平成28年村上市議会第4回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成28年12月6日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  一般質問                                     第 3  議第148号 第2次村上市総合計画基本構想の策定について                                                          〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   小  杉  武  仁  君     2番   河  村  幸  雄  君    3番   本  間  善  和  君     4番   鈴  木  好  彦  君    5番   稲  葉  久 美 子  君     6番   渡  辺     昌  君    7番   尾  形  修  平  君     8番   板  垣  千 代 子  君    9番   鈴  木  い せ 子  君    10番   本  間  清  人  君   11番   川  村  敏  晴  君    12番   小  杉  和  也  君   13番   姫  路     敏  君    14番   竹  内  喜 代 嗣  君   15番   平  山     耕  君    16番   川  崎  健  二  君   17番   木  村  貞  雄  君    18番   小  田  信  人  君   19番   長 谷 川     孝  君    21番   佐  藤  重  陽  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   板  垣  一  徳  君   26番   三  田  敏  秋  君                                              〇欠席議員(1名) 20番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    高   橋   邦   芳   君        副  市  長    忠           聡   君 教  育  長    遠   藤   友   春   君        総 務 課 長    佐   藤   憲   昭   君        財 政 課 長    板   垣   喜 美 男   君        政策推進課長     渡   辺   正   信   君        自治振興課長     川   崎   光   一   君        税 務 課 長    建   部   昌   文   君        市 民 課 長    尾   方   貞   一   君        環 境 課 長    中   山       明   君        保健医療課長     菅   原   順   子   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    加   藤   良   成   君        農林水産課長     山   田   義   則   君        商工観光課長     竹   内   和   広   君        建 設 課 長    中   村   則   彦   君        都市計画課長     東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    早   川   明   男   君        水 道 局 長    川   村   甚   一   君        会 計 管 理 者    中   村   る み 子   君        農業委員会                   小   川   寛   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   木   村   正   夫   君        事 務 局 長        消  防  長    長       研   一   君        学校教育課長     遠   山   昭   一   君        生涯学習課長  田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    小   川       剛   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    齋   藤   泰   輝   君        山 北 支 所 長    五 十 嵐   好   勝   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    田   邉       覚        事 務 局 次 長    小   林   政   一        係     長    鈴   木       渉           午前 9時59分  開 議 〇議長(三田敏秋君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の議事日程はお手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願い いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(三田敏秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、6番、渡辺昌君、18番、小田信人君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(三田敏秋君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は2名を予定しております。ご了承願います。   最初に、3番、本間善和君の一般質問を許します。   3番、本間善和君。(拍手)           〔3番 本間善和君登壇〕 〇3番(本間善和君) それでは、皆さん、改めておはようございます。一般質問も私で16番目と いうことで最終日になりました。若干の時間ではございますが、皆さんおつき合いを願いたいと思い ます。   また、きょうの朝の新聞では心配されていた隣の関川村の鳥インフルエンザも埋設の処理が一段 落ついたということでほっとしているところでございます。再発につながらないよう願っております し、またこれまで対応してくれた市の職員のご苦労にねぎらいを、大変感謝したいと思います。大変 ご苦労さまでございました。   それでは、改めて私の一般質問、今回3項目をお願いしたいと思って記載させてもらいました。 第1点目でございますが、「交流の館八幡」の建てかえについてというタイトルで1点目を述べさせ てもらいます。「交流の館八幡」は、旧山北南中学校の廃校活用策として平成13年4月に交流の拠 点施設としてオープンして以来、15年間に県内外からの方々から山北地区のなりわい体験の場や 中・高校生のスポーツ合宿等の宿泊施設として、大勢の皆様にご利用いただいていることはご承知の ことと思います。先般「交流の館八幡」を利用し、開催された食材・なりわい体験イベントに参加し た地元中学生の「わたしの主張」で、「この集落が好きだ。だからこの集落がずっと残るように自分 たちの手で守っていきたい。そして私が住む場所の未来を変えたい。」といった発表がありました。 確実に「地域に誇りを持ち、地域を守れる子供」が育っていると思っております。このように「交流 の館八幡」はなりわいの体験等の野外学習の場として、地元の子供たちの心の成長に大きな役割を担 った施設と言っても過言ではないと思っております。   しかし、築43年、昭和48年でございます。築43年を経過していることから、老朽化による雨 漏り、消防設備の老朽化等で毎年施設修繕費も増加の傾向にあり、お客様が宿泊する宿泊棟において は耐震性に大きな不安があります。このようなことから今後日沿道の全線開通に向け、この地域の経 済活性化を図るため、交流の拠点施設として大変重要な役割を果たしている「交流の館八幡」の建て かえについて市長のお考えをお伺いします。   2番目でございます。公共施設等に無料公衆Wi―Fiの整備についてでございます。災害時に 避難所となる主な公共施設等に無料公衆Wi―Fiを整備することで、情報伝達の手段として力を発 揮すると思っております。また、観光面からも県内外を含め、海外から本市に訪れる観光客への情報 サービス提供として、インターネットに接続しやすい環境整備は未来の村上市発展のために大変重要 なことと思っております。一例ではございますが、総務省の「観光・防災Wi―Fiステーション整 備事業」を活用し、公共施設等に無料公衆Wi―Fiの整備を早急に図るべきと思いますが、市長の お考えをお伺いします。   最後になりますが、3点目でございます。全国学力・学習状況調査の結果と今後の対応について でございます。先般全国学力・学習状況調査について、市内の小・中学校の結果が初めて市のホーム ページに掲載されました。9月27日に開催されました総合教育会議の会議資料を拝見し、特に村上 市の中学校の平均正答率が県平均・全国平均と比べ下回った結果となっています。資料の考察には、 「学校規模・児童生徒の実態に違いがあるため単純に比較はできないが、学校間において大きな差が 見られる」と記載されています。そこで以下についてお伺いいたします。   @番目としまして、教育長としてどのような理由から学校間の差が生じていると思っているのか お伺いします。A番目、今回の結果から小・中学校の児童生徒の学力向上のため、それぞれどのよう な対策を考えているのか、教育長のお考えをお伺いします。   答弁の後、再質問をさせてもらいます。一旦降壇させてもらいます。以上でございます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) 皆様おはようございます。それでは、本間善和議員の3項目のご質問につき まして順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、「交流の館八幡」の建てかえについて、日沿道の全線開通に向け地域の経済 活性化を図るため、交流の拠点施設として大変重要な役割を果たしており、建てかえる考えはとのお 尋ねについてでございますが、「交流の館八幡」は山北地区における宿泊、交流体験、まちづくりの 拠点施設といたしまして、多くの皆様にご利用をいただいている施設であります。一方、議員ご指摘 のとおり、老朽化が進んでおり、毎年緊急性を優先に修繕工事を実施をいたしております。建てかえ の方針につきましては今後の整備手法、民宿業の状況、施設が持つべき機能及び規模、経営のあり方 等につきまして十分に検討し、決定をしてまいりたいと考えております。   次に、2項目め、公共施設等に無料公衆Wi―Fiの整備について、総務省の「観光・防災Wi ―Fiステーション整備事業」を活用し、公共施設等への整備を早急に図るべきではないかとのお尋 ねについてでございますが、通信手段の多様化を考慮し、パソコンやスマートフォンなどで必要な情 報を得ることができるよう、観光や防災情報伝達の手段といたしまして、Wi―Fi環境を整備する ことが望ましいと考えております。このためインバウンド対策等の観光面から、昨年度主な観光施設 に無料公衆Wi―Fiを整備いたしたところであります。一方、防災Wi―Fiにつきましては、セ キュリティー等の問題で整備がおくれていますが、このたび国が既存の「観光・防災Wi―Fiステ ーション整備事業」を拡充し、教育施設での利用も可能となるなど利用しやすくなったことから、本 年度総務省に対し、本制度の利用意向を示しております。今後具体的な整備手法を検討し、安全・安 心なまちづくりをより一層進めてまいります。   次に、3項目め、全国学力・学習状況調査の結果と今後の対応につきましては、教育長に答弁を いたさせます。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) おはようございます。それでは、本間善和議員の3項目め、全国学力・学 習状況調査の結果と今後の対応についての1点目、どのような理由から学校間の差が生じていると考 えているのかとのお尋ねについてでございますが、市立学校は小学校20校、中学校8校ありますが、 学校規模、各学級の在籍人数等に違いがあります。そのため一概に学校差の理由を述べることは難し いことではありますが、理由の1つは児童生徒の個人差が以前に比べ大きくなってきていることが上 げられます。学校により学習・生活面で配慮を要する児童生徒が多く見られるようになり、対応が難 しくなっているのではないかと思います。   2つ目としましては、教員の経験年数等の違いによる指導力の差があると思います。各学校には 10年以上の経験のある教員、採用されたばかりの初任者などさまざまな教員がおり、それぞれの指 導力には差があります。それらの教員の指導力向上のため、各学校では年間を通した校内研修を、ま た市全体でも全国学力調査結果を受けた「学力向上研修」を初め、「中学校数学プロジェクト」、 「3年目教員研修」、「学級経営研修」などさまざまな研修を実施しております。これらの取り組み により、指導力の向上は徐々に図られてきていると認識しておりますが、学校によってはまだ十分だ とは言い切れない現状であります。   3つ目といたしましては、平日1時間以上家庭学習に取り組む児童生徒の割合が、小学校6年生 よりも中学校3年生のほうが少ないという実態もあり、家庭学習習慣が十分に身についていない生徒 の多い中学校があるのではないかと思われます。この問題には各家庭の協力が不可欠であることから、 今回全国学力・学習状況調査結果を公表することで、家庭、地域の方々に実態を知っていただき、今 まで以上に関心を寄せていただく必要があると考えております。   次に、2点目、小・中学校それぞれでどのような学力向上に向けた対策を考えているのかとのお 尋ねについてでございますが、学力向上のためには日々の授業を充実させていくことが最も大切であ ると考えます。そのためには配慮を要する児童生徒への対応と指導力向上に向けた中学校への支援、 家庭学習習慣の定着が必要であると考えております。配慮を要する児童生徒への対応に向けては、非 常勤講師や介助員等の有効活用を学校に働きかけていきたいと思います。また、中学校の学力向上に 向けましては、重点地区を決め、今までよりも指導主事派遣の回数を多くし、授業改善に向けた指導 を年間を通して継続的に行ってまいります。また、家庭学習習慣を確実に身につけさせるために、補 助授業である「地域未来塾」の取り組みも検討しております。「地域未来塾」は地域住民等の協力を 得ながら、中学生の平日における放課後の学習支援等を年間40回程度行っていく取り組みでありま す。各学校でも家庭学習習慣の定着に向けて根気強く取り組んでおりますが、それに加えて地域住民 等と連携した取り組みを行うことで、より確かな学習習慣が身につくものと考えております。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ご答弁大変ありがとうございました。それでは、再質問という格好で1番目 のほうの「交流の館八幡」のほうからお願いしたいと思います。   市長の答弁の中でも「交流の館八幡」の重要性というのは私読み取れました、認識していますね ということが読み取れました。しかしながら、「交流の館八幡」の私建設当時からたまたま対応した ものですから、若干ちょっと述べさせてもらいますが、前任者の大滝市長さんが町長になられたとき に、廃校になっていた学校の再利用という格好で、特に山北地区の子供たちの育成、それから地元の 産業観光の発展のためにという格好で、廃校になっていた学校を再利用しようという格好で計画した のが「交流の館八幡」でございました。   名前のとおり、「交流の館八幡」ということで、非常に山北というのはご存じのとおり、新潟県 の中でも県北地域ということで、交流人口をふやすという格好でなければなかなか人口の増も望めな い、それから産業の面でもいろいろな昔からやっているなりわい産業、事業等を発展することもでき ない、情報の発信基地としても重要なのではないかという格好で、子供たちの育成、それから地元の 産業の活性化という格好の二本立てで行った事業でございました。幸い近くに温泉があったものです から、ゆり花温泉という温泉も学校の中に設備を投入したという格好で、当時の学校の活用の事例の 中では全国でも余り例のないという格好での事業が認められ、補助金を投入できたという格好での改 修事業ができた事業でございました。その中で当然市長ご存じのとおり、今まで15年間「交流の館 八幡」はいろんな方々がおいでになり、山北に訪れ、山北地区の昔からのなりわいというような生活 実態を見ていただき、皆さんで助け合いながらやってきたと。地元の人たちによりますと、あの施設 というのはやはり心のよりどころというのですか、そこを場所に情報を発信すると、山北の中には山 間部に向かう地域、それから海岸部に向かう地域といろいろな地域で集落づくりが昔からやっていた のですが、その拠点施設としての活躍は、非常に私十分な役割を果たしてきたと思っております。   それから、子供たちのやはり学校だったということで、子供たちがやはり自分たちの生まれたと ころを誇りの持てる地域という格好で、成長していってどこの場所に行ってもという格好で、自分た ちの地域を誇れる言葉でお話しできるような子供たちを育てていきたいという格好で、いずれそれは 地域の財産になるのだという心構えで頑張った施設だと思っております。そのようなことが長い年数 かけて頑張ってきたのが、中学校を卒業した子供たちが今自分の子供を連れておいでになってくると いう格好で、多分商工観光課長は年間どのぐらいのお客さんが来ているかご存じだと思いますが、ち ょっとその辺のところ、商工観光課長、年間どのぐらいのお客さんが来町しているか、説明をしてい ただきたい。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 平成24年度以降の平均をとりますと、宿泊で約5,000、それから 入浴で7,300、そのほか1,200、大体平均だと1万3,000から4,000の個人のお客のほかに、団体の 方、宿泊、日帰りを含めまして大体50強の方々がおいでになっていただいているという結果が出て おります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) そのとおりでございます。おおむね5,000台の人数が平成13年から平成27 年までの私資料ございますが、コンスタントに来ているということは、この時代、特に今山北地区で の宿泊人数が低下し、宿泊施設、民宿等がだんだん減っていくという中において、コンスタントに来 ていただいているという格好で、非常に私はありがたい、心強いと、役割を果たしているなというこ とがよく感じ取られております。その中にはやはりリピーターということで何度も訪れる方々、海あ り、山ありということでいろいろなことの体験イベントに参加するために、そこに来ていただけると いうことで、本当にありがたく思っているところでございます。   それで宿泊においでになる観光客、それからイベント等に参加しておいでになる方、いろいろな 方がおいでになるのですが、その中でも特に子供たち、教育長にこれもちょっとお伺いしたいと思う のですが、子供たちの合宿地の施設として利用されていることはご存じですか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) いえ、存じてません。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 教育長、実はこの施設をつくったとき、当初だったのです。やっぱり子供た ちの育成という格好で、当時建物の、今も残っていますけれども、正面玄関の上のほうに飾られてい る2メートル角ぐらいのパネルの絵というのは、東京芸術大学院生が描いた絵なのです。実は3階を キャンパスとして使っていたことがあるのです。当時はまだ使えた状態だったので。夏場には東京芸 術大学の院生でございます。夏場にはおいでになり約10名から15名の生徒方、講師としてそのと きの教授は絹谷幸二という先生ですけれども、日本芸術院賞を取った先生でございます。名前ご存じ の方、多分おいでだと思いますが。その先生が自分のところの大学院生を連れてきて、そこをキャン パスとして授業をしながら地元の子供たちに絵を教えていたのです。それが引き継いで今もここの指 定管理をやっている企業組合さんが学校のスクールバスにアートの絵を描いています。そこで卒業し た生徒が指導しているのです、今も。だから、当時山北から一人でも東京芸術大学に入るような子供 がいればなという夢を持ちながらやっていたという事業でございました。目先の欲より長い年数をか けてやればという事業だったのです。いまだまだそういう子供は出ませんけれども、私はいずれ出て くるのではないかと、今も継続しているという格好で、非常に私は重要な事業ではないかと思ってい ますので、これからも継続していってもらいたいと、そう思っているところでございます。   そのような中で子供たちが実は先週の土曜、日曜、山北中学校の柔道部の皆さん、それを主体と した村上管内の柔道部、それから関川村、山形県の長井市さんの柔道部の皆さん、約60名、土曜日 の夜お泊まりになっていました。非常にいいことだなと。そして山北の総合体育館で合同練習です、 合宿です。このように子供たちというのは教育長ご存じのとおり、あっちへ行ったりこっちへ行った りという格好で対外試合というのですか、合同の練習試合をすることが多いと思うのですが、そうい う拠点になっているということで、私非常に今もこういうふうに使っているのだなということで感動 したところでございます。   それから、夏場の学校が夏休みに入ったときの合宿所として、教育長ご存じになっているか、ち ょっとお話しさせてもらいますが、主に県内でございますが、山北の総合体育館をメーンとして練習 をする場合、「交流の館八幡」、非常に近いです、距離が。5キロぐらいしかないものですから。 「交流の館八幡」を宿泊施設として夏休み期間中、特に多いのは高校生でございます。新潟市内あた りの高校生が非常に多いです。5月の連休明けになると3カ月前申し込みをとるのです。1週間ぐら いで一挙に埋まってしまうと。子供たちを優先にまず入れるというのがこの施設なのです。一般の人 は申し込み受けさせません。それが終わってから一般の人の申し込みをとるということで、非常に私 子供の教育というものを、山北地区だけではなく村上管内含め、県内含め、非常に私は力を発揮して いる施設だと思っておりますが、教育長、どう思いますか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 市内の小学生、中学生どちらかというと中条の県立少年自然の家、それか ら妙高のほうに行って合宿を行うようなことが多いのですけれども、今議員おっしゃられたとおり、 山北、市内にそのような魅力のある合宿所に活用できる施設があるということは、今後有効活用して いかなければならないと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 私もそうしていただければと思っております。   それから、先ほどやはり市長、特に観光面で、今度市長にちょっとお伺いしたいのですが、やは りそれぞれの地区で集落づくりという格好で山北の中でもいろんな事業をやっております。ありがた いことに山間部の集落等でイベント等を多くぶちます。そういうときにやはり遠くからおいでになる 方が、距離的にやはり新潟がメーンになります。おいでになる方がやはり宿泊となると、今山北地内 で宿泊できる場所というのはほんのわずかしかなくなったのです。きょう私海岸線345号走ってき たのですけれども、また1軒、桑川の駅前近くで大きな旅館が閉鎖の看板が出ていました。多分耳に 入っていると思うのですけれども。そういうことでだんだん訪れて、距離的に長いものですから、泊 まりがけで来たいなといっても泊まる場所がなくなってしまうよというふうな感じが懸念されます、 これから時間をおくと、放っておくと。そういうことからも私「交流の館八幡」というのは、そうい う方々が子供たちを優先し、そういうなりわいの体験云々に参加してもらう役割として、非常に私は 重要な施設だと思っています。   そういうことから私は本当に地元に住んでいる一人として、また地元に生活している皆さんにと っては、本当にあそこが拠点ではないかなというぐらいの気持ちを持っていると思っております。そ のためにふるさと創生1億円で温泉を掘り、その温泉をゆり花温泉、ゆり花園、それから山北徳洲会 病院に温泉をやる。そして「交流の館八幡」にやるという格好で、非常に重要な施設のところに振り 分けたという格好で利用されてきたと思うのですが、私そういうことからこれから「交流の館八幡」、 市長の答弁の中ではいろんな手法、いろんなことを考えてという格好だと思うのです、これは当たり 前のことだと思います。それでやはり地域のそういう声が一つになるというのが、やはり私一番だと 思っておりますが、市長その辺のところでそういう声が市長の耳には届いておりますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 「交流の館八幡」の役割というのは非常に大きいものがあるなということは、 私も同じ認識を持っております。特に日沿道と国道7号、国道345号の結節点でもありまして、あ のエリアというのは非常にそういう意味合いから言いますと、交流人口をストレートにターゲットに できるというところなのかなというふうに思っております。   それともう一つ、隣接します山形県の鶴岡市さんとのつながりも非常に強いエリアでありますの で、やはり日本の奥の院という東北の周遊ルートというところの拠点のポイントでもあると。また、 海のほうに目を向けますと、やはり寝屋漁港を中心といたしまして、非常に優秀な海産物が水揚げが ある。岩船港と連携をしますと、新潟県でも非常に大きな漁獲量を誇るというエリア、その一角をな しているというところであります。ですから、そういう中から言いますと、あそこは拠点としての役 割というのは非常に大きいなというふうに思っております。   それとキャパシティーの問題で、合宿、団体を受け入れられるというようなスキームもあるわけ でありますので、ある程度そういうものもターゲットにできますし、合併前の旧山北町時代から大学 との連携、また国際交流、これらもやっていらっしゃいましたので、非常にそういう意味では潜在的 なポテンシャルは高いのだろうなというふうに思っております。   それともう一点、現在の人口減少する社会におきまして、どういうふうな形で我々がそこをきち んとつくり上げていくかということを考えたときに、やっぱり山北地区全体のエリアとしての市場経 済もしっかり支えなければなりませんので、そこだけが一点集中型で潤ってもなかなかこれは立ち行 かない部分が見えてくるということでありまして、今議員からもお話ありましたとおり、旅館業が閉 鎖をしなければならないというような状況というのは、これはやっぱり避けていかなければならない。 ですから、「交流の館八幡」の役割と、民宿業を営んでいる皆様方、飲食業を営んでいる皆様方、そ れらがきちんとしっかりと所得が上がる仕組み、それが結果的には地域の経済を足腰強くしていくも のだというふうに思っておりますので、その上に成り立った交流の拠点、こういうものがやはり目指 すべき道なのではなかろうかなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 私もちょっとそこまで話すると話しやすくなってきましたので、ちょっと述 べさせてもらいますが、確かに私も一点だけ、ひとり勝ちしてはだめだと思います。やはりその中で 共同で生きられるというのが私の理想でございます。特に今この日沿道の開通がもう目の前に来てお ります。特に朝日のみどりの里を中心とした建設計画、それから山形県のほうの着手した鼠ヶ関地区 のパーキングの計画等も耳に入っております。その中でやはり中間になる山北地区の、ちょうど7号 と345号の入り口になる勝木インター地区の総合的な開発というのは、非常に私重要視していかな ければならないのではないかと、そう思っております。高速道路上にそれを求めてもなかなかこれは 難しいのではないかということで、勝木地区という格好で一つの地区をやはり拠点として高速道路か ら出入りしてもらうという地区になるのではないかと、そう思っております。   その中で「交流の館八幡」というのが私は特に宿泊云々という将来的な、私のこれは考えなので すけれども、これまでの宿泊云々プラスアルファがなければ地区の皆さんの合意がとれないのではな いかと、そう思っているところなのです。というのは、やはりその場所に来ると、ご存じのとおりそ の場所というのは旧山北南中学校の校舎、それからグラウンドを活用した山北徳洲会病院ということ で、隣に徳洲会病院が隣接しております。徳洲会病院は市長ご存じのとおり、今山北の高齢者のほと んどが徳洲会病院に、公共の交通機関を利用しなくても徳洲会病院のお車で迎えに行って、お帰りも 送ってくれるという格好のシステムをどの集落にもとっております。これ本当にありがたいことだと 思います。そういうことから、その施設の隣に総合的に買い物もできる施設を一緒に兼用するとかと いうことで、私に言わせれば山北の高齢者の買い物難民の解消にもなるのではないかという格好で考 えておりますし、それから今市長のご答弁の中に、本当に県内でも一、二位を争う寝屋漁港が隣接し ているわけでございます。当然朝日みどりの里にはない海の香りを感じたところで鮮魚を買えるとい う施設も可能なのではないかということで、誘客も私はできる施設が、総合的な複合施設という格好 での「交流の館八幡」というものをやはりこれからは考えていくべきではないかと。そのためには確 かにバッキングしないように、山北ではまだ民宿で生きている方々もおいでです。その辺のほうもい るわけは、当初つくったときにもそれが問題になりました。その解消のためにも現在も「交流の館八 幡」というのは、ご存じのとおり条例で定められている低料金でございます。ご存じだと思うのです けれども、料金設定がされております。一般の方々で3,500円台です。中学生、小学生だと1,500 円台に入っていきます。そういう料金という格好での設定の仕方という格好で、やはり民宿とのバッ テングは避けるというのが、一番当初からのそれは問題だったのですけれども、今までそれも解決し ながら歩んできたという道でございます。   そういうことでやはりもう一歩前進してお話すると、できれば日沿道の開通を目指してという格 好で、私は日沿道開通前には当然建設云々に入るべきではないかと、そう思っておりますが、山北の 支所長、そういうふうなところで山北地内でのお話はなされたことがありますか。 〇議長(三田敏秋君) 山北支所長。 〇山北支所長(五十嵐好勝君) いろいろ山北地区のご意見等は聞いております。あと日沿道促進協 等々でいろいろ拠点の関係やらでご意見等もお聞きはしております。   以上です。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 会議、お話はされているみたいですね。しているみたいです、市長。まだ市 長の目にはそれが届いていないというのが私残念なところなので、山北の支所長、ぜひそういうとこ ろを、山北地区の日沿道の協議会も会長さんがおいでですし、各種団体長が入って会議をし、山北の あるべき姿、日沿道を開通し、拠点として、私ここのところに原案の要望書持っているのです。