平成27年第3回定例会 一般会計予算・決算審査特別委員会(第3日目) 経済建設分科会審査記録 1 日  時  平成27年9月15日(火) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)              議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について   4 出席委員(8名) 1番  尾 形 修 平 君 2番  (欠   員) 3番  平 山   耕 君    4番  山 田   勉 君         5番  齋 藤 信一郎 君    6番  竹 内 喜代嗣 君         7番  川 村 敏 晴 君    8番  片 野 鉄 雄 君 5 欠席委員(0名)         なし 6 委員外議員(5名)         渡 辺   昌 君   木 村 貞 雄 君   相 馬 エ イ 君         大 滝 国 吉 君   大 滝 久 志 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  三 田 敏 秋 君 8 オブザーバーとして出席した者         副委員長 小 杉 和 也 君 9 説明のため出席した者         副市長            鈴 木 源左衛門君         農林水産課長         山 田 義 則 君         同課農業振興室長       阿 部 正 昭 君(課長補佐)         同課農業振興室係長      鈴 木 義 貴 君         同課農業振興室係長      臼 井 信 一 君         同課林業振興係長       森 山 治 人 君         同課水産振興係長       本 間 研 二 君         農業委員会事務局長      小 川 寛 一 君         商工観光課長         建 部 昌 文 君 同課商工振興室長     三 須   淳 君(課長補佐) 同課商工振興室副参事     佐 藤 克 也 君         同課商工振興室副参事     玉 木 善 行 君         同課観光交流室長       小 川 智 也 君(課長補佐)         同課観光交流室副参事 小 池 一 栄 君 同課観光交流室副参事     片 岡 昌 幸 君 建設課長           中 村 則 彦 君         同課整備室長     伊与部 善 久 君(課長補佐)         同課整備室副参事   須 貝 民 雄 君         同課整備室係長    小 田 康 隆 君 同課管理室長         小 野 道 康 君(課長補佐)         同課管理室副参事   風 間 貴 志 君 同課日沿道対策室長   山 田 広 良 君(課長補佐) 同課日沿道対策室副参事  橋 和 憲 君         都市計画課長     東海林 則 雄 君 同課建築住宅室長     志 村   悟 君(課長補佐)         同課計画室長     小 田 正 浩 君(課長補佐) 下水道課長      早 川 明 男 君         同課管理業務室長   米 野 信 司 君(課長補佐) 水道局長       川 村 甚 一 君 同局管理業務室長     内 山 治 夫 君(課長補佐)         村上水道事務所長   山 田 知 行 君(課長補佐)         荒川支所産業建設課長     佐 藤 義 信 君         神林支所産業建設課長     遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長     大 滝 清 考 君         山北支所産業建設課長     横 山 政 信 君 10 議会事務局職員               局  長   田 邉   覚               係  長   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(平山 耕君)開会を宣する。 分科会長(片野鉄雄君)経済建設分科会の開会を宣する。 〇本日の審査は、議第118号及び議第125号のうち商工観光課、農林水産課及び農業委員会所管分 について審査した後、議第118号及び議第125号のうち建設課、都市計画課、下水道課及び水道局 所管分について審査した後、議第118号及び議第125号のうち経済建設分科会所管分について賛否 態度の取りまとめを行う。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)を議題とし、商工観光課、 農林水産課、農業委員会所管分について、担当課長(農林水産課長 山田義則君、農    業委員会事務局長 小川寛一君、商工観光課長 建部昌文君)から歳入の説明を受け   た後、歳入についての質疑に入り、歳入についての質疑終了後、歳出についての説明       を受けた後、歳出についての質疑に入る。 歳入 第15款 県支出金 (説 明) 農林水産課長 おはようございます。それでは、農林水産課所管の歳入を説明させていただく。事項 別明細書の方で説明させていただく。ページの9P、10Pをごらんいただきたいと思う。15款2項 4目農林水産業費県補助金の1節農業費補助金だが、1、県単農業農村整備事業費補助金として332 万5,000円を新規で計上している。この事業につきましては、大津農村公園の整備工事に充当する ものである。次に、2、多面的機能支払交付金2,499万3,000円の増加は、農地維持支払いで144 ヘクタール、資源工場支払いで656ヘクタールの追加によるものである。以上、県支出金を説明さ せていただいた。 商工観光課長 続いて、15款2項8目商工費県補助金であるが、説明欄をごらんください。1、地 域プロジェクト事業補助金1,000万円の追加をお願いするものだ。この補助金は、歳出で説明いた すけれども、瀬波温泉公衆トイレ建設事業に係る新潟県の補助金である。以上である。 歳入 第15款 県支出金 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし 歳出 第6款 農林水産業費 (説 明) 農林水産課長 それでは、ページの19、20Pをごらんいただきたいと思う。6款1項2目農業総務 費の農業一般管理経費、普通旅費10万2,000円は、荒川での植物工場の新設に係る補助ヒアリング で北陸農政局までの往復3回分の旅費である。6款1項5目農地費3,455万6,000円の追加は、1、 農地等経費、修繕料での77万8,000円は、山北地区北中地内の頭首工及び神林地区山田の排水路ブ ロックの修繕である。2、農地・水保全管理支払経費、多面的機能支払交付金3,377万8,000円は、 歳入で述べた県補助金に市の負担分25%を上乗せした金額である。6款1項6目農山村振興事業費 2,035万円の追加は、1、神林農村環境改善センター経費、工事請負費の358万7,000円につきまし ては、電気保安業務での指摘あった野外のキュービクル更新工事である。2、村上農村環境改善セン ター経費におきましては、事務補助員が減員になったので、社会保険料17万5,000円、賃金115万 5,000円を減額した。工事請負費108万円の増額は、特殊建物定期検査で指摘された排煙オペレータ ー雪どめアングルの塗装等に係る経費である。3、農村公園等経費、修繕料49万9,000円の追加は、 門前せせらぎ公園転落防止さくの修繕、工事請負費につきましては、佐々木農村公園の防球ネット修 繕工事に94万円、大津農村公園の整備工事に1,402万9,000円を追加するものである。4、神林有 機資源リサイクルセンター経費、工事請負費154万5,000円の追加は、攪拌装置のギア交換に係る 経費である。それと、6款2項3目林道維持費66万9,000円の追加は、1、林業施設経費、工事請 負費で林道寒川線の陥没箇所のモルタル充てんで10メートルほどに延長になる、その追加である。 以上である。 第7款 商工費 (説 明) 商工観光課長 続いて、7款1項2目商工業振興費では、負担金、補助及び交付金600万円の追加 をお願いするものだ。説明欄をごらんください。信用保証料補給金については、昨年度消費税増税の 影響から、一昨年度までと比べて補給金が少なく、今年度の予算は昨年度の実績に基づき1,100万 円を計上いたしたが、今年度4月から8月までの実績ベースでは、これまでの額に回復しつつあり、 年度末までに不足が見込まれることから、一昨年度までの実績を踏まえて追加をお願いするものであ る。次に、7款1項5目工業団地費では、委託料30万円の追加をお願いするものだ。説明欄をごら んください。湧水調査業務委託料については、山北工業団地の調整池と民地との境界付近から湧水が 認められることから、その原因を調査するため委託料の追加をお願いするものだ。調整池の暗渠排水 路、高さ、幅1.8メートルぐらいあるけれども、この暗渠排水路については内部から調査をしたが、 漏水等の異状は認められていない。調整池付近は以前は田んぼで、また湧水のある場所であったこと から、メッシュ状のフレキシブル配水管、約30センチぐらいだが、それを埋設して排水をしている が、湧水が生じているということは、配水管の詰まりと何らかの原因が考えられることから、その原 因を調査するため委託するものである。次に、7款1項6目観光費では、蒲萄スキー場特別会計への 繰出金665万3,000円の追加をお願いするものだ。次に、7款1項7目観光施設管理費では、役務 費2万1,000円、委託料167万4,000円、工事請負費5,916万2,000円の追加をお願いするものだ。 説明欄をごらんください。1、観光諸施設経費では、今年度の予算で計上した瀬波温泉の公衆トイレ の設計が完了したことから、瀬波温泉公衆トイレの建築確認申請手数料2万1,000円、建設工事施 工管理に係る測量設計等委託料118万8,000円、工事請負費として瀬波温泉の公衆トイレ建設工事 費2,450万円及びあずまやの撤去工事費11万2,000円、合計2,461万2,000円の追加をお願いする ものだ。瀬波温泉公衆トイレは、村上市観光案内物産センターのわき、向かって左側、海側に建設す る。設備としては、多目的トイレ1カ所、男性用洋式トイレ2カ所、小便器2カ所、女性用洋式トイ レ3カ所を設置いたす。また。撤去工事を行うあずまやは、瀬波温泉一丁目の瀬波すみれ荘の市道瀬 波1号線を挟んで向かい側にあるが、コンクリート製のものだ。老朽化していて危険なため、撤去工 事を行うものである。現在あずまやのほうには立ち入り禁止の費用時とトラロープを設置している。 次に、2、みどりの里経費については、平成28年度に改修を予定しているまたぎの家カヤぶき屋根 改修工事の測量設計等委託料48万6,000円、そして工事請負費1,047万6,000円の追加をお願いす るものだ。工事請負費の内訳は、まほろば温泉の源泉ポンプ故障によるオーバーホール工事648万 円、平成9年に設置した宿泊施設松風のエアコンが故障したための交換工事129万6,000円、朝日 まほろば温泉ふれあいセンター源泉圧送ポンプ故障による入れかえ工事107万6,760円、朝日きれ い館採暖湯用のろ過タンク腐食による入れかえ工事106万3,800円、朝日きれい館換気扇入れかえ 工事105万8,400円、この換気扇は朝日きれい館の上部にあるもので、湿気により老朽化が著しい ため、5年ごとに入れかえ工事を行っているものだ。