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すくすくコラムVol.7

記事ID:0016980 更新日:2015年7月31日更新 印刷ページ表示

「暑い夏を乗り切ろう~熱中症予防~」

梅雨が明け、暑い日が続きますね。
去年、県内の熱中症による救急搬送は約1,000人おり、半数が高齢者、18歳未満の子どもの救急搬送は全体の15%でした。
今年は、7月14日までに18歳未満の子どもが県内36人救急搬送されています。
そこで、熱中症を防ぐための注意点を確認しましょう。

熱中症とは

室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、
体温上昇、めまい、からだのだるさ、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
家の中でも室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合があり、注意が必要です。

熱中症の応急手当

  • 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる!
  • エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす!
  • 氷などで脇の下・太もものつけねなどを冷やす!
  • 飲めるようであれば、水分を少しずつ頻回に摂らせる!

こんなときはためらわずに救急車を呼びましょう

  • 自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合
  • 意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状がある場合

子どもがなりやすい理由

  • 体温を調節する機能が未熟なこと。特に汗をかく機能が未熟で、体に熱がこもりやすいです。
  • 地面の照り返しが、大人より身長が低いので、大人より高い温度にさらされてしまう。
  • 遊びに集中してしまい、休憩や水分補給を忘れてしまう。
  • 自分で体調不良を訴えることがまだ未熟なこと

熱中症予防のポイント

  • 子どもの状態(顔色、汗の量、機嫌など)をよく確認しましょう! 
  • のどが渇かなくてもこまめに水分補給しましょう!外出時は水筒やペットボトルを持っていきましょう。
  • 服装は通気性がよく、熱がこもりにくいのものにしましょう!
  • 部屋の温度をこまめにチェック。エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
  • バランスよく食事をとり、たっぷり睡眠をとり、体に疲れを残さないようにしましょう!

みなさん熱中症に注意して、楽しい夏を過ごしましょう!

子育てや子どもの成長などの相談があれば、いつでも保健師までご相談ください。