平成27年村上市議会第3回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成27年9月29日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名   第 2  請願第 4号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意             見書の採択を求める請願   第 3  議第110号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定について              議第111号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について        議第112号 村上市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第113号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例を廃止する条例制定             について   第 4  議第114号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について               議第115号 村上市児童公園条例の一部を改正する条例制定について   第 5  議第116号 市道路線の認定について                            議第117号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について          第 6  議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)                 議第119号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)           議第121号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第122号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)        議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第 7  議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第126号 平成26年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第129号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第130号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第131号 平成26年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定について          第 8  議第136号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第7号)            第 9  議員発議第 9号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額・拡充を求               める意見書の提出について                         議員発議第10号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額・拡充を求               める意見書の提出について                    第10  議員発議第11号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関す               る意見書の提出について                     第11  議員発議第12号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について       第12  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(23名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君 21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君 23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   26番   三  田  敏  秋  君                                                〇欠席議員(1名) 25番   片  野  鉄  雄  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長 鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     佐   藤   勝   則   君        税 務 課 長    加   藤   良   成 君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     建   部   昌   文   君        建 設 課 長    中   村 則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    米   山       聡   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は23名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、23番、大滝久志君を指名 いたします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第4号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に            関する意見書の採択を求める請願   〇議長(三田敏秋君) 日程第2、請願第4号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ 確実な運用に関する意見書の採択を求める請願を議題といたします。   本件は、市民厚生常任委員会に付託して休会中にご審査を願ったものですが、委員長から審査報 告書が議長宛てに提出されています。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) 改めまして、おはようございます。ただいま上程されました 請願第4号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の採択を 求める請願は、去る9月17日の市民厚生常任委員会において審査を行いました。初めに、紹介議員 に補足説明を求めた後、審査に入りました。   年金はどんどん減っていくのに、積み立てた年金を運用して損失を出すという矛盾を感じるので、 請願に賛成という意見がありました。   委員より、どのようなリスクがあるのか資料はあるかとの質疑に、細かい資料はないが、総理が OECDで日本には1兆2,000億ドルの使える資産があり、その資金で日本の経済を立て直すとい うような国際公約のような発言もあり、一部ではそのようなことと受けとめていますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論もなく、起立により採決の結果、起立多数に より請願第4号は採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから請願第4号をボタン式投票により採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、請願第4号は採択することに決定しました。                                              日程第3 議第110号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定について        議第111号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について       議第112号 村上市議員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて        議第113号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例を廃止す             る条例制定について   〇議長(三田敏秋君) 日程第3、議第110号から議第113号までの4議案を一括して議題といた します。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛てに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第110号から議第113号まで の4議案は、9月1日の本会議場において総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査になってい た案件です。この4議案の審査の概要と経過について報告いたします。   当委員会は、去る9月16日午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第110号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第110号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第111号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、マイナンバー制の導入による条例改正かと思うが、この条例改正によって窓口等でど のような違いが出てくるのかとの質疑に、保健福祉の各種手続で10月に交付を受ける通知カードに 書かれている番号を記載し、その通知カードを見せることになるとの答弁。   委員より、セキュリティーの問題で情報の漏えいに対して自信を持ってないと言えるのかとの質 疑に、情報は全部集めて一元管理するのではなく、全ての情報がつながっているわけではないので、 必要な情報をとりに行くやり方である。情報は暗号化され、操作も限定されてアクセス制限があり、 芋づる式に漏れるものではないというのが国の見解であるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく質疑を終結し、討論を求めたところ、セキュリティー問題がまだまだ 煮詰まっておらず、窓口で手数を煩わせることになり、今までどおりでよいのではないかと考え、反 対であるといった反対の討論があり、起立採決の結果、起立多数で議第111号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第112号 村上市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議 題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、新旧対照表を見ると特定警察職員等という表現があるが、市の職員で特定警察職員等 という人はいるのかとの質疑に、法律でこういった表現になるが、具体的には警察官、消防署職員、 消防団員のことをこう呼び、市の職員では消防署職員がこれに該当するとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第112号は原案 のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第113号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例を廃止する条例制定 についてを議題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、委員会の廃止は任務を終えたのでと了解したいが、仮に想定している環境が大きく変 わった場合はどうするのかとの質疑に、プランはでき上がったが、いつ、何をするのかということは 決まっていないので、市の財政状況、社会情勢により改めて検討していく形となるとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第113号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次、討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第110号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔「取り消します」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第110号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第110号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第111号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第111号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議第112号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第112号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第113号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第113号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第114号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議第115号 村上市児童公園条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第4、議第114号及び議第115号を一括して議題といたします。