ほかに屋根付き多目的広場の天井部等からの鳥 が侵入し、ふんをするということで、鳥の侵入を防ぐための修繕工事115万5,600円、合計1,213 万560円と、予算残額との差額1,047万6,000円の追加をお願いするものである。 片野分科会長 課長に申し上げる。もうちょっと簡潔にお願いする。 商工観光課長 次に、3の村上市民ふれあいセンター経費では、ふれあいセンター大ホールの舞台機 構の改修工事を行うものである。2,407万4,000円の追加をお願いするものである。 第8款 土木費 (説 明) 商工観光課長 次に、8款1項1目土木総務費であるけれども、説明欄をごらんください。全部で 60万円の追加をお願いするものだ。1、神林道の駅管理経費については、修繕料については今年度 3万円予算を計上したけれども、残額がなくなったため10万円の追加をお願いするものだし、23、 24Pお開きください。朝日道の駅管理経費の修繕料についても、今年度の予算3万円がなくなった ということで、10万円の追加をお願いするものだし、3、山北道の駅管理経費の修繕料についても、 今年度40万円の予算計上したけれども、自動ドアの修繕等により修繕料がなくなったため、40万円 の追加をお願いするものだ。済みません、長くなった、以上だ。 歳出 第6款 農林水産業費、第7款 商工費、第8款 土木費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし ──────────────────────────────────────────── │日程第6│ 議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、商 工 観光課、農林水産課、農業委員会所管分について、担当課長(農林水産課長 山田義    則君、農業委員会事務局長 小川寛一君、商工観光課長 建部昌文君)から歳入の説   明 を受けた後、歳入についての質疑に入り、歳入についての質疑終了後、歳出につい      ての 説明を受けた後、歳出についての質疑に入る。 歳入 第12款 分担金及び負担金 (説 明) 農林水産課長 それでは、15、16P、分担金及び負担金の農林水産業費分担金であるが、収入未済 額10万8,000円というのがあるが、これは農地の県単事業の受益者負担分の繰り越しに伴うもので ある。備考欄の1、農業施設分担金221万7,740円は、山北地区北黒川の災害復旧に係る5%の受 益者負担68万7,000円が例年より多くなっているようなことで、221万7,740円というようなこと で計上している。以上である。 第13款 使用料及び手数料 (説 明) 商工観光課長 それでは、19、20Pをお開きください。13款1項4目労働使用料については、特に 説明する事項はない。 農林水産課長 次、5目農林水産業使用料であるけれども、3の行政財産使用料で、昨年より109 万円ほど多くなっている。これは、神林支所裏の広域農道に新発田ガスがガス管を敷設したことによ る占用料の増である。ほかにつきましては、例年どおりの歳入状況である。以上である。 商工観光課長 続いて、その下の行政財産使用料についても例年どおりの収入であって、特に説明す る事項はない。 農林水産課長 次、水産業使用料につきましては、イヨボヤ会館入館料が昨年度より364万9,900 円減少し、2,625万5,750円の入館料だった。ほかにつきましては、例年どおりの歳入状況である。 以上である。 商工観光課長 13款1項6目商工使用料、2の観光使用料であるけれども、3の二子島森林公園の 使用料であるが、平成25年度には浮き桟橋が沈没したということで収入が減ったけれども、平成26 年度は浮き桟橋の修繕等も完了したことから、例年どおりの収入ということで、前年度比で31万 8,600円増の78万1,300円となっている。あとは特に説明する事項はない。13款1項7目土木使用 料の22Pであるけれども、都市公園施設使用料9万3,500円は、南大平ダム湖公園の使用料である が、例年どおりの収入であって、特に説明する事項はない。 農業委員会事務局長 23Pをごらんください。13款2項4目農林水産業手数料だ。1節農業手数料 といたしまして、農業委員会の諸証明手数料ということで、これにつきましては耕作証明等1件当た り300円の手数料をいただいている。それの収入ということで53万8,500円ということだ。以上だ。 農林水産課長 次の2節の林業手数料であるが、これは例年どおりの火入れ、山焼きと野焼きの手数 料である。300円の26件である。以上である。 商工観光課長 続いて、5の商工手数料の露店市場出店許可手数料だけれども、特に説明する事項は ない。続いて、6目土木使用料の1、山北道の駅販売手数料22万8,429円であるが、笹川流れ夕日 会館及び桑川駅前広場駐車場の指定管理については、昨年度4月1日から25日までの25日間、市 で直接運営を行っている。そのときの物産業者からの販売手数料である。以上である。 第14款 国庫支出金 (説 明) 農林水産課長 それでは、28Pになるが、農林水産業費国庫補助金だが、日本の食魅力再発見・利 用促進事業補助金は、村上地区の小中学校を対象に、学校給食に地場の食材利用拡大モデルとして実 施したものだ。栄養士の賃金や地場産を使ったメニューの開発、そして材料の購入費等に充当いたし た。以上である。 第15款 県支出金 (説 明) 農林水産課長 それでは、32Pを主に説明させていただく。5目農林水産業費県補助金であるが、 繰越明許費4,323万4,000円は、県単農地関連及び桑川漁港の防暑施設関連の繰り越しである。1 節農業費補助金につきましては、収入未済額1,382万3,000円は、今ほど申し上げた県単農地関連 の工事の繰り越しによるものである。各補助金につきましては、ほぼ例年どおりであるが、33、34 Pをごらんいただきたいと思う。9の新規就農総合支援事業交付金1,650万円は、7人の方に支援 している。次に、13の農地面的集積促進事業補助金4,272万2,800円は、経営転換というのが80戸、 88ヘクタールで3,840万円、それと耕作者集積協力金とか地域集積協力金で、26戸で16ヘクター ル弱である。432万2,800円であった。次に、14の有害鳥獣捕獲の担い手確保事業補助金10万 8,770円につきましては、狩猟免許等の取得に要する経費に対する補助である。最大5万4,000円の 2分の1を補助する形である。次に、15の基幹水利施設ストックマネジメント事業補助金975万円 は、瀬波地区の基幹的な農業水利施設の有効活用、効率的な機能保全対策に係る国50、県25の補助 金である。次、16の県単農業農村整備事業費補助金の繰越分であるが、81万2,000円は、北黒川農 業用水路の復旧工事、17の農業水利施設保全合理化事業補助金、この繰越分2,260万円は、山北地 区の遅郷、杉平頭首工の整備計画策定で、国100%の補助金によるものである。18の人・農地問題 解決加速化支援事業補助金45万8,000円は、平成26年度から人・農地プランが始まり、その推進 事業の事務費である。以上である。 農業委員会事務局長 引き続き19、農業委員会交付金628万1,000円、これにつきましては農業委 員会の委員報酬、職員の給料等に充てられている。20番、農地台帳システム整備費補助金、この事 業につきましては、10分の10の事業になる。農地法の一部改正が行われて、台帳の公表をしなけれ ばいけないということで、システムの改修のための補助金だ。21番、機構集積支援事業補助金、こ れにつきましても農地中間管理機構等の制度が平成26年度から始まって、これに伴いましての補助 金である。これもやはり10分の10の補助金である。以上だ。 農林水産課長 次に、2の林業費補助金であるが、これにつきましてもほぼ例年どおりである。5の きのこ王国支援事業補助金234万5,000円は、県50%でシイタケ生産に係る施設整備に係るその補 助金である。次に、3節水産業費補助金につきましては、収入未済額2,941万1,000円につきまし ては、桑川漁港の防暑施設工事等に係るものである。各補助金のうち、地域水産物供給基盤整備事業 補助金4,058万9,000円は、寒川漁港の清浄海水導入施設の実施設計及び消波ブロック防暑施設の 一部工事に係る国50%の補助である。3、水産物供給基盤機能保全事業補助金837万円は、桑川漁 港の機能保全の計画策定業務に充当されるもので、これも国50%の補助になる。4の海岸漂着物地 域対策推進事業補助金57万8,000円は、国100%で、府屋、脇川、寒川漁港の漂着物処理の委託料 に充当されたものである。以上である。次に、36Pになるが、8目の災害復旧費県補助金199万 6,000円であるが、村上地区の海府1号線、それと朝日地区の平床1号線の復旧工事に係る現年分の 6万円と、それと繰越分の193万6,000円である。以上である。 商工観光課長 15款4項の県貸付金であるけれども、備考欄ごらんください。1の地方産業育成資 金県貸付金3,500万円については、市が3,500万、県3,500万円、合わせて7,000万円を貸し付け するものである。例年どおりの金額となっている。 第16款 財産収入 (説 明) 農林水産課長 それでは、40Pの16款財産収入、2項1目2節の建物売払収入452万1,000円につ きましては、朝日地区の畜舎2件の返還金を売払収入で計上してある。また、2項2目1節の物品売 払収入で、2、農機具等売払収入44万円につきましても、朝日地区2件の返還金に伴う売払収入を 計上してあるものである。以上である。 第20款 諸収入 (説 明) 商工観光課長 それでは、43、44Pをお開きください。20款4項1目貸付金元利収入であるけれど も、2節の労働費貸付金元利収入、1の労働金庫預託金元利収入であるけれども、これ昨年同様であ る。労金のほうから利息がついて戻ってまいるので、端数2,493円がついている。次に、3節商工 費貸付金元利収入であるけれども、1番から4番まであるが、1番、2番は例年どおりである。3の 住宅等建設資金貸付預託金元金収入であるけれども、これは市町村合併前の旧村上市の制度資金であ る。また、4の商工近代化資金預託金元金収入は、これは旧荒川町の制度資金の収入となっている。 49、50Pをお開きください。20款6項6目雑入であるけれども、4節労働雑入であるが、これはク リエート村上、青少年ホームの各電気料等となっている。 農林水産課長 次、農林水産業の雑入は、例年どおりの歳入の状況であるが、8、過年度農地・水保 全管理支払協議会負担金返還金12万7,590円は、山北地区での7組織で、対象農地で農振地域でな い土地が約2ヘクタールほど含まれていたことによる返還金である。以上である。 農業委員会事務局長 引き続き10番になる。農業者年金業務委託金、これにつきましては農業者年 金基金からの委託金ということで181万3,800円。11番、農地中間管理事業業務委託金ということ で2万6,000円、これは県公社からの委託金だ。12番の農地等精通者意見価格調査謝金ということ で、これは新潟税務署から農地の価格等に対する調査についての謝金ということで1万9,800円だ。 以上だ。 商工観光課長 続いて、6の商工雑入であるけれども、12番の鮭居繰網漁取材手数料であるが、昨 年度から市が鮭居繰り網漁を直営している。カメラマンが川船に乗船するときに、鮭居繰り網漁の技 術者の報償費の実費、1人4,000円、6人分2万4,000円をいただいている。