平成28年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成28年9月6日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 3号 免税軽油制度の継続を求める請願書                  第 5  報第  7号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について           報第  8号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について        第 6  報第  9号 継続費精算の報告について                      第 7  報第 10号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につい             て                                 第 8  報第 11号 専決処分の報告について                            報第 12号 専決処分の報告について                       第 9  議第104号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第105号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第106号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第107号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第10  議第108号 専決処分の承認を求めることについて                 第11  議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について              議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第12  議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について              議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について                    議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について               議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第13  議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について            議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例制定につい             て                                      議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第14  議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)            第15  議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第16  議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         第17  議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                       〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  日程第 4  請願第 3号 免税軽油制度の継続を求める請願書   日程第 5  報第  7号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について          報第  8号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について   日程第 6  報第  9号 継続費精算の報告について   日程第 7  報第 10号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告に               ついて   日程第 8  報第 11号 専決処分の報告について     報第 12号 専決処分の報告について   日程第 9  議第104号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          議第105号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          議第106号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          議第107号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   日程第10  議第108号 専決処分の承認を求めることについて   日程第11  議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について             議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について           日程第12  議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について            議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について                  議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について       議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について   日程第13  議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について           議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例制定に               ついて          議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について           日程第14  議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)          追加日程第1 一般会計予算・決算審査特別委員会の設置について                追加日程第2 一般会計予算・決算審査特別委員会の委員の選任について             日程第15  議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    日程第16  議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について       日程第17  議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                     〇出席議員(26名)    1番   小  杉  武  仁  君     2番   河  村  幸  雄  君    3番   本  間  善  和  君     4番   鈴  木  好  彦  君    5番   稲  葉  久 美 子  君     6番   渡  辺     昌  君    7番   尾  形  修  平  君     8番   板  垣  千 代 子  君    9番   鈴  木  い せ 子  君    10番   本  間  清  人  君   11番   川  村  敏  晴  君    12番   小  杉  和  也  君   13番   姫  路     敏  君    14番   竹  内  喜 代 嗣  君   15番   平  山     耕  君    16番   川  崎  健  二  君   17番   木  村  貞  雄  君    18番   小  田  信  人  君   19番   長 谷 川     孝  君    20番   小  林  重  平  君   21番   佐  藤  重  陽  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   板  垣  一  徳  君    26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    忠           聡   君 教  育  長    遠   藤   友   春   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     川   崎   光   一   君        税 務 課 長    建   部   昌   文   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    加   藤   良   成   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     竹   内   和   広   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    中   村   る み 子   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長 代表監査委員     瀬   賀       良   君        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    長       研   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長  田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前 9時59分  開 会 〇議長(三田敏秋君) 改めまして、おはようございます。ただいまの出席議員数は全員です。定足 数に達しておりますので、これから平成28年第3回定例会を開会いたします。   市長から招集のご挨拶をお願いいたします。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆様、おはようございます。冒頭このたびの台風10号によりまして、東北 地方から北海道にかけて甚大な被害が発生し、犠牲となられました方々のご冥福を心からお祈り申し 上げますとともに、被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。現在なお東日 本大震災からの復興のさなかであり、改めて被災地の一日も早い復興を願うものであります。   本日、平成28年村上市議会第3回定例会を招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお 忙しい中ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。   本日提出いたしました議案は、公社の経営状況の報告2件、継続費精算の報告1件、決算に基づ く健全化判断比率及び資金不足比率の報告1件、専決処分の報告2件、人事案件4件、専決処分の承 認1件、事務の委託1件、条例の制定1件、条例の一部改正4件、条例の廃止1件、指定管理者の指 定14件、補正予算5件、決算の認定11件の合わせて48件であります。