平成28年村上市議会第3回定例会会議録(第3号) 〇議事日程 第3号 平成28年9月9日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  一般質問                                                                                  〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   小  杉  武  仁  君     2番   河  村  幸  雄  君    3番   本  間  善  和  君     4番   鈴  木  好  彦  君    5番   稲  葉  久 美 子  君     6番   渡  辺     昌  君    7番   尾  形  修  平  君     8番   板  垣  千 代 子  君    9番   鈴  木  い せ 子  君    10番   本  間  清  人  君   11番   川  村  敏  晴  君    12番   小  杉  和  也  君   13番   姫  路     敏  君    14番   竹  内  喜 代 嗣  君   15番   平  山     耕  君    16番   川  崎  健  二  君   17番   木  村  貞  雄  君    18番   小  田  信  人  君   19番   長 谷 川     孝  君    20番   小  林  重  平  君   21番   佐  藤  重  陽  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   板  垣  一  徳  君    26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    忠           聡   君 教  育  長    遠   藤   友   春   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     川   崎   光   一   君        税 務 課 長    建   部   昌   文   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    加   藤   良   成   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     竹   内   和   広   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    中   村   る み 子   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    長       研   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長  田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の議事日程はお手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願い いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、11番、川村敏晴君、24番、山田勉君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は5名を予定しております。ご了承願います。   最初に、3番、本間善和君の一般質問を許します。   本間善和君。(拍手)           〔3番 本間善和君登壇〕 〇3番(本間善和君) 皆さん、おはようございます。皆さんもご存じのとおり、本日は9月9日、 救急の日でございます。救急体制、防災体制についての一般質問を行いたいところですが、身近な問 題の2項目について議長のお許しが出ましたので、一般質問させていただきます。しばらくの間皆様 にはおつき合いをお願い申し上げます。   それでは、質問事項の1、日沿道全線開通を見据えた県北地域沿岸の振興策についてでございま す。日沿道の全線開通に向けて、急ピッチで工事が順調に推移することを希望しているところでござ います。県立自然公園笹川流れ、山形県を含めた広域的観光産業等振興発展のために開通後を見据え、 ハード・ソフト面から中長期的な整備計画を今から地元の協議会や振興会等と行政が一体となり取り 組むべきと思っております。そこで、次の点についてお伺いいたします。   @、県北地域沿岸の振興策を考える上で、欠かすことのできない基幹道路である国道345号及 び主要地方道山北朝日線の道路改良事業の促進を図るため、地元の協議会や期成同盟会は日々要望活 動に力を注いでおります。市として国道345号及び主要地方道山北朝日線の要望活動の現状と今後 の取り組みについてお伺いいたします。   A、国道345号の一部区間において、通年、大型車の交通規制が実施されております。規制が 行われた平成2年から25年を経過し、道路改良、安全対策など整備も促進されております。経済振 興のためにも、地元の皆さん、警察等の関係機関と今後の交通規制についての検討会を立ち上げるべ きと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。   B、観光地の環境要件とも言える、公共の駐車場の整備は、交通渋滞緩和と市民の安全・安心の 面からも計画的に進めるべきと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。   C、公共のトイレについては和式トイレが多く、中には修繕を要するトイレも多くあります。観 光客の要望や老朽化も著しいことから、計画的な整備をすべきと思いますが、市長の考えをお伺いし ます。   大きな2項目になります。市民の目線に立った情報サービスについてでございます。先般、会派 の行政視察研修で富山県南砺市にお邪魔し、「どこまで出来たか!市民要望」について行政視察して まいりました。現在、本市では、市民の皆様からの要望事項等が区長、産業団体、消防団等の多くの 方々を通じて提出された要望に対し、書面で回答しております。回答書を区長は町内回覧等で市民の 皆様に周知を図っていると思っております。南砺市の場合は、市民の要望事項や要望場所、市の対応 状況、進捗状況などを詳細にホームページに掲載しておりました。このシステムを構築することによ り、要望事項の進捗状況の把握や、区長等の交代及び市の担当者の異動による要望事項の引き継ぎに おいても問題を発生することなく、市民誰もが「どこまで出来たか!市民要望」として情報をいつで もどこでも閲覧できる状況となっています。このことによって、市民と行政の信頼感が増し、協働の まちづくりに貢献しているとのことでした。   本市においても、市民の皆様から行政に対する関心度が高い要望書やご意見に対し、市の対応状 況や進捗状況などの詳細について情報提供ができる「市民の目線に立った情報サービス」システムが 少額の経費で構築できると考えられることから、早急に実施すべきと思いますが、市長の考えをお伺 いいたします。   一旦降壇し、市長答弁の後、再質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) おはようございます。それでは、本間善和議員の2項目のご質問につきまし て順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、日沿道全線開通を見据えた県北地域沿岸の振興策についての1点目、国道 345号及び主要地方道山北朝日線の要望活動の現状と今後の取り組みについてのお尋ねでございます が、国道345号は「名勝笹川流れ」を経由する広域観光ルートの役割を持った道路であり、主要地 方道山北朝日線につきましても、国道7号と国道345号を結ぶアクセス路線といたしまして、災害 時の緊急輸送や迂回ルートの役割を持つ道路であります。これらの道路は、今後整備される日沿道と 国道7号などの幹線道路とあわせて、県北地域の道路ネットワークを構築し、観光振興や地域経済の 活性化に寄与する重要な道路と考えております。そのため、国道345号におきましては、芦谷拡幅 事業の整備促進や桑川〜寝屋間の越波対策、桑川〜板貝間の大型車両通行規制解除対策などがあり、 また主要地方道山北朝日線の整備促進につきましては、市から直接県に要望するとともに、岩船郡村 上市土木振興会を通じ、国及び県に対しまして予算の確保の要望を行っているところであります。今 後の取り組みについてでありますが、地元の日沿道山北地区活性化促進協議会や主要地方道山北朝日 線道路改良促進期成同盟会と連携し、引き続き事業促進に向けた要望を強く行ってまいりたいと考え ております。   次に2点目、国道345号の一部区間について、通年で大型車の交通規制が行われており、関係 機関と検討会を立ち上げるべきではないかとのお尋ねについてでございますが、議員ご指摘のとおり 桑川地内の桑川漁港入り口から板貝橋までの約2.4キロメートルにつきましては、トンネル3カ所の 幅員等が狭いため、現在はマイクロバスを除く大型車及び大型特殊自動車が原則通行どめとなってお り、観光バスや工事用車両など一部の車両のみが警察への申請により通行が許可されている状況とな っております。当然のことながら、日沿道の全線開通を見据えた中では、海岸線地域での観光振興、 経済振興、また防災対策の観点からも、この国道345号における大型車通行どめの問題をどうして も解決しなければならない重要な課題と捉えております。このため、大型車通行の支障となっている 3カ所のトンネルの規格改良工事の早期着工につきまして、国、県へ要望しておりますが、抜本的な 解決までは時間を要することが予測されることから、今以上に観光バスなどの大型車が効率的に通行 できるよう現在の交通規制のあり方や安全性につきまして、県や警察と協議を進めているところであ ります。今後は、議員ご指摘のような検討会を立ち上げ、対応を検討してまいりたいと考えておりま す。   次に3点目、観光地の環境要件とも言える公共の駐車場の整備は、交通渋滞緩和と市民の安全・ 安心の面からも計画的に進めるべきではないかとのお尋ねについてでございますが、車による移動が 主流となっている昨今、広くて利便性の高い駐車場の有無も観光地としての魅力の一つの要因として 上げられ、特に笹川流れ沿線の海水浴時期の交通渋滞は、市民生活に影響を与えている現状にあると 認識しております。駐車場不足の問題は、笹川流れ沿線を含め、市全体の大きな課題の一つであると 認識しておりますので、利用頻度、多様性等を考慮し、計画的な整備が必要であると考えております。   次に4点目、公共のトイレについて、観光客の要望や老朽化も著しいことから、計画的に整備す る考えがあるかとのお尋ねについてでございますが、国道345号沿線の公衆用のトイレにつきまし ては、現在新潟県が所有している施設を含め、上海府地区で5カ所、笹川流れ沿線で12カ所のトイ レがあり、そのうち一部洋式化が済んでいる施設は5カ所にとどまっている現状であります。なお、 本定例会におきまして、笹川流れ沿線地域で通年開設をしております3カ所につきまして、洋式化に 必要な経費の補正を計上させていただいており、これにより笹川流れ沿線の通年開設している全ての 施設への洋式トイレの設置を予定しているところであります。また、老朽化が進んでいる施設につき ましても、その状況により計画的な修繕が必要であると考えておりますが、トイレにつきましても先 ほど駐車場と同様に、観光地としての重要な施設となりますので、日沿道開通後に通過地点とならな いよう、計画的な整備が必要と考えております。   次に2項目め、市民の目線に立った情報サービスについて、市民の皆様から行政に対する関心度 が高い要望書やご意見に対し、市の対応状況や進捗状況などの詳細について情報提供ができる「市民 の目線に立った情報サービス」を実施すべきではないかとのお尋ねについてでございますが、議員も ご承知のとおり、市には各種団体からさまざまな要望が寄せられております。そして、市民の皆様に それらの情報を提供することは大切なことだとも考えております。なお、さまざまな要望の中からホ ームページに掲載するための取捨選択を行うことから始めなければならないため、進捗状況等の掲載 方法につきましては検討させていただきますが、手始めに本年度の各地域区長会からの要望事項から 取り組んでまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 市長、答弁ありがとうございました。   2項目大きく分けて質問したわけですけれども、私の期待する答弁をいただきました。再質問す ればいいのかどうかと思うぐらいのいい回答を私は得たと思っております。つけ加えてちょっと補足 しながら、せっかくの時間ですので、市長のお考えを1つ2つお聞きしたいと思います。   市長も7月の12日の日でしたか、新潟県、山形県合同の日沿道の促進期成同盟会出席なされ、 日沿道の重要性、これから約10年で開通していくのだという意気込み、強い意気込みを語っていた だきました。私も非常に重要なことだと思っております。そのとおりにいけばと願っている一人でご ざいますし、それからやはりこれから県北地域の発展にはやはり高速道路が通過したというだけでは 終わってはだめだということで、その高速道路を活用した経済の活性化というものは、やはり地域の 市民の人たちがそこにキャンバス色を塗りつけるというのが私本当だと思うのです。そのためにも、 やはりそこに結びつく山北朝日線、それから国道345号、今市長がおっしゃるとおり、開通を見据 えてこれからも努力していくという格好で、官民一体になってやはり開通を目指し、力を注いでいっ てもらうという今のお言葉いただきましたので、本当は質問する必要もないのですけれども、あえて このやはり県北の地域の経済、それから観光の発展のためにも、その沿線で生活している市民の事業 主のためにも希望の光を与えるように、もう一汗やはり市長の力というのは、村上市の市長トップリ ーダーとしての力非常に私感じておりますので、特に国道345号は今順調に行っていると思います。 山北朝日線が少しおくれているのではないかと。ご存じ多分、市長も総会等に出ているので、用地問 題等非常に悩んでいるところわかると思うのですけれども、その辺のところをもう一度力を込めて一 つお考えを述べていただければと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ありがとうございます。   今ご指摘のある路線も含めてなのでありますけれども、やはり日沿道、国道7号、これは重要な 幹線でありますし、345号も当然幹線になります。今経済もそうなのでありますけれども、生活の路 線としての意味合いも非常に大きくて、特に山北朝日線の場合は有事発生時の代替路線というような 位置づけも含めて、またそこに周辺に暮らしている皆さんの避難路としての意味合いも含めて非常に これは重要です。我々は、ともすればこういう季節のいい時期になりますと、そこの路線が通常どお り活用されているのだというイメージに捉えがちなのですけれども、やはりこれから風浪が激しくな ってくる時期、また冬期間となりますと、全くその機能が果たせないという状況も実は、道路として の機能を果たさないということにも至るケースがあります。そうすると、1年間を通じていろんな形 で道路のポテンシャルが変わっていくということは、地域に暮らす皆さんにとっては非常にご不便だ というふうに思っておりますので、ぜひそこのところを強調させていただきながら、しっかりと常に 確保されている道路ということが重要なのだろうなというふうに思っております。それこそ山北朝日 線期成同盟会に参加させていただきまして、地元の皆さんの思いもわかりますし、また個別の集落に お邪魔をしたときに、たびたび申し上げておりますけれども、その道路が使えなくても我々は生活す るために、備蓄をしながら我慢をしているのだという発言が実際にあるわけです。これは、やっぱり 道路を取り巻く環境としては、非常に私は脆弱だなというふうに思っておりますので、そういう発言 が出てこないような仕組みをつくるのが大切だと思っております。幸い県の皆さんも非常に好意的に 真剣に取り組んでいただいておりますので、ぜひこの流れをしっかり前に進める、そういう活動をし ていきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ありがとうございます。特に山北朝日線、用地の問題あるのですけれども、 これからもこの開通まで10年余りかかると思いますが、一歩でも前に進むようにひとつ汗を流して いただきたいと、そう思っております。   それから、先般上海府地区の区長会等で、暑い中でしたのですけれども、市長を先頭に建設課長 等が参加をいただき、半日も345号沿線の上海府地区のご要望等をお伺いしながら懇談会やったわ けですけれども、山北地区だけではなく、やはり上海府地区の中でも345号の滝の前地区ですか、 あの辺の法線の悪いところ、まだまだやっぱり改良している場所があると思うのです。そういうとこ ろもやはりこれからも県当局に要望の機会ありましたら、忘れなくひとつ力を注いでいただきたいと、 そう思っております。   次の質問に入らせてらいます。A番でございます。A番についても、この大型規制の問題につい て市長答弁のとおり十分ご存じという答弁で、検討しなければならないのだという格好での答弁、私 本当に再質問する必要もなしだという回答を得たと思うのですけれども、あえて地元の声をひとつ聞 いていただきたいと思うのですけれども、たまたまご存じのとおり、桑川と板貝間が2.4キロ規制か かっているわけなのですけれども、あそこのところやはりそこを通過したいということで、今現状大 型バスが通るとなると、夏期間はもう全くだめなのですけれども、年間を通して通りたいとなると、 地元の遊覧船会社にバス会社がお願いし、代行で村上警察に許可証をとってもらっているという状況 だということは多分ご存じだと思います。その中で、やはりこれから日沿道が開通することによって、 今まで関東圏のお客様が日沿道通ることによって、関西、九州というお客様がだんだんふえてくると 思うのです。私そういう方々がこれからどんどんふえてくるということが予測されますので、その中 でもこの間たまたまちょっとお話を聞くと、実は本間さん、こういうお話がありましてと、九州から のバス会社から遊覧船に乗って、それから終わったら山形、秋田方面のほうにまた観光に出るのだと、 345号を通りたいということで、おたくさんで代行していただけるというお話を聞いたのでと電話で あったそうなのです。代行しますよと言って、そこまではよかったのだけれども、そこのところがそ んな許可をとらなければならないような国道なのですかというお話をどんどんしていったら、お客さ んのためにやっぱりキャンセルしますわと、断られたというのです、やっぱり危険だということで。 そういうことから、一日も早くやはり交通規制というものがどうあるべきなのか。私は、全部解除す れとは言いません。いろんな関係機関と協議しながら、やはり事故あってはだめです。方法間違った 解除の仕方もだめだと思うので、地元の皆さんとそういうことで協議をしながら、それから警察、管 理している県、それから公安委員会等、いろんな方と協議しなければならないと思うのです。そうい うことを誰かがやはり音頭とらないとこの事務は進められないと思いますので、できれば村上市とし て、事務局として、できればこれからも力強く先ほどの答弁のとおり事務を進めていっていただきた いと、そう思っております。これは、答弁要りません。それで結構でございます。   それから、3番目のほう、観光のほうに時間ちょっととりたいと思うので、そっちのほうへ行き ます。私市長答弁の当初に申し上げたとおり、私も観光はここは広域的な観光、村上市の観光という のはやはり広域的な観光を考えなければならないと、そう思っております。やはり日沿道が開通した 後というのは、全国各地からやはりこの日本海が全部通るということで、特に関東、関西、九州方面 から来るお客様、瀬波にお泊まりになって、瀬波インターでおりてもらって瀬波に泊まる、そして笹 川流れを通ってもらって勝木インターで乗ってもらうという、そして山形観光入ってもらうという、 それがやはり地域の活性化につながる私は道だと思うのです。やはりそのためにも、駐車場というの がネックになっているのです。私が住んでいて特に言いたいことなのですけれども、非常に笹川流れ の地区というのは約11キロ間ぐらいあります。名勝笹川流れとして指定している区間では、特に指 定している人が11キロぐらいあるのですけれども、そこに当時旧山北町時代だったのですけれども、 狐崎という大きな空き地があるのですけれども、海側に、旧山北町時代に、個人の所有者の持ち物な ので何とも言えないのですけれども、用地買収、買っていただけるかな、売っていただけるかなとい う格好での議会でのお話があって、金銭的な単価で折り合わなく引き下がった場所がまだいまだに眠 っているのです。できれば多分商工観光課長等は、その場所を見たと思うのですけれども、商工観光 課長、その辺場所わかりますか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 現地のほうは、何度か通ったことありますし、今回見には行ってお りませんけれども、写真等、あるいは県等のデータも山北支所のほうからお聞きしております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) その場所というのがやはりかなり3,000から4,000平方メートルぐらい海 側にあいていて、建物を建てるには規制のかかる場所なのです。やっぱりそれでいまだにあいている というところなのです。実は私、これは独断の考えなのですけれども、ことしの夏あたり非常に駐車 場、海水浴場が混んだということで、いろいろこれまで市の政策等の結果が出てきたのではないかと、 離岸堤から何からという格好で非常に喜んでいるのですけれども、駐車場の中を見ると非常にキャン ピングカーが多いのです、今ある駐車場の中で。それでそのキャンピングカーって市長ご存じのとお り大きさとりますし、キャンピングカーの脇で食事したりするという格好で、1台のスペースだけで なく、お金出すわけですけれども、3台、4台分のスペースとってしまうのです、キャンピングカー というのは。私にすれば、この村上市の中にキャンピングカーの専用の駐車場があるのかないのかち ょっとわからないのですけれども、まだ調べていないものですから、できれば笹川流れのあたりのと ころ海水客が多いものですから7月、8月の観光客が多いということは、キャンピングカーでおいで になるお客さんも多いということなのです。その辺から考えて必要ではないかなと思うのですけれど も、市長、どんなものでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) その議員ご指摘の箇所につきましては、私もよく承知をしております。大き さも実際にあそこに駐車したこともありますので、把握はしていますが、結果的にあれが民地であっ てそのままになっているというのも経過については聞きました。承知をしています。それぞれの駐車 場、先ほども答弁で申し上げましたとおり、拠点、拠点としてどういうエリアでどこに駐車場がある のがいいのかということを検討することが当然必要ですし、村上市の笹川流れ沿線には夕日会館道の 駅があるわけでありますから、やっぱりあそこが拠点になって、桑川の遊覧船もそこをターゲットに していかなければならないいろいろな場所があります。