3回乗船があったの で、7万2,000円の収入があったものだ。それから、16の過年度分ふれあいセンター指定管理料精 算金60万6,900円であるが、ふれあいセンターの指定管理料は年度末に精算することになっている けれども、戻し入れがあるとの報告を受けたのが6月になってしまったために、過年度分の精算金と なってしまったものだ。市のほうでも戻し入れ等がないか確認するべきだったけれども、確認してい なかったので、今後このようなことがないようにしてまいる。次に、6の土木雑入の備考欄の1の公 衆電話取扱手数料であるが、これは神林道の駅分である。 歳入 第12款 分担金及び負担金、第13款 使用料及び手数料、第14款 国庫支出金、第15款 県支 出金、第16款 財産収入、第20款 諸収入 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 木村 貞雄 34Pの農業委員会の農地集積の関係なのだけれども、50Pにも農地中間管理機構が 出ているけれども、その中で数字的な問題ではないのだが、今やっている農地中間管理機構の関係で、 貸し手借り手の関係なのだが、去年まではたしか6月に申請するということで、登録に載っている企 業というか、そういうところはいつでも申請できるのだけれども、個人の場合新たに個人がそういう ところに登録しないと、この管理機構の関係で予算ももらえないし、そういうことで登録するのだけ れども、今回は11月にもそれをやるという見通し立てているが、その辺のことで説明をお願いした いと思う。 農林水産課長 認定農業者の認定をして、そして農地集積の申請等を行うということの順番のご質問 だと思うけれども、今年度はあと2回、10月28日と、あとまだ未定なのだけれども、その後という ことで、認定農業審査会を行う。そして、そこで認定受けた方が集積等を行えば、国のこういう支援 事業に乗れるということである。 木村 貞雄  もう一つしかできないのだけれども、これはこれでわかったけれども、次のページの 農業委員会の50Pか、農地中間管理事業業務委託金ということで載っているけれども、これは委託 金のほうには入らなかったのか、どういう関係で。 農業委員会事務局長 50Pの11番、農地中間管理事業業務委託金ということでの質問だと思うけれ ども、これにつきましては前から新潟県農業公社が売買等に対するあっせん事業を行っていたという ことで、それ等についての事業の事務費の委託金ということだ。それで、ご質問の農地中間管理機構 につきましては、賃貸借、貸し付けということなので、それとはちょっと、売買関係の事業の委託金 だということで金額が少なくなっているという内容だ。 木村 貞雄  質問違うのではないか、答弁。何で雑入に持ってこなければならないのかということ なのだ。 農業委員会事務局長 これにつきましては、毎年決まった金が委託金として交付されるのではなくて、 年によって件数等によりまして非常に額が変動するということで、雑入に上げさせていただいたとい うのが現状だ。 歳出 第5款 労働費 (説 明) 商工観光課長 125、126Pをお開きください。5款1項1目労働諸費である。備考欄をごらんくだ さい。2つ目の工事請負費であるが、村上高等職業訓練校の屋上防水工事の工事請負費である。次に、 5款1項2目労働施設費である。備考欄をごらんください。1の勤労青少年ホーム運営経費であるが、 上から2つ目の館長報酬は、昨年度より54万9,600円減の164万8,800円となっているが、これは 館長が家庭の都合で3カ月間休んだということによるものである。それから、同じ勤労青少年ホーム 運営経費の下から2番目、工事請負費であるが、これは勤労青少年ホーム1階ロビーのパーテーショ ン設置工事の工事請負費である。続いて、127、128Pをお開きください。3、勤労者総合福祉セン ター運営経費の下から2番目、工事請負費であるが、これは空調設備改修工事の工事請負費である。 以上である。 第6款 農林水産業費 (説 明) 農業委員会事務局長 127P、128Pごらんください。6款1項1目農業委員会費だ。128Pをごら んください。初めに、1の農業委員会事務局経費だが、これにつきましては農業委員の報酬と事務局 の経費となっている。それと、2番の農業者年金業務経費につきましては、農業者年金に係る内容と なっている。3の農地制度実施円滑化事業経費につきましては、農地の流動化に関係する、先ほどご 質問のあった農地中間管理機構等を含めて、それの事務、それとシステム等の整備ということでの予 算になっている。この中で、特に不用額が生じたものにつきまして説明させていただく。初めに、8 節の報償費だが、39万5,902円ということだけれども、これにつきましては農業者年金の中での年 金加入への活動の報酬ということで、17万7,000円が不用となっている。それらが主でこの金額に なっている。それと、農地パトロール等の農地利用状況調査をしているが、これらの委員の手当ある いは集落からの手当ということで、7万4,902円が生じたということで、その金額である。次に、 委託料だ。委託料につきまして、20万200円という金額が不用になっているが、これにつきまして はバスの使用する際の運転手の委託料の残額、それと会議録の委託やっているが、思ったよりも時間 が少なかったということでの減額ということでの不用額が生じている。説明以上だ。 農林水産課長 6款、129Pからになるが、2目の農業総務費は、例年どおりの歳出の状況である。 職員人件費では、19人分を計上してある。次に、3目農業振興費であるが、繰越明許費で1,409万 9,000円があるが、これは地方創生先行型の交付金事業に係るものである。また、先ほど歳入のほう で述べた補助金がここに充当されている。主なもので、1の有害鳥獣対策経費では、12集落で38カ 所の猿の電気さくを設置したところである。次に、131、132Pをごらんいただきたいと思う。7の 農地集積・集約化促進事業経費の最後の農地面的集積促進事業補助金を106戸、104ヘクタール分 を経営転換協力金等を計上している。また、10、中山間地域等直接支払交付金経費では、ページが 133、134になるけれども、上から2つ目のポチで、中山間地域等直接支払交付金の支払いを28集 落に約574ヘクタール分を計上している。次に、4目の畜産業費では、例年どおりの歳出の状況で あるが、1の畜産振興経費で村上牛生産振興対策事業補助金155万1,404円は、出荷頭数376頭に 対して経費支援をしていて、1頭当たり4,000円を上限にその出荷経費を助成しているところであ る。そのほかに繁殖牛の育成支援で、1頭に対する支援を5万円ほど行っている。次に、5目農地費 のまず繰越明許費の3,489万8,000円であるが、これは先ほど歳入のほうでも述べさせていただい た県単農地農村関係の事業の繰り越しによるものである。次に、備考欄の1、農地等経費の中段にあ る工事請負費3,887万2,600円は、松山農業排水路、助渕川排水路の護岸復旧、北黒川用水路復旧 工事、寒川頭首工護岸復旧工事などが主なものである。次に、135、136Pの2、農地等経費の繰越 明許分につきましては、これは測量設計等委託料は山北地区の遅郷、杉平頭首工の調査計画策定業務 委託、農業基盤整備促進事業補助金3,320万円は、これは上保内地区のパイプライン工事に伴う 10%部分を荒川沿岸土地改良区に対する補助金である。3の農地・水保全管理支払経費の多面的機 能支払協議会交付金7,285万8,384円は、116組織に対して農地維持、資源向上等に係る支払いであ る。5の農業土木職員人件費、これは3人分を計上している。次に、137、138Pの6目農山村振興 事業費につきましては、例年どおりの支出の歳出状況である。次に、139、140Pの林業費につきま して、まず繰越明許費の430万円も、これは地方創生先行型の交付金事業に係るものである。全体 的に例年どおりの支出状況であるが、林業総務費の職員人件費は9名分を計上している。 商工観光課長 同じ140Pの9番交流の館「八幡」経費であるが、この工事請負費は多目的ホール、 旧体育館であるが、それの解体工事費、また空調設備の取りかえ工事となっている。 農林水産課長 それでは、141、142Pの2目林業振興費であるけれども、1、松くい虫防除対策事 業経費では、国県から75%の補助を受け実施しているが、要望が多くて補助が減少した。その分、 市の持ち出しを多くして例年の約123ヘクタールの防除を実施している。3目の林道維持費につき ましては、例年どおりの歳出状況であるが、2の林道改良経費の工事請負費で、県単林道事業により 上沢田線ほか2路線の改良工事、また3の林道改良経費の繰越明許分では、新保岳線ほか3路線の改 良工事を行っている。次に、143、144Pの水産業費につきまして、これにつきましても繰越明許費 5,882万1,800円が計上されているが、これは桑川漁港の防暑施設、それと灯標設置工事費及び施工 管理委託を繰り越したものである。1目水産業総務費では、例年どおりの歳出状況で、人件費として 2名分を計上してある。2目の水産業振興費につきましては、3、イヨボヤ会館経費で屋根等の塗装 工事及び冷却ポンプの取りかえ工事を行っている。3目の漁港管理費では、例年どおりの歳出の状況 であり、職員人件費1名を計上している。4目の漁港建設費では、先ほど申し上げた桑川漁港への繰 越明許費を計上している。それで、1の漁港施設整備経費9,974万3,872円は測量設計等委託料で、 清浄海水の導入施設の実施設計、機能保全の計画策定業務委託経費、工事請負費では、桑川漁港の消 波ブロックの据えつけ及び防暑施設の一部工事を実施したものである。以上である。 第7款 商工費 (説 明) 商工観光課長 それでは、7款1項1目商工総務費の備考欄をごらんください。1の商工振興一般経 費、ちょうど真ん中の産業見本市等出展事業費補助金については、産業見本市への出展経費として3 社に合わせて60万9,000円交付している。その下の商店街賑わい創出支援事業補助金は、村上商工 会青年部主催のいいねっか村上2014に30万円、荒川商工会青年部のきらきらフェスティバルに30 万円、計60万円交付している。その下の商店街環境施設整備事業補助金は、大町振興会のアーケー ド改修整備に交付をしているものである。次に、147、148Pをごらんください。7款1項2目商工 業振興費であるが、備考欄の2、商工団体経費の一番下、産業人材育成支援事業補助金については、 三条市にある中小企業大学校での研修費の補助金として2社に合わせて2万8,000円交付をしてい る。それから、その下の4の地域産業振興一般経費であるが、ちょうど中段、産業元気づくり事業補 助金、この50万5,000円については、お茶の新品種栽培研究及び堆朱、しな布を使ったかばんの製 作などの事業に交付をしている。続いて、7款1項3目露店市場費については、例年どおりの支出に なっているので、特に説明することはない。続いて、149、150Pをお開きください。備考欄の1、 企業誘致経費の上から3番目、企業立地促進法基本計画策定業務委託料であるが、企業立地促進法に 基づく基本計画策定のための委託料であって、本年4月1日に国の同意を受けている。これにより事 業者が工場等の新増設などの投資規模要件に該当した場合は、不動産取得税の課税免除等あるいは日 本政策金融公庫による低金利融資などの活用が可能となっている。