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出羽街道

記事ID:0053363 更新日:2022年4月25日更新 印刷ページ表示

出羽街道ウォーキング

出羽街道は村上城下を起点にして北上し、庄内領鶴岡へ通じる街道です。途中、猿沢・塩野町を通り、蒲萄峠を越え、北中・小俣を経て庄内領へと続きます。村上の本庄氏の戦の記録にも度々登場したりと、古くから軍用道として使われ、村上と以北を結ぶ重要な道でした。しかし、物品の往来はそれほど多いものではなく、奥の細道で松尾芭蕉が庄内から村上に向かった際に通ったことが知られていますが、越後からは出羽三山詣での旅人が中心でした。
現在では街道の大部分が舗装路に姿を変えていますが、蒲萄から大沢の間は途中幅の狭い道や石畳の道など、当時の道のまま、道路改良もされずに残っています。また、北中や小俣などの集落は宿場の雰囲気を色濃く残しています。

出羽街道沿いのおすすめスポット

1 峠の石畳(大沢地内)

大沢集落から矢葺明神は続く峠の入口に、昔を偲ぶ石畳跡を見ることができます。
「日本の歩きたくなる道500選」に選ばれています。
峠の石畳

2 吉祥清水(大毎地内)

出羽街道の周辺は湧水が豊富です。特におすすめが吉祥清水です。
吉祥清水のページにリンク

吉祥清水

3 のどかな田園風景(大毎~北中) 

のどかな棚田の広がるこの地域は、朝霧や夕霧がたなびきます。
ハサ木の風景

4 北中芭蕉公園

芭蕉が奥の細道を巡遊してちょうど300年後の平成元年8月に、旧山北町と「奥の細道あゆむ会」の手によって開園した施設です。
芭蕉公園

5 街道沿いの旧家(北黒川地内) 

昔を偲ばせる佇まいの地主の家。旅の雰囲気をゆったりと感じさせます。
旧家

6 小俣宿

戊辰戦争の戦火に遭い、再建された当時の趣を残す街並みは、懐かしさを感じさせます。
近くには日本国の登山口もあり、登山客が宿場を歩いている姿を見かけます。
日本国登山のページにリンク
小俣宿のページにリンク

小俣宿入口

7 白山神社の姥杉(小俣地内)

樹齢1,200年を超える白山神社の姥杉は、県の文化財指定を受けています。
白山神社の姥杉

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交通手段

村上市北中、小俣集落までを掲載。その他につきましては、お問い合わせ下さい。

JR

 村上市北中集落まで:JR羽越本線勝木駅から「大毎行」路線バスで約20分、北中バス停下車。料金420円

お車

  • 村上市小俣集落まで:JR羽越本線府屋駅から「雷」行き路線バスで約20分、小俣バス停下車。料金360円
  • 村上市北中集落まで:日本海東北道朝日まほろばICから国道7号を北上(所要時間約30分)。集落入口に看板あり。
  • 村上市小俣集落まで:日本海東北道朝日まほろばICから国道7号を北上し、岩崎交差点を右折後、県道山北関川線を雷方面に走行(所要時間約1時間)。 集落入口に看板あり。

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