平成28年村上市議会第3回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成28年9月30日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名   第 2  請願第 3号 免税軽油制度の継続を求める請願書   第 3  議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について             議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について             第 4  議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について            議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について                  議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について         議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について     第 5  議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について          議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例制定につい             て        議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について             第 6  議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第 7  議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について          第 8  報第 13号 専決処分の報告について   第 9  議員発議第 8号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私学助               成の充実を求める意見書の提出について            議員発議第 9号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私学助               成の充実を求める意見書の提出について        第10  議員発議第10号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の提出について      議員発議第11号 「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあたり、現行制               度の継続を求める意見書の提出について   第11  議員発議第12号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について   第12  議員発議第13号 村上市議会議会改革調査研究特別委員会の設置について   第13  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名 日程第 2  請願第 3号 免税軽油制度の継続を求める請願書 日程第 3  議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について             議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について           日程第 4  議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について            議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について                  議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について         議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について   日程第 5  議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について          議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例制定に               ついて          議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について                  議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について           日程第 6  議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    日程第 7  議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい               て            議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について        日程第 8  報第 13号 専決処分の報告について 日程第 9  議員発議第 8号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私                 学助成の充実を求める意見書の提出について            議員発議第 9号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私                 学助成の充実を求める意見書の提出について      日程第10  議員発議第10号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の提出につ                 いて          議員発議第11号 「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあたり、現                 行制度の継続を求める意見書の提出について 日程第11  議員発議第12号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について 日程第12  議員発議第13号 村上市議会議会改革調査研究特別委員会の設置について 追加日程第1 議会改革調査研究特別委員会の委員の選任について                日程第13  議員派遣の件                                                                              〇出席議員(26名)    1番   小  杉  武  仁  君     2番   河  村  幸  雄  君    3番   本  間  善  和  君     4番   鈴  木  好  彦  君    5番   稲  葉  久 美 子  君     6番   渡  辺     昌  君    7番   尾  形  修  平  君     8番   板  垣  千 代 子  君    9番   鈴  木  い せ 子  君    10番   本  間  清  人  君   11番   川  村  敏  晴  君    12番   小  杉  和  也  君   13番   姫  路     敏  君    14番   竹  内  喜 代 嗣  君   15番   平  山     耕  君    16番   川  崎  健  二  君   17番   木  村  貞  雄  君    18番   小  田  信  人  君   19番   長 谷 川     孝  君    20番   小  林  重  平  君   21番   佐  藤  重  陽  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   板  垣  一  徳  君    26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    忠           聡   君 教  育  長    遠   藤   友   春   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     川   崎   光   一   君        税 務 課 長    建   部   昌   文   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    加   藤   良   成   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     竹   内   和   広   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水道局次長      内   山   治   夫   君        会 計 管 理 者    中   村   る み 子   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    長       研   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長  田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、1番、小杉武仁君、13番、姫路敏君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 請願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、請願第3号 免税軽油制度の継続を求める請願書を議題といたし ます。   本件は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛てに提出されています。   委員長から審査の概要についてを報告お願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 皆様、おはようございます。ただいま上程されました請願第 3号 免税軽油制度の継続を求める請願書は、去る9月16日の経済建設常任委員会において審査を 行いました。初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員より、時限立法でやると今回平成30年で切れて、また延ばしてほしいということになって しまう。請願者には、時限立法でなく法律として定めてほしいということも考えていったほうがいい のではないかと伝えたいとの賛成意見がありました。   また、委員から、以前も別の方から廃止は困ると請願があったと思うが、今回はスキー場の索道 関係の請願である。時限立法が廃止になった場合には、索道関係だけが軽減制度を廃止するのではな く、船舶や農機具、フォークリフトなど全てに関して当然同じように廃止するという法律に変わろう としているのかとの質問に、紹介議員から、索道協会からの請願であるが、船舶、自衛隊、鉄道、農 業関係、生コンクリートなど、索道だけでなくかなり広い業界に関係してくるとの説明でした。   