よろしくご審議の上、原案 どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(三田敏秋君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。   ここで副市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。   副市長。 〇副市長(忠  聡君) ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、貴重なお時間をおか りしましてご挨拶を申し上げたいと思います。   さきの第2回定例会におきまして、市議会の皆様から選任のご同意をいただき、去る9月1日付 で副市長を拝命させていただきました忠聡と申します。議員の皆様からは、多くのご理解とご支援を 賜り、改めて感謝申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。   私は、神林地区の農家に育ち、農協職員として勤務した後、農業法人を仲間とともに立ち上げて、 足かけ33年間、本年の7月まで代表役員を務めてまいりました。これまで行政への勤務経験は全く なく、このたびの職務に対してもいささかの不安を感じておりましたが、高橋市長から「仕事はチー ムで行うもの」とのお言葉をいただき、議会の皆様方や職員の方々とともに役割と責任を自覚しなが ら、総合力を発揮して市民ひとりひとりの幸せ実現のために微力ながら高橋市長の補佐役として任務 を遂行させていただくべく、努力をいたす覚悟でございます。   議員皆様方もご承知のとおり、新潟県の最北に位置する我が村上市は、海、山、川、平野ありの 大変自然豊かな土地であります。そうした恵まれた環境から、食材の宝庫として知られるところであ ります。また、中心地は城下町としての歴史や文化が色濃く残り、近年では地元有志の方々の活動に より、県の内外から多くのお客様が訪れることとなりました。   新市として合併から8年がたち、同時に作成された第1次総合計画から次の第2次総合計画の作 成が進められているところでありますが、中でも最大の課題は人口減少対策であると認識しておりま す。昨年1年間に本市では約1,000人程度の人口減となっておりますが、若い世代がこの地で働き、 生活し、そして結婚して子供を産み育てられる環境づくりが急務であると考えております。そのため の振興対策が村上市総合戦略として、また人口減少対策への基礎資料として人口ビジョンが昨年策定 されたところでございます。それに基づいて、各種施策が本年、平成28年度より高橋市政のもとで 進められております。こうした取り組みを絶えず検証しながら、見直すべきは改善して実行していく ことが人口減少のベクトルを和らげることにつながるものと確信をしております。地域にある豊富な 資源を活用して、交流人口の拡大や経済の活性化にこれまでの経験が生かせれば幸いと考えておりま す。   議員の皆様方におかれましては、浅学非才の私に対しまして、より一層のご指導とご鞭撻を賜り ますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 (拍手)                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、鈴木いせ子さん、22番、大滝国吉君を指 名いたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについてを報告お願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 川村敏晴君登壇〕 〇議会運営委員長(川村敏晴君) 皆さん、おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱いに ついて申し上げます。   平成28年第3回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る8月30日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員7名、議長、副議長、各常任委員長、総務課長、総務課参事並 びに議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果についてご報 告申し上げます。   会期につきましては、本日9月6日から9月30日までの25日間といたしました。   審議日程につきましては、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、 残る議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。また、 一般会計補正予算及び一般会計歳入歳出決算の認定に係る審査については特別委員会を設置し、これ を審査することといたしますので、よろしくお願い申し上げます。   8日、9日、12日の3日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   14日は総務文教常任委員会、15日は市民厚生常任委員会、16日は経済建設常任委員会を開催 し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   20日、21日、23日、27日は一般会計予算・決算審査特別委員会を開催し、付託議案の休会中 の審査をお願いいたします。   9月30日は本会議を開催し、各委員長から委員会の審査報告を受けた後、採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、請 願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受け た後、経済建設常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案の議案の取り扱いについて、以下の議案名を省略させていただきますが、報 第7号、報第8号については一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   報第9号、報第10号についてはそれぞれ単独上程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第11号、報第12号については一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   次に、議第104号から議第107号までの4議案については、人事案件でありますので、一括上 程とし、一括質疑の後、討論を省略し、それぞれボタン式投票による即決といたします。   次に、議第108号については単独上程とし、質疑、討論の後、ボタン式投票による即決といた します。   議第109号から議第129号までの条例の制定及び一部改正並びに条例の廃止、事務の委託、指 定管理者の指定の21議案については、それぞれ3常任委員会に付託し、議第109号及び議第110号 については一括上程、一括質疑の後、総務文教常任委員会へ、議第111号から議第116号までの6 議案については一括上程、一括質疑の後、市民厚生常任委員会へ、議第117号から議第129号まで の13議案については一括上程、一括質疑の後、経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)については、単独上程、質疑の後、 議長提案により一般会計予算・決算審査特別委員会を設置し、正副委員長互選の後、一般会計予算・ 決算審査特別委員会へ付託いたします。なお、特別委員会の正副委員長互選のため、本会議休憩中、 第1委員会室に招集されますので、ご承知おきください。   議第131号から議第134号までの平成28年度村上市各特別会計補正予算の4議案については一 括上程、一括質疑の後、議第131号及び議第132号は市民厚生常任委員会へ、議第133号及び議第 134号は経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については単独上程とし、質疑の後、 一般会計予算・決算審査特別委員会へ付託いたします。   最後に、議第136号から議第145号までの平成27年度村上市各会計歳入歳出決算の認定につい ては一括上程、一括質疑の後、議第136号及び議第137号は総務文教常任委員会へ、議第138号は 経済建設常任委員会へ、議第139号から議第141号までの3議案は市民厚生常任委員会へ、議第 142号から議第145号までの4議案は経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は9月1日正午で締め切ったところ、13名の通告がありましたので、9 月8日及び9日はそれぞれ5名、12日は3名が3日間の日程で本会議において一般質問を行うこと といたします。   最後に、討論の通告及び請願・陳情に伴う意見書の提出期限は9月28日、その他の意見書提出 期限は9月13日それぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についてのご報告を終了いたします。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から9月30日までの25日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月30日までの25日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(三田敏秋君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いいたします。 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成28年第2回定例会でご報告申し上げた以後、配付報 告書のとおり火災は建物火災4件、林野火災1件で、計5件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては、本年5月から7月までの 間に1,032件、総額で2,557万3,002円の申し込みを受けることができました。深く感謝申し上げ ますとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書 〇議長(三田敏秋君) 日程第4、請願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書を議題といたし ます。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら発言を許します。   6番、渡辺昌君。           〔6番 渡辺 昌君登壇〕 〇6番(渡辺 昌君) ただいま上程されました請願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書に ついてでありますが、請願趣旨及び請願事項は記載のとおりであります。請願書に添付された説明に もありますように、索道事業は第1次産業を主要産業とする自治体において、冬季間の観光推進や雇 用の場の確保に大きな役割を果たしております。単にスキー場の雇用にとどまらず、周辺の飲食業、 宿泊業、土産物などの物品販売業など、その影響は広範囲に及ぶものとなります。中山間地域の活力 を維持するためにも、地域経済雇用に大きく寄与しているスキー場の存続は欠かすことができず、ス キー場の安定経営の一助となっている軽油の免税制度は必要欠くべからざるものであります。本市に おきましても蒲萄スキー場があり、経費削減の観点からも免税軽油制度の継続が大いに必要でありま す。   なお、平成25年第4回定例会におきまして、平成26年度末に廃止予定となっていた同制度の 継続を求める請願書が今回と同様に提出され、全会一致での採択により国の関係機関に意見書が提出 されております。今回の請願につきましても、慎重審議の上、全会一致で採択されますようお願い申 し上げます。 〇議長(三田敏秋君) ただいま議題となっております請願第3号については、会議規則の規定によ り請願文書表のとおり経済建設常任委員会に付託いたします。                                              