平成27年第4回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成27年12月11日(金) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  請願第 6号 新潟県に「新潟県森林環境税」の創設を求める請願               議第154号 市道路線の認定について                   議第155号 村上市観光案内物産センター条例を廃止する条例制定について  議第156号 公の施設に係る指定管理者の指定について           議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について           議第163号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)           議第164号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)          議第165号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)          議第166号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)     4 出席委員(7名) 1番  尾 形 修 平 君 3番  平 山   耕 君         4番  山 田   勉 君    5番  齋 藤 信一郎 君         6番  竹 内 喜代嗣 君    7番  川 村 敏 晴 君 8番  片 野 鉄 雄 君 5 欠席委員         なし 6 委員外議員         渡 辺   昌 君   長谷川   孝 君   大 滝 国 吉 君         大 滝 久 志 君 7 地方自治法第105条による出席者         なし 8 オブザーバーとして出席した者         なし 9 説明のため出席した者         副市長            鈴 木 源左衛門君         農林水産課長         山 田 義 則 君         同課農業振興室長       阿 部 正 昭 君(課長補佐)         農業委員会事務局次長     八藤後 茂 樹 君(課長補佐)         商工観光課長         建 部 昌 文 君 同課商工振興室長     三 須   淳 君(課長補佐) 同課商工振興室副参事     佐 藤 克 也 君         同課商工振興室副参事     玉 木 善 行 君         同課観光交流室長       小 川 智 也 君(課長補佐) 同課観光交流室係長      片 岡 昌 幸 君 建設課長           中 村 則 彦 君         同課整備室長     伊与部 善 久 君(課長補佐)         同課整備室副参事   須 貝 民 雄 君         同課整備室係長    小 田 康 隆 君 同課管理室長         小 野 道 康 君(課長補佐)         同課管理室副参事   風 間 貴 志 君 同課日沿道対策室長   山 田 広 良 君(課長補佐)         都市計画課長     東海林 則 雄 君 同課建築住宅室長     志 村   悟 君(課長補佐)         同課計画室長     小 田 正 浩 君(課長補佐) 下水道課長      早 川 明 男 君         同課工事係副参事       中 村 宣 信 君         同課管理業務室長   米 野 信 司 君(課長補佐)         同課管理業務室係長      齋 藤 健 一 君 同課管理業務室係長      伊 藤 孝 雄 君 水道局長       川 村 甚 一 君 同局管理業務室長     内 山 治 夫 君(課長補佐)         同局管理業務室係長      宮 村   勉 君         村上水道事務所長   山 田 知 行 君(課長補佐)         荒川支所産業建設課長     佐 藤 義 信 君         神林支所産業建設課長     遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長     大 滝 清 考 君         山北支所産業建設課長     横 山 政 信 君 10 議会事務局職員               局  長   田 邉   覚               係  長   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(片野鉄雄君)開会を宣する。 〇当委員会の審査の順序については、請願第6号及び陳情第17号について、請願者及び陳情者の意 見を聞くこととしたので、請願第6号の審査の後に協議会を開催して陳情第17号を審査し、その後 一般会計予算審査特別委員会を開会し、経済建設分科会による審査を行った後、当委員会を再開して 審査日程のとおり付託議案の審査することに異議なく、また議会申し合わせにより、請願者及び陳情 者の説明及び質疑の間の休憩として会議録に残さないこととし、そのように決定する。 委員長(片野鉄雄君)請願者(村上市森林組合代表理事組合長、板垣茂樹氏、関川村森林組合代表理 事組合長 橋正衛氏、いわふね森林組合代表理事組合長 山田正幸氏)を入室させる。 (午前10時04分) 片野委員長  それでは、これより請願第6号の審査に入るので、よろしくお願いする。村上市森林 組合代表理事組合長、板垣茂樹様、ご苦労さまだ。関川村森林組合代表理事組合長、橋正衛様、よ ろしくお願いする。