平成28年村上市議会第1回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成28年3月18日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の策定について                    議第15号 関川村との定住自立圏形成協定の変更締結について                 議第16号 粟島浦村との定住自立圏形成協定の変更締結について                議第17号 村上市行政不服審査会条例制定について                      議第18号 村上市行政不服審査関係手数料条例制定について                  議第19号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について        議第20号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関 係条例の整理に関する条例制定について                      議第21号 村上市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について        議第22号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定について               議第23号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について             議第24号 村上市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例制定につい            て                                       議第25号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第26号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第27号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制 定について                                   議第28号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第29号 旧村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正            する条例制定について                              議第30号 村上市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について         議第31号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第32号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について               議第33号 市有財産の譲与について                             議第34号 市有財産の譲与について                             議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第41号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第42号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 3  議第45号 村上市消費生活センター条例制定について                     議第46号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について              議第47号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について         議第48号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について               議第49号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準            を定める条例の一部を改正する条例制定について                  議第50号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関            する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について              議第51号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について       第 4  議第52号 市道路線の変更について                             議第53号 村上市中小企業振興基本条例制定について                     議第54号 村上市歴史的風致維持向上協議会条例制定について                 議第55号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について               議第56号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について              議第57号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について                議第58号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について           議第59号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について                議第60号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について               議第61号 村上市産業等の活性化事業審査委員会条例を廃止する条例制定について   第 5  議第62号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第9号)                  議第63号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)       議第64号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)            議第65号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            議第66号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第67号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第4号)              議第68号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)             議第69号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)            議第70号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)            議第71号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)          第 6  議第 3号 平成28年度村上市一般会計予算                         議第 4号 平成28年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 5号 平成28年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第 6号 平成28年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第 7号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第 8号 平成28年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第 9号 平成28年度村上市介護保険特別会計予算                     議第10号 平成28年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第11号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第12号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第13号 平成28年度村上市上水道事業会計予算                 第 7  議第72号 村上市教育長の任命について                      第 8  議第73号 村上市教育委員会委員の任命について                  第 9  議第74号 損害賠償の額を決定し和解することについて               第10  議第75号 村上市新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院移転新築支援基金条例制            定について                              第11  議第76号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を            改正する条例制定について                       第12  議第77号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第10号)            第13  議員発議第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防及びその危険性や予後の相 談可能な窓口などの設置を求める意見書の提出について        第14  議員発議第2号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出について     第15  閉会中の継続調査について                                                                          〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                                                                   〇出席議員(23名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君 7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(1名)   21番   相  馬  エ  イ  君                                               〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君 教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課参事    竹   内   和   広   君        自治振興課長     佐   藤   勝   則   君        税 務 課 長    加   藤   良   成   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     建   部   昌   文   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    米   山       聡   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課                   大   滝       寿   君        課 長 補 佐        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 改めましておはようございます。ただいまの出席議員数は23名です。欠席 の届け出のある者1名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願い申 し上げます。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、11番、平山耕君、25番、片野鉄雄君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の策定について               議第15号 関川村との定住自立圏形成協定の変更締結について            議第16号 粟島浦村との定住自立圏形成協定の変更締結について           議第17号 村上市行政不服審査会条例制定について                 議第18号 村上市行政不服審査関係手数料条例制定について             議第19号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定に            ついて                                議第20号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施            行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について            議第21号 村上市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第22号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定について          議第23号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について        議第24号 村上市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例            制定について                             議第25号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第26号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例制定について                            議第27号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正            する条例制定について                         議第28号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条            例制定について                            議第29号 旧村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の            一部を改正する条例制定について                    議第30号 村上市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第31号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第32号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について          議第33号 市有財産の譲与について                        議第34号 市有財産の譲与について                        議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第37号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第38号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第39号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第40号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第41号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第42号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について           〇議長(三田敏秋君) 日程第2、議第14号から議第44号までの31議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛てに審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されております 議第14号から議第44号までの31議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げま す。   