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛てに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第114号及び議第115号の 2議案について、その審査の概要と経過についてご報告いたします。   去る9月17日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長出席のもと、先ほどの請願に引き続き審査を行いました。   初めに、議第114号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後に質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第114号 は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第115号 村上市児童公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論もなく、 起立採決の結果、起立全員で議第115号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第114号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第114号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第115号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 賛成全員です。   よって、議第115号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第116号 市道路線の認定について      議第117号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第5、議第116号及び議第117号を一括して議題といたします。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛てに提出されています。   最初に、副委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会副委員長。           〔経済建設常任副委員長 川村敏晴君登壇〕 〇経済建設常任副委員長(川村敏晴君) ただいま上程されました議第116号及び議第117号の審 査の結果と概要についてご報告申し上げます。   去る9月18日午前10時より市役所第1委員会室において、委員全員、理事者側からは市長、 担当課長、農業委員会事務局長、水道局長及び関係室長、係長、副参事出席のもとに経済建設常任委 員会を開催いたしました。   議第116号 市道路線の認定については、建設課長の説明を受けた後、質疑に入りましたが質 疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員にて議第116号は 原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第117号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、都市計 画課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、前坪住宅があいている状況なので、坂町住宅の残り6棟をそちらに移転してもらうと か、先の見通しはどうかとの質疑に、課長より、住宅に入居している人の見通しはほとんど単身であ り、元気であるものなので、移転は難しい。支所のほうで管理委託をし、その都度住民とは接触をし ているとの答弁でした。   委員より、家賃はどれくらいあるのかとの質疑に、課長より、世帯によりそれぞれ違うが、数千 円から1万円前後であるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく質疑を終結し、討論を求め討論なく、起立による採決を行った結果、 議第117号は起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第116号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第116号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第117号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第117号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)            議第119号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第121号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議第122号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)      議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第6、議第118号から議第124号までの7議案を一括して議題といた します。   本案は、一般会計予算・決算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査 を願ったものでありますが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算・決算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   一般会計予算・決算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算・決算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算・決算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第118号  平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)について、その審査の概要と経過についてご報告申 し上げます。   去る9月24日午前10時から第1委員会室において、委員全員、議長、議会事務局長の出席の もと、委員会を開催いたしました。   議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)については、今定例会から一般会 計予算・決算特別委員会で審査することにしたわけですが、その審査については、当特別委員会に総 務文教、市民厚生、経済建設の各分科会を設置し、審査をしていただいたところであります。特別委 員会の最終日には全体会を開催し、各分科会長から審査の概要について詳細にご報告いただき、採決 をしたところでありますが、私からその審査の経過について若干報告いたします。   総務文教分科会長からは、歳入においては質疑なく、次に歳出については、総務費で朝日支所庁 舎管理費の工事費の内容について質疑があり、朝日支所のトイレを和式から洋式にかえる工事である との説明でした。   地域おこし推進事業経費については、既に昨年全国で400以上の自治体が参加した地域おこし フェアにことし参加するための経費であるとの説明でした。   教育費では、市内遺跡埋蔵文化財発掘調査事業費の伐採業務委託料について、杉の木を133本 伐採したとの説明でしたが、杉の木は売れたのですかとの質疑に対し、場所が国指定の史跡の場所で 運び出しの車が入れず、周りが民有地のために木を出せない。史跡を傷めてはいけないので、最初か ら切り倒して放置するとの説明でした。   新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業経費で、蒲萄スキー場は何か好影響はあるのかとの質疑 に、この事業はほとんどの学校が蒲萄スキー場を使用するので、影響は大きいとの説明でした。   小学校管理経費の伐採業務委託料とは何かとの質疑に、朝日みどり小学校の松を伐採するもので、 本数は12本、一部松くい虫がついたものと県道にはみだしている木があるので、それを伐採したも のですとの説明でした。   次に、市民厚生分科会長からは、歳入において国庫支出金の児童入所施設措置費等負担金で、そ れぞれの家庭の事情があるのでしょうが、毎年対象の人はふえているのかとの質疑に、私どもでは初 めてのケースですとの説明でした。   県支出金で緊急雇用創出が減ですが、数字的にはわかるが、実態はとの質疑に対し、利用される 方がいませんでしたという説明でした。   お知らせ等はどういう形にしたのか。対象者は一人もいなかったとは、補助金の制度もあるのに との質疑に、ホームページ等で広報しているが、条件に合う人はいなかったと理解していますとの説 明でした。   次に、歳出では、総務費で岩船町駅の駐輪場の設置では照明がつくのかとの質疑に対し、照明施 設は予定しておりますとの説明でした。   過誤納還付金の対象者の背景はどうとの質疑に、前年度の決算の実績、業績がよかったため、多 額の法人税を予定納税していただいたが、決算したら税になる予定の納税した分を還付になったとの 説明でした。   民生費で、あらかわ保育園の砂の飛散防止にネットを張るのは一時的なもので、グラウンドその ものに1センチぐらい土をかぶせることをやっていただきたいとの件に対し、それは考えているとの 説明でした。   近年スズメバチがふえてきている。以前坂町保育園にもスズメバチが巣を組んだが、担当課長は ほっておいた。見るに見かねて処分したとのことで、事故がなかったはいいが、もし事故があったら 大変な問題になる。保育園の環境を整えて害虫駆除に力を入れてもらいたいとの質疑に対し、網戸を 平成27年全て設置したとの説明でした。   衛生費では、今まで荒川火葬場は友引の日でも火葬を行ってきたが、現在はしてもらえない。地 域に合わせて取り組めないかとの質疑に対し、指定管理者との契約時には友引はしないとなっている。 次の契約時には、荒川については検討しますとの説明でした。   次に、経済建設分科会長からは、歳入については質疑なく、次に歳出について、土木費で道路橋 りょう費について橋梁長寿命化修繕計画はいつの時期にどんな形で公表されるのかとの質疑に対し、 公表が義務づけられており、今年度から公表するが、時期は確認できていないとの説明でした。   以上、質疑終結後の賛否態度の発言はなく、総務文教分科会、市民厚生分科会、経済建設分科会 とも起立全員でいずれも原案どおり可決すべきものと態度を決定したとの報告でした。   以上、当委員会の審査については、総務文教分科会長、経済建設分科会長審査報告について質疑 なく、市民厚生分科会長の審査報告に対する質疑で、総務費の交通安全対策費で岩船町駅前の自転車 駐輪場の件について、工事請負費が5,700万円だが、その中には岩船町駅前の駐輪場と村上駅前の 駐輪場が入っていると思うが、村上駅前はまちづくりプランで将来的に駐輪場の建設を予定されてい ると思うが、その整合についてはとの質問に対して、その質疑は岩船町駅前の件だけで、村上駅前は 出なかったとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、議第118号については 起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で一般会計予算・決算審査特別委員会における議第118号については、審査の概要と経過 について報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第119号 平成27年度村上市 情報通信事業特別会計補正予算(第1号)について、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査い たしました。その審査の概要と経過について報告いたします。   担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第119号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されました議第121号及び議第122号の2議 案について、その審査の概要と経過についてご報告いたします。   