平成28年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成28年6月6日(月曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 1号 小中学校の統廃合は性急にすすめないことを求める請願書   第 5  請願第 2号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見             書の採択を求める請願書      第 6  報第  1号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  2号 平成27年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について   第 7  報第  3号 専決処分の報告について                       報第  4号 専決処分の報告について                            報第  5号 専決処分の報告について                            報第  6号 専決処分の報告について                       第 8  議第 79号 村上市副市長の選任について                     第 9  議第 80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 81号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第10  議第 82号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 83号 専決処分の承認を求めることについて                 第11  議第 84号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 85号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 86号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 87号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 88号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 89号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 90号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 91号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 92号 専決処分の承認を求めることについて                 第12  議第 93号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第 94号 災害対応特殊消防ポンプ自動車(CD―T)購入契約の締結について        議第 95号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結について       議第 96号 消防団員活動服等購入契約の締結について                議第 97号 村上市教育情報センター空調設備改修工事の工事請負契約の締結について      議第 98号 村上市急患診療所運営委員会条例の一部を改正する条例制定について        議第 99号 荒川郷ごみ処理場解体工事の工事請負契約の締結について         議第100号 市道路線の認定について                        議第101号 小型除雪車(ロータリー1.5m級)購入契約の締結について      第13  議第102号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号)            第14  議第103号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)                                                   〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  日程第 4  請願第 1号 小中学校の統廃合は性急にすすめないことを求める請願書 日程第 5  請願第 2号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る               意見書の採択を求める請願書      日程第 6  報第  1号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  2号 平成27年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について   日程第 7  報第  3号 専決処分の報告について                       報第  4号 専決処分の報告について                            報第  5号 専決処分の報告について                            報第  6号 専決処分の報告について                     日程第 8  議第 79号 村上市副市長の選任について                   日程第 9  議第 80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 81号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて        日程第10  議第 82号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 83号 専決処分の承認を求めることについて               日程第11  議第 84号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 85号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 86号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 87号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 88号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 89号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 90号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 91号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 92号 専決処分の承認を求めることについて               日程第12  議第 93号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第 94号 災害対応特殊消防ポンプ自動車(CD―T)購入契約の締結について        議第 95号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結につい               て           議第 96号 消防団員活動服等購入契約の締結について                議第 97号 村上市教育情報センター空調設備改修工事の工事請負契約の締結につ               いて          議第 98号 村上市急患診療所運営委員会条例の一部を改正する条例制定について        議第 99号 荒川郷ごみ処理場解体工事の工事請負契約の締結について          議第100号 市道路線の認定について                        議第101号 小型除雪車(ロータリー1.5m級)購入契約の締結について    日程第13  議第102号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号)          追加日程第1 一般会計予算審査特別委員会の設置について                   追加日程第2 一般会計予算審査特別委員会の委員の選任について                日程第14  議第103号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)                                                 〇出席議員(26名)    1番   小  杉  武  仁  君     2番   河  村  幸  雄  君    3番   本  間  善  和  君     4番   鈴  木  好  彦  君    5番   稲  葉  久 美 子  君     6番   渡  辺     昌  君    7番   尾  形  修  平  君     8番   板  垣  千 代 子  君    9番   鈴  木  い せ 子  君    10番   本  間  清  人  君   11番   川  村  敏  晴  君    12番   小  杉  和  也  君   13番   姫  路     敏  君    14番   竹  内  喜 代 嗣  君   15番   平  山     耕  君    16番   川  崎  健  二  君   17番   木  村  貞  雄  君    18番   小  田  信  人  君   19番   長 谷 川     孝  君    20番   小  林  重  平  君   21番   佐  藤  重  陽  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   板  垣  一  徳  君    26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君 教  育  長    遠   藤   友   春   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     川   崎   光   一   君        税 務 課 長    建   部   昌   文   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    加   藤   良   成   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     竹   内   和   広   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    中   村   る み 子   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    長       研   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課 太   田   秀   哉   君        課 長 補 佐        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前 9時58分  開 会 〇議長(三田敏秋君) おはようございます。