次に、7款1項5目工業団地費で は例年どおりの経費となっている。特に説明することはない。次に、7款1項6目観光費であるけれ ども、備考欄1のゆり花温泉施設経費の工事請負費については、国道7号の道路改良、拡幅工事に伴 う温泉送湯管の移設工事などの工事請負費となっている。次に、2の観光振興一般経費の一番上、鮭 居繰網漁協力者謝礼については、昨年度から市が居繰り網漁を直営したことに伴う居繰り網漁技術者 への報償費である。150Pの下から2番目、「うまさぎっしり村上」春のキャンペーン推進協議会負 担金60万円であるけれども、これは昨年度の新潟ディスティネーションキャンペーンを実施するた めに設置した協議会の負担金であって、村上の情報を集めたパンフレットの作成等を行っているが、 この協議会の中で村上駅開業100周年記念事業も実施している。続いて、151、152Pをお開きくだ さい。備考欄の上から4番目と5番目であるが、岩船町駅及び坂町駅開業100周年記念事業実行委 員会にそれぞれ負担金60万円、20万円を支出しているけれども、岩船町駅のほうでは記念碑建立や パネル展、坂町駅では荒川の観光パンフレットのほか、デゴイチまんじゅうなどの記念品を配布して いるし、坂町駅舎にイルミネーションによる装飾を行っている。続いて、その下から4番目の観光イ ベント事業補助金であるが、これは笹川流れの自然ガイドマップ作成や自然ガイドのために、いわふ ね自然愛好会に交付している。続いて、7款1項7目観光施設管理費であるが、1の海水浴場経費は 例年どおりの支出となっている。2の観光諸施設経費であるが、153、154Pをお開きください。こ の観光諸施設経費の、154Pの下から2番目の工事請負費1,282万5,711円の内訳については、二子 島森林公園の桟橋修繕工事、また諸上寺公園の加圧給水ポンプの修繕工事などの工事請負費となって いる。次に、3の村上市営あらかわゴルフ場経費の工事請負費については、ふろのボイラー更新工事、 またグリーンの散水用井戸ポンプ交換工事の工事請負費となっている。次に、4番、みどりの里経費 であるが、下から2番目の工事請負費4,919万7,240円については、屋根つき多目的広場の人工芝 敷設工事、あるいは朝日まほろば温泉浴室天井壁の改修工事などの工事請負費となっている。それか ら、5の村上市民ふれあいセンター経費であるが、工事請負費については、屋上防水工事、それから 非常用電源装置の改修工事などの工事請負費となっている。 第8款 土木費 (説 明) 商工観光課長 続いて、8款1項1目土木総務費であるが、155、156Pをお開きください。神林道 の駅と朝日道の駅の管理経費が例年どおりの支出となっている。4の山北道の駅管理経費であるが、 この山北道の駅の指定管理は4月26日からということで、4月1日から25日までの25日間、市で 直接運営は行っているので、そのときの賃金、需用費、役務費などの支出が昨年に比べて増加となっ ている。それから、下から2番目の工事請負費3,020万7,600円の内訳は、トイレ増設工事などの 工事請負費となっている。以上である。 (「公園費」と呼ぶ者あり) 商工観光課長 済みません、163、164Pをお開きください。8款6項2目公園費であるが、備考欄、 南大平ダム湖公園経費、3のお幕場・大池公園経費、そして次の165、166Pであるが、お幕場森林 公園経費については、例年どおりの支出となっているので、特に説明する事項はない。以上である。 第11款 災害復旧費 (説 明) 農林水産課長 この災害復旧費につきましては、先ほど現年分のことで申し上げた工事費、そしてあ と歳入のほうで繰り越しの分で説明した分を充当した工事費である。以上である。 分科会長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前11時08分) ──────────────────────────────────────────── 分科会長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前11時20分) ──────────────────────────────────────────── 歳出 第5款 労働費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし 第6款 農林水産業費 (質 疑) 尾形 修平  132Pの上から2行目なのだけれども、先ほど歳入のところでも課長のほうから7名 ということでご説明あったが、7名でなぜこの金額になるのか、ご説明願いたいと思う。 農林水産課長 端的に言えば、繰り越しが入って、1人150万くらい、大体75万なのだけれども、 150万の7人、それで繰り越した分が加わってこの金額になっている。 尾形 修平  先ほど7名という説明だったものだから質問したのだけれども、繰り越しと合わせた 分でいうと何名になるのか。 農林水産課長 確かに詳しく計算していないが、14人。農業振興室係長に答弁させていただく。 農業振興室係長 この新規就農総合支援事業交付金については、平成26年現年分と、平成26年の 補正分ということで、2本予算が入ってきていて、メンバーについては7名についての補正分も加わ ってこの金額になっている。現年分については1,050万、そして平成26年度補正分として600万入 ってきていて、交付対象者は今課長がおっしゃった7名ということになっている。 〔委員外議員〕 木村 貞雄  144Pのさけの森林づくり推進協議会負担金、これ放流の補助金の関係になるけれど も、この決算の数字的な問題ではないのだが、最近三面川鮭産漁協の関係で問題一つ起きているのだ けれども、理事が1名やめたわけだけれども、今市ではそれこそおもてなしの精神で酒、情けとかと、 そういう観光客に対して非常に運動しているのだが、一方でそういった観光客に対しての問題で、結 局インターネットに書き込みされたというようなことで、非常に名誉を損害させるような問題なのだ が、ここで副市長にお聞きするけれども、そういった理事者の関係、我々よく知らないのだけれども、 今後そういったことのないように市のほうでも補助金百三十二、三万ぐらい出しているのだが、やっ ぱり指導するような方向でやってもらいたい、これ今の社会においては一番大事なことだと思うのだ けれども、これが全国的に知れ渡っていって、恐らく市長のところにも苦情来ていると思うのだが、 市長のコメントをお願いしたいと思う。 副 市 長  私、詳細についてはちょっと私どものほうにも来ていないので、詳しい内容について は農林水産課長に答弁をさせたいと思うけれども、観光客との何かトラブルがあったというような話 は聞いたけれども、どういう状況かというのは報告がない。そんな中で、非常にやっぱり鮭が村上の 本当に観光資源のメーンであるので、それを育てる組合、理事の皆さん、いろいろ・・・ (「アユ」と呼ぶ者あり) 副 市 長  アユのほうか、大変失礼した。アユのほうの何かそういうこともいろいろトラブルが あったということであるので、今後そういうことのないように、我々もいろいろ協力しているので、 三面川の鮭、アユともに観光客に好かれるような形で指導させていただくので、よろしくお願いする。 内容については報告をさせる。 片野分科会長 決算審査であるから、配慮してお願いする。 農林水産課長 今ほどのご指摘の件は、木村議員に聞いて、すぐフェイスブックを立ち上げてみた。 それによると、アユを釣りに来た方がそういう理事の方にちょっと高圧的な言葉をかけられたという ことで非常に憤慨されて、それをフェイスブックに載せて全国に広がったということで、これでまず 今のところその情報だけだ。三面川鮭産漁業組合からは、それ以後のことはどのようにされたかとい うのは、まだ報告がない。必要であれば、当方からその事情を聞くなり、対応していきたいというこ とで考えている。以上である。 片野分科会長 木村議員、決算審査だから配慮してお願いする。 木村 貞雄  その件について、やっぱり理事者いるのだけれども、理事者のその中でも半分ぐらい は、そういったこと余り親身に考えないような環境になっているように聞いているので、やはりそう いったことをよく指導するような方向でやってもらいたいと思う。 副 市 長  この後、アユを食べる会、理事者と市長交えての懇談会もあるので、その席でもそう いうことがあったというようなことで報告をさせていただいて、理事者の態度とか、そういうことで 改善するようにこっちからもお願いをすることで了承をいただきたいと思う。よろしくお願いする。 相馬 エイ  伺う。130Pの有害鳥獣対策経費で、資料をいただいた猿害の被害状況、その数字見 ると、朝日地区の被害数、それから捕殺数というのか、それが多いのだが、これは地理的な面もある のかもしれないが、対策の面で違うのか、体制でも弱いのか、どうして朝日地区が他の地域の何倍に もなっているのか。 農林水産課長 ナンバー10の私どもの資料だと思うが、この捕殺数につきまして朝日地区が多いの は、猿と接触する畑等すぐ近くにあるというようなことで捉えている。ちなみに神林地区はゼロであ るので、そういったことで非常に隣家と猿の生息域と人間の生活区域が混雑しているということで解 釈している。以上である。 相馬 エイ  144Pの放流・資源確保事業経費、ここでお伺いするが、ある先生の講演を聞いたと きに、鮭の放流のときに子供がバケツから川に直接入れるよね、それでその前に川水のところで二、 三日ならして、それからああいう形で放流しているのかと聞かれたのだけれども、私たちわからなか ったのだが、トキも一気に箱から放さないで、ケージというのか、ああいう中で何日から過ごさせて、 それから自然に飛んでいくような体制とっているよね、それはどんな実態になっているかおわかりか。 農林水産課長 恐らく急に温度差のあるところに魚を放すと呼吸ができなくなると聞いている。それ で、放流の前にきちっと水温になれさせるように、そういうふうにして水槽の温度を調整して、そし てバケツに入れて、川の温度と同じような感じで放流してやると。そうでないと、魚さんがえら呼吸 できなくなってしまうというようなことを聞いているので、そういうようなことで対応している。 第7款 商工費 (質 疑) 尾形 修平  150P、企業立地促進法基本計画策定業務委託料なのだけれども、これことしの4月 1日から実際事業化なったわけだけれども、377万という金額が、業務料というのを私よく承知して いないのだけれども、言ってみたら県と市の協定するためにこの計画をつくる、それを外部に委託し たということだと思うのだけれども、内部でなぜできなかったのかをひとつ1点、まず最初にお聞か せ願いたいと思う。 観光交流室長 こちらの基本計画は、経済産業省のほうの同意をいただくということが大前提になっ ている。去年の5月ぐらいから契約をして、約1年間かけて県とも調整し、農林水産省とか、ほかの 部局との調整を経て基本計画を国に対して申請をするという、非常に時間もかかる作業であったので、 専門というか、日本立地センターという、そういったものを多く手がけている業者に委託をした。 尾形 修平  今たまたまここに載っていた委託料だけを私言ったけれども、そうではなくて、今こ の決算書を見ると、かなりの部分で外部委託というのがあるのだ。それを庁内でできない、本来はで きるのだけれども、例えば人材が不足していてできないとか、能力がないからできないとか、さまざ まな理由があると思うのだけれども、基本は私はやっぱり庁内で、外部の人間にお任せするのではな くて、やれるような体制をつくっていくべきなのではないかなというふうに考えているのだけれども、 その辺副市長どのようにお考えだろうか。 