交流 の拠点として整備していかなければならないという1項目がきっちり、3つしかない、3項目の中で 一つきちっとこれが望まれているということなので、できれば私はこういうものは第2次総合計画前 にやはり市長の目に届くようなシステムを、スムーズな流れをひとつお願いしたいと、そう思ってお ります。   市長後ほどこれが届くと思いますので、ひとつじっくり読んでいただき、考えていただきたいと 思っております。答弁は結構ですので。   次に、2番目の項目に移ります。ちょっと急ぎます。商工観光課長なのか、それとも総務課長な のか、公共の施設にWi―Fiを整備したと、どことどこを整備したのですか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 申し上げます。   おしゃぎり会館、それから駅前むらかみ旅なび館、それから瀬波温泉の旅館協同組合、道の駅朝 日、それから道の駅笹川流れ、夕日会館です。それから、コミュニティ施設の土間ん中のところにも 設置して、6施設で7台設置しております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 私認識不足で大変恐縮だったのですけれども、どんな表示で市民の皆様には それを周知しましたか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 特別に広報等でつけましたという周知はしておりませんが、基本的 に携帯をお持ちになって、市民に向けてよりもおいでになっていただける観光的視点での整備をさせ ていただいたというところであります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 商工観光課長、やはりそういうものを投資した、整備したとなると、やはり これは〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕観光の情報の発信でございます。どこの市町村、 新潟市なんか見てみなさい。どんどん入れていきます。ここにも配備しました、Wi―Fi整備完了 しました。使えるようになりましたという格好で。私見附、長岡、新潟市、そのほかいろんなところ 見るが、新潟市なんか3カ月に一遍ぐらいふえていきます。それだけ皆さんにせっかくつくったもの をやはり情報の発信という格好でサービスの提供と思って投資しているわけですので、その辺のとこ ろは周知できるようにひとつお願いしたいと思いますが、いかがですか、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 比較的スマートフォンなどでWi―Fi環境使用されているユーザーの皆さ ん、いろんなところへ行くとWi―Fiつながるかなどうかなという形で、ご自分ですぐそういう使 い方をされていますので、比較的そういう意味では周知の方法というのは非常に楽になったなという ふうに私は率直に感じています。今申し上げました公共施設にWi―Fi使えますよの表示は当然あ るわけでありますので、それをどんどん、どんどんこれからふやしていくというのは必要なことだろ うなというふうに思っております。   ただ、Wi―Fi環境、エリアによって若干つながりにくいというような状況もあるところが実 は発生したりしますので、そこはしっかりとどこへ行っても同じレスポンスでつながるというような 環境づくり、それが大切だなというふうに思っておりますので、この件につきましては積極的に取り 組みを進めることで予定をしております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) それから、防災面からちょっとお話をお聞きしたいと思いますが、私やはり 防災面から、今の世の中どんな地震が来るかわからない、どんな云々がわからないというのが今日の 災害でございます。やはり私たち先般の避難準備情報流されて、皆さんそれぞれ十何カ所の場所に避 難されたわけですけれども、例えばそういう主となる設備にやはりそういうものを設置していくとい うのは、これからの時代の必要最小限のものではないかと思っているのですけれども、観光面からで はなく、防災面から、総務課長、その辺のところはどうですか。 〇議長(三田敏秋君) 総務課長。 〇総務課長(佐藤憲昭君) まず1点、NTTの協力を得られまして47施設に今年度で全て特設の 公衆電話の回線を設置が完了します。それから、今本間議員がおっしゃられた防災Wi―Fiのこと につきましては、教育施設で利用が可能になったものですから、一応まだ国のほうでは、制度的には 前にもあったのですけれども、より制度が使いやすくなったということで、村上市もまだ中身は詰ま っていませんが、平成30年度に整備をしたいということで手を挙げております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) できれば、これからの教育の面でも、私教育は時間のかかる問題、金のかか る問題ですけれども、教育の面でも私これから必要になってくると思います、学校なんか。やはりこ れは投資金額が大きいものですから、非常に考えなければならないことなのですけれども、防災面か ら必要ではないかという格好で捉えておりますので、ひとつ努力していただきたいと、そう思ってお ります。   次に、3番目の教育関係の教育長のほうにちょっとお伺いします。教育長として@番、A番のお 答えをいただき、ありがとうございます。やはり私、中学生の小学校のときの全国平均レベル、小学 校上がっているのだけれども、同じ子供たちが中学校へ行ってしまうと落ちてしまう。いかがなもの かという、本当にちょっと残念だったのですけれども、その中にはやはり教員の指導力とか、1時間 以上の勉強の子供たちが云々とかという問題があります。教員の指導力のところでちょっと私教育長 のお考えをお聞きしたいのですが、私今学校の先生方を拝見していますと、非常に一生懸命頑張って いるのわかるのです。授業の学力向上のために努力していると、日々努力しているということはご存 じなのですけれども〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕、やはり授業のほかに中学生になると 特にクラブ活動というのありますよね。確かにクラブ活動、私は重要だと思います、クラブ活動も。 そこに携わる先生、やはり教員もしながらクラブ活動も教えなければならないと。土曜、日曜になる と子供を引率してまた出かけなければならないと。やはり先生方が自分で学力を子供たちに本職とし て教えなければならない時間というのが非常に短くなってきているのではないかと。そういうことか ら例えばクラブ活動を教える先生というのは別枠という格好で、例えば、今も頑張ってもらっている のですけれども、地元のボランティアの皆さん、今もやっていますこと、ご存じです。もっともっと そこのところへ力を入れて、各地区にはそれぞれスポーツの生涯学習課長が担当して何々クラブとい うのがあります。そういうところの力をかりて、先生方の負担を少なくするというのではなく、先生 方は本職の学力向上のためにもっと集中できるような仕組みづくりというのは考えておりませんか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 今議員おっしゃるとおり、部活動は中学校の教育活動を考える上で本当に プラスの面もありますけれども、大きな教員の多忙化につながるマイナスの面もあります。というこ とで、今国全体ではチーム学校という考えがありまして、部活動の指導者についても地域の別な方に お願いするような動きも、そういう方向にも進んでおります。当市においてもいろんなスポーツ関係 者に指導をお願いしているところでありますが、やはり大会への出場、それから練習になるとどうし ても学校関係者が一緒にいなければならないという事情もありますので、教員にはなおかつ負担が求 められるのだと思います。その上でやはり平日1回、それから土日に1回部活動をしない日を設ける ということを、今中学校のほうには徹底させておるところです。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ありがとうございます。   それから、もう一点お伺いしたいのですが、これ最後になると思います。今私時代が時代なので これしようがないのかなと思っていますが、子供たちのスマホを使っている時間、教育長も多分ご存 じだと思いますが、非常にそれが教育長に言わせますと、家庭での学習というところに結びついてく ると思います。本当に私、子供たちがスマホにくっついてしまって、勉強する時間が極端に少なくな っていると、これが中学生の学力の低下につながっているのではないかと懸念しているのですが。先 般教育長のところへちょっとお読みくださいといってさんぽくの南小学校でしたかのお便りを、多分 ごらんになったと思いますが。その辺のところごらんになって教育長いかがなものですか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 議員からご指摘いただいたさんぽく南小の便り読ませていただきました。 仮に2時間家庭学習をしても、1時間スマホをしていると、全く勉強していない子と比べると、勉強 していなくてもスマホをしていなければ学力が落ちないという研究が進められているそうです。とい うことで私もびっくりいたしました。それで今全国学力・学習状況調査で中学校3年と小学校6年の スマホの所持率、4月の段階ですので、ほとんど中2と小5の実態だと思われて結構なのですけれど も、子供のアンケートから中学校3年の所持率は78.8%、小学校は47.9%です。それで1時間以上 中学生が中3の子がスマホ等を使っているのは50.5%の子供が市内ではそうだそうです。それから、 小学生は1時間以上という子は17.5%しかおりません。大幅に違いがありますということで、やは り対策は打っていかなければならないと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ありがとうございます。学校と地域と〔質問時間終了のブザーあり〕連携を とりながら、子供たちの育成のために努力していただきたいと思います。   以上で終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) これで本間善和君の一般質問を終わります。   午前11時まで休憩といたします。           午前10時51分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(三田敏秋君) 次に、10番、本間清人君の一般質問を許します。   10番、本間清人君。(拍手)           〔10番 本間清人君登壇〕 〇10番(本間清人君) お疲れさまでございます。新政村上の本間清人でございます。今定例会の 17人通告者のうち17番目、最終でございます。また、本年度の一般質問の最終でもありますので、 紅白歌合戦でいえば大トリでございます。大トリに恥じないよう頑張ってまいりたいと思いますので、 何とぞよろしくお願いいたします。   このたびの私の一般質問は3項目でございます。まず第1番目、子育て支援についてであります。 今までも子育て支援については何度も質問をしてきましたが、他の自治体でも子育ての支援について はさまざまな施策を行っているようですが、今後村上市としての特徴を出すような施策はあるかどう かをお聞かせいただきたいと思います。   2項目め、村上市内の小・中学校について、各地区で小・中学校の統廃合や学童保育、学級編成 などさまざまな問題がありますが、教育委員会の村上市内での統廃合の問題や今後の学校のあり方な どについての方針をお聞かせいただきたいと思います。   3点目、まちの美化について、北線や南線、岩船港線などには景観をきれいにしようと街路樹や 歩道に工夫がされております。しかし、歩いておりますと、空き缶や瓶、コンビニの袋、たばこの吸 い殻などのごみが目立ちます。朝早くから善意の方々が一生懸命に拾っている姿を見かけますが、行 政ではどのように考えているかお聞きしたいと思います。また、この時期は街路樹の落ち葉が非常に 支障となっておりますが、対策は考えておりますでしょうか。   以上、3項目でございます。市長答弁の後、再質問させていただきます。よろしくお願いいたし ます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。           〔市長 高橋邦芳君登壇〕 〇市長(高橋邦芳君) それでは、本間清人議員の3項目のご質問につきまして順次お答えをいたし ます。   最初に1項目め、子育て支援について、村上市としての特徴を出すような施策はあるのかとのお 尋ねについてでございますが、子育て世代からは日曜日や祝日に親子で遊べることのできる施設の要 望が多く上がっておりますので、当面は子育て支援センターの土曜日開所の充実を図りながら、土曜 日開所による利用実績やニーズを把握し、日曜日、祝日の開所日拡大につきまして検討を行い、子育 て支援センターの充実を図ってまいります。また、来年7月からはあらかわ病児保育センターを開設 することで、子育てと就労の両立を支援することといたしております。なお、本年度園児の運動能力 の向上を目的として、山辺里保育園で実施をいたしました「幼児の体力、運動能力向上事業」を、来 年度は総合型地域スポーツクラブとの連携を図りながら全園に拡大し、実施する方向で進めておりま す。今後も子供たちが心身ともに健やかに成長できる環境整備を進めるとともに、子供たちの最善の 利益の実現に向けての支援に努めてまいりたいと考えております。   次に、2項目め、村上市内の小・中学校については教育長に答弁をいたさせます。   次に、3項目め、まちの美化について、善意の方が一生懸命にごみを拾われていることについて どのように考えているか。また、街路樹の落ち葉が支障となっているが、対策は考えているかとのお 尋ねについてでございますが、先日の稲葉議員のご質問にもお答えをいたしましたとおり、環境美化 活動につきましては、道路や河川、海岸等のさまざまな場所で町内や集落、各種団体、企業、学校な どにより活発に実施していただいており、深く感謝しているところであります。また、日ごろから一 生懸命ごみ拾いをしていただいている方につきましても、大変ありがたく感じておるところでありま す。市ではこれら環境美化活動に対しまして、回収用ごみ袋の提供や集めていただいたごみの回収な どを行っているところでありますが、これらの方の善意や努力が報われるよう、今後も市報での呼び かけやポイ捨て禁止看板の設置等により、啓発に努めてまいります。また、街路樹の落ち葉につきま しては、道路沿線の地域住民の皆様にボランティアとしてご協力をいただいております。引き続き協 働によるまちづくりで環境美化が図られるよう、町内、まちづくり協議会、事業所などと連携して環 境美化に努めてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) それでは、本間清人議員の2項目め、村上市内の小・中学校について統廃 合の問題や今後の学校のあり方などの方針はとのお尋ねについてでございますが、本年3月に策定い たしました「市立小・中学校の望ましい教育環境整備計画方針」におきましては、学校統合方針とし まして1学年1学級20人以上が望ましいとしていることや、複式学級の解消、また神林地区におけ る今後の児童生徒数の推移と合併前の学校統合に関する答申を尊重した中で、現在小学校13校を6 校に、中学校2校を1校への統合を進めているところであります。今回の整備計画方針では、平成 33年度までを見据えたものとなっておりますが、今後は今回統合の対象となっていない学校でも、 一部1学年1学級20人に満たないところがありますので、さらなる学校統合を検討しなければなら ない時期が来ると考えております。また、今後の学校のあり方についてでありますが、合併後「郷育 のまち・村上」を掲げ、家庭・学校・地域の緊密な連携のもと、学校教育を進めてまいりました。今 後につきましても、その理念は継続しながらも、なお一層の連携促進のため、学校運営に地域の人々 や保護者等が参画できるコミュニティ・スクール導入の検討を進めたいと考えております。   以上でございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) どうもご答弁ありがとうございました。   市長が就任をされて1年と半年になるわけでありますが、その前は市長も議会事務局長、そして 広域と、中にはPTAの郡P会長もやられたり、県の副会長もやられたりということで、子育てにつ いては市長ともいろいろお話しした経験もある中でひとつお聞きしたいのですけれども、今そういっ た行政の中での子育て支援、今市長もいろいろなことをおっしゃいました。また、これから坂町病院 と連携をして病児保育のほうも設立するということでやるわけでありますけれども、市長ご自身はP TAの代表等も経験された中で保護者、いろいろな方々と話しして、子育て支援の中で一番大切なも のというのは市長ご自身の考え方としては何だと感じていますでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 子供たちが幸せに日々を過ごす環境、これを周りがしっかりとつくり上げて いくことが大切だというふうに思っております。ただ、日々健やかに育つ環境というのはぬるま湯の 中にいるだけではなくて、しっかりとした指導教育も含めた形の中で人間力をやはり養わせてあげら れるような環境、これが私は望ましい環境なのではなかろうかなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これ私も以前からずっとお話をさせていただいているのですが、幼保小中、 これは一貫とした形で進めるべきなのだろうということをずっと申し上げております。保育園はどう しても担当が厚生労働省という所管でございますので、福祉課。そして幼稚園も福祉課ですか。小学 校、中学校が学校教育課という形になるわけでありますが、それを別なまた、教育課という形でいい のですけれども、保育、幼稚園、小学校、中学校、これをやはり一つとした中での所管を行政独自で、 村上市は独自で私はつくるべきだということをずっと申し上げておりましたが、その辺について市長 の考えをお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に大切な視点でありますし、今議員ご指摘の部分というのはまさに私も 同じ思いであります。加えて言うならば、生まれたときから、その子が生を受けてこれからここで人 生を歩んでいく、そのときからずっと継続するべきなのだろうなというふうに思っております。たま たま私合併前にことばとこころの相談室というところの教育委員会の所管の事務もやったことがある わけでありますけれども、あそこは本当に生まれたときから保育士さんがその子の例えば障がいであ ったりそういうものを見つけ出して、それをきちんと保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校また将 来に向かってつないでいくためのそういうリハビリを含めた訓練をやります。そこで早目にそれを覚 知して速やかにそれを改善を図っていくというようなこと、その子の一人の人生にとっては非常に重 要なポイントであります。こういうことができるのはやっぱりこういう教育制度の中でありますので、 幼保小中連携というのは非常に重要なポイントなので、それは一つのスキームの中で物事をつくり上 げていくというのが一番ベストだと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 市長と同じ考えということであれば、これから村上市は独自で、例えば国 の機関、所管が違おうとも、その所管2つを1つのそういうまた違う課をつくってでも、やはり子育 て支援、これから人口をふやす、また子供はこの地域の宝なのだと言っていることをやはり実にする ためにも、そのような課をやはり積極的にこれから前向きにつくっていただきたいなと市長には期待 しております。   また、市長もPTAの経験も長く、子供に対する考え方は本当にすばらしいものを持っておりま すので、そういったものを物すごく期待すると同時に、保育園の中で今待機児童だとか保育園の統合 とかずっと長年やられて、また山北地区に関しましてはこれから小学校の統合に向けて、その結果を 踏まえた中で保育園の統合等もまた話し合いが進められるのだろうということで、この間教育長とも いろいろ話をさせていただきました。   前段議員さんの中で質問された人が、企業内の保育施設、村上市内どうなっていますか。例えば ジャムコさんだとかの工業団地であるとか、例えば村上総合病院であるとか記念病院であるとか、そ ういうところでは持っていますというようなお話をいただいておりますが、市長、今新しい制度が、 国のほうで導入されているこの制度をご存じでしょうか。企業主導型保育事業という制度なのですけ れども、この制度ご存じですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 事業内容の詳細は承知をしておりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 福祉課長、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 済みません、私もちょっと詳しいことは存じ上げておりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これぜひ福祉課長、後でこの資料をお上げしますし、市長も含めてなので すが、市長忙しいので目を通すぐらいでいいと思うのですが、ぜひ課長とか担当課の方がやっぱりい ろんなところにアンテナをつけて、やっぱりこういった制度を市長に提言していくのもあなた方の仕 事だと私は思うのです。だからぜひ、企業主導型、物すごくこれいいですよ、今の新しい法律。これ は多様な就労形態に対応した保育サービスの提供が可能。地域枠の設定が自由、利用定員は50%以 内。運営費、施設費、整備費について認可施設並みの助成が受けられるため、保育料を認可保育所並 みの認定が可能になると。複数企業による共同設置利用が可能なのです。いわゆる工業団地の中にこ ういったものを、数社ありますよね、工業団地、何社か。それが共同でそこに1カ所持つことができ るのです。なおかつ、建設費または保育士さんの例えば給与面、そういったものもほとんど100%に 近いぐらい補助になるのです。その補助率を見てみますと、非常に優遇されます。例えば保育従事者、 これは普通の市がやっている保育施設と同じでありますが、乳児に関しましてはおおむね3人に1人、 満1歳以上満3歳に満たない幼児に関してはおおむね6人につき1人、満3歳以上満4歳に満たない 児童に関してはおおむね20人につき1人、満4歳以上の児童にはおおむね30人に1人の保育従事 者がつけばいいと。これ大体同じでしょうか。   それに関する補助金の例なのでありますが、これは助成金額の運営費、これの補助金がどのぐら い出るかといいますと、これは東京都の特別区、定員40人の一部例であります。これは乳児10人、 それに関しまして20万9,390円、合計が209万3,900円。1歳児、これ10人いたと仮定します。 14万5,880円、合計145万8,800円。2歳児で10人いたとしますと、14万5,880円で同じく145 万8,800円。3歳児が10人いたとしますと9万8,420円で98万4,200円。計月額の合計が453万 6,900円、年額5,442万8,000円、利用者負担分が1,176万円、これを引きますと4,414万1,600円 が補助されるのです。すごい補助率です。これが企業の方にもし知られて預けるのも楽ではないです か。働いている近くにあるのだもの。工業団地の方は、何で今山辺里保育園が人気があるかといいま すと、行く途中に置いていかれる、帰りに連れてこられるから山辺里保育園が人気なのです。山北の 方でも朝日の方でももし工業団地に勤めておられる方は、地元の保育所に預けるよりも山辺里地区の 山辺里保育園に預けたほうが楽なのです。いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 確かに職場の近くにあるということであれば、保護者からは便利だとい うふうに思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これさらに延長保育の加算もつくのです。これが11時間保育においてさら に30分以上の延長保育を実施した場合に実施時間に応じて加算がつくのです。なおかつ夜間保育も できるのです。夜間保育加算は開所時間は11時間及び13時間とし、午後10時まで開所することが できるのです。仮眠のための設備及びその他夜間保育に必要な設備、備品を備えている場合にはそれ についても加算されるのです、補助金が。なおかつ、非正規労働者受入推進加算、非正規労働者の子 供を優先的に入所させるための定員を別に設けている場合には、これについても補助金が加算される のです。なぜこんないい制度勉強しなかった。こんなにいい制度なのに。   なおかつ、企業主導型保育事業助成金の概要及び支給額の等の中には、これ設備費も入るのです、 建設費。例えばA社という方々が女性の子供を持つ親が多いので、私の会社でもそういう保育所を企 業内保育をつくりましょう。例えば定員を100名にしました。そのうち50名はその地区の働いてい ない方だってそこに預けることもできるわけではないですか。それの建設費にしても市が4億も5億 もかけてあんなあらかわ保育園つくるよりは、もっと安くこのような形で補助を受けますとできるの です。その補助金にしましても、いいですか、これ山梨県のA地区で定員30名の、30名でしかない ですけれども、30名の新設をする場合の補助金です。まずは基本単価、定員30名につきまして 8,240万円、地域交流一時預かりスペースも加算として260万円、病児保育スペース加算としまして 2,040万円、設計料の加算といたしまして412万円の基本単価の5%は加算をされ、計1億952万 円、この建設費が全くもって補助なのです、返さなくていいわけ。こんなにいい制度はやはりもっと もっと市内の企業とかにも宣伝をし、そしてそういったものがもし工業団地にあるようであれば、こ ういうのがあるから勤め先ここにしてみようというお母さん、お父さんだってふえるのではないでし ょうか。どう思われますか、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在一億総活躍社会の実現のため、また働き方の支援という形でいろんなプ ログラムが出てきていますので、非常に今議員ご提案の部分については企業にとっては本当にいい制 度なのではなかろうかなというふうに思っております。事業内に設置をされます保育園、そこの中で 地域枠を設けていただいているという話が今定例会の中でもあったわけでありますけれども、あれも 非常に企業さんの地域貢献の部分という意味では本当にありがたい仕組みだと思います。また、本質 的なものとしてはやはりそこに働く方、みずからの従業員の皆様方の働きやすい環境整備ということ が第一義的にあるのだろうと思いますけれども、それを構築することによってやはり企業のクオリテ ィーが上がっていくということにもつながるのだろうと思いますので、ぜひ研究をさせていただいて、 積極的に私のほうからもご提案をする機会を捉えて提案をさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひ市長、前向きに、本当にいい制度はやっぱり活用するべきです。それ でそういう制度があるにもかかわらず知らなかったというのは、やっぱり一番これは恥ですよ、聞く はいっときの恥、聞かぬは一生の損でありますので、やはりその中でやっぱりこういったいい制度は どんどん、どんどん活用していただいて、皆さんが一人一人幸せになればいいわけですから。そのた めにこういった施策もぜひ利用していただければと思います。   また、保育施設だけが子育て支援ではないので、別な観点からいきますと、我々以前の議会の委 員会で行ってきました奥多摩町なんかでは、そういった子供を持っている方々に安価で例えば住宅を 提供したり、ライフラインである電気、ガス、水道という公共料金を例えば免除したり、減免措置を したり、高校生の子供には奥多摩から立川までちょうど1時間かかります。その電車に乗る定期代を 全額町が補助したり、そういった子育て支援の方法というのもあるわけではないですか。そういった 方面からいって、やはり一番いいのは子を持つ親の意見というのが一番大切なわけであります。どう いったところが補助されると一番うれしいのか。   それである方々から、実はママの会とかいろいろ団体あるわけではないですか。私こういったも のをいただいて、ぜひこのことをやっていただきたい。これは前市長にも私ずっと何とか子供を自由 に遊ばせる公園をつくっていただけないだろうか。かえって都会へ行ったほうが公園多いです。確か に危ない部分もありますよ、井の頭公園であるとか、いろんな事件もあったりしましたけれども、そ れにしましても都会のほうがそういう緑の施設だったり子供を自由に遊ばせるスペースが非常にあり ます。田舎のほうが逆に何かそういったものがない。町内にある農村公園であるとか本当にブランコ だとか滑り台が1つある、そんなような公園はあちこちに村上もありますが、何となく親子でピクニ ックみたいな形でそこで弁当を広げて、自由に子供は走り回ったり、キャッチボールしたりバトミン トンしたりと、そういうようなスペースがなかなかない。中州や例えばイヨボヤ会館とかも、もしそ ういった公園に改良できるのであればいい公園に私はなると思うのですが、その中でぜひこれひとつ 紹介なのですけれども、市長、生の声をちょっと聞いてみてください。この方が言っているのはスポ ーツ公園などの施設充実、子供を連れて思いっ切り遊ばせてあげられる公園がない。体を動かし飽き ることなく走って登って滑って、家族みんな子供も大人もお年寄りものんびり休日を過ごせるところ が皆無。滑り台、ブランコ、ジャングルジム、幼稚園、保育園の延長のような公園では子供はすぐに 飽きる。また就学するようになればその程度の遊具には見向きもしなくなり、ゲーム機を持ち寄って 遊ぶインドアへつながる。せっかくの自然を生かした総合施設が一つでもあればいい。実際車を利用 してそのような公園へ出かける家族がたくさんいることを知っているかどうか。なぜ片道1時間かけ 車で公園へ遊びに行かなくてはいけないのか。たかが公園ではない。子育て中の親からしたら子供が 思いっ切り外で遊ぶ姿を楽しんで眺められると、公園こそ今何よりも村上に望むことである。これは この方です。   もう一つ、これはまた違う視点です。固定資産税減免及び免税、免除。このことについて子供の 成長を考え、家を新築しても固定資産税が高く、主人の給料が上がらないまたはボーナス支給の見込 みが難しい状況では、資産を持たないほうがよかったとさえ思える。子供に財産を残せると考えてい たが、現実は厳しい。元市役所職員の知り合いが安定した税収だから税率もなかなか下がらないし、 見直すとか支援する対象となることはないのではないと言っていたけれども、もう少し踏み込んで考 えてほしい。子供1人当たりウン万円支給なんて子育て支援よりよっぽど助かる。将来の学費のため や老後の貯金も考えられるようになる、こういった声もあります。   このような声、ほかにもいろいろあろうかと思いますが、時間も限りありますので、この程度の ご紹介なのですが、これを聞いた市長のお考えをお聞かせください。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に大切な部分をご披露いただいたなというふうに思っております。