日程第5 報第7号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について      報第8号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第5、報第7号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告 について並びに報第8号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告についてを一括議題とい たします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第7号及び報第8号につきましてご報告を 申し上げます。   これら2件は、村上市が出資をしております2つの法人について、地方自治法第243条の3第 2項の規定によりご報告するものであります。   初めに、報第7号は公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況についての報告であります。 当公社は、自然、伝統、文化、歴史的遺産、物産等の観光資源を掘り起こし、維持、保存し、これを 有効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興並びに創造性豊かで活力 ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営をいたしており、平成18年度から市の指定管理者 として村上市民ふれあいセンター、イヨボヤ会館、おしゃぎり会館等の管理運営を行っております。   平成28年度の事業計画は、同公社の定款第4条の規定による観光振興や教育、文化、芸術振興 等の公益目的事業及び同定款第5条に規定するオリジナルグッズの製造、販売、そして施設管理等の 収益事業を行い、事業費は総額1億8,112万円であります。また、平成27年度の事業実績につきま しては、計画されました公益目的事業であります観光PRや収益事業のオリジナルグッズの製造、販 売、施設の管理事業などそれぞれの事業目的に沿って実施し、その収支は配付の事業実績報告書のと おりであります。   次に、報第8号は公益財団法人山北産業振興公社の経営状況についての報告であります。当公社 の前身であります財団法人山北町産業振興公社は、平成10年2月に設立し、農林業の担い手育成、 農林漁業の作業支援や地域資源を活用した事業の取り組みを行い、地域産業の振興を図ることを目的 に運営しております。特に中山間地の条件不利地域の農作業受託は、国土保全と山北地域の農業振興 に大きく寄与しているところであります。   平成28年度事業計画についてでありますが、天候の影響を受けやすい米の生産は圃場条件に適 した管理体制のもとで作業効率の向上を図り、品質の向上と安定産量確保による反別当たりの増収を 目指します。全体目標として、事業実施計画にあります数値に向け実現できるよう努力してまいりま す。また、平成27年度事業実績では、事業収入が計画に対し98.6%、約72万円の減少となりまし た。この減少の要因は、農業収入における米の品質低下等に伴う収量の減少が主なものであります。 一方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の節減に努め、その収支は配付の事 業実績報告書のとおりであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ご苦労さまです。この2つの公社の詳細については、後日毎年経済建設の ほうに事務局長からいろいろとご説明ありますので、そのときでやりとりいたしますが、私大きな枠 の中でちょっとご質問したいのですが、このイヨボヤの里開発公社、そして並びに山北産業振興公社 については、平成27年度で今記載されているとおり1億8,112万円の全体の収入のうち、村上市か らの指定管理料として1億6,334万2,000円を支出して、これはイヨボヤの里開発公社は運営委託 事業収入として記載されていると、これはこれでいいのでしょうけれども、この団体は指定管理者で ございます。村上市から指定管理者の公募によらない方法で選定委員会のほうから選定されて、今回 も議案にのっていますけれども、来年の4月からの分議案に出ていますので、それはそれでいいので しょうけれども、もう一つの山北産業振興公社、これは事業実績として5,411万619円の全体の収 入のうち3,399万476円、これは道路の整備やあとは除雪作業、その他草刈り、いろいろなものを 村上市から公金として受け取ってやっているという事業実績を持っております。そのうちイヨボヤの 里開発公社について見れば、市長が昨年の8月3日に理事に就任し、そして代表理事務めております。 山北の産業振興公社は、今副市長かわられましたけれども、前副市長の鈴木源左衛門氏が代表理事と してそこに就任しております。ここで私が言いたいのは、地方自治法から見て、法的な疑問点をちょ っと聞いてみますので、教えていただきたいのです。地方自治法142条、「普通地方公共団体の長 は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及びその支配人又は主として同一の行為をする法人の 無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人たる ことができない」と記載されておりますが、これについて同166条2項では、この第141条と第 142条及び第159条の規定は、副知事及び副市町村長についてもこれに準ずるということで、つま り市長、副市長職にある者はそういったことでの村上市からの公金を受け取る団体の中での長には兼 任できませんということが明記されておりますが、これについて法律上の抵触するおそれもあると考 えられますけれども、どのように考えますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘の部分につきましては、多分これまでも長くこういう公社の理事 長並びに産業振興公社の理事長という形でやってきましたので、何回かその事案については調査をし たはずです。それで今の形があるのだというふうに思っております。ただ、今私これについて明確な 回答を用意しておりませんので、後で改めてこの部分については回答させていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 市長、市長が就任する前は大滝市長ではなかったはずです。民間企業団体 から恐らく佐藤久也さんかなとは思うのですけれども、その辺ちょっと調べていただいて、市長、副 市長というのは、当然そういった行政に重きを置く団体には、実を言うと私も調べた。就任できるの です。どういう答えが返ってくるかちょっと聞いてみようと思ったら、やはりちょっとわからないう ちにそうなっているという現状があるということに危惧しているわけでございますが、どういうこと かというと、地方自治法施行令第122条、地方自治法第142条に規定する当該普通公共団体が出資 している法人で、政令で定めるものは当該普通地方公共団体が資本金、基本金、その他これらに準ず るものの2分の1以上を出資している法人とある。出資額がその法人の2分の1以上を出資している 法人であれば、つくことは可能ですよということがうたわれております。ここを十分に理解していた だきたいのです。イヨボヤの里開発公社というのは1億円、これは旧村上市から出資されております。 あと山北の産業振興公社は、2,970万円のうち市が94%出資しておりますが、ただ地方自治法の92 条の2で議員はそういったところ幾ら出資されていても、市が請け負うような企業体の取締役代表に はなれないと明記されておりますので、これは今度議会側の話なので、少しシビアに考えてみると、 もう一度よく考えてみないといけないのですが、1つここで質問ですけれども、市長、副市長、これ らは代表理事に就任されて、今現在そこから報酬等はいただいておりますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在報酬は、頂戴をしておりません。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それ大事なことなので、報酬等が今度存在してくると、自己の利益のため にそのものを強引に黒字というわけではないですけれども、図るべきこととして市からのまず補助金 をふやしてみたり、こういうことも見方を変えると出てくるわけです、この2つの公益法人に関して みれば。ですから、私は何を言いたいかというと、今現在市長がイヨボヤの里開発公社の代表理事で いらっしゃいます。しかも、そのイヨボヤの里開発公社の代表理事であって、指定管理者として公募 しております。おもしろいでしょう。指定管理者として公募して、応募しているのです。公募によら ない方法で応募している。指定管理者の選定委員というのは、市長の諮問に応じて指定管理者の候補 者の選定に当たるわけです。市長がまさにここはいいところかどうか見定めてくれやと、指定管理委 員会に申し込んでいるわけです。指定管理委員会、はい、わかりましたということで、市長が運営す る公社をいいか悪いかを選定するというの、何かおかしいでしょう。それともう一つ、名義ごとにい ろんな指定管理料の変更がその期間越えれば出てきます。その変更出てくる、あるいは何か壊れたと きに市に対して要望を起こしてくる、補正予算として。これ全て代表理事の計らいというか、代表理 事として当たり前ですけれども、市のほうに出してくる。ということになれば、市長が市長の会社に 対して予算を立てていくような、遠回しで言うとそういうところがあります。   ぜひ私は、ここで言いたいのは、市長が代表理事につくのは、もっと公について、村上市以外に ついて情報を発信していくような公益財団法人であれば、私はオーケーだと思うのです、信用性を高 める意味でも。今ここにおいてのイヨボヤの里開発公社というのは、もう十分に理解されているわけ ですから、その組織が親方日の丸という組織の中に何かムードが漂うと、そんなことはないと思いま すけれども、一生懸命やろうという気持ちが少し半減したりする。できれば、理事が民間の団体の長 がいらっしゃいますので、そういう方々にあえて市長は理事にとどまっていただいて代表を変えてい ただけると、またこの公社2つ報告ありましたけれども、活性化につながる要素を持っていると。 142条には抵触はしておりませんけれども、こういう意味で言うと、しかしながらぎりぎりの線でい うと私はそういう計らいも必要かなと、活性化のために。ですから、前に若林市長さんのときに、私 がイヨボヤの里開発公社についても、代表は若林市長さんで、それらしいこと、今と同じことを申し 上げました。同時に、評議員として議員が入っていたのです。それ以後、ちょっと法律的にも照らし 合わせて、今評議員には一切議員が入っておりません。そういうところに議員が入って、一緒になっ て理事者側、行政側に予算を上げるほうの側についていたら正確な審査ができないよという観点から 議員が引いているというのがあるのです。ぜひ市長もその辺のところ見定めて、よりよいこの公社、 2つの公社が運営されるためにも少し、今すぐというか、今回はもうあれですけれども、先行って、 よくよくご相談なさって就任なさったらよろしいのかなと、こういうふうに思いますが、いかがです か。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 出資率に応じて就任できる、できないの部分については、よくわかりました。 大変申しわけありませんでした。私も勉強不足でありますけれども、また議員今ご発言をいただいた 趣旨、非常によくわかります。ただ、イヨボヤの里開発公社、山北産業振興公社、いずれもやはり役 割として担う部分が非常に公的な分野を担って、山北の産業振興公社についてはやっぱり条件不利な ところ、なかなか民間の方々では手が回らない、家族経営では手が回らないところに手を入れている というのが本来の目的。ところが、今はそういう除雪等の請負がなって、それが大きななりわいにな っている部分があります。そういう点も踏まえて、またイヨボヤの里開発公社の場合は現在広域財団 法人という仕組みの中でやっていますので、なかなか収益事業に着手をできないというような悩みも 抱えながらいます。それと、今のご指摘いただきました透明化部分、これも非常に大切だなというふ うに思いましたので、ぜひここのところは研究をさせていただいて、やはり目的は一緒なのだろうと 思うのですけれども、それがみんなからもしっかりと理解をできるような形であるべき姿をつくって いくのも大切だなというふうに思いましたので、研究をさせていただきたいと思います。