それと、今生活様式を変えて、確かに議員ご 指摘のとおり、キャンピングカーというふうな形のもので移動されて、長期間滞在をして、長期間旅 行されるというのもふえているとは思うのですけれども、それをフォローできるだけの駐車場という ようなイメージが今までなかったはずでありますので、今後一部今基本構想をまとめさせていただき ました朝日道の駅では、そういう構想はあるわけでありますけれども、海岸線、この貴重な我々の財 産である魅力ある海岸線を存分に楽しんでいただける、その手法の一つが駐車場整備ということも視 野に入れながら、少し考えていきたいというふうに思っています。計画的に整備をして検討をしてい きたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ぜひともこれからの計画の中で、時間もあることですので、できればそうい うところを一度とんざしたところなのですけれども、扱い方という格好で検討していただければと、 そう思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。   それから、C番目になりますが、トイレの問題についてちょっとお話しさせてもらいます。トイ レというのは、やっぱり観光地の私顔だと思うのです。どこの観光地に行っても、やはりトイレがき れいな場所、観光地というのはトイレに入ったとき、そこの市の取り組み、町の取り組み、村の取り 組みがわかってくるというぐらいで、本当に私重要な、余り目には触れないのだけれども、重要な施 設だと、そう思っております。商工観光課長、合併してから新しくつくったトイレはどことどこです か、市内で。公衆トイレとして。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) ちょっと正確では、主なものを申し上げますと、上町の町屋広場の ほうにトイレございますし、昨年度瀬波温泉のところにトイレのほうは整備させていただいたと、新 たな形、新築という形では2カ所かと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 多分そのとおりだと思います。私2つとも見させてもらいました。本当に近 代的なトイレ、今の洋式のトイレ、子供の椅子までついているトイレという格好で、やはり最高の技 術を要したトイレをつくっているという格好で見えるのですけれども、やはりホームページを開いた とき、村上市のホームページを開いたときに、町屋も出ますけれども、笹川流れの絵も出るのです、 やはり笹川流れの。トップページにイラストで流れてきます。やはり笹川流れのトイレ、私市長も当 然通っていると思うのですけれども、中にはバリアフリーのトイレもあるのですけれども、ドアがあ かないと、もう完全なる修繕を要さなければならないと思うのです。本当これでいいのかという格好 で、旧市町村時代につくったトイレ、もう20年からたっているトイレでございます。せめて非常に 財政の厳しい中、トイレ1つつくるのに2,000万、3,000万という今時代ですから、大変なのですけ れども、せめて和式、和式のやつを洋式1つに変えられないのだろうかと、やっぱりそういうものは 計画的にできていくのではないかと私は思うのです。ことしの夏もたまたま桑川の入り口の弁天岩と いうところなのですけれども、浜新保と桑川の、もう笹川流れ入り口の公衆トイレ、ご存じだと思い ます。女性のほうがみんな和式、和式になっていると。高齢者の観光客のおばあちゃんで、しゃがめ ないやと、そういうところはやっぱりこれから力を入れていくべきではないかと、そう思うのです。 全体建てかえる必要もないのですけれども、やはりそういう弱者のトイレ、それからやはり高齢者が 使えるようなトイレということが計画的に私は進めていっていただきたいと、そう思いますので、先 ほどの答弁の中でもそういうところを含んでお話ししてくれたと思うので、答弁要りません。できれ ばそういうところをひとつお願いしたいと思います。何かあれですか。いいですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 体が弱い方、またご高齢になってそういう形で利用がしにくい方がいらっし ゃるのは、私も承知をしております。以前は、どうも洋式が使えないので和式は必ず残してくれとい うような、そういう時代もあったようでありますけれども、今いろいろ聞きますと、そんなこともな くて、洋式のトイレで十分可能だよというような時代に今なっているのかなというふうに思っており ます。なお、海岸沿線にあります公共のトイレのみならず、市内にたくさんあるわけであります。ス ポーツをやるときに使うトイレもあります。そんな形で、いろんな要望もいただいておりますので、 ぜひやりたいと思っています。ただ、いかんせん水回りの関係が非常に高額になるものですから、先 ほど答弁で申し上げましたとおり、その利用頻度、また優先度を十分勘案をさせていただきながら、 計画的に進めていきたい。それと、同じエリアに幾つもあっていいのかという議論も中にはあります ので、やっぱりそれを統合するべきは統合するというような形で、その利便性を十分考慮した形の再 構築も含めてこれから進めたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ありがとうございます。それで結構だと思います。やはり利便性というのは 非常に重要視されますので、整理しなければならないトイレもあると思います。やっぱりそういうと ころも整理しながら、整備するところはする、改良するところは改良する、縮小しなければならない ところは縮小する、私はその考えで結構だと思いますので、ひとつ計画的に進めていただきたいと、 そう思いますので、よろしくお願い申し上げます。   それでは、次に大きな2項目めのほうに移させてもらいます。大きな2項目め、私初めて会派で の研修というのに参加させてもらって、非常に勉強させてもらったということで、いいところはやは りまねをしてもいいのではないかという私はスタンスでございます。それが研修だと思いますので。 それで、今回ここに書いたとおり、富山県の南砺市さん、こういう書いたとおりで、皆さんの一番市 民から要望というのが、市と市民との関係の中で一番強くあらわれてくるのが要望だと思うのです。 お話し合いができる、回答する、そういう格好でつながりが出てくるのが私は要望書だと思うのです、 各地区からの。それに対して答えているという、答えの出し方なのですけれども、私非常に丁寧とい うのだか、丁寧さというものを感じたのです。ああ、こういうことで市と市民が信頼感が持ててくる のだなということなのです。それで、当市のこと、本市のことで大変ここに恐縮で申しわけない。文 書で回答しているという格好で、私もこの間まで区長をしていたものだから、市から7月ごろに市の ほうに要望書を出して回答来るのが昨年のやつ私ちょっと見たのですけれども、11月になってしま うのです。そして、11月に私の集落では私がコピーをとって、隣組の数だけ回覧すると、回覧物は みんな戻ってくるという格好で、市民の方それを見れば見た人はいいと思うのですけれども、見なか った人はそのままになってしまう。それから、1回回覧で回ってしまうと手持ちは何もなしと。自分 でコピーとればあるのですけれども、そういうことからそれが全部そうだとは私自分のところの集落 だけそう思っていたので、各支所長方、皆さんのところで回答書を出したと思うのですけれども、各 支所で、どんな、ことしの場合いつごろ要望書をとって、いつごろ回答書を出して、区長さんはどん な格好で市民の皆さんに周知しているかご存じでしたら、各支所長方1人ずつ議長、お願いしたいと 思いますが。 〇議長(三田敏秋君) では、荒川支所長から。   荒川支所長。 〇荒川支所長(小川 剛君) 私ども荒川地区では、今年度の、毎年度ですけれども、各地区からの 要望の取りまとめは6月中で行っております。回答は、毎年11月末もしくは12月上旬に回答して おります。その回答を受け取られた区長さん方がどんなふうに住民のほうにお知らせするかというの は、調査したことがございませんけれども、聞き及んでいる中では今議員が言われているように回覧 をされているところ、あと大きな集落では定期的に広報紙を発行しておりますので、その広報紙に掲 載してお知らせしているというところ、あと大半は総会などで要望した結果の回答を報告していると いうふうなところだと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 神林支所長。 〇神林支所長(鈴木芳晴君) 神林の場合は、各区長さんからの要望に対しましては、毎年でござい ますが、8月の上旬までお願いしてございます。それで、回答につきましては11月末から12月上 旬までということで回答を差し上げていると。それで、各集落での皆様へのお知らせにつきましては、 荒川支所同様調査をしてございませんが、聞き及ぶところにおきましては、やはり総会時にそれぞれ の住民の方々に口頭なり、またはコピーをとったようなものでお知らせをしているところが多いと聞 き及んでおります。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(齋藤泰輝君) 当朝日地区におきましても、今の2地区とほとんど同じでございます。 要望は、7月いっぱいまでの要望でございまして、11月下旬に区長さんのほうに提出するという形 でございます。ただ、私どもも朝日地区の正式には調査したわけではございませんが、私どものほう は回覧よりも、まず出てきたのは集落の役員でもんでもらう、そしてその後、正月の総会等にかけて 住民に周知しているというようなのが主な状態のようであります。 〇議長(三田敏秋君) 山北支所長。 〇山北支所長(五十嵐好勝君) 私ども山北支所においても、今まで回答したのとおおむね同じでご ざいます。6月に各総代さんのほうに出しまして、要望をとった後で、おおむね内容によりますけれ ども、10月から回答しているというような状況であります。その回答に基づいた各集落の周知につ いても、全集落には私ども調査はしておりませんけれども、聞き及んだ中ですけれども、山北地区の 場合は初めに役員会で周知、その後に総会で周知する集落が多いです。あとそのほか役員会で周知し て、重要案件だけ総会という集落もありますし、あとそのほかちょっと数少ない、今本間議員の言わ れた回覧というのは、私ども聞いている範囲ではちょっと数少ない中ですけれども、そういう形で各 集落の方に周知しているというふうに聞き及んでおります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 市長も今の答弁聞いていたと思うのですけれども、この集落の各地区の皆様 がご意見、ご要望と出したものが半年ぐらい眠っているという状況になっているのです。〔質問終了 時間10分前の予告ブザーあり〕状況からいって、回答。そして、それが私もそうだったのだけれど も、どこの支所でも末端まで本当に市民の皆さんところへそれが行っているかと、どんな格好で行っ ているかというのは今まで調査しなかったと、総会で話しているのだろうなというのがおおむねだと 思うのです。そういうことから、やはり私も経験しているのですけれども、区長さんがかわる、担当 者がかわる、そうなると毎年同じような質問が出てくると。役所のほうに立っても、去年の質問がま たのってきたと、区長がかわったからしようがないのだかなと、やはりそういうことで事務の引き継 ぎ、区のほうでも事務の引き継ぎがスムーズにいかないはずだと思うし、それから役所のほうでも担 当者がかわっていくということがあると思うので、やはり以前出しておいた要望事項、二、三年たっ てから担当者に言ったら、いや、私担当でないからわからないわというお話も聞いたことあるのです。 そういうことがないようにということで、この南砺市さんのほうは多分やったと思うので、その中で 今市長のほうでとりあえず大きな連合会からのやつだけでもホームページでやっていってみようとい う格好での取り組み、多分総務課長、前向きなこれ検討だと思うのですけれども、事務的には本当に 大変だと思います。でも事務もこれも非常に私は重要な事務だと思うので、市民と市との本当に大切 なパイプだと思うのです。そして、やはり私たちの要望したものがだめだ、だめだ、だめだという格 好で毎年上がってくるのより、こうこうなのだからだめなのだよということがホームページでわかる ようになっていれば、市のほうでは例えば消雪パイプ1つにしても機械除雪のほうがいいのだという 格好で、機械除雪で市長は考えているよという格好での回答、それで結構だと思うのです。そうすれ ば、それで上がってこない。そして、別な方法でということで、機械除雪なのだよというお話ができ ると思うのです。そういうことからいっても、やはりこういうシステムというのは、今のホームペー ジの能力からいけばできないことはないと思うのです。   それから、南砺市さん、私の村上市より人口少ない5万ぐらいの南砺市なのですけれども、この ホームページの「どこまで出来たか!南砺市の市民要望」、これにアクセスした人が、今ホームペー ジにアクセスすると件数わかるのです。その項目を何件アクセスしたかと、平成27年が6万件。5 万1,000ぐらいの人口です。うちより少ないです。それで6万376件アクセスしているのです、こ の要望書に対して。それだけやはり注目しているということです。それで見ている時間が4分から見 ているのです。それだけやっぱり熱心だということで、私は非常にこれは市民のところに市長、非常 に効果出てくると思います。そして、市のやはり取り組み、意気込みというのが出てくると思います ので、ぜひともこれは本当に最初は大きな項目だけで結構だと思いますけれども、できれば全部の項 目を今度徐々にふやしていく。そして、もう一ついいところが隣の集落、隣の町内会がどんな要望を しているのだということも見えるのです、これで。そうすると、今までの仕組みだと全く隣の集落ど んな要望しているのかも見えないと、それが総務課長、そうですよね、仕組みからいって。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 議員おっしゃるとおりでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) そういうことで、やはり市民と一体になるという格好、そういう格好で市長 も先ほど答弁の中で一歩やってみようという答弁いただきましたので、ぜひとも期待しておりますの で、ひとつよろしくお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 決してご要望いただいて半年間、眠っているわけでありません。それをしっ かりと検討させていただいた結果をお届けをするという精度を高めている作業をしております。それ が時間もう少し短くすれというのは、これから努力をしたいと思います。   それと、もともとが、そもそも論になって申しわけないのですけれども、ペーパーで要望を上げ て、それに対する回答を求める中に、我々も日沿道の期成同盟会で要望しているのはかれこれ22年 間要望しておりますから、ずっと〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕継続をして、大切な物事 についてはしっかりとそういうふうにして伝えていくということは大切だと思います。しかしながら、 日常生活の生活環境整備とか、そういうものについての細かい部分も全部出てきています。区長会の 皆さん方の要望のプロセスからいくと、各集落でまとめていただいて、それを地区で固めて最終的に 地域の要望という形に、幾つかそういう中でいろんな要望が取捨選択されていくというプロセスがあ るわけでありますので、そこのところもそれぞれの精度を上げていくという要望の仕方の精度を上げ ていくということも必要だと思いますので、実は議員からの通告書を拝見させていただいて、いいこ とだなというふうに率直に思いましたので、ぜひそんなところを進めていきたいと思います。今各課 には、出てきた要望に対してできることできないこと、しっかり明確に回答してくれと、検討します という形で検討はするのですけれども、その光明を見出せないものにまでも検討しますというような ところが幾つか見えるところがありますので、それはやっぱりその要望をされた皆さん方に納得をし ていただいて、こらえてもらうところはこらえてもらう、これが大変だと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ずばりそのとおりだと思うのです。検討する、検討するばかり出てくるので す。そういうところを整理しながら、できること、できないこと、やはり皆さんとそれこそ信頼関係 になると思うので、ひとつその辺のところを市長十分理解していると思うので、ひとつ努力していた だきたいと、そう思います。   時間ちょっと余りましたが、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで本間善和君の一般質問を終わります。   午前11時まで休憩します。           午前10時48分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、13番、姫路敏君の一般質問を許します。   13番、姫路敏君。(拍手)           〔13番 姫路 敏君登壇〕 〇13番(姫路 敏君) 新政村上の姫路敏でございます。この8月から私も村上市議会の会派、7 人で構成されている新政村上という会派に加入させていただきました。ご存じのように、ずっと一匹 オオカミで来ましたが、やっぱり会派でともに一生懸命頑張ってまいりたいと、このように思いまし て議員活動を行ってまいります。登壇前に拍手をいただけるなんていうのは、私はほとんど今までご ざいませんでした。そんなこんなで本当にありがたく、感謝しております。   それでは、一般質問やらせていただきますが、私の一般質問通告書のとおりなのですが、最初に 健診についてでございます。健診は、これ平成26年の3月議会で私が乳がんについての検診につい て提言いたしました。というのはどういうことかというと、乳がんの検診というのはマンモグラフィ ーというのでやっていきますけれども、40歳以上の方々2年置きにやっております。ここで問題な のがそのマンモグラフィーというのはエックス線で先生に見ていただくのですが、異常ないよと、何 もないよというのが判定1、ただ先生が見て、いや、ちょっと陰があるのだけれども、このぐらいだ ったら良性だろうと先生が判断して、良性として判断されたのが判定2、ああ、これはもう精密検査 受けてくださいよというのは判定3以上、大体この3つに分かれるわけでございますけれども、平成 25年まで村上市としてはこの判定1、全く異常ない、判定2、ちょっと陰が見えるけれどもどうか な、でも良性ですよという判定2も含めて通知していなかった、受けた人に。これは違うでしょう。 県のガイドラインには、皆さんに判定1、判定2の人も含めて通知しなければいけないですよという の書かれているではないのということから始まって、平成26年9月から判定1、判定2の人も全て 通知するようになりました。この詳細について、今後また聞いていきたいと思いますけれども、まず ここについて、それともう一つ、村上市は人間ドック助成というのを平成27年の4月から実施して おります。どういうことかというと、これは平成26年の9月の議会で私から胎内市と新発田市は3 分の2助成をしています、大きな金額を助成して行ってもらっています、市民に。村上市は、その当 時なかったのです、その助成が。足並みそろえましょうよと、胎内市と新発田市と同じようにしまし ょうよというのが私の考えで、提言いたしました。そしたら、担当課のほうでいろいろ協議なさって、 では人間ドックについて1万円の助成をやりましょうよというのが平成27年度から始まりました。 今年度2年目でございます。その推移について聞かせていただきたいということです。   2番目は、村上総合病院の移転新築についてです。今年度の3月31日に、市長さんのほうで覚 書を結んでいただきました。とてもありがたいことでございますし、それを機に1歩でも2歩でも今 進んでおります、現実。実を言うと、平成26年のこれは6月の議会で、私から当時の大滝市長さん に平成25年の5月に村上総合病院厚生連は、村上駅の西側のほうに建てるよということを通知し、 決めました。しかしながら、以後全然動いていなかったのです。だから平成26年の6月議会で私は 大滝市長さんに、村上市は村上駅まちづくりプランというのを2,800万もかけてつくっているのに、 しかも村上総合病院は厚生連は動こうとしない、これではそれがパアになるではないの。そういう意 味で言うと、大滝市長さんにぜひ契約書を結んできてくださいと、厚生連で、後で知りません言われ たら困ります。少なくとも覚書も結んでかかるのが当然でしょうということを訴えました。それから 2年、市長さんがかわり、厚生連の理事長さんがかわり、それを機にして恐らく市長さんのほうでも、 今高橋市長のほうでも交渉していただいて、今のような形になっているのかなと思いますが、非常に ありがたい、こういうことでございます。これが2点目の質問で、3番目は市長さん、知事選挙に相 当肩入れしています。その辺の思惑を少し私は聞いて質問していきたいと、こういうふうに思ってお ります。この3問でございます。詳細については、通告書に書かれておりますので、ぜひごらんの上、 聞いていただきたいと思います。   よろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、姫路議員の3項目のご質問につきまして順次お答えをいたします。   最初に1項目め、健診についての1点目、検診受診率と判定1及び2の受診者数、再受診者数は どのくらいかとのお尋ねについてでございますが、平成27年度の乳がん検診の対象者は1万1,999 人で、受診者は2,424人、受診率20.2%となっております。受診結果が「判定1異常なし」の方が 1,477人、「判定2良性」の所見がある方が707人となっております。なお、判定2は特に受診を勧 める対象者ではありませんので、再受診した方の数は把握をしておりません。   次に2点目、平成27年度から人間ドックに1万円を助成しているが、活用している人は何人か とのお尋ねについてでございますが、平成27年度は669人で、本年度は9月1日現在の申込者数が 716人となっております。   次に2項目め、村上総合病院移転新築について、今後の病院建設について市としての考え方はと のお尋ねについてでございますが、村上総合病院につきましては本市だけでなく、県北地域の基幹病 院として、救急告示病院、災害拠点病院及び僻地医療拠点病院などに指定され、地域医療における重 要な医療資源としての役割を担っております。ことし3月に本市と厚生連が締結をした「新潟県厚生 農業協同組合村上総合病院の移転新築に関する覚書」に記載してありますとおり、病院移転新築の早 期実現を図り、地域医療の充実と地域発展に取り組んでまいります。なお、先般の第9回全員協議会 におきまして報告をさせていただきましたとおり、平成32年10月の新病院開院を目指し、円滑に 移転新築事業が進みますよう本市と厚生連が協力をし、連携を図りながら支援をしてまいりたいと考 えております。   次に3項目め、市長の政治姿勢について、長岡市の森民夫市長を訪ね、新潟県知事選挙の出馬要 請を行ったが、その真意はとのお尋ねについてでございますが、均衡ある新潟県土の発展と豊かで安 全、安心な県民生活を確保するためには、基礎自治体である市町村の個別施策と新潟県の広域行政が 相互に連携、補完することが重要と考えております。このため、知事には県民はもとより、市町村長 との関係において深い慈愛と協調性が重要であり、かつ人口減少という共通課題に加え、公共事業推 進の観点からも国との太いパイプが求められていることは周知のことであります。