いわふね森林組合代表理事組合長、山田正幸様においては、本日は大変お疲れさ まだ。私は、経済建設常任委員会委員長の片野鉄雄である。よろしくお願いする。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  請願第6号 新潟県に「新潟県森林環境税」の創設を求める請願を議題とし、紹介議 員(大滝久志君)から補足説明を受けた後、請願者(村上市森林組合代表理事組合長、       板垣茂樹氏、関川村森林組合代表理事組合長 橋正衛氏、いわふね森林組合代表理事       組合長 山田正幸氏)から請願の趣旨について意見陳述を受けた後、審査結果を文書で       通知する旨を伝えて退席または傍聴させ、審査に入る。 (補足説明) 大滝 久志  今定例会の初日に、本請願の趣旨に対する補足説明を行ったが、そのとき全国47都 道府県中、地方税として森林環境税を導入しているのは37都道府県と申し上げたが、35の誤りだっ たので、訂正しておわび申し上げる。改めて、補足して説明することはない。以上だ。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前10時06分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前10時39分) (審 査) 片野委員長  これから審査に入る。ご意見のある方は発言を願う。 平山  耕  せっかく今この委員会の委員ではないのだけれども、番外・・・ (「委員です」と呼ぶ者あり) 平山  耕  いや、俺ではない。委員外議員に大滝さんがいるので、ちょっと聞きたいのだ。大滝 さんも、全国森林環境税の議員連盟の役員だから、委員だから聞きたいのだけれども、これがもし可 決されてなったとなれば、全国の森林環境税の何か影響あるか。 片野委員長  国吉さんに聞いているのか。 (「大滝さんだ」と呼ぶ者あり) 片野委員長  いいだろう。 大滝 国吉  この新潟県の県税が、ここで可決して意見書が通るということか。 (「はい、そうです」と呼ぶ者あり) 大滝 国吉  通ったらうちらに影響があるかと。だから、今ほど川村委員から言われたけれども、 我々もこの新潟県の環境税を導入してくれというのは、うちの会長がいたときから長年自民党の県連 にもお願いし、県知事にも数回この県税を導入してくれということで要望に行っていた。そして、そ れをその14の会員とともに今までも要望してきた。それでも、県知事はこれは国の仕事であるので、 まず一応うちのほうからよりも県のほうの県税を導入していただきたいということで、いまだにそう いうことを言って我々の話には乗ってくれなかった。それで・・・ (「国税ね」と呼ぶ者あり) 大滝 国吉  いや、県税へ導入することについては、我々の話に乗ってくれなかった。それは何回 も行ってきた。去年の3月にも、新潟県の小野幹事長を筆頭にして面会もさせていただいた。そのと きも強く要望してきたけれども、いまだにこういうふうなことで、我々もそのときにそういう話が出 れば、我々その14の連盟からもそういう要望書を提出させていただきたいというふうな話もいろん なことでも話をさせていただいてはいたのだが、なかなか要望ができないので、うちのその14の県 の連盟の方々にもご理解をいただいて今いるところであった。そして、今村上市にこの請願が出され ることも、我々も私が議会運営委員会の委員長をしていたので、議会運営委員会のときに初めて私も 知って驚いた。ということは、せっかく我々がこうやって活動しているのに、14のその議会にも何 も連絡なく、急に村上市からこういう要望書出たときに、本当に今まで一生懸命活動してきたその連 盟の方々がどういう気持ちを持つか大変不安だったので、この前全員協議会でもそのことは言われた けれども、そういう危惧は私は持っている。以上だ。 片野委員長  よろしいか。 平山  耕  よろしい。 片野委員長  ほかに。 (「意見」と呼ぶ者あり) 片野委員長  いや、審査なのだ。ご意見のある方。 尾形 修平  先ほど質疑の中でも申し上げたけれども、私もこの件に関して趣旨に関しては大賛成 であるし、私が議員になってからずっと言い続けてきたことである。ただ、今全国森林環境税の大滝 幹事長が言われたように、この件に関してはずっと本当に県のほうにも要望してきたし、あと新潟県 の議員連盟の加盟している市町村とも足並みをそろえてやってきたという中で、今回村上市議会がこ の件を採択して意見書を出すということに対して、ほかの自治体の議会の方がどう思われるのかなと いうことが非常に私も懸念される。その中で、委員会としてできるのであれば、請願に関しては趣旨 の採択をされて、意見書の提出に関しては、時期を見てということで私はいいのではないかというふ うに思う。 川村 敏晴  では、私からも一言。やはり何回も言うようだけれども、なかなか一市町村が単独で 意見書を出したといって、県知事が動くことはないというふうなことを前提に、目的を達成するため の手段としてやはり政治活動するべきだと。そういう立場から、森林組合の皆さんのお気持ちは重々 わかるのだけれども、我々議会議員として目的を最大限達成するための政治手法としては、やはり県 内の森林組合さん全体がまとまること。そして、少なくとも森林環境税導入の自治体のある森林環境 税さんがまとまり、それに呼応したような形でその議会が同時に県に物申すというやはり形が整って、 県のほうでも聞く耳を持つ。これは、何事でもそうなのだけれども、そういう手法があって、ようや く道が切り開かれていっているわけなのだ。