ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 分類でさがす > 観光情報 > イベント > 郷土芸能・まつり > 観光情報 > 令和3年4月3日開催 大須戸能定期能の動画を配信します

本文

令和3年4月3日開催 大須戸能定期能の動画を配信します

記事ID:0026908 更新日:2021年4月23日更新 印刷ページ表示

令和3年度開催 大須戸能定期能の動画配信

令和3年4月3日(土曜日)に開催した大須戸能定期能は、新型コロナウイルス感染症対策のため、来場者を大須戸区民に限定して開催しました。このため、今回観覧できなかった方のために当日の様子を動画撮影しましたので、ぜひご覧ください。

※各映像はカメラの不具合により多少の乱れが生じています。ご了承ください。

大須戸能

大須戸能は山形県鶴岡市の黒川能の流れを汲み、江戸時代後期から大須戸集落に伝承されてきた民俗芸能で、謡(うたい)、舞、着付などは中央の流派とは異なるところがみられます。昭和30年にはその希少性と熱心な取り組みが認められ、新潟県文化財(無形民俗)に指定されました。毎年4月3日には大須戸八坂神社能舞台で定期能が奉納されます。

舞台清めの儀、大須戸能保存会会長挨拶

舞台清めの儀・大須戸能保存会会長挨拶
清めの儀、大須戸能保存会会長挨拶の動画はこちらをクリック

能「式(しき)」

この曲は能の最初に演じられるもので、天下泰平、国家安穏を祈るとともに、能舞台を清める儀礼的な曲です。
能「式」
能「式」の動画はこちらをクリック

能「鶴亀(つるかめ)」

新春に中国の朝廷で四季の節会の事始めが催され、不老門において、天子は百官卿相の拝賀を受け、万民も群集して礼拝します。拝賀が終わると嘉例によって鶴亀を舞わしめ、その後、天子も舞楽を奏せしめて、自ら舞い、やがて長生殿に還御します。短い中にもめでたい文句を並べた新春の祝曲です。
能「鶴亀」
能「鶴亀」の動画はこちらをクリック

狂言「附子(ぶす)」

用足しに出かける主人(大名)が、太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)に留守番を言いつけます。2人は、主人が猛毒の附子(トリカブト)だと言っていたものが実は砂糖だと気づき、全部食べてしまいます。困った2人は、その言い訳のため主人が秘蔵する掛け軸や茶碗をわざと壊し、「死んで詫びようと附子を食べたがまだ死なない」と報告すると、主人は怒って2人を追い立てます。
狂言「附子(ぶす)」
狂言「附子(ぶす)」の動画はこちらをクリック

能「大江山(後)(おおえやま)」

源頼光一行は、勅令により丹波大江山に住む酒呑童子と呼ばれる鬼を退治するため、山伏に変装して大江山に分け入ります。途中で出会った女の手引きで、一行は酒呑童子の家に至ります。酒呑童子は快く一行を迎え、酒宴を催して歓待します。酒呑童子は舞い戯れるうちに酔い倒れ、やがて寝所で寝入ってしまいます。頃合を見て頼光たちが攻め込むと、酒呑童子は鬼の正体をあらわして猛威を振るいますが、ついに頼光に討たれてしまいます。今回は後半部分のみの演能で、前半と後半をつなぐ間狂言(あいきょうげん)の場面から始まります。酒呑童子と頼光との戦いが見どころです。
能「大江山(後)」
能「大江山(後)」の動画はこちらをクリック

パンフレットのダウンロードはこちらをクリック
         →  R3定期能パンフレット [PDFファイル/166KB]

大須戸能の歴史

大須戸能は、江戸時代後期から大須戸集落の住民の間で伝承された能狂言である。山形県東田川郡櫛引町(現在の山形県鶴岡市)黒川の黒川能の系統を引くものであり、現在は4月3日に八坂神社で行われる春の例祭で神社の能舞台で演じられるほか、8月15日には薪能(たきぎのう)としても公開されています。昭和30年には新潟県の無形文化財に指定されました。

その起源は、弘化元年(1844年)の冬、庄内の黒川能役者蛸井甚助(たこいじんすけ)が当地に逗留した際に庄屋や神主など村人に対し、式三番や黒川能の下座伝承曲15曲を教えたことに始まると伝えられ、嘉永4年(1851年)以降は鎮守八坂神社の社殿での演能記録も残っており、少なくとも150年以上の伝承が確認できます。

また嘉永5年(1852年)の古文書には「古来の能装束が切損し役に立たなくなったので奉納を願う」旨の記述があることから推して、黒川能が伝わる以前にも何らかの形で大須戸において能が行われていたとも考えられているが、現在の伝承は黒川能伝来以後のものしか確認されていません。

大須戸能の特色としては、一語一語にナビキがつく謡や笛方がほかの囃子方に対して直角の位置につくなど黒川能の形態と共通する部分が多いが、黒川能が頭屋の座敷や春日神社拝殿内という屋内で行われるのに対して、大須戸能は当初から能舞台での演能で伝承されているため、謡・囃子・所作ともに黒川能より大きめです。

八坂神社の境内には、蛸井甚助が帰郷する際、記念に残したといわれる「黒川や上に流れて花の郷」なる句碑があります。

大須戸能は、代々受け継がれる農村の伝統芸能です。

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)