去る3月3日の午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長及び教育長のほか、理 事者説明員の出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第14号 村上市過疎地域自立促進計画の策定についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第14号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第15号 関川村との定住自立圏形成協定の変更締結についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第15号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第16号 粟島浦村との定住自立圏形成協定の変更締結についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第16号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第17号 村上市行政不服審査会条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、この審査会は国、県に委託できない性格のものであって、必ず設置しなければならな いものかとの質疑に、必ず設置しなければならないものだとの答弁。 委員より、審査会委員3名はどのような人がなるのかとの質疑に、新潟県弁護士会から1名、新 潟県行政書士会から1名、関東信越税理士会から1名を考えているとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第17号は原案の とおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第18号 村上市行政不服審査関係手数料条例制定についてを議題とし、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第18号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第19号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第19号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第20号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関 係条例の整理に関する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りまし た。   委員より、第1条に村上市公益的法人等への職員の派遣とあるが、どういうものが該当するのか との質疑に、イヨボヤの里開発公社や社会福祉協議会などが該当するとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第20号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第21号 村上市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第21号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第22号 村上市情報公開条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第22号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第23号 村上市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第23号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第24号 村上市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例制定につい てを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第24号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第25号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第25号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第26号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ いてを議題とし、担当課長から地方公務員法及び地方独立行政法人の一部を改正する法律の施行に伴 い、職員の勤務時間、休暇等に関する条例中の項ずれを改正するもの、学校教育法の改正に伴って文 言を追加するものとの説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、義務教育学校の前期課程とはどこを指すのかとの質疑に、校舎が一緒の小中一貫校の 小学校段階のことを指すとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第26号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第27号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制 定についてを議題とし、担当課長から特別職給与法の改正が成立し、特別職の期末手当の支給月額に 準じ、村上市議会議員の期末手当の支給月額を改正するものとの説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第27号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第28号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ いてを議題とし、担当課長から特別職給与法の改正が成立し、特別職の期末手当の支給月額に準じ、 常勤の特別職の期末手当の支給月数を改正するものと、報酬等審議会からの答申に基づき改正を行う ものとの説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第28号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第29号 旧村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正 する条例制定についてを議題とし、担当課長から特別職給与法の改正が成立し、特別職の期末手当の 支給月額に準じ、教育長の期末手当の支給月額を改正するものとの説明を受けた後、質疑に入りまし た。   さしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第29号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第30号 村上市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から新潟県人事委員会の給与勧告に準じ、村上市職員の給与条例を改正するものとの 説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第30号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第31号 村上市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から2020年、東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連 合の取り組みの一環で、村上市からも職員の派遣が可能になった場合に、移転料の支給ができるよう 条文の改正を行うものとの説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第31号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第32号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この条例改正で大きく変わるところはあるのかとの質疑に、今までは条例に記載して いなかったグリドルつきコンロなどの機器が最近では多くなってきたので、改正を行うものであると の答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第32号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第33号 市有財産の譲与についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   委員より、この場所は堤内で、福田区では何かに使用しているのかとの質疑に、堤外で現在は福 田区で草刈り等維持管理をしているが、区では使用していないとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立 全員で議第33号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第34号 市有財産の譲与についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第34号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第35号から議第44号までの公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、議第35号から議第44号までの順次討論の後、起立採決を行ったところ、 いずれも討論なく、起立全員で議第35号から議第44号までの10議案は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) お疲れさまです。議第33号の市有財産の譲与についてなのですが、先ほど 区のほうでこの地目が雑種地になっている部分を草刈り等はしているのですけれども、区で使用はし ていないということでありました。例えば課長の説明の中に、このわずかな平米数なわけですよね、 多分二十数坪、坪にすれば、そこを何でわざわざ区でも使っていないのに、認可地縁団体のほうの管 理地にする必要があるのかとかという説明はございましたでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) きちっと整理しておくというような趣旨の説明はございまし た。 〇議長(三田敏秋君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、その件はそれとして、議第34号のほうなのですが、こちら質疑もな くということでありました。ただ、これも初日のときに私のほうからちょっと質問はさせていただい たのですけれども、課長の例えば説明の中に、今まで指定管理等で集会所とか行っている施設を、こ ういった形での地縁団体のほうに集会所として譲渡した場合にです、何か今までと違う部分とか、ま たいい部分、また悪い部分とか、そういったものに関しては何かご説明ありましたでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 市としましては、そういった譲渡といった形を進めていきた いような方向性なのですけれども、地縁団体という部分がなかなか団体結成という部分のハードルが 高いというのでしょうか、そういったことの説明がございました。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、質問を申し上げます。   議第20号の地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う条例の制 定というふうにありますが、これはちょっと私もうっかりしたので、行政不服審査法、国の法律がか わったから、それに倣って条例制定を、整理に関する条例制定というふうになったのでしょうか、お わかりだったらお願いします。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 済みません、もう一回。 〇10番(竹内喜代嗣君) この行政不服審査法というのが、国の法律がかわりまして、それでずっ と出てくる、24号まで関連する条文整理というか、整合をとるために改正ということで出ているわ けなのですけれども、この20号もそういう解釈でいいのでしょうか、私ついうっかりして、本当に わからないものですから。 〇議長(三田敏秋君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の中ではそういった議論はなかったのですけれども、 ただどういう職員が該当するかというような質疑だけでございましたが、先ほど報告させていただい たとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第14号について採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第15号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第20号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第22号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第23号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第23号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第24号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第24号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第25号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第26号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第26号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第27号の討論を行います。   通告にありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 簡潔に述べさせていただきます。   議第27号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定とい うことなのですが、現在の村上市内の市民の皆さんの窮乏を考えたときに、先ほど確認いたしました ところ、1万3,650円程度という値上げということなのですが、これは大変な状況で暮らしていら っしゃる市民の皆様の納得は得られないだろうということで、反対をいたします。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第27号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第27号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第28号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第28号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第29号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第29号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第30号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第30号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第31号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第31号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第32号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第32号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第33号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第33号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第34号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第34号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第35号から議第44号までの10議案を一括採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第35号から議第44号までの10議案は、いずれも委員長報告のとおり可決されまし た。                                              