副 市 長  そういう形であれば本当にいいのだけれども、ただやはり専門性とか、あと県、国の いろいろ機関とのやりとり等、やはり煩雑な、本当に職務をして、やはりそういうこともなかなか難 しい、そういう委託もあるので、その辺今後しっかりとその課でどういうことをやるかというのは、 事業のその計画は把握しているので、その辺どこまで入ればいいのか、またできるものはやはり市で やるのが本当にベターであるので、その辺今後安易に委託に出すのではなくて、やっぱりしっかりと その業務量等を把握をしながら今後発注をしていきたいと考えているので、よろしくお願いする。 尾形 修平  突っ込むようで悪いけれども、例えば今の業務委託料の370万の正当性というか、 例えばさっきおっしゃった会社であれば、多分全国のいろんな自治体やっていると思うのだ、そうす るとある程度の専門性を持っているわけなので、この370万が適正なのか適正ではないのかを課と して掌握できるのか。 商工観光課長 議員おっしゃるとおり、やはり今委託先については全国の計画等を請け負っているの で、金額的なものについてはほぼ同じ程度の金額で請け負っていると思うし、こちらのほうとしては、 それがある程度正当な金額ではないかなというふうには考えている。 竹内喜代嗣  それでは、今の話でちょっと気になったものだから、一言だけ。いわゆる経済産業省 の外郭団体ではないか、天下り先ではないのか、ずばり聞くけど、そうだろう。148Pのプレミアム 商品券の事業についてお伺いをする。いわゆる地域経済に及ぼした効果をお聞きしたいと思う。よそ で調べた方がいらっしゃって、7対3といったかな、7、3で、本社がその市というか、自治体以外 の会社の売り上げが7割で、地元の地域経済に波及したのは3割だったというようなことをお聞きし たものだから、去年の事業の結果はどんなふうだったのか、あとわかればことしのやつも教えてほし いのだが。以上だ。 商工観光課長 平成26年度のプレミアムつき商品券の実績だと、大型店で使用した換金額が3,969 万6,000円で、それ以外が2億8,988万6,000円となっている。割合にすると大型店が12.04%、そ れ以外が87.96%になっているので、ある程度地域の商店等にも経済効果があったのかなというふう に考えている。平成27年度については、ちょっとまだ把握できていない。 川村 敏晴  156P、ちょっと小さい件ではあるのだが、AEDのリース料が4,320円になってい るのだが、前ページの同じAEDなのだが5万4,432円、かなり大きな違いがあるので、この辺は どういう関係なのかなと思って。 商工観光課長 154PのAEDリース料については、これ年間のものである。1年間であるし、156 Pの山北道の駅管理経費については、これは4月1日から25日まで市で直営した。それで、その期 間の分だけだということで金額が安くなっている。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。148Pに中小企業金融制度経費が載っている。そこで、中小企業振興資金はい ただいた表では6種類の融資制度に分かれているが、8億銀行に出しているわけだよね、今この経済 状況の中で、ほとんど利用がないのが4種類あって、利用されているので不況対策資金が平成24、 25と比べて、平成26年度に約半数の件数になっている、金額も約半分。この実態はどうなのか。そ して、8億の預貸率は、この結果から見ても低いのだろうと思うのだけれども、その辺で制度の見直 しというのか、本当に市民の皆さんのニーズにこたえるような種類になっているのか、その辺他市と 比較して研究なんかされているのか。 商工観光課長 村上市の中小企業振興資金の不況対策資金については、平成26年度に消費税が上が ったというふうなことで、やはり投資についても様子見をしていたという部分があるのではないかな というふうに思っているし、見直しについては今のところしていないので、また金融機関との制度融 資委員会もあるので、そこらのほうでまた協議題とさせていただくようなことで検討させていただき たいと思う。 相馬 エイ  1問目で預貸率聞いたのだけれども、わかるか。 商工観光課長 商工振興室副参事の答弁いたさせる。 商工振興室副参事 今ほどの預貸率のご質問であるけれども、最新のものでよろしいか、村上市内の 全銀行さん等の集めた預貸率であるけれども、約40%という形になっている。 相馬 エイ  150Pの企業誘致経費、企業誘致といってもなかなか、企業がこの村上にというのは 本当に並大抵のことではないのだろうと思うけれども、そうかといって若い人の就職先ということを 考えれば、真剣に取り組まねばならない部署なのだと思うのだけれども、体制と予算の位置づけ、企 業誘致ということが若い人の雇用につながるという考えはあるのだろうと思うのだ、地場産業の振興 と同時に。その観点からすれば約550万、そして職員の体制が今のような状態で、本当にこの部署 が生きるというふうにお考えなのか、とにかく企業誘致となれば、全国を回って歩く営業活動がまず 最初なのだと思うのだ。ところが、机の上で仕事するのが時間的に精いっぱいのような企業誘致担当 部署では、やっぱりだめだと思うのだけれども、その点で副市長どのようにお考えか。 副 市 長  職員多ければ多いにこしたことはないと思うが、今の社会情勢の中でなかなか厳しい のかなと思っている。職員についても、東京のほうに年何回ぐらいかな、三、四回出向いて、地元立 地企業、また新たな企業についていろいろ情報等仕入れながら誘致活動をやっている。そんなことで、 本当にこれからやっぱり競争の時代になるので、それらをしっかり地元の優位さを、やはり企業誘致 につなげるようにしっかりと今後もしていきたいと思う。ただ、体制については今後どういう体制が いいのか、やりやすいのか、また本当にトップセールスがいいのか、その辺も含めて新しい市長にな ったので、また新たな企業立地について土地も含めて、そういう工業団地等も含めてしっかりと検討 をさせていただきたいと思う。 第8款 土木費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし 第11款 災害復旧費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 相馬 エイ  今集中豪雨であちこちで土砂崩れとか、思わぬところから土砂崩れあったみたいな形 で結構被害が出ているけれども、これと直接関係あるのかどうかわからないが、村上市も森林という か、多い地域だが、非常にここは土砂崩れの危険性があるというような箇所というのは何カ所かある のか、それとも今現在そういう箇所はないのか。 副 市 長  この後の土木関係の職員、農水関係はそんなに土砂崩れ等の被害発生するという箇所 はないと思うので、その辺今度の土木の関係で災害復旧について質問をお願いしたいと思う。 ○商工観光課、農林水産課及び農業委員会所管分の質疑を終わる。 分科会長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前11時47分) ──────────────────────────────────────────── 分科会長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午後1時15分) ──────────────────────────────────────────── 議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち建設課、都市計画課、下水道課、 水道局所管分について、担当課長(建設課長 中村則彦君、都市計画課長 東海林則雄君、下水道課 長 早川明男君、水道局長 川村甚一君)から歳出についての説明を受けた後、歳出についての質疑 に入る。 歳出 第8款 土木費 (説 明) 建設 課長  歳入につきましては、特段説明することはない。それでは、歳出予算につきまして建 設課所管分について説明させていただく。23P、24Pをお開きいただきたいと思う。8款土木費、 2項1目の道路橋りょう総務費になる。説明欄をごらんいただきたいと思う。1の日本海沿岸東北自 動車道整備促進事業経費であって、65万8,000円につきましては、事務補助員6カ月分の賃金と社 会保険料を計上した。2目の道路維持費である。説明欄をごらんいただきたいと思う。1の道路維持 管理経費であるが、修繕料、道路の舗装や側溝の修繕費として2,200万を追加した。計画修繕31件、 ほか不時修繕工事を追加している。2の道路対策事業経費である。測量設計等委託料55万につきま しては、荒川海老江地内と山北府屋地内の両測量を計上した。橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託料 1,343万2,000円の減額であるが、委託費が確定したので、工事費のほうに組み替えさせていただく ものである。次に、工事請負費6,000万の追加であるが、山北地内の橋梁修繕工事で鋼製ゲートの 塗装2カ所と、側溝の改修工事13カ所を追加するものである。なお、各項目で額の大きいものにつ きまして、入札に係るようなものであるが、参考資料としてA4の縦長の一覧表を配付させていただ いている。これをごらんいただいて、詳細な説明は省略させていただく。土地購入費の2万円につき ましては、道路隅切り用地の購入費を追加している。3の除雪対策経費である。設備保守点検業務委 託料につきましては、消雪パイプの保守点検の委託料であるが、労務単価の上昇などによりまして不 足分313万8,000円を追加計上した。工事請負費2,900万の内訳であるが、消雪井戸の掘削1件、 神林地内、井戸洗浄工事1件、それとポンプ取りかえ1件、消雪パイプ送水管取りかえ3路線の工事 費を計上している。3目の道路新設改良費になる。説明欄1、市道整備事業経費である。測量設計等 委託料であるが、270万円につきましては、四日市地内の道路改良工事に伴う用地測量費と、その他 同じく設計の労務単価上昇に伴う委託費の不足分を計上している。工事請負費1,100万であるが、 道路改良2路線と、側溝新設工事2路線の工事費を計上した。2の幹線道路整備事業経費である。幹 線道路整備事業経費につきましては、桃川牧目線道路改良工事の経費になる。測量設計等委託料 1,000万円につきましては、現在かかっている橋の拡幅と補修の設計を行うものである。工事委託料 は、JRに委託して隅切り拡幅工事を現在進めているが、既設構造物の撤去費用を追加するものであ る。補償金、これにつきましては光ケーブルの移設費用の精算見込みによりまして104万6,000円 を減額して、同額工事委託料に組み替えするものである。3項の排水路費である。1目排水路維持費 である。説明欄をごらんいただきたいと思うが、1の排水路維持管理経費、工事請負費700万円に つきましては、塩町の排水路のフェンス工事を追加させていただいた。4項河川費、2目の河川改良 費になる。1の急傾斜地崩壊対策経費である。これにつきましては、26、27Pをごらんいただきた いと思う。急傾斜地崩壊対策事業費負担金につきましては、現在山北芦谷地区で行っている新潟県の 事業であるけれども、急傾斜地崩壊対策事業の市の負担金である。