委員から、農業など非常に影響がある。リッター当たり32円10銭の軽油取引税が索道などに 賦課されないということが現状であったが、減税しないと昨年度ベースでどのくらい蒲萄スキー場の 経営負担がふえるのかとの質問に、商工観光課長から、圧雪車分だけ関係するので、平成26年度で 約58万円、平成27年度は稼働日数が少なかったこともあるが、38万円ぐらいの影響額が出ると推 測しているとの説明でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願 第3号は採択すべきものと決定しました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから請願第3号をボタン式投票により採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 賛成全員です。   よって、請願第3号は採択することに決定いたしました。                                              日程第3 議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定について      議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第3、議第109号及び議第110号を一括して議題といたします。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛てに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 鈴木いせ子君登壇〕 〇総務文教常任委員長(鈴木いせ子君) ただいま上程されております議第109号及び議第110号 の2議案は、9月6日の本会議場において総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査になってい た案件です。この2議案の審査の概要と経過について報告いたします。   当委員会は、去る9月14日午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第109号 縄文の里・朝日条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、体験イベントとかやっているが、指定管理制度にするとどうなるのかとの質疑に、今 まで直営でイベント、売店を行ってきたが、そこに民間の発想で自主的な事業が今以上に発展するこ とを期待するとの答弁でした。   また、委員より、縄文の里・朝日の入館者数、布部やな場、二子島との連携をどのように考えて いるのかとの質疑に、平成25年から平成27年度についての入館者数は2,000から3,000人、体験 者は1,500から2,000人、売店、食堂は1,300から1,600人、二子島については春祭りに来た人や、 また布部やな場にやってくる人たちが食事に来て客もふえているとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第109号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第110号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長より説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理者となる団体の長が市長になっているのは早期に改善すべきではないかとの 質疑に、指定管理を出すのも市長でありますし、受けるのも事実上の市長ですから、指定管理上はい かがなものかとは推測されるが、ただ定款上も今までもイヨボヤの里開発公社は歴代市長が理事長と いうことでやってきました。ただ、今後はイヨボヤの里開発公社、観光協会と施設のあり方も含めて トータル的に検討してまいりたいとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第110号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第109号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第109号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第110号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第110号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託について      議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定について      議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について 議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第4、議第111号から議第116号までの6議案を一括して議題といた します。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛てに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 尾形修平君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(尾形修平君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されております 議第111号から議第116号の6議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る9月15日午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第111号 あらかわ病児保育センターに関する事務の委託についてを議題とし、福 祉課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、関川村との協議について時系列で説明願いたいとの質疑に、自分の来る前のことであ り、承知していない。また、担当の全員がかわったので、十分なお答えができないとの答弁でした。   委員より、議案として提出してくる以上、そのぐらいのことは調べていただきたいとの質疑に、 後ほど資料を配付させてもらうとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第111号は起立全員にて原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第112号 村上市病児保育施設設置条例制定についてを議題とし、福祉課長から議案 の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、条例制定に向けて参考とした市町村はあるかとの質疑に、四日市市、県内では見附市 であるとの答弁。   委員より、ほかの市町村では対象児童を6年生までとしているが、なぜ3年生までとしたのかと の質疑に、4年生から6年生までの児童はほぼ受け入れ実績がなく、利用人数の多い3年生までに多 く使っていただきたいためとの答弁。   委員より、利用料を1,000円とした根拠は何かとの質疑に、他の自治体では2,000円が主流で あり、非課税世帯が1,000円となっている。本市では、子育てと就労の両立の支援の観点から、最 初から1,000円としたとの答弁。   委員より、利用するときのイメージを簡潔に説明していただきたいとの質疑に、年度初めに利用 の登録をしていただき、実際に病気にかかったらかかりつけのお医者さんに連絡票を書いてもらい、 病児の施設に提出してもらうとの答弁。   委員より、年度途中でも利用できるのかとの質疑に、いつでも利用できるが、最初に登録をして からの利用となるとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第112号は起立多数にて原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第113号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、福祉課 長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第113号は起立全員にて原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第114号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、介護高齢課長から 議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第114号は起立全員にて原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第115号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、介護高齢課長から 議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、利用者数、部屋数についての質疑があり、個人部屋9室、夫婦部屋3室、定員は15 人であるとの答弁。   委員より、認知症などを発症し、自分で対応できなくなったらどうなるかとの質疑に、隣の施設 もあり、デイサービスセンター、特養もある。また、介護サービスも受けることができるので心配な いとの答弁。   委員より、施設は足りているのかとの質疑に、実際に待機しているのははまなすホームを出なく てはいけない人だけで、今現在は足りているとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第115号は起立全員にて原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第116号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、福祉課長から議案 の説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第116号は起立全員にて原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第111号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第111号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第112号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、簡潔に述べさせていただきます。   この病児保育の施設を初めて村上市が施設をつくって運営するということで、私はこのことにつ いては大賛成でございます。働く親御さん方から大変好評な話を伺っております。ただ、私が1点だ け指摘をしたいのは、病児の保育というシビアな、そして村上市で初めてやるような事業で、最初か ら指定管理というのはいかがなものかなと思います。