平成27年第2回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成27年7月28日(火) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  請願第 1号 TPP交渉に関する請願書                          議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号)        4 出席委員(6名) 1番  尾 形 修 平 君 3番  平 山   耕 君         4番  山 田   勉 君    5番  齋 藤 信一郎 君         6番  竹 内 喜代嗣 君    7番  川 村 敏 晴 君 5 欠席委員(1名)         8番  片 野 鉄 雄 君 6 委員外議員(2名)         渡 辺   昌 君   木 村 貞 雄 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  板 垣 一 徳 君 8 オブザーバーとして出席した者         なし 9 説明のため出席した者         副市長            鈴 木 源左衛門君         農林水産課長         山 田 義 則 君         同課農業振興室長       阿 部 正 昭 君(課長補佐)         同課農業振興室係長      鈴 木 義 貴 君         同課農業振興室係長      臼 井 信 一 君         同課林業振興係長       森 山 治 人 君         同課水産振興係副参事     本 間 研 二 君         農業委員会事務局長      小 川 寛 一 君         商工観光課長         建 部 昌 文 君         同課商工振興室長       三 須   淳 君(課長補佐) 同課観光交流室長   小 川 智 也 君(課長補佐)         建設課長           中 村 則 彦 君         同課整備室長         伊与部 善 久 君(課長補佐)         同課整備室副参事       須 貝 民 雄 君         同課管理室長         小 野 道 康 君(課長補佐)         同課日沿道対策室長      山 田 広 良 君(課長補佐)         都市計画課長     東海林 則 雄 君         同課建築住宅室長       志 村   悟 君(課長補佐)               同課計画室長         小 田 正 浩 君(課長補佐)               下水道課長          早 川 明 男 君                     同課管理業務室長       米 野 信 司 君(課長補佐)               水道局長           川 村 甚 一 君                     同局管理業務室長       内 山 治 夫 君(課長補佐)               村上水道事務所長       山 田 知 行 君(課長補佐)               荒川支所産業建設課長     佐 藤 義 信 君(建設管理室長事務取扱)         神林支所産業建設課長     遠 藤 利 博 君                     朝日支所産業建設課長     大 滝 清 考 君                     山北支所産業建設課長     横 山 政 信 君             10 議会事務局職員               局  長   田 邉   覚               係  長   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 副委員長(川村敏晴君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、陳情第7号、陳情第8号及び陳情第9号について、陳情者の意見を聞 くこととしたので、最初に協議会を開催し、これを審査し、委員会再開後、審査日程のとおり付託議 案の審査をすることに異議なく、また議会申し合わせにより陳情者の説明及び質疑の間は休憩として 会議録に残さないこととし、そのように決定する。 副委員長(川村敏晴君)休憩を宣する。 (午前10時02分) ──────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────── 副委員長(川村敏晴君)再開を宣する。 (午前10時29分) 川村副委員長 審査に当たっての質疑は一問一答とし、簡潔にお願いをする。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  請願第1号 TPP交渉に関する請願書を議題とし、紹介議員(鈴木いせ子君)から       の補足説明を省略し、審査に入る。 川村副委員長 紹介議員の鈴木いせ子さんがお見えになっていないので、紹介議員からの説明は削除 させていただく。これから質疑に入る。ご意見のある方は発言をお願いする。 (「質疑できない」と呼ぶ者あり) 川村副委員長 質疑ない。大変失礼した。 (審 査) 川村副委員長 それでは、これから審査に入る。ご意見のある方は発言願う。 竹内喜代嗣  今までがそうだったからという言い方は余りしたくないのだけれども、TPP交渉に ついては、農協の請願については採択してきた経緯があるので、まずそのことで賛成である。それか ら、ISD条項については、同じTPP参加国の中で自分の国が不利益をこうむったということを主 張すれば損害賠償しなければならないということで、日本の国の法律の仕組みを超える存在になるの だ。立憲主義からいってもこれはおかしなことになるので、うまくないかなと思う。例えばよく言わ れるのは、医療分野で日本では国民総保険で、誰でも国民健康保険とか社会保険入っているわけだけ れども、ところがアメリカにはそういう保険の仕組みないよね。ということで、アメリカの保険会社 が不利益をこうむったということで訴えることも可能なことだよね。話が長くなるからやめるけれど も、そういう非常に不利益な問題がなおざりにされている面があるので、私はこれは採択をすべきだ と考える。以上だ。 川村副委員長 ほかにあるか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 川村副委員長 これで審査を終わる。  以上で審査を終了し、討論なく、起立による採決を行った結果、請願第1号は、起立全員にて採 択すべきものと決定した。 副委員長(川村敏晴君)休憩を宣する。 (午前10時32分) ──────────────────────────────────────────── 副委員長(川村敏晴君)再開を宣する。 (午前10時42分) 川村副委員長 審査に当たっての質疑は一問一答とし、簡潔にお願いをする。また、理事者の方にも 申し上げる。答弁は質疑の要点を捉えて簡潔にされるよう特段のご協力をお願い申し上げる。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第107号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第3号)のうち経済建設常任委員       会所管分を議題とし、担当課長(農林水産課長 山田義則君、商工観光課長 建部昌       文君、建設課長 中村則彦君)から歳入の説明を受けた後、歳入についての質疑に入       り、歳入についての質疑終了後、歳出についての説明を受けた後、歳出についての質       疑に入る。 歳入 第15款 県支出金 (説 明) 農林水産課長 それでは、ページ7、8をごらんください。15款2項4目農林水産業費県補助金の 2節林業費補助金だが、1、民有林造林事業補助金として8万1,000円を減額している。この減額 については、村上地区市行分収造林事業を県予算の割り当てにより、次にある2、森林整備加速化・ 林業再生交付金に組み替えをしたことによる減額と、それと山北地区での市行分収造林事業の増額分 を差し引き全体予算額として8万1,000円を減額したものである。次に、2、森林整備加速化・林 業再生交付金170万円の増額は、今ほど申し上げた県予算の割り当てによる組み替えで、村上地区 坪根地内の市行造林の間伐施業を行うため、新規に項目を計上し、充当するものである。次に、3、 低コスト木材生産団地化推進事業補助金53万3,000円は、高性能林業機械のレンタル経費等に対す る新規の県補助事業であり、このたびは補正予算成立後に申請予定の産地での運搬作業車のレンタル 費用に対する県補助分を計上したものである。以上である。 建設 課長  続いて、建設課所管分について説明させていただく。同じく、15款3項3目土木費 委託金である。説明欄をごらんいただきたいと思う。1の河川維持管理委託金で110万6,000円を 増額させていただいた。これについては、県管理河川の堤防の草刈りに伴う県からの委託金の増額に 伴う補正になる。歳出で同額補正しているので、詳しくは歳出のほうで説明させていただく。以上だ。