ただいまの出席議員数は26名です。定足数に達して おりますので、これから平成28年第2回定例会を開会いたします。   市長から招集のご挨拶をお願いいたします。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆様、おはようございます。本日、平成28年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告6件、人事案件3件、専決処分の承認11件、条例の 一部改正2件、契約の締結6件、市道路線の認定1件、補正予算2件の合わせて31件であります。 よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶といたし ます。 〇議長(三田敏秋君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、本間善和君、16番、川崎健二君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについてを報告願います。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 川村敏晴君登壇〕 〇議会運営委員長(川村敏晴君) 改めまして、おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱 いについて申し上げます。   平成28年第2回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る5月30日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員7名、議長、副議長、各常任委員長、総務課長、総務課参事並 びに議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告 いたします。   会期につきましては、本日6月6日から27日までの22日間といたしました。   審議日程につきましては、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、 残る議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各委員会へ付託いたします。また、今 定例会では、一般会計補正予算に係る審査については特別委員会を設置し、これを審査することとい たしますので、よろしくお願いを申し上げます。   10日、13日、14日、15日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   16日は総務文教常任委員会及び一般会計予算審査特別委員会を開催し、17日は市民厚生常任委 員会及び一般会計予算審査特別委員会、20日は経済建設常任委員会及び一般会計予算審査特別委員 会をそれぞれ開催いたします。特に一般会計予算審査特別委員会では、各常任委員会の所管部分につ いて分科会ごとに付託議案の休会中審査をお願いいたします。したがいまして、各分科会での審査を 総括するため、22日には全体会を開催し、各分科会長からの審査報告を受けた後、採決を行い、一 般会計予算審査特別委員会の審査をご決定いただきます。   27日は本会議を開催し、各委員長から委員会の審査報告を受けた後、採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は当日審議を行い、即決といたします。   次に、請願第1号 小中学校の統廃合は性急にすすめないことを求める請願書について及び請願 第2号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める 請願書については、それぞれ単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、いずれも総務文教常任 委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案の議案の取り扱いについて、以下議案名を省略させていただきますが、報第 1号及び報第2号の繰越明許費繰越計算書の報告及び上水道事業会計予算繰越の報告については一括 上程、一括質疑の後、報告を終わります。報第3号から報第6号までの損害賠償に係る専決処分の報 告についての4議案は一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   次に、議第79号については単独上程とし、人事案件につき質疑の後、討論を省略し、無記名投 票による即決といたします。   次に、議第80号及び議第81号の2議案については一括上程とし、人事案件につき一括質疑の 後、討論を省略し、ボタン式投票による即決といたします。   次に、議第82号及び議第83号の条例の一部改正に係る専決処分の承認を求めることについて の2議案は一括上程、一括質疑、討論の後、それぞれボタン式投票による即決といたします。   次に、議第84号から議第92号までの平成27年度各会計補正予算及び平成28年度一般会計補 正予算に係る専決処分の承認を求めることについての9議案は一括上程、一括質疑、討論の後、それ ぞれボタン式投票による即決といたします。   次に、議第93号から議第101号までの9議案については一括上程、一括質疑の後、議第93号 から議第97号については総務文教常任委員会へ、議第98号及び議第99号については市民厚生常任 委員会へ、議第100号及び議第101号については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、議第102号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号)については単独上程、質疑 の後、一般会計予算審査特別委員会に、議第103号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正 予算(第1号)については単独上程、質疑の後、経済建設常任委員会に付託いたします。   次に、一般質問の通告は、6月1日正午で締め切ったところ、16名の通告がありましたので、 10日は5名、13日は5名、14日は4名、15日は2名が4日間の日程で本会議において一般質問を 行うことといたします。   最後に、討論の通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は23日、その他の意見書の提出期 限は15日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終了いたします。 〇議長(三田敏秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月27日までの22日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月27日までの22日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(三田敏秋君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成28年第1回定例会でご報告申し上げた以後、配付報 告書のとおり火災は建物火災1件、林野火災1件、その他1件、計3件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては、本年2月から4月までの 間に532件、総額で889万5,000円の申し込みを受けることができました。深く感謝申し上げます とともに、有効に活用させていただきます。   なお、報告書には記載しておりませんが、第1回臨時会の挨拶でも述べさせていただきましたと おり、熊本地震の対応に当たるため、全国市長会の要請により4月23日から職員2名を1週間交代 で南阿蘇村へ派遣いたしました。5月28日まで延べ10名の職員が避難所の運営、住宅の被害調査、 罹災証明発行事務などの支援活動に従事し、地元の方から感謝の言葉をいただいたとの報告を受けて おります。また、これまでの間本庁及び支所に募金箱を設置し、義援金として16万5,000円余りの 寄附をいただいたほか、個人や団体からも義援金を託されましたので、日本赤十字を通して寄附させ ていただきます。   以上であります。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 失礼いたしました。   先ほど火災状況のご報告に際しまして、建物火災1件と私申し上げましたが、2件でございます。 したがいまして、火災の件数としては計4件でありますので、ご訂正を申し上げたいと思います。大 変失礼いたしました。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第1号 小中学校の統廃合は性急にすすめないことを求める請願書 〇議長(三田敏秋君) 日程第4、請願第1号 小中学校の統廃合は性急のすすめないことを求める 請願書を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら発言を許します。   14番、竹内喜代嗣君。           〔14番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、請願書を読み上げる形でご説明申し上げたいと思います。   小中学校の統廃合は性急にすすめないことを求める請願書。   請願事項、小中学校の統廃合は時期尚早であり、性急に進めないこと。   趣旨、1、平成27年から平成31年の児童・生徒数が少子化に伴って減少することから、小規 模校ゆえに「複式学級は解消すべき」との方針は、小規模校が培ってきたよさを評価せず、人数が多 いほうが社会性が育つなどの教育学的な裏づけのない説に基づくものでしょう。それは、子供と教師 とのきずなを希薄にし、複式学級が持つ異年齢で学び、教え、助け合いの人間教育のよさを見ないも のです。さらに大規模校になることで、一人一人を丁寧に見守る環境が失われてしまいます。   2、かつて旧朝日村において、それまでの5中学校を1中学校に統合することによって、子供た ちが荒れ始め、遠距離のバス通学がいじめの温床となり、痛ましくも自死を招いた教訓を思い起こす 必要があります(98年の8月)。子供たちは、思春期の始まりに、よく準備もなされずに、突然、 大規模校にされて、混乱や不安の中で広い意味での「心的外傷」を受け、さまざまな問題行動につな がったと考えられます。   3、旧学区を超えた通学範囲の広がりは、徒歩通学からスクールバスに取ってかわります。徒歩 での道草は、人格形成に欠かせない宝だと言われています。それは、統廃合によって児童生徒が徒歩 通学する機会が失われることにより「人格形成上、教育上のよき諸条件を失う」といった、通学が子 供の人格形成上に果たす役割という問題を捉え、廃校処分の無効を求める判決からもうかがい知るこ とができます(1976年6月名古屋高裁金沢支部決定)。   4、また、スクールバスによる通学のため歩く運動量が減ることになり、足腰を鍛える機会を失 うことになります。旧神林村の中学校整備統廃合の諸問題についての資料(昭和52年9月)及び実 測で推計すると、神納小学校の例では、平均通学距離は2.3キロメートルであり、毎日往復4.6キロ メートルを歩いていることになります。卒業するまでに3,312キロメートル(120日掛ける4.6掛け る6カ年)の運動量は、心身を鍛える教育的価値ははかり知れないはずです。その代替はどのように 得られるのでしょうか。   