やはり熟達した保育士さん、あるいは看護師さ んが対処してくれるものとは思われますが、待遇がやはりきちんと確保されて、そしてなおかつ正規 の職員であればいろんな方面との連絡もとりやすいかと思います。というようなことで、私はこれは 公営で村上市営で行うべきだと考えて、反対をさせていただきます。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから、議第112号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第112号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第113号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第113号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第114号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第114号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第115号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第115号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第116号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第116号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定について       議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定につい             て          議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例             制定について        議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定について              議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定について         〇議長(三田敏秋君) 日程第5、議第117号から議第129号までの13議案を一括して議題といた します。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛てに提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第117号から議第129号ま での13議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る9月12日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長の出席のもと、経済建設常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第117号 村上市職業訓練施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第117号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第118号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、以前も指定管理者の指定の際に議会でもかなりいろいろな意見があったが、当時指定 管理者側から随時経営報告等が詳しくされていなかったという話があったが、その際に例えば夏はお 客さんも入るだろうが、冬は無理やり店を開いてお客さんが1人、2人で、3人も4人も従業員を抱 えていては経営が成り立たないと意見した記憶がある。現在の経営状況やお客さんの人数、売り上げ の推移などを把握しているのかとの質疑に、指定管理の協定どおり、月次で売り上げや入館者数を担 当課で聞き取りしている。今回の条例についても、議員が言う趣旨から言えば改定すべきものである という提案であるとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第118号は原案のとお り可決すべきものと決定しました。   次に、議第119号 村上市歴史的風致維持向上計画策定委員会条例を廃止する条例制定につい てを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第119号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第120号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第120号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第121号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第121号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、地域の公園を地域の方に指定管理することはよいことだが、指定管理料の180万円 の内訳を教えてほしいとの質疑に、積算の内容については役員手当や清掃等の賃金で人件費28万円、 トイレットペーパー、冬囲いの資材の消耗品費で8,000円、電気料、上下水道料の光熱水費4万 8,000円、公園の不時修繕費の修繕料が1万円、今回から人件費の5%以内で算出した一般管理費が 1万4,000円を計上し、合計36万円、5年間で180万円ということであるとの答弁でした。   委員より、ほかの集落へ指定管理している農村公園のうち、同等の農村公園であるが、指定管理 料の内訳は異なっているようなことはないのかとの質疑に、農村公園はそれぞれ異なっており、単純 に集落の人が使うような場合は無償だが、このたびの門前せせらぎ公園はホタルの里として利用価値 があるなど、集落外の人が利用する場合にはそれなりの管理料を支払うべきとしているとの答弁。   委員より、修繕費は指定管理の中で金額が決められているはずだが、市と指定管理者の負担部分 についての規定はないのかとの質疑に、修繕費1万円以内は指定管理者で、1万円を超えた場合は市 で負担するという協定を結ぶとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第122号は原案のとお り可決すべきものと決定しました。   次に、議第123号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第123号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第124号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第124号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第125号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第125号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第126号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理なる団体の理事長が市長である。いろいろと問題が生じるが、お手盛りの問 題がある。自分で自分の団体の金額を決めて、自分が委任した選定委員会にかけるということそのも のが少しおかしな話。変えることになれば、指定管理者の理事長が副市長になるとか、違う形の中で 行ったほうがよいが、そのあたりを検討する余地はあるかとの質疑に、今定例会初日でもそのような 話があり、市長も検討すると答えた。その後、定款等を調べたが、確かに定款上問題はないが、社会 一般的に見てどうなのかと疑問もある。指定管理期間内で早急に検討したいと思うとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第126号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第127号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第127号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第128号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、交流の館八幡は設置してから大分年数がたっていると思うが、建物自体の耐震性はど んな状況かとの質疑に、耐震診断はしていないが、老朽化は認識している。指定期間3年間の中で、 施設の更新をしたいとの答弁でした。   委員より、今の施設の更新というのはどういうことかとの質問に、現在のところ担当課としては 建てかえを考えているとの答弁。   委員より、建てかえるということになると、民宿の経営者や組合との話し合いは進んでいるのか との質疑に、現在建てかえ位置等を含め、構想の段階であり、建てかえとなれば地元民宿組合との協 議は進めなければならないと認識しているとの答弁でした。   委員より、交流の館八幡は、既存校舎の有効活動という趣旨のもとで始めた事業だと思う。有効 活用しようとする施設が老朽化しているのであれば、建てかえて新しくするのではなく、どこかに老 朽化したものがあればやるということである。今でも民宿組合の反発はあるので、よく考えて次のス テップに入らないといけないと思うがとの質疑に、議員指摘のとおり、旧校舎を利用することで全国 的にも注目された施設である。現状は、直接的原因であるかどうか別として、民宿の数は減っている と聞いている。現在の交流の館八幡の利用状況を勘案した場合、また地域の中で拠点施設として宿泊 以外の体験型という部分も含めると、建てかえの規模等は想定していないが、八幡地区の拠点地区と して滞在型観光の拠点地区としては必要であると現段階での構想であるとの答弁があり、副市長から、 庁内でそういった検討がなされていない状況なので、意見を尊重しながら慎重に検討したいとの答弁 があった。