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり) 歳出 第5款 労働費、第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第8款 土木費 (説 明) 商工観光課長 それでは、11、12Pをお開きください。5款1項2目労働施設費の若年者職業自立 支援事業経費の職業相談業務等委託料については、国が地方創生先行型交付金事業に振りかえたため、 委託料119万5,000円の減額をお願いするものである。 農林水産課長 6款1項3目農業振興費及び6款1項4目畜産業費の19節負担金、補助及び交付金 350万円と207万円の減額は、平成26年度3月に補正していただいた地方創生先行型交付金事業の 村上ブランド育成拡大支援事業補助金と村上牛生産振興対策事業補助金の当初予算計上分を減額する ものである。次に、6款1項6目農山村振興事業費47万8,000円は、13節委託料として朝日有機セ ンター経費での堆肥成分測定委託料30万3,000円と臭気測定検査委託料17万5,000円である。理 由については、平成26年度の堆肥生産販売の実績から実需が多くなり、豚ぷんだけでは対応できな くなり、鶏ふんを使用し堆肥製造を行うための測定検査委託料である。新たに鶏ふんを使用したいと いうことでの必要検査である。6款2項2目林業振興費192万2,000円については、13節委託料 112万3,000円について、山北地区市行造林の間伐施業について造林補助事業の申請の変更により、 委託事業者が県に直接申請する方式から市を通す方法に変更になったため、歳入予算と同様に歳出予 算についても増額し、委託業務の発注を計画するものである。19節負担金、補助及び交付金79万 9,000円は、歳入でも述べたが、新規の県単補助事業である低コスト木材生産団地化推進事業の補助 金として、産地での運搬車のレンタル経費に対する補助金である。補助事業対象費180万円に対し、 県が6分の2、市が6分の1の補助割合による額の合計額である。15節工事請負費91万8,000円に ついては、元屋敷線の融雪後の9メートルほどの陥没修繕工事費である。以上である。 商工観光課長 13、14Pをお開きください。7款1項2目商工業振興費の産業振興対策経費につい ては、国の地方創生先行型交付金事業に振りかえたため、報償費82万7,000円、旅費3万5,000円 の減額をお願いするものだ。次に、7款1項4目企業対策費の企業誘致経費についても、新規雇用促 進奨励金を国の地方創生先行型交付金事業に振りかえたため、負担金、補助及び交付金260万円の 減額をお願いするものだ。次に、7款1項6目観光費の観光振興一般経費については、観光ガイド受 付手配及び観光講座開催業務委託料をこれも国の地方創生先行型交付金事業に振りかえたため、委託 料200万7,000円の減額をお願いするものだ。 建設 課長  続いて、8款4項3目河川海岸維持費である。説明欄をごらんいただきたいと思う。 1の河川維持管理経費である。施設維持保全業務委託料、これの105万5,000円の増額であるけれ ども、これは2級河川などの県管理の河川堤防の草刈りだ。このうち河川沿線の各集落に協力いただ いて草刈りを行っていただいている場所の部分について、市が一括して県からの委託を受けて集落を 取りまとめて草刈りをお願いしているわけであるが、人件費などの高騰によって県から示された平成 27年度草刈り単価が増額になったので、委託費の増額補正をお願いするものである。また、上の消 耗品5万1,000円であるが、これについては県からの事務費としての歳入分を消耗品等の購入に充 てるものである。以上である。 (質 疑) 尾形 修平  林業振興費の中の市行分収造林、これ地区で言うとさっき山北地区とおっしゃったよ うに聞こえたのだが、集落で言うとどこらあたりになるか。 林業振興係長 お答えする。山北地区の市行造林については3カ所あって、今川地区、あと大毎地区、 あと山熊田地区ということで、これらのところを予定していて、全部で約10ヘクタールほど予定し ているところである。 尾形 修平  河川費の中の今おっしゃられた2級河川の各地区に委託している、集落で言うとどの ぐらいの数になるか。 建設 課長  基本的には、県から直接業者さんのほうに委託している部分と、集落で県から私ども その業務請け負って集落のほうにお願いする、2つのパターンある。その集落のほうでやっていただ いているパターンというのは、村上地区と、それと山北地区の2地区である。件数的には数えないと ちょっと出てこないのだけれども、数える。 尾形 修平  後で答弁してくれ。 川村副委員長 数え終わったら答弁お願いする。