5、学校統廃合は過疎化をさらに加速させ、集落に活力を失わせることになります。旧山北町で は、過疎化・少子高齢化によりそれまでの5小学校を1校に……これはタイプミスでありまして、 「小学校を2校」に訂正させていただきます。2中学校を1校の学校統廃合で、若年層が流出をして 限界集落化し、基幹産業である農業が衰退の要因になっている(新潟大学の坂井大空論文)。子供た ちの徒歩で通学する姿や声は、地域の農業を営む人にとって生きる活力になっていることを忘れては なりません。   以上の理由により、学校統廃合については、時期尚早であり住民の意思を十分尊重し、性急に進 めないことを決議願います。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) ただいま議題となっております請願第1号については、会議規則の規定によ り請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第5、請願第2号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に            係る意見書の採択を求める請願書    〇議長(三田敏秋君) 日程第5、請願第2号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度2 分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら発言を許します。   10番、本間清人君。           〔10番 本間清人君登壇〕 〇10番(本間清人君) ただいま上程されました請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫 負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願でございますが、請願者は新潟県教職員組合 村上市岩船郡支部、執行委員長、鈴木昭俊さんでありますが、紹介議員であります私、本間清人から 本会議での若干の補足説明をさせていただきます。   この請願は、議員各位に提出されました請願書をごらんになっておわかりのとおり、新市になっ てから毎年のようにこの時期に提出され、ご賛同を得て議決され、村上市議会として政府各関係機関 に意見書として提出された請願と全く同様の趣旨と内容でございます。このたび新人議員さんもいら っしゃいますことから、若干だけのご説明をさせていただきたいと思います。   7年前に文部科学省が発表した小学校1年生から中学校3年生までの1学級35人以下の学級編 成を目指す新公立義務教育諸学校の教職員定数改善計画に沿って、これまで国県の関係機関のご努力 によって部分的には毎年若干の改善が見られてはいるものの、まだまだ抜本的な改革には至っており ません。今年度も提出されたものでございます。さらに、国の予算措置が進まないことから、各都道 府県では毎年住民の大きな期待に応えるために、独自に多額の教育予算を計上せざるを得ず、地方財 源環境を一層厳しくしている要因にもなっているものでございます。私も、これまで村上南小学校、 そして村上第一中学校のPTA会長を続けてきた中で、保護者の方々や地域の方々から学級の人数を もっと減らしてほしい。いじめや不登校の児童生徒がなくなるような教育環境をつくってほしいなど、 多くの要望を聞くにつけ、一日も早く、少しでも改善の手だてをとってほしいものと痛感しているも のでございます。このことは、義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に切り下げられてきて いることも同様でございますが、学校で学ぶ児童生徒が明るく、心豊かに学業や学校生活を送り、少 子化が急速に進行する中にあって、一人一人が大切にされる教育環境をつくるため、また保護者や地 域住民の要望に応えるためにも、ぜひ本請願の趣旨と請願事項にご理解をいただき、議員各位の大き な賛同をお願いするものでございます。   よろしくご審議の上、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) ただいま議題となっております請願第2号については、会議規則の規定によ り請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 報第1号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第2号 平成27年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第6、報第1号及び報第2号は、繰越計算書の報告及び上水道事業会計 の予算繰越の報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第1号及び報第2号の2議案につきまして、 一括してご報告申し上げます。   最初に、報第1号は、平成27年度一般会計の繰越明許費についてであります。平成28年度に 繰り越すべき額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する ものであります。   内容といたしましては、第2款総務費の交通安全対策一般経費のほか14件に関するものであり ます。   次に、報第2号は、平成27年度上水道事業会計の予算繰り越しについてであります。平成28 年度に繰り越すべき額が確定いたしましたので、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改 良費の繰越額を同条第3項の規定により報告するものであります。   内容といたしましては、第1款資本的支出の拡張事業費、村上地区第4次拡張事業及び改良事業 費に関するものであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第3号 専決処分の報告について 報第4号 専決処分の報告について 報第5号 専決処分の報告について 報第6号 専決処分の報告について 〇議長(三田敏秋君) 日程第7、報第3号から報第6号までの4議案は、いずれも損害賠償の専決 処分の報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました報第3号から報第6号までの4議案につきま して、一括してご報告申し上げます。   これらはいずれも50万円以下の損害賠償で、議会の委任事項のため、専決処分したものであり ます。   最初に、報第3号は、平成28年1月13日、日下地内の村上農村環境改善センターで行われた 2歳児健康診査におきまして、大会議室入り口の向こう側で遊んでいた被害者に気づかず、職員が室 内に戻るためドアをあけた際、そのドアで被害者の左足の爪にけがを負わせたものであります。   次に、報第4号は、平成28年3月23日、柏尾地内の上海府小学校で行われる消防ポンプ操法 の訓練に参加するため、村上市消防団村上方面隊隊員が消防車両で現地に向かい、バックで駐車しよ うとした際、先に駐車してあった相手方車両の存在に気づかず接触し、バンパー等を損傷させたもの であります。   次に、報第5号は、平成28年4月2日、消防自動車で春季火災予防運動防火広報実施中、古渡 路地内の丁字路において左折しようとしたが、曲がり切れず、切り返しのため後進した際、消防自動 車後部のはしご部分が道路脇に設置されたごみ置き小屋に接触し、トタン屋根を損傷させたものであ ります。   最後に、報第6号は、平成28年4月17日、強風により村上体育館駐車場フェンスに設置した 村上市議会議員一般選挙ポスター掲示板が破損し、飛散した掲示板の一部がクリエート村上前の駐車 場に駐車していた相手方車両に接触し、ボンネットやフロントガラス等を損傷させたものであります。   以上、ご説明させていただいた4件につきましては、いずれも示談が成立したことから、このた び報告するものであります。   なお、報第6号と同じ原因により飛散したポスター掲示板がクリエート村上前の駐車場に駐車し ていた別の1台の車両の屋根とドア等も損傷させてしまいましたが、この車両につきましては、修理 が終わっていないことから示談に至っておりませんので、示談成立後に改めてご報告させていただき ます。これまでも職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて周囲に対する配慮を怠ら ず、常に細心の注意を払うよう庁議で指示したところであります。   以上、ご報告申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   7番、尾形修平君。 〇7番(尾形修平君) それでは、伺います。   報第6号に関してなのですけれども、今回この掲示板が飛散したということですけれども、今回 の選挙は360カ所以上の掲示板が設置されて、海岸端の特に風が強い地区でもこのようなことがな かったにもかかわらず、そのクリエートの1カ所がそういうことになったということであれば、これ 業者のほうに多分委託契約をしているのだと思いますけれども、業者のほうの瑕疵はなかったのかと いうことを伺いたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) ただいまのご質問ですが、業者のほうにはしっかりやってお りまして、瑕疵がなかったということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 尾形修平君。 〇7番(尾形修平君) 何でここの1カ所だけがそうなったかというのは、では選管としてどういう ふうな認識しております。 〇議長(三田敏秋君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(木村正夫君) そこだけということではなくて、そのときあの当時2時ごろ から急に風が吹いてきまして、一応私どもが全部確認を業者にもさせたのですが、たまたまそこが村 上体育館前の、強風の場所だったので、若干うちのほうが特段そこだけがなぜ飛んだのかなという部 分についてはちょっと今検証してございませんが、なお確認をして検証していきたいというふうには 考えております。 〇7番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 議第79号 村上市副市長の選任について 〇議長(三田敏秋君) 日程第8、議第79号 村上市副市長の選任についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第79号につきまして、提案理由のご説明 を申し上げます。   本案は、本年8月31日をもって任期満了となります鈴木副市長の後任に忠聡氏を選任したいの で、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものであります。   同氏の略歴につきましては、お手元の資料のとおり輝かしい重責を歴任し、特に本市の基幹産業 である農業におきましては、先駆的に農業法人を立ち上げ、後継者不足への対応や生産コストの低廉 化を進め、新たな農業経営のリーダー的役割を果たしております。一方、新潟県立村上中等教育学校 PTA初代会長に就任し、以来6年間本地域における高等教育の発展と次代を担う生徒の育成に大い に貢献されておるところであります。さらに、市の審議会や委員会の要職を歴任され、行政運営にも ご尽力をいただいております。人口減少と少子高齢化が喫緊の課題となっている現在において、今後 ますます地域間競争が激高することが予想され、守る行政から攻める行政への転換が必要と考えてお ります。このため、観光を含めた産業振興と魅力ある地域の発展のため、トップセールスをさらに進 める必要があり、民間感覚を有し、行動力のある忠聡氏を副市長に迎え、ひとりひとりが幸せを実感 できるまちを目指してまいりたいと考えております。   