このことから新潟 県市長会の会長、そして全国市長会の会長として全国813市の連携、協調に強力なリーダーシップ を発揮されてきたこと、また国や近隣県との信頼関係を構築されてきた実績から、現在の新潟県、そ してこれからの未来に向けて進める県政の運営に必要なリーダーであり、最もふさわしい方であると 思い、村上市長として出馬要請を行ったものであります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ありがとうございました。   それでは、再質問させていただきますけれども、私の質問は所管外でも意見を求めることがござ いますので、課長さん方々にもちょっとお伺いする場合がございますので、ご承知おきください。ま た、なお答弁簡潔にしていただきたいのですが、時間の都合上、とめる場合もあるかもしれません。 そうならないように努力しますけれども、ご了承いただきたいと、こういうふうに思っております。   それでは、資料がいっぱいあって大変申しわけないのですが、資料に沿っていくとわかりやすく なりますので、そういう意味で出させていただきました。議会事務局の方には大変ご苦労なさってお りますけれども、よろしくお願いします。資料1の表の部分からなのですが、「女性がかかりやすい ガンと死亡数が多いガン」ということでございますが、これは全国的に乳がん、これは断トツ1位な のです。多くが乳がんで、女性の方は悩んでいる方もいるし、かかって悩んでいる方もたくさんおら れます。ただ、死亡数というと少し下がりますけれども、物の本によると女性の12名に1人が乳が んになってしまう。12名に1人なってしまった人の中から3割の方がお亡くなりになる、7割は助 かっている。逆に言うと、早期発見が大事なキーポイントになってきます。下のほうがこれ全国的で すけれども、女性にかかわるがんの中で、やっぱり断トツが乳がんです。それで年齢的に言うと55 から64、60歳前後が断トツです。こういう状況をしっかりとまず皆さんが確認してわかっていった だいたところ再質問していきますので、ひとつお願いします。   右側のほう、乳がん検診、これ乳がん検診は平成27年度、今ほど市長答弁からありました。こ の内容のことを市長は言っておられましたけれども、受診率、平成27年度で20.2%、低うございま す。ただ、この5年間で23と24ともっと低いのはなぜかというと、これも平成26年の3月に私が 指摘して直したのです。対象者ということですが、40歳以上で2年に1度やっているわけですから、 40歳以上全部が対象にしたら、全員行っても50%しかならないわけですから、これは違うでしょう ということで指摘して、平成25年度からはそのとおりに直ったものです、これは。それで、私ここ で聞きたいのは、まず担当の課長さん、保健医療課の課長さん、この乳がん検診いろいろありますけ れども、この乳がん検診で受診率何%にしようよという目標はございますか。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 健康むらかみ21のほうで一応受診率の目標値は設定しておるので すが、今手元に資料がなくて済みません。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 乳がんの話するわけですから、その辺も含めてしっかりとお勉強していた だきたいなと、こういうふうに思います。今20.2%でございます。私は、こういう目標というか、 受診率上がればいいわけですから、これは皆さん必死にやっているわけですから、PRしたりして、 20.2%が例えば5年で30%にしろ、いいかできるかどうかわかりませんけれども、そうすると毎年 2%ずつ上げていって5年で10%上がるわけですから、それを達成できるかどうか、毎年課でちょ っとヒアリングして、協議して、そして何がいいのか、何をどうすればいいのかを目標を立てていく 要素として見出していく、こういう形が望ましいなと思いますが、市長どうですか、その辺。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) まさに議員指摘のとおりだというふうに思っております。ぜひそういうふう にして進めたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ物の本では、物の本というかいろいろと頑張っているところの本では、 低い、低いというだけの話で終わってしまっていますので、しっかりとその辺を捉えてあげていって もらいたい。この平成27年度の左のほう、平成27年度指導区分とか、先ほど言いました判定1、 異常を認めず、これが1,477、良性、これがさっき言ったお医者さん見て、このぐらいの陰であれば まあまあ良性でしょうという判断に基づいて良性、これが707、あと再受診というか、要精検という ことになりますけれども、これと年齢のところをちょっと見てください。年齢で60歳から69歳で 受診なされている方、相当多うございます。40、50というのは、人ごとのように思われているのか わからない、そんなこと言うと叱られますけれども、低うございます。ぜひ若手のほうにも受診をし ていただけるように働きかける。それと、この年齢別の中に指導区分表の中の判定1、判定2、判定 3を反映させると、どの年齢でどうなのかが見えてきます。その辺のところを少し努力していただく と、すばらしい検診の結果というか、どうすればいいかが出てくるかと、こういうふうに思っており ます。こんなふうに少しせっかく出てきた数字をいろんな方向から見て、それが市民のために検診が よりよく働いているということを裏づけるような資料として出していただければ、自分らの資料とし て持っていただければありがたいなと思いますが、市長どうですか、その辺。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在担当課のほうでもそういう分析を含めて、どこをターゲットにしていく のかというところはやっているというふうに私は思っておりますけれども、まずは見える形でグラフ に落とし込むというのは、明らかになって誰でもわかるわけでありますので、ぜひそんな分析もやっ ていると思うのですけれども、なお確認をさせていただいて、なければするような形で対応したいと 思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それで、資料1の裏面を見ていただきたいのですが、この裏面は先ほど言 った平成25年度までは出ていっていなかった資料でございます。これは、判定2の方を2、あなた は判定2ですよというよりも、これ見るとわかりますね。「乳房検診結果のお知らせ」ということで、 がんの検診結果。検診結果として、ここが私どうもちょっと疑問なところなのです。所見はあったも のの良性であり、精密検査の必要はありません。この言葉にして「精密検査の必要はありません」は、 私は要らないのではないかなと。所見はあったものの良性でありましたよ、その所見は左のほうが石 灰化されていますよということを伝えればいいと思うのです、そのまま。そして、下のほうに通知結 果、結果通知についてがございますが、これはこれでいいのでしょうけれども、上から1、2、3、 4、5行目あります。読ませていただきます。何だかんだとありますけれども、「そこで、皆さんに は月1回の自己触診と2年に1回の乳がん検診をお勧めいたします」。この文章は、2年に1回の乳 がん検診を逆にやっていればいいのかなぐらいにしか思わないのかなと。その文章は、その3番目、 一番下から3行目にも同じ文章が出てきています。逆にここは、少し緊張感のある言葉を入れてもい いのかなと。今回は、精密検査の必要はないと、私が言いますよ。判断されておりますが、少しでも 不安があるようでしたら、自己責任のもと他の医療機関での再受診も試してみてくださいとかと言え ば、ああ、ちょっとあれだったらあれかなというの、2年待たぬでも自分のお金でということもあり 得ます。やっぱり検査してきて大丈夫だから、大丈夫なの、2年後やればと言われるよりも、そうい う良性だったのだけれども、ちょっとなというのはあるのだけれども、それは少し早目にやったほう がいいのではないのという流し方のほうが私は少しやったほうも緊張感あって行けるのかなと思いま すけれども、この辺担当課、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 県のガイドラインでは、判定1、2は精検不要ということなので、 かえって受診者の不安をあおっては悪いということでこういう表現にいたしましたし、この様式を決 める際にも病院関係、医師会、よく皆さんと相談した結果、こういう形となりました。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それならば、もう一度相談してみてください。私の今言ったことを基本に して。もう耳をふさがないで、私が言ったことをしっかりと取り入れてみて、もう一度考えてみてく ださい。先生の立場ではなくて、受診者の立場になってみてください。そうやって書いてもらったほ うが、ああ、行こうかな、ちょっと見てもらおうかなという気持ちになるはずです。それも含めて少 し協議していただきたい、こういうふうに思っております。私は、とにかくどういうことを言いたい かというと、せっかく検診しているのだから早く見つけてもらいたい、悪いところは。そして、悪い ところありそうなことを感じ取ってもらいたい。これなのです、検診の効果というのは。それで、新 潟県の検診のガイドラインは、40歳以上の女性を対象に2年に1回ということで書かれております。 50歳までは2方向、50歳以上は1方向のマンモグラフィーをということも書かれております、検診 のガイドライン。ところが市長、茨城県のガイドライン、ちょっと1回今度インターネットで見ても らいたいのですけれども、30歳以上なのです。同じ県でもいろいろ違いあります。30歳以上です。 しかも、超音波、マンモグラフィーのプラス超音波、これもやってみてくださいということが書かれ ている。ああ、県によってこんなに違いあるのだなと思います。それで、できれば、超音波は後で話 ししますけれども、マンモグラフィーは50歳までは2方向、50歳以上も2方向してもらいのです。 なぜかというと、これさっき言ったように、60歳前後が一番罹患率というか、かかる率が高いので す。50歳まで2方向で危険を見ながら、50歳になったら1方向だけでいいというの、これ道理に違 うのではないか。これ私佐藤医院さんの佐藤泰治先生に聞きました。そしたら、そうだよなと、おか しいな、その一言で終わりました。何でそうなっているかわかりませんが、私はかかるリスクの高い ところに行くほど、やっぱりいろんな方向からの検査が必要なのだろうと。そこで、県のガイドライ ン見るとどういうこと書かれているかというと、これ書かれているのです。50歳以上の対象者につ いても、内外斜位方向、これその1方向、MLOというのですか、1方向を補完する方法として頭尾 方向、もう一つの方向も追加することは差し支えないかというのです。県としてみれば、それやって もいいのではないですか、いいですよということをガイドラインに書いた。私は、ぜひまずここから 少し受診に取り入れてもらえれば、より発見率の高いものに変わるのではないかなと、こういうふう に思いますが、市長、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先ほど議員ご指摘の検診のあり方、これがやっぱり大切、検診の本来の目的、 利用者側、住民側の立場に立ってと、そこがまず第1点そうだと思います。それにのっとって、医学 的な可能な範囲でガイドライン定められていると思いますけれども、安全側でさらにそれを強化して いくということは可能だと思いますので、やはり命を守るという姿勢、その視点からもう少し考えて みてもいいのかなというふうに話聞いていて思いましたので、そういう検討をさせていただきます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それでは、資料の2の表を見てください。これ佐藤医院さんのがん検診の 内容のものを上げさせてもらいました。もちろん許可はいただいているわけですけれども、乳がんの 検診、この超音波とマンモグラフィーで1.5倍になります。これは、医学的に証明されたのです、2 年ぐらい前に。どういうことかというと、この資料2の裏面に、佐藤泰治先生の小論文が書かれてお ります。医学的な見地から言っての部分なのですが、私が終わりにというところの線引いてある部分、 ここがポイントです。どういうことかというと、これ五、六年前ですから、当時乳がん検診はマンモ グラフィーにかかわらず、超音波としての取り入れる併用でやることが将来発見率を高めることにな るのではないかということで研究機関でやっておりまして、当時、私もそれを期待しますということ が書かれております、終わりのところに。これが証明されたのです。つまりマンモグラフィーと超音 波の2つの併用によって発見率が高まる。発見率が高まるということはどういうことかというと、早 期治療をする人が多くなる。最終的に医療費も下がるし、健康を維持できると、こういうことでござ います。私は、こういった観点で検診のあり方も含めて、もうちょっと細部に意識を持つともっとい いやり方が出るかと思うのですが、この茨城県のはこれを使っているということです。県ではまだし ていないですけれども、ぜひ市長、検討していただいて、佐藤医院さんではこれ出ているように、 4,500円でできるということです。やってくれているのです、これ。村上市の検診で来た人は、村上 市の検診1,000円とか1,500円でこれ全部やってくれるそうです。だから逆に言うと、村上総合病 院行けばどっちかいうとマンモグラフィーの与えられただけですけれども、ここはそれ以上の付加が もう少しよくしている、厚みのある検診をしてくれているということになりますので、ぜひちょっと ご検討した上で、その2つの機器を使ったやり方を導入してもらえば、将来的に、まずマンモグラフ ィー2方向を50代、その後に2つの機器を併用する、どうですか、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然いろいろな手法でやっていくのがいいのだろうなと思います。いざ議員 がこの件についてご指摘をしたときには、2年に1遍の検診のときに見落とした部分があったよ、2 判定なのだけれども、やはり罹患したというような話からスタートされていると思います。この佐藤 泰治先生のお話についても、私も以前お聞きをしたことがあります。やはり先ほど申し上げましたと おり、安全側、命を守るというスタンスからどこまで手厚くできるかというところ、それは今度は体 力を含めての話になりますので、医師会の皆さんとも少しお話をさせていただきながら進めさせてい ただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) そういうことで、この乳がん検診というのは、乳がんというのは女性特有 のものでございます。そこで、村上市がそういったところに力を入れて、できれば茨城県みたいに 30代からやれるとすばらしいと思います。そういった取り組みを村上市でやります、そして2つの 機器を併用してやります、ですからここでは女性の乳がんに関しては安心して暮らしてください、お 嫁さんに来てください、女性のほうのことを守りますぐらいのやっぱりPRに村上市としてつなげて いってもらいたいなと、こんなふうに思います。ぜひちょっと前向きに考えていただきたいなと思っ ております。   それでは、人間ドックについてお聞きいたします。人間ドック、平成27年度で669人、1万円 助成でやられております。ことしでもう既に9月の1日で716人ですから、去年を上回っておりま す。やっぱり相当そこに興味をというか、そこに趣を置いて、そしてやられている方も多いのだろう と、こんなふうに思いますけれども、資料の3、資料の3の裏側、これ何書かれているかというと、 胎内市さんの補助金、これは1万2,600円本人が負担すれば、あと行政のほうでやってくれますよ。 村上市は1万円を補助しましょう、ここは1万2,600円でできますよと、3分の2補助ですから。 裏見れば、新発田市のものが載っております。新発田市も3分の2の補助です。これは、すばらしい なと。こういった内容で進んでいる新発田市あるいは胎内市と、担当課としていろいろとヒアリング、 お話を聞いたりしたことございますか。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 人間ドックの助成を始める際には、各市町村のドックの助成につい て把握して検討しました。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 始めるときには、当然聞きます。やっぱり年に1度情報を聞くのも1つか なと思いますけれども、私はこの前ちょっとお電話だけだったのですが、聞きました。要は、新発田 市では対象者が40歳から74歳まで、1万8,681人の対象者のうち、利用しているのは3,864人、 人間ドックで利用しているのが3,864人で21%です。胎内市は、対象者が35歳から74歳まで、5 歳下がりますけれども、これで6,386人で利用者が1,025、16%、いずれも人口減少で、かかる人は、 利用する人はちょっと減るときもありますが、対象者について割合的には毎年上がっていっている。 やっぱり人間ドックというのは、ただの検診というと語弊ありますけれども、検診とちょっと違うの は、そこで最後に先生とお話できる、結果を先生とお話しして、今後のことにつなげる話もその場で できる、こんないいことはないのです。ぜひできるかどうかわかりませんが、隣の胎内市、新発田市 に足並みそろえてやるのも村上市としてもあって当然だと思います。検診に行く料金とドックにかか る料金の平等性を保つために1万円にしましたという答弁ありましたけれども、それはわかります。 それ以上にお金かかったとしても、健康維持することによって医療費の削減につながります。その辺 も市長、少し見方を変えていただいてご検討いただきたいのですが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) この件については、実は内部でも議論をしていて、昨年度に比して今年度が 年度途中でありますけれども、ふえている、これは確実に効果があらわれているのだよね。それが1 万円であっての実績、これが例えば3分の2助成にしたときにどのように影響するのかというところ の分析も含めて、実は検討をさせていただいているところでありますので、そういう形で今後進めて いきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 人間ドックのニーズは高まっております。やっぱり健康志向のあらわれだ と思います。そこに行政が少し手助けをしてやることで、もっと健康寿命を延ばすこともできるし、 ひとつよろしくお願いしたいと思います。   こんなようなことで、保健医療関係については終わりますけれども、次に村上総合病院の新築移 転なのですが、市長さん本当に頑張っていられて、3月31日にこの覚書、これ最高です、見ても。 ちょっと心配なところあるのですが、どういうことかというと、資料4の表側にこれ結んだときの内 容が載っておりますが、第4条、乙は病院の移転新築を平成32年度をめどに完了し、これはわかり ますね。速やかに開院するものとする。2、乙の平成28年度決算見込みにおける自己資本基準が、 財務改善計画における計画値を下回る場合は、甲乙協議して移転新築及び開院時期を変更できるもの とすると、この言葉がどうもひっかかるのです。確かに厚生連も経営しているわけです。一般事業で ございます、病院といいながらも。市長どうですか、この辺。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に懸念される部分だというふうに思っております。ただ、これにつきま しては、比較的今順調に推移をしています。ただ、上級官庁であります農林水産省のほうからの、や はりこれが条件になるよという、これをやっぱり覆すわけにもいきませんので、これを条件入れさせ てくれという話であります。ただ、私と菊池理事長のトップの会談の中で、私が責任を持ってここに ついてはクリアをさせていただくということを厚生連の理事長さんが私に言っているわけであります ので、それを私は信頼をして、しっかりとこれからも支援をしていくと、ともに連携をしながら開院 に向けるというそのことを2人で確認をしておりますので、そこを信じて進んでいくということだと 思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ信頼関係を築きながら、よりよい病院の新築を手助けしてもらいたい と、このように思いますが、資料4の裏面をちょっと見ていただきたいのですが、これは全員協議会 等々でいただいた資料を出しておりますけれども、まず裏面の「総合病院移転新築について」という 部分で、これは今後の予定、これが平成28年9月、設計業者との契約締結予定、基本計画、基本設 計に着手と、こういうふうにございますが、これ昨日の鈴木いせ子議員さんへの答弁を、市長からの 答弁をまずちょっと話ししてもらうと、設計業者を設定するためにプロポーザル方式により本年6月 から作業を開始して、8月26日に開催された経営管理委員会で設計業者を選定して承認されたとい う報告があったと、そして9月中に厚生連と設計業者が契約を締結し、基本計画と基本設計に着手す ると伺っておりますという答弁がされたわけです。私全員協議会でもちょっとお伺いいたして、また 聞きましたけれども、あえてこの議場の場で再度伺いますが、村上市は20億円相当のお金をそこに 支援するということでございます。村上市にも多くの建築の業者さんがたくさんいらっしゃいます。 村上市のお金が20億円ものお金がそこに注がれるということになれば、その建築業者さんもやっぱ り少しでもお仕事をいただきたいというのがこれは本音だと思います。そういったところに対して、 発注する側は村上総合病院、厚生連でございますので、ここら辺との兼ね合いを市長さんはどういう ふうに考えているのか、再度お願いしたいのですが。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 全員協議会の際にも申し上げましたとおり、やはり病院の役割というのは非 常に地域の医療資源として重要ですけれども、それをつくり上げるという部分に関しましては、それ もやっぱりフロー効果として経済効果発揮するわけでありますから、今村上市は全て市内でできるよ うな仕組みで業者を選定をすることを中心に考えていますから、当然村上総合病院のほうにも理事長 を含めて私から強くそのことについては要望させていただきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) そこでお願いがあるのです。市長さん先ほど言っていました。理事長さん とのコミュニケーションというか、人間関係が大事なのだ、その人間関係をもう少し、もう1歩、2 歩大きくしていただいて、ぜひ覚書をこの辺のところきついかなと思いますけれども、この言った言 わない、そんなの聞いていないなんて言わずに、ぜひそれらしいものを交わせるようになったら最高 かなと思います。何ぼの金額をどう出すなんて、具体的なことは言いません。ただ、そういったとこ ろでやっていくよという厚生連側の話も聞ければ、村上市にとってはこんないいことはないとは思い ますけれども、どうですか、東海林課長、ううんと言っていますけれども、あなた担当だと思います けれども、よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 都市計画課長。 〇都市計画課長(東海林則雄君) そういうところまで交わせれば理想だと思いますけれども、それ こそ相手方があるものですから、市長も理事長と対談したりしているわけですので、その辺でよろし くお願いしたいなとは思っています。