平成27年第4回定例会 一般会計予算審査特別委員会審査記録 1 日  時  平成27年12月15日(火)午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第8号) 4 出席委員(22名)          1番  渡 辺  昌  君     2番  尾 形 修 平 君          3番  板 垣 千代子 君     4番  鈴 木 いせ子 君          5番  本 間 清 人 君     6番  川 村 敏 晴 君          7番  冨 樫 宇栄一 君     8番  齋 藤 信一郎 君          9番  竹 内 喜代嗣 君    10番  川 崎 健 二 君         11番  木 村 貞 雄 君    13番  小 池   晃 君         15番  長谷川   孝 君    16番  滝 沢 武 司 君         17番  小 林 重 平 君    18番  佐 藤 重 陽 君         20番  大 滝 国 吉 君         21番  大 滝 久 志 君    22番  山 田   勉 君         23番  片 野 鉄 雄 君    24番  小 杉 和 也 君         25番  平 山   耕 君 5 欠席委員( 1名)         19番  相 馬 エ イ 君 6 地方自治法第105条による出席者         議 長  三 田 敏 秋 君 7 オブザーバーとして出席した者         なし 8 説明のため出席した者         なし 9 議会事務局職員         局  長     田 邉   覚         次  長     小 林 政 一         係  長     鈴 木   渉 (午前10時00分) 委員長(平山 耕君)開会を宣する。 ○本日の審査は、議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第8号)について、それぞれ、 各分会長の審査報告ののち、質疑を行う。 日程第1 議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第8号)を議題とし、議第158号       平成27年度村上市一般会計補正予算(第8号)について、総務文教分科会長 小杉和也      君から審査の概要について報告を受けた後、総務文教分科会報告についての質疑を行い、      市民厚生分科会長 本間清人君から審査の概要について報告を受けた後、市民厚生分科会      報告についての質疑を行い、経済建設分科会長 片野鉄雄君から審査の概要について報告      を受けた後、経済建設分科会報告についての質疑を行う。 総務文教分科会 (報 告) 小杉総務文教分科会長 ただ今上程されている案件、議第158号の議案は、12月1日の本会議にお いて一般会計予算審査特別委員会に付託され、総務文教常任委員会審査範囲について、当特別委員会 に設置された総務文教分科会にて審査を行った。議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算 (第8号)のうち、総務文教分科会審査範囲について、審査の主な経過と結果について、ご報告申し 上げる。当分科会は去る12月9日午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長、教育 委員長、担当課長及び担当職員出席のもと、分科会を開会いたした。初めに、歳入全款について担当 課長に説明を求めた後、質疑に入った。その主な内容は、委員より、第17款寄付金のふるさと納税 寄付金で、ふるさと納税はどのような反響なのか、との質疑に、塩引き鮭、お酒、肉、それから米の 人気が高く、非常に村上の物産は好評である、との答弁。委員より、これらの財源で、どのような施 策を考えているのか、との質疑に、寄付金の活用メニューは、「美しい自然環境と景観整備、保全」、 「芸術、文化、スポーツの振興」、「将来を担う人材の育成」、「健康で安心な暮らしづくり」、 「市長のすすめるまちづくりにおまかせ」の5つあるが、寄付して頂いた方の希望された項目で集計 し、その政策に反映していきたい、との答弁。委員より、ふるさと納税のPR方法はインターネット だけか、との質疑に、インターネットとパンフレットを送る方法があるが、ほとんどがインターネッ トからの申し込みがほとんどである、との答弁。委員より、寄付される方は、どの地域からの申し込 みで、村上市と関係があるのか、との質疑に、都市圏が多く、村上市にゆかりがあるかまでは わからない、との答弁だった。次に歳出について担当課長から説明を求めた後、款ごとに質疑に入っ た。第1款議会費については質疑なく、第2款総務費についても質疑なく、第9款消防費についても 質疑なく、第10款教育費について、委員より、小学校・中学校施設改修費は、つり天井の改修とい うことだが、どの施設で、どのような工事になるのか、との質疑に、天井高6メートル以上、面積が 200平方メートル以上なので、屋内体育館、武道場の天井が対象となるが、骨組みの下に天井板が張 られており、地震の際、落下の恐れがあるので、補強ないし取り外しということで、今回すべて取り 外す。鉄骨がむき出しになるので、塗装や吹き付けで見た目を整える、との答弁。委員より、つり天 井は今まで危ない状況だったのか、との質疑に、詳細に確認したわけではないが、東日本大震災の結 果を見て、国が早急に対応しなさいということで、優良財源がもらえるうちに実施したいと考えた。 今回で市内全部の小中学校のつり天井を取り外せる、との答弁だった。委員より、文化財保護費職員 人件費で、学芸員は何人で、資格を配慮して職員を配置しているか、との質疑に、文化行政推進室の 中で、学芸員資格を有している職員は、埋蔵文化財関係で3名、一般文化財関係で2名、計5名、そ の他、縄文の里・朝日の臨時職員2名が資格を持っており、年代等も配慮して、事業が次の世代にき ちんと引き継がれるよう採用している、との答弁。委員より、学校給食経費修繕料で、修繕される調 理場は具体的にどこか、との質疑に、瀬波小学校の消毒保管庫、保内共同調理場の回転釜、高南共同 調理場の殺菌庫、山北共同調理場の米飯ホッパーなどの修繕である、との答弁だった。