県の事業費の増額によりまして、 市の負担金も202万円追加計上するものである。3目河川海岸維持費である。説明欄をごらんいた だきたいと思う。河川維持管理費であるが、修繕料につきましては、河川の不時修繕など不足分185 万円を追加計上した。施設維持保全業務委託料219万につきましては、河川の流木処理1件、しゅ んせつ4件、樹木の伐採1件の費用を追加した。最後になるが、工事請負費705万円につきまして は、神林南大平地内の河川護岸工事の費用を追加させていただいたものである。以上である。   歳出 第8款 土木費 (質 疑) 竹内喜代嗣  24Pの説明欄、道路維持費の件でお伺いをする。ここに橋梁長寿命化修繕計画策定 業務委託料ということで支出されていたわけだが、この計画というのは、業務委託が終わったわけだ から、いつの時期にどんな形で公表されるのかお聞きしたいと思う。 建設 課長  この長寿命化修繕計画につきましては、公表が義務づけられている。これにつきまし ては、今年度からになるが、公表する。ただ、公表の時期につきましては、今のところ確認できてい ない。結果についての報告であるが、報告は毎年行うことになっているが、今現在で取りまとめて国 のほうで報告するけれども、いつ報告になるかというところの確認はできていない。 竹内喜代嗣  同じ欄の除雪対策経費で、消防井戸の問題で支出があったということなのだけれども、 工事もあったということなのだが、24Pでいいのだよね、点検業務委託、平林の消雪パイプの出が 悪いということでずっと言われていて、井戸掘り直すしかないのではないかというような話あったの だけれども、どんなぐあいだろうか。 建設 課長  今回の井戸は、湯ノ沢地内の井戸の新設になる。平林のほうはちょっと入っていなの だけれども、なおその出の悪いというところを再確認させていただいて、井戸を洗浄するか、あるい は掘削するか、消雪パイプのメーンパイプを直すかというふうな対策を検討したいと思う。    〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。24Pの市道整備事業経費の工事請負費、2路線ということだったけれども、 どちらなのか。 (「一覧表の中に入っている」と呼ぶ者あり) 相馬 エイ  それはこちらにあるそうなので、質問を取り消させていただく。それで、伺うが、道 路の維持管理経費ということで、修繕費等ここにのっているよね、道路維持費のところで。場所はど こでもいいのだけれども、この修繕費がのるということは、よくパトロールしていますということを おっしゃるのだけれども、そのパトロール体制というのは、それぞれの支所でもパトロール体制とい うのはとられているのか。 建設 課長  本庁並びに支所でパトロール体制についてはとっている。頻度としては、月2回は定 期的に実施するというふうなことで実施しているし、そのほかながらパトロールというか、現場行く 際とか、現地、道路上とか河川とか確認しながら、現場向かう帰りというふうなことで点検業務に当 たっている。それと、もう一つつけ加えさせていただければ、先般職員全員で危険箇所を確認しよう というふうなことで、パトロールの点検サポートという制度を発足した。「1,500の瞳で危険を確認」 というキャッチフレーズなのだけれども、これで各支所、本庁からも、職員のほうから側溝のふたが 壊れているとか、草が飛び出ているとか、こういうふうな情報収集をして、その都度それを修繕工事 で対応して、危険のないように努めている。なお、つけ加えて言えば、その成果についてもバックし て、こんな危険箇所をこんな報告いただいて、きちっと直したということを職員に通知している。 相馬 エイ  国道からやまゆり荘に行く細い山道、あそこの左側、側溝のふたが何枚か壊れていた のだ。それを本当は神林支所の管轄なのだろうけれども、本庁に連絡して、しばらくしてから側溝の ふたは、その部分は直してもらったのだけれども、ちょっと離れたところに草に隠れて壊れたところ があるのだけれども、それはそのままなのだ。だから、同じそこのふたを直すにも、そこを通ってみ ないのかなと思って、まだ1カ所、半分落ちているのだ、草に隠れているから、歩いたときそこに転 べばまた損害になって出てくるわけだから、そういう点でパトロールしていると言うけれども、その 辺でパトロールの車が通らない道路もあるのかなと、そう思って伺った。 建設 課長  議員おっしゃるその道路については、私もよく知っていて、ふたがかりのない側溝に 草が入ってこない、落ち葉が落ちてこないようにふたかけてあって、若干ずれたりすることがある。 先回も2カ所直させていただいたけれども、そこについては、なお道路パトロールする際確認するな どして、落ちたふたがないように、なお確認したいと思う。 【賛否態度の発言】 なし  以上で質疑を終結し、賛否態度の発言なく、起立による賛否態度の取りまとめを行った結果、議第 118号のうち経済建設分科会所管分については、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと態度を 決定した。 ──────────────────────────────────────────── 議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち建設課、都市計画課、下 水道課、水道局所管分について、担当課長(建設課長 中村則彦君、都市計画課長 東海林則雄君、 下水道課長 早川明男君、水道局長 川村甚一君)から歳入の説明を受けた後、歳入についての質疑 に入り、歳入についての質疑終了後、歳出についての説明を受けた後、歳出についての質疑に入る。 歳入 第13款 使用料及び手数料、第14款 国庫支出金、第15款 県支出金、第20款 諸収入 (説 明) 建設 課長  それでは、建設課所管分について歳入の額の多いものにつきましてだけ補足説明させ ていただく。25P、26Pをごらんいただきたいと思う。14款の2項の3目の土木費国庫補助金にな る。済みませんが、続けて27P、28Pをごらんいただきたいと思う。この中の区分の1、27Pの上 のほうで区分の1の道路橋りょう費の補助金になる。右のほう今度見ていただきたいと思うけれども、 区分1、道路橋りょう費補助金の収入済額であるが、3億9,588万8,000円の収入である。そして、 収入未済額が427万4,000円であるが、この収入未済額につきましては、27年度への繰越明許費分 の交付金になる。内容を説明させていただく。1、社会資本整備総合交付金である。この交付金につ きましては、従来の補助事業に当たるものである。1億8,857万1,000円の内訳であるが、代表的 な事業としては、桃川牧目線道路改良工事、そして排水路の岩船備前屋排水路改修工事などが挙げら れるが、そのほかに橋梁長寿命化における橋梁の改修工事、歩道整備あるいは側溝改修工事など、全 体では16カ所で、起債はないが、交付金額で1億4,857万1,000円になる。このほかに除雪作業の 委託費などが交付対象になっている。この額は4,000万を交付受けていて、この額の合計になる。 2の社会資本整備総合交付金の繰越明許費の分である。この繰越明許分につきましては、国の経済対 策による補正予算であるが、平成25年度からの繰り越し事業である。支出額で1億331万7,000円 につきましては、同様に桃川牧目線、備前屋排水路などの継続工事を含めて10カ所の工事と、委託 業務の交付金になる。3の臨時市町村道除雪事業費補助金である。臨時市町村道除雪事業費補助金に つきましては、1億400万を交付受けている。この補助金につきましては、豪雪時、降雪量が余計 な年であるが、臨時的な措置といたしまして、全部ではないが、幹線市町村道の除雪に対して国から の補助を受けるものである。昨年度はこれが対象になって補助を受けている。歳入については以上で 説明を終わらせていただく。 都市計画課長 続きまして、都市計画課で引き継いだ部分について説明させていただく。初めに、 21、22Pにお戻りください、お願いする。上段の第4節の住宅使用料であるが、これにつきまして は、住宅管理戸数が141戸、駐車場66区画分の現年度分及び滞納繰越分の使用料である。収入未済 につきましては、現年度分で18世帯、繰越分で19世帯である。なお、今年度8月末での約40万ほ ど減額になっている。続きまして、23、24Pをお願いする。第2節の都市計画課の手数料であるけ れども、開発行為の手数料がすごくふえているけれども、前年度に開発行為が例年になく7件ほどあ った。それによりまして134万2,000円と増額になっている。続きまして、27、28Pをお願いする。 14款2項3目、第2節の住宅費補助金である。これにつきましては、備考欄1の社会資本整備総合 交付金93万3,000円は、希望ヶ丘住宅の外壁及び浴室改修工事設計委託及び木造住宅の耐震診断3 件分の国からの補助金である。第20款、51、52Pをお願いする。20款雑入であるけれども、備考 欄の一番上、7の公営住宅火災共済給付金4,961万502円、これにつきましては平成26年の6月 14日に発生した希望ヶ丘住宅の火災の給付金である。歳入は以上である。 歳入 第13款 使用料及び手数料、第14款 国庫支出金、第15款 県支出金、第20款 諸収入 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。今ほど希望ヶ丘の改修という説明があった。これ火事で焼けた住宅の改修だと 思うのだけれども、最終的に・・・ (「保険かけていたので入ってきた」と呼ぶ者あり) 相馬 エイ  だから支出ではなくて、その部分で入ってきたのであっても、その火事で焼けたとこ ろの部分の入りでしょう、それでそこに住民が入れるように完全になるのはいつからなのか、もう入 っているか。まだだったらいつごろがめどなのか。 都市計画課長 もう改修されて、みなそこに入っている。 相馬 エイ  それと、そこに住んでいた人で、そこから引っ越していったとかという形で、そこに 住んでいた住民がまた戻ったか、それとも住む人は変わったか。亡くなった人は1人いるけれども、 肝心のところではなくて、影響を受けたところが上、下あるわけだろう、そのまま戻ったか。 都市計画課長 一番上の階が焼けて、上から4件分被害を受けた。それで、出ていった方の中で1人 は戻ってきたけれども、あと3つはまた別な人が、今希望ヶ丘改修するものだから、1部屋は・・・ 済みません、さらに担当のほうからつけ加えて説明させていただく。 建築住宅室長 お答えする。3件のうち、1件の方は南町住宅のほうに引っ越された。残る2件の方 が戻ってきて、今現在住んでいる。以上だ。 歳出 第4款 衛生費 (説 明) 水道 局長  それでは、歳出中、水道局が所管をする部分につきまして説明を申し上げる。ページ で申し上げると111、112Pをごらんいただきたい。第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費である。 備考欄6の簡易水道事業特別会計繰出金1億9,232万1,000円につきましては、全額簡易水道事業 特別会計への繰出金である。なお、この繰出金につきましては、簡易水道事業債の元利償還あるいは 施設維持等に充てさせていただいている。以上である。 第6款 農林水産業費 (説 明) 建設 課長  第6款につきましては、特別補足説明する内容はない。 下水道課長  引き続きまして、下水道課所管分についてご説明させていただく。