本文
国指定史跡 山元遺跡
国指定史跡 山元遺跡
山元遺跡は丘陵の上に営まれた弥生時代後期(今から1,900年前)に最盛期を迎える集落跡です。高速道路の建設に先立つ調査で見つかり、重要な遺跡であることが分かったため、現状保存されました。
調査の結果、山元遺跡が北陸と東北の接点に位置する日本最北の「高地性環濠集落」であることがわかりました。「高地性環濠集落」とは、高台に造られ、周りに濠をめぐらせた集落のことを指し、戦いのための防御のムラと考えられています。このような遺跡の重要性から平成28年10月に国の史跡に指定されました。