日程第3 議第45号 村上市消費生活センター条例制定について                議第46号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について         議第47号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第48号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第49号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に            関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について        議第50号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第51号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について  〇議長(三田敏秋君) 日程第3、議第45号から議第51号までの7議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から 議長宛てに審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第45号から議第51号まで の7議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月7日午前10時から第1委員会室において、委員7名、副市長、担当課長及び担当職員、 議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第45号 村上市消費生活センター条例制定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立 全員で議第45号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第46号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決 の結果、起立全員で議第46号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第47号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論を求めましたが討論なく、 起立採決の結果、起立全員で議第47号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第48号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、認知症の増加という説明でしたが、どのような推移か説明してくださいとの質疑に、 平成27年4月では認定者数が3,850人、そのうち認知症の数が2,600人で、率にしますと67.5%で す。10月現在ですと認定者数が3,934人、そのうち認知症が2,666人で、率にしますと67.8%です との答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第48号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第49号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準 を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後、質疑に入 りました。   委員より、入所者を選定する会議の関係で、包括支援センターの職員とか入所にかかわる委員と かですが、人数的にはどうかとの質疑に、メンバー構成についてはこれまでどおり変わっておりませ んとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第49号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第50号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関 する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後、 質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第50 号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第51号 村上市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採 決の結果、起立全員で議第51号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第45号について採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第46号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第46号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第47号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第47号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第48号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第48号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第49号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第50号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第51号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第51号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第52号 市道路線の変更について                        議第53号 村上市中小企業振興基本条例制定について                議第54号 村上市歴史的風致維持向上協議会条例制定について            議第55号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定について          議第56号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について         議第57号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について           議第58号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について      議第59号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について           議第60号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について          議第61号 村上市産業等の活性化事業審査委員会条例を廃止する条例制定に            ついて                           〇議長(三田敏秋君) 日程第4、議第52号から議第61号までの10議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛てに審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第52号から議第61号までの審 査の経過と概要についてご報告申し上げます。   去る3月8日午前10時より市役所第1委員会室において、委員全員、理事者側より副市長、農 林水産課長、農業委員会事務局長、商工観光課長、建設課長、都市計画課長、下水道課長、水道局長、 荒川支所、神林支所、朝日支所、山北支所の各産業建設課長及び関係室長、係長などの出席のもと、 当委員会を開催いたしました。   最初に、議第52号 市道路線の変更についてを議題とし、建設課長より説明を受けた後、質疑 に入りました。   さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第52号は原案のと おり可決すべきものと決しました。   次に、議第53号 村上市中小企業振興基本条例制定についてを議題とし、商工観光課長の説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今後これに基づいた行動計画をどのように考えているかの質疑に、来年度から産業支 援プログラム7つの補助金の交付を行う。また、金融機関と連携した雇用創出型の創業チャレンジ事 業交付金や女性就労の環境向上を図る交付金などを実施していく。来年度も産業振興懇談会を設置し、 意見をいただきながら見直しをしていくとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第53号は原 案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第54号 村上市歴史的風致維持向上協議会条例制定についてを議題とし、都市計画課 長の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第54号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   次に、議第55号 村上市農村公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、農林水 産課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第55号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   次に、議第56号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、農林 水産課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、牛ふん、豚ぷんの値上げは理解できるが、鶏ふんの値段が高い、この点についてお伺 いするとの質疑に、農林水産課長より、作業時間実際に試験をして出したとの答弁。   委員より、有機センターは目的どおり有効に稼働しているかとの質疑に、稼働率を上げていきた い、物ははけているので目的は達しているとの答弁。   委員より、販売価格はどれぐらいに設定しているかの質疑に、堆肥1トン当たり散布して1万 3,750円であるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結 果、起立全員で議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第57号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、下水道課 長の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第57号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   次に、議第58号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 下水道課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第58号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   次に、議第59号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、水道局長 の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第59号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   次に、議第60号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、水道局 長の説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第60号は原案のとおり 可決すべきものと決しました。   最後に、議第61号 村上市産業等の活性化事業審査委員会条例を廃止する条例制定についてを 議題とし、商工観光課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今までの産業元気づくりの審査は委員会がやってきたが、市でどのような判断で審査 を行うかとの質疑に、産業支援プログラム補助金交付要綱によって行う。必要によって申請者からヒ アリングを行うとの答弁。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結 果、起立全員で議第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第52号について採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第52号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第53号の討論を行います。   通告のありました原案に賛成の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、簡潔に申し述べます。   中小企業振興基本条例の制定、大歓迎でございます。これに先立ちまして、県内でも新潟市や阿 賀野市が先行して条例を制定しておるわけですが、住宅リフォーム制度を先行して実施ということも あるのですが、現在商店版のリフォーム事業の実施を検討、予算化されるという見通しだということ であります。村上市でも検討したいというような回答をいただいているわけでありますが、ぜひとも 商店版リフォームの枠を広げて、農家の直売所あるいは商店の方が冷蔵庫などの備品にも使えるよう な制度を研究していただきたい。   期待を表明いたしまして、賛成討論といたします。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第53号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第53号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第54号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第54号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第55号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第55号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第56号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第57号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第57号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第58号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第58号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第59号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第59号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第60号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第60号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第61号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第61号は委員長報告のとおり可決されました。 午前11時5分まで休憩します。           