なお、任期につきまして、本年9月1日から4年間となります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。   10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) 今市長の立派な選任のご挨拶を頂戴いたしましたが、この間教育長も任期 満了で指名をされてきました。それで、今回また副市長が任期満了ということで選任されてきたわけ でありますが、総務課長、ちょっと1点お聞きします。新市になりましてからは、任期満了というの が今回初めてのケースで、教育長さんも4人目でありますが、今まで前任者は全て任期途中で退職さ れたり、病気の事情でおやめになられたということでかわってきました。副市長も、今回初めて今選 任されてかわろうとしているわけでありますが、前村上市のときのこの人事案件の議案の出し方につ いてなのですけれども、まだ前任者が残っている定例会の最後のときに、初日の案件でこの人事案件 を上げてくるということはありましたでしょうか。前は、恐らく例えば追加議案として最終日に上げ たり、臨時議会として上げてきたような気がするのですが、その辺お調べになりましたか。 〇議長(三田敏秋君) 課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) 結論から申しますと調べておりませんが、記憶的には、調べていないの で、返答しかねます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 3問しかないので、その辺もまた調べて、調べたところできょうこれ結論 出てしまうので、どうしようもないのだけれども、私としてはこのような議案の初日の出し方は、副 市長が今まだいるのにもかかわらずということでは、ちょっと変な議案の出し方ではないかなという ことをくぎを刺しておきたいなと思います。   2問目ですが、市長は前回の教育長の指名の際に、任期まだ学校の校長先生の途中であります遠 藤教育長を指名してきた際、私の質疑に今回の件については斬新な人事を用いることが必要ない。で すので、その教育に従事した方をというようなことで教育長を選任されてきました。ところが、今回 副市長は、教育長であれば教育部門のトップでありますが、副市長となりますと行政また職員をつか さどるトップを決める大切な人事でありますけれども、そこに関しては全く行政経験のないその斬新 的な方をこのたび副市長として選任をされた。その理由をお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 行政分野そのものが守備範囲としますので、広範にわたるわけでありまして、 その中で教育行政につきまして、私は先般議員からのご質問にお答えしましたとおりの判断をいたし ました。現在これから村上市が今後10年後、20年後、30年後と今までどおり、またさらには光り 輝くようにこのまちづくりを進めるに当たって必要な人材という視点で今回人選をさせていただきま した。これまで合併後8年を経過する中で、現鈴木副市長には大変なお力添えをいただきまして、前 の大滝市政の中でしっかりとした基盤をつくり上げていただきましたので、今度はそれを戦略的に打 って出る。このときの最大限有効にその能力を発揮できる、そういう人材を選択をしたいという判断 で今回の人選に至ったところであります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 最後でありますけれども、総務課長、今村上市の恐らく規約の中に職務代 理という権限ございますね。市長に何かがあった場合、その優先順位というのがあるかと思うのです が、恐らく村上市の場合ですと、市長に何か事情があった場合には職務代理として次が副市長、副市 長に何かあった場合には教育長、教育長に何かあった場合には総務課長というこの順番は、村上市の 中に入っていると思うのですが、そういった意味で今行政に全くど素人の方がこのような人事で来た 場合に、その職務代理者としての、万が一です。そういった職務になった場合に務まるのかどうかと いうことについては、当然市長は務まるのだろうということであろうかとは思いますが、いかがでご ざいますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまでの行政運営を見ましてもそうなのでありますけれども、市長は強い リーダーシップを持ってそのまちづくりを進めます。行政運営も進めます。しかしながら、行政は1 人でできるわけではありません。それぞれチームで物事に当たるわけでありますから、職務代理とい う形になったとしても、しっかりと最良の判断をするという、そういう仕組みは現在村上市は有して おるわけでありますから、私は何ら心配はしておりません。 〇議長(三田敏秋君) 13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) こんにちは、久しぶりでございます。せっかくですから、副市長にご質問 いたしますが、副市長さんいらっしゃるわけでございますけれども、ここ今度6月、7月、8月と3 カ月ですか、かわるまでの間副市長職をやっていくわけでございますけれども、今の人事に関して見 れば、副市長としてはどういうふうな心構えでいるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今までと何ら変わらないスタンスでいきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 市長さんのほうからは、非常にすばらしい人だということで、この人のほ かはいないというようなぐらいにすばらしい人だというご説明だったですけれども、副市長さんはど のようにお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私の任期が8月いっぱいということで、市長に申し上げて後任をとい うことで人選をしていただきました。すばらしい実績もありますし、今後の村上市を託せる、本当に 助けてやっていける、そういう人物だと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 先ほど市長から、行政は1人でやっていくのではないのだと。1人で動く わけではないのだという答弁がございましたけれども、その辺のところをもう一度市長に少し具体的 に聞かせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) いろいろな思いを持ち寄って、それを1つにまとめてそれを前に進める、や っぱり結果的にはチーム戦だというふうに思っております。私が全ての行政の範囲を承知しているわ けでありませんので、その中でより専門的な課長がいて、それぞれの分野のトップがいて、それを持 ち寄って最良の策を展開していく、これが行政の役割だというふうに思っておりますので、これから もそういう形で行政運営を進めたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 3問。 〇13番(姫路 敏君) わかりました。そういう形で、ぜひ市長も周りを見ながら人事やら行政運 営やらに努力していただきたいと、このように思いますが。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決いたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は議長を除き25名です。   直ちに投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(三田敏秋君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(三田敏秋君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投 票は否とみなすことになっておりますので、その点特に注意願います。   それでは、点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(三田敏秋君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、3番、 本間善和君、16番、川崎健二君を指名します。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(三田敏秋君) 開票の結果を報告します。   投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合しています。そのうち賛成21票、反対4票。   以上のとおりであります。   よって、議第79号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第9 議第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第81号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(三田敏秋君) 日程第9、議第80号及び議第81号は、いずれも人権擁護委員の推薦につ き意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第80号及び議第81号の2議案につきま して、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらは、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に 置かれております人権擁護委員のうちお二人が平成28年9月30日をもって任期満了となりますの で、議第80号におきましては中倉清氏を、議第81号におきましては菅井克彦氏を適任と考え、引 き続き推薦するものであります。   略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては3年間となっております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで順次ボタン式投票により採決いたします。   初めに、議第80号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第80号は原案のとおり同意することに決定いたしました。   次に、議第81号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第81号は原案のとおり同意することに決定いたしました。                                              日程第10 議第82号 専決処分の承認を求めることについて 議第83号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(三田敏秋君) 日程第10、議第82号及び議第83号は、いずれも条例の一部を改正する条 例制定についての専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第82号及び議第83号の2議案につきま して、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第82号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定及び議第83号 村上市国民健康保険税 条例の一部を改正する条例制定につきましては、地方税法等の一部を改正する等の法律及び地方税法 施行令等の一部を改正する等の政令が平成28年3月31日に公布されたことに伴うものであり、い ずれも施行期日が平成28年4月1日のため、地方自治法第179条第1項の規定による専決処分を行 いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものであります。   