初めに、議第121号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを 議題とし、担当課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、諸収入の4,045万3,000円は、国保連合会積立資産精算返還金ですが、毎年次の年 に返還されているのかとの質疑に、毎年でなく今年度だけです。返還金の理由は、国保連合会が前年 度の余剰金から積み立ててきた資金について、非課税要件に該当しないとして国税庁から指摘された 範囲で9月末に各保険者に返還されることになりましたとの答弁でした。   委員より、保険事業経費について、委託の内容を詳しく説明をとの質疑に、データヘルス計画の 策定委員委託料のことですが、特定検診とレセプトなどから得られた分析に基づいて実施する効率の よい保険事業の計画なのですが、それを全部の自治体で立てなさいとなっています。それで、レセプ ト分析の特許を持っている業者に委託する経費ですとの答弁でした。   委員より、市ではジェネリック医薬品について保険者にはがきを出したり、医療費計画を立てる のかとの質疑に、今回のデータベース策定には準備段階の作業を業者にお願いしています。その中で ジェネリック医薬品についてどの程度分析がなされているかについては、手元に物が来ておりません ので、はっきりしていませんが、当市の場合はジェネリック医薬品の利用率が高くないので、それら についても医療費分析や実際には保険事業の中で計画に触れていくと予想されていますとの答弁でし た。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第 121号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第122号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、印刷製本費のところで、利用者の一部が2割負担になったというお知らせとのことで すが、対象者は何人かの質疑に、157人ですとの答弁でした。   委員より、平成28年、平成29年度の公募状況はとの質疑に、8月から10月13日まで公募期 間ですが、業者からかなりの質問等が来ています。そのようなことから、かなりの業者がいるのかな と認識していますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第122 号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会副委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会副委員長。           〔経済建設常任副委員長 川村敏晴君登壇〕 〇経済建設常任副委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第120号、議第123号及 び議第124号について、審査の結果と概要についてご報告申し上げます。   議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)について、商工観光 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回全部の滑車を取りかえるのかとの質疑に、課長より、第1ペアリフトの山頂折り 返しの1基であるとの答弁でした。   委員より、1基だけで大丈夫であるかとの質疑に、課長より、7月からリフトの修繕工事を行っ ているが、修繕が必要なことが確認できたのは1基だけであったとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第 120号は起立全員により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、下 水道課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、測量設計委託はどこの事務所に発注するのかとの質疑に、課長より、発注は荒川支所 で行っており、委託先については設計になるので、設計コンサルタントとなり、また坂町地内の管渠 は土木コンサルとなるとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を求めた結果、議第123号は 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 下水道課長より説明を受けた後、質疑に入りましたが、委員の質疑なく、討論なく、起立による採決 を行った結果、起立全員にて議第124号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   報告は以上です。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第118号を採決いたします。   本案に対する各委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第118号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第119号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第119号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第120号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第120号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第121号を採決いたします。   本案に対する各委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第121号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第122号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第122号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第123号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第123号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第124号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第124号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第126号 平成26年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第127号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第128号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第129号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第130号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について                              議第131号 平成26年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定について     〇議長(三田敏秋君) 日程第7、議第125号から議第135号までの11議案は、平成26年度各会 計の決算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、一般会計予算・決算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査 を願ったものでありますが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算・決算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   一般会計予算・決算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算・決算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算・決算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第125号  平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、その審査の概要と経過についてご報告申し 上げます。   先ほど議第118号と同じく、その審査については当特別委員会に設置した総務文教、市民厚生、 経済建設の各分科会で審査をいただき、特別委員会の最終日に全体会で各分科会長から審査の概要に ついて詳細にご報告いただき、採決したところでありますが、私からその審査の経過について若干報 告いたします。   総務文教分科会長からは、歳入においては、諸収入について総務雑入で市町村振興宝くじ市町村 交付金とあるが、交付金額の大体の予想つくかとの質疑に、市町村振興宝くじ市町村交付金はオータ ムジャンボ宝くじからの交付金で、市町村振興協会基金交付金はサマージャンボ宝くじからの交付金 だが、金額の詳細は交付が決定しないとわからないとの説明でした。   教育費貸付金元利収入で、奨学金の収入未済額があるが、今後はどのように取り組んでいくのか との質疑に対し、返還金の滞納事務処理手続のマニュアルをつくり、滞納にならないよう細やかな対 応をとっていくとの説明でした。   次に、歳出については、総務費では一般管理費でAEDリース料とあるが、リース料金は契約な のかの質疑に、リース料は入札で時期、台数で変動するとの説明でした。   財産管理費について、平成25年度は約2,500万円で、平成26年度は約4,800万円とかなり多 くなっているが、その理由はとの質疑に、平成26年度は旧村上中央公民館の解体があり、増加した ものであるとの説明でした。   各支所の緊急対応経費は、予算に比べ決算額が少額だが、その理由はとの質疑に対し、緊急に対 応しなければならないときに使うが、住民からの要望等に対応する経費は、産業建設課の修繕費で対 応しているとの説明でした。この経費のことは、各区長会にも周知されているとの説明でした。   協働のまちづくり推進事業経費で、地域まちづくり交付金は有効に生かされているかの質疑に対 し、平成26年度は3年目であるが、人口が減っていく中でも地域全体の横のつながりが出てきたし、 目的を持って積み立てているところもあるとの説明でした。   生活交通確保対策事業経費で、生活交通確保対策補助金は有効に生かされているかとの質疑に対 し、平成25年度からは学割制度もつくり、利用者数も伸びている。新規の路線開拓にも取り組んで きたとの説明でした。   市民・連携・交流推進事業経費の基本方針の内訳はとの質疑に対し、市民憲章の額を650個つ くり、428施設に飾ったものであるとの説明でした。   消防費では、自主防災組織支援事業補助金はどのように役立っているのかとの質疑に、279町内 区中194町内区で組織され、結成率は69.5%だが、人口割で82.2%の結成となり、新しく組織でき るように研修会も開催しているとの説明でした。   教育費では、図書館費で移動図書館車の利用者数とステーションの場所の変更は考えないのかと の質疑に、2,651名が利用し、9,297冊の貸し出しがありましたと。2年続けて実績のないステーシ ョンは、各区長と相談して場所を変更しているとの説明でした。   特別教育支援経費では、この経費の最近の動向はとの質疑に対し、児童生徒数は減っているのに 介助支援を要する子供は各学校でふえており、介助員は小学校60人、中学校で16人を配置してい るとの説明でした。   次に、市民厚生分科会長からは、歳入において、市税では市民税の増加は個人の分はふえないが、 法人税がふえたとのことで増加しているが、どのような企業がどのような成果が出たのかの質疑に対 し、大手の企業の業績はよかった。米価、養鶏場などの地域限定ではあるがとの説明でした。   保育園の滞納繰越分の175万円は何人分かとの質疑に対し、141件ですとの説明でした。   使用料及び手数料で、収入未済額の滞納分はとの質疑に対し、ごみ処理手数料は184万2,050 円で、し尿処理手数料は74万6,530円ですとの説明でした。   それぞれの件数はとの質疑に、ごみ処理は3件、し尿処理は223件ですとの説明でした。   国庫支出金では、総務費委託料の自衛官募集の広報事務委託料で、申し込みの実態等は扱ってい るところはわからないのではないかとの質疑に対し、村上地区の募集については、地域事務所は新発 田で取り扱っているとの説明でした。   母子家庭等総合支援事業費補助金については、全額返還という説明だが、事業の内容はとの質疑 に対し、将来の求職に役立つ資格を取るために学校へ行く際の生活費の給付、あるいは資格の取得に 役立つための講座等の受講料に対しての給付ですとの説明でした。   せっかくこのような制度があるのに、ゼロだったのはなぜかという質問に対し、一番の原因は広 報が足りなかったことだと反省している。現在ハローワークと連携して、2件の利用者がいるとの説 明でした。   