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ検討していただいて、やっぱり公社の中にも民間の方々もたくさんい らっしゃいます。民間パワーもそこに随時出していけるような形態が欲しいなというところでご質問 いたしましたが、よろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 報第9号 継続費精算の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第6、報第9号 継続費精算の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第9号についてご報告を申し上げます。   本件は、継続費精算の報告についてであります。平成25年度から平成27年度までの3カ年継 続事業で実施をいたしました消防救急無線整備事業につきまして、事業が完了いたしましたので、精 算の上、これを報告するものであります。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第10号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報            告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第7、報第10号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金 不足比率の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第10号についてご報告を申し上げます。   本件は、平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により議会に報告 するものであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第11号 専決処分の報告について 報第12号 専決処分の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第8、報第11号及び報第12号は、いずれも損害賠償の専決処分の報 告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第11号及び報第12号の2議案について ご報告申し上げます。   これらはいずれも50万円以下の損害賠償で、議会の委任事項のため、専決処分したものであり ます。   報第11号は、平成28年4月17日、強風により村上体育館駐車場フェンスに設置した村上市議 会議員一般選挙ポスター掲示板が破損し、飛散した掲示板の一部がクリエート村上前の駐車場に駐車 していた相手方車両に接触し、屋根とドアとを損傷させたものであります。この事故につきましては、 2台のうちの1台について、第2回定例会におきましてご報告をさせていただきましたが、このたび もう一台につきましても示談が成立いたしましたことから報告させていただくものであります。   報第12号は、平成28年4月16日、救助工作車で府屋地内の交通事故の救助出動中、早稲田地 内にて途中引き上げとなりUターンする際に、助手席側後方のアウトリアカバー及び車両後部ステッ プ部が国道7号に設置されている視線誘導標(デリネーター)でございますが、に接触し、破損させ たものであります。なお、今定例会から損害賠償の提案につきましては、個人情報の保護及びプライ バシーへの配慮のため、行政機関等を除き賠償の相手方を簡略させていただきました。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ご苦労さまです。このフェンスというか、駐車場のフェンスに設置してい たポスターの掲示板が飛んで、6月のときにもある議員から設置に対しては、やっぱり請け負ってい る業者の責任もあるのではないかというご質問もございましたが、今回の損害賠償と前回のちょっと 見てこなかったので申しわけないですけれども、お幾らになりますか、2つ合わせて。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) 金額的には、前回も大体24万で、大体50万ぐらいになろ うかと。なお、このポスターの損害賠償保険で適用で、全部そちらで対応してございます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) これは、保険で全部出るのですか。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) はい、保険を掛けておりますので、保険で全部出ます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) では、その保険屋さんのほうは、その設置した業者との、出す側ですから、 お金を、その辺についてみればやりとりとか意見聴取、またその辺あったのかどうか、その辺のとこ ろは報告聞いているのかも含めて教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) 保険屋さんについては、損害賠償する相手方等と打ち合わせ を示談等についてやっておりますので、承知してございます。 〇13番(姫路 敏君) わかりました。今後何でもかんでも保険だからいいというものではなくて、 その辺やっぱり業者さんともよくよくお話し合いをして、しっかりと取り決めをやらないと、これ次 から次にまた出てくると容易でないので、その辺お願いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 議第104号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第105号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第106号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第107号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(三田敏秋君) 日程第9、議第104号から議第107号までの4議案は、いずれも人権擁護 委員の推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程いただきました議第104号から議第107号までの4議案につ いて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら4議案は、いずれも人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。本 市区域に置かれております人権擁護委員のうち4人の方が平成28年12月31日をもって任期満了と なりますので、議第104号においては野田光子氏を、議第105号においては佐藤八重子氏を、議第 106号においては和田壽久氏を、議第107号においては松井良明氏をそれぞれ適任と考え、引き続 き推薦するものであります。   略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては3年間となっております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで順次ボタン式投票により採決いたします。   初めに、議第104号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第104号は原案のとおり同意することに決定いたしました。   次に、議第105号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第105号は原案のとおり同意することに決定いたしました。   次に、議第106号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第106号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   最後に、議第107号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第107号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第10 議第108号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(三田敏秋君) 日程第10、議第108号 専決処分の承認を求めることについてを議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第108号について提案理由の説明を申し 上げます。   本件は、村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についての 専決処分での承認を求める件でございます。本案は、児童扶養手当法施行令の一部を改正する政令が 平成28年7月1日に公布され、平成28年8月1日に施行されたため、専決処分させていただいた ものであります。改正内容といたしましては、施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、引用して いる条文の項にずれが生じましたので、これを修正するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第108号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第108号は原案のとおり承認することに決定いたしました。                                              日程第11 議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について         議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について         〇議長(三田敏秋君) 日程第11、議第109号及び議第110号についてを一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第109号及び議第110号の2議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第109号は、縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、現在直営となっております縄文の里・朝日につきまして、平成29年4月1日から指定管理 者制度を導入できるよう所要の規定の整備をするとともに、条項の整理をする必要があることから条 例の一部改正を提案するものであります。   次に、議第110号は、平成29年4月から指定しようとする公の施設に係る指定管理者の指定に ついてであります。指定につきましては、公募によらず指定しようとするものであり、村上市郷土資 料館ほか8施設を一括とした文化行政関連施設を現指定機関に引き続いて平成29年4月から5年の 指定機関とするものであります。なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運 営の提案要旨等につきましては、指定管理者の指定に係る資料をお示しをいたしましたので、あわせ てご参照をお願いをいたします。