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) おはようございます。議長の許可をいただきましたので、私の一般質問を 行いたいと思います。市民クラブの滝沢であります。   私の一般質問は3項目ございまして、その第1項目めは今年度の施政方針に関わってお伺いした いというふうに思います。その1点目は、今年度施政方針の最後の部分の「簡素で効率のよい行政経 営」という各項の中で、「施設の見直し計画に基づいた計画や指定管理者制度の導入や未利用財産の 利活用を進める」とありますが、その進捗状況と新市長としてさらに加えたいものがあったら伺いま す。   その2点目は、また同じ部分に外部評価を含めた行政評価制度を構築するとありますが、このこ とについてはどのように具体的な形で進めようと考えているか伺います。   2項目めは、村上市総合計画策定に当たってということでお伺いをいたします。1点目は、第2 次村上市総合計画の策定に当たって、本年度、いわゆる平成27年度は第1次村上市総合計画の中間 総括の年度と位置づけているようですが、中間総括の中心となる施策や評価はどのような点にあると 捉えているか伺います。   その2は、第2次村上市総合計画の策定とそれを支える村上市版総合戦略の検討とのかかわりに ついて、もう少しわかりやすい説明をお願いしたいと思います。   その3は、市総合計画の策定や市総合戦略を構築するに当たってこれまで鋭意努力を重ねて策定 してきた各分野での各種支援事業計画や行動計画などとはどのようなかかわり合いを持ち、どのよう に関連づけてつくり上げることになるのか、例を挙げて説明をお願いします。   3項目めは、政策遂行にあたる本庁・支所機能の強化について伺います。その1点は、昨年第4 回定例会で各支所の努力やご苦労を伺いましたが、市長は、本庁・支所機能の強化のために、今後ど のようなことが中心の課題と考えているか伺います。   その2は、激動する地方行政の今後を考えたとき、職員の資質向上や行政執行に当たっての職員 の力の活用が重要なポイントとなると考えますが、職員の力を十二分に発揮させるためには、当面ど のようなことが必要であり、どのように進めようと考えているか、その考えの一端を伺います。   ご答弁をいただいた後、関連する質問について行いたいと思いますので、よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆さん、おはようございます。それでは、滝沢議員の3項目のご質問につい て順次お答えをいたします。   最初に1項目め、平成27年度施政方針に関わっての1点目、施設の見直し計画に基づいた計画 的な指定管理者制度の導入や未利用財産の活用を進めるとあるが、その進捗状況とさらに加えたいも のがあるかとのお尋ねについてでございますが、まず指定管理者制度の導入につきましては、施設の 見直し計画に基づき、養護老人ホームやまゆり荘とやまびこの家の2施設を新たに加え、現在132 施設で導入をいたしております。また、荒川地区と山北地区の体育施設等につきまして、来年度の新 規導入に向けて準備を進めているところであります。さらに加えたいものにつきましては、保育園等 施設整備計画に基づき、保育園と学童保育所への拡大につきまして、今後検討が必要と考えておりま す。   次に、未利用財産の利活用につきましては、普通財産のうち無償、有償を問わず貸し付けている ものと、山林を除いたものを未利用財産としており、現在約44ヘクタールが未利用財産となってお ります。このため、今年度中に整備する地方公会計制度における固定資産台帳を活用し、売却または 貸付等が可能か精査し、さらなる利活用を図ってまいりたいと考えております。さらに、貸付契約の 更新時には取得の意向を確認しながら、財源の確保にも努めてまいります。   なお、普通財産の建物につきましては、老朽化が進んでいることから計画的に解体し、跡地の利 活用を進めてまいります。   次に2点目、行政評価制度の構築に向けてどのように具体的な形で進めるのかとのお尋ねについ てでございますが、行政評価制度は、平成25年度から試行的に外部評価を取り入れて実施し、その 成果をもとに今年度から具体的な制度設計により本格実施を行おうとするものであります。具体的な 形といたしましては、公平な評価を行うためのシステムを構築するほか、年度終了後に評価を実施す る事後評価と年度中に評価を実施する事中評価を取り入れながら事務・事業の改善に努めてまいりま す。   次に2項目め、村上市総合計画策定に当たっての1点目、第1次村上市総合計画の中間総括の中 心となる施策や評価はどのような点にあると捉えているかとのお尋ねについてでございますが、第1 次村上市総合計画の中間総括につきましては、昨年度行政における内部評価を実施し、各地区地域審 議会委員の皆様にご意見をいただきました。現在その意見に本年5月に実施いたしました市民アンケ ートの結果を加味した中間総括案を村上市総合計画審議会でご議論いただくことといたしております。 中間総括の中心となる施策や評価につきましては、内部評価を総合計画基本計画に掲載してあります 全ての施策について実施しておりますので、基本的には全ての分野についての総括を実施いたしたい と考えております。   次に2点目、第2次村上市総合計画の策定と総合戦略の検討とのかかわりについてのお尋ねにつ いてでございますが、地方版総合戦略は、「まち・ひと・しごと創生法」の施行に伴い、国から全て の地方自治体に策定することを求められているものであり、平成27年度から平成31年度の5カ年 を計画期間とし、人口減少問題に主眼を置きながら、講ずべき政策や施策を計画として平成27年度 中に策定しなければならないものであります。第2次村上市総合計画につきましては、平成29年度 からの本市のまちづくりを支えるまさしく総合的な計画を策定することになりますが、人口減少問題 は本市の抱える最重要かつ喫緊の課題でありますので、地方版総合戦略自体が第2次村上市総合計画 の大きな柱と位置づけられると考えております。地方版総合戦略の計画期間は、初年度が平成27年 度ということで、第2次総合計画に先行する形の計画となりますが、総合計画へ最大限に反映させる という位置づけで、現在村上市総合計画審議会で優先してご議論をいただいているところであります。   次に3点目、市総合計画の策定や総合戦略の構築に当たってこれまで策定されてきた各種支援事 業計画や行動計画などとのかかわりについてのお尋ねでございますが、総合計画は、市のまちづくり 計画の最上位計画であり、各種計画等と整合性のある計画であることは基本であります。したがいま して、総合計画及び地方版総合戦略の策定も、各種計画との整合性を保ちながら策定作業を進めてお りますが、各種計画との計画期間のずれが生じることはやむを得ないことと考えております。整合性 を保つという観点で総合計画の策定について具体的な例を挙げて説明申し上げますと、第1次村上市 行政改革大綱実施計画や村上市教育基本計画等につきましては、総合計画と計画期間が一致するため、 基本的には同時並行で計画の策定作業を進めることとなりますし、先行して計画が策定されている健 康むらかみ21計画・村上市食育推進計画や村上市子ども・子育て支援行動計画等につきましては、 各種行動計画の趣旨と総合計画を反映させることとなります。   次に3項目め、政策遂行に当たって本庁・支所機能の強化についての1点目、本庁・支所機能の 強化のために今後どのようなことが中心的な課題と考えているのかとのお尋ねについてでございます が、現在の行政組織は、平成25年2月に策定した「村上市組織再編計画(後期計画)」のもと、迅 速かつ効率的な組織体制で業務を遂行をいたしております。中心的課題といたしましては本庁・支所 間、また各課の間あるいは課内での情報の共有化を図ることが重要であり、従来からよく言われてお ります縦割り行政であってはならないと考えております。   次に2点目、職員の力を十二分に発揮させるためには当面どのようなことが必要であり、どのよ うに進めようと考えているのかとのお尋ねについてでございますが、先ほど述べました情報の共有化 に加えまして、職員の資質・能力向上が不可欠となるものと考えております。そのため、職員を計画 的に階層別研修や専門研修に参加させているところであり、市民ニーズを的確に捉える能力、将来を 見通した施策の企画立案力を備えた職員の育成に努めており、今後も引き続き継続してまいります。 さらに、地域間競争が激化している社会状況の中で、職員のさらなる資質の向上が望まれていること から、職員の自己研さんは必要かつ重要と認識をいたしております。このため、今年度から実施をい たしました国内派遣研修制度のさらなる充実や機会の確保に努めてまいります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 大変丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございました。   私は、今回の一般質問の柱をより喫緊の課題である村上市総合計画の策定と村上市版総合戦略で すか、そういうことに対応するその市の行政執行、あるいは今後を見通したあるいは考えたことを中 心に3項目に分けましたけれども、その質問の姿勢でお伺いをいたしたいと思いますので、非常に入 り組んだといいますか、構造的になかなか捉えにくい戦略あるいは計画、いろんな表現が違うようで すけれども、入り組んだ組織図になっているようで、なかなか捉えにくい部分が私はありますので、 ぜひ確信を突くような答弁をお願いをしたいと思います。   まず、第1点目の施政方針にかかわって伺いました。3月の第1回定例会のときの代表質問のと ころで言えばいいではないかというふうにとられたかもしれませんが、途中市長がかわったというよ うなこともありまして、今回若干その今後の行政執行の関係で疑問に思ったことを2つほどお伺いし ました。指定管理者制度の今後のことにつきましては、今割合詳しく説明をいただきましたので、2 番目のそのうちの未利用財産の利活用という関係で、やはりこの辺が非常にこれまでも曖昧にされて きた部分があるのでないかというふうに思います。例えば廃校になった学校の校舎あるいは教育施設 がどこが管理しているのかわからないような様子であったり、どのように使われているかわからない 現状であるというようなことから考えますと、やはり早急に、もう長いものは15年、20年も外側か ら見れば変わらない姿で建っているということでありますし、こういったものは学校に限らず市の一 般財産の中でも幾つかあるのだろうと思います。旧村上第一中学校の校舎は、早々と解体し、駐車場 になっている。そこで、ああ、なるほどこういうふうに利用していくのだなという、この目に見える ような姿というのは、やはり必要なのだろうというふうに思います。   それで、今具体的なことで、例えばこの近い年度でいけば、旧山辺里小学校、旧門前谷小学校が 統合して今山辺里小学校になりました。両方の校舎ともあるいは体育館も含めてそのまま残っている わけですけれども、恐らくこれは教育財産から一般財産のほうに移って所管がえされているのだと思 うのですけれども、これらについては、今言い方悪いのかもしれないけれども、物置同然になってい る部分が非常に市民も心配しているわけです。どのようにするかということをやっぱりできるだけ早 く市民の皆さんにお伝えする、方向づけをするということが必要だと思うのですが、その辺について はどのように考えていますか。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 今ご指摘の小学校の校舎につきましては、まだ普通財産の位置づけと はなっておりません。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 旧山辺里小学校につきましては、埋蔵文化財の発掘整理をしたもの をそこで復元したりしている整理室として活用しております。   それから、門前谷小学校の校舎部分につきましては、発掘した遺物の整理をしてそこに保管して いるという状態でございます。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) それぞれお考えがあって、いろいろな使い方をしているというふうに私も 思います。   ですけれども、外側から見れば全然変わっていないというような様子から伺うと、一体どうする つもりなのだろうと。ずっと、古い話になりますけれども、今も残っている例えば旧山辺里小学校の 山田分校、これはそのまままだ、もう何年たつのですか、30年もたつのでしょうか、そのままにな って、中は申しわけないけれども、もったいない使われ方をされている。使われていればいいのです けれども、使いようがないかのもしれませんが、非常にはっきりした使い方のわかるような使い方が されていないというようなことがあります。そういった物置同然となっているもったいない使い方と いうのは、やっぱりこの方針からいくと早急にめどを立てないと、あるいは今すぐどうこうできると いうことではないかもしれませんけれども、やはり方向づけをしっかりとしていく必要があるのでな いかと。それが恐らく施政方針で訴えたい部分だったのでないだろうかと思って、ここのところはや りました。   もう一つは、これは建物の場合はそうやって外側から見えますけれども、屋内というか面積の関 係でいくと、やはり心配になるのは旧町村役場の使い方です。今支所なっていますけれども、支所の 機能が非常に縮小され、そして職員の人数も非常に限られてきていると。議会的に言えば、それぞれ の山北は違いますけれども、3つの支所には議場も議員控室なんかもみんなそろってまだ残っている。 もっと何か活用の仕方がないのかなということを思うのですけれども、荒川支所長はどのようにその 辺の、いわゆる支所の調査管理の関係で余剰の面積をどのように活用しようかなということについて はお考え何かありますか。 〇議長(三田敏秋君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) ただいま質問の旧荒川の議場のほうですが、議場のほうは今まちづく り協議会でレコード鑑賞や歌声喫茶などのスペースとしてそれぞれ使用しておりますし、2階の空き スペースは、各種団体の会議室などで使用しております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 市長に伺いますけれども、支所は今行政のセンターやっているわけです、 その地域の。行政のセンターだけでなくて、やっぱり地域のいろんな団体とかあるいは組織があるわ けですけれども、そこに順次使っていくというようなやっぱり使い方もよそではいろいろ考えている ようですけれども、何かこんなふうにしたらどうかなというようなことを何かお考えありますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 合併をいたしまして、行政の組織がこのような形になっているわけでありま すから、庁舎としての役割を終えている部分も確かに支所にはあるわけであります。   ただ、これまでいろんな形で各種団体からその居場所また会議等のスペース等の要望もありまし たので、そのような形で有効に活用していただいているというのはいいことなのだろうなというふう に思っております。   それと、現在まで進めてきました市民協働のまちづくり、これのまちづくりとしての拠点施設で す。山北支所につきましては、新築の際にそういうスペースを設けているわけでありますけれども、 まさにそこで市民の皆様方がいろいろな形でまちづくりに取り組めるような、そういう議論していた だくようなスペース、そういうものも必要なのだろうなと思っておりまして、以前からよく言われて いたのですけれども、庁舎そのものがやっぱり市民に開放していくというふうなスペース、これはあ くまでもスペースがあってできる話でありまして、それが幸い今あるところにはあるという状況であ りますので、そんなこともちょっと想定をしながら、今後の活用方法については検討させていただき たいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 未利用財産という、大ざっぱに捉えると非常に建物的なあるいは土地的な 捉え方が多くされるのだろうと思うのですけれども、今のように実際に建物の中の有効な活用も私は あろうかと思いますので、今後のいろいろな計画あるいは考慮する中に入れていただければというふ うに思います。   2番目の総合計画策定ということについては、これは非常に急ピッチで進んでいるのですけれど も、やっぱり第1次総合計画、平成21年から平成28年までの8年間の計画ということで、今平成 27年ということになって、しかもそれを今度は総合戦略の関係でもっと変えていかなければならな いという、それを第2次市の総合計画とドッキングさせていくような格好になるものですから、第1 次総合計画というのがことしは中間総括をする年だと。その中間総括という言葉がちょっとわからな いのです。例えば4年間ずつの実施計画がありますね。2年やって、そして中間総括をして後期計画 に生かすという、これだったら中間総括という意味合いがあると思うのです。ところが、もうあと残 り1年くらいのところで今中間総括ですよというその捉え方がちょっとわからないので、政策推進課 長、その辺どのように受けとめたらいいですか。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 非常にわかりにくいと思います。実際のところ、今第2次の総合計 画を総合戦略と一緒に策定しているわけですけれども、ただどうしても第2次の総合計画に策定する 際には、その第1次の総合計画で検討していた中での、審議していた中での課題とか、また2次のほ うに送っていかなければいけない事項というのを確認しなければいけないと思うのです。