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すくすくコラムVol.3

記事ID:0012155 更新日:2014年12月1日更新 印刷ページ表示

「ぎゅっと抱きしめて」

ある日の3歳児健診で、子どもが「ママ、ぎゅってしてー」と言って、お母さんが抱きしめている姿を見ました。見ていた保健師たちは心がふんわりしました。

赤ちゃんの頃は、赤ちゃんが泣いたときに、まず抱っこしてあげます。
そうすると、赤ちゃんはおなかの中にいた時のように、しっかりと守られ、心地よくなって泣き止み寝ます。
そして再び不快になって泣く、この繰り返しですよね。
この繰り返しによって、赤ちゃんのほうは、自分が守られている、安心だ、この人は信頼できるという信頼感、親に対して愛情の絆が築かれていきます。

子どもは、親との愛情、安心、信頼の絆を基に、いろいろな表情をしたり、おしゃべりが上手になりわがままをいったり、保育園や幼稚園にいくようになったりと日々成長していきます。

毎日家事や仕事で忙しいかもしれませんが、相づちをうつだけでなく子どもと目を合わせてお話をしてあげてください。
そして、「大好きだよ」という思いをたっぷり込めて、こころの栄養補給のために、全身を使ってぎゅっと抱きしめてあげてください。
子どもはその愛情を親だけでなく、周りの人にも伝えてあげられ、安心して人との関わりができるようになります。
また抱きしめてあげる親も自分の気持ちを落ち着かせ、子どもへの愛情をより豊かにしてくれます。

ぜひ、お子さんをぎゅっと抱きしめてあげてください。

子育てや子どもの成長などの相談があれば、いつでも保健師までご相談ください。