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基金の運用について

記事ID:0084805 更新日:2024年11月15日更新 印刷ページ表示

基金の運用について

 市では、条例に基づき、様々な目的のために資金を積み立て、または定額の資金を運用するために基金を設け、目的に応じた12の基金を保有しています。
 これらの基金に積み立てた資金は、市の日常の歳出等に使用するものではなく、必要に応じて取り崩して使用することとしています。
 地方自治法において「基金は、確実かつ効率的に運用しなければならない」と規定されており、今までは定期預金で運用してきましたが、低金利の状況が続いていることから、令和6年度より、これらの資金を活用して地方債や一般担保付社債等の債券を購入し、市民サービス向上のための施策の財源確保策のひとつとして取り組んでいます。

債券の保有状況
  令和6年度(見込み)
保有金額 2,500,000,000円
これまでの運用益比較
  令和4年度 令和5年度 令和6年度(見込み)

基金
運用額(*)

9,083,865,088円 7,285,365,895円 7,689,088,687円
運用益

1,485,928円

(定期預金利息のみ)

1,694,173円

(定期預金利息のみ)

8,805,976円

(債券および定期預金利息)

*基金の運用額には義務教育施設整備基金の定期預金保管分(約5億)も含みます。運用益は、債券のほか定期預金の利息も含みます。

資金運用を通じたSDGs、社会貢献、環境問題などへの取り組み

ESG債券の購入に係る投資表明

近年、ESG投資が急拡大する中、投資家がESG債券(注1)を積極的に購入し、『投資表明(注2)』を行う動きが広まっています。

ゼロカーボンシティ宣言を行い、カーボンニュートラルを目指す本市としても、債券購入にあたっては、安全性や効率性に十分に配慮しながら、主に「グリーンボンド」・「ソーシャルボンド」・「サスティナビリティボンド」といったSDGs(ESG債)債券を積極的に購入することとし、購入の際には『投資表明』を行い、持続可能な社会づくりへの貢献を内外に発信します。

(注1)ESG債券:「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス=企業統治)」の3つの頭文字をとった略語で、それぞれがもつ課題を解決するために発行する債券をESG債といい、特に環境、社会貢献に特化したものをグリーンボンド、ソーシャルボンドなどと表現されます。

(注2)投資表明:『投資表明』とは、投資家(債券購入団体)がSDGsを推進する取組みとして、ESG債券の購入を行うことで、持続可能な社会の形成に寄与し、社会的使命・役割を果たしていくことを対外的に公表することです。

(参考)地方公共団体における多様な資金調達について(SDGs債(ESG債))(総務省 外部サイト)

村上市が保有するSDGs債など

基金で保有している債券のうち、ESG債券(※1)として外部評価を取得している債券は以下のとおりです。

※1)ESG債:グリーンボンド(環境面の課題解決に資する債券)・ソーシャルボンド(社会的課題解決に資する債券)・サスティナビリティボンド(環境面および社会的課題解決の両方に資する債券)などがあります。

市で保有しているSDGs債等
種別 保有している債券の主な発行体
地方債 東京都(ソーシャルボンド)​、群馬県(グリーンボンド)​
財投機関債

独立行政法人 日本学生支援機構(ソーシャルボンド)

独立行政法人 都市再生機構(サスティナビリティボンド)

水資源機構(サスティナビリティボンド)​

事業債

東日本高速道路株式会社(ソーシャルボンド​)、西日本高速道路株式会社(ソーシャルボンド)

阪神高速道路株式会社(サスティナビリティボンド)、名古屋高速道路公社(ソーシャルボンド)

村上市では、基金の保全に最大限留意しつつ、安全・確実な発行体のSDGs債の購入を通じた資金の供給により、持続可能な社会の形成に寄与し、その社会的使命・役割を果たしていきます。

S D G s

 

 

 

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