それで、本 来であれば議員おっしゃるように前期が終わった段階でするとかいうやり方が本来なのでしょうけれ ども、大変申しわけないですが、今までやってきた2次が平成29年からつくらなければいけないも のですから、今その第2次の審議会にかけるに当たって第1次の総括的な意味のものをその第2次の 審議会にかけたいということで今去年各地域審議会の意見をいただきましたし、5月にしましたアン ケートにも第1次総合計画についての項目も載せましたので、その意見を取り入れて、最終的に今現 実は中間総括案というのを今政策推進課でつくっております。それを第3回の地域審議会に、その第 2次総合計画の審議会に諮っていわば議論いただくと。そして、それを第2次に生かすものはこうい うものだというような形で引き継いでいきたいというふうに今考えております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) その辺のところは、ちょっとわかりにくいところなのです。   というのは、第1番に第2次村上市総合計画というのは、これはつくるわけですよね。平成29 年からということで受けとめていいですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 確かに議員おっしゃるとおり中間というのは、少し行ってそこで1回評価を して、さらにそれを完成させるための取り組みを進める、そういうパターンなのだろうと思うのです。   ただ、今回1次の総合計画8年間という計画スパンで進捗させたわけでありますけれども、なか なか到達していないものとかいろいろなものがあります。このような状況の中で、では2次を策定で きるかといったときに、その辺も含めて一旦議会の皆様方には一部修正も含めて今後の計画策定をと いうことをご提案をした経緯があるわけでありますけれども、改めまして選挙を終えて、この後次の 第1次の計画年度、年次以降の次の計画年次をやっぱり改めて第2次と掲げながら進めていくべきだ ろうという判断をいたしましたので、このような状況になっているということも事実だと思います。 その中で、ただ今申し上げましたとおり、進捗をさせて完成されているもの、まだまだこれから足り ないもの、さらにこれから新たに加えなければならないものというものが第1次の計画期間の中にも いろいろ出てきましたので、それを全部整理をする上において一旦総括を行いたいと。その名称とし て、計画期間中でありますので、中間の総括という捉え方をしてさせていただきたいということで今 回このような表現にさせていただいているところでありますので、平成29年度から第2次の総合計 画を立ち上げるという、これにつきましては、その方向で現在事務を進めているというところであり ます。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今のように時間的にも、それからその作業のスピードといいますか、ある いはその前後とかかかわりが非常に複雑なものですから、なかなかわからにくい点があると。   総合戦略という戦略というのは、闘うときのいろんなはかりごとというのか、そういったこと、 いわゆる目標に向かって全面展開するときの手段、方法だというのが戦術だというふうに私は理解し ているのです。そうすると、いろんな総合戦略と総合計画との、これはいろんなほうへ行くと違うの かもしれないけれども、当面村上市のこのスタッフの皆さんがいろいろ考えて進めるのは、ほとんど 同時並行でいっていると。どっちがその戦略、戦略は今までのとおりかもしれないけれども、ではそ の目標というのは、いわゆるはかりごとをする目標というのは、第2次の総合計画ということで進め ていく。戦略はもう5年間ですけれども、そういった時間的な面からもどっちが上なのだろうという ことが非常にわかりにくいのです。村上市としては、総合計画が必要だと。国のほうでは、それぞれ の地域の総合戦略が必要だと。そうすると、どっちがどうなっているのかということがわからぬもの ですから、そこの2のAのところにもう少しわかりやすくということで今市長の答弁をもらったわけ です。その辺もう少し、これからどんどんと煮詰まっていったり会議が深まっていくと、その辺のと ころ非常にわかりにくい部分があるのだと思いますので、丁寧な説明といいますか、理解を得る方法 をとっていただきたいと思います。   基本構想とかあるいは総合計画、それから総合戦略ひっくるめて今、そしてこれから村上市とし て最もその課題となっているといいますか、重要だと思われる、これは恐らく総合戦略の柱のところ に出てくるのだろうと思うのですけれども、特にその重視していきたい、重く見ていきたいという事 項というのは、3つ4つ挙げてもらえればと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 総合計画と総合戦略の場合、地方版総合戦略そのものにつきましては、「ま ち・ひと・しごと創生法」に基づくもので、今5年の期間でつくりなさいということでありますし、 総合計画につきましては、市が掲げます基本のベースの計画でありますので、これが最上位にあると いうことには紛れもない事実だと思っております。   ですから、総合計画、その最上位に位置する計画の中を補完する意味で総合戦略があるという捉 え方をしていただいても構わないのかなというふうに思っております。特に戦略と銘打っております ので、より実効性のある具体的なものをそこに導き出していくということ、既に人口減少対策チャレ ンジプランにつきましては、先行する形で動いているわけですから、それをベースにして総合戦略を 現在つくり上げている。まさにその総合戦略の中で大きな柱としているのが人口減少問題に対する対 策、これを講じていくという話でありますので、これまで議会の皆様方にもたびたびご説明を申し上 げておりますとおり、人口減少問題対策、この部分でメニュー出しをしましたものが大きな柱幾つか とは今ほどおっしゃられましたけれども、まさにそれを克服していくというのが最大の市の取り組み だというふうに捉えていただければいいかなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ぜひせっかく力を入れ、あるいは時間を割いていろんなプランを練ってい くわけですので、つくって本当にああ、すばらしいものができたなというようなものになるように、 一層のご努力をお願いしたいと思います。私も、それなりにできる範囲内でのご協力を申し上げたい というふうに思います。   これらの今、そしてこれからの村上市の課題について、先ほども言いましたけれども、急ピッチ のその展開をしているのが私も感ずるのですが、これからの進め方の中のベースというのは、やっぱ り私はかかって職員の意識改革にあるのだろうというふうに思います。意識改革というと、非常に難 しいような言葉ですけれども、今までどおりではいかないのだよと。こういうふうに変わっていかな いと、村上市の将来はないという言い方はないかもしれませんが、沈没してしまうのだよというよう なやっぱり意識を持っていただく、危機感を持っていただくことがまず根底になければならぬだろう と。そういうシステムなり体制をつくっていく必要があるのだろうというふうに思います。今回の特 に国の総合戦略の関係から地方版総合戦略、これはもういわゆるその行政執行あるいは住民との協力 の具体的な姿があるいはアイデアが本当に地域を奮い立たせているということ、そういうところには お金を、財政的な支援もするというような方向で動いていますので、そうするとこれはただ物事をや ればいいということだけでなくて、やる以前の財政的なものまでかかわってきますので、これまで以 上に一層大事な問題になってくるのだろうというふうに思います。やはりそこには、職員の発想の転 換というのが必要だと。   今回の定例会の一般質問でも、職員の研修についていろいろ一般質問で取り上げた議員の方もい らっしゃいますが、何か聞いていると、その一般的にばっと皆さんにこういう研修をしてもらいます。 あるいは、職域的なあるいは年齢的なそういったので研修というのはやるのだというふうにしかとれ ないような答弁を聞いていて、このままでは本当に今言うように意識改革ができるのかどうかという ことが心配されます。ぜひ私は、非常にそれが職員の人数が減って忙しいのですけれども、やはり市 の行政全般に、あるいは自分の受け持っている専門職種というのでしょうか、課の問題でも構いませ んけれども、もっと自由にお互い職員同士が話し合う時間が私は大事なのでないかなと。机に向かっ てパソコンを打って、それで1日の仕事終わりということでは、余りにも進歩が期待できないという ことから、それぞれの課でも、あるいはそれこそ同年代といいますか、同じに入った人たちが支所、 本庁を問わず集まって自分の問題、あるいはの市の問題について検討をするというような機会がない と、本当の身についた研修にならないのでないかというふうに私は思うのです。各自治体が一緒にな ってやる研修も大変大事だと思うのですけれども、そこからいろんなアイデアが出てくると。いわゆ る職員の提言制度という、10年も前に私は一般質問で聞いたことあるのですけれども、職員の提言 制度というのを大事にしていかないとと思うのですが、市長この辺はどうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在市が行っております職員に対する研修、これはあくまでも専門知識また 職員としてのありようを研修することとともに、そこでああ、なるほど、こういうことかという触発 をされる部分をやっぱり促してやりたいという思いもあるのだと思うのです。そうすると、漫然と今 まで業務に従事していたものがこうあるべきだなということが一つ例えばきっかけとして知り得るだ けでも、非常に大きな変革をもたらすのだろうなと思っております。   私、これまでずっと役所の中におりましたので、職員はしっかりと自分の職務に従事する、その 姿勢は非常にすばらしいというふうに評価を〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕いたしてお ります。それを今議員おっしゃるとおり、一人個々の思いだけではなかなかそれが届かないケースが ありますので、いろんな形で組織として同じ方向に向いているのだ。組織としていろいろな個の考え 方についても、やっぱりしっかりと捉えてそれを吟味をして、例えば政策であったり、そういうもの に転換していくことができる、そういう組織が必要なのだろうと思います。そのためには、やはり今 議員おっしゃるとおり、その一人一人の個の資質、これも向上させなければならない。いろんな側面 から、そういう取り組みをさせていただきたいというふうに思っております。その一環として、研修 制度をこれまでどおり進めてまいりますが、私就任しまして一番最初にお話を申し上げましたのが先 般もここでお話ししましたが、各課の課長含めその幹部職員につきましては、政策的なスタンスで物 事を考え、進めていただきたいというお話をしました。最終的には市の決定をいたすわけであります けれども、一人一人その各課の長たる人材がやはりそういう政策的な切り口を持ちながら市の施策を 進めていくということが非常に市民側にとって重要だなというふうにも思っておりますので、そんな 気持ちでこれからも進めていきたいと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今もちょっと出ましたけれども、やはり職員が十二分に力を発揮するには、 自分の受け持ったところだけではなくて市全体を見た上で、いろいろなここはこうしたほうがいいの でないかと、いわゆる職員提言制度といいますか、ほかの議員からの質問でも、それなりにという表 現はいいのか悪いのかわかりませんけれども、そのことはやっていますよということなのですけれど も、もっと私は大事に、あるいはこれは人事考課制度にもかかわるかもしれないことだろうというふ うに私自身は思っているのです。そういったことで、ぜひその職員が自分の本当に日ごろ考えている ことがささやかであっても実現できるような方向に持っていっていただきたいと思いますが、総務課 長、その人事考課制度とのかかわりについていかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) まず最初に、人事考課制度につきましては、もう人事考課制度という制 度ではなくて、来年から人事評価制度に変わります。この評価制度につきましては、格差をつけなさ いというのが国の指示でございまして、その政策についてはどのような方法でやるか今検討中でござ います。   それで、議員さんの趣旨をかみ砕いて私なりに答弁させていただきますが、職員のその資質の向 上、これについてはやはり議員さんおっしゃったように課を跳び越えた形での提案なり、検討が必要 なのではなかろうかと思っておりますし、各課においては報・連・相が徹底されているようでござい ますが、昨今につきましては、報・連・相プラス提案、報・連・相・提ということで、提案をどしど し職員からいただくということで、まず職員の育成を第一に考えて、今年度は管理職を対象にその辺 も含めた研修を特に行いたいというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうやって意識改革をやっていく中に、当然その情報の共有化ということ がどうしても必要になってくる。自分のところの囲んで、よそは知らぬよというわけにこれはいかな くなってくるのだろうというふうに思うのです。   そこで、情報の共有化ということを考えますと、どうしてもいろんな手法があります。例えばボ トムアップとかトップダウンとかいろんな方法はあると思うのですけれども、その中間いろいろある と思うのだけれども、そういったものは、今それぞれの課あるいはその組織の中でどのように機能し ているのかというあたりをしっかり受けとめておかないとならぬのだろうというふうに思います。人 数の多い課は人数の〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕多い課なりに、支所は支所なりに、今 2つの課に縮小されておるのですけれども、それぞれのところでまず情報の共有化がないと、市民の 願いとかあるいは相談というのが広まらないというふうに思うのですが、特に保育職員とかあるいは そのほかそれにかかわるようなことを担当している福祉課では、現場といわゆる課と課長以下のこの 庁舎内にいる皆さんとの情報の共有化ということで何か努力されているところはありますか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 情報の共有化ということには、なかなか難しいところもあると思います。   ただ、私どものほうでは、いろいろな報告いただく点につきましては各保育園のほうから上げて いただくようなことでなっております。   私ども今まで人事考課ということで、面談という形でいろいろやっておったわけですけれども、 その際もいろいろな情報交換はいただいておるところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ただ紙に書いて報告あるいは紙に書いてこれお願いしますということを考 えていないもので、先ほど言ったようにみんなでいろいろ相談できるような、そういう場、時間、そ ういったものがこれから必要なのでないかなというふうなことから今伺いました。   本当は、各支所でいろんなそれこそもう、私は支所は本庁の下請ではない。まさに地区の、地域 の皆さんと関係では最前線だというふうに思うのです。ですから、いろいろな悩みがあろうかと思い ます。そういった情報の共有ということで、4人の支所長にお伺いすればいいのですけれども、ちょ っと時間の心配がありますので、神林の支所長としては、情報の共有化ということについてこういう 点で心がけているという点があったら、一言でいいですので、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) 情報の共有化につきましては、本庁の情報につきましては速やかに文 書で各課につないでいますし、課内につきましても、1週間に1回それぞれの室での連絡調整会議を しております。また、私どものほうには本庁機能の下水道課、そして水道局がございますものですか ら、月に1度支所の連絡調整会議で情報の共有化を図っております。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) いろんな団体からいろんな要望なりあるいは考えが恐らく殺到しているの だろうということを考えると、いろんな守備範囲の広い生涯学習課なんかでは、そのいろんな団体、 組織から出てきた相談や要望を共有するのにどのような手だてをとっているのか一言お願いします。 〇議長(三田敏秋君) どなたに質問ですか。 〇18番(滝沢武司君) 生涯学習課では、いろんな団体や組織から相談や注文が来るのだろうと思 うのだけれども、それを課全体に広げるためのいわゆる情報の共有化のためにどのような心組みをさ れているかということです。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 失礼いたしました。〔質問時間終了のブザーあり〕   私のほうは、なるべくそういったいろんな要望が来たりしたものを書いたもので回覧等をして職 員に伝達するようにしております。 〇18番(滝沢武司君) 失礼をお許しいただきます。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで滝沢武司君の一般質問を終わります。   午前11時5分まで休憩します。           午前10時52分  休 憩                                                        午前11時05分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、6番、川村敏晴君の一般質問を許します。   川村敏晴君。