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) そういう消極的な答弁ではなくて、ぜひ市長とお話しした上で、私も命が けでそういうところに取り組んでいきますという言葉が出ないものかなというは、市長どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 課長の口からそこまで申し上げるのはなかなか難しいと思いますけれども、 姫路議員おっしゃる意味よくわかります。市の今の発注の際の特記事項にも市内業者を使ってくださ いというようなことも記載をしておりますので、まさにそういう文言がお互いにわかるように、明示 化できるような形であればいいのかなというふうにも思っておりますので、方策も含めて私のほうで しっかりと対応したいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それともう一つ、これ私絵に描いた、〔質問終了時間10分前の予告ブザー あり〕最後これ自分勝手に書いたやつ、絵、どこかから引っ張り込んだような変なふうに感じられる と困るのですけれども、これ自分で書いたやつ。この丸の中央のバッテンがこれ病院かなと、この辺 かなというのはあります。その上のほうに原信なんて自分で適当に書いておりますけれども、この中 でこの私が黒くちょっと太い線で書いたのが救急車のラインだと思うのです。私想像するに。インタ ーからもおりてきて、村上瀬波温泉インターからおりてきてローソンのほうにつながっていくのです が、その間に左手に七湊に走る道がございますので、あの辺から通って橋をかけるとそのまま村上総 合病院のほうに接続できていくなと、三面の脇通って。それともう一つ、ここで一番大事なことが瀬 波温泉トンネルの先線、これはぜひ建築と一緒にやっぱりやってもらわないと困るなというのがあり ます。これは、この辺住民が住んでいるのの一番の要望でございますが、市長どうですか、その辺。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 平成25年の9月に記載をしたということで書いてありますけれども、当時 非常にこの辺を将来を展望した形ですばらしいなというふうに拝見させていただきました。トンネル 先線も含めて、周辺道路については先日もお話し申し上げましたとおり、トータルでコーディネート していく、このことにつきましては県のほうともしっかり協議しておりますので、その優先順位、ま た時期のずれは当然あるのかもしれませんけれども、そういうふうなイメージで私もいますので、ご 安心をいただければなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 病院の建設は、厚生連がやっていくわけですから、その周辺の道路の整備、 インフラの整備というのはどうしても行政のほうも一緒にやっていかなくてはいけないので、ぜひこ の辺はしっかりと捉えてやっていってもらいたいのが私の願いでございます。そんなことですけれど も、もう一つ、駅からホームから車椅子で病院に入れるような仕組み、今だと東側にありますからお りて、バスからおりて、電車からおりて、歩いて村上総合病院へ行かなければならないですけれども、 車椅子でつながるような仕組み、この辺も市長、設計業者がもう着手しているというわけですから、 まだ遅くはないと思いますが、その辺も含めてちょっと考えていただきたいというのを提言できない ものでしょうか、どうでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) プロポーザルでそれ設計をする業者今決定をして、今区画ができればそこに 落とし込むという作業ですから、これから十分間に合うと思います。ただ、駅のほうから、駅はバリ アフリーで、駅構内から出るまでは駅の仕様になるわけでありまして、そこから病院のそこの入ると ころまでどのくらいの距離があるのか、そこが車椅子でいいのか、全部バリアフリーにしていくのか、 その辺のところを全部トータルで考えていかなればならないので、そのままストレートに行ければこ んないいことはないと思いますので、少し話はしてみたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 駅のホームから直接病院に車椅子やらで入れたら、こんなないです、全国 にも。私は、本当そういったような病院の形成が望ましいし、していただきたいというのありますの で、ぜひ力強くその思いを伝えいただきたいなと、こういうふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 距離がどのくらいまでオーケーなのかというのもありますので、その辺も含 めて車椅子でもアプローチしやすい病院だということはこれ大切な視点だと思いますので、そのこと は申し上げていきたいと思っています。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) よく飛行場にありますよね。歩いていって、ぱっと乗って、すうっと進む やつ。ああいう道筋もあってもいいではないの、考え方は、屋根さえついていれば。すとんとやれば すうっと行ってくれるではないですか、エスカレーター。何というかわからないですけれども、そう いうことでございます。   あと最後になりますが、市長さんのほうにどうしても私も少し納得のいかない部分もございます ので、聞いていただきたい。市長さんのほうで、長岡の森民夫さんのほうにぜひ知事選に出てくれと 〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕いうことで、新聞紙上にも出て、テレビにも出ました。5 人の有志ということで、三条の国定市長さん、43歳、10年目の市長です。妙高市長、入村明さん、 69歳、3期と新井市長も含めると15年市長をやっております。聖籠町の町長、64歳で6期目です。 もう二十何年もやっています。それと、あと田上町の町長さん、この方は5期目でございます。相当 のキャリアの持った首長さんが森さんのところに行って要請したのでしょうけれども、私は森さんが いい悪いではないです。現職の知事は、泉田知事がいらっしゃるではないですか。彼らは、恐らく泉 田知事の前からのつき合いの人も中にいたりします。そうすると、泉田知事を見て、よしということ で動いたのでしょうけれども、私は少し勇み足ではないかと思うのです、市長の行動が。もう少しち ょっとこらえていただいて、どういうことかというと、現職はあくまでも泉田知事です。そのときは、 知事さん出ると言っていたのだもの。今やめましたけれども。その知事がいて、世の中何が起きるか わかりません、どうなるか、選挙やってみないと。議員のうちはいいです。市会議員やら県会議員や ら国会議員の自分が政治家として、議員のうちはいいです。自分の責任、自己責任でやっていればい いのです。私が県会議員に出て落ちようが、市長選に挑戦して落ちようが、議員のうちはいいです、 まだ。でも市長、市長はやっぱりこれだけのトップリーダーでございます。もし森さんが落選したら どうなのだろうと、そこまで考えて、自民党もまだ推薦出しておりません。考えれば、もう少しちょ っと下がって、誘われたのでしょう、国定市長さんに。高橋市長、やろうよなんて、そしたら、おお、 いいかなんていって言ったのだかもしれません。でもその気持ちはわからぬでもないのですけれども、 もう少しちょっと慎重にかかっていただかないと、今後も。あっぺこくこともあります。あっぺって どういうことかわかりませんけれども。ですから市長、その辺ちょっと考えて、今後の政治活動にも 生かしていただきたいと思います。後でもいいではないですか。様子見てこっちつけばいいのだ。様 子見てこっちつけばいいのだ、市長だったら。上手にやってもらいたいなと思いますけれども、どう ですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ご指摘のとおり、確かにそういう指摘をたくさんいただきました。ただ、私 は信ずるところに従って動いたということであります。当然そのときに、8月6日でありましたので、 急な日程調整でありましたから、ほかの首長さん方でも行きたかったのだけれども行けなかったとい う方もいっぱいいらっしゃったので、5人だったのですけれども、ほかにも賛同する、そういう空気 の中での動きだったということ、それと私は職員の時代にも泉田県政見ているわけでありまして、そ の中でいろいろな状況を把握した上で今後の県政のあり方を見据えたということ、それが今のタイミ ングだったというふうに思っておりますが、しっかりとその辺は慎重にかかることも大切だなと思っ ております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) そうですね。ちょっと行く前に、側近の議員さんあるいはしっかりとした 市長を取り囲んで応援された自民党の方々にも少し相談をすると、いい結果が出るのかなと思います。 というのは、トップですから、市長はやっぱりトップにふさわしい形での政治活動というのもお願い したいなと思います。   ちなみに、市長一生懸命中原八一さんを推しました。これは、政治家としてどこつくっていいの です、それはそれで。でも村上市では、森ゆうこさんも1万5,681票、やっぱり1,700票ぐらいの 差しかないのです。そうすると、よくよく考えてみると森ゆうこさんを応援したのは俺は知らないぜ みたいな顔をされるとまた困るわけです、平等に反しますから。その辺も踏まえて今後の政治活動に 生かしていただきたい。これは、村上市民の代表でございますので、どうですか、最後に。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先輩の政治活動としては、政治家としては大先輩の姫路さんの言葉としてし っかり受けとめさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 今回の一般質問はこれで終わります。   ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで姫路敏君の一般質問を終わります。   昼食休憩のため午後1時まで休憩します。           午前11時50分  休 憩                                                        午後 0時58分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、10番、本間清人君の一般質問を許します。   10番、本間清人君。(拍手)           〔10番 本間清人君登壇〕 〇10番(本間清人君) 議長のお許しをいただきましたので、9月定例会の私の一般質問をさせて いただきたいと思います。新政村上の本間清人でございます。よろしくお願いを申し上げます。   このたび私の一般質問通告は、3項目でございます。まず1点目、村上市における農林水産業に ついて。市長も常に村上市の産業構造の中で、一次産業は非常に大きなウェートを持つと言っており ましたが、今後の農林水産業のあり方についてお伺いいたします。   @、村上市の米、野菜、村上牛、鮭、海産物やほかにもたくさんある特産物の生産者に対して、 市として協力や支援の体制をどのように考えていますでしょうか。   A、担い手育成について、市の考え方を伺います。   B、六次産業化の推進など特産物を売る手だてについて、販路拡大など市の協力や支援はどのよ うになっておりますでしょうか。   C、畜産業などによって生じる悪臭の問題は、これからどのように解決していきますか。   2項目め、市内の海水浴場について。塩谷から伊呉野までの海岸には、幾つもの海水浴場があり ますが、最近の海水浴客の来場者数の推移を教えていただきたいと思います。   3項目め、除雪体制についてであります。冬に向けて、除雪体制の変更や、新たな取り組みがあ ったら教えていただきたいと思います。   市長の答弁の後、再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、本間清人議員の3項目のご質問につきまして、順次お答えをいた します。   最初に1項目め、村上市における農林水産業についての1点目、村上市の米、野菜、村上牛、鮭、 海産物や他の特産物の生産者に対して、市として協力や支援の体制をどのように考えているかとのお 尋ねについてでございますが、これまでも申し上げておりますとおり、本市の農林水産物は大変高い ポテンシャルを持っております。これは、食材のプレゼンテーションに来ていただきました飲食業界 の方々、またそれ以外でも県内外の方々にお会いしますと、よくいただく言葉であり、この本市の持 つ多くの資源、特に農林水産物を活用することは、地域経済の活力に大変重要なことと考え、第一次 産業の成長産業化及び生産者の所得の向上のため取り組みを進めているところであります。   初めに、米につきましては、岩船米の需要拡大を目指すことを第一といたしまして、岩船米に特 化したホームページを県・JA及び生産者、また需要者を中心に構築し、PRを図ることとして作成 中であります。また、野菜につきましては、ネギ、ブロッコリー、枝豆等の有力園芸品目の拡大部分 に支援を行い、育成、拡大を進めております。村上牛につきましては、主に認定率向上に向け、村上 牛として認定された肥育牛の経費に対し支援を行う予算を計上いたしております。   次に、鮭や海産物の生産者におきましては、各漁協で行っております稚魚放流事業に対しまして、 支援を行っております。また、漁具購入や漁船等資本装備のため活用する制度融資「漁業近代化資金」 におきまして、利子補給金を交付することで漁業者への負担軽減、経営の安定化を進めてまいります。 このほか海面漁業につきましては、佐渡を除く新潟県内の他地域と連携した「広域浜プラン」の策定 を行うことで、広域な漁業地域の連携した取り組みを進め、国県事業の活用も行い、より漁業者の所 得向上、負担軽減を図ってまいります。そのほか園芸等の作物につきましては、それぞれの事業体の 取り組みにより、県の補助事業を活用し、また市単独費の上乗せ補助を行うことなど振興を図ってい るところであります。   次に2点目、担い手育成についての市の考え方はとのお尋ねについてでございますが、農業につ きましては、青年就農支援給付金制度を基本に担い手対策を行っておりますが、今年度からそれを拡 充すべきとの必要性から、市単独事業といたしまして、対象を61歳未満と年齢幅を拡大し、1人1 年度100万円を5カ年、5年間を限度に支援することとしております。また、林業の担い手育成に つきましては、面的なまとまりのある森林を集約化し、造林、保育から素材生産までの森林施業技術 を有する林業就業者の確保・育成が重要となっております。このため、関係団体及び事業者と連携を 図りながら、林業体験・研修等を通じて、若年層を中心とした新規就業者の確保・育成を進めてまい ります。   次に、水産業の担い手育成につきましては、漁協と連携し、国事業の活用により漁業現場での研 修に対する支援を行うことにより、負担軽減を図りながら、漁業者として独立できるよう支援をして おります。いずれにいたしましても、就農・就業の希望がある方には、県及びJA、漁協等と連携し、 相談をお受けしながら対応を進めているところであります。   次に3点目、六次産業化の推進など特産物を売る手だてについて、販路拡大など市の協力や支援 はどのようになっているかとのお尋ねについてでございますが、六次産業化の推進につきましては、 本市での取り組みについて知っていただくため、パンフレットを作成して全戸に配布をしております。 このパンフレットでは、本市で六次産業により製品化した身近なものを紹介し、六次産業に関心を寄 せていただき、取り組みへのきっかけとしていただこうとするものであります。このことに加え、起 業への相談、支援につきましては、随時対応をさせていただいているところであります。また、販路 拡大につきましては、本市の生産者とともに新潟市や東京でプレゼンテーションを行っておりますし、 本市の食材に関心を持っている業界・団体・報道関連事業者に紹介をして、実際に来ていただいて、 食材の生産現場を見て、生産者のこだわりなどを話し合うことを通して、販路拡大を行っているとこ ろであります。   次に4点目、畜産業などによって生じる悪臭の問題は、これからどのように解決していくのかと のお尋ねについてでございますが、本市では住民からの苦情や臭気測定結果に基づき、環境保全と畜 産指導の両面から畜産業者に対して施設及び作業内容の改善による適正管理を指導してまいりました。 また、畜産業者、地区住民、関係行政機関で話し合いの場を持ちながら、畜産業者へ改善を求める取 り組みも行っております。今後もこれらを粘り強く継続実施していくとともに、臭気測定の箇所数、 回数をふやすなど監視及び指導を強化をしてまいります。   次に2項目め、市内の海水浴場について、最近の海水浴客の来場者数の推移はとのお尋ねについ てでございますが、市内には現在9カ所の海水浴場がございますが、最近の入込客数につきましては、 平成25年度が11カ所で21万1,220人、平成26年度以降は9カ所で12万5,400人、平成27年度 が14万1,850人、平成28年度が11万1,990人の推移となっております。   次に3項目め、除雪体制について、冬に向けて除雪体制の変更や新たな取り組みがあるかとのお 尋ねについてでございますが、体制につきましては基本的に例年同様と考えておりますが、これまで 一部の通学路等、通学時間帯までに除雪対応ができなかった箇所があったため、除雪の作業効率の向 上を検討し、車道除雪の作業順路の変更や歩道除雪の除雪機械の増強を行い、可能な限りの対応を進 めたいと考えております。また、交通量の多い交差点付近や急勾配の坂道箇所など、車両事故防止の ための凍結防止対策といたしまして、例年凍結防止剤の散布を手まきで行っていた箇所につきまして、 本年度より散布車を導入し、作業効率の向上に取り組みます。なお、これまで凍結防止剤の散布で対 応しておりました坪根工業団地入り口部の坂道で消雪パイプの設置を計画し、今定例会に補正予算の 計上をお願いしているところであります。このようなことから、安心・安全な冬期交通の確保と事故 防止に今後も努めてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) どうも市長、御答弁ありがとうございました。   まず、余り私のほうとしましては、その農林水産業、私がやっているわけではないので、正直そ の内容について余り詳しくないものなのですが、このたび実は隣の胎内市さんに農林水産課さんのほ うにお邪魔をいたしまして、当時の黒川村畜産団地、その経緯について一応勉強させていただき、そ の宮久と言ったかな、胎内スキー場のすぐ近くに堆肥センターとそこに牛舎があるわけですが、そこ を見に行きました。それで、村上市も今これだけ合併して大きくなりましたが、旧村町単位とかでそ ういう畜産団地というものって、今村上市には健在しておりますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 畜産団地ということで、朝日で1回造成して、そしてそれを今2つ の業者さんでちょっと今決算とかでも出てくるのですけれども、いろいろ滞納の部分とかあって、そ ういったことで私はそれ1カ所と、あとそのほかは畜産団地ということではお聞きしておりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 当時黒川村のときにこれが建ったわけですが、その経緯からいきますと、 黒川村は当時伊藤村長さん、すごい全国でも有名な村長さんがやっぱり村長がこうやるのだと言った ことは何かやるような方だったらしいです。それで、この畜産に関しましても初めは黒毛和牛をそこ で飼育をしたり、そして出荷販売をする目的でその1カ所に5棟ありました、その牛舎が。それを村 営でやっていたのですけれども、だんだん、だんだん今はもう2つの関川村の人と地元と言ったかな、 何か2つの業者さんにもう売却した物件と、毎月借りているという物件があるらしいのです。その牛 舎のもう5つあって、大体そこに1舎50頭いると言ったかな、その真ん前、すぐ本当の道を挟んで 真ん前がもう堆肥センターになっているものですから、ただ今回も一般質問の中で鈴木いせ子議員と か長谷川孝議員のほうからもその臭気の問題出ていましたですよね。それで、今胎内市さんのほうに もその臭気の問題って胎内市さんのほうはどうなっていますかということをお聞きしたら、今答弁に ありました苦情やその臭気測定、そういったものを当然行った場合、今答弁ありましたけれども、ほ とんど苦情ないのだそうです。海岸線のほうには鶏舎、やっぱり牛、和牛というのは余りにおいしな いのだそうです。やっぱり豚舎、鶏舎、これが物すごいらしいのですが、堆肥センターが物すごいし っかりしているもので、平成11年でしたでしょうか、国のほうの法律が定められたのです、排せつ 物に関する法律が。農林水産課長、その法律ご存じですか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 正確には覚えていませんが、家畜排せつ物処理法で県のほうが担当 している法律かと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) そうなのです。それ今私資料を持ってきたはずが、ちょっと持って、なく してしまって済みません。それで、その法律に基づいてそういう堆肥センターをつくって、生ごみも 一緒にこの堆肥センターはやっているらしいのですけれども、その今の法律からいくと、ふんの山積 みはできなくなったらしいのです、その法律で。ですので、例えば今回問題にずっとなっていました 鶏舎、朝日地区の鶏舎なのですが、ふんがかなり何パックのトンパックで大量にそこに置き去りにさ れていたわけではないですか。それってその法律から多分照らし合わせると、それは本当はできない はずなのです。それがやっているということに関して、やっぱりこれは行政の怠慢なのか、それとも その法律に照らし合わせることができていなかったのかということについてはどうなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) この間の中原の前から議題にのっておりました、いろいろ話ありま した、あそこの鶏舎につきましては、県のほうとも一緒に立ち会いしたりしておりました。その中で、 トンパックに詰めてそれを積んであったわけですけれども、それは家畜排せつ物処理法からいえば適 法だと、処理というか、そのものを利用するためにそこに置いてあるというふうなことであれば適法 であるということで、違法であるという状況ではありませんでした。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 済みません。先ほどの家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関す る法律について、こういう法律でした。資料ありました。基本的な考え方は、家畜排せつ物は、これ まで、畜産業における資源として、農産物や飼料作物の生産に有効に利用されてきたところである。 しかしながら、近年、畜産経営の急激な大規模化の進行、高齢化に伴う農作業の省力化等を背景とし て、家畜排せつ物の資源としての利用が困難になりつつある一方、地域の生活環境に関する問題も生 じている。我が国全体における資源循環型社会への移行が求められるとともに、国民の環境意識が高 まる中で、家畜排せつ物について、その適正な管理を確保し、堆肥として農業の持続的な発展に資す る土づくりに積極的に活用するなどその資源としての有効利用を一層促進する必要があるこのため、 畜産業における家畜排せつ物の管理の適正化を図るための措置及び利用を促進するための支援措置を 講ずることにより、我が国畜産の健全な発展を図るものとすると。