平成27年第3回定例会 一般会計予算・決算審査特別委員会審査記録 1 日  時  平成27年9月24日(木)午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)         議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について 4 出席委員(24名)          1番  渡 辺  昌  君    2番  尾 形 修 平 君          3番  板 垣 千代子 君    4番  鈴 木 いせ子 君          5番  本 間 清 人 君    6番  川 村 敏 晴 君          7番  冨 樫 宇栄一 君    8番  齋 藤 信一郎 君          9番  竹 内 喜代嗣 君   10番  川 崎 健 二 君         11番  木 村 貞 雄 君   13番  小 池   晃 君         15番  長谷川   孝 君   16番  滝 沢 武 司 君         17番  小 林 重 平 君   18号  佐 藤 重 陽 君         19番  相 馬 エ イ 君   20番  大 滝 国 吉 君         21番  大 滝 久 志 君   22番  山 田   勉 君         23番  片 野 鉄 雄 君   24番  小 杉 和 也 君         25番  平 山   耕 君 5 欠席委員         なし 6 地方自治法第105条による出席者         議 長  三 田 敏 秋 君 7 オブザーバーとして出席した者         なし 8 説明のため出席した者         なし 9 議会事務局職員         局  長     田 邉   覚         次  長     小 林 政 一         係  長     鈴 木   渉 (午前10時00分) 委員長(平山 耕君)開会を宣する。 ○本日の審査は、議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)及び議第125号 平成 26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、それぞれ、各分会長の審査報告ののち、質疑を 行う。 日程第1 議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)についてを議題とし、議第 118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)について、総務文教分科会長 小杉和也君か ら審査の概要について報告を受けた後、総務文教分科会報告についての質疑を行い、市民厚生分科会 長 本間清人君から審査の概要について報告を受けた後、市民厚生分科会報告についての質疑を行い、 経済建設分科会長 片野鉄雄君から審査の概要について報告を受けた後、経済建設分科会報告につい ての質疑を行う。 総務文教分科会 (報 告) 小杉総務文教分科会長 議第118号 平成27年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、総務文 教分科会所管分につい審査の主な経過と結果を、ご報告申し上げる。当分科会は去る9月11日午前 10時から第一委員会室において、委員全員、特別委員長、副市長、教育長、担当課長及び担当職員 出席のもと、分科会を開会した。初めに、歳入について担当課長に説明を求めた後、質疑に入ったが、 質疑なく、次に歳出について担当課長から説明を求めた後、款ごとに質疑に入った。第1款 議会費 については質疑なく、第2款 総務費について、委員より、朝日支所庁舎管理経費の工事費の内容は との質疑に、朝日支所のトイレを和式から洋式に変える工事である、との答弁。委員より、地域おこ し推進事業経費の内容はとの質疑に、昨年、全国400以上の自治体が参加した地域おこしフェアに、 今年参加するための経費であるとの答弁。その他、さしたる質疑なく、第9款 消防費については質 疑なく、第10款 教育費について、委員より、市内遺跡埋蔵文化財発掘調査事業経費の伐採業務委 託料は、杉の木を133本伐採したとの説明だったが、杉の木は売れたのかとの質疑に、場所が国指 定の史跡の場所で運び出しの車が入れず、回りが民有地のために木を出せない。史跡を痛めてはいけ ないので、最初から切り倒しているとの答弁。委員より、新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業経 費で、ぶどうスキー場には何か好影響はあるのかとの質疑に、この事業はほとんどの学校がぶどうス キー場を使用するので、影響は大きいとの答弁。