(拍手)           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) おはようございます。市政クラブの川村敏晴でございます。ただいま議長の お許しが出ましたので、一般質問させていただきます。   1項目め、今年度予算計上されました各支所の緊急対応経費の執行状況についてお伺いします。 各支所長に執行権を持たせた、各支所の緊急対応経費は、各支所に裁量権がないことが、各地区に発 生する種々の改修問題などに対して、全て本庁確認後の判断となり、スピード感に欠けるとの市民な どの指摘に対して、試行的に予算づけしたものと理解しておりますが、今年度の現段階における各支 所での執行状況と次年度以降のこの予算に対する考え方をお聞かせください。   2項目め、市内5地区全ての総合型地域スポーツクラブへのバスの配備予定についてお伺いしま す。昨年の9月定例会と12月定例会で、私の一般質問に対して、市長及び担当課長から、市民の各 種事業に対応できるよう、各総合型地域スポーツクラブにバスを配備し、それぞれの活動に運行でき るようにすることが望ましいが、全ての地区にすぐ配備することは大変であり、段階的に進めていく がその間は運行費への補助金対応とするとの答弁でございました。来年度以降のバス配備予定をお聞 かせください。   3項目め、大阪府の中学生男女が殺害された事件を受けて、当市の青少年への防犯対策について お伺いします。先月、大阪府寝屋川市で、中学1年生の男女が殺害されるという、とても痛ましい事 件が発生し、国内を震撼させました。容疑者が逮捕となり、今後事件の全容が明らかにされることと 思いますが、当市においても深夜のコンビニエンスストアに買い物に出かける小中学生が少なくない とも聞きます。そのような中、同様の事件が発生する可能性は、全国どこにもあると感じております。 当市として、このような残忍な犯罪を未然に防ぐための予防策を講じていくお考えはございませんか、 お伺いいたします。   4項目め、マイナンバー制度に対する当市の取り組み姿勢についてお伺いします。10月からマ イナンバー制度の通知カードが全国民の住民票の住所地に送付され、各自治体で交付手続が行われる ことになりますが、市民への周知方法など市が行う住民サービスについてお聞きいたします。   市長答弁の後、関連について再質問させていただきます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、川村議員の4項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に1項目め、今年度予算計上された、各支所の緊急対応経費の執行状況について、各支所で の執行状況と次年度以降の予算に対する考え方についてのお尋ねについてでございますが、各支所で の執行状況につきましては、荒川支所では収入済額48万6,000円、金屋保育園保育室改修(その2) 工事の設計業務委託に執行をいたしております。神林支所では、執行総額19万814円、内訳といた しましては牛屋農村公園のフェンス及び車どめの修繕工事が主なものであり、また朝日支所及び山北 支所の執行額はありませんが、山北支所では分庁舎周りのブロック塀が老朽化しているため、修繕を 予定をいたしております。   なお、支所緊急対応経費につきましては、今年度で2年目となることから、各支所の執行状況を 検証した上で次年度予算要求時期に合わせ、額も含めて検討をさせていただきます。   次に2項目め、市内5地区全ての総合型地域スポーツクラブにバスの配備予定について及び3項 目め、大阪府の中学生男女が殺害された事件を受けて、本市の青少年への防犯対策については、教育 長に答弁をいたさせます。   次に4項目め、マイナンバー制度に対する本市の取り組み姿勢について、10月から通知カード の交付手続が行われるが、市民への周知方法など市が行う市民サービスはとのお尋ねでございますが、 平成28年1月から施行されるマイナンバー制度につきましては、その前段として10月から日本国 内に住民票を有する方に12桁の番号を付番し、通知いたします。通知の方法は、各世帯に対し簡易 書留で郵送し、その中にマイナンバー通知カード、制度説明等を含めたチラシが同封されます。本市 では、ホームページと8月の市報で通知カードを含めた制度について市民への周知を行い、通知カー ドにつきましては、直近である10月の市報でもお知らせすることといたしております。   なお、この通知カード関係事務につきましては、送付先等も含め住民票との関係が密接であるこ とから、市民課で所管をいたしております。本市では、現時点で福祉分野などを主として保育園入園 事務、公営住宅入居事務、児童手当事務などを初め約40の事務がマイナンバーを利用するサービス となります。今後は、該当する事務において通知カードや個人番号カードの提示が必要となることか ら、各種手続に必要な案内にその旨を記載するなど、わかりやすく円滑な事務を進める必要があるた め、関係課での検討を行っており、平成28年1月からは社会保障・税・災害対策の行政手続でマイ ナンバーが必要になりますので、市報やホームページ等を活用し、市民に混乱のないよう周知をして いきたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、川村議員の2項目め、市内5地区全ての総合型地域スポーツク ラブへのバスの配備予定について、来年度以降の配備予定はとのお尋ねについてでございますが、村 上地区につきましては、合併前に市が一部助成したバスが配備されていることから、それ以外の4地 区につきまして平成28年度から各地区のスポーツ活動で活用するマイクロバスをリース契約で配備 する方向で検討しており、毎年リース代金の補助を行う方式で進めているところであります。   次に3項目め、大阪府の中学生男女が殺害された事件を受けて、本市の青少年への防犯対策につ いて、犯罪を未然に防ぐための予防策を講じていく考えはとのお尋ねについてでございますが、大阪 府寝屋川市での中学校1年生男女の殺害事件におきましては、まずもって犠牲になられたお二人のご 冥福をお祈りするとともに、ご家族、そして関係者の皆様にお悔やみを申し上げます。さて、議員の ご指摘のとおり、同様の事件の発生は全国どこでも可能性があると認識しております。しかしながら、 世間一般的には、自分の周りは善人で事件など起こるはずがない。そのような事件、事故は自分に関 係なく、テレビ、新聞等で見るものだと思われている家庭も少なくないものと推測されます。子供た ちを危険から守るためには、各家庭で事件・事故はどこにでも起こり得るのだという危機感を持って 子供たちの安全への配慮を考え、実行することが肝要だと考えております。本市といたしましても、 各学校を通じ児童・生徒への指導はもちろんのこと、子供たちが深夜徘回等の非行につながる行動を しないように、各家庭でも安全に配慮いただくよう徹底してまいりたいと考えております。   なお、地域の子供たちの健全育成のために、警察や青少年問題協議会、各地区の市民会議等の関 係機関など関係者ともさらに連携を深めてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) ありがとうございました。   それでは、1問目より再質問をさせていただきます。ただいま市長より各地区の50万円に対す る執行状況をご説明ございましたが、これについてほぼ執行している地区、そしてまたまだ未執行の ところがございましたが、それぞれ各支所長にこの予算の意義といいますか、利用に当たっての状況 等を手短にご説明いただければと思います。 〇議長(三田敏秋君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) この予算についてですが、額はともかく緊急案件が発生した場合の初 動対応には非常に有効なものだと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) 荒川支所長同様の考えでおります。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 朝日支所の範囲が広くて、金額等が大変かさむ事情等が続いておりま すので、これらの初動体制が非常に有効でありますので、そのものを待っている状態であります。 〇議長(三田敏秋君) 山北支所長。 〇山北支所長(五十嵐好勝君) 今まで回答したと同じようなことなのですけれども、私どもも要望 があったり、ここは緊急にしなければならないという事案があった場合には非常に有効であると考え ております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) ただいまのご意見を推察すると、従来この予算がない状況においては、やは り本庁の各課における本庁の予算の執行確認を経て執行に至るという時間的なものの動きがなく、支 所内で判断し、速攻で処理できるというふうな利点があるというふうに捉えましたが、これでよろし いでしょうか、各支所長お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) そのとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) そのとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 全く同様でございます。 〇議長(三田敏秋君) 山北支所長。 〇山北支所長(五十嵐好勝君) そのとおりに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 今のお話を聞きますと、まだゼロ執行である朝日、山北においても、案件は あるのだと。ただ、あり過ぎてというふうなお答えだったと思いますが、率直に予算的にはやはり非 常に微々たる額になっているのだろうと思うので、この辺先ほどの滝沢議員のお話もありましたが、 各支所による責任を持った執行関係を構築することもやはり必要なのかなというふうなことで私も感 じておりますが、適正な緊急対応費をこの額についてはどのようにお考えかお聞かせ願えますか、各 支所長。 〇議長(三田敏秋君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) 額が少ない、多いはちょっと控えさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) 緊急対応という考え方におきまして、額の大小というのは非常に難し い部分がございます。   先ほども申し上げたとおり、初期対応という面であれば、50万は妥当というふうに私は考えて おります。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 朝日支所で毎年集落要望とっておりますが、おおむね150件以上の 要望で、金額合計したことはございませんが、数億円になるものと思われます。そのような状態の中 で、この金額、では幾らならいいかというところはちょっと申し上げられませんが、先ほど皆さんお っしゃっておりますように、緊急に対応できるということの安心感というのが非常にありがたいもの でございまして、そこに今金額は幾らということは言えないと思います。 〇議長(三田敏秋君) 山北支所長。 〇山北支所長(五十嵐好勝君) 昨年度がんばる地域交付金等で対応しておって、私山北支所では 27万の執行でございました。ことしについても、執行状況を見ながら今後検討していきたいという ふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 予算ですから、多いにこしたことはないというふうなことだろうと思います。   ただ、いずれの支所の支所長のご答弁をお聞きしても、即決できる予算を持つことで各支所の行 政運営に対する心持ちといいますか、そういう安心感といいますか、そういうものがあるのだろうな という、これがやはりまた各地域の住民の皆さんにそれなりの安心感を与える効果は非常にあるのだ ろうと、こんなふうに私受けとめました。では、次年度から幾らが妥当なのかということについては、 またいろんな物の考え方があると思いますが、来年度に向けて先ほど市長からご答弁をいただきまし たが、今各支所の支所長のお考えを聞いて、一言市長のお考えを。一言で結構です。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 緊急対応という形での予算措置でありますので、これ以外にも緊急対応当然 本庁、支所かかわらず執行をいたしております。その辺は、誤解のなきようにお願いをいたしたいと 思います。これありきということではありません。   先ほども申し上げましたとおり、額も含めて検討をしたいということでありますが、各地区ごと に区長会等から要望が上がってきております。まさにそこの中で、それを取りまとめて全体として市 に要望来るわけでありますけれども、そこでそこに採用されなかった漏れ落ちている部分、全くもっ て住民の生活に直結しているような部分、そこに速やかに投入していくという性格のものであります ので、現在支所にその執行の裁量は任せているということでありますので、緊急性、それを判断をし ていただいている支所ごとにこういような状況になっているわけでありますから、その辺も踏まえて 検証を行って、額も含めて検討していきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 今年度の各支所の捉え方、そしてその各支所運営の展開を捉えながら、ぜひ とも次年度も適正な予算措置をしていただきたいと思います   それでは、2項目めのバスの配備計画についてをお聞きしたいと思います。今ほど村上地区を除 く各地区にリースによってバスの配備をご計画していただけるというふうなご答弁だったと思います が、このリース車についてのリース料金の経費の内訳についてはどのようなものが入っているかお聞 かせください。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 諸費用といたしまして、登録手数料、自動車取得税、自動車税、自 動車重量税、自賠責保険料、あとメンテナンスに係る経費でございます。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 通常今おっしゃったリース契約のいわゆるメンテナンスリース契約というふ うな位置づけになろうかと思いますが、これについては、メンテナンスについては法定点検等々の非 常に限定されたメンテナンスになるというふうに捉えております。そしてまた、ここについては当然 燃料も入っていない、タイヤの交換等も別になるかと思います。あとまた、運転上どうしても必要に なるのが自動車保険の契約等、これらについての経費は市としてはどのようにお考えですか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) これにつきましては、各地区でこのマイクロバスを運行するための スポーツの関係者の組織をつくっていただきまして、そちらの団体で負担をしていただきたいという ふうに考えておるところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) さっきの最初の教育長のご答弁からすると、各総合型スポーツクラブでこの リース車を借り受けるような形で総合型が運行するのかなというふうな捉え方をしたのですが、では なくて、それぞれの地区にこのバスを運行する新たな組織を立ち上げるというふうなご答弁だったと 思うので、それで間違いございませんか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 現在村上地区のほうがそのような方式をとっておりますので、村上 地区と同じような方式で各地区に運行組織をつくっていただくという考えでございまして、その中に は総合型地域スポーツクラブも入っていただきたいということで、これからまだ方針というのでしょ うか、方向を定めただけでございまして、これで調整に入ってまいりたいというふうに考えておりま す。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 広範囲な利用を可能にするには、今課長がおっしゃられたような、皆さんそ の会員が会員の送迎に車を使うというふうなことが一番合法的なやり方になってくるので、非常にベ ストな方法なのでないかなと思いますが、ただその組織についての立ち上げの期間を見なければなら ないでしょうし、また聞くところによりますと、今そのバス関係が非常に需要が高まっているという ようなことで、契約、バスの購入依頼をかけて納車まで3カ月もしくは半年かかるような話も聞いて いるのでありますが、これ平成28年の4月1日からのリース契約というふうなことで、事前にこの 車両のリース契約を4月1日に間に合うように手続することは可能でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 聞くところによりますと、マイクロバスが発注をしてから納車にな るまで今議員がおっしゃるように3カ月あるいは半年かかるというようなお話も聞いております。   私どもの予算といたしましては、新年度予算にリース料を盛り込む必要があるし、それから納車 までの間今年度と同じようにバスを借り上げたときの運行を補助するというような合わせ技といいま しょうか、このような形で平成28年度の当初の部分は運行しなければならないのかなというような ことを考えておりました。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 今も申し上げたとおり、運行組織をもって各地区でこのマイクロバスを広範 囲に利用できるという施策については、本当に非常にすばらしい計画であるというふうに大歓迎させ ていただいていたのですが、やはりその4月1日から運行できる従来どおりの補助金制度で車の納車 待ちであるというふうなことが、非常にいい制度にもかかわらずいわゆるもったいない状況になるの でないかなというふうに感じられるのですが、これ4月1日に間に合うような形で今年度中に補正対 応でこの計画を計上していただき、リース料については4月1日からの納車してからのリース料にな るのでしょうから、そこに合わせたような形で今年度計画で上げられないものでしょうか。