平成27年第3回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成27年9月18日(金) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第116号 市道路線の認定について                           議第117号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)  議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  議第128号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定につ                いて           議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい                て           議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ                いて   議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ                いて           議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定について      4 出席委員(7名) 1番  尾 形 修 平 君 3番  平 山   耕 君         4番  山 田   勉 君    5番  齋 藤 信一郎 君         6番  竹 内 喜代嗣 君    7番  川 村 敏 晴 君 8番  片 野 鉄 雄 君 5 欠席委員         なし 6 委員外議員         渡 辺   昌 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  三 田 敏 秋 君 8 オブザーバーとして出席した者         なし 9 説明のため出席した者 市長         高 橋 邦 芳 君         農林水産課長         山 田 義 則 君         同課農業振興室長       阿 部 正 昭 君(課長補佐)         農業委員会事務局長      小 川 寛 一 君         商工観光課長         建 部 昌 文 君         同課商工振興室長       三 須   淳 君(課長補佐) 同課観光交流室長   小 川 智 也 君(課長補佐) 同課観光交流室副参事 小 池 一 栄 君         建設課長           中 村 則 彦 君         同課整備室長         伊与部 善 久 君(課長補佐)         同課整備室副参事       須 貝 民 雄 君         同課管理室長         小 野 道 康 君(課長補佐)         同課管理室副参事       風 間 貴 志 君         都市計画課長     東海林 則 雄 君         同課建築住宅室長       志 村   悟 君(課長補佐)         同課計画室長         小 田 正 浩 君(課長補佐)         下水道課長          早 川 明 男 君         同課工事係副参事       中 村 宣 信 君         同課管理業務室長       米 野 信 司 君(課長補佐)         同課管理業務室係長      齋 藤 健 一 君         同課管理業務室係長      伊 藤 孝 雄 君         水道局長           川 村 甚 一 君         同局工事係長         中 川 博 之 君         同局管理業務室長       内 山 治 夫 君(課長補佐)         同局管理業務室係長      宮 村   勉 君         同局管理業務室係長      本 間 孝 幸 君         村上水道事務所長       山 田 知 行 君(課長補佐)         荒川支所産業建設課長     佐 藤 義 信 君         神林支所産業建設課長     遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長     大 滝 清 考 君         山北支所産業建設課長     横 山 政 信 君 10 議会事務局職員               局  長   田 邉   覚               係  長   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(片野鉄雄君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、審査日程どおりに進むことに異議なく、そのように決定する。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  議第116号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長(建設課長 中村則彦君) から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 建設 課長  それでは、議第116号 市道路線の認定についてご説明する。道路法第8条第2項 の規定によって、市道路線を認定するものである。1Pを開いていただきたいと思う。路線について は、村上地区が2路線、荒川地区4路線について、いずれも開発行為に伴って整備された道路につい て市道認定をお願いするものである。下のほうの別表を見ていただきたいと思うが、認定路線の幅員 延長調書と説明図になる。上からだけれども、学校町6号線であるが、幅員が6メートル、延長159 メートルだ。道路の位置する場所であるが、右の図面を見ていただきたいと思う。学校町地内であっ て、図面の右の中央部の交差点が345号の村上中等教育学校の入り口交差点であって、ここから上 海府方面向かって左側になる。終点が345号に接する道路になる。以前は、茶畑のあったところで ある。次の路線であるが、田端6号線だ。幅員は、6メートルから6.5メートル、延長141メート ルだ。道路の位置する場所であるが、図面を1枚開いてもらいたいと思うが、路線名を表示している 四角の左上が村上駅になる。手前、JAにいがた岩船とJR軌道敷の間にコの字型の路線があるが、 この当該路線が市道認定をお願いするものである。以前は、駐車場になっていたところである。次で あるが、下鍜冶屋地内、荒川であるが、4路線になる。下鍜冶屋22号線、幅員6メートル、延長 167.2メートル、同じく23号線、幅員6メートル、延長76.4メートル、24号線、6メートル、延 長が61.4メートル、25号線であるが、幅員6メートル、延長102メートルである。道路の位置する 場所であるが、図面は最後のページになる。図面のほぼ中央に、原信の店舗の位置が記載されている。 この原信の裏手の保内小学校側になる。