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すくすくコラムVol.10

記事ID:0019627 更新日:2016年1月29日更新 印刷ページ表示

おっぱいやミルクはいつ頃やめたらいい?~卒乳に向けて~

10か月頃になると、おすわりが上手になり、ハイハイができたり、つかまり立ちができるようになってきますね。また体の中の内臓、筋肉や骨も成長していきます。口の中でも、舌が自由に動かせるようになり、歯茎でつぶして食べられるようになってきます。
村上市では、10か月児健康相談を実施していますが、お母さんたちの相談で多いのは、卒乳についてです。
今回は、からだの成長の点から卒乳時期についてふれていきたいと思います。

卒乳とは

母乳(またはミルク)を乳首を使って飲むことを卒業することをいいます。
やめる時期は、母子ともに無理のない時期を選びましょう。

いつごろがいいのか

やめる時期には、いろいろな考え方があります。まず第一に子どもの成長に注目しましょう。

  • 食事がよく食べられるようになった。
  • コップでお茶などが飲めるようになった。  など

卒乳を考え始めたら

卒乳を考え始めたら、少しずつ乳製品を増やしていきましょう。

  • 1歳頃:離乳食の中に、無糖ヨーグルトや牛乳を使って乳製品の味に慣れていきます。チーズも取り入れましょう。
  • 1歳2か月頃:食後の母乳(またはミルク)がなくなってきたら、牛乳や乳製品の量を増やしていきます。あたためた牛乳をコップで飲むことも始めていきましょう。
  • 1歳3か月頃:夜の母乳(またはミルク)がなくなったら卒乳です。牛乳で1日400mlとるようにしましょう。
  • 1歳6か月頃:体重10~11kgの頃には卒乳できる体になっています。離乳食も終わり、幼児食が始まります。

離乳食から幼児食に向けて

1歳になると離乳食の後の授乳はなくなり、大人と同じように、食事でお腹をいっぱいにしていきます。まだ胃袋は小さいため、3回の食事では1日の必要な栄養がとれないので、2回の間食で補います。つまり、間食は食事で不足する栄養素を補うためのものなので、お菓子でいいというわけではありませんね。

卒乳に向けて

卒乳で一晩二晩は、寝つきが悪く泣くこともありますが、3日目頃には自然と離れていきます。
卒乳の時期までは、十分飲ませるようにしましょう。

    子育てや子どもの成長などの相談があれば、いつでも保健師までご相談ください。