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『かみかいふ』ってイイなぁ♪ No1~No5
1.春の訪れを告げる山の幸
「上海府」と聞くと海を連想する方も多いと思いますが、海とともに緑深い山々に挟まれた当地区は、山の幸にも恵まれています。
ふきのとう、たらの芽、わらびなど…春の味覚の代表である山菜は、私たちに暖かな春の訪れを教えるとともに、食卓を大いに楽しませてくれる山の幸です。
近年では、山の所有者でない方が山菜を採る、私有地の田畑に侵入する、ゴミを捨てていくなど、残念ながらマナーを守らない方が増えており対応に苦慮しています。山菜は根こそぎ採ると、翌年、そこには自生しなくなってしまうにも関わらず、大量に採取していく方もいるようです。
上海府地区の山菜は、海府ふれあい広場「さざなみ市」で販売されており、売り子のお母さんたちが美味しい食べ方を教えてくれますので、ぜひそちらで手に入れて楽しんでくださいね!
2.ふれあい大運動会inかみかいふ
地域行事が盛んな上海府地区では、毎年、地域をあげて運動会を開催しており、運動会の前には会場となる小学校グラウンドの草刈り作業を行っています。
この運動会の始まりは、昭和20年代までさかのぼります。上海府地域コミュニティセンターに残る昔の資料によると、「いもほり競走」「なわない競走」など工夫を凝らした様々な競技が行われ、当時から大いに盛り上がっていたようです。
平成14年度からは、上海府小学校と上海府保育園、地域の合同開催となり、「ふれあい大運動会inかみかいふ」と名称も改められました。
平成28年度からは、上海府保育園の休園により上海府小学校と地域の合同開催となります。
時代の変遷とともに形態や競技方法などを変えながら、長きに渡り続けられてきた運動会。競技を通じて親睦を深め、地域の連帯感の醸成を図る行事として、これからも大切にしていきたいと思います。
3.迫力満点!トライアスロン
毎年9月に開催される「村上・笹川流れ国際トライアスロン大会」には、国内外からたくさんのアスリートが集結します。本大会において上海府地区の海岸線はバイクコースの一部となっており、青々しい海と緑深い山に囲まれ自然豊かな景観を誇るこのコースは多くの選手から好評を博しています。
大会当日の上海府地区では、多くの住民が沿道に集まり選手に大きな声援を送ります。雄大な日本海を背に力強くバイクで駆け抜ける選手の姿は迫力満点です!
4. 山頂からの眺めが最高!能化山(のっけさん)
間島集落にある「能化山(のっけさん)」は標高380.5メートル。1時間程度で登れるため、気軽に山歩きが楽しめると人気のスポットです。山頂からは朝日連峰、日本海に浮かぶ粟島など、綺麗な景色を堪能することができます。
山歩きの際には、植物の採取をしない、私有地に立ち入らない、ゴミは持ち帰るなど、マナーを守って楽しみましょう。また、上海府地区内においても熊の目撃情報が寄せられておりますので、山に入る際には十分にご注意ください。
5. 力強い日本海の波しぶき
「日本海」と聞くと、皆さんはどのような情景を思い浮かべますか?テレビドラマや演歌の歌詞に登場しそうな、力強い波しぶきを想像する方も多いのではないでしょうか。
海は、日によって様々な表情を見せますが、特に冬になると大きなうねりを伴い荒々しい一面を覗かせてくれます。見る人を圧倒する日本海の波しぶきは、上海府が誇る絶景の1つです。