午前10時52分  休 憩                                                        午前11時05分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第5 議第62号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第9号)             議第63号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)  議第64号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)       議第65号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議第66号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第67号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第4号)         議第68号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第69号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議第70号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第71号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)     〇議長(三田敏秋君) 日程第5、議第62号から議第71号までの10議案を一括して議題といたし ます。   本案は、一般会計予算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願っ たものですが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。 一般会計予算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第62号 平成27 年度村上市一般会計補正予算(第9号)について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げま す。   去る3月15日の午前10時から第1委員会室において、委員21名、議長、議会事務局長の出席 のもと、委員会を開会いたしました。   議第62号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第9号)については、今定例会から一般会 計当初予算とあわせて当特別委員会で審査することにしたわけでありますが、その審査については当 特別委員会に総務文教、市民厚生並びに経済建設の各分科会を設置し、審査いただいたところであり ます。特別委員会の最終日には全体会を開催し、各分科会長から審査の概要について詳細にご報告い ただき、採決したところでありますが、私からその審査の経過について若干ご報告申し上げます。   総務文教分科会長からは、歳入において繰入金の財政調整基金繰入金を2億円減額することに伴 い、最終的な残高についての質疑に対し、平成27年度末の残高は約37億円、追加議案で提案する 村上総合病院移転新築支援基金に20億円、平成28年度当初予算で5億円取り崩す予定なので、平 成28年度末は約12億円である見込みとの説明でした。   次の、市債の情報セキュリティ対策事業債の具体的な内容についての質疑に対し、国からマイナ ンバーの関係でセキュリティ対策強化を求められており、業務で使っているインターネット部分を完 全に分離するために係る事業費への起債であるとの説明でした。   歳出については、教育費で学校スクールバス等運行経費の修繕料の中の車検代についての質疑に 対し、スクールバス3台分の車検代で、40万円、20万円、12万円と見込んでいるとの説明でした。   市民厚生分科会長からは、歳入歳出ともに質疑なく、経済建設分科会長からは、歳入においては 質疑なく、歳出については農林水産業費の農業振興費、機構集積協力金で平成27年度の集積につい ての質疑に対し、所有者から中間管理機構への貸し付けが4月から12月分で199件、864筆、 162.3ヘクタールであるとの説明でした。   林業振興費の間伐面積と森林作業道の質疑に対し、間伐面積はいわふね森林組合、坪根地区で 1.5ヘクタール、村上森林組合では16.3ヘクタール、減った分もあるのでトータルで10ヘクタール の増との説明でした。作業道については、村上森林組合山北一円で770メートル、いわふね森林組 合で100メートルほどふえているとの説明でした。   農業振興費の担い手確保・経営強化支援事業補助金の対象地域と経営体の質疑に対し、対象地域 は全地区にばらついていて、11経営体でトラクター、田植え機、乾燥施設などの説明でした。   以上、質疑終結後の賛否態度の発言については、いずれの分科会でも発言はなく、起立による採 決の結果、各分科会とも起立全員でいずれも原案のとおり可決すべきものとの態度を決定したとの報 告でした。   以上、当委員会の審査については、市民厚生分科会長報告についての質疑で、委員より、民生費 で生活保護扶助費は毎年増加している。今回500万円での補正があるが、市民からは本来受けるべ きではない人が受けているというような話も聞こえてくるが、これについての質疑はなかったかとの 質疑に対し、質疑はなかったとの答弁でした。   以上で討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、議第62号については起立全員で原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上で一般会計予算審査特別委員会の審査の概要と経過についての報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されております議第63号 平成27年度村上 市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査いた しました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   議第63号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員で議第63号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第65号から議第67号まで の3議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   先ほど報告いたしました議案に引き続き審査いたしました。初めに、議第65号 平成27年度 村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第65 号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第66号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを 議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論な く、起立採決の結果、起立全員で議第66号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第67号 平成27年度村上市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論なく、 起立採決の結果、起立全員で議第67号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第62号から議第71号までのう ち当委員会所管分、議第64号及び議第68号から議第71号につきまして審査の経過と概要について ご報告申し上げます。   先ほどご報告いたしました審査に引き続き、市役所第1委員会室において当委員会を開催いたし ました。最初に、議第64号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)を議題 とし、商工観光課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、ことしは少雪でオープンがずれ込んだが、現在までの状況はとの質疑に、ことしは1 月16日に営業を開始し、3月6日に営業を終了している。利用客は昨年より2,300から2,400人の 減との答弁。また、売り上げはどうかとの質疑に、収入は平成26年度は1,253万3,072円、平成27 年は864万2,965円との答弁。   委員より、平成28年、29年、30年、3カ年の設備投資の見込みはとの質疑に、平成28年度は 第2リフトの修繕でことしより若干ふえる。観光交流室副参事より、平成29年度はロッジ外壁の修 繕が約2,000万、リフトについては老朽化が進んでいるので毎年1,000万から2,000万かかるとの 答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第64号は原 案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第68号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題 とし、下水道課長より質疑を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第68号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   次に、議第69号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてを議 題とし、下水道課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第69号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   次に、議第70号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議 題とし、水道局長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第70号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   最後に、議第71号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題と し、水道局長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第71号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   暫時休憩します。           午前11時19分  休 憩                                                        午前11時21分  開 議 〇議長(三田敏秋君) それでは、休憩を閉じ会議を再開いたします。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第62号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第62号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第63号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第63号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第64号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第64号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第65号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第65号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第66号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第66号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第67号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第67号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第68号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第68号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第69号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第69号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第70号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第70号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第71号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第71号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第 3号 平成28年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成28年度村上市土地取得特別会計予算                議第 5号 平成28年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第 6号 平成28年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第 7号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第 8号 平成28年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第 9号 平成28年度村上市介護保険特別会計予算                議第10号 平成28年度村上市下水道事業特別会計予算               議第11号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第12号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第13号 平成28年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(三田敏秋君) 日程第6、議第3号から議第13号までの11議案を一括して議題といたし ます。   本案は、一般会計予算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願っ たものですが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。 一般会計予算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計予算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第3号 平成28年 度村上市一般会計予算について、先ほどの議第62号の審査に引き続き審査を行いました。その審査 の概要と経過についてご報告申し上げます。   議第3号 平成28年度村上市一般会計予算についても各分科会を設置し、審査をいただき、全 体会において各分科会長から審査の概要について詳細に報告いただき、採決したところでありますが、 私からその審査の経過について若干ご報告申し上げます。   総務文教分科会長からは、歳入において国庫支出金の国宝重要文化財等保存整備費補助金の前年 度比1,000万円減額についての質疑に対し、市の要求額に対し、平成27年度は3割カット、平成28 年度は4割カットとなったためとの説明があり、県支出金の電源立地地域対策交付金についての質疑 に対し、三面ダムと猿田ダムの交付金で、三面保育園、館腰保育園の人件費に充当しているとの説明 でした。また、保育園の人件費以外の使い方についての質疑に対し、コミュニティセンターなどが整 備され、交付金の使い方に制限があるため、三面川流域の保育園人件費に充てているが、ほかに還元 できないか検討してみるとの説明でした。   歳出については、総務費の地域活性化推進費、協働のまちづくり推進事業経費の地域まちづくり 交付金の額と、各協議会からの要望等についての質疑に対し、総額では同じだが、人口動態で金額が 毎年変わり、規模の小さな団体は金額をふやしてほしいとの要望があるとの説明があり、また地域ま ちづくり交付金の効果についての質疑に対し、地域の人たちのつながりができ、新しい知恵、知識、 意見も出てきた。人材発掘を含めて、地域活性化のために頑張ってまいりたいとの説明でした。   教育費の社会教育施設費、教育情報センター経費の空調工事についての質疑に対し、建設されて から22年が経過しており、メーカーでも対応が困難になっていることから、全館の空調設備と換気 設備を改修したいとの説明があり、また生涯学習推進センター経費の駐車場をふやす計画についての 質疑に対し、約1,800平方メートルで約50台分をふやしたいとの説明でした。   市民厚生分科会長からは、歳入において市税の軽自動車税で、特に乗用車の伸びについての質疑 に対し、昨年と比べ軽四輪で630台ほどの伸びとの説明でした。   