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ほ場整備事業の推進について
朝日地域ほ場整備事業
朝日地域のほ場は、昭和中期から後期にかけて整備した不整形かつ狭小なほ場や狭隘な農道が多く、近年では農業者の高齢化や労働力不足により、条件の悪いほ場の耕作を放棄してしまうケースや離農する農業者もでてきています。
農業法人や認定農業者など担い手への農地集積を進めていますが、不整形かつ狭小なほ場では大型機械の導入が困難であり、作業効率が悪く収益も上がらないことなどから、引き受け手の確保が困難な状況です。
また、用排水路などの農業用施設についても老朽化が著しく、その維持管理に多大な労力を必要としています。
そのようなことから、ほ場整備事業を実施し、ほ場の大区画化や農業用施設を改修することで、大型機械の利用が可能になり農業生産性の向上が図られ、更には担い手への集積・集約が進むことで、農業従事者の所得の安定および向上など、持続可能な農業を目指すものであります。
現在、村上市の朝日地域では、新潟県が実施主体となる経営体育成基盤整備事業「農地中間管理機構関連型」を進めています。長津地区はすでに着工しており、そのほかの地区では事業採択に向けて地元住民の皆さんを中心に活動しています。
ここではその活動を推進するための団体である朝日地域ほ場整備推進協議会の活動内容をご紹介します。