下鍜冶屋22号線から25号線までの4路線を事業に記載し ているので、図面でご確認いただきたいと思う。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第116号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第117号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長(都市計画課長 東海林則雄君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市計画課長 おはようございます。よろしくお願いする。それでは、議第117号 村上市営住宅 条例の一部を改正する条例制定について説明させていただく。内容は、市営坂町住宅の管理戸数7戸 を6戸に改めるものである。市営坂町住宅については、昭和37年に建築されて老朽化が進んでいる ために、旧荒川町時代から新規入居者の募集を停止しており、空き家となった住宅については用途廃 止を行い、解体してきたところである。このほど坂町住宅に1軒空き家が生じたので、同様の措置を とるために、市営住宅条例の第3条に規定する別表の管理戸数を7戸から6戸に改めるものである。 以上である。なお、参考資料として位置図を配付させていただいたので、よろしくお願いする。 (質 疑) 尾形 修平  これ一般会計予算・決算審査特別委員会でもちょっと話出たけれども、前坪住宅が今 あいている状況なので、例えば残りの6戸の方をそちらのほうに移転してもらうとか、あともう一点 がこの6戸の今住まわれている方が最終的に出るであろうと、最終的に全部除却できるだろうと思っ ているスケジュールというのか、先の見通し、こんなこと聞いて悪いけれども、お持ちだろうか。 都市計画課長 前坪住宅との入れかえの件だけれども、1つに問題あるのは家賃の関係がある。ここ 古くて随分安い、低廉になっているけれども、前坪も古いのだけれども、家賃の関係、あとは前坪も 旧荒川町時代、平成8年ごろから入居停止していて、空き部屋がもう古くなっていて、修繕等にも結 構時間たつ。それも1点。あとは、ここ坂町住宅については、戸建て住宅なものだから、黙認という か、自分たちが冬の風よけにちょっとひさし出して窓を覆ったり、結構投資というか、自分の使い勝 手のいいようにしている関係もあって、4月に来てからも行って何か担当のほうと話ししたりはした のだけれども、なかなか難しい状態にあると。あとは、その住宅に入っている人がどれくらい先の見 通しというようなことなのだけれども、ほとんど単身の世帯である。それで1軒だけ2人で暮らして いるところがあるのだけれども、まだ元気でいて、もともと親子で住んでいたけれども、親御さんは 亡くなったけれども、そのまま子供さんがいるとか、さきの見通しについては、ちょっといつになる かというのはないが、夏の段階ではお年寄りになって施設に行った方もあるし、例えば全部なくなっ たら半分を利用するとかというのは考えられるのだが、図面配付させてもらったように、右のほうに 1戸まだ健在の人いて、その方をどこかずってもらうということもできなかったので、その辺をこの 間も説明したように、今後さらに検討していきたいなと考えている。よろしいだろうか。 尾形 修平  今の課長の説明で、一応住まわれる方との交渉はしているのだと、その残りの6世帯 の方全部とそういうようなお話というか、協議はなさったということで受けとめていいか。 都市計画課長 管理そのものは、私は直接は全部の方とお会いしていないけれども、支所のほうで管 理委託していて、その都度住民の方と接触していただいているので、皆と接触していると思っていた だいて結構だと思う。 平山  耕  ちなみに、ここの家賃は幾らか。 都市計画課長 世帯それぞれで全部違うので、この人が幾ら、この人が幾らというのはちょっと申し 上げられないが、数千円から1万円前後というような形でよろしいか。 平山  耕  前坪も同じか。 都市計画課長 前坪も同じ。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第117号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長(商工観光課長 建部昌文君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 それでは、議第120号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号) の説明をさせていただく。蒲萄スキー場特別会計では、歳入歳出それぞれ770万円の追加をお願い するものだ。初めに、歳入について説明させていただく。7、8Pをお開きください。歳入では、第 3款1項1目一般会計繰入金に665万3,000円、第4款1項1目繰越金に54万7,000円、第5款1 項1目雑入にスキー貸出料50万円の追加をお願いするものだ。次に、歳出について説明する。9P、 10Pをお開きください。歳出では、第1款1項1目一般管理費に合計770万円の追加をお願いする ものだ。説明欄をごらんください。1、蒲萄スキー場運営経費の消耗品費については、今年度村上小 学校が初めてスキー授業を行うなど、スキー授業の増加に伴って不足するレンタル用ストック60組、 スキーブーツ60足及び老朽化しているスノーボードブーツ10足を購入するものだ。その下の施設 維持保全業務委託料についてだが、これは29基あるリフトの支柱の上部にある滑車へのグリスの注 入作業の委託料だ。昨年度までは、職員が実施していたけれども、作業場所が高い場所であり、危険 を伴うことから、今年度から外部委託をお願いするものだ。その下の工事請負費については、第1ペ アリフト山頂の折り返しの滑車に破損が確認されたため、滑車本体の交換工事を行うものだ。その下 のその他備品購入費であるが、スキー授業で不足しているレンタルスキーの板60台及び不足してい る大人用のレンタルウエア10着を購入するものだ。以上である。 (質 疑) 川村 敏晴  済まない。8Pの歳入なのだが、スキーの貸出料50万追加になっているのは、一応 予定だと思うのだが、見込みがあっての予定なのだろうか。 商工観光課長 平成26年度の実績だと273万円ほどになっているので、今回補正前の額204万に 50万足して合計で254万ということで見込ませていただいた。 川村 敏晴  わかった。 山田  勉  10Pの滑車の交換ということで、全部の滑車を取りかえるのか。 商工観光課長 全部でなくて、第1ペアリフトの山頂の折り返し用の滑車があるが、その1基である。 山田  勉  1基だけで大丈夫なのか。 商工観光課長 7月からリフトの修繕工事を実施しているけれども、そのとき修繕が必要なことが確 認された滑車は1基だけだったので、それで大丈夫である。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第120号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第123号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号) について概要をご説明させていただく。