都市 公園、集落の中にある町内にある公園も含めてなのでありますけれども、議員以前からご提案をされ ている部分も含めて、やはり公園を利用するユーザー側の使う世代の環境とかそういうものもいろい ろあると思います。ベビーカーを押していってお天気のいい日にちょっと行ってそこでひなたぼっこ をしながらおしゃべりをする公園であったり、また少し大きくなってきてどんどん、どんどん汗をか いて使う公園であったり、さらには少し技術も含めたクオリティーの高い公園だったりとかというよ うなさまざまなニーズがあることは私も承知をしておりますし、子育てをする経験の中でそういう行 動をみずからがとってきました。ですから、そういうときにはこういうものが必要なのだろうな。そ れを社会資本の整備としてやったときの今後の継続的なコストとか、そういうのもトータルで考えて いきながら、何が一番効果的なのかなということはぜひこれは整備をしたいなというふうに思ってお ります。   現在市域全域においてですけれども、いろんな形態の公園があります。以前私も少し秋前であり ましたけれども、ご意見をいただいた機会がありまして、現在村上市内にある公園を今どういう状況 になっているのかということを全部調べています。そこの部分で例えば町内で設置された公園にある 遊具、また市が設置した公園にあるそういう設備、いろんな状況があるので、市民の皆さん方とも協 力をさせていただきながら、どういうふうな形の公園があるべき姿なのか。   また、もう一つは今議員がご提案された大きな部分、総合的なそういう一日過ごしていても各世 代、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子供たちがお弁当を持って行って、そこで 過ごせるというようなものも非常に魅力的だなと思っておりますので、これから幾つか市域の中でい ろんな場所に手を入れていくというタイミングが来ます。スケートパークであったり、朝日道の駅で あったり、交流の館八幡であったりとかとあるわけでありますので、その中で具体化をしていければ いいかなというふうに思っております。あとはそこにアプローチができる、そのエリアとしての力、 その環境整備もあわせて検討をさせていただきたいと思います。   税収の部分につきましては、非常に生活の基盤を支える部分でありますので、いろんな形でどう いうふうなものが一番ベストなのかということを、国の制度が打たれます。それと連携をする形で市 の支援策というものを、比較的きめ細やかに打っている、要するに国の制度プラス市のかさ上げみた いなこともやらせてはいただいているわけでありますけれども、そんなところも含めて今後どういう ようなことが可能なのかもあわせて、継続的に研究をさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひよろしくお願いいたします。   前の大滝市長のときに私が提案したのは、村上南小学校、そして村上警察署、道を挟んで、まだ あのころは休耕地でありました。そこに環境も前が警察なのだし、子供を遊ばせるには親としても安 心できるからそこに公園をつくっていただけませんでしょうかと言ったときに、大滝市長、本当にい い案なのだけれども、あの土地はなかなか難しいのだよねと、議会終わってから私に言ってきました。 ところが、もう数カ月もしないうちに半分セブンイレブンができて、残りの土地に今度大東建託さん のアパートが建つ、こういうふうになってしまいました。あそこはちょっといろいろ問題があった土 地で、最初はあそこにセレモニーホールを建てるなんていう計画があった中に、周りの住民から反対 があったり、うちの南町でもいろいろすったもんだあった土地だったわけでありますが、それが結局 はああいう建物で、それもまた周りの人から見ればセブンイレブンができたことはまた一つのそれは 利用価値としていいことなのでしょうけれども、その分その周りのごみが非常にふえているという難 点もあります。あそこがもしあの当時そのまま公園という形でできていたら、本当に小学校があって、 警察があって、公園があってということになりますと、非常に南町や住宅街である山居町、あの辺の エリアは非常にいい環境の公園になったのではないかなと、非常に悔やむのでありますけれども、そ ういった中で今市長のご答弁をいただきますと、前向きにそのことを検討するし、公園も調査すると いうことを今言っていただきましたので、ぜひとも市長、市長の間に現実味ある、実のあるものにし ていただきますよう心からお願いを申し上げまして、この子育て支援については時間もあれですので、 この辺で終わらせたいと思います。   教育長、学校の統廃合についてでありますが、私は統廃合の問題は文部科学省の肝いりなのです か。地方のそういう学校に対して早目に統合しなさいというふうな何か通達でもあるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) ごく最近、約60年ぶりだったと思いますが、学校統合にかかわるガイド ラインというのが示されまして、それに従って当市でもそれを受けて取り組んでいるところです。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) これがある団体の統廃合に関することでNPO法人とかで出しているもの なのですが、教育長が見ているかどうか別としまして、文部科学省は2015年1月27日に新たな学 校統廃合に関する手引きを策定し、各教育委員会に通知しましたと、このことでしょう。 〇教育長(遠藤友春君) そうです。 〇10番(本間清人君) そのことに関しまして、学校統廃合、学校再編に疑問を感じる方へという ことで投稿が出ています。これが全部正しいわけではないです。賛成言えば反対言う人もいるのだか ら、一応こういう意見もあるということだけお聞きいただきたいと思います。   少子化で子供の数が減るから学校統廃合は仕方ない。いいえ、決してそんなことはありません。 少子化対策は確かに待ったなしの課題です。しかし、今学校統廃合、学校再編成計画が持ち上がって いる学校は、多くは統廃合など必要のないものばかりです。このサイトは地域住民の目線から学校統 廃合問題について考えるサイトです。このサイトの中をちょっと見てみますと、政府自民党が地方創 生に学校統廃合を組み込んで進めようとしていることにも注意が必要です。地方創生というのはこれ まで地方再生、地域活性化とは異なり、新たにつくり生み出そうというものです。つまり地方型国の 形をつくりかえようというものです。自民党の政策集2014、Jファイルに道州制の導入に向けては 国民的合意を得ながら進めてまいります。導入までの間は地方創生の視点に立ちとあるように、地方 創生は道州制導入などの準備段階と位置づけられています。そのために人口減少に伴う消滅可能性都 市として自治体名を公表するという手の込んだ自治体再編に向けた準備が行われてきました。消滅可 能性都市はその後消滅自治体、地方消滅とエスカレートしました。住民の危機感をあおって生き残る ためには地方中核拠点をつくり、そこに公共施設を初め経済活動の主体を集中させるしか道はないよ うに迫っています。今進められようとしている学校統廃合はまさにその縮図ではないでしょうか。地 方自治体の行政当局や教育委員会が主張するなら今後さらに少子化が進行する。児童生徒数が減ると 教育上問題があるから統合して適正規模にする必要があるというものです。しかし、地域を活性化さ せ、住民に未来の展望を示すことが政治の役目であり、行政の仕事ではないでしょうか。それを放棄 して少子化だから仕方がないでは、地域はますます疲弊していってしまいます。若者の働く場を確保 し、住環境も整え、子育て支援を強化することで子育て世代や若者世代を呼び寄せることは可能です。 実際そういう取り組みに成功している自治体もあります。   こういった文章もあるわけでありますが、いかがですか、教育長。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 学校統合についてはいろんな思いがあると思います。あるとは思いますが、 村上市教育委員会ではやはり子供の望ましい教育環境整備としましては、やはり切磋琢磨し合いなが ら学べる環境を重視していきたい、そういうことで取り組んでおります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 教育長も一人教育畑をずっと長年歩んできて、市長から指名をされた、教 育長として。今の役割等を抜きにしても、今毎年のように1学級20人以下、そして教育国庫負担金 の分を3分の1から2分の1に戻せという請願ずっと出ているではないですか、毎年。いわゆるその 予算額が3分の1から2分の1に戻っただけでも少し解消する部分出てくると思いません、いかがで す。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) おっしゃるとおりだと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 私も今一番統合の中で心配しているのは、これ前から言っているのですが、 私の子供は今4年制の大学に行っています。今あの子は学校の先生になろうと頑張っている。でもこ れは高校なのですけれども、部活動の顧問になって、そこをインターハイで優勝させるチームに自分 がしたいなんて夢を持ってやっているから応援しているわけですが、その子たちが卒業してそれで社 会に出て幾ら教員の資格を持ったとしても、受け皿がなくなってしまうのです、学級少なくなってし まうから。それで工夫したのは私らのときなんかはなかったのに、1クラスに担任が2人いたり今し ているわけではないですか。それでいても先生の物すごく仕事量が昔に比べて多い。これは要らない 情報が子供に入り過ぎてしまっているからなのです。スマートフォンであったりいろんなものが余り にも進歩してしまっているから、我々のときなんかは糸電話で遊ぶぐらいでした。違います。そんな 時代が今はどこにいるかすらわかるというそんな時代になっているから、子供が全然変わってきてい るわけです。先生の勤め先は、せっかく取っても、それだけの学級数も学校の規模も小さくなってい っているから、どんどん、どんどん就職先がない。これでは子供が一生懸命大学に入って先生になろ うと勉強していっても、その受け皿が、国の制度自体がなくしているわけですから、これは変な話だ なと思っているのですけれども、これを教育長に聞くのは酷なので、市長、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に悩ましいサイクルだなというふうに思います。私自身も今議員がお話 しされた部分について、全て否定をするものでもありませんし、今ご披露いただきましたお話につい ても本当にそうだなという部分もあります。ただ、いずれにしましても、全体の教育制度云々は置い ておきまして、置いておくと悪いのですけれども、そこに向き合った子供たちがどういう形でこれか ら成長していくのか、どういう形で学習をしていくのか。私は脳を鍛えるというのは非常に大切だな というふうに思っております。これから長い人生を歩む際に、脳をしっかりと鍛えておくこと、これ は重要だと思います。それが一つの指標として点数にあらわれるならば、その点数は上の点数をとる、 そういう形で教育を施すのも一つの考え方であるし、目指すべきだろうというふうに思っております。   そうしたときに、そういう人間をつくり上げる環境としてどうなのかということを考えたときに、 私自身は少子化だから統廃合を進めるという感覚は一切ありません。その学級にいる、複式になって いたり、その中でやはりみんなとしっかりと人間の力をつけながら教育をしていく環境がないので、 それをできる環境をつくるということのために、結果として統廃合があるのであれば、その統廃合に いくのだということであります。地域活性化が今のまんまでも図られるよというのは、なかなかそれ は私自身としては難しい部分もかなりあるのだろうなというふうに思っております。今村上市が統廃 合を進めたときに、確かに学校はなくなります。しかしながら、学校を中心としたコミュニティのエ リアをどういうふうにして維持継続していくのかということも並行してやっているわけでありますの で、そんな感覚でこれからもこの事業には取り組みたいと、こう思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 旧村上市の、5つの町村が合併をして村上市に昭和29年になったわけであ りますが、合併のときの弊害、その地域地域には特徴があって、旧村上市は恐らくこれで60年近く なるのでしょうか。でも、いまだに何かその地域間というのが格差ありますよね、当然伝統も違った り、育ってきた環境も違う。だから学校も同じであって、やはりその地域の中での学校というのはそ れを一緒にしたり〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕あっちに通わせるのはと、これ出てき て当然のことだと私は思うのですけれども、でもこれからやっぱり我々の世代であったり、また10 代、20代下の世代が、子供を持っている世代が、やっぱり本当に真剣にこれからの村上市のことを 考えて、そんなことではなく、学区制もこれから変更しながら調和のとれた学校環境を進めていかな ければいけないなというふうに考えているのですが、その辺はいかがでしょうか、教育長。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 私、先ほどの答弁でコミュニティスクールの導入を検討していると言った のですが、今議員おっしゃったとおり、校区が学校統合等で広くなります。だから、地域のかかわり がもしかすると薄くなったりすることも考えられますので、コミュニティスクールというのは学校運 営協議会を設置している学校のことを言います。それは市教育委員会が指定しなければできません。 ということで、本当に地域、保護者、それから企業、いろんな方がかかわってこれからの学校を考え ていくという意味で、本当に大事にしたい仕組みだなと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 教育長、一つだけ質問します。聞かせていただきたいこと。   小学校、中学校というのは分校制というのはできないのですか。例えば姉妹校、親学校みたいな、 それで例えば部活だとか同じ修学旅行や運動会はそこと一緒に合同でできたりとかというふうにして いけば、例えば小さい学校は小さい学校でもそこにまた大きい学校のひとつ支店みたいな、支社みた いな、そんな形はできないものですか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 例えば小中一貫校のような仕組みで、小学校1年生から3年生までをA小 学校で学ばせる。それから、4年生、5年生をB小学校で学ばせる。そして中学校で6年生から中3 まで学ばせるとか、今ちょっと適当な学年の区分言いましたけれども、そのようなことは可能だと思 います。ただ、今小学校レベルで考えて1年から3年までをA小学校、4、5年から6年までB小学 校、運動会のときはどっちかの学校でやればいいとか、そういうことはやはり学校運営上難しい面が 多いかと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) そうではなくて、統廃合をしないで、例えば今上海府小学校あるではない ですか。それを瀬波小学校の分校みたいにして残しておいて、例えば瀬波小学校の行事に上海府の小 学校の児童が一緒にそこに参加をしていくというやりたいというのはできないものでしょうかと、距 離だって大して遠くないわけではないですか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 四国の例で複式学級のあるところがどこかの学校に集まって、一緒に大勢 で授業をする、そのような新聞記事もありました。ただ、通常やはり少人数で学習している、複式で 学習していくというのはやはり子供たちにとって、複式が悪いという意味ではありませんが、不利な 状況をつくっていくことになるのだと思いますので、解消していかなければならないと考えます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 本当に時間が少なくていっぱい議論したいのですが、統廃合ばかりではあ れなので、その辺で教育の問題は今日はさせていただきたいなと思います。1点の通告にしておけば 50分全部使えるのですけれども、済みません。   3番目に移りたいと思いますが、まちの美化についてであります。建設課長、都市計画課長とか ともちょっと落ち葉の問題等ではかなりお話をさせていただいて、一般質問はその部分に関してはし ないよなんて言ったのにちょっと出してしまって申しわけなかったと思っているのですが、市長、例 えば川崎商会さん、毎年海岸の清掃を企業でやっているところ多いですよね、もう何十年もやってい ます。あと、南線とか本当に私も声かけてどちらのどなたですかと言えばいいのですけれども、本当 にお母さんが一生懸命トング持って袋にごみ詰めている姿。私ももしこういう立場でなかったら恐ら く見向きもしなかったと思います。でも自分も今犬を毎朝散歩に連れていって、例えばコンビニの袋 や缶やそういうのが落ちていると、やっぱり自然と、汚い話ですけれども、犬の汚物入れに当然袋持 っていっているわけですから、そこに拾ってきます。それがさっき小林次長がそこに落ちていたごみ を自分で拾って席についたではないですか。こんな気持ちが皆さんにあったら〔質問終了時間5分前 の予告ブザーあり〕もっともっとまちはきれいになります。   そこでひとつ、どなたかが先ほど市の職員760名いますよねと言いました。1カ月に1日でも いいではないですか。もしくは年に1回でもいいではないですか。市の職員全員、議員も含めて行政 にかかわる者がきょうはまちの美化活動で午前中たった2時間でもいいではないですか。みんなで道 路のごみを拾いましょう。黄色いごみ袋持ってみんなで歩きましょう。そんなことをやっただけでも 全然違うのではないかなと思うのですが、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) やり方はいろいろあるのだろうと思いますけれども、やはりそういう姿勢を 示して、なおかつそのことが身にしみつくということが大切なのだろうなというふうに思っておりま す。やっぱりそこに落ちているものがあったらすぐ何の違和感もなく拾って、それをごみ箱に捨てら れるような、そういう感覚というのですか、そういうものをつくり上げていくための一つの手法とし ては大いに可能生あるのだろうなというふうに思っておりますので。今、月初めの清掃は本庁はやっ ているというふうに認識をしているわけでありますけれども、それにとどまらず、やっぱりそういう 意味では一般道を含めて、どういう形でできるのかは別としましても、少し研究をさせていただきた いと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 先ほど家が今一番近いので警察の前の、あそこはちょっと遊歩道みたいに、 健康ウオーキングと初めつくったわけでありますが、あそこの街路樹の落ち葉が非常に散乱している のです。北線も南線も同じ状況であるわけでありますが、あの状況を歩いてご自分の目で見られたこ と、市長ございます。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) たびたびあります。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 何年か前からその地域、その沿線の方にはごみ袋を無償で提供して拾って いただいているわけでありますが、拾った途端にまた1時間もすれば同じ状況になってしまう。昔の ように舗装ではなくて砂利道でベとの道路であれば、恐らくそんなに大したことないのでしょう、土 に返っていくし、そんなに飛ぶこともないのかもしれません。でもあれだけ今境がコンクリートにな り、その落ち葉が落ちて堆積していく。あれを何とか対処する方法ないかなと。一つだけ私考えたの があるのですが、秋のうちに枝をおろしたらどうでしょうか。今春に枝の間引きするのですけれども、 春ですとこれから葉っぱをつけますので、そのうちに枝を切って置いたほうが業者としては枝の部分 も少なく済むし、作業的にも効率がいいので春にやるのですね、多分。ところが秋にやりますと、枯 れる前のがんがんと緑の葉っぱついているものですから、同じ枝切ってもその分の堆積量がふえてい きますので、処分の量もふえるし、多分作業の方々も容易でないはずなのです。でも、秋に落ちる前 の葉っぱを業者さんがもし落としてくれたのであれば、落ち葉の葉っぱ量も例えばもっと少なくなる はずなのですけれども、それで実は建設課長とこの間ちょっとお話をして、俺こんなふうに思うのだ けれども、どう思うという話をさせていただきました。市長はどんなふうに思われますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 道路、歩道も含めてでありますけれども、舗装されて歩きやすくなって、環 境が整ってくると、そういうふうなまた落ち葉が落ちたときにそれがきちんと堆積をしてて、逆に言 うと滑るというような、危険が増すというような状況もあります。人間の生活の中で便利になればな るほどそういうふうな課題も出てくるということなのだろうと思いますので、それをどういうふうに 対応していくのかというのは非常に悩ましい部分であります。   それと今議員がご提案された部分については、なるほどなというふうに思って聞いていたわけで ありますけれども、木の生育を考えたり、木の持つ効果、季節のときにはきちんと落ち葉があるのが いいのか、落ち葉をつける前にみんな枝を落としてしまったほうがいいのか、いろいろまたお考えも あろうと思います。対処としてやるということよりも、なぜそこに街路樹があって、街路樹がどうい う効果を果たしているのかというところも含めて、今後少し担当課ともあわせて研究をさせていただ きたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ぜひその辺のことをよろしくお願いしまして、本当に美しい村上にしてい ただきますよう、市長のご努力を期待申し上げます。   これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(三田敏秋君) 以上で今定例会の一般質問を終わります。   この後、議第148号の議案審査を行いますが、質疑を予定される方は挙手をお願いします。           〔質疑予定者挙手〕 〇議長(三田敏秋君) ありがとうございました。           〔「今挙手されなかった人はしゃべれないということですか」と呼             ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) いえいえそうではないです。午後の日程の予定の関係で、予定の方はという ことでございますので、それはできないということではございません。   午後1時まで休憩といたします。           午前11時52分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第3 議第148号 第2次村上市総合計画基本構想の策定について 〇議長(三田敏秋君) 日程第3、議第148号 第2次村上市総合計画基本構想の策定についてを 議題といたします。   なお、議第148号に対する質疑は回数制限なし、質疑時間は答弁を含め50分以内とし、質問席 から退席後の再質疑はできないことといたします。質疑は一問一答とし、簡潔に願います。また、質 疑は議案となっております基本構想及び参考資料の基本計画の範囲といたしますので、質疑はページ をお示しの上、発言されるよう、あわせてご協力をお願いいたします。   質疑を予定される方は挙手を願います。           〔質疑予定者挙手〕 〇議長(三田敏秋君) 3番、本間善和君。 〇3番(本間善和君) それでは、早速でございますが、第2次村上市の総合計画について質問させ ていただきます。   村上市が合併して以来、これで2回目となる第2次の総合計画でございます。私の記憶にござい ますと、第1次の総合計画、ことしで終わりということで8年間の基本計画という格好でスタートし たわけですけれども、今回私この計画の内容を見ますと5年間という基本構想、基本計画となってお ります。私の考えるところによれば、やはり物事をする中で一つの市長の理念、運営をやっていく中 で、果たして5年間でというのが私少し疑問に思ったのですが、物事というのはやはりある程度の年 数をおいて、その中で熟知していく構想、それから端的にやっていかなければならない業務という格 好であると思うのですが、この短期5年間という2次総合計画を立案した根本になる考え方を市長に お尋ねしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおり、比較的計画そのものにつきましてはある程度のスパン で物事をしっかりと、じっくりと築き上げていくという手法、これも大切なのだろうというふうに思 っておりますけれども、今般の自治法の改正によりまして、いわゆる市がつくる要するに総合計画、 これそのものが議決要件から外れたわけでありますけれども、これはある意味フレキシブルに時代の 趨勢に合わせた形で、レスポンスよく対応する。その自治体の個性であったり、考え方を十分に尊重 された結果なのではなかろうかなというふうに思っております。我が村上市におきましては、基本構 想部分につきましては、議会のご議決を賜るというふうな形でお願いをしているところでありますけ れども、そういった意味合いも含めて、やはり短い期間で必ず具体的な姿をあらわしていくという、 そういう市政運営、施策のあらわし方というのがより市民の皆様を含めてでありますけれども、見え る化につながっていくのではなかろうかというような視点も捉えまして、今回5年の計画という形に させていただいたところであります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) それから、関連ですので、ちょっとお伺いしたいと思います。   今年度で第1次が終わるわけですけれども、第1次の総括として皆さんに発表する、お知らせす るという計画は当然おありでしょうね。市長にお伺いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 第1次の総合計画の8年間の計画、当然この平成28年度において総括をし ながら検証をして、平成29年度につなげていくという作業をしておりますので、そこで出てきた内 容につきましては全てオープンにしていくという考え方であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) それでは、早速ちょっと細かい点でいきますが、皆さんからお示しいただい た基本計画(案)という格好での、ページを示しますので、それに基づいて若干説明をお願いしたい と思います。   最初に、50ページ、教育のほうから入らせてもらいます。教育長にちょっとお尋ねしたいと思 います。50ページのところの現状と課題、特に気になったのが不登校という格好で記載されており ます。やはり村上市の中にも不登校、小中学校ゼロというわけではない。必ずおいでだと思うのです が、最近のニュースでもいろんな問題からこういう不登校なんていう問題が発生しております。けさ のニュースでも新潟市の問題が出ておりました。よそのことはよそのこととして、村上市管内の小中 学校の不登校の生徒、現在把握しているパーセントもしくは数字でどのぐらいおいてでしょうか。学 校ごとには特に要りません、全体で結構でございます。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 人数でお答えいたします。   平成27年度小学校は21人、中学校は51人、計72人と非常に多いのが気になっているところ です。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 基本計画の今回のつくり方を拝見させてもらいまして、主要施策のところに 確かに豊かな心と健やかな体の育成の中に、不登校のことも明記してあります。ここに明記するには このぐらいの程度の文章でしかないと思うのですけれども、現実的に不登校の対策というものは、将 来これから5年間、私は現在七十数名の方がおいでだということを、やはり目標として5年間の中に このぐらい減らすぞという意気込みの数字が、私はここの中からは見えないというふうに取れたので、 教育長のほうで前回とちょっと違うタイトルとか書き方なものですから、できればこの不登校の人数 をこれぐらいまで減らしたいというような数字をお持ちなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 51ページの主な目標値の上から2つ目、不登校発生率、ここに現状値と それから目標値を書かせてもらいました。小学校0.76というのが在籍数の中で何人不登校がいるか ということで21人いると、そのパーセンテージが0.76、中学校3.31、それを0.7、2.0以下にした いという目標値を5年間で立てております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 大変失礼しました。私もマーキングしておいてから落としました。この数字 を見て私思ったのですけれども、目標の数字が私から言えばもっと下げてもよかったのではないかと 思うぐらいの気持ちだったのです。それでやはり不登校のこういう解消というのは、やはり学校だけ ではなく、地域一体で取り組むべきと、そう考えているのです。地域一体でやはり取り組んでいく。 それこそ郷育の教育というぐらいで、学校の教育は地域と一体になって、いつも教育長の言葉の中に 出てきます。現実的にそういう取り組みというのはお考えでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 不登校対策としてはどちらかというと地域というよりも関係機関、例えば 教育委員会、それから福祉課、保健医療課、それからスクールカウンセラー、スクールソーシャルワ ーカーとか、そういう方々との連携の中で解決していかなければならない問題だと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 私たまたま近くにもそういう子供がおいででした、私の住んでいる近くの中 で。それでも地域の中でもそういう子供が隠されている、見えないというような状況になっているも のですから、やはりうちらみたいな小さい集落だとすぐわかるのです。あそこの子供学校行っていな いよと、小学校行っていないよという格好で目に見えてくるものですから、できればせめて区長さん ぐらいとはそういうお話はし合って、やはり相手を思う、それから例えば集落の事業のとき極力そう いう人を今度誘ってやるとか、なかなか家の中に入って閉じこもっているというのが私の印象だった のです。そういうところから一歩でも抜け出させると、学校には行けなくても地域の事業の中には参 加できてくるというような環境づくりをできればお願い、一つの方法としても取り入れて考えていた だきたいと、私そう思っていますので、ひとつ検討をお願いしたいと思います。回答は結構でござい ます。   次に移らせてもらいます。前のページへ戻って44ページに行きましょう。消防と救急の体制に ついてちょっとお伺いしたいと思います。現状と課題という格好で、最初にまず現状と課題のほうか らちょっとお伺いしますが、消防長、けさも火災が発生しました。