最初に、村上市税条例等の主な改正内容といたしましては、文言の整理、修正のほか、固定資産 税において太陽光、風力、水力、地熱及びバイオマスを電気に変換する事業用の特定再生可能エネル ギー発電設備について、わがまち特例を導入し、適用期限を2年間延長するものであります。また、 省エネ改修住宅に係る固定資産税の減額措置を受けるための熱損失防止改修住宅等に対する固定資産 税減額申告書の記載事項に国、地方公共団体からの補助金等を加えるものであります。さらに、紙巻 きたばこ、旧3級品の税率を旧3級品以外のたばこ税と同額に引き上げることに伴い、たばこ税納税 申告書の様式を変更するものであります。   次に、村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、国民健康保険税の基礎課税額に 係る課税限度額を「52万円」から「54万円」に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を 「17万円」から「19万円」にするものであります。また、国民健康保険税の軽減措置につきまして、 5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者数に乗ずべき金額を5,000円引 き上げ26万5,000円に、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定における被保険者数に乗 ずべき金額を1万円引き上げ48万円にするものであります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   14番、竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、議第83号のほうをお聞きしたいと思います。   これは、国保税の限度額を引き上げるということですが、この54万円にとか、19万円にとかい うふうに書かれているのですが、総額では幾らになるのか。そして、3年連続の値上げになるのでは ないかと思うのですが、お聞きをいたします。 〇議長(三田敏秋君) 税務課長。 〇税務課長(建部昌文君) 引き上げの税額ということでございますけれども、その前に平成28年 度の当初予算の編成時点では、52万円を超過する世帯が111世帯ございます。改正後は、54万円を 超過する世帯が698世帯、それから52万円から54万円以下の世帯が13世帯というふうに見込ん でおりますので、98世帯掛ける2万円、それから13世帯掛ける平均で1万円ということになります と、200万ちょっとぐらいなのではないかなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 課長にお聞きしますが、つまりそれで3年連続値上げではなかったかと いうふうにお聞きしたのですが、これはいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 税務課長。 〇税務課長(建部昌文君) これが平成26年の4月1日に51万円、そして平成27年の4月1日に 52万円、この4月1日で54万円ということで、3年連続ということになります。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) では最後に、この限度額、そうしますと幾らになるのか。その根拠とな る、なぜ限度額が設けられてるのかということでお尋ねします。 〇議長(三田敏秋君) 税務課長。 〇税務課長(建部昌文君) 限度額の目的ですけれども、これについては国のほうで決めていること でございます。それで、国のほうの考え方としましては、高所得者層の負担増をお願いして、中間所 得層の被保険者の負担に配慮したような見直しが可能となるということで、今回値上げをしていると いうふうな考え方でございます。 〇14番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議第82号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第82号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第82号は原案のとおり承認することに決定いたしました。   次に、議第83号について討論を行います。討論はありませんか。   14番、竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、反対討論を申し上げます。   先ほどなぜ限度額が設けられているのかというふうにお尋ねいたしましたが、これは私も何でこ んなに高くなったのかということで質問受けたことがございます。つまりその国保税の滞納あるいは 税の滞納あるいは借入金の整理ということで、財産処分を行って支払うというようなことがよくある のですが、そういう人たちの、一般的な高額所得者ではなくて、財産処分を行って負債整理、生計を 維持するためというような人たちが高額の負担がないようにということで設けられているというふう に国はシステムしているということでございます。軽減額の変更は、これは今の経済状況のもとで行 われるのは当然でありますし、支持するものでありますが、市内にも負債整理あるいは税金滞納の整 理で財産処分する方もいらっしゃいます。3年連続の値上げでは、これは大変な負担になるというこ とで、反対を申し上げます。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第83号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第83号は原案のとおり承認することに決定いたしました。   午前11時20分まで休憩といたします。           午前11時06分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第11 議第84号 専決処分の承認を求めることについて       議第85号 専決処分の承認を求めることについて       議第86号 専決処分の承認を求めることについて       議第87号 専決処分の承認を求めることについて       議第88号 専決処分の承認を求めることについて       議第89号 専決処分の承認を求めることについて       議第90号 専決処分の承認を求めることについて       議第91号 専決処分の承認を求めることについて       議第92号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(三田敏秋君) 日程第11、議第84号から議第92号までの9議案は、いずれも平成27年 度一般会計及び各特別会計並びに平成28年度一般会計の補正予算に係る専決処分の承認を求めるこ とについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第84号から議第92号までの9議案につ きまして、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第84号から議第91号までの8議案は、平成27年度村上市一般会計及び各特別会計補正予算 につきまして、議第92号は平成28年度村上市一般会計補正予算(第1号)につきまして、いずれ も地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基 づき議会の承認を求めるものであります。   最初に、議第84号は、平成27年度村上市一般会計補正予算(第11号)についてであります。 本案は、平成27年度国の補正予算で計上された地方創生加速化交付金事業として採択された2事業 に係る所要額を追加したものであります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,080万円を追加し、予 算の規模を356億4,780万円といたしました。   補正の内容といたしましては、歳入におきまして、第10款地方交付税で160万円を、第14款 国庫支出金で地方創生加速化交付金3,920万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出におきましては、第7款商工費で地域の誇る資源を活用し、情報発信を行う新虎通り活用事 業に620万円を、村上木彫堆朱の認知度向上、販路拡大、後継者人材育成、原材料の確保等を図る 堆朱のまち村上再生事業に3,460万円をそれぞれ計上いたしました。   第2条、繰越明許費では、地方創生加速化交付金に係る2事業を追加するものであります。   なお、平成28年度一般会計当初予算に計上いたしました村上木彫堆朱振興事業委託料につきま しては、本定例会の補正予算において全額を減額とさせていただく予定であります。   次に、議第85号は、平成27年度村上市一般会計補正予算(第12号)についてであります。各 款にわたり事業費の確定などによる所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額からそれぞれ4億1,160 万円を減額し、予算の規模を352億3,620万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第2款地方譲与税から第15款県支出金まで について、交付額等の確定による精算処理を行いました。第18款繰入金では9,315万円を、第21 款市債では6億1,450万円をそれぞれ減額し、所要の調整を行いました。   また、歳出におきましては、第2款総務費では情報通信事業特別会計繰出金などで事業費の確定 により2,431万8,000円を、第3款民生費では児童手当等支給額の確定などにより7,441万2,000 円を、第4款衛生費では子どもの医療費助成経費及びごみ処理場運営経費などの確定により2,769 万5,000円を、第5款労働費では職業訓練事業補助金などで事業費の確定により159万8,000円を、 第6款農林水産業費では農地等経費及び漁港施設整備経費などで事業費の確定により7,575万9,000 円を、第7款商工費では蒲萄スキー場特別会計繰出金などの確定により642万9,000円を、第8款 土木費では除雪対策経費及び幹線道路整備事業経費で事業費の確定などにより1億6,180万5,000 円を、第9款消防費では再免許申請業務委託料などで事業費の確定により166万2,000円を、第10 款教育費では要・準要保護児童就学援助費扶助費などの事業費の確定により8,786万8,000円をそ れぞれ減額いたしました。また、第13款諸支出金では、財政調整基金に5,000万円を積み立てを計 上したところであります。   なお、第2表、地方債補正では、それぞれの起債について借入額の確定により限度額を変更する ものであります。   次に、議第86号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ1,150万円を減額し、予算の規模を4億5,310万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第3款繰入金では一般会計繰入金1,087万 7,000円を、第5款諸収入では道路改良工事支障施設工事補償料62万3,000円を決算見込みにより それぞれ減額いたしました。   