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,280万 円を追加し、予算の総額を50億1,880万円とした。歳入歳出の主なものについてご説明させていた だきたいと思う。7P、8Pをごらんいただきたいと思う。第5款1項1目繰越金で、前年度からの 繰越金3,280万円追加させていただいた。次に、歳出についてご説明させていただく。9P、10P をごらんください。第1款1項2目施設管理費だが、こちらについては3,280万円の追加をお願い するものである。詳細については、説明欄でご説明させていただきたいと思う。1、公共下水道事業 施設維持管理経費、修繕料の1,300万円については、山北地区の寒川と北黒川第2ポンプ場の汚水 ポンプ取りかえのほか、村上浄化センターのシャッター修繕や各地区の緊急時対応のための修繕費と して追加させていただいたものである。測量設計等委託料の300万円については、荒川地区坂町地 内において県道坂町停車場線を横断している坂町下水路が老朽化により道路陥没の原因を引き起こし ているため、下水路管渠改修のための実施設計を委託するものである。次に、工事請負費の1,680 万円については、落雷対策として荒川浄化センター内の2カ所に高速避雷器を設置するほか、平林浄 化センターの攪拌器の分解整備などの工事費として追加させていただいた。以上で説明を終わらせて いただく。 (質 疑) 竹内喜代嗣  10Pの測量設計等委託料が出てまいるけれども、この測量設計委託というは、どこ の事務所に発注するのだろう。 下水道課長  こちらについては、荒川支所のほうで発注することになる。 竹内喜代嗣  具体的には、どこになるのだろうか。 下水道課長  委託先については、設計になるので、設計コンサルになる。まだ、それでこれから予 算をいただいてからの発注になるので、お願いしたいと思う。 竹内喜代嗣  それで設備関連については、当村上市の場合は全て馬場測量設計事務所に委託という ことが問題になっているけれども、下水道関係のこういった設計委託というのは、どのようなところ に発注されるのだろうか。 下水道課長  このたびの坂町地内の管渠については、設備工事ではなくて、あくまでも土木工事に なるので、土木コンサルのほうに委託という形とらせることになると思う。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第123号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第124号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) について概要をご説明させていただく。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,120 万円を追加し、予算の総額を11億4,120万円とした。歳入歳出の主なものについては、説明書によ りご説明させていただく。7、8Pをごらんいただきたいと思う。第5款1項1目繰越金で、前年度 からの繰越金1,120万円を追加させていただいた。次に、歳出についてご説明させていただく。9 P、10Pをお開きください。第1款1項4目農業集落排水施設管理費だが、こちらについては1,120 万円を追加のお願いをするものである。内容としては、1、農業集落排水事業施設維持管理経費、修 繕料の1,020万円については、各処理場の機器修繕やマンホールポンプの修繕のほか、緊急時対応 のための修繕費として追加させていただいたものである。工事請負費の100万円については、朝日 地区の上中島マンホールポンプの水位計変換器を交換する必要が生じたので、工事費を追加させてい ただいた。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第124号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  議第128号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長(商工観光課長 建部昌文君)から議案の説明を受けた後、質疑に入       る。 (説 明) 商工観光課長 それでは、平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算について説明する。 初めに、平成26年度の営業の概要を説明させていただくけれども、平成26年度の蒲萄スキー場の 営業状況については、平成26年の12月27日から平成27年の3月8日までの72日間、事故なく 営業を行っている。19歳のリフト料金が無料になる雪マジ!19への参加、小中学校スキー授業の増 加、新潟、新発田、鶴岡、酒田方面への営業などにより、入込客が平成25年度と比較して1,620人 増の1万28人となっている。それでは、決算書の244、245をお開きください。平成26年度の収 入済額8,069万7,508円であった。次に、246、247Pをお開きください。歳出の支出済額8,014万 8,920円、歳入歳出差引残額54万8,588円となった。次に、歳入歳出の詳細について説明させてい ただく。248、249Pをお開きください。初めに、歳入である。1款1項1目売上金だけれども、備 考欄をごらんください。1、スキー場売上金は、スキー場ロッジ売店のスキー用品の売上金である。 雪マジ!19の来客者など入込客数の増加により、平成25年度より約15万8,000円の増加になって いる。次に、2款1項1目蒲萄スキー場使用料だが、1の一般使用料はリフトの使用料で、これは平 成25年度より約14万3,000円の増加となっている。次に、5款1項1目雑入であるが、1のスキ ー貸出料は、学校授業あるいは雪マジ!19などにより新規の顧客が増加したことにより、平成25年 度より130万3,000円の増加となっている。次に、歳出について説明する。250、251Pをお開きく ださい。1款1項1目一般管理費だが、備考欄をごらんください。1、蒲萄スキー場一般経費の一番 上の黒ポチの外部委員会委員報酬6万3,600円は、蒲萄スキー場の活性化について諮問した村上市 蒲萄スキー場外部委員会委員の報酬である。その3つ下であるが、スキー場活性化提案書作成報償は、 外部委員各専門の視点から、蒲萄スキー場の活性化について提出いただいた企画提案書作成の報償費 である。次に、2の蒲萄スキー場運営経費であるが、一番下から3つ目の工事請負費であるが、これ の内訳は、第1ペアリフトのオーバーホールなどである。その下の機械機具購入費については、圧雪 車の購入費である。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) 尾形 修平  歳出のほうの251P、一般経費の一番下、索道協会等負担金、きょう副市長がそちら のほうに出ていると思うのだけれども、索道協会の負担金というのは、ちょっと毎年のことなのだけ れども、大きいと思うのだけれども、どういう意味の負担金になっているのか。 観光交流室副参事 索道協会の負担金なのだが、均等割というものがあって、スキー場1つにつき 11万1,000円、それから基数割というのがあって、リフトの基数、シングルリフト、ペアリフト、 クワットリフトとか、その種類によって基数による割がある。