145、146Pをご らんください。第6款4項1目集落排水処理施設費(繰出金)についてだが、こちらは一般会計から 集落排水事業特別会計に5億2,043万4,000円の繰り出しを行ったものであって、繰入先の集落排 水事業特別会計ではこの繰出金を管理費や建設費などに充当している。以上である。 第8款 土木費 (説 明) 建設 課長 それでは、建設課所管分について説明させてもらう。157P、158Pをごらんいただ きたいと思う。第8款になる。8款土木費、2項の道路橋りょう費、2目道路維持費になる。これは、 道路の維持管理が主な経費になる。備考欄をごらんいただきたいと思う。1の道路対策事業経費であ る。中段の測量設計費委託料につきましては、道路台帳の補正あるいは道路改良工事に伴う測量設計 等の費用であって、5,302万5,246円、件数で22件を支出した。3行下の橋梁長寿命化修繕計画策 定業務委託料につきましては、47橋を点検して、225橋の修繕計画を策定するなど、922万5,360 円を支出している。工事請負費であるが、これにつきましては橋梁の補修工事、道路側溝改修、舗装 補修工事などの道路の維持的な工事で、64件の1億8,258万4,260円を支出した。2の道路対策事 業経費である。繰越明許分であって、前年度、25年度からの繰り越し事業になる。測量設計等委託 料1,842万1,560円であるが、橋梁の補修設計2カ所、路線測量及び実施設計等1路線の費用であ る。工事請負費につきましては、通学路の安全対策工事だ、歩道あるいは路肩拡幅5路線を実施して、 2,655万720円を支出した。3の除雪対策経費だ。除雪対策の経費といたしましては8億4,966万 4,028円を支出している。この金額につきましては、昨年度は若干豪雪であって、前年度より3億円 ほど多い支出になっている。下の除排雪委託料5億6,376万1,919円並びに消雪施設の改修工事な どの工事請負費につきましては、1億177万8,120円を支出した。2項道路橋りょう費、3目の道 路新設改良費である。説明欄を同じようにごらんいただきたいと思う。1の市道整備事業経費である。 159、160Pをごらんいただきたいと思う。工事請負費1億6,244万640円につきましては、道路改 良工事や舗装や側溝の新設工事などで、契約件数で31件である。次に、土地購入費である。1億 6,339万3,996円であるが、これにつきましては土地開発基金の土地購入分11件と、道路改良に伴 う用地購入費5件として支出している。2、幹線道路整備事業経費である。工事委託料2,787万 7,679円につきましては、桃川牧目線踏切拡幅に伴うJR東日本に工事委託を行ったものである。工 事請負費3,173万2,560円であるが、布部高南線の道路改良工事で、昨年度は274.1メートルを施 工した。3の幹線道路整備事業経費である。これは、平成25年度からの繰越明許費分である。工事 請負費であるが、桃川牧目線道路改良工事に伴うもので、322メートル施工いたしまして、1億 1,704万8,240円を支出した。4、歩道等整備事業経費である。工事請負費につきましては、市道坂 町荒屋線、坂町地内であるが、ほか6路線の歩道あるいは路肩のほうの拡幅を行ったもので、3,880 万3,320円を支出した。3項排水路費、2目の排水路新設改良費になる。1の排水路新設改良経費 につきましては、工事費9,235万2,960円を支出しているが、これは岩船備前屋排水路工事150メ ートルだ、そのほか5カ所の排水路の改修工事を実施したものである。補償金であるが、排水路工事 に伴って水道管の移設工事を行ったもので、1,128万3,000円を支出した。2の排水路新設改良経費 である。工事請負費1,464万2,480円につきましては、これも平成25年度からの繰り越し工事であ って、同じく備前屋排水路の工事を行ったものである。27.7メートル施工した。161P、162Pをご らんいただきたいと思う。4項の河川費になる。2目の河川改良費であるが、2の河川整備促進経費 である。工事請負費991万6,560円につきましては、平林集落の滝矢川ほか1カ所の河川改修工事 を実施したものである。3目の河川海岸維持費であるが、これにつきましては1の河川維持管理経費 にあるが、河川の河床掘削などの維持的な工事として、1,368万7,920円の工事請負費を支出したも のである。以上である。よろしくお願いする。 都市計画課長 同じく都市計画分で、161、162Pをお願いする。6項1目の都市計画総務費につい てである。備考欄の1と2の都市計画審議会と景観審議会は、昨年ともに1回開催している。次の 163、164Pをお願いする。備考欄の2行目、都市計画関係業務委託料464万4,000円につきまして は、荒川地域の用途地域の変更及び建築基準法の22条区域の変更に伴う委託料である。備考欄の4 行目の村上市景観形成助成金の253万3,000円につきましては、建物の外観変更が4件、カヤぶき 屋根のふきかえが1件である。以上である。 下水道課長  引き続きまして、165、166Pをごらんください。第8款7項の下水道費についてご 説明させていただく。備考欄をごらんいただきたいと思う。第1目の下水道整備費(繰出金)だが、 一般会計から下水道事業特別会計に18億6,756万3,000円の繰り出しを行ったものであって、繰り 入れ先の下水道事業特別会計では、この繰入金を管理費や建設費などに充当している。続きまして、 第2目下水道維持費になるが、こちらは泉町ポンプ場の維持管理費が主なものになる。582万9,524 円を支出しているが、支出額の大きいものについてご説明させていただく。11節需用費のうち修繕 料についてだが、当初不時修繕対応として20万円を予算計上していたが、非常用発電機の修繕など 4件の修繕が必要となったため、122万8,840円を予備費を充用して142万8,840円を支出した。 次に、13節委託料のうち、施設維持管理委託料についてだが、こちらはポンプ場の保守管理運転業 務委託料として304万5,600円を支出したものである。以上である。 都市計画課長 同じく165P、166Pをお願いする。8項1目の住宅管理費についてである。右側の 下段の備考欄1、4つ目の修繕料は、一般修繕が176件分の修繕経費である。備考欄中ほどの委託 料につきましては、希望ヶ丘住宅の火災によって被害を受けた施設復旧のための委託経費である。下 の工事費については4,581万4,118円、これにつきましても希望ヶ丘住宅の復旧工事につきまして 3,996万円、ほか空き家の修繕工事等につきましては7件、585万4,118円である。以上である。 歳出 第4款 衛生費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし 第6款 農林水産業費 (質 疑) なし 〔委員外議員〕 なし 第8款 土木費 (質 疑) 平山  耕  160Pの、さっき排水路の新設改良費ということで備前屋排水路のことを言ったけれ ども、全部できるのはいつごろできるのか。 建設 課長  私ちょっと説明してから、担当のほうから説明させるけれども、来年度でコンビニエ ンスストアあるけれども、そこまでは一応終わらせて、そこまで行くと今上流から流れてくる水道を キャッチできるので、投資効果が出るような形になる。そのほかにまだ施工しなくてはならない路線 が上流域にあるものだから、そこを年次的に進めていくわけであるが、最終年度をいつに予定してい るかということにつきましては、担当から説明させるのでお願いする。 整備 室長  備前屋排水路につきましては、今課長説明したとおりなのだが、最初からちょっとお 話しすると、備前屋排水路というのは、岩船の高砂屋という料亭があるけれども、あの辺周辺が近年 の分譲で排水量が多くなったということで、岩船連絡所も含めたあの近辺一帯が湛水するということ で、もともとは岩船連絡所から海のほうに向かって真っすぐヒューム管が入っていたのだけれども、 その排水だけでは賄えないということで、岩船の臨港道路、港のほうから造船団地のわきからずっと 歩道に排水路を入れて、新潟リハビリテーション大学の前にコンビニあるけれども、あそこまで大き なボックスを入れてくるという工事をやっているのだけれども、毎年毎年交付金でやっているのだけ れども、要望は毎年一生懸命やっているのだけれども、なかなか国のほうでお金がつかなくて進んで いないのだけれども、ことしを含めて来年で、いわゆる歩道の中に入るものは一応終わらせたいとい うことで、国のほうに要望を上げている。それから、中については一番高砂屋から臨港道路に出てく るまでについては、下水道の工事の関係あったので、今現在機能はしていないのだけれども、配水管 も入っているので、その臨港道路のほうのボックスができ上がれば、機能を発揮する状況になる。あ と中一部については、来年度コンビニのところまで一応終わる計画で要望しているので、それ以後2 年くらいをかけて中の全部の整備を終わらせたいということで考えている。 尾形 修平  158Pの橋梁の長寿命化の業務委託なのだけれども、先ほど補正予算にもあったが、 先ほどの課長の説明で、225橋分を昨年度終わったということだよね。市で管理している橋梁は700 ちょっとあると思うのだけれども、全体のスケジュールとしてどこら辺までやっているのか、終わっ ているのか。 建設 課長  全体で対象になっているのが807橋ある。807橋あって、これを実は平成26年度に 法改正があって、内容的には5年間で全橋を点検しなさいというふうなことの法改正があって、市と しては1回目は点検した、今2巡目の点検に入っていて、昨年度47橋点検したし、ことしが214カ 所を今点検予定している。あと3年で残りの橋を点検していくというような形を考えている。 尾形 修平  そうすると、修繕しなければならない橋を3年後から修繕が始まるということなのか、 それとも並行していくつもりなのか。 建設 課長  その点検の段階で、ランクがあって、修繕をしなくてはならないというランクに入る ものにつきましては、順次その修繕工事を進めている。 尾形 修平  では、今までの実績で何橋ぐらい修繕が終わっているのか。 建設 課長  山北の大川及び大川の支流にかかる橋2橋、これが修繕工事完了している。なお、こ としも実施している。 尾形 修平  そうすると、余りよく要領得ないのだけれども、全体の中で807あって、特に重要 なところは順次進めているということなのだけれども、今説明聞いた中で、まだ2橋や3橋しか実際 手つけていないわけであれば、この先何年後に全体の修繕計画が完了するのかというのをスケジュー ル立てているのかということをお聞きしたい。 建設 課長  今現在で計画立てたとしても、また老朽化が進んでいくというようなことの繰り返し になるものだから、何年に終わるというふうな計画は立てようがないのだ。だから、その都度、その 都度危険度のあるものを修繕していくというふうなスタンスになっている。 三田 議長 166Pの住宅対策経費の関連で質問するのだけれども、荒川地区の前坪住宅、それと 坂町住宅の現状をちょっと教えていただけるか。 都市計画課長 前坪住宅につきましては、現在荒川町時代から入居を停止していて、今戸数について はちょっと担当のほうから説明させるけれども、あと坂町住宅につきましても、このたび条例にお願 いしたように、当初は20件ほどあったのだけれども、現在7件になっている。