また、歳出におきましては、第1款総務費の各地区施設維持管理経費において、修繕料及び工事 請負費を決算見込みにより1,150万円を減額いたしました。   次に、議第87号は、村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ1,040万円を減額し、予算の規模を6,520万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第2款使用料及び手数料では一般使用料346 万1,000円を、第3款繰入金では一般会計繰入金、693万9,000円をそれぞれ減額いたしました。   また、歳出におきましては、第1款総務費で蒲萄スキー場運営経費1,033万円を決算見込みに より減額いたしました。   次に、議第88号は、村上市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ2,180万円を減額し、予算の規模を81億6,320万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第1款国民健康保険税では軽減対象者の拡大 により1,929万2,000円を減額し、第4款国庫支出金から第9款共同事業交付金までについて決算 見込みにより所要の調整を行いました   また、歳出におきましては、第7款共同事業拠出金で高額医療費拠出金の確定により2,176万 8,000円を減額いたしました。   次に、議第89号は、村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入 歳出予算の総額からそれぞれ5,120万円を減額し、予算の規模を47億5,530万円といたしました。 補正の主な内容といたしましては、歳入において、第4款繰入金では一般会計繰入金1,427万1,000 円を、第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入などで182万9,000円を、第7款市債では 3,510万円を事業費の確定によりそれぞれ減額いたしました。   また、歳出におきましては、第1款下水道費では公共下水道建設経費などで5,119万8,000円を 事業費の確定などによりそれぞれ減額いたしました。   なお、第2表、地方債補正は、借入額の確定により限度額を変更するものであります。   次に、議第90号は、村上市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ1,030万円を減額し、予算の規模を11億1,950万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第4款繰入金では一般会計繰入金358万 5,000円を、第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入などで431万5,000円を、第7款市債 では240万円を事業費の確定によりそれぞれ減額いたしました。   また、歳出におきましては、第1款集落排水費で農業集落排水建設事業経費などで1,020万 1,000円を事業費の確定により減額いたしました。   なお、第2表、地方債補正は、借入額の確定により限度額を変更するものであります。   次に、議第91号は、村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳 入歳出予算の総額からそれぞれ5,650万円を減額し、予算の規模を8億4,040万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第3款国庫支出金では簡易水道統合整備事業 補助金で事業費の確定により607万7,000円を、第4款繰入金では一般会計繰入金で2万3,000円 を、第7款市債では事業費の確定により5,040万円をそれぞれ減額いたしました。   また、歳出におきましては、第1款総務費で水質検査委託料などで決算見込みにより10万 3,000円を、第2款施設費では蒲萄地区簡易水道統合整備事業費などで決算見込みにより5,639万 7,000円をそれぞれ減額いたしました。   なお、第2表、地方債補正は、借入額の確定により限度額を変更するものであります。   最後に、議第92号は、平成28年度村上市一般会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ280万円を追加し、予算の規模を317億9,280万円といたしました。   補正の内容といたしましては、新潟海区漁業調整委員会委員に欠員が生じ、補欠選挙が平成28 年6月9日執行予定となったため、この所要額を新たに計上するとともに、このたびの熊本地震に対 しまして全国市長会からの職員派遣要請に応じ、熊本県阿蘇郡南阿蘇村へ職員を派遣いたしましたの で、これに伴う時間外勤務手当を計上したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) 議第85号で質問させていただきたいと思います。ページのほうが29ペー ジなのですけれども、ちょっと一般質問でもこのたび私奨学金について一般質問するものですから、 若干お聞きしたいなと思います。   今減額補正ということで、1,560万円ものこの貸付金の奨学金減額ということで出てきているわ けでありますが、これは平成27年度に見込んでいた件数よりも結局貸し出しが当然少なかったのだ ろうとは思うのですけれども、当初平成27年度はどのくらいの見込みをしていたのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) この減額につきましては、当初新規奨学生ということで60人分、 最高額7万円を計上しておりました。実績が50名ということで、全て7万円という実績でなくて、 7万円が28人、5万円が17人、3万円が5人ということで、合計50人分ということで、その差額 というようなことで今回減額したものであります。   総額につきまして、ちょっと調べさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これ歳出のほうでありますから、当然その予定していた貸付金の金額より も出ていく分が少なかったので、この分の減額だと。今実績として、60人分が10人減ったのだよと いうことでよいかとは思うのですが、これ国も県もいろいろな奨学金制度、また例えば政策金融公庫 のほうから教育資金などを借りますと、1人4年制の大学行っても350万円がまずマックスなので す、1人に対して。その部分に関しまして、今国や県でも返せない、いわゆる滞納者がふえていると いうのがかなりいろいろ問題になっているわけですが、この部分は特別会計から外して今一般会計に 繰り入れになっているわけですので、その出す分は出しているのだけれども、入ってこない分の計算 上、歳入として返済金額が本当であれば年間これだけ来るのだけれども、滞納者分があるので、未納 の額というのが税金の決算上みたいな形で、何でこの部分は出てこないのかなというのが不思議なの ですが、その辺いかがなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 決算書の中で、平成27年度から未納分というような形で通常のも のと分けた形であらわすという形になるかと思います。 〇10番(本間清人君) あと一般質問もあるので、終わります。 〇議長(三田敏秋君) 13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ご苦労さまです。今と同じところですけれども、19ページです。児童手当 支給経費、全体的に減額補正なのですが、福祉課長、これ約6,000万減額。あと、次のページです けれども、子ども医療費助成経費、これが759万1,000円、全体的には扶助費として756万8,000 円と、こういうふうにいわゆる減額ということになっていますけれども、これはどういった、具体的 な内容を教えていただきたいのですが。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 19ページのこの児童手当等支給経費につきましては、年間の延べ人数 を当初見込みでは7万9,828人ということで見込んでおったのですが、実際的には7万4,573人と いうようなことで、5,000人余りちょっと減になったということが上げられておりますし、それから 21ページでございますけれども、子どもの医療費の助成の経費でございますが、高校生のほうの医 療助成を当初1,190万1,000円を見込んでおったのですが、実績におきまして528万7,000円とい うようなことで、この分が減ったというようなことでこういった減額になりました。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) わかりました。   高校生のほうは昨年から始めたので、恐らく物差しがなかったので、これはわかるのですけれど も、児童手当のほうは約5,000人ぐらい少なかったと。これは、やっぱり何か見込み違いというこ とをおっしゃっていましたけれども、どういったことでそうなりました。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 当初は見込みですけれども、やっぱり前年のそういったものを勘案しな がら当初見込んだと思うのですけれども、そういった中で実際的には年間で五千何がしの人数が減っ たというようなことですので、さまざま少子化の部分も、その辺のところの数字を捉え切れていなか ったのかなというふうなことも考えられますので、次年度以降につきましては、適正な見込みという か立てたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 予算的に少なくなって慌てるよりは、多くて余したほうが行政の予算サイ ドとしてみればそういうところありますけれども、それにしても少し金額が大きいようなので、今年 度の予算書はもうでき上がっておりますので、私がどうのこうの言いませんけれども、それから鑑み て5月の末が一番これで最後の決算向けの皆補正だと思いますので、ひとつよろしくお願いいたしま す。 〇議長(三田敏秋君) 今の質問、さっきのやつね。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 先ほどの本間議員からの質疑に残し部分がありますので、学校教育課長から 発言が求められています。これを許します。   学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 先ほどの本間議員の貸し付け総額ですが、1億2,780万円です。 申しわけありませんでした。 〇議長(三田敏秋君) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   最初に、議第84号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第84号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第84号は原案のとおり承認することに決定いたしました。   次に、議第85号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第85号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第85号は原案のとおり承認をすることに決定しました。   