次に、歳出については、総務費で空き家の管理については、固定資産税が上がるということで、 家を壊して駐車場にしている例もあるようだが、諸上寺公園の入り口の別荘のような建物は現在使わ れていなく、持ち主も何年かけても探して見つからない場合、法的に何とかならないかとの質疑に対 し、撤去されない空き家については、問題を抱えていて解決には難しいところであるが、今後どのよ うに対応していくのか、場所については危険なところもあるので、他市などの対応も聞き、いい方法 がないかと勉強しているとの説明でした。   防犯対策経費では、樹木があって車道が広く、歩道があるところが意外と暗いようだし、幾つか の町内にまたがっている道路なので、町内の対応はないと思うが、直ちに対策の方針をとの質疑を対 し、街路樹で隠れているところは、防犯灯の間隔を詰めたり、町内にも補助を出して設置をお願いし ている。今の要綱作成してから長年経過しているので、検討する必要があるとの説明でした。   保育士の臨時職員の待遇で、社会保険や賃金の関係は他市と比べどのようになっているかとの質 疑に対し、20市の関係とかを調査はしていたが、胎内市だと時給945円、新発田市だと950円、村 上市は900円になり、胎内市、新発田市とも一時金で夏、冬ともあるような形になっていて、村上 市はかなり低いレベルでないかと認識しているとの説明でした。   衛生費では、公害対策一般経費の異臭の問題で、昨年から県にも要請して動いてきていて、今ま での対応しかできないかとの質疑に対し、鶏舎の中のふんについては資源であるということで、家畜 排せつ物法の指導にはならない。外に漏れ出したものは、処分しなさいとの指導はするが、強制的な 指導はできないし、なかなか処分してくれない現状である。その処分には膨大な費用がかかり、経営 にも支障があるが、県や市などのほうでも一体となってさらに厳しく指導していただいているとの説 明でした。   徳洲会病院は、山北地域にとってなくてはならない病院だが、残念なのは医療法人格が厚生連と か違うため、補助金や村上市の予算を全く投入していないとの現状だが、定期健診や人間ドックなど の要望はないかとの質疑に、それはあったとの説明でした。   そのようなところに村上市でも協力すべきではないかとの質疑に、健診については徳洲会の体制 もあるし、村上総合病院に委託しているところもあるので、余り遠くないところで朝日地区の健診に ついて行っていただくような方向で検討しているとの説明でした。   経済建設分科会長からは、歳入については質疑なく、歳出について、農林水産業費の農業振興費 で、新規就農総合支援事業交付金は7名で、なぜこの金額になるのかとの質疑に対し、繰越分が加わ っているので、この金額になっている。繰越分と合わせると14人との説明でした。   商工費の企業対策費で、企業立地促進法基本計画策定業務委託料377万円は、外部委託でなく なぜ内部でできなかったかの質疑に対し、経済産業省の同意なければならず、1年かけて県と調整し、 県、国へ申請するための専門業者に委託したとの説明でした。   ほかにもかなりの外部委託がある。基本は、庁内でやる体制をつくるべきではないかとの質疑に 対し、できるものは市でやるのがベター。安易に委託でなく、しっかり業務量を把握し、発注してい きたいとの説明でした。   商工業振興費のプレミアム商品券については、地域経済に及ぼす効果はどのようなものかとの質 疑に対し、平成26年度では大型店が12.04%、それ以外が87.96%になっており、地域経済への効 果はあると思われるとの説明でした。   土木費の排水路新設改良経費で、備前屋排水路はいつまでかかるのかとの質疑に対し、国の予算 がつかないが、歩道分は本年度で終わらせたい。臨港道部分は下水道の関係もあり、臨港道路のボッ クスができればそれ以降2年くらいかけて終わらせたいとの説明でした。   道路橋りょう費で、全体の修繕見通しは、そのスケジュールはとの質疑に対し、全体で807橋 があり、その都度危険度があるものから修繕し、2橋が終わっている。今現在計画を立ててもまた老 朽化するので、何年に終わるかそのスケジュール立てようがないとの説明でした。   滝矢川の河川改良費について、今の予算ペースだと何年先になるかわからない。何とか国、県の 補助事業に該当できないかとの質疑に対し、河川には1級河川、2級河川、準用河川があるが、滝矢 川は普通河川なので、単独事業でやっているとの説明でした。   以上、質疑終結後の賛否等の発言はなく、総務文教分科会、経済建設分科会は起立全員で、市民 厚生分科会は起立多数により、いずれも認定すべきものと態度を決定したとの報告でした。   以上、当委員会の審査については、市民厚生分科会長、経済建設分科会長の審査報告について質 疑なく、総務文教分科会長の審査報告に対する質疑で、介助員の件について、小学校60名、中学校 が16名とのことだが、介助員の数が非常に足りないと伺っている。福利厚生の面でも時給775円の 単価で介助員になるのだけれども、すぐやめてしまうという現状だということだ。なぜそのような中 身については話がなかったのかとの質疑に対し、具体的な時給等についてはなかったが、報告にも述 べたとおり児童生徒数は減っているのに要求が大きくなっていると、そうした面で今後ふやしていき たい方向性のことを話していたが、金額的なことはなかったとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、議第125号については 起立多数で認定すべきものと決定しました。   以上で一般会計予算・決算審査特別委員会における議第125号についての審査の概要と経過に ついて報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第126号 平成26年度村上市 土地取得特別会計歳入歳出決算認定について及び議第127号 平成26年度村上市情報通信事業特別 会計歳入歳出決算認定についての2議案を先ほどご報告いたしました議案に引き続き審査いたしまし た。その審査の経過と結果について報告いたします。   最初に、議第126号 平成26年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について担当課長 より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第126号は認定すべ きものと決定いたしました。   次に、議第127号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について担当課 長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、平成26年度に朝日情報センターのデジタル化を行ったが、TeNYテレビ新潟の電 波が届かず、画面がよく消えてしまうが、これらは関係あるのかとの質疑に、システム的には関係な い。TeNYテレビ新潟だけが映りが悪いというのは聞いているので、いろいろと原因を調べている との答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第127号は認定 すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されました議第129号から議第131号の3議 案について、その審査の概要と経過についてご報告いたします。   初めに、議第129号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、国保税督促手数料の85万円は何人分かとの質疑に、皆さんから100円ずつ手数料を いただいておりますので、8,513人です。なお、平成26年度に発送した件数ですが、8,321件の督 促を発送しておりますとの答弁でした。   委員より、資格証明書が3年間で横並びして減ってきているのはいいことですが、何か努力をし ているのかとの質疑に、滞納繰越額も減ってきておりますし、全体の納税者の人数も減ってきている 中で、資格証の該当になる方が年々減ってきていますし、その他納税相談等で分納誓約をしていると かが考えられますとの答弁でした。   委員より、保険給付費について、毎年減っていますが、どのような要因かとの質疑に、ほぼ横ば いに近いのですが、国保の被保険者が少なくなってきているのが大きいとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ反対の討論あり、起立による採決の結果、起立多 数により議第129号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第130号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出認定についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、不納欠損になった方の人数はとの質疑に、35人ですとの答弁でした。   委員より、湯ったり塾とか温泉活用の人数はとの質疑に、湯ったり塾に関しての参加人数は119 名で、延べ1,591人の人が利用していますとの答弁でした。   委員より、温泉活用事業も含めての人数かとの質疑に、違います。温泉活用事業に関しては、2 万3,332人の方が延べ人数で利用しておりますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたましたが討論もなく、起立による採決の結果、起立多数 により議第130号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第131号 平成26年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、介護保険の特別会計でいつからやめたのか記憶にないが、瀬波温泉の活用で1,000 円もらって食事を出して、介護予防のことを湯ったり塾という形でやっていたのをいつやめたのかと の質疑に、平成25年度に湯ったり塾を中止しまして、新しくゆーとぴあ・むらかみという事業をあ かまつ荘の事業と一緒にしました。中止した経過につきましては、民間のはまなす荘、ニューハート ピア新潟瀬波を使ってまいりましたが、一般の利用者の方から利用者の高齢化に伴い衣類を間違って 着ていったり、介護施設でないため手すりがなかったり、段差が多かったりということで、使いづら くなってきたということで、あかまつ荘は高齢者向けの施設ですし、あかまつ荘の事業内容と合致す るものもありましたので、中止してゆーとぴあ・むらかみという新しい事業に変わりましたとの答弁 でした。   委員より、繰越金が約1億円多くなった要因はとの質疑に、精算しますと返還金があり、1億 4,000万円ほどの積み立てに繰り入れることになりますが、5期計画したときの見込みと実際の実績 に差が生じているということで、特に3年間で見ますとデイサービス、ショートステイ、ミニ特養、 特別養護老人ホームなど計画よりは少なかったということですとの答弁でした。   委員より、デイサービスの介護報酬が下がっていることで経営などに影響が出てくると思います が、はっきりしたものは出てきていないかとの質疑に、今年度の国保連合会にお支払いした金額はあ りますが、前段の2カ月分につきましては、昨年並みの報酬で行ってまいりまして、単純に比べるだ けの量がたまっていない状況です。細かく把握するまでの数値が出てきておりませんとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立多数により議第 131号は認定すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会副委員長から審査の概要についてを報告願います。   経済建設常任委員会副委員長。           〔経済建設常任副委員長 川村敏晴君登壇〕 〇経済建設常任副委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第128号、132号、133 号及び135号について、審査の概要と結果についてご報告申し上げます。   議第128号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、 担当課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、索道協会負担金の内容とメリットについての質問に、均等割11万1,000円、リフト の基数割、収入割、リフトの売り上げに応じた割合で算出されています。メリットとしては、安全講 習会や訓練の実施、安全統括管理者の講習会、また国へ陳情し、免税軽油の割り引き延長などを行っ ているという答弁でした。   委員より、今年度から索道の維持管理も外部委託にするが、村上市として安全に関する講習は今 後受けないのかとの質疑に、委託した内容を確認する上でも講習会等の知識は必要なので、職員も研 修会は受けていくとの答弁でした。   委員より、そういった立場の人は市で何人いるのかとの質疑に、技術管理者は鼠ケ関の方をこと しも依頼する予定で、職員は3人が運営管理に当たっているとの答弁でした。委員より、営業方法と してどのような活動を行っているのかとの質疑に、パンフレット配布と1,000円の割引券をスポー ツ店やスポーツ施設に配布し、ポスターを掲示をしてもらっているとの答弁でした。   委員より、範囲を広げることによって入り込み客をふやすことが期待できるのではないかとの質 疑に、鶴岡、酒田からも来ている人がふえているので、引き続き配布場所も範囲も広げていきたいと の答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第128 号は起立全員にて認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、災害復旧の落雷被害について、建物共済金の差額が900万くらいあるがとの質疑に、 市の持ち出し分でありますとの答弁でした。   