これは市 長でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) そのほうが非常に有効に活用できると思っておりますので、そういう対応を とらせていただきたいと思っています。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 非常にそれがベターであると思いますし、市長からも今そういう即答いただ きましたので、この件については、あとはその組織をしっかり立ち上げていくためのノウハウを今村 上地区で運営されている組織があるわけですから、その辺についての情報を各地区にしっかり送って いただくというような格好ですぐにでもこの計画を上げていただき、12月定例会では計画補正が通 るような格好で進めていただきたいと思いますが、課長よろしいでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 今ほど市長答弁を受けましたので、その指示で動く予定でございま す。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) それでは、次年度のこのバスの運行の運びがスムーズにいくように、各地区 で立ち上げがうまくいくように担当課のほうでしっかりフォローをしていただきたいと思います。   それでは、3項目めの大阪府寝屋川市で起きた非常に痛ましい、悲惨な事件について、当市の対 応策、今教育長からお話がありましたが、当然の考え方であるというふうなことで、具体的なその対 策について若干ちょっと不明瞭であるというふうに言わざるを得ないのかなと思います。私も、青少 年育成のメンバーだったころは、夜間パトロール、夏休み期間だけでしたが、数日間ではありました が、やっておりました。ただ、時間的には8時から9時くらいの時間帯でありまして、その夜間、深 夜に及ぶパトロールというと、ボランティアで対応するというのは非常に無理があることだろうと思 います。このような悲惨な事故は、国内で繰り返し、繰り返し発生しております。本当に高校生から 中学生、小学生まで不用意な夜の外出、また夜でなくても日中の駐車場においてもしくはパチンコ屋 の中において子供が1人になったところを何者かに拉致されるというふうな、繰り返し、繰り返し起 きているにもかかわらず、なかなかそれが後を絶たない。なぜなのだろうというふうなことで、特に この深夜外出については、やはりその親御さんといいますか、保護者サイドが子供たちをまずは危険 地帯に出さない、行かせないためには深夜の外出をしっかりさせないようなことが必要であろうかと 思いますが、この辺については教育長どうお考えですか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) まさしく家庭内でのその見守りというのが第一であるというふうに考えて おります。   ただ、例えば深夜徘回して朝学校に来ないというような状態の場合は、必ず学校は欠席確認をし ておりますので、その安否確認はその場合はできると思います。それと、今回警察ともお話し合いし たところで、今までは保護者から捜索願が出されなければ学校としては情報提供しなかったのですけ れども、そういう場合は即時情報提供を行ってほしいというようなことで確認しました。このことに ついては、先日の校長会でそのようにしたいようなときには、情報提供として警察にすぐ通報し、動 いてもらえるような形をとっていただきたいということをお願いしたところであります。   もう一点、具体的にではその深夜徘回している子供たちへの対応と考えますと、先ほど議員がお っしゃったとおり育成会議のほうで巡回指導が4月から3月まで随時行っております。夏期期間は、 夏期の巡回を行っておりますが、その中身でのご協力がいただけるかどうかについてご提案申し上げ たいと思っておりますし、あわせて万引き対策委員会というのがございます。これは、それぞれジャ スコとかその他セブンイレブンとかいろんな業者が入った会であります。この中でも、万引きだけの 話ではなく、子供たちの状況がそこで話し合われている状態にあります。警察もこれ入っております ので、その辺あたりでも、このことについてもお互いに何かあった場合情報が共有できるような態勢 ができないものかなということについてご提案申し上げたいと、このように考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) やはり具体的にこれがもう100%効果があるというふうな手だてというのは、 なかなか難しいのだろうと思います。この事件に関しても、報道の中で一番の悲しい思いをする被害 者のご家庭で、何でこの深夜、朝まで中学生男女が2人徘回をしなければならなかったのかというふ うな部分について、細かい報道はなされていませんし、またそれについてのそういうことを家庭とし て防止しなければ、こういう事件というのは繰り返されるのだよというふうなことを指摘する報道に ついて、なかなか私も見聞きすることはできなかったのですが、先ほど教育長もおっしゃったように、 非常に自分にはこういうことが降りかからないだろうという安堵感が本人そのものもありますし、家 庭にもやはりそういうものがあり、安易に夜の買い物を子供にさせてしまうというふうな環境が今非 常に多くなっているのではないかと。そういう施設がふえてきたこともあると思います。   このニュースを聞く中で、非常にもったいないなというか、何でこのときに情報が得られなかっ たのかというのが、やはりそのコンビニ側で子供たちがコンビニの前を行ったり来たりしていること を目視しているわけです。それがやはり即警察に通報され、警察が補導に動くというふうなことがあ の長い時間になされていれば、数分で補導し、家庭に戻すことができ、こういう悲惨な事故に遭わな くてもよかったのだろうと、もうここが非常に悔やまれてなりませんが、今教育長が申された村上市 の中でもそういう情報の共有を図るという上で、もう一歩踏み込み、家庭、学校、地域、そして地域 の中のその子供たちが出入りする、万引きに対しては自分たちの店の売り上げ等にかかわるので、こ れは黙っていられないということあるのでしょうが、ただそういう犯罪に携わらない範囲での出入り については、個人の権利だとか、いろんなものがやはり取り巻く中で、安易に警察に通報しづらい環 境はあるのだろうと思うのです。ここを行政が主導しながら、村上市においては何時から何時まで、 何歳ぐらいの子供が隣に家族がいたとしても、それが確認できないような状況が一、二分続いたら、 即警察に通報してもいいとか、そういうような具体的な手法を用いないとやはりなかなかこういう徘 回等を防止することは難しいと思うのですが、これは制度的なものでありますので、市長どうお考え でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) そういった状況が子供、若い世代を含めてでありますが、常態化している状 況はあるというのは、これは私も承知をしておりますが、そこに向かってやはり声かけをしていくと いうこと、いろんな機関で取り組みもいただいております。また、それぞれの民間の店舗の中でも、 そういう取り組みをしていただいている方もいらっしゃるわけでありまして、それこそが地域全体で 子供たちを支えていくという仕組みづくりにつながっていくものだと思っております。   また、それを具体的なそういう手法を用いてということになりますと、個人の権利等々そういう ものについてもよく調査をしなければならないなというふうに思っております。直ちにそういうこと を制度として導入できるのかどうか、そこのところも含めて少し考えさせていただきたいと思います ので、よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 非常に市長おっしゃるように、法律的な難しいくくり、網かけもあるのかも しれませんが、ぜひとも村上市においても過去非常につらい出来事もありましたので、当市だけは無 災害であるというふうな考え方は絶対できませんので、今私が述べたような地域連携、そしてその業 者さんにもしっかりと子供たちの動きを確認して通報ができるような、それが合法的にできるような 制度構築を目指して、まずは教育部局からひとつ制度づくりに汗を流していただきたいと思いますが、 いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 大変大切な部分だと思いますけれども、まずそういう意識を地域のみんな で醸成するということが第一だと思っておりますので、制度化については先ほど市長が話したとおり でありますが、青少年問題協議会がございますので、これ等にこの話題を流しながら、地域全体でそ ういうものを見守っていくのだという姿勢、そしてそれに向けての具体策等について今後検討してい きたいと、このように考えます。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 経済的な面だけでなく、こういう防犯的な面でも他市をリードするような先 行した活動をしているというふうなところをアピールしながら、住みよい村上市であることが広く知 れ渡り、やはり人口の流入をきっかけになれればなおよろしいのでないかなと思いますので、よろし くご検討願いたいと思います。   それでは、最後のマイナンバー制度に関して、若干不安なところがございますので、お聞かせ願 いたいと思います。10月から各世帯ごとに案内が届くというふうなことで、私自身はマイナンバー 制度の活用というのは、非常に有益なものであるという捉え方から、それがやっぱり漏れることなく しっかりとした全国民に理解を得た上でそのカード申請、そして活用がなされるためには、ひとり暮 らしで役所に申請行為に来れない方々とか等々あるわけですが、しかし対象としては皆さん漏れなく 対象となるわけでしょうから、その辺についての行政の対応というのはどんななっているかお聞かせ ください。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 施設に入っている方とか、災害に遭って別の地域に住んでいる方、 それからDVという要するに、で逃げている方というのは変ですけれども、あと児童の虐待等で本来 住民票を置いている場所にいない方というのがあると思うのです。こういう方については、9月25 日までに市役所にそういう届けをすれば大丈夫だということにはなっているのですけれども、実際施 設に例えば認知症とかで入っている場合は、その人は判断できませんので、そういう場合はその施設 の方、例えばケアマネジャーだったり、そういう方がその施設のほうでそういう方のための手続を手 伝うといいますか〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕いう形でするというようなことで聞い ております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 殊こういう情報というのは、間断なく行政側が発信していても見落としたり 云々して、一般の方、健常者であっても、そういうケースというのは多々あると思うので、しっかり とした情報の発信と、それをやはり受けていない部署があってはならないという視点で、しっかりと したその申請が上がってこない方たちへのあるこの10月から申請行為が徐々に始まっていくわけで すから、必ず残っている方のデータというのは出てくるわけですよね。それに対して、どういうふう なフォローをしていくかで、やはりその普及率を高めていくことになるのではないかなというふうな 思いがあるのですが、その辺に対しての方策のようなものは考えられていますか。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 住民票がある日本人、それから外国人の方には、その住所のある、 住民票のあるところでそのカードを、紙のカードなのですが、通知カードを簡易書留で郵送されるわ けです。それで、どうしても完全に100%受け取れないケースも出てくると思うのです。では、ない 場合はそうすると平成28年1月1日から何もできないかということではなくて、その場合はやはり 市役所等に行ってその自分のカードがないことを、カードが本来であれば10月に届くことになって いるので、例えば11月になってもない場合は、相談されるとかいうことになれば対応できますので、 ただそれぞれの周知については、先ほど市長答弁にもありましたように、10月は直近なので、出し ますし、正直なところ11月も12月も出そうかなというふうに考えておりますので、できるだけわ かりやすい、要するに市役所に来るときはカードが要りますよと。ただ、ない方は、もしそういうこ とがあったら連絡くださいという内容のものを周知していきたいと、そんなふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) まず、いろんな角度から漏れのないような形でこの個人カードの申請を完璧 な形で進めていただくようにお願いをしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがと うございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで川村敏晴君の一般質問を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時48分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、1番、渡辺昌君の一般質問を許します。   渡辺昌君。(拍手)           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) 鷲ヶ巣会の渡辺昌です。議長のお許しをいただきましたので、私の一般質問 をさせていただきます。私の一般質問は、大きく2項目であります。   1項目め、ごみ行政について、ことしの3月に新ごみ処理場「エコパークむらかみ」が本格稼働 しました。公設民営の施設として、今後20年間にわたりSPC(特別目的会社)へ運営が委託され ます。そこで、次の点について伺います。   @、ごみ行政における担当課の役割は、今後どのようなものとなりますか。   A、環境省の調査によれば、平成25年度の本市のごみリサイクル率は14%であり、県内市町村 において下位となっています。その原因について分析をされていますか。   B、可燃ごみの減量化や、リサイクル率の向上に取り組む新たな計画はありますか。   大きい項目の2項目め、学校給食について、新しい学習指導要領や学校給食法の改正により、授 業や給食における食育への取り組みが推進されており、給食の担う役割や目標が以前とは大きく変化 しています。しかし、市内の給食の調理場はその形態や運営方式、設備の状況もさまざまです。また、 調理員も保育園などと同様に臨時職員の方が大半となっています。調理場の現状や児童・生徒数の減 少を踏まえ、今後の調理場の整備計画はどのようになっているのか伺います。   答弁をいただいた後、再質問いたします。よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、渡辺議員の2項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に1項目め、ごみ行政についての1点目、ごみ行政における担当課の役割は今後どのような ものになるのかのお尋ねについてでございますが、新ごみ処理場が稼働し、ごみの搬入受付から機器 の運転管理等、施設運営を特別目的会社へ委託しておりますが、施設設置者として適正な施設運営が 行われるようモニタリングを確実に行い、万全を期しているところであります。   次に2点目、リサイクル率が県内市町村において下位となっている原因分析はされているのかと のお尋ねでございますが、平成25年度の本市のリサイクル率は14.0%で、県平均23.2%を下回っ ております。各市町村のリサイクル率の細かい分析は行っておりませんが、集団回収や専用施設によ る生ごみの処理、焼却灰や溶融スラグの資源化などがリサイクル率に大きく影響しているものと考え ております。   次に3点目、可燃ごみの減量化やリサイクル率の向上に取り組む新たな計画はあるのかとのお尋 ねについてでございますが、本市では燃やすごみ、燃やさないごみ、資源ごみ、有害ごみ等、12種 類に区分をし収集を行っているところであります。現段階で新たな分別区分を設ける必要はないと考 えており、現状の分別区分により啓発に努め、分別の精度の向上を図っていくことが重要と考えてお ります。また、新ごみ処理場稼働後は、焼却により発生する焼却灰のリサイクルのほか、施設に直接 搬入された段ボールや冊子等の紙類を焼却せずリサイクルするなど、新たな取り組みも始めており、 他市の例にある公共施設を利用した拠点回収の実施等、さらなる取り組みについて研究を進めていく 必要があると考えております。   次に2項目め、学校給食については、教育長に答弁をいたさせます。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、渡辺議員の2項目め、学校給食について、調理場の現状や児童、 生徒数の減少を踏まえ、調理場の整備計画はどのようになっているかとのお尋ねについてでございま すが、議員ご指摘のとおり、学習指導要領の第1章に「学校における食育の推進」が位置づけられ、 また平成20年に大幅改正された学校給食法でも学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を 図ることを目的とすると規定されております。   