次に、議第86号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第86号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第86号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第87号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第87号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第87号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第88号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第88号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第88号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第89号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第89号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第89号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第90号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第90号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第90号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第91号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第91号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第91号は原案のとおり承認することに決定しました。   最後に、議第92号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第92号を採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第92号は原案のとおり承認することに決定いたしました。                                              日程第12 議第 93号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について         議第 94号 災害対応特殊消防ポンプ自動車(CD―T)購入契約の締結              について         議第 95号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締              結について                             議第 96号 消防団員活動服等購入契約の締結について               議第 97号 村上市教育情報センター空調設備改修工事の工事請負契約の              締結について                            議第 98号 村上市急患診療所運営委員会条例の一部を改正する条例制定              について                              議第 99号 荒川郷ごみ処理場解体工事の工事請負契約の締結について        議第100号 市道路線の認定について                       議第101号 小型除雪車(ロータリー1.5m級)購入契約の締結につい              て   〇議長(三田敏秋君) 日程第12、議第93号から議第101号までの9議案を一括して議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第93号から議第101号までの9議案につ きまして、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第93号は、村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、現在総合型地域スポーツクラブに委託しているスポーツ振興事業を指定管理業務の一部に加え るもので、これにより指定管理者がより積極的及び自主的な運営を図ることができ、サービスの向上 と体育施設の利用促進が期待できるものであります。なお、この規定につきましては、平成29年4 月1日から適用するものであります。また、施設の老朽化により使用不能となっている朝日テニスコ ートにつきましては、平成28年6月30日をもちまして廃止させていただくものであります。   次に、議第94号は、災害対応特殊消防ポンプ自動車、CD―T型の購入契約の締結について、 地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決をお願いするものであります。購入予定の ポンプ自動車は、添付資料にお示しのとおりであり、山北分署に配備しております消防ポンプ自動車 を更新するものであります。専門的で特殊な技術を要することから、5月12日に消防ポンプ自動車 取扱業者6社による指名競争入札を行い、同日株式会社宮島工業所と4,152万789円で仮契約を締 結したものであります。   次に、議第95号は、消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結についてで あります。地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決をお願いするものであります。 購入予定の小型動力ポンプ積載車は、消防団に配備するもので、ポンプつきが2台、車両のみが4台、 ほかに小型動力ポンプを9台更新するものであります。入札に当たりましては、5月12日に6社に よる指名競争入札を執行し、同日株式会社宮島工業所と4,309万2,945円で仮契約を締結したもの であります。   次に、議第96号は、消防団員活動服等購入契約の締結について、地方自治法第96条第1項第 8号の規定により議会の議決をお願いするものであります。購入予定の活動服等は、新装備基準に対 応する活動服の上下1,723着、新入団員用としてアポロキャップ100個とベルト100本、その他に 雨衣上下1,701着と耐切創性の作業手袋1,407双であります。このたびの購入により、活動服等に つきましては全団員分の装備が整うことになります。入札に当たりましては、5月12日に市内6社 による指名競争入札を執行し、同日株式会社大滝建材と4,446万1,440円で仮契約を締結したもの であります。   次に、議第97号は、村上市教育情報センター空調設備改修工事の工事請負契約の締結について、 地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願いするものであります。本工事は、 村上市教育情報センターの老朽化した空調設備を改修しようとするもので、既存の空調機器設備、換 気設備、中央監視設備、空調制御用機器類の更新等を行うものであります。入札に当たりましては、 5月17日に5つの特定共同企業体による一般競争入札を執行し、長谷川・新菖特定共同企業体と2 億2,839万6,564円で仮契約を締結したものであります。   次に、議第98号は、村上市急患診療所運営委員会条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。本案は、急患診療所に常備する医薬品検討時の助言や感染症有効時期における薬剤処方の協 力体制を整備するため、運営委員会の組織に村上市岩船郡薬剤師会会員を追加するものであります。   次に、議第99号は、荒川郷ごみ処理場解体工事の工事請負契約の締結について、地方自治法第 96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものであります。本案は、平成14年に稼働 を停止しました荒川地区貝附地内のごみ処理場の解体工事で、昭和49年竣工の処理規模25トン炉 及び昭和61年竣工の処理規模30トン炉の2施設を解体するものであります。入札に当たりまして は、5月17日に6社による一般競争入札を執行し、同日株式会社日本建機と1億9,440万円で仮契 約を締結したものであります。   次に、議第100号は、市道路線の認定についてであります。本案は、道路用地として寄附を受 けた神林地区上助渕地内1路線、松喜和地内1路線を認定するものであります。   次に、議第101号は、小型除雪車(ロータリー1.5m級)購入契約の締結について、地方自治法 第96条第1項第8号の規定により議決をお願いするものであります。購入予定の除雪車は1台で、 老朽化に伴い更新するものであります。入札に当たりましては、4月21日に2社による指名競争入 札を執行し、同日株式会社日の出自動車と1,710万6,912円で仮契約を締結したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから一括質疑を行います。   13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 委員会付託されるので、そこですけれども、私経済建設常任委員会なので、 総務文教常任委員会のほうにあるのですが、消防のポンプの件でちょっとお聞きしたいのですけれど も、前に消防のポンプが入れかえのときに、入札がされていなかったという時期がありまして、これ 交換になるということになれば、中古品として出てきますよね、ポンプが。そういったのの入札とか そういったことは、今後車とかその辺どういうふうに考えていますか。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 不用品につきましては、物品の売却ということで公告しまして、それ に入札にして売却しております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 特に小型の動力ポンプなんか、漁師さんあたりは非常に重宝に使いたいと いうことで、何度か私なんかにも話あったのですが、前に出てこなかったみたいな話でありました。 そういったところをやって、ちゃんときちんと入札してやるべきだというふうに思いますので、よろ しくお願いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 答弁はいいですね、答弁。 〇13番(姫路 敏君) 答弁、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員おっしゃる部分、非常に有効な手法で活用できることはあると思います。 特に消防車両なんかだと、例えば国外で必要なところにお渡しをするというようなことも、実はこれ 日本全体の消防協会からの要請もあったりしてやるわけでありますけれども、いろんな手法がありま すので、特に村上で活用できるものについてはしっかりと活用していって、それに伴う対価はしっか りと市に歳入するというのが大切だと思います。 〇13番(姫路 敏君) よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) ちょっとまだ私も勉強不足で、議第97号も議第99号も、この一般競争入 札による契約の案件なのですけれども、財政課長にお聞きしたいのですが、この入札の公表兼結果調 書、一般競争入札の中で今までは最低制限価格というものの中で来ていました。その制限価格よりも たとえ100円であろうが下がっていれば失格なのだよというような形になるとは思うのですけれど も、今回この2物件ともに低入札調査基準価格というのがございます。