そのほかに収入割というのがあって、 索道のリフトの売り上げに応じた割合があって、その3つを毎年計算して算出されるものである。 尾形 修平  説明ありがとうございました。私が聞きたいのは、この索道協会にゲレンデを持って リフトを持っていると、必然的に入らなければならないものなのか。それで入ってメリットというの が何かあるのかなと感じたものだから、その辺いかがだろうか。 観光交流室副参事 メリットといたしては、索道協会が加入している全部のスキー場を対象に、リフ トの安全の講習会であったり実施の訓練、それからきょう副市長出ているが、安全統括管理者の研修 会、技術管理者の研修会である。そういった講習会をやっている。また、ことしも免税軽油の割引が 延長になったけれども、そちらへの国への陳情等をまとまってやっている。 尾形 修平  さっき言われた、ことしから索道の維持管理に関しても外部委託しているということ なのだけれども、今副参事話しされたように、そういう安全に関する訓練を、では村上市では受けて いない、今までは受けたけれども、今後は受けないということで理解していいのか。 観光交流室副参事 安全に関する講習会等は、知識等も必要であるので、業者に委託させた内容がき ちんと施工されているかどうか、その辺を確認する上でも研修会は必要なので、職員がこれからも受 けていこうと思っている。 尾形 修平  そういう立場の人、管理者になると思うのだけれども、市は何人ぐらいおられるのか。 観光交流室副参事 技術管理者に関しては、山形県の鼠ケ関の方をことしも依頼して引き受けてもら うことになっている。職員に関しては、私を含めて3人が蒲萄スキー場のほうの運営管理に当たって いる。 川村 敏晴  先ほど課長から県外、山形のほうにも営業をかけて知ったというふうなお話だったの だが、ちょっと項目見ていてどれがその経費になっているのかちょっとわからないのだが、主に営業 方法としてはどのような活動だったのだろうか。 商工観光課長 主な営業方法としては、パンフレットの配布と、それから1,000円の割引券がある のだけれども、それをスポーツ店とかスポーツ施設とか、そういったところに配付をしている。それ から、ポスターとかもスポーツ店とかスポーツ施設等に掲示をお願いしている。 川村 敏晴  売り上げが伸びることは、非常に大切なことだと思うのだが、この辺はさらにまたそ の辺を範囲を広げることによって入込客がふえるというような、そういう可能性は考えられるものか。 商工観光課長 昨年、一昨年とやはり鶴岡とか酒田からも来ている方がふえているし、知名度アップ を図るというのはやっぱり1年、2年ではなかなか難しいと思うので、継続していくことが大切だと 思うので、引き続きそういった割引券の配布もほかにスポーツ店とか配布あるいはPRできるところ ないか、また探しながら範囲を広げていけるところはいきたいというふうに思っている。 川村 敏晴  ありがとう。 〔委員外議員〕 渡辺  昌  昨年のシーズン、ことしの春というのか、台湾の方かなりスキー自体はやらなかった みたいだけれども、そり遊びとかやった人数かなりあったみたいだけれども、それを踏まえてことし 何か対応とか対策考えているだろうか。 商工観光課長 蒲萄スキー場は、非常にアクセスがいいということで、あつみ温泉とか瀬波温泉とか、 あるいは月岡温泉に宿泊した方がちょうど国道沿いにあるものだから、雪に親しむというか、ちょっ と遊びがてら寄っていくということである。雪遊びするというか、雪だるまつくったり、雪玉つくっ たり投げてみたり、そういうことをやっているということであるので、特に今シーズン何をするかと いうのはまだ決めていないけれども、そういったこれからもふえていくことが考えられるので、そう いった受け入れについてもちょっとこれからまた考えていきたいというふうに思っている。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第128号は、 起立全員にて認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第7  議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第132号 平成26年度村上市下水道事業特別会計の歳入歳出決算につ いて概要をご説明申し上げる。328、329Pをごらんください。第1款1項1目都市計画下水道負担 金だが、1節現年度分の収入済額としては9,122万7,940円、収入未済額は543万1,430円で、収 納率としては94.4%であった。次に、滞納繰越分の収入としては422万1,170円、収入未済額は 2,122万383円、収納率としては15.5%だった。また、経済的理由や本人と連絡がとれないのだと の事情によって175万9,720円を不納欠損処理している。次に、第2款1項1目下水道使用料だが、 総額としては6億1,668万5,122円の収入となった。内訳としては、1節現年度分の収入済額6億 1,294万7,878円、収入未済額は323万8,893円で、収納率は99.5%であった。次に、2節滞納繰 越分については373万7,244円の収入で、収入未済額は261万55円、収納率は55%だった。また、 事業所の倒産や本人が所在不明などの理由から14万8,134円を不納欠損処理している。次に、第3 款1項1目下水道事業費国庫補助金だが、1節下水道事業費補助金については、補助事業で進めてい る村上、荒川地区の下水道管渠布設工事や瀬波第1、第2中継ポンプ場の再構築工事などの社会資本 整備総合交付金だ。備考欄に記載のとおり、平成26年度現年分として3億6,085万円、繰越明許分 で2億1,416万2,500円となり、合計で5億7,501万2,500円の歳入となった。1ページめくって いただいて、330、331Pをごらんいただきたいと思う。第6款4項1目雑入の備考欄4、建物共済 災害共済金の1億3,152万8,874円だが、こちらについては平成26年1月1日に発生した荒川浄化 センターの落雷被害の共済金などである。次に、歳出の主なものについてご説明させていただく。 332、333Pをお開きください。第1款1項1目総務管理費から備考欄で金額の大きなものについて ご説明させていただく。1、公共下水道事業総務管理経費だが、13節委託費で水道局へ委託した下 水道使用料金の出納業務委託料として1,533万8,660円を、下水道負担金管理台帳作成業務委託料 として村上地区の負担金付加に伴う台帳作成の委託料に351万円を支出した。15節工事請負費の 170万2,907円については、市内全域で34件分の井戸メーター新規設置工事を行って、その工事費 として支出したものである。27節公課費の消費税としては、平成25年度の中間申告分と確定申告分 で合わせて570万7,700円を支出した。2、下水道事業排水設備等整備資金預託金、市短期融資資 金預託金だが、平成26年度は継続14件、新規2件の合わせて16件分、275万6,000円の預託を行 った。また、同額平成26年度の貸付金収入として入っている。次に、第1款1項2目施設管理費だ が、こちらは浄化センターやポンプ場など下水道施設の維持管理に伴う経費になる。