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村上市の市民協働のまちづくりについて
村上市は「地域の元気づくり」 として「市民協働のまちづくり」に取り組んでいます
市内各地域が抱える課題の解消や地域の活性化を目指して取り組む「市民協働のまちづくり」。 本市では、「地域の元気づくり」として、市民の皆さんと行政が一体となって、市民協働のまちづくりに取り組んでいます。
今、なぜ市民協働のまちづくりに取り組んでいるのか
地域で抱える不安を解消するために
県内で、一番大きな面積を持つ村上市。自然や伝統文化、郷土の食など魅力あふれる地域の宝が多くあります。その宝を活かし、現在、多くの方々が活躍をしています。
しかし、年々地域を担う子どもたちが減少する中、年齢が65歳以上の方の市の全人口に占める割合が、現在10人中3人以上と増加する傾向にあり、将来の地域を支える人材が不足する傾向にある中、伝統的な行事などの地域活動が続けられるか不安なところも現れようとしています。
そのため、自然や伝統文化などの地域の宝を活かした取り組みを、地域の皆さんや各種団体、行政が共に進め、「地域の元気づくり」を実現する事で、不安を解消する必要があります。
地域らしさのあふれるきめ細かなまちづくりを実現するために
合併により、旧市町村間の公正・公平を保とうとする画一的な行政運営では、地域の特色が失われてしまう可能性があります。そのため、地域の魅力や個性といった「地域らしさ」を保ってもらうため、地域の状況に応じたきめ細かなまちづくりを、市民の皆さんと行政が共に支え合いながら進める必要があります。
村上市が行う市民協働のまちづくりについて
地域の元気づくりから始まる協働のまちづくり
村上市の「市民協働のまちづくり」は、「市民(地域)と行政が共に進め、活気ある元気な村上市を創造していくことを基本目標」としています。
※人的支援とは、市役所職員がそれぞれの地域の担当として、地域の皆さんと共に活動し支援することです。
※財政支援とは、地域まちづくり組織に対して、活動を進めてもらうために交付する「地域まちづくり交付金」のことです。
具体的な推進状況について
「市民協働のまちづくり」を具体的に進めるため、その推進組織として、平成23年度末、町内や集落が一定規模単位にまとまった「地域まちづくり組織」が、市内に17組織設立されました。
各組織には、地域の担当として市職員を配属し、地域の皆さんと共に活動を行っています。
また、各組織は市からの「地域まちづくり交付金」による財政支援を受け、それぞれの特色を活かした活動を行っています。その活動は、伝統文化の継承、町内・集落支援、地域の安全確保、景観づくり、イベントの開催による地域活性化、地域資源を活かした新たな商品開発など多岐に渡っています。
詳細な活動内容については、各地域まちづくり組織のホームページ(※「市民協働のまちづくり」のトップページにリンクがあります)をご覧ください。
これからの市民協働のまちづくりについて
市民の皆さん一人ひとりが主役となり、主体的な地域の課題解決に向けた取り組みを進め、さらなる地域の元気づくりにつなげることで、市民の皆さん一人ひとりが輝き、誇りを持って暮らしていけるように取り組みを進めていきます。