話を聞きますと、不幸なことに1 軒全焼、ただしけが人はなしということで不幸中の幸いと思っております。住宅用火災警報器、火災 になると住宅用火災警報器というのが非常に威力を発揮すると、私の経験からそう思っております。 現在の設置状況についてちょっとお伺いします。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) それでは、設置状況について報告させていただきます。   私ども平成28年度分の調査を行っておりまして、設置率につきましては村上市73%ということ であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 73%、消防長としてはもう限界だと思っていますか。それとも目標値、平 成33年には100%を目指すのだという意気込みでしょうか、ちょっとその辺のところお話しくださ い。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) 目標でありますから、本来であれば100%という言葉申し上げたいのであ りますけれども、100%までいかなくとも少しでもそれに近づけるようにいろいろ広報活動等を進め てまいりたいと、そのように考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ぜひ100%を目指して努力していただきたいと思います。   それから、やはり現状と課題、以前からこれ出てくるのですけれども、防火水槽、非常に経費も かかることですけれども、防火水槽の新設が要望が多く、設置までには時間がかかりますというふう に記載されております。これは財政的な面も絡んできますが、用地の関係、財政的な面というふうに 両面から本当に大変な事業だと認識しております。その中でやはり主要施策の中には防火水利として 防火水槽の計画を計画的に設置します。計画的に設置しますと、数値の中にあらわしていません。年 に何基ずつ設置していきたいとかというご希望があれば、はっきり言えば今こういうふうに考えてい るというのがあれば述べていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) 防火水槽につきましては、今現在でありますけれども、12件ほど要望が 実は来ておるところでございます。ただ、私どものほうでもそれこそ国から補助をもらって、その部 分でやっておる部分もありまして、年間2基ずつというふうなことでここ数年進めているところでご ざいます。この形でできればと思っているところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 財政のほうもその辺のところメモしていただき、計画的にまず5年間10基 つくってやれるよう、ひとつ努力をお願いしたいと、そう思います。   それから、もう一点、やはり現状と課題、分署の施設等についてでございますが、私の記憶に残 っている中では分署の中で神林分署というのが非常に古くなっている、私の記憶では三十数年たって いると思います。40年近くもうたっていると思います。今後建てかえというのが出てくるわけです けれども、単純なる神林の分署の建てかえだけではなく、やはり近くに新村上総合病院が建設される わけでございます。その辺の関連で消防長として今新村上総合病院が建設され、ワークステーション ができたという想定のもとで、神林分署はどうあるべきと考えておりますか。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) 神林分署の件でございますけれども、こちら正確に申し上げますと、昭和 55年の建物でございます。36年たっておるものでございます。確かに老朽化しておりまして、建て かえいろいろ考えていかなければならないと思っておりますけれども、ワークステーションはワーク ステーション、それも頭の中に入れまして、やはり市全体という中で神林分署建てかえするならば、 やはりこういう位置環境のところというふうなことで選定していきたいと。その中で市全体の消防力 が上がればいいなと思っておるところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 多分神林分署というのはできた当時には高速道路もなかったという中で建っ たと思います。現状とすれば今の支所の脇には高速道路の乗り入れ口、そこから離れたところに分署 があるという格好ですので、そういうところも考慮しながら、地元の声を聞いて計画を考えていただ きたいと、そう思いますので、ひとつ市長のほうもよろしくお願い申し上げます。   それから、次の点について進めさせてもらいます。32ページ、お願いしたいと思います。これ は副市長にお願いしたいと思います。この地域の特に農業でございます。農業を取り巻く環境という のは副市長ご存じのとおり、非常に大変だということを認識しておると思います。国の施策云々で大 型化、集約化等で進めていこうという国の大方針があります。ただし、今TPPがどうなるのかわか らないという状況。ただし、それがなかったとしても私は2国間協定とかそういう格好でやはり集約 化というのは国は何らかの方法で進めていくという格好になっていくのが、これから5年間だと思い ます。その中で副市長、先般の答弁の中でも中山間地の農業のことをてこ入れしたい。特に自分が今 理事長となっている山北の公社についての強いお言葉が、私には受け取れましたので。ただし、内容 は私わかりませんでした。できればどのような手法で中山間地の耕作地、はっきり言えば耕作放棄地 の解消という、これを考えているのか。主要施策の中に第1番目のほうに持ってきております。その 思いをちょっと聞きたいと思いますが、ひとつお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) おっしゃいますように、村上市内の農業生産条件はいろいろかなり幅広い、 異なっているということはこの間も申し上げました。特に中山間地の条件が大変厳しいところに関し ましては、なかなか耕作を維持するのが難しいという現状はございます。私はこの際、本当に農地と して維持管理していくべき農地なのか、あるいはそうでないのかということの見きわめが、この5年 間の間にやっぱりせざるを得ないときが来るのではないかなというふうに思っております。という前 提に立って言いますと、それでもやっぱり農地は農地として管理し続けるという基本的な部分もござ いますので、私は今回山北産業振興公社にあっては農業生産の部分でやはり経営として成り立ち得る ような方法がその中にないのかということを、日本政策金融公庫からいろんなノウハウをいただきま して、まず経営改善を図るべきための方策を今着手したところでございます。年明け早々にまた現地 に入りまして、一つ一つの農地を改めて確認をしながら、その農地に合った適切な作物の選定、それ からそこから生産されたものを販売の手法、そういったことを総合的に検討してまいりたいというふ うに考えております。これは広く山北地区のみならず、朝日、そして神林の一部もそうですし、市内 広く条件の比較的よろしくないところの農業に通じるものがあるのではないかなというふうに思って ございます。   今具体的にどの何の作物が適正かということについては、具体的に申し上げることはできません けれども、必ずや農地を農地として活用する道はあるというように考えておりますので、そういった ことを踏まえながら、この計画にさせていただきたいというふうに考えてございます。   よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 副市長、私もこの公社の事務局長として1年間務めさせてもらいました。私 何百とある田んぼを全て歩いて見させてもらって、田んぼに全て入らせてもらいました。非常に私難 儀していると、山北弁で言うと難儀しているという田んぼなのです。そういうところでその田んぼを 投げてしまうと隣の人の田んぼにご迷惑をかけると。ご存じのように田んぼというのは害虫が発生す ると周り全体がやられてしまいます。そういうことから公社が持っている田んぼというのは非常に日 当たりが悪い、水の環境が悪い、稲には太陽と水なのです。これが非常に2つとも投げる。取りにく いというところが公社が預かっている田んぼという格好で、非常に苦労した覚えがありますので、副 市長はその辺のプロと私も聞いておりますので、あなたのやり方、考え、これから発表されると思い ますが、期待しておりますので、山北で成功させ、それから中山間地まだまだ村上市管内には多くあ ります。ぜひとも参考になるようにひとつ頑張っていただきたいと、期待するものでございますので、 ひとつ頑張ってください。   次のページに移らせてもらいます。12ページ、環境の保全と新エネルギーの推進という課題の ところでございます。私ここのところのこの主要施策のところに、新エネルギーの推進、私新エネル ギーが大好きでございます。原発大嫌いな人間ですので。新エネルギー、地熱とか太陽熱とかここに 書いてある木質バイオマス、全てこういうものが新エネルギー、かなりな数がございます。その中に 当然風力発電というのも入ってくるわけですけれども、これ市長にお伺いしたいと思います。通常私 の考えですと、基本計画という部類になるものは新エネルギーですと、こういうエネルギーあります よという格好で、そういうものを村上市管内で導入することを図っていくとかという格好で、大きな 項目のいろんな考えられるエネルギーが出てくると思うのですが、ここのところ特に村上市の岩船沖 洋上風力発電と固有名詞まで出したという状況になっております。先般のお話の中でもまだ1年間こ れから猶予をいただきたい、事業に着手するかしないかわからないという段階で、固有名詞までここ に載せるというのが私妥当なのかどうかということ、風力発電という名前で載ってくるのならこれは 私大賛成なのですけれども、固有名詞まで載ってくる、実施計画の中に載ってくるのならば話わかる のだけれども、固有名詞でこういうところに出てくるというのが本当に妥当なのかということを市長 どうお考えになりますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然ながら計画そのものは継続性が重要視されるわけでありまして、継続さ れる中でどんどん、どんどんブラッシュアップされていって、それが実現に向かっていく。その過程 においていろいろな施策として展開が進められるというものだろうというふうにそもそも論として思 っているわけでありまして、その中において議会のご議決をいただいて推進をする立場にある風力発 電事業、市としてはこれを推進する立場にある。そのスタンスで第2次の総合計画の中のエネルギー 政策として、村上市の果たす役割、岩船沖洋上風力発電の国策におけるエネルギー政策に果たす役割、 これらを考えたときにここはしっかりと基本計画に位置づけながら、それを推進する立場であるべき だろうということのあらわれであります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 強い意志だというふうに理解します。ぜひとも1年後の結果のときに縮小で すが、実施されるという格好で、私ここのみならず、風力発電についてはやはりこの地域での特性か らいって、まだまだ魅力のある事業だと思っています、新エネルギーとして。また、新しいものがこ のほかにも出てくる可能性、私十分可能性を持っていると思いますので、そのときにはやはり同様に 村上市として力を挙げて、新エネルギーに取り組んでいただきたいと、そう思います。   それから、次に4ページのほうに、ページがあっちこっち飛んで申しわけありません。4ページ の子育てのほうにちょっと移らせてもらいます。子育ての中の先般第2次の保育園の施設計画という のが発表されました。私現状と問題という中で捉えた中での3歳児未満の保育、これについてちょっ とお話をお聞きしたいと思って今述べているわけですが、実は山辺里保育園、ことしの当初予算の中 で6,100万からのお金を投資し、増設ということでゼロ歳児から3歳児の子供を預かる施設ができ たと。先般同僚議員のほうからも質問ありましたが、私が先般の一般質問の中で聞いた中では施設は できた、指導する先生方を募集したけれども集まらないので、受け入れる子供が1人だけ1月から受 け入れることができる。待機の子供たちがまだいるというお話という内容だと思うのですが、担当の 福祉課長、今私ざくっと話ししたのだけれども、内容的にはそういうことで間違いないでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 内容的には間違いないです。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) そこでやはりこれは私は許せないことではないかと思うのです、許せないこ とではないかと。建物はつくりました、子供たちはいます、金は投資しました、建物はできました。 先生がそろわないから子供たち入りたくても入れないというのは、非常に私これナンセンス、おかし いやり方ではないかと思うのですが、市長、その辺どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 保育ニーズに合わせて20人定員を伸ばしてオープンさせて、1月1日から 受け入れることが可能なのは3歳児未満1人ふえて103名という答弁をさせていただきましたけれ ども、私の認識としましては、ニーズがあるのに職員が配置できないのでそれを受けることはできな いというのは本末転倒だなというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) それでは再度お聞きします。   今私の記憶というか調べた中では11月末ですけれども、山辺里保育園にゼロ歳児で4名の方が 入りたい、1歳児で2名の方が入りたい、2歳で1名、3歳で1名、合わせて8名の方が入りたいと いうデータあるのですけれども、これはどういうことでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 入園を申し込んでいるのですけれども、入れないという児童がいると、 そういうことです。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 市長、こういうことなのです。入りたい子供はいる。先生がいないというこ となのですよ、先生がいない。入りたい子供いるのです。建物はでき上がっているのです、6,100万 かけて。私はこれはおかしいと思うのです。こういう施策をやっていてはだめだと思うのです。やは りどんなことがあっても子供たちが入りたい。そしてそのために6,100万からの投資をした。建物 はでき上がってオープンしていると。先生はそろわないと。やはりなぜそろわないのかと、そこなの ですよ、今度、そこ。なぜそろわない。募集している。確かにハローワークに出ていました。1日お 幾らのお値段、時給何ぼです、日給何ぼですという格好になって賃金が出てハローワークで募集して いますよ、一生懸命。それから、やはり担当課のほうではそれなりに努力もしていると思います。そ れから、当然山辺里保育園の先生方はあっちこっちに声をかけながらやっていると思います。それで もやはり集まってこないのではないかと。やはりこれにはその処遇、待遇というのですか、私はちょ っとずれるかもしれませんが、学校教育課長、あなたのほうでもやはり臨時の教職員という募集をし ますね。今募集、たまたま私もホームページ見たら来年度のやつが出ていましたけれども、どんな状 況ですか。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 来年度の分は今募集を始めたばかりということで、状況というのは まだつかんでおりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) 私この間の広報のところにもこの募集の来年度のやつ出ていました。その中 で学校の教職員の臨時の募集、日額1万1,200円でしたか、単価が出てます。確かに4年間の教員 の資格までは取らなくても、教員の単位は全部取っていると、大学を卒業をしているという部類に入 ってくると思います。それから、保育園の保育士というのも短大もしくは専門学校の保育士の免状を 持った方々だと思います。最低でも2年間もしくは4年間の大学を卒業して保母さんになっていると 思います、資格的には。私この単価の差が、保育園のほうが8,200円とたしか出ていました、8,250 円だったか。たしかそのぐらいの金額で出ている。やっぱりこの中で差がついているのです。そうい うところで私こんなことを言って失礼かもしれませんが、やはりそういうところの見直しというのも。 やはり集める胎内市、新発田市から先生を集めてもいいわけです。確かに新発田市、胎内市の私臨時 の保育士の単価も調べました。村上市が劣っているということはないのですけれども、やはり待機児 童を解消するためにもやっぱり子供の育成、未来の子供を育てるということからもやはりこういうと ころには投資をしてもいいのではないかと、そう思っているところでございます。最後ですが、市長、 その辺のお考えはどうでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 先日稲葉議員の一般質問の際にお答えをさせていただきましたとおり、その ときに私は職員が配置できないがゆえに103人でとどまっているという趣旨での発言をしたつもり がなかったものですから、また今議員からご指摘をいただきましたとおり、そういう実態であること を承知しておりませんでした。不覚だというふうに思っております。   これまでも、その際にもお話を申し上げましたけれども、やはり臨時保育士の賃金単価が低いこ とによってなかなか集まらないという状況がありましたので、今回は他の臨時職とは別途大きく賃金 の改定をさせていただきました。その結果、比較的臨時保育士の皆様方には村上市を選択してもらう ということにつながったというふうに思っております。   それとこれまで経験していただいた方々につきましては、今後の賃金のベースアップ相当分を賦 課していくという仕組み、また村上市の臨時保育士として前歴、経験がある方につきましては、年度 途中でありますけれども、職員としての採用枠を広げて今回3人採用させていただきました。打てる 手はあらゆる手を打ちながら、職員を確保するという政策には取り組んでおります。村上市の体力の 中で精いっぱいのところまで頑張ってきたのではなかろうかなというふうには思っております。これ は全庁挙げて臨時の職員があるわけでありますけれども、その中で特に保育士に特化した形での政策 だったということで、全庁にご迷惑をおかけしながら、また他の臨時職にも若干のご迷惑をおかけし ながら、そこのところにピンポイントで手当てをしていったということで、大きな効果があったのだ ろうなというふうに思っております。   ただ、今そこまでやってもなおかつそういう現実があるということを今お聞きをしましたので、 早速研究をさせていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) よろしくお願い申し上げます。   最後にいたします。2ページ、3ページ、健康の増進の医療体制の充実という格好で、一般質問 の中でも出てきておりました医師の不足、医師の確保というのは非常に新村上総合病院を建設する上 でも、これから本当に取り組まなければならない私業務だと思っております。それこそ建物はできた けれども、医師がいないというようなことはさせておけません。それでここの主要施策の中に、市長 の考えが今決まっていれば発表していただきたいのですけれども、市内の医療機関の医師等の確保に 向け、奨学金制度を創設したいという格好で。しっかりしたお考えでなくても、そういう素案があれ ば、お気持ちがあれば述べていただきたいと思いますが、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) そこに記載をさせていただきましたとおり、医師をこの地域で医療に従事し ていただくために、せんだって申し上げましたとおり、UIJターンによる奨学金の減免制度と同様 なスキームで、今制度設計をしている最中であります。 〇議長(三田敏秋君) 本間善和君。 〇3番(本間善和君) ぜひとも私は大胆な施策を検討していただきたいと思います。   以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) 次に、10番、本間清人君。 〇10番(本間清人君) お疲れさまでございます。議長、ちょっと俺質問する前に、私も議会運営 委員会のメンバーとしてちょっとお伺いしたいというか、これから考えてもらいたい。今議会の改革 もやっているわけですが、今の質疑のやり方をやっていますと、これ自由討議ですよね。普通の議案 が出てきた場合に3問までというのは時間厳守とか、その項目についての質問のみという質疑なわけ ですから、これ一般質問でやれと今までだってみんな言っていませんか。自由にこんな形で討議させ ていれば、代表質問もこの質疑も変わらなくなります。俺はずっと教えられたのは、その項目につい てこういうふうに書いてあるけれども、これどういう意味なんだとか、これ3つと書いてあるけれど も、5つにしたほうがいいのではないかという質疑しか今までしてくるなと言われてきました。その 辺もう一回議会運営委員会でちゃんとやりませんか。そうでないといつになっても自由討議で一般質 問です。 〇議長(三田敏秋君) そうそう。一応そういうことでやってください。 〇10番(本間清人君) まずは4ページ、5ページです。4ページの下の段、市民等の協力や役割 という中に、子どもが安心して育つ家庭環境づくりの実践と書いてありますが、その環境というのが どのような環境が望ましいと考えているか教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) やはり子供が最もよいというのでしょうか、そういった家庭環境、子供 が育つには非常にいい環境だというような形で考えています。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) それは何でも子供にいい環境に決まっているではないですか。だからどの ような環境づくりが望ましいと考えられるのですか、具体的に。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 具体的にと、非常に説明するのにあれなのですが、一応それぞれの家庭 があるかと思います。そういった中で家庭環境が子供を健全に育成していくために大切なというので しょうか、そういった環境であるというふうに考えています。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 子供たちが健やかに成長していく過程において、やっぱり自分が愛されてい るのだという環境が必要なのだろうと思います。特に家庭であればお父さん、お母さん、おじいさん、 おばあさんからしっかり愛される。兄弟としっかりと信頼関係がつくられているという、そういう家 庭環境、そういう中で育つことが大切なのだろうというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その下の段でありますが、子どものための保育園と保育環境づくりの理解 と書いてございます。子どものための保育園は当たり前なわけでありますが、どのような考え方かを 教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 子供の利益が最優先されるというようなことで考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 隣の5ページに移ります。3番目の項目の中の上から4行目、子どもが安 全に遊べる場所や親子が集える場所づくりを進めますということでありますが、これは先ほどの一般 質問の中にも私のほうで公園等々いろいろ出しました。総合計画の中の部分も一般質問に入れようと 思ったのですが、総合計画は一般質問とは違って総合計画で別枠で質疑をとっているので、そちらで 質問してくれということだったので、このことをあえてつけ加えます。この部分については、例えば そういう場所というのは私が言ってきた公園づくりなのか、それとも市長が先ほど答弁の中にありま した支援センターの土日体制とか、その具体的な方向はどういった方向なのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 端的に言いますと両方というか、対応がやっぱりそういう場所、時間も含め ての空間というような捉え方をしていただいて構わないと思います。それはハードウエアとしての公 園もあるでしょうし、ソフトウエアとしての人材を育成してその空間を使って子育てを支援するとい う仕組みもあると思います。そこに子育て支援センターの部分も含まれるということでの対応であり ます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 一番下の段にあります仕事と子育てを両立できるよう、市民や企業に向け ワークライフバランスの推進を図りますと書いてありますが、これは具体的に言いますと、どういっ たことか教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) ワークライフバランスに向けて企業等に啓発を図っていくというような ことでございます。当然福祉だけではなくていろいろ商工とか、そういった関係と協力しながらやっ ていきたいというふうに考えています。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 先ほど一般質問に言った企業支援型、ああいった形のものの推進と、例え ばイオンですとかああいうスーパーにもそういった託児所みたいなのがあれば、また全然違ってくる わけではないですか、土日にしても。そういうのの推進をぜひこれからやってみていただきたいなと 思います。   進みます。23ページです。23ページの3番目にあります岩船港利用促進協議会等と連携したポ ートセールスを実施しますと書いてあります。岩船港利用促進協議会、私も実は会員の一人でありま して、その中で先般も市長、みなとオアシスの認定を受けられたわけでありますが、せっかく認定を 受けられても、13ある特定港湾に指定されても、何となく前に進んでいないというような現状があ ろうかと思うのです。その中でこのたびも、市長がちゃんと受けられたみなとオアシス認定を受け、 具体的に今後岩船港の活用、物流拠点としても大変重要なことではありますけれども、道の駅にかわ る港の駅化ということが先日の会議でもお話しされていたと思うのです。そのことについて村上市と しての考え方をお示しいただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 地域特定振興重要港湾の13のうちの1港であるわけでありますけれども、 岩船港が選定されているのが観光、人が交流する港というふうなスキームでの認定でございますので、 他の大きなコンテナターミナルを持っているような大きな港湾とは若干趣を異にしているわけであり ますけれども、逆に言うとそれをうちの戦力的に使えるポイントとしてということも可能だというふ うに思っております。特に港のポテンシャルを考えたときに、やはりそこで水揚げされる魚種、これ を有効に活用して、それを販路を拡大して広げていく。さらには広げた販路をもとにして逆に集客に つなげるというふうなところ、これも一つの大きなポイントかなというふうに思っておりますし、あ とは日本海側沿岸における各港湾、みなとオアシスがつながっていっているわけでありますので、そ こで実は観光周遊ルートのエリアとして捉えた場合に、例えばクルーズ船の寄港、どこかの港でやっ てそれがみなとオアシスで連携するというふうなことも可能ではなかろうかというふうなことの研究 も今始めておりますので、そういったことを具体的に提案をしていって、少しみなとオアシス、いわ ゆる岩船港の認知度、知名度、これも少し刺激を与えていきたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 続きまして、25ページに移ります。ここの5番目に書いてあります市、市 民、事業所、まちづくり協議会等との協働により、道路の環境整備を推進しますと書いてございます。 この中に市、市民、事業所、まちづくり協議会、先ほどの一般質問の中でもあります例えば先ほどの 落ち葉の整理整とんなんかにしても、この中で一番最初に市が入ってきているわけです。だからやっ ぱり先ほど市長も言っていた地域住民、またボランティア団体の方にご協力を今後お願いしたいとい う中に、最初に市が入ってくるわけですから、市の職員も率先して進めていくという考え方も大事な のではないかなと思いますが、道路の環境整備を推進していく中でどのように環境整備をしていくの か教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 建設課長。 〇建設課長(中村則彦君) 今道路環境整備につきましては、個人の方が自宅前の草取りしてもらう パターン、それから町内会あるいはまちづくり、市と合同とかさまざまなパターン、私ちょっと数え ただけで7パターンぐらいございます。それをやっているわけでございますが、例えばですけれども、 先日落ち葉の集積でございますが、落ち葉ですとある程度落ち切った状況を見て道路清掃車を入れま して、そこで住民の方々に沿道から出てきていただいて手伝いをしていただくとか、さまざまなやり 方があります。そのほか市が交通整理をしまして地区の方々に枝を剪定していただくとか、そういう パターンもございました。そのようなことを地区と市とそれとまちづくり協議会一体となって、タッ クを組んでこれから進めたいというふうなことでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 27ページに移ります。この1番目のまちなか循環バスの運行に高齢者や障 がい者などにも配慮した新型車両を導入しますと書いてあります。これは今回の議案の中に出てきま したバス購入の件もあろうかと思うのですけれども、今までは例えば新潟交通さんであるとか大滝観 光さんであるとか外部委託でバスの運行をお願いしている部分もあろうかと思うのですけれども、恐 らく我々が例えば視察ですとか閉会中の事務調査に行きますと、市の職員がマイクロバスを運転され て行ってもらいます。私も大型持っているので乗れるわけでありますが。例えばこのバスせっかく市 で買ったわけでありますので、それを外部委託ではなく市の職員が運行するということになると、か えって逆に自由に私は回せるのではないかなと思うのですけれども、そういった考えはありませんで しょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 一つの可能性としては今までも随分とそれを研究をしてきました、直営でや るパターン。そうしたときに市の事業という形で大きな枠組みをかぶせていくということ、それと旅 客業としての運行というもの、いろいろな制約もあるものですから、その辺のところは公共交通の協 議会の中でしっかりと積み上げていった結果が、今これだということであります。   あと一つの可能性として考えられるのは、他の自治体で取り組んでいらっしゃいます例えばバス 会社さんをリタイアされた皆さんとか、そういう方が地域の中でNPOをこさえていただいて、コミ ュニティバスを運営していくというふうな形。これですとNPOの皆さんが人件費相当分を稼ぎ出し ます。