ここを今国税が口を開こうとしているやさきに、国税で 創設を求めている全国の促進議員連盟の足並みを乱さないということも大切だと思うが、それよりも 目的達成のための政治活動を最大限優先するためには、趣旨については賛同できるが、意見書の提出 はやはり全県の森林組合さんの体制が整うのを待ち、そこに呼応して村上市議会としても関連の促進 議員連盟の議会に呼びかけながら一致団結した意見書の提出をすべきであると、強く私はそう感じる ので、今回は趣旨を採択させていただくが、意見書の提出については見合わせていくべきだと、この ように感じている。 片野委員長  ほかに。 (「なし」と呼ぶ者あり) 片野委員長  これは、そうすると請願は意見書を出してくれという請願になっているから、2 つ・・・ (何事か呼ぶ者あり) 片野委員長  だから、それに賛成の人もいるだろうし、今みたい違う意見もあるわけだ。それ両方 を諮らなければならないのではないか。県に意見書を出したほうがいいというこの請願のとおりのい いという人と、これを変更して訂正の請願・・・ (「訂正の請願はない」と呼ぶ者あり) 片野委員長  訂正の請願はない。これに賛成か反対かだ、そうすると。 (「それでいい」と呼ぶ者あり) 片野委員長  それしかないね。 (「はい」と呼ぶ者あり) 片野委員長  ということである。この請願は、以上の事項に基づき新潟県に意見書を提出してくだ さるよう請願すると、こういう請願である。これに賛成か反対か、それでいきたいと思う。いいね。 (「はい」と呼ぶ者あり) 片野委員長  審査はこれで終わる。  以上で審査を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、請願第6号は、起 立少数にて不採択すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前10時48分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午後1時03分) ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第154号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長(建設課長 中村則彦君) から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 建設 課長  お願いする。それでは、議第154号 市道路線の認定である。資料をお開きいただ きたいと思う。村上地区2路線である。別記のほうをごらんいただきたいと思うが、下の表、認定路 線の幅員延長調書と路線説明図によって進めさせていただく。1路線目は、泉町1号線である。幅員 は4.8メートルから8メートルで、延長が76.5メートルである。右の路線説明図をごらんいただき たいと思う。起点であるが、主要地方道新潟新発田村上線、北線である。この交差分であって、終点 は三面川のほうに向かった方向になる。この道路については、これまでも地区の皆様方が生活道路と して利用していた金比羅川排水路の管理用通路であるが、このたび地区の要望を受けて市道として認 定するものである。次に、仲間町22号線である。ページを戻っていただいて、認定路線の幅員延長 調書をごらんいただきたいと思うが、幅員は6.2メートルから6.7メートル、延長は95メートルに なる。道路用地の寄附を受けたので、このたび市道に認定するものである。次のページの路線説明図 をごらんいただきたいと思うが、道路の位置は国道7号だ。ウオロク東店さん前、その向かいのユニ アス様、これ旧マルイさんであるが、その横の道路であって、ここを起点として終点はお城山方向に 向かったところになる。以上2路線について市道の認定をお願いするものである。よろしくお願いす る。 (質 疑) なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第154号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第155号 村上市観光案内物産センター条例を廃止する条例制定についてを議題と し、担当課長(商工観光課長 建部昌文君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 それでは、議第155号 村上市観光案内物産センター条例を廃止する条例制定につ いてご説明を申し上げる。この廃止する条例制定については、瀬波温泉にある村上市観光案内物産セ ンターを老朽化により解体するため、平成28年2月1日付で廃止しようとするものである。なお、 解体工事は、現在建設中の公衆トイレ、工期が来年の1月28日までとなっているが、このトイレ完 成後に実施する予定である。以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 片野委員長  副委員長、いいか。 (「ありますか」と呼ぶ者あり) 片野委員長  ちょっといいか。 (副委員長、委員長と交代) 片野 鉄雄  そうすると、この条例は廃止でいくようだが、現在の観光案内物産センター、ここで やっていたか、あれはあの建物そのものはもうなくして、そしてその中にいる人はどんなふうな形に なるか。 商工観光課長 この観光案内物産センター解体に伴い、今ある瀬波温泉旅館協同組合の事務所につい ては、その向かい側にある木村まんじゅう屋さんの脇の空き店舗に仮事務所を置く。また、解体工事 を行って更地になるが、その同じ場所に瀬波温泉2丁目区で案内機能のある集会施設を建設する予定 となっている。 片野 鉄雄  では、その集会施設のところに旅館組合の事務所なんかが併設されるわけか。 商工観光課長 そのとおりである。 片野 鉄雄  終わる。 (委員長、副委員長と交代)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第155号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第156号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長(農林 水産課長 山田義則君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 農林水産課長 このたびの本農村公園については、荒川地区の中倉農村公園は新たに地元自治会に指 定をお願いしようとするものである。また、この公園は、中倉区の荒川側のほうに位置して、面積は 2,144平方メートルである。指定管理者となる団体、施設管理及び運営の要旨等については、お示し している指定管理者の指定に係る資料のとおりであるので、ご参照をお願い申し上げる。以上、簡単 ではあるが、説明を終わらせていただく。 (質 疑) なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第156号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長(商工 観光課長 建部昌文君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 それでは、議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について説明申し上げる。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、山北交流広場、指定管理者となる団体につ いては、村上市小俣301番地、小俣集落区長、佐藤庄平さんとなっている。また、指定の期間は、 平成28年4月1日から平成38年3月31日というふうになっている。済みませんが、指定管理者の 指定に係る資料の15Pをお開きいただきたいと思う。2の根拠条例から4、公募によらない理由ま でについては、記載のとおりである。5、指定管理者となる団体の概要だが、この団体は小俣集落住 民で組織し、平成18年から広場の受託及び指定管理者として適正かつ効果的な運営を行っている。 6の施設管理及び運営の提案要旨中、指定期間における申請指定管理料は146万9,000円となって いる。選定委員会からは、7、選定委員会の答申・意見のとおり、団体及び指定申請書等の内容につ いて了承をいただいているところである。以上である。 (質 疑) 尾形 修平  指定管理料の、先ほど出たけれども、146万9,000円か。主な使途はどういうことを 考えているのか。 商工観光課長 施設設備、備品等の維持管理、それから経常的な修繕、1件1万円未満の経常的な修 繕である。そういったものの負担ということになっている。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第157号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  議第163号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、 担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第163号 平成27年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号) について概要をご説明させていただく。第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億 9,740万円を減額し、予算の総額を48億2,140万円とさせていただいた。第2条の地方債の補正に ついては、4Pに記載のとおり、下水道建設事業費の減額補正に伴って地方債限度額の変更をするも のである。歳入歳出の主なものについては、説明書によりご説明申し上げる。8P、9Pをお開きく ださい。9Pの説明欄でご説明させていただく。第3款1項1目下水道事業費国庫補助金については、 社会資本整備総合交付金の交付決定額の減額に伴って1億650万円を減額させていただいた。第4 款1項1目一般会計繰入金については、事業の決算見込みから1,738万6,000円を減額させていた だいた。第5款1項1目の前年度繰越金については、前年度決算により昨年度からの繰越金928万 6,000円を追加させていただいた。第7款1項1目の下水道事業債、1、公共下水道事業債について は、交付金の減額に伴う建設事業費の調整によって、下水道事業債を8,280万円を減額させていた だいた。次に、歳出についてご説明させていただく。10P、11Pをお開きください。11Pの説明欄 で、第1款1項1目総務管理費の1、公共下水道事業職員人件費については、人事異動による人件費 の調整などにより523万7,000円を減額させていただいた。2目施設管理費の1、公共下水道事業 施設維持管理経費については、浄化センターの処理水量の増加に伴い、高分子凝集剤など薬品の購入 費が不足するため、200万円を追加させていただいたものである。次に、2項1目下水道建設費につ いては、交付決定をいただいた社会資本整備総合交付金の事業費に合わせ、事業箇所、事業規模の見 直しを行って1億9,407万1,000円を減額させていただいた。説明欄で1、公共下水道建設経費の 測量設計等委託料については、交付金の減額配分によって汚水管渠の実施設計委託料などで4,000 万円を減額した。工事請負費についても、配分された交付金内での事業規模を見直して、管渠布設工 事や整備延長、マンホールポンプの縮減などによって4,000万円を減額した。なお、管渠整備につ いては、当初約6.7キロを予定していたが、400メートルほど短い約6.3キロの整備延長になる見込 みだ。