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第109号及び議第110号については、議案付託表のとおり会 議規則の規定によって総務文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第12 議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について         議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について               議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について    議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第12、議第111号から議第116号までの6議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第111号から議第116号までの6議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第111号は、あわかわ病児保育センターに関する事務の委託についてであります。 本案は、市が県立坂町病院の敷地の一部を県から借用して、平成29年度から実施をいたします病児 保育事業につきまして、関川村との連携を図りながら実施することで協議を進めてまいりました。そ の結果、事業主体を村上市とし、関川村からの事務委託を受けて実施することで協議が調いましたの で、地方自治法第252条の14第1項の規定により、あらかわ病児保育センターに関する事務の管理 及び執行を関川村から受託することにつきまして提案するものであります。   次に、議第112号は、村上市病児保育施設設置条例の制定についてであります。本案は、県立 坂町病院の敷地の一部を県から借用し、今年度建設に着手する病児保育施設につきまして、地方自治 法第244条の2の規定に基づき、施設の設置及び管理運営について必要な事項を定めた条例を新た に制定するものであります。なお、施設につきましては、平成29年7月から供用を開始する予定と して現在事務を進めているところであります。   次に、議第113号は、村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、平成29年4月から村上地区にあります上海府保育園を瀬波保育園に、朝日地区にあります塩野 町保育園を猿沢保育園に、また三面保育園を舘腰保育園に統合することに伴う改正であります。効果 的な保育サービスの実現を図るために策定いたしました村上市保育園等施設整備計画の方針に基づき、 混合保育となっている保育園において発達段階に応じた保育環境の整備を行うため、統合する方向で 進めてまいりました。昨年10月から各地区での保護者説明会及び住民説明会を行うとともに、朝日 地区ではアンケート調査を実施し、統合の是非についての話し合いを進めてきました。このたび各地 区住民の理解が得られたことから、平成28年3月31日をもって休園となっている上海府保育園を 含め、塩野町保育園、三面保育園の3園を閉園するものであります。   次に、議第114号から議第116号までの3議案につきまして、平成29年4月から指定しようと する公の施設に係る指定管理者の指定について議会の議決をお願いするものであります。指定につき ましては、いずれも公募によらず指定しようとするものであり、議第114号は瀬波デイサービスセ ンターほか6施設を一括としたデイサービス施設、及び議第115号は高齢者生活福祉センターふれ あい羽衣をいずれも現指定期間に引き続き5年、議第116号は山北やまゆり学童保育所、山北はま ゆり学童保育所を一括とした山北地区学童保育所を現指定期間に引き続いて3年の指定管理期間とす るものであります。なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨 等につきましては、指定管理者の指定に係る資料をお示しをいたしましたので、あわせてご参照をお 願いをいたします。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) 議第114号についてちょっとご質問させていただきます。   細かな内容につきましては、常任委員会等で精査されますので、そのことはいいのですが、改選 前の2年間、私も市民厚生常任委員会のほうに所属していた中で、社会福祉法人村上市社会福祉協議 会、こういったものが指定管理をして、こういう施設を指定管理するというところが私らも年に何回 か視察行きますと、その行政、行政で聞きますと、やっぱり社会福祉法人、その社会福祉協議会が直 接市から指定管理を受けてこういう施設を運営しているというところはほとんどないのです。そうい った意味からいくと、村上ずっとこういう形で来ているわけですが、その社会福祉協議会には市から の補助金も行って、なおかつこういう施設を管理するとなると指定管理料も行ってという形を考えま すと、やはり今そういった福祉に関してはいろんな業者もありますし、また実際別な場所で市から指 定管理を受けている業者さんもいるわけです。それがなぜこの施設だけがずっと社会福祉協議会が指 定管理を公募によらず行ってきているのかということがちょっと私不思議でしようがないのですけれ ども、その辺何かこれから考えているとかあったらお聞かせいただきたい。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 社会福祉協議会の生い立ちは、それこそ戦後にさかのぼるわけでありますけ れども、そういう中で公的機関としての福祉施策を受け皿としてやるという、そういう基本的な理念 に基づくベースがあります。それに基づいてやってきている。現在の社会福祉を資源としてのハード ウエア、要するに施設も含めてでありますけれども、それとソフトウエアとして人的なサービスの部 分も含めて、いろんな形でこれまでこの社会福祉協議会に委ねてきたといういきさつもありますので、 それをしっかりとまず大切にしなければならないというふうに思っています。ただ、現在民営福祉会 の皆さん方ともいろいろな形でお話をさせていただいております。その中で、特にそこに福祉施策に 従事される皆様方の現場の声というのも聞いておりますので、その辺も踏まえた形の中で公的支援と いいますか、要するに市が行う福祉行政の中の役割を精査をしながら、いろんな形で今ある村上、こ の管内にある福祉資源を有効に活用できるような仕組み、このために社会福祉協議会も含めて民営福 祉会の皆さんも含めていろんな形の視野を持っていきたいなというふうに考えていまして、現在何回 かディスカッションもさせていただいておりますので、そこから少し今議員ご指摘の部分に関係する ようなことは導き出していきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ありがとうございます。   うちの市民厚生で市長お一人と我々委員と懇談を持ちました。例えば業者さんとの懇談もやった りし、いろんな意見も聞いたわけでありますが、ぜひただ社会福祉協議会がそういう役割だから、そ ういう公の施設を管理してもらっているというような考え方ではなくて、やはりいろんな業者さんと か、いろんな勤めている方のあれもあるわけですから、やっぱり前向きに、もう少し今市長がおっし ゃられたようなディスカッションしているということなので、何とかまた考えていただければと思い ます。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第111号から議第116号までの6議案については、議案付託 表のとおり会議規則の規定によって市民厚生常任委員会に付託いたします。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時04分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第13 議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について       議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定につ              いて         議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条              例制定について         議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について         〇議長(三田敏秋君) 日程第13、議第117号から議第129号までの13議案についてを一括して 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第117号から議第129号までの13議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第117号は、村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。本施設は、現在指定管理により運営を行っておりますが、現協定は本年度末までの期間であり、 平成29年度からの指定管理の選定に当たり、管理及び業務内容を整理するとともに、開館時間を利 用実態に沿った改正を行うものであります。   次に、議第118号は、村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。本施設は、現在指定管理により運営を行っておりますが、現協定は本年度末までの期間となっ ております。そこで、平成29年度からの指定管理の選定に当たり、施設のうち経済活動を一部含む 物産販売コーナー及びレストランにつきまして、現行条例の規定による営業時間及び休館日の運用だ けでは運営の非効率化が生じるため、指定管理者の創意工夫による健全化運営が図られることが可能 となるよう改正を行うものであります。   次に、議第119号は、村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例の制定に ついてであります。本市固有の歴史や文化を反映した歴史的風致を維持向上させ、後世に継承しつつ、 歴史まちづくりを推進し、地域の活性化を図ることを目的とした計画を策定するため、委員会を設置 したものでありますが、当該計画である村上市歴史的風致維持向上計画素案が策定されたことから廃 止しようとするものであります。   次に、議第120号から議第129号までの10議案につきましては、平成29年4月から指定しよ うとする公の施設に係る指定管理者の指定について議会の議決をお願いするものであります。指定に つきましては、いずれも公募によらず指定しようとするものであり、議第120号は朝日グリーン・ ツーリズム推進施設、議第121号は朝日シルクフラワー製作工房、議第122号は門前せせらぎ公園、 議第123号は海府ふれあい広場、議第124号は朝日有機センター、議第125号は神林有機資源リサ イクルセンター、議第126号はイヨボヤ会館ほか4施設を一括としたイヨボヤ会館関連施設、議第 127号は村上市勤労者総合福祉センター、議第128号は山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」、議第 129号は山熊田長期滞在施設の各施設につきまして、それぞれ現指定期間に引き続いて指定しようと するものであります。   また、指定期間は山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」につきましては3年、それ以外の施設につ きましては5年とするものであります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しをいたしましたので、あわせてご参照をお願いをいたしま す。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   7番、尾形修平君。 〇7番(尾形修平君) 議第118号についてお聞きします。   この夕日会館の指定管理につきましては、昨年議会で可決されて指定管理に出したわけですけれ ども、その際に私のほうで修正動議を出させていただきました。結果として否決されたのですけれど も、その内容というのがここの今回変更になる部分だと思うので、そのときには冬期間とか利用者が 少ない期間の休園なり時間短縮をということで修正動議出させていただいたのですけれども、今回こ のような条例の変更に至った経緯をもう少し詳しく説明していただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまでも夕日会館の運営そのものにつきましては、いろいろと議会からご 視察をいただきながら、いろんなご提案もいただいておりました。