ほとんどボランティアみたいなスキームでやりますので、そういう意味では今非常に問題にな っている人件費の部分を軽減をさせながら、効果的なサービスを提供できるというものもありますの で、そういうものも一つの選択肢としてあわせて研究をしていきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 続きまして、29ページに移ります。1番目の中に入っております道路の無 電柱化等により、まちなか回遊性の向上を図りますと書いてあります。今現在ですと皆さんおわかり のように、羽黒町の丁字路から上町、安良町の間までというところは今電線が全部下に入っておりま す。きょうも朝日地区で停電があったようでありますが、そういったこともすごくああいうふうにな りますと回避されるわけであります。今まちなか回遊性の向上を図りますと書いてあります。今後具 体的にはそれを、例えば今後は大町、上町、例えば安良町、小国町、鍛冶町、肴町、ああいう間にも、 お祭りの屋台が巡業するようなところ、特に。それを全部無電線化にしていこうというような計画で 載せているのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 現在村上市においては景観計画で計画区域をかぶせております。それと今回 歴史的風致維持向上計画の認定も受けました。重点地区はお城山の村上城跡を中心としたこのエリア でありますけれども、市域全体をエリアとして認定をいただいておりますので、電柱の埋設に伴う無 電柱化、前はなかなか高価だったのですけれども、今安価でできるようなそういう技術も発達をして おります。そうしたときに目に見える形が具体的に変わる、このやっぱり効果というのは非常に大き いのだろうなというふうに思っておりますので、当然ここのまち歩きのエリアもターゲットにしてい ますけれども、例えば特に随分とこういう形で修景が変わるねという意味合いからいいますと、例え ば塩谷の集落でありますとか、小俣の街道筋であるとか、そういうところも含めてターゲットにして いきたいというふうに考えておりますので、とりわけここを中心にやっていくということの今優先順 位はまだ決めておりません。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ちょっと1点だけお伺いするけれども、それに対する関連の質問をさせて いただきたいのですが、これ前から私言っていたのが、もう今下水道工事大分終わってきたのですが、 下水道工事でせっかく穴掘っているのだから、そこに電線の工事を一緒に埋設したらどうだというこ とを言ったことあるのです。ただ、これから水道管だって老朽化してくれば、いずれはかえなければ いけない。だったら下水にしたっていずれはかえなければいけない。そのときに埋設工事を同時に並 行して電柱の電線を下に下げて、それを埋めておくという工事はできないものなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 率直に申し上げまして私も同感であります。ただ、いろいろな制約、ルール があるものですから、なかなか同時に進行できないという、そういうジレンマも感じながらでありま す。ただ、今後下水道工事が平成30年におおむね完了を迎えるということ、それを踏まえて次の社 会資本整備をどういうふうな形でもっていくのかということを考えたときに、見た感じはまた掘り起 こすのかいというふうなイメージになるかもしれませんけれども、やっぱりそれは維持継続できるよ うな市場経済を回すという意味合いからも、しっかりと電柱の埋設に伴う無電柱化、これについては しっかりと腰を据えて対応していきたいということで現在考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) ちょっとしつこいようですが、もう一点そこにつけ加えます。例えば建築 物なんかですと、いずれはそこに電線が入るかもしれないといってコア抜きってあるわけです。紙の 管をわざと入れておいて、いつでも電線が通せるように。天井裏とか床でもこういうふうにあるわけ です。例えば電線をそのときに通しておかなくても、コア抜きとしてパイプだけでも通しておけば、 カテーテルみたいに後から入れてやればいいわけです。そのようなことができないかと。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 手戻り起こさないような仕組みとしては非常に有効な手法だなというふうに 思っております。我々が今考えているそういうところにそれを導入することが可能かどうかというこ ともあわせて研究させてもらいます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その下の2番目に移ります。村上駅周辺まちづくりの推進という中に、地 区内道路の整備を実施しますと書いてあります。地区内道路という地区内も含め、道路整備等の内容 をちょっとご説明いただきたいなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 都市計画課長。 〇都市計画課長(東海林則雄君) 地区内というのは、今予定されている病院の周囲の道路を今の計 画の中では地区内というような形で考えておりますし、そこから大きな道路と結ぶ幹線道路について も今あわせて整備しているところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 31ページに移ります。公営住宅の整備という中に、特に老朽化の著しい公 営住宅の整備を計画的に進めますと書いてあります。旧村上地区でありますと、中川原団地なんかは 非常に著しい老朽化になっているわけでありますが、住民の方とも先日いろいろお話をしました。た だ、新しく建てかえていただくのには大変ありがたい話なのだが、それを建てかえた場合には恐らく 家賃もそれに伴って上がりますよねと、そうなった場合に我々としては生活が苦しんで困ってしまう というような話もございました。その辺を含めた今後の計画を教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 都市計画課長。 〇都市計画課長(東海林則雄君) 議員おっしゃられますように、新しく国の補助をもらいながら公 営住宅を整備するときには、家賃の算定のときにも経費等加算されることになりますので、若干新し く整備すれば家賃は上がってきます。あとは家賃を今計画しているのは平成33年、平成34年ぐら いに建てかえを予定していまして、その中で上がる分の家賃の対応について今どうするかというとこ ろまでは議論に及んでいないところですけれども、当然今中川原に住んでいる方たちは安い家賃で入 っているわけですので、これから十分な検討を重ねていきながら住民の理解を求めていかなければな らないというようなことで考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 33ページに移ります。2番目の農業の効率化と担い手の確保の中に、戸別 経営体から大規模経営体や法人経営体等への移行を推進しますと書いてあります。これは副市長にご 答弁いただきたいのですが、副市長も今までは前職が大規模経営体での法人化農業でございました。 そうすると、農協との弊害と農協さんとの調整も非常に重要なことになろうと思いますが、農協の役 割、そして法人経営体に移行した場合に、農協さんとの調整はどのように考えているかをお聞きした いと思います。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) 実は来週2つの農協の組合長さんと個々にお話をする機会をいただきまし た。私が何を考えているかといいますと、今議員のご質問に答えながらお話をさせていただきますが、 確かに大規模化、農地の集約化は大事なことです。これは第一には生産コストを低減するための有効 な手段ではありますが、市内全域がすべからくそういった形になるかというと、これやっぱり多少無 理があるのだろうと。当然戸別的経営体を残しながら先ほど本間議員のご質問にもお答えしましたけ れども、そういった地域とそうではない平たん部についてのやっぱり峻別が必要なのだろうと。しか も、JAさんとの関係におきましては、生産性と農産物が多様な販売手法があっていいのだろうとい うふうに思います。今は特にお米を中心に考えれば、JAさんの取り扱い量は圧倒的に多いわけです し、それが一番確実なリスクの少ない販売手法ではあります。ただ、残念ながらそれがいい意味で販 売できているかというと価格面で多少不満の残るところはあります。ここはJAさんにもぜひ頑張っ ていただいて、JA独自の販売を、チャンネルをふやすということにぜひご協力をいただきたいと思 いますし、それが村上地域の総合力のさらなる発揮につながるのではなかろうかというふうに思いま す。そんな思いを持ちながらJAさんともうまく調整を図りながら、効率の高い経営と付加価値の高 い農産物の販売をあわせた、そんなことを団体とともに進めていければいいなというふうに思ってお ります。   よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 今の関連でもう一点聞きたいのですが、私もずっと以前から思っていたの が、今副市長がおっしゃった付加価値という問題です。例えば岩船米とか村上牛とかブランド製品が ありますが、例えば村上牛というのはA4、A5でなければあとは新潟和牛になってしまうわけでは ないですか。岩船米コシヒカリと出しても、例えば荒川の米も山北のお米も一緒にまぜて農協でとい うふうになりますと、それが例えば1等米ならばもう岩船コシヒカリになってしまう。それはちょっ と何かおかしいなという気がするのですが、そういう面の考え方はいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) これは集荷という問題もございまして、特に管内によく設置されておりま すカントリーエレベーター、ここに入りますと、幾つかのといいますか、相当の農家の個々で生産し た米が一緒に入ってしまうという、こういうメリット、デメリットいろいろあるのですけれども、そ ういった実態はございます。ただ、おっしゃるように産地が岩船は一つですけれども、その中でも多 少条件の違う、いわゆる品質の多少異なるところもございます。そこはしっかりと分けながら、それ に見合った販売の手法というのはあるかと思います。それも含めてJAさんと一緒に考えて実現させ ていきたいというふうに思います。   よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その次、下に移ります。魅力ある農業への変革を図り、担い手が育つ環境 づくりに努めるとともに、新規就農者が参入しやすい体制を支援しますと書いてございますが、これ は以前にご説明いただきました新規就農者に関しまして、年間100万円、それを5年間続ける、そ のことなのか。それプラス何かまた考えている施策があれば教えていただきたいなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 今ほど本間議員がおっしゃいました市単独の部分もありますし、ほ かにさまざまな農業の形態、園芸をやりたいとか水稲プラス和牛とかいろいろな形態を想定しており まして、個人がやりたいという魅力を引き出してあげたいというふうなことで就農を推進していくと いうことでございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 続いて、39ページに移ります。3項目めにございます中心市街地の活性化、 まち並みを活かし、商店街等の魅力の向上を図ります。いつもこんなようなことが書いてあるのです。 書いてあるのですが、この先がどうしたのだろうということになるのですけれども、この先どういう ふうにいくつもりなのか教えていただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) やはり議員もごらんになっておわかりのとおり、例えば町なかをああいう形 で景観をちょっと修景をいたしますと、随分と雰囲気が変わっていきます。そういうところを含めて やっぱり元気をあげてやれる仕組み、ここにしっかり応援をしていこうというふうなところを考えて おりますので、計画の中身、これ予算ベースになると思いますけれども、具体的なそういう支援策も 含めて考えていきたいというふうに思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) その下に移ります。空き店舗などを活用した創業支援等を推進します。例 えば千葉の柏市なんかはシャッター街にアートを描いたりして、そこにミュージシャンなんか並べて 町なか。あとどこのまちだったか、ちょっとこの間たまたまNHK見ていましたら、町なかに集まる というのは、プロデュースする方いたのですけれども、そこに子供の運動会をしたり、将棋やったり 囲碁やったりする、デパートの跡地にエアロビクスだとかいろんなそういった教室を入れたりという、 そういったまちづくりをしていたところありました。そこの商店街に行けば何かしらあるのだろう、 何か楽しめるのだろう、子供から高齢者の方までいろんな年代を通して遊べるのだよというのは、物 すごく魅力的な商店街づくりをしていた。全然商店もう廃虚なのです。なのですけれども、そんなふ うに変わっていました。そういった中での空き店舗などを活用して創業支援、これは村上市としては 今どのような考え方なのかをお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 最近特にイベントとかそういう会場のところでマルシェ形式の出店がよくあ りますけれども、あれを例えば今空き家が並んでいるところにストンと町並みでやっても可能なのだ ろうなというふうに思っています。そういう活動もできますし、町の持つ修景を含めて考えたときに、 それがいいパターンもありますし、子供たちを遊ばせるパターンがいいのもあるだろうし、いろんな 形があると思いますので、そういう中で活用していくということを考えていきたい。それと例えばま ち歩きをしていただいている市街地においては、空き家がぽんぽんとできてきていますので、例えば それを休憩施設にしたりとか、そこで例えばあそこで起業されたい方がいればそこを提供できるとい うような、そういうものも含めて少し柔軟な対応ができるような、そういう空き家活用をしていきた い。構わないでおけば壊れていくだけでありますので、使えるうちに必ず手を入れてそれを活用して いくというのが大切だと思います。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 41ページに移ります。41ページの5番目の観光プロモーションなのです が、そこの2番目の項目に、首都圏、関西圏などを中心に、鮭文化や食等の特色ある地域資源を生か したプロモーションを実施します、こういうふうに書いてございます。これは前市長、大滝市長のと きいろんな私の質疑の中に、そういうのをPRしているのではなくて、それを実際例えば柳カレイに しても鮭にしても来ていただいてここで食していただくのだということをかなり前市長は言っておら れました。ここにはそういったものを生かしたプロモーションを実施するとしか書いていないのです が、その辺はどのようなお考えなのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 当然前大滝市長が申し上げていたところも重要な視点でありまして、実は結 果的にこっちに来ていただいて、ここで交流をしていただくということが必要なわけであります。こ こに私どもが言っているプロモーションにつきましては、それをすることによって集客につながると。 実は観光行政を考えたときに、いろんな方々がやっぱり仲間づくりをしていって、どんどん、どんど ん拠点を伸ばしていったときに、村上と関西圏がつながっている、村上と関東圏がつながっていると いうようなところから、どんどん、どんどん集客にもつながるよというようなお話もいっぱい聞いて います。ですから、これをプロモーションすることによって、まず持って行って見ていただいて体験 していただく。その結果のあらわれとして来ていただいて、ここで食していただくというところにつ ながるのだろうと私は思っておりますので、これは双方向の交流ということに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 最後になります。45ページであります。ここの消防団に関しまして4番目、 消防団の充実と組織強化と書いてございます。消防団員の加入促進を図りますと書いてありますが、 実はきょうの議会前に飯野のほうで火事ございました。その火事に、私も消防団員ですので、行って きたわけでありますが、時間帯やなにかに応じては、消防団員というのはそれが職ではございません ので、消防署の方々はそれが職ですからあれですけれども。やっぱり村上近郊で仕事をしているわけ でもなければ、新潟という方も消防団員の中にはいるわけです。加入促進を図るはいいのですけれど も、例えば本当に村上の中に毎日商店街であるとか例えば工業団地であるとか、そういうところに勤 めているのだという方の消防団員をふやさない限り、時間帯が夜中、大体火事夜中なので、夜中の2 時、3時だったらこれいいです。でもそのときは晩酌している人がいっぱいいるのだ。だから、その 辺のことも考えた中での加入というのをどのように考えているか教えていただきたいなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に悩ましい部分です。そう言われると多分返す言葉がないというのが今 の実態であります。定員が割れている状況でありますけれども。先日防災の有事の際の対応で、私も 時間が違うことによって対応する人間も違うよというお話をさせていただいた記憶があるわけであり ますけれども、そういう状況ではあるのですけれども、何としても団員としての数を確保していかな ければ、やはり有事の際の対応、要するに資機材を動かすに当たっても当然定数がいるわけでありま すので、そこを確保したいというのは我々の考え方であります。それが市民の安全安心につながりま す。   あわせて例えば今議員からご提案いただいたような、時間帯において集約されている人口の中か ら企業に協力をいただいてそれを供給してもらうということも非常に大切だということで、今協力事 業者には賞状をお渡ししながら、この事業者は消防団員活動に協力してくれている事業者だというこ とで、そのメリットも含めて、何らかのメリットがなければだめだと思いますので、この辺も含めて どんどんそれを広げるということもしていきたいなというふうに思っておりますし、例えば一つの方 法としては各自治体が取り組んでいるような職員が消防団員になる、また学校の生徒児童が消防団員 として活躍することによって単位につながるというようないろんな切り口はあると思いますので、そ こを積極的に検討しながらこれから団員の確保に努めていきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 関連してその質問なのですが、例えば各町内とか組織で自主防災組織推進 しているわけであります。その辺で本庁の職員でも自主防災組織なんていう組織化はある。例えばク ラレさんだとかああいう工場行きますと、工場内に消防車独自のやつを持っていて、それで社員が組 合をつくって消防団組織をその工場内でつくってしまっているわけではないですか。例えば市長、そ んな例えはよくないかもしれないですけれども、市場通りで火災になりました。職員の方、この窓か ら火事だぞなんて見ています。やっぱり行って来いと言いません。だからその中で職員にもそういう 態勢をつくったらどうでしょうか。山北が火災だから職員行って来いというわけにいかないけれども、 きょうにしたってあの朝の中からばたばたしている時間帯に飯野であったり、たとえ本当にこの脇と いうことだってあり得るわけです。そういうこともこれからは考えるべきなのかなと。職員、職員と ばかり言っていると職員の方に怒られてしまうけれども、組合の方とかにも。でもせっかく職員さん はここにいるわけではないですか。その辺も少しやっぱり、毎日、毎日火災あるわけではないのだし、 年に数件、数十件の中でどんなものかなと思うのですけれども。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 例えは若干異なるかもしれませんけれども、今回の鳥インフルエンザの発生 に対する市の対応としては非常に職員の皆さんが勇猛果敢に業務に向かっていくということで、私は 本当に感動しているわけでありますけれども、そういう意味合いからいうと議員が今ご指摘のとおり、 職員はそういう責務をある意味担っている部分があると思いますので、そういうところも事前の準備 として速やかに有事の際には出動できるような、そういうことをこれもあらかじめつくっておかない と、どうする、どうするという話になると思いますので、しっかりと担当課と詰めさせていただいて、 具体的に動けるような、そういう形をつくり上げたいなというふうに思います。   ありがとうございます。 〇議長(三田敏秋君) 本間清人君。 〇10番(本間清人君) 済みません、質疑ではなくて、最後にちょっと失言をしたので、訂正と職 員の名誉のために。   確かに熊本地震で派遣をされたり、中越沖または東日本大震災のとき職員を派遣して、それで消 防署の方々も村上消防隊というああいうヘルメットが載ったりして、本当に尽力いただいることに感 謝申し上げます。ただ、何となく外にはそうなのですが、日本の国と同じで外には金出すけれども、 中には金使わないみたいな、それと同じような感覚がちょっとあるものですから、ぜひ職員の方、外 には結構本当は活躍して、皆さん本当に今回の鳥インフルエンザにしても、例えば熊本の地震にして もすごく行っています。本当に感謝しています。でも何か中に関してはどうなのかな。たったごみひ とつ拾うにしてもどうなのかな。その辺のことを何とかしてもらいたいなということだけで。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ご指摘のとおりだというふうに思っております。ただ、我が村上市の職員は やはり市民の安全安心、市民の幸せを最優先に考えていただいていると思っております。その結果が やっぱりよそに対する痛んだところにもその思いではせ参じることはできるのだろうというふうに思 っておりますので、そういう気持ちをしっかり忘れずに、市民の皆さんのところに具体的に届くよう なところ、それをお見せできるような形の制度づくりをしていきたいというふうに思っております。   ありがとうございました。 〇10番(本間清人君) ありがとうございました。終わります。 〇議長(三田敏秋君) 午後2時30分まで休憩といたします。           午後 2時15分  休 憩                                                        午後 2時30分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、12番、小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) では、質問をさせていただきます。   基本構想ありますけれども、基本構想のところでちょっと触れたいと思います。文言とか色とか デザインとかかなりいろんなアンケートをもとにしたり、市議会等でいろいろもんだのかなと思うの ですけれども、こちらに第1次村上市の総合計画ありますけれども、今出たやつはそのままの色で、 こういう製本になるのかどうなのかお伺いします。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 皆さんにお示ししているこれにつきましては、この色でいきたいと いうふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 見ていますと、基本構想の1ページ、第1次村上市総合計画から2次の村 上市の総合計画、ここにも書いてありますようにステップアップしているのかなというイメージを受 けるような書き方だなと思います。それから、2ページも基本理念、3つあるわけですけれども、こ ういったものもカラーを使いながら、えてして頂点にあって4時と8時の方向に来るのが普通なので すけれども、こういったつくり込みはなかなか見やすくてわかりやすいのかなど、リンクしているよ というのがわかるような感じです。   ただ、残念なのが6ページのほう、円柱をイメージしていると思うので、こういった配置だとは 思うのですけれども、2ページのラインがここに来ていると、もう少しよかったのかなというふうな 感想はあります。   では、基本計画のほうからちょっと質問させていただきたいと思います。ページ数が2ページ、 3ページですけれども、こちら全てにおいて平成33年の目標値というのがあります。こちらのほう の数字の積み上げとかというのはどのようにしてこれが出てきたのでしょうか、お伺いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 目標値につきましては、それぞれ各課が定めました目標値をここに 埋め込んだという形で、シートとして各課でつくり上げたということです。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) では政策推進のほうでは出てきた数字に対して口を挟むというのはちょっ と変ですけれども、もう少しここはどうにかなるのではないかというのはなかったということですか。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) これにつきましても当然基本計画ですので、審議会の議案でありま す。それで見ていただいた中ではこの目標値が先ほどやりとりがあったように低いのではないかとい うような意見というものはありましたので、担当課にその旨情報として、審議会の意見としてこうい うのがありましたよというのは伝えました。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 大体のところが数値が上がっていますので、悪いのは下がっていますし、 できればその目標値に近づくべく担当課で努力していただきたいと思います。   2ページ、3ページですけれども、ここに主要施策の中に自殺予防対策の推進というのがありま す。ことしの4月に一部法改正があって、私たち市民厚生でも秋田のほうに自殺対策のほう行ってま いりましたけれども、これを改めて書いたというのでしょうか、私1次の計画をある程度見まして、 これは新しく出てきたなという部分を中心に伺っていきたいと思いますので。自殺予防対策の推進と いうのは1次のときにはなかったわけですが、この辺が出てきた経緯についてお伺いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 村上市で条例をつくりまして、それ以降に自殺予防行動計画が平成 27年3月にできましたので、自殺予防の取り組みを強化しようということで上げました。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 薄々と住民の方もわかってはいるのでしょうけれども、やはりこういうふ うに現状と課題のところで数字とかあと県よりも高いとか、そういったものが出てくると、やはり市 民の方の取り組み方の違いとなりますので、その辺のPRをぜひ進めていただきたいと思います。   続きまして、4ページ、5ページですけれども、現状と課題のところで下のほうに3歳児から5 歳児の肥満が高いと。それと精神発達や情緒行動に問題がある子どもが多くなっていますということ で、主要施策の中で専門医健診により発達障害など早期発見につなげるというのと、8ページ、9ペ ージにも障がいのある児童に対して早期発見や療育体制の強化に向けて、関係機関と協力した体制づ くりを進めますと記載されていますけれども、この辺のところについてお伺いいたします。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 専門医というのは、保健所でやる療育相談とか小児科の専門医の先 生にきちんと診ていただくということです。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 1次のときには書いていなかったので、2次のときには積極的に取り組ん でいくよという理解でよろしいでしょうか、答弁をお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 発達障がいの子供たちがかなり最近はふえていますので、積極的に 取り組みたいと考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) それと5ページのところの主要施策の1、母子保健のところで、若い年齢 での不妊治療の開始につながるようということがございます。1次のときには若い年齢でもというの がなかったように思いますけれども、これはどういうことでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 不妊治療の上限が43歳未満ということで、県と同じに市もあわせ て決めました。それでやはり高齢になればなるほど卵子は老化しますし、妊娠しにくくなりますので、 早いうちから不妊治療、妊娠できにくい人は若いうちからやってほしいということで取り上げてあり ます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 悩んでいる方というのはやはり多いと思いますので、その辺のところの施 策の徹底をぜひお願いいたします。   続きまして、6ページ、7ページ、高齢者の健康のところで主要施策の1番の3つ目の中で、新 潟リハビリテーション大学や総合型地域スポーツクラブ等と連携した事業実施によりというようなく だりがございます。これは具体的にどういったことでしょうか。大学名は出ていなかったと思います ので、前は。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 現在新潟リハビリテーション大学から講師をお願いして、各家庭の ほうにも介護予防のリハビリの指導に行ってもらったり、そういった関係で、これが非常に有効だと いうことで、そういった事業に取り組んでいるということで具体的に名称を上げましたし、なおかつ 総合スポーツクラブとの連携により介護予防事業もあわせて実施しているということで上げておりま す。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 同じページの7ページの3番目、介護サービスの充実というところで、I CTを活用した介護情報と医療情報の共有化というのがありまして、市長もたしかこの講演会行かれ たのではなかったでしょうか、違いました。どのようにこれを連携して強化していくのかということ をお伺いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) いわゆるトキネットでありますけれども、介護事業所とか医療機関、 そういう方々が連携しながら情報の共有化を図るというようなことでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 県のほうもこちらのほう一生懸命取り組んでいますので、こういったIC Tの活用とか、共有化を図ることによってどこか認知の方がいろんなところに行ったりするときの発 見が早くできるとか、いろいろ私もこの講演会に参加させてもらって、非常に有効だなと思いますの で、その辺のところもしっかりと詰めていただければと思いますけれども、具体的にはトキネットの 部分だけでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 現在はトキネットのみということでございます。