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豚熱(CSF)に関する情報
豚熱(CSF)は豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。また、市場に出回る豚肉はすべて病気や異常がないか検査し合格したものだけが流通するため、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。仮に豚熱にかかった豚肉や内臓を食べても人体に影響はないと考えられています。
村上市内、新潟県内における感染確認状況
村上市内 3例目
- 発見日:令和4年2月14日
- 捕獲場所:村上市勝木地内
- 検査状況:令和4年2月22日の検査で陽性(県内46例目)
村上市内 2例目
- 捕獲日:令和3年11月30日
- 捕獲場所:村上市間島地内
- 検査状況:令和3年12月7日の検査で陽性(県内43例目)
村上市内 1例目
- 捕獲日:令和3年9月19日
- 捕獲場所:村上市岩石地内
- 検査状況:令和3年9月22日の検査で陽性(県内42例目)
村上市で狩猟される皆様へ
狩猟を感染確認区域で行ったとき
感染確認区域で狩猟を行った際は、イノシシを捕獲しなかった場合でも、靴・衣類・手指、車両などの消毒をお願いします。
靴・衣類 |
・靴の土や汚れをブラシで落とし、消毒液を吹きかける ・現場で・衣類を履き替え、ビニール袋で密封して持ち帰り、洗浄・洗濯する。(靴底は移動の都度こまめに消毒) |
手指 |
・消毒用アルコールをスプレーし、手全体にすりこむ |
車両 |
・タイヤ、荷台、足マットなどの土や汚れをブラシで落とし、消毒液を吹きかける。(特にタイヤを重点的に消毒) |
資材 |
・スコップ、ブラシ、消毒用スプレー、ナイフなどは、土や汚れをよく落とし、消毒液または消毒用アルコールにより消毒する |
わななど |
・設置していた場所で土や汚れをブラシで落とし、消毒液を吹きかける ・わなは、次に使用する際に水でよく洗浄する |
廃棄物 | ・狩猟中に出たごみは、ごみ袋に入れて密封し、袋に消毒液を吹きかけた後、適切に処分する |
イノシシを感染確認区域で捕獲したとき
1.感染確認区域で捕獲したイノシシおよびその肉、内臓、血液などは、感染確認区域以外に持ち出さないでください(加熱処理したものを除く)。冷凍した肉なども持ち出さないでください。
2.感染確認区域で捕獲したイノシシの肉の利用については、自家消費のみとし、市場流通や他者へ の譲渡は行わないでください。
3.捕獲場所や埋設場所を消毒してください。
肉 |
・肉は密閉容器(ジップロック、タッパーなど)に入れて持ち帰る。 ・密封後に容器の外側を消毒用アルコール(食用品)でスプレーし、漏れないようにビニール袋で二重にする。 ・使用後の容器は洗浄・消毒してから廃棄する。 ・残渣は、中心部まで加熱してから捨てる(冷凍したものも同様) |
消毒 |
・解体は原則として捕獲場所で行い、露出しないように適切に埋設してください。 ・止め刺しした地点の半径1メートル、埋設地点、血液などが付いた場所を消毒液または消石灰により消毒してください。 |
養豚場への立ち入り禁止
感染確認区域で狩猟を行った際は、当面の間、養豚場への立ち入りを控えてください。
登山者・キャンパーや山林内で作業する皆様へ
豚熱ウイルスは物に付着して運ばれる可能性がありますので、下山後は靴などの汚れをよく落としてください。
養豚農家の皆様へ
防疫対策の再点検を行い、発生予防に万全を期すようお願いします。
- 立入制限
- 消毒の徹底
- 野生動物の侵入防止対策の徹底
- 異状の早期発見・早期通報
毎日、飼養家畜の健康観察を行い、豚熱の特定症状がみられた場合は、直ちに家畜保健衛生所へ通報してください。
死亡イノシシを発見した場合には
新潟県では野生イノシシの感染確認検査を実施していますので、死亡した野生イノシシ(捕獲されたものおよびワナなどにより死亡したものを除く)を発見した場合は、農林水産課または各支所産業建設課へ連絡してください。