委員より、落雷対策整備をどのように進めていくのかとの質疑に、ほかに被害を受けているとこ ろもあるので、暫定的に順次進めていきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員に て議第132号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、担当課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、農集排の維持管理費は各地区何社かとの質疑に、神林地区1社、荒川地区1社、村上 地区1社、山北地区2社で、対応できないものは地元の電気屋さん等に頼んでいるとの答弁でした。   委員より、出納業務委託料は、水道局の検針と一緒になっているが、積算根拠を教えてほしいと の質疑に、検針と職員の人件費、徴収の細かい経費を合わせ調整件数の2分の1としている。これは 妥当かと思っているとの答弁でした。   委員より、全ての地域において1週間か5日間で行わなければならないことになっており、委託 を受けている水道事業さんの負担が大きいと聞いているがとの質疑に、その話は聞いており、滞納金 の整理など下水道でできる分、委託する分、そうでない分を考えていきたいとの答弁でした。   委員より、つなぎ込みの率はどのくらいになっているかとの質疑に、水洗化率は平成27年4月 1日現在で80.6%であるとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、 起立全員にて議第133号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、水道局長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、測量設計委託先は何社くらいあるのかとの質疑に、業務によるものが約8社であると の答弁でした。   その他さしたる質疑はなく質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立による採決を求め た結果、起立全員にて議第134号は認定すべきものと決定いたしました。   最後に、議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定についてを議題とし、水道局 長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、メーター検針の形態が管工事組合への発注ではなく、個別の事業者へ発注しているケ ースがあるがとの質疑に、地区により形態が違っている。それぞれ管工事組合にお願いしている地区、 事業所、会社、シルバー人材においてお願いしている地区があるとの答弁でした。   委員より、メーター検針は夏場はよいのだが、冬場になると雪で大変になる。検針料金の上乗せ は検討できないのかとの質疑に、予算の範囲内で改善をしていきたいとの答弁でした。   委員より、ハンディー検針器をふやしていけばもっと効率的になるのではないかとの質疑に、市 全体で現在46台所有しているが、1台約30万円ほどかかり、地区ごとの時期をずらす等の調整を 行っていくよう検討していきたいとの答弁でした。   委員より、給水原価が4円40銭下がった内容についての質疑に、水道管を入れかえるときに撤 去した費用が平成25年度は新しい管を多く撤去したため原水費が多くなり、平成26年度はその経 費が減少し、また支払い利息も若干減少したため給水原価が下がったとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく質疑を終結し、討論を求めたところ1名反対討論があり、討論を終結し、 起立により採決を行った結果、起立多数にて議第135号は原案どおり認定すべきものと決定いたし ました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第125号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、平成26年度の村上市一般会計歳入歳出決算認定について反対 討論を行わせていただきます。   決算の審議を通じて、あるいは一般質問を通じて明らかになったことを紹介して、反対の理由の 主な点ということでお話をさせていただきます。   1点目は、常備消防の問題でございます。定員割れをしていて、その中で合理化を目指している というようなお話ございました。一昨年ですか、神林分署を廃止をして、新設される村上総合病院に センター機能を持たせるというような消防長の私の一般質問に対する答弁もございました。私は、こ の常備消防の充実こそ必要であれ、整理統合するなんていうことを目指しているということで、断固 として承認できません。また、消防署員の方が年次休暇もとれずに休めないような状況があるという ことに対して、これも承服できません。公務労働に携わる方が地域に貢献して全体の奉仕者としての 役割を果たしていっていただきたい、このことを指摘したいと思います。   次に、保育園の問題でございます。決算の質疑やあるいは一般質問で皆さんこの問題取り上げま したけれども、今公設、村上市が直営している保育園では、実は4割の職員の方が他市と比べても非 常に、先ほども報告ございましたけれども、労働条件が劣悪だということでございます。私特に思う のは、神林の保育園先行して統合してございますけれども、4割も臨時の方が働いていると、こうい う現状では、保育園の職員の方が研修に行ってさらなる自分たちの技術あるいは情報を充実させてい く、こういったことの取り組みもできない、こういう現状あるのではないでしょうか。一般質問の皆 さんの、同僚議員の質疑を聞いていましても、統合された保育園、私に対する回答でも、公設民営の 保育園のほうがむしろうまくいっているというふうに市長は豪語なさったわけでありますが、それは 反対であろうと。4割もの臨時職員、園長先生が休むわけにもいかないような状況の中で村上市の子 供たちが3年間過ごす、そのことを許していいのかということです。同じ条件のもとで、人間の一生 の中で3歳、4歳、5歳のこの3年間は、この間一般質問で教育問題もお話しさせていただこうと思 ったのですが、時間なくてやめたのですけれども、これは人として成長していく重要な時期であると いうふうに言われています。保育園が単なる託児所ではあってはなりません。端的にこのことを指摘 させていただきます。   それに、保健師不足も深刻でございます。合併する前に住民の健康を守っていた保健師さんが削 減されていっている、この事実ございます。   そして最後に、一般質問で質疑された方もいらっしゃいましたが、設備設計の価格情報の漏えい の問題でございます。実は、告発者は私にも市に出したメールと同じものを送ってよこしました。い わば私も当事者であります。一般質問でも議論になりましたので、このことをこの反対討論の場で明 確にしようと思い、発言をさせていただきます。実は、この問題で問題の告発メールは、一体真偽は どうなのかということで文書回答を求めましたところ、市からは事実であるという回答でございまし た。告発者の方と電話ではございましたが、話しする機会もございました。そのとき彼が言っていた のは、その方がおっしゃっていたのはもう数年前、10年前ぐらいからこんなことが続いているのだ と。間違っているからやめなさいというふうに言うにもかかわらず、続いてきたのだということでご ざいました。ただ、具体的な証拠というものがありませんので、彼が、その告発者の方が示したのは、 その証拠としてこれこれこの内容の価格はこれだと。全部符合していて、事実だということを確認し たという一般質問でも答弁でございました。   そこで、私は、私個人の判断はこれはうまくないわけでありますから、独禁法、公正取引を監視 する公正取引委員会の相談窓口にお電話をいたしました。このことをお話しいたしましたところ、5 点の事実で5点の指摘がありました。まず第1に、設計価格情報漏えいは犯罪です。内部調査でよし とせず、第三者による調査委員会を設置し、調査をすべきである。それから2つ目、設計価格を知り、 入札者を調整していれば談合となります。3つ目、最低価格で入札し、複数以上でくじ引きで決める から談合ではないというのは不自然だという指摘。それから、その理由として、くじ運のよい業者が 落札することになるではないかということでした。また、村上市の設計業者ではない設計業者の告発 とも考えられる。なぜ村上市に1つだけの設計業者の委託になるのですかという質問がありました。 そのとき、その時点で告発があったその同時期でございますが、漏えいの事実が明らかになった以上、 山辺里小学校のエアコン設置工事入札は延期するのが正しいという指摘でございました。これらのこ とは、口頭で市の担当者の方にも申し上げていることではございますが、事実の流れはこのことと非 常に違っているということだけ申し上げます。談合の事実とか、そういったものは私何も材料持ち合 わせておりませんので、公正取引委員会の指摘を紹介いたしまして、私の反対討論とさせていただき ます。   終わります。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、反 対の立場で幾つか意見を申し上げます。   一般会計歳入における市財政の根幹となる主な費目の構成比率は、市税18.9%、地方交付税 38.9%、国庫支出金10.2%、市債11.3%となり、大きなウェートを占めております。自然収入では、 市民税の増収と徴収率の向上などで前年度より1億3,994万円の増となっております。少ない職員 体制の中、納税相談を重視し、努力していただいた結果とは思います。しかし、市税の収入未済額は 3億8,117万2,344円で、滞納者は現年課税分実人数1,562人で、7,524万4,002円となっており、 滞納繰越分の実人数1,709人、3億592万8,342円となっております。不納欠損額は7,317万4,497 円です。平成26年度村上市一般会計予算の反対討論で、私はいろいろと国の政治状況が非常にこの 地域、地方自治体にも大きく影響するというようなことを述べました。アベノミクス、アベノミクス と非常に騒がれましたが、市民の暮らしは本当によくなったのでしょうか。各課においては、限られ た予算の中で、少なくなった職員体制の中で市民の健康、暮らしを守り、市の発展のために努力され ておられることには感謝をいたします。幾つかの点で意見を述べさせていただきます。   まず1つは、平成16年に発表された美しい日本の歩きたくなる道500選の中に村上市は入って おり、城下町村上の歴史と町屋めぐりの道として掲載されております。また、平成20年度都市景観 大賞、美しい町並み大賞も受賞しております。それなのに、町なかで雑草が目につき、汚いまち、道 路になっているのが現実であります。担当課だけの問題ではなく、市全体の意識強化、体制づくりが 必要と考えます。村上市を訪れて、村上市においでくださった観光客が汚いまちねと会話をしていた のを聞いた市民の方がいらっしゃいます。観光で生きるまちとして、本気で何が必要なのか、どうす ればよいのか、市全体で考えるときに来ています。それとも、小さなことを指摘しているとお考えな のでしょうか。   次に、公害対策です。平成24年度の決算で、私は、観光のまちであるのに朝に夕に風向きで嫌 なにおいがします。市民から苦情がたくさん来ています。一部の地域では、集落の方と職員、県の農 業普及指導センターで立ち入り調査をし、点検し、業者の協力で改善に努力しているとのことですが、 抜本的に問題解決をするために、関係する課でも真剣な取り組み、また県との、そして国との協力を 求め、解決のために本気で取り組んでいただきたいと述べました。しかし、問題は解決されておりま せん。9月20日付村上新聞の半可通で、JR村上駅におり立った友人が腐ったような生臭いにおい がする。村上はいつもこんなにおいしているのかと私に尋ねましたという記事がございました。観光 で生きるまちとして、本気の解決を望みます。   次に、保育園の民営化が始まりましたが、公的保育の責任の放棄は許されません。臨時の保育士 さんの待遇改善が必要です。クラスを担当している人たちもたくさんおります。胎内市、新発田市よ り時給も低く、夏、冬の一時金もありません。これでは、保育士の資格を持った若い女性が安定した 職場を求め市外で就職いたします。このことは深刻なことです。   次に、村上市村上駅周辺まちづくりプラン策定委員会も終わり、委員の皆様にはご苦労さまでご ざいましたとお礼を申し上げます。しかし、最後にまとまった施策と具体的な取り組み、概算事業費 一覧表は、平成25年5月2日に当時の末武理事長より駅西を病院新築候補地と決定したと市に報告 があり、その後5月13日、前大滝市長が全員協議会で市の考えを報告した内容がベースにあり、そ こに肉づけされたものとなっております。会議の進め方は、当初考え、思いなど率直に出していただ き、後で予算をつけたという報告でございました。約90億円、全てやるとしたら100億円を超える ことは間違いありません。村上総合病院新築計画が正式に決定になる前に、このプランのひとり歩き は許されません。この策定委員会の委員長の市の財政状況、社会状況など、慎重な対応を望みますと いう報告は守られなければなりません。そして、村上市監査委員の意見書の結びには、日本経済は穏 やかな回復基調にあるとされているが、地域経済はいまだ回復の実感がないと言われ、市税収入の増 加は厳しいことが予想されるとあり、これから社会保障給付費、公共施設の老朽化対策に係る経費や 地方版総合戦略の各種事業などにより財政需要が増加するものと考えられるとあります。平成28年 度より、合併により5年間一段、一段と地方交付税が減り続け、そして平成33年度からは合併によ り地方交付税は一本算定になります。20億から30億ぐらいの減額が予想されるのではないのでしょ うか。