本文
今年度村上市は、国の「平成26年度日本の食魅力再発見・利用促進事業」を活用し、学校給食における地場産農林水産物の利用率を平成29年度までに10%向上するために、生産者・各学校・行政等関係機関が連携して、各種事業を進めてまいります。
木村野菜ソムリエ考案メニュー
事業の計画の説明ならびに今後のスケジュールについて話し合いました。
委員からは「ホームページで給食を取り上げ、取り組みをPRしてはどうか」や「需要と供給のバランスがうまくいってないため、本会を通して改善してほしい」などの意見をいただきました。
地場産食材を活用した学校給食の提供に取り組む先進地である、新発田市に視察に行ってきました。
担当者からは学校給食にかかる各種補助金の説明や現在の取組・課題などの説明が、地元生産者組織からは、調理場への納入や苦労話などをお聞きしました。
10月から村上地区小中学校で実施する地産地消給食に向けて、野菜ソムリエの木村正晃氏に新メニュー5品を考案いただき、地区の栄養教諭と試作会を実施しました。
木村ソムリエからはメニューを決める際のポイントとして、以下の4点を意識してメニューを考案したとのことでした。
※ 料理名をクリックすると、メニューのレシピがご覧いただけます。
そうめんかぼちゃの中華風サラダ [PDFファイル/24KB]
8月27日に開催された試作会に引き続き、冬の給食メニュー5品を木村野菜ソムリエに考案いただき、メニューのレシピを基に、地区の栄養教諭と試作会を実施しました。
木村ソムリエからはメニューを決める際のポイントとして、寒い時期なので、身体から温まっていただくよう、韓国料理を意識してメニューを考案したとのことでした。
※ 料理名をクリックすると、メニューのレシピがご覧いただけます。
10月より各学校において、地場産食材を利用した新メニュー等の導入実証が行われております。
そのうち、村上市立岩船小学校の模様を取材しました。
給食の時間前には、栄養教諭がパネルや写真などを使い、給食に使った地場産食材の紹介や地産地消のメリットについての紹介がありました。
実際に調理に使った食材(かきのもと)を児童の皆さんに見せる場面もあり、児童の皆さんは見たことのない食材に興味を持っていました。
村上市立村上小学校1年生の給食の模様を取材しました。
当日の給食は地場産のブロッコリーを使ったシンプルフライなどの料理でした。
栄養教諭の先生がブロッコリーの種類や特徴について、パネルや調理前のブロッコリーを使いながら児童の皆さんに説明していました。
児童からは「今まで苦手だったのに、フライにしたらおいしく食べられた」などの声がありました。
現在導入中の新メニューについて、児童・生徒ならびに保護者の方に周知し、地場産食材の理解を深めていただくと共に、家庭での地産地消の推進を目的として、毎月チラシを配布しております。
これまでの事業報告や、来年度に向けた作付計画ならびに納入状況について、生産者ならびに栄養教諭などから各種意見をいただきました。
来年度の春夏の給食メニュー10品を木村野菜ソムリエに考案いただき、メニューのレシピを基に、地区の栄養教諭と試作会を実施しました。
栄養教諭からは、手を加えずにこのまま給食メニューとして活かせるものばかりで良かったとの声が聞かれました。
※ 料理名をクリックすると、メニューのレシピがご覧いただけます。
ブロッコリーと海苔のバター醤油あえ [PDFファイル/5KB]
※ 料理名をクリックすると、メニューのレシピがご覧いただけます。
トマトと焼きゴボウの炊き込みごはん [PDFファイル/6KB]
村上市と同じく国の学校給食地場食材利用拡大モデル事業を活用し、学校でのスーパー給食を実施した長岡市を視察しました。
農産物直売所における学校への納入状況や、長岡市の食育や地産地消の取組などをお聞きしました。