以上で質疑を 終結し、総務文教分科会の審査範囲についての賛否の態度を取りまとめるにあたり、委員から賛否の 態度についての発言を求めたが、発言なく、起立採決の結果、議第158号のうち、総務文教分科会 所管の審査範囲については、起立全員で、原案のとおり、可決すべきものと態度を決定いたした。以 上で報告終わる。 総務文教分科会 (質 疑) 小林 重平 ふるさと納税についてだが、大変ありがたい話だが、今の報告の中でどこから納税され ているかわからないというお話だったが、これくらいは事務方として例えば東京の○○市とか、大阪 の△△市とか、そういう村上市に対して、ふるさと納税した自治体というのか、市町村というのか、 こういったものはきちっとしておくべきと思うが今後そういうような方向でぜひ事務方のほうにまと めておくようにお願いしたい、この一点だけお願いしておく。 小杉総務文教分科会長 どの地域からの申し込みで村上市と関係があるかという質疑があって、首都 圏が多いというふうに報告させてもらったが、県ごとのどこから来たという集計がされている、今報 告はしなかったが。それで村上市にゆかりがあるかまではわからないということだったので、担当課 では都道府県別のはきちんとつかんでいると思うので今後何かの機会に議員の皆さんにどこから来て るかというのもお渡しできるようなふうには議長の許可をいただければ、その辺のところを出してい ただくこともできるのかなと思う。 尾形 修平 いま委員長報告にはなかったが、49ページ社会教育施設費の教育情報センターの工事 請負費はどういう工事かというのは委員長ご存知なのか。 小杉総務文教分科会長 委員会の中ではそういう審査はなかったのでいま報告はしなかった。 市民厚生分科会 (報 告) 本間市民厚生分科会長 議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第8号)のうち、市民厚 生分科会での審査内容について報告いたす。去る12月10日の市民厚生常任委員会の請願及び陳情 審査の後、午前10時50分から、第1委員会室において、委員7名、特別委員長及び副委員長、副 市長、担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと分科会を開会いたした。その審査と概要 についてをご報告いたす。歳入全般について担当課長より説明を受けたのち質疑に入ったが質疑はな かった。次に、歳出全般について担当課長より説明を受けたのち各款ごとの質疑に入った。初めに、 第2款 総務費についての質疑はなかった。第3款 民生費では、委員より、緊急通報体制経費は何 件分かとの質疑に、新規が7件で撤去が1件であるとの答弁でした。委員より、利用者数は全部で 何件かとの質疑に、11月現在で116件であるとの答弁だった。委員より、保育園等施設整備審議会 委員報酬とは別かもしれないが、以前全員協議会で説明があった朝日地区保育園の統合の件はどの辺 まで進んでいるのかとの質疑に、今現在においては朝日地区の保護者からアンケートを頂いていると いうことと、意見交換会を行っているところで、今後地元の集落に入って説明会を予定しているとの 答弁だった。委員より、平成29年度から統合するということで理解していいのかとの質疑に、9月 に説明した通り平成29年4月を目標に考えている。また、保育園等施設整備審議会は、その後の整 備についてを検討するということを伝えておくとの答弁だった。第4款衛生費では委員より、岩船上 町墓地のアカマツ4本と、岩船新田町墓地にあるアカシアの木2本の伐採ということだが、金額的に かなりの金額になるが重機とかの関係かとの質疑に、平成27年度以前にも伐採していて、それらの 木は敷地内に集積している、今回はその撤去も含んで重機等を入れての金額となるとの答弁だっ た。債務負担行為では質疑はなかった。以上で質疑を終結し、起立による取りまとめを行った結果、 議第158号のうち市民厚生分科会所管分は起立全員にて可決すべきものと態度を決定した。以上で 報告を終わる。 市民厚生分科会 (質 疑) なし 経済建設分科会 (報 告) 片野経済建設分科会長 ただ今上程されました議第158号 平成27年度村上市一般会計補正予算 (第8号)の内、経済建設常任委員会の所管する審査範囲について審査の概要と経過についてご報告 申し上げる。去る12月11日午前10時より市役所第1委員会室において、正副予算特別委員長、分 科会委員7名、並びに副市長ほか、理事者説明員の出席のもと経済建設分科会を開会致した。最初に 歳入第13款 使用料及び手数料 第14款 国庫支出金 第15款 県支出金第20款 諸収入につ いて担当課長の説明をうけたのち質疑に入った。さしたる質疑なく、次に歳出について、担当課長の 説明を受けたのち質疑に入った。第6款 農林水産業費で委員より「造林・再造林に関して、従来通 り、杉の苗でよいか、花粉の少ない杉の造林などどうか」の質疑に、林業振興係長より「杉の場合は 杉が多くなるが、広葉樹の場合も再造林している」又、農林水産課長より「広葉樹にするか、所有者 と意見交換し、進めている。市からの主導は考えていない」との答弁。第7款 商工費で委員より 「ふるさと納税が当初より増えてきているが、越後村上物産会に委託している経費は」との質疑に、 商工観光課長より「越後村上物産会に発注し、品物と送料の分のみ支払いをしている。事務手数料は 市では支払っていない」との答弁。その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、経済建設分科会の審査 範囲についての、賛否の態度を取りまとめるにあたり、委員の発言を求めたが発言なく、起立採決の 結果、議第158号のうち、当分科会の審査範囲については、起立多数で、原案の通り可決すべきも のと態度を決定致した。以上で報告を終わる。 経済建設分科会 (質 疑) なし 【討論】 竹内喜代嗣 簡潔に述べさせていただく。今回の補正予算には少額だがマイナンバー制度の実施にあ たっての予算が含まれている。マイナンバー制度については個人情報の漏洩や中小企業、零細企業に 多大な負担をかけるものとして窮する声が多くある。そのことを指摘したいと思うので反対させてい ただく。以上である。  以上で質疑を終結し、討論が1件あり、起立による採決を行った結果、議第158号については、 起立多数にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 委員長(平山 耕君)閉会を宣する。 (午前10時16分)