それから、坂町病 院はトキネットではなくて、資料持ってこないのですが、ちょっと別なシステムでやっております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) うまくその関係機関と連携してやっていただければと思います。   続きまして、31ページのほうに。主要施策、公園の適切な維持管理というのがございます。私 常々公園等に遊具が不足していると。先ほどの一般質問ではいろんなパターンの公園をつくっていき たいという市長の答弁がありましたけれども、まずほんのちょっと行くときに、遊具が何もないとと いうのがありますし、遊具があっても傷んでいて使えない、そういった声をよく聞きますので、ここ に記載したというのは大変真剣に取り組んでくださるのかなと思うのですけれども、この辺について はいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) なかなかハードウエアとして同じクオリティーを維持していくというのは大 変なのですけれども、やっぱりそれを活用していただく市民の皆さんからみれば、いつ行っても完全 な状態でなければ、これはなかなかだめなのだろうというふうに思っておりますので、そんなところ も見据えながら、そうすると今の村上市のキャパシティーの中でどれだけのボリュームで、要るのか どうかも含めて、そういうことも考えていきたいということであります。また、今議員ご指摘の、私 が申し上げました幾つかのパターンというのをつくっていきたいというのは、幾つかのパターンがあ るかと思うので、その中からチョイスをしながら、エリアごとに設定をしていきたいということであ ります。やっぱりあればそれはいいのでありますけれども、うちが管理運営できる、そういうレベル でのやっぱり配置も必要なのだろうなというふうに思っております。ただ、なかなかこれが難しゅう ございますけれども、しっかりと取り組みたいということで、ここに記載をさせていただいておりま す。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 修繕とありますので、前に越後杉を使ったらどうだというようなことも、 遊具の修理とかあと新しくつくる場合、越後杉を、せっかくいい材料がありますので、そんなところ もPRできるのではないかなと思いますけれども、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 積極的にそういう形で活用を図っていきたいというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 続きまして、37ページ、水産業の関係ですけれども、こちら主要な目標値 のところ、イヨボヤ会館の入館者がすごく多く見積もっていましたのが目を引いたのですけれども、 主要施策を見ていきましたらイヨボヤ会館のリニューアルというのが出てきています。これも新規の ことだと思いますけれども、この辺の部分について、商工観光課長どうでしょうか、農業水産課長で すか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 今比較的入場者が微減でございますので、この間の議会でもご答弁 させていただきましたとおり、イヨボヤ会館の職員の方と一緒にどういうふうにして持っていったら いいかというようなことで話し合っております。その中でリニューアルもありますが、具体的にこう いったことをリニューアルをしていこうというのは、今のところまだ具体的な案は出ておりません。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) そしたら積算の数字、6万人というのはどういったことではじき出したの でしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) 具体的な数字、やはり前年、前々年度というようなことで比較して いきまして、やはりこのぐらいの人数を入れないと活性化といいますか、イヨボヤ会館としての機能 を有効にできないのではないかということの、比較的具体的な数字ではなくて、思い入れをちょっと 込めたような数字であります。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 市長にお伺いしますけれども、私今商工課長課長と間違ってしまいました けれども、やはりこういったのは商工観光課と農林水産課と両輪でやっていくものかなと、リニュー アルの部分は農林水産ですけれども、PRとかいろいろな発信というのはやはり両課でやっていく。 プロジェクトチームでもあれば一番いいのかなと、個人的には思いますけれども、その辺のところは どう考えますか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 私が今日まで市政に当たらせていただいてて、各課の皆さん、意外とそうい うところの垣根がない状態でやっていただいていますので、それは心配ないのかなというふうに思っ ております。ただ、施設の整備上どこの補助金を使ったということで省庁分けみたいなところがある のでなっていますけれども、具体的に外に届いているときには、村上市の顔として届いていますので、 それは心配要らないかなというふうに思っております。   ああいう施設というのは、やっぱりしっかりとしたクオリティーを維持していることが大切だと いうふうに思っております。職員非常に施設をかわいがって力を注いでいただいておりますけれども、 それが訪れて来ていただいた皆様に伝わるパターンと、やっぱりここもう少しこうしておけばいいの にねというところ、要するに大切にするのはいいのですけれども、訪れる方が望まれるような環境と いうのも維持することが必要だというふうに思っておりますので、それはイヨボヤ会館のみならず、 全てのそういう集客施設において同様な考え方でこれから取り組みを進めていきたいというふうに考 えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 39ページですけれども、主要施策の中に5番、企業誘致・事業拡大の推進 というのがございます。1次のときには定期的、効果的な企業訪問によりというのがございませんで した。これを記載したイメージというのはどういうことでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 企業誘致の経費をいただいて積極的な展開をしたいところ、現実定 期的な企業訪問ができていないという反省点を踏まえまして、きちんとした訪問の計画をつくって回 りましょうということで内部で協議をして、こういう記載の中で取り組んでいこうという表記であり ます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 訪問した後のマニュアルシートみたいな、情報共有するための方法なんか も考えておられますか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) あわせての検証をしたいということで内部で詰めております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 続きまして、41ページ、観光の部分ですけれども、2の観光客の二次交通 の整備、レンタサイクルの整備・更新を図るというのがございまして、今村上市では民間でやってい るものと、イヨボヤ会館、おしゃぎり会館にもございますけれども、整備、更新というイメージはど ういったイメージでしょうか、ここに記載されたイメージは。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 議員おっしゃいますように、JR村上駅とあと大町の振興組合さん、 そのほかイヨボヤ会館、おしゃぎり会館でやっております。整備の中のハード面とソフト面の両面ご ざいまして、まず一義的に別な事業主体でやっていますので、乗り捨てができないというのが一つの ネックがありますし、内部的には整備、更新の中に川越等先進地でやっています乗り捨て型のものが できないかということも含めての記載とさせていただきました。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) その下のタクシー、バスの乗り継ぎ等による利用促進策、二次交通の部分 ですけれども、この辺のつくり込みはどういったイメージですか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) タクシー、バスと一概に書いておりますが、書き方ちょっと語弊が あって申しわけなかったのですが、基本的にはタクシーの乗り継ぎというものはございませんので、 というところはご勘弁いただきまして、タクシーにつきましては利用促進策といたしましては、基本 的には利用助成は考えられないかと。それから、バスについては乗り継ぎの関係を乗り継ぎマップ等 でご案内できないかというところを考えております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) そうですよね。電車でついたけれども、バスがないとか、結構あるのです。 その辺のうまい連携を他業種ですけれども、やはりそういった部分を細かく詰めて、時間的なロスが ないように、それでいてちょっと時間のかかる方が乗りおくれることのないように、そういう設定と いうのでしょうか、ぜひ調査をしてそういったつくり込みをしていただきたいと思います。   同じページの4番、観光施設の部分ですけれども、公衆トイレ等の施設整備や既存施設の改修、 観光地としてはトイレが重要なのだと、市長は常々言っておられますけれども、改修とか施設整備な ども当然洋式化もにらんだような整備を考えておられるのでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 今定例会でもご質問ありましたように、洋式化も含めて考えており ます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) やはり高山市は本当にバリアフリーとか、トイレの部分もそうなのですけ れども、段差だったり、来られる方のことを考えると市民の方も使いやすいというのが出てきます。 やはり公衆トイレ、観光客の方だけが使うのではなくて、市民の方も使ったりする場合もありますの で、そういった部分でぜひバリアフリーという観点も置きながら進めていただければなと思っており ます。   それから、43ページ、主要施策2番、若者の地元就職の促進とありますけれども、こちら真ん 中のところにインターンシップの推進を図るとともに、大学と企業のつながりを強化しますと、これ も1次のときにはなかった文言でございます。この辺についてはいかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 昨年度新潟県の取り組みといたしまして、県全体としてこちらのリ ハビリ大学も加盟しているソーシアムをつくっていただきました。それと村上市も一緒になってイン ターンシップ事業をやりまして、逆にこちらの企業から講師派遣とかをしておりまして、今回も市内 の事業者、2事業者がそちらのほうの講師として派遣されたり受け入れをさせていただいております。 これらを参考に市としての独自の取り組みはできないかということで記載させていただきました。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 市内には大学があるわけですので、大学がいっぱいあるところはいろんな 形で行政と大学とかが連携しているのですけれども、やはり特色ある大学ですので、その特色を生か しながら村上の施策にぜひとも入れ込んでいただきたい。それでよく市長がウイン・ウインと言われ ますけれども、やはりリハビリにとってもメリットがある、行政にとってもメリットがある。お互い にいいというようなやっぱりつくり込みをぜひ考えていただければなと思います。   続きまして、51ページ、主要施策の中に学ぶ意欲の部分ですけれども、キャリア教育計画に基 づいた、小学校からの一貫したキャリア教育というものがございます。今までですと、キャリア教育 という部分だけが記載されている部分があるのですけれども、小学校からのと記載したこの理由を教 えてください。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 今までは中学生の職場体験活動、これはキャリアウイークスタートで重視 しておりましたが、小学校でも職場体験とはいかないまでも、地域に出て地域の方の学ぶ姿を見たり、 ともに体験活動をしたりしようということで入れさせていただきました。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 私は村上にない業種の方を呼んできてというようなイメージもあったので す、キャリア教育だと、いろいろな職種を知るという意味で。それを新しく村上で起業したりもでき るのではないかと、帰ってきたりするために。前教育長がやはり地元の仕事を知らないとということ で、かなり地元の方に対しての、地元にある仕事をわかろうというようなことで小学校、結構やられ ていたように思うのですけれども、流れ的には同じような考えでしょうか。教育長、言っている意味 わかりますか。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) わかります。流れ的には同じなのですけれども、今議員おっしゃられたよ うに、そういう新しい職、魅力ある職、村上にないような職ももし体験できるような、聞くようなこ とができたら取り入れていきたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 市内の中学生全部集めても1,000人までいきません。ですので、ふれあい センターあたりで一堂に会してということもできますよということを私は前にも言ったことがあるの で、そういった方法も一つの手なのかなと。それと村上出身で東京で活躍しておられる方、新潟で活 躍しておられる方、郷土の子供たちを思う気持ちというのは多分あると思いますので、講師謝金が多 額ということはなくて、交通費ぐらいで来ていただけるような方もかなりいると思います。そういっ たことへの発信もぜひ。教育部局だけではできないと思いますので、市長もその辺のところいかがで すか。いろんな会に行かれていますよね、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に効果を期待できる考え方だというふうに思っております。行きますと、 やっぱり我々の先輩方がその地域の経済界で非常に活躍をされている方がいっぱいいらっしゃいます。 そうすると、彼らが持っている選択肢は、私たちが考える以上に広いわけであります。そのことをご 披露いただくというのは、これからの地域の子供たちが将来設計をする意味では非常に大きな力を発 揮してくれるのではないかなというふうに思っておりますので、常にはそういう形で今度来てよねと いう話はしているのですけれども、それを具体的に実現できるようにしてまいりたいというふうに思 っております。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 先ほど企業訪問というのがありましたので、そうやって来ていただいたと きにまた情報交換をさせてもらうということもできると思うのです。教育で来ていただいたのだけれ ども、企業誘致の部分にもつながっていくような、またその方でなくてもその方が持っている情報で どこかに進出したいのだよという情報を持っているかもしれません。とにかく村上に来ていただいて、 来ていただいたときにはいろんな情報をいただくというのでしょうか、授けていただくというような こともぜひ進めていただければと思います。   では、最後になりますけれども、57ページ、生涯スポーツの部分で主要施策の1番、生涯スポ ーツの推進で体験型スポーツ事業、スポーツツーリズムの事業です。この開発をということでありま すけれども、こちらのほうやはり初めて記載されまして、体験型スポーツ事業というのもこれ新規だ と思いますので、この辺のところについてお伺いしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) このコーナーは生涯スポーツの推進ということで、ふだんどちらか というと運動をされておられない方が、例えば旅行を兼ねたような、ツーリズムを兼ねたような形で 軽登山で1泊ですとか、あるいは日帰りとか、そんなところからスポーツに親しむ習慣を身につけて いくようなことができないだろうかということを今探っているところでございます。こういった教室 をこれからやることによって、ふだん運動していない人を念頭に、呼び水といいましょうか、そんな ところを考えたところでございます。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) これは市内の方が対象になっているのですか。 〇議長(三田敏秋君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 市内の方もそうですし、それからやはり市外の方も参加していただ けるようなことを考えたいと思います。こちらやはりスポーツ誘致といいましょうか、交流人口の拡 大もあわせて狙うようなことを考えたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 村上はいろいろ自然に恵まれたところですので、非常にこういったものは 有効なのかなと。案外市民の方でもわからない部分があるかもしれませんし、それこそ観光にもつな がっていく部分なのかなと思っております。今どこかに行ってものを見て帰るというのではなくて、 体験とかそういった参加型のものがやはり好まれているような傾向がございます。団体旅行よりもそ ういった個人ツアーというのがありますので、そういった部分ではいかがですか、市長。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおり、今そういう形の体験型の観光が非常に望まれていると いうことを承知をしております。そういう意味合いからいいますと、この村上市というのは海があっ て、川があって、平野があって、すぐ山になっていくということで、コンパクトなエリアでいろんな シチュエーションを体験できるということで、非常にこういう状況というのは好まれるのですよとい うことをお聞きをしたことがあります。ですから、そういうことをしっかりとメニュー、素材はある わけでありますから、プログラムを組んでいただいて、それを提供して、それを成功するメニューづ くりにしていくということが大切だなと思っておりますので、グリーンツーリズムというものと並行 しながら、同様の考え方で取り組みを進めると非常に効果があるのではないかなというふうに思って おります。 〇議長(三田敏秋君) 小杉和也君。 〇12番(小杉和也君) 先ほど教育と観光との連携とありましたけれども、生涯学習と観光との連 携もあると思います。商工観光課長、最後にお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 40ページの政策の方針のほうにも若干書かせていただきましたが、 幅広い視点での産業、教育、スポーツ等他分野との多様な連携で目指したということを、スポーツと してはやはりこの地を生かしたマリンスポーツなんかも視野に入れていきたいなというふうに考えて いるところでありますので、いろいろ検討してみたいと思います。 〇12番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 次に、13番、姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ご苦労さまです。それでは、私のほうから。まず最初に議案書のところの 大きく書いてある部分なのですが、一生懸命まとめられているのですが、市長にお聞きしたいのです が、目玉になるものこれだと。いわゆる重点戦略、村上市総合の戦略なのだよと、人口減少を克服す るのだよ、地方創生が目的なのだよ、目玉になるものは何ですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) そういう問い合わせをされると非常に困る状態です。実を言いますと、やっ ぱり何で困るかというと、どれが目玉だという形になり得ないのがやっぱり行政の守備範囲だという ふうに思っています。その中でまずひとつ言えるとすれば、元気“eまち”村上市ということで、市 民の気持ちを一つにまとめる、そういうところから作業を始めて、市民との協働作業をしながらここ で暮らすことに誇りを持てるというまちをつくりたいというところ、それも既決としてこの第2次の 総合計画ではそこに笑顔を持ってきたいということであります。笑顔というのは全ての物事に対して、 にこやかになるということはやはり気持ちの中でそれを成功させていく喜び、うれしさ、いろんなも のがあると思いますので、そこが一番重点としたいところ、また目標としたいところという意味合い からいうと、笑顔をつくり上げていきたいというところに集約されるのかなということで。抽象的で 申しわけありません。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 抽象的過ぎるのです。やっぱり市長はもう政治家なのですから、行政マン としてきた何十年はもうそこで終止符を打って、今度は政治家としてやっているわけですから、例え ば私らも北海道のほうに経済建設常任委員会で視察に行ったとき、一般質問で特に平山耕議員が言っ ていましたけれども、東川町でしたか、そこは我が町は写真なのだと、写真から始まっていくのだと いう一つのポイントを設けて、そこから発信するというのがひとつあるのです。そういうものを、こ れ恐らく案と書かれていますけれども、何言ったってもう言葉は変わらないのでしょうけれども、最 終的にはこれで賛同せざるを得ないということはわかってはいるのですが、その中に私どもが付加価 値をつけていくわけですけれども、ぜひ今ここに書いたものを訂正するわけにはいかないのでしょう けれども、市長の中に一人の政治家として村上市これをひとつやるのだと、ここから始まりだという ものを考えていただいて、考えてというよりもうあるとは思うのですが、ひとつ言葉にして言えるよ うなものにしていただきたいのですが、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ご指摘ありがとうございます。そういった意味合いでは非常に目標、私が 常々申し上げておりますとおり、具体的に見える形で目標を設定するのは大切だよね、そこに向かう ことはできるよねということ、それが今ここには見出すことがなかなかできないのではないかという ご指摘だと思います。そういうふうな形で仕上がってきたものであれば、本当に申しわけなく思いま すけれども、これをベースにしてしっかりと目標を、これをこの5年間でやり遂げるのだということ は、いずれお見せをしたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) わかりました。前大滝市長さん、本当私も一回質問したことがありますけ れども、まず5市町村が合併していろいろな諸問題があることをまとめていくのだと、一つに。集約 してまとめていくのだと。そのときに不平等にならないように、いわゆる一つの自治体だけがよくな るとかではなくて、平等にそして発展していくのだという一つの大きな目標のもとに築かれてきたの が、大変私は功を奏していると思います。うまくいっていると思います。今引退されておりますけれ ども。何かひとつどんと政治家としての目標を設けてもらいたいなと、これなるほど全部いいのです けれども、ひとつお願いしたいなと思います。   それでは、総合計画のほうからちょっと質問していきますが、最初に3ページ目、私何度か一般 質問で言っていますけれども、生活習慣病の件なのですが、ぜひ市長やるときに乳がん検診でも併用 できるようなマンモグラフィーと超音波の検査が。そういったことでも少し取り組んでいただきたい なと。それとあとまた人間ドックの補助ももう一度来年からというわけでもないですが、再考してい ただいてやってもらいたいなと思いますけれども、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に効果的だなということの実証実験もあるので、実は随分と庁内では研 究しています。何とかならないかということでやっていますので、その中でいろいろなメニューがあ りますから、それ等を選択をしながら何らかの形で市民の利益につながるようなものにしていきたい と思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) あと主要施策の2番目の地域医療体制の充実というところの、黒丸の4番 目ぐらいに、地域医療の充実強化に向け、村上総合病院も後押ししていくということなのですが、私 この前、非常に個人的な名前を言うと叱られるかもしれないので言わないですけれども、私がある足 の悪い人を村上総合病院に連れていきました。予約のない受診ですから待っています、ずっと、2人 して私と、どうだということで。何で村上総合病院に行ったかというと、村上総合病院から紹介され たある医院に行って、それでずっと電気かけていた、足悪いから。電気かけていたのだけれども、な かなか治らないから先生に電気かけ終わった後も足痛いし、どうなのだろうと言ったら、そんなぐら い我慢しなさいと、我慢しなさいと今まできたけれども、改善が見られない、自分自身に。何とかな らないかという相談を受けて、よし村上総合病院に一緒に受診に行きましょうよと行った。それでず っと順番待っていて、そしたら診てもらえなかった。何で診てもらえないか。順番が近づいてきたら 看護婦さんが私の脇に来て、先生が医院の先生とよく話ししてくれと。今かかっているところの医院 の先生とよく話ししてもらって、そこからいろいろ紹介状とか書いてもらったりなんだりしてくれと。 私らは違うのだ。紹介してもらった医院に行ったけれども、どうにもならないからもう一回原点に返 って来たのだと、診てもらえなかった。きょうはお金要りませんので、お帰りくださいと、帰ってき たのだ。半べそかいて。何で。こんなことが現実にあり得ているのです。市会議員づらして私が一緒 について行ったのに。先生絶対診なかった。そんなこと言わないで診てください。そういう話は患者 と直接してもらいたいのですけれども。いや、診ません。保健医療課長、どう思います。 〇議長(三田敏秋君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(菅原順子君) 病院の都合もあるのでしょうけれども、ご本人を診察していただけ ればよかったのかなと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 私は医師不足もわかる。はっきり言ってもっとグレードのいい医者を連れ てきてくださいと言いたい。だから言いにくいと最初に言っていましたけれども。本当に言われます よ。そういうことを皆さん耳にしていると思いますよ、いろんな意味で。私はそういう意味でいうう と医師不足からくるのかもしれませんが、医師のグレードを上げることに専念しますとここに書いて もらいたい。お医者さんの。これ終わったら言われます。何言っているのだ、姫路、このやろうと。 言われるかもしれませんけれども、そういう人もいるということの現実を捉えて地域の医療連携をと ってもらいたいなと思っている。恐らく私の想像ですけれども、医院の先生よりももしかして後輩な のかもしれない、医者として。それがよそに向けていったらどうなるか。やっぱりチームで組んでい るのに自分がそれを飛び抜けて采配したら面目丸潰れだろうというのもお医者さんの中に頭走ったの かもしれない。でも診ていただけないというのは私は情けない話だと思うのですよ、連れていって。 こういう現実があるということをじっくりいろんな方から話を聞いて取りかかってもらいたい、この 医療連携についてみれば、市長、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員実際にそういう形で対応されて、そういう経験をなされて、本当に大変 な思いをされたなというふうに思っております。私も直接的にそういう発言はできませんけれども、 今議員がお話になったようなことについてはお聞きをしておりますので、そこについては少なからず 憤りを感じる一人であります。常々申し上げていますように、村上総合病院の移転新築に村上市は支 援をします。そういうときにその支援をすること、その結果によって市民から信頼される、頼られる、 そういう病院にしていきたいのだということを常々申し上げています。そこには今議員がご指摘の部 分も織り込みであります。セカンドオピニオンが許されないような、そういう状況というのはあって はならないのだろうなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ医療というものは非常に大切な部分ありますので、頑張っていただき たいなと思います。   それでは、25ページをお開きください。地域の暮らしと活性化を担う道づくりということで、 主要施策の5番目、道路の適正な維持管理の推進。ここで道路の環境整備とありますが、私今回一般 質問で言いましたけれども、消雪パイプ、消雪パイプというのが結構あるのです。山居町なんかでも 今でも言っている人もいます。ですから、私下水道の処理水の再利用、利活用、これを手始めに市長 が言われている平成30年度から試験的に小さい範囲でもやってみて、それから考えていこうという 方向性は一般質問では出していただいたとは思うのですが、ぜひ地下水がくみ上げられない状況にあ るのであれば、放流している下水道処理の水の再利用なんかもここの中にやっていくときに、環境整 備の中の一つとして考えていただきたいと、こんなふうに思いますけれども、市長、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ぜひ積極的に再利用を考えていきたいなという、そのスタンスでこれからこ この部分については取り組みたいというふうに考えております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 27ページに進みます。27ページの公共交通利用者などの意見を反映させ、 地域の実情に合わせた運用形態を模索しますと書いてございますが、これ私の会派代表の長谷川孝議 員も言っておりました。あれは山北におけるやっぱり買い物弱者、買い物って移動なのです。我々町 なかに住んでいる人たちは余り気にしないで循環バス来たら乗っていきましょうよみたいなところに ありますけれども、なかなかいわゆる週に1回か2回か来る買い物のいわゆるトラック来て、そして 脇でお店やって、そういうのを楽しみにしていたり、あるいは病院に行けない、子供らが仕事を休ん で病院に連れていく、タクシー代も高いのでみたいなところもやっているわけです、現実。私は長谷 川議員が言うように、集落の支援員というのを事細かく配置して、その支援員さんにワゴン車1台で もあつらえて、それで1集落ではないでしょうけれども、二、三の集落を一つにして病院に連れてい ったり、買い物に連れていったり、そういういわゆる便利屋さんみたいな感じにも捉えられますけれ ども、そういった支援員の配置というのも今後実情に合った形の中では必要になってくるのだろうと 思います。