さて、市内学校給食調理場は現在19施設あり、単独調理場が14施設、共同調理場が5施設と なっており、運営方式では直営調理場が5施設、業者委託調理場が14施設であります。直営調理場 での職員構成は正規職員が16人、臨時職員は18人と正規職員の割合はほぼ半数となっております。 今後の整備計画につきましては、アウトソーシングの推進と共同調理場化の推進を検討中であります。 施設の老朽化もあり、食の安全・安心を考慮し、あわせて業務の効率化を図るために早期に整備を推 進してまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ありがとうございます。それでは、再質問させていただきます。   初めに、ごみ行政についてであります。先ほどの質問、答弁にもありましたように、村上市のご みのリサイクル率、平成25年度では14%であります。リサイクル率を簡単に説明しますと、資源化 される量、村上市の場合は3,546トン、それをごみの処理量2万5,335トン、これで割りますと 14%になります。環境省の一般廃棄物処理実態調査、これは毎年出ているものでありますけれども、 平成25年度の実績調査によれば、村上市は県内30市町村中20番目、そして県内1位というか、一 番リサイクル率がいいのが糸魚川市、こちらが40%、2位が上越市の32.5%、3位が妙高市の 28.7%となっております。新潟県全体を見ますと23.2%であり、村上市はリサイクル率はかなり低 い状態であります。自治体によりまして施設の状況や条件などが異なり、単純な比較は難しいと思い ますけれども、リサイクル率はその自治体のごみ行政の取り組みのぐあいの一つの指標になるのでは ないかと思いますが、この数字について市長はどのようにお考えになりますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 数字については、確かに低いところで推移をしているなということでありま すので、それこそリサイクルを推奨しているその立場からいえば、少なからずその辺は残念だなとい うふうにおりますので、リサイクル率の向上、それにつきましては先ほど申し上げましたとおり、い ろいろな手法を今後検討しながら、引き続きその引き上げに取り組んでまいりたいというふうに思っ ております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ちなみに、平成21年度の村上市のリサイクル率は13.6%でありますので、 そのときには県内で25番目でありましたので、若干リサイクル率が向上していると思われます。ま た、人口減少によりごみの総排出量も減っております。   ちなみに、村上市の1人当たり1日当たりのごみの排出量は1,056グラムであります。これは 県内で14番目、県全体で見れば1人当たり1日当たり1,039グラムでありますので、村上市の住民 の方が特別多くのごみを出している状況ではないと思われます。   参考までに、リサイクル率の高い糸魚川市を見ますと、ごみ行政を見ますと、糸魚川市の場合は リサイクル率が高い理由として、可燃ごみを清掃センターの施設で炭化処理し、それを地元のセメン ト製造事業所でセメントの原料、燃料としてリサイクルしている、このことがリサイクルが高い理由 であると思われます。また、そのほかにも20・10・0運動という運動がありまして、20とは20の こと、10とは10のことでありますが、乾杯後の宴会の席で乾杯後の20分間は自分の席でおいしい 料理を楽しみましょう。そして、宴会の終わりの万歳の前に10分間は自分の席に戻って一度料理を 食べましょう。そして、帰るときには食べ残しをゼロにしましょうという運動を市全体を挙げて運動 しております。また、上越市の場合は、平成12年の段階でごみに対する意識やモラルの向上を図り、 環境の美化やごみの減量、リサイクルをさらに進めるため、上越市民ごみ憲章というのを制定してお ります。内容は、9行から成る簡潔で明快な文章となっておりますので、ちょっと紹介しますと、1 つ、まちをきれいましょう。進んで美化活動をします。ポイ捨ては絶対しません。1つ、ごみを減ら しましょう。最後まで物を大切に使います。余分なものは買いません。1つ、リサイクルをしましょ う。ごみはきちんと分けて出します。進んで再製品を使いますというごみ憲章を制定し、取り組んで おります。また、妙高市では、割りばしや使い捨てカイロの回収を行っております。使い捨てカイロ は、そこに使われている鉄分が植物プランクトンが増殖するための栄養素になるということで、植物 プランクトンが増殖するとそれのことで海藻というのですか藻が生え、藻の場ができて魚等のすみか になる、そういうふうなためにカイロを回収しているそうであります。   今述べましたように、リサイクル率の高い自治体の取り組みの特徴としましては、ごみの削減目 標をきちんと立てて月ごとのごみ排出量や前年度比較などわかりやすい表にしてホームページ上に掲 載しております。ごみ処理の現状をわかりやすく示し、住民のごみへの意識を高める取り組みを行っ ている。また、今紹介したように、身の回りの小さなことからこつこつと取り組むことが大切と思い ます。これら他市の取り組みについてどのように考えられますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ごみを取り巻く行政そのものというのは、今議員おっしゃるとおりそういっ た形の日常生活に直接かかわるものでありますので、日々そういう形での意識啓発に努めるのが非常 に効果的なのだなということを数字もお示しをいただきましたので、非常によく理解をいたしました。   市におきましても、いろいろな形でリサイクルまたごみの減量化に向けての取り組みは個々に進 めているところでありますけれども、そういったことで数値的、具体的なものを表示すること、提示 することによって、意識の啓発がさらに促進をするという実態もあるようでございますので、その辺 も含めて今後も市としても取り組みを進めていきたいというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 次に、ことしの3月に本格稼働しました新ごみ処理場についてであります。   新ごみ処理場は、設計、建設、運営、維持管理を一括して発注するDBO方式、公設民営方式と 呼ばれるものであります。今後20年間特定目的会社、村上環境テクノロジー株式会社さんが運営す ることになります。年平均約3億円の運営費、そしてその運営費の中には、処理場で発生する焼却灰 の3割のリサイクル費用が含まれております。リサイクルとは、焼却灰を高温で焼成し、人工砂とす るものであり、アスファルト舗装の路盤材に利用されるそうであります。また、焼却灰残り7割、こ れについては市の負担で同様のリサイクルをすることになっております。その費用として、7割分の リサイクル費用として今年度の予算には焼却灰資源化業務委託料として約6,000万計上しておりま すけれども、当初この計画新処理場の建設に当たって、3割の焼却灰のリサイクルとしていたものが 新しい処理場が稼働するころになって全部をリサイクルすることになった経緯。そして、最終処分場 の状況を考えれば、当初から全部リサイクルするようなことが考えられてもよかったように思います が、計画を変更の経緯について教えてください。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 焼却灰のリサイクルでございますけれども、今ほど議員おっしゃいまし たように、当初30%については事業者のほうでリサイクルすると。その残りにつきましては、最終 処分場のほうでということで考えておりましたけれども、やはり最終処分場の容積的な部分を考えま して、その7割につきましてもリサイクルする方向で実施しているところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 市が費用負担するその7割の焼却灰についても、そのリサイクル処理の委託 先というのは新ごみ処理場の運営会社となるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) リサイクルの持っていく場所でございますけれども、埼玉県の寄居町に あります処理場になってございます。そこで路盤材にリサイクルされるということになってございま す。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 今お話ありましたように、埼玉県の寄居町にある施設に運ばれるわけですけ れども、例えば1カ月に1回なのか、1カ月何回になるかよくわかりませんけれども、どのような回 数運ぶ計画でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 年三、四回というふうにちょっと記憶しておりますが。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 年間約6,000万のそのリサイクル費用、市の負担分だけです。年間約6,000 万ですので、10年で6億円、20年で12億円となりますけれども、金額的には個人的には大変大き い金額と思いますけれども、その金額について財政課としてはどのように考えておられますか。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 大変申しわけありませんけれども、詳細の点私今把握しておりません。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 先ほどのごみ処理場の前にリサイクル率の話をしましたし、今回このような 20年間で12億円の費用で焼却灰のリサイクルをするわけですけれども、このような状況の中で、や はり何度も言いますように資源ごみのリサイクルにとって可燃ごみのさらなる減量化の取り組みは必 要だと思います。そんな中で、可燃ごみのさらなる減量化の対策として、紙類の回収の中に雑紙とい うのを分類してあります。これ、ことしの村上市のごみの分け方、出し方保存版という表であります。 これをよく見ますと、紙類の中に新聞、紙パック、段ボール、そして雑誌、雑紙という分類されてお ります。私も、今まで紙ひもで十字に縛ることができないものはリサイクルに出せないのかと思って いたのですけれども、ここにいる皆さんにも想像してもらいたいのですけれども、例えば自分の部屋 なり居間とか茶の間にごみ入れ、ごみ箱あると思うのですけれども、その中の中身想像してみてくだ さい。そうしますと、大半は封筒の使ったものとかメモ書きのしくじったものとか、あとはお菓子の 包装紙であるとか、商品についてくる説明文とかしおりみたいなものが多いと思うのです。そういう ものを例えば紙袋に入れてこぼれないようにして雑誌、雑紙の日に資源ごみとして出した場合、それ は回収してもらえるものでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 回収はします。今議員おっしゃいましたように、燃やすごみの中にかな り紙類が混入している現状があります。これについては、今後分別の徹底を皆さんに啓発していって、 紙類のリサイクルをさらなる向上を図っていきたいというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 回収できるということでありますので、例えばこういうところにそういうふ うな図を入れるだけでも回収率が高まるのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。   それと、今回この一般質問に当たり調べた中で1つ気になることがありました。それは、ごみ処 理場の運営会社になります村上環境テクノロジーさん、今回初めてホームページがあるのを知りまし た。確かにインターネットの検索でむらかみエコパークとか入れると、1番目か2番目にその村上環 境テクノロジーさんのホームページが出るのですけれども、村上市のホームページからは直接行けま せん。やはり民間の事業者ということでそういう制限があるのかと思いますけれども、この村上環境 テクノロジーさんは、むらかみエコパークを運営するためだけの事業が特化した会社でありますので、 何か工夫して村上市のホームページからそちらのホームページに行くようなことというのは、市長さ んはインターネット、パソコン詳しいそうでありますので、そういうことというのはできないのでし ょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 特にコンテンツを張りつける部分については、問題ないと思うのですけれど も、ただSPCであるとはいいながらも民間事業者でありますので、それを直接市のホームページか らそこに跳ぶという仕組みが、技術的には全く問題ないとは思うのですけれども、仕組みとしてそれ が可能なのかどうかということについては、ちょっと検討させていただけますか。民間のバーナーを 張っている部分については、全て広告料という形のお願いをしていますし、うちのほうでSPC会社 との関係は当然あるわけでありますけれども、それをホームページからダイレクトにアクセスするこ とがいいのか悪いのかについては、ちょっと研究をさせていただきたいと思います。研究させてくだ さい。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) この1項目めのまとめとしまして、合併前はごみ処理については広域事務組 合の業務であったと思います。ごみ問題については、市長はそのごみ行政についていろいろお考えの あることと思いますから、何度も繰り返しになりますけれども、リサイクルの向上、可燃ごみの減少 の取り組みについて、最後一言まとめでお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員おっしゃるとおり、非常にこの一般廃棄物の問題というのはやっぱり奥 が深いなという気がしております。リサイクルを進めれば進めるほど経費はかかります。しかしなが ら、地球環境のことを考えればリサイクル、これは避けて通れない道だと。これからこの地域を次の 世代に受け継ぐに当たりましても、やっぱりそういう形でしっかりとこの恵まれた自然を維持継続で きるような、そういう地域社会でありたいと思っておりますので、それを実現するのはやっぱり一般 廃棄物の処理の部分に係る行政だと思っておりますので、ぜひ今議員からご指摘を受けた部分も含め て、しっかりとした取り組みを目に見える形でできるように進めてまいりたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) よろしくお願いします。   次に、大きい項目の2番目の学校給食についてであります。私は、昭和49年度の塩野町小学校 の卒業生であります。その当時、旧朝日村で完全給食実施していたのは、多分よくわかりませんけれ ども、2校ぐらいではないかと思います。私たちのところは、牛乳1本が昼の昼食のときに出ただけ であります。議員となりまして、学校の評議委員ということで小学校の給食を年に1回でありますけ れども、いただく機会を毎年いただいております。これが給食なのかなと、50を過ぎて感じました。 それで、3月の定例会で総務文教常任委員会の小杉委員長が学校給食の施設について質問されており ますけれども、そのときいただいた資料によりますと、先ほど市長答弁にもありましたように、学校 調理場全部で19カ所、直営が5カ所で残りの14カ所が民間委託。そして、設備内容を見ましても ドライシステム、これは今の主流でありますけれども、床が水にぬれない状態で作業する方法であり ますし、旧来のシステムは、ウェットシステムといって下に水が落ちますので、衛生管理上難しいと いう面もあるそうであります。また、厨房のエアコンについても、順次設置しているということであ りますけれども、ことしの2月現在でいいますと、厨房のエアコンがあるのは13カ所、ないのが6 カ所であります。旧市町村の施設から継続されていることから、施設の状況にもいろいろ差があり、 仕方ないことだと思いますけれども、一番心配するのは献立を初めとする給食内容に差が出るのでは ないかという点であります。担当課では、現状どのように認識されていますか。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長補佐。 〇学校教育課長補佐(大滝 寿君) まず、エアコンの整備状況なのですけれども、本年度当初予算 で予算の範囲でということで1カ所ごとでしたっけか整備をする予定だったのですけれども、今回の 補正予算のところで残りの厨房内にもつけられるように予算要求をさせていただいているところでご ざいます。   それから、各調理場の献立につきましては、各調理場には栄養士の先生が配置されておりまして、 その先生たちが一応献立をつくりますので、小学校、中学校統一料金の1食当たり幾ら、幾らという、 それは市内全部統一ですし、献立の内容に差があるとかということではなく、献立のメニューには学 校ごとに特徴が出てくるにしても、栄養面とかそういう部分では管理されているということで認識し ております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 学校給食については、私も漠然と例えば村上市では子供たちにこういう給食 を出すのだという方針のもとで学校給食が運営されているものと思いましたけれども、今回調べてわ かったのは、かなり細かい内容で国からのその学校給食法ですか、そういう中で細かく決められてお りますので、かえって地産地消の面ではそういう食材に地元のものを使うということはありますけれ ども、基本的には国の方針にのっとった運営がされているものではないかと思います。   そして、今回一番感じましたのは、この学校給食に当たっては担当課の働きよりは、その施設に いらっしゃいます栄養士の方のこの働きがかなり大きいということがわかりました。