歳出については、民生費の社会福祉費、人工透析通院補助費で、透析を受けている方は補助して もらえて、電動カーを購入した方には何の補助もないことに対しての質疑に対し、人工透析を受けら れている方々はそういった治療を受けていないと生命の危険が危ぶまれる方々で、このような方々に は補助をしていきたいとの説明でした。   衛生費のごみ袋で、関西あたりでは取っ手のようなものがついているようだが、村上市の場合は 不便の声はないかとの質疑に対し、今のところ市民からはありませんし、縛る形になじんでいるので はないかとの説明でした。   保健衛生費の自殺予防対策事業経費で、自殺率が若干減ってきていることへの質疑に対し、村上 市は昨年14人の方が自殺で亡くなられたが、前年に比べ若干減っており、平成27年度からは消防 署から自殺未遂者の情報を受け、保健師と情報を共有して見回りの形で行っているとの説明でした。   経済建設分科会長からは、歳入において使用料及び手数料、勤労青少年ホーム使用料で使用実態 が16歳から40歳までの勤労者の福利厚生施設との趣旨と伺っているが、合っていないのではない かとの質疑に対し、実際に使用しているのは40代、50代、60代の方が多く、20代の方は少ない。 他の施設と均衡を図るため、来年度見直しをしていきたいとの説明でした。   歳出については、農林水産業費、農業振興費の有害鳥獣対策経費で狩猟免許取得者の実績につい ての質疑に対し、今年度は4人との説明でした。   商工費、越後村上物産会補助金がふるさと納税の手数料が入るので要らないのではないかとの質 疑に対し、来年度事務局体制を1名から2名にし、物産展をもっと各地でやるようにするとの説明で した。   住宅リフォーム事業で、多額の応募者があれば補正予算を組むのかとの質疑に対し、上回る場合 は抽せんを考えているとの説明でした。   土木費で、幹線道路整備事業経費の補償金700万についての質疑に対し、桃川牧目線インター チェンジから345号線までの残り130メートルの車橋の前後に水道管が入っているが、その移設費 用との説明でした。   都市計画費の歴史的風致維持向上計画対象となるのが旧村上武家町だけではなく、海老江、塩谷、 小俣、猿沢地区など、全部を含めた認定かとの質疑に対し、対象にはなるが、今回の事業対象の認定 は寺町、町屋、お城山の重点地区が対象との説明でした。   以上、質疑終結後の賛否態度の発言については、いずれの分科会とも発言はなく、起立採決の結 果、各分科会とも起立全員で、いずれも原案のとおり可決すべきものと態度を決定したとの報告でし た。   以上、当委員会の審査については、いずれも分科会報告に対する質疑なく、討論を求めたところ 討論なく、起立採決の結果、議第3号については起立多数で原案のとおり可決すべきものと決定しま した。   以上で一般会計予算審査特別委員会の審査の概要と経過についての報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されております議第4号 平成28年度村上市 土地取得特別会計予算、議第5号 平成28年度村上市情報通信事業特別会計予算について、さきに 報告しました議案に引き続き審査いたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第4号 平成28年度村上市土地取得特別会計予算についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第4号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第5号 平成28年度村上市情報通信事業特別会計予算についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第5号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第7号から議第9号までの3 議案について、その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   先ほど報告いたしました議案に引き続き審査いたしました。初めに、議第7号 平成28年度村 上市国民健康保険特別会計予算についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りまし た。   委員より、国民健康保険税の歳入が1億円ぐらい減っているのに、値上げをしていないようです が、内容について努力項目も含めて教えていただきたいとの質疑に、平成25年、26年、27年と経 営良好ということで追加の交付金をいただきましたし、精神障害の医療費の割合が高いともらえる交 付金があるが、そのように頑張ったところにもらえる交付金が毎年入ってくることが多くなっている との答弁でした。   委員より、経営良好ということは、しばらく保険料の値上げは考えなくていいのかとの質疑に、 今のところ保険税を上げるというようなことは担当課では話し合っていないとの答弁でした。   以上で審査を終了し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第7号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第8号 平成28年度村上市後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りましたが質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結 果、起立全員で議第8号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第9号 平成28年度村上市介護保険特別会計予算についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、第6期介護保険事業計画の中では今までどおり特養とかの施設に関しては現状のまま で、グループホームを3ユニットつくるということで一部食事の補助という話も出ましたが、認知症 が増加する中、グループホームなどをふやしていく中で運営上はどうなのか、介護保険の財政状況は 今後どのようになるのかとの質疑に、今回の第6期では4ユニットのグループホームを計画しており、 保険料については県内でも下から2番目か3番目ぐらいで、据え置きしたということである。今現在、 基金の保有が今年度末で4億9,600万円くらいあり、第6期の取り崩しが3億円の取り崩しを予定 しているので、2億円程度残る見込み、その次の第7期に全額使うというようなことを考えていると の答弁でした。   委員より、在宅介護の強化で考えていることがあれば教えていただきたいとの質疑に、国は今ま で介護予防については第1次、第2次予防と取り組んできました。それが終わると家に閉じこもりに なってしまうというか、全国一律の介護予防サービスをやってきたわけですが、それを今度方向転換 して、介護予防を生活支援に取り込むことによって、地域の高齢者の方が生きがいを見つけたり、運 動したりして、そういった状況にならないように取り組み、できる限り住みなれた地域で生活をしよ うということで、村上市も拠点となる、集落でも、地域でもいいですが、通いやすいところにつくっ て事業を展開していくということでこれから進めていきますとの答弁でした。   委員より、今ほどの6期のことでミニ特養のことですが、個室で高額な医療費を使ってきたわけ ですが、共同部屋を使う方がふえているというようなことを聞いたが、どのくらい料金に差があるの かとの質疑に、段階にもよりますが、第4段階の方が840円に対して、ユニット型ですと1,970円 とかなり違いますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第9号 は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議案のうち当委員会所管分、議第6 号及び議第10号から議第13号につきまして、審査の経過と概要についてご報告申し上げます。   先ほどご報告いたしました審査に引き続き、市役所第1委員会室において当委員会を開催いたし ました。最初に、議第6号 平成28年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算を議題とし、商工観光課 長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、圧雪車の修繕で500万かかる、どの程度の修繕かとの質疑に、営業前のオーバーホ ールに100万が2台分、300万は不時修繕であるとの答弁。   委員より、去年購入した圧雪車も同じくオーバーホールに100万かかるのは納得がいかないと の質疑に、課長よりオーバーホールについてはオイル交換、整備点検で1台100万かかるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第6号は原案 のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第10号 平成28年度村上市下水道事業特別会計予算を議題とし、下水道課長より説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、施設維持管理経費で光熱水費で700万減額の理由はの質疑に、課長より、各処理場、 ポンプ場での使用が減ったためであるとの答弁。   委員より、年々残渣がふえているが、全部を市の処分場で処理しているのかの質疑に、課長より、 全部朝日の処分場ではなく、アクアセンター、荒川の日本建機、それと新潟のほうと分けて処理して いるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立多数にて議第10号は 原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第11号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計予算を議題とし、下水道課長より 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、施設維持保全業務委託料の委託先はの質疑に、委託先は有限会社北部衛生社、日本ア クシーズ、公衛社であるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立多数にて議第11号は 原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第12号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計予算を議題とし、水道局長より説 明を受けた後、質疑に入りました。質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立多数に て議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   最後に、議第13号 平成28年度村上市上水道事業会計予算を議題とし、水道局長より説明を 受けた後、質疑に入りました。さしたる質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立多 数にて議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第3号について通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対の立場で討論させていただきます。発言させていただき ます。   私どもの議員団が行った市民アンケートの回答の第1位は、地域医療の確保充実でした。地域の 医療を守るのは、村上市の重大な責務です。坂町病院の診療科と設備の充実も痛切な要望ではござい ますが、これは新潟県の責任でございます。市民の声に応えて市長が、そして私ども議員が県知事に 迫るべきではないでしょうか。厚生連村上総合病院は、安倍内閣によって厳しい病院経営となってい ます。駅周辺整備を延期、中止しても、病院の移転新築を最優先で行うべきです。病院用地を無償提 供し、20億円の補助を行うというような思い切った支援を検討する段階に入っているのではないか と考えます。   次に、村上市の医療施設に従事する医師数は、2008年から7人も減っています。県全体ではふ えているのに減っているということでございます。市長を先頭に、医師の招聘を図るべきであります。   また、17億円の橋上駅の建設はやめて、村上駅の最多数の利用者である高校生に希望を与える 給付型の奨学金制度を創設すべきであります。医師、看護師不足を解消する先進的な制度を実現すべ きであります。   市民アンケートの2番目で回答が多かったのは、国保税や介護保険料の低減という声でありまし た。これは、財源確保が問題になります。下越5市の中で一番多い自由に使える調整基金を持ってい る、その37億から、今回財政調整基金から20億円を取り崩し、病院移転新設基金に回します。回 しても、合併特例措置低減基金から財政調整基金に20億円を繰り入れることは可能ではないでしょ うか。財政課からいただいた資料によれば、24年度の交付税の一本算定での減額見込みよりも、現 在は7億2,000万円プラス、つまり24年度の見込みよりも多く交付税が入るということがわかって います。20億円の低減基金は、財政調整基金と同じ扱いにすべきではないでしょうか。低減基金は、 類似団体の佐渡市や南魚沼市の担当者にもお聞きをいたしました。2つの市では、担当者もご存じな い、首をひねるというようなことでございました。全国でもどうやら数例しかないような基金だとい うこともわかりました。また現在、人件費の問題でございます。合併前年の19年度と比べて、現在 の人件費は18億円も減らしています。交付税の一本算定達成の5年後の交付税減額の19億円と1 億円しか違わない、医療、介護、暮らし応援か、村上駅橋上化や周辺整備かが問われていると私は考 えます。保育園の保育士正職員化や、公契約条例を制定することでの臨時職員や、村上市の仕事で働 く委託労働者の皆さんの待遇改善、学校給食費を当面半額にすることなどは、十分実現可能な財源が あると考えます。   最後に、つけ加えさせていただきたいのは、岩船沖の洋上風力発電事業についてでございます。 これは、十分な議論を尽くすことが必要だと考えます。皆さんからお聞きするのは、工事で鮭の遡上 に影響があるのではないか、影響があった場合は補償はどうなるのだろう、海岸侵食についてもやっ てみなければわからないというような声が聞こえてきます。これでは、市の責任を果たすことにはな らないのではないでしょうか、市が責任を持っていただきたいことを求めます。   以上、反対討論といたします。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま上程されております議第3号 平成28年度村上市一般会計予算案 に対する賛成の立場で討論をさせていただきます。   平成28年度歳入歳出予算額317億9,000万円の総額は、昨年度比では1億3,000万円の増であ りますが、さきに市長が今定例会で説明された村上市施政方針と合わせ見ると、平成28年度村上市 一般会計予算案の内容には2つの今後に向かう市政への姿勢を読み取れます。   第1点目は、市長が高橋市長にかわったことで、今度の市政全般に対する変化であろうかと思い ます。この変化は、ややもするとこれまで8年間の市政は、合併による財政規模や施策等が大きく変 わったことによる合併協定事項をいかに実施するか、新市体制にどのように対応するかに力点が置か れてきたなど、すなわちこれまで新旧市政体制の移行段階にあったように思います。しかし、新市長 の施政方針と予算組みは、その上に立って今後の村上市の進む方向と施策をどのように進めるかとい う前向きな考えと方向を提案しているものと読み取るからであります。   現在市政執行において、28年度から取り組む必要のある課題は、もちろん今後数年間に手がけ なければならない多くの課題への挑戦とも見られる事業計画が数多く提案されています。例えば早急 に進行しつつある人口減少の問題、JA村上総合病院の新設移転の問題、日沿道の早期延伸、開通の 問題、岩船沖の洋上風力発電の問題、急速に進む高齢者や障害者への医療、介護等の福祉のあり方の 問題、市内保育児童対応の拡充問題、今後も市内小中学校の学校、学級編制のあり方の問題、新規産 業の発展と強化の問題、活気あふれる村上らしい村上の活性化の問題、そのほかにも多くの課題が山 積している問題など、この進め方、村上市の将来を左右する課題への一定の方向づけや、予算への配 慮などが提案されているところにあろうかと思います。   第2点目は、第1次総合計画や合併基本計画などの最終年度として、これまでの総括、そして第 2次総合計画策定と、総合戦略計画実施への歩みを確実にする数年にわたる事業計画の実施構想の中 でも、市長のキャッチフレーズである「ひとりひとりの幸せのために」をどのように連携し、強化し ていくかについての指針が次第に明らかになっている点にあろうかと思います。この点では、予算書 資料、主要事業説明書、この資料ですけれども、具体的な上に視覚的にも内容がわかりやすく、予算 資料としては私の勘違いでなければ、最近にないヒットであったのではないかと大いに参考にさせて いただきました。   このように、行政と市民の安心、安全、期待などに応えるために、市長はもちろん、行政個々の 執行者、いわゆる市役所職員の総合的、有機的な担当業務の資料提示は最も必要なものと考えます。 「知恵ある者は知恵を出せ、知恵なき者は汗を出せ」とよく言われます。行政執行のかなめである職 員全体の力量を最大限に生かし、多額の予算が無駄なく、有効、適切に執行されることを、この場を かりて強く望んでやみません。6万5,000人市民の幸せは、ひとえに職員のその双肩にかかってい るという自負と誇りを持って行政執行に当たり、今後の市政発展への力量の発揮を期待しているもの であります。平成28年度も、そして今後もたゆみない村上市の前進、発展のために、議員の一人と して、また市民の一人として、上程されております平成28年度一般会計予算に賛成する態度で討論 といたします。