平成27年第2回定例会 市民厚生常任委員会審査記録 1 日  時  平成27年7月27日(月) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第106号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条                例の一部を改正する条例制定について           議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号)        4 出席委員(9名)         1番  小 林 重 平 君    2番  長谷川   孝 君         3番  相 馬 エ イ 君    4番  大 滝 久 志 君         5番  木 村 貞 雄 君    6番  小 池   晃 君         7番  板 垣 一 徳 君    8番  板 垣 千代子 君         9番  本 間 清 人 君 5 欠席委員         なし 6 委員外議員         渡 辺   昌 君   川 村 敏 晴 君 7 地方自治法第105条による出席者         なし 8 オブザーバーとして出席した者         副議長  平 山   耕 君 9 説明のため出席した者         副市長               鈴 木 源左衛門君         税務課長              加 藤 良 成 君         同課収納対策室長          川 崎 光 一 君(課長補佐)         市民課長              尾 方 貞 一 君         環境課長              中 山   明 君         同課生活環境室長          東海林   豊 君(課長補佐)         同課新エネルギー推進室長      田 中 章 穂 君(課長補佐)         同課新エネルギー推進室係長     大 滝 誓 生 君         保健医療課長            菅 原 順 子 君         同課国保室長            長谷部 俊 一 君(課長補佐)         同課健康支援室長          佐 藤 るり子 君(課長補佐)         介護高齢課長            冨 樫 孝 平 君         同課介護保険室長          木 村 静 子 君(課長補佐)         福祉課長              長   研 一 君         同課福祉政策室長          川 内   靖 君(課長補佐)         同課子育て支援室長         大 滝 敏 文 君(課長補佐) 10 議会事務局職員               局  長   田 邉   覚               書  記   百 武 美 奈 ──────────────────────────────────────────── (午前9時58分) 委員長(本間清人君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、審査日程どおりに進むことに異議なく、そのように決定し、本日は市 民厚生常任委員会所管分の案件を議題とする。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  議第106号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一 部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長(福祉課長 長 研一君)から       議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 福祉 課長  それでは、議第106号である。こちらのほう説明させていただきたいと思う。村上 市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例であるが、こちらのほうの改正の部分 について、児童福祉施設最低基準等の一部を改正する省令及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関 する基準の一部を改正する省令、こちらのほうが改正されて、私どもでいえば小規模保育所、事業所 内保育所あるわけであるけれども、こちらのほうに係る配置保育所の数あるわけである。ゼロ歳児で あれば、子供3人につき保育士1人といったような、そういった基準であるわけなのであるけれども、 こちらのほうの部分に実は今までは保育士又は看護師ということになっていたわけなのだけれども、 准看護師の方も保育士とみなすこととされたということに伴って、私どもで持っている条例のほうも それに合わせて今回改正させていただくという、そういうものである。よろしくお願いしたいと思う。 (質 疑) 相馬 エイ  伺います。説明は理解できるのだが、看護師と准看護師とはまた違うよね、准つくだ けあって。それで、ここに改正で准看護師というその准看護師の人も、このところに入れたという社 会背景というのはどのようなものなのだ。 