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ヒートショックにご注意を!

記事ID:0071285 更新日:2023年10月15日更新 印刷ページ表示

ヒートショックにご注意を!

 冬場のこの時期、浴室や脱衣場・トイレなど室内でも特に寒いと感じる場所はありませんか。そのようなときに注意してほしいのが「ヒートショック」です。例えば、暖かい部屋から寒い場所へ移動すると、その気温差で脳や心臓などに悪影響を及ぼしてしまうことがあります。この現象がヒートショックです。人間が寒さを感じたとき、心拍数を上げて全身の血流を増やし体温を一定に保とうとしますが、同時に血圧も上昇します。この際、急激に上昇してしまうと体が耐え切れず、脳卒中や心筋梗塞を発症する危険性があります。
 寒い脱衣場や浴室で冷えた体のまま熱いお風呂に浸かったり、寒いトイレで排泄する際に力いっぱいいきむなど、急激に血圧が上昇するような行動は危険が伴いますので注意が必要です。中でも入浴中の急変は溺水や溺死など重大事故につながりかねません。おうちで高齢者が入浴する際は、こまめに家族が声掛けをするなど見守りをお願いします。

安全に入浴するための注意点

  1. 入浴前に脱衣場や浴室を暖めましょう。
  2. 湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までを目安にしましょう。
  3. 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。立ちくらみに気を付けてください。
  4. 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
  5. 入浴する前には、同居者に一声かけて意識してもらいましょう。

               消費者庁「消費者への注意喚起」より 

ヒートショックにご注意を!