整備延長の減少については、今後の事業の進捗に大きく影響を与えるものではなく、予定どお り平成30年度までには管渠整備を終えることができるものと考えている。次に、補償金だが、こち らについては、管渠整備の延長などによって支障となる水道管やガス管の移設補償費1,700万円を 減額させていただいた。次に、2、公共下水道改築更新経費になるが、こちらも全て交付金額の決定 により減額補正させていただいた。測量設計等委託料については、村上浄化センターの耐震補強実施 設計業務委託や村上処理区の管渠耐震診断調査業務委託費などで4,950万円を減額した。工事委託 料については、日本下水道事業団に委託している瀬波第2中継ポンプ場改築更新工事委託の内容を見 直して3,750万円を減額した。なお、今年度は修繕等の工事は行っていないので、ポンプ場の機能 は確保されており、交付金の減額による支障は来していない。次に、工事請負費だが、こちらについ ては長寿命化計画に基づく瀬波第2中継ポンプ場からの発送管の更新工事や府屋処理区内のマンホー ルぶたの更新工事など、施工箇所の見直しを行って1,100万円を減額させていただいた。なお、瀬 波第2中継ポンプ場からの圧送管更新工事については、施工延長で約90メートル縮小したが、損傷 が大きい箇所から工事を実施し、段階的に事業を実施しているので、こちらも交付金の減額による支 障は来していない。次に、3、公共下水道建設事業職員人件費については、人事異動による人件費の 調整などによって92万9,000円を追加させていただいた。次に、第3款1項1目予備費だが、予算 書の端数調整のため9万2,000円を減額させていただいた。以上である。 (質 疑) なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第163号は、 起立全員にて可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第7  議第164号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、 担当課長(下水道課長 早川明男君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第164号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号) について概要をご説明させていただく。第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ770 万円を減額し、予算の総額を11億3,350万円とさせていただいた。歳入歳出の主なものについては、 説明書によりご説明申し上げる。7P、8Pをごらんください。歳入で、第4款1項1目一般会計繰 入金については、人事異動による職員人件費の調整などによって776万3,000円を減額させていた だいた。第5款1項1目繰越金で、説明欄の1、前年度繰越金については、前年度決算によって昨年 度からの繰越金6万3,000円を追加させていただいた。次に、歳出についてご説明させていただく。 9P、10Pをごらんください。10Pの説明欄で、第1款1項1目農業集落排水総務管理費の1、農 業集落排水事業総務管理経費、消費税については、消費税の確定申告によって今年度中の納付税額が 確定したことによって533万9,000円を減額させていただいた。2、集落排水事業職員人件費につ いては、人事異動による人件費の調整などにより35万円を減額させていただいた。4目農業集落排 水施設管理費の1、農業集落排水事業施設維持管理経費、工事請負費については、平成12年に設置 した山辺里処理場の透視度計が動作不良によって交換する必要が生じたので、240万円を追加させて いただくものである。次に、2項1目農業集落排水建設費の1、集落排水改築更新職員人件費につい ては、人事異動による人件費の調整などによって437万4,000円を減額させていただいた。第3款 1項1目予備費については、予算書の端数調整のため3万7,000円を減額させていただいた。以上 である。 (質 疑) なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第164号は、 起立全員にて可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第8  議第165号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長(水道局長 川村甚一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、議第165号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) についてご説明を申し上げる。1P目をごらんいただきたい。第1条については、歳入歳出予算の補 正であって、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,050万円を減額をして、予算の総額を8億9,650 万円とするものである。次に、7P、8Pをごらんいただきたい。歳入についてである。第1款分担 金及び負担金、1項1目工事負担金では、消防本部からの消火栓の修繕工事の負担金として480万 円を追加している。次に、3款国庫支出金、1項1目簡易水道事業費国庫補助金では、国のシーリン グ等による国庫補助金額の減額に伴って、蒲萄地区簡易水道統合整備事業費補助金1,894万7,000 円、南大平・指合・河内地区簡易水道統合整備事業費補助金1,560万6,000円の合わせて3,455万 3,000円を減額をした。