福祉 課長  私ども、奥底まで考えている部分ではないけれども、今やはりこういったことで資格 を持った方を勤めていただくことがなかなか難しくなっている中で、准看護師の方もこちらのほうに 入れてもいいというようなことに考えられたのかとは思っている。どうしても、私ども実際いろいろ な仕事の中で准看護師の資格を取りに行っている方もいるので、その内容の中でいろいろ考えられて こういうことになってきたものだと思う。 相馬 エイ  病院でも看護師さんが少ないという、募集してもなかなか集まらないという傾向があ るのだと思うのだけれども、この村上市においても、実際その看護師不足という傾向はやっぱりここ 何年か前から顕著にあらわれているものか。 福祉 課長  正規の看護師については、私ども福祉部局では採用している方実際いるわけなのであ るけれども、私どもとしてでは、こちらのほうの条例改正について小規模の事業所、またこちらの事 業所内保育所のほうについて、看護師、准看護師という形でこちらのほうに従事していただいている 方は特にない。なので、私ら部局として見れば、これは特に現状で言えば影響のないことだと私ども のほうでは考えている。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第106号は、 起立全員にて原案可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち、市民厚生常任委 員会所管分についてを議題とし、担当課長(介護高齢課長 冨樫孝平君、福祉課長 長        研一君、環境課長 中山 明君)から歳出についての説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 介護高齢課長 それでは、ご説明する。3款1項3目老人福祉費であるが、68万2,000円を計上さ せていただいた。内容は、車両の修繕料である。朝日支所に配置している主に老人クラブの活動に使 用しているバスであるけれども、エアサスペンションのエアベローズがしわ切れ状態になっていると いうことで、その交換費用として41万9,000円を計上させていただいた。また、マフラーの腐食に よる部品交換8万6,000円、それからブレーキ、クラッチ関係の部品交換が5万3,000円、エアコ ンのガス補充1万円。これについては、早急に修繕しなければならないということで、既に修繕済み であるけれども、今後予算が不足するということが考えられるので、今回補正をお願いするものであ る。それから、荒川支所に配置しているバスであるけれども、主に荒川いこいの家の送迎に使用して いるバスであるけれども、乗降口ステップとバックドアがさびにより腐食していて、それの修繕とし て5万9,000円、そのほか不時修繕として5万5,000円、合計で68万2,000円の補正をお願いする ものである。続いて、4目老人福祉施設費であるが、450万円を計上させていただいた。この補正は、 瀬波デイサービスセンターの車庫のオーバースライダーが腐食し、閉まらない状態になっていること から、今回測量設計等委託料50万、工事請負費として400万の補正をお願いするものである。介護 高齢課は以上である。 福祉 課長  それでは、その下になるけれども、児童福祉費、児童福祉総務費である。こちらの家 庭児童相談経費の中の家庭相談員の報酬である。こちらのほう77万5,000円であるが、これ今年度 入って家庭相談員、実は2名私どもにお勤めしていただいているわけであるけれども、この方の1人 の方から妊娠したので、産休をとりたいというような申し出あって、その産休に係る分についてこの 報酬のほう、また社会保険料のほうも補正させていただきたいと思って、今回計上させていただいた ものである。 環境 課長  ページのほう11P、12Pになる。4款衛生費、1項保健衛生費、3目環境衛生費で ある。説明欄の1の岩船沖洋上風力発電推進事業経費である。349万円の減額をお願いするものであ る。この経費については、平成27年度当初予算で計上させていただいたものだが、平成26年度の 地方創生先行型交付金事業に計上して、平成27年度に繰り越ししたものである。そのため、このた び平成27年度予算から減額補正をするものである。内容については、岩船沖洋上風力発電推進委員 の委員報酬のほか講演会の講師謝礼、8月25日に予定している視察研修に要する費用等になる。金 額及び内容については、平成27年度当初予算に計上した金額及び内容と変更ない。以上である。 歳出 第3款 民生費 (質 疑) 相馬 エイ  伺います。説明をお聞きした。朝日支所のほうの老人クラブ活動で使用している車だ という説明だったのだが、これも荒川支所のバスの利用と同じように、温泉活用かなんかの送迎のた めなのか。 介護高齢課長 主に温泉活用、温泉の利用時に使うバスである。 相馬 エイ  そこで、今ちょっと朝日地域の人はどこの施設を利用しているのだったか。 介護高齢課長 あかまつ荘と、それから山北の八幡、それから荒川いこいの家、それからみどりの里 の施設も利用している。 相馬 エイ  寿山荘が使えなくなったということで4カ所に分散しているのだろうけれども、一番 利用率のよいところはどこか。 介護高齢課長 八幡だ。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり) 第4款 衛生費 (質 疑) 相馬 エイ  平成26年度の交付金との関係で減額だということである。