1、公共下水道 事業施設維持管理経費の11節需用費関係では、浄化センターで使用する薬品の購入と消耗品費とし て2,339万7,277円、浄化センターマンホールポンプの電気料など光熱水費として1億534万4,402 円、各施設の不時修繕167件分として修繕料2,142万4,468円を支出した。12節役務費の通信運搬 費は、浄化センターやマンホールポンプの遠隔監視の電話料などで789万20円を支出した。13節 委託料の施設維持管理委託料については、浄化センター、ポンプ場、マンホールポンプなど各施設の 運転管理委託料として2億5,070万5,140円を、設備維持管理委託料については、汚泥の処分、運 搬業務委託のほか、電気工作物の保守点検管理業務の委託料として1億86万904円をそれぞれ支出 した。1ページめくっていただいて、335Pの備考欄をごらんいただきたいと思う。工事請負費の 6,495万336円だが、こちらは浄化センターやマンホールポンプ、管渠などの維持的な工事費として 支出した。2、公共下水道施設被害復旧経費の工事請負費については、平成26年1月1日に発生し た荒川浄化センターの落雷被害の本復旧工事として1億4,071万3,200円を支出したものである。 次に、1款2項1目下水道建設費をご説明させていただく。備考欄で1、公共下水道建設経費、13 節委託料のうち測量設計等委託料として現在整備を進めている汚水管渠の実施設計等の委託費として 6,491万4,840円を支出した。委託料の繰越明許費3,950万円については、日本下水道事業団に委託 した瀬波第一中継ポンプ場の改築更新工事費になる。15節工事請負費については、昨年度で事業完 了した荒川地区と現在整備を進めている村上地区の管渠整備に伴う工事請負費として6億8,047万 4,520円を支出した。2、公共下水道改築更新経費の工事請負費については、主な支出としては山北 地区の漁業集落排水、寝屋処理区の統廃合に伴う本管移設工事費などで1,261万4,400円を支出し た。3、公共下水道建設経費繰越明許分については、村上、荒川地区と山北地区の八幡処理区の工事 請負費として3億7,589万3,680円、ガス、水道などの補償金として6,111万7,635円を支出した。 4、公共下水道改築更新経費の繰越明許分になるが、測量設計等委託料は村上地区のポンプ場改築更 新に係る実施設計と耐震設計の業務委託料として2,240万円、工事請負費については山北地区の八 幡処理区の管渠工事費で1,383万9,600円を支出した。2款公債費については、元金及び利子で26 億3,650万4,460円の償還を行った。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) 尾形 修平  335Pの公共下水道の施設被害復旧経費、これ荒川浄化センターの落雷の被害だよね。 331Pの建物共済災害共済金1億3,152万の差異が約900万ぐらいあると思うのだけれども、それが 市の持ち出しになったと理解していいのか。 下水道課長  今委員おっしゃるとおり、その差異の分が市の持ち出し分となる。 尾形 修平  さっき補正予算で荒川浄化センターほか平林かの避雷針の設置で1,600万ぐらい見 ているよね。この落雷被害というのは、1回落雷を受けるとこれだけのやっぱり経費かかるので、今 後下水道課としてその避雷針を含めて落雷対策に対して整備を進めていく方針なのか、それとも今回 補正で出した荒川、平林だけでやめるつもりなのか、お聞かせ願いたいと思う。 下水道課長  今ほどの件についてだが、このたびは荒川浄化センターの補正も上げさせていただい たのだが、それで高速避雷のやつ今2カ所設置ということで、750万ほど予定している。それでほか の地区も落雷被害等を受けているところ、その場所については順次同じような形で暫定的ではあるが、 整備を進めていくというふうに考えている。 川村 敏晴  今の落雷の件に関連するのだが、2項の施設管理費に保険料七十数万円上がっている が、これはこの落雷した施設1カ所だけではないとは思うのだが、何カ所分くらいなのだろうか。 下水道課長  保険料については、荒川地区から山北地区までの処理区、それとポンプ場等もあるの で、2カ所幾らということではなくて全部でという形になる。 川村 敏晴  わかった。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第132号は、 起立全員にて認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第8  議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第133号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計の歳入歳出決算に ついて概要をご説明させていただく。初めに、歳入の主なものについてご説明させていただく。343、 344Pをごらんください。第1款1項1目農業集落排水事業分担金だが、1節現年度分については、 平成26年度に新規付加をした瀬波地区滝の前集落の分担金で33件分、322万5,800円、収入未済 額は5万4,200円で収納率としては98.3%であった。第2款1項使用料については、農業集落排水 と個別浄化槽の施設使用料として総額1億8,229万36円の収入となった。収入未済額が65万2,483 円で、収納率としては99.6%となった。次に、第3款1項1目集落排水事業県補助金だが、これに ついては瀬波地区滝の前集落で実施している管渠等整備費の補助金と、これまでに実施してきた集落 排水事業の起債償還に伴う県の補助金になる。あわせて7,345万4,000円の歳入となった。次に、 歳入歳出の主なものについてご説明させていただく。347、348Pをお開きください。第1款1項1 目農業集落排水総務管理費から備考欄で金額の大きなものについてご説明させていただく。1、農業 集落排水事業総務管理経費、13節委託料で水道局へ委託した下水道使用料金の出納業務委託料とし て461万375円を支出した。27節公課費の消費税としては、平成25年度の中間確定申告分と平成 26年度分中間申告分で1,493万600円を支出した。2、集落排水事業排水設備整備資金預託金、市 短期融資資金預託金だが、平成26年度は継続5件、新規1件の合わせて6件分として136万2,000 円の預託を行った。また、同額、平成26年度の貸付金収入として入っている。次に、1款1項4目 農業集落排水施設管理費だが、こちらについては処理場やマンホールポンプなど、集落排水施設の維 持管理に伴う経費になる。備考欄で1、農業集落排水事業施設維持管理経費の11節需用費関係では、 処理場やマンホールポンプの電気料を光熱水費で4,845万7,707円、各施設の不時修繕151件分と して修繕料1,496万2,796円を支出した。12節役務費の通信運搬費では、浄化センターやマンホー ルポンプの遠隔監視の電話料などで387万4,843円を支出した。13節委託料の施設維持管理委託料 については、処理場、マンホールポンプなどの施設の運転管理委託料として5,171万2,509円、汚 泥の引き抜き運搬処理分のほか、処理場の電気工作物の保守点検管理の設備維持管理委託料として 5,270万2,528円を支出した。また、測量設計等委託料については、神林地区の西神納処理区と東神 納処理区の施設台帳作成業務委託料などで573万2,640円を支出している。