委員より、小学校管理経費の伐採業務委託料とは何 かとの質疑に、朝日みどり小学校の松を伐採するもので、本数は12本、一部松くい虫がついたもの と、県道にはみ出している木がある分である、との答弁。その他、さしたる質疑なく、第14款 予 備費、第2条「第2表 地方債補正」については質疑なく、以上で、質疑を終了し、賛否についての 発言を求めたが発言なく、議第118号の賛否態度の取りまとめを起立採決で行ったが、採決の結果、 起立全員で、議第118号のうち、当分科会所管分については、原案のとおり、可決すべきものと態 度を決定した。以上で、総務文教分科会の審査の概要と経過についての報告を終わる。 総務文教分科会 (質 疑) なし 市民厚生分科会 (報 告) 本間市民厚生分科会長 ただいま上程されております議第118号 平成27年度村上市一般会計補 正予算(第6号)のうち、市民厚生常任分科会所管分について、その審査の概要と経過について報告す る。去る9月14日午前10時から第一委員会室において、委員8名、特別委員会正副委員長、副市 長、担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと分科会を開会した。初めに、10時からは委員 会所管課のうち、市民課、税務課、及び環境課の担当課長から議案の説明を受けたのち、各款ごとに 質疑に入った。歳入の第13款 使用料及び手数料では、さしたる質疑はなかった。歳出の第2款  総務費では委員より、岩船町駅の駐輪場の設置では照明はつくのかとの質疑に、照明設置は予定して おるとの答弁。委員より、過誤納還付金の対象一社の背景はとの質疑に、前年度の決算の業績が良か ったため多額の法人税を予定納税して頂いたが、決算したらゼロになり、予定納税した分を還付とな ったとの答弁。第4款 衛生費では委員より、今までは荒川火葬場は友引の日でも火葬を行ってきた が、現在はしてもらえない地域に合わせて取り組めないかとの質疑に、指定管理者との契約時に友引 はしないとなっている、次の契約時には荒川については検討いたしますとの答弁。引き続き、議第 118号の所管課のうち、保健医療課、介護高齢課及び福祉課所管分について午後2時以降、審査した。 歳入の第14款 国庫支出金では委員より、それぞれの家庭の事情があるのだろうが、毎年対象の人 は増えているのかとの質疑に、私どもでは初めてのケースとの答弁。第15款 県支出金では委員よ り、緊急雇用創出が減だが、数字的にはわかるが実態はとの質疑に、利用される方が居なかったとの 答弁。委員より、お知らせ等はどういう形でされたのか、対象者が1人もいなかったというのは補 助金の制度もあるのにとの質疑に、ホームページ等で広報しているが、条件に合う人がいなかったと 理解しているとの答弁。第18款 繰入金、第20款 諸収入では特に質疑はなかった。歳出の第3 款 民生費では委員より、あらかわ保育園の砂の飛散防止にネットを張るのは一時的なもので、グラ ンドそのものに1センチくらい土をかぶせるとかでやって頂きたい、金屋保育園の施設受け入れが 狭いということで、事務室を一部保育室に改修するとの事だが、ビフォーアフターとかで村上市の宣 伝にもなるしアイディアを出してはどうかとの質疑に、いいアイディアだと思うとの答弁。委員より、 近年スズメバチが増えてきている、以前坂町保育園にもスズメバチが巣を組んだが担当課長は放って 置いた、見るに見かねて処分したということだった、事故がなかったからいいが、もし事故でもあっ たら大変な問題になる、保育園の環境を整えて害虫駆除に力を入れてもらいたいとの質疑に、網戸は 平成27年度にすべて設置したとの答弁。第4款 衛生費では委員より、現在の傾向として未熟児は 減っている傾向にあるかとの質疑に、上がったり下がったりしているとの答弁。その他さしたる質疑 なく、以上で質疑を終結し、賛否についての発言を求めたが発言なく、起立により賛否態度の取りま とめを行った結果、議第118号のうち市民厚生分科会所管分は起立全員にて原案のとおり可決すべ きものと態度を決定した。以上で報告を終わる。 市民厚生分科会 (質 疑) 尾形修平  歳出の総務費の交通安全対策費だが、14ページになるが、先ほど委員長のほうから岩 船駅前の自転車駐輪場の件が出たが、この工事請負費が5,700万となっている。その中には岩船駅 前の駐輪場と村上駅前の駐輪場が入っていると思うが、村上駅前は今、まちづくりプランで将来的に 駐輪場の建設も予定されていると思うが、その辺の整合性への質疑は出なかったのか。 