ここでお聞きしたいのは、 下から2番目の岩船沖洋上風力発電事業調整支援業務委託料というのがある。これは、具体的にはど のような内容を持っているのか。 環境 課長  これについては、岩船沖洋上風力発電推進委員会あるけれども、それの事務局業務を 支援していただくということで委託をしていて、内容的には委員会の事前資料作成、それから今後行 われる課題整理支援に関する内容を整理したものを支援していただくという2つの項目で委託してい るものである。 相馬 エイ  つまり民間の業者に委託しているということだよね、この部分を。どちらか。 環境 課長  これは、日本気象協会のほうに委託している。 相馬 エイ  日本気象協会さんというのは、全国でいろいろ洋上風力の取り組みがされているとこ ろもあるけれども、そういうところで何カ所か実際このようなお仕事はされているのか。 環境 課長  よそで委託を受けているかどうかはちょっと承知していないところであるが、気象協 会さんは、その洋上に関する専門的な技術を備えていてお願いしている。 相馬 エイ  その下の自動車借上料というのは、具体的にはどのようなときに使用するのか。 環境 課長  これは、8月26日の先進地視察の際に借りるバスの借上料になっている。 相馬 エイ  ちょっと伺う。費用弁償90万、これは何人で、1人1回幾らになっているのか。 環境 課長  費用弁償のほうだが、委員会が3回予定していて、人数のほうは・・・ 相馬 エイ  人数はいい。 環境 課長  いいか。 相馬 エイ  1人幾ら。 環境 課長  ちょっとお待ちください。 相馬 エイ  はい。 環境 課長  済みませんでした。費用弁償のほうだが、委員会を3回予定している金額になってい る。それから、視察の部分についても入っている。 相馬 エイ  その視察に行くときも、3回のうちの1回分に当たるということ。3回のほかに視察 分で、つまり4回分という受けとめ方すればいいわけ、受けとめ方とすれば。 環境 課長  済みません、3回のほかにプラス視察分ということである。 相馬 エイ  それから、人数は人数でそのとき掛ければいいけれども、1人当たり幾らになるのと。 環境 課長  費用弁償であるが、その方の住所地からの費用等になっているので、平均というわけ ではない。それぞれ違っている形の支出になる。 相馬 エイ  上から2段目に講師・指導員謝礼とあるが、この前行われた講演会の講師と指導員の 謝礼と見てよろしいのか。 環境 課長  そのとおりである。 相馬 エイ  お二人で50万、減額であっても50万。そうすると、お一人25万なのか、まずそれ。 環境 課長  予算的には50万というのは四、五人の予算である。このだび講師、講演会で支出さ せていただいた分については、お一人10万円掛ける消費税でお支払いしている。 相馬 エイ  それで、講師料、指導員謝礼となっているが、宿泊料等も含めてあれなのか。旅費が つまり宿泊料とか、電車賃等に入るのか。 環境 課長  宿泊料、旅費も含めてこの10万と消費税でお願いした。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第107号のう ち当委員会所管分については、起立全員にて原案可決すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを決 め閉会する。 小林 重平  今議題に関係ないのだけれども、ちょっとお聞きしておきたいのは、昨年あらかわ保 育園と金屋保育園のほうから・・・昨年秋だったか、あれたしか、ちょっと度忘れしたけれども、あ らかわ保育園と金屋保育園のほうから、保護者のほうから病児、病後保育についてをやってもらいた いというお願い、陳情しているが、その点については進展は何もないのか。 福祉 課長  それで、進展ということであるけれども、私ども実は人口減少チャレンジプランの中 にも載っているとおり、病児、病後児保育というのは考え方をいろいろ進めているところである。そ のプランの中にも、実は荒川地区でやはりというような、いろいろ名前出ているわけなのだけれども、 その中で進めてはいる。ただ、どこまでというようなところがなかなか考えているところが簡単に埋 まらない部分があって、苦労しながら進めているところである。医療機関のほうの協力というのが不 可欠な事業になると思っておりますので、そんな中でチャレンジプランの中にもその坂町病院という 名前実は出ているけれども、そちらのほうと今後の考え方についていろいろ協議している段階である。 小林 重平  今の少子高齢化また人口減少含めて、特に荒川の場合若い世帯が多いものだから、こ れが要望が多いものだから、ぜひ進めていただいて、安心して保護者が勤めることができるように、 副市長どうか、早く進めていただきたいと思うのだが。 副 市 長  坂町病院の活性化検討委員会のほうでも話題になっている。病院長のほうは、非常に 前向きで受けたいというようなこともおっしゃっている。ただ、どこに設置するかとか、県の施設で あるので、その辺の費用負担とか、その辺もあるので、いろいろ実現できるように県と調整をしなが ら早期にできるようなことで調整をしていきたいと考えているので、よろしくお願いする。 小林 重平  終わる。 本間委員長  ちょっと1点訂正させていただく。先ほど議第107号のときに日程第3と申し上げ たが、日程第2に訂正させてくれ。 委員長(本間清人君)閉会を宣する。 (午前10時23分)