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第128号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第129号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第129号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第117号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第117号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第118号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第118号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第119号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第119号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第120号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第120号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第121号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第121号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第122号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第122号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第123号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第123号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第124号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第124号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第125号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第125号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第126号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第126号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第127号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第127号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第128号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第128号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第129号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第129号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)            議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第6、議第130号から議第134号までの5議案を一括して議題といた します。   本案は、一般会計予算・決算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査 を願ったものでありますが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算・決算審査特別委員会委員長から審査の概要についてを報告お願いをいた します。   一般会計予算・決算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算・決算審査特別委員長 大滝国吉君登壇〕 〇一般会計予算・決算審査特別委員長(大滝国吉君) それでは、ただいま上程されております議第 130号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第3号)について、その審査の概要と経過について ご報告を申し上げます。   去る9月27日の午前10時から第1委員会室において、委員全員、議長、議会事務局長の出席 のもと、委員会を開会しました。   委員会の審査については、当特別委員会に総務文教、市民厚生、経済建設の各分科会を設置し、 審査いただいたところであります。特別委員会の最終日には全体会を開催し、各分科会長から審査の 概要について報告をいただき、採決をしたところでありますが、私からその審査の経過について若干 報告をいたします。   総務文教分科会長から、歳入では第14款国庫支出金の小学校の学校施設環境改善交付金につい ての質疑、歳出では第2款総務費の生活交通確保対策事業経費及び測量設計等委託料についてなどの 質疑がありましたが、賛否についての発言を求めましたが発言なく、起立採決により賛否態度の取り まとめを行ったところ、起立全員で議第130号のうち当所管分については原案のとおり可決すべき ものと態度を決定したとの報告でした。   次に、市民厚生分科会長からは、歳入では第14款民生費国庫補助金の地域介護・福祉空間整備 推進交付金について、第15款県支出金、林業・木材産業構造改革事業交付金についての質疑、歳出 では第2款総務費、交通安全対策施設管理経費について、第3款民生費ではゆり花会館運営経費、ま た老人福祉センターあかまつ荘経費、なお神林いこいの家経費及び第4款衛生費では、岩船沖洋上風 力発電推進事業経費などの質疑ありましたが、賛否態度の意見もなく、議第130号のうち、当所管 分については起立多数で原案のとおり可決すべきものとの態度を決定したとの報告でした。   次に、経済建設分科会長からは、歳出で第6款農林水産業費、森林・林業再生基盤づくり事業補 助金について、第7款商工費、観光施設管理費並びに第8款土木費の市道の土地購入費の質疑があり ましたが、賛否についての発言なく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決 定したとの報告でした。   以上、当委員会の審査については、市民厚生分科会長の報告に対して委員から、神林いこいの家 の経費についての質疑があり、分科会長が担当課に確認して説明をいたしました。   その他質疑もなく、討論を求めたところ討論なく、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決 定いたしました。   以上で一般会計予算審査特別委員会における第130号についての審査と概要の経過について報 告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 尾形修平君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(尾形修平君) ただいま上程されております議第131号及び議第132号の 2議案について、先ほど報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過に ついてご報告申し上げます。   初めに、議第131号 平成28年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 保健医療課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、数千万円の国庫補助金が入ってくると思うが、時期はいつかの質疑に、12月と3月 の2回に分けて入るとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第131号は起立全員にて原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第132号 平成28年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、介護 高齢課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今年度から介護予防・生活支援サービスが全国に先駆けて本市では始まったが、要支 援が外されてサービス事業に変わったが、交付税算入されるのかとの質疑に、全く財源は変わらない との答弁でありました。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第132号は起立全員にて原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第133号 平成28年度村上 市下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会 計補正予算(第1号)について、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査をいたしました。その 審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第133号 平成28年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第133号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第134号 平成28年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、各処理場で修繕料が計上されているが、農業集落排水処理施設で一番古い処理場の供 用開始はいつかとの質疑に、山北地区の中浜処理区の処理場であり、昭和59年8月に供用開始であ るとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第134号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上で報告終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第130号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、簡潔に述べさせていただきます。   議第130号の平成28年度村上市一般会計補正予算の中で、洋上風力発電の関連予算に疑問があ りますので、反対をさせていただきます。   私は、日本共産党は風力発電そのものに反対ではございません。しかしながら、今回この岩船沖 の洋上風力発電については、いろんな疑問やあるいは不安が寄せられている中で、村上市が独自に調 査をして、これを確かめるという点で不十分さがある。また、これは全く個人的な感想ですが、今回 推進委員会の学識者ということで1名増員ということなのですが、しかしながら市民の皆さんの中で 非常に懸念が、不安が広がっている、例えば低周波の問題でも、これは事実はまだ研究されていない 分野ということであります。その研究されていない分野で、水産庁出身の方がどうなのかなというふ うにも考えます。あと全く私の感想で言えば、要するにドイツでは許可されないような景観条例が自 然公園として瀬波地域、笹川流れは指定されているわけでありますが、その地域に風力発電が設置さ れていいものかどうか、私は疑問を持つものであります。市民の皆さんの不安に、疑問に応えるべく、 村上市独自の責任での調査をお願いいたしまして、反対討論といたします。