山北、朝日関係になってくると随分多くなってくると思いますけれども、この辺は市長、 どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 私もいずれそういうふうな環境づくりをしていかなければならなくなるのか なというふうに実は思っています。そのときにその受け皿となるのが支援員なのか、例えばNPOな のか、あとはどのぐらいのエリアでそれをまとめ上げるのか。それをどんな形で公共交通につないで いくのかという、そういう形でそのときになってから考えては遅いので、今からしっかり考えていき たいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ買い物の件であれば、買い物に来る業者の行商の方々も、前に私大滝 市長のときに一応言いましたけれども、一旦そういう方々にもちょっと聞いてみて、いろんな話を。 どういった形、あの人たちは随分と買い物のことに関してみれば役立っているのです。行政のかわり をするぐらいに食い込んでいきますから、ぜひそこら辺を利用されての計画の中に盛り込んでいただ きたいと、こういうふうに思っておりますが、政策推進課長、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 今市長答弁したように、やはり山北については集落が点在しており ますので、その部分を助けてやるという仕組みづくりは必要だというふうに考えます。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 助けてやってくださいね、本当に。容易でないですよ、見ていると。私市 長選挙を市長と戦いましたけれども、その前に北から全部ミニ集会していこうと自分に誓ってミニ集 会していったとき、ちょうど山北が全部終わったころに趣が違ってきたのですけれども、48集落全 部回りました。いろいろな意見出されました。2人、3人しか来ない場面もありましたけれども、ゼ ロというところはなかったです、それでも。区長さん一人しか来ないというところもありましたけれ ども。やっぱり買い物です。移動手段、そういうところをしっかりと、あと病院、やってもらいたい なと、こういうふうに思っております。   それでは、次に進みますが、33ページ、3の1です、これは。ここでちょっともう一度聞きた いのですが、2番の農業の効率化と担い手の確保ということで、戸別経営体から大規模経営体や法人 経営体などへの移行を推進しますと書かれています。これこの前事務次官さん来られて、なんていう 人だったか忘れてしまいましたけれども、いろいろ講演なさってくれました。その中で私は違和感を 感じた、違和感。確かに市長も恐らく副市長も農業を一つの経営と見て消費者の気持ちになって、そ して販売を拡大していく、これは当然そういうことなのでしょうけれども、実際は農家でそんなこと のできる人というのはごく一部です、おわかりのように。つくって何ぼの世界で一生懸命つくってつ くるだけ、まず。それでも民主党の時代に所得戸別のやつが1万5,000円ですか、反当たり、今は 半分になっていますか。これ来年か再来年にゼロになります。そうなったときに農業者がどうするの だろうと、何か非常に不安なのだ。おまえたちでできないのであれば、みんな大きな農業の経営者に 貸してやればいいねっけという話をしていけばいいのか、推進するというのはそういうことなのです か。副市長さん、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 副市長に次、発言をさせてください。   常々私がイメージしているのは、例えば中越地域でやられている中山間地域では、やっぱり集落 営農というふうな形で、やっぱり年齢がいくとできる作業も少なくなってくる。ハードとしての機械 を維持するのも容易でなくなる。でもやっぱり自分が大切に受け継いだ農地はしっかりと自分で手を かけたいというのがあって、周りが一緒に協力をしながら。所得は違いますよ、仕事をいっぱいしな い高齢者がいますから。そういう形で維持をしていけるような家族営農の皆さんもしっかりと所得に つながるような仕組みが私はいいなと思っているので、これをそのままストレートに取るということ だけではなくて、そんな家族営農の皆さん方もやっぱりしっかりと生活をしていくような、そういう 農業でありたいなというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) 先ほども申し上げましたけれども、全部がこういう形に、全部が大規模化 というふうに捉えているものではないと思います。ちなみに奥原事務次官は国全体の、総体的にはこ んなふうなあり方もいいのだよねというふうな言い方だったというふうに私は受けとめています。し かも、経営という視点を考えれば、今市長も申し上げましたように、所得をどう高めるかということ になります。もう一つは、例えば先ほどの中山間の問題なのですけれども、個々の経営規模が小さい がゆえになかなか経営として成り立ちにくいとすれば、それをまとまった形で、まずはみんなで一つ の経営体をつくり上げて、そこに労働あるいは部分的な作業を担うという形でかかわる。そうしてそ こから一定の賃金を得るというようなスタイルも考えられるのかなというふうに思います。ですから、 一概にこういうことあるいはそれを排除して大規模という二極化ではないというふうに捉えていただ ければよろしいかと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) わかりました。言っていることは私はわかりますが、ここに書いてあるの を読んだ農家の人は、そうは思わないです。だから、やっぱりそういう部分をしっかりと捉えないと、 例えば先ほど副市長のほうで山北の産業振興公社の話をなさいましたけれども、山北の産業振興公社 って何のためにできたのですか、おわかりですか。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) 戸別農家の作業のできない部分といいますか、大型機械に投資がなかなか できないという農家に対して、作業を請け負う、作業を担うという形で発足したということは聞いて おります。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それもそうなのですけれども、いわゆるそうなのですけれども、年とって くる、もう自分が歩くのに精いっぱいで田んぼどころの話ではない。中山間地から始まりますね、そ ういう状況というのは。そうすると、そこが荒れてしまう、しなくなると。そうすると、人にも迷惑 かかる。そういうことで振興公社を大滝町長のとき立ち上げて、それで何とかかわってやっていこう よというところが出たのです。この前常任委員会でも意見交換やりました、事務局さん来られて。物 すごく容易でない、内容は。これはもし国からの戸別所得補償がなくなったらできないですねって。 そうしたらどうします、市のほうの支援を受けて公社がやっていくしかないだろうというところまで 話し合われました。この前の意見交換として。容易でないのです。そして冬は除雪に専念して、そし て夏場はそうやって田んぼに入って農作業をしてということでございますけれども、そこを支えるよ うな、振興公社を支えるということになれば、もう倍ぐらいの人数を行政がはっきり言って補助をし て補填をして人員を雇わない限り、恐らく続いていかないだろうというのが目に見えてわかっていま す。今現実そういう問題なのです。そこをわかっていただきながら、こういう言葉を書いていただき たいなと。そのこともプラスしてもらいたい、政策を進めていくときには。残されてくる農家がいっ ぱいあるのです。わかっているの、売れればいいだの何なのと。頭ではわかっているのですが、きょ うの仕事、自分の農作業代は入りません、自分のふところの中には。全部機械代だの払ったらちょっ と余ったのぐらいなものです。それでやっているのが現実ですから、その辺を副市長もそういう農家 がここにいっぱいあるのだということを頭に入れて、確かに経営者としてやってきたのはわかります が、そのことも踏まえてバックアップさせていただきたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) まさにそういう形で再生を図っていきたいという思いで現在農政に取り組ん でいます。副市長も山北産業振興公社のほうに出向きまして、いろんな形で現地も把握をした上で今 後の方針を立てていますので、これをしっかりと進めさせていただきたいと思いますので、見守って いてください。 〇議長(三田敏秋君) 姫路議員、簡潔にひとつ。余り産業公社なんて、一般質問と同じになると悪 いから、ひとつよろしくお願いします。 〇13番(姫路 敏君) 私のが一般質問だったら最初の本間議員さんは何ですか。私そんなこと言 われる筋合いありません。これについて質問しているのです。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) そんなこと言うのだったら、前の人にも言ってくださいよ、議長。 〇議長(三田敏秋君) 前は終わっている。 〇13番(姫路 敏君) 終わっているではないです。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 3の4の39ページ、主要政策の1……。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇13番(姫路 敏君) だから50分かけるよと言っている。1番の新事業創出促進と中小企業支援、 これのところなのですが、商工観光課の仕事が余りにも多過ぎて、私は2つに分けるべきだと思うの です。観光都市村上を目指すのであれば、観光課と商工課と。そうしないと、この恐らく支援策がで きていかないだろうと思います。商工会だって4つあります、既に。そこみんな回らなければならな い、商工観光課で。そういう組織編成を考えてやったほうがいいと思いますけれども、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 極めて鋭い指摘だというふうに思っております。私もそういうふうに思って 組織の再編をしたいなというふうに考えています。ただ、平成29年の4月にはその形を具体的にご 提案することにはなりませんけれども、ただ実態、実働部隊としての動きがそういうふうな形ででき るような仕組みを今構築をして、これ待ったなしですので、組織ができてからさあいきますよという ことではなくて、今できることはどんどん、どんどんやらせていただきたいなと。4商工会につきま しては支所もございますので、そんな中の産業建設課のほうでしっかりと対応していきたい、これが しっかりと連携することが大切だと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ぜひ頑張ってもらいたいなと、こういうふうに思います。   41ページに行きますけれども、主要施策の外国へ向けての観光情報を発信します。これはイン バウンドからも来ているのかなと思いますけれども、インバウンドというと今ハートピア新潟瀬波が 中国の方が購入なさって今実際経営に入っております。非常に旅館関係も厳しい。あと二、三聞いて いますし、あと354号の神林地区のほうのかっぽうというか居酒屋さんも今月いっぱいで閉めると か、あと山北のさっき言った桑川も閉まっているとか、いろいろございます。アベノミクスはどこに 飛んでいったのかわからないですけれども、非常に厳しい現実があるという、この村上で。ここにお いて通過都市にならない村上を目指すということなのですが、私も以前にちょっと言いましたが、村 上城をお城山に建てようよと、どうですかということを言ったことがありますが、ひとつ大きなもの をストンと持ってきて盛り上げてもらいたいと思いますけれども、いかがですか、それ。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常にいい視点だと思います。今村上城跡についてはしっかりとつくり込み をさせていただいております。今石垣の整備をやっていますけれども、随分と見える形が変わってき たのではなかろうかなというふうに思っているのですけれども、そういう形でどんどん、どんどんそ れを磨き上げていくことによって、ようしあそこにという機運が盛り上がる可能性はあります。その 辺のところを育英会の皆さんとも改めて協議をさせてもらいながら、どういう形でシンボリックなも のをつくり上げていくのかということを考えていきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ひとつ市民がみんな一つになれるようなもの、そしてまたあそこにそうい うふうな城が建つということになれば、すごい大工の建設技術も進むと思うのです、いろんな意味で。 いろんな結集がそこにやりますので、ぜひちょっとここ5年の間にいろいろ方策を練っておいてもら いたい、この5カ年計画の中でと、こういうふうに思っております。   それでは、次51ページ、5の1ですが、主要施策の学ぶ意欲と確かな学力・知力の育成という ところに、国際化・情報化社会に対応した学校での各種事業、環境整備を推進しますとございますが、 バイリンガル教育って知っていますか、教育長、バイリンガル教育。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 正確な英語教育ができる教育の型の授業ではないでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) いきなりかけて言って申しわけなかったのですけれども、バイリンガル教 育をここの中に入れてほしいのです、検討してもらいたい。どういうことかというと、例えば小学校 の低学年のうちに社会科の例えば授業がありますよね、社会科の授業は全て英語でやる、こういう授 業です。数学の算数の授業は全部英語でやると、英語でやるのです。試験的にそういうのをやり出し たら、オーストラリアでどんどん導入しているのですけれども、日本語に来たこともないのにその子 供たち日本語がうまいのです。こんにちは、おはようございます、ありがとうございますとうまい、 物すごく、しゃべりも。これを逆に言うと、日本でもそういうのをやり出せば、子供のときにべらべ らと英語、アイラブユー、例えばね。アイラブユーなんていう、そういうことになる。だからそうい うような教育を少し検討していただいて、試験的にどこからかできればいいなと思っているのですけ れども、そんなことはこの計画の中でできないでしょうか、検討して。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 私もオーストラリアの学校で日本語を第2外国語にして全て日本語で授業 をしているテレビ番組をこの前見ました。大変有効だなという感じは受けました。当市においてはま ずこれから小学校高学年で英語が教科化されます。3、4年生でも英語活動をしなければなりません。 中学校ではオールイングリッシュでの授業が求められます。まずそういうところからしっかり取り組 みたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 次に、5の2、53ページです。主要施策の1番目、成果を上げる「学び」 の推進とありますが、黒丸の2番目ですが、これ就職をして仕事をしながら電気工事士の免許が要る、 何々の資格が要るというところで取ってくる方々たくさんいますよね、仕事を持ちながら。学校の勉 強ではないですよ、学校の勉強も中にはありますけれども。そういうふうにしてやっている方々に奨 学金制度できないのですか、支援制度とか、そういった内容についても。いろんな支援、援助の方法 があるかもしれません。そんなのは会社でやるべきだよというところもあるかもしれませんけれども、 その辺いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(竹内和広君) 43ページに就労支援のほうで、今姫路議員のおっしゃられた形で 何とか取り込めないかということで、1の人材育成への支援の2つ目、資格取得への支援を実施しと いうことで、その方がその技術で就労意識を高める中に検討はできるかなというふうに思っておりま す。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) それをやって、一生懸命後押ししてもらえればそれでいいのですけれども。   私は村上高校を2年の2月で中退しております。それから1年間物すごくいろんなところを、旅 はしていないですけれども、見て回って、その後自衛隊に入って7年間自衛官になってやって戻って きて、そして市会議員になりました。市会議員をやっているといろんな部分で、経済的なところで経 済学とかもっと学びたいという気持ちになってきます。よし大学へ行こうということで私は大検を取 って、そして大学入試に挑戦して、そして勉強してきました。一生懸命自分なりには勉強したつもり でおります。いろんな部分でそうか、公共経済学とかそんなのも身につけてきました。そのときの教 育長に、教育長、私大学に行くのですけれども、奨学金制度ないのですかと、私に当てはまらないの だろうかということになったときに、当てはまらない、私は。でも、私は社会に出た人間がもう一度 勉強したい、あるいは上級学校を狙いたいといったときに、相当家族の犠牲もあるし、仕事をやめな ければいけない場合もあります、当然。そういうときこそ、後押しできるような奨学金制度も含め、 学習の知恵、技術、地域づくり、この辺のところを引き出して応援してもらいたいような制度を、こ の5年間のうちにここに盛り込んでもらいたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) なるほどなというふうに今お聞きをさせていただきました。現在市が取り組 んでおります奨学金制度というのは、比較的学問の道に進んでいきたいのだけれども、なかなか容易 でないというところをしっかり支援していこうという、そういう制度設計になっているわけでありま す。これは一億総活躍ということで考えたときには、どの年齢になっても学習意欲を衰えさせずに前 に進もうとする、そういう一人一人のそういう願いというのには応えていく、これも大切なことなの だろうというふうに思いました。なので、少しその辺は研究をさせていただきたいと思います。ただ、 いずれにしましても、今我々が一番やらなければならないのは、しっかりと支援をしなければならな い、子供たちの部分です。そこをまず私としては優先をさせていただきたいなというふうに思ってお ります。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 私は通信制とか夜間とかではないのです、日中の大学で同じ大学生と一緒 にいたのです。中には通信で行ったとかという人いますけれども、そんなのではないのです。普通に 行ったのです。朝早くから出て、そして議会あれば議会ですから、そんなことを繰り返しながらやっ たわけで、そういう努力のできるところで支援をしていただきたいなと、こういうふうに思いますが、 次行きますが、59ページ、ラス問ですね、これ。男女平等というところございますが、一番下に各 種委員の女性登用数が現況が167を、目標値で209にやりたいというところでございますけれども、 これまず市役所というか、ここの組織の中で達成してもらいたいですね、最初に。女性の方1、2で す。ここの半分を、ひな壇を女性に埋めてもらいたいぐらいの努力をしてもらいたい。課長さん、座 っている、建設の課長が女性だったりして、例えば。やっぱりそういう形が男女共同なのです。私は そう思いますけれども、市長、この5年間のうちにそこに座られる女性の方を少し多目に座っていた だいて、市役所これだけ努力しているのだから、みんなやろうよという声かけをできるかどうかなの ですが、どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) それはしっかりと、就任まだ1年半でありますけれども、させていただいて、 ことしの4月にも反映をさせていただきました。課長職としては2人でありますけれども、係長、副 参事、課長補佐、こういうところには登用を開始をしておりますし、いずれは議員が今ご指摘のとお り、どのぐらいまでふえるかあれですけれども、女性の課長職で議会の皆様方と相対させていただく、 そういう機会もいずれ遠くない時期に訪れるのだろうというふうに思っております。私もそういうふ うな形になるのが望ましいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) ラス問、もう一つ、ちょっと戻りますけれども、51ページの主な目標値と あります。これで体力テストでの優位項目数というのがあるのですが、現況が小学5年生が男子4項 目、女子7項目が優位に立っているのだよということです、全国値よりも。そういう意味ですよね、 これ。それが平成33年の目標では男女各5項目ということは、女子は7項目から落ちるということ ですよね。これおもしろい目標値なのですが、これなんで落ちるのです。 〇議長(三田敏秋君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(遠山昭一君) 全国の体力テスト全国規模で行われるわけですけれども、確かに平 成27年度はそういった形で女子が7項目上回っていたということでありますが、過去のところとか を勘案しましてこのように目標値は定めさせていただきました。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 目標値はやっぱり今よりも下がっては困るので、やっぱり女子は現状維持、 男子は目指せ5項目と、こういうことで解釈してよろしいのですね、とりあえずは。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 議員ご指摘のとおりだというふうに私も思いますので、参考資料であります ので、少し意を踏まえた形の目標設定の記述に変えさせていただきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 姫路敏君。 〇13番(姫路 敏君) 最後になります、質問。61ページの移住、定住の件なのですが、移住、定 住のところなのですが、ぜひ海外との産業交流も視野に入れてもらいたいなと思うのです。やっぱり こういったらちょっと語弊ありますけれども、若い女性の方々に村上市に来て、それなりの男性と一 緒になってもらいたいなと。そしてお子様をいっぱいできればいいなという気持ちがありますので。 その中では海外交流も一つの視野だなと思って。私前にフィリピンだなんて言っていましたけれども、 このたびハートピアの社長さん、中国なので、すごく中国の女性もいいよということで言っています けれども、いいか悪いかわからないですけれども、そこら辺は、よく話ししてみないとわかりません が、ぜひ海外交流というのもひとつ視野に入れて5年間やってもらいたいですけれども、いかがでし ょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ここは必ずやらなければならない部分だというふうに私も思っております。 いずれにしましても、国内だけで我々の魅力を発信しているだけではなくて、必然的にもう外に出て 行っていますので、そういう意味では世界観を持ってグローバルな仕組みの中でやっていく。その結 果交流が深まっていくということで、今後は多分そういうふうな交流がふえていって、インバウンド というようなカテゴリーも含めてでありますけれども、外国との交流もふえていくのだろうというふ うに思っておりますので、そんなところもしっかり取り組みたいと思います。 〇13番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(三田敏秋君) 午後3時55分まで休憩といたします。           午後 3時42分  休 憩                                                        午後 3時55分  開 議 〇議長(三田敏秋君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、14番、竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、総合計画の基本計画について質問をいたします。   最初に、9ページの発達障がいのことでお伺いをいたします。きょうの質疑を聞いていたらどう やら学校教育の問題と重なり合うようなことだと思うのですが、結論から申し上げますが、この中で 取り組みを福祉の推進というふうに書いてあります。発達障がい者、保育園あるいは乳幼児のときか らそういう障がい者が最近、先ほどの答弁にもございましたけれども、非常に数多く見られると。私 の全く身近でもそういう問題ございまして、全く村上市の行政はなっていないということで言われた わけですが、具体的な取り組みについてもう少し説明をよろしくお願いします。これは2つにわたる のではないかな、学校と生涯福祉と、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) 発達障がいにつきましては、乳幼児の健診のときから情報交換とかをい たしまして、そういった中で相談等をやっていくというような体制を、関係しているところと連携を しながらやっているというような状況でございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 今この発達障がい、病気ですからどんどん研究が進んでいるわけです。 ですから、そういった今の現在の治療研究の到達にやっぱりおくれることがないようにお願いをした いと思います。   それから、保育園の段階でも適切な支援が受けられるようにしていただきたい。かつて神林時代 には保育士を加配をして対応するようなことがあったのですが、現在どのようになっていますでしょ うか。 〇議長(三田敏秋君) 福祉課長。 〇福祉課長(加藤良成君) そういった加配の必要な入園児につきましては、いろいろ先ほど言いま したように、保健師等と連絡をとりながら加配をするというようなことでやっております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 19ページの水道水の安定的な供給の項目に、2の4に入るのですが、簡 易水道の件でお伺いをしたいと思います。私一般質問でも申し上げましたが、この5年間で簡易水道、 朝日と山北では非常に格差があるのですが、現在の10立方での格差、答えられたらお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 水道局長。 〇水道局長(川村甚一君) 簡易水道間の格差、料金についての格差ということでございますと、簡 易水道事業全て同一の料金でございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 従量料金では幾らになりますでしょうか、10立方であれば。ですから、 20立方ということになるのですけれども。 〇議長(三田敏秋君) 水道局長。 〇水道局長(川村甚一君) 申しわけございません。今ほど申し上げましたのは、基本の料金でござ いまして、従量料金は大変申しわけございませんが、こちらで単価を今持ち合わせてございませんの で、それぞれに4地区ございますが、従量料金、それぞれの料金体系で差異がございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 山北地区には従量料金は取らないということになっているのではないで しょうか、ゼロでないでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 水道局長。 〇水道局長(川村甚一君) 従量料金は設定がございます。調べさせていただきとうございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 一般質問のときには格差という考え方には意見が違うというような市長 のお話もあったのですが、この問題というのは非常に大きな問題で、合併して10年もたつのにとい うことで、私荒川地区で議会報告会を行いましたところ、水道料金あるいは下水道料金安いところに 統一するのは構わないけれども、高いところに統一ということでは納得ができない。もしそうなるの であれば、全ての公共サービスを同じにしていただきたいというお話がありましたが、市長、考え方 としてはどうでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これまでも申し上げておりますとおり、それぞれの公共料金の設定にはその 背景、歴史、そういうものの積み上げがあるわけであります。それを持ち寄りまして、平成20年に それを一つの市としてつくり上げていこうという合意のもとに今があるのだろうというふうに思って おります。その過程において議論としてしっかりと公共料金のあり方というものは、それを安いとこ ろにあわせる、高いところにあわせる、そういうレベルの話ではなくて、しっかりとした今後維持継 続、持続可能なまちとしての、市としてのそういうあり方、これを考えたときの設定になるのだろう というふうに私は思っております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) ちょっと戻りますけれども、14ページにごみの収集の問題が出てくるか と思います。生活衛生の向上と公害の防止ということで出てまいりますが、荒川の方から言われまし たのは、私も神林に住んでいるのですが、自分のところが標準みたいな感覚に陥るわけですけれども、 旧村上地区は夏場は週3回の生ごみの収集だと。ところがそれ以外のところは2回だと、なんでこん なに不公平な扱いをするのだと、同じようにしないのだと言われて答えに困りまして、こういう機会 を捉えて議会の場で聞いてみましょうということなのですが、こういう公共サービスを同一にしよう というようなお考えはないでしょうか、市長、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これにつきましても合併の際にいろいろと協議をさせていただいて、今の現 行の制度になっているというところであります。見かけ上、それぞれの地域ごとに違いがあるという のは、これは率直に見た感じ違和感があるのはやむを得ないということだと思うのですけれども、一 つ一つにはしっかりとした根拠があるということであります。今後そういうご意見も幾つかあります ので、私の耳には直接そういうことで入ってきてはおりませんけれども、そういうことがあるのだと いうことであれば、詳細を確認しまして、今後研究、検討をさせていただきたいというふうに思いま す。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) それでは、次に26、27に生活交通の確保・充実がございます。9月議 会に私申し上げたのですけれども、要するに今回の議会でも高齢になったら免許返上したりしなけれ ばならないと。そうしたら町場に住んでいる方はそんなに不便はないかと思うのですが、田園地帯に 住んでいるような人はあるいは海岸部の離れたようなところに住んでいる人は、非常に交通に困ると いうことがきょうの議論でもありましたけれども。そこでお伺いをしたいのが、9月にも申し上げた のですけれども、NPO法人が、これは過疎地域だけということで設定されているということなので すが、個人所有の自家用車を使ったような交通体系の検討をしたらいかがでしょうかということなの ですが、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(川崎光一君) 先ほどから山北の公共交通体系について非常に皆さんにご意見をお 伺いしております。