15節工事請負費の291 万6,000円の支出については、処理場やマンホールポンプの維持的な工事4件を行ったものである。 1ページめくっていただいて、350Pの備考欄をごらんいただきたいと思う。1款1項6目の個別浄 化槽施設管理費だが、こちらは神林地区河内集落の小型合併処理浄化槽の管理経費になる。13節委 託料の設備維持管理委託料については、24戸分で107万1,468円を支出した。次に、1款2項1目 農業集落排水建設費、備考欄の1、農業集落排水建設事業経費だが、こちらは瀬波地区滝の前集落の 農業集落排水事業による管渠整備の事業費になって、15節工事請負費で6,508万9,440円を支出を している。2款公債費については、元金及び利子で7億4,322万2,656円の償還を行った。以上で 説明を終わらせていただく。 (質 疑) 竹内喜代嗣  何も聞かないのもなんなので、それで348Pの施設維持管理委託料、設備維持管理委 託料と、こう出てくるわけなのだが、旧神林の管理委託については知っていたのだが、合併して大き な村上市になったわけだけれども、農集排の事項であるので、農集排の維持管理の会社って各地区何 社ぐらい入っているのだろうか、お願いする。 下水道課長  通常維持管理については、各施設、神林地区でいうと1社が入っている。荒川地区も 1社、村上地区については緑水工業さん等入っている。それで、山北地区についても緑水工業さん1 社と、あとアクシーズさんというような形で業者さんは入っている。その方たちに管理していただい ているので、通常のその人たちで、その管理業者さんで修繕できるものについてはそれで対応してい ただいているし、それ以外のものについては、それぞれ地元にある電気屋さんとか、そちらのほうに お願いしているところである。 尾形 修平  348Pの委託料、先ほど課長からの説明で、出納業務委託料を水道局のほうに委託し ているということだけれども、これ集排のほうで460万ぐらい、公共下水道のほうで1,500万ぐら いを水道局のほうに委託しているということだよね。私考えるに、水道の検針と結局同じになってい るわけだから、両方足して約2,000万ぐらいの経費が本当に必要なのかなと単純に思ったのだけれ ども、2,000万かかる根拠というのをちょっと教えていただければと思う。 下水道課長  それでは、水道局のほうにその根拠ちょっとお願いする。 管理業務室係長 それでは、下水道事業さんからいただいている収納事務委託料なのだけれども、収 納事務それぞれ収納の検針、あるいはあとそれに携わる収納業務に係る職員の人件費もかかっている ものだから、その分、あとは徴収関係のそれぞれの細かい経費を合わせて、それの2分の1について それぞれの調定件数で案分させていただいているのだ。なので、例えば検針であれば検針の生の数字 を案分しているのではなくて、それを半分にした分を調定件数で案分しているので、全ていただいて いるわけではなくて、我々水道局からするともうちょっともらってもいいのかなぐらいには思ってい るのだが、一応半分にしたのを調定割しているので、妥当な線かなというふうに考えているところで ある。 尾形 修平  単純に今おっしゃられたように、半分が下水道が負担して、半分が水道局が負担して いると。水道業務に関して、そうすると後で水道局の決算のときにもちょっと質問させてもらうけれ ども、その倍、約4,000万近くのお金がかかっているというふうに理解させてもらうのだけれども、 その4,000万かかって年間12回の検針があると思うのだけれども、それを全ての地域において5日 間だか、たしか1週間ぐらいで検針しなければならないというふうに私聞いたのだけれども、それが 非常に委託している水道屋さんのほうが負担になっているのだということをお聞きしたものだから、 ある程度金額を検針業務が、実態後で本当に聞くけれども、市の手から離れて水道屋さんに委託して いる状況について、実態どうお考えだろうか。 下水道課長  今ほどの実態については、私の考えとしてはそういう話も聞いている。その中で、当 然私どもも職員不足ということで水道局さんにお願いしているわけなのだけれども、その中で私ども のできる、例えば滞納整理とか分担金もあるので、あわせてその辺を見ながら、そういう節約という か、業者さんにお願いしなくてもいい分、私どもしなければならない分、その整理をして対応してい ると、そんなことで考えている。 齋藤信一郎  委員長にお願いなのだが、この関連だが、設備維持管理委託料5,270万2,528円あ るね。これの内訳明細書をいただけないか。 片野委員長  何P。 齋藤信一郎  348Pの7行目。 片野委員長  下のほう、農業集落排水事業の管理経費の中の施設管理委託料だね、維持管理委託料。 齋藤信一郎  設備維持管理委託料。 片野委員長  これの内訳だね。いかがか、下水道課長。 下水道課長  今ほどの5,270万2,528円の分だと思うのだが、こちらについては汚泥の引き抜き とか運搬処理業務委託もあって、そうすると各処理場の月々のただ集めたもの、また運搬等、そのほ かに自家用電気工作物の保守点検等あって、その辺そうするとそのほかに消防の点検とか細かいのも 全てあって、内訳となるとそれぞれのという形で考えてよろしいだろうか。 齋藤信一郎  施設ごとに集計したものでも結構だが、その名目ごとの一覧表をもらえないか。 下水道課長  そうすると、ちょっと相当の数になって・・・ 片野委員長  それ課長、後でもまとめたようなやつは出ない。 下水道課長  それでは、後ほどどの部分いるかお聞きして、資料請求していただいた分対応させて いただきたいと考えるが、よろしいか。 片野委員長  齋藤委員、どうか。よろしいか。必要な部分の資料は、後で報告するそうだ。 齋藤信一郎  後ほどでいい。 片野委員長  では、後ほどお願いする。 平山  耕  つなぎ込みの率というのは、どのくらいいっているか、農集排。集落排水事業。 下水道課長  水洗化率になろうかと思うのだが、集排で平成27年4月1日現在で80.6%になって いる。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第133号は、 起立全員にて認定すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前11時04分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前11時15分) ──────────────────────────────────────────── 日程第9  議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長(水道局長 川村甚一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、議第134号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算につ いて概要をご説明申し上げる。初めに、354、355Pをごらんください。歳入の款別決算額の合計額 によって説明を申し上げる。予算額6億3,570万円に対して、調定額6億1,728万8,022円、収入 済額6億1,453万1,836円、不納欠損額22万4,420円、収入未済額253万1,766円である。