ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

水道水の濁りについて

記事ID:0087863 更新日:2025年2月10日更新 印刷ページ表示

濁水の原因​

 水道管の破損や水道工事、消火栓の使用により、水道水に濁りが発生する場合があります。

 白い濁りは、水道管の布設替えなどにより、水に溶け込んだ空気が小さな気泡となるため、白く濁ったように見えています。

 赤茶色の濁りは、水道管内の錆が剥がれ水道水に混ざることによるものです。水道管の破損や水道工事、消火栓の使用などにより、水道管内の水の速度や向きが変化し、蓄積された錆が剥がれ赤茶色の濁りが生じます。

 予定された工事などで濁りが発生する可能性がある場合は事前にお知らせいたしますが、予期せぬ事態により濁りが発生することがありますので、下記を参考に対応してくださるようお願いいたします。

 

濁水の対応

  • 白い濁り

 しばらく水を出すと透明に戻ります。

 水の色が戻らない場合は別の要因が考えられますので、水の使用を控え、上下水道課までご連絡ください。

 飲用した場合でも、白く見えるのは空気のため健康被害などの心配はありません。

  • 赤茶色の濁り

 使用を控え、外の水栓から水を流し、透明になってからご使用ください。

 しばらく水を出しても濁りが取れない場合は、漏水などの影響で水道本管内の水が濁っている可能性があります。その場合、上下水道課が付近の消火栓などから濁水を排水し、水をきれいにしています。作業終了後には、外の水栓から水を流し、透明になったことを確認してからご使用ください。

 赤茶色の水は味が悪いため、口にしたとき気づくと思われますが、誤って少量飲用してしまっても、鉄は人体への吸収率が低く、大部分が排出されるため健康被害などの心配はありません。

 給湯器(エコキュート、電気温水器など)や浄水器、トイレなどは詰まることがありますので、濁りが治まったことを確認した後にご使用ください。

 給湯器(エコキュート、電気温水器など)や貯水槽などの水道水を溜める施設(タンク)がある場合は、濁り水が入らないように流入側バルブを閉めてください。濁り水が入った恐れがある場合は故障の原因になるため、水抜きを行い、フィルター(ストレーナ)がある場合は清掃してください。取り扱いについては、説明書や設置業者にて確認してください。

 

その他のトラブルについて

 上記以外でも、使用している給水管の材質や器具、貯水槽の不適切な管理などが原因となり、水道水の色や臭いが変わったり、異物が混入する場合がありますので、上下水道課までご連絡ください。

 

参考資料


・一般社団法人 全国給水衛生検査協会

 水道水の様々なトラブルの原因と解決法をわかりやすくイラストなどで説明しています。

 解決法は下記ファイルをご覧ください。

一般社団法人 全国給水衛生検査協会 「水道水のトラブル解決法」 [PDFファイル/616KB]

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)