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第130号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第130号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第131号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第131号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第132号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第132号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第133号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第133号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第134号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第134号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時20分まで休憩します。           午前11時04分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第7 議第135号 平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい             て        議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて        議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定に             ついて        議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて        議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について        議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て          議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて         議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて        議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて        議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について     〇議長(三田敏秋君) 日程第7、議第135号から議第145号までの11議案は、平成27年度各会 計の決算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、一般会計予算・決算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査 を願ったものでありますが、各委員長から審査報告書が議長宛てに提出されております。   最初に、一般会計予算・決算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   一般会計予算・決算審査特別委員会委員長。           〔一般会計予算・決算審査特別委員長 大滝国吉君登壇〕 〇一般会計予算・決算審査特別委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第135号  平成27年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、その審査の概要と経過についてご報告を申 し上げます。   先ほどの議第130号と同じく、その審査については当特別委員会に設置した総務文教、市民厚 生、経済建設の各分科会で審査をいただき、特別委員会の最終日の全体会で分科会長から審査の概要 について詳細に報告をいただき、採決をしたところでありますが、私からその審査の経過について若 干ご報告をいたします。   総務文教分科会長からは、歳入について、第17款寄附金、ふるさと納税寄附金、また第12款 分担金負担金、教育費負担金についての質疑、歳出では第10款教育費、小学校スーパー食育スクー ル事業などの質疑がありましたが、賛否についての発言なく、起立全員で原案のとおり認定すべきも のとの態度を決定したとの報告でした。   次に、市民厚生分科会長からは、歳入で第1款市税不納欠損について、第11款交通安全対策特 別交付金並びに第14款国庫支出金でマイナンバーカードについてなどの質疑があり、歳出では第2 款総務費で防犯灯のLEDについて、第3款民生費で民生委員の定数並びに社会福祉協議会運営費補 助金について、第4款衛生費で火葬場運営経費などの質疑がありましたが、賛否についての発言なく、 起立多数にて原案のとおり認定すべきものとの態度を決定したとの報告でした。   次に、経済建設分科会長からは、歳入で第15款県支出金で青年就農支援事業補助金について等 の質疑があり、歳出では第6款農林水産業費でイヨボヤ会館の入館者について、また松くい虫防除等 委託料について、第7款商工費で住宅リフォーム事業補助金について、第8款土木費で村上総合病院 の移転補助についてなどの質疑ありましたが、賛否についての発言がなく、起立全員で原案のとおり 認定すべきものと態度を決定したとの報告でした。   以上、当委員会の審査については、各分科会長から報告に対しての質疑がなく、討論を求めたと ころ討論なく、起立採決の結果、議第135号については起立多数で認定すべきものと決定いたしま した。   以上で一般会計予算・決算審査特別委員会における議第135号についての審査概要と経過につ いての報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 鈴木いせ子君登壇〕 〇総務文教常任委員長(鈴木いせ子君) ただいま上程されております議第136号 平成27年度村 上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について及び議第137号 平成27年度村上市情報通信事業 特別会計歳入歳出決算認定についての2議案について、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査 いたしました。その審査の概要と結果について報告いたします。   最初に、議第136号 平成27年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について担当課長 より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第136号は原案のと おり認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第137号 平成27年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、山北地区の維持管理費がふえているが、システム使用料がふえているのかとの質疑に、 平成27年度に山北の告知通信システム全部更新しました。そのシステムの更新経費でふえていると の答弁。   また、委員より、山北地区の経費で、測量設計等委託料の中でなぜ下水道施設内にあったのを分 筆登記しなければならなかったのかとの質疑に、会計検査で下水道施設なのに間借りしているとの指 摘があったので分筆しましたとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第137号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 尾形修平君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(尾形修平君) ただいま上程されております議第139号から議第141号の 3議案について、先ほど報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過に ついてご報告申し上げます。   初めに、議第139号 平成27年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、保健医療課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、反対討論の後、起立採決の結果、議第139号は起立多数にて原案のとおり認定すべ きものと決定いたしました。   次に、議第140号 平成27年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定を議題とし、 保健医療課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、議第140号は起立多数にて認定すべきものと決定し ました。   次に、議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、 介護高齢課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、介護保険料の滞納状況や国民健康保険みたいに保険証が発行されない資格証などがあ るが、介護保険はどのようになっているのかとの質疑に、滞納繰越で実人数281人、平成26年度が 294人だったので減少しているし、介護保険には資格証はなく、今現在給付制限になっている方はい ませんとの答弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立採決の結果、議第141号は起立多数にて 原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第138号から議第145号ま でについて、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過に ついてご報告申し上げます。   初めに、議第138号 平成27年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、蒲萄スキー場の借地料だが、269万9,827円ということで、平成24年度に蒲萄スキ ー場の営業を中止したときに、借地料のうち蒲萄地区の共有地部分については、集落の区長さんが下 げても構わないと言ったものの、そのままになっていると思うが、その後の影響はあるかとの質疑に、 変更はない、以前と同じ契約になっていると聞いているとの答弁でした。   委員より、その後、再開に向けて協議していく中で、借地料についても考えていこうと協議して いるわけだが、これではあのときの話し合いは何だったのかということになる。そういう交渉事等は どうなっていたのか。あのときは、具体的に40万ぐらいだったら借地料を下げられるという話だっ た。蒲萄スキー場の関係者も出席して話ししたことが何の変わりもなく出てくるのはおかしいと思う がとの質疑に、十分承知していないので、経緯を調べさせていただきたいとの答弁でした。   委員より、除雪の委託料について、蒲萄スキー場の除排雪委託料約220万に加え、市道分の除 雪680万相当の金額が同じ除雪事業者に支払われていることが問題視されたことがあったのはご存 じかとの質疑に、承知していないとの答弁でした。   委員より、スキー場の駐車場と市道が接していたりするため、蒲萄スキー場の除雪に含まれてい いのではないかとの話をしたこともある。駐車場は駐車場として除雪をやっているのが、市道部分の 除雪に支所から680万くらい出ていて、それが一緒になってやっていて、除雪しなくてもいいとき にもしていて、それを言うとやかましいと言われるとかという話もあった。