厳しい財政状況の中、職員の意識向上、政策能力向上にしっかりと努めていただき、地方自治 体の役割であります住民の健康、暮らし、そしてまちの発展をしっかりと考え、支え、将来の村上市 の土台を築く仕事を本気で取り組んでいただきたいということを申し上げまして、長くなりましたが、 以上です。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第125号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第125号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第126号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第126号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第127号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第127号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第128号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第128号は原案のとおり認定することに決定しました。   昼食休憩のため、午後1時まで休憩します。           午前11時53分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              市長の発言 〇議長(三田敏秋君) ここで理事者から発言を求められているので、これを許します。   市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議第125号に対する竹内喜代嗣議員の反対討論におきまして、本市の保育 行政における指定管理者制度の導入に関し「市長は公設民営の保育園のほうがよいと豪語している」 といった趣旨の発言があったが、本市初の指定管理者の運営によります「あらかわ保育園」の運営状 況につきましては、利用者などから聴取した客観的なご意見に基づき好評である旨の発言をしたもの であり、あたかも、市長は公設民営しかあり得ないともとれるような発言は、私の意に反するところ であります。   また、臨時保育士の処遇が劣悪な環境にあるといった発言、さらにはそのほかの事柄につきまし ても、事実関係が明らかであるかどうか不確かな状態で、関係機関に相談した結果を発言され、あた かも市に不手際があったともとれる結果を招いていることはまことに遺憾と言わざるを得ません。   そのことからこの場で発言をさせていただく機会を得たところであります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) ご了承願います。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、議第129号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての反対討論 を述べさせていただきます。   村上市の国保の状況ですが、私は反対討論ほかにも会派代表が発言しますので、2つの点だけ指 摘をしたいと思います。1つは、全国平均から見て村上市の国保税どうなっているのかということで あります。400万円の世帯では、平均で1万1,047円高いということでございます。それから、40 代で4人家族、400万は単身でありますが、これは3万1,464円平均よりも高いと。一方、70代の 2人家族の方、年金340万円の方です。固定資産税が8万円というような方でありますが、8,339円 安いというふうになっているということであります。   2つ目に指摘をしたいのは、一般質問の中でも議論いたしましたけれども、現在滞納されている 方が約18%にも及ぶと。2割近くにも及ぶという状況がずっと続いております。翻って国保という のは、この原因が何かという点でありますが、国の社会保障の制度であるにもかかわらず、国の補助 金が国保会計に対する補助が一貫して減らされてきたと。ことしは1,700億円プラスということで ありますが、減らされてきたことが主な原因、根本的な原因はそこにあります。しかしながら、この 18%もの滞納者、約2割近くにも及ぶ滞納者がいらっしゃるわけでありますから、この払いたくて も払えないような方を看過するのではなく、一般会計からの繰り入れも含めて引き下げを図るべきだ と考えて一般質問でも指摘をいたしましたが、図るべきだということからこの国保会計の決算に対し ては反対という意見を表明いたします。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 私は、賛成の立場で討論をいたします。   まずもって、いつものことでありますが、村上市の保険税が高い、安い、この繰り返しでありま す。原因は何かといえば、国の対応が悪いとか、そういうことの繰り返しをやっておるところであり ます。確かにこの国民健康保険税というのは、失われた10年、20年がございます。このときに、格 差が出ました。そして、派遣社員とか等をふえて、国保に加入したくても加入できない、払いたくて も払うことができないというのがふえたことも事実であります。もう一つは、やはり毎年1兆円を超 す医療費が大きくこれが国の財政を足を引っ張っているわけであります。それは、ひいては我々地方 自治体にも及んでいるというのが私は現状であろうと思っております。我が村上市も、決して国保財 政が見た目は黒字でありますが、一般会計等から繰り入れをしながらやっと保っているというのが現 状であります。その中で、今言ったようにどうすればいいのかということをこれからは考えていかな ければならない、私はそう思っております。   少子高齢化が進み、人口減少が進み、そして団塊の世代が後期高齢者になる、75歳になる2020 年ですか、このころにはもっと大幅なその医療費またこの保険税が大きく負担にのしかかってくると いうのは目に見えているわけであります。そこで、やはり今やるべきことはただ1つ、健康をしっか りと一人一人が……私が言うのはちょっと変なのですけれども、一人一人がやはり気をつけていかな ければならないというのが現状でなかろうかと私は思っております。その点、今村上市は、女性に対 しては子宮頸がんの補助費、また一般市民に対しては胃がんの推進を進めておるわけであります。そ のほかいろいろ啓発運動を進めながら、市民にその医療また健康に対する喚起を促しております。や はり私ども議会も、ここにおいて保険税が高いから一般会計から繰り入れてもうちょっと安くすべき だと、それは私は将来的に続かない取り組みであろうと思っております。やはり今は、何回も申し上 げますが、市が市長を先頭に懸命になって医療費を抑えながら、市民の健康をどうやって維持してい くのかということに苦慮しているわけであります。我々も、そのために議員というものはそして協力 しながらこの保険税、市民の健康のためにやはり努力すべきであろうと思っております。   今、私はよく言うのですけれども、思うのですけれども、代案なき発言はすべきでないと思って おります。安易な代案は出すべきではないと思っております。やはり言うべきことは、きちんとした 事実に基づいたものをきちんと代案として出して、そして皆さんから賛同を得るべきだと、私はそう 思っております。   それから、市長初め担当する保健医療課の皆さん、これからもまだまだちょっと啓発が足りない 部分がございます。どうかこれからも、市民の方にその啓発運動を通じて市民の健康と幸せのために 努力をしていただくことを願いながら、賛成するものであります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第129号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定 について反対の立場で討論、そして意見を申し述べます。   平成26年度決算では、収入未済額は3億5,551万549円で、国民健康保険税の滞納状況は現年 度税分767人、8,596万4,413円、滞納繰越分921人、2億6,954万6,136円となっており、不納 欠損額は2,818万7,793円となっております。市民の健康づくりにご努力されております。ありが たく思っております。国民健康保険法第44条に基づき、村上市でも窓口での一部負担金減免も条例 をつくって実施しておりますが、市民への周知をもっと強化すべきですし、条例内容についても数年 たっておりますので、検討が必要なのではないのでしょうか。   次に、均等割が赤ちゃんから18歳未満の子供にも3万5,900円かかり、県内でも上位となって おります。村上市では、負担軽減のための一般会計からの法定外繰り入れはされておりません。県内 幾つかの自治体ではされております。しかし、国民健康保険税の抜本的な問題解決は、地方自治体独 自では解決されないというのは実態となっております。医療保険法改正の審議に際し、政府厚生労働 省は盛んに3,400億円の公費投入によって、保険料負担の軽減や伸び幅の抑制が期待できると強調 しました。これに対し、5月19日の参議院厚生労働委員会で日本共産党の小池晃議員は、現在年間 9万あるいは9.1万円、国保の1人当たり保険料が2025年度には年間11.2万円に引き上がるとい う内閣府の試算をしております。たとえ3,400億円の公費投入しても、国保の財政構造を根本的に 変えない限りさらなる保険料高騰は避けられないことを明らかにしております。その上で、今の国保 料の負担が低所得者の生存権を侵害し、貧困を拡大する重大要因となっていることを追求しておりま す。生活保護基準をぎりぎり上回る世帯が国保料を支払うことで生活保護基準以下に落ち込む事例を 紹介しています。介護保険のような境界層措置とは、所得が生活保護基準をわずかに上回る境界層世 帯が介護保険料を負担することで生活保護基準以下に落ち込む場合に、保険料を減免する仕組みが介 護保険にはあります。この介護保険のような境界層措置もなく、保険料を滞納すれば生活保護基準以 下の世帯にもペナルティーを課す今の制度では、生存権侵害を問われかねないことを指摘しておりま す。これに対し、厚生労働省は事実上制度の不備を認め、国保においても境界層への対応を検討する と答弁しております。   さらに、被保険者数に応じて定額を賦課する均等割により、子供が多い世帯ほど国保料あるいは 国保税の負担が重くなる問題を追求。子育て支援への逆行、人頭税という指摘に、厚生労働省は子供 の均等割については地方自治体からも軽減措置の導入が要求されていると言明し、検討を約束してお ります。そして、唯一の解決策は、国庫負担を引き上げることです。定率国保負担の引き上げに足を 踏み出すべきと訴えました。そして、保険制度である以上、給付費の5割という公費負担割合は変え られないと言いわけする厚生労働省に対して、1984年の国保法改定以前、定率負担と調整交付金を 合わせた国庫負担は、総医療費掛ける45%で、給付費に直せば6割以上だったことを指摘いたしま した。このように、一自治体で本当に解決するには非常に大変苦しい運営状況だということは、全国 の自治体の共通の悩みであります。国がきちんとした改正以前の給付費に戻すことが国保経営運営を 安定させることにつながるのではないのでしょうか。   そして、払いたくても払えない市民はたくさんいらっしゃいます。このことは事実であります。 そこで、お願いがございます。国、県への要望の機会がありましたら、担当課から村上市からきちん と地域からの要望を伝えていただきたいです。   以上のことを申し上げて、幾つかの意見とさせていただきます。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第129号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 賛成多数です。   よって、議第129号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第130号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第130号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認 定について討論いたします。   2008年、平成20年4月から新設された制度です。現代のうば捨て山とも言われた制度です。 平成26年度の村上市決算では、収入未済額は338万8,000円で、不納欠損額、後期高齢者医療保険 料55万円、そして現年度現年課税分の滞納者が83人、滞納繰越分61人となっています。高齢で年 額18万未満の年金受給者が滞納しているということは、生活を切り詰めているということではない のでしょうか。これまで地域の発展にご尽力された方々が安心してこの地域で暮らせないような村上 市であってはなりません。70歳から74歳の患者負担も2割に引き上げられ、必要な医療が抑制され る危険は避けられませんということで、幾つかの意見を申し上げました。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第130号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第130号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第131号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第131号 平成26年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ いて反対の立場で意見を申し上げます。   