夕日会館のスタートのことを考え ますと、ある意味公的公の施設、今でも公の施設なわけでありますけれども、それと道の駅という、 大きなそういう役割を担っているという部分、ただいかんせんこの季節によっていろんな形で営業形 態に波があるというような状況もあります。平年ベースで年間を通して収益が上がるということがな かなか見込めない部分があって、非常に苦戦をしているというところがあります。そこを少しでも今 回改善を図って、より指定管理者が有利といいますか、いろいろの創意工夫ができるような仕組み、 今までの行政体でいうところのがんじがらめの時間割とかそういうものではなくて、少しそれを柔軟 に対応できるような仕組みに持っていきたいというのが本質、本位であります。ですから、議員以前 にご指摘をいただいた冬期間の休館、これについては一応いろんなテーブルに上がっていますけれど も、それをやるやらないというのは別でありますが、そういうところも含めて少し実態側で営業活動 として、なりわいとして収益が上がる仕組みを提案できる仕組みに変えたいということであります。 〇議長(三田敏秋君) 尾形修平君。 〇7番(尾形修平君) そのときに理事者側から議会のほうに説明受けたときには、調理師を通年で ないと確保できないから通年契約をするのだというような説明受けたと思うのですけれども、今回こ の休館日は例えば土日だけを営業するとか、平日は営業しないとか、そういうスパンなのか、それと もある程度期間を区切って長期的な休館を考えておられるのか、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) それらについても、今実態を分析をこれからしていくということになると思 いますけれども、一般論としてやはり雇用される側にしてみれば1年間確実にそこを雇用の場として 確保していただいて、なおかつ2年、3年、5年というふうになるのが手を挙げやすいという仕組み だと思いますので、そういうことを踏まえてこちらから申し上げたいと思いますけれども、それらも 含めて、ではそれ個人であればそういうことになりますけれども、ある程度の組織体であればそうい うことの融通もきく可能性もある、いろんな考え方がありますので、そういうところを含めて考えた いと思います。現在この夏の間は、非常ににぎやかです。ここで頑張ってもらって、冬場の例えば3 カ月、ここはゆっくりと道の駅を中心とした形にシフトする、そういうふうな年間の大きな枠組みを 今考えながら、それに合致できるような指定管理を行えるような、そういう仕組みを考えていきたい というふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 尾形修平君。 〇7番(尾形修平君) 当時私が修正動議、修正提案させていただいた内容とほぼ近いような内容に 変わるので、基本的に私は賛成なのですけれども、第1点最後にお聞きしますけれども、この指定管 理料に関しては、ではその期間、レストランなりを休業するといった場合の指定管理料の変化なんか はどうなるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然指定管理をやるときの、例えばそういう年間を運営する間における変化 というのも当然ありますから、変更もします。ただ、当初からそういうふうな形ということになれば、 当然その部分についての指定管理料というのは算定をされないわけですし、今まだ全てをつまびらか にしていない状況で申しわけないのですけれども、いろんな今分野がある。あそこの夕日会館見ると、 道の駅の機能もあったり、レストランの機能もあったり、物販の機能もあったり、さまざましますの で、それをそれぞれ役割ごとに整理をしながら、少し考えていくということになろうかと思います。 〇7番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第117号から議第129号までの13議案については、議案付託 表のとおり会議規則の規定によって経済建設常任委員会に付託いたします。                                              日程第14 議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第14、議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第130号について、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ3億7,050万円を追加し、予算の規模を322億8,370万円にしようとするものであ ります。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第10款地方交付税では普通地方交付税 5,635万9,000円を追加し、第14款国庫支出金では社会資本整備総合交付金の交付決定などにより 1億8,756万6,000円を減額し、第15款県支出金では農林水産業総合振興事業費補助金の追加申請 などで1,268万6,000円を、第18款繰入金では国民健康保険及び介護保険特別会計繰入金、義務教 育施設設備整備基金繰入金などで4,703万円を、第19款繰越金では前年度繰越金7億7,749万 1,000円をそれぞれ追加いたしました。   さらに、第21款市債では、臨時財政対策債などで3億3,550万円を減額をいたしました。また、 歳出におきましては、第2款総務費では本庁舎管理経費など2,056万5,000円を、第3款民生費で は保育園運営経費及び病児保育施設建設事業経費などで7,507万8,000円を、第4款衛生費では予 防業務経費など1,331万1,000円を、第5款労働費では勤労青少年ホーム運営経費45万7,000円を、 第6款農林水産業費では農地等経費及び森林・林業再生基盤づくり事業経費などで5,811万2,000円 を、第7款商工費では村上市民ふれあいセンター経費などで4,356万1,000円を、第8款土木費で は道路対策事業経費などで1億6,889万6,000円を、第9款消防費では消防庁舎管理経費などで153 万2,000円をそれぞれ追加をいたしました。   さらに、第10款教育費では、中学校施設改修経費などで1,110万3,000円を減額をいたしまし た。   また、第2表、債務負担行為補正では、高齢者生活福祉センターふれあい羽衣ほか9件の指定管 理料を追加をいたしました。   さらに、第3表、地方債補正では、都市計画道路南中央線整備事業について過疎債で実施するこ とから都市計画債を追加し、学校教育施設等整備事業債、臨時財政対策債などの限度額を変更し、補 助内示が少額のため事業を見直したことにより水産業債を廃止するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ご苦労さまでございます。最初に、さっきのイヨボヤ開発公社のやつは、 代表理事がずっと市長ではなくて違う方がなっていて、ここに来て市長がなったから私言っていたの です。それ勘違いしないようにお願いします。   それでは、18ページの重度心身障害者医療費助成経費という、これどういうところに使われる のか、教えていただきたいのですけれども。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 説明欄の5の重度心身障害者医療費助成経費でございますが、これにつ きましては障害者医療費負担金、平成27年度の実績による精査がございまして、それで国へ347万 6,000円、県へ173万8,000円返還するものでございまして、重度心身障がい者の医療費補助してい るわけですけれども、それのものでございます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 市長、実を言うとここ四、五日前に、8月の6日の日にある集落で精神障 がいと見られる方が大騒ぎして、近隣の住民に危害を及ぼして逮捕されて、今措置入院されている方 がいます、村上市民の中に。どうしても帰ってくるのが怖くて、そこの住民にしてみれば、考え方は わかりますよね。それでいつ帰ってくるのか、どうなるのか、帰ってきたらまた仕返しされるのでは ないかとか何とかと怖がって、福祉課長にもお話しして、課長一生懸命支所長と一緒に説明会やら何 やらと住民サイドにアプローチしてくれて本当に助かっているのですけれども、そういった部分に対 して、村上市としての福祉関係のあり方を見たときに、しっかりとまだ伝わっていないところがある のですけれども、措置入院されて1カ月、2カ月して出てこられて、前に相模のところで出てきた若 者が重度障がい者のところに行って切りつけたという事件がございますが、その判断が保健所あるい はそこの医師に委ねられるのでしょうけれども、帰ってきたときの村上市の体制というのもこういっ たところにちょっと考えていただいて、予算かかりますよね、いろいろなちょっとガードマン入れた り、あるいは状況を見定めて、そういうようなのはこういったところの今の予算のようなところには 今後反映できないのかどうか、あるいはそれどういうふうにしてお考えなのか、ちょっとその辺のと ころ、状況がわかっていますか、まず最初に、その辺含めてお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) その件については、まだ私報告受けておりませんので、状況的にはわかって おりません。申しわけありません。ただ、それこそ相模原市の事案も含めて、これは地域のコミュニ ティーを維持していく意味においては、非常に難しい問題だというふうに思っております。やっぱり 状況的に重度心身障がい、要するに精神も含めてでありますけれども、それでダメージを受けている 方というのはまず病気なわけですよね。その方も支えなければならないのだけれども、その方が自分 の意識のない中でそういうふうなことを及ぼして地域の皆さんに迷惑をかける、それが不安につなが るというのは、非常につらいやっぱりコミュニティーになるのだろうなと思います。行政でどこまで の手だてができるのかも含めて、そういう事案についてはまず状況をすぐ把握できることもそうであ りますけれども、その事後の対応をどうしていくのかというのは、当然これは措置入院を命じたドク ターもいるわけですから、それと県の例えば保健所とそういうふうな関係機関との連携も含めて少し 考えていきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 報告を聞いていないというのは、山北の支所長初め福祉課長はどうしてそ ういうことをしっかりと早目に伝えないのか、あれだけ騒いでおいて。これは、やっぱり怠慢ですよ。 あなたたちのやっぱり職務としての怠慢。あれだけ住民が怖がって、しかも9月2日の日に行って、 お祭り前だ。お祭り前であろうが何であろうがいいのですけれども、そこであれだけの意見交換して、 住民に安心、安全を与えるということで、ひとりひとりの幸せのために動くのがこの村上市長の考え 方でしょう。あなたたちは、何を考えてそうやってやっているのかわかりませんが、しっかりとこう いうところをフォローできるような予算もやっぱり上げていかなければならないのではないですか。 これちょっとどういうのですか、それ。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 実は、きょう本会議が終わりましてから、市長にその件についてご報告 というようなことで予定はとっております。それで、遅くなったというのは、今までの経緯とか整理 していますし、それからご要望にありました病院長とのさまざまなのありましたので、その辺でちょ っと手間をとったというのが実情でございますので、決しておろそかにしていたということではござ いませんので、ご理解を願いたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 今後も含めて緊張感ある仕事してもらわぬと困りますので、市長もその辺 ちょっと聞いていただいて、村上市の補正でつくれるものかどうかも含めて検討していただきたいと。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ありがとうございます。   ただ、今回のケースは、私も重要な事案だなというふうには思っておりますけれども、それぞれ 担当課の課長がいて、各地区には支所長がいるわけでありますから、その中でまずそれを考えるとい う、そういう組織としての仕組みもあるわけでありますから、きょうもこの後に報告を受けるという ことなので、しっかりと対応したいと思います。