解決できるようしたほう がいいと思うがいかがかとの質疑に、借地料も含めてどういった話し合いがあったのか、それにどう いった対応がとられてきたのか整理して報告したいとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第138号は原案のとおり認定 すべきものと決定しました。   次に、議第142号 平成27年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、公共下水道に関しては、多額な金額が合併前から整備している。耐用年数が決まって いると思うが、更新のピークはいつごろになるのかと問いに、試算したものはないが、特別会計の中 では起債の償還ピークがあるが、維持管理費や建設については環境整備、建築更新費用があるが、維 持管理費がふえている。詳しい年度はお答えできないが、今後10年以内には来るかと思うとの答弁。   委員より、汚泥等収集運搬・処分業務委託料について、以前株式会社開成に汚泥を購入してもら っていたが、今は全くしていない。当時は金額的には削減できていたかとの質疑に、株式会社開成の 処分料については、当初は1,350万くらいを予定していたが、実質的には800万ぐらいだったので、 約550万ほど安くなっていたということであるとの答弁でした。   委員より、下水汚泥を新潟のほうに運んで処分しているが、株式会社開成を利用することによっ て汚泥が電力に変わったり、温室ハウスに利用できる。以前株式会社開成を利用することによって処 理量を削減したが、粗い汚泥のため機械トラブルが生じ、受け入れできなくなった。その解決のため には整備投資が必要だが、整備投資によって5年、10年のスパンの中に採算がとれるのであれば環 境型社会に貢献している村上市ということになると思うが、何でしないのか、検討しているのかとの 質疑に、異物を除去する機械の設備について試算したところ、1,000万円は軽く超えるという話だっ た。浄化センターで除去できる形にすると、億近いお金がかかる。新ごみ処理場ができ、新潟に運搬 することによって、汚泥処分の手数料が1立方メートル当たり12円だが、かなり削減されているの で、株式会社開成への支援は検討していないとの答弁でした。   委員より、株式会社開成で粗い汚泥を自分のところで処理して利用できるための設備をしたいと いうことを市に相談した結果、市は補助金をつけられないと断ったということで今に至っている。企 業体で運営しているし、そこにやることによって少しでも金額が削減されて、そこにも循環型社会が できるのであれば、こんないいことはない。補助について検討する余地があってもよいのではないか との質疑に、浄化センターの施設そのものもスクリーンを検討したことがあるが、さまざまな経費が 発生してくると思うので、今後研究させていただいて、市の負担軽減になるようであれば研究し、取 り組みたい。また、村上浄化センターに破砕機、ごみを細かくする機械を取りつけたらどのくらいか かるか試算したところ、億近いお金がかかるとのことであり、処理側では対応できないということに なった。次に、株式会社開成のほうに当社で破砕機をつくるとどうなるか確認したところ、たしか 1,000万円ぐらいかければ何とかなるという感じだった。しかしながら、その段階ではその機械に実 績がなく、当時株式会社開成もほかの自治体で下水汚泥的なものの処理を検討しており、そこには破 砕機も考えているということで、実績ができたらお話くださいということで終わっていたとの答弁で した。   委員より、そのような話で終わっているのであれば、あれから数年たっているので、市のほうに つけるには相当負担が大きくなるので困るが、受ける側の株式会社開成が設置して実施するとなれば どれだけの設備投資が必要なのか、市側のほうではどれだけの費用削減ができるか調べ、設備投資に 補助を出すことによって株式会社開成のほうもうまく回るのであれば、そういうことを来年くらいま でに考えてほしいがとの質疑に、株式会社開成からお話はなかったが、当然市のほうもメリットがな ければなかなか手をつけられないところだと思う。株式会社開成で取りつける機械、処分の関係で企 画設計等にして有利だなとなれば考える余地はあると思う。その辺も細かく調べて検討したいとの答 弁でした。   委員より、年間560万ぐらい実績として830万くらいからできているのであれば、10年で何千 万にもなるわけだから、相当な経費削減になる。前向きに検討してほしいがとの質疑に、市も新ごみ 処理場が完成し、かなり年間の手数料的なもので処分費との差があって安くなっているので、十分比 較検討しながら検証したいとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第142号は原案のと おり認定すべきものと決定しました。   次に、議第143号 平成27年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 として、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第143号は原案のとおり認定すべきもの と決定しました。   次に、議第144号 平成27年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第144号は原案のとおり認定 すべきものと決定しました。   最後に、議第145号 平成27年度村上市上水道事業会計決算認定について、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、検針業務を個人や企業体で請け負っているが、どのような状況かとの質疑に、全地区 で申し上げると、水道の組合にお願いしているところ、個々の企業にお願いしているところがあるが、 個人については大栗田で飲料水供給施設世帯7戸の個人の方にお願いしているとの答弁でした。   委員より、検針業務委託については、管工事業協同組合でもなかなか受け入れないということだ が、メーター検針自体は同じ形状でやっていくのかとの質疑に、メーター検針については2カ月に1 回で、検針期間も1週間弱ということで短い。検針員に何かあった場合、そのかわりの方に依頼する ことを考えると、組合や企業体にお願いしていきたいということで進めているが、なかなか広く、管 工事業協同組合とも逐次協議しているとの答弁でした。   委員より、検針業務に1,367万円もかけているわけだから提案だが、集落等にお願いしてその 分お金を払うとか、受け入れる共同体もうまくいけるような方法もいいのかと、検針に関して言えば いろんな話が入ってくる。金額ももっと高くできないだろうが、検針を兼ねて何かを考えるというこ とがあってもよいと思うがどうかとの質疑に、今後の検針のあり方ということだが、検針時に漏水を 見つけてもらって喜んでいるというお客様もいる。専門化してほしいというご意見もある。そのよう なことも含めて、包括的に管工事業協同組合であれば技術もあるので、このようなこと、検針を委託 できないかということで現在進めているところである。意見として賜るとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第145号は原案のとお り認定すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第135号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、平成27年度一般会計決算についての反対討論を行います。   今地域経済と市民の暮らしは極めて深刻です。自公、安倍政権の平成27年度予算は、社会保障 のためといって消費税を8兆円も増税しながら、社会保障費の自然増でさえ削減、制度の改悪路線を 復活、強化して、介護、年金、医療、生活保護など手当たり次第に切り捨てる一方で、財政が大変と いいながら285兆円もの内部留保のある大企業に2年間で1.6兆円もの大減税をばらまいています。 地方の暮らしと地域経済は、アベノミクスの経済対策の消費税増税と円安誘導による物価高、社会保 障費の削減は、福祉、介護、医療分野で人手不足や介護難民、医療崩壊を深刻化させることに一層拍 車をかけています。農産物を初めとする輸入自由化政策が地方の主要産業である農林水産業や地場産 業に打撃を与えています。安倍政権は、これらへの失政の反省もなく、地方創生、アベノミクスの地 方への波及を言いますが、消費税再増税、社会保障の切り捨て、雇用破壊、TPPの推進のアベノミ クスでは、幾ら地方創生などと叫んでも地方の衰退をさらに加速させるだけではないでしょうか。こ れが今市民の置かれている状況で、この経済状況から市民の暮らしと産業を守る姿勢が強く求められ ています。以下具体的に指摘をします。   まず、平成27年度一般会計決算について、評価できるものについて幾つか述べたいと思います。 1つ目は、高橋市政のひとりひとりを大切にするという基本的な姿勢は、多くの市民の願いを受けた 姿勢であり、評価するものであります。昨年度の施策では、子供医療費を、18歳まで無料化、保育 料3人目無料化、9月補正予算で実施した住宅リフォーム助成制度は大いに評価ができると思います。   次に、反対の理由です。これまでの中小企業振興の方向が大きく変わった小規模企業振興基本法 が一昨年成立しております。これは、事実上家族経営の小規模事業者の振興こそ今求められていると いうものです。これまでの中小企業振興は、2割の頑張る業者に対して光を当てていくことが地域社 会のあり方や高齢化、人口減の中でまさに消え行くような存在である家族的業者の実態から、発展を どうつくり出すかということが問われている法律です。小規模企業振興計画を策定し、実行すること が重要になってまいります。経済対策として提案してまいりました、経済対策としても有効な間口を 広げた商店版のリフォーム制度で、小規模事業者を支援すべきであります。また、農業分野は30年 後には異常気象と人口の爆発的増加で世界的な食糧不足が起きると国連食糧機構は警告しています。 日本の食料自給率向上こそが求められています。国の施策は、家族農業切り捨てです。村上市農業の 実態は、実質家族経営で成り立っているとともに、中山間地の農業も重要な位置を占めています。今 米価の大暴落やTPP絡みで多くの農家が先行きが見えないと嘆いています。廃業も含めて検討せざ るを得ない状況でさえあります。国の誤った農業政策にきっぱり反対するとともに、家族農業を含め た施策を強めるべきであります。国の責任放棄による米価の下落に対応した所得補償制度が求められ ます。   次に、交通関連です。過疎高齢化の中で、地域交通は極めて重要です。過疎地域で地域住民の生 活維持に必要な輸送が市町村やNPOなどの自家用車を用いて有償で運送できる制度の自家用有償旅 客運送法が改正をされています。事務権限移譲も可能になりました。全国では、取り組みが進んでい ます。高齢者の多い当地域として、取り組みを検討すべきではないかと思います。   地方創生、地方版総合戦略について触れます。自公安倍政権は、農村や地域の批評をつくり出し てきたこれまでの国の政策には何の反省もなく、あたかも地方が頑張ってこなかったから人口減で地 方が消滅すると言っていますが、国がどう言おうと人口減や少子化対策は重要なことは言うまでもあ りません。地方版総合戦略計画は、ここに住んでいる住民のありのままの願いと希望を反映させた計 画とすべきであります。国の事例を示しているものの中には、福祉や産業振興につながる可能性のあ る買い物難民対策など、村上市にとって活用できるものもありますから、十分な市民の実態を反映し たものとすべきであります。また、ひとり親家庭の貧困状態から見ても、思い切った子育て支援を一 層充実すべきであると考えます。福祉施策として、一般会計からの繰り入れで国保税の引き下げを求 めます。アベノミクス不況で、住んでよかったという村上市をつくることが全般的に弱くなっている のではないかということを強く指摘をします。   