本間委員長 その質疑は、特に委員会の中では岩船町駅の件だけで、村上駅前のものは出なかっ た。 相馬エイ  両方の駐輪場整備という説明でなかったか。 本間委員長 質疑はなかった。 相馬エイ  私が質問したときは村上駅前駐輪場の照明はつくのかと質疑したが、照明はつくと。 尾形修平  私の質問の趣旨は応急的に駐輪場を作るのだろうが今、まちづくりプランの中にも駐輪 場という計画はある、その辺との整合性はとれたのかと質問した。 本間委員長 そういう質問はなかった。 相馬エイ  両方の駐輪場整備と言ったんだよね。 (「それはいいんだ」「委員長の報告」と呼ぶ者あり) 経済建設分科会 (報 告) 片野経済建設分科会長 ただ今上程されております議第118号 平成27年度村上市一般会計補正 予算(第6号)のうち経済建設分科会の所管する審査範囲についての審査の概要と経過についてご報告 申し上げる。去る9月15日午前10時から第一委員会室において、委員全員、理事者側から副市長、 担当課長、農業委員会事務局長、水道局長及び関係室長、係長、副参事出席のもと分科会を開会した。 初めに、理事者からの説明を求めた後、質疑に入った。歳入については質疑なく、歳出の第8款 土 木費 道路橋りょう費で、委員より、橋梁長寿命化修繕計画は、いつの時期にどんな形で公表される のかとの質疑に、課長より、公表が義務付けられており今年度から公表するが時期は確認できていな いとの答弁。その他質疑なく、質疑を終結し、賛否態度の発言なく、起立による賛否態度のとりまと めを行った結果、起立全員にて議第118号のうち、当分科会所管分については認定すべきものと態 度を決定した。 (質 疑) なし 【討論】 なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第118号につ いては、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 日程第2 議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、議第      125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、総務文教分科会長 小      杉和也君から審査の概要について報告を受けた後、総務文教分科会報告についての質疑を      行い、市民厚生分科会長 本間清人君から審査の概要について報告を受けた後、市民厚生      分科会報告についての質疑を行い、経済建設分科会長 片野鉄雄君から審査の概要につい      て報告を受けた後、経済建設分科会報告についての質疑を行う。 総務文教分科会 (報 告) 小杉総務文教分科会長 先程の議第118号に引き続き、議第125号 平成26年度村上市一般会計 歳入歳出決算認定についてを議題とし、総務文教分科会で総務文教常任委員会所管分を審査した。初 めに、歳入について担当課長に説明を求めた後、質疑に入ったが、第20款 諸収入について、委員 より、総務雑入で、市町村振興宝くじ市町村交付金とあるが交付金額の大体の予想はつくかとの質疑 に、市町村振興宝くじ市町村交付金はオータムジャンボ宝くじからの交付金で、市町村振興協会基金 交付金はサマージャンボ宝くじからの交付金だが、金額の詳細は交付が決定しないとわからないとの 答弁。委員より、教育費貸付金元利収入で、奨学金の収入未済額があるが、今後はどのように取り組 んでいくのかとの質疑に、返還金の滞納事務処理手続きのマニュアルを作り、滞納にならないように 細やかな対応をとっていくとの答弁。次に歳出について担当課長から説明を求めた後、款ごとに質疑 に入った。第1款 議会費については質疑なく、第2款 総務費では委員より、一般管理費でAED リース料とあるがリース料金は定額なのかとの質疑に、リース料は入札、時期、台数で変動するとの 答弁。委員より、財産管理費は平成25年度が約2,500万円で、平成26年度は約4,800万円とかな り多くなっているがその理由はとの質疑に、平成26年度は、旧村上中央公民館の解体があり増加し たものであるとの答弁。委員より、各支所の緊急対応経費は予算に比べ、決算額が少額だがその理由 はとの質疑に、緊急に対応しなければならない時に使うが住民からの要望等への対応経費は産業建設 課の修繕費で対応している。この経費のことは各区長会にも周知されているとの答弁。委員より、協 働のまちづくり推進事業経費で地域まちづくり交付金は有効に生かされているかとの質疑に、平成 26年度は3年目であるが人口が減っていく中でも地域全体の新たな横のつながりも出てきたし目的 を持って積み立てているところもあるとの答弁。