この家畜排せつ物法は、平成11 年7月22日に施行、成立している法律なのだそうです。   今村上市内にあるその家畜業、牛、豚、鶏、そういった方々もそこに置いていて資源として使う のだから法律に違反はしていないのだということですが、それを処理する際には、今村上では堆肥セ ンターに持っていくのですか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 今堆肥センターは、朝日と神林に1カ所ずつあります。それで、全 量がそこに持っていけるような施設でも規模もありませんし、あとそれぞれの業者さんでそれを今お っしゃったとおり、新たに肥料として生産して販売していたり、そしてあとその残ったものについて は堆肥センターに運んだり、そういうふうな利用の仕方をしております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) この建物等に関する家畜業をやられている方の施設なのですが、例えば豚 舎、牛舎、鶏舎、この施設もそのときの法律によって、ふんの処理、保管施設は床をコンクリートそ の他の不浸透性材料で築造し、適当な囲い及び側壁を有するものとすること、尿やスラリーの処理、 保管施設はコンクリートその他の不浸透性材料で築造した構造の貯蔵層とすることという法律になっ ているのです。その辺をそういう基準にみんな満たしている建物なのでしょうか、村上市にあるやつ は。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 全ての畜舎等を見ているわけではございませんし、そもそも新潟県 のほうでそういった随時監督、指導、そして巡回等をしております。前から問題になった畜舎、鶏舎 については、漏れ出したものは違法だということで、県からも指導文書が出ているというところでご ざいます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ちょっと話を変えますが、先日も神林地区の国道7号のほうなのですけれ ども、ちょうど岩船町駅の裏側というか国道側なのですが、そこの方にちょっと呼ばれて、すごいわ けです、豚舎のにおいが。それで、こんなのきょうなんかいいほうだぜなんて、ふだんこんなの戸を あけっ放しで寝ていたらひどいでという話をされました。それですぐ環境課のほうに連絡をして、担 当課の人がすぐ来ていただきました。これこのままずっとあんな状態になるのでしょうか。というの は、例えば今村上市観光のまち、観光のまちと言っていても、もしいろんな人が村上市に訪れたとき に、村上っていいところだけれども臭いよねと、それではおかしいわけではないですか。その辺市長、 どういうふうに今後対策をとる予定でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 私自身非常に悩ましい問題だなというふうに考えています。今回の中原の区 域のケースにしても、やはり昨日も申し上げましたが、経済活動と市民の皆さんの生活環境、この両 面からしっかりと向き合っていかなければならないという非常に難しい問題をはらんでいるなと思い ます。結論から申し上げますと、排せつ物、ふん尿についての処理がしっかりされていて、それが自 然界というか、通常の空間になければ臭気は一切しないわけですから、それをするためにはそのため の設備投資が要ると、それをどういうふうにしていくのかという大きな課題があると思います。です から、それは第一義的には県の指導というのが中心に入るわけでありますけれども、市としてもその ことをしっかりとともに捉えていく必要があるなと。今実は、こういう改善策がありますという明確 なものを用意していないものですから、こんな答弁になってしまいますけれども、ぜひこれからもそ こにはしっかりと向き合っていきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その胎内の畜産団地のほうには、関係する集落が2集落あったのですが、 そことも協定を結んで、それでそこの方々に聞いたけれども、一切そんなにおいで困ったり、この辺 の悪臭があるなんていう話はしていませんでした。当然それは、設備が整っているということなので すが、今経営されている畜産業の方も、先ほどの文書の中でもありましたように、高齢化になったり、 やっぱり大規模化になったり、結構経営的にも早々利益がばんばん、ばんばん上がって、生き物を扱 っているわけですから、例えばウイルスだとかいろんなのに感染すれば、それで前あった鳥ウイルス でしたっけ、そういうのになったりしたら全滅になってしまうわけではないですか。だからそういう 設備投資、なかなかお金がかけづらいと私は思うのです。でもそのおかげでいろんな方々がその悪臭 に悩まされているというのであれば、何とかその行政の力で建物を改善をする際に、例えば無利子で お金を貸し付けるとか、もうそういう形で畜舎を変えていただけるのでしたら、村上市も工事費用は 全面的に協力しますという体制さえとれればどの畜産業の方も多分そういうことでやっているはずな のですが、そこはうまくいかないのはわかるのですけれども、そんな形でできないかなと私も思うの ですが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 劇的に生産者の所得が伸びていくというのも私はなかなか容易でないなとい うふうには思っているのですけれども、でも少なからずその所得の向上を図っていく、それがやっぱ りそこの産業に向き合うモチベーションを維持することになると思うので、それを取り組みをさせて いただいております。今本間議員ご指摘の部分というのがまさに設備投資に係る投資分がここがどう いうふうにしてそれを回収できるか、回収できないのであれば手出しませんから、それを何とかなら ないかなということは、今事務レベルの議論の中ではあります。ありますけれども、それの制度設計 にまで至っていないというところもありますけれども、それが可能かどうかも含めて、一つの手法と して私自身も捉えておりますので、どういう支援の仕方が一番いいのかというところを早急に結論づ けていきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 胎内市さんには、これ村上のそうすると私そういえば調べてくるの忘れて しまって申しわけなかったのですけれども、胎内市さんには胎内市公害防止条例、胎内市環境基本条 例、胎内市公害防止条例施行規則とあるのですけれども、村上市にもこのような環境基本条例、公害 防止条例というのは当然ありますよね、環境課長。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 村上市公害防止条例、公害防止条例施行規則、環境基本条例、全てござ います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 当然あるはずなのですが、その中で公害防止条例の中の胎内市さんのほう 見ますと、いろいろあるのですが、その公害防止策を確実に実施するために必要な事業者の報告及び 市職員の立入調査に関することと書いてあるのです。これって村上市の場合は、公害防止対策を確実 に実施するための必要な事業者の報告とか、そういったのって行っていますか、村上市は。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 第6条で、監視及び測定ということ、それから第9条で報告ということ で、公害の状況等を毎年報告していくような、そういう条例になってございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その後の胎内市さんの場合ですと、市職員の立入調査と書いてあるのです が、村上市がその市の職員が直接その場所に立入調査はしないものなのですか。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) それと、実際問題があった場合は、事業者の了解を求めて、市のほうで 畜産部門と一緒になって立ち入りしていくということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) いや、問題があってからでは遅いわけでしょう。そうではなくて、定期的 に例えば今苦情がどこから来ているかなんていうのは、全てわかるわけではないですか、どの地域が どうだという。そうすると、やっぱりそこに該当する畜産業とか、例えば工場の煙でも同じなのです が、公害防止が何でもそうなのですけれども、そういうところに定期的に苦情が来ているのだったら、 業者さんのところに市の職員がやっぱり行くということは一番、測定しに行ったりして基準がどうで すから、ああですからと言う前に、業者さんとの設備どうなっていますかとか、大変この辺のにおい でもう市のほうにもかなりのクレームが来ているのだという話し合いを業者さんとは詰めないわけで すか、行政は。 〇議長(三田敏秋君) 環境課長。 〇環境課長(中山 明君) 私ども前回の質問、回答のように、苦情があった場合、早急にまず事業 者さんのほうに行って話し合いを持つということなのですけれども、今後やはり事業者さんとの対話 をちょっと重視していきたいなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひその事業者さんと対話をされて、いろんなやっぱり事業者さんでも恐 らく事業者さんもそういうにおいを出したくてやっているわけではないと思うのです。やっぱり先ほ ど言っているように、設備投資をしたいのだけれども、なかなかできないという、経済的にも実情的 にも、では新しくしたところでこれからこの畜産業自体がどうなのだろうという部分もあろうかと思 うのです。だから例えば今村上市で点在しているそういったところを村上市が、黒川村がやったよう に市で建てて、そういう設備のものを市が建てて、その畜産団地の中に例えば月々幾らで貸すとか、 そういう形でまとまってしまえば、そういう悪臭の問題も点在しているものもなくなるはずなのです が、そういう方向性なんかも市長、考えてみてはいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) その設備投資を100%回収しようとすれば、通常の事業体が経営するものと また同じになりますから、当然使用料もそれを転嫁した形で高くなってということがあると思います。 ただ、1つの方法としてはそういうのもあるかもしれません。あとは、今現状、市で公設をしてそれ を民営に委ねるという形というちょっと受けとめをしたのですけれども、そういうことがベストなの か、またベターなのか、それよりも今やっている事業者さんが自分たちの持っているノウハウでやっ たときに、それが臭気の部分については軽減される、そういう仕組みを支援していくのがベター、ベ ストなのかというところを先ほど申し上げましたとおり見きわめていきたいなというふうに思ってお ります。常に公害防止協定を結びながら、進出する際にも地域の皆さんとの協議の上に成り立ってや っています。しかしながら、臭気が出てくる。周辺のみならず、流れますので、私のところも臭気が 来るケースがあります。ですから、そういうことをトータルで考えると、市民全体のやっぱり課題な のだろうなという捉え方を部内でも庁内でもしていますので、そこのところについては何らかの解決 策を見出していきたいと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) よくいろんな業界の方と市長は懇談会していますよね。例えば建設業界と の懇談会だったり、お茶組合だったり、堆朱組合だったり、いろんな組合、農協さんだったり、いろ んな組合、団体があるわけですよね。だからその畜産業をやったり、そういった形での方々とのぜひ 今後懇談会、やっているのかもしれませんが、やっぱりその方々の本音も聞いて、いや、こんなもの あと俺1年もすればやめてやるのだなんていう本音もあるかもしれないし、そういうのをやっぱり市 長も体でというか、その人たちと感じてみればまた違う考えもあるのでしょうし、ぜひそういった方 向も今度は考えてみてください。多分あの人たちもいろんな人が文句ばかり言われて大変だと思いま す。自分が出したくないのだけれども、なかなかそれが根本的なものが直っていかないから何年たっ ても同じなわけですから、ぜひその辺お願いします。   それと、先ほどいろんな農業のほうの支援とかも見てみますと、ことし出ました村上市が支出す る補助金の平成28年度版なのですけれども、村上牛の繁殖牛育成事業補助金だとか、牛の新規就農 振興事業補助金だとかとあるわけです。村上牛の生産振興対策事業補助金が4種類あるわけですが、 その補助額にしますと、上限が5万だったり10万だったり、あとは利子を1%以内に年利相当額を 補助するとか、その程度なのですけれども、その額がいいかどうかとはどうだという、それは全く出 ないよりはいいわけですが、額的にはもっと何とか協力をしてやりたい市側もあるのか、これが目い っぱいなのか、その辺どんな考え方でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 特に村上牛に限定をして言えば、これ我が村上市の持てる魅力の最重要な、 最も重要な魅力だという捉え方をしているのですから、やっぱりそれを大切にしていくという予算当 然だと思います。今その補助の制度の内容的なものについて、それが十分充足をしているかというの は、これからまた検証してみますけれども、今回肥育村上牛の認定を受けるための10万上乗せ補助 という、10万上限で上にとんと乗せる補助をやっているわけですけれども、非常に好評をいただい ております。実際現場の状況を見ますと、やはり生産者の今後の担い手確保、継続を考えていったと きに、非常に危機的な状況に近いなという認識でいるものですから、できればそれを担い手も含めて これからしっかりとつくり上げていく。ですから、検証も踏まえて補助のあり方についても引き続き 並行しながら検証していくということだと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 先ほど新規事業の中で就農支援事業補助金、これ新規として上がっている やつに、1人につき年間100万円を5年間支給する補助、本当にこれ非常にすばらしい補助制度だ と私は思います。これからやっぱり新しくやる人にはいろんな不安もあるし、その中で100万でも 5年間にわたって市から補助を受けて、そして農業をしていくのだということになれば、やはり若手 の方々もどういう商売しようが何しようが、生活ができなければ仕方がないわけなので、そういった 補助できない方々、またこれからやろうとする赤ちゃん、それを育てていくのがやっぱり市の役目に なっていただきたいと思います。これからもいろんな補助のその使い方、一つ言われるのが農業とは 全く関係ないのですけれども、新発田市のほうは例えば若手が新規で何かをしたいと、創業、それを したい。例えば中央商店街に店を出したい、パーマ屋をやりたい、ケーキ屋をやりたい、レストラン をやりたいというと、1,000万補助金出すのだそうです。村上ってどうなのと言われたときに、俺調 べたのですけれども、村上って100万でしたよね、商工観光課長。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 創業支援の補助金で100万円でございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) やっぱり創業支援事業で100万ではなかなか今、それじゃ市からそんな補 助金あるのだから、俺では村上のまちなか商店街何にもないから喫茶店でもやろうかなというのが例 えば出たとして、村上の補助金幾らなのと、100万と言われたら、多分100万ばかりではどうにも ならないでのという感覚もありますわね。それ全部自分が店やるのだから、自分でお金をためなけれ ばいけないの、それは当たり前の話なのですけれども、でもやっぱりそれを活性化するために、そん なに例えば1,000万にしたところで年間に10人も多分30人も手挙げて、そのお金使って俺何かや りたいなんて出てこないはずです。新発田もそう言っていました。だからでもその上限がそんな形で あればどうなのだろうという部分、その辺の市長の考えはいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 創業支援部分について、100万がいいのか1,000万がいいのかというのは議 論の分かれるところだと思いますけれども、うちのほうで産業支援プログラムを提案したところ、非 常に好評をいただいておりまして、皆さんに活用いただいた結果、補正を組まなければならないぐら いに好評です。やはり創業したいというモチベーションを持ったときに、その人にどういう形で支援 をしてやれるか。要するに、きっかけづくりとして後押しをしてやって、今回のやつは市内の9つの 金融機関団と連携をしていますから、その融資制度も含めて3年をめどにやっているわけであります けれども、運営そのもののフォローアップもしているということで、ソフト、ハード両面からの支援 を今うちは構築をさせて提供しております。それが好評いただいているということなので、余計なら 余計なことでいいと思います。いいと思いますけれども、それがイコール例えば活性化につながると かという判断をしなかった、今回は。そういうことで、今のうちの制度設計をしているということで あります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これからやっぱり活性化するために、いろいろ皆さん本当にご尽力された のはわかりますが、やっぱり私もいろんなところで研究をしながら、またご助言をしていきたいなと いうふうに考えます。   2項目めに移ります。海水浴場の話で、先ほど平成11年には21万人がいたのが現在平成28年 度は11万1,000円だと、約半減しているわけであります。海水浴場その9カ所の中で、やはり一番 村上市の海水浴場メーンとなれば、当然瀬波温泉海水浴場となるわけです。商工観光課長に聞きます が、その瀬波温泉海水浴場のお客の数、それは個別にありますか、ことしの例えば瀬波温泉の海水浴 客の数とか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) ございます。申し上げますと、平成26年度が9万6,290人、平成 27年度が10万6,450人、今シーズンですが、7万4,200人という数字になっております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ことし7万4,000人。結構、何があれなのでしょうか、瀬波温泉の。今ま で結構私の行ったところ、福島の方、山形の方、やっぱり海が遠い方が結構来られたわけですが、み んな行かないわけではないはずなのですけれども、それが村上ではなくなってきたのかなという部分 私感じるのです。それって瀬波海水浴場に何の魅力もないからなのではないですか。行ったって何に もないと、ただ温泉街があって、砂浜があって、そんなものなのだって、行ったって何にも詰まらな いよと。〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕例えば小針浜みたいにずらっとああいう海の家 があったりして、そこでバーベキューやったりしてなんて、ああいうふうになればまた全然違うし、 若い子もいるしというふうになると思うのですけれども、その辺商工観光課長はどのように捉えてい ますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 今シーズン減った原因も、私どもも数字が余りにも落ち込んだもの ですから、部内でも、それから監視員の人たちとも聞き取りをいたしました。推測の域は出ませんけ れども、一つの要因としてはまず暑過ぎた。今の暑過ぎると客は減るという傾向があるので、ことし の夏は物すごく猛暑が続いたということ、それから1件休業されたホテル、あそこだけでも5,000 人のキャパシティーがありますので、そのワンシーズンやめた時点で5,000人は確実に減っている だろうと。そのほか先ほど議員がおっしゃいました山形、福島ナンバーなのですが、ことし監視員の 人が時間見ては駐車場をちょっと見ていただいているのですが、確実に福島のナンバーのほうは減っ ていると、見た感が減っていると。これは、やはり東日本大震災の影響で一時閉鎖していました太平 洋側の海水浴客のほうはやっぱり復活しているのだろうというところ、それからこれちょっとショッ キングなニュースなのですが、海離れ、海が嫌いだという若者の数値がアンケート調査等で非常に高 くなっていると。砂が嫌だ、日焼けが嫌だという若者の海水浴離れが起きている、いろんな要素が絡 んでいるというふうに分析をしております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) それにつけ加えていきますと、私が小学校のころとかなんていう瀬波海水 浴場は、木でつくった飛び込み台が二、三カ所あったり、汐美荘さんの下そのまま海岸おりていくと、 真っ正面にぼおんとそれこそまんじゅう屋みたいのがあって、そこに船着き場があって、遊覧船も出 ていて、そして年に何回かそこの砂浜で宝探しなんかもやったり、それでお盆にはあそこの砂浜のと ころで村上市花火大会が瀬波の沖でやっていたわけではないです。大船使って。だからそういうもの が全く今ないでしょう。去年まで15分間、毎年8時からでしたっけ、中型花火上げていたのも、そ れももうことしは一切なし。フラダンス、そういったフェスティバルもことしはなし、だからお客さ んが行こうという魅力あるそういうイベントとかが何もないではないですか。それだったら、もう村 上市としても観光協会としても瀬波になんか客呼ぶ気あるのという感じですよね。課長、その辺どう です。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) おっしゃる意味もよくわかります。花火とかフラダンスは、実は海 水浴シーズンが終わってからの行事だったわけではございますが、その辺この間の瀬波温泉旅館協同 組合と話ししてきましたが、イベント、温泉だけのイベントで、海水浴だけのイベントで勝負してい いかどうかというのは十分整理が要るだろうと。一過性のイベントよりも、総合的なここを見て、そ して海水浴もみたいな形で、総合的な形での観光面で充実させたほうが一過性でなく、継続的な観光 交流人口の拡大につながるということで、総合的なものは考えていかなければならない。議員のおっ しゃるところの部分は、現地の方からも聞いておりますので、よくわかっております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひちょっといろいろこれから研究して、来年に向けてまた頑張っていた だきたいなと思います。本当は、皆さんに参考資料として地図出せば一番わかりやすかったのですけ れども、監視場ありますよね、坂おりて、トライアスロンのスタートのところです。そこから左に今 駐車場すごくきれいにしていただいたのです、何年か前。それ私とかもいろいろ頑張ったのです。そ こに駐車場は整備されたのですが、そこへ行くときに1台分しか行けない道路ではないですか、丸い 家あって。あれ何とか邪魔臭いのでぼっ壊してくださいよ。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 昨年、一昨年ごろから、県の施設でございまして、お願いはしてい るのですが、補助金をもらってつくった施設でございますので、適化法とかいろんな中で、私どもあ そこが混雑の一因になっているの十分わかっていて、広げてくださいとお願いはしているのですが、 歴代の課長さん方もお願いいただいているのですが、よい回答は得られないというのが現状でありま す。