その7件のうち、今 空き家が生じたので、今回1棟を崩して、残りは6というようなことで、前坪住宅の現状についてち ょっと担当のほうから。 建築住宅室長 前坪住宅につきましては、全部で戸数が56戸あるが、現在入居中が36戸になって いる。 三田 議長  前坪住宅については、非常に優良地だと、あらかわ保育園のそばでもあるし、それか ら今度坂町住宅はあれだけれども、地域の皆さんは、特に前坪のところは将来ビジョンがしっかりし ていないと、やっぱりあれだけの優良地なのだから、要は地域の活性化に役立てるようなものという ようなことで、るる私ども市民の皆さんと議論なることあるのだけれども、それを含めて副市長、特 にああいうところは非常に大切なところなのだと思うけれども、その辺将来構想を含めて市のビジョ ンというのはあるのか。 都市計画課長 坂町住宅につきましては、壊してあいたところについては順次普通財産に所管がえし ている。普通財産のほうである程度まとまりがなれば、土地利用ということで可能なのだが、虫食い みたいにあいていくものだから、なかなか今すぐどうするということはないのだが、財政課といつも ほごすたびに連絡をとりながら、管理も財政の管財のほうで管理しているので、今市のほうでもその 遊休地については有効利用というようなことで、先日も現場一緒に立ち会いしたりしているところで ある。前坪の住宅についてもご存じのとおりに、入っている居住者がずっと以前から入っていて、な かなか退去してくれる方がございませんで、先のほうの計画というか、それも同じような形で何とか 立っているのだが、地域に分かれているのだが、こっちのほうで1人出ていったり、こっちのほうで 出ていったり、また三十何件残っているので、しばらく先のことで、今すぐにどうのこうのという計 画はまだございません。 三田 議長  要は、例えば坂町住宅、非常に老朽化なんていうものではないほど傷んでいるわけだ から、あそこへ例えば市営住宅を建てて、前坪から移って、前坪をあれだというような、まだ構想は ないわけだな。 都市計画課長 そのとおりである。いろいろ入っている人とか、今堤下もあいているのでとかとある のだけれども、住宅費の問題だとか、ずっと長年住みついてきて、そこから移動したくないとか、担 当のほうでは支所と連絡をとりながら、何かいい方法ないかなということでは常に話ししているとい うことで、4月確認したところである。 三田 議長  何かいい方法ないかなと考えているのならいいけれども、ほっぽらかしにしないで、 やっぱりしっかりとした構想を立ててやっていただきたいのだが、よろしくお願いする。 都市計画課長 検討するようにする。 竹内喜代嗣  162Pの河川改良費の件で、備考欄で河川整備促進経費ということで、滝矢川だとい うふうな説明あったのだけれども、地元の平林の方から滝矢川の改修が1年に10メートルだかしか 進まなくて、一体全体こんなのでは何年先になるかわからないというような話だったのだけれども、 この主な原因というのは国の予算措置がないとか、そういうことなのか。 建設 課長  滝矢川につきましては、単独事業で進めさせていただいている。国の河川改修事業に は直接補助事業に該当なるものだから単独事業で、その関係で事業ペースもなかなか進まないわけな のであるが、下流から合併直後改修してまいって、国道7号からだ、かなり今上流の橋梁の付近まで 来て、水は、下流域の部分は解消なるようになって、近年越水するというような状況はなくなった、 その後。今後につきましては、上流部のほうの改修、今までは一時的には改修終わったかなという感 じあるのだけれども、上流部、人家があるところ、あるいは御宮様あるけれども、その付近まで改修 の年次計画を再度検討して、今後改修していくような形で考えている。 竹内喜代嗣  今の件なのだが、何とか補助事業に該当できるようなことにならないものなのか、県 とか国とかの。 建設 課長  今の河川は1級河川、2級河川があって、ご存じかと思うけれども、あと準用河川と いうのがあって、これは市町村で管理する河川だ。あの河川は、その下の場合の普通河川になってい て、普通河川を河川サイドの補助事業では採択にならないかなというふうな認識を持っている。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。158Pの道路対策事業経費、ここに関連あるのだと思うので伺う。職員の皆さ ん、どんどん人も減ってきて、そして仕事も実際ふえてきている中で、私がうるさばばあみたいに本 当に道路の雑草あるいは枯れ葉というようなことでうるさく言っているのだが、通年ではなくて、雪 解け、それからお祭り前とか、それから雪降る前とかだ、短期の、どういう表現になればいいのか、 清掃員というのか、補修員でもないか、とにかく短期のそういう仕事専門の人を雇うということはで きないのだろうか。どこかでそういう道路の美化とか道路の維持というので、そういう体制をとって いるところがあるかどうかなんて調べたことあるか、担当課で。 建設 課長  例えば近隣の市町村で申し上げれば、新発田市さんなんかは、道路維持の直営班があ る。職員が直接維持管理をしている。ほかの市町村も、そういう職員が維持管理するという体制をと っているところもある。市のほうは、以前は道路補修員というような方がいて、合併前の村上市であ るが、その補修員、神林にもいた。その補修員が道路補修したりというような、草刈りしたりやって いたけれども、通年を捉えれば、なかなか業務が一定しないと、忙しいときとそうでないときがあっ たりなんかして、その後業者のほうに委託するような形になっている。こういう体制から従来の体制 に戻すというのは、いろいろ問題点もあるかと思うので、それを整理しないとできないかなと感じて いる。今土木業界さんも仕事がなかなかない状態であるので、まず草刈りも、今土木建設会社のほう に委託するような形とっているので、そこら辺のバランスのことも踏まえなくてはならないものだか ら、ちょっと慎重に考えなくてはならないかというふうな認識を持っている。 相馬 エイ  事情はわかった。しかし、業者が委託されて仕事しているところを見ると、本当の雑 草をがあと刈るような、ちょっと名前わからないけれども、そういうのでしているのだ。それは、確 かに野原というか、土手とかそういうところの雑草等はそれでいいのかもしれないけれども、街路の 歩道があるような、ああいうところの仕事というのは、鎌というか、ちょっとその専門の道具を持た ないと、細かいけれどもできないような、ただ草刈ればいいという、会社ではなくて、従業員さんは その日仕事あればいいという感覚で仕事しているわけだよね。だから、細かくないのだ。大きいとこ ろを一斉に刈るのは、確かにいいのだろうけれども、では細かく、本当にかまで刈るようなところは どうなのだと言えば、だから確かに今建設業者が大変なのはわかるけれども、通年でなくても、部分 的に例えばシルバーさんを利用する、あるいは本当の、シルバーさんで2カ月雇用とか1カ月雇用み たいなので、雇用という形がとれないにしても、もっときめ細やかな対応で、イベント始まりました、 しかしまちは汚い、本当に汚い。そこの山頭火の前と、その道路挟んで向かい側も、まちづくり協議 会の人たちが草取り、刈ったからあそこきれいになっているけれども、この前まで見事な草生えてい たのだよね・・・ 片野分科会長 相馬委員に申し上げる。簡潔にお願いする。要点を言ってください。 相馬 エイ  はい、わかった。今やめる。副市長もうるさいぐらい言っているのでわかると思うの だけれども、やっぱりきれいなまちにしなければ、予算つければいいのもありましょう、だけれども、 体制とかいろいろ知恵を出すというのが、これから求められると思う。それと、副市長にお願いした いのだが・・・ 片野分科会長 質問の要点をおっしゃってください。 相馬 エイ  庁舎内できれいなまちにするという体制をとったことあるのか、それまず聞きましょ う。副市長に答えさせて。 建設 課長  私ちょっとしゃべってからでいいか。議員おっしゃるとおり、まちの美化ということ 私も重要に感じている。職員が何かできないかというようなことに関しては、実はこれも先般、公共 施設周りの道路等は個人の方々が家の前の道路を掃除していただいているのだから、公共施設周りの、 例えば学校とか市役所もそうだ、その周りの道路につきましては、清掃にご協力くださいというよう なことで通知して、その成果が出ている。先般も郷土資料館の前の落ち葉を職員の手でそれを掃除し ていただいている。こんなことの繰り返しで、そういう意識醸成ができるのかなと思って、ことしか らそれをとり始めた。 副 市 長  私ご指名でございますので、お答えさせていただくけれども、県道とか大きい道路に ついては、やはり管理者である県、市が積極的に道路清掃を、除草とか、そういうのをする必要があ ろうかと思う。ただ、市街地については、やはり各個人のうちの前であるので、やはり市民の協力と いうか、自分の前の歩道の草ぐらいは、大変失礼だけれども、やはり自分のうちの前汚れていれば、 やっぱり自分も気持ち悪い、そういう面でまちづくり協議会もあるけれども、やはり個人の住宅の前 の市有地、県道でも、市道でも、やはり自分でちょこっと取るというような形をぜひ醸成したいなと 思っている。本当におもてなしの心は、やはり迎える、きれいなまちということであるので、その辺 まだまだ市街地、店屋の前とかも街路樹があって、そこに草ぼうぼうというようなところもあるので、 その辺市民に協力をいただきながら、やはり市もできないことは、それ以上のことは市でも予算化を して、しっかりした体制をとらなければいけないなと思っている。とにかく市民の協力が一番おもて なしの心を含めて大事かなと思っている。 【賛否態度の発言】 なし  以上で質疑を終結し、賛否態度の発言なく、起立による賛否態度の取りまとめを行った結果、議第 125号のうち経済建設分科会所管分については、起立全員にて認定すべきものと態度を決定した。 〇以上で当分科会に付託された案件の審査を終了し、当分科会の報告を分科会長に一任することを決 めた。 建設 課長  午前中、災害というか、土砂災害の指定区域の形成というようなことで照会あったと いう話であったので、私のほうから答えさせてもらう。9月11日現在であるけれども、村上市で今 現在土砂災害の危険箇所と考えられているところが516カ所ある。これを土砂法の指定、指定して 告示しているところが全部で365カ所ある。これ法律に基づいて指定なのだけれども、現地を調査 して、地元の説明会をした上、合意を得て、そして区域指定するというのが365カ所ある。そのう ち3つの分類されていて、急傾斜地というのがある、急傾斜地というのは高さが5メートルで、傾斜 度が30度以上あれば崩れる可能性あるというようなことで、この区別しているものが179カ所ある、 これかなりの数である。それと、土石流というのが、これも176カ所ある。これは渓流等で土石流 が流れてくるおそれがあるという指定かけているところだ。そのほかに地すべりだね、地盤そのもの が滑っていくよというふうな危険箇所にしているところが10カ所あって、合計で365カ所ある。こ の数については、指定がされればその都度ふえていく。なお、県のホームページで公開されているの で、もし時間があったらごらんいただければ、そこら辺は随時確認できるかと思うので、よろしくお 願いする。 分科会長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午後2時21分)