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) それでは、平成28年度一般会計の賛成討論を行いたいと思います。   高橋市長にとっては初めての予算を組んだわけでありますが、市長が述べておるとおり、予算そ のものは8割以上は継続であります。そんな中、市民一人一人の希望、願い、そして区長会を初めと する各種団体、業界から等の要望等に応えるために、市長は大変苦労して予算の編成に当たったもの と思われます。そして、自分の高橋市長カラーをいかに出すかということにも大変に苦労をなされた ものと思われます。   予算の基本というのものは、村上市のために、そして市民のために考えて行わなければなりませ ん。そんな中で、村上市の活性化を願い、この予算書を見ると、まずもって本市の基幹産業である農 業、この振興においては新たに担い手支援、また村上牛の生産振興、農産物、水産物を全国に発信を するための予算を計上しております。まだたくさんございますが、その他林業においては体験的イベ ントの開催、漁業においては負担軽減による経営支援、村上市地域経済のために市内業者への支援を 強化するなど、村上市の将来を見据えた予算編成であろうと私は思っておりますし、市長の思いが込 められて、よく込められた予算であろうと思っております。   また、その中で、昨年実施した住宅リフォーム補助事業は大変評判がよかった、多くの希望者が あって、抽せんによって決定したわけでありますが、そのことも踏まえて、今年度は大幅に予算をふ やしたことは、市民の期待に応えることができるものと思っております。また、これから村上市を担 う子供たちのことを考えて、子育て支援として山辺里保育園の増設は未満児のため、また病児保育施 設の建設等は、保護者にとって大変に喜んでもらえるものと思っております。そして、何よりもこの ことが若者が村上に定住してもらえることと、人口減少問題に少しでも歯どめがかかるものと私は期 待をしているところでございます。安全・安心面においては、防犯灯のLED化、豪雨、災害等にお いても安心して暮らせるまちづくり等を進めておるわけであります。   何よりも予算というものは、市民のための安心・安全な予算でなければなりません。それ以上に 大切なものは何か、それは市長と市民の信頼、行政と市民の信頼が大切であります。そういった点を 考えてみると、本予算は本当に信頼関係を築ける予算だと私は思っております。よって、本案に賛成 するものであります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第3号を採決いたします。   本案に対する各委員長の報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第3号は委員長報告のとおり可決されました。   昼食休憩のため、午後1時15分まで休憩します。           午後 零時06分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、議第4号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第4号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第5号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第5号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第6号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第6号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第7号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対の理由を3点述べさせていただきます。   1点目、アベノミクスで地域経済が回らなくなっています。消費税増税と米価暴落、だし風被害 で農業所得が著しく減少しています。こうした現状から、今年度の国民健康保険税は引き下げるべき だと考えます。深刻な不景気の中にあって、国からの保険者支援金、28年度は全国では約1,664億 円支給されるということでございます。1人5,000円入るということであります。多くの市町村で 県の調整交付金の活用により、また一般財源も含めて保険税を引き下げる傾向が生まれています。深 刻な経済状況と健康にかかわる重要な問題です。27年度の繰越額が確定する6月国保税の本算定に 向けて、引き下げる方向を示す必要があると考えます。   2つ目、国民健康保険税の負担は極めて重くなっています。加入者は、高齢者の年金世帯や農業 や自営業者が多いのが国民健康保険ですから、経済対策を考えるなら、まずここにメスを入れるべき であります。   3点目、憲法の生存権を具体化したものが国民健康保険です。こんな不景気の時ですから、県内 でも事例が既にあるように、医療を受ける権利を抑制する短期証や資格証明書はやめるべきだという ことを強く表明をして、反対討論といたします。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) それでは、国民健康保険税の賛成討論を行いたいと思います。   ご承知のとおり日本の医療費は、右肩上がりで毎年1兆円ずつふえ続けております。国の予算の 3分の1以上をこの医療費が占めて、大きな政治的な問題にもなりつつなっておるのが現状でありま す。本市においてもわずかながらでありますが、右肩上がりでやはり医療費がふえているのが現状で あると言われております。どこの自治体も同じような傾向にあると思われております。   さて、本市の国民健康保険は、国保税収が減り続けていますが、加入者1人当たりの医療費はや はりふえ続けておる。これは、健康保険に加入者が減っていることが原因の一つと考えられておりま す。それでも国保税の徴収や補助金の上積み確保等に努力されており、今年度策定したデータヘルス 計画により、新たな保険事業に取り組もうと努力をしているところであります。いろいろございます が、一つには、生活習慣病発症予防のため、40代の健診費の一部負担金の軽減、がん検診等を初め とする各種健康診査の実施、また新たに自殺予防フォーラムや街頭キャンペーンの実施に取り組むな ど、市民の一人一人の健康のための予算を計上されておるところでございます。   国保税については、23年度以降据え置かれておりまして、加入者負担についても十分配慮され ております。これからも市民の健康のために、医療業務にしっかりと取り組んでいただくことをお願 いいたしまして、賛成といたします。   終わります。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第7号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第7号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第8号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第8号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第9号の討論を行います。   原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対討論を申し上げます。   村上市の特養待機者は、2013年10月1日の調べで589人、うち在宅で要介護3以上は180人 にも及びます。村上市の介護保険3カ年計画の入所施設整備は、最大112人分でしかありません。 入所待ちの在宅でお待ちの市民の切実な声に応える施策を求めて、反対討論といたします。 〇議長(三田敏秋君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 賛成討論をいたします。   これも皆様ご承知のように、特別養護施設待機者が本市においては345人ですか、おられると。 全国的には52万とも53万とも言われておるわけであります。安倍総理は、これをゼロにするとい う努力をすると述べておられますが、これは大変なことだろうと思っておりますが、その意気込みと いうか、それというのは大変私はありがたいことだと思っております。   しかしながらです、今待機者も大変な問題でありますが、それよりもっと深刻な問題というのは、 介護者がいないのではなくて、やめていっているという現状であります。やはりこれは市長において、 国県に大いにぜひ要望していただきたいなと思っておるところでもあります。本市でも、いずれそう いう事態が起きてくるものと考えております。   さて、本市においてのこの介護については、平成28年4月から介護予防日常生活支援総合事業 を実施いたします。いわゆる団塊の世代がピークと言われる2025年に向けて、医療、介護、予防、 住まい、生活支援を一体的に傾注するための仕組みづくりを推進してまいるということでございます。 高齢者の支援、高齢者の社会参加をこれまた推進していくということでございます。また、地域リハ ビリテーション活動支援事業では、リハビリテーション専門職員を自宅や事業所に派遣し、身体機能 の維持向上を図る。在宅医療介護連携推進事業では、医師、介護職員等の連携を迅速に行うためのネ ットワークづくりに取り組む。認知症総合支援事業では、認知症高齢者への理解度を深め、支援を行 うための体制づくりを行うということであります。徘回が心配される高齢者には、靴に張るシールを 配布して対策を進めていくということでございます。   しかしながら、この介護というものは、市長も述べておられるように、やはり健康長寿を進める ことがこの介護事業に対しての一番の私は施策となるものと思っております。どうかそういった面に おいて、介護事業を進めながら、この健康長寿をあわせて積極的に進めていただくようお願いを申し 上げまして、賛成といたします。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第9号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第9号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第10号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第10号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第11号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第13号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。 10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対討論を申し上げます。   地方自治法では、公正な水道料金の確保、差別的取り扱いの禁止が定められています。合併後、 20年合併から、来年度で8年目でございます。ところが、平成30年までに基本料金は統一するが、 従量料金はそのままであります。その結果、平成30年にどうなるのかと申し上げますと、最低と最 高の地域で年間2万円もの格差がございます。2万円もの格差が残ったままになることには納得でき ないので、反対いたします。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第13号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第72号 村上市教育長の任命について                 〇議長(三田敏秋君) 日程第7、議第72号 村上市教育長の任命についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第72号につきまして、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、村上市教育長の任命につきまして、改正後の地方教育行政の組織及び運営に関する法律 第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。   現在任命されております村上市教育委員会委員、圓山文堯氏が本年5月20日をもって任期満了 となりますことから、新たに遠藤友春氏を適任と認め、改正後の法律における村上市教育長に選任し たいことから提案をするものであります。略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきま しては3年間であります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 教育長の任命に関しましては、今法律がかわりまして、教育委員会からの互 選ではなく市長の任命ということで、今回当市としては、初めて市長が教育長を任命するわけであり ますが、この遠藤氏とは、私もPTAの地区会長をやっているときに村上小学校の今の現職の校長で ありますので、恐らくこの地域の校長会の会長であり、また今郡Pになりましたが、郡Pの副会長等 もやっていますので、私もこの人自体をどうのこうのというわけではないのですが、例えば現職の、 今圓山教育長も、就任されたときにもう一年在任期間を残して途中での選任だったわけですね。遠藤 さんも恐らくもう一年、定年になるまでにもう一年ある中での今回任命だと思うのです。ずっと今来 ていますと、新村上市になってから、初めは寺社教育長がなりました、その後ずっと校長経験者とか で来ているわけですが、その辺の、せっかく教育長の任命を市長ができるのにもかかわらず、結局は またその校長先生に、校長先生の経験者が悪いとかというわけではないのですが、そういうふうな基 準にどうしてもならなければいけなくないのか、それともどういった部分で市長はこの遠藤さんを選 任してきたかという理由を、まずお聞かせいただきたいなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然改正後の法に基づきまして、初めての市長が任命をする、そして議会の 同意をいただく教育長でありますので、意味合いとしてはこの法律の改正に伴ってその教育委員会の あり方、またその市町村における、地方の自治体における教育行政のあり方というのが大きく変化し ている部分だと思います。ですから、そこのところに議員がおっしゃるような意味合いというのは非 常に入りやすくなるだろうし、逆にそれが一体として地域に教育行政を施すことができるようになれ ば、これは非常に効果が期待できるかなというふうに思っております。   それと、教育というのは、それこそ生まれてから保育園、幼稚園、そこから始まりながらずっと 小学校、中学校、高校、それからさらにはその先の学問への道という、非常に長いスパンでのつなぎ をします。そこに従来から携わられてきた教育界にいらっしゃる方のスキルといいますか、そういう ものというのは非常に我々が体得しようと思っても体得し得ないものがあります。これがやっぱり子 供たち、若い世代に教育を提供していくときの大いなる力になるのだろうなというふうに思っており ます。   それと、そういうことを踏まえて人物を見たときに、私もこれまでずっとおつき合いが、PTA のころからあるのですから、非常に高潔な人格を有する方だなというふうに思っておりますので、最 終的には人物の人となり、その能力、その力量、こういうものを評価をさせていただいて、ご相談を させていただいたところ、お受けをいただけることになったということであります。 〇議長(三田敏秋君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) これは、前々から本人にも当然通知してご了解もいただきながら進めている 話でありますが、例えば本人も今校長という立場の中で、この3月で定年をされてということであれ ばまだいいのですが、議会というのは承認があるわけですから、最初に行った教育長の選任では、た しか2票だか1票差で選任されてきました。ここでもう可決ありきの、そういう選任方法なのか。例 えば遠藤さんにしたってもう一年あるにもかかわらず、今ここで選任されると、今度の後任の校長を 決めなければいけないという、その段取りも多分進んでいるのでしょうけれども、なかなか県の教育 委員会にしても、その人選とかもいろいろてこずるのではないかなと。ましてや村上小学校の校長と なりますと、この地域の校長会の会長をするわけですから、そういった部分に関しての選任について は、何かいろいろ市長としては考えなかったのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 県全体の教育行政も大切でありますけれども、それよりも何よりも先んじて 我が村上市の教育、これがどうあるべきかということが大切になるわけでありますので、それがトー タルとしては県の教育の底上げ、また国民全体のレベルの向上ということに多分つながるのだろうと 思います。そういう視点で物事を判断させていただきましたので、次の校長先生の人事が容易でない のはわかります。わかりますけども、これからの次代を担う若い世代が、どういうふうな形で教育環 境で生きていけるのかというところをこの方にゆだねたいという私の強い覚悟を持って取り組みまし た。そのことに応えていただいたことなのだろうなというふうに思っております。ですから、心情的 に配慮として退職を前にする形でのご相談でありましたので、恐縮は非常にいたして、そのことにつ いてもお伝えしたわけでありますけれども、それを超える強い覚悟でお願いに上がったということで あります。 〇議長(三田敏秋君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 最後に1点、今答えも市長のほうから、強いそういう覚悟でこの方を人選し てきたということですので、結果は出ているのかもしれませんが、例えば他市町村なんかの区役所の 選び方なんか見ていますと、全く教育畑でもなければ、全くその地域に住まれていない方を持ってき たりとか、「持ってきている」という言い方はちょっと失礼かもしれませんが、何かこう斬新的に、 例えば会社の経営をやってきた方で、その経営感覚で教育のほうにも反映するとか、いろんなその、 ずっとこの地域での校長会の会長をやっていた方だと、今度校長会との関係とか、いいところもある し、逆に言ったら悪いところも出てくるのではないかなと。