委員より、生活交通確保対策事業経費で、生活交通 確保対策補助金は有効に生かされているかとの質疑に、平成26年度から学割制度もつくり、利用者 数も伸びている。新規の路線開拓にも取り組んでいきたいとの答弁。委員より、市民・連携・交流推 進事業経費の消耗品費の内訳はとの質疑に、市民憲章の額を650個つくり、428施設に飾ったもの であるとの答弁。その他、さしたる質疑なく、第8款 土木費については質疑なく、第9款 消防費 では、委員より、自主防災組織支援事業費補助金は、どのように役立っているかとの質疑に、279町 内区中、194町内区で組織され、結成率は69.5%だが、人口割で82.2%の結成率、新しく組織でき るように研修会も開催しているとの答弁。その他、さしたる質疑なく、第10款 教育費では、委員 より、図書館費で、移動図書館車の利用者数とステーションの場所の変更は考えないのかとの質疑に、 2,651名が利用し、9,297冊の貸し出しがあった。2年続けて実績のないステーションは各区長と相 談して場所を変更しているとの答弁。委員より、特別教育支援経費で、この経費の最近の動向はとの 質疑に、児童生徒数は減っているのに介助支援を要する子どもたちは各学校で増えており、介助員は 小学校で60人、中学校で16人を配置しているとの答弁。委員より、文化芸術振興経費がかなり多 くなっているが、その理由はとの質疑に、組み換えにより、文芸誌発行経費が合算されているからだ との答弁。その他、さしたる質疑なく、第12款 公債費、第13款 諸支出金、第14款 予備費、 実質収支に関する調書、財産に関する調書は質疑なく、以上で質疑を終結し、賛否について発言を求 めたが発言なく、議第125号の賛否態度の取りまとめを起立採決で行ったが、採決の結果、起立全 員で、議第125号のうち当分科会所管分については、認定すべきものと態度を決定した。以上で報 告を終わる。 総務文教分科会 (質 疑) 尾形修平  今ほど委員長の報告の中で、介助員の件だが、小学校が60名、中学校が16名という ことだが、聞いていると介助員の数が非常に足りないと伺っている。福利厚生の面でも時給775円 の単価で、介助員はなるんだけど、すぐやめてしまうというのが現状にあるということだったが、そ のような中身については話はなかったか。 小杉委員長 具体的な時給等についてはなかったが、報告にも述べたが、児童生徒数は減っているの に要求は大きくなっていると。そういった面で今後増やしていきたいような方向性のことは話されて たが、金額的なことはなかった。 市民厚生分科会 (報 告) 本間市民厚生分科会長 次に、議第125号 平成26年度村上市一般会計歳入歳出決算認定を議題 とし、担当課長から説明を受けたのち質疑に入った。歳入の第1款 市税では委員より、市民税の 増加は個人の分は増えないが、法人税が増えたことで増加しているが、どの様な企業がどの様な成果 が出たのかとの質疑に、大手の企業の業績が良かった米菓、養鶏場など地域限定ではあるがとの答弁。 委員より、リストラや病気など色々な家庭の状況で滞納になったり、分納の相談だったりと思うが高 圧的な態度の職員はいないと思うが研修などはあるのかとの質疑に、県の研修や、新発田の機構等の 研修があるので職員を派遣しているし、毎月一回収納対策会議があり事例があれば報告して共通意識 をもって職務にあたっておるとの答弁。第11款 交通安全対策特別交付金、第12款 分担金及び 負担金については、さしたる質疑はなかった。第13款 使用料及び手数料では、委員より、収入未 済額の滞納分はとの質疑に、ごみ処理手数料は1,842,050円で、し尿処理手数料は746,530円との 答弁。委員より、それぞれの件数はとの質疑に、ごみ処理は3件、し尿処理は223件との答弁。第 14款 国庫支出金では委員より、総務費委託料で、自衛官募集の広報事務委託料で、申し込みの実 態等は扱っている所ではわからないのかとの質疑に、村上地区の募集については、地域事務所が新発 田での取り扱いとの答弁。委員より、国民年金の未納について、交通事故や病気や障害を持った時の 知識が全然ないが、何かの機会に事例などお知らせできないのかとの質疑に、年金というと高齢にな ってからというイメージがあるが、障害等もあるので広報に努めていくとの答弁。第18款 県支出 金では、特に質疑はなかった。第20款 諸収入では、委員より、次世代自動車充電インフラ整備の 仕組みが良くわからないが、例えば、朝日みどりの里で充電したら無料になっているが、電気代もか かるのにその仕組みを教えていただきたいとの質疑に、電気自動車の促進のため設置しているので、 市内4箇所については無料。朝日みどりの里については、指定管理なので指定管理料に電気代を含 めてお願いをしているとの答弁。