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市内のCLT建築物(村上市スケートパーク)
村上市スケートパークについて
村上市では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの正式種目となった「スケートボード」に出場できる選手の育成、「東京オリンピック・パラリンピック」をキーワードとした地域活性化を目指し、瀬波温泉三丁目地内に村上市スケートパークを建設しました。
村上市スケートパークは、国内最大規模の屋内スケートボード施設として、国内外のスケートボード選手が集い、村上市がスケートボードの聖地となるよう平成29年度に実施設計を行い、東京オリンピック・パラリンピック開催前の平成31年4月27日にオープンしています。
<施設概要>
・建設地 新潟県村上市瀬波温泉三丁目地内
・敷地面積 17,294.75平方メートル
・施設構造 木造一部鉄筋コンクリート造
・建築面積 1,985.41平方メートル
・延床面積 2,669.89平方メートル
(1階床面積)
・アリーナ 1,542.24平方メートル
・ボルダリング 82.85平方メートル
・事務室・多目的室など 343.77平方メートル
(2階床面積)
・観覧席 218.48平方メートル
・スラックライン 121.93平方メートル
・ホール、トイレなど 360.62平方メートル
(使用材料)
・木材全量 1,223.6m3
・うち市産材の使用量 931m3
・CLTの使用量 23m3
・CLTの使用部位 外壁、間仕切り壁
<施設の特色>
・屋内型の施設としては日本最大級の規模であり、オリンピック種目となる「ストリート」と「パーク」をアリーナに設置している。特に、「パーク」は屋内施設としては、全国で設置されていない国際競技レベルの規模が確保されている。
・市の主要産業のひとつに林業があることから、構造材および仕上げ材に村上市産杉材を使用している。
・近年、新技術として利用が進められているCLT※を間仕切り壁に使用している。