そういったさまざまな方法を今後は模索していきたいと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) ちなみにスマートフォンのアプリと連携をして、カード会社とさらに連 携をして、すぐ近くにいる資格を持った方の車を配車するというようなシステムなのだそうでありま す。そうすると、スマートフォン使えなくては、パソコン使えなくてはだめということがあるのです が、そういったものがあります。   それでは、次に進みます。31ページ、良好な住環境、これはほかのところにも重複というかか ぶるのですけれども、このページを入り口にしてちょっとお聞きしたいと思います。このたびこの5 年間の計画で耐震リフォームの検討をするというふうに書かれていました。翻って質問、現在の日本 国の住宅の数は実際に住んでいる人よりも15%も余っているということであります。国の施策が新 築住宅を景気対策として、ここ失われた20年間、そればかりやってきたと、簡単に言えばそういう ことだったわけであります。ですから、どんどん住宅が余っていく。これは国策として変更する以外 にあり得ないわけですが、その議論をここでしてもしようがありませんので、必ず国の政策は変わる と思います。ですから、先取りをして現在耐震リフォームやあるいは空き家バンク、住宅リフォーム の助成制度も継続するということであるわけですから、今あるまだ使えるような住宅を支援をして、 定住促進にも使えるような制度に変えられたらいいのではないかと考えています。   ちなみに奇跡の村と言われる長野県の下条村では、45歳以下の青年もしくは結婚されているご 夫婦に定住促進の措置として新築で100万円、リフォームで50万円の補助をするというふうな施策 もとられているということであります。どうでしょうか、大いに力を入れて、住宅リフォームあるい は耐震リフォーム、それから空き家バンクに登録されているような住宅に対して補助をしてリフォー ムをして、さらに定住を促進していくような施策、ここにうたわれているというふうには考えるので すが、市長のお考えを伺います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 非常に可能性のあるプログラムだというふうに思います。現在村上市におき ましては、空き家を有効活用するという、そういう目的からいろいろな専門の事業者さんとの連携を 模索しているところでありますので、やはり今ある資源をしっかりと活用していく、それがましてや 定住につながるというような仕組みであれば、なおさらいいわけでありますので、トータルの政策と してコーディネートできるように制度設計を図りたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 33ページ、経営の安定化と魅力ある農業づくりということに関してお伺 いをしたいと思います。   先ほど来質問なさっている方がいらっしゃいますので、ちょっと違った角度からお伺いしたいと 思います。今現実に困っているのは大規模農家、もう既に家族経営の農家というのは、農業専業で成 り立つのは20町歩以上だと言われています。つまりそれ以下の農業経営者の皆さんは、今後経営を 維持することができるかどうかという瀬戸際に、特に再来年からは減反転作の割り当ては自主目標と いうふうな形になるということですので。そこでお聞きをしたいのは、従来米政策が大きく変わった ときに、この県北のような、新潟県のような良質米がとれるところの人は、とっくに農林水産省の関 係者は言わなくなっていますけれども、大いに潤うのだよと、自由に売れるようになれば豊かになれ るのだよとおっしゃったわけです。ですから、補助金がなくなるのだから、であればこれは販売先を 見つけて自分でお米をあるいは農協もそうですけれども、販売してもペナルティーがないということ でいいのでしょうか。農林水産課長かな、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) いわゆる平成30年産米から生産調整の見直しの論点かと思います が、ペナルティーというのはいわゆる水田の直接支払い交付金を受けられたりする、そういうことの 認定基準になっています。そういう直接支払いがなくなれば、その部分についてはそういう縛りはな くなるということでございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 農業政策は本当に皆さん信用していません。だから県知事選挙であのよ うな結果が出たのだと思います。   そこでさらに踏み込んで、要するに今現在もペナルティーがない。今皆さん注目しているのは、 これから収入保険というものが誕生しようということだそうであります。この収入保険というのは一 体全体、まず今の内閣の矛盾は市場に任せるのが最善だという前提に立っていながら、農業者に対し ては市場の自由化、販売の自由を認めないかのように見えるところがあると、これ最大の矛盾だと思 うのです。収入保険に対して今度つくられるであろう値段が下がったときに補填する制度は減反に協 力、なくなるわけですから、そんなものはやらなくても保険に加入できるというふうに解釈するのが 妥当だと思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(山田義則君) その制度設計が国からまだはっきり示されておりません。ただ、新 聞等の報道によりますと、青色申告をしている、そしてそれを5年間していれば何%収入保険制度に、 所得の補償をしますよという、それが青色申告をどうするのか、また掛金をどうするのかということ が今現在政府のほうでいろいろ制度の構築をされているという状況でございます。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) 今報道されている範囲では5年という縛りはなくて、その年度から始め ればいいというようなふうに、そうなると該当しない人がたくさん出ますので、そういうふうに動い ているように聞いております。   それで先ほどから魅力ある農業づくりに関連していろんな議論がありましたけれども、ちょっと 具体的な問題で質問というか提起というか、提起になると一般質問だから質問したいのですが、道の 駅穂波の里に国土交通省のWi―Fiスポットが道の駅と連携するようなスポットが誕生していまし た。言いたいのは、私国土交通省の所長さんと懇談したときにお話をしたのは、やっぱり穂波の里と いうのは村上市の入り口であり、東北の入り口でもあるということで連携したような、そういうネッ トワークつくれないかというようなお話をしたのです。そうしたら誕生していたわけでありますが、 望むのは穂波の里の生産者のお母さんたち、頑張ってエコファーマー取って安全安心のものを提供し ているわけです。幾らインターネットになっても皆さんが信頼信用するのは、その人が生で見れるこ と。生という言い方ちょっと変ですけれども。要するに私はこの品物をつくりました何々です。例え ば畑でにっこり笑って立っているとか、そういう写真とか動画とか、そういうものが強烈に全国にア ピールすると思いますが、そういう施策が展開されるであろうと期待して、市長、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 常々申し上げておりますとおり、やはり生産者の顔が見える、生産者の声が 届く、生産者の熱い思いが届くというのが大切なのだろうというふうに思っております。せんだって 日本イタリア協会の皆様方が村上においでをいただきまして、農林水産のスタッフのほうでご案内を させていただいたときに、非常に生産者に会っていただくことの効果というのは大きいなというふう に感じた次第であります。穂波の里の生鮮野菜の売り上げは非常に好調でありますので、そんなとこ ろでしっかりと成功体験をしていただきながら、それをしっかりとPRできる、そういう形が非常に 望ましいなというふうに思っておりますので、引き続きそこのところはしっかり応援をしていきたい というふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) SNSというのですか、道の駅を活用したという点でもう一点つけ加え てお聞きをしたいのですが、国土交通省の所長さんとの懇談のときにも申し上げたのですけれども、 あそこはやはり入り口なのだから村上市全体の直売所を紹介するとか、あるいはオークション的に村 上の高級料亭で御飯が食べられるとかあるいは1泊できるとか、そういったようなものも考えられた ら非常に広がるのではないかなと。あるいはちょっと戻りますけれども、113号を通って山形、米沢 のほうにもいらっしゃるというようなことができるようなものになればいいですねなんてお話しした のですが、これはやっぱり村上市の努力が必要かなとも思うのですが、方向性はいかかでしょうか、 市長、お願いします。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) この件に関しましては、特に私も非常に重要なポイントだなというふうに捉 えておりまして、就任後朝日みどりの里、穂波、それと夕日会館、3つの道の駅があるのだから、こ れはしっかり連携をして、それぞれの道の駅が他の道の駅を補完して、村上市のPRができる。そう いうプロモーションの拠点としてあるべきだということをお話を申し上げて、そういうふうな形で進 んでいただきたいということを直接申し上げてまいりました。残念ながらまだそういうふうな具体的 なところには至っていないというふうに思っておりますので、今後も指定管理者を含めていろんな形 で、村上市という統一のテーブルのところでプロモーションできるような、そういう仕組みづくりに 努めてまいりたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) ちょっとページ数がわけわからなくなってしまったのですが、いわゆる 神林地域に設置されているインターネット電話、これで公共放送もやっているのですけれども、私ど もの神林地区は従来有線放送でやっていたものですから、かなり大きい音で、きょうも火災発生みた いなことがありましたけれども、よく聞こえたのです。それで神林地区の皆さんからは……           〔「65ページ」と呼ぶ者あり〕 〇14番(竹内喜代嗣君) 65ページです、済みません。私忘れていたからおまえ言えよと言われて …… 〇議長(三田敏秋君) 質疑してください。 〇14番(竹内喜代嗣君) 65ページになります。音が小さいので改良してもらえないかというお話 があるのですが、いかがでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡辺正信君) 現場と内容をちょっと後で教えていただいて、検討させていただく ということでよろしいでしょうか。 〇議長(三田敏秋君) 竹内喜代嗣君。 〇14番(竹内喜代嗣君) よく調べて対応していただきたいと思います。   今後とも5年間の計画ですが、具体的に財政面の裏づけも出てこないとよくわからないところも あるのですが、これで質問を終わります。 〇議長(三田敏秋君) 次に、25番、板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) どうも最後になったようでありますが、前者の質問と若干ダブるところが ありますけれども、私は角度の変わった点から二、三お伺いしたいと、こう思っております。   まず政策推進課長、先ほど前者からもお話ありましたが、今難民問題は大きな山北の課題であり、 朝日の一部の課題であります。これは山村地域だけではないのです。実は12月の2日の日にテレビ 放送ありました。板橋区の高島団地、これは10万人住んでいたのです。今2万人なのだそうです。 この地域が難民の老人がふえまして、大変今困っているというUXテレビの5チャンネルで報じたの です。それを私見ていまして、何であの板橋区でそんなことが起きるのだろうと思いました。しかし、 よく見てみますと、やっぱり老人、いわゆる体の不自由な方は大きな問題なのです。ですから、総合 計画に載らないということ自体がおかしい。そこで市長にお伺いします。総合計画をこれからやって いく上で順番がつけられます。私はこの問題は一番早くやってもらわないと、一軒家の中で老人がお 亡くなりになっていたり、話題になるようなことでは、私は市長としての責任があると思っているの です。ぜひこのことに早急に取り組むという市長の考え方お聞きしたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ご指摘のとおり、都会であっても私どものような地方であっても、やはりい ろいろケースは違いますけれども、課題はある意味共通しているところがあって、今議員ご指摘のと おり買い物であったり、移動であったり、それぞれ困難を来している方々がふえていっている。人口 のこれからの推移を予測しますと、それこそそれが人口ビジョンという形でベースにあるわけであり ますけれども、まだまだ高齢の人口のボリュームがふえていくという時代に突入をします。2025年 ぐらいまではそういう形で進むわけでありますから、今議員ご指摘のリスクというのも逆に言うとそ れは伸びていってしまう。ですから、これは市の行政としてもしっかりと対応しなければならないと いうふうに考えております。常々考えております。ですから、それに対応するための公共交通であっ たり、例えば地域のNPOを活用した例えば移動の確保であったりとかといろんなところを今研究を しておりますので、それを平成29年度以降の計画期間中において、一つ一つ丁寧に具体化をしてい きたいというふうに思っております。そのときに高齢者に対する対応というのはやはり非常に大きな ポイントとして捉えております。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 前者も先ほどいい方法の提案もございました。全て網羅して早いうちに結 論を出して、そして買い物難民の救済に早急に当たっていただくということをお願いをしておきたい と、こう思います。   次に、農業政策で中山間地対策、ここは私は極めて重要なことだと思っているのです。それで私 ども山北地区、朝日地区、神林の一部に中山間地域があります。私の推測であれば、恐らく400町 歩ぐらいはあるのではないか。減反分も合わせてです。そうしますと、これだけの面積をいわゆる中 山間地対策は今補助をもらっていますから、これは農家が何とかやっていけるのです。さらにはまた 法が改正されまして、今受託者が100万円を限度にしておりました補助金が、今200万円まで認め るようになりました。これは大きいと私思っています。受託する方が仮に20町歩を受託しています と、200万円の補助金があるわけです、助成金です。これが今までは100万円で打ち切りだったと、 打ちどめなのです。それ以上もらってはならない。こういうことでありましたけれども、そういうと ころの政策がありまして少しはいいと思いますが、やはりこれは副市長、副市長の農業に対する知識、 これは私は並外れた力とまた知識も持っているのだろうと、こう思っています。しかし、私ども山北 地区で今受託をやっている方々30町やっている人、20町やっている人、何人もいます。やっぱりこ ういう人たちの意見もよく聞いて、そしてこれから5年間の中で、今国も今度大型農業に転換しつつ あるのです。ですから、ここに大型農業載せているのです。これは政府ですから、国の方針ですから、 これから先はどうなるかは別としましても、そうなっていくでしょう、アベノミクスでいう経済成長 を唱えている限りは。ですから、中山間地地域で何十年も苦労して今受託されている方々の意見も副 市長しっかりと聞いて、そして副市長が持っている農業に対する知識と今までの経験をそこに入れて、 そして中山間地対策の農業はどうあるべきか、そして平場の大型化農業はどうするべきかということ をしっかりとこれは、私そんなに正月までに結論を出すなんていうものではないのです。私はやはり じっくりと4月あたりまで時間をかけて、足を運んで、そして私どもにすばらしいなと言われるぐら いの政策を立てていただきたいと思いますが、副市長、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 副市長。 〇副市長(忠  聡君) 大変ありがとうございます。実は11月の15日に市内の認定農業者の方 を中心に、法人だけではなくて、何人か集まっていただきまして、約2時間ほど意見懇談させていた だきました。中には山北地区から、既にたしか20ヘクタールを超える面積を経営しているという農 業者の若い方も来てくださいました。今後の経営課題は何だと言ったら、やっぱり条件が余りよろし くないというところで頑張るには、一定の助成金も必要だし、それに応えられ得るような市のきめ細 かな施策支援もあっていいのではないかというようなご意見もいただきました。私うれしかったのは、 今後の規模拡大意欲はあるのかというふうにお聞きしたら、もう少しまだ頑張れると、そういう大変 意欲的な言葉もいただきました。おっしゃられるように、確かに今頑張っておられる方、さらにはも う少し若い世代の方々で魅力を感じていただけるような、そういう声も広く集めながら、一つの方向 を出していきたいというふうに思っておりますし、振興公社の話をよく例に出しておりますけれども、 ここも1月中には全職員、関係する方々を集めて、そして今後の経営計画をみんなでつくり上げてど ういうふうに具体的に進めていけばいいのかも含めて、方向性をきっちりと出したいというふうに思 っております。広く皆様方のご意見をお聞きしながら、進めていきますということをお約束したいと 思います。   よろしくお願いします。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 副市長、ひとつよろしくお願いします。   それでは、次のページの森林関係についてです。現状と課題を見ますと、CLTといういわゆる 直交集成板です。日本の国はいわゆる輸出産業の一品目として大きな力と予算を入れるというような ことを言われています。それで残念ながら見ますと、現状と課題ではいわゆるCLTあるいは木質バ イオマスに、森林を売っていきたいのだと、村上市の木を、こういうことが現状と課題に書かれてい ます。そして主要施策の中には、CLTをできたものをよそから買って、いわゆる公共の建物を建て かえたり修理したり、そういうところにも利用していきたいと、こういう言い分なのです。そこで市 長なのですが、私は村上市は1,174平方キロが面積です。そのうちの85%、1,000平方キロが森林 なのです。圧倒的に多い。こんなところはないのです。ですから、村上市に1,000平方キロの森林 を村上市の経済、産業、ここにやっぱりそわせなければならぬと私、市長、思うのです。それにはC LTの会社に木を売ることも必要です。そうではなくて、この村上市に広大な森林の市にCLTを製 造する会社を誘致するぐらいの、私は市長に考えを持ってもらいたいと思っているのですが、市長、 どうですか。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) ぜひ積極的に取り組みたいと思います。現在新潟県の中で新潟県の素材生産 の量としては約4割を超える、5割に届くぐらいの素材生産を岩船、村上エリアで行っております。 ただ、県全体の素材生産量というと約14万立方という形になるわけでありますけれども、他県を見 ますとやっぱり50万とか80万とかをターゲットにしてやられている林産業の都道府県があるわけ でありまして、その中のこのエリアは半分でありますから、約4万を超える素材生産量というところ にとどまっているというところであります。これはやっぱり県の政策も含めて、トータルで新潟県の 持つ力、これを林産業の中でしっかりとつくり上げていく、これが戦略的になります。CLT技術に つきましては、現在生産工場が大きなところ小さいところありますけれども、日本全国で全部で6カ 所というふうに私承知しているわけでありまして、この近隣ですと北陸、それと太平洋側の宮城とい うことになるわけでありますので、東北エリアを考えたときには新潟県にその基地があるということ は非常に魅力的だなというふうに思っておりますので、誘致をする形も含めて少し取り組みを積極的 にさせていただきたいというふうに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 実は3日の日の新潟日報、それから朝日新聞の朝刊に、私ども村上市の議 会事務局であずかっております全国森林環境税議員連盟の会長に私再復活しておりますが、いよいよ 来年の10月の税調で結論を得るという新聞が報道しています。この結果は、あすかあさっての税調 で結論が得られると思います。私は朝刊の新潟日報、朝日新聞を見る限りでは恐らく間違いないのだ ろうと、私は見ています。あすもまた東京に行ってくるのですが、そうしますと、市長、環境税が導 入されますと、いわゆる住民税にどのぐらいかけるのか別としましても、いわゆる私は農業特区とい うのが今あります。しかし、林業特区もこれから今全国に私はできてくるのではないかと期待もして おります。私ども運動もしています。そういうふうになりますと、村上市はやっぱりいち早く手を挙 げて、林業のまちとしてこれだけの広い森林を有効活用して、私は考えていく必要あると思うのです。 それにはやっぱり先取りです。人がみんな手を挙げてから挙げたのでは、私みたいに一番最後の質問 者になるわけです。ですから、事業をやる人はなるべく早く先端を結んで研究を重ねてやっていく必 要性が私はあると、こう思っていますので、ぜひ市長にはこれは必ず実現しますから、ひとつ林業に 対する勉強と、それから前向きな姿勢をしっかりとやってもらいたいと思いますが、一言でいいです から。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) 慎重な上にも慎重を重ねながら、なおかつ果敢に取り組みを進めたいという ふうに思っております。今後自由民主党、公明党の税調で税制改正大綱が発出されるのだろうという ふうに思っておりますので、それの発出の推移もしっかりと見きわめをさせていただきたいというふ うに思っております。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) ひとつよろしくお願いします。   それから、消防長、消防団員の定数減少は、特に私どもの山北地区がひどくて、100人を切って おります。これは困った問題なのです。しかし、いわゆるあなた方の主要施策の中を見ますと、団員 の確保に努めると、こういうふうになっているのです。団員になる人は今現在いないわけです。いな いから入ってくれる人がいないのです。ならば、どういう人に頼めるのかと、こうなるのです。そう すると、男性の人であるならば年数を、年を下げて高校生まで入れるとか、これ一つの例です。私は 15歳から消防団員になっています。何ら定則はないと思います。それから、もう一つは消防を終わ った人を、定年制を上げてなお5年、10年務めていただく、この方法。それから、女性の方に応援 していただいて、何とか団員確保をしようと、これ3つ目。私はそれ以上のことはこの村上で幾ら叫 んでも、団員をふやすということになれば、その方法しかないと思います。でも定数を、部制を詰め て、6つある部制を2つにして、そして団員を減らしていくのであれば、これは団員が要らなくなる わけですから、何とかまた定数には、数字合わせはできるでしょう。しかし、大災害になれば消防団 員でなければできません。ぜひ、消防長は大変だと思いますが、消防の団員の皆さんとよくお話をし て、やっぱり6つ、女性をお願いする、あるいは年の若い人、私みたいな年になればだめですが、 60歳ぐらいまでは今まだ元気あります。ぜひそういう方向でひとつ幹部の皆さんとお話ししていた だきたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) 大変どうもありがとうございます。板垣議員おっしゃるとおりだと思って おります。私どもの事情から申しますと、本当に山北地区につきましてはなかなか充足率70%程度 まで落ち込んでおりまして、大変苦労しておるところであるわけなのですが、私どもも総合計画の中 で、ちょうど46ページなのでありますけれども、4番目、消防団員の充実と組織強化、こちらのほ うで下のほうに実は地域に応じた消防団の組織見直しという部分も実は考えておりまして、確かにお っしゃるとおり人口減少、本当に高齢化、こののが進んできているところにつきましては、一般的な 消防団員という形だけではなかなか補完できない部分もあるのかなと思っているところであります。 それを補完する部分につきましてはいろいろ機能別の消防団でありますとか、また地域とのいろんな 形でのタイアップとか、そのあたりが本当にこれから模索してつくり上げていかなければならない問 題だと、そのように認識しておるわけでございます。それで最終的に平成33年の目標値100%とい う数字を目指していきたいと、そのように考えております。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 消防長、ぜひ期待していますので。どうしても足らなければ、私も1年ぐ らい頑張ってみたいと思います。   それで消防は、きょうも火災ありましたが、いわゆる予防なのです、まず。予防をして火災を起 こさせない。初期消防の自主防災、これをいかに予防であり、初期消防が役立つかということなので す、自主防災組織の。これも残念ながら山北は実はおくれているのです。極めてこれをしっかりとや らないと、万が一の火災で人間の命失うようなことになりますと、消防長も大変です。だから予防を しっかりと消防団の皆さん方にはやっていただく。そして自主防災をしっかり詰める。そして自主防 災はまず消火器のかけ方、それから消火栓のホースを出させる、そこまでは自主防災の仕事だと私思 っているのです。そこまでやらないと、さっきも前者の皆さんが言ったけれども、いわゆる万が一の ときには団員が来なかったとか、これはまことに私はお粗末な結果になると考えていますので、その 点についても消防長、ひとつ積極的に取り組んでもらいたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(三田敏秋君) 消防長。 〇消防長(長 研一君) 大変重要なことだと思っておるわけでございます。先日も山北地区で実は 雷だったのですけれども、火災ありました。地元の消防団の方、本当に早く出動していただきまして、 鎮圧しておるような状況で、私どもどうしても分署のほうから20分ほどはかかってしまいますので、 火は少しでも早い段階で消しとめるのが一番いいものだと、そんなふうに思っているわけであります し、また消防団、自主防、本当に予防の気持ちを持っていただくことで、非常に地域、火災の件数と かそちらにも反映していくのではないのかなと、そんなふうに思っているところであります。そんな ことで目標値ありますので、私どもも順次いろいろ進めていきたいと思っております。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 積極的に進めてください。   それでは、最後に教育長にお伺いします。つい先日不登校の問題で菌というあだ名、これ大変な 話題になっています。結論から申しますと、親御さん一人なのです。誰を頼ればいいといってテレビ に出たそのお母さんは、私どもは子供は先生に頼るしかないと、こういうことを言っているのです。 私はあのテレビを見まして、どうも先生を疑いたくなるような感じすら実は受けたのです。そう思っ たのは、さっき前者の方も話ししていますが、私もいわゆる下の目標値、現況値の中で現在も、さっ き教育長お話ありました。小学校で21人、中学校が51人の不登校の生徒が村上市の中にいるわけ です。極めて私はなかなか難しいという話も私はよく承知をしています。しかし、これだけ能力のあ る先生方がたくさんいて、そして教育委員会がこれ、行政がこれだけカバーしていながら、この問題 がなかなか修復できてません。実は私の親戚もこういうことが起きておりまして、大変難儀しており ます。ぜひ教育長、この問題を解決するというのは難しいと思いますが、教育長、積極的に解決する いい手順というのはないのですか。もし教育長の今までの経験でもいいですし、例えば子供とか親族 に教えていいことは積極的に私どもも教えていきたいと思いますが、教育長の考えがあったら教えて ください。 〇議長(三田敏秋君) 教育長。 〇教育長(遠藤友春君) 当市においては本当に不登校の発生率が高いというのは深刻な問題です。 小学校は国と県の発生率がほほ同じなのに、村上市においてはその倍です。中学校も非常に多いです。 ということで、本当に先ほど学力の話もさせていただきましたけれども、学力とそういう不登校、い じめ、生徒指導の問題は表裏一体の問題ですので、やはり不登校の解決なしに学力も、それから安心 した学校生活も児童生徒は送ることができませんので、学校、それから家庭、そのほか関係機関連携 して指導に当たりたいと思います。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) 法がかわりまして、市長も教育委員会には強い権限を持てましたよね、今 度は、教育長も選任できる社会になりました。市長としてこの問題に積極的に私取り組んでもらいた いと思うのです。親戚、親御さん、地域は大変だと思うのです。市長の考えをひとつ。 〇議長(三田敏秋君) 市長。 〇市長(高橋邦芳君) これは当事者にとりましては、本当に大変な事態であります。これ日々毎日 24時間続いていくわけであります。この心配たるや推しはかっても余りある部分がありますので、 しっかりとそういうところに、その状態から救い上げるということが絶対これは必要なのだろうとい うふうに思っております。これから未来のある人生があります。その時間を有効に使えるように、子 供たちを含めてその力をしっかりと発揮できるように、そういうふうな対応をこれから進めていきた いと思います。 〇議長(三田敏秋君) 板垣一徳君。 〇25番(板垣一徳君) よろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。   大変ありがとうございました。 〇議長(三田敏秋君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで質疑を終わります。   これから議第148号について討論を行います。   初めに、原案に反対の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) 次に、原案に賛成の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(三田敏秋君) これで討論を終わります。   これから議第148号をボタン式投票により採決いたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(三田敏秋君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第148号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(三田敏秋君) 本日はこれで散会いたします。   なお、明日7日から第1委員会室において各常任委員会並びに一般会計予算・決算審査特別委員 会が開催されますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 4時50分  散 会