不納欠 損額については、水道使用料金であって、対象者が7人、件数は86件である。また、収入未済額の 内訳については、水道使用料の現年度分については、対象者が78人、248件、滞納繰越分は対象者 が59人、318件である。また、予算現額に対して2,116万8,164円の減となっているけれども、主 な要因としては消火栓等工事負担金で133万8,924円、簡易水道統合事業、建設改良事業等の施設 建設費が減となったことによって、簡易水道事業債が2,040万円減となったこと等によるものであ る。続いて、356、357Pをごらんください。歳出の款別決算額の合計について、予算減額6億 3,570万円に対して支出済額が6億1,347万7,028円、不用額2,222万2,972円となっていて、歳入 歳出の差引額は105万4,808円である。不用額については、今ほど申し上げた施設建設費の減が主 な要因である。364、365Pの主な事業としては、建設改良では配水管の改良、水道施設の修繕、消 火栓の新設、取りかえ等を行ったほか、蒲萄地区の簡易水道統合整備事業では、送水ポンプ場の電気 計装設備等の整備、送配水管の建設を行った。また、南大平・指合・河内地区簡易水道統合整備事業 では、送配水管の改良等を行っている。また、起債については、元金、利子合わせて2億4,116万 1,164円を償還して、平成26年末の現在高は26億9,200万1,000円となっている。次に、最後のペ ージであるが、366Pをごらんいただきたいと思う。実質収支に関する調整について説明を申し上げ る。歳入総額は6億1,453万2,000円、歳出総額が6億1,347万7,000円、差引額は105万5,000 円であって、実質収支額も同額である。これについては、翌年度へ繰り越しをした。説明は以上であ る。よろしくお願いする。 (質 疑) 竹内喜代嗣  365Pの測量設計等委託料だが、蒲萄とか南大平・指合・河内とか出てくるのだけれ ども、測量設計等委託について、これは何社ぐらいがあって、それと随意契約で設計委託を発注して いるのだろうか、教えてください。 水道 局長  これについては、随意契約ではなくて入札であるが、ただいま何社というふうなとこ ろで手元に資料ないで、入札参加事業者というふうなことでよろしいのか。 竹内喜代嗣  大体でいい。3社とか4社とか、2社とか。 水道 局長  業務にもよるが、約8社ということだ。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第134号は、 起立多数にて認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第10  議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算認定についてを議題とし、担当       課長(水道局長 川村甚一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、議第135号 平成26年度村上市上水道事業会計決算の概要について、別 冊となっているが、決算書によってご説明を申し上げる。なお、平成26年度からの地方公営企業会 計基準の改定によって、一部項目等に変更がなされている。ご了承願う。初めに、業務の実績につい て、これについては14Pからの決算附属資料になるが、その20Pをごらんをいただきたい。給水状 況であるが、給水量は649万8,361立方メートルで、対前年度比5万6,989立方メートル、ポイン トにして0.9ポイント減少となっている。また、給水人口については5万814人で、前年度比699 人、1.4ポイントの減少であった。この減少の主な理由については、人口の自然減によるものと考え ている。次に、給水戸数については、2万462戸と前年度に比べて132戸、0.6ポイントの増である。 これは、アパート等の増によるものと思われる。続いて、財政状況についてご説明を申し上げる。お 戻りをいただきたいと思う。決算書の1Pから決算報告書、こちらについては消費税込みで記載され ている。5Pからの財務諸表については、消費税抜きでの金額を表示している。それでは、1、2P をごらんください。収益的収入及び支出のうち、収入についてである。水道事業収益は、決算額11 億1,469万6,193円で、予算額に対して2,916万807円の減である。主な要因としては、営業収益 で料金収入となる有収水量が5万5,791立方メートル減少したこと、また消火栓設置等の受託工事 が減少したこと等で、合わせて2,377万3,612円の減、そのほか営業外収益で消費税還付等が事業 繰り越しなどによって納付となったためによって、569万4,499円の減となったことによるものであ る。次に、支出についてである。水道事業費用は、決算額10億66万5,520円であって、不用額 1,269万5,480円である。営業費用については、施設設備の運転維持管理のほか、水道事業の運営経 費である。営業外費用については、企業債の償還利息である。特別損失については、会計制度の改正 に伴うものであって、過年度損益修正損、これについては水道料金の還付である。また、賞与引当金 繰入額、貸倒引当金繰入額である。なお、収益的収支の明細については、25Pから30Pに記載して いる。続いて、3、4Pをごらんください。資本的収入及び支出のうち収入についてである。収入総 額は、決算額1億8,178万2,000円であって、予算額に対して3億2,871万円の減となっている。 内訳は、企業債が1億1,670万円、工事補償金が6,508万2,000円で、減となった主な要因につい ては事業の繰り越し、下水道など他事業との調整、配水管改良工事等の入札請負差額等によるもの、 これらによる事業費の減によるものである。次に、支出についてである。支出総額は、決算額7億 5,667万1,104円で、内訳は建設改良費が5億4,823万2,065円、企業債の償還金が2億843万 9,039円である。繰越額は1億5,526万9,440円、不用額は3億3,260万5,669円で、今ほど申し上 げた理由によって建設改良費が不要となったものである。繰り越した事業については、村上地区第4 次拡張事業の愛宕山配水池築造関連の工事3件、委託1件及び配水管改良工事1件の合わせて5件で ある。なお、資本的収支の不足額5億7,488万9,104円については、欄外に記載をさせていただい たとおり、当年度分消費税資本的収支調整額、減価償却費などの当年度分損益勘定留保資金、減債積 立金及び建設改良積立金で補、をしている。また、企業債については、1億1,670万円を借り入れ て、2億843万9,039円を償還した結果、平成26年度末現在の残高は54億5,688万6,959円とな っている。なお、主な事業については、16Pから19Pに記載している。続いて、5Pをごらんいた だきたい。損益計算書である。損益計算書は、経営状況を明らかにするために、当年度に得た全ての 収益と費用をこちらは消費税抜きで記載している。当年度の純利益であるが、下から4行目になるけ れども、7,900万6,979円となっている。