委員より、その分国や県から交付金などあるのかとの質疑に、電気 代については、まるまる市が負担しているとの答弁。歳出の第2款 総務費では委員より、空き家の 管理について、固定資産税が上がるということで家を壊して駐車場にしている例もあるようだが、諸 上寺公園の入り口の別荘のような建物は、現在使われてもなく、持ち主を何年もかけて探しても見つ からない場合、法的に何とかならないのかとの質疑に、撤去されない空き家については問題を抱えて いて、解決には難しいところではあるが、今後どの様に対応していくか、場所によっては危険な所も あるので、他市などにも対応を聞いたりしてい い方法がないか勉強しているところだとの答弁。委員より、樹木があって車道が広く歩道がある所が、 意外と暗いようだし、幾つかの町内にまたがっている道路なので町内の対応ではないと思うが、対策 の方針はとの質疑に、街路樹で隠れている所は防犯灯の間隔をつめたり、町内にも補助を出して設置 をお願いしている、今の要綱を作成してから数年経過しているので検討する必要があるとの答弁。第 3款 民生費、第4款 衛生費、第8款 土木費では委員より、公害対策一般経費の、異臭の問題で は昨年から県にも要請して動いてきて今までの対応しか出来ないのかとの質疑に、鶏舎の中の糞につ いては資源であるということで、家畜排泄物法の指導にはならない、外に漏れ出したものは処分しな さいという指導はするが、強制的な指導がなかなかできないし、なかなか処分してくれない現状であ る、処分には膨大な費用がかかり経営にも支障があるが、県や新発田市の方でも一体となって、更に 厳しく指導して頂いておるとの答弁。引き続き、議第125号 保健医療課、介護高齢課及び福祉課 所管分を議題とし、担当課長から説明を受けたのち質疑に入った。歳入の第12款 分担金及び負担 金では委員より、老人ホームの入居者のお金の管理は徹底しているかとの質疑に、やまゆり荘は平成 27年度から指定管理にお願いしているが、現金を施設側に預けている方がほとんど、現金出納帳を 付けて毎月、御家族のいる方は御家族の方や本人に確認をしていただいているし、施設側にも指導し ているとの答弁。委員より、保育園の滞納繰越分の175万円は何人分かとの質疑に、141件との答 弁。第13款 使用料及び手数料では特に質疑はなかった。第14款 国庫支出金では委員より、朝 日ふるさとのグループホームが交付先となっているが、事業費全体でどれくらい交付になっているか との質疑に、まずこれは定額補助である。1の方は3,090万円、朝日地区が特別豪雪地帯という指 定を受けて、1.08を賭けた3,337,2千円で、2の開設に必要な備品等であるが、補助単価60万円賭 ける9人であるとの答弁。委員より、母子家庭等総合支援等補助金は、全額返還という説明だったが 事業の内容はとの質疑に、将来の就職に役立つ資格を取るための学校に行く際の生活費の給付、ある いは資格に役立つための講座等の受講料に対しての給付となるとの答弁。委員より、折角このような 制度があるのに、ゼロだったのはなぜかとの質疑に、一番の原因は広報の足らなさだと反省している。 だが現在ハローワークと連携して2件の利用者がいるとの答弁。第15款 県支出金、第18款 繰 入金、第20款 諸収入では、さしたる質疑はなかった。歳出の第3款 民生費では、委員より、各 地区の社会福祉協議会では、すべて退職した職員が従事しているのかとの質疑に、その支所によって 違いがありますが、退職した職員もいれば、社会福祉協議会で採用した方もいるとの答弁。委員より、 永く勤めてなれ合いになっている、傲慢であると聞いている、副市長にどうにかしろと言ってもしょ うがないかも知れないが何とかならないものかとの質疑に、私どもには答弁できないが、そのような 話はあるように聞いているとの答弁。委員より、あかまつ荘のカラオケが古く曲も少ないので改善の 要望が利用者からあると聞いているが、後回しになっているのは予算的にどれ位かとの質疑に、その ような要望はある、今ある機械を修理してお願いできないかということ、また新たな機械を入れるこ となど今出来る範囲の中で検討しているとの答弁。委員より、できれば指定管理料で100万円くら い余ったら、何とかあかまつ荘にやれればなあと思っていた、何とか副市長100万円くらい何とか してもらえないものかとの質疑に、声を出すのは元気の源で、長生きの秘訣でもあるので補正で出す のか、新年度予算で出すのか費用対効果も考えて、しっかりと予算付けの方向で頑張らせるとの答弁。 