例えば昨年度か ら村上小学校、スーパー食育スクール事業というモデル校になっておりますけれども、この中でも説 明書きの中に学校における食育を推進するため、各種外部機関と連携し食育プログラムを開発するス ーパー食育スクールを指定し、栄養教諭を中心に外部の専門家等を活用しながら食育の推進を図ると なっております。国としましても、積極的にこの平成十七、八年ごろからでしょうか、栄養教諭の配 置を進めているところでありますけれども、平成27年度4月1日現在の新潟県における栄養教諭の 配置というのは154人だそうでありますけれども、現在村上市には何人いらっしゃいますでしょう か。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 栄養教諭の人数については、今調べさせますが、国が栄養教諭をふやして きた中身については、栄養職員は授業を持つことはできません。授業を教えることができるのは教諭 になりますので、栄養教諭というものを広げて食育の大切さ、それから給食の大切さをじかに子供た ちに伝えることができるようにという形で栄養教諭というものをふやしてきております。   栄養教諭になるには、それなりの経験値と、そしてそういう分は必要でありまして、村上市内も ほとんど栄養教諭であると思っておりますが、何名かが栄養職員のまんまだと思います。ちょっと補 佐もなれておりませんので、今調べておりますので、そのような中身で栄養教諭が配置されていると いうことでご承知ください。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 2月にいただいた資料によりますと、栄養教諭はわからないのですけれども、 栄養士、これが配置が10名になっているのですけれども、その方全員栄養教諭になるわけでしょう か。それとも、違うのでしょうか、そこを教えていただけますか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) その栄養士が栄養士と栄養教諭は別職種でありますので、私10人が村上 市内に、ほとんど栄養教諭だと思っているのでありますけれども、栄養士が何人かいることは事実で ありますけれども、栄養士と栄養教諭というのは別な職種であります。全員栄養士になっております けれども、その栄養士の中から栄養教諭という教諭職になれる者が何人かいて、その職を持っている 者が今学校内に配置されていると、このように認識しております。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 済みません、こちらの不手際で。   早急に調べてこの次お答えしたいと思いますので、各校にどのぐらい配置されているか、猶予を いただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) よろしいですね。 〇1番(渡辺 昌君) はい。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 塩野町小学校にあります塩野町学校給食共同調理場、これの運営委員会とい うのがありまして、私も校長先生から言われましてこの運営委員の一人をやっております。塩野町の 給食調理場の場合は、猿沢小学校と小川小学校のほうにも給食が行っておりますので、その調理場の 栄養教諭の方、それとそれぞれの校長先生方、それとPTA、保護者の代表の方、そして議員として 私と小川小学校の学校区になります小池議員と参加して学校給食のことについて話伺いましたけれど も、その中の話伺っていますと、栄養教諭の方の考え方なり、指導なり、行動なり、そういうのは大 変学校給食において重要なものでありますし、実際それを調理する調理員の方、先ほども正職と臨時 半々ぐらいという話がありましたけれども、本当に学校給食というのは現場の頑張りといいますか、 現場の働きが多いのかなと思います。   そして、学校担当課の役割というのは、そういうふうないい給食をつくるための環境整備、施設 整備が担当課の仕事なのかなという、私は今回思いましたけれども、それでよろしいでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) そのとおりだと思っております。   よりよいものが安全に、安心に食べられるような環境づくり、それともう一つは、給食を取り巻 くのは、そのほかいろいろアレルギー問題とか数多くのものがございます。それに向けての栄養教諭 との連携、指導、そこが教育委員会の大事なポイントであると、このように認識しております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) その学校給食の栄養教諭の方がいろいろ話聞いた中で、本当いろいろ細かい ことあるのですけれども、例えば現実の話としまして、施設の状況によって給食として出せないメニ ューもあるそうであります。やはりその設備の状態によるものだと思われます。担当課には、今まで 以上に現場に足を運んでいただき、調理場の現状の把握に努めていただきたいと思いますが、どうで しょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 今までも足を運んだつもりでありますけれども、より足を運びたいと思っ ております。   それの食が出せないものがあるというのは、ちょっと私は理解できないのでありますが、それ等 についても考えていきたいと思いますが、ただ一番大きな問題は、先ほどお話しされたドライ方式な のでありますが、ウェット方式の形を今ドライ方式でやっているというところが一番大きな問題であ ります。この改善については、かなりの時間を要する案件であるというふうに考えておりますが、改 善に努めるように努力していきたいと、このように考えております。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ちょっと後で戻しますけれども、栄養教諭さんの話ですけれども、例えば市 のほうで何名配置したいという要望を出してそのまま来るのか、それとも学校の先生と同じように県 のほうから県が主導して配置されるのか、その辺のことを教えてください。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 正式の栄養教諭、栄養士については、県のほうから配置がされます。それ に応じて足りない部分が出てきますので、それについては村上市独自で職員を雇っている箇所もござ います。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 学校だけでなく家庭におきましても、食育というものが注目されている時代 であります。今後とも、関係機関にはよりよい給食の環境となるよう努めていただいて私の一般質問 を終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで渡辺昌君の一般質問を終わります。   午後1時55分まで休憩します。           午後 1時40分  休 憩                                                        午後 1時55分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              環境課長、学校教育課長補佐の発言 〇議長(三田敏秋君) ここで、環境課長から発言を求められておりますので、これを許します。   環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 大変申しわけございません。   先ほど渡辺議員よりの質問で、ごみ処理場の焼却灰のリサイクルの関係で、埼玉県の寄居町のほ うに年何回ぐらい運ぶのかというような質問だったと思いますけれども、年三、四回というふうにお 答えしました。この年三、四回というのは、焼却灰の飛灰の荒沢への運搬が年三、四回でございまし た。それで、訂正させていただきたいのですけれども、その月によってばらつきがございますけれど も、月約10回程度運搬しているところでございます。   大変申しわけございません。訂正をお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) ご了承ください。   続いて、学校教育課長補佐から発言を求められておりますので、これを許します。   学校教育課長補佐。 〇学校教育課長補佐(大滝 寿君) 先ほどの渡辺議員の質問に対しまして、栄養教諭の数というこ とで質問があった件なのですが、お答えいたします。   栄養教諭ということで配置が7名、それから栄養主査ということで2名、それから栄養士3名と なっております。残りの19施設あるわけなのですけれども、単独校の栄養教諭、栄養主査、栄養士 につきましては、兼務ということで19施設全てをカバーしているということでご理解いただきたい と思います。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) ご了承ください。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、8番、小杉和也君の一般質問を許します。   小杉和也君。(拍手)           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問させていただきます。今定例 会最後の一般質問となります。私の質問は3項目ございます。   1項目めは、健康づくりについてであります。健康寿命を延ばし、元気で生き生き暮らせる村上 市になれば、市民一人一人が幸せになれると思います。ただ村上市の場合は特に冬場の健康づくりの 場が限られることにより、1年を通して健康づくりを行うことが難しくなっていると思います。そこ で、既存施設を有効に活用して健康づくりを行うことが必要かと思いますが、市長はどのように考え ていますか。   また、市内5地区に総合型地域スポーツクラブが立ち上がったことから、総合型地域スポーツク ラブと連携した健康づくりも重要だと思いますが、どのように考えているのかをお伺いいたします。   2項目めは、職員の資質向上についてであります。市の職員は常に市民の幸せのために一生懸命 働き、採用のときには高い志を持ち、この仕事についたものと思いますので、次についてお伺いしま す。   @、市の職員が仕事を行うに当たって資格を取り、自己研さんに努めようとするときに、現在は どのような対応をとっているのですか。   A、ふだんの仕事において特別な資格が必要な部署、仕事内容は何ですか。   B、その人材を育成するために、市ではどのような対応をとっていますか。   3項目めは、母子・父子家庭への支援についてであります。県の調査で、母子世帯の半数が非正 規雇用で所得も低く、仕事や生活費に不安を抱え、父子家庭も所得が低い家庭が多く、子供に関する 悩みは、学費、しつけ・教育、進学(進路)が多いと報告されました。市では母子・父子家庭へどの ような支援を行っているのかをお伺いいたします。   以上、3項目の質問ですので、よろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、小杉議員の3項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に1項目め、健康づくりについての1点目、冬場の健康づくりの場が限られ、1年を通して 行うことが難しいため、既存の施設を有効に活用して健康づくりを行うことが必要ではないか。また、 市内5地区の総合型地域スポーツクラブと連携した健康づくりが重要ではないかとのお尋ねについて でございますが、本市の健康むらかみ21計画では、身体活動や運動の重要性を理解し、日常生活の 中で無理なく自分の体力に合った運動習慣を身につけることを目標に具体的な取り組みを行っており ます。具体的には、手軽なウオーキングを生活習慣に取り入れるため、歩こうむらかみプロジェクト の推進を図っており、各地区の体育館の利用を進めるために65歳以上の申請者が該当になる体育館 走路使用料免除の周知を図り、冬期間の運動不足の解消に努めております。加えて、年間を通して各 総合型地域スポーツクラブが体育館等を利用して、さまざまなイベントを実施しており、降雪のため 外での運動が難しい状況にありますが、地域の茶の間や健康教育等を通じて運動を取り入れた健康づ くりや温泉を利用した保健事業を今後も推進してまいりますとともに、引き続き、総合型地域スポー ツクラブと連携を深め、施設の有効利用ができるよう施設の維持管理、各種トレーニング機器の整備 を図り、市民の健康づくりを支援してまいりたいと考えております。   次に、市内5地区の総合型地域スポーツクラブとの連携による健康づくりについてでございます が、各地区に総合型地域スポーツクラブが設立され、各種事業が行われており、市民の健康・体力づ くりに一定の成果が得られていると考えております。今後も、総合型地域スポーツクラブに対しまし て、健康ダイエット教室や生活習慣病予防教室、ウオーキング教室等の事業委託や活動支援を継続し ていくことにより、市民のニーズに応じた各種健康づくり事業を展開していただくよう常に情報交換 や情報共有を行い、連携を深めてまいりたいと考えております。   次に2項目め、職員の資質向上についての1点目、職員が資格を取り、自己研さんに努めようと するときにどのような対応を行っているのかとのお尋ねについてでございますが、職員みずからが資 格取得をすることにつきましては、資格取得助成制度などの対応は特段実施をいたしておりません。   次2点目、ふだんの仕事において特別な資格が必要な部署、仕事内容は何かとのお尋ねについて でございますが、ふだんの仕事に必要な資格では保育士、保健師、栄養士など福祉医療系の専門職を 初め、地域包括支援センターにおいては保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の資格を有する職 員等を配置しております。また、社会福祉事務所では生活保護法、児童福祉法、身体障害者福祉法等 に定める援護、育成、更生の措置を行うため、社会福祉主事を置くことになっております。ほかにも、 消防職員では救急救命士、潜水士や小型船舶操縦士などの資格を必要とする業務があります。   次に3点目、人材を育成するために市ではどのような対応をとっているのかとのお尋ねについて でございますが、人材育成の対応としては、社会福祉主事を養成のため、職員に講習を受講させてお り、その経費は公費で負担しているところであります。また、保育士、保健師、栄養士等の専門職は、 資格のある者を採用をいたしておりますが、職員研修は事務職と同様に受講させておりますし、業務 に必要な講習会等へも出席をさせております。   次に3項目め、母子・父子家庭への支援について、市ではどのような支援を行っているのかとの お尋ねについてでございますが、本市の単独事業ではございませんが、父、母の離婚などにより父ま たは母と生計を同じくしていない児童を養育される家庭におきましては、生活の安定と自立の促進に 寄与し、児童の福祉の増進を図ることを目的として児童の人数、世帯の所得に応じ、児童扶養手当が 支給されているところであります。また、これらの家庭に対しまして、通院の場合、月のうち4回目 まで1回530円、入院の場合1日につき1,200円、指定訪問介護を受けられる場合、1日につき 250円の負担で医療等を受けられるよう助成を行っております。そのほかに自立支援教育訓練給付金、 高等職業訓練促進給付金を支給し、少しでも就職に有利な資格を取得できるよう支援を行っておりま す。   なお、教育委員会での支援につきましては、教育長に答弁をいたさせます。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、小杉議員の3項目め、母子・父子家庭への支援について、市で はどのような支援を行っているかとのお尋ねについてでございますが、教育委員会として母子・父子 家庭に限定した支援というものはございませんが、低所得家庭を対象とした制度として就学援助制度 があり、児童生徒に係る学用品の一部や給食費などの経費につきまして支援しております。   なお、本年9月1日現在の就学援助認定世帯は425世帯でありますが、そのうち6割程度が母 子・父子家庭となっております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、再質問いたします。   まず、市長にお伺いしたいと思いますけれども、健康づくりを行うことのメリットとしてはどの ようなものがあるとお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) それこそ、健康寿命を伸ばしていくと。平均寿命は、世界に冠たる記録を持 っているわけでありますが、そこの中で健康寿命となると、なかなかこれが容易でないというところ であります。生活習慣病も含めて、健康を維持することによってそれの軽減が図られるという、これ が大きなメリットだと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今言われるように、医療費の削減にもどうしても健康づくりをすることによ ってつながっていくと思います。それから、私が考えますのは、家族の中で病人がいないということ での家族円満というのでしょうか、それであったり、また元気で生き生き皆さんがすることによって、 地域社会が活性化すると、そういうようなことも挙げられるのかなと思っております。   見附市では、日本一健康なまちを目標に、健康寿命を延ばすことを目標として、どんなふうに取 り組んでいるかといいますと、運動、生きがい、健診、食生活、この4つの分野で事業を推進してお ります。その中で最も身近な健康づくりは、運動かなと思うのですけれども、やはり冬場になるとど うしても運動が減ってくると。