これよりも低い金額でこの共 同体の5社とも入札金額に来ていているわけですが、3社がその失格判断基準に該当して失格。その 辺の100円違いだったり数百円違いだったりというふうな、こういう低入札基準価格よりも全てが 低いわけですよね、2,000万ぐらいずつ。なのに、何でそれが落札になって、片やは失格になってい くのか、その辺教えていただけますか。 〇議長(三田敏秋君) 財政課長。 〇財政課長(板垣喜美男君) 今の件ですが、一応1億円以上を超えますと低入札価格調査というも のがあります。それで、入札の結果調書の中に低入札基準価格というのがその調査をする基準となる 価格になります。それですから、これが制限価格という取り扱いではありません。市のホームページ にも公表されていますけれども、その調査基準価格を直接工事費とか共通化し、それに一定の率を掛 けましてその価格が決められます。今回の場合は、そのただし書きのところの10分の9という割合 で価格が決定されております。   次に、それを下回った場合低入札の調査を行いますということなのですけれども、もう一つ調査 の実施に当たってその当該失格基準価格というものが、要領で申し上げますと、第6条のほうにまた 直接工事費から一定の割合を掛けた金額が出されます。それから、それぞれの直接工事費、仮設費、 現場管理費、それぞれの価格、この辺をそれぞれの応札された皆さんが一定の割合を確保されている かどうかというものをやります。下段のほうの3企業体につきましては、今言った割合の中、合計だ ったりそれぞれの現場管理費1項目だったり、その割合を下回っているということで、それで失格基 準に該当すると。上の2社につきましてはその要件を満たしていますので、その中の一番安い、一番 上段に掲げてありますけれども、長谷川・新菖特定企業体が落札という形になります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ああ、そうですか。委員会審査もあるので、また後でちょっと俺財政課お 伺いします。 〇議長(三田敏秋君) 3番、本間善和君。 〇3番(本間善和君) 議第94号についてお伺いしたいと思います。   今回議第94号で通常の消防ポンプCD―Tにプラス災害対応特殊というものがついたので、消 防長のほうから特に山北地域という格好で本署から外れている遠いところだよということでいろいろ 検討した結果、この特殊車両というものを選んだと思うのですけれども、この特殊車両についてもう 少し詳しく述べていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) お答えいたしたいと思います。   この災害対応特殊消防ポンプ自動車という名称になっておりますけれども、これは緊急災害援助 隊、こちらのほうの補助金の該当ということで、それに対応した仕様ということになっております。 今までありましたポンプ車ですと、特に水槽の部分ですとか、泡消火器の部分ですとか、そういう装 備なかったわけなのでありますけれども、そういった点、600リッターの水槽つきのもので、その水 槽で泡消火器で少しの水で消火できる機能を持った形でのそういった消防ポンプ自動車採用させてい ただいたものでございます。これ補助金の関係ございまして、こういう名称になっておるものでござ います。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) もう一点、特に私こういう少量の水量で泡消火器ついているやつは非常に高 度な、はっきり言えば効果を発揮する消防車だということで、非常に私は好んでいるところなのです けれども、今後もこういう整備方針でいくのか、その辺のところをちょっとお伺いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) この補助金使っている部分につきましては、こういう形で配備していきた いというふうに考えておるところでございます。 〇3番(本間善和君) ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第93号から議第101号までの9議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によってそれぞれ議第93号から議第97号については総務文教常任委員会 に、議第98号及び議第99号については市民厚生常任委員会に、議第100号及び議第101号につい ては経済建設常任委員会に付託いたします。                                              日程第13 議第102号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第13、議第102号 平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第102号につきまして、提案理由のご説 明を申し上げます。   本案は、平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ1億2,040万円を追加し、予算の規模を319億1,320万円にしようとするものであ ります。   補正の主な内容といたしましては、歳入において、第15款県支出金では農林水産業総合振興事 業費補助金2,137万5,000円を、第19款繰越金では前年度繰越金7,512万5,000円を、第20款諸 収入ではコミュニティ助成自治総合センター交付金2,390万円をそれぞれ追加いたしました。   また、歳出におきましては、第2款総務費で協働のまちづくり推進事業経費などで2,572万 3,000円を、第3款民生費ではゆり花会館運営経費などで995万5,000円を、第4款衛生費では荒川 郷施設維持管理経費などで108万円を、第6款農林水産業費では農業振興経費などで2,794万4,000 円をそれぞれ追加いたしました。次に、第7款商工費では平成27年度補正予算で計上いたしました とおり、地方創生加速化交付金事業が採択されましたので、村上木彫堆朱振興事業委託料の全額減額 と村上簡易裁判所旧職員宿舎用地の購入費を計上するなど2,452万6,000円を追加いたしました。 第8款土木費では村上総合病院移転新築周辺道路整備事業経費などで2,299万6,000円を、第9款 消防費では防災行政無線管理経費で337万7,000円を、第10款教育費では中学校施設改修経費など で480万円をそれぞれ追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。                                              追加日程第1 一般会計予算審査特別委員会の設置について 〇議長(三田敏秋君) お諮りします。   この際、ただいま議題となっております平成28年度村上市一般会計補正予算(第2号)の審査 を行うため、お手元に配付の資料のとおり、一般会計予算審査特別委員会を設置し、審査を行うこと としたいと思います。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題といたしたいと思い ます。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。   追加日程第1、一般会計予算審査特別委員会の設置について、お諮りします。平成28年度村上 市一般会計補正予算(第2号)の審査を行うため、一般会計予算審査特別委員会を設置したいと思い ます。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計予算審査特別委員会の設置について決定されました。                                              追加日程第2 一般会計予算審査特別委員会の委員の選任について 〇議長(三田敏秋君) お諮りします。   ただいま設置されました一般会計予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8 条第1項の規定により、お手元に配付の資料のとおり、議長において議長を除く全議員を指名いたし ます。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました諸君は、一般会計予算審査特別委員会の委員に選任されまし た。   これから一般会計予算審査特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。           午後 0時09分  休 憩                                                        午後 1時28分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中一般会計予算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選の結果、委員長に大滝国吉君、 副委員長に鈴木いせ子さんが選任された旨、報告がありました。   委員長から就任のご挨拶を願います。   大滝国吉君。           〔一般会計予算審査特別委員長 大滝国吉君登壇〕 〇一般会計予算審査特別委員長(大滝国吉君) 皆さんからご推薦をいただきまして、まことにあり がとうございます。皆さんのご協力のもと精いっぱい務めてまいりますので、よろしくお願いいたし ます。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) ただいま議題となっております議第102号については、予算付託表のとお り会議規則の規定によって一般会計予算審査特別委員会に付託いたします。                                              日程第14 議第103号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(三田敏秋君) 日程第14、議第103号 平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正予 算(第1号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) ただいま上程をいただきました議第103号につきまして、提案理由のご説 明を申し上げます。   本案は、平成28年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳 入歳出予算の総額にそれぞれ950万円を追加し、予算の規模を8億3,750万円としようとするもの であります。   補正の主な内容といたしましては、歳入において第7款市債で簡易水道事業債を950万円追加 いたしました。   歳出におきましては、第2款施設費で府屋地区簡易水道送水ポンプ取りかえ工事費を950万円 追加いたしました。   なお、第2表、地方債補正は、簡易水道事業債の限度額を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(三田敏秋君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第103号については、予算付託表のとおり、会議規則の規定 によって経済建設常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 以上で本日の日程は全て終了しました。   本日はこれで散会いたします。   なお、10日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時31分  散 会