また、全ての市の仕事で働く、現場で働く労働者の賃金や労働条件を保障する公契約条例の制定 を求めます。財源はあります。資料提供を求めましたところ、平成28年度予算で平成19年度の合 併する前の各自治体の人件費と比べて、19億円も既に削減をしています。逓減基金も20億積み立て あります。財源はあります。このため込んだお金、地方交付税に相当する分を使ってこれらの施策を 実現することを求めまして、私の反対討論、提案とさせていただきます。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第135号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第135号は原案のとおり認定することに決定いたしました。   次に、議第136号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第136号は原案のとおり認定することに決定いたしました。   次に、議第137号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第137号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第138号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第138号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第139号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) 簡潔に申し述べさせていただきます。   先ほども一般会計の部分で述べましたが、この国保税の国民健康保険の会計については、今の現 状について少しご紹介を申し上げまして、福祉施策としての国保税の引き下げを求めて反対討論とさ せていただきます。   現在約9,468名、これは平成27年の3月末のちょっと古いデータですが、加入世帯が全部で 9,400、そのうち33万円の所得という世帯が2,557世帯というふうにあります。さらに、180万円 以下の世帯4,160を合わせますと、九千四百何がしの国保税の加入世帯のうち、半数以上がいわば 大変な状況で暮らしている。特に33万円までの世帯の方、3人以上で暮らしている方が144世帯も いらっしゃると。どうやって暮らしているのだろうかと心配になるような状況であります。ぜひとも 福祉施策としての国保税の引き下げを求めます。   さらに、平成29年度、来年度には国からの低所得者対策としての支援金が倍額にされるという ふうに言われております。ぜひとも検討していただくことをお願いいたしまして、反対討論といたし ます。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第139号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第139号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第140号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第140号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第141号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、稲葉久美子さん。           〔5番 稲葉久美子君登壇〕 〇5番(稲葉久美子君) 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の 立場で発言をさせていただくのですが、反対というよりは初めて議員として市政を見させていただい たというような感じの6月、9月議会でした。感想も含めてお願いの内容の発言をさせていただきた いと思います。   安倍政権は、参議院選挙後も大幅な社会保障予算の削減を示唆しています。中でも介護保険の領 域では、最も深刻な削減と給付抑制が行われようとしています。現在でも人手不足が深刻な中、介護 報酬の大幅切り下げは介護事業経営の大きな負担となっています。通所サービスでは、要支援1、2、 以前は2回のサービスを受けられたのに、徐々に介護度が深刻になっていくような状態でなければ、 1回のサービスに下げられたり、要介護1、2の方たちもいつ支援に回されるかとびくびくしている ような状態です。施設へ行って楽しくしている人たちにしてみれば元気の源ですから、週1回のお風 呂ではだめだと怒っている方たちも多くいるところです。介護保険改定では、要支援、要介護1、2 の保険給付を外して、新総合事業での制約、費用負担の増加といった具体的な問題も出ております。 そんな中でも、村上市は利用者の立場に立って考え、利用者の考えを大事にしようとしています。国 がやらせようとしている安上がりのサービスへは実施しないと、住民の立場に立って仕事をしようと する姿勢は本当にすばらしいことだと思います。この気持ちを大切に仕事ができますように、また介 護事業者の大変な思いを国や県への要望として届けていただきたい。近い将来、私たちはこの介護制 度を利用します。気持ちよくサービスを受けられるように介護保険制度の充実をお願いいたしまして、 私からの発言とさせていただきます。   ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第141号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第141号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第142号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第142号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第143号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第143号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第144号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第144号は原案のとおり認定することに決定いたしました。   最後に、議第145号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、私はこの平成27年度の上水道事業会計について、予算のとき に反対討論をいたしました。その中身について簡単に触れまして、決算にも反対ということで態度表 明させていただきます。   2013年の12月議会で議論をいたしました。要するに、水道料金の格差というのは許されない のだということで議論をいたしました。平成25年度の料金で、30立方メートルで計算しますと、朝 日が30立方メートルで5,550円、荒川地区が3,200円、これが5年後には、平成30年度には山北 地区が30立方メートルで3,400円、朝日地区が一番高くなって5,100円ということです。つまり合 併して8年以上も経過するのに、3割以上も格差がある、料金格差がある。合併して昨年で8年、こ としで9年でありますが、これは最高裁が棄却をしたように、水道料金格差というのは間違っている のだという点から見ても、私はこれは正すべきだと考えておりますので、反対討論とさせていただき ます。   終わります。 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第145号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第145号は原案のとおり認定することに決定いたしました。   昼食休憩のために、午後1時30分まで休憩します。           午後 0時10分  休 憩                                                        午後 1時30分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) ここで5番、稲葉久美子さんから発言を求められておりますので、これを許 します。   5番、稲葉久美子さん。 〇5番(稲葉久美子君) 先ほどの議第141号 平成27年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算 認定についての討論と採決において、私から反対討論を行い、その採決において賛成の投票をしまし た。結果として、討論と投票が異なったものとなったことに対して、この場をおかりしておわび申し 上げます。申しわけありませんでした。 〇議長(三田敏秋君) ご了承ください。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 19番、長谷川孝君。 〇19番(長谷川 孝君) 今の陳謝は、議会運営委員会で決めたということになっておりますが、 例えば8分の1の議員発議で懲罰委員会を設置してやったときの警告の次に重い陳謝というのがある のですが、本会議での陳謝というのはそれと同等と考えていいのでしょうか。議会運営委員長か何か に答弁いただきたいのですけれども。 〇議長(三田敏秋君) では、議会運営委員長。 〇議会運営委員長(川村敏晴君) 先ほど議長より議会運営委員会の招集を求められまして、会議を 開催させていただきました。その中で、各委員からこの件に関しまして意見を求めました。その中で、 やはり通告にも反対の討論としてあり、ご自身の発言の中でも冒頭反対の討論であるということを表 明しながら、投票において真逆の賛成であったというふうなことは、我々議員に対しても議会運営を 混乱させることであるというふうなこと、ひいては市民に対してもそのようなことが考えられるとい うふうなことで、本人から直接議場においてその旨返答してもらうことが必要だろうというふうな結 論に達してそのような対応とさせていただきました。 〇議長(三田敏秋君) 長谷川孝君。 〇19番(長谷川 孝君) 今私が聞いたのと全く答えがなっていないのですけれども、もう一回答 えてください。 〇議長(三田敏秋君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(川村敏晴君) 議会運営の中での審議とその結果を申し上げました。 〇議長(三田敏秋君) 長谷川孝君。 〇19番(長谷川 孝君) この議場において、議員発議という形の手段をとって懲罰委員会を設け て、その中の陳謝という形もあるわけです。そうすると、はっきり言えば新聞にも載るかもしれない し、それぐらいの私は重さがあるというふうに思っております、実際のこと言って。反対討論をしな がら賛成に表決をするというのは、今までこんなことないです。それを議会運営委員会でただ陳謝す ればいいというだけでとどめたということに対して、私は非常にちょっと議会運営委員会のやり方と しておかしいのではないかというふうにまず述べさせていただいて、終わります。                                              日程第8 報第13号 専決処分の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第8、報第13号 専決処分の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第13号につきましてご報告を申し上げま す。   