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令和3年4月3日開催 大須戸能定期能動画
令和3年度開催 大須戸能定期能の動画配信
令和3年4月3日(土曜日)に開催した大須戸能定期能は、新型コロナウイルス感染症対策のため、来場者を大須戸区民に限定して開催しました。このため、今回観覧できなかった方のために当日の様子を動画撮影しましたので、ぜひご覧ください。
※各映像はカメラの不具合により多少の乱れが生じています。ご了承ください。
舞台清めの儀、大須戸能保存会会長挨拶
能「式(しき)」
この曲は能の最初に演じられるもので、天下泰平、国家安穏を祈るとともに、能舞台を清める儀礼的な曲です。
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能「鶴亀(つるかめ)」
新春に中国の朝廷で四季の節会の事始めが催され、不老門において、天子は百官卿相の拝賀を受け、万民も群集して礼拝します。拝賀が終わると嘉例によって鶴亀を舞わしめ、その後、天子も舞楽を奏せしめて、自ら舞い、やがて長生殿に還御します。短い中にもめでたい文句を並べた新春の祝曲です。
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狂言「附子(ぶす)」
用足しに出かける主人(大名)が、太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)に留守番を言いつけます。2人は、主人が猛毒の附子(トリカブト)だと言っていたものが実は砂糖だと気づき、全部食べてしまいます。困った2人は、その言い訳のため主人が秘蔵する掛け軸や茶碗をわざと壊し、「死んで詫びようと附子を食べたがまだ死なない」と報告すると、主人は怒って2人を追い立てます。
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能「大江山(後)(おおえやま)」
源頼光一行は、勅令により丹波大江山に住む酒呑童子と呼ばれる鬼を退治するため、山伏に変装して大江山に分け入ります。途中で出会った女の手引きで、一行は酒呑童子の家に至ります。酒呑童子は快く一行を迎え、酒宴を催して歓待します。酒呑童子は舞い戯れるうちに酔い倒れ、やがて寝所で寝入ってしまいます。頃合を見て頼光たちが攻め込むと、酒呑童子は鬼の正体をあらわして猛威を振るいますが、ついに頼光に討たれてしまいます。今回は後半部分のみの演能で、前半と後半をつなぐ間狂言(あいきょうげん)の場面から始まります。酒呑童子と頼光との戦いが見どころです。
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→ R3定期能パンフレット [PDFファイル/166KB]