いろんな形で答弁の中で説明もあったのですけれども、ふだんスポー ツをやられている方、特に屋外スポーツをやっている方は、冬場どうしても屋内施設に頼らざるを得 ないというのが現状でございます。生涯学習課長に伺いますけれども、体育施設の冬場の有効利用は なされているとお考えでしょうか、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 今現在の状況を聞いておりますと、日ごろ屋外で運動している団体 の皆さんが冬場になると体育館の施設等を予約してくるという状況が荒川地区から山北地区までござ います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 有効利用はされているかというのをお伺いしたのです。いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 私どもが管理している全部の施設を考えてみますと、全て有効に利 用されているとは考えておりません。まだあいている施設がございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 続けて、生涯学習課長に伺いますけれども、既存の体育施設を代表とすると ころは、使い勝手のいい整備になっているのかどうかお伺いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 施設の古い、新しいはありますが、最低限の使い勝手ができるよう に維持管理しているものと判断しております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) こちらにあります村上市スポーツ施設整備計画によりますと、この中に書い てあるのですが、施設整備の視点として、利用の状況及びニーズにも配慮していくと。市民の効率的 利用を促進する整備を行うというふうに書いてあります。また、施設整備の進め方として、利用者や 関係者への説明責任を十分果たしていく必要があり、意見を聞きながら理解と協力を求めていくとご ざいます。   生涯学習課長に伺いますけれども、その前に冬場の利用もあるというふうに言われていましたけ れども、いろいろと私も利用状況を調べさせていただいたのですけれども、荒川の体育館は、冬場の 利用とかそれ以外の時期をきちんと話し合いにより分担してなっていました。村上の体育館は、残念 ながら大会とかがいっぱい入るために、そういった利用はなかなか冬場は難しいと。課長に伺います けれども、他の施設も説明責任を十分果たし、意見を聞きながら理解と協力を求めていっていますよ ね、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 私が聞いている範囲内では、やはり地元の方々とお話し合いをして、 それから譲り合いなどもしながら、特に冬場どうしても場所の取り合いになるものですから、調整を しているというふうに聞いております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 私の聞いている限りはというようなことですけれども、市長にお伺いします けれども、やはりこういう季節によって利用の形態が若干違ってくるわけです。その辺、課長の答弁 の中でまだ十分有効利用されていないところもあるというふうなことを答弁されていましたので、そ の辺利用者の声を聞いてきっちりと有効利用されるように整備していくのが当たり前だと思うのです けれども、今後の進め方はどんなふうに市長はお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおり、確かに有用な公共財産でありますので、これが効率よ くスムーズに運営されておるというのが一番ベストな形であります。   季節ごとに、特に当地域冬場は困難をきわめますので、なかなかその運動をする場所の確保が容 易でないというのがあるわけでありますけれども、いずれにしましてもその施設が例えばこれまでは 何回何人使ったからいいのだとかいうそういう視点での捉え方をよくするわけでありますけれども、 そうではなくて今まさに議員おっしゃるとおりに、それがどういうふうな形で効能を発揮したかとい うこと。そのためには、その稼働している時間帯がどのくらい充実した形で動いているかというのが 必要なので、その辺の視点を少し盛り込みながら施設の運営、またこれは当然それぞれ地域にスポー ツクラブが設立されているわけでありますので、まさにそこを核にして進めると非常に特に冬期間は 有効なのではなかろうかなというふうに考えておりますので、その辺を進めてまいりたいというふう に考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今市長の答弁にもありましたように、やはり利用者の意見をよく聞いて有効 に効率よく、あいていてはせっかくもったいないですし、ああ、使えるのかというような話も聞くの です。全く使えないのかというようなふうに思っている方もいらっしゃるようなので、大会が入った りして使えないときもあるのですけれども。ですので、利用者の声をきちんと聞いて、有効に使える ようにその辺のところを整備していただくことによって、市民の健康力が上がって健康寿命も延びて いくと思います。   市長の答弁にもありましたけれども、これからやはり総合型の地域スポーツクラブが5地区、全 地区に立ち上がりましたので、今までですと特定の地区だけの感じでしたけれども、全地区に立ち上 がったということで、市としての統一メニューであったりとか、いろんな施策をすることによって健 康寿命を延ばすこともできると思いますので、その辺のところじっくり使用の状況とか、利用したい 人の要望とか、その辺のところを声を聞いて整備していただければなと思っております。   総合型地域スポーツクラブの取り組みなんかは、少し答弁の中でいただいたのですけれども、こ のスポーツクラブが果たしている役割、一般論でもいいですし、特にこの村上についてのことがあれ ばご答弁いただけますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常にやはりご専門の立場からだと思います。また、特にウエルネスさんも そうですし、希楽々さんもそうなのですけれども、これまでの総合型地域スポーツクラブを我が国に おけるそのスポーツクラブの歴史においてもかなり先頭で引っ張ってきていただいたというふうに認 識をしておりまして、その方々が提案されるメニュー、非常に工夫また知恵を懲らした形で提案され ているので、非常に魅力的だなというふうに感じております。   実際に具体的にそれぞれ各地域、各集落に出向いて、コンパクトでありますけれども、市の事業 とも連携をしながら、例えば3人、4人ぐらいの集まりの中に総合型地域スポーツクラブの方がそこ に入られて、座ったまんまでできる運動をやられていたりとか、そういうところにも遭遇したことが ありまして、非常に身近な、市民に非常に近いところで丁寧なその事業展開がなされているなという ことを感じておりまして、これはまさに最前線でその事業を推進していただいている大きな力だなと いう捉え方をしております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 体育館まで来てくださいというと、なかなか難しい場合もありますけれども、 自分の住んでいる公民館であったり、集会所であったりということであれば、まあ何とか行ける人が 多いと思いますので、今後はやはりそういった出前教室というのでしょうか、そういうのが多くなっ ていくのかもしれませんけれども、そのときにやはり市との連携というのが重要になってくるのかな と思っております。   来年から荒川の体育館が指定管理の方向で……来年からでしたか、向かっておりますので、荒川 にもスポーツクラブありますけれども、その辺荒川支所とスポーツクラブとの連携、連絡体制うまく いっているのかどうか、荒川支所長にお伺いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) 荒川のスポーツクラブ、サンスマイルあらかわ、昨年立ち上がってま だ歴史が浅いものですから、私どももそのクラブがお隣の希楽々とかウエルネスさんみたいな団体に なるよう一生懸命手助けをして育てていかなければいけないという立場で連携をとっています。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、本当に全国で先頭を走っている希楽々があります神林支所長にお伺い します。その連携、連絡体制はうまくいっているか。それと、どんなことをやっているかをお伺いい たしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) 介護保険の特別会計のほうではございますが、足腰しゃんしゃん教室、 そして集落出張転倒予防体操教室、要は集落のほうに出張して、行かれて体操等をさせていただくも の、あとはリフレッシュしゃんしゃん教室、そちらのほうの業務も委託しておりまして、その方面で 希楽々さんのほうにご協力を得ているということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) まだ温度差があると思いますけれども、一番大事になってくるのが連携だっ たり、連絡体制だと思うのです。委託しっ放しとかではなくて、支所の方が現場を確認するとか、そ の辺のところをしっかりとやっていただいて大きく育てていただきたいと。朝日支所長と山北支所長 には申しわけないのですが、ぜひその辺のところの連絡、連携もうまくやってほしいと思っておりま す。   あと、クラブ同士の連携も必要なのだろうなと。今市長も言われましたけれども、その先頭を走 っているところと今できたところといろいろあるわけですので、それぞれの持ち味とか専門性を生か す意味で、違う団体ではあるのですけれども、やはり人材の交流だったり、専門の人を派遣するとか、 そういったスポーツクラブ同士の連携なんかも必要かなと私は考えるのですけれども、その辺につい てはいかがお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) それぞれ先行したところは、ノウハウの蓄積も早く進むわけでありますし、 いろいろな経験も得ます。失敗もあれば成功もあるという形でありますが、それは非常に大きな財産 になりますから、後発の部分につきましては、非常にそれを参考にできることだろうなと思っており ます。   それをお互いの情報として共有をするということになりますと、それが連携をすることが一番い いわけでありますので、そんな形でいずれにしても市の中で、ともにその歴史は違いますけれども、 同じ方向性を持って総合型の地域スポーツクラブという立ち上げ。ただ、その背景にある状況は若干 違うのは承知をしておりますけれども、その中でも目指していく方向、市の健康の増進ということは 同じ目標だと思いますので、そのことで連携をしていただきながら、早くその連携ができていけばい ろんなメニューが早く市民の皆さんに到達する、届けられるということになろうかと思いますので、 そんな取り組みを進めていきたいなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今早くできていければというようなご答弁がありましたので、専門性をやは り生かすような意味からも、専門知識を持った人材の方がいても、将来が不安で安心して働けないと か、そういったことがないように、やはり今育ってきたものを安定継続というものが必要だろうと。 なかなか独自でやりなさいといって努力はされているのでしょうけれども、やはりその市の支援だっ たり考え方というのは必要だと思いますけれども、この辺についてはいかがお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) どのように高い理想であっても、みずからの生活がしっかりと確立されなけ ればなかかそれが長続きするものではないのかなという思いも、いろんな場面、いろんな分野を見さ せていただいて感じております。   まさにこのスポーツクラブの皆さんにとりましても、非常に高度なレベルで市民に対するそうい う啓発活動の指導に当たっていただいております。その方々がしっかりとここで生活していける基盤 づくり、これも非常に重要だなというふうに思っております。これからどんどん、どんどんそんな形 で事業が膨らみ、ふえる中で、そんないい関係を構築することも可能なのではないかなというふうに 思っております。そうすると、そこに携わるスポーツクラブの皆さんの生活基盤もしっかりしてくる というような形が理想だと思いますので、そこを目指して連携を図りたいというふうに思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) スポーツクラブは、今後市長が答弁されているように重要な位置づけになる のだろうなと私も考えております。このような既存の団体とうまく連携して、村上市民のために取り 組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。   次に、職員の資質向上についてですけれども、資格を取り、自己研さんに努めようとするときに は特にないと。支援的な対応です。それから、ふだんの仕事において特別な資格が必要な部署という のは保育士、保健師だったら包括支援センターであったりすると。それから、その人材育成するため に社会福祉士が公費でというようなことの答弁がございました。あと、消防の方は救急救命士とか、 その辺のところの答弁があったのですけれども、村上市のうちの所管であります防災関係ですけれど も、村上市防災行政無線局管理運営規則によりますと、無線従事者というのがございまして、これは 総務大臣の免許を受け、無線設備を操作する資格を有する者というふうにあります。具体的には、第 1級陸上特殊無線技士のことをいうと思いますけれども、消防本部にはこの資格をお持ちの方が何人 いらっしゃいますでしょうか。わかりますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 3名います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) こちらの規則の運用規則によりますと、管理責任者は総務課長となっており ます。こちらの第8条に、管理責任者は防災行政無線局の運用体制に見合った員数の無線従事者を配 置するものとするとありますけれども、総務課長に伺います。見合っていますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) そのとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) また、この8条の第2項に、管理責任者は無線従事者の適正の配置を確保す るために常に無線従事者の養成に留意するものであるとありますけれども、どのような養成をしてい るのか総務課長に伺います。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 日々のことでありますので、特段養成事項というのは現在までは行って おりません。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 消防無線を扱うには、この資格がないと扱えないのです。3名はおるという ことですけれども、やはりこちらのほうも計画的な人材の確保をしていく必要があるのではないかと。 保育士の方だったりしますと、大学でその授業の規程を取ってくれば卒業と同時にその資格が得れる とか、そういうものがありますけれども、この第1級陸上特殊無線技士は、1つには国家試験を受け ると。もう一つには、養成課程がありまして、これも電気の科目をとったとか縛りはあるのですけれ ども、養成課程というのに入って取ってくると。これが8日間、値段が6万9,466円となっていま す。国家試験に至っては、試験を開催しているところ、東京、仙台、長野とかです。旅費もかかりま す。受検料も5,352円かかります。こういったものを取るときには、公費とかでこういったものは 出ているのでしょうか。わかりますか、消防長。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 消防の場合は、3名いると言いましたが、1人は養成課程で自分の自助努 力で行って取ってまいりました。その後、もう2人が仙台に行って一般試験で合格しております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そのときは、公費で出ているのでしょうか、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 公費は出ておりません。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 総務課長、養成に留意するものとあると運用規定にあるのですけれども、自 腹というふうな報告ですよね。この辺、どこまで公費で出すかという部分もあるかもしれませんけれ ども、例えば事情があってこの方々がどこかに行かれるといったときには、順次計画してこういう養 成を行っていかなければないのかなと思うのです、市が負担してでも。自己負担というのは、私はお かしいのかなと思います、これの。どうしても必要な資格ですので、計画的に資格を取れるように考 えていく必要があるのではないかと思いますけれども、市長いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまでも、この手の問題につきましてはいろんな場面でいろんな議論を積 み重ねてきました。非常に難しいものがあると思います。   救急救命士の養成につきましては、現在資格を取得してきていただけるような採用の仕方もでき るようになりましたので、随分あれなのでありますが、内部から登用いたしましてやると数百万円の 経費がかかると。