次に、第4款繰入金、1項1目一般会計繰入金では、不時修繕等の増加に伴 って119万9,000円を追加し、第5款繰越金では、前年度決算によって前年度繰越金を194万 6,000円減額するものである。次に、歳出である。9P、10Pをお願いする。第1款総務費、1項1 目一般管理費では、平成27年度の支出分の消費税額の確定によって106万9,000円を、人事異動等 に伴う職員人件費44万9,000円をそれぞれ減額した。2目施設管理費では、冬期の漏水等今後の施 設の不時修繕等に備えるため、修繕料を295万6,000円追加させていただくものである。次に、2 款施設費、1項1目施設建設費では、簡易水道建設改良経費においては、蒲萄、滝の前、坪根、指合、 南大平ほか6件の消火栓の修繕等工事請負費480万円を増額をし、簡易水道事業国庫補助金の減額 によって、蒲萄地区簡易水道統合整備事業の工事請負費1,894万7,000円、並びに南大平・指合・ 河内簡易水道統合整備事業の工事請負費1,560万6,000円、合わせて3,455万3,000円を減額し、 また施設維持管理にかかわる職員の時間外勤務手当等人件費16万7,000円を増額するものである。 最後に、3款公債費、1項2目の償還金、利子及び割引料では、償還利子が確定したことによって 235万2,000円を減額するものである。以上である。 (質 疑) 尾形 修平  10Pの簡易水道の建設改良費、これ消火栓の交換ということだと思うのだけれども、 6件で480万ということになれば、1基80万というふうに出るのだけれども、単純に中からという か、管も取りかえるのでなくて、上の消火栓の本体の取りかえだけで1基80万もかかるという理解 でいいのか。 水道 局長  いろいろあって、例えば弁のついていないところに仕切り弁をつけるだとか、あるい は舗装のある部分を切って管を回すだとかあって、押しなべて平均をしてということであるので。 尾形 修平  この今6件に関しては、更新ではなくて新設も含めてという理解でいいのか。 水道 局長  いえ、新設はなく、更新である。 竹内喜代嗣  国の交付金の関係で減額ということなのだけれども、そうすると工事請負費が減額に なっているのだけれども、これは実際工事がことしやる分が減るというような、そういう考え方でい いのか。それとも、安上がりになるのか。素人みたいな。 水道 局長  予定の工事については、そのとおり実施をできるわけである。請け差であるとか、い ろいろなことによって、まだ工事費は確定はしていないが、一応減額と同額の部分を工事費で落とし ているということである。 平山  耕  10Pの施設建設費なのだけれども、南大平というのか、河内の簡易水道なのだけれ ども、水源は石川か。指合のほう。指合ではなくて南大平の。 (「上水道につながっている」と呼ぶ者あり) 平山  耕  そういうのか。 水道 局長  統合ごとということであるか。 (「統合ですね」と呼ぶ者あり) 水道 局長  これは、神林の上水道と統合するので、川部の水源地ということになる。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第165号は、 起立全員にて可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第9  議第166号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、担当 課長(水道局長 川村甚一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、議第166号 平成27年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)につ いて説明を申し上げる。1Pをごらんください。第2条は、収益的収入及び支出の補正であって、第 1款水道事業費用、第1項営業費用を58万2,000円減額をし、収益的支出の予算を10億5,345万 2,000円とするものである。第3条については、資本的収入及び支出の補正である。初めに、2Pを ごらんください。第1款資本的支出、第1項建設改良費を5万2,000円減額をして、資本的支出の 予算を11億808万6,000円とするものである。これによって、資本的収入額が資本的支出額に対し て不足する額は7億2,926万5,000円となって、これを当年度消費税等資本収支調整額5,861万 5,000円、当年度分損益勘定留保資金3億9,466万1,000円、減債積立金5,000万円及び建設改良費 積立金2億2,598万9,000円で補填するものである。補正の内容については、3P、4P、収益的 収入及び支出においては、営業費用では原水及び浄水費で、浄水用の電気料金324万円を追加、ま た配水及び給水費、総係費ではそれぞれ支出対象となる職員1名を増減したことによって、また人事 異動等による調整によって給料、手当、賞与、引当金及び共済費合わせて382万2,000円を減額し、 営業費用全体で58万2,000円を減額するものである。また、5、6Pの3条の資本的収入及び支出 については、拡張事業費において制度改正等による職員人件費5万2,000円を減額するものである。 最後に、第4条は、議会の議決を経なければ流用できない経費の補正である。職員給与費を387万 4,000円減額をし、1億2,856万円とするものである。以上である。よろしくお願いする。 (質 疑) なし  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第166号は、 起立全員にて可決すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを決め 閉会する。 委員長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午後1時37分)