決算では、収入未済額は1,620万6,000円で、不納欠損額は保険料の第1保険者、65歳以上の 方の保険料280万円でした。現年課税分の滞納状況は240人で922万2,542円、滞納繰越分の滞納 状況は159人で695万4,997円でした。普通徴収の方で、年金が月1万5,000円に満たない方で口 座振込や納付書で直接納付する方々であります。   安倍政権は、2015年度において大幅な社会保障予算の削減を示しました。中でも介護保険の領 域では、最も深刻な削減と給付抑制が行われようとしております。現在でも人手不足が懸念される中、 介護報酬の大幅切り下げは、介護事業への不安を高めます。この状況で地域包括ケアシステムの構築 ができるのでしょうか。応益負担の社会保障を介護に持ち込むことで、憲法に保障された生存権が奪 われていることが介護保険制度の本質的な問題であると指摘されております。さらに、介護保険制度 導入の目的が高齢者医療の安上がりな代替であったことを示しております。医療介護一体改革の目的 は医療費の削減で、具体的には入院期間を短縮し、急性期病床量削減を行う。そして、入院患者を介 護保険施設や在宅へ移すため、地域包括ケアシステム構築として介護サービスも改革するという内容 になっております。介護保険改定では、要支援者の保険給付外し、新総合事業での制約、費用負担の 増加といった具体的な問題も出ております。   村上市では、平成28年度より新総合事業が行われます。常日ごろ高齢者の方々からの相談では、 担当部署からいろいろとアドバイスをいただき、親身になって相談に乗っていただき、とても助けら れております。以前、新潟自治体問題研究所と新潟社会保障推進協議会の方々が来年度からやろうと する新総合事業について調査のため村上市を訪ねられました。村上市は、利用者の立場に立って考え、 利用者の考えを大事にしようとしている。国がやらせようとしている安上がりのサービスへは実施し ないと、ほかに課題も幾つかありますが、住民の立場に立って仕事をしようとする姿勢がすばらしい と言っておられました。   介護事業者の方々との懇談会で出された切実な要望ですが、冬場訪問介護にひとり暮らしのお年 寄り宅に訪問する際、自分の車を入れるために除雪をまず最初しなければならない。おくれるので、 事務所から助っ人を出し、除雪が終わったらその1人の助っ人の方は事務所に戻るということをやっ ているとのこと。それで、大変だということで、介護の資格を持っている方でもやめて別な他の事業 所に就職するという方も出ているそうです。地域の介護事業を支えている民間事業者の切実な声に耳 を傾けてほしいです。過疎加算もあるそうですが、雪国の介護事業者のご苦労をしっかりと受けとめ ていただき、国、県へしっかりとこの要望を届けていただきたいと思います。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきます。   まずもって、現在日本のいわゆる要介護3以上ですか、待機している方が日本全国で52万とも 言われております。これは、年々ふえていくばかりで、この対応について国も、自治体も大変苦慮し ているのが現状でなかろうかと私は思っております。そんな中、今村上市では今年度ですか、公募し ているのが地域密着型のミニ特養29床、これあと2カ所計画しているそうでございます。また、グ ループホームが4ユニット、ワンユニットが9床ですから、36床ですか、これを計画して村上市の 介護施設にお待ちしている方に少しでも光を当てていこうという取り組みをしているのであろうと、 私は心から喜んでおるところでございます。   さて、先ほども申し上げました。今国会でも共産党の方、また野党の方がよく言います。取り上 げるのは問題点ばかりなのです。解決をしようと私は気構えが見えないと、全くそう思っております。 そして、今反対議員の相馬議員からありました。安上がりであろう介護保険はありますか。こんなば かにしたことは、私は許すことができません。一生懸命やっているのです、国も地方自治体も。そし て、こんなに大変なのだから、国保が国から金を入れればいいではないかと言いますけれども、国の どこに金があるのですか。金もないのにどこから金持ってくると、そういうことだけなのです、いつ も言うのは。それだけ言っておって、問題点だけ指摘をしておいて、それで問題が解決するのであれ ば、それ誰でも言えます。それは、先ほど言いましたように、我々一人一人がどうすればこの介護を 解決できるのかということを真剣に考えなければ、この問題は解決できない。私は、あえて強く申し 上げたいと思います。   どうか、村上市も大変でございます。市長、担当介護高齢課長、しっかりとひとつ年寄りの村上 市の介護のために努力をしていただきたいということをお願い申し上げまして、私の討論といたしま す。ありがとうございました。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今ほどの131号の賛成討論の小林議員の発言の中で、不本意なところがご ざいますので、ちょっと言わさせていただきたいのですが、ここでいいですか。           〔「討論じゃねえ」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) いや、違います。では、いいですか。   賛成の立場で意見を言うことは大事ですけれども、私個人に対しての反対討論ではないはずです。 それを前回の何かのときもそうでしたけれども、幾ら賛成討論するからといって、反対を討論、それ はそれなりの考えと根拠に基づいてその場で議事録にも残ることを自分の言葉で言っているわけです。 それにもかかわらず、あたかも個人攻撃をするような賛成討論は、私は不本意です。取り消してくだ さいとは言いませんけれども、小林議員はかつて以前もそういうことがございました。そういうよう な討論はしないでいただきたい。           〔「議長、発言認めているんですか」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) いや、発言は趣旨がわからないから今発言させているので、それを認める、 認めないとこれからあれです。   では、暫時休憩します。           午後 1時45分  休 憩                                                        午後 2時02分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に議会運営委員会を開催していただき、審議をしてまいりましたが、賛成討論、反対討論 の範疇であるということの中で終わりましたので、ご報告を申し上げます。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今の報告で、議事録から取り消すとか、そういうことはしなくてもいいと 私認めました。   しかし、討論が自由だからといって、個人の名前を出して個人攻撃までするということは、その 発言した議員の品性と人間性を疑うということを私は議会運営委員会の中で申し上げました。   以上です。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これから議第131号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第131号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第132号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第132号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第133号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第133号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第134号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第134号は原案のとおり認定することに決定しました。   最後に、議第135号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定に ついて反対討論を申し上げます。   合併協議のときには、合併6年後には料金を統一するということで、現在の市長はその合併事務 局の職員として奮闘されたと自分でもおっしゃっております。ところが、平成20年に合併してこと しは平成27年度ですが、昨年から5年間、平成26年度から5年間をかけて基本料金を統一すると いうことでありました。そのときの条例案改正案の討論のときも申し上げましたけれども、それでは 5年後従量料金を統一しなければ順番が入れかわって、今まで一番高かった山北が安くなるというこ とになります。これでは、本当の意味での料金統一とは言えないのではないかということが私が反対 をする理由のその第1の指摘したい事項でございます。   第2に、市民の方の意見をご紹介申し上げますと、市民と議会の懇談会の席上、山北地区の方か らも何で同じ料金にしないのだというような発言があったというふうに報告をされています。翻って、 憲法や地方自治法あるいは判例をひもときましても、合併して10年もたってさらに逆に格差が広が るなどという自治体は、恐らく全国でも非常にまれなのではないかなと思います。市長には、この問 題では6年後に料金統一をするというようなことを提案された事務局にいらっしゃった方であります し、ぜひとも早急にこの条例を改定をして、同じ村上市に住んでいる人間であれば、同じ料金という ふうに改定をしていただきたい。さらに、その改定によって、生活困難というような事態があったり するようなことも想定されます。それには、一般会計からの支出も含めて検討していただきたい。私、 提案してまいりましたが、全然受け入れてもらえませんですけれども、合併のためにこういう料金統 一の場合、水道事業に対して一般会計からの投資も可能であるというふうに承知をしております。ぜ ひともそのことを検討していただくことを新市長にはお願いをいたしまして、反対討論といたします。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第135号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第135号は原案のとおり認定することに決定しました。                                              日程第8 議第136号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第7号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第8、議第136号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第7号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 大変ご苦労さまでございます。ただいま上程をいただきました議第136号 について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成27年度村上市一般会計補正予算(第7号)についてであります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ6,070万円を追加し、予算の規模を324億1,280万円にしようというものでありま す。   補正の内容は、ふるさと納税寄附金において大幅な増が見込まれるため所要の措置を行い、また 台風15号の被害により減収が見込まれる農業者への融資制度が新潟県にいがた岩船農業協同組合及 びかみはやし農業協同組合において創設され、これに対する利子補給を行おうというものであります。   歳入におきましては、第15款県支出金では農林水産業振興資金県補助金10万円を、第17款寄 附金ではふるさと納税寄附金4,000万円を、第19款繰越金では前年度繰越金2,060万円をそれぞれ 追加するものであります。   歳出におきましては、第2款総務費の企画一般経費に43万2,000円を、第6款農林水産業費で は農業振興経費に23万9,000円を、第7款商工費では物産振興経費に2,000万円を、第13款諸支 出金ではふるさと応援基金積立金4,000万円をそれぞれ追加いたしました。   第2表、債務負担行為補正では、新たな融資制度の創設に伴う利子補給金を追加したものであり ます。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ただいま市長の説明の中に、ふるさと納税の寄附金4,000万、これ見込み だというお話でございました。平成26年度の実績から見ますと、正直百数十万でしょうか、それが 大幅な4,000万というこの見込みを立てた。見込みで4,000万ですから、実際に4,000万入ったわ けではなくて、そうするとまたこの補正を立てても、万が一この4,000万よりふえればいいですが、 ふえなかったらまた補正の補正になってしまうのかなというふうなあるものですから、どういうこと でこの4,000万を見込んだのかお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおり、なかなか新しい制度導入ということで、我々も非常に 慎重になりながら取り組んだわけでありますけれども、この9月の末の段階で既に800万円を超え る寄附金がございます。   したがいまして、これをベースにしまして、今後残すところ10月から年明けまして翌年の3月 までのそのシミュレーションを安全側で行ったところ、この数字をはじき出しているということでご ざいます。