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村上市文化財保存活用地域計画が文化庁長官の認定を受けました

記事ID:0094388 更新日:2025年12月19日更新 印刷ページ表示

令和7年12月19日、国の文化審議会文化財分科会の答申を経て「村上市文化財保存活用地域計画」が文化庁長官の認定を受けました。新潟県内では、村上市が5例目の認定となります。

村上市文化財保存活用地域計画

 「村上市文化財保存活用地域計画」は、文化財保護法第183 条の3 に基づき、本市における文化財の保存・活用に関する基本的な方針や措置を示す計画として作成したものです。
 本計画は、広く市域全体にわたって本市固有の歴史文化の保存・活用を進め、将来へ引き継いでいくことを目的としています。

<計画期間>

令和8(2026)年度から令和17(2035)年度までの10年間

<基本目標>

歴史文化に親しみ、誇りを持って、ともに生きていくまち

<基本的な方向性>

方向性1 「文化財を知る、見つける」
 本市には有形・無形の多種多様な文化財があり、各地域によって特色のある歴史を現在に伝えています。これらの文化財が身近にあること、地域の貴重な財産であることを市民に知ってもらい、市民が歴史文化に親しむことで文化財に対する理解と関心を深めます。

方向性2 「文化財を守る、磨き上げる」
 本市にある多種多様な文化財の保存に関わる人材を育成するとともに、文化財の保存に必要な技術を伝承する後継者の育成環境を整備します。また、調査・研究によって歴史的価値を明らかにし、文化財の価値を磨き上げます。

方向性3 「文化財を活かす、発信する」
 文化財を教育、観光、地域振興など多様な分野で積極的に活用し、市民がその価値に触れる機会を創出することで郷土への誇りを醸成し、市民が歴史文化とともに生きていくまちを目指します。また、文化財を地域資源として位置づけ、市外にもその魅力を積極的に発信し、来訪者の増加や地域の活性化につなげます。

<関連文化財群>

 関連文化財群とは、地域に存在する多様な文化財を歴史的な関連性、ストーリーによって結び付け、一定のまとまりとして捉える考え方です。関連文化財群の設定により、個別の文化財を複合的に結び付け、文化財の指定・未指定を問わず様々な構成要素を活かし、多面的な方法によって文化財の保存・活用を図ります。
 関連文化財群の設定にあたっては、本市の歴史文化の特徴をふまえ、ストーリーをもとにした一体的な文化財の保存・活用が可能となるように以下の6つの関連文化財群を設定しました。
 関連文化財群1 自然と共生した先史時代~古代の暮らし
 関連文化財群2 身近にある中世の風景
 関連文化財群3 城下町村上で育まれた文化
 関連文化財群4 海、山、川を通じた交流
 関連文化財群5 風土に育まれた生業と生活文化
 関連文化財群6 暮らしの中にある信仰と伝承

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