これに前年度繰越利益剰余金27万4,373円、その他未処 分利益剰余金変動額3億4,972万1,636円を加えた当年度の未処分利益剰余金については4億2,900 万2,988円となって、8Pの剰余金処分案のとおり減債積立金の積立てに3,000万円、建設改良積 立金の積立てに4,900万円、自己資本金への組入れに3億4,972万1,636円である。残余の28万 1,352円を繰り越すことで、それぞれ処分することとしている。最後に、9Pのキャッシュ・フロー 計算書について、これについては平成26年度から作成を義務づけられたものであって、通常の業務、 これが業務活動キャッシュ・フローである。建設改良、投資活動のキャッシュ・フローである。それ から、企業債の借り入れ償還、財務活動キャッシュ・フローであるが、それぞれにおいて現金の流れ について記載をしている。この現金の期末残高については、一番下のところに記載がしてあるが、6 億8,836万5,458円となっている。説明は以上である。 (質 疑) 尾形 修平  先ほどに関連してなのだけれども、メーター検針の現在行われている形態が管工事組 合さんに発注しているのではなくて、個別の水道事業者さんに発注しているというふうに伺ったのだ けれども、間違いないか。 水道 局長  メーターの検針業務については、それぞれの地区で5地区あるけれども、形態が違っ ている。それぞれの管工事組合さんにお願いしている地区、あるいは事業所、会社にお願いしている ところ、あるいはまたシルバー人材だとかそういったところに委託をしているところというふうなこ とである。 尾形 修平  このメーターの検針というのは、基本的に本来は市の直営でやるべきものだというふ うに私は思うのだ。今現行でメーター検針、1カ所当たりたしか102円というふうにお聞きしたの だけれども、単純に考えて例えば夏場とかだったらいいけれども、冬場の雪降っているときに雪をど かしてやって、1個のメーターを102円で果たしてできるのかと。例えば集合住宅みたいなところ であれば、ある程度固まってぼんぼん、ぼんぼんとできるかもしれないけれども、離れたちょっと田 舎のほうへ行くと、家と家が離れているし、そういうのを考えると、私はこの102円ではちょっと 安過ぎるのではないかなというふうに感じた。事業者さんのほうから、ではどのぐらいだったら適正 料金として考えるのだったら約その倍、180円から200円ぐらいだったら適正料金でできるのでは ないかということで伺ったのだけれども、さっき課長から説明あったように、工事費である程度の金 額、水道屋さんが一生懸命入札頑張ってもらって浮いているわけだから、その辺の部分である程度返 還というわけではないけれども、浮いている分に関して検針料金で上乗せするというようなことは考 えられないのだろうか。 水道 局長  私もお客様が使用、お使いいただいた料金の算定の基礎になる大変重要な業務であっ て、議員おっしゃるとおりかと思う。この業務委託については、今ほど委員からもお話があった管工 事組合さんにお願いしている部分が大分あって、毎年この単価についてはご要望を伺っている。おっ しゃるような額についてもご要望いただいていたというふうに記憶しているけれども、毎年予算の範 囲内で改善をしていくということであって、参考までに本年、平成27年度の単価になるけれども、 これは1件当たり税込みになるけれども、110円ほどということであって、今年度についてもまた事 業者の皆さん、組合の皆さんと打ち合わせをさせていただく予定にしている。 尾形 修平  それで実際やられている業者さんからの要望として、ハンディー検針器というのか、 機械で、電気もそうだけれども、やるようなものをもうちょっとふやしてもらえればもっと効率的に できるのだけれどもというお話も伺ったのだけれども、その辺はいかがだろうか。 水道 局長  それでは、詳細については担当の室長から説明を申し上げる。 管理業務室長 それでは、ハンディーについてだけれども、村上市全体で今46台使っているが、1 台当たり30万円ほどする高価な機械である。そういった面を考慮しながら、あとは検針、地区ごと に時期をずらしたりしながら、なるべく経済的に使うようには考えているが、もしどうしても足りな いというようであればまた相談して、ふやすことも考えていきたいと思う。 尾形 修平  先ほども言ったけれども、限られた期間の中で1カ月通してやってもいいというのだ ったらできると思うのだ。ところが、月末というか、決まった日にちの5日間だったけ、5日間でや らなければならないということになると、やっぱり業務としては責任感もあるし、それをしないとい うわけにいかないわけなので、その辺もいろいろな部分で考慮していただければなというふうに思う ので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思う。 竹内喜代嗣  私のほうは、決算審査意見書のほうを見ながらちょっとお話しさせてもらう。こちら の9Pに給水原価が4円66銭下がったということで報告が書いてあった。それでお伺いしたいのは、 営業費用と営業外費用でそれぞれ費用が減少したということで4.3%減少したというふうに書いてあ るのだけれども、かいつまんでわかりやすく費用が減少したというやつを説明いただきたいのだが、 お願いする。 水道 局長  それでは、業務管理室係長から、担当から説明を申し上げる。 管理業務室係長 それでは、営業費用、営業外費用が下がった要因をご説明するが、一番営業費用が 下がった原因としては、昨年から資産減耗費が大幅に下がっている。この資産減耗費というのは何か というと、水道事業であれば水道管を入れかえたときに除却する、その除却した費用ということにな って、昨年度は比較的新しい管、20年たっていないような、15年程度の水道管を多く除却したため に資産減耗費が多くなったということで、これがふえたということが大きな要因である。また、支払 利息についても、昨年に比べ若干減ったということで給水原価が下がっているということである。 片野委員長  この決算書の5Pの下から2番目、先ほどのご説明で未処分利益剰余金変動額3億 4,972万1,636とあるが、これの算出法というか、根拠というか、どんなふうな計算しているのか。 水道 局長  それでは、それぞれの額について申し上げる。これは、みなし償却廃止に伴う経過措 置として1億8,694万4,422円である。それから、減債積立金5,000万円、それと建設改良費の積 立金1億1,277万7,214円、合計して3億4,972万1,636円となっている。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり) (討 論) 竹内喜代嗣  簡単に言っておく。私反対討論、本会議で詳しく申し上げるけれども、水道事業につ いては5年後に料金統一ということではあったのが、統一ではなくて、また格差が生まれるというこ とで反対を表明したいと思う。ことしがこの決算が1年目ということだった。よろしくお願いする。  以上で質疑を終結し、討論の後、起立による採決を行った結果、議第135号は、起立多数にて認 定すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを決め 閉会する。 委員長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午前11時42分)