あとそれに対する行政のあり方としての予算も含め て、あわせてどういう手だてが講ずることができるのかもあわせて検討させていただきたいと思いま す。 〇13番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) 市長の先ほどの説明の中で、ちょっとあったかもしれないのですが、再度 確認だけ2点ほど質問させていただきたいと思います。   委員会でも質疑があるので、本当は委員会でもいいのでしょうが、申しわけございません。ペー ジ数で行きますと、33、34ページなのですが、この教育費の中の第10款1項2目でしょうか、こ の学校スクールバス等運行経費が750万追加補正という形になっております。この委託料につきま して、追加ということは、例えばこれ路線がふえたのか、バスがふえたということになるのか、その 辺ちょっとご説明いただきたい。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) こちらの補正につきましては、この冬、神納小学校のスクールバス の事故がございまして、その際、補助席を使用していたということで、今回冬、今年度の冬バスの検 討ということで、補助席を使用しないというところと、あとスケジュール等の見直し、工程を見直し てバスの台数を2台とタクシーを3台使用するということでこのような増額になっております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ありがとうございます。   あとは、細かいことは委員会でやるのでしょうし、あれなのですが、ずっとその下行きまして、 最後もう一点だけ。中学校の施設改修経費、測量と工事請負費で結構金額が大きい7,721万9,000 円の減額となっております。これ最初の計画では、どの施設をやる予定で、それが交付金措置がとれ なかったがためにこの計画が中止なのか、その辺教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 工事箇所につきましては、岩船中学校の外壁、屋根等のあとFFス トーブの改修などでございますけれども、今ほど議員おっしゃられましたように、最後のほうで国の 改善交付金が減額になっております。国の採択を受けられなかったということで、今回減額させてい ただいて、来年度以降ということで検討させていただく予定でございます。 〇10番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) 3番、本間善和君。 〇3番(本間善和君) 28ページになりますか、漁港の建設費というところで2,400万ほど減額に なっておりますが、これ当初予算からそっくり落ちていると思うのですけれども、どの場所が採択で きなかったのかという、ちょっと説明お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 脇川と桑川漁港の機能保全関係の委託、実施設計委託料、これが国、 県の交付金が落とされたということで実施できなくなったので、とりあえずでございますが、減額し ているということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) もう一点、前のページになりますけれども、26ページ、林業の振興のほう の経費で新規事業というのが2点上がっていますね。この2点について、新規ですので、ちょっと説 明お願いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 最初のキノコの部分については、キノコの生産者がキノコを生産す るための設備の補助金でございます。それと、森林・林業再生基盤づくり事業経費につきましては、 市の単独での機械とか設備に対する市の単独助成を計上しております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) そうすると、この2点ともこれから平成28年度で支出するめどがあるとい う事業という格好で捉えてよろしいですね。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) そのとおりでございます。 〇3番(本間善和君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。                                              追加日程第1 一般会計予算・決算審査特別委員会の設置について 〇議長(三田敏秋君) お諮りします。   この際、ただいま議題となっております平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)及び平 成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についての審査を行うため、お手元に配付の資料のとお り、一般会計予算・決算審査特別委員会を設置し、審査を行うこととしたいと思います。   よって、一般会計予算・決算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題としたいと思 います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算・決算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、直ちに議題といた します。   追加日程第1、お諮りします。平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)及び平成27年 度村上市一般会計歳入歳出決算認定についての審査を行うため、一般会計予算・決算審査特別委員会 を設置したいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算・決算審査特別委員会の設置については決定されました。                                              追加日程第2 一般会計予算・決算審査特別委員会の委員の選任について 〇議長(三田敏秋君) ただいま一般会計予算・決算審査特別委員会が設置されましたので、一般会 計予算・決算審査特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、委員の選任を行いたいと思いま す。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算・決算審査特別委員会の委員の選任を行うことについては決定されました。   追加日程第2、これから一般会計予算・決算審査特別委員会委員の選任を行います。一般会計予 算・決算審査特別委員会委員の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の資料 のとおり、議長において議長を除く全議員を指名いたします。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました諸君は、一般会計予算・決算審査特別委員会の委員に選任さ れました。   これから一般会計予算・決算審査特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。   休憩中に委員会条例第10条第1項の規定によって、一般会計予算・決算審査特別委員会を第1 委員会室に招集します。正副委員長が決まり次第、議長宛てに報告を願います。   それでは、暫時休憩といたします。           午前11時45分  休 憩                                                        午前11時58分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中一般会計予算・決算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選の結果、委員長に大滝 国吉君、副委員長に鈴木いせ子さんが選任された旨の報告がありました。   委員長から就任のご挨拶を願います。   大滝国吉君。           〔一般会計予算・決算審査特別委員長 大滝国吉君登壇〕 〇一般会計予算・決算審査特別委員長(大滝国吉君) このたび皆さんのご推薦をいただき、一般会 計予算・決算審査特別委員長に仰せつかりました大滝国吉でございます。皆さんのご協力を得ながら 一生懸命努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) ただいま議題となっております議第130号については、予算付託表のとお り会議規則の規定によって一般会計予算・決算審査特別委員会に付託いたします。   昼食休憩のため、午後1時15分まで休憩します。           午後 0時00分  休 憩                                                        午後 1時14分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第15 議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第15、議第131号から議第134号までの4議案は、平成28年度各特 別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第131号から議第134号までの4議案に ついて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、いずれも平成28年度特別会計補正予算についてであります。最初に、議第131号は村 上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ 2,960万円を追加し、予算の規模を78億6,660万円にしようというものであります。補正の主な内 容として、歳入におきましては第4款国庫支出金で国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金285 万1,000円を、第12款繰越金では療養給付費等交付金繰越金328万9,000円を、その他繰越金 2,346万円をそれぞれ追加をいたしました。また、歳出におきましては、第3款後期高齢者支援金で は52万1,000円を、第4款前期高齢者納付金では17万6,000円を、第6款介護納付金では79万 3,000円を、第11款諸支出金では平成27年度保険給付費等の実績による国県負担金等の精算返還金 など2,812万2,000円をそれぞれ追加をいたしました。   次に、議第132号は、村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入 歳出予算の総額にそれぞれ1億9,200万円を追加し、予算の規模を76億7,000万円にしようという ものであります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきまして第5款支払基金交付金では平 成27年度介護給付費等の実績による精算交付金145万3,000円を、第8款繰入金では一般会計繰入 金4万1,000円を、第9款繰越金では前年度繰越金1億9,050万6,000円をそれぞれ追加をいたし ました。また、歳出におきましては、第4款基金積立金では介護保険給付費等準備基金積立金3,141 万6,000円を、第6款諸支出金では平成27年度介護給付費等の実績による国県負担金の精算返還金 1億5,036万3,000円及び一般会計繰出金1,018万円をそれぞれ追加をいたしました。   次に、議第133号は村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入 歳出予算の総額にそれぞれ2,030万円を追加し、予算の規模を53億5,330万円にしようというもの であります。補正の内容といたしましては、歳入におきまして第5款繰越金で前年度繰越金2,030 万円を追加をいたしました。また、歳出におきましては、第1款下水道費でマンホールポンプ分解整 備工事費など2,030万円を追加をいたしました。   最後に、議第134号、村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,200万円を追加し、予算の規模を11億3,600万円にしようという ものであります。