ご指摘のとおり、確かに届かなかった場合につきましてはというケースもあるわけでござ いますけれども、あくまでも予算でございますので、現在の状況を踏まえてこのように積算をさせて いただいたということであります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 歳出のほうに移りますと、その歳入の4,000万円を基金積立金に入れると いうふうに歳出になっているわけです。現在のその基金積み立てというのは、残高どのくらいあるの でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) ふるさと応援基金につきましては、平成27年の4月1日から始まっ た基金で、当初予算に予定しておりました寄附金500万予定していますけれども、その額をそのま ま積む形に当初予算で組まれております。   今回追加でお願いしました4,000万につきましても、同様に4,000万を積むという形になって おりますので、基金に実際に入として入ったお金がありますけれども、実際の平成27年の会計処理 としてはまだ積んではおりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それなりの大きなお金が積み立てられて、当然それは4,000万よりも多く でも入っていただけるにこしたことはないわけで、そのために皆さん商品だとかいろんな商工観光課 を含めて、市長も含めて返礼品の頑張っているわけでありますから、ぜひご努力して目標以上の結果 を出していただきたいなと思っているわけでありますが、今後その基金ですけれども、それだけたま ってこれから何年かそれをずっと続ける間に、それなりに基金も膨らんでいくわけですが、その基金 の運用についてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然ながら寄附を申し込みいただくときに、その使途につきまして幾つか指 定がございます。その中で1つ、市長にお任せという部分もありますので、その部分については十分 留保しながら、今後の市政運営の中で一番効果的なところに充当しようというふうに考えておりまし て基金に積むわけでありますけれども、通常ベースとしては、いただきました寄附金については翌年 度の当初予算に、それぞれのお申し出をいただいたときに子育てであるとか、いろんなメニューがあ りますので、そこの部分に充当する形で執行を翌年度いたしていきたいというふうに考えております。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   11ページの農業振興経費のところに利子補給金20万2,000円と3万7,000円がのっております が、これの対象というか、具体的な中身についてお聞きしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 対象としましては、個人農業者、法人経営者、そして任意団体とい うことで対象を考えております。   以上です。 〇21番(相馬エイ君) 数はつかんでいないのですか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 数はつかんでおりません。   限度額につきましては、村上市農林水産業振興資金につきましては県全体で2億円、それと緊急 農業経営安定対策につきましては、これは県全体で20億円ということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) その下の商工費で、ふるさと納税寄附者記念品代とあります。これは、現 在この記念品の対象になっている事業者というのでしょうか、そこは何件くらいで、今後希望する方 が出ていらっしゃいましたらどのような対応されるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(建部昌文君) 現在越後村上物産会のほうにお願いをしておりまして、越後村上物 産会のほうで希望をとったところ28店舗あったということで、今28店舗のほうにお願いしており ますし、物産会のお店の中でも、ふるさと納税の返礼品のほうに参加したいという業者さんもいます ので、随時加えていくというか、参加していただくようにしていきたいというふうに思っております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第136号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第136号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第 9号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額               ・拡充を求める意見書の提出について              議員発議第10号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額               ・拡充を求める意見書の提出について          〇議長(三田敏秋君) 日程第9、議員発議第9号及び議員発議第10号を一括して議題といたしま す。   提案者から提案理由の説明をお願いいたします。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されております議員発議第9号及び第10号の2議案は、いず れも学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額・拡充を求める意見書の提出でありま す。   本案は、去る9月16日に開催されました総務文教常任委員会協議会によって審査され、願意了 承された陳情に基づく意見書の提出であり、会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書の内容につきましては、皆様に配付の資料のとおりでありますので、説明を省略させてい ただきます。   第9号の意見書の提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、衆議院議長及 び参議院議長であります。   第10号の意見書の提出先は、新潟県知事であります。   意見書の趣旨は、それぞれ同様のものであります。   いずれも、賛成者は鈴木いせ子議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、佐藤重陽議員、川崎健二 議員、三田敏秋議員、滝沢武司議員、小杉和也議員、そして提出者は私、渡辺昌でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。この趣旨に対して、決して反対するわけでもあり ません。私も、同じ世代の子を持つ親として、日本の教育制度の中でやっぱり教育費の負担というの が非常に大きい国だなということを感じております。   消費税も今後上がるわけですから、それが社会福祉のほう、またこういう教育費のほうに全部消 費税の分を導入していただければいいのですが、ほかの国でも25%の消費税等の国は、学費が全て 無料であったり、医療費も全て無料の国などが結構今多くなってきている。その中で、日本は非常に 格差があり過ぎるというのはわかっているのですけれども、今の現状は公立の高校に負担している九 千幾ら分を無償化しています。それと同額を私学の生徒の分も補助しているわけです。私立の学校は、 当然先生方にしたって公務員ではなくていわゆる学校法人に勤めている勤めになるわけですから、や っぱりその格というか、体系自体も当然違ってくるわけですが、そういったような部分での議論は委 員会等ではございませんでしたでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 協議会においては、そのような議論はなかったと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今回の意見書に関しましては、1と2が私立高校生ということにしかなって いないわけでありますが、この陳情者の方に関しましては、その後の大学にしたってやっぱり公立と 私立とでは全然違うわけです。その辺なんかも、何か特記事項とか、もしくはそういった意見は出な かったのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) その先の大学等については、特に意見等はありませんでした。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議員発議第9号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第9号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第10号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第10号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第11号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実                な運用に関する意見書の提出について         〇議長(三田敏秋君) 日程第10、議員発議第11号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安 全かつ確実な運用に関する意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   3番、板垣千代子さん。           〔3番 板垣千代子君登壇〕 〇3番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議第11号 年金積立金の専ら被保険者の 利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出について、会議規則第14条の規定により提 出するものです。   本案は、去る9月17日に開催されました市民厚生常任委員会で審査され、採択すべきものと決 定された請願に基づく意見書の提出であります。   賛成者は、小林重平議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、大滝久志議員、小池晃議員、本間清人 議員。提出者は私、板垣千代子でございます。   提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長。   ご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第11号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第11号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第12号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第11、議員発議第12号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制 定を議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いをいたします。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) ただいま上程されました議員発議第12号につきまして提案理由の説明を申 し上げます。   本年5月に有村女性活躍担当大臣から全国市議会議長会に対し、女性議員が活躍できる環境を整 備して議会を活性化し、よりよい住民サービスを実現するため、標準市議会会議規則において、出産 に伴う議会の欠席に関する規定を明確に設けることを検討してほしい旨の要請があったことから、こ れを受けて全国議長会では標準会議規則を一部改正し、対応いたしました。これに伴い、本市議会の 会議規則に所要の改正を行うものであります。   改正の内容につきましては、議案書別記の記載とおりでありますが、第2条と第91条に1項ず つ、出産に伴う会議及び委員会の出欠の届け出の規定を加えるというものであります。   このたびの議案提出に当たっての賛成者は、川村敏晴議員、木村貞雄議員、長谷川孝議員、相馬 エイ議員、本間清人議員、小林重平議員、大滝国吉議員、そして提出者は私、尾形修平でございます。   以上、会議規則第14条の規定により提出するものであります。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第12号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第12号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第12号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員派遣の件 〇議長(三田敏秋君) 日程第12、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に 配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(三田敏秋君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成27年第3回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 2時35分  閉 会