委員より、保育士の臨時職員の待遇は社会保険や賃金の関係は、他市と比べてどの様になっているか との質疑に、20市の関係とか調査はしておったが、今もってきている資料が近隣の胎内市、新発田 市の資料であるが、胎内市だと時給945円、新発田市だと950円、私どもだと900円になり、胎内 市、新発田市とも一時金で夏冬ともあるような形になっていて、私どもは、かなり低いレベルにある のかなと認識しているとの答弁。第4款 衛生費では委員より、村上総合病院は、傲慢な対応である、 税金も投入しているのに、この病院にはいい先生もいるし頑張って欲しいのに何とかならないものか との質疑に、そういう対応は大変遺憾だと思っている、どの様な指導ができるかも含めて新病院の建 設もあるので、病院側と十分な話し合いをしたいと考えているとの答弁。委員より、徳洲会病院は山 北地域にとってはなくてはならない病院だが、残念なのは医療法人格が厚生連とかと違うために補助 金や、村上市の予算をまったく投入していないという現状だが、定期健診や人間ドックなどの要望は ないかとの質疑に、あったとの答弁。委員より、そのようなところに村上市も協力するべきだと思う がいかがなものかとの質疑に、検診については徳州会の体制もあるし、村上総合病院に委託している ところもあるので、あまり遠くないということで朝日地区の検診について、行なって頂くような方向 で検討しているとの答弁。以上で質疑を終結し、賛否についての発言を求めたが発言なく、起立によ り取りまとめを行った結果、起立多数により、議第125号のうち市民厚生分科会所管分については 認定すべきものと態度を決定した。以上で報告を終わる。 市民厚生分科会 (質 疑) なし 経済建設分科会 (報 告) 片野経済建設分科会長 先ほどの議第118号に引き続き、 議第125号 平成26年度村上市一般 会計歳入歳出決算認定のうち、当分科会所管分を議題とし、理事者側より、説明を求めた後、質疑に 入った。 歳入について質疑なく、歳出について第6款 農林水産業費 農業振興費で委員より、新規就農総合 支援事業交付金は7名で、なぜこの金額になるのかとの質疑に課長より、繰り越した分が加わってい るのでこの金額になっている。繰り越しと合わせると14人との答弁。第7款 商工費 企業対策費 で委員より、企業立地促進法基本計画策定業務委託料377万円は外部委託でなく、なぜ内部ででき なかったのかとの質疑に、商工観光課観光交流室長より、経済産業省の同意を得なければならず、1 年がけで県と調整し、国へ申請するため専門業者に委託したとの答弁。委員より、他にもかなりの外 部委託がある。基本は庁内でやれる体制をつくるべきではないかとの質疑に、副市長より、できるも のは市でやるのがベター、安易に委託でなく、しっかり業務量を把握し、発注していきたいとの答弁。 委員より、商工業振興費のプレミアム付商品券について、地域経済に及ぼす効果はどうかとの質疑に、 課長より、平成26年度は大型店が12.04%、それ以外が87.96%となっており、地域経済への効果 はあると思われるとの答弁。第8款 土木費 排水路新設改良費で、委員より、備前屋排水路はいつ までかかるのかとの質疑に、建設課整備室長より、国の予算がつかないが、歩道部分は本年度で終わ らせたい。臨港道路部分は、下水道の関係もあり、臨港道路のボックスが出来れば、それ以降、2年 位かけて終わらせたい、との答弁。委員より、道路橋りょう費で、全体の修繕見通しとスケジュール はとの質疑に、課長より、全体で807橋あり、その都度危険度のあるものから修繕し、2橋が終わ っている。今現在で計画を立てても、また老朽化するので何年に終わるか、スケジュールの立てよう がないとの答弁。委員より、滝矢川の河川改良費について、今の予算ベースだと何年先になるかわか らない。なんとか国県の補助事業に該当はできないかとの質疑に、課長より、河川には1級河川、2 級河川、準用河川があるが、滝矢川は普通河川なので単独事業でやっているとの答弁。以上で質疑を 終結し、賛否態度の発言なく、起立による賛否態度の取りまとめを行なった結果、起立全員にて、議 第125号のうち当分科会所管分については、認定すべきものと、態度を決定した。以上で報告を終 わる。 経済建設分科会 (質 疑) 相馬エイ  今の委員長の報告にはなかったが、中小企業振興基金について申請件数がない制度があ るが、そういうものに対しての改善が必要なのではとの質疑があったが、それはどういう答弁だった のか。 片野委員長 その質疑は委員外の質疑でなかったかと思われるので報告には載せなかった。 【討論】 なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第125号につ いては、起立多数にて認定すべきものと決定した。 委員長(平山 耕君)閉会を宣する。 (午前10時39分)