全く知らない方が、その中にぽんと違う ところから来た部分も、またいいメリットも出てくるのではないかなという部分があるのですが、そ ういったところについても市長は何か考えられたことはございましたか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 従来から教育界ではない方が教育長に就任をされて、これまでの法の中で教 育委員会の委員となられて、そこで選任をされてくるという形の中で、非常に大きな効果をあらわし ているのは、合併前の自治体も含めて、私も幾つも承知をしております。合併後の新村上市におきま しても、非常にその部分については効果を発揮できたのではなかろうかなというふうにも思っていま す。ただ、その中でこれから私たちが第2次の総合計画を踏まえて、向かわなければならないそうい う教育行政のあり方、これを考えたときに、やはり学力の向上も含めて、強い人間をつくっていく、 しっかりとした骨太の人間を形成していくということを考えたときに、これをさらに教育界を含めて 継続をさせていくということは必要だなというふうに強く感じています。   特にそのことを思えば、今回は私は斬新である必要は全くないだろうなというふうに思っていま す。今これをしっかりとつないで継続をして、しっかりと地道に太らせていく、大きくしていくとい うことが、この村上市の教育にとっては非常に重要だなという思いで判断をさせていただきました。   先ほど「覚悟」と申しましたのは、私の覚悟もそうでありますが、その覚悟に応えてくれた遠藤 先生が、覚悟を持って私に応えてくれたことだろうというふうに思っておりますので、結果ありきと いうことは当然、議会の提案事項でありますので、そういうことはありませんので、その辺のところ はご了承いただきたいと思います。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) 18番、滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) ちょっとわからない点があるので、後学のために教えていただきたいと思 います。   議第72号の、いわゆるいろんなこういう根拠法であります。そこにありますように、60年前の 地教行法、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律、これが一昨年、26年の6月だった かと思うのだけれども、大幅にかわったという、改正されたということで、今市長提案のように任期 の面ですとか、あるいは一番の機能は、市長が教育長を直接任命するというふうに変わってきたわけ ですね。73条のが今までどおりですから、これはよくわかるのですけれども、その大きな変わった にもかかわらず、やはり任命の根拠法は昭和31年の法律でいいのか、そういうふうになるのかどう かです、仮に瑕疵ある議案になると困りますので、その辺もう少しはっきりさせていただきたいと、 こう思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおり、これ平成26年の法改正によりまして、平成27年4 月1日から新しい改正法が施行されております。当時我が村上市の教育長は、改正前の法律で任命を された教育委員が教育長になっている場合については、その任期満了までの間はそのまま継続できる ことになっておりますので、経過措置であります、そういう状況でありました。今回こういう形で提 案させていただきまして、その改正の内容でありますけれども、第4条第1項というのが任命という 項目が新たに設けられております。ここで教育長は、「当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者 で、人格が高潔で教育行政に関して識見を有する者のうちから公共団体の長が議会の同意を得て任命 する」というふうに法律で規定されておりますので、教育長の、特にその職については長が議会に提 案をして同意を求めるという仕組みに平成27年4月1日からなっているということであります。 〇議長(三田敏秋君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 一昨年変えられたときに、いわゆる俗称ですけれども、新地教行法という ような言い方とか、地教行法改正によるとかということでの捉え方をしているものですから、随分大 きく変わったのに、今までの教育委員の選任、任命と同じような形でいいのかなというふうに思った ものですから、お伺いしました。間違いないということですね。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) ほかにご質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、討論を用いないで直ちに無記名投票により採決したいと思います。こ れにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は討論を用いないで無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は議長を除き22名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(三田敏秋君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(三田敏秋君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投 票は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   それでは、点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れはございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(三田敏秋君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、11番、 平山耕君、25番、片野鉄雄君を指名いたします。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(三田敏秋君) 開票の結果を報告いたします。   投票総数22票。これは先ほどの出席議員数に符合しています。   そのうち、賛成22票、反対ゼロ票、以上のとおりであります。   よって、議第72号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第8 議第73号 村上市教育委員会委員の任命について             〇議長(三田敏秋君) 日程第8、議第73号 村上市教育委員会委員の任命についてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第73号につきまして、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、村上市教育委員会委員の任命につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律 第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。   現在任命されております村上市教育委員会委員のうち、本年5月20日をもって任期満了となり ます信田榮太郎氏の後任につきまして、新たに大滝豊氏を適任と認め、教育委員会委員に選任したい ことから提案するものであります。略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては 4年間であります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、討論を用いないで直ちに無記名投票により採決したいと思いますが、 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は討論を用いないで無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は議長を除き22名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(三田敏秋君) 配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(三田敏秋君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投 票は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   それでは、点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(三田敏秋君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、11番、 平山耕君、25番、片野鉄雄君を指名します。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(三田敏秋君) それでは、開票の結果を報告いたします。   投票総数22票。これは先ほどの出席議員数に符合しています。   そのうち、賛成22票、反対ゼロ票、以上のとおりであります。   よって、議第73号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   午後2時20分まで休憩します。           午後 2時09分  休 憩                                                        午後 2時20分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第74号 損害賠償の額を決定し和解することについて          〇議長(三田敏秋君) 日程第9、議第74号 損害賠償の額を決定し和解することについてを議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第74号につきまして、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、損害賠償の額を決定し和解することについてであり、賠償金額が50万円を超えること から、議会の議決を求めるものであります。   本件の概要につきましては、本年1月にイラストレーションのレンタルをしております京都市の 業者から、配付の資料2にありますイラストを未契約の状態で使用している旨の指摘を受けたため調 査を行ったところ、資料3の配付用チラシのほか、ホームページなどを含め計10点の媒体で使用し ていたことが判明をいたしました。その結果、当該案件につきましては、職員の著作権に対する認識 の甘さから著作権者に許諾を得ることなくイラストを使用したものであり、本市に責めが認められる ことから、当該業者の主張に基づき、同社と著作権者1名に対しまして和解契約を締結し、同社が定 めている著作権使用価格表、資料5をもとに算出された使用料相当額76万6,800円を支払うことと するものであります。   この間、職員全体に無断使用している著作物がないか注意喚起を行うとともに、今後は職員の規 範意識の徹底と適正な業務執行を一層図り、さまざまな機会を捉えて再発防止に努めてまいりますの で、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それでは、伺います。   この資料1によりますと、猿沢地区のまちづくり協議会で使用されていたということでありまし たけれども、今ほど市長の説明の中で、このイラストを採用したのが職員であるということでしたけ れども、それで間違いありませんでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) まちづくり協議会で事務を執行している職員がおりますので、そこの職員が これを選定をして、このまちづくり協議会の媒体に使用したということであります。 〇議長(三田敏秋君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 昨今です、東京オリンピックのポスター等の案件でも、あれだけ大きな社会 事象になったというふうに私は感じているのですけれども、職員の方の意識が足りなかったといえば それまでなのでしょうけれども、著作権に関する認識の、我々も含めてなのですけれども、ホームペ ージではんらんされているものの取り扱いに関して、本当に私らも含めて村上市全体として注意喚起 をしていかなければならないというふうに思っているのですけれども、市長の今ほどの説明の中で、 注意喚起に関する部分をいま一度説明していただきたいというふうに思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 事実が発覚後、直ちに当然村上市が情報媒体として使っている部分について の全ての洗い出し、それの根拠をしっかり明確にすること、それとともにこういう事案が発生したよ ということを職員全体に伝えることによって意識の醸成といいますか、そういうところに対するコン プライアンスの確認をしっかりやったということでありますので、注意喚起というのは常に著作物、 ともすれば当然のことという理解の範疇の中で、口に出して、また書面にしてそういう注意喚起を行 っていないところがあったかと思いますので、今回はそれをしっかりと、それこそ情報媒体でありま すポータルを通じて職員一人一人に届くような形での喚起を行ったということであります。 〇議長(三田敏秋君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) この和解金に関しては、資料に基づいて算定されたというふうにお聞きしま したけれども、この76万6,800円、多分そっちの事業者のほうからの請求を満額で市は受け入れた のだなというふうに私は認識していますけれども、その辺で多少なりとも事業者のほうとの交渉があ ったのかなかったのか伺いたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 具体的な交渉については、担当課のほうで当たりましたので、私そこまで詳 細には承知しておりませんけれども、あくまでもこれの今回の結論に至った過程といたしましては、 うちが全面的に悪いということでありますので、ただそれは適正な使用料評価というものが当然ある わけでありますので、そこの部分で逆に事業者並びに著作権者もそこの範疇の中で、その使用料につ いて提案をいただいたので、村上市の都合も十分ご理解をいただいて適正な価格だったのだろうなと いうふうに思っております。その辺の交渉については特段行っていないというふうに認識をしており ます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) これは和解ということでありますので、これまで議会に提案するまで、要 するに京都の会社と村上市と、先ほどもちょっと出ましたけれども、交渉というか、もっとこうして くれ、ああしてくれとかという争っていたというその結果、まとまったというか、話がなった上で和 解という、そういう解釈でよろしいのですか。   それと、1月何日にこれ配達証明で来ましたか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまでの間、それが来てからいろいろやりとりがあったかということであ りますけれども、これは村上市が弁解の余地のない部分でありますので、そういうことにつきまして は特段大きな形での交渉は行っておりません。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 何日に配達があったかというご質問ですが、1月の27日の朝、村上 市朝日支所の地域振興課自治振興室のまちづくり担当というような形で配達証明郵便が届いたもので す。 〇議長(三田敏秋君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ほかのケースもいろいろ出ておりましたけれども、有名な会社なのですね、 著作権法113号の2項ですか、事例なのだけれども、滋賀県の野洲市ですか、そこで無料イラスト を借用したら、コピーしたら、同じ会社から請求来たと。無料イラストとなっていても、その出所と いうか、間違いなくフリーのものであるか、ひもつきであるかということを確認しないと、やっぱり 難しいと思います。その辺も含めて職員の方に指導してもらいたいと思いますし、この件に関して著 作権法に詳しい弁護士さんとか、あるいは法テラスというのですか、そういう専門の方々に相談され ましたか。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 今議員からおっしゃったように、滋賀県の野洲市さんでは高かったと いうお話を伺っておりますし、もう一件、実はお隣の山形市さんも昨年度、この同様のアートバンク さんの件がございまして、私どもはそちらの山形市さんのほうにお問い合わせをしまして、それと同 様な形での対応をさせていただいたものです。なお、山形市については、弁護士さんを頼んだ形での 交渉をやっております。それで、私どもは弁護士は頼まないで、その山形市のとおりに事を進めてま いったという状態です。 〇議長(三田敏秋君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) わかりました。