これを自己負担にというのは、なかなか難しいでしょうという話でありました。た だ、いろんな形でそういう資格を持たなければならない業務、要するに業務がそれぞれ高度化するに 従っていろんな資格を取得しなければならないのですけれども、新たな事務として発生して、そこで 必要になった資格もありますし、従来からの資格もあります。ですから、その辺が採用の際にその資 格を有している方ということで採用をする工面はしているわけでありますけれども、なかなかそうう まくいかないケースもある。議員ご指摘のとおり、一般論として考えれば、非常にそこのところは市 が行う業務なのだから、それに必要な資格、当然公費でそれを手当てするのが当たり前だろうという ふうに私も考えております。ただ、資格そのものが個人に帰属する形になるわけでありますので、勤 務していただいているときには有用なその資格がその後退職をされるとまたご本人の財産になるとい うところもあります。本人の財産にどこまで公費を投入できるのかという非常にハードルの高い課題 のある問題をクリアしないといけませんので、その辺のところは今後進める施策の中で検討をさせて いただきたいというふうに思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 消防に限らず、専門な知識を身につけるように、私最初の答弁の中でこうい うのが出てくるのかなと思ってちょっと期待はしておったのですけれども、これが出てこなかったも のですから触れさせていただきましたし、まだまだ細かく考えればあるのだろうなと思います。   今市長が言われたように、どこまでどうかというような部分がありますけれども、緊急性のある、 消防無線というのは緊急性もありますし、特に専門性もあると思います。学校を出て取得できるもの ではないのです、保育士とかと違って。ですので、やはり採用時にはなかなかそういう資格を持つ人 というのは、一旦社会に出てそういうふうなことを学んだという形になるかもしれませんけれども、 幅広い人材を確保する。それから、年代層的にそういうバランスのいい採用をしていくようなふうに やはり考えていく必要があるのかなと思うのですけれども、総務課長いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 議員おっしゃるとおりだと思います。   他市におきましては、その資格のための助成の要綱もございまして、2分の1、3万円を限度と して助成制度を行っている市町村もございます。これ、国家試験問わず行っている。ただ、当市の場 合職員の数からもいいまして、そういった資格を取りに行くということになりますと、その業務がた だでさえも職員が少ないところでもって職員がいなくなるというか、その資格のために職員が不足す るという場合もございますので、その辺の配置とあわせて検討していきたいというふうに考えており ます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 意欲の出るような方向で職員の方の資質を上げて、それでそういうところに 挑戦していくということで意欲も出てくると思いますし、あとそれを目指している同じ仲間がいれば、 また切磋琢磨しながらやっていけると思うので、それが資質の向上にもつながっていくのだろうなと 思って今回こういう例を出させていただきました。   その公費の部分は、ぜひとも検討いただいて、あとどんな資格があったらもっと行政がスムーズ に回るのか。例えばそういう専門知識を持っている人がいれば、もっと早くできたり、委託しなくて もできるよというようなものがあると思いますので、その辺を整理していただきたいなと思います。 特に若手職員なんかは、これから村上市を背負っていく職員になるわけですので、各課を超えて横の つながりだったりとか、あと外とのつながりも大事なのだろう。こういうことで、交流することで資 質が向上するのではないかなと思いますけれども、総務課長この辺いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 全くそのとおりでございまして、当市の職員におきましても、商工会議 所の青年部に会費を自費で払って会員になって活動されている方もおりますので、そういった意味で は、職員が地元といいますか地域に出て活動されている職員もおりますので、そういった意味では大 いに貢献しているのかなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そういったことを、どんどん出ていけというのも変ですけれども、横のつな がりは幾らでも内部でできるわけですので、それをぜひとも進めて資質を向上させていただきたいと 思っております。   最後に、母子・父子家庭の支援についてでございますが、私の父も私が小学校2年のときに病気 で亡くなりまして、私も母子家庭でございました。それで、そのときにうちの父がなくなった葬儀の ときに、同じ村上小学校のPTAで活動されていた市長のお父様に弔事を読んでいただきました。そ んなことがございます。市のホームページに、先ほど答弁でありましたように、児童扶養手当、ひと り親家庭等医療費助成、それから母子家庭自立支援給付事業、これは母子のみなのですけれども、あ と高等職業訓練促進給付金等事業、自立支援教育訓練給付事業、この5つが市のホームページに載っ ておりました。6月18日の第1回の臨時会で、高等職業訓練促進給付金の2名分200万円を追加補 正しました。これは、問い合わせがあったからということだったと思います。当初予算で全てそれ申 し込みがあったので、問い合わせがあったので、それに対応するためにということで私が質問しまし たときに言われていましたけれども、申し込みは来ましたでしょうか、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 当初予算につきましては、2名分予定しておったものを2名分現在支給 中であります。   ただ、その後問い合わせのありました2件につきましては、現在のところは問い合わせでとどま っております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 予算見ましたら、昨年度も1名分計上していると思いますけれども、この給 付金を使った方は現在はどのような状況なのでしょうか。有効に使われていてほしいなと思うのです けれども、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) いや、昨年は実は使っておらないと思います。今回の決算のときに、ま た数字出ていくと思っておりますが。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 全額戻っていなかったので、それは使われているかなと思ったのですけれど も、それでは委員会の決算のほうでじっくりと審査していただければと思います。   この辺のPRについては、福祉課長は十分だと思われますでしょうか。こういう制度があります よというPRは十分だと思われますか、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 2名の方現在使われておりますので、PRを一応の効果は発揮している というようなことで考えてはおるわけでございますけれども、ただ市報、あと市のホームページとい う形でのPRしかしてございませんので、まだまだできるところがあるのかなということは思ってお るところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 私去年のホームページも調べてみましたら、県独自のやつもあるのです。県 のメニューですので、村上市民も利用できるのですけれども、この中で村上市には載っていなくて県 のホームページに載っていたのが福祉資金貸付金や日常生活支援事業というのは、県の支援策でござ いました。   先ほどもっとPRできるのでないかというふうに福祉課長言われましたけれども、わざわざ県の ホームページまで行って何があるのだろうと調べる人は少ないと思うのです。まず、情報が欲しいと きに市のホームページに探しますよね。市の事業でないので、直接的にこれこれこうですよというこ とではないですが、ホームページというのは、リンクで〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕 リンクはわかりますよね。文章入れておいて、そこから情報が跳んで県のホームページに行くという こともできますので、市のホームページにリンクも張ってPRできるのではないかなと思いますけれ ども、福祉課長いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) その点につきましては、よりよい方法で検討してまいりたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 県の調査で悩みを多く抱えていることが先日報告されたのですけれども、村 上市の相談の体制なんかはどうなっているのでしょうか。特に母子、父子家庭についてのことについ てお伺いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 私どものほうでは、母子、父子に限定してはございません。家庭児童相 談室というところがありまして、そちらのほうでいろいろな家庭的な問題、子供の問題、そういうよ うな相談をいろいろ相談受けておるところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 先日この平成27年度の村上市の福祉と保健というのを議員全員に配ってい ただきまして、この中に相談数とかが書いてありましたので、170件ですか。でも、私直観的にはち ょっと少ないかなと思ったのです。   市役所の2階の村上小学校側の2階の出口ありますよね。そこに出口のところに相談室がござい ます。そこのところにいろんな情報が差し込まれていて、こういうのが入っていますよね。これは、 母子家庭等就業自立支援センターの件でございました。県のほうでは、こういったところを用意して、 新潟にあるのですけれども、メールなんかでも相談できますよというのが書いてあります。ぜひとも、 先ほどの渡辺議員の質問ともかぶるかもしれませんけれども、こういった市のホームページに載せて 広くPRする。県の事業であっても、県としてはこういう取り組みをやっているからうまく利用して ほしいとか、まずそういう情報発信が必要かなと。リンクなんていうのはすごくあれですし、若い保 護者は、やっぱりこういう紙ベースよりはネットでの検索というのが必要だと、一番早く検索すると 思いますけれども、この辺のところの考え方、市長いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然現在の社会状況の中では、そちらのほうが非常にレスポンスよく情報を 収集できるだろうなというふうに思っております。特に県と市町村の関係でありますので、同一の地 方公共団体の中の情報のやりとり、またそれがひいては市民であったり、県民であったり、全ての人 共通に地方公共団体が提供している情報を届けられるという仕組みになるわけでありますから、全く 問題ないと思いますので、そういうところは早速取り組みを進めて、より多くのメニューを選択でき る、検索してヒットさせることができるという態勢に持っていきたいと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 市長の答弁聞いていますと、すぐやりますよというような理解でよろしいで しょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) そのとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 政策推進課長、よろしくお願いします。   子供に関する悩みの中で、学費、進学というのも多いのだと新聞報道でありました。村上市は、 奨学金制度大変いい制度があるわけでございますので、子供が大きくなってからの情報もいいのでし ょうけれども、例えば子供が小さいうちにラジオのCMで交通遺児の私が進学、大学に行けると思え なかったというような何かくだりがあります。あれは、あしなが基金でございますけれども、例えば もう小さいころからうちはそういう大学なんか上げてもらえないのだと。そうやってもう意欲もそい でしまわないように、小さいうちからそういう奨学金の情報発信をしたら私はいいのかなと思ってお ります。市の奨学金のホームページ見ましたら、大変充実していたというか、前からそうだったのか もしれませんけれども、その返済パターンもきちんと載っています。幾ら借りて、どういう学校に何 年行ったら毎月の返済は〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕これくらいですよというのが一覧 になって、すごくああいうのはいいなと思いました、見ていて。ですので、児童手当の通知なんかも 福祉課長、文書で入れるわけですよね。どうなのですか。いかがですか。児童手当等の何かお知らせ とか、提出書類なんか文書で出すのでしたよね、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 例年児童手当につきましては、現況届とかいただいている関係もござい ますので、そういった対応をしておるとは思っておりますが。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 政策推進課長、出していますよね。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 済みません、ちょっと。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 済みません、だからその年によって変わったりしますので、年に1度文書が 行っているはずなのです。それで、そういうのを出すときに、多少1枚くらい厚くなってもいいので、 そういう奨学金の情報なんかも一緒に提供したらどうかと。1枚ぐらいであれば、料金が変わりませ ん。そういったところの発信と、あとそういうホームページでの発信、両方、両輪でやったらどうか と思いますけれども、市長いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 確かに生まれてから小さいときには、いろいろな形のそういう手当がありま す。その先へ行って、しっかりと大きくそれを育て上げるというための奨学金制度でありますので、 やはり保護者にしてみると将来にわたってのそういう設計ができるというのは、非常に有用だなとい うふうに今お話を聞いていて思いました。機会を捉えて、何らかの形でアプローチするケースあるわ けでありますから、そのときに情報提供はどのような形でもできると思いますので、積極的に取り組 みを進めたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 市の情報が届かないというのが一番不幸だと思うのです。市報に書きました。 ホームページに載せました。でも、見ていなければ何の情報も得られないわけです。あなたが見ない のが悪いのだではなくて、あらゆるツールというか、あらゆるものを利用してそういうふうに情報発 信してほしい。市報なんかは、一番皆さん見ておられますから、そういったところは一番重要なので しょうけれども、今回私が最後に結びで言いたいのがどういう情報をどういう対象の人に伝えるには、 どういった手段が一番有効なのか。例えば高齢者の方のいろんな部分でメールでとかいっても、なか なかそれは難しいのか。高齢者の方は、やっぱり紙ベースというのが一番あれでしょうし、こんなふ うに色がついていけば、白い紙よりはああ、何だろうというふうにまず思いますので、こういった色 の工夫とか、そんなことを一番効果的な情報提供を考えてほしいと思いますけれども、最後に市長か ら一言いただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 究極は、やはり相対でお邪魔をしてお話をするのが一番の情報提供だと思い ます。顔も見えますし、その雰囲気もわかります。ただ、それを全部やるとなると非常に難しいこと になりますので、今議員ご指摘のそういういろいろな工夫をしながら届ける。世代ごとに得意なその 情報の収集方法があろうかと思いますので、その辺のところも研究をしながら積極的な情報提供には 努めてまいりたいと思います。   ただ、市報は非常にいい情報源になりますので、ぜひ市報を開いていただくというのも大切な取 り組みだと思いますので、その辺も声を大にしてPRしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 我々がつくる「議会だより」も、まず開いていただける、見ていただけると いうふうに表の写真から中も随分工夫しています。この後、私たちの一般質問で議員のその生の、き ょうの写真が載りますので、そういった工夫もしていますけれども、市報も大変写真とかがすばらし くて、議会だよりも負けていられないなという感じはしますので、さらに読んでもらえる、開いても らえる、皆さんに見てもらえる情報がいっぱい載っているという市報を目指していただきたいと思い ます。   これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで小杉和也君の一般質問を終わります。   以上で今定例会の一般質問を終わります。                                              〇議長(三田敏秋君) 本日はこれで散会いたします。   なお、明後日から第1委員会室において一般会計予算・決算審査特別委員会が開催されますので、 定刻までご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 2時47分  散 会