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) なかなか県や国の職人さんというのは、その図面上あれでやっていて、ま してや補助金使ってやったからその返済が終わるまでいじれないだとか、そんなのばかり言ってくる わけではないですか。でも現状は、邪魔でしようがないのです、お客さんも。そして、そこに常にこ っちとこっちに〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕ガードマンでもついて、はい、今こっちの 人どうぞ、はい、次こっちの人どうぞとかだったらまだスムーズなのですが、あれ下手するとたまに けんかしますよ。おまえ行けっちゃだのおまえどけっちゃなんていって。だから、やっぱりそれはお かしいです。国、県にしたって、ではその状況まず見てみてくださいと。あそこに300台も入るわ けでしょう。そこの駐車場に今入っていくのに、こんなのですよと、そこは何とかこれからやってい かないと、なかなか駐車場本当入りづらい。今モルタルのスタートラインのところにしても、タイル 張ってあるではないですか。あそこは、本当は車上げたらだめだなんて言っておきながら、海水浴シ ーズンになるとみんなあそこにとめますよね。それで要らない金使って、補修、補修、補修でタイル 補修にメンテナンスの費用かけているのであれば、その費用分でぼっこされますって。ぜひ。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 担当課としては同感でございます。お願いは年々やっているところ であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひ県にこれからも行っていただいて、何とか頑張ってください。私も自 分なりに動いて頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。   最後に、その除雪体制についてなのですが、前からずっと私言っています。個人で持っている人 なんかも、その町内とかに行って、除雪の体制でやっぱり建設業組合の方と協定を結んでいる以上、 いろんなものもあるのだとわかるのですが、例えば町内に補助金出して小型除雪機購入している町内、 物すごく多いですよね。三之町の区長さんなんか本当一生懸命やっていますよ。三之町、二之町って ひどいではないですか、こんな道ばかりで。だからやっぱり自分区長さんの立場もあるので、例えば ここもう道がこんなでいつも除雪だめだなんていうところは、あれ持っていって本当やっている。で もそれ町内ごととか全町内であれば、町なかの消雪パイプあるところはいいです。裏入って何もない ところなんか、本当に除雪が遅くて困るというところに関しては、何とか町内にその除雪費を回して でもそれをお願いする、町内の維持管理をその今まで建設業者の方だけだったので、それはでっかい 幹線だったり市道をやれというのではなくて、やっぱりなかなか小型ではないと入れないところって あるわけではないですか。村上ってなかなか入って除雪しても、その雪が投げるところがないという。 それで、用水路は南町なんかも一番裏の用水路なんかにみんな投げたり、側溝に投げたりすると、水 で流れてはいくのですけれども、それが一番最後の七湊の前に突っかかってあふれてくるという、そ んな今現状なのです。だからそこを町内の方とか、やっぱり協力するという人がいるのであれば、ど んどんやっぱり協力していただいて、さっき歩道に関してはその時間まで間に合わないから今除雪車 もふやして歩道を何とかするということだったのですが、そんな話を実はこの間、村上南小学校の地 区の区長さん、それと民生委員さん、児童委員さんとか、あと市議会議員さん、学校の先生方、それ とPTAの方とかも毎年8月に1回集まるのです。ずっと私がPTA会長のころからもずっとやって います、その前からも。そこは、この間も話しさせていただいたのが、やっぱりスクールゾーンが物 すごく南町って多いわけですよね。村上南小学校があるし、そこが全然朝除雪されていない状況のと きいっぱいあるのです。みんな結局通れないから車道を歩いている。だからそこを何とかそういう小 型除雪機で町内で持っている方がいたら、私らなんかも町内でも順番決めてでも朝うちらがやりまし ょうというような体制がとれればもっともっと素早い行動もとれるし、その除雪もスムーズに行くの だろうなというふうに考えていますので、何かそういう方向ができないかどうか、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) 今ほどの歩道除雪の地区内の除雪の話でございますけれども、市の除雪 の補助制度がございまして、その補助制度で今現在21台活用してございます。その21団体と申し 上げますか、その21団体のうち10団体で除雪を今既にやっていただいております。先ほど三之町 のお話出ましたけれども、三之町さんが一番余計やっていたわけでございますけれども、これらの普 及をもう少し私どもPRさせていただきながら、少しでも地区の方々にそういうお手伝いできればい いかなというふうなことで考えてございますし、先ほど学校周りの除雪につきましても、早朝しなく てはならないものですから、そこらに関してはプロのほうに任せるような形で〔質問時間終了のブザ ーあり〕除雪機械を増強しまして、今後この冬から取り組みたいと考えてございます。 〇10番(本間清人君) ありがとうございました。   これで私の一般質問を終わります。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで本間清人君の一般質問を終わります。   午後2時まで休憩します。           午後 1時48分  休 憩                                                        午後 2時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、21番、佐藤重陽君の一般質問を許します。   21番、佐藤重陽君。(拍手)           〔21番 佐藤重陽君登壇〕 〇21番(佐藤重陽君) 新政村上の佐藤重陽でございます。3項目について一般質問を行わせてい ただきます。   1点目が工業団地造成についてということであります。村上市工業団地に所在する事業者が7月 初旬、県営新潟中条中核工業団地へ進出することが決まりました。平成25年に新潟ジャムコが中条 中核工業団地へ進出して以来、ジャムコ関連会社として3社目の同団地への進出となります。残念な がら、4社とも同団地への進出理由の一つが、村上市工業団地周辺での用地確保が困難であったため と聞いています。今後も関連企業を含め、工場の拡張、進出が検討されるものと考えます。ついては、 以下のことについてお伺いいたします。   @、村上市は工業団地へ進出いただいた企業と、どのような関係を続けてきたのかお聞かせくだ さい。   A、若い人たちの移住・定住には働く場の確保は不可欠と考えますが、市長の考えをお聞かせく ださい。   B、工業団地の拡張・造成は市の現状を考えると必要な投資であり、費用対効果は得られるもの と考えますが、市長の考えをお聞かせください。   C、今後、新たな企業誘致を行う考えが村上市にあるのか、市長の考えをお聞かせください。   2項目め、水辺公園の整備についてということであります。村上市鮭公園は村上市の公園整備の 中でも、とてもよく整備され、清潔感ある落ちついた公園ではないかと思っています。休日、天気の よい日は、「ママ友」たちが子供を連れて遊びに来ています。そんな若いママさんたちからご意見、 ご要望をいただき、現地を散策してみました。近隣の市には、お母さんたちが子供を連れて、弁当を 持って遊びに行ける公園があります。子供たちにとっては遠足気分です。都市に行けば行くほど、そ のような公園整備がなされています。我々、村上市に住む人間は、他市の方に村上市の紹介をする際、 よく「山紫水明、風光明媚」という言葉を口にします。私もそう思っています。しかし、若い「ママ 友」たちでお弁当を持ち、子供たちを、「海・川・山」へ気軽に連れていくというのは難しいことで す。アウトドアが好きなお父さんでも一緒にいれば安心ですが、子供たちを安全に楽しませることの できる公園が身近にあれば、新発田市や新潟市まで足を運ぶ必要はありません。村上市も公園はあり ますが、保育園、幼稚園の遠足に使うには、いま、少し物足りない公園であるような気がします。子 育て支援も視野に入れた中で、次のことについてお伺いします。   @、今ある市内の公園に少し手を加え、遠足気分で子供たちを連れていける公園整備を進めるこ とができないか、市長の考えをお聞かせください。   A、村上市鮭公園の水辺空間を生かし、子供たちが水遊びできる公園にしたらよいと考えます。 遊具もさることながら、子供たちが水に身近に触れながら安全に遊べ、お母さんたちが安心して付き 添える公園にできないか、市長の考えをお聞かせください。   3項目め、人工芝グラウンド建設について。平成26年5月、当時の村上市長に対し「村上市に 人工芝グラウンド建設を要望する方々の要望書と署名簿(約8,000名)」が出されました。市長、 副市長、教育長は重く受けとめるとともに、サッカー競技が行える人工芝グラウンドの必要性に理解 を示し、村上市サッカー協会の方々に建設整備を約束し、生涯学習課に取り組みを指示しました。し かし、具体的な取り組みが見えないまま現在に至っています。   そこで、次のことについて伺います。@、平成26年5月当時と市の執行部体制は変わりました が、どのように検討されてきたのかお聞かせください。   A、今後、人工芝グラウンドの整備をどのように進めていくのかお聞かせください。   B、サッカーに限らず、陸上競技、少林寺拳法、剣道などを初めとした「競技スポーツとしての 環境」の整備、また、市民がそれぞれに合ったスポーツを通して「健康寿命を支えるためのスポーツ 環境」の整備、いずれもスポーツによる「まちづくり、人づくり、健康づくり」を進める上で大切な ことだと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。   以上でございます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、佐藤議員の3項目のご質問につきまして順次お答えをいたします。   最初に1項目め、工業団地造成についての1点目、村上市は工業団地へ進出いただいた企業と、 どのような関係を続けてきたのかとのお尋ねについてでございますが、坪根工業団地には現在市内外 から13の企業に進出をいただいているところでありますが、これまで企業訪問を通して本市の企業 支援策や情報の提供などを行い、また企業の皆様からの要望や現在の景気動向などをお聞きし、立地 企業の情勢把握に努めてまいりました。私自身も就任以来、時間を見つけては地元企業に出向き、情 報交換等を行っているところであります。   次に2点目、若い人たちの移住・定住には働く場の確保は不可欠ではないかとのお尋ねについて でございますが、議員ご指摘のとおり私たちがこの地域で生活していく上で、働く場の確保は不可欠 であり、特に人口減少の続く本市にとりまして、若い人たちの移住及び定住の受け皿となる働く場の 確保は重要な課題であります。雇用の創出には、市内経済の維持・発展が必要となりますので、進出 企業のみならず、地元の中小企業の皆様へ企業設置奨励条例や融資制度による支援を充実させ、雇用 環境の向上を目指してまいります。   次に3点目、工業団地の拡張・造成は市の必要な投資であり、費用対効果は得られるものと考え るがいかがかとのお尋ねについてでございますが、ご質問にありますように、複数の企業が坪根工業 団地周辺での用地確保が困難であることを理由の一つとして、他市へ拡充、進出いたしましたが、も う一つの大きな理由が事業拡張に伴う人員の確保が困難であることを企業訪問等でお聞きをいたして おります。費用対効果という視点で考えますと、雇用に結びつけることができれば、先ほど答弁させ ていただきました本市が抱える重要課題であります人口減少問題の解決に大きな効果が期待できるた め、十分な費用対効果が得られるものと考えております。   次に4点目、今後新たな企業誘致を行う考えがあるかとのお尋ねについてでございますが、2点 目のご質問でもお答えをいたしましたとおり、若い人たちの定住には働く場の確保が必要であります し、同時に雇用のミスマッチ対策には多様な職種が必要となりますので、有力な企業、魅力ある企業 の地元誘致は今後も行っていく必要があると考えております。また、既存の企業においても、工場の 建設、拡張に意欲のある企業が今後も出てくるものと期待しており、移住・定住対策、UIJターン 対策を充実させながら、雇用者の確保にも努めてまいります。   次に2項目め、水辺公園の整備についての1点目、今ある公園に手を加え、遠足気分で子供たち を連れていける公園整備を進めることはできないかとのお尋ねについてでございますが、本市には都 市公園、農村公園や森林公園及びスポーツ、観光・レクリエーション、児童公園等それぞれの目的で 設置された公園が市内に点在しております。現在のところ、公園の改修や新設の具体的な計画はあり ませんが、適正な維持管理のもと、利用者の安全や利便性の向上を図ってまいりたいと考えておりま す。   次に2点目、鮭公園の水辺空間を生かし、子供たちが水遊びできる公園にできないかとのお尋ね についてでございますが、現在鮭公園は中央の芝生公園や周りの花木、人工河川で泳ぐニジマスを初 めとした淡水魚、幼い子供も遊べる遊具など、どなたでも楽しめる憩いの公園となっております。な お、鮭公園はイヨボヤ会館と種川とが一体となって水中を泳ぐ魚等の自然を見たり、鮭の生態や文化 を学べる施設という点から整備したものであり、現在の施設の活用を図ることとしながら、親しみを 感じさせる公園の整備につきまして検討をいたしてまいります。   次に3項目め、人工芝グラウンド建設についての1点目、平成26年5月当時と市の執行部体制 は変わったがどのように検討してきたのかとのお尋ねについてでございますが、人工芝グラウンドの 整備につきましては、平成26年度以降、候補地や規模等につきましてサッカー協会の皆さんとの協 議や庁内での検討会、施設の視察等を行ってまいりました。あわせて当初計画をいたしておりました 建設予定地を利用しているスポーツ団体や上部団体の皆様とも共用化につきまして個別に相談をさせ ていただきましたが、共用化した場合の問題点が解消できないことから、種目によっては代替地への 移転を含めて協議を重ねてまいりました。既存施設の改修になることで、利用団体や施設管理者、地 域への影響など、細心の注意を払って計画を進めてきたため時間を要しておりますが、引き続き計画 が実現できるよう関係者との協議を重ねてまいりたいと考えております。   次に2点目、今後人工芝グラウンドの整備をどのように進めていくのかとのお尋ねについてでご ざいますが、本市といたしましては、スポーツ施設整備計画で神林地区でスポーツ施設の拠点化を図 ってまいりたいと計画しており、引き続き関係者と協議を重ねてまいりたいと考えております。   次に3点目、競技スポーツとしての環境整備や健康寿命を支えるためのスポーツ環境整備で、ス ポーツによるまちづくり、人づくり、健康づくりをどのように進めていくのかとのお尋ねについてで ございますが、議員ご指摘のとおり競技力を高めるスポーツや健康の保持増進を図るスポーツの推進 は、本市の地域力と健康力向上に大いに貢献できるものと考えておりますので、今後もスポーツ振興 基本計画やスポーツ施設整備計画をもとに、年齢や種目、志向にこだわらず、「いつでも、どこでも、 誰とでも」気軽にスポーツ活動を行うことができる環境整備に努めてまいります。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) 市長、大変ありがとうございます。   ちょっと工業団地のほうから、それでは再質問させていただきたいと思うのですが、定期的に今 私も実は工業団地が市内にも何カ所かあるわけですが、坪根の工業団地について今回は取り上げてい ると、こういうつもりで話をしているのでお聞き願いたいのでありますが、13企業が進出しており、 定期的に訪問を重ねながら情報交換をしたり、支援についての提案をさせていただいているというこ とでありますが、大変それは継続していただきたい大切なことだと思うのですが、やはり私も平成 24年にたしかお邪魔をして、いろいろ話を聞きに行ったときから、実はこの工業団地の拡張につい ては必要なのだなということを思いながら、平成25年の何月定例会だったか、やはり9月だったよ うな気はするのですが、その定例会の中で取り上げたという覚えがあります。実は、その中で今回も そうなのでありますが、やはり市長は定期的な中での情報交換ということをよく今話をされたのであ りますが、受ける企業の側としてはここに来るまで、そうすると7月にですか、8月にですか、新聞 で今回も中条の中核団地に村上に今所在する事業者が進出するということで新聞報道があったわけで あります。私が聞いたの7月の後半ぐらいだったと思うのですが、その間そういう企業が具体的に村 上市にそういう相談をしたり、要請をしたりということはやっぱりあったのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 今回進出される企業からのご相談はなかったというふうに思ってお ります。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) その辺が特に進出企業に関してだけというわけではないのですが、やはり 市内に産業、いろんな産業があるわけでありますので、それだけ特に注意してと、こういうわけには まいりません。しかしながら、やはり招致して工業団地に誘致して、今こうやって事業を営みながら、 しかも成長し、発展しているわけであります。そういう企業がわざわざせっかく村上に来ながらよそ へ行けないと、よそへ行けないではない。村上で拡張することができなくて、よそへ行かなければい けないと、非常に残念だなというふうに思うのです。そして、市長の中でも話があったと思うのです が、中条中核工業団地へ進出する理由の一つに、やはりこれからは人材の確保を考えると、新発田圏 域まで雇用の確保という考え方でいかないと間に合わない部分もあるのだと、こういう話も確かにあ りました。しかし、そういうことで胎内市の今の中核工業団地の位置であれば中間地点であり、通勤 に対して働く方々の心配も身近なところへの通勤というような感じで、人の雇用確保ができるのでな いかという考えもあるのですと、こういう話は確かにありました。しかしながら、実際に今の中核工 業団地の工場の形態を見ますと、4社ともそうであります。4社目は、まだ具体的な建物が建ってお りませんので、それ以前の3社について見るならば、敷地面積に対しての工場として今建っている面 積を考えると、かなり広大な土地を求めているわけであります。これから実際にまだまだ、今平成 25年以来中核工業団地に進出した企業の皆さんがこれからではまだまだ工場を拡張しなければいけ ないとなったときに、今村上で対応することができないと、そうしたときにやはりでは工場を拡張す るとしたら、今新たに出ていた中核工業団地まだまだ土地はあるしと、こういうことになるのではな いかと思うのです。その辺非常に危惧するところなのですが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然事業者の皆さんは民間経営でありますので、利益を追求をしていきます。 そのときに、村上が持つキャパシティーの中でこれ以上事業を拡張できない、ハードウエアの整備が できないということになれば、別なところに求めるのは至極もっともな話、それを提供できない村上 市の今現状があるということだろうというふうに思っております。私は、率直にそう受けとめていま すので、そこのところはどういうふうな仕組みでこれから支援をしていくことができるのかというこ とを考えています。それと、その用地の部分のみならず、人員の確保のことも申し上げましたけれど も、1事業者だけでなく、私全ての事業者さんのところへお邪魔して、業種もさまざまであります。 そうすると、新潟に向いているだけでなくて、山形、秋田まで新卒者についてのアプローチをしてい る企業体もあります。それが今村上ベースで考えますと、工業団地にある企業の人員確保のそのスキ ームの中でそういうことをせざるを得ないのだという話も直接聞いていますので、ではそれがどうい うふうな形で提供できるような仕組みに持っていくことができるのかということを庁内で研究をして います。いずれにしましても、用地であったり、人であったり、課題は大きいわけでありますけれど も、今ある事業、企業の皆さん方の要するに経営の形、これをしっかりと支える仕組みというのがま ず大前提、必要なのだろうと思っております。   ちなみに、新潟ジャムコさんのお話が出ましたので、1点そこで申し上げますと、村上工場がマ ザーファクトリーになっているわけでありまして、そのことは変わることはないのだという社長さん との信頼関係での議論は常にさせていただいておりますので、それを踏まえてこれからの航空機産業 の新潟県全体のスキルアップも含めて、我が村上市の持つポテンシャルは非常に大きいなという感覚 ではいます。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) 市長のお考え非常によく理解ができます。そして、期待もするところであ りますが、今出た新潟ジャムコでありますが、ジャムコという今企業が非常に成長産業であり、また 村上でも今企業としてはやっぱりトップなのでしょうか。それだけの力を持って、人の雇用、事業の 影響力を持ってきているのだろうというふうに思うので、まあまあ頑張っていただきたいというふう に思うのです。私前に言うように、やはり何度かお邪魔した中で、単に村上に対しての感謝といいま すか、非常に村上に期待しながら、また村上の期待に応えるような会社として今までお世話になった ことに対して応えていきたいということを言ってくださる、非常に頼りになる会社だなというふうに 思っております。しかも、一度実は今市長のおかげで、一つの懸案事項であった消パイ、坪根の工業 団地の上りの消パイが今年度中というかことしじゅうに消雪パイプが敷かれて不安が取り除かれそう だということは聞いておりますので、安心しております。というのは、私最初に言ったの、今回のと いうか、私が平成24年、平成25年にお邪魔した中で、平成24年に1人で行ったときにやはり消雪 パイプの話を聞かされました。その当時やはり担当課を含めた定期的な年に1回、2回の懇談会の場 があるのだと、そこでその消雪パイプを同じ時間帯の中で500台から600台近い今車が通勤してく るのですと、朝と帰りに。そうすると、非常に気候によっては朝の通勤時、危険な状態なのだと、そ のことを話をして、何とか消雪パイプ、消雪について、道路消雪についてお願いをしているのだけれ ども、進まないのだという話をたしか平成24年の暮れに聞かされました。平成25年に行ったとき もやはり新潟ジャムコの社長さんが同じような話をして、いろんな話を聞かせてくれたのであります が、それが私も話をしたのですが、市の消雪パイプの計画もあり、またなかなかそこだけ手をつける ことができないのだというようなことで、担当課もやる気がないわけではないですが、困っていたと いう状態だったのですが、市長就任の挨拶以降、それが早くに決まってくれたということで、非常に 感謝をしていたなというふうに思うので、よかったなと。