そういうことの有名な会社だそうでございまして、私の認 識です、うちが27日の、ちょうど村上市がこの掲載期間終わった日ですから、たとえ以前にわかっ ていても、すぐあなたのところ著作権法違反ですよとか、注意しなさい、削除してくださいと言わな いで、なるべく長くしてぎりぎりで待って、そして配達証明で送ってよこすと、それもこれも決まっ ているのです、どこに所在の責任があるのだとか何とか。交渉して価格を安くすることもできるかも しれませんけれども、普通そこまで表立ってはしたくないと。そうなれば、やはり訴訟を起こされま すから、それを職員に徹底してもらいたいと思います。   終わります。 〇議長(三田敏秋君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 先ほど尾形議員のほうからオリンピックのこういう無断使用とか、そういっ たお話もありました。ただ、この内容を見ますと、このイラストを用いた媒体でチラシ等ポスター、 そういったものを猿沢地区のほうに配付したのが平成24年とか25年となっていますよね。そうす ると、それから相手方が配達証明来るまでの間というのが3年半、4年近くというのもあるわけです が、何で今ごろこうなってきたのかなと。例えばチラシしかまいていない、インターネット等で表示 したのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 先ほど1月27日に配達証明で郵便物届いたと言いましたけれども、 その中には村上市の公式ホームページをハードコピーされた資料がついていまして、そこに枠をくく った矢印をしたりして、このチラシとかポスターが使われているよということでの指摘の文書が一緒 に入っていて発覚したというか、ネットパトロールにひっかかったといいますか、向こうのほうで見 て、見つけたという形になるかと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、間違いなくまちづくり協議会の事務職やっていたその職員さん が、こちらの例えばインターネットとか、こういうサイトを開いて、それを本当にただ利用したとい うか、それを使ったことに間違いないわけですね、わかりました。 〇議長(三田敏秋君) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議第74号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第74号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第75号 村上市新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院移転新築支             援基金条例制定について                  〇議長(三田敏秋君) 日程第10、議第75号 村上市新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院 移転新築支援基金条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第75号につきまして、提案理由をご説明 申し上げます。   本案は、村上市新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院移転新築支援基金条例制定について であります。同病院の移転新築の支援に要する資金に充てるため、基金を創設するものであります。   よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 条例文のちょっと文言についてお伺いしたいと思います。   金融業界も随分今ちょっと情勢が変わってきていますので、確認の意味を含めて聞かせていただ きますけれども、この第3条の「金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管」とい うような文言を入れているところは、どういったことを指すのか説明願います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 交付金については、常にその存在を最も安全で、なおかつ有利な方法という ことになりますので、金融機関に預けるほかです、例えば有価証券を購入したり、株式を購入したり、 いろんな方策ありますけれども、そのことを意味する文言であります。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それを受けまして、2項にです、「最も確実かつ有利な有価証券」というよ うなくだりがありますけれども、今想定されている有価証券というのでしょうか、ある程度そういっ たことも想定しながら条例文として盛ったと思いますので、それをお聞かせください。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 他の基金条例と同様でありますけれども、現在基金の運用につきまし ては、債権等々では運用しておりません。ほとんどというよりも全てが預金という形になっておりま すけれども、そういう運用もできるということで規定上は設けたものであります。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 第6条にです、処分の部分で、「全部又は一部を処分することができる」と いうようなくだりがございますけれども、今のところの想定としまして、どのような処分の仕方、い つの時点でのこういった処分というものを考えているのかお伺いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常にこの辺のところは今後の基本構想に基づいて、どういう事業の進め方 をするかというところがかかわってきますので、それでこういう表現をさせていただきました。現段 階ではまだ白紙というふうに申し上げたほうが一番近いのかなというふうには思っていますけれども、 これまでのいろいろな自治体側の支援のあり方を見ますと、建設事業を例えば県連で分けながら、少 し時間を設けながら支援しているところもありますので、いろいろな方法、一番ベストに近い方法を 今後検討していきたいというふうに思っております。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ちょっとお聞きしますけれども、実は17日付で人事異動方針の中に、厚 生連との覚書を取り交わすことができましたというふうに書いてあったのです。ということは、覚書 は交わしたというふうに我々は理解しているのですが…… 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 人事方針につきましては4月1日付人事異動の部分を、3月17日は内示で ございますので、1日付になっていたのではなかろうかなというふうに思っております。ですから、 これまで議会のほうにお知らせをしているとおり、今年度中に覚書を交わすということで現在考えて おります。 〇議長(三田敏秋君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) では、この3月17日というのは、4月1日以降ということで交わしたと いうふうに理解していいということですね、まだ交わしていないということですね、わかりました。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議第75号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第75号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議第76号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部を改正する条例制定について           〇議長(三田敏秋君) 日程第11、議第76号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基 準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第76号につきまして、提案理由のご説明 を申し上げます。   本案は、村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条 例制定についてであります。児童福祉施設の設備及び運営に関する基準及び家庭的保育事業等の設備 及び運営に関する基準の一部を改正する省令の公布により、小規模保育事業所A型及び保育所型事業 所内保育事業所に係る職員配置につきまして、保育士とみなすことができるものの数の要件が弾力化 されたこと、並びに建築基準法施行令及び地方自治法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、建 築基準法施行令の一部が改正され、特別非常階段に係る規制が合理化されたことにより、本市の家庭 的保育事業等の設備及び運営に関する基準の見直しを行う必要があることから、改正をするものであ ります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) この新旧対照表の8ページ、9ページなのですが、この小規模保育事業所A 型及び保育所型事業所内保育事業所の職員配置に係る特例という部分なのですけれども、今村上市で これに該当するところというのは3カ所かなというふうに感じるのですが、この中で「保育士の数は 1人以上とすることができる。ただし、配置される保育士の数が1人となるときは、当該保育士に加 えて、保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者を置かなければならない」、そこの下 にいきますと、それが例えば幼稚園の資格があるとか、小学校の教員免状を持っている方も、その保 育士と同等と認めるというような部分があります。この規定の今度特例にかかわって該当してくると ころというのは、村上市内のさっきの保育事業所、もしくはその事業所内保育事業所で該当するとこ ろは出てきますか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 私どものほうで認可しております小規模事業所につきましては、A型で ありませんで、B型になりますので、こちらのほうは影響を受けることがありません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それと、ちょっとこの部分の、例えば前も私ちょっと一般質問で言ったこと があるのですけれども、幼稚園の先生の資格、あとは小学校の教員免許をお持ちの方も保育士とみな すことができるという部分があるのですが、ここの部分ではなくても、例えば市の保育所、そういう ところでもこういう方を保育士として認めて勤務させることができるということの理解でもいいので しょうか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) この省令につきまして、私どものほうの保育所も該当になっております。 今回私どものほうで条例これしか持っておりませんでしたので、この条例のほうの改正ということで 上げさせていただきましたものでございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第76号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第76号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議第77号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第10号)      〇議長(三田敏秋君) 日程第12、議第77号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第10号) を議題といたします。   理事者から提案の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第77号につきまして、提案理由のご説明 を申し上げます。   本案は、平成27年度一般会計補正予算(第10号)についてであります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ20億1,420万円を追加し、予算の規模を356億700万円にしようとするものであります。   補正予算の主な内容といたしましては、歳入におきまして第10款地方交付税では、普通地方交 付税420万円を、第17款寄附金ではふるさと納税寄附金1,000万円を、第18款繰入金では財政調 整基金繰入金20億円をそれぞれ追加をいたしました。   歳出におきましては、第2款総務費でイラストの無断使用に係る賠償金76万7,000円を、第7 款商工費では物産振興経費でふるさと納税寄附者記念品代350万円を、第13款諸支出金ではふるさ と応援寄附金積立金1,000万円を追加し、新たに新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院移転 新築支援基金積立金20億円を計上いたしました。   第2条、繰越明許費の補正は、農業振興経費におきまして国の補正予算による担い手確保経営強 化支援事業補助金の一部ではなく、全額繰越事業となったため限度額を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第77号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第77号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防及びその危険               性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書の提               出について                      〇議長(三田敏秋君) 日程第13、議員発議第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防 及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書の提出についてを議題といたしま す。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   3番、板垣千代子さん。           〔3番 板垣千代子君登壇〕 〇3番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとう の周知と予防及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書の提出について、会 議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る3月7日に開催されました市民厚生常任委員会で審査され、願意了承された陳情に 基づく意見書の提出であります。   意見書の文面につきましては、皆様への配付のとおりであります。   賛成者は、小林重平議員、長谷川孝議員、大滝久志議員、木村貞雄議員、小池晃議員、本間清人 議員、そして提出者は私、板垣千代子でございます。   提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長で あります。   ご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第1号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第14 議員発議第2号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出につ               いて                         〇議長(三田敏秋君) 日程第14、議員発議第2号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見 書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第2号 無電柱化の推進に関する法整備を 求める意見書は、去る3月8日に開催されました経済建設常任委員会で審査され、願意了承された陳 情に基づく意見書の提出についてでございます。会議規則第14条の規定により提出するものでござ います。   本文は、皆様に配付してあります資料のとおりでございますので、説明を省略させていただきま す。   提出先は、衆議院議長、参議院議長でございます。   賛成者は尾形修平議員、平山耕議員、山田勉議員、齋藤信一郎議員、竹内喜代嗣議員、片野鉄雄 議員、そして提出者は私、川村敏晴でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第2号をボタン式投票により採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第15 閉会中の継続調査について                       〇議長(三田敏秋君) 日程第15、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第111条の規定によって、お手元に配付の申し出書が議長宛てに提 出されております。   お諮りいたします。各委員会に係る閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり決定 することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定をいたしました。                                              〇議長(三田敏秋君) 以上で本日の日程は全て終了いたしましたので、会議を閉じ、平成28年第 1回定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 2時55分  閉 会