本件は、新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてであり、地方自治法第180条第1項の 規定に基づき、議会の議決により指定された事項について専決をいたしたものであります。   内容につきましては、「加茂市・田上町消防衛生組合」が新たに病児保育に関する事務処理を行 うため、名称を「加茂市・田上町消防衛生保育組合」に変更すること、並びに同組合が非常勤職員の 公務災害に関する事務につきまして、共同処理事務への加入申し出があったことによるものでありま す。   なお、本規約変更の協議のための通知が本定例会の議案送付後であったため、9月5日に専決処 分をし、追加議案としたものであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 議員発議第8号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校へ              の私学助成の充実を求める意見書の提出について          議員発議第9号 学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校へ              の私学助成の充実を求める意見書の提出について      〇議長(三田敏秋君) 日程第9、議員発議第8号及び議員発議第9号を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   4番、鈴木好彦君。           〔4番 鈴木好彦君登壇〕 〇4番(鈴木好彦君) ただいま上程されております議員発議第8号及び第9号の2議案は、いずれ も学費と教育条件の公私間格差是正に向けて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書の提 出であります。   本案は、去る9月14日に開催されました総務文教常任委員会の協議会によって審議され、願意 了承された陳情に基づく意見書の提出であり、会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書の内容につきましては、皆様に配付の資料のとおりでありますので、説明を省略させてい ただきます。   第8号の意見書の提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、衆議院議長及 び参議院議長であります。   第9号の意見書の提出先は、新潟県知事であります。   意見書の趣旨は、それぞれ同様のものであります。   いずれも賛成者は、小杉武仁議員、木村貞雄議員、稲葉久美子議員、大滝国吉議員、佐藤重陽議 員、河村幸雄議員、鈴木いせ子議員、そして提出者は私、鈴木好彦でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議員発議第8号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第8号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議員発議第8号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第9号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第9号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第10号 新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に関する意見書の                提出について         議員発議第11号 「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあ                たり、現行制度の継続を求める意見書の提出について  〇議長(三田敏秋君) 日程第10、議員発議第10号及び議員発議第11号を一括して議題といたし ます。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   6番、渡辺昌君。           〔6番 渡辺 昌君登壇〕 〇6番(渡辺 昌君) ただいま上程されました議員発議第10号 新潟水俣病全被害者の救済と問 題解決に関する意見書は、去る9月15日に開催されました市民厚生常任委員会で審査され、願意了 承された陳情に基づく意見書の提出であります。会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書の文面につきましては、皆様に配付の資料のとおりであります。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、環境大臣、衆議 院議長、参議院議長であります。   賛成者は、板垣一徳議員、板垣千代子議員、小林重平議員、山田勉議員、竹内喜代嗣議員、長谷 川孝議員、小杉和也議員、尾形修平議員、そして提出者は私、渡辺昌です。   次に、議員発議第11号 「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」の見直しにあたり、現行制 度の継続を求める意見書についてですが、本案も同じく市民厚生常任委員会で審査され、願意了承さ れた陳情に基づく意見書の提出であり、会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書の文面につきましては、皆様に配付の資料のとおりであります。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。   賛成者は、板垣一徳議員、板垣千代子議員、小林重平議員、山田勉議員、竹内喜代嗣議員、長谷 川孝議員、小杉和也議員、尾形修平議員、そして提出者は私、渡辺昌であります。   以上の意見書につきまして、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議員発議第10号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第10号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第11号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第11号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第12号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について 〇議長(三田敏秋君) 日程第11、議員発議第12号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出に ついてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   18番、小田信人君。           〔18番 小田信人君登壇〕 〇18番(小田信人君) ただいま上程されました議員発議第12号 免税軽油制度の継続を求める意 見書の提出につきまして、会議規則14条の規定により提出するものであります。   本案は、去る9月の16日に開催されました経済建設常任委員会で審査され、採択すべきものと 決定された請願に基づく意見書の提出であります。意見書の概要につきましては、お手元の資料をご らんいただきたいと思います。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、 衆議院議長、参議院議長であります。   賛成者は、川村敏晴議員、平山耕議員、本間善和議員、本間清人議員、姫路敏議員、大滝久志議 員、川崎健二議員、そして提出者は私、小田信人でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第12号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第12号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第12号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第13号 村上市議会議会改革調査研究特別委員会の設置について 〇議長(三田敏秋君) 日程第12、議員発議第13号 村上市議会議会改革調査研究特別委員会の設 置についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   7番、尾形修平君。           〔7番 尾形修平君登壇〕 〇7番(尾形修平君) ただいま上程されました議員発議第13号 村上市議会議会改革調査研究特 別委員会の設置について、会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、合併後10年を迎えようとする村上市の第3期の村上市議会として、議会基本条例をも とに本市議会の議会改革等について調査研究することを目的として設置しようとするもので、委員会 の名称、構成、期間はお手元に配付のとおりであります。   賛成者は、本間清人議員、木村貞雄議員、小林重平議員、渡辺昌議員、板垣一徳議員、川村敏晴 議員、竹内喜代嗣議員、そして提案者は私、尾形修平であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第13号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第13号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第13号は原案のとおり可決されました。                                              追加日程第1 議会改革調査研究特別委員会の委員の選任について 〇議長(三田敏秋君) ただいま議会改革調査研究特別委員会が設置されましたので、議会改革調査 研究特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、委員の選任を行いたいと思います。これにご 異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、議会改革調査研究特別委員会の委員の選任を行うことについては決定されました。   追加日程第1、これから議会改革調査研究特別委員会委員の選任を行います。議会改革調査研究 特別委員会委員の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、河村幸雄君、渡辺昌君、板垣一徳 君、本間清人君、姫路敏君、佐藤重陽君、鈴木好彦君、平山耕君、川村敏晴君、尾形修平君、竹内喜 代嗣君、以上11名の諸君を指名いたします。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました諸君は、議会改革調査研究特別委員会の委員に選任されまし た。                                              日程第13 議員派遣の件 〇議長(三田敏秋君) 日程第13、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(三田敏秋君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成28年第3回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 1時53分  閉 会