一度は言葉、それは話の中で、いろんな話 の中で出たときに、非常に村上市としては私も言ったのは、釣った魚にはえさやらないのかなと、申 しわけないですねなんて話をしたことがあったのですが、それは牽制もあって言わせていただいたの ですけれども、非常に新潟ジャムコが村上市に来た経緯というのが私前にも何かちょっと話をしたよ うな気がするのですが、最終的に秋田、岩手だったかな、宮城だったかな、そして新潟は村上だった と思うのですが、この3候補の中で最終的に村上に決まったのですよと。その決まった最終的な社長 そのときのトップの判断は何かといったとき、実は役場の職員なのですと、何かにつけて反応、応え てくれるのですよと。村上の当時の企業誘致の係長が非常に親身になってくれて、とことんお願いし たこと、または相談したことには努力をして応えてきてくれた。こんな人が役場の職員であれば、村 上の市民その研究は働く環境としては人は絶対間違いないということの判断で、実は村上市に最終判 断をした経緯があるのですということを聞かされたことがありました。非常にありがたい話だなとい うことを聞いてきたのですが、それからだんだん、だんだん時間とともに、その誘致した企業と市の 関係がいろんな意味で変化してきたのかなと、そのことがいろんな今の時代の流れで工業の他市への 進出だとか、いろんなときには不満めいたことにもつながっているのかなというふうな心配があった ので、ぜひともその辺の誤解がないような形で、常にそれは工業団地だけに特定した問題ではないの ですが、やはり大事な、もう何年、何十年とたっているわけでありますので、大切な地場の産業だと 言ってもいいと思うのであります。そういうところと関係を大事にしながら、密にしながら、やっぱ り村上の将来の産業、工業について考えていっていただきたいなというふうに思うのでありますが、 いかがでしょう。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ご指摘ごもっともだろうというふうに思っております。それと、今議員お話 になりましたとおり、工業団地に進出をしている企業のみならず、我が村上市全ての産業、押しなべ てそういうことが言えるのだろうというふうに思っております。どれが大切でどれが大切でないとい うのは一つもありません。全てが大切な産業で、そこに従事されている皆様方の生活、これを支えて いくという仕組みが地域の経済だというふうに思っておりますので、そんなことを踏まえてこれまで 以上にしっかりと地場の産業という意識づけはしていきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) ありがとうございます。   それでは、先ほどの話の中で工業団地の拡張については、いろんな事情の中でやはり考えていか なければいけないという、こういう状況にあるのだろうというふうに思っておりますし、あとやはり 今後新たな企業誘致を考えるということであればなおさらなのでしょう。よろしくお願いしたいと思 います。   2点目の2項目めの水辺空間の整備についてということであります。市長言われるように、市内 には農村公園、児童公園、都市公園といろんな形の公園があるのは確かであります。そういう中で、 本当に身近な、毎日のように散歩がてら通うような公園も、自分のところの集落、町内の近くにある 公園もあれば、時にはやっぱり子供たちを連れて遠足がてらというか、遠足がわりに少しお弁当でも 持っていける公園と、これがやっぱりあるべきなのだろうなと思うのです。私も市内回ってみて、や っぱりいろいろ公園はあるのですが、そんな意味で近い公園というと、やはり県民いこいの森、そし て門前せせらぎ公園、そして今のイヨボヤ公園なのかなというふうに見てまいりました。その中で特 徴的なものも生かしてという気持ちもあるのですが、やはり県民いこいの森というのはどちらかとい うと海に近い公園でありますし、またあれは当初県が整備したところから始まっているわけでありま して、あれはあれとしてやはり海に近い公園としての特徴、本当はもう少し海そのものが目の前にあ ればいいのかなと思いますが、でもそんなこと難しい問題もありますので、今の公園としていいのだ ろうなと。そして、門前のせせらぎ公園もやはりどちらかというと森林に近い、山に近いような公園 としてまた性格、それなりの性格を有した公園に位置づけられるのかなと。そうしたときに、私はイ ヨボヤ公園ということで今回目をつけて話をさせていただいているのは、やはりあれは市長も言いま したように鮭公園ということで、どちらかというと村上の中の一つの産業とまた歴史との関係をそこ で表現できる、また伝えている公園であり、施設なのだろうというふうに思うのです。そうしたとき に、やっぱり子供たちがことしの夏もそうだったのですけれども、特に見ていて、せっかくあれだけ の池や小さい川があるのです。川の中には、小川と言えばいいのでしょうか、公園内の川の中には魚 を養殖しているというか、放していて観察できる場所もあるのですけれども、よく見るとあの川で子 供たちを遊ばせたら確かに、それも決して私が思い立ったのではないのですが、ここで子供たちを本 当に入れられると、ちょっとした工夫なのですけれども、今ここで子供たちを水場で遊ばせていいの ですかと最初に聞かれたのです。いや、それはちょっと危険だし、どうだろうねと、公園の注意書き にはだめだとは書いていなかったのですけれども、ただでも小さい子供を入れるには、実際にはちょ っと段が急であったり、せっかくきれいな小川ではあるのですけれども、ちょっと工夫しなければだ めかなという嫌いもあったし、池であれば安心かなと思ったから、池もやはりコイがいるわけですし、 やっぱり池のほうは少し汚れていたので、これは掃除しないと無理だなと。掃除をしたとして、池で 遊ばせるのもいいのかな、その辺は公園のこれからの考え方なのですけれども、水に親しむ公園、イ ヨボヤ公園という鮭公園と言われる公園なわけですから、やはり川、そして水、魚に子供たちが直接 親しめるような公園にしたらどれだけいいのかな。実は、わざわざ私遠足みたいにお弁当持ってとい う話をしましたが、私が行った時点でも実はちょっとしたお弁当みたいなのを持って、親子連れで何 組かやはり来ていました。だから今実際にそういう使われ方はしているのだなと。しかし、もっと来 る子供たち、または遊ばせる親たちが安心して、もっと来やすい公園にしたらもっとどうなのだろう と。逆に地元の人に愛される公園であれば、外から来る人にも関心の持たれる公園であったり、イヨ ボヤの施設になるのではないだろうかという考えもあって、もう少しあの公園を整備することによっ て、水辺に親しむ、子供たちが安心して遊べる公園にすることで、あの施設と公園の価値がぐんと上 がるのではないかなという思いから今回提案をさせていただいたわけでありますが、その辺イヨボヤ 公園に絞った形の中で、今私が言ったような話の中で、少し手を加えて、実際に子供たちを川に入れ られる、人工の川ですけれども、その川で遊ばせられるような公園にはできないものでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員からお話をいただきましたとおりで、イヨボヤ会館そのもののコンセプ ト、やはり歴史と伝統を背景にした我々のアイデンティティーというか、誇りみたいな部分をあれ具 現化した施設だというふうに私は思っております。私が我が子が小さいときに、近くだったものです から、しょっちゅうイヨボヤ会館の鮭公園のほうでもお弁当を持って行ったりもしました。やはりそ の今ある公園を使って、それを有効に活用して地域の皆さんが生活してきたのだというふうに私は認 識をしています。新たな提案として、小川に足突っ込めるような、そういう仕組みもいいのではない のと、非常に魅力的だとは思いますけれども、鮭公園の持つコンセプトとの整理をする必要があるか なというのが一つあります。ほか幾つかある大きな公園も、みんな全て押しなべてそういう背景にあ るわけでありますから、それを有効に活用していくという、そういう視点も必要かなというふうに思 っておりますので、それもあわせてちょっと検討してみたいというふうには思っております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) ありがとうございます。   確かに狙いがあってつくった公園でありますので、そこから逸脱してしまって、単なる遊園地公 園になってしまったら、これまた確かに困るのだろうなという気はしております。今市長言われるよ うに、その辺のコンセプトを崩れないというか、それがさらに生かされるような形での公園整備が可 能なのでないかなと、くどいようですけれども、それがもっと水に親しめて、もっと魚に親しめる公 園にするということが大きな今後の新しい公園の持つコンセプトの一つに入ってもいいのではないか なという気もしておりますので、そんなこともよくよく考えて検討していただきたいなというふうに 思うのであります。担当課は、農林水産課になるわけでありますが、課長、少しその辺についていか がですか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 今現在、イヨボヤ会館がだんだんと今入館者が少し減りつつあるあ んばいの中で、やはり訪れてくれる方を親しみを感じて来ていただく、今の市長の発言をもとに、そ ういったコンセプトを大事にして、いろいろ検討していきたいと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) 嫌がらせではないけれども、都市計画課長が公園の担当課長だとこの間偶 然聞いたので、いや、自分のところになんて、そんなつもりなかったのだけれども、せっかくの機会 なので、担当課長としてはいかがですか、今の話を踏まえて。 〇議長(三田敏秋君) 都市計画課長。 〇都市計画課長(東海林則雄君) 公園担当と、先ほど市長の答弁にもありましたように、それぞれ の目的に応じてつくられた公園が都市公園に指定されたりしているわけですけれども、今市長なり農 林水産の課長の答弁にあったような形で、私たちのほうも都市公園いろいろありますけれども、そん なような形で進めてまいりたいと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) コンセプトは大切にするのですけれども、それにがんじがらめで、それがも う絶対動かないよという思いはありません。当然今の社会的な背景の中で、利用する方々のニーズ、 これに応えていくということも大切なので、その辺を柔軟に対応しながら、公園としての持てる機能 を発揮できるような仕組みにしていくというのは必要なのだろうなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) ありがとうございます。   ぜひとも前向きな事業化を目指して検討していただきたいなというふうに思います。少し手を加 えてなんて、私簡単に言いますが、やはり手を加えるということは確かに財政的な措置も必要になっ てくるわけなので、余り無責任なことは言いませんが、しかし大改修ということではなくて、本当に 少しの工夫なのかなと、それによって今よりも価値を高める、その公園が価値を高める。また、人を 呼べるようなものになるのであればそんないいことはないのではないかなと思って提案をしているわ けでありますので、よろしくお願いいたします。   3つ目の今度人工芝グラウンドの建設についてということであります。まあまあこれもなかなか 簡単なようで確かに簡単ではないと、要するに関係団体もあるということの調整の中で物を進めると、 こういうことでありますので、理解はできるのでありますが、ただ私も非常に何度かその話を直接聞 いた中で非常に心配なのというのは、少し進め方が違うのでないのかなというのは、市の考えを一方 的に押しつけるという気はないのですが、ただ市としての例えばグラウンドの整備構想、やっぱりサ ッカーの球場についてはこうだよと、野球のグラウンドについてはこうだと、例えば各競技場がこれ だけあるけれども、こういうバランスの中で使い方を考えていく中で、ここはこうしたいという市の 意思が余りにも控え目過ぎて、要するに皆さんのいいようにしていきたいので、まず意見をじゃんじ ゃん言ってくださいと、意見が多過ぎて市の考えを出すにはもう時期が遅すぎるみたいな状態になっ た話し合いの進め方が多少あるのではないかなと思って、私はそれが心配でならないのです。少し市 の意思をもう少し見せながら、指導的な中で環境整備というか、スポーツ振興の進め方を進めていけ ばいいのだけれども、どうも余りにも調整型、または受け身過ぎて進まない部分があるのでないかな と私心配していることが1点あるのです。それにつけて、今スケートパーク問題は市長が先頭になっ て進めるから、今もうどんどん事業化されようとしているわけであります。というふうに、市が先に これを考えて、こういう施設考えようと、こういうスポーツ振興していこうというものが伝わると、 また受ける側も、またそれを生かす側も変わってくるのではないかなと。ところが、今の人工芝のグ ラウンドの整備の問題については、余りにもちょっと市が控え目過ぎて、いろんな意見が出過ぎてま とまらなくなっている嫌いがあるのでないかなと、私それを心配しているので、その辺いかがでしょ うか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 控え目過ぎることは、決して悪いことでなくて、それはやっぱり皆さんの要 望にしっかり真摯に向き合うということなのだろうと私は思っています。ですから、私のところに届 いている、今言われている人工芝、サッカー競技場をこれを何とかしてくれという話については、明 確な形でその団体の皆さんから来ています。でも今それ進める際にいろんな形で、本来はそうでなか ったのだとかというような、いろんな情報が入るものですから、どうなっているのという話なのです。 ですから、そこの部分が議員今おっしゃるとおり、意思の疎通を欠いている部分というか、余りにも 控え目過ぎている部分というのであれば、その辺はしっかりもう一回〔質問終了時間10分前の予告 ブザーあり〕再構築をしたいということで、実は会わせてくださいという話はしています。それで、 市としては何らそれについて遅延、おくれているわけでなくて、当然そこの今ある既存の施設を改修 をして人工芝グラウンドにするわけでありますから、今使っている方々との調整も必要だということ になっていますので、その中でではそこで今行こうよと言っているのだけれども、それが変化してい るというような状況を私自身は感じていますので、そこをちょっとクリアすれば先進むのではないか なというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) 市長言われるように、やはり意思の疎通という中でいろんな皆さんの話を 聞くことが大切なので、市の一方的な進め方をしたほうがいいなと思っているわけではないのですけ れども、ただ余りにも調整型になり過ぎて調整つかなくなってしまっているのではないかなと、ちょ っと私はその辺を心配したものですから、今回聞いてその辺をよくお願いしようというふうに思った わけであります。近々に市長も今言われたように、関係団体といいますか、その協会の皆さんと直接 話を聞いて、また一つの方向性を皆さんに安心を与えてやれるようなことになればそんないいことは ないなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。ついては、一番の大事な窓口とし て大役を務めていただいているわけでありますけれども、生涯学習課長自身もその辺の2年前からそ うなのですけれども、どうも余りにも間口が広過ぎて生涯学習課も大変なのだろうなというふうに思 っているのですが、それにしてもできることからやはりまた決まったことから少しずつ具体的にして いっていただきたいなと、そのための大役を果たしていただきたいなというふうに思っているのです が、それについて課長からも一言いただければ。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 生涯学習課といたしましては、スポーツの拠点を神林地区に何とか まとめていきたいというような整備構想を持っているわけでございまして、この場所に、この神林地 区の中で何としてもできないかということで、今既存の施設を利用している団体の皆さんとも調整し ながら話し合いしているのですが、なかなか今はまとまりがつかない状態にはなっておりますけれど も、何としても8,000人の署名もあるものですから、その思いを実現できるように努力してまいり たいと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) 言われることもよくわかります。市長も最初にお話ししましたが、神林地 区に集約する中で、スポーツのイベントの効果を高めるということもあると思うので、やっぱりある 程度の集約できるということは大切なことかなと。ただ、健康スポーツとして最初に言いましたけれ ども、そういう競技スポーツに限らず健康寿命を高めるための一つのスポーツとしてやるには、各地 区ごとにその競技会、正式な公認競技場でなくてもいい、そういう会場でなくてもいいわけなので、 身近にスポーツを楽しめる場所は場所として必要です。それは、今いろんな考え方がありますけれど も、小中学校もあるわけですし、既存のスポーツ施設もあるわけですから、その辺を生かすことで十 分健康寿命を支えるためのスポーツというのは可能なのかなと。ただ、少し競技性を求められるよう な会場整備については、少しやはりそういう拠点化は考えていかなければいけないのかなというふう に私自身も思って3番目は質問したつもりなのでありますが、その辺について再度お話を聞かせてい ただければと思うのですが。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先ほど私答弁で、神林地区でスポーツ施設の拠点化を図っていきたいという お話をさせていただきました。これは、スポーツ施設を集約をしていくということではありません。 今我が村上市は5市町村が合併したわけでありますから、当然各合併前の自治体で同様の施設を持っ ています。これが全部要るのかという議論、それと例えば今そこの中に利用する方々が自由に使える ような公共交通機構を設けたときに、要するに移動手段、〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕 それをしたときに少しぐらい離れていても、その施設を活用する形でエリアとしての面としての捉え 方のことはできるのではないかというような議論を実はしています。やはりこれから将来を考えたと きに、我が村上市民6万3,000の健康を支えていく、そういう関連施設というのは、やはり市内の 幾つかの拠点、場所には必要になるのだろうなというふうにも思っておりますので、それを整理をす ることと、それを踏まえた上で神林地区を拠点化を図りながら、総体的なスポーツ振興に努めていく というニュアンスで私は捉えておりますので、それぞれこれまで設備投資をしたその投資額もあるわ けでありますから、それを有効に活用できるような仕組みを考えていくというふうなことでご理解を いただければなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 佐藤重陽君。 〇21番(佐藤重陽君) ありがとうございます。   3点目の人工芝グラウンド整備については、お話よくわかりました。とにかく今考えている構想 の中で、どうすることが早い具現化を実現できるのかということもあわせて考えながら進めていただ ければなと。今実際にいろんなスポーツがありますが、なかなか公式大会ということになると、もと もと施設の持たない市町村の子供たちというのは、やっぱり気おくれがするようであります。せっか く持つ能力がふだんの練習は身近な、例えば小学校のグラウンド、中学校のグラウンドでしようとも、 試合前にはそれなりの環境の中で練習をした上で競技大会に臨めるというようなやっぱり環境も村上 市の中でつくってあげたいなというふうに思いますし、当然市長もそういう気持ちでお話をしていた だいているのだろうなというふうに思うわけでありますが、その辺のところをくどく、くどくであり ますが、お願いをして、私の締めくくりにしたいと思うのですが、市長いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 公式競技を行える、そういう施設であればそれにこしたことはないわけであ りますけれども、それであるがゆえにそこで鍛えられる子供たちのスキルが上がるというだけではな いのだろうなというふうには思っております。そういうことを見据えながら、今まで各自治体も含め て、合併後の村上市もスポーツ施設を維持し、それを提供しているわけでありますので、それを有効 に活用してもらうということはやっぱり第一義だなというふうに思っております。やはりそういう仕 組みのものをつくっていくということは、非常に可能性としてはそれを否定してはいけないのかもし れませんけれども、これから今ある施設を全部うちで今それを維持しながら、また新たにということ は、現時点で私は想定はしていないということであります。 〇21番(佐藤重陽君) まあまあ新設というわけではなくて、やはり改修または改良という中で、 今せっかくあるものがあるわけですから、生かした中で計画していくのが大事なことだと私も思って おりますので、私以上でございます。   きょうは本当にありがとうございます。よろしくお願いします。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで佐藤重陽君の一般質問を終わります。   午後3時まで休憩します。           午後 2時49分  休 憩                                                        午後 3時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、5番、稲葉久美子さんの一般質問を許します。   5番、稲葉久美子さん。           〔5番 稲葉久美子君登壇〕 〇5番(稲葉久美子君) 日本共産党の稲葉久美子です。質問通告書に沿いまして、質問させていた だきます。よろしくお願いいたします。   子育て支援について、6月議会に続いて質問させていただきます。@番に小、中学生の給食費等 について、以下のとおり伺います。   (ア)です。給食は大切な食育です。村上市の学校は、どのような食育教育を実施しているので しょうか。   (イ)、各学校の給食費未納数について伺います。平成23年度から平成27年度までの5年間 ありましたら、お願いいたします。   (ウ)です。年度を越えて支払いがない場合、教育委員会に報告があるということです。1年に ゼロないしは2人程度なのでしょうか。給食費納入を直接、教育委員会にしてはどうでしょうか。学 校の負担を減らすということと、また直接家庭の状況をつかむ上でも大事なことなのではないでしょ うか。   A番です。給食調理場の冷房設備、設置状況について、以下のとおり伺います。   (ア)です。決算書の中で山北学校給食共同調理場エアコン設置工事に1,385万とありました。 自校式調理場、共同調理場の冷房設備の状況はどのようになっているでしょうか。   (イ)です。調理業務を民間委託で行っている学校名、共同調理場名を伺います。   B番です。就学援助について、以下のとおり伺います。   (ア)、各学校の就学援助を受けている人数を伺います。   (イ)、近隣の市や町は就学援助の申請書を全員、提出していました。個人情報を言うなら全て の方が自然ではないかと考えますが、6月議会に続いてお考えを伺います。   (ウ)です。入学準備金が7月に支給されているということを6月に伺いました。入学準備に間 に合うように支払うことについて、お考えを伺います。   大きな2番で、介護保険制度について。