ほかにあるか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 川村副委員長 なければ、建設・・・数えた。 (何事か呼ぶ者あり) 尾形 修平  後でいい、後で。 (何事か呼ぶ者あり) 建設 課長  大変お待たせした。村上で22集落町内である。それと、山北地区が48集落になる。 尾形 修平  そうすると、かなりの数の集落と委託契約やっているのか知らないけれども、1集落 に対してそのボリュームによるかもしれないけれども、余り予算的に配分されていないのではないか なというふうに今聞いて思ったのだけれども、その辺はいかがか。 建設 課長  この集落のほうで作業をお願いする面積に応じて、その単価が今回補正させて21円 にさせてもらったけれども、平米当たり。昨年までは19円であった。だから、面積をいっぱい草刈 りしている集落については、それなりの費用は行くし、面積によって変わってくるというようなこと だ。 尾形 修平  わかった。 川村副委員長 よろしいか。 齋藤信一郎  6款の13節、有機センターの委託料なのだが、これは毎年やるものなのか。 農林水産課長 毎年の分もあるし、このたびは新たに鶏ふんをもっと多くつくってまかなくてはいけ なくなったので、豚ぷんだけでは足りなくて鶏ふんをまぜ込むということで、その分についての計上 である。 齋藤信一郎  朝日はそうなのだが、神林も同じくやっぱり鶏ふん投入しているのか。 農林水産課長 神林は豚ぷんだけである。 齋藤信一郎  終わる。 〔委員外議員〕 木村 貞雄  11、12Pの林業費の中で、今ほど課長のほうから説明あったけれども、市行分収造 林、これ歳入のほうとの関係あるのだけれども、新規の補助事業ということで、恐らくそれでこの組 み替えしたと思うのだけれども、この歳出のほうでは森林整備の加速化でまず170万円入っている けれども、それ大方同じようなあれで利用したと思うのだが、今回のこの農林水産課のほうのは新規 だし、福祉課ではあそこの荒川の学童保育の関係で産材に使うというのだけれども、補助率さっき私 聞き落としたのだけれども、こういうのは全体的に事業にかかわるわけで、別に使わないところない はずだけれども、補助率はどんなふうになっているのか、この。 林業振興係長 加速化事業の補助率に関するご質問ということでよろしかったか。 木村 貞雄  はい。 (何事か呼ぶ者あり) 林業振興係長 加速化事業については、平成27年度・・・ (「ちょっと聞こえない」と呼ぶ者あり) 川村副委員長 済みません、理事者の皆さん、お静かにお願いする。 林業振興係長 森林整備加速化林業再生事業については、平成21年度からある事業であって、間伐 について今回初めて村上市のほうでは・・・初めてでなかったか、2回目ぐらいの利用になったのだ けれども、補助率については通常使っている民有林造林事業よりも若干落ちて50%ということでな る。また、先ほど関連でご質問があった保内の学童保育、いわゆる公共木造というふうな面でもこの 森林整備加速化・林業再生事業のほうには実施しているわけだが、それについても50%ということ で運用している。 建設 課長  訂正をお願いする。先ほどの山北地区の集落の数であるけれども、実際集落の中でも 言ってみてそのグループが違って2契約でやっている部分もあるものだから、全部で33契約である。 (「33」と呼ぶ者あり) 建設 課長  33契約。 川村副委員長 契約なのだね。 建設 課長  はい。山北だ。 川村副委員長 地区でなくて契約数で33ということだそうであるが、よろしいか。 (「はい」と呼ぶ者あり) 農林水産課長 先ほどの齋藤委員の神林の堆肥センターには豚ぷんだけというようなことで回答した が、乳牛のふんも入っている。 (「牛ふん」と呼ぶ者あり) 農林水産課長 申しわけなかった。 齋藤信一郎  もうちょっと。何のふんと言った。 農林水産課長 乳牛。 齋藤信一郎  質問する。牛ふん入ったことによって、また委託料をふやすということか。 農林水産課長 神林の分は最初から入っているので、それは同じである。 齋藤信一郎  ちなみに、このセンターは年に1回とか3年に1回とかと、これ決まっているのか。 農林水産課長 臭気は、毎年1回ということで行っている。 齋藤信一郎  わかった。終わる。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第107号のう ち当委員会所管分については、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を副委員長に一任することを決 め閉会する。 副委員長(川村敏晴君)閉会を宣する。 (午前11時05分)