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令和2年3月に策定しました「第2期村上市子ども・子育て支援事業計画」が令和6年度で終了することから、これまでの課題を整理し、国の「こども基本法」や「こども大綱」の考え方を踏まえ、すべてのこども・若者が尊重され、健やかに育ち、幸せに生活できる村上市の実現を目指すため、令和7年度から令和11年度を計画期間とした「村上市こども計画」を策定しました。
家庭・地域がつながり | 第2期計画の基本理念「子育てを みんなで支えるまち むらかみ」の「みんなで支える」の考え方を踏襲し、すべての市民がこども・若者に関わりを持つ |
こども・若者の思いと権利が尊重され | 「こども基本法」「こども大綱」のこどもの意見や権利を尊重する方針を踏まえ、18歳未満のこどもだけではなく、若者も含めた支援を展開していく |
「やりたい」を実現できるまち | こども・若者の自己肯定感を高めるとともに、将来の夢や希望を村上市で実現し、活力があるこども・若者がたくさんいる村上市を目指していく |
こどもの権利を保障し、こどもの健やかな成長を支援するとともに、「こどもまんなか社会」の実現の基盤をつくるため、啓発や情報発信を行い、社会全体でこども・若者を応援し、支える気運を高めます。
こども・若者等が生涯を通じて健康を保持できるよう、妊娠、出産から幼児期までの切れ目のない支援や思春期におけるこころの健康づくりまで、一貫してこども・若者等の心身の健康づくりに取り組みます。
生涯にわたる人格形成の基礎を培う教育・保育サービスの質・量の充実を図るとともに、子育てをする保護者が安心して利用することができる相談・支援体制を構築します。さらに、「共働き・共育て」を推進し、家庭と職場の両面で子育て家庭の両立支援を進めます。
生活に困難を抱える子育て家庭を支援し、多様な主体が連携しながら、困難な状況にあるこども、子育て世帯を誰一人取り残さず、早期にその特性や支援ニーズに応じた適切な支援につなげるための環境づくりを推進します。
いじめや体罰、児童虐待、性暴力など、こども・若者の権利を侵害するあらゆる暴力等を許さない養育環境をつくります。こども・若者の安全・安心を阻害する様々な事項に対し、予防対策や支援体制の強化を図ります。
虐待や障がいなどの困難な状況に置かれたこども・若者やその家庭に対し、個々の現状等に応じたきめ細かな支援を行います。また、障がい等のあるこども・若者やヤングケアラーを、適切な支援につなげます。