介護保険制度について、社会保障が大きく変わろうとし ていますが、中でも介護保険に関係する高齢者の負担が大きくなろうとしています。全ての高齢者か ら保険料を徴収しながら「要支援1、2」に続いて「要介護1、2」も保険給付から外すことには、 介護保険導入を主導した厚生労働省の元幹部も、「国家的詐欺になってしまう」のではないかと危惧 の声を上げているぐらいです。そこで、以下のことについて伺います。   現在、要支援、要介護の介護認定を受けている人は何人いますでしょうか。それぞれの介護度ご との人数を伺いたいと思います。   A番です。通所の施設に通っている人数、訪問介護を受けている人数、施設に入所している人数 と、そのうち、特養に入所している人数を伺いたいと思います。   皆さん方のお答えをいただいた後、また再質問させていただきますので、よろしくお願いいたし ます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、稲葉議員の2項目のご質問につきまして順次お答えをいたします。   最初に1項目め、子育て支援については教育長に答弁をいたさせます。   次に2項目め、介護保険制度についての1点目、要支援、要介護それぞれの介護度ごとの人数は とのお尋ねについてでございますが、9月1日現在、介護認定者数は3,933人であり、介護度ごと の認定者数は要支援1の方が251人、要支援2の方が343人、要介護1の方が828人、要介護2の 方が673人、要介護3の方が625人、要介護4の方が614人、要介護5の方が599人となっており ます。   次に2点目、在宅サービス利用者数と施設入所者数についてのお尋ねについてでございますが、 通所サービス利用者は1,655人、訪問介護サービス利用者は508人であります。また、施設入所者 は967人で、そのうち特別養護老人ホーム入所者は440人となっております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) それでは、稲葉議員の1項目め、子育て支援についての1点目、小中学生 の給食費についての(ア)、どのような食育教育を実施しているのかとのお尋ねでございますが、議 員ご指摘のとおり学校給食は食育の大切な場であり、機会であると理解しております。学校給食を通 して子供たちは、地域の食材や郷土料理に触れたり、旬の食材や栄養、食事のマナーなどについて学 んだりする中で、日常的に食事や食材への関心を高めることができるよう、学校では食育指導に取り 組んでおります。あわせて学校では、村上市食育推進計画に沿って、子供たちの発達段階に合わせた 食に関する指導計画を作成し、学校栄養職員や養護教諭が中心となり、学校全体での食育指導に取り 組んでおります。また、毎月家庭に配付する献立表や給食便り等を通して、食に関する情報をご家庭 へ発信するとともに、試食会や授業参観、懇談会等の場で保護者に対しまして食育の取り組みを報告 するとともに、家庭での食育の大切さをご理解いただきながら、推進しているところであります。   次に、(イ)、平成23年度から平成27年度までの各学校の給食費未納数についてのお尋ねで ございますが、プライバシーへの配慮等がございますので、市全体でお答えさせていただきますが、 平成23年度末における未納者数は19人で、未納金額が合計で61万4,568円でありました。平成 24年度末では8人で27万2,369円、平成25年度末では4人で13万3,586円、平成26年度末では 3人で7万6,561円、平成27年度末では4人で11万7,155円であります。   次に(ウ)、給食費納入を直接教育委員会にしてはどうかとのお尋ねについてでございますが、 本市では給食費のほかにも学校行事等の活動経費、物品購入費、児童会・生徒会費等につきましては、 学校預り金及び関係団体預り金取扱要領に従って、保護者の同意を得て学校が集金し、支出している ものであります。給食費につきましては、県内のほとんどの市が本市と同じように私会計で処理を行 っていると理解しておりますし、特に学校からの要望等がありませんので、現段階におきましては公 会計への移行は考えておりません。   次に2点目、学校調理場の冷房設備の設置状況についての(ア)、各調理場の冷房設備はとのお 尋ねについてでございますが、市内には単独調理場が14施設、共同調理場が5施設、あわせて19 の調理場があります。冷房設備につきましては、平成27年度に6施設に設置して、全部の調理場の 設置を完了しております。   次に(イ)、調理業務を民間委託で行っている学校及び共同調理場はとのお尋ねについてでござ いますが、現在市内19調理場のうち15調理場の調理業務を民間委託で行っております。自校式の 単独調理場では、村上小学校、村上南小学校、山辺里小学校、上海府小学校、平林小学校、砂山小学 校、神納小学校、神納東小学校、西神納小学校、村上第一中学校、村上東中学校、平林中学校、神納 中学校の13調理場となります。共同調理場では、保内学校給食共同調理場、山北学校給食調理場の 2調理場になります。   次に、3点目、就学援助についての(ア)、各学校の就学援助を受けている人数についてのお尋 ねでございますが、先ほどの給食費未納のご質問と同様にプライバシーへの配慮等がございますので、 市全体でお答えさせていただきますが、9月1日現在、小学校では382名、中学校では237名で、 396世帯が受給しており、認定率は小学校が14.5%、中学校が15.4%であります。   次に(イ)、申請書の全員提出に対する考えについてのお尋ねでございますが、さきの第2回定 例会でもお答えいたしましたとおり、この制度は保護者の申請に基づいて認定するものであります。 全員に申請書を提出させることは、先ほど述べましたとおり該当しないだろうと思われる世帯が約 85%いる中で、マイナンバーの関係や身元確認の書類の提示など、手を煩わせることが考えられま すので、現段階では考えておりません。   次に(ウ)、入学準備金の早期支給についてのお尋ねでございますが、6月の第2回定例会で稲 葉議員からご提案いただき、前向きに検討させていただいた結果、中学校の入学準備金につきまして は、小学校6年生時点の2月末に支給できるよう現在事務を進めております。また、小学校の新入学 児童につきましては、保護者に対しまして制度や申請手続方法等、きめ細かな周知が必要であること や、希望世帯の所得確認等、検討すべき事項がありますので、今後継続した研究を進めてまいります。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございました。   それでは、小中学校の食育教育について伺いたいと思います。学校の中で栄養士ないしは栄養教 諭というのでしょうか、先生が担当してやっていらっしゃる方、それぞれ学校にいらっしゃると思う のですが、そのようなそれぞれの方が献立の計画をされたり、それからまた試食会の準備をされたり すると思うのですが、私たち市民から見ると、例えば私は一応義務教育の間は給食費は無料にしてほ しいということを要望いたしましたが、私たちの年代の方になると給食費無料というのは無理なので はないかというような、かえってそういう意見がありました。どうしてかと言いましたら、私たちは 食べることだけでというのかな、どこにいても食べるのだから、食べてお金払って当然ではないかと いう言い方するわけです。しかし、若い年代の人たちは、いろんな収入の関係もありますので、教育 費同時に給食費もただになったら、無料になったら本当にうれしいということになります。自分たち でつくって自分たちで食べる世の中であって、何でもおなかがいっぱいになればよい時代、今までは そういう時代でしたけれども、しかし今は違うのではないかと思います。つくっているところも見た こともないし、落花生が木になっているのと言われたことも私ありました。また、ゴマを見て、黒い ゴマは白いのに色づけしているのではないかというようなことも言われたこともあったものです。そ して、今の時代では本当に知らなくて当然と言っていいのではないかと思いますが、学校の中でサツ マイモをつくって学校で食べたり、また枝豆をつくったりというようなことをやっていますけれども、 つくった人への気持ちを考えられる子供たちに成長するために、食育の教育になるのではないかとい うふうに考えますが、2005年に食育基本法が制定されまして、食育は知育、また道徳の意味の徳育、 また体をつくるという意味の体育の基礎となるべきものだということを示しております。食教育こそ、 人間の学びの基礎ということになるのでしょうか。2007年に食に関する指導の手引きでは、食教育 の目標6つ上げておりますが、子供たちには自立する姿を示していると思います。1つは、食の重要 性、喜び、楽しさを理解すること、2番目に食と心身の健康を理解すること、3番目に食品の選択能 力を身につけること、また4番目に食べ物の生産者への感謝の心を育む、5番目に食事のマナーや食 事を通した人間関係、形成能力を身につけると、6番目に各地域の産物、食文化、食の歴史について 理解すると。さっき教育長のほうからも話がありましたけれども、知識が必要なものもありますけれ ども、食育体験、活動をなくしてはつかめないものだというふうに考えます。人間形成にとっても大 きく役立つと考えます。各学校に栄養士、栄養教諭、きちんと配置していくことが必要だと思います が、いかがでしょうか。どの学校にそれぞれいらっしゃるのでしょうか、お聞きしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 食育は、本当に知育、徳育、体育のベースであるという前提で進めており ます。今学校栄養職員の配置についてでありますが、国の基準法により食数等によって数が決まって おりますので、現在全ての学校に配置されているという状況ではありません。2校兼務をしている者 とかがいる状況です。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 若い世代のお母さん、お父さんたちは、給食費の軽減を強く望んでおりま す。4,100食毎日用意しているということを6月議会でお聞きしました。これから人口をふやしてい くとか、子供たちの姿をもっと見たいというようなことを考えますと、お金がかかり過ぎる子育てに 親の学費の軽減は欠かせないのではないかというふうに思います。県内では、見附市で子供2人以上 で給食費無料ということを聞きました。2人目が生まれたら上の子から無料になるということなのだ そうですが、村上でも給食費を負担するとなると2億円はかかると思うのですが、義務教育は無償が 原則だと思いますが、再度お考えを伺います。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 6月定例会でお答えしたとおり、やはり給食費については保護者の負担と させていただけるよう考えているところです。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございます。   では、次に調理場の冷房設備について伺いますが、先ほど最後の冷房設備だったのか、あとはみ んな完備しているということなのでよかったと思います。三、四年前に村上南小学校あたりで熱中症 で倒れたというようなときに、それを機会に調理場が冷房のないところが多かったものですから、そ れでつけてもらったという経緯があったものですから、その後まだ残っていたのかというふうに思い ました。そんなことだったのですが、ほかにはないということで安心しましたので、ありがとうござ います。   それから、調理やっている方のお話で、冷房があっても本当にきいているのかというふうな状態 の施設というのかな、古くなってすき間だらけだというような状況があるのだそうです。それで、冷 房あって当然なのですけれども、そこら辺について民間に委託していてなかなか設備まで見るという か、整備するということに手が回らないのではないかというふうにも思うのですけれども、仕事して いる人たちにしてみれば、やっぱりきれいなところできちっとしたところで仕事したいというふうに 言っていました。ましてや包丁の研ぎ賃、あれも決算の中にのっていましたが、時期を見て学校の休 みのときに包丁の整備なんかもやっていると思うのですけれども、その冷房設備があって冷房がきち っときくような設備を、整備というのかな、そこら辺についても順次見て、手を抜いてはならないと 思うのですけれども、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 全ての調理場につきましては、衛生管理ということで保健所並びに 学校薬剤師が点検をされているということで、そういったすき間等はネズミが入ってくるということ で、そういったところはないはずでございますし、冷房につきましてもちゃんと専門の業者が設計さ れたものでありますので、不備はないかと思いますが、たまたま真夏の暑い時期、暑い煮物、またそ ういった調理業務ということで若干ききが悪いという、そういったご感想を持たれているのではない かと思います。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございます。   民間委託であって、直接市のほうから声かかることはないと思うのですが、皆さん一生懸命にや っていらっしゃるものですから、設備の問題については市で責任持ってやってほしいなというふうに 思いました。   それから次に、給食費の未納の数についてですが、学校のほうにお尋ねした時点で聞いたのにつ いては、毎月未納についてもあるということなのです。それについては、教頭先生あたりが各家庭に 未納があった場合については伺うなり、連絡とるなりして、支払いの日まで持ってきてもらうという ような形をとっているのだそうです。それで、それでも年度終わればしようがないという形で教育委 員会に報告するのだというふうにありました。毎月の人数については、私もプライベートなこともあ ると思いますので、聞かなかったのですけれども、年度を越してというのは、ことしはなかったので すよというような言い方したり、ことしはないのですけれども、去年は2人ありましたとかいうよう なことを聞いていますと、本当に給食費、学校に集約するというのは学校の先生の仕事を煩わせてい るのではないかなというふうに考えたわけです。それで給食費だけ教育委員会に集約してはいいので はないかというふうに思ったわけです。近隣の町では、聖籠町のほうでそういうふうに教育委員会に 直接払うというようなことにしているそうです。それで、最初教育委員会にしたら、当初はやっぱり 未納の人が多くふえたそうです。その後、そこら辺は教育委員会のほうで手を出したと思うのですが、 徐々に減ってきたというようなことで、学校では手を煩わせないというようなことなのだそうですが、 そこら辺についても今後検討していただけたらありがたいなと、学校に納めるお金もいろいろあるこ とも承知していますけれども、給食費について食材の支払い等の関係もあるものですから、期限に納 めなければならないということもあると思いますので、そこら辺についてお願いしたいと思いますが、 いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 先ほど述べたとおり、さまざまな諸経費もございますので、学校のほうに お願いしているわけですけれども、確かに給食の会計につきましては、収入得るほう、それから支払 うほう、さまざまな点検業務が必要です。学校のほうには、負担をかけていることことは事実だと思 います。そういう中ではありますけれども、現状どおり続けてもらいたいと考えているところです。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございます。   では、就学援助についてお伺いしたいと思います。先ほど入学準備金、2月に支払いということ でお聞きして、本当にうれしく思います。皆さん喜ばれるのではないかというふうに思いますので、 ありがとうございました。やはり申請用紙、何月に配られるかについてお伺いしたいと思います。ま た、改正についてはまだそれやらないというようなことなのですが、在学生について何月だったか教 えていただきたいのですが。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 新1年生につきましては、今後入学健診等ございますので、そうい ったところを捉えながら、制度を説明等をしているわけですが、申請につきましては2月に入ってか らというような形になるかと思います。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 在学の生徒に申請書が配られるというのは。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 在学児童生徒の場合も1月、2月という形になると思います。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございました。   就学援助の申請用紙について、いろいろプライベートの面もあるのでというようなことをおっし ゃっておりますが、一人でも多くの方に申請してもらうために、いろんなことはあるにしても、やっ ぱり皆さんに出していただくように、皆さんが出すことによって自分も気おくれなく出していくとい うようなことを皆さんに、そういう気持ちになっていただけたらかえっていいのではないかというふ うに、そしてまた就学援助一人でも多くの人に受けてほしいというような気持ちがあるなら、その手 続も必要なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 先ほどお答えしたとおり、申請書を提出してもらうためには、マイナンバ ーとか、それから身元確認の書類の添付、番号の届け出ということもございますので、全員の方にそ の申請書とともに出していただくというのは、なかなか本当に手を煩わせることにもなると思います し、プライバシーもございますので、やはり申し込むという人に申請してもらうのは一番ベストの申 請のしてもらい方だと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 近隣の市町村でもやっているということなので、全然無理というような形 にはならないと思うのですが、一応考えていただきたいと思います。   次に、介護保険制度について伺いたいと思います。大勢の方が介護認定されて、それで受けてい る方も大勢いらっしゃいます。その中で、私たちもそうですが、皆さん介護料を払っているわけです から、要支援1、2が外され、そして各行政区で支援をしなければならない、それからまた今方向と して要介護1、2も外すというような方向が検討されている中で、これから村上市としてどんなふう にやっていくのか、認識を伺いたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 7月の20日に厚生労働省のほうで、厚生労働省の社会保障審議会 の介護保険部会の中で、こういった社会保障財源の確保が難しいということで、介護保険制度の改正 を検討を始めたばかりであります。それで、年度末をめどに見直し案をまとめるということでありま すので、はっきりどういうふうに制度が変わるとかということがまだ決まっていない状況であります ので、何ともお答えできないという状況であります。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) ありがとうございました。   あと施設の関係ですが、今通っている方で1,655人いらっしゃると聞きました。それで介護度 によっては週1であったり週2であったりしているのですが、今要支援であって週1しか行っていな い方でもそれぞれ80歳くらいになってきますと、だんだんと介護度が進んでいくという状況になる のが当然ではないかと思うのですが、そこら辺についての施設のふやしていくような方向、それから 訪問介護を受けられるようになっていくというような方向というのはあるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 議員今ご質問されたことについては、通所介護の部分だと思います けれども、それから訪問介護、通所介護でありますけれども、デイサービスであります。これについ ては、市でふやすということではございませんので、これは県の許可といいますか、そういう部分に なりますので、ただ現状を言えば今の施設数で足りているといいますか、特に不足しているというよ うなことはお聞きしておりません。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) でも実際は、週2回行きたいのだけれども、1回にしてほしいとかという ようなことがやっぱり声かかっている部分あるわけです。絶対施設が十分だというふうには思わない のですけれども、ではそこら辺についてはどうでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 通所部分の要支援1、2の方がおおむね週1回あるいは週2回とい うふうなことで、月決めで料金を払うということになっていますので。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 要支援1、2ないしは今後については介護のほうにも影響していく可能性 があるのですけれども、通所週1であっても自宅ではお風呂入れない状況の人たちが結構いるのです。 特にひとり住まいの方だと思うのですが、お風呂へまたいで入ることができない、ないしは1人でお 風呂の中に何かあってはならないというような状況の中で、通所の中だけでお風呂に入りたいという ような状況があります。だからその要望を聞くと、週2回は行きたいということがあるのですが、そ こら辺についてもどうかと思いますし、また訪問のお風呂サービス、あれを使いますと、お水と電気 料を負担しなければならないということで、私の聞いている範囲内ではいい話だというふうに聞いて いないのですけれども、そこら辺についてはどうでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) その水代あるいは電気代、そういった部分については、当然保険給 付外ということになっております。 〇議長(三田敏秋君) 稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 本人たちが希望するように、週2回通えるような制度であってほしいとい うふうに思います。国の制度である以上、その指導もあると思うのですが、市として本当に皆さんに 要望を聞いて、介護保険を受けられるようにしてほしいというふうに要望いたします。私たちも近い 将来には、皆さん要介護とか介護保険使うようになるわけですけれども、無理なく誰でも使えるよう な制度であってほしいというふうに願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。   質問通告の内容については以上なのですが、ちょっと時間ありますので、1つお話ししておきた いと思いますが、生活保護の関係のことなのですけれども…… 〇議長(三田敏秋君) それは、通告外なので、ちょっと今はできませんので。 〇5番(稲葉久美子君) はい、そうですか。はい、わかりました。   では、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで稲葉久美子さんの一般質問を終わります。                                              〇議長(三田敏秋君) 本日はこれで散会いたします。   また、12日も午前10時から一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 3時38分  散 会