補正の内容といたしましては、歳入におきましては第5款繰越金で前年度繰越金 1,200万円を追加をいたしました。また、歳出におきましては、第1款集落排水費で神納処理場の活 性汚泥濃度計取りかえ工事費など1,200万円を追加をいたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第131号から議第134号までの4議案については、予算付託 表のとおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第16 議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第16、議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定に ついてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第135号について提案理由のご説明を申 し上げます。   本件は、平成27年度村上市一般会計の決算認定についてであります。平成27年度の村上市一 般会計については、平成28年5月31日に出納を閉鎖し、会計管理者によって決算が調整された上、 市長宛て提出されております。地方自治法第233条第2項の規定により決算書を監査委員の審査に 付したところ、平成28年8月24日付で決算審査意見書が市長に提出されましたので、この審査意 見書を添付して、議会の認定をお願いするものであります。   歳入総額356億2,895万7,245円、歳出総額341億2,491万3,054円で、差し引き15億404 万4,191円を翌年度へ繰り越しをいたしました。なお、繰越明許費繰越額1億22万8,120円を差し 引いた実質収支額は14億381万6,071円であります。   決算内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審議の際にご説明を申し上げました事項 を議会のご議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら諸施策の積極的な展 開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 決算審査なので、これはきょう監査委員がいらっしゃいますので、この結 びの部分なのですけれども、これ。意見書について結びの部分で、これは監査委員のほうでお書きに なられたのかどうかから確認したいのですけれども、どうなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 監査委員。 〇代表監査委員(瀬賀 良君) この結びの部分、これは私代表監査委員と議会から出ている監査委 員と、それと事務局と打ち合わせの上、作成しております。   以上です。           〔「誰が書いたんですか、これ」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(瀬賀 良君) 事務局で書いております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それでは、では打ち合わせして事務局で書いたということでございますが、 中のほうのことで結びの部分でちょっとご質問いたしますけれども、中ほど、「財政構造は、財政基 盤の強さを示す」という部分の行がぐっとありまして、下から2行目に「財政の硬直化は続いている」 というふうになっておりますけれども、何をもって財政の硬直化が続いているのかという部分を指摘 なさっているのかという部分です。各項目ごとには、上がりました、下がりましたという部分につい て見れば、ただその部分でそういう指摘はされているのですけれども、指摘というか表現はされてい るのですけれども、多くの最後の結びの部分は、多くの部分での総体的な監査委員、監査としての方 向性が載ってきている、ここでしかないと思うのですけれども、あとの部分は上がっただの下がった だのって見ればわかる話でありまして、その部分について今の硬直化というのは何をもって硬直化な のか、この辺のところちょっとわかりやすく具体的に説明してもらいたいのですが、事務局のほうい かがですか。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) 硬直化というのは、当然経常収支比率とかそういった部分を 全体としてやはり硬直化が進んでいるということ、全体を見ての判断でございます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 経常一般財源比率が96.2%ということで、前年度より0.5ポイントの上昇 となっているということで、弾力性を持てるような財政状況に変化している、だけれども、まだまだ 硬直化があるのだと、その辺のところが見えないのです、私には。こういう理由が、しかし内々のこ ういう理由でこうだから、これによって硬直化が認められるとか、何か漠然としているのではないで すか、これ。お仕事でやっぱり上げている限りは、しっかりとしたわかりやすい表現で上げてもらい たいと、こういうふうに思いますが、今度そういうところを含めて、恐らく監査委員さんも含めて仕 事容易でないところいろいろと見られてやりとりやっていると思うので、やっぱりその辺のところは 事務局でしっかりとフォローしながら、ただ書いてこうだといって、議会はそう書けば何も言わない で終わるのだみたいなこと思っていたら大変なことになりますから、事務局のほうでいかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) 今議員がおっしゃいました、もっとわかりやすい表現という か、そういった部分で、表現で要は意見書を書いたらどうかということでございますので、それにつ いてはでは研究をさせていただきたいというふうに思っております。 〇13番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第135号については、決算付託表のとおり会議規則の規定に よって一般会計予算・決算審査特別委員会に付託をいたします。                                              日程第17 議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について                             議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について    〇議長(三田敏秋君) 日程第17、議第136号から議第145号までの10議案は、平成27年度各特 別会計歳入歳出決算認定並びに上水道事業会計決算認定についてであります。これを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第136号から議第145号までの10議案に ついて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成27年度村上市各特別会計の決算認定についてでございます。上水道事業会計を除 く平成27年度の村上市各特別会計については、平成28年5月31日に出納を閉鎖し、会計管理者に よって決算が調整された上、市長宛て提出されております。地方自治法第233条第2項の規定によ り決算書を監査委員の審査に付したところ、平成28年8月24日付で決算審査意見書が市長に提出 をされましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第136号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに4万3,600円であ ります。   議第137号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額4億5,124万1,635円、歳出総額4億 4,692万4,000円で、差し引き431万7,635円を翌年度へ繰り越しいたしました。   議第138号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額6,474万8,409円で、歳出総額6,395万 9,219円で、差し引き78万9,190円を翌年度へ繰り越しいたしました。   議第139号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額81億6,974万394円、歳出総額80億 4,799万13円で、差し引き1億2,175万381円を翌年度へ繰り越しいたしました。   議第140号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億758万9,523円、歳出総額6億 740万1,051円で、差し引き18万8,472円を翌年度へ繰り越しいたしました。   議第141号の介護保険特別会計決算は、歳入総額75億9,991万5,137円、歳出総額74億940 万7,563円で、差し引き1億9,050万7,574円を翌年度へ繰り越しいたしました。   議第142号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額48億1,967万9,178円、歳出総額47億 2,785万5,137円で、差し引き9,182万4,041円を翌年度へ繰り越しをいたしました。   議第143号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額11億2,832万4,673円、歳出総額11億 457万2,566円で、差し引き2,375万2,107円を翌年度へ繰り越しをいたしました。   議第144号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額8億568万8,547円、歳出総額7億 9,982万9,114円で、差し引き585万9,433円を翌年度へ繰り越しいたしました。   最後に、議第145号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後決算を調整をいたし まして、これを監査委員の監査に付したところ、平成28年8月24日付をもって監査委員から決算 監査意見書が提出されましたので、この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。業 務量は、給水量644万8,477立方メートルとなり、対前年度比4万9,884立方メートル、0.8ポイン トの減となりました。経営状況は、税抜きの損益計算書では総収入で10億5,819万3,788円、総費 用9億8,018万619円となり、差し引き7,801万3,169円の当年度純利益を計上いたしました。資 本的収支では、企業債、工事補償金による収入額3億2,230万2,000円に対し、建設改良費に6億 1,787万8,524円、企業債の償還金に2億4,705万4,787円、支出全体で8億6,493万3,310円とな り、差し引き5億4,263万1,310円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税及び地 方消費税資本的収支調整額4,300万8,026円、当年度分損益勘定留保資金3億9,434万3,134円、 減債積立金5,000万円及び建設改良積立金5,528万150円で補填をいたしております。   以上、